- 1二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 20:37:13「遊戯王二次創作SS 聖域編」/「エクシア 00」のシリーズ [pixiv]どうも、エクシアです。 今回は、某掲示板に投稿したSSを再編成した、遊戯王OCGのSSです。 前・中・後に分けて投稿します。少々長いかも知れませんが、どうぞお楽しみ下さい。 前編 中編 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=23769385 ...www.pixiv.net
(これらの作品郡と世界観を共有しています。)
何処かの時空にあると言う花嫁学校。世界中の名家の令嬢達が、様々な教養を学ぶ場所だ。
今回は、ある一人の生徒を通じて語られる、学園の日常である。
(スレ画は校舎の外観のイメージ)
- 2二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 20:39:01
主人公は、dice1d2=2 (2)
1.新入生 2.在学生
名前は、コフレ・フォスフィーラ。地方の有力士族出身である。
- 3二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 20:43:46
「ふあわ〜、よく寝た。」
彼女が目を覚ました様だ
「さて時刻は…げっ、七時半、急がないと」
彼女はベッドから急いで飛び降りると、服を着替えて寮から外に出る - 4二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 20:51:43
- 5二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 21:31:29[R-18] #遊戯王OCG #胸像化 秘密捜査官調査ファイル「白の花嫁事件」 1/2 - エクシア 00の小説 - pixivどうも、エクシアです。
某所の掲示板でやったSS風やりとりの加筆修正です。
今回は、勇者の一人と共に、秘密捜査官達が、お嬢様学校の暗部を暴く話についてです。
前編は、学園への潜入と、学園が抱える闇についてになります。www.pixiv.net(時系列は、この事件の後)
なお、コフレは事件については、dice1d3=3 (3)
1.巻き込まれていた。
2.知っているが、伝聞で聞いた程度
3.偶然休学中だったため、事件に会わなかった
- 6二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 21:32:41
- 7二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 21:52:26
- 8二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 22:21:11
- 9二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 23:07:37
- 10二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 23:41:14
- 11二次元好きの匿名さん25/05/04(日) 23:52:35
- 12二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 07:48:01
- 13二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 09:10:51
- 14二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 11:52:31
- 15二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 13:08:30
- 16二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 13:48:23
学園長「こう言う時にあの男がいればなあ…」
職員「分かります。元理事長ですね。」
学園長「こんな時に限って「新たな物語のインスピレーションが浮かばない、スランプだ」と行って旅に出るからなぁ…」
魔導サイエンティスト「まあ仕方あるまい、あやつは好きにやらせた方がよいて…」
学園長「それもそうだな。」職員「ですね。」
学園長達ため息をつきながら頷く。
学園長「それよりもどうする?何が行われているか調べなくては…」
職員「生徒会が動いているようですが…彼女たちだけでは危ないですよね。」
魔導サイエンティスト「そう言えば元理事長より預かったカードがあったの。何でも強大な力を秘めているとか…」
学園長「うーむ、少し心配だが、今は信じる他あるまい、だがまずは何よりも」
職員「侵入者の目的、ですね。」
- 17二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 16:31:39
- 18二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 17:01:45
サフィラ「皆さん、ご入学おめでとうございます、今日よりこの学園の学生として…」
壇上では生徒会長であるサフィラが挨拶をしていた。
その様子を舞台袖よりディアマンテとシロが眺めていた。
そして2人は皆に聞こえない声で話を始めた。
ディアマンテ「ふむ、どうやら皆さん、入学式には参加されていますわね。」
シロ「それって…」
ディアマンテ「調べた所、この学園とは違う学園の学生が何名か行方不明になっているみたいなのです。」
シロ「ええーッ。」
ディアマンテ「幸い、我が学園からは現在でていませんが、出るのも恐らく時間の問題、早く事件を解決する必要がありますわ。」
シロ「そうですね。副会長として何とかしないと。」
ディアマンテ「そう言えば入学式後、私たちは学園長に呼ばれていましたわ。」
シロ「なんでしょうか?気になりますね。」
- 19二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 19:42:57
式も無事に終わり、サフィラ、ディアマンテ、シロの3人は、学長室に向かう。すると、そこに懐かしい顔があった。
アルマ「よう!サフィラにディアマンテ!久しぶりだな。」
アルマ・スペサール。元橙姫の学生だ。騒動が切っ掛けで花嫁学校を退学し、現在は土建系の専門学校で建築の勉強をしている。
サフィラ「アルマ。元気そうですね。要件は恐らく、旧校舎の事でしょうか?」
学園長「ああ。それもある。だが、一番の要件は、留学生の件だ。数週間の間、こちらで3名程預かる事になった。それが、この子達だ。」
そう言って学園長が見せたのは、留学生のプロフィールだ。
シロ「成る程。アイさん。マイさん。ミイさん。この方達が参られるのですね。」
ディアマンテ「カレドスコープ家……。初めて聞きましたが、魔法学の権威なのですね。現在は、王室付き、と。」
- 20二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 20:02:10
アルマ「今じゃ現場にも出るようになってさ、親方の仕事の手伝いもしてるんだ。よく「筋が良い」って褒められるんだ。」
学園長「むしろ退学が良い方向に働いてくれた。なおご両親もお喜びだそうだ。」
アルマ「んで、あの旧校舎の事だな。実はウチで解体を請け負う事になってんだが、数日前から怪しい奴らが出入りしてるみたいでさ。」
親方「人の出入りがあるんで中々作業に踏み切れない。しかも奴ら人避けの呪いをしてるから中にも入れないんだ。」
アルマ「んで、ツテを頼ってここに来た訳だ。失踪事件もあるしな。何とかならないか?工期もあるし。」
学園長「ふーむ…人避けか…」
魔導サイエンティスト「まっ、それは何とかなるじゃろ。ワシが行こう。後は…ホイ」
サフィラ「では私達も参ります。」
アルマ「アタシと親方も行くぜ」
ディアマンテ「私も…と言いたいですが残った方が良さそうですわね。私とシロは残り、連絡役を致します。」
