- 1カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/18(火) 17:49:47
~~~INTRODUCTION~~~
「フロア・セントラル」は、1900年代から長らく計画され建造が続けられてきた巨大人工島である。
世界の海抜が大きく上昇し陸地の凡そ5割が海面の下へと沈んだ現在、2100年代の地球に於いて、太平洋上に浮かぶその鋼鉄製の大地は人類にとって最も主要な生活拠点として機能している。
中央政府による統治、限られた世界の中で日々を暮らす人々、解放を謳う無法者達とそれを取り締まる警察機構。
混沌とした科学技術といつからか人に宿る様になった異能。
ようこそ、セントラルへ。
ようこそ、人類最後のフロンティアへ。
~~~~~~~~~~~~~~
・wiki(「大雑把な世界観」の項目をご一読ください)
ここだけ異能集う海上都市【1/31更新】INTRODUCTION 「フロア・セントラル」は、1900年代から長らく計画され建造が続けられてきた巨大人工島である。 世界の海抜が大きく上昇し陸地の凡そ5割が海面の下へと沈んだ現在、2100年代の...w.atwiki.jp・前スレ(パート数ミス)
【置きレス参加推奨】ここだけ異能集う海上都市part2|あにまん掲示板~「フロア・セントラル」は、1900年代から長らく計画され建造が続けられてきた巨大人工島である。世界の海抜が大きく上昇し陸地の凡そ5割が海面の下へと沈んだ現在、2100年代の地球に於いて、太平洋上に浮…bbs.animanch.com - 2カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/18(火) 17:50:54
【参加したい方へ】
・新規参加の方はまずは進行中の裏スレにてキャラクターの作成と登録をしましょう!個人が保有出来るキャラクター数に制限はありませんので、まずは自分が一番動かしやすいと思うキャラを一人作ってみることをおすすめします。
・分からないことがあれば裏スレで聞いてください。
・当スレでは『置きレス』形式でのご参加を推奨しています、1日1レス返せれば良いor返って来れば良い、くらいの心持ちで。
・ただし連絡の無いまま待たせ『過ぎる』のは厳禁です、どうしても2日以上返信が滞ってしまいそうな場合は、予め裏スレの方でお相手にご連絡をさしあげてください。
・「私生活があるしリアタイ参加は難しい……」「荒らしとかしてないのにいきなり規制食らったんだけど!?」「スレの速度に着いて行けねぇよ~(涙)」とお悩みの方々、どうぞ一度お立ち寄りください。
・参加者及び参加者各自が保有しているキャラクターを管理する為、参加時には名前にトリップをつけることをお願いしております。
・あにまん管理側による集団規制、また個々の回線の問題などでスレ建て者によるレス削除等の管理が行き届かない場合があります、荒らしには反応せず通報やスルー対応を徹底してください。
・エロシチュグロシチュも許容いたしますが、ディープな描写をする場合はテレグラフを用いるなど削除されない様に対策をお願いします、またお相手がそうした描写を嫌がっているのに無理強いするのもやめましょう。
・次スレ建ては>>190を踏んだ方にお願いします。
- 3カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/18(火) 17:51:09
【禁止事項】
・確定ロール、無敵ロール、一般的にこういった遊びで敬遠される行為は同じく禁止です。
・ただしこれら↑をうっかりしてしまう場合もあります、見かけた場合まずはやんわりとした口調で注意をお願いします。
・その他、お相手が「これは嫌だ!」と言う行為も都度対応していただければと思います、円滑な遊びの為にもコミュニケーションを大切にしましょう。
(以下キャラクリ時のお願い)
・当スレはオリスレです、版権キャラ、版権設定のご利用はご遠慮ください。
・舞台を破壊しかねない様な大規模の能力はご遠慮ください(例:「半径数kmに渡って凍結させるor炎上させるぜ!」「島の地面に海まで貫通する巨大な穴を開けられるぜ!」など)
・対処不能、或いは対処法が極端に限られる能力はご遠慮ください(例:「俺が時を止めた……動きたければお前も時の世界に入門するしかないぞ」「俺の質問に答えた奴は問答無用で洗脳されるんでよろしく~」など)
・舞台に単独で多大な影響を及ぼしてしまいかねない権力者キャラはご遠慮ください(例:「俺はフロア・セントラルの航行先を全部決められる船長で……」「俺がこの島の権力の頂点に立つ大統領なんだよね」など) - 4カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/18(火) 18:05:30
>>10まで保守
- 5カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/18(火) 18:05:42
ほ
- 6カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/18(火) 18:05:55
し
- 7カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/18(火) 18:06:08
ゅ
- 8カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/18(火) 18:06:18
お
- 9カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/18(火) 18:06:30
わ
- 10カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/18(火) 18:06:40
り!
- 11工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/03/19(水) 17:10:22
【シチュエーション:日常 (恋愛発展OK) 当シチュ内募集人数:先着2名様まで 使用キャラクター:ドルフ・カーペンター】
【人工太陽光が郎らかに照らす街中。中流層の人々が多く行き交う表通りに面する位置に、そこそこの広さの店があった】
ありがとうございました
またお越しください
【穏やかなバリトンボイスとともに退店していく客を見送る、逞しい体つきの男性。彼こそが、この『カーペンター工房』の工房主:ドルフ・カーペンターである】
【『カーペンター工房』は例の動乱後に創設された新参者だが、納期を確実に守り、必ず良質な品を売るという実績に加え、コンセプトが『民間向けの護衛武器』という目新しさから注目を集めている工房である】
【尚、絶賛バイト募集中】 - 12赤竜リン◆TLgBupPGjQ25/03/19(水) 19:15:37
- 13高峰◆ezNuJTQSjE25/03/19(水) 20:02:33
- 14工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/03/19(水) 21:04:33
……あ、あぁ!
これはどうも、工房主のドルフ・カーペンターです。カーペンター工房へ、ようこそ!
バイトは何人でも募集してますよ
【一瞬、少女のまるでファンタジー映画から出てきたような容姿に瞠目するも、すぐに切り替えてカウンターから出てくると、ドルフは二人に向かって丁寧に会釈した】
奥で面接をしますので、今から案内しますね
……おーい!誰かカウンター変わってくれ!!
「はーい!」
【温和な声に表情。その要素だけを切り取れば、何の変哲も無い、落ちついた人物だと感じるだろう】
それではお二人とも、こちらへどうぞ
お茶か何か飲まれますか?
