【閲注TRPG】すずめの宿3【CoC×植物トリオ+五条】

  • 1125/05/09(金) 22:51:41

    このスレは虎杖と伏黒と釘崎と五条をPCとしてクトゥルフ神話TRPGを回していくものだよ
    閲覧注意は発狂した時やグロテスクな描写があった時用だよ

    原作軸ではなく一般人(?)設定。そのため関係性や雰囲気などが異なるよ
    猫街シリーズの最新作だよ、ロスト確率は選択によってだいぶ変わる。選択さえ誤まらなければきっと多分大丈夫。100Fは例外

    今回はにこいちさま作成シナリオの『すずめの宿』をお借りしてるよ
    🎲により虎杖がちょっと面倒なことになってるよ
    シナリオのネタバレを大いに含むので注意してね。既にシナリオを知っている人は先の展開のネタバレはやめてね
    このスレやシナリオの感想やネタバレなどをSNSなどで言うのもやめてね

    今までの通過卓のネタバレも含む可能性が高いので注意してね

    今回は行動安価あり、ベースはシリアスのはず

    校外学習の一環、というような建前の元で四人は古民家に貸し切り宿泊に出かける。
    そして――――虎杖は、夢を見る。
    暖かく、優しい夢。
    次第に夢は、無残な死を予告する。
    虎杖にかけられた、ある呪い。
    悲しい「物の怪」の性と、母の愛の物語。

    今までのあらすじ
    1C×2による真相究明
    すずめの正体は姑獲鳥、らしい
    100Fという負の遺産に振り回される釘崎

  • 2125/05/09(金) 22:51:55
  • 3125/05/09(金) 22:52:18
  • 4125/05/09(金) 22:52:33
  • 5125/05/09(金) 22:52:47

    虎杖悠仁

    iachara.com

    伏黒 恵

    iachara.com

    釘崎 野薔薇

    iachara.com

    五条 悟

    iachara.com
  • 6125/05/09(金) 22:53:05
  • 7二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 22:56:09

    たておつです
    数多のファンブルを起こしつつ真相のタイミングで1クリをしていく猫街キャラ達で笑ってしまう
    ファンブルは4人の足首にしがみついてます

  • 8二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 22:59:41

    誰かの腕時計についてた羽によって虎鳥悠仁の予感が濃くなってきたの心配ですよ

  • 9二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:00:37

    ファンブルとクリティカルに綱引きされてる猫街組の未来はどっちだ

  • 10125/05/09(金) 23:04:38

    どうにか五条が源氏物語の復元を終わらせれば(釘崎の舌打ちが響く中)、本らしい形が戻って来る。

    そうなれば開き癖がついたページが辛うじて分かるようになっただろう。


    「これは……藤壺女御の話のところだね」

    「ふじつぼにょーご」

    「光源氏の義理の母親である女性だよ。光源氏の父親である帝の後妻で、光源氏との年の差は5歳前後だったかな」

    「また”母”?」

    「……あの、それって」


    伏黒が若干気まずそうな顔をしながらそう言えば、五条は「あ、恵は気付いた?」と口にする。


    「そう、光源氏は亡くなった母親の面影を持つ藤壺女御に恋心を抱くようになるんだよね」

    「……ん?」

    「はぁ?」

    「まあ別にそれは良いんだけど」

    「え、良いん?」

    「それがここにあることに関係ないとかあるんですか」

    「関係ないってよりも、彼女とはまた事情も違うだろうし、ねぇ?」

    「ここに着た直後に好きなんじゃ?とか言ってたアンタがそれ言う?」

    「まああれは勘違いだったってことで、ねぇ悠仁?」

    「う、うん……?」


    〈知識〉

    虎杖(45) dice1d100=89 (89)

    伏黒(45) dice1d100=76 (76)

    釘崎(45) dice1d100=31 (31)

    五条(75) dice1d100=100 (100)

  • 11二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:05:38

    なんかもう100F出ても致命的なダイスじゃなさそうならよしって気分になってきたな

  • 12二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:06:19

    100Fもしかして五条に乗り換えた…?

  • 13125/05/09(金) 23:06:27

    五条へ
    これ以上このシナリオで100F出したら次がグロじゃなくてエログロシナリオになるので覚悟しておいてください

  • 14二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:07:47

    釘崎に皆感謝しようね!!!!
    そして五条…そんなにスレ主セレクトシナリオいきたいんです…??それともダイスがいかせたがってる?
    1クリでたら100F出すの?

