【閲注TRPG】雪天校舎で夢を見る2【CoC×虎杖伏黒】

  • 1125/03/29(土) 22:52:08

    このスレは虎杖と伏黒をPCとしてクトゥルフ神話TRPGを回していくものだよ
    閲覧注意は発狂した時やグロテスクな描写があった時用だよ

    原作軸ではなく一般人(?)設定。そのため関係性や雰囲気などが異なるよ
    今回は新規キャラシの秘匿ありのHO制で、二人の内のどちらかの行動の指定をスレ民に安価でお願いする形になるよ

    今回はヒコノスケさま作成シナリオの『雪天校舎で夢を見る』をお借りしてるよ
    シナリオのネタバレを大いに含むので注意してね。既にシナリオを知っている人は先の展開のネタバレはやめてね
    このスレやシナリオの感想やネタバレをSNSなどで言うのもやめてね

    このシナリオのロスト確率は中だよ、心してかかってね

    HO1:漫画家志望(虎杖 悠仁)
    貴方は高校生の漫画家志望だ。
    幼いころに読んだ漫画をきっかけに漫画家を志し、今までに描き上げて投稿した作品はいずれも賞に入選している。
    HO2とともに夢を叶えたいと思っている。

    HO2:作曲家志望(伏黒 恵)
    貴方は高校生の作曲家志望だ。
    幼いころに聞いた楽曲をきっかけに作曲家を志し、今までに作り上げて投稿した作品はいずれも賞に入選している。
    HO1とともに夢を叶えたいと思っている。

    虎杖と伏黒は夢見る高校生だ。
    分野は違えどともに研鑽し、お互いの成功を喜ぶことが出来る。
    二人は「ライバル」であり、そして紛れもない「親友」である。

    今までのあらすじ
    パースの狂った教室で目覚めた二人
    "伏黒恵"を全力でボコす伏黒
    手に入った保健室の鍵で保健室に行けば、そこには家入が居て……?

  • 2125/03/29(土) 22:52:24
  • 3125/03/29(土) 22:52:37
  • 4125/03/29(土) 22:52:48
  • 5125/03/29(土) 22:52:59

    HO1 虎杖 悠仁

    iachara.com

    HO2 伏黒 恵(シナリオ終了後に公開)

    iachara.com
  • 6125/03/29(土) 22:53:15
  • 7二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:01:12

    家入さんは偽物かもだけど一応敵じゃなくてちょこっと安心してる
    まだここから敵になるかもだけど

  • 8二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:02:25

    たておつ不穏
    水風船が割れるような音って大量の吐血の音だったのかなとか思っちゃった

  • 9二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:04:25

    >>8

    この音を聞いた時の体が熱くなるような感じも事故というより病気っぽい反応だったな虎杖

  • 10二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:06:28

    虎杖は病気の反応だったんだろうけど伏黒の視覚にノイズはなんだろうな…

  • 11二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:08:56

    健康診断異常ナシなら伏黒の視覚にノイズは単なる記憶の混濁かな?と思うけど今ベッドにいそう

  • 12125/03/29(土) 23:09:18

    誘われるように、身体が動く。

    「おい、虎杖?」

    多少ふらつきながらも、ベッドの方へと向かう。
    そしてカーテンに手をかけ――――

    「やめてやれ、具合が悪くて寝てるんだ。起こしてやるな」

    制止したのは家入だった。だがその言葉には注意と言うよりも、気持ちは分かるが気遣ってやれと言うような意味合いがありそうな響きがあった。

    「家入センセ、ここに居るのって」

    と、虎杖がそう問うた時だった。

    「あぁ、起きたのか。体調はどうだ?」

    そんな言葉を口にした家入はベッドに駆け寄りカーテンを開くも、――――そこには誰も居ない。
    しかし家入はそこに誰かいるかのように、話し続ける。

    「無理はするなよ。……最近、大丈夫か?五条も、五条だけじゃなくて他のヤツらも心配してたぞ」

    背中を何度か優しく擦るような動作をした後、家入はその場に崩れ落ちる。
    否、何者かに突き飛ばされたと言った方が正確かもしれない。
    突如起きたことに虎杖も、そして伏黒も反応出来ない。その後、ひときわ大きな音がして背後の扉が開き――――。

    「伏黒!!」

    まるで今去っていったものに向かって叫ぶかのように、家入は扉の方を向かってそう叫び――――虎杖は己の予想が外れていなかったことを知った。

  • 13二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:15:16

    つまり…ベッドにいたのも同じような心音の異常か何かがあった誰かはやっぱり伏黒か
    そして家入を突き飛ばして去っていった場面があった…?
    しかし伏黒は異常なしってあったよな?どうなってるんだ?

  • 14125/03/29(土) 23:16:49

    家入が呼んだのは紛れもなく伏黒の名前であり、突然自分の名を呼ばれた伏黒も驚きを露わにしている。

    そして家入は「クソ」と若干口汚い一言を零せば、追いかけるように保健室を飛び出して廊下に出ていく。

    気付けばプツリと足音は消えており、より出入り口に近かった伏黒が廊下を見てみてもそこに家入の姿がない。


    「消えた、みたいだな」


    虎杖がこの健康診断の記憶がなかったように、伏黒も今のようなやりとりの記憶はないようだ。

    そもそも、伏黒が家入を突き飛ばすような真似をするとは思えない。


    静寂の元、残ったのはきつい消毒剤の匂いだけだ。

    まるでついさっきまで誰かが居たかのように、生暖かい空気の残るベッドに虎杖が視線を向ければ、そこにはメモと、美術室と書かれた鍵が落ちていた。

    メモを拾い上げれば、そこにはこう書かれていた。


    『私はすでに黄泉の国の食物を口にしてしまったので、もとには戻れないのです。でも、愛しいあなたのために黄泉の国の神に相談してみるので、しばらく待ってください。その間は私の姿を決して覗き見しないでほしいのです』


    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=73 (73)


    <アイデア>

    虎杖(75) dice1d100=79 (79)

  • 15二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:20:46

    家入さんは再現か何かのためだけにいた存在だったのかな?敵じゃなくて良かった
    そしてこのメモはヨモツヘグイと死者復活の話によくたる奴だっけ…?

  • 16125/03/29(土) 23:21:37

    そのメモの裏面には、「ヨモツヒラサカ」と書いてある。

    虎杖が手元のメモに注視しているのに気付いたのか、伏黒が近付いてきた。


    「一体何が起きてんだよ」

    「俺にも分かんない、けど……」


    そう言いながらメモを表と裏の双方を伏黒に見せる。


    「この健康診断も、……さっきここで起きてたことも、本当に起きてたことなんじゃって思う」


    なんとなく、でしかない。

    だがそのなんとなく、という直感に今まで助けられてきたことも確かだ。

    健康優良児の自分が健康診断に引っかかり、そして伏黒が家入を突き飛ばすような、何か。


    「だから知らなきゃ、思い出さなきゃいけないんだ」


    独り言のようなそれがぽつりと落ちる。

    忘れたことを思い出さなければいけないと、手の中の鍵を強く強く握り締めた。


    <アイデア>

    伏黒(⁇) dice1d100=43 (43)

  • 17二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:24:36

    「無理はするなよ。これ以上ベッドが埋まるのは困るからな。――――そんな所まで仲が良くなくてもいいんだぞ」
    これ聞くと伏黒もベッドで休むようなことはあったけど心臓に異常があるところまで同じって感じではないのかなって気がする
    家入先生突き飛ばす態度といい伏黒は心因性の何かで休んでたんじゃないかと予想

  • 18二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:28:05

    伏黒は健康診断引っかかってないんだもんな
    偽伏黒の肌?が水浸しの陶器に粘土を貼ったようなみたいな描写されてたから美術室もちょっと気になってた

  • 19二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:32:12

    なるほど心音やら身体の異常はなくとも不登校とか精神の病系とかでも保健室のベッドは使うから伏黒はもしかしたらその類なのかもなのか
    伏黒のアイデアはなんだろ…虎杖のフォローしてくれるのかな

  • 20125/03/29(土) 23:34:03

    ここから出ることと、自分たちの記憶を取り戻すこと。
    それらは同じではないが、どうしてか同じことのようにも感じるのだ。

    「……これは、古事記のイザナミ・イザナギ伝説の一節だ」

    しかし伏黒が呟いたのはそんな言葉。

    「へ?って、あぁ、これ?」
    「ヨモツヒラサカは、黄泉比良坂。黄泉の国とこの世との境界である場所を意味する」
    「……つまり?」
    「変なものは拾い食いするなよ」
    「絶対そうじゃなくね!?」

    薄々感じること。
    パースの狂った教室。不快な音がするチャイム。
    どうにも現実感のない、違和感が積み重なるこの環境。
    記憶がない部分のある自分たち。見覚えのない出来事。

    この場所の、正体。

    時計は17:10を示している。それが早いのか、遅いのかも分からない。
    だが進むしかない。前へと、一つずつ手掛かりを追いながら。

    探索箇所【前☑/後ろ☑/掃除用具入れ☑/階段☑/非常階段☑】
    →追加探索箇所【下/上/保健室☑/美術室】

    ≪虎杖の行動≫【安価】を頭につけてね
    探索箇所や行動の指定(会話などもあれば追加指定)
    先着一名の安価実行

  • 21二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:36:53

    【安価】
    美術室
    あとこんな時だからこそUSBに入ってる曲のこと話題に出してみようかな

  • 22二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:38:12

    イザナミイザナギので良かったのか
    そうだとすると変なものを食べちゃいけないしあの話的に後ろも振り返っちゃいけないタイミングが出てきたりするのかな
    探索場所は徐々に増えていくんだなぁ

  • 23二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:38:31

    つまりここは黄泉もしくは黄泉に近い場所?