すると魔導サイエンティストはサフィラとアルマの2人に何かを渡した
魔導サイエンティスト「これは前理事長からじゃと。ただ何があるか分からんから用心して使えよ。」
アルマ「おっ、ありがたい。」
サフィラ「どの様な物かは未知数ですが、有り難く使わせて貰いましょう。」
- 21二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 20:28:22
- 22二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 21:09:45
- 23二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 21:28:03
- 24二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 21:40:12
その頃、ここは聖域
冥神「しかし…心配だな、あの3人は大丈夫だろうか。」
前理事長「君の信頼できる部下だろう。信頼してはどうだ?」
冥神「それはそうだが…」
他の世界との交流と知識を得る、その目的で冥神は3人を留学生として暫しの間、学園に派遣することにした。その際、前理事長が便宜を図ってくれたのだ。
冥神「どうやら貴殿の世界、また問題が起きてるみたいだぞ。貴殿が動く必要が…」
ブラック・マジシャン(赤)「その点は問題ない。すぐに解決するだろう。」
理事長は紅茶を口にしながら語り始める
前理事長「ああ、彼女たちには「贈り物」を渡したしな。どうやら、役に立ちそうだ。」
冥神「大した自身だな。」
前理事長「まあね、嘗ての黒幕が言うのもなんだが正直、そこまでの脅威ではないさ。それに自分たちの世界の危機は自分たちで救わねばな。」
ブラック・マジシャン(赤)「そうだな、何かあれば手を貸すさ。それよりもこの世界には様々なカードの使い手がいると聞く。一勝負頼めないかな。」
冥神「良かろう、さて誰と戦う?」
その頃、4人は旧校舎にたどり着いていた。
- 25二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 21:50:31
- 26二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 22:00:43
サフィラ「あれは…」
アルマ「他校の学生…だな…」
親方「ちょっと止めに…」
魔導サイエンティスト「待つんじゃ!よく見てみい。」
アルマ「確かに、あの目は…」
よく見ると学生の目は虚ろでフラフラと足取りも覚束ない様子だった。
アルマ「何か嫌な予感がするな…」
親方「確かに、このまま行くのは危険だな…」
サフィラ「どうしたら…そうだ」
サフィラは先程受け取った箱を開ける、中には数枚のカードが入っていた。
魔導サイエンティスト「ほう、これは使えそうじゃな。」
親方「うーん、よく分からないけど、どうするんで?」
魔導サイエンティスト「こうするんじゃ。」
魔導サイエンティストはカードの中から2枚を選び、地面に置いた。すると2枚のカードが実体化したかと思うとサフィラとアルマ、2人の姿になった。
魔導サイエンティスト「これは「コピーナイト」のカードじゃ、まずはこ奴らを潜入させる。様子を見て、突入じゃ。」
アルマ「分かったぜ。」サフィラ「ハイ。」
魔導サイエンティスト「荒事になるかもしれんな。頼んだぞ。」
親方「任せてくれ!力には自身があるんだ。」
魔導サイエンティスト「では、まずは偵察じゃ。頼んだぞ。」
サフィラ(コピー)アルマ(コピー)「「お任せを。」」
- 27二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 22:34:15
- 28二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 22:56:02
親方「ん?あんたも使えるのか?」
サフィラ「ええ、ただ私達はあくまでも実体化させるだけであって」
ディアマンテ「できるのは会話程度ですが」
アルマ「完全に実体化できればVSで殴り込みができるけどなあ…」
魔導サイエンティスト「まあ、これは事業秘密というやつじゃ。さて依巫よ、どんな感じかの?」
依巫「はい、邪悪な気配を感じます、ヴェルズ…とは違う何か禍々しき力を…。」
魔導サイエンティスト「ふむ、気になるのう。さて、どうやら接触したようじゃの?」
どうやらコピーナイト達は警備のモンスターに見つかったようだ。
闇・道化師のサギー「怪しい奴らを発見!」
闇・道化師のペーテン「直ちに排除…ってコイツラは…」
サギー「例の学園の…」
ペーテン「ちょうど良い、お前達、ついて来い!」
サギー「さもなくば…」
サフィラ(コピー)「(ここはついて行った方が良さそうですね)」
アルマ(コピー)「(だな)」
サフィラ「分かりました、従いましょう。」
サギー「良い心がけだ。だが、その前に…」
サギーは2人の前に立つと何らかの呪文を唱え始めた。
アルマ(コピー)「こ、これは…」
サフィラ(コピー)「か、体が…」
ペーテン「クククッ、下手に逃げられても困るんでな…」
サギー「催眠魔術をかけさせて貰ったぜ。」
コピーの目は虚ろになり、サギー達の言う事を聞く人形となった。
アルマ(コピー)サフィラ(コピー)「ハッ、サギー様、ペーテン様、私達は貴方様に従います。」
- 29二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 23:28:13
- 30二次元好きの匿名さん25/05/05(月) 23:48:04
生徒A「楽しみだね。」
すると話を聞いていたのか1人の学生がこちらに近づいて来た。
彼女の名はノワール、鳥獣族の使い手だ。
ノワール「まっ、あんたよりは強いんじゃない?アタシほどじゃないけど。」
生徒A「ノワール、あんたは…」
コフレ「まあまあ、それよりノワールさん、リンゴのジャムはどうだった。」
するとノワールは態度を一変し
ノワール「ああ、あれか、すっげえ美味かった。ありがとな。」
生徒A「え、ええ、どういう事?」
ノワール「いやあ、始めはコフレを田舎者ってバカにしてたけどさ、聞けば農家でもかなりの大農場の娘でさらに色々困った時に手伝ってもらってさ、それから仲良くなったわけ」
生徒A「そ、そうなんだ…」
ノワール「まっ、デュエルはアタシの方が上だけどな。」
コフレ「それよりもどうなったんだろう?」
ノワール「ん、何の事だ?」
コフレ「例の旧校舎の事。」
ノワール「確かに…気になるな。」
その頃、旧校舎では操られたコピー達がサギーとペーテンに連行されていた。
アルマ(真)「どうやらコピーだと気づいていないみたいだな。」
サフィラ(真)「ええ、どこへ行くのでしょうか?」
魔導サイエンティスト「しかし、こ奴ら、大したことは無いのう…」
親方「何でです?」
魔導サイエンティスト「普通、並みの魔術師ならコピーであることに気づくはずじゃ。それに気づかんとは…大した事は無さそうじゃの。安心したわい。」
親方「なるほど。」
- 31二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 08:42:44
- 32二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 08:54:44
するとサキュバス・ナイトがデスタクルを伴い現れた。
サキュバス・ナイト「ん?あなた達は、なるほど、貴方達も大邪神に身を捧げる覚悟ができたのね。」
アルマ(コピー)「ハイ、私達は」
サフィラ(コピー)「邪神の花嫁となるべく参りました。」
サキュバス・ナイト「ええ、勿論大歓迎。ま、大方調査に来て哀れにも捕まったんでしょうけど。」
サギー「ケケッ、哀れなやつだぜ。」
ペーテン「自分から捕まりに来るなんてな。」
デスタクル「我が力を使うまでモ無かったでスね。」
サキュバス・ナイト「アルカナフォースも無く、3邪神もいない、さあ、今こそ儀式を始めるわ。」
アルマ(真)「要は3邪神やアルカナフォースが怖いから身を潜めてたって事だろ。」
サフィラ(真)「レシェフ…そこまでの脅威では無さそうですが…」