  • 15二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:08:54

    悲報100Fは浮気性だった

  • 16二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:08:54

    とんでもない宣告がなされてしまって笑ってる
    頑張れ五条!さすがに1シナリオで100F3回は出さねぇよな!?

  • 17二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:09:31

    100Fと縁が深い奴が1人増えたの草
    負の遺産に振り回されてる釘崎だけが成功してるのも面白い

  • 18二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:09:35

    前回と今回五条が滅茶苦茶出目悪くなってるんだよね
    何でだろうね…?

  • 19二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:10:53

    前回はわりとみんな惨事ダイスだったけどな…

  • 20125/05/09(金) 23:17:09

    【成功】釘崎 【失敗】虎杖、伏黒 【ファンブル】五条


    藤壺女御。

    藤。

    藤浪すずめ。


    共通する”藤”という言葉を目にして、釘崎はふと”藤”の花言葉を思い出す。

    「優しさ」「決して離れない」「恋に酔う」「歓迎」「佳客」 というものがある。

    合わせて、藤の樹齢は1000年以上あり、長い時を過ごすことも。

    彼女が本当に姑獲鳥なら、その名はどこから来たのだろうか。


    「そう言えばあの人の名前も藤が」


    ――――と、釘崎がそう口にした瞬間だった。

    五条の手の中にあった本が再び崩れ、五条の足の上に降り注ぐ。

    不可避の一撃、どころではないそれが五条の小指にヒットして再び五条は本からの攻撃を受けることとなる。


    「~~~~~~ッッッ!?」


    やはり流石の五条も小指は鍛えられないらしい。

    咄嗟にしゃがみ込めば、廊下に本だったものがばら撒かれることとなる。


    「ホント、何やってんのよ……」


    ドン引きに次ぐドン引き、釘崎の心底冷え切った目が五条を射抜いた。(五条:HP16→15)


    〈応急手当〉

    五条(43) dice1d100=66 (66)

  • 21二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:19:12

    今回2回目も本に襲撃受けてんね五条先生

  • 22二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:19:23

    ああ名前が似てたのかつながりが分かってなかったけど
    五条もしかしてここの書斎と相性悪いのかな
    そして応急手当も失敗だ…踏んだり蹴ったりだな五条

  • 23二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:21:29

    情報拾い終わった後でよかったね…五条の小指は犠牲になったのだ
    すずめさんが妖怪なら1000年前の藤壺女御と同一人物とかも有り得る?

  • 24125/05/09(金) 23:25:19

    「何この本?僕に喧嘩売ってるわけ?あ?本程度が僕に勝てると本気で思ってることに驚いたって言ってんだよ」

    「待って五条先生、割と本気で本にキレてる?」

    「本だけにって?やかましいわ」

    「ンなこといってねぇけど!?」

    「日頃の行いじゃないですか?」


    色んな意味でデジャヴ。

    だがあの時と違うのは、ドタバタしていたせいで玄関の方から人がやってきたことだろう。


    「あの、大丈夫です……ぁ」


    騒ぎに気付いたらしいすずめは廊下の有様を見て、ぽつりと声を零す。

    彼女の近くまで飛んでいっていたページを拾い上げれば、バラバラと飛び散った紙が元は源氏物語の本であると気付いたのだろう。

    これだけ見れば本をビリビリに破いて遊んでいた、と思われてもおかしくはない。


    「す、すずめさん!ごめん!えと、これは違くて……!!」


    慌てたように虎杖はすずめの方へと突っ込んでいき、そして落ちていたページを拾い上げていく。


    「……いえ、お気になさらず」


    その表情を見れば彼女もこれを読んでいたのだと分かるだろう。

    そして本が無事ではなかったことに彼女が悲しみを覚えている、ということも。

    虎杖を押し留め、「片付けますのでそのままで大丈夫ですからね」と言いながら踵を返したのを虎杖も追いかけていく。

    止める間もなく、あっという前の出来事である。


    「……全部アンタのせいだけど、どう落とし前つける気?」


    〈POW×5〉

    虎杖(17*5,85) dice1d100=44 (44)