  • 24125/03/29(土) 23:50:18

    「美術室行ってみようぜ。階段の方は……ちょっと、後回しで」


    ちらと時計を見た伏黒もまだ時間に余裕があるのを察してか、「そうだな」と口にする。

    保健室の扉を一応施錠してから出て、隣の美術室へ向かう最中、何とも言えない重い雰囲気を断ち切るように虎杖は口を開いた。


    「そう言えば伏黒が今持ってるUSBあるだろ?何入ってんの?」

    「覚えている範囲なら、――――」


    そうして口に出した数曲、その全てに虎杖は聞き覚えがあった。

    曲名すらまだつけられていないものも、伏黒が口遊めば「あぁ!」と思い出す。


    「俺たちが覚えてる範囲ってやっぱほとんど一緒ってことだよな?」

    「おそらく、はな」

    「二年の八月の健康診断は覚えてないけど、最後に覚えてる日にちは?」

    「そう言うオマエはどうなんだよ」

    「あんまピンと来ねぇかも」


    互いにもやがかかったように思い出せない部分があるのは変わらない。

    だけれど、分かることもある。

    互いに夢に向かって切磋琢磨していたことだとか。希望に満ち溢れていた時間だとか。


    そうして虎杖の抱く、自分の夢は叶えられないことを知っている、ということ。

    矛盾しているように思えるが、どうにも自分の中にはそれがしっくりと来てしまっている。

    叶えられない。叶わない。

    そんなわけないと思いながらも、そうだとも思う不思議な感情。

    そうこうしていれば美術室の前に辿り着く。


    <聞き耳>

    虎杖(52) dice1d100=13 (13)

    伏黒(??) dice1d100=95 (95)

  • 25二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:52:37

    こんどは伏黒がギリセーフこのコンビダイス目が本当に怖い

  • 26125/03/29(土) 23:56:06

    そして鍵を開けたその時、虎杖の耳に届いたのは中から聞こえる、何かを削るかのようなガリガリという音。

    扉一枚隔てた向こう側から聞こえる音の正体は分からない。


    「中から音聞こえね?」


    声を潜めてそう問うも、伏黒には聞こえていなかったらしい。


    「何の音だ」

    「何かを削る音、みてぇなの」

    「……警戒しとけよ。扉はオマエが開けろ」

    「了解!」


    そしてなるべく音を立てないように扉を開けるが、警戒していた人の姿はそこには無かった。

    美術室の中は既に電気はついていたものの蛍光灯はちらついている。

    イーゼルやキャンパス、学校備品の画材は教室の左右の棚にまとめられており、こびりついた絵の具が色鮮やかに床を彩っている。

    美術部が作業に集中するためにと教室後方にはついたてが設置されており、その奥の作業机からは廊下にまで響いていたガリガリという音が聞こえてくる。

    何かが居るのだとすれば、あの無効なのだろうか。


    <芸術(漫画)>

    虎杖(80) dice1d100=35 (35)


    <聞き耳>

    虎杖(52) dice1d100=75 (75)

    伏黒(??) dice1d100=53 (53)

  • 27二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:56:42

    危ないな…ファンブルじゃなくて良かった
    2人とも夢に向かって切磋琢磨してたのに夢は叶わないと矛盾なく思ってるのが両立するのって今の情報のせいか死んでるんじゃ…?って思ってしまうな

  • 28二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:57:34

    虎杖は伏黒の作った曲全部聴いてるんだなって親友らしさを感じてほろっとした
    伏黒も虎杖の描きあげた漫画読んでたんだろうな

  • 29二次元好きの匿名さん25/03/29(土) 23:58:55

    聞き耳伏黒どうなんだろ…虎杖も失敗だから分からないな
    漫画は成功してるから芸術関係の削り音かどうか?みたいなのかな

  • 30二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:00:07

    伏黒が廊下に出て聞いたのピアノの音の他が何かを引っ掻くような音だったっけ
    これか?

  • 31125/03/30(日) 00:05:03

    そして扉の向こう側までくれば、虎杖にはそのガリガリとした音の正体に勘付く。
    これは物を削る音ではなく、Gペンを走らせる音だ。紙にペン先が引っかかる音が心地よい。

    自分にとっての日常の延長線上にある音で、思わず警戒が緩みそうになる。
    だが隣を見れば、伏黒が険しい顔をしてついたての方を見つめていた。

    「……呼吸音だ」

    重々しく落とされたその声。どうやら伏黒には目立ったGペンの音以外にも、そのペンを握る何者かの呼吸音が聞こえているらしい。

    どちらにせよ、放置するわけにはいかない。
    実際に何かが居るか、それとも先程のベッドのように何もないのか。

    「これ、多分Gペンの音だと思う」
    「聞き覚えがあるかと思ったら、それか」

    伏黒にとっても虎杖が漫画を描く姿と言うのは馴染み深い。
    互いに教室で机を向かい合わせて、片や漫画を、片や曲を、なんてこともよくあった。
    そのせいで帰らなければならない時刻を過ぎたり、なんてこともあったし、その後に更にファストフード店で続きをしたりだの。
    二人の成果物は誰よりも互いが出来上がるまでの過程を見て来たと言っても過言ではない。

    美術室の探索箇所【棚/教室のついたてで区切られた箇所】

    ≪虎杖の行動≫【安価】を頭につけてね
    探索箇所や行動の指定(会話などもあれば追加指定)
    先着一名の安価実行

  • 32二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:08:38

    伏黒は成功してたのか
    虎杖は漫画という共通点あるから緩んで伏黒が警戒するのなんからしくて好き
    そして伏黒にも聞き馴染みあるの…いいね…

  • 33二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:11:31

    虎杖が漫画書いてる音と呼吸音が聞こえてるのか?
    【安価】棚調べてみる

  • 34125/03/30(日) 00:20:15

    ついたてで区切られた向こう側に誰かが居る、のかもしれない。

    だがGペンの音が響き続けている以上、それが止まればすぐに気が付ける。


    となればまずは手前の棚へと注意が向いた。

    デッサン用の石膏像、絵の具やブラシなど高校の美術授業で使用されるであろう様々な道具が陳列されている。

    懐かしいような心地になるものの、その全てに思い入れがあるかと言えばそうでもない。


    そこまで長い時間、何かがあるか探しているような時間は――――おそらくない。

    手早く見た後、音の在処を確認しなければならないだろう。


    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=81 (81)


    <???>

    伏黒(⁇) dice1d100=85 (85)

  • 35二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:22:09

    これは二人とも取りこぼしたかな

  • 36二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:24:21

    1足りない
    伏黒が目星90くらいない限りはよく分からなかったかなこれは

  • 37125/03/30(日) 00:31:37

    思わず目が滑っていた虎杖とは裏腹に伏黒は何か気になるものを見つけたらしい。
    棚に近付き、そして手を伸ばして何かを掴み取る。
    そうして掴んだものを見て、虎杖は思わず小さく声を零した。

    「あ」

    伏黒が持っていたのは、インクの小瓶だ。
    黒インクに満ちているその瓶は少し揺らせば黒々とした液体が側面をなぞるように揺らめいている。
    虎杖にはそれに見覚えがあった。何故なら――――

    「オマエのだろ、これ」

    USBを見つけた時とは逆、今度は伏黒が虎杖のものを見つけたらしい。
    インクの小瓶には何故かどこぞのパン祭りのシールが貼られているものの、当然と言うべきか多少黒く汚れてしまっている。
    それを受け取りながら、思わず虎杖はぼやく。

    「なんでこんなとこに?」

    美術室にこれを置き忘れた記憶は当然ない。

    「それを言うなら俺のUSBがあんな所に入ってた時点で考えても無駄だろ」
    「確かに」

    そして二人はこれ以上何か置いていないことを確かめてから、ついたての方を見る。
    真っ白なついたての向こうには人影が揺らめいている。やはり誰かが居るらしい。
    机に向かうように座っているのか、前後にゆらゆらと動いている様子がついたて越しにも確認できる。

    そして伏黒はついたての向こうに足を踏み入れ、それに虎杖も続く。

  • 38125/03/30(日) 00:34:50

    二人が更に美術室の奥に進むと、大きな教室用スクリーンの前で机に向かっている人物の背中が目に入る。

    その後ろ姿は酷く苦しそうで、激しく肩が上下している。集中しているのか、こちらに気づく様子はない。

    スクリーンには明滅する光だけが映し出されており、素人目に見てもプロジェクターとの接続がうまくいっていないことがわかる。


    未だGペンの音が響き、そして近付けば虎杖にも分かる呼吸音。

    それはかなり荒く、喉に何かを詰まらせたような、胸を締め付けられているかのような……酷く苦しそうものだ。


    蛍光灯がチラついていることもあり、その人影の正体は分からない。


    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=7 (7)

    伏黒(⁇) dice1d100=79 (79)

  • 39二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:35:04

    虎杖のインクの小瓶が…?
    ならここにあるものもいるのもやっぱり虎杖関係なのかな

  • 40二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:36:02

    虎杖が体壊した時の姿か?鬼気迫るものがあるな

  • 41二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:37:02

    これまでの結果的にこれ虎杖って分かりそうなやつだな…
    虎杖大分体ギリギリで頑張ってたのか

  • 42125/03/30(日) 00:38:21

    しかし気付く。気付いてしまう。

    その人物の足元には、尋常ではない量の血だまりが出来ている。

    ぼたぼたと未だに滴り落ちているそれは止まる素振りを見せない。


    明らかな異常事態に息を飲む。薄暗がりの中、赤が主張していた。


    <SANチェック>0/1

    虎杖(75) dice1d100=14 (14)


    <アイデア>

    虎杖(75) dice1d100=2 (2)

  • 43二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:39:59

    虎杖が覚醒した!しかし血を吐くほど悪いのか

  • 44二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:42:49

    これはさすがに実際にあったことではないよね…?と思ったけど教室に血に塗れた痕跡のある机あったしどうなんだ
    こんなになってまで描かなきゃいけないものがあったの

  • 45二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:45:30

    血溜まりになるほど…?相当ヤバかったのか
    しかし虎杖は自分の体の詳細がわかるタイミングでなんか妙にクリティカルで事実を引き寄せてくるの怖いな

  • 46125/03/30(日) 00:48:14

    それは明らかに人間の致死量を超えている。それだけの赤が視界に満ち――――気付く。


    「ぁ」


    気付かざるをえない。Gペンの音。苦しそうな呼吸音。――――保健室で見た、健康診断の結果。


    「ぁあ」


    隣に立つ伏黒が自分の方を見たのが分かった。しかし伏黒が口を開くよりも先に、虎杖は呟く。


    「俺だ」


    その言葉と同時、視界の中の人影がゆっくりと振り向く。

    その顔を見て、伏黒は驚愕のあまり固まるが、虎杖は泣き笑いのような顔になる。


    「俺だよ、伏黒」


    あそこに居るのは自分だった。でも、自分ではない。目の前に居る”虎杖悠仁”は口から大量の血を垂れ流し、生気の無い顔をこちらに向けている。

    皮膚はゴムのような人肌とは全く別の質感を放ち、顔は何か異質なものに無理やりくっつけたようなボコボコとしたひずみを見せていた。

    苦悶に満ちた表情は姿こそ”虎杖悠仁”のものとはいえ、自分たちの知っているものとは大きく違っている。

    そして彼はゆっくりと立ち上がり、ふらふらとこちらに近づいてくる。

    ……いや、正確には伏黒に向かって歩んでいく。重そうに腕を持ち上げて伏黒を指さした。


    「オマエにはまだ、何もかもあっただろ!!」


    泣き叫びの怒号を上げつつ、”虎杖悠仁”は二人に襲い掛かって来た。


    <SANチェック>1d3/1d6

    虎杖(75) dice1d100=79 (79)

    伏黒(??) dice1d100=43 (43) dice1d3=2 (2) dice1d6=1 (1)

  • 47125/03/30(日) 00:49:47

    ≪SAN減少≫

    虎杖 75 - dice1d6=2 (2)

  • 48二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:51:10

    これ襲ってきた”伏黒”と同じ存在か
    訳が分からんがまた戦闘かな

  • 49二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:51:56

    やっぱり虎杖って確信持つような情報だった!
    しかし伏黒?だけじゃなく虎杖?もいたのか…
    伏黒これまさか後を追いかけてしまった奴なのか?