親方「なんにせよ油断は禁物だな、こっちだって慣れてきた頃に油断して大事故…ってのがあるからな。」
魔導サイエンティスト「左様、さて、相手はどう出るかの?」
- 33二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 11:42:19
サフィラ(真)「ん?あれは……?」
そこにいたのは、何を隠そう、大邪神レシェフだった。と言ってもまだ受肉はしておらず、幻影のままだが。
ディアマンテ「これが、かの大邪神。」
アルマ(真)「すげぇ。迫力有るぜ。」
サキュバス・ナイト「さあ、花嫁達よ!汝等の伴侶に挨拶を!」
生徒達『畏まりました。さあ、偉大なるレシェフ様。私達をお使いくださいませ。』
レシェフは、贄達を一瞥すると、サフィラ(偽)とアルマ(偽)に近づく。すると、二人の体が宙を舞った。そして、その二人を介して画面の向こうに語りかけた。
アルマ(レシェフ)「外界の者よ。旧校舎の地下に来い。」
サフィラ(レシェフ)「汝等の真の力。我が見定めん。」
すると、コピーナイト達は、役目は終わったと言わんばかりに砕け散った。その様子に、サキュバス・ナイト達はひどく動揺していた。
- 34二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 12:01:02
サキュバス・ナイト「な、に偽物…」
サギー「と、言うことは…」
ペーテン「この場所は筒抜け…」
デスタクル「そのようでスね…」
サキュバス・ナイト「ま、まあ…レシェフ様は目覚めたし…それに侵入者も僅か…サギー、ペーテン!奴らを迎撃しなさい、それからデスタクル、あなたもお願い。」
サギー「ハッ」ペーテン「分かりました!」
デスタクル「了解しましタ」
魔導サイエンティスト「さてと、この程度なら…と」
アルマ「すげえ、あっさり解除した。」
親方「さてと、乗り込むか!」
サフィラ「どんな罠があるか分かりません、慎重に行きましょう。」 - 35二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 13:43:46
- 36二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 14:16:55
サギー「ひ、ヒィィィッ!」
ペーテン「ナ、なんかとんでもないのがでてきやがった!」
ヴァリス「さて、どちらが挑む?おっと、俺には小手先の催眠術など効かんぞ。」
サギー「ペ、ペーテン!相手は任せた、俺は逃げる!」
ペーテン「サギーッ!てめえ!」
アルマ「あーあ、逃げちまったな。」
親方「あっちは俺等に任せな!」
魔導サイエンティスト「左様、さっさと片付けるのだぞ。」
親方と魔導サイエンティストが逃げたサギーを追う。
ヴァリス「さて、マスターよ。本気を見せてやろう。」
アルマ「ああ、ヴァリスよ、いっけえええ!」
ヴァリスの渾身の一撃がペーテンに炸裂した。
ペーテン「うっぎゃあああああッ!」
もろに一撃を受けたペーテンは吹き飛ばされ、壁に叩きつけられた後、消滅してしまった。
アルマ「なんでぇ、弱っちいの。」
サフィラ「まあ、あれを受ければ流石に誰も耐えられないでしょう。」
アルマ「それもそうだな。んじゃ、親方達に合流しないとな。」
- 37二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 15:59:05
- 38二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 16:11:23
魔導サイエンティスト「これはちと厄介じゃのう…」
親方「どうするんで?流石に女子どもに手出しは…」
魔導サイエンティスト「では仕方あるまい…我が本来の役目に暫し戻るとするかの…」
デスタクル「ほう…何ができると言うのでスか?」
魔導サイエンティスト「こうするんじゃよ。」
魔導サイエンティストは懐からある1枚のカードを取り出した。
一瞬、強く光ったかと思うとそこに現れたのは。
カタパルト・タートル「…」
デスタクル「な、なんダそいつハ…」
魔導サイエンティスト「ワシの相棒じゃ、さあて、これを使わせたからにはお嬢さん、タダではすまんぞい。ヒヒヒッ…」
デスタクルが後ずさる
デスタクル「お、お前達、私ヲ守れッ」
少女「デスタクル様、分かりましタ!」
魔導サイエンティスト「残念じゃが無駄じゃよ!」
魔導サイエンティストが複数の融合モンスターを呼び出した。それらは光となり、カタパルト・タートルの弾となるのだ。
- 39二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 16:37:51
- 40二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 18:06:30
女生徒達「きゃあああっ!」
デスタクルの命令で盾になっていた女生徒達が吹き飛んだ
親方「おいおい。」
魔導サイエンティスト「安心せい、気絶しただけじゃ。さて、これでお主を守る盾は無いのう。」
デスタクル「ア、これはまずイカも…」
魔導サイエンティスト「では行くぞい、それ、二発目じゃ。」
カタパルト・タートルから二発目の弾丸が放たれる、必死に逃れようとするデスタクルだが…
魔導サイエンティスト「無駄じゃよ、その弾丸は必ず相手を捕らえるんじゃ。」
デスタクル「ヒ、ヒィィィッ!」
弾丸はデスタクルに直撃し、デスタクルも吹っ飛んだ。
魔導サイエンティスト「さてと、とどめじゃ!」
デスタクル「ハアッ、ハアっ…えッ…エエエエッ」
3発目の弾丸も直撃し、吹き飛んだデスタクルは完全に気絶してしまった。
魔導サイエンティスト「こんなもんかの、さて、頼むぞい。」
親方「あいよ、すまねえがちょいと静かにな。」
親方はそう言うと、ロープでデスタクルを拘束した。
- 41二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 18:19:55
一方のサギーはというと。
サギー「参ったぜこりゃあ。けど、これは好都合だ。変なじいさん達は離れてるし、ここであの娘達を…………。」
しかし、サギーの思考は、今おかれておる状況に支配されていた。
サギー「にしても、さみぃな、ここ。ボロ屋敷だからしゃーないが、すきま風が多いなぁ。」
この時、サギーは気づいていなかった。自身が感じている寒気の正体が、冷気由来のものであることに。
- 42二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 19:38:24
サギーが後ろを振り向くとそこにいたのは
依巫「ど、どうも…」
照魔師「フフッ、こんにちは。」
氷結界の魔術師たちだった。
サギー「あんたらのせいだったか…でもラッキー!俺の催眠術で…」
サギーが言いかけると背後から唸り声が響く。
照魔師「残念、貴方の相手を務めるのは私たちではなくてドゥローレンよさあ、行きなさい!」
照魔師の号令を合図にサギーにドゥローレンが向かって行く。
ドゥローレン「グオオオオッ」
サギー「ひ、ヒィィィィィッ!」
何とか逃れようとするサギーだったがやがて身体が動かない事に気付いた。なんとその体が足から凍りついていったのだ。
サギー「か、身体が…動かねえ…あ、あああッ…」
完全に凍りついたサギーをドゥローレンは見やると、咆哮と共に、サギーを砕き、消滅させた。
サフィラ「さて、後は」
アルマ「親玉だけだな。」 - 43二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 19:56:13
- 44二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 20:49:26
サキュバス・ナイト「フン!強がっていられるのも今の内!現れなさい、大邪神レシェフ!」
すると眩い光とともに大邪神が姿を現した。
レシェフ「我が光にて全てを従えん!」
魔導サイエンティスト「まずい!奴め、我らを従えようとしておる!」
サフィラ「皆、レシェフを直視してはいけません!」
サキュバス・ナイト「無駄よ!レシェフの洗脳からは逃げられないわ!」
親方「クソッ、どうすれば…」
するとサフィラの持っている箱が輝く!