  • 25二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:27:04

    何か虎杖のダイス怖い
    そして五条先生は本と喧嘩すんな

  • 26二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:27:37

    ここで精神対抗?
    失敗してたら中の人?鳥?の影響強くなってたのかな
    そして源氏物語破けて悲しそうにするのはどうしたんだろう

  • 27二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:29:43

    精神対抗成功してるから伏黒達からの忠告はギリ覚えていられるって感じか?
    でも本ダメにしちゃった罪悪感と悲しそうな顔見て着いてかない選択肢はないって塩梅かな

  • 28125/05/09(金) 23:37:41

    それから虎杖がすずめに謝り、元気づけようとしながらも付き纏い、五条たちはどうにか源氏物語を元通りにしようとしてもどうにもならないということが分かり、――――まあなんやかんやあって昼食の準備をするすずめから虎杖が離れず、改めての作戦会議はろくに出来ないまま昼食の時間と相成った。

    虎杖は始終すずめのことを気にしながら、あの手この手で彼女を慰めており、そのおかげかすずめもだいぶ表情が和らいでいる。

    「昨日の時点でバラバラになってたのを謝ろうとは思ってたんだけど、ごめん、言うの忘れてて……」
    「形あるものはいつか失われますから、大丈夫ですよ。むしろそうなってしまうような状況のまま置いておいた私が悪いのです」
    「ンなことねーよ!すずめさんは何も悪くないから」

    こうなったきっかけがある以上、五条としても引き離しづらい。
    辛うじて虎杖の中でこれからやらなければならないことが引っかかっていたのか、ちらちらと五条たちの方も気にしてはいるが。
    だがなんとなく、五条に対しての怒りのようなものも感じなくもない。
    ――――虎杖も自覚しているか分からないが、今の虎杖は五条に対してかなり思う所があるのだろう。
    わざとではなくとも、結果としてすずめを傷つけたという事実があるせいだ。

    そして昼食を食べ終わり、皿洗いなどを終わらせれば虎杖はすずめと話し、彼女を離れへと見送ってからぶすっとした顔で戻って来る。
    ――――どう考えても不服です、と言った風だ。

    宿泊地の探索箇所【すずめ☑/玄関(台所)☑/居間☑/寝室☑/書斎☑/風呂場☑/登山道☑】
    山の麓の探索箇所【観光案内所(バードウォッチング)/郷土資料館/温泉施設☑】

    ≪この後どうする?≫【安価】を頭につけてね
    〈POW×5〉に成功したので虎杖は探索に加わってくれるよ
    ①探索場所、もしくはしたい”行動”の指定
    ②会話内容、質問などの”言葉”の指定
    ①は必須、②は併用可能であってもなくても
    先着三人の中から🎲で決定

  • 29二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:43:52

    ああ成功しなかったら悲しませたすずめさんから離れなかったのか…
    なんか影響滅茶苦茶デカくなってないか?ちょっと前まで感情までは影響なかった気がするのに
    【安価】
    郷土資料館行こうかな?
    後会話ですずめさんへの1クリ情報とか釘崎の源氏物語の情報ですずめさんと藤壺女御の関連?とか共有出来るのはしときたいな

  • 30二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:47:07

    すずめへの心証がよろしくない伏黒釘崎とすずめを悲しませた五条への心証がよろしくない虎杖とすずめの正体が姑獲鳥と確信してる五条で色々忙しいなぁ!
    4人の向きがバラバラになるような事は避けたいけど情報共有のタイミングと言葉選びも迷うな

  • 31二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:49:18

    【安価】
    ①そうだな郷土資料館にいこうか
    ②それと虎杖に五条だって悪気はなかったんだ
    いつものお前ならすぐそう考えるだろう
    かなりおかしくなってるぞ、すずめさんだって怒ってなかったろうと言っておこう

  • 32二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:55:21

    【安価】郷土資料館で
    ②皆で虎杖にフォロー入れておきたい

  • 33二次元好きの匿名さん25/05/09(金) 23:56:49

    【安価】
    ①ちょっと気分を変えて観光案内所(バードウォッチング)探索
    ②虎杖が精神面でもさらに影響出始めてる感じがするからそれとなくフォロー的な…すずめさんに悪いことしちゃったしその分情報収集頑張ってちゃんと色々解決しないとねみたいな方向でなんとか

  • 34125/05/09(金) 23:58:00

    ≪どうする?≫

    1.【郷土資料館】の探索。五条の1C情報と釘崎の藤関連の情報共有

    2.【郷土資料館】の探索。五条へのフォローと虎杖のおかしさの指摘

    3.【郷土資料館】の探索。虎杖へのフォロー

    dice1d3=2 (2)