  • 50二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:54:51

    わァ…ァ…偽伏黒って言っちゃってたけどこれ伏黒もちゃんと"伏黒"だったんだろうな
    "虎杖"も"伏黒"もそれぞれ過去の自分への後悔とか怒りみたいなものがあるのか?

  • 51二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 00:55:19

    オマエにはまだ、何もかもあっただろ?
    伏黒が虎杖の後追いで命投げ出してそうな発言だな……

  • 52125/03/30(日) 00:56:33

    ■■戦闘開始Round1■■

    DEX順:虎杖(18)→"虎杖悠仁"(18)→伏黒(⁇)


    血を吐きながらも二人に迫る"虎杖悠仁"はおそらく万全、ではない。

    しかしそこにある二人へと向ける害意、もしくは殺意は本物だろう。


    ≪虎杖の行動≫【安価】を頭につけてね

    ①"虎杖悠仁"に<キック><マーシャルアーツ>

    ②"虎杖悠仁"に<ブラックジャック>や<バット>(どっち使うかも宣言)

    ③様子を見る(このターンの最終に行動を回す)

    ①~③、もしくはそれ以外を指定。

    加えてこの"虎杖悠仁"への行動の指針の宣言もお願いするよ

    先着一名の安価実行

  • 53二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:00:21

    これは今度は伏黒が戦いにくいな…
    うう悩むな

  • 54二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:03:48

    【安価】①
    行動の指針としては「"虎杖"をこれ以上喋らせたくない」

    伏黒に向かって敵意をあらわにしたのもあるしなんかアイデア2で本能的にもうやめてくれってなってそうかなと

  • 55二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:05:02

    【安価】伏黒カバー出来るように一旦様子を見たい
    倒す気はあるけどまずは観察したいな
    なくした記憶に関わりそうだし

  • 56125/03/30(日) 01:08:42

    本能的な直感、と呼ぶべき何か、だろうか。

    目の前の自分の姿をした何かにこれ以上喋らせてはいけないと、そう思う。

    これじゃあさっきの伏黒をどうこう言えはしないと、乾いた笑いが零れる。


    「もういい」


    何があったのかは分からない。

    そうして叫びたくなるよう何かがあったのかもしれない。


    「もう、黙っとけよ」


    だが自分の姿をした何かが友人へと無様に喚く様子など、見たくはなかった。

    そして伏黒にも見せたくはなかった。


    「いたど」


    <キック><マーシャルアーツ>

    虎杖(75-40) dice1d100=61 (61)

  • 57125/03/30(日) 01:09:25

    ≪ダメージ算出≫

    dice1d6=6 (6) + dice1d4=3 (3)

  • 58二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:10:53

    なんとなく万全じゃないって言ってたからそもそもが死にかけだったのかも?と思ってたんだがどうなるかな

  • 59二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:11:02

    自分には容赦しないなぁ2人とも

  • 60二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:14:25

    確かにさっきの伏黒と似た感じになってる…
    伏黒もなんか無意識下ですごく嫌だったんだろうな

  • 61125/03/30(日) 01:21:34

    伏黒の僅かな制止をも越え、虎杖の一撃は目の前の自分のようで自分ではないものに当たる。
    一撃で沈める気で放ったそれは元より万全ではなかったらしい相手を沈めるに足りたらしい。

    虎杖の姿をした”それ”は倒れた。あっけなく、たった一発で、だ。
    そして譫言のように「伏黒……逃げろ……”それ”は……」と虎杖のことを指さす。
    何を言うにしても聞きたくはないと、虎杖がもう一撃叩き込もうとしたその最中、手は力なく地面に落ちる。
    “それ”はそのままゆっくりと目を閉じ、塵芥となって消え失せ、後に残ったのは「       様へ」と一部がかすれた文字で書かれたCDのみだ。
    辺りには、重い空気と焼け焦げたような匂いがかすかに漂っている。

    虎杖はそのCDを黙って持ち上げれば、引っかいたような細かい傷が表面についているものの、記録面には傷がついていないことが分かる。
    機材があれば再生できるだろう。

    「……虎杖」
    「さっきの伏黒の気持ち、分かった気ィする。これ、思った以上に嫌なものだな」

    そう答えてから虎杖は視線を先程まで自分ではない自分が座っていた場所へと向ける。
    そこにはトーンやGペンなどの漫画道具が散らばっていた。
    そして血まみれの原稿用紙に紛れて、「炎の暗澹」と書かれたキャンパスノートを発見する。
    表紙は黒ずんでいて、あまり綺麗なものではない。

    「これ、なんて読むか分かる?つーか、どういう意味?」
    「あんたん、だ。見通しが立たないだとか、あとは希望が持てないだとか、単純に暗いか、その辺りだな」

    誤魔化すようなそんな会話に伏黒も答えたが、やはり伏黒も思う所があるのだろう。

    「炎の暗澹」という漫画のネームノート、ネタ帳として使っていたのだろう、何度も推敲した後や破った後など努力の痕跡がうかがえる。
    ただ、異様であったのは最後のページに乱れた筆跡で「死にたくない」と書かれていたことだ。
    そしてそれを大きく塗りつぶすように「お前が     からだ」と綴られていた。

  • 62125/03/30(日) 01:24:56

    そしてそれを見ていれば、虎杖は気付く。

    これは紛れもなく自分のネームノートだ。

    漫画のアイデアや落書きをここに書き記していたことを覚えている。


    ――――――そして自分が「死にたくない」と書いたことも。


    胸部が酷く痛む。

    先程の保健室での痛みを彷彿とさせる、もしくはここに居た”虎杖悠仁”を思い出させるような痛みと苦しさ。


    気付けば何かに誘われるように、虎杖はGペンを手にとっていた。


    <芸術(漫画)>

    虎杖(80) dice1d100=60 (60)

  • 63二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:27:42

    おおお…高校生の死にたくないは辛い…
    "虎杖"は死んでも燃えないんだな…虎杖から逃げろって伏黒に言ってる?虎杖は伏黒を害する気は1ミリもないけど…

  • 64125/03/30(日) 01:31:19

    どうしてか、描けると思った。

    自分の姿をしていたあの化け物のような何かが描いていたものを、今の自分も。

    そしておもむろにペンを握り、試しに思うがままにペン先を躍らせる。

    紙に引っかかるその懐かしい感覚も愛おしく、胸が躍る。


    ――――しかし、それは突然訪れる。

    呼吸が徐々に早くなり、視界が狭まっていく。

    口の中に血の味が広がるのと同時に、気付けば一人でに筆が走り出していた。


    気づけば、見るも悍ましい炎の塊を描き上げていた。

    描いたことがないはずだと言うのに、それは出来上がってしまっている。

    あの時分のようで自分ではないものがこれを描こうとしていたのかはわからない。

    そしてその絵を見下ろしていれば、脳裏に声が過ぎる。


    「よくも自分を殺してくれたな……」


    その直後にふっと体の力が抜ける。

    自分の胸の中にくすぶるどす黒い感情が瞬間的に全身に巡る。

    今のは、一体なんだったのだろう。

    荒くなる息、口から溢れる血液。

    けふりと咳き込めばノートに赤が散る。

    足元に広がっていた赤と同じ、目に痛いほどの赤が。

    (虎杖:HP16→15)


    <SANチェック>1/1d3

    虎杖(73) dice1d100=41 (41)

  • 65二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:31:45

    "虎杖"は伏黒と敵対する気はなかった?
    逃げろって言ってたもんな…わからなくなってきた

  • 66二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:32:35

    わー無茶するな虎杖!!暗澹って今の虎杖には読めないのに虎杖のネームノートではあるんだね
    今は思い出せない病状が進んで亡くなるまでの間に使ってたノートなんかな…

  • 67二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:35:28

    "虎杖"から二人へと向ける害意、もしくは殺意は本物だろう。ってあったから倒さないと最後の逃げろってやり取りには至らなかったのかもしれないなとも思う
    今のところ病死と自殺っぽい雰囲気は感じるけど殺された人はいない…よな?だれ?

  • 68125/03/30(日) 01:38:57

    強張っていた体から力が抜け、ゆっくりと息を吐く。
    そしてGペンを置いて顔を上げれば、何とも言えない顔をした伏黒と目が合った。

    「ふ、伏黒サン……?」

    じっと自分の描いた絵を見下ろす伏黒の表情は、怒っているのとも悲しんでいるのとも単純には表せない、複雑な何かが見える気がした。

    「なんだ」
    「そりゃこっちの台詞なんデスケド」
    「なんでもない」
    「なんでもないって顔出来るようになってから言ってくれませんかねぇ!?」

    その言葉に少し黙った後、伏黒はぼそりと呟く。

    「その絵を見ていると…………、気にするな」
    「気にならんわけなくね!?」
    「うるせぇ、気にするなって言ってんだろ」
    「そんな無茶な」

    そんな二人をプロジェクターがチカチカと明滅しながら照らしている。
    話を逸らすためか、伏黒はプロジェクターを弄りだす。

    「…………ムカつくんだよ」

    その言葉の真意を尋ねる前に、プロジェクターの接続をどうにかしたらしい。
    起動ボタンを押せば白の中、映し出されたのは――――伏黒の姿、だった。

  • 69二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:40:34

    「       様へ」と書かれたCDは音楽室なら再生できるかな?死にたくないを塗りつぶす「お前が     からだ」は虎杖の自責っぽい何か?
    「よくも自分を殺してくれたな……」は誰の声なんだろ

  • 70二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:41:26

    なんか…これ虎杖だけど虎杖変なモノになってる?それかナニカと繋がってるのか?明らかに挙動がおかしいぞ
    伏黒も実はなんか色々知ってるんじゃないか?って感じがあるな…分からん!