サフィラ「ひょっとして、この中に何か切り札が…」
アルマ「こうなりゃ一か八かだ、サフィラ、箱の中のカードを。」
サフィラ「ええ!」
サフィラが箱の中から光り輝くカードを取り出す。
するとカードが実体化し、現れたのは…
幻想魔獣キマイラ「グオオオオッ!」
幻惑の魔術師「始めまして、皆様、お目にかかります。」
幻想魔族のモンスター達だった。
- 45二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 21:22:10
- 46二次元好きの匿名さん25/05/06(火) 23:28:51
- 47二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 08:23:19
サキュバス・ナイト「ヒィィィッ!」
サキュバス・ナイトはこの光景に怯えるがすぐに
サキュバス・ナイト「れ、レシェフ様のお力ならキマイラごとき!」とレシェフの威光をたてに強がる。
しかし、レシェフはキマイラの攻撃をかわすのに精一杯だ。
その時、幻惑の魔術師がキマイラを静止する
それを受け、キマイラは攻撃をやめる。
幻惑の魔術師「キマイラよ、止めよ、我も出番が欲しいしな。さてと、では…」
幻惑の魔術師の杖から光が放たれる。そして辺りを強い光が照らしたかと思うと…
幻惑の魔術師「さて、これでよいだろう。では私に従ってくれるかな、レシェフ。」
レシェフ「ハッ、我が主よ。」
なんと幻惑の魔術師がレシェフを従えてしまったのだ
- 48二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 12:32:05
- 49二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 13:06:57
- 50二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 16:27:11
- 51二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 16:44:42
どうやらサキュバス・ナイトは自分たちの世界ー悪魔たちの住む世界から逃れ、この世界にたどり着いたらしい。
そこでこの世界に封印された邪神であるレシェフの存在に気づき、復活を画策したものの、アルカナフォースや3邪神といったより上位の存在を知り、身を潜めていたとの事だった。
アルマ「しかし、こんなもんが封印されてるこの世界ヤバいな…」
親方「確かにな…まっ、これで一件落着だな。さて、コイツらはどうする?」
そこにはサキュバス・ナイトの他に拘束されたデスタクルもいた。
魔導サイエンティスト「安心せい、引き渡し先はもう決まっておる。」
翌日
秘密捜査官ミステイク「ご協力、感謝致します。」
ミスキャスト「寄星体デスタクル、こんななりですが恐ろしい特性を持っていて、仲間を増やしていくんです。」
ミスリード「しかしその理由が…」
ミスマッチ「まさか、友達欲しさとは…」
デスタクル「だって私は生まれながらの根無し草、友達ぐらいいてモ良いじゃないですカ…」
- 52二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 17:57:42
- 53二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 19:19:02
- 54二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 20:30:31
- 55二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 21:07:39
サフィラ「それだけでなく今回、無事に短期ではあるが学園に留学生を迎え入れる事ができました。さあ、皆様に挨拶を。」
そして現れたのはアイ、マイ、ミイの3名だ
アイ「始めまして、皆様、私はアイと申します。短い間ではありますが、どうぞ宜しくお願い致します。」
コフレ「おお、凄い美人…」
生徒A「アイさんだけじゃないわ。あの2人の妹達も…」
ノワール「見てくれは良いな…だが、デュエルの腕はどうかな?」
皆がそれぞれの感想を抱く中、3人はそれぞれのクラスへと向かった。
一方、旧校舎では
親方「良いのか?向こうには挨拶しなくて」
アルマ「ああ、随分迷惑かけたしな、それにこっちの方が気楽で良いし。さっ、始めようぜ。」
親方「そうだな。んじゃ、期限もギリギリだし、はじめっか。」
仲良さそうに作業を始めるアルマ達だった。
- 56二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 22:07:34
- 57二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 22:30:14
- 58二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 22:36:37
- 59二次元好きの匿名さん25/05/07(水) 23:38:35
生徒「へえー、そのお友達ってどんな人なの?」
マイ「はい、花や木を育てるのが大好きな人達なんです。虫も大好きなんですよ。」
生徒「へえ〜。凄いね、私はちょっと…虫は苦手かな。」
マイ「わたしもちょっと虫は苦手だったんですが、彼女達と仲良くなる内に大丈夫になったんです。」
生徒「へえ〜、私も会ってみたいかも。」
その頃、ここは聖域
天ノ月「ひッ、来ないで!」
シトリス「ああ、これは蜘蛛ですね。」
アトラ「かわいそうだし、外に出してあげよう。」
天ノ月「あ、あなた達は大丈夫なの?と言うか大丈夫なのね。」
シトリス「まあ、森の中で行きてきましたからね。」
セラ「可愛いのに。ホラっ」
天ノ月「や、やめて、近づけないでえええっ!」
セラ「あっ、逃げちゃった…」
シトリス「まあ、虫が苦手って言う人は多いですからね。蜘蛛は森の外に逃がしてあげましょう。」
- 60二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 00:45:07
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- 61二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 08:17:46
- 62二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 12:59:40
- 63二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 15:02:05
- 64二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 18:48:02
- 65二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 21:30:27
- 66二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 21:52:50
ノワール「いやあ、面白いデッキを使うじゃないか。こりゃ楽しみだ。」
コフレ「それって凄いの?」
ノワール「ああ、すげえ難しいけど楽しいデッキだな。こりゃ楽しみだ。」
サフィラ「では、私の先行で。」
サフィラが氷結界を展開する
サフィラ「では私は氷結界の照魔師を召喚し効果を使います。」
アイ「それは止めます。灰流うらら!」
サフィラ「かかりましたね。ここに使う事は読めていました。手札より鏡魔師を捨て、現れなさい、エジル。そしてトークンと共にシンクロ召喚!ランセア。鏡魔師の効果でここは…依巫を手札に。」
ノワール「おお、やるじゃん。まっ、そりゃ囮に使うよな。」
コフレ「えっ、なんで?」
ノワール「そりゃ、相手としては厄介な照魔師の効果なんて使わせたくない。通せば厄介な事になるからな。敢えて使わせたんだ。」
コフレ「へえ〜」
サフィラ「さらに手札より氷結界の紋章を発動、ゲオルギアスを手札に加えます。」
ノワール「うへえ、もう手札にあったのか。こりゃ厄介だな。」
サフィラ「さらに手札から依巫を特殊召喚し、現れなさい、ステルス・クラーゲン!」
ノワール「おっ、そっちが来たか…こりゃ厄介だぞ。」
- 67二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 22:30:16
- 68二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 22:56:47
- 69二次元好きの匿名さん25/05/08(木) 23:30:05
- 70二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 08:26:52
- 71二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 13:18:04
- 72二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 16:07:45
- 73二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 19:10:46
- 74二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 20:49:59
- 75二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 21:28:27
- 76二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 22:17:04
- 77二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 08:12:35
- 78二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 08:43:08
- 79二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 11:03:22