【だが、右目に嵌め込まれた義眼とメタリックに輝く合金製の右腕。そして顔の右上を覆う火傷跡が、その印象を強く塗りつぶしていた】
- 15高峰◆ezNuJTQSjE25/03/19(水) 22:38:26
- 16アル ◆Zc3hYIbqyI25/03/20(木) 00:04:26
前>198
(顔だけ振り向き)
その様子じゃあいつまで経っても物売りには向いてないわな、「精神が不完全」だわ。
ガキ臭いったらありゃしねぇ。
まぁそれに関しちゃこっちも大して変わりゃあせんが…
足が欲しいなら、ほい
(足を飛ばす。何か過剰に動いて熱を持たされているようだ。このままだと危険だろう)
- 17ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/20(木) 01:06:57
前スレ200
【ガブリエルの右腕が解け、数多の工具の中心からポンプのような部品が出現する。そのまま飛ばされた脚に向かって凍るような冷水が放たれ、熱を失うと同時に推進力が弱まる】
【そして左腕だった工具が脚に伸び、一瞬で部品の最小値まで解体された。無理に破壊された部品は存在せず、まるでこれから組み立てるばかりと言わんほどにバラバラにされている】
「実に汎用的な造りだね。君自身もだ。凡夫どもは俺を理解しない。俺の完璧さを理解するのは、俺とガブリエラだけ。そんなガブリエラを一瞬でも奪ったのがお前の罪」
『ガブリエルを私に傷つけさせるなんて。私からガブリエルを引き離すなんて。完璧なガブリエルを理解してるのが完璧な私。その均衡を崩すなんて、神すら許さない大罪』
((…………が))
((マジで納期ヤバいんだよなぁ……))
【今回の仕事はアングラなお客様。次延ばしたら工房を消し飛ばすとまで言われてしまっている】
【ここで暴れて警察に拘束されるとマズイ。カチューシャに言われたことが引っ掛かかる。精神を同じくする恋人たちは、同じタイミングで天を仰ぎ、戦場から目を離した】
- 18アル ◆Zc3hYIbqyI25/03/20(木) 01:21:15
- 19カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/20(木) 08:55:22
- 20ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/20(木) 13:07:17
『まず、あがっ………………』
【ガブリエラの顔が一瞬歪んだあと、目の焦点が合わなくなり、アルフレッドの方角へ引き寄せられる。永遠に釣り合うはずの天秤が、いとも簡単に傾けられる】
「お前っ!!よくも、よくも……!」
【激昂してガブリエルは駆け出す。躰を前に傾けるのは、自分の理解者を失う怒り。一方空気の抗力が、他人の心情以外には聡い頭脳が、彼の頭を冴えさせていく】
(操作する瞬間の隙を突くつもりが……!ガブリエラと同時に戦えないとなると……いや、ガブリエラと戦わされる可能性すらある。見誤った。そうなると手数なんて関係ない。こちらの勝算はスピード!他も脚みたいに、一瞬で解体して……)
【ふと気づく。目標は厚着の服で身体を覆っている。四肢のパーツを一瞬で解体するとなると、飛ばされた足のようには解体できない】
【“服から出さざるおえないパーツ”。それは頭部しかない。しかし、それを解体してしまったらどうなるか。もし脳みそを残してあるタイプだとしたら?もし頭部に意識が宿っているタイプだとしたら?】
【ガブリエルの脚が、工具の射程のきわで止まる。無理矢理逆方向に力をかけたせいで、道路がへこんだ】
「…………お前、頭部で生きてるタイプ?」
【ひきつった笑顔で問いかける少年は、先程の孤独への恐怖とは違う不安を抱えていた。先程までの妄執を宿した不気味な機械とはまるで他人のようだ。その様子は、悪事を唆された育ちの良いお坊ちゃんにしか見えなかった】
- 21ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/20(木) 13:12:47
- 22赤竜リン◆TLgBupPGjQ25/03/20(木) 19:43:52
- 23アル ◆Zc3hYIbqyI25/03/20(木) 21:30:50
- 24工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/03/20(木) 21:31:33
- 25高峰◆ezNuJTQSjE25/03/20(木) 21:54:43
- 26ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/20(木) 23:03:31
- 27アル ◆Zc3hYIbqyI25/03/21(金) 00:18:26
- 28柳葉悠◆tsGpSwX8mo25/03/21(金) 01:45:32
(前スレ197)
ふふ、確かに気が合うかもね、私達〜
(綺麗な目をしてるなぁ〜、と思いつつ優しげに笑って)
ほんと大きいよね〜、この辺一帯の人達が買い物に来るからこんなに大きいのかなぁ…ま、とりあえず買うもの買っちゃおうか
(流石にスーパーの中でタバコを吸う事はしないのだろう、煙草の火を手の甲で消しつつスーパーの中へと向かっていく) - 29赤竜リン◆TLgBupPGjQ25/03/21(金) 01:46:42
- 30ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/21(金) 03:36:21
- 31工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/03/21(金) 07:12:57
- 32カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/21(金) 07:48:39
- 33高峰◆ezNuJTQSjE25/03/21(金) 12:01:29
- 34アル ◆Zc3hYIbqyI25/03/21(金) 14:29:06
- 35ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/21(金) 18:06:45
【ガブリエルが片手でガブリエラを制止し、アルフレッドが去るのをを睨みながら見届ける】
「久しぶり、ガブリエラ。今回はやめとけ。俺たちじゃ無力化は無理だ」
『ああ、無力化は無理?殺しはセーフ?でも殺人は、ねぇ……』
「本当に嫌な目にあった!異能とは、実に凡夫と天才の境界線を曖昧にするものだ」
『足直してけ、だっけ。誰が直してや…………』
【途端、双子の口がチェシャ猫の様に弧を描く】
【ガブリエルが道に倒れ込んだ青いブーツを、ガブリエラがカチューシャの方を見やる】
『やあやあ、私たちのモニタリングに参加したがってたのに。実に哀れだ。だが喜べ!特別に私たちの異能を、その目に見せてあげよう!』
「工学における規格問題。精密機械ばかりの現代で、別々に作られた物を繋ぎ合わせるのは、中々難しい」
『だが、俺たちの辞書に難しいという文字は存在しない』
「あなたは完璧(ピグマリオン・エフェクト)。俺が生まれ持った、“製作可能な物を必ず作る異能”。
『そしてその異能は、“ガラディア”たる私にも宿っている』
【ガブリエルが青いブーツを放り投げる。ガブリエラの両腕が、蝙蝠の羽のように広がる】
【ブーツが足と同じく解体され、布や謎の機械がが地面に落ちる。瞬間、解体されたはずのアルフレッドの足がガブリエラの手に収まっていた】
「青が良いって言ってたもんな?」
『直しておけとも言ってたもんな?」
「『制御パーツは抜いておいたが!!』」
【アルフレッドが去っていった空に、イタズラが成功した子供の様に笑いかける】
「あ、お嬢さん治験やってく?」
『騒ぎになっちゃったし、私たちの家行く?』
「天国みたいなソファ見せてあげようか?」
- 36カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/21(金) 19:10:16
【とある少女の名を冠した組織に所属、させられていた身の上なのでどこか思い浮かぶ神出鬼没な猫の如き笑みとその無機質な双子が織り成す行為を眺める】
…ピグマリオンなんだぁ、しゃれた名前だねー
【生産技術系、あるいはクラフト系とも呼ばれる異能のネーミングを舌で転がし、たしか神話か何かだったなと思う。
基本的に学は無いし、常識的なことを知らないこともあるけれど知識は無駄にある。育ての憎き組織曰く日常風景に馴染めない暗殺者や戦闘員なんぞ運用に問題しかないとのことだ】
ついに治験って言っちゃうんだねぇ~…そーだね~
【何より異能のヒントにもなるので、疎らにそういった知識はある。さて家なき子がなんでピグマリオンなんぞを知ってるかどうかは置いておいて、モルモットとして工房に招かれてしまった。
逃げることもぶちのめすことも容易だが、こういう手合いは機嫌を損ねるととっても面倒臭い。さっきそうなってたのを見た】
アタシに害が及ばないならお家、行ってあげてもいいよ~なんかドレスとかリボンみたいかのあるぅ?
【甘く煮溶かした声で尋ねる。有益そうなら機嫌を損ねてでも持ってくし、そうでなかったら友好的になれるのならなるべきだ。善人や正義が敵になる身分で、さらに敵を増やしてどうするのか】
- 37ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/21(金) 21:33:28
「パパの知り合いが付けてくれたの」
『教育学者やってるの』
「『我らが褒めて伸びるタイプだと気づいてた!』」
「あの男は見込みがある」『実家時代の素敵な思い出』
「俺が死んだら」『私が作って』
「『“ピグマリオン”って名前を付ける!』」
【異能名を褒められて、同時にふふんと鼻を鳴らす。教育学におけるピグマリオン・エフェクトもかかっているのだと、間接的に誇示する。ついでに“ガブリエルの死後”の話もするが、こちらは意味を伝えようとも思っていないだろう】
【カチューシャから色良い返答が返ってくると、さらに気分を良くしてステップを踏んだ】
「ドレス?リボン?もちろんあるぞ」
『私たちの工房には、この世に存在する全てがある』
「妙ちきりんなリボンばかりの、リボンコレクターのお眼鏡も叶えてやる」
『良質なデータが取れたなら、コレクション増やしてやっても構わんぞ』
「『では一も二もなく決まりだな!』」
【スーツケースにブーツとアルフレッドの足を詰め込み、鍵をかけて歩き出す】
「家の門限はいつなんだ?長くなるかもしれないから、夕飯キャンセルしといたら?」
『この世の全てがあると言ったけど、今ウチには人間用の食べ物は無いんだった。何食べる?買ってきても食べに行っても良いぞ』
(※どのあたりで完結させますか?)
- 38アル ◆Zc3hYIbqyI25/03/21(金) 22:35:35
- 39カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/21(金) 22:38:11
なるほどぉ!そうなんだぁ~
【気の抜けた返事。一応頭の片隅に相手の情報は突っ込んでおくけれど、詳しく相手の事情を考える気はないので軽く流しておく。
教育学者、果たして自分と会ったらどういう名でもくれるのだろうかと思いつつ】
ほんと~?リボンには一家言あるかもよ~
【異能について、気付かれただろうか。まあ目に見える範囲でも装飾過多だしこうやって正面から会ってる時点で隠す意味も気もあまりない。
実際リボンはなんとなく、本能か何かなのかカーボン製や絶縁体といった実用的な特注リボンから単なるリボンまで色々コレクションしているし巻いてる。大体のリボンは組織の施設から拝借した品と闇ブローカーに注文した品だ】
面白いのあったらうれしい~…門限?ないよぁ。別に食べなくてもだいじょーぶだけどぉ…なんか適当に買っとこーか
【門限を決めるような保護者は居ない。というか家もその門が無い。自由に行動できるため、時間が掛かるのならとツインテールの頭を揺らし、目に入った適当な機能性食品の売店へ寄る。一般ヒト型用は安価で懐に優しい。味は優しくない】
(※そちらの自由で大丈夫です。なんかリボンくれた終わりでもちょっと仲良くなったエンドでも、工房で作品ツアーでもOKです)
- 40ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/21(金) 23:34:41
『一家言でも百家言でも持ってこい』
「それをものともしないから、“パーフェクト・トゥウィンス”なのだ」
『しかし門限が無いとはな』
「随分と放任主義な家だ」
【夕餉の話をしたカチューシャが売店に入っていく。二人は顔を見合わせ少し考えた後、彼のリボンにじゃらされる様に追いかけた】
「ほーう、こういった店に入るのは本当に久しぶりだな」
『セントラルに来てから初では?こっちに来た時は機械の躰だったし』
【棚に並んだ機能性食品を見てギョッとする】
『え、安……!?私たちの燃料費がジリっと上がり続けてるこのご時世に!?』
「栄養価のコストパフォーマンスもどんどん進歩してるんだな……。やはりたまには行かない場所に行ってみるもんだ」
『家で分析してみよっか。食品は作品対象外だけど、エネルギー効率なら新しい作品に繋がるかも』
「お嬢さんのオススメは?一番調子が良くなるものを教えてくれ」
【カゴを取って片っ端から機能性食品を入れていく。少し離れた場所にいた客がシュールレアリズムの絵画でも見たかの様な顔になった】
(※ありがとうございます。じゃあ工房を軽く描写してから、リボンの要望を聞いてエンドで良いですか?)