  • 71二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:43:22

    見るも悍ましい炎の塊の絵、病気で心身が病んでたとしても虎杖が本来描かなそう…かな
    何か取り憑かれちゃってたりする…?

  • 72二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:44:05

    絵を見てるとムカつく…
    伏黒が見たのって見るも悍ましい炎の塊だよね
    そういえば"伏黒"は燃えたんだっけ
    関係あるのかな

  • 73125/03/30(日) 01:46:07

    白い映像から切り替わった画面には、伏黒が映っている。

    場所は二人が見慣れた伏黒の自室。互いの家を行き来した数も片手では足りない程だ。

    音楽機材に向き合う形で着席をし、膝の上には何枚もの楽譜を乗せている。


    それだけならば、良かった。

    だがどうにも様子がおかしい。


    かろうじて呼吸などの生命活動を繰り返しているらしいことは見てとれるが、ぐったりと椅子にもたれかかっているその姿には一切の生気が感じられない。

    次第にバタバタと足音が聞こえたかと思うと、複数人が伏黒に駆け寄る。


    「おい、ものすごい声が聞こえたぞ」

    「恵?どうしたの、恵!?」

    「何が起きたの、大丈――――」


    揺すっても声をかけても伏黒は反応せず、そのうち膝に乗せていた数多の楽譜とともに椅子から崩れ落ちた。

    周りの人間は驚き、時が止まる。


    そして伏黒は何かボソボソと口を動かした後に、突然狂わんばかりにけたたましく笑い始める。

    虎杖も聞いたことのないような、そんな笑い声。

    辺りは騒然とし、慌てた周りの人間たちに伏黒は抱えられ運ばれていく。

    映像はそこでブツリと途切れる。


    今はもう雑音とともに砂嵐が映し出されているのみだ。


    <SANチェック>0/1

    虎杖(72) dice1d100=96 (96)

    伏黒(⁇) dice1d100=3 (3)

  • 74二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:48:05

    まーたこの2人は極端な出目を出す
    伏黒も虎杖も自分の事より相手の事でダメージ受けるのか

  • 75二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:51:42

    伏黒も何かに取り憑かれちゃってた?自前の発狂?

  • 76二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:53:33

    自分のことでは動じないなこの2人
    相手に何かあるとめちゃくちゃ動揺するけど

  • 77125/03/30(日) 01:53:33

    呆然と立ち尽くす中、カチャン、という乾いた音が鳴り響く。隣の職員室からだろうか。

    動揺を抑え切れずに、虎杖は一度深く瞼を下ろす。
    真っ暗な視界の中、己の血潮が微かに見える。

    「気にするな」

    伏黒は自分のあんな姿を見たと言うのに、冷静だった。

    「本物か偽物か分からない。こんな所で見せられたものにいちいち気にしても仕方がないだろ」

    それはおそらくフォロー、なのだろう。
    そこまで言わせてしまったのならば、と言うよりも本人がそう言ったのなら虎杖がいつまでも引き摺っているわけにはいかない。

    「そう、だよな」

    不十分な記憶は精神を揺さぶる。だけれども、核となる部分まで揺らいだわけではない。
    進まねば。帰らなければ――――たとえ夢が叶わないのだと、心のどこかで分かっていても。
    時刻は17:20、時は確かに終わりへと向かっていた。

    探索箇所【前☑/後ろ☑/掃除用具入れ☑/階段☑/非常階段☑】
    →追加探索箇所【下/上/保健室☑/美術室☑/職員室】

    ≪虎杖の行動≫【安価】を頭につけてね
    探索箇所や行動の指定(会話などもあれば追加指定)
    先着一名の安価実行

  • 78二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:55:41

    【安価】職員室行くか
    伏黒に今の映像の心当たりや記憶ないのか
    覚えてる最後の記憶どこまでなのか聞きながら行く

  • 79二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 01:55:50

    職員室でした音って鍵が落ちた音だったりする?

  • 80二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 02:00:50

    特に反応してなかったけどCD伏黒が作ったものだったりしないかな
    様へってのがどこかに応募したデモテープ的な雰囲気ある

  • 81二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 02:07:06

    なんか…夢が叶わない理由って死ぬだけじゃなくてなんかお互いに芸術系技能がなんかと接続しちゃったのか?
    虎杖は直接変な絵を描いたし伏黒は楽譜とかの中で狂った反応したみたいだし
    なんか単なる偽物と思えなくなってきた

  • 82125/03/30(日) 02:07:54

    と言うことで区切りが良いのでここまで、次は職員室探索からだよ
    割とリカバリーできる時の出目荒れは笑えるけど、リカバリー出来ない時の出目荒れは大変なことになるからスレ主は今のうちに出目が荒れて後半に大人しくなることを祈ってるよ
    ついでに現時点でのクリファン晒しとくよ

    虎杖→目星1C、アイデア2C2C、聞き耳96F、目星97F、アイデア98F(SANチェック96)
    伏黒→アイデア96F(SANチェック3)

  • 83二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 02:09:51

    虎杖の荒ぶり方がすごい

  • 84二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 02:10:34

    乙でした
    段々わかってきたこと並べると不穏でしかないな
    虎杖も伏黒も何やら大変なことになってそうだな

  • 85二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 02:12:09

    全体的に重苦しい過去の雰囲気をみっしり感じるけどUSBに貼ってある可愛いシールとかインク瓶に貼ってあるパン祭りシールとかかつての二人の日常を感じる描写大好き
    そんで出目が印象以上に暴れんボーイすぎて笑ってる

  • 86二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 02:13:38

    スレ主お疲れさまです
    虎杖の出目ヤバいな
    後半…落ち着くかな…この2人は急に転がるようにバッドエンドの方に行くタイプなんだよな…

  • 87125/03/30(日) 02:19:04

    そう言えば余談だけど、インクの小瓶にパン祭りのシールが貼ってあるのは虎杖が集めているの知った伏黒が「いるか?」と聞いて「いるいる!」と答えたはいいものの「どこに貼れば良い?」「その辺に適当で良いから!」と修羅場ってる虎杖に言われて散らかってた机の上にあったインクの小瓶に貼ったら三秒後にインクが跳ねて汚れて、流石にこれは使えないからと貼ったままにしてる……なんて流れがあったと思うんだよ

    🎲によるロストの問題児は圧倒的に虎杖(CALLING、餞、沼男)だけどスレ民が手綱握ってくれるなら大丈夫だと信じるよ
    折角ならスレ民に虎杖の🎲振って貰えばよかったかな……

  • 88二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 02:37:43

    最近安価ダイスだとファンブラーな気がしてきたから安価ダイス怖くなってきた

  • 89二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 08:18:58

    安価ダイスも荒ぶるときは荒ぶるからな(クリファン前科持ち並感)

  • 90125/03/30(日) 12:41:26

    職員室へと向かう最中、と言っても隣の部屋に行くだけなのだが、ぽつぽつと会話は進む。

    「……さっきの映像、だけどさ。伏黒には心当たりとか身に覚えってない……んだよな?」
    「ないって言ってんだろ」
    「ないとは聞いてないんデスケド」

    そう言えば伏黒は少し固いものの、呆れたように溜息を吐く。

    「見覚えもなければ、思い当たる節もない」

    はっきりとそう答えが返って来るのに続いて、伏黒は隣の虎杖を見返す。

    「オマエこそどうなんだよ」

    じろりと目つきが悪いように見えるのは心配が故か、もしくは嘘を吐かぬように観察しているか、どちらだろう。

    「どうって、何が?」
    「何が、じゃねぇよ。さっきのネームノートに書かれてた言葉に、オマエが描いてた絵。思い当たる節がないとは言わせねぇぞ」

    そう言われてしまえば困るのも確か。むしろこっちには思い当たる節、しかない。
    とはいえ、記憶に穴があるというのも相変わらずではあるのだが。

    「俺が書いた……かもな?とは思うけど、書いた記憶はない。あの絵も……気付いたら描いてた、みたいな感じで」

    どこまで詳しく言うか迷い、少し誤魔化す。

    「それよりも、伏黒はどこまで覚えてんの?」
    「オマエがジャンプっぽい漫画とマガジンっぽい漫画とサンデーっぽい漫画を描いてたのが直近」
    「あー……あー……!?確かにそんなことしてたしそれより新しいの描いてた記憶ないけどそれ出てくんの!?」

  • 91二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 12:45:02

    2人も覚えてる記憶は大体同じような時期なのか
    嘘ついてる感じはなさそうだし

  • 92125/03/30(日) 12:49:17

    職員室の扉には鍵はかかっていないようで、手をかければ何の抵抗もなく開く。
    しかし職員室の中には電気はついていないようで、人気も一切なく、辺りを見回しても誰も居ない。
    二人の知る職員室とは自分たちの下校時刻まで少なくとも誰かしらは教師が居たため、無人の職員室は新鮮だ。

    そして中を改めて見渡せば、一つの机だけ席に灯りがついている。
    それに照らされた両隣の机だけがぼんやりと確認出来る。
    思わずそこに足を向ければ、灯りがついている席が誰のものなのかはすぐに分かった。
    彼らの一年時、二年時の担任。五条のものだ。

    「ここ、五条先生の机だよな?」
    「左隣が、隣のクラスの歌姫先生で右隣は学年主任の夜蛾先生、か」
    「伏黒職員室の席まさか全部覚えてんの?」
    「来れば覚えるだろ」

    確かに記憶を遡れば思い出せるような気もするも、パッと出てくるかと言えば微妙だ。
    とはいえ、伏黒らしいと言えるだろう。

    職員室の探索箇所【担任の机/左隣の机/右隣の机】

    ≪虎杖の行動≫【安価】を頭につけてね
    探索箇所や行動の指定(会話などもあれば追加指定)
    先着一名の安価実行

  • 93二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 12:54:56

    【安価】担任の机探索
    さっき出現したCDについて見覚えはないかどんなものか予想はつかないか話してみたいな

  • 94125/03/30(日) 13:13:18

    「流石にちょっと誰のものかって分かってる所を漁るのって罪悪感あるよな」

    「顔、笑ってんぞ」

    「……五条先生の机だぜ?」


    そんな会話をしつつ、性格からすれば以外にも片付いた机の上から数種類の資料が目に付く。

    進路希望書に調査報告書、それとメモ帳だろうか。

    二人でガサゴソとそれらを見ながら、話は続く。


    ここにあるのは自分たちのクラスの進路希望書だろう。

    進級した4月に早速提出したことを覚えている。おそらく自分たちのものもあるはずだ。

    進路希望書の中も自分たちのものを探しながら、そういやと虎杖は一旦手を留めて隣を見る。


    「そういやさっきのCD、あれ俺が持ってるけど伏黒に覚えある?」

    「ない。余計なこと言ってないで手を動かせ」

    「はいはい……中身なんだと思う?」

    「使用用途を考えるなら曲か、なにかの音源かもな」

    「伏黒の作った曲が入ってたりして」

    「そうだとしても喜べるような状況でもないだろ」

    「そうだけどさ、……じゃあ誰宛だと思う?」

    「知るか」

    「何かに応募した時の、とかじゃねぇの」

    「覚えてないって言ってるだろ」

    「へいへい」


    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=8 (8)