  • 35二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:01:37

    五条フォロー出来そうで良かったかな?
    観光案内所も見たかったけどまだ確認タイミングあるかな

  • 36二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:02:24

    それ引いたか大丈夫かなこれ
    いつもの虎杖ならともかく今のかなりすずめさんに意識傾いてて五条のしたことに悪印象、すずめさんから離れるの不服ですな状態にそれ言うと伏黒と釘崎がすずめさんにいい印象持ってないのもあってワンチャン逆に拗れかねない気もしなくないが

  • 37二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:06:31

    ちょっとドキドキするな
    普段の虎杖なら頑なさとか逆張りとかなさげなんだけど今なんらかの影響ですずめさんにかなり心が寄ってるんだよな

  • 38125/05/10(土) 00:08:00

    ともかく、一度は下山して麓での情報収集をしなければならない。

    何とも言えない雰囲気の中、四人が車に乗り込めば、登山道を下っていく。


    「……とりあえず、郷土資料館に向かうよ。姑獲鳥の伝承とかについてもっと詳しい資料があるかもしれないし」

    「………………うん」


    窓の外を見ている虎杖から漂う雰囲気は決していいものではない。

    それを見かねた伏黒が「オマエな」と口を開く。


    「五条先生だって悪気があったわけじゃない。いつものオマエならそう考えてこんなに引き摺らないだろ。こういう所がおかしくなってるってこっちに思わせるんだ。実際、あの人だって怒ってなかっただろ」


    伏黒がそう言えば、虎杖は振り向く。

    やはりその表情はどこか硬い。


    「俺がおかしくなってるって何?」

    「だから、いつものオマエなら」

    「あのさ、だったら言わせて貰うけど。すずめさんが傷ついてんの見て声掛けんのそんなにおかしい?伏黒たちはむしろ気にしなさすぎなんじゃねぇの?人のもん勝手に壊して、それで謝るのって変?相手が怒ってないなら別に良いやって忘れんのが当たり前?」


    虎杖はミラー越しに伏黒を見据える。

    その目にはどこか警戒が滲んでいた。


    「さっき五条先生はさ、すずめさんが傷つくから俺が余計なこと言わないようにって言ってたけどさ――――じゃあなんですずめさんが今傷付いたことに対してそんな感じなの。言ってること矛盾してね?」


    五条へと、そして伏黒や釘崎へと向かうのは”自分を言いくるめようとしているだけなのではないか”という不信感。

    行動の矛盾が虎杖の納得を剥ぎ取ってしまったらしい。


    〈心理学〉

    虎杖(58) dice1d100=31 (31)

  • 39二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:09:35

    ここで成功しちゃったか…
    五条は間違いなくすずめを疑ってなかったのに伏黒の指摘がよろしくなかったか

  • 40二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:15:38

    やだ虎杖かしこい…いや賢いというか人をよく見てて自分なりに考えてるからこそ行動の矛盾にも気づいちゃうんだな…
    すずめさんが傷つくことが全くどうでもいい訳はないけど優先順位としては下だし建前の部類でもあるし

  • 41125/05/10(土) 00:20:31

    これまで色んなことに巻き込まれてきた四人。
    そうなればただ穏やかに時間を過ごすよりも、互いのことが理解出来るようになっただろう。
    即ち、それは伏黒や釘崎、そして五条だけではなく虎杖からしても言えることだ。

    「――――伏黒だけじゃない。五条先生も釘崎も、すずめさんを疑ってんだろ。疑ってるっつーか、すずめさんが悪いって確信してる。だからすずめさんを信じてる俺とすずめさんを引き離そうとしてる。あん時の言葉だって、そう言われたら困るからそう言っただけなんだろ」

    淡々と響く指摘は彼らにとっては非常に不都合なことに、殆ど真実と言っても過言ではなかった。
    細かなところまで読み取れているわけではないだろうが、虎杖は三人のこの件に関する姿勢を既に看破してしまっている。

    「……別に、だからって三人にどうこうしようとは思ってねぇけど、多分それも今の俺は疑われてるってことだろ。だから誤魔化して、俺に嘘吐いた」

    虎杖がただ狂信的にすずめに想いを向けているだけならば、きっとこうはならなかった。
    だが虎杖