- 41カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/22(土) 10:42:23
【物乞い以外で家なき子を主張しても仕方がない。放任主義な家ですらないのを隠すわけでもないけれど説明も面倒なので生返事し、売店の棚を見る。
高カロリーな健康商品というちょっと矛盾した品から
主義や宗教的な問題をクリアした食品。身体的特徴型の異能者、まあ動物的特性保持者とか色々呼び方はあるが有り体に言うと異能が体質にまで影響した人向けの品まで】
オススメ~?ん~と…これこれ一般ヒト型用。これはねぇ、その中でもいっちばん安いやつだよぉ
【一般ヒト型用というのも差別的だとかで「Ⅰ種人類A型~C型向け」みたいなのが好ましいなんて声もあるらしい。そうそう、異能だけでなくサイバネティックス手術の有無とかでも変わるとか変わらないとか。
異能とその影響で人の分類も体系化が上手くいっておらず、コロコロ変わるため庶民的には一般ヒト型用が最も分かりやすい。分かりやすいは優先的なのだ】
おふたりさん意外と最近セントラルに来た?
じゃあこのヤバい代物がなにか教えてあげよー…これは~いろんな人工タンパク質とかで作られた合成食品たちが、メーカーさんたちの努力でできる限り美味しくされてるというのにぃ…
【手に取ったのは無地のパッケージ。良く言うとシンプル・イズ・ベストなデザイン、悪く言うとローコストな無機質なそれは雑多に置かれていた】
その美味しくするという作り手の義務を放棄したイワクツキだよぉ~
【2000年代の合成食品の方が50倍は美味しいと巷で噂の商品を手に取り、汚い物を持つように揺らす。因みに健康には一切問題がないと中央政府が証明してくれている。けれど飢えた野良犬も食わないとどっかのインフルエンサーが実験動画を上げていたとかなんとか】
(※大丈夫です。了解しました)
- 42ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/22(土) 11:36:28
「いや、セントラル暮らしは長いもんだがな」
『お嬢さんより長いかもよ?』
「『もう何年くらいになるんだろ』」
【ガブリエラだけがひい、ふう、いつ、と指を折り曲げる。しかし、折り曲げる指が一旦なくなった時点で、飽きてやめてしまう】
【ガブリエルの方はまだカチューシャから目線を外していなかった。“作り手の義務を放棄”という言葉にギョッとする】
「えぇえ……。そんな横暴が許されて良いのか?作り手たるもの、客を満足させる義務が……。いや、値段的に味にかかるコストを抑えて極限まで低価格や栄養価を優先……。いやストレスで寿命縮むだろ。本末転倒だろ」
【手に取るのを数秒躊躇うも、結局カチューシャオススメの品を一つカゴに入れる】
「俺たちの店のポリシーとは真逆だが、ううん、まぁ、そういうのもサンプリングの一つとして…………。恣意的にサンプルを除くなど、許されざる…………」
【横で話を聞いていたガブリエラと共に、うわぁ、引くわーという顔で店内を見渡した】
「『こういうのが好きとか本当に変な奴だな……』」
- 43赤竜リン◆TLgBupPGjQ25/03/22(土) 12:40:39
- 44二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 14:48:44
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- 45未亡人◆/a78W0Y8K625/03/22(土) 15:38:44
【シチュエーション:日常(戦闘、恋愛発展あり) 当シチュ内募集人数:先着1名様まで 使用キャラクター:袴葉 幽子】
カン カン
【セントラルの路地裏、明るいとはいえない場所を金属音が一定のリズムで響いている】
カン カン
「あぁ、また道に迷った」
「いつもと違う道を通ったのがいけなかったか」
「まぁ、いいか」
【籠を背負い、やたらと長い杖を持つ女が一人いる】
【その女は、まるで表情というものが無く、目の焦点も合っていない気もする】
「早く今日の分を売り切ってしまわないと」
【ふらり、ふらりと未だ路地裏を彷徨っている】 - 46カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/22(土) 16:28:55
じゃあこんな売店には来ないお金持ちさんかぁ…好きというよりは単に食べることが多い?
【訓練されているので大体なんでも食べられるけれど、生ゴミを漁るよりは衛生的なのだ。味以外は本当に問題がないので栄養状態が気になったときたまに購入してる。本当に味以外に問題がない】
合成ミートでさえお高いからね~
【陸地の半分が海に沈んだ世界での食料事情は常にレッドラインの危機状態。山岳や高地をどうにか耕地にしようとしたり、人工島でも水耕栽培やドームで覆った自然環境の再現といった事業によりなんとか人類は生存しているけれど、人工栄養素の合成食品でさえ家なき子には懐が痛い。
よって、味以外は優良なのだと3つほど購入してきた食品を服の下へ入れて】
じゃ…いこっかぁ
【甘く、砂糖を煮溶かした声で出発を促した】
- 47工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/03/22(土) 16:35:14
- 48重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/22(土) 16:53:02
「おや……こんな場所に女性一人とは、感心しませんね」
【女がまた一歩を踏み出そうとした瞬間、その手前の十字路から小さな人影が現れる】
【コンクリートで作られた陰影から浮き出るように輝く黄金色の瞳が、ゆっくりと瞬いた】
「確かに、ここは他の路地に比べれば安全ですが、暴力沙汰と全く無縁というわけではありません。……貴女のようなご婦人には適しませんよ」
【わずかに差し込む日の光に照らされて、上質な黒衣を見に纏った美しい少年の姿が、ハッキリと見える】
「もしお困りなら、僕が表通りまで案内しますが、どうしますか?」
【高貴な微笑を浮かべ、穏やかな口調でそう提案する彼の腰元には、見る者が見れば大業物とわかる、それは見事な洋剣が下がっていた】
- 49未亡人◆/a78W0Y8K625/03/22(土) 17:27:49
- 50ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/22(土) 17:48:57
「ははーん?その口ぶり……さては貧乏人だな?」
『というよりホームレス?通りで門限が無いと思った……』
「『あ!!つまりしばらくウチに泊まっても大丈夫!?』」
「治験、いやモニタリングだっけ」
『いっぱいできちゃうな!』
【ウキウキした様子でいっぱいの買い物カゴの商品を一番高い紙幣で支払う】
「ふふふ、それならそうと早く言え!」
『大丈夫だ!ウチの工房は広いからな!』
「『安全性も来週まではある!』」
【納期は来週末。流石に手を入れた工房を失うのは致命症。望外のモルモットに、双子は跳ねて踊るように店を出た】
「ほぉーら置いてっちゃうぞー!」
『リボン作ってやらないぞー!』
「『我らの工房にレッツゴー!!』」
「抱えて行くかー?」
『屋根飛んで行くかー?』
【ニコニコしながら、二人が手を差し出してくる】
- 51高峰◆ezNuJTQSjE25/03/22(土) 18:07:40
こちらは……ありがとうございます
【クーポン券を受け取る。確かこちらの店は例の動乱の後に開業した店だったか。動乱にて店主の何が変わったのか大きな興味が湧く。しかし聞くには尚早だろうと考えながら帰宅の準備を行う】
改めてありがとうございました
では、来週からよろしくお願いします
【そういって店の扉を開き、出ていった】
(※了解です)
- 52重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/22(土) 18:10:28
「……僕の善意を無碍にするんですか?」
【ピクリ、と綺麗な弧を描いていた眉がわずかにひくついた】
【満月を想わせる瞳に不愉快そうな陰が差す】
「……いえ、失礼。僕も配慮が欠けていました。初対面なんですから、自己紹介が必要ですよね」
【まつ毛を伏せ、深く一呼吸。神に愛される身である自分が、ただの言葉ひとつで余裕を崩すなどあってはならない】
【もしかしたら、この女性は慣れない場に身を置いている不安で疑り深くなっているだけかもしれない。教えにあるだろう、疑わしきは罰せず、と】
「遅ればせながら……僕は、マシュー・ホワイト・ナッシュビルと申します」
【伝統に則った、一種の様式美さえ感じる見事な礼を披露して、少年は滔々と自らを明かす】
【一度でもニュースを真面目に見たことがあるならわかるだろう。その名は五年前、かの『最悪の動乱』を引き起こした脱獄犯にして、善良な父母を殺し、聡明な姉を喰らい、忠実な従者ごと家を焼いた、『重罪人』のものであると】
「この度は唐突な申し出に驚かれたことでしょうが、どうぞ信じてください。神に誓って、僕が貴女を害することはありません。ただ、神の教えに従い、貴女の手を引きたいだけなのです」
【紡がれる言葉に嘘は無い。あるのは、ただ狂信の域に至るまでに煮詰まれた強い信仰。……しかし、相手がそれを汲み取ってくれるかは別である】
- 53未亡人◆/a78W0Y8K625/03/22(土) 18:45:31
- 54カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/22(土) 19:02:07
アタシを泊めたいんだ~どーしよっかなぁ
【彼らの言う通りなので外泊は構わないのだけれど首輪付きになるのは今のところノーだ。治験でもモルモットでもモニタリングかの実情と名目の差は考えないとして、報酬は寝床と製作物だろうか。