    伏黒(⁇) dice1d100=89 (89)

  • 95二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:15:22

    伏黒の出目が荒れてきたなこれ以上あらぶらないように祈ろう

  • 96二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:17:21

    伏黒はなんか甘いものとか余計なものでも見つけてるのかな…

  • 97二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:21:37

    2年の四月に進路希望提出したことは覚えてて8月の健康診断の結果は覚えがないんだな
    ここからここまでな覚えてるって感じなのかそれとも時期関係なく事柄によって記憶に穴があるのか

  • 98125/03/30(日) 13:27:16

    進路希望書のプリントを半分に分けてそれぞれ探していたのだが、伏黒の方の束には二人の分のどちらもなく、虎杖が持っていた方から二人の分が出てくる。

    それを机の上に二枚並べた……のだが、目に入る光景に思わず二人共顔を顰める。


    その進路希望書自体には見覚えがあった。進路先を記入するもの。

    そこには虎杖の名前がある進路希望書には漫画家と、伏黒の名前がある方には作曲家と、そう記入されている。

    だがそれらを塗り潰すように赤いペンで大きく、「叶わぬ」と書かれていた。

    虎杖はそれを見て、これは自分の書いたものではないと直感的に感じる。

    そして記憶を遡れば、ここには自分の進みたい専門学校の名前を書いたのだと思い出す。

    悪趣味なそれに隣を見れば、伏黒は酷く冷めた目で進路希望書を見つめていた。


    「……俺、こんなの書いた覚えないんだけど」


    返事はなくとも、伏黒も同じだと分かる。

    見ているだけでなんとなく不快な心地になるそれを虎杖は少し迷ってから、ぐしゃりと握り潰す。

    それを見ていた伏黒は小さく笑い、自分の名前が書いてあるそれを真っ二つに破り捨てた。ゴミ箱に放り込めば、ほんの少しだけ心が晴れた気がする


    「絶ッ対五条先生も同じことする」

    「確かにな」


    むしろ五条がこういった悪趣味なものを見つければもっと盛大に処分してくれるだろう。

    あぁ見えて夢に対して叶わないとは言わない人だ。「このままじゃ無理だと思うけど?」くらいは言うが。


    次に目を向けたのは調査報告書だ。全体的に煤にまみれたように薄汚れており、なんの調査報告書かのタイトルすらも判別できない。

    読める箇所は一部分だ。『心×××による××』と書いてある。


    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=81 (81)


    <???>

    伏黒(⁇) dice1d100=64 (64)

  • 99二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:29:21

    虎杖のことかな書かれてるの?
    伏黒が成功してそうだ

  • 100二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:33:11

    いいぞそんなもの捨ててしまえ担任五条の話してる時の二人好きだな
    調査書なんだろ心臓疾患による…入院、休学、とか

  • 101二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:36:09

    無理だと思うとは言ってもここまで悪趣味なことはしないって信頼あるのいい
    しかし真実じゃない内容に敢えて叶わないと書いてるのはなんだろうな悪意だけは感じるが
    心臓…かと思ったけど心的外傷とかもあるのか

  • 102125/03/30(日) 13:39:57

    これでは読めないと半ば諦めてしまった虎杖に対し、伏黒はおもむろにその調査報告書を持ち上げ、机の上の光に透かす。

    すると後半部分は相変わらず読めないが、前半部分は薄らと文字が見えるようになった。


    「さっすが伏黒!!んで、なになに?」


    ……と、笑っていられたのはそこまでだった。

    前半部分に書いてあったのは、『心神耗弱による』という文言。

    しかしそれだけ分かってもと、どこか冷静な心はそう思っていたのだが、気付けば視界が歪んでいた。


    「……え」


    胸が苦しい。思わず服の上から握り締めれば、そのままぼたぼたと涙が溢れてくる。

    思わず隣を見れば、霞んだ視界の中で伏黒が自分を見ているのに気付く。


    <アイデア>

    虎杖(75) dice1d100=85 (85)

    伏黒(⁇) dice1d100=53 (53)

  • 103二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:43:25

    記入欄専門学校のままで「叶わぬ」だとその学校にはいけないって感じだけど漫画家作曲家にはなれないって「夢」自体を否定する悪意を感じる
    心身消耗…保健室のリアル回想からして伏黒の話か?

  • 104二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:45:16

    心臓でも心的外傷でもなく心身消耗…家入も言ってた通り五条も気にしてたってことか
    しかし虎杖が涙流す…?伏黒ではなく?虎杖も気にしてたのか?それとも虎杖にもあったのか?謎だな…

  • 105二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:46:34

    心神耗弱か伏黒のことかな
    伏黒が成功か

  • 106125/03/30(日) 13:47:13

    自分が何を感じているのか、どうして泣いているのか、分からない。
    分からないことが多過ぎる調査報告書は誰のことが書かれているのかも、最終的に何が起きているかも知らないまま。
    だと言うのに、胸の苦しさだけが止まなくて視界はずっと歪んだまま。
    その奥で伏黒がどんな顔をしているのも分かりはしない。

    「オマエ……」

    掠れた伏黒の声がその場に響く。
    泣き止みたいと思うのに、目を擦っても涙は止まらない。

    「泣くつもりなんて、ねぇのに……!」

    そう叫ぶように言えば、涙が辺りに散らばる。
    ぱたた、と飛んだ涙は調査報告書を濡らした。

    きっとこれを見て、自分は自分の知らぬ何かを思い出しかけている。
    そこにあるのは――――。

    「心神衰弱による……」

    伏黒がそう呟いた後、黙りこくる。
    そしてこちらへと背を向け、深く吐かれる息の音だけが響く。

    「……ゆっくりでいい、落ち着け」
    「分かってる、けど」

    そうして暫く涙は溢れ続けていたが、気付けばその涙は止まっていた。

  • 107二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:47:33

    虎杖のこの反応は心臓が痛いというより悲しいという感じだろうか…

  • 108二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:49:16

    心神耗弱っていわゆる犯罪の減刑とかの時に言われてるイメージがあるんだよな
    その時それの善悪を判断できるだけの精神状態ではなかったから罪を軽くすべきだっていう

  • 109二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:49:44

    伏黒は多分読めてるけどまだ共有する気はない感じかな
    うーん2人の仲の良さ…いいね…
    でもだからこそここまで泣いてしまうほどの何があったんだろうね…

  • 110二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:52:24

    心神衰弱による(伏黒恵の)自殺とかであれば虎杖がそれを思い出しかけてこんなに取り乱すのもわかるかもしれない
    自分の身体のことでも充分こうなってもおかしくないけど自分のことより伏黒のことでダメージきそうだから…

  • 111二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:52:32

    これはどっちのことなんだろうな
    伏黒が気がついたこと教えてくれるかな
    何があったのかわからないが多分辛い事なんだろうな

  • 112125/03/30(日) 13:52:38

    涙は落ち着いたが、どうにもこの年で泣き止むことすら自分で出来ないような感情の波に抗えなかったことがどうにも気恥ずかしさのようなものがある。

    ずび、と鼻を啜ってから目に付いたティッシュ箱からティッシュを拝借し、鼻をかめば丁度伏黒がメモ帳を見ている所だった。


    「……なんかあった?」

    「『仇打ちたくば、強き意思で打破すべし』、だとよ」

    「仇打ち?」


    現状、そう言って思い浮かぶ相手は居ない。

    誰のことなんだろうか。そもそも仇打ちをしなければならないような事象にも心当たりがない。


    「……もう大丈夫なのか」

    「へーき、自分でもなんで涙出たか分かんねぇくらいだし」

    「何かあったら泣く前に言えよ」

    「そッ、れは意地悪くないかなぁ!?」


    そう叫べば伏黒は小さく笑う。

    おそらくは空気を変えようとしてくれたのだろう。


    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=48 (48)

    伏黒(⁇) dice1d100=73 (73)

  • 113二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:53:41

    いいなぁこの揶揄って気にしないでいい雰囲気にするところ

  • 114二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:55:11

    虎杖が実は何かあって殺した…よりは精神的になんかおかしくなってそうだった伏黒が何かしらを起こしてて虎杖は泣いてるって方が反応的には分かる気がするが前者もなくはなさそうなんだよな
    しかし仇討ち…?やっぱなんかあったのかな
    2人の仲良し会話で和む

  • 115二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 13:59:13

    これからはやばい泣きそうって事前申告しような!
    仇討ちって言葉には被害者がいる前提だけど現状虎杖も伏黒も何かの被害者って要素はないんだよなもちろん加害者要素も…

  • 116125/03/30(日) 14:00:38

    そのまま元の場所にメモ帳を戻そうとした伏黒だが、虎杖はその下に薄ら透けるものに気付いて手を伸ばす。
    そして『仇打ちたくば、強き意思で打破すべし』と書いてあった裏に『僕を呼んだのはお前だよ』と書いてあることに気付く。

    「……だから、誰!?」

    “僕”の正体も不明、”お前”が誰をさすのかも不明。仇が誰かも、誰の仇なのかも、分からないことだらけだ。

    「伏黒、誰か呼んだ?」
    「呼んでねぇよ。オマエこそどうなんだよ?」
    「呼んでない、けど」

    そうして黙ってから、ふと思う。

    「この字、五条先生の字じゃないのは分かってるけど……なんか五条先生が言ってるっぽくね?」
    「……確かに、言いそうではあるな」
    「んで五条先生呼んだら割と何でもどうにかしてくれそうではあるよな」
    「…………まさか、五条先生が黒幕!?」
    「ンなわけねぇだろ」
    「そんなガチトーンで言わなくてもよくね?分かってるっての」

    冗談の一つではある。だがまあ、五条の机の上にこれがあったのが悪い、ということで。

    職員室の探索箇所【担任の机☑/左隣の机/右隣の机】

    ≪虎杖の行動≫【安価】を頭につけてね
    探索箇所や行動の指定(会話などもあれば追加指定)
    先着一名の安価実行

  • 117二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:03:00

    一応それっぽいのは偽物虎杖の忠告みたいな言葉くらいかな?でも何とも言えないな
    そして確かに五条っぽい台詞だよな…とにかく何かしらを呼んだ誰かは間違いなくいるしその誰かは確定で仇討ちを望んでるのかな

  • 118二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:06:32

    伏黒か虎杖のどっちかが“僕”を呼んで虎杖か伏黒の為に仇討ちをしようとした…?
    五条黒幕説の冗談はフフってなるけど人外の力を借りてなんかやろうとしてた感じなのか?