- 80二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 12:26:55
- 81二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 14:13:47
- 82二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 14:40:41
- 83二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 16:19:26
- 84二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 17:03:14
アイ「確かに言われてみれば、様々な神々が祀られていますね。」
すると3人の部屋に誰かが入ってきた。
ディアマンテ「あら、こちらにいらっしゃいましたか。」
アイ「あなたは。」
サフィラ「先程の戦い、お見事でした。」
ディアマンテ「流石は異界で名を馳せた者、素晴らしい戦術でした。」
マイ「ええ、お姉様は様々な方と戦ってきましたから。」
ミイ「私たちの誇りであり、そして目標なのです。」
ディアマンテ「まあ、フフフッ。」
アイ「あの、それで何か御用なのですか?」
すると2人は改まった表情で話し始めた
ディアマンテ「実は私たちに協力をしていただきたいのです。」
サフィラ「その点は私から。既に学園長からの許可はとってあります。」
サフィラが言うにはこの世界には様々な神々が眠っているらしく、中には邪悪な神もいること。3邪神が眠っていたため、迂闊に目覚めなかったたこと、しかし、3邪神が目覚め、この世界を離れてしまったため、邪悪な存在が徐々に活動を始めた事を語ってくれた。
ディアマンテ「以前、貴方方が来る前に邪神レシェフを目覚めさせようとした者もおりました。」
サフィラ「ここに留まっている間、どうか力を貸して頂けないでしょうか。」
- 85二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 19:20:19
アイ「ええ。心得ております。私達にできることなら、ぜひ言ってください。」
サフィラ「ありがとう。私としても心強い。」
こうして、初日は幕を終えた。
そして翌日
学園に奇妙な噂が流れていた。それは、夢枕に現れて、力を授けるという女の声だ。
- 86二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 20:10:41
ノワール「なんだ、お前も聞いたのか?」
コフレ「うん、私も聞いた。「もっと強くなりたいかい」って声」
ノワール「そうか…私もなんだが。」
シロ「お二人もですか?」
ノワール「ああ…って副会長!」
シロ「ええ、どうも何人かが声を聞いたらしく…決められた場所に来るよう指示されたとも…」
ノワール「そうなのか、私は断ったけどな、しつこく言って来るから大変だったよ。」
コフレ「私は…その…よく考えますって言った。デュエルで強くなりたい気持ちはあるけど他にやりたいこといっぱいあるし。」
ノワール「なるほど、コフレらしい答えだ。別に良いと思う。」 - 87二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:44:15
- 88二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:46:54
- 89二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:01:22
- 90二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 08:19:13
- 91二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 08:36:12
- 92二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 09:45:10
- 93二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 10:37:24
- 94二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 11:34:18
- 95二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 13:18:04
- 96二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 14:14:20
- 97二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 15:23:48
- 98二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 15:41:27
ハスキー「ええ!それは問題ですね。」
冥神「誰かが管理していたのでは?」
ゲー「それがだな…向こうの世界ではだれも管理しておらず、過去の文明の遺産として博物館に展示されていたらしいのだ。」
冥神「そんな事が…」
ゲー「あの地には多数の神々がいるが、全て眠りについており、神話や伝承として語り継がれているのみだ。まあその方が平和かもしれんが…」
冥神「どうする?流石に事態が厄介だし呼び戻すか?」
ゲー「いや、それも良くない、折角の場だ、とは言えあの男は…」
冥神「確か別の所へ…せめて誰かサポートが欲しいな
…そうだ!」
冥神はある人物を呼び寄せた。
アレイスター「なるほど、向こうに行って謎の声について調べて欲しいと。」
冥神「そうだ、頼めるか?」
アレイスター「神様からの頼みじゃ断る訳にはいかないな。協力しよう。」
ゲー「頼んだぞ、召喚士よ」
- 99二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 19:10:54
- 100二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 20:28:54
- 101二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 20:53:09
一方、待ちの裏路地では、外套で身を隠した男達数名が、何かを話していた。どうやら彼等こそが、今回の騒動の主犯格らしい。
隠者A「おお。コイツが件の代物か。水底に沈んだという伝説の都に縁のある儀式鏡か。」
隠者B「ああ。何でも、こいつを使えば、我らの傀儡をいとも容易く生み出せるらしい。」
なにやら、物騒なことを話している様子。それをたまたま聞いてしまった者が居た。
ルビウス(嘘でしょ?!ゴミ出ししてたら、なんか物騒な話聞いちゃったんですけど?!)
ルビウス・コランダム。大商人の娘で、元・赤姫だった生徒だ。しかし、学園での狼藉を働いた結果退学処分となり、現在は父の経営する施設で、用務員として働いている。ルビウスは踵を返し、直属の上司に説明することにした。
- 102二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 21:12:22
- 103二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 21:20:28
- 104二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 23:06:44
- 105二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 23:08:21
このレスは削除されています
- 106二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 23:10:01
- 107二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 08:34:13
- 108二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 09:25:01
- 109二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 11:29:32
- 110二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 15:23:59
- 111二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 16:01:47
- 112二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 18:07:53
- 113二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 19:24:44
学園にて
マイ「まあ、随分と物騒ですね。」
ミイ「でも、勝手に石灰を盗むなんて、何に使うんでしょうか?」
ディアマンテ「ああ言った資材は、高く売れるものです。過去に父から、盗品の採掘用工具が、やみ市で高額取引されていたという話も聞かされましたし。」
すると、アイは何かを思い出していた。
アイ「そういえば、石灰で思い出しました。まだ小学生だった頃に、校庭のライン引きで遊んでいた子が居たんです。あれはお絵描き用の道具じゃないって、起こられていました。」
マイ「そうなんだ。あ、そういえば、外で何かしていた人が居ました。何か、儀式がどうこうって……。」
マイが語った所によると、運動の授業中に、奥の方で何かを計っていた人が居たらしい。それを聞いたアレイスターは、何かを感づいた。
アレイスター「ちょっと待てよ?!これに関しては心当たりがある。まさか、コレを使うつもりか?!」
アレイスターが見せたのは、オレイカルコスの結界だ。そして、儀式鏡の件と合わせると、黒幕の狙いが見えたのだ。
- 114二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 20:09:15
