- 1二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:15:41
自宅からコンビニに向かうには、ジメジメとした狭いビルとビルの間を通っていくのが一番早い。
少々衛生的ではないがわざわざ遠回りするのは馬鹿馬鹿しく感じるだろう。
その日は見知らぬ痩せた少女がそこで座っていた。
幼さを残す彼女は力なく壁に寄りかかり、ダランと手を伸ばしている。
あなたに気がついたのか少女は首だけ動かしてこちらを見た。
キノの蟲惑魔はこちらを見て笑った。
あなたは>>5をすることにした。
※安価までのダイスにします
- 2二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:21:17
餌付け
- 3二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:21:59
見て見ぬふり
- 4二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:22:13
援.交
- 5二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:23:28
- 6二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:24:18
- 7二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:25:12
援助する代わりに……
- 8二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:30:41
この手の行き倒れている蟲惑魔はたまに見たことが合った。人間の都合で森から連れ出されて品種改良され、人間の都合で捨てられた蟲惑魔だろう。
あなたはキノの蟲惑魔に援助と交際を持ちかけた。
「えへへ……」
キノの蟲惑魔は肯定とも否定ともつかない返事をした。
仕方がないのであなたは自宅に連れ帰ることにした。どうやら援助をする方が先のようだ。
まず家に帰るとあなたは>>11をする。
- 9二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:34:00
一緒に食事
- 10二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:34:36
風呂の準備
- 11二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:40:47
- 12二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:42:22
- 13二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:51:52
目玉焼きでも作ろうかと思ったが玉子がなかった。
そういえばコンビニに向かう途中だったことを思い出し、パンと焼いたハムを2人分用意した。
「たべていいの?」
キノの蟲惑魔は掠れるような声で言った。あなたが頷くと、彼女は後頭部から伸びている小さな口に運んだ。
芋虫のような外見をしていたはずのそれは品種改良されて牙を失っていた。
「おいしい……」
キノの蟲惑魔はあなたの食べ残したものまで平らげてしまった。彼女は落ち着いたようだ。
ギブ・アンド・テイク。あなたは>>16を要求した。
- 14二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 20:56:58
炊事お風呂掃除お洗濯
- 15二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:06:28
性欲処理
- 16二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:08:51
- 17二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:10:05
- 18二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:18:00
「う、うん……そうだよね……」
キノの蟲惑魔は大人しく抱かれた。
彼女は薄い体だった。抱かれることに慣れているのか、それなりに楽しませようとしているのが分かった。
それでも蟲惑魔にしては弱々しい印象が拭えなかった。
「それで、これから私は……」
家に置いてくれるのかとキノの蟲惑魔は聞いてきた。
事情はなにも聞いていないが訳ありなのだろう。どこにも行く場所がないのかもしれない。
あなたは>>21した。
- 19二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:21:27
命令に絶対服従の条件で家に置くことに
- 20二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:22:45
フィールを高めた
- 21二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:23:55
- 22二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:24:30
- 23二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:31:50
あなたはフィールを高めることにした。
キノの蟲惑魔とても愛らしい。フィール差なしにこの生き物と同居することは危険だと判断した。
フィールを高めることによりダメージを減らす。それが重要だ。
キノの蟲惑魔は文句も言わず炊事お風呂掃除お洗濯を行った。たまにあなたは性欲処理を頼むぐらいで、それ以外は特に要求しなかった。
そうして暮らしているとキノの蟲惑魔には>>26という変化があった。
- 24二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:40:45
成長
- 25二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:41:08
好感度が上がる
- 26二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:44:51
- 27二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 21:51:02
- 28二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 22:03:32
「……ふふ、隣に座るね」
あなたはテレビを見ていた。キノの蟲惑魔はそこまで興味がないはずなのにあなたの隣に座る。そして少しだけあなたに寄りかかるのだ。
「はい、あーん……口開けてくれないと食べられないよ?」
食事中におかずをあなたの口に前に差し出す。豚の生姜焼きでやることではないだろうと思いながらもあなたは食べた。
「せ、背中、流しに来たよ……」
キノの蟲惑魔は風呂の扉を開けた。あなたは一緒に入った。
明らかにあなたへの愛情が増幅しているようだ。
そんな時だった。ふとした瞬間にキノの蟲惑魔は昔のことを話し始めた。
「私は>>31だったんだ」
- 29二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 22:05:19
出来損ない
- 30二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 22:05:57
別の人間に飼われてた
- 31二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 22:06:18
- 32二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 22:06:41
- 33二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 22:25:19
ボッチ?とあなたは聞き返した。道端でたまに見かけるような蟲惑魔は様々な理由があっただろう。
彼女たちが全て無辜の被害者だったわけではない。先祖返りして人を襲ったもの、そもそも森から来た捕食者も中にはいる。
なにより蟲惑魔の農園で生まれたならばボッチになることはないのだ。
嫌な予感がしたが、あなたはキノの蟲惑魔の言葉を待った。
「私は……周りと馴染めなかったから……話が合わなくて……」
あなたは胸をなで下ろした。どうやらそういう意味ではないようだ。
「みんな、変だなって思ってたの……人間と仲良くしなきゃいけないとか、人間の命令には絶対服従とか……」
それはそうだろうとあなたは思った。蟲惑魔に対する恐怖のせいで農園ではおかしな教育がされることがある。
「人間は……食べ物じゃないとか……私、食べれるよ?」
そしてキノの蟲惑魔は>>36をした。
- 34二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 22:33:19
甘噛み
- 35二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 22:33:33
お口えっち
- 36二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 22:35:31
- 37二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 22:36:14
- 38二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 22:41:05
キノの蟲惑魔のキスは甘えているようなものだった。
「えへへ、人間食べちゃった……」
キノの蟲惑魔の表情を見て、あなたはどうでもよくなった。
彼女が語った過去が本当なのかだとか、ずっとこのまま一緒にいられるのだとか。些末な問題になった。
あの時なんとなく持ち帰ったキノの蟲惑魔はこうして楽しそうにしているのだから。
おわり - 39二次元好きの匿名さん25/04/10(木) 23:01:50
一瞬変なノイズ入ったけど割と良い感じに終わったな