  • 119二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:06:45

    【安価】左隣が歌姫右隣が夜蛾センならまずは左隣探索
    情報的には学年主任の方がデカい情報あるかな?

  • 120二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:16:29

    五条黒幕説は面白い違うんだろうけど
    性格が似てる奴でもいるんだろうか

  • 121二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:18:17

    なんかを召喚してそうな何かあるのは虎杖なんだけど伏黒でもおかしくないんだよな
    伏黒も虎杖もおかしくなった時期次第というか…

  • 122二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:31:50

    仇討ちは仇となる第三者がいないと成り立たないであろうこと考えると二人のどっちかに何かがあってその原因が心神耗弱で裁かれなかったせいで仇討ち望むってのも考えられはするかな
    ここの空間で何かを成し遂げれば仇討ちがなされるとか

  • 123125/03/30(日) 14:32:17

    続いて左隣の机に目を向ければ、写真部の顧問を兼任していたからなのだろうか、机の上には写真が乱雑に散らばっている。
    整理整頓とは?と言いたくなるような惨状だが、おそらくはコンクールの応募作品を選出している……途中、なのだろう。

    「うわ、これスッゲェ良い写真じゃね!?」

    虎杖がそう言いながら手に取ったのは一学年上の三輪が映った写真だ。
    風に吹かれている彼女が此方に気付いた瞬間、といったところだろうか。

    「撮ったのは与先輩だろうな」
    「あー、納得」

    三輪が映っているもの以外にも良い写真は沢山ある。
    風景写真では緑の息吹が聞こえてくるかのような鮮やかな緑。
    動物を被写体にした写真では猿の親子だろうか、母猿が慈しみを瞳に滲ませているもの。
    人それぞれの完成で切り取られたワンシーンはどれも魅力的だ。
    だからこそ、その一番下にあった一枚が酷く浮いて見えた。

    「……ん?」

    一枚だけ表面が黒ずんだ何かでコーティングされているかのような写真がある。
    触れてみれば煤のようなものがパラパラと落ちる。

    ≪虎杖の行動≫【安価】を頭につけてね
    探索箇所や行動の指定(会話などもあれば追加指定)
    先着一名の安価実行

    (コーティングを自分で落とそうとするか、伏黒に任せるか~みたいな感じだよ)

  • 124二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:35:52

    三輪ちゃんのベストショット…見てえな…
    【安価】何か煤けてね?って伏黒に共有しつつコーティングを自分で落とす
    何か煤とかそういうのが多いよな

  • 125二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:36:15

    どっちもファンブルに好かれてるから怖いが
    【安価】
    ここは虎杖が慎重にはがすもしはがす道具があるならそれ使う

  • 126二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:38:22

    正直虎杖にしたけど自分もファンブりそうで怯えてる

  • 127125/03/30(日) 14:49:31

    触れているだけで落ちるのならば、指で擦るだけでその下にあるものが見えそうだ。

    指に黒い煤のようなものが付きながらも、その下のものが露わになって行く。

    途中で少しずつ擦るのが面倒になり、一気に拭おうと掌の上に置いた写真の上から掌全体で数度叩けば、完全に黒い煤のようなものが取り除かれ――――そして絶句する。


    微かに零れたのは吐息の音か。ろくに言葉すら出て来ない。


    そこにあったのは赤。赤赤赤。

    血塗れの死体が黒の中から顔を覗かせる。

    飛び散った臓物と砕けた頭蓋が見て取れ、それはあまりにもグロテスクなもの。

    死体の損傷は激しく、服装が辛うじて学ランだということがわかるくらいだ。

    鮮烈なまでの赤々とした死体であることを脳が理解すれば、漸く口から呻き声が零れた。


    「な、んだよこれ……!!」


    <SANチェック>1/1d3

    虎杖(71) dice1d100=82 (82)

    伏黒(⁇) dice1d100=83 (83) dice1d3=3 (3)

  • 128二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:54:18

    ファンブル以前の問題だった!
    死体の写真なのか…学生?
    なんだろう2人なのかそれともそれこそ仇なのか…

  • 129二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:55:19

    これはきつい
    これどっちかなのかな
    2人ともショックだよな

  • 130125/03/30(日) 14:55:25

    ≪SAN減少≫

    虎杖 71 – dice1d3=1 (1)


    心臓がやけにうるさく跳ねる。

    目を逸らしてしまいたいのに、目を逸らすことも叶わない。

    自分の通う高校の学ラン。即ち、自分の知人である可能性が高い。

    だがこんなものを見た記憶はない。覚えもない。


    <???>

    伏黒(⁇) dice1d100=37 (37) dice1d3=2 (2) dice1d6=5 (5)

  • 131二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:56:19

    あ…これ伏黒発狂した?

  • 132二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:58:14

    伏黒発狂?
    SANもしかして大分ないのかこの伏黒

  • 133125/03/30(日) 14:58:25

    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=28 (28)


    <???>

    伏黒(⁇) dice1d100=79 (79)

  • 134二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 14:59:36

    あ…発狂ではなかったのか?
    でもなんか不穏…虎杖目星追加と伏黒の判定?攻撃しようとしてる?それとも体調悪くしてる?

  • 135二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:00:02

    激しい暴行か事故かもしくは飛び降りとかによる損傷か…何んせよ二人にとってはきついね

  • 136125/03/30(日) 15:01:44

    写真はブレており、焦点もあっていないのか人物の顔まで確認することはできない。

    真上から撮影したような写真だ。ちょうど窓から体を乗り出して見た時の目線とよく似た構図だと感じる。

    動揺が勝り、伏黒の様子を窺うのが遅れる。


    そして丁度その時、指に熱を感じた。

    見れば煤がじりじりと指先に広がり、次第に発火する寸前のように赤く発光していく。


    「ッ……!?」


    <DEX×5>

    虎杖(90) dice1d100=50 (50)

  • 137二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:02:56

    えっ発火!?
    偽物の伏黒もそんなんだっけ…?
    何が起きてるんだ

  • 138二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:03:22

    あっもしかして水風船が割れるような音ってカメラのシャッター音だったりする!?

  • 139二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:04:28

    飛び降りの音かも

  • 140二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:06:50

    ああ飛び降りが水風船の音で誰かがこれを写真で撮ってた?

  • 141二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:07:40

    窓から見下ろした時に見えるような構図の写真なら飛び降りもしくは突き落とされた学生の様なのかな
    落ちた時の音は水風船では済まないからシャッター音ありそう

  • 142125/03/30(日) 15:09:34

    慌てて煤を振り払うと、写真はひらひらと机の上に落下する。燃え広がったらマズい、と思うとほぼ同時。写真が突然発火し、みるみるうちに他の写真も焼き尽くしていく。
    炎の中に見えた先程の死体の写真は、いつのまにか肌が焼け焦げただれた見るも無惨な焼死体の写真に変わっていた。
    消さねば、と思うより先に炎はやがて鎮火する。ゴムの焦げたような嫌なにおいが、鼻孔を腐らせんばかりに充満していた。

    不快な臭いが満ちる中、呆然と立ち呆ける。
    先程の死体の写真は、そして今目の前にある無惨な焼死体の写真は、一体なんだろう。
    分からないことばかりで、嫌になる。だからせめてもと、自分と同じ場所に立つ伏黒とその感情を共有せんと隣を見れば――――

    「……伏黒?」

    伏黒は変わらずに隣に立っている。だが口元を抑え、顔色は非常に悪い。
    今にも吐きそうな程だと一目で分かるくらいで、口を覆う指先は微かに震えている。
    しかしそのくせ、目だけは見開かれていた。
    虎杖が問うても、答えはない。

    「伏黒!!」

    しかしそう強く呼べば、ハッとしたように伏黒は虎杖を見返す。
    そしておそらくは咄嗟に、か。虎杖の腕を掴む。

    「どうしたんだよ、オマエ」

    そう問えば手はぎこちなくも離される。そして開きかけた唇が一度閉じ、「…………なんでもねぇ」と目が逸らされる。
    それから逆隣の方の机に足を向け、まるで今何も起こっていないかのように手をつけ始めた。

    職員室の探索箇所【担任の机☑/左隣の机☑/右隣の机】

    ≪虎杖の行動≫【安価】を頭につけてね
    探索箇所や行動の指定(会話などもあれば追加指定)
    先着一名の安価実行

  • 143二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:37:40

    【安価】右隣の机の探索
    話題としてさっき自分の指先が燃えかけたことを共有して"炎"に関して何か気づいたことや感じることはないか話してみたい

    サーバーも随分不安になってるな…がんばれ…

  • 144二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:37:44

    焼死体の写真…?
    そして伏黒マジで体調悪そうになってる…どうしたんだこれ
    伏黒の偽物が燃え上がったせいで実は伏黒関係なのか?と不安になる

  • 145二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:39:18

    【安価】伏黒に本当になんでもないのか聞く
    可能なら「何かあったら泣く前に言えよ」の意趣返しも入れてほしい

  • 146二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:39:24

    血塗れ死体と焼死体で少なくとも二人の死者が…?伏黒の反応はどっちの死体へのもの?どっちも?
    と思ったけど血塗れ死体がその後炎上してっていう一人分の死体ということもあるか

  • 147二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:55:42

    謎の音をどこで聞いたか思い出そうとすると虎杖は全身に嫌な熱を帯びる
    伏黒は視界にノイズがかかってる
    これ伏黒は写真の光景見た事あるんじゃないかな…ノイズ消したら写真の光景だったことを思い出した感じ?