寝床はあまりプラスにはならないけれど、偏執する異能の技術者によるリボンとやらは気になる】
…安全性がだいじょーぶなときまでなら、いっぱいしてあげる
あ、でもすっごい害があると思ったらアタシ通報とかしちゃうからね~?それと報酬も弾みたまえ~
【実際は通報はしない。ただ暴れるだけだ。そんな思考のまま、明るい色の二つ結びを揺らすと両手を差し出す。無力で小さな子が抱えられるのを望んでるように】
- 55重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/22(土) 19:24:43
- 56未亡人◆/a78W0Y8K625/03/22(土) 19:32:28
- 57重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/22(土) 19:51:15
「素晴らしい判断ですね。ご安心下さい、あらゆる障害を切り払ってでも、無事に送り届けて差し上げます」
【歩幅を合わせて手を引きながら、腰の剣をいつでも抜けるように歩く。宣言通り、案内を邪魔する輩が出てきたときのためだ】
「……さあ、わかりかねます。ただ、世間一般では『子は親の背中を見て育つ』と言いますから、きっと淑やかな子になったのではないですか?」
【過去形の言い方には敢えて触れない。身内の話題はデリケートなのだから、不躾に探ってはけない。少なくとも、自分はそうされたら相手の首を刎ねる】
【自分がされて嫌なことを人にしてはいけない。そんな当たり前で、大切なことを守る程度の良識はマシューにもあった】
- 58未亡人◆/a78W0Y8K625/03/22(土) 20:17:38
- 59二次元好きの匿名さん25/03/22(土) 20:45:34
このレスは削除されています
- 60重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/22(土) 21:52:26
「……」
【一瞬、視界がブレる。脳内のスクリーンに、淡い光を放ちながら寄り添いあう二つの人型が浮かび上がって、切り替わって、暗くなって─────】
「っ!……いえ、大丈夫です。……えっと、それで……何を聞きたいんですか?」
【プラチナブロンドの髪を揺らし、頭の中の悍ましいソレをかき消す。そして1,2回ほど短い呼吸を挟んでから、後ろで手を引かれる女性を見やった】
- 61未亡人◆/a78W0Y8K625/03/22(土) 22:13:40
- 62重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/22(土) 23:20:41
「……死んだ、とき」
【どうだったろう】
【何処か遠く離れたところから聞こえた問いに答えようと、記憶の中の暗闇を辿る】
「僕……ぼく、立っていました」
【立ち竦んでいた。両手で握りしめた剣には、油と血がついていた。視界の下には肉があった。重なり合った肉。ベトついた白いなにかと、濁った透明のなにかが張りついていた】
「お父さまとお母様が、気持ち悪いものになってしまって。いやでした。いつも、綺麗なドレスを着ていたお母さまも、素敵なスーツを着ていたお父様も、橙色の一塊になってしまって。気持ち悪くて」
【吐いた。その日は自分の誕生日で、大好きな苺のケーキや、豪華な七面鳥の丸焼きや、鮮やかなスープをお腹いっぱい食べていた。消化しきれていなかった野菜や肉や果物の欠片が、クリームとソースの混じった胃液に塗れて、絨毯の上にぼとぼと落ちた】
「お姉さまの時は、嬉しかったです。ぼく、笑いました。はしたないですけれど、大きく」
【お姉さまの身体は僕の身体と一緒になった。お姉さまの魂は清らかなまま天国に。よかった。今度は吐かなかったよ】
「執事やメイドたちのときは……もう、彼らも気持ち悪いものだったんだと。爺やも、あの娘も、とっくのとうに肉塊だっんだと。そう思うと、本当にこわくて」
【燃やした。刺して穿って貫いた肉塊を片っ端から家の中に押し込んで、芯から冷えて震える身体をなんとか動かして、全部燃やした】
「そうして、泣きました。今までどうして気づかなかったんだろうと思って。ぼく、肉塊と暮らしていたんです。肉塊を慕って、甘えていたんです。でも、姉様だけは助けられたから、それは嬉しかったなぁ……」
【あの時の気持ちが蘇る。恐ろしくて、悔しくて、嬉しくて、気持ち悪くて。泣いて笑って嘔吐いていた。そう、今みたいに】
【……今?】
「……ひっ、ぅ……ぇ……?」
- 63ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/22(土) 23:32:29
「『イエス!ではではご招待っ!』」
【転がしていたスーツケースの持ち手を収納し、一つのボタンを押す。ガチャリと音が鳴ったそれを、互いに背中に押しつけた。傍から出されたベルトが二人に巻きつき、躰が固定される。風が、スーツケースの下についた小さなファンから溢れ出した】
「動作確認完了。まぁ俺たちの作品に動作不良なんて隕石が当たるような確率だけど」
『あ、買ったのを入れるの忘れてた』
【ガブリエラが、ガブリエルが背負ったスーツケースを開ける。中は普通のスーツケースと微塵も変わらない。無理矢理買った食品たちを押し込んで、鍵をかける】
『さあて、私の荷物はこっち』
「落とされるんじゃないぞ。発射する時はGがある」
「『舌噛まないよう気をつけて!』」
【ガブリエラがカチューシャを姫抱きにして抱える】
【スーツケースの風が強くなった瞬間、二人が足を曲げて跳躍した。双子の躰はビルを飛び越え、ゆっくりと下降して屋上に足をつける。空気の入った風船のように軽やかに降り立ち、また跳躍。しかし、今度は猫が歩くかのように優雅に離陸した】
「俺たちの作品の一つ、機械仕掛けの旅行鞄(テイキング・オブ・トラベル)」
『旅行に連れていってくれる素敵な旅行鞄』
「空を行けば、いつもの街も優雅な旅行」
『私たちの家まで小旅行』
「『人生楽しく旅しなきゃ!』」
【しばらくして、洋風の大きな一軒家が見えた。その中庭に二人が着陸する】
【庭に面した、扉のような窓が開けられる。工房の中は遊園地のように、色とりどりの家具やよく分からない作品が並べられている】
「『あー、なんか疲れた』」
『来ませいソファ』「来ませい天国」
【どう見ても真っ白な巨大イソギンチャクにしか見えない何かに倒れ込む。どちらもクマノミのように飲みこまれた】
- 64カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/23(日) 00:05:28
- 65未亡人◆/a78W0Y8K625/03/23(日) 00:06:39
- 66ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/23(日) 02:49:01
『愛い奴だな。ジェットコースターに慣れても、この空を自在に跳ねる感覚には及ぶまい』
「それとも空を飛べる異能か?ま、俺たちの素晴らしい異能には及ばなさそうだが」
【驚いて見回すカチューシャの様子に、からからと笑う。実際にはガブリエルとガブリエラの異能は、作品作りの成功度を著しく高めるものに過ぎない。ある意味超常の力とも呼べないものだが、それでも不思議な体験を届けることぐらいなんてことないのがこの二人なのだ】
【そして辿り着いた工房にいた、不思議イソギンチャクも二人の異能による作品である】
「俺たちの作品……“機械仕掛けの安楽椅子(ソファ・オブ・ヘブン)”だ……」
『ふわふわの長い毛が……考えてること全てをやってくれる……』
「うっかり運動不足で……死亡するからこの名前……」
『ウチベッド一つしかないから……君のお布団これね……』
「『………………あ!あの野郎に足送りつけないと!!』」
【イソギンチャクの触手……もといソファの毛が、部屋に積まれてあった郵送用の金属ボックスを掴んで二人の近くに置く。背中のスーツケースを開け、中の物を適切と思しき場所に片付けていく】
「警察手帳の記録を閲覧して、えーと、アルフレッド・鬼嶋……」
『署は……あ、知ってるかもここの住所……』
「えっとね、お嬢さん……。あっちが応接室ってことになってるから……」
『リボン作るんだっけ……。一応書類作るからお嬢さんもお乗り……』
「『道中見たい物があったら見せてあげるから……好きに言いなさい……』」
【堕落する異能者の代わりに、異能作品がテキパキと働く。自分から促したものの、急いでるナマケモノくらいの速度で二人はソファの端に寄った】
- 67重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/23(日) 06:45:40
- 68未亡人◆/a78W0Y8K625/03/23(日) 07:21:26
- 69重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/23(日) 07:32:41
- 70未亡人◆/a78W0Y8K625/03/23(日) 08:03:17
- 71重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/23(日) 08:52:16
- 72未亡人◆/a78W0Y8K625/03/23(日) 09:02:52
- 73重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/23(日) 09:32:28
- 74赤竜リン◆TLgBupPGjQ25/03/23(日) 10:33:21
「えっと。来週から、だよね。」
スマホを取り出すとカレンダーか何かに予定を打ち込み
「それじゃあ、よろしくお願いしますね!
