【超閲覧注意・独自設定】Welcome to UNDERGROUND

  • 1二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 20:47:38

    電子の海の何処かにあるという、「UNDERGROUND」と言う場所。
    そこには、M∀LICEと呼ばれる者達が支配している。

    ここは、そんな彼女達の世界を垣間見る話だ。

  • 2二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 20:52:46

    >>1

    UNDERGROUND。そこに接続した者は、永遠の幸福を約束される・・・。


    そんな噂を聞きつけて、一人の少女がやってきた。

  • 3二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 20:56:23

    >>2

    少女の表情からは疲れが見えていた。

    年は分からないがおおよそ高校生位だろうか。

    彼女はどうやら何らかの問題を抱えているみたいだった。

  • 4二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 21:06:02

    >>3

    少女「はあ・・・。どうしよう・・・?」

    彼女の名前は、有栖緋奈子(ありすひなこ)。仲良しだった友人の白羽琴華(しらはことか)と喧嘩をしてしまい、どうやって仲直りしようか悩んでいたようだ。

    家路に着く最中、いつものようにスマホをMDプレイヤー代わりにしていると、異変が起きた。

    緋奈子「え?な、なにこれ・・・?」

    緋奈子のスマホには、猫耳の少女のにやけ顔が映っていたのだ。ただ、緋奈子はこんな画像を持っていない。

  • 5二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:07:50

    >>4

    その画像の主はニヤけ面を浮かべながら

    こちらを見ていた

    緋奈子「何これ?消さないと…」

    画像を消そうとしたその時

    ?「待って待って、画像を消さないでください。」

    どこからか声が聞こえた。

    声の方向を探るとそれは自分のスマホからのものだった。

  • 6二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:10:14

    >>4

    緋奈子「ど、どういう事?」

    声の主「おめでとうございます。貴方は選ばれました。」

    声の主はどうやら、猫の少女のようだ。

    声の主「これから貴方には、UNDERGROUNDに接続してもらいます。」

  • 7二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:38:07

    >>6

    緋奈子「え、UNDERGROUNDって何?」

    声の主「まあまあ、あなたの問題も晴れるかもしれませんよ。さあ、参りましょう。」

    緋奈子「え、だからまだ心の準備が…きゃあアアアッ!」

  • 8二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:38:49

    似た感じのスレタイなので聞きますが聖域シリーズとかの過去作のまとめってないですかね?(人違いであれば消して欲しいです)

  • 9125/03/05(水) 22:46:47
  • 10二次元好きの匿名さん25/03/05(水) 22:49:27

    >>7

    そして、緋奈子がやって来たのは、チェック柄の部屋だった。

    緋奈子「ここって…………?」

    緋奈子の視線の先には、ウェルカムドリンクのつもりなのか、グラスと縮小化のラベルが張られたボトル、そして、巨大化の柄のクッキーが置かれた皿があった。

  • 11二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 00:04:45

    緋奈子「これって…アリスの…」
    彼女は訝しんだが部屋から出る扉はとても小さい
    緋奈子「ひょっとしてこれを…」
    彼女は意を決してボトルの中の飲み物を口にした