  • 148二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 15:59:17

    燃え上がった偽物がいたから伏黒かと思ったけど全身の熱とか的に燃えたのは虎杖なのか?
    そういや虎杖って炎の暗澹と炎の塊の絵描いてるからどちらかというと虎杖の方が何か炎関係なんだよな…

  • 149125/03/30(日) 16:07:07

    こうなった伏黒はおそらく口を割らない、もとい誤魔化すだろうことが容易に想像できる。
    何か非常に衝撃を受けるようなことがあったのではないかと予想出来るが、本人がそれを言いたがっていないのも分かる。
    抱え込む様子には言いたいことの一つや二つあるのだが、その隠している理由が伏黒にとって不都合だから、とは思えない。
    じゃあなんで隠すのかと言われてしまえば、それも分かりはしないのだが。
    と、なればだ。

    右隣の机の方へ向かう伏黒の背を追って、口を開く。

    「さっき、写真が燃えたの見たろ?あん時、指先に熱感じて俺の指も燃えかけてたんだけどさ、偽伏黒は燃えてたし、俺のネームに描かれてた炎の……暗澹?とか、やたら炎に関わるようなことが出て来たけど、伏黒は何か気付いたことある?」

    あえて話題を写真自体ではなく、それ例外にすれば伏黒はぼそりと「ない」と答える。
    それが誤魔化しか本当かもやはり分からないが、自分を騙そうとしているわけではないのだろうな、ということはハッキリとしている。

    改めて学年主任の夜蛾の机を見れば、何か分厚いファイルが何冊か立てかけてある。
    A4サイズのファイルとB4サイズのファイルが並んでおり、伏黒はそのうちのA4ファイルを手に取った。

    「中身は?」
    「『いじめ調査アンケート』、だと」
    そのままぱらぱらと中身を見ていた伏黒の手元を見ていれば、最後には『結果としていじめはなかった』と締めくくられている。
    二年の学年主任である夜蛾の机にあると言うことは、二年を対象にしたアンケートだったのだろうか。

    ――――そして、ふと思い出す。
    夜蛾は随分親身になって自分のことを心配してくれるような、強面だが優しい人だった。
    ただ、それに気づけないぐらいに自分は憔悴していたような気がする。
    心底疲れていた。筆も握られないぐらいには。

    脳に自分の声が響く。ぼうっと、その言葉に合わせるように声は出さずに口が動く。

    「もう、良いよ。だって俺――――どうせ、死ぬから」と。

  • 150125/03/30(日) 16:10:32

    「虎杖?」


    今度は伏黒が虎杖のことを怪訝な顔で見つめている。


    「悪ぃ、ちょっとぼーっとしてた」


    明らかな誤魔化しの言葉。だが伏黒はそれに問い詰めようとして、口を途中で止める。


    「……気をつけろよ」

    「分かってるっての」


    どうにも微妙な雰囲気が二人の間に漂う。

    そんな中、それを振り払うかのように虎杖はB4サイズのファイルを手に取った。

    そこにはケント紙のような材質の紙が50枚弱挟まっているのが分かる。


    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=11 (11)

    伏黒(⁇) dice1d100=11 (11)

  • 151二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:12:30

    いじめ調査アンケート…?
    ってことはもしかして五条の心神耗弱も合わせるともしかして自殺かなんかが起きたのか?
    というかこの情報反応的に虎杖こそが心神耗弱して死を零したから夜蛾センが調査してたのかな…

  • 152二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:12:34

    伏黒になんかあって虎杖が伏黒の事と自分の病気とで自暴自棄になってた感じだろうか

  • 153二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:19:12

    "虎杖"から伏黒への「オマエにはまだ何もかもあった」を考えると自暴自棄になったのは伏黒の方って感じかな
    何もかもって非常階段のメモでいう夢と希望みたいなものの事っぽい気もするけど伏黒はそれを手放してしまったような

  • 154二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:21:55

    どうせ死ぬから…は虎杖は持病でもあり得るからなあ
    でも憔悴して心底疲れていた虎杖か
    絶妙にどっちか確定しないな

  • 155二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:22:49

    何らかの事柄で伏黒の心神耗弱による××(保健室通い?)→いじめ調査アンケート(学年主任の夜蛾が虎杖を気遣う)みたいな流れだろうか

  • 156二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:24:29

    あるじゃなくてあったって過去形なの病気で死にかけてる自分と違ってまだ未来があったのにそれを捨てたってことでも取れそうだなと思った

  • 157125/03/30(日) 16:26:25

    中のケント紙を見れば、それは漫画の原稿用紙のようだ。

    だが中は黒ずんでおり話の内容までは確認できないが、扉絵に「炎の暗澹」と書かれている。


    「炎の暗澹……」

    「これは……完成、してたのか?」


    暗に、描いた記憶はあるのか?と尋ねるように視線を向けられれば、虎杖は首を横に振る。


    「ごめん、俺にも分からん」


    歯抜けの記憶。分かることと分からないことがごちゃ混ぜになるような、気持ちが悪いその感覚。


    「俺も、これを呼んだ記憶はない……はず、だ」


    言い淀んだ伏黒は一つゆっくりと息を吐いていた。


    <芸術(漫画)>

    虎杖(80) dice1d100=16 (16)


    <???>

    伏黒(⁇) dice1d100=35 (35)

  • 158二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:29:47

    心臓病患ってる虎杖より先に伏黒が自ら命絶ったって流れだといじめ調査アンケートが行われる必要性もわかるし"虎杖"から伏黒への言葉もわかるな
    筆も握れないくらいに心底疲れてたのに炎の暗澹完成してたんだ…記憶もないしやっぱり何かに取り憑かれたような状態で描いた?

  • 159二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:31:37

    炎の暗澹完成してたのか
    でもなんでこんなところにあるんだ?
    伏黒は読んだことはない…ってのも伏黒は先に死んだから…だとちょっと納得してしまいそう
    虎杖に記憶ないのは何故かは分からない

  • 160二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:32:19

    雪かと思ったら雪じゃなかったのさっきから色々燃えてるし灰だったりするのかな

  • 161125/03/30(日) 16:37:44

    虎杖は投稿する際に原稿の最終ページの裏面には名前や住所などの個人情報を書くことを思い出す。
    そして伏黒も同じことを思い至ったのか、虎杖が最後のページの裏を見ようと紙を持ち上げるさまを見ている。

    ――――ある意味、予想通りと言うべきか。そこには虎杖悠仁、と名前が描かれていた。

    「やっぱり、俺が描いてたんだ」

    身に覚えはない。だが状況証拠がそうだと言っているかのよう。
    自分の名前をなぞっても、その文字を綴った記憶は思い出せない。

    そうこうしていれば、先ほどまでかすかに聞こえていたピアノの音がひときわ大きく、激しくなっていることに気づく。
    音楽室の方からだろうか。
    時刻は17:30、18:00まであと30分を切っていた。

    探索箇所【前☑/後ろ☑/掃除用具入れ☑/階段☑/非常階段☑】
    →追加探索箇所【下/上/保健室☑/美術室☑/職員室☑/音楽室】

    ≪虎杖の行動≫【安価】を頭につけてね
    探索箇所や行動の指定(会話などもあれば追加指定)
    先着一名の安価実行

  • 162二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:40:31

    伏黒も虎杖もいじめを受けるイメージがわかなすぎて無意識に除外してたけど実際いじめはあったパターンもあるんだろうか
    (いじめなんて)もう良いよどうせ(病気で)死ぬからって疲れ果ててる虎杖とか保健室で寝てた伏黒とかどちらもそう取ろうと思えば取れないこともないかもしれない

  • 163二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:40:37

    虎杖が間違いなく描いてるのか
    なら虎杖は伏黒に見せずに完成させた時間が間違いなくあるってことだな…
    なんか教室のパースの狂いとかといい紙が燃えるみたいな感じといい虎杖由来なのかなこの世界…と思い始めきた

  • 164二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:43:49

    これ音楽室行くしかないかな
    【安価】
    伏黒に音楽室行ってみるか相談してみるか

  • 165二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:44:40

    【安価】音楽室探索
    伏黒と何か話したいのに話題が思いつかない
    さっきから何かありそうで怖いみたいなこと相談しとこうかな

  • 166二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 16:44:45

    【安価】誘われるように音楽室
    再生機器あるだろうからCDの中身も聴けたらいいな

  • 167125/03/30(日) 16:57:42

    「……音、大きくなったな」


    先程から部屋が一つずつ入れるようになって行くのは、やはり何かに誘われているのだろうか。

    だがそうして動くことによって記憶が蘇っているのも事実、無視するわけにはいかない、のだろう。


    「行く、か?」


    美術室は虎杖に馴染みが深い場所だった。

    となれば、音楽室に馴染みがあるのは伏黒の方だ。

    今度は何が分かるのか、そこに喜びはない。

    どうにも重苦しい雰囲気が二人の間にはあった。


    「……行かなきゃならねぇだろ」


    そう口にすると伏黒は職員室の出入り口の方へと歩いていく。

    虎杖もそれに続けば、あっという間に音楽室の前へとやってきてしまう。


    伏黒が扉に手をかければ、するりと開く。

    しかしそこには異様な光景が広がっていた。

    床一面に散らばった楽譜、そのどれもが歪んだ音符と赤いインクで構成されている。

    正気の人間が書いたものとは到底思えない楽譜が、見渡してみれば部屋中に張り付いているのだ。

    楽器にも、椅子にも、机にも…挙げ句の果てには天井や窓にも少しの隙間もなくびっしりと敷き詰められていた。

    そんな中ただ一つだけ、黒い光沢を放つピアノだけが誰に弾かれているでもなく、――――ひとりでに音を奏でていた。


    <SAN値チェック>1/1d3

    虎杖(70) dice1d100=12 (12)

    伏黒(⁇) dice1d100=83 (83) dice1d3=1 (1)

  • 168二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:00:53

    狂気だ…保健室の回想と同じで目には見えない伏黒がピアノを弾いてるんだろうか

  • 169二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:01:02

    炎の暗澹同様伏黒も何か不穏なもの作り上げてたのかな

  • 170125/03/30(日) 17:01:02

    確かに不気味ではあるが、ここでまた偽物の伏黒がピアノを弾いているよりは無人の方がまだマシもかもしれないと、ほっと胸を撫で下ろす。

    そして扉を開けたことでピアノから流れる曲がより鮮明に聞こえてくるようになった。


    <聞き耳>

    虎杖(52) dice1d100=7 (7)

    伏黒(⁇) dice1d100=52 (52)


    <⁇?>

    伏黒(⁇) dice1d100=11 (11)

  • 171二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:01:36

    そっか楽譜って音楽室は作曲の伏黒関係である可能性が高かったのか
    伏黒もなんか変なの作ってたっぽい描写あったよな

  • 172二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:02:17

    聞き覚えがあるのかな
    また伏黒に似た奴がいなくてよかったけど不気味だな

  • 173二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:02:55

    なんとなくここの伏黒の判定は芸術作曲判定っぽそうだな
    虎杖も聞こえてるし多分伏黒は聞き耳高いだろうからしっかり情報出そう

  • 174125/03/30(日) 17:08:01

    視界を埋めるは明らかに異常で狂気に満ちたものだ。

    だがピアノが奏でている音楽は虎杖にとってどこか心地よく、言いようのない安心感に満たされる気がする。


    そして虎杖がゆっくりと辺りを見渡すと、通常の音楽室とは異なりCDカセットやパソコン、テレビが置いてあるのが見えた。

    授業で使われていた記憶は一切無いが、吹奏楽部が部活動の際に使用しているのだろうか?