ありがとうございました〜!」
明るく一礼してその場をあとにした
(遅くなりましたが、こちらもこれで締めとさせていただきます。ありがとうございました!)
- 75未亡人◆/a78W0Y8K625/03/23(日) 11:02:41
- 76重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/23(日) 11:24:18
- 77未亡人◆/a78W0Y8K625/03/23(日) 12:19:12
- 78重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/23(日) 13:00:57
「こちらこそ、ありがとうございました」
【いつもとは違う、気恥ずかしそうな微笑を浮かべて礼を返す】
「その……できるだけ早く携帯を持つので、貴女からも連絡をください。貰ってばかりは、僕を愛する神に申し訳が立ちませんから」
【では】
【そう一言置いて、マシューは路地の奥へと姿を消した。表通りから差し込む陽の光を、ブロンドの髪が反射した】
【それから三日後、ユウコの携帯に一通の着信が入ることになるのは、また別の話】
- 79二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 14:57:03
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- 80カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/23(日) 14:59:06
触手で捕食するタイプのやつにしか見えな~い
【生身でなさそうな双子には反応せず獲物だけ捕獲する罠を予感する。しかし2人の偏執的な様子が逆に製作物の性能に信頼を与えたのか小さな片手でイソギンチャクにしか見えないソファを撫でる】
…使ってると死んじゃうのはダメじゃない?……あ~…なぁるほどぉ…
【よく聞けば普通にアウトなことを言ってるけれど手触りを確認し、そのままソファに乗る。さわさわ、ふわふわ、毛並みのいい大型犬が優しく寄り添ってくるような感覚に砂糖菓子を溶かした声を出す】
うなぁ…死ぬ前に、抜け出すとしてぇ…
【眠気も誘う感覚に呻きながら、隠す気もないのか自然とか頭のリボンが揺れる。そして工房内のオブジェクトたちを目にしては、質問したりするだろうか。
そうしていればそのうち、応接室とやらに着くのだろう】
- 81ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/23(日) 16:26:53
「うむ……えっと……リボンとか……」『ドレスとかだっけぇ……』
「リボン……“機械仕掛けの少女服(ロリータ・オブ・ジャイアント)”の装飾の残りがあったはず……」
『ドレス……“機械仕掛けの純白(カラー・オブ・ウエディング)”が廊下に飾られてたはず……』
【触手がアンティークの引き出しを開け、何色かのリボンを取り出す。そのままカチューシャの胸のあたりにそっと置いた】
「これは“機械仕掛けの少女服(ロリータ・オブ・ジャイアント)”……」
『巨大化異能者の服を作る時に作った素材……』
「軽いけど幾重にも圧縮されていて、どこまでも伸びる……」
【何も描かれていない額縁や、時計のようで違う何かが飾られた廊下を三人はゆく。廊下のちょうど真ん中には、少し広い空間があった。傍に真っ白なウエディングスーツとウエディングドレスが展示されている。その背後には、それらを着て微笑みを浮かべるガブリエルとガブリエラの写真が架けられていた】
『これは“機械仕掛けの純白(カラー・オブ・ウエディング)”……』
「結婚式をやってみた時に作った服……」
『色がついたり光が当たったりすると、もう片方も同じ色がつく……』
【ガブリエラの腕が分解され、腕だった工具の一つから赤い光が放たれる。ウエディングドレスを照らした色は、ウエディングスーツの同じ位置にも浮かび上がっていた】
【廊下を抜けると、高そうな長机とソファが二脚並んでいる部屋に着く。作業用スペースと思しき場所もあるが、玄関が奥に見えるあたりここが客と接する部屋のようだ】
「ぬううん。ぬーん……。コレの唯一の欠点は、考えてることを全部読むこと……」
『降りたくなかったら降りりゃんない……。ぬん……』
- 82白狼◆tsGpSwX8mo25/03/23(日) 19:46:47
【シチュエーション:日常 (戦闘、恋愛発展可)当シチュ内募集人数:先着1名様まで 使用キャラクター:カレア・リンドヴルフ】
(首のない死体と、生臭い鉄の臭いの溢れる路地裏に白き頭髪を、白き服を美しい紅色に彩った1人の青年が壁を、地面を紅色に彩りながらもたれかかっている)
我が父母よ…仇は…取れました…後は…父母の…元に…
(血液が足りなくなっているのだろう。元々青白い肌がさらに青白くなり、朦朧とした意識の中で譫言のように言葉を独り言ちている。) - 83内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/23(日) 19:58:28
- 84白狼◆tsGpSwX8mo25/03/23(日) 20:44:52
- 85二次元好きの匿名さん25/03/23(日) 21:11:48
このレスは削除されています
- 86内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/23(日) 21:28:16
- 87白狼◆tsGpSwX8mo25/03/23(日) 22:39:01
- 88内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/23(日) 22:57:45
- 89白狼◆tsGpSwX8mo25/03/23(日) 23:15:06
- 90内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/23(日) 23:50:49
なれるよ
幸せになろうと思って行動すれば、どんな人だって幸せになれるの
(小さな呼び出し音を奏でるスマホを壁にかけ、空いた片手で投げ出されていた手を握る)
許されるよ
自分で自分を許してあげるの
そのために、先ずは私がお兄さんを許すよ
お兄さんは、幸せになっていいんだよ
(濁りの中に沈められた何かに真摯な眼差しを向けながら、確信を込めた言葉をかけ続ける)
うん。いいんだよ。やり直そう
ゆっくり、じっくり、時間をかけてやり直していこう
(横顔に添えた手を優しく動かし、何もかもを吐き出させるようにゆっくりと頬を撫でる)
……だから、生きてみようよ
お兄さんが自分のために生きれるようになるまで、私がそばで支えるから
(真正面から伝えるその言葉に嘘はない。偽りもない。ただ、絶対に揺らぐことのない、確固たる意思だけがある)
- 91白狼◆tsGpSwX8mo25/03/24(月) 00:08:16
- 92内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/24(月) 00:14:58
- 93白狼◆tsGpSwX8mo25/03/24(月) 00:21:01
- 94アル ◆Zc3hYIbqyI25/03/24(月) 01:02:25
- 95内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/24(月) 06:41:44
- 96カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/24(月) 09:14:42
へ~ぇ…巨大化って…大変だよね…
【無法者に最終兵器のような扱われ方をしたりするけれど、実際は出る幕なんて無い。仮に使われたときはもうその異能者や組織はお縄に掛かること間違いなし。単純に日陰者にしては目立つのだ。
そして正規の組織でも市街地では使いにくいし攻撃の的になるしで持て余しがち、と考えながら当たり前に平たい胸の辺りに置かれた特異なリボンに視線を落とした】
うん…うん…ちゃんとリボンだね~
【合金製の板と違って素で軽いなあ、と思いながら手を動かさずに重さを感じる。長さと形を把握する。特性を理解し、手に持つよりも全てを掌握した。
続いて紹介される教会が似合いそうな衣装たち。見た目一卵性の双子がそれを着ている写真にはソファによる脱力も合わさり言及する気も起きず、適当にかわいい~と返した。
実は、服飾に興味があるという誤魔化し多めでドレスを求めたのでそれ以上の感想が浮かばなかったのだけれど、もしも貰えるというなら着てあげてもいい、という上から目線の褒め言葉は適当ながら意外と褒めている。サイズは合わないだろうけど】
…やっぱ…これぇ、欠陥品~
【ソファによりふやけた声で呟きながら、下りるなら異能を使った方が良さそうだなぁと下りる気がないらしい双子がどうするのか観察する】
- 97未亡人◆/a78W0Y8K625/03/24(月) 12:16:52
- 98プッシーキャット◆.2EQ5ae7PI25/03/24(月) 15:51:12
(うるさいニャ~)
【日向ぼっこしていた一人の少女は、少しだけ眼を開くと川辺で清掃している集団を睨んだ】
【少女はタイツスーツの上からパーカーとショートパンツというスポーティな服装でショートブーツを履いている。
背は小さく150にも満たない。その胸は慎ましく平坦で、腰回りも細い。
だが、むっちりと肉感的な下半身をしており、大きくも若々しさに満ちたお尻からは猫の尻尾が伸び、黒髪のショートボブの頭には猫耳が生えていた】
「せっかくお昼寝してたのにひどいニャン」
【頭の耳を音のする方向に傾けながら、上半身を起こした。
怒りで尖っているもののその眼は猫のような大きく その顔は幼く可愛らしい】
「いったい何をやってるニャン。あいつらは……」
【ジーと集団の方を注視した】
- 99ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/24(月) 18:18:27
『うむ……私たちの作品でも、完璧な作品と呼べるのは私だけ』
「うむ……人間でも完璧な人間と呼べるのは俺だけ」
『う、うぐぐぐ』「ぐぐぐ」
「『どっせぇーい!!』」
【双子が在らん限りの力で斜め前にジャンプする。すると、触手が躰を支えて二人は一回転ののち無事床に降り立った】
「結局なんかコイツもね」
『疲れが取れてない気がするんだよね』
「『ほら早くこーい!』」
【カチューシャに振り向きもせず、ガブリエルは長机、ガブリエラは逆方向のキッチン棚の方角に歩き出していた】
『飲み物出そうか。何味がいい?紅茶に緑茶に烏龍茶。アップルジュースと、豆が違うコーヒーがあるよ』
【そう言いながら、ティーカップと共にキッチン棚から取り出したのは錠剤らしきシート。シートを長机に置いたあと、ティーカップを作業用スペースに持っていき、あろうことかそこのホースから水を入れた】
『私たちの作品の一つ、機械仕掛けの飲料(テイスト・オブ・カフェ)。どんな水に入れても店の味。香りと温度、安全性もパーフェクト。でも客は信用しなくてな。H2O100%で入れてるんだ。確かに私たちの技術は信じられないほど高いが、インスタント飲料作って余計な手間が増えるとは。実に嘆かわしい』
- 100エィリン◆.vKsOpnazs25/03/24(月) 21:33:02
- 101白狼◆tsGpSwX8mo25/03/24(月) 22:39:58
- 102内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/24(月) 23:05:52
……よかった
《 ザザッ …… もしもし、ヘレス? こんな時間にどうしたの》
(穏やかな寝息を立て始めた男の姿に女……シェリー=ドゥは、ほっと胸を撫で下ろす。
その直後、壁に立てかけていたスマホから、ようやく応答があった)
アッシュ、遅いよー……!