- 115二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 20:25:34
- 116二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 20:36:52
- 117二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 20:51:36
- 118二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 22:14:32
- 119二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 22:19:52
- 120二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 22:36:24
学生B「後は反応が消えました。しかしアジトの場所は特定できました。場所は町外れの古い洋館ですね。」
親方「そうか、じゃあ後は…」
アルマ「待て、大人数で乗り込むのは危険だな。」
親方「確かに…」
サフィラ「それに相手は魔女、何を仕掛けてくるか…」
ディアマンテ「分かりませんわね。」
学園長「それに無闇に学生を危険に晒す訳にもいかんしな。」
アイ「(私たちは大丈夫ですが…)」
アレイスター「(アイちゃん、ここは内緒にしとこう。)」
アレイスター「僕は行くが…1人は危険だな…」
するとコフレが洋館を見るなり声をあげた
コフレ「私、この洋館知ってる…」
ノワール「えっ、どういう事だ?」
コフレ「あのね、昔ここはホテルだったの。街に遊びに来るとき、よく泊まってたから…」
ノワール「へえ〜。」
アルマ「確かに、ここは昔ホテルとして使われてたな。でも、数年前にオーナーが隠居して閉めたんだ。」
親方「おっ、良く知ってんな。」
アルマ「まあね、しっかし、まさか怪しい連中が住み着いてるとはね。」
コフレ「私、この中の作りは大体分かります。オーナーさんとも仲良しで教えてもらったから。」
- 121二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 22:52:17
- 122二次元好きの匿名さん25/05/12(月) 23:34:16
- 123二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 08:23:41
- 124二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 09:51:19
- 125二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 10:10:58
- 126二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 16:57:28
- 127二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 20:50:10
- 128二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 21:23:37
- 129二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 22:36:05
クリスタは、二人の生徒に見覚えがあった。どうやら最近伸び悩んでいると相談された、決闘塾の生徒のようだ。
クリスタ「思い出しました。あなた達は、リース・トランさんに、ルクス・メテオーラさんですね。決闘塾でお会いしました。」
リース「おや、だったら話は早いですわね、クリスタ先生。今回の決闘は、貴方達に先行を譲りましょう。」
ルクス「今日こそ、貴方を越える日。この日が来ることを、どれだけ待っていたことか。そこの貴方も、ついでに負かしてあげますわ。」
アイ「先行を譲った?ま、まさか!」
リースとルクスはニヤリと笑った。見ると、リースの背後には、燦幻超竜トランセンド・ドラギオンが、ルクスの背後には、No107 銀河眼の時空竜の形のオーラが出ていた。
リース・ルクス「そう!私達の天盃竜と、タキオン銀河の餌食となるのです!」
しかし、それに異を唱える声が聞こえた。
??「待たれよ。攻守の先行は公平に決めるべし。この勝負私も立会人として、見学させて貰おうか。」
- 130二次元好きの匿名さん25/05/13(火) 23:20:57
クリスタ「あなたは!」
そこに立っていたのは元理事長だった。
元理事長「いやあ、久しぶりだね。」
ブラック・マジシャン(赤)「流石に事態が事態だからな、引っ張ってきたんだ。」
アイ「そう言えばあなたはよくご主人様と会われていた方ですね。」
元理事長「そうだね。さて、ルールはルール、ここは正々堂々先行、後攻をコイントスで決めようではないか。」
リース「くっ、しかし、儀式は…」
元理事長「ああ、それは足止めさせてもらったよ。」
ブラック・マジシャン(赤)「それどころかもう不可能なんじゃないか?」
サフィラ達が向かった儀式の場、そこには既に魔法陣が完成していた。
サフィラ「そんな…」
ディアマンテ「既に…」
フェザー「フフフッ、私はシムルグの使い手フェザー、お見知り置きを。」
サフィラ「くっ、させません。」
フェザー「残念ね、もはや儀式はなりましたわ。後は魔法陣の力を使い、オレイカルコスを顕現させるのみ。せいぜい指を加えて見ていなさい。さあ、炎の剣士の使い手、フレイよ!今こそ儀式を…」
フレイ「ええ、さあ…えーと、何をするんだっけ!」
フェザー「何をしているの、フレイ!早く」
フレイ「そうだった、私は…私は…誰だっけ!名前は…名前…何だっけ?」
フェザー「フレイ!フレイ!どうしたのです!くっ、こうなれば私が…あれ?私は…何を…?私の名前は…」
サフィラ「いったい何が…」
ディアマンテ「起こっていますの?」
彼女達は気付いていなかった。その上空に、紋章神が顕現したことを。
紋章神はその力で彼女達の名を奪ってしまったのだ。
- 131二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 08:22:58
- 132二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 13:23:51
あまりにも不可解な光景はリースたちからも見えていた。
ルクス「一体何が…」
リース「こ、これは何?」
元理事長「ああ、流石に学園を荒らされる訳にはいかないんでね。ちょっとの間宝石になってもらったよ。」
ブラック・マジシャン(赤)「これで儀式も出来なくなったな。」
ルクス「こうなればあなた達を倒して」
リース「私たちが儀式を完遂します。」
アイ「させません!」
クリスタ「私たちが」
とクリスタがデッキに手をかけようとした時、元理事長がそれを制止した。
元理事長「すまないな、ここは私に任せてもらえないか?」
クリスタ「え、ええ…よろしいですが…」
アイ「分かりました。宜しくお願いします。」
元理事長「さて、じゃあ私は紋章ライゼオルで行くかな。」
マイ「(ライゼオル…)」ミイ「(この人、容赦ないなー)」
クリスタ「(あ、これは相当…)」
ブラック・マジシャン(赤)「(頭にきているな…分からんでもないが…)」
- 133二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 13:34:04
クリスタ「で、では急遽、私が立会人を務めさせていただきます。」
かくして、アイと元理事長、リースとルクスの決闘が始まった。コイントスの結果、アイ達が先行をとることになった。
元理事長「我々の先行か。まあ良いだろう。アイさん。だったか、まずは君からどうぞ。」
アイ「はい。わかりました。では、参ります!」
リース(一時はどうなるかと思いましたが、私たちに後攻が回ってきたのは不幸中の幸いですわね。)
ルクス(それに、後攻となれば、私達天盃竜と銀河の本領。いかに制圧されようと、まくり返せば良いだけですわ。)
マイ「しかし、紋章の力って、すさまじいですね。名前を奪ってしまうとは・・・。」
ミイ「なんか、怖いよ。私が私でなくなっちゃう、ってことでしょう?」
ディアマンテ「そうですわ。名前というものは、最も強い呪いですもの。」
- 134二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 15:15:26
アイが魔術師を展開する。
相手も妨害を使うが、それを頭に入れての展開だけに中々止まらない。
アイ「ではこれで、ターンエンド。」
元理事長「では私も始めるか。私は手札より篝火を発動し、エクス・ライゼオルを手札に加える」
リース「な…」ルクス「紋章獣だけじゃ…ない…」
元理事長「ああ、ライゼオルは中々相性が良いんだ。私はプレイン・コートを墓地へ送りエクス・ライゼオルを特殊召喚、そしてプレイン・コートの効果でソード・ライゼオルをサーチ、さらにプレイン・コートの効果でレオとスタッド・ホエールを墓地に送り、レオの効果でスタッドホエールを手札に加えるよ。」
ルクス「(しまった!誘発を使い過ぎた。)」
リース「(そんな、このままじゃ!)」
元理事長「さて、ソードライゼオルを特殊召喚して、スターライゼオルを手札に、そしてスタッドホエールを通常召喚して、ユニコーンを墓地に送り、メダリオンマジックを2枚手札に。そうだなあ…ここは蘇生紋章と紋章の明滅を加えようかな。そして、蘇生紋章でレオを蘇生し紋章獣2体でライゼオル・デュオドライブをエクシーズ召喚、効果でライゼオル・クロスとノードライゼオルを手札にくわえるよ。」
- 135二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 15:40:15
マイ「すごい。初見で3邪神を扱ったというだけはあります。」
ディアマンテ「ええ。学園長にはあと一歩といったところでしたが、かなりの勝負を演じたことがありますの。それでも、初めてライゼオルに触れたときは、目を丸くしていたそうですわ。なんでも、「雷光さん」という方からおそわったそうですわ。」
ミイ「まあ、あの人が。」
ルクス(どうだ、リース。返せそうか?)