    <???>

    伏黒(⁇) dice1d100=44 (44)


    音楽室の探索箇所【CDデッキ/パソコン/テレビ/ピアノ】


    ≪虎杖の行動≫【安価】を頭につけてね

    探索箇所や行動の指定(会話などもあれば追加指定)

    先着一名の安価実行

  • 175二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:10:55

    【安価】
    伏黒にこの曲聞き覚えや作った記憶あるか聞く
    あと気がついたことはないか尋ねておく

  • 176二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:11:51

    探索しがいのありそうなラインナップだ
    CDも聴けそうだな

  • 177二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:11:59

    虎杖にとっては心地よくて安心感あるのか
    じゃあ伏黒が作ったものなのかな
    正直狂気的状況過ぎて虎杖の方がおかしいんじゃないか?と少し思うが伏黒はどうなんだろう

  • 178二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:17:09

    呼ばれた僕の正体不明だけどここまでの様子見るに炎関係だったりするんだろうか

  • 179二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:20:08

    CDの詳細見直してたら「       様へ」と一部がかすれた文字で書かれたCDか
    凄え厄を感じる

  • 180125/03/30(日) 17:25:00

    「この曲さ、聞き覚えある?つーか、伏黒が作った?」

    「は?」

    「なんでそんなキレんの……?」


    聞いていて安心感があるから、と。それで伏黒に覚えがあるかと尋ねようとしただけだと言うのに、振り返った伏黒の顔は不快を露わにしたものだった。


    「これを、俺が?」

    「良い曲だなと、思いまして……」

    「……オマエ、ここに来ておかしくなったか?」

    「そこまで言う!!?」


    耳腐ってんのか?とでも言いたげな顔で伏黒に見られ、虎杖は多少落ち込む。

    それを知ってか知らずか、伏黒はこの曲を流しているのであろうピアノへと近付く。


    「……壊すなよ?」

    「チッ」

    「マジで壊すなよ!?」


    そこにあるのは一般的な学校用のグランドピアノだ。

    ただ、音楽経験のあまりない虎杖にもわかるぐらいには音がずれている。調律されていないのだろうか。


    「……あれ、これ音ズレてる?」

    「………………」

    「分かった!分かったから!!」


    じっくり見てみるとどうやら壊れているようで、足はぐらつき、たまに何かが軋むような音もする。


    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=43 (43)

    伏黒(⁇) dice1d100=86 (86)

  • 181二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:26:48

    伏黒が思いのほかキレてる
    伏黒にとっては不快なのかな

  • 182二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:28:27

    耳腐ってるのか?ってまで言われるってことは伏黒からすると不快なのかもな
    というかそもそも調律されてなかったのか…ならやっパ虎杖おかしいのでは?

  • 183125/03/30(日) 17:30:25

    ピアノを凄まじい形相で見つめている伏黒の視界から外れるように動いた虎杖は、改めてピアノを観察する。
    経年劣化が激しいのか手入れが全くされていないのか、つやのない部分を触ると指にすすがついた。
    それが気になり更に手で擦って見れば、そこから現れたのは真っ赤なインクで描かれた小さな魔法陣だった。

    「……次から次へと出てくんなって……!」

    ピアノに残された意味ありげなそれ。
    伏黒は不機嫌だし、多分なにか隠し事をしているし、不機嫌だし、不機嫌だし。
    せめてもっと分かりやすく、あれぶっ飛ばして終わり!とでもなればいいのにと思わず虎杖は溜息を吐いた。

    音楽室の探索箇所【CDデッキ/パソコン/テレビ/ピアノ☑】

    ≪虎杖の行動≫【安価】を頭につけてね
    探索箇所や行動の指定(会話などもあれば追加指定)
    先着一名の安価実行

  • 184二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:31:23

    音ズレしてて伏黒からしたら不快な音を虎杖が心地よく感じてるのは単に音楽系の技能の差なのかもっと深刻なものなのか…虎杖に何かが起こってそうで怖いんだよな
    "虎杖"が最後何か言いかけてたように虎杖も既に元の虎杖から変容してるのではって心配になる

  • 185二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:33:41

    すすに隠れてた魔法陣か…このピアノなんかの儀式とかに使われてない?貼られまくってる楽譜もなんか御札みたいな雰囲気…

  • 186二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:33:54

    【安価】まずは最初に手に入れたUSBをパソコンで確認したい
    会話は変だな何か安心感あるのに…みたいなことを伏黒と話したい

  • 187二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:34:07

    またすすか
    不機嫌二回繰り返してる相当嫌な曲だったんだな

  • 188二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:35:12

    >>186

    あっごめんなさい186ですが厳密にはパソコン探索と一緒にUSBの中身見るみたいな感じでお願いします

  • 189125/03/30(日) 17:44:08

    「じゃ、じゃあさ!伏黒のUSBの中身確認しね!?」

    虎杖がそう告げたのは、USBの中ならばきっと安全な音楽があるだろう、と思ったからもある。
    おそらく中身は伏黒の作った曲が入ってるのだろうし、そうなればやたら不機嫌なのもどうにかなるかもしれない。

    「……分かった」

    USBを持っているのは伏黒だ。同意を得られて安心しつつ、パソコンの方へと歩いていく。

    「…………でもこれ、聞いてると安心感とか感じね……?」

    ぼそりと、悪足掻きのようにそう言えば伏黒は足を止める。
    あ、と虎杖が思ってももう遅い。

    「安心感、だ?」

    さっきよりもキレてんじゃねぇか!!とは思うが、自分の分野で趣味じゃなかったり気に食わないものを無理やり流し込まれる不快さと考えれば分からなくもないかもしれない。

    「こんな不気味で焦燥感を煽る曲が?曲とも言いたくねぇ短いフレーズの繰り返し、緊急地震速報の音よりも劣る」
    「ボロックソじゃん……」

    そう言われてみれば……?と思うような思わないような。少なくとも虎杖にとってこの曲は聞いていて不快ではない。

    「オマエもう二度と俺の曲聞きたいとか言うなよ」
    「そこまで!?」
    「オマエに聞かせる曲はねぇ」
    「あの伏黒さん、手の中の可哀想なUSBに優しくしてあげてくれませんかね……?」

  • 190125/03/30(日) 17:49:00

    そんな会話をしつつ、パソコンの前へとやって来る。

    辛うじてUSBはへし折られずに済んだが、おそらくはギリギリのところだったろう。

    もしかしなくとも不快な音を聞き続ける羽目になっている伏黒は相当耐えかねているらしい。

    それこそ緊急地震速報のような音をずっと聞かされ続けているような状況だとすれば、まあ分からなくもない。


    とはいえ、今は情報収集だ。

    流石の伏黒もおそらくは戦犯であろうピアノをぶっ壊すまでには至らなかったらしい。

    二人の目の前にあるのは旧式の、あまり新しくないデスクトップ型のパソコンだ。

    マウスに触れると、既に電源がついていたのかディスプレイに灯りがつく。

    どうやら図書室の検索サイトにつながっているらしく、本の検索履歴が表示される。


    『シニン ソセイ カミサマ』

    『カミ コロセル カミサマ』


    「しにん……死人?蘇生、神様?」


    言いたいことは分かるが、どうしてこんなことを調べているのだろうか。

    死人の蘇生を神様に頼む、というような文言のように思えるが、逆に次は神を殺せる神様を探しているように見える。


    「なんだこれ」


    <目星>

    虎杖(80) dice1d100=27 (27)

    伏黒(⁇) dice1d100=15 (15)

  • 191二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:49:34

    伏黒キレちゃった!!俺の曲聞きたいと言うなよレベルってヤバいけど実際緊急地震速報並みって相当不快な曲ってことじゃん!!!
    やっぱ虎杖がおかしいのか…

  • 192二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:54:39

    うーん…?情報繋ぎ合わせて予想すると誰かが死人を蘇生しようとしてたけど本人蘇生出来ず変な蘇生の仕方をしたか最悪成り代わってる系の蘇生だったからその神を殺してなんとかしようとしてる…とかか?
    なんだろうな

  • 193125/03/30(日) 17:55:08

    どうやらこれは図書室のデータベースにアクセスされているようで、「該当する本が見つかりました」という文言の横に図書室の本棚に記載されている番号が表示されている。

    「……ってことはそういう関係の本がうちの図書室にあったってこと?今までの流れだと次は図書館の鍵でも見つかんのかな」

    何となしにそう呟くも、伏黒の返事はない。
    ただ黙って、自らのUSBをパソコンに接続している。

    そして表示されたのは予想通り、伏黒が作成した記憶のあるデータの名前がずらりと並ぶ。
    だがその中で、一曲だけ見覚えのない「Requiem.wav」というデータを発見する。

    「あれ、俺これ知らねぇけど、伏黒は?」
    「……俺も覚えがない」

    そして口元に手を当てて数秒、悩んだようにするも聞くことなく伏黒はUSBを抜いてしまう。

    「え、聞かんの?」
    「この状況でか?」

    そして伏黒が指差すのはピアノ。
    そう言われてしまえば虎杖に抗う術はあんまりない。

    音楽室の探索箇所【CDデッキ/パソコン☑/テレビ/ピアノ☑】

    ≪虎杖の行動≫【安価】を頭につけてね
    探索箇所や行動の指定(会話などもあれば追加指定)
    先着一名の安価実行

  • 194二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:55:08

    死人の蘇生を神様に頼んで
    蘇生した神様を殺せる神様探したてことか?

  • 195二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:55:15

    こんな状況だけど伏黒のキレ方がなんか伏黒っぽくてちょっと安心するというか面白い…
    死人を蘇生できる神様を呼び出したけどその神様がやばくて別の神様を呼ぼうとしてるそんな痕跡かなこの検索履歴は

  • 196二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:58:16

    レクイエム…?鎮魂歌か
    聞きたいけど伏黒的には我慢できないレベルだから駄目か…

  • 197二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 17:58:52

    そんな条件満たす本があるのも凄いな
    【安価】CDデッキ調べてみる

  • 198125/03/30(日) 17:59:28
  • 199二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 18:00:18

    たておつ
    確かに時間もそろそろ30分だし終わりにどんどん近づいてるんだろうな…
    でも不穏過ぎてこわい

  • 200二次元好きの匿名さん25/03/30(日) 18:02:17

    2人が無事に戻れるよう祈願

オススメ

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