《しょうがないでしょ、仮眠中だったのよ。で、何?》
(口を尖らせながらの文句に、ぶっきらぼうな言葉を返す話し相手へ、シェリーは起こさない程度の大声で要請を出した)
北部13地区6番地の裏路地に救急車寄越して!怪我人がいるの!
応急処置はしたけど、失血死一歩手前レベル!
《っわかったわ、すぐ向かわせる。とりあえず、寝かせるのは個室でいいわね?》
うん!
……って言うか、そうじゃないと不味いかも
《……あぁ、今回はそっちのパターンなのね》
- 103白狼◆tsGpSwX8mo25/03/24(月) 23:48:03
- 104アル ◆Zc3hYIbqyI25/03/25(火) 01:30:41
- 105内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/25(火) 06:58:53
- 106カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/25(火) 08:23:35
ん~アップル、じゅーす…
【双子の言葉は記憶の棚には入れつつ右から左に聞き流す。今さら無機物なことや自己認識の歪みに驚くことはない。可愛さなら勝ってる自信もあるから】
…ふつー、は…イヤなんじゃなぁ…い?
【ホースから注がれ、薬物のような混ぜ物がなされる液体にそこまで忌避はしない。警備ロボットの来ない路地裏の人々はもっとよろしくない物を飲んでいるのだ。
まあ、この脱力したツインテールは比較的綺麗な水を購入して未熟で弱い体の健康状態を保ってるけれど、なんにせよ気にしない】
……は~い
【自らの意思で下りるのは難しそうだ。ここまで来て頑なに隠すつもりでもないし、見せるだけなら問題ないかと思うと早速彼らに渡されたそれが動く。凄まじく伸縮するというリボンの特性のまま引き伸ばして天井付近の突起に巻き付け、片方は脱力した手を絡め取ってから普通のリボンに戻す】
っと…ん~…これで寝るのはぁ、命の危機を感じちゃうね
【意思に関係なく、縮むリボンに引っ張られてからストンと触手ではないソファに着地し、いつも通りの様子でオレンジジュースを待つ。機械仕掛けの少女服(ロリータ・オブ・ジャイアント)の装飾、その全てがまるで生きてるように動いて床ではなく長机に並ぶ。
多少の知識があれば操作系、否、支配系能力の挙動だと分かるだろうか。異能者の存在そのものが対象を掌握する支配者の力だと】
ジュース飲みながらなにするんだっけ
- 107白狼◆tsGpSwX8mo25/03/25(火) 08:30:12
- 108内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/25(火) 08:55:55
- 109ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/25(火) 12:46:33
「ほう、特定の物を操作するタイプの異能か」
『服装も合わせて考えると十中八九リボンだね』
「ならば対価はリボンで決まり?」
『素敵な物を作らなきゃね』
「『まずは契約書をお作りします!」』
「じっけ……モニタリングの対価として作品を作るためにも」
『色々先に聞いておかなきゃいけないから』
【ガブリエルが長机を通り過ぎ、その傍の黒い金属の塊の前に立つ。その物体は取手どころか繋ぎ目すら無かった。その平らな表面のとある場所をノックしたあと、両腕を工具に展開して何かをいじくる】
【その間、ガブリエラがソファにティーカップを置き、錠剤を落とす。たちまち水が林檎の色に変わり、ひんやりとした空気が漂った】
【段々と黒い立方体にも凹凸ができてゆく。ついに両面扉のように表面が開き、金属の塊は金庫としての役目を一つ果たした】
【その中には、タイプライターと工場機械を合わせたような何かが鎮座している】
「この黒いやつは“機械仕掛けの金庫(オープニング・オブ・ノン-イグジスタンス)”……えー、まぁそれはどうでもいいや」
『この機械は“機械仕掛けの印刷機(コピー・オブ・インポッシブル)”。少し成分比を変えるだけで、全く色が変わるインクを作っている』
「これを使って、俺たちの作品の契約書兼作品証明書を刷ってる」
『成分と発色が合致するものだけが、私たちの作品ということ』
「まぁ書類作っとけば一応転売にも使えるでしょ?」
『まぁ私たちの作品を手放せるかは知らないけど』
「『それでは、ご要望をお聞きしようか』」
「何に使うか」『何に気をつけるか』
「『何があっても完璧に作るとも!』」
- 110エィリン◆.vKsOpnazs25/03/25(火) 19:30:16
- 111アル ◆Zc3hYIbqyI25/03/25(火) 20:02:43
- 112カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/25(火) 21:44:43
…わ、おいしい~
【舌先で触れ、粘膜で感じてから喉へ通す。少なくとも非無味無臭毒物の気配は無いと判断していたが、水に溶かして作った割りには美味しい。声の抑揚は、こんなので本当に美味しいんだ?という煽り気味なのはもう習性だ。
琥珀色の中身をしたコップを傾け、仰々しい黒曜石のような機械の動きを眺めながら机の上でリボンが踊る。それは普通の人が考えことをするときに指遊びをするように、思考が回る様子を表している】
そーだな~…固いのも、丈夫なのも、だいたいあるしぃ…
【稼ぎ吸い取ってくる闇ブローカー、まあ商売としては信用してる相手を介して特殊なリボンは一通り揃えてある。施設から出るときに拝借したものもいくつかある。しかし消耗はするし、強化合金のような固くて重い品でも適当に注文しようかと思ったけれど】
見えないリボン、もしくは電気みたいなエネルギーを出せるリボンって造れるぅ?
【あの触手のようなソファなど双子の製作物の特異性を見て、モルモットになるなら無理を言ってみるかと思い手持ちにない性能を言ってみる。
絶縁体や耐火布はあっても、それを出せるリボンはない】
アタシが「リボン」と認識できるならどんな物でもいいよ~…これはサンプルとして返せばいい?
【どんな物でもいいと証明するように長机に置かれた機械仕掛けの少女服(ロリータ・オブ・ジャイアント)の装飾がひとりでに動き、まるで生き物ようにうねった】
- 113◆pO7ms4XCRrzA25/03/25(火) 22:17:45
- 114白狼◆tsGpSwX8mo25/03/25(火) 22:53:27
- 115柳葉悠◆tsGpSwX8mo25/03/25(火) 22:57:50
- 116◆pO7ms4XCRrzA25/03/25(火) 23:16:18
- 117ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/25(火) 23:30:10
『たとえインスタントでも、私たちが作ったんだから美味しいのは当然』
「本当に可愛い異能だなぁ。それなのにストリートチルドレンとは。悪い大人に拐かされるなよ?」
【モルモットとして自宅に連れてきた自分たちのことは棚に上げ、ぴょこぴょこするリボンを目で追う】
【その間に、“機械仕掛けの印刷機”から数枚の紙が出てくる。まるで高級店のチラシのように、品の良い発色で彩られている。隣に置かれているペンとインクと共に、ガブリエルが長机にそれらを持ってきた】
「見えないか」『もしくは電気』
「そのぐらいなら簡単に可能だ」
『リボンとして楽しむなら、電気かな』
「“機械仕掛けの少女服”の服飾がリボンなら、まぁ大体リボンだし」
『なんならコレの仕組みを応用して作っちゃおうか』
「お嬢さんは小さいからな」『安全に作ってやろうな』
「『よし!大体の方針はできちゃった!』」
【ガブリエルがサラサラと書類に何かを書き込む。下の方の欄に自家用車くらいの0の数が付けられたあと、線が引かれて“労働を対価とする”と書かれた】
「ああそうだ。君の名前を聞いてなかった」
『これから一緒に暮らすってのに』
「『お嬢さん、お名前は?』」
(※この書き込みか、次の書き込みで〆ます)
- 118内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/25(火) 23:36:16
- 119柳葉悠◆tsGpSwX8mo25/03/25(火) 23:39:21
- 120白狼◆tsGpSwX8mo25/03/25(火) 23:42:57
- 121◆pO7ms4XCRrzA25/03/26(水) 00:06:39
- 122柳葉悠◆tsGpSwX8mo25/03/26(水) 00:15:58
- 123内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 00:23:17
そうなんだ、絶対やらせないね!