  • 12二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 08:31:59

    >>11

    緋奈子「ひ、ひゃあああ!!」

    瓶の中のドリンクを飲むと、緋奈子の体が小さくなった。

    緋奈子「よし。コレなら行ける!」

    緋奈子が扉に手をかける。そして部屋を出ると、そこに広がっていたのは、大きな広場だった。

  • 13二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 12:31:44

    >>12

    緋奈子「身体が小さくなったから広く感じる…まるでアリスね。でも、服も小さくなって良かった…」

    彼女があてもなく歩いていると呼び止める声があった

  • 14二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 15:14:20

    >>13

    ??「おーい!そっちは危ないですよ!」

    振り替えるとそこにいたのは、赤いドレスを着た、ウサギ耳の少女だった。

    WHITE RABBIT「ようこそ、UNDERGROUNDへ。私は、WHITE RABBIT。M∀LICEの一員です。」

  • 15二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 17:20:29

    >>14

    緋奈子「えっ?あっ、ありがとう…」

    WHITE RABBIT「おや?どうやら貴方はここに迷い込んだようですねー。」

    緋奈子「ええ…画面を見たら突然、猫のコスプレをした女の子のニヤケ顔が出てきて、眺めてたらここに…」

    WHITE RABBIT「ああ、それはきっとキャットの仕業ですね。貴方に何があったか知りませんが、探しに行きましょう。」

  • 16二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 19:47:27

    >>15

    WHITE RABBITにつられて、UNDERGROUNDを歩く緋奈子。道すがら、緋奈子と話していた。

    緋奈子「にしても、ここってかなりサイバーチックな場所ね。」

    WHITE RABBIT「はい。何しろここはUNDERGROUNDですので。危険なものがいっぱいあるんです。」

  • 17二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 19:55:36

    >>16

    緋奈子「ふーん、そうなんだー」

    WHITE RABBIT「ありゃ、あんまり興味無さそうですね。」

    緋奈子「そうね…今は早くここから出ないといけないし…」

    WHITE RABBIT「ひょっとしたら私達の事は…」

    緋奈子「そうねー知ってると言えば知ってるかな。友達がよくやってるし。」

    WHITE RABBIT「なるほど、でしたら…」

    緋奈子「でもごめんなさいね。私は主に集めるのが好きで、デュエルってやつはやらないの。可愛いカードは良く買うけど…」

    WHITE RABBIT「なるほど…そうなんですね。」

    他愛も無い会話を続けながら2人は歩いていると、やがて森にたどり着いた

  • 18二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 20:31:35

    >>17

    Cheshire Cat「にしし。今日も面白そうなネタが大量大量♪」

    森の中では、猫耳の少女が、画面を見ながら微笑んでいた。

    緋奈子「あ!あなたね!私をここに呼んだのは。」

    Cheshire Cat「おっと。如何にも。なにぶん、怪訝な顔をしていた者で、つい呼んでしまった次第。」

    White Rabbit「ちょっと!妄りにUNDERGROUNDに人を呼んではならないと、女王陛下にキツく灸を据えられたばかりでしょうに!」

    二人の少女を見て、緋奈子はある事に気がついた。

    緋奈子(あれ?そういえば、なんで顔が似ているのかしら?)

  • 19二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 20:37:45

    >>18

    Cheshire Cat「おや?何か疑問を持っておられる様子ですね。」

    緋奈子「え、ええ…なんであなた達は顔がよくにているのかなあ…って」

    Cheshire Cat「なるほど、実は私達は姉妹…」

    White Rabbit「って、違うでしょ!」

    Cheshire Cat「もう、ツッコまなくても、実は私達は素体を共通とする電脳生命体とも言うべき存在でして。」

    緋奈子「なるほど、だから似てるのね。」

    White Rabbit「そうなんです、ただ姿形は似ていても性格は違うみたいなんですよね。」

  • 20二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 21:08:45

    >>19

    疑問が解けたところで、いよいよ本題だ。

    緋奈子「それで、私をここに呼んだ目的は何?」

    Cheshire Cat「それなんですが・・・。」

    ???「では、私が説明いたします。」

    その声に緋奈子は動揺した。そこに映っていたのは、Cheshire Cat達よりも派手な格好をした純白のドレスを着た女性と、チェスの駒を模したメイド服に身を固めた琴華が映っていたのだ。

    緋奈子「こ、琴華?!どういうことなの?」

    困惑する緋奈子。琴華は笑顔を貼り付けて、抑揚のない声で、緋奈子に語りかける。

  • 21二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 21:49:23

    >>20

    琴華「私はこの方達によって真の幸福を得たのです。苦しみも、悩みも無く、素晴らしき主にお仕えするために」

    そう彼女が言うと白いドレスを着た女性が口を開いた。

    WHITEBINDER「そう、彼女は私の従者、色々と苦しんでいた彼女を私が助けたの。」

    緋奈子「そ、そんな…」

    琴華「私は真に仕える方を見つけることができ、幸福です。さようなら、緋奈子」

    緋奈子「待って!あなたが何かしたんでしょ!友達を返して!」

    WHITEBINDER「返してと言われても…あなた達はさっきまで大喧嘩をしてたじゃない。「もうあんたなんか友達じゃない」って言ってたわよね。」

    緋奈子「そ、それはそうだけど…でも、大切な友人なの。」

    WHITEBINDER「そうくると思ったわ。では取り引きをしましょう。」

  • 22二次元好きの匿名さん25/03/06(木) 22:29:00

    >>21

    WHITE BINDERの課した条件とは、己と対となる「赤の女王」との謁見。そして、そこで開かれる決闘の参加。この二つだ。

    WHITE BINDER「無論、決闘は私達なりのやり方で行います。つまるところ、チェスの対決ですわ。」

    緋奈子「そうなのね。チェスは心得ているわ。」

    琴華「では、決闘の場にて、お会いしましょう。」

    こうして、緋奈子は、赤の女王に向かうこととなった。


    一方、知らせを聞いたRED RANSOMは、WHITE BINDERと何かを企てていたようだ。

    RED RANSOM「わかったわ。されど、随分と危ない橋を渡ったわね。」

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