リース(だ、大丈夫です。天盃竜の突破力ならば・・・!)
- 136二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 17:05:27
元理事長「さあて、ライゼオル・クロスを発動し、残ったソード、エクスでデッドネーダーをエクシーズ召喚だ。効果でプレイン・コートを素材にするよ。そしてプレイン・コートを除いてスター・ライゼオルを特殊召喚。さらにフィールドにホール・スラスターをセットだ。そして、プレイン・コートの効果で…」
リース「ターン1無いんだ…」
高い展開力で次々に展開していく姿に2人は戦慄していた。そして
元理事長「では行くか、現れよ、紋章神コート・オブ・アームズ・ゴッド・シャーター!」
ルクス「ライゼオルに続いて紋章神か…」
リース「しかも魔術師も万全…となると天盃でも厳しいかも…」 - 137二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 19:24:25
- 138二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 20:33:29
- 139二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:43:39
- 140二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 21:57:43
アレイスター「マズイな、どうする。」
アルマ「勿論!」親方「こうするんだ!」
盗賊「な、てめえら!俺が怖く…ぎゃあああっ!」
アルマと親方、そして生徒達はあっさりと盗賊を捕まえてしまった。
コフレ「す、すごい…」ノワール「あ、ああ…」
すると別の盗賊がコフレの後ろに迫る!
盗賊B「こいつらなら…へへへっ」
アルマ「コフレ!」
しかし
コフレ「ええええいっ!」
盗賊B「へっぐわあああッ!」
コフレは盗賊を掴むと、そのまま投げ飛ばしてしまった。
ノワール「アンタ、運がなかったな、コフレは爺さんから護身術の手ほどきを受けてたんだと。」
盗賊B「そ、そうだったのか…」
一方学園ではデュエルが続いていた。
しかし、どうも操られた生徒達は攻めあぐねているようだった。
リース「どうしよう、天盃じゃあ…」
ルクス「そんな、折角力を頂いたのに…」
元理事長「力にかまけて戦術を疎かにしては勝てるものも勝てないよ。さて、それはデッドネーダーで破壊だ。」
ブラック・マジシャン(赤)「我が身にも響く言葉だが、その通りだな。」
マイ「(と、いうよりライゼオルが強すぎますね…)」
魔導サイエンティスト「容赦ないのう…」
- 141二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 22:25:28
- 142二次元好きの匿名さん25/05/14(水) 23:18:33
- 143二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 08:32:15
- 144二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 08:53:58
- 145二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 09:57:40
モルガナ「ディアベルゼ…私はあの魔女に嘗て敗れました。しかし、この世界に辿り着き、復讐の機会を伺っていたのです。この地には様々な神々の力が眠っています。それを使えば…」
アルマ「復讐のためか…」
アレイスター「同情は…できないな。」
親方「大勢巻き込みやがって!」
モルガナ「なんとでも言いなさい、学園は失敗したみたいだけどこっちはまだ生きてるわ。止められるものなら止めてみなさい。」
アレイスター「3邪神が目覚め、去った今だからこそか…」
アルマ「くっ、アイツらが…って言ってもしょうがねえ!」
ノワール「アタシらで止めないとな。」
やがてモルガナは姿を消した。
アレイスター「どうやら幻影だったみたいだ。」
コフレ「みなさん、探しに行きましょう。」
- 146二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 10:40:20
- 147二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 13:10:59
- 148二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 13:25:15
- 149二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 16:51:42
モルガナ「それ以前に、侵入者も来つつあるみたいね。」
モルガナが後ろを振り向くとそこにはアレイスター達がいた。
アレイスター「何を考えているか知らないが。」
アルマ「あんたのやろうとしていることは阻止させてもらうぜ。」
モルガナ「クッ、まさかここ迄来るなんて、でももう遅いわ。不完全とは言えこの世界のシュロノスは目覚めつつある。私の野望を誰も止める事は出来ない。」
アレイスターが光弾を放つがモルガナはそれを交わすと闇に消えた。
親方「野郎、また消えやがった。」
アレイスター「恐らくオレイカルコスの所だ、原石の力で辿り着けるだろう。」
するとその前に、宝石の身体を持った行方不明者が立ちはだかった。
学生(宝石A)「ここは通しません。」
学生(宝石B)「我らと」
学生(宝石C)「勝負です。」
アルマ「時間が無いってのに…」
ノワール「ここは私とコフレに任せてくれ。」
コフレ「え、エエエエッ!」
ノワール「大丈夫だ。コフレは以外と強いんだ」
アルマ「そうかなあ…まっ、じゃあまかせた。」
アレイスター「無理はするなよ。」
ノワール「ああ、任せろ。」
- 150二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 18:28:48
- 151二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 19:08:34
メルカバー+アレイスター「そうはいかないよ!」
親方「悪いが、後をつけさせてもらったからな!」
生徒達(建築学校生)「資材を返せ!」
アルマ「逃げられると思うなよ!」
モルガナ「クッ、来たわね、しかし、シュロノスは目覚めようとしているわ。さあ、目覚めなさい!」
サフィラ「シュロノスが!」
ディアマンテ「そんな…」
クリスタ「このままでは…」
遂に目の前でシュロノスが目覚めようとしていた。
魔導サイエンティスト「こんな物があったとは…しかしお前さんは随分余裕じゃのう…」
元理事長「ええ、まさか、これが狙いとは…魔女もさぞがっかりすることでしょう。」
アイ「えっ、なぜですか?」
元理事長「以前、私がこの世界で悪事を働いた事は知っているね。」
アイ「はい、確か私たちの元へ来た時もたっぷり絞られていましたね。お連れの方と共に…」
ブラック・マジシャン(赤)「あれは辛かった…」
元理事長「ではなぜアルカナフォースや3邪神にこだわったか分かるかい?」
魔導サイエンティスト「お主がシュロノスの存在を知らんはずがないな。恐らくは…」
元理事長「そう、簡単に言えば」
ブラック・マジシャン(赤)「大した力は無いと言うことか!」
- 152二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 19:56:36
- 153二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 20:17:18
ノワール「よし、間に合ったな!」
モルガナ「あなた達が来たということは…」
コフレ「そう、皆倒したよ。」
アルマ「いやあ〜、コフレがさあ、中々強くてね。」
ノワール「そりゃまあ、私が時々練習に付き合ったんだ。そこそこは強いぞ。」
コフレ「あんなに強くなってるとは思わなかった。」
モルガナ「突破されたと言うことは…ここまでのようね、仕方ない、今は退却を…」
アイ「させません!」
アイがあるカードを起動させる。
モルガナ「そ、それは…」
アイ「そう、洗脳ーブレインコントロール、これであなたを支配します。」
モルガナ「ちょ、や、やめなさい、やめてええええっ!」
アイ「何か理由がお有りのようですが、迷惑をかけた訳ですし、償ってもらいます!」
- 154二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 21:42:19
- 155二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 21:54:01
- 156二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 22:22:22
- 157二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 22:41:30
- 158二次元好きの匿名さん25/05/15(木) 23:35:51
- 159二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 07:58:16
- 160二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 08:54:38
- 161二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 13:52:43
フェザー「わ、わたじだぢがわるかったでずうううウッ♥️」
ルクス「あやまりまずッ、あやまりまずからああああっ♥️」
リース「もう、やめでくだざいいいいっ♥️」
フレイ「許してっ、ゆるしてええええっ♥️」
もはや4人は限界だった。
快楽に呑まれ、ただ謝罪の言葉を何度も口にし続けていた。
一方、モルガナも最早限界だった。
- 162二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 15:06:09