教えてくれてありがとう、細川さん
(快活な調子でお礼を伝えていると、遠くからピーポーピーポーというサイレンの音が近づいてきた)
あ、救急車やっと来たみたい
……そうだ!私の電話番号伝えておくね
内科系の治療が必要なら私が行くし、
外科系の治療なら最強の伝手を紹介するよ!
(先ほどの懇願に混じって聞こえたカレアの事情から察するに、今話している青年も色々と難儀な環境に身を置いているのは想像がつく)
あと、カレアさんのお見舞いがしたくなったら仲介するし、近況が聞きたいなら教えるから
(ならば、いざという時の伝手は提供するに越したことはないだろう)
(医者の仕事には患者家族へのケアも含まれるのだ)
- 124二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 00:25:41
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- 125◆pO7ms4XCRrzA25/03/26(水) 00:26:37
- 126白狼◆tsGpSwX8mo25/03/26(水) 00:43:52
- 127柳葉悠◆tsGpSwX8mo25/03/26(水) 00:46:32
- 128エィリン◆.vKsOpnazs25/03/26(水) 00:47:20
- 129◆pO7ms4XCRrzA25/03/26(水) 00:57:25
- 130アル ◆Zc3hYIbqyI25/03/26(水) 01:01:28
- 131内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 07:47:34
- 132未亡人◆/a78W0Y8K625/03/26(水) 09:05:32
- 133二次元好きの匿名さん25/03/26(水) 12:33:59
このレスは削除されています
- 134重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 12:43:28
- 135高峰◆ezNuJTQSjE25/03/26(水) 13:11:54
- 136未亡人◆/a78W0Y8K625/03/26(水) 13:34:27
- 137重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 13:58:40
- 138未亡人◆/a78W0Y8K625/03/26(水) 14:19:53
- 139重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 15:00:08
- 140未亡人◆/a78W0Y8K625/03/26(水) 15:50:03
- 141重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 17:06:43
- 142未亡人◆/a78W0Y8K625/03/26(水) 17:41:57
- 143重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 18:00:21
「んぐっ……!?」
【急に頭を撫でられたことで、その白い頬を赤く染めながら、困惑したように幽子を見上げる】
「……そう、なんですか」
「お揃い……ふふっ……そうですね。何だか、嬉しい気持ちです」
【しかし、彼女の顔に優しい変化が訪れていることを見て、すぐになされるがままになる】
【そして自身も穏やかな、柔らかい微笑を浮かべた】
(……殺気?)
(僕に対してではないし、一体どこに……あの男か?)
(もしや、彼女に対して何か企んでいるんじゃないだろうな……)
【一瞬、頬を横切った剣呑な気配の向かう先を探して、スケッチをしている男に気がつく】
【万が一のことを想定して、腰に下げた剣に手を伸ばした】
- 144エィリン◆.vKsOpnazs25/03/26(水) 18:12:10
- 145高峰◆ezNuJTQSjE25/03/26(水) 18:55:52
- 146アル ◆Zc3hYIbqyI25/03/26(水) 18:57:37
- 147カチュー◆tpP7hhUYPqJ325/03/26(水) 19:06:51
かわ、いい……でしょ~?わかってるじゃん!
【一瞬、きょとんとしてからいつもの態度に戻る。そうか、可愛いのかこれ。使うときは大半は荒事だし、関わる人はこれの有用性や危険性が分かる人種ばかり。
素直にそんな感想を言われちょっと驚いてしまった】
わっ、できるの?すご~い
【暗器としては見えないも捨てがたいけれど、電気のようなエネルギーを発せられるリボンは普段だと入手できなそうな品も魅力的だ。
こう見えて本当に凄いとは思ってるのは、この態度でも伝わるのだろうか】
あんぜーせいは大事にね~?
あれ、名乗ってなかったっけ?カチューシャで通してるから、カチューとかでいいよぉ
【一緒に暮らすんだっけ?まあ週単位でも一応、一緒に暮らすにカウントしていいか。モルモットとして安全性が担保されないなら、大暴れして逃げるつもりだ。
甘く、砂糖を煮溶かした声で名乗った。生憎と本名は覚えてないし、なんならこっちで過ごした方が長いのだ】
これから、少しの間よろしくぅ~
(※了解です!)
- 148未亡人◆/a78W0Y8K625/03/26(水) 19:13:57
- 149エィリン◆.vKsOpnazs25/03/26(水) 19:15:43
- 150重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 19:22:35
- 151未亡人◆/a78W0Y8K625/03/26(水) 19:39:07
- 152柳葉悠◆tsGpSwX8mo25/03/26(水) 19:58:24
- 153白狼◆tsGpSwX8mo25/03/26(水) 20:02:00
- 154◆pO7ms4XCRrzA25/03/26(水) 20:26:56
- 155内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 20:39:46
- 156重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 20:45:51
- 157未亡人◆/a78W0Y8K625/03/26(水) 21:09:05
- 158ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/26(水) 21:22:14
「カチューシャって名前なのか」
『カチューって呼べば良いんだな』
「少しの間だが」『こちらこそよろしく』
「『改めてようこそ、“パーフェクト・トゥウィンス”へ!!』」
【その後何とか納期に作品作りを終わらせて、カチューシャには二人からリボンが贈られることになった】
【二人と一人の奇妙な縁が、再度リボンのように結ばれるかはまた別のお話】
(end)
- 159重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 22:02:01
- 160未亡人◆/a78W0Y8K625/03/26(水) 23:04:52
- 161重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 23:19:56
- 162未亡人◆/a78W0Y8K625/03/26(水) 23:41:29
- 163重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/26(水) 23:49:35
- 164白狼◆tsGpSwX8mo25/03/27(木) 00:02:43
- 165柳葉悠◆tsGpSwX8mo25/03/27(木) 00:05:54
- 166未亡人◆/a78W0Y8K625/03/27(木) 00:09:46
- 167重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/27(木) 00:21:49
- 168内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/27(木) 00:23:21
- 169白狼◆tsGpSwX8mo25/03/27(木) 00:40:26
- 170未亡人◆/a78W0Y8K625/03/27(木) 00:43:45
- 171内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/27(木) 00:51:02
- 172重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/27(木) 00:57:09
- 173アル ◆Zc3hYIbqyI25/03/27(木) 01:19:49
【シチュエーション日常「奉仕活動」】〆
- 174未亡人◆/a78W0Y8K625/03/27(木) 08:09:52
- 175重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/27(木) 08:27:35
- 176未亡人◆/a78W0Y8K625/03/27(木) 08:48:18
- 177重罪人マシュー◆nzp.1RH2vE25/03/27(木) 09:03:49
「っ、はい!」
【子犬のような明るい笑顔を浮かべ、声を弾ませる】
「それじゃあ、僕もお暇しますね。スイーツ、楽しみにしててください!」
【服の皺を片手で伸ばしながら立ち上がり、ふふんと自身あり気に胸を張る】
「どうぞ、ご自分の身を大切にしてくださいね。それでは、また」
【そして礼法に則った一礼を披露して、桜の木々に紛れるようにして去っていった】
- 178未亡人◆/a78W0Y8K625/03/27(木) 09:57:44
- 179◆pO7ms4XCRrzA25/03/27(木) 11:08:38
- 180高峰◆ezNuJTQSjE25/03/27(木) 11:21:18
- 181未亡人◆/a78W0Y8K625/03/27(木) 11:33:59
- 182高峰◆ezNuJTQSjE25/03/27(木) 12:13:11
- 183ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/27(木) 13:05:09
【シチュエーション:日常 当シチュ内募集:ドルフ・カーペンター 使用キャラクター:ガブリエル&ガブリエラ】
【中流階級が集まる地区、そこに一軒の工房がある】
【“カーペンター工房”。確かな品質と求めやすい値段が両立された、今評判を集める武器工房である】
【それでもその日は、偶然にも客が少なかった。少し重い足音が、店の中でも良く聞こえるくらいに】
「ごきげんよう。今お暇?」
『私たちは“パーフェクト・トゥウィンス”』
「『ここが“カーペンター工房”で合ってるよね?』」
【一卵性双生児にしか見えない、二人の子供。品の良い服を纏って、あどけない表情で店に入ってくる。中流階級向けの武器工房には、あまりにも似つかわしく無い客だ】
【その子供が名乗った“パーフェクト・トゥウィンス”は、様々な工房が存在するセントラルでも、色々な意味で有名な店である。曰く、納期破りや追加料金が頻発する。曰く、アングラな注文でも簡単に受けてくれる。曰く、どんな注文でも、完璧な品を提供する】
【特に工房経営者の中で出回る噂が、“その技術力は、少しでも自分の品を見せると簡単に再現され上回った物を作られる”というものだ】 - 184工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/03/27(木) 13:28:12
- 185未亡人◆/a78W0Y8K625/03/27(木) 14:24:29
- 186高峰◆ezNuJTQSjE25/03/27(木) 16:48:38
- 187ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/27(木) 17:35:19
「おや、暇じゃ無いのか?でも話す時間くらいはあると」
『工房を爆破される訳じゃない?なら大丈夫かな』
「俺はガブリエル・ミラー」『私はガブリエラ・G・ミラー』
「君も工房主なら分かるだろう?技術はまさに日進月歩」
『論文や発表には一通り目を通しているけど、それだけじゃこの時代には牛歩の歩み」
「たまには人のを見ないとね」
『鉄のカーテンは開かねば』
「『要するに技術交流に来ました!』」
【ガブリエルが後ろ手に持っていたガラス箱を手渡す。その中には、ドリルのような螺旋状の溝が彫られた鉛が収められている。狙撃銃の弾丸である】
「“機械仕掛けの魔弾(バレット・オブ・デビル)”。中の回転装置で、自由に方向を変えて何処までも飛ぶ銃弾」
『これはその試作品。ほぼ完成品と変わらないから安心して』
「何故か俺たち他の工房に行くと警戒されるんだよな」
『手土産渡したから今回は大丈夫だよね』
「『知名度はそこそこあるはずなのに何でだろう?』」
- 188工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/03/27(木) 18:13:57
あなた方の腕前と才能は有名ですからね
顧客層を同じにする工房としては、あっさり自慢の品の上位互換を作られてしまうのが恐ろしいんでしょう
【その点に関して言えば、ドルフは彼らを全く恐れていない】
【先ずターゲット層が上流と中流〜下流で違ううえに、彼らの品が一般人でも買える値段で売られることはほぼ無いことを知っている】
【また、自分の作品の上位互換が作られることも気にしない。むしろ、それらの品々が出回ることで身を守れる人が増えるなら大歓迎だ】
まあ、私には拒否する理由になりませんが
むしろ、このように素晴らしい手土産を持参していただいたのですから、歓迎しますよ
ただ、ここで話すのはお客様にご迷惑ですから、奥の工房へ案内させていただきますね
そこの君、カウンター代わってもらえる?
「はい、工房長」
ありがとう。……では、こちらへどうぞ
【穏やかな笑みを浮かべ、手渡されたガラス箱を丁重に抱えながら、ドルフは奥の工房へ通じる扉へ二人を案内した】
- 189ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/27(木) 20:02:26
- 190工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/03/27(木) 21:19:49
……
【二人の笑顔の違和感に気づいたが、会ったばかりの自分が尋ねても何もならないと、素知らぬふりをする】
私の工房は、製品と価格からわかるとおり、中流層に向けた自衛武器を扱っています
代表的な物は、こちらの ''エネルギー式対人鎮圧用特殊拳銃:CUSTOS (コストス)'' ですね
【壁の一角に設けられたサンプルコーナーで足を止め、そのちょうど真ん中に飾られている近未来的な様式の拳銃を手で示す】
内蔵されたコアから電力を消費して、エネルギーの弾丸を打ち出す仕様です
弾丸は暴徒鎮圧用の『パラライズ』と異能者鎮圧用の『サイレンス』の二種類を切り替えて使えるようにしています
【コーナーの前に置かれたタッチパネルを操作し、画面を拡大させることで ''CUSTOS'' のデータを二人がよく見えるようにしながら、説明を続ける】
『パラライズ』は、当たりどころによっては身体強化型の異能者も気絶させられる威力です。平時は使用者に狙撃のナビゲートをすることで過剰防衛を防いでいます
『サイレンス』は主に異能犯罪者に対する物で、脳に直接ダメージを叩き込む仕様です。対象を殺傷してしまう可能性が高いので、最大4発までの発砲制限を設けています
また ''CUSTOS'' には生体認証機能が搭載されているので、登録された使用者以外が触れた場合はロックが掛かり、使用者の携帯端末に自動で通知がいくようになっています
【道具の危険度は使い手によって変わる。製品のコンセプトは自衛だったとしても他害目的で使おうとする輩もいるので、その対策だ。と、ドルフは肩をすくめながら語った】
- 191工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/03/27(木) 21:25:14
- 192ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/27(木) 21:55:10
【目を輝かせ、タッチパネルを食い入るように見つめる。二人の作品よりもずっと安い物だが、値段と技術力は必ずしも相関しない。“量産する技術”の価値は、双子も理解している。何を削り、どこを残すか。二人は説明を一通り聞き、感心するように頷いた】
「ほう、“CUSTOS”ねぇ……。なるほど、かなり相手の安全性に気を使ってるんだな」
『過剰防衛は怖いからねぇ……。弾丸を変えてるのもそういう理由?』
「単に勝つだけなら“サイレンス”だけで良いからね」
『襲ってきた相手にも優しくしたい?それとも……』
【睫毛の長さ一つ変わらない目が、ドルフを捉える。なんてことない、天気の話でもするように】
「『安全装置が必要なくらい、強力な物を作りたいから?』」
- 193工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/03/27(木) 22:30:01
……弾丸の種類については、そうですね
異能を持たない人間相手だと『サイレンス』は ''鎮圧用'' では無くなってしまいますから
【そこで言葉を区切り、少しの間だけ目を瞑る。瞼の下で、右に嵌められた義眼がわずかに動いた】
理由については……詳細は違いますが、後者の方が近いでしょうね
ほら、攻撃は最大の防御、ってよく言うじゃないですか
【両目を開き、左目をガブリエルに、右目をガブリエラの視線に合わせる。そして右半身の火傷で引き攣った筋肉を震わせ、不器用な笑顔を作りながら、茶目っ気を混ぜてそう言った】
【本当でもないが、嘘でもない。少なくとも彼の工房で作られる製品に、その言葉が理念の一つとしてあるのは紛れもない事実だ】
- 194ミラー◆9wIDxpGzlg25/03/27(木) 23:28:27
「そうかそうか」
『ストッピングパワーは重要だからね』
【合わせられた目を見返し、射抜く。奥にある何かを知るのか知らないのか。ふいと目をそらし、他の商品を見渡そうとする。少なくとも、“詳細”に興味は無さそうだ】
「いやはや、色々考えているんだなぁ。俺たちも気にした方がいいか?」
『警察に目をつけられがちだし。その弾丸も完成品が暗殺者の手元に有ったからって、事情聴取されたされたんだよ』
「君は作品を持つべき人を選びたいのか」
『私たちは違う。作品が作れればそれで良い』
「売っている理由は、新しい作品の材料費だ。誰がどう使おうが、関係ない」
『何だか鏡みたいに真反対だね、君と私たちは』
「…………あ、このあたり、多分コアが仕込まれてるな」
『なら切替はこっちか。カーペンター、設計図見せてくれない?』
【親の興味を引く子供のように、ドルフに語りかける。一方で、言いたいことはもう言ったと言わんばかりに、工学の話題に勝手に帰っていく。蜃気楼のような距離感で、二人は工房を歩いた】
- 195白狼◆tsGpSwX8mo25/03/27(木) 23:33:47
- 196柳葉悠◆tsGpSwX8mo25/03/27(木) 23:36:51
- 197◆pO7ms4XCRrzA25/03/28(金) 00:11:47
- 198未亡人◆/a78W0Y8K625/03/28(金) 00:14:16
- 199工房主ドルフ◆nzp.1RH2vE25/03/28(金) 06:03:33
うーん……作品造りの時間をより確保したいなら、気にした方がいいでしょうね
場合によっては営業停止処分が下されることもありますから
【稀に開発者の欲を出しすぎた結果として、そういう末路を迎えた工房のニュースが放送されることがある】
……そうですね
人の数だけ、その人の考えがありますから
全く思想が同じだなんて、中々ないですよ
【あなた達は例外として、という言葉を頭の中で付け足す。お互いがお互いの言いたいことを言っているかのように喋る二人の様子は、ただの仲の良い双子で済ますには異質に映った。……まあ、それだけだ。恐ろしくはない】
ええ、どうぞ
あなた達の創作の糧になれば幸いですよ
設計図は……こっちの棚ですね
【子どもに欲しいものを買い与える親のように、ドルフは甲斐甲斐しく双子が望むものを提供する。付かず離れずといった距離感で二人を案内しつつ、サンプルコーナーに近い場所に設置された棚から、設計書の写しを取り出した】
- 200内科医ヘレス◆nzp.1RH2vE25/03/28(金) 06:09:43
うん、そうしたほうがいいよ
(……犬歯、かわいい)
(初めて見たカレアの笑顔に、内心きゅんとしつつ、表は穏やかに話す)
……
(一瞬、何か言おうかとも考えたが、あくまで部外者の自分が口を挟んでいいことではないと思い直す)