- 163二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 16:06:58
モルガナ「ああああっ、みんなあああッ、ゆるしてええええっ♥️」
生徒達「わたしたちもおおおッ♥️わるいのおおおっ♥️」
そして
全員「「「「ああああッ、ゆるしてええええっ♥️」」」」
その言葉を最後に皆、絶頂に達したようだ。
すると皆、駒から通常の身体に戻り、床に倒れ込んだ
そして、ミラーナイトもまた、行動を停止し、元の能面の様な姿に戻った。
生徒達「「「「あへぇ…♥️」」」」
モルガナ「はひいいいっ♥️」
冥神「さて、どうしたものかな。」
ゲー「魔女はラメイソンに引き渡し、生徒は記憶を消し、元の世界に帰すのが良かろう。」
冥神「そうですね、魔法に精通している者なら魔女の扱い方も心得ていることでしょう。」
- 164二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 20:37:46
- 165二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 21:07:41
- 166二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 22:07:39
- 167二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 22:28:59
クリスタ「どうも最近、アルバイトに力を入れ、授業中は怠惰に過ごす学生が増えている気がするのです。幸い、道を踏み外す者こそいないものの、皆様は学生、卒業してからは社会に出る身です。」
ノワール「うへえ、お説教か…」
コフレ「まあ、しょうがないよ…」
クリスタ「また、今回も大規模な事件が立て続けにおきてしまいました。前回と違い、今回は我が校の学生に被害はありませんでしたが、これからも同じ事が続くとは限りません、よって暫くの間は夜間バイトを禁止します。」
学園長「この事は既に君たちのアルバイト先とも話がついている。授業に差支えのない時間に変更してくれるそうだ。」
ディアマンテ「また、学費等の援助が必要な方はお申し出を、わが校には幾つかの制度があります。必要があれば利用を。」
- 168二次元好きの匿名さん25/05/16(金) 22:52:05
- 169二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 08:37:45
- 170二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 08:47:37
- 171二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 11:32:07
- 172二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 20:08:27
- 173二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 21:15:12
サフィラ「冥神様。あの時は、色々世話になりました。お陰で、今も道を踏み外す事なく過ごせて居ます。」
冥神「それは、善哉。こちらとしても、喜ばしい限りだ。」
そして、冥神はいよいよ本題に入る、
冥「さて、話は2つある。まずはアイ達の事だ。彼女達の事を良く教えてくれて、感謝している。」
サフィラ「ありがとうございます。彼女達の学びと成長に繋がってくれたのなら、私としても喜ばしいです。」
冥神「さて、もう一つの事だが、それは私よりも、この方にして貰う方が手っ取り早かろう。」
すると、現れたのは巨大な蛇だった。あまりの大きさにパニックになりかける生徒達。
サフィラ「あ、ああ……!」
ゲー「静まるのだ、客人よ。驚かせてすまなかったな。我はゲー。冥神と同じくここの管理者だ。そなた達からすれば、過日の儀式鏡の真の持ち主と言えば、伝わるかな?」
- 174二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 21:27:49
コフレ「うわあ、でっかい。」
ノワール「コフレ、あんた怖くないのか?」
コフレ「うん、農場だと良くヘビみたから。ただここまで大きいのは、始めて見たよ。」
ゲー「おお、良く肝の座った娘だな。ただ、ヘビ達は大事な我が眷属、大切にしてやってくれよ。」
すると、奥から現れたのはレプティレス達が現れた。
コアトル「始メマシテ、我ラハ。」
ナージャ「蛇神様ニ仕エル者デス。」
その姿を見た皆はその恐ろしさと同時に美しさに固まってしまった。
メルジーヌ「ソウ緊張シナイデ。サア、ゲー様、本題ニ」
ゲー「ああ、そうだな。あの儀式鏡の事だ。あのまま博物館に過去の遺物として飾られてくれれば良かったがそうもいかなくなってしまった。そこで、そなたたちの学園であの鏡を守って欲しいのだ。」
- 175二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 21:28:07
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- 176二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 21:30:10
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- 177二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 21:56:14
- 178二次元好きの匿名さん25/05/17(土) 23:39:12
- 179二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 07:57:54
- 180二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 09:04:28
- 181二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 15:03:40
- 182二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 17:48:30
- 183二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 18:41:25
- 184二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 19:00:01
- 185二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 21:33:13
- 186二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 22:13:14
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- 187二次元好きの匿名さん25/05/18(日) 22:20:30
- 188二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 08:00:26
- 189二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 08:16:00
- 190二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 15:07:25
- 191二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 19:07:07
- 192二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 20:21:02
冥神「よく無事で帰ってきたな、色々あったようだが、よい経験になったろう。」
マルファ「なかなかここだと同年代の人間と接する事は難しいからな、私たちで計画したんだ。」
アイ「そうだったのですね。皆様、ありがとうございます。」
メルジーヌ「フフフッ、外ノ世界ヲ知ルノモ楽シカッタデショウ。」
マイ「はい、とても。」
ミイ「私も、色々な人と勉強できて良かったです。」
シトリス「それは良かったです。でも…何か寂しそうですね。」
アイ「はい、やはり別れと言うのは…」
ハスキー「あの方達でしたら時々、電脳世界に出向いているらしいですよ。ひょっとしたら、近い内に会えるかもしれませんね。」
アイ「そうなのですか。なら、またどこかで。」
冥神「会えるかもしれんな。ああ、私もまた出かけたいな…」
ゲー「お主はここの主人、無闇に出かけてはならんぞ。」
シトリス「そうですよ、色々やることはあるんですから」
- 193二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 20:48:40
- 194二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 21:43:04
- 195二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 22:09:08
- 196二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 23:02:58
- 197二次元好きの匿名さん25/05/19(月) 23:24:53
- 198二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 08:04:34
- 199二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 08:31:04
- 200二次元好きの匿名さん25/05/20(火) 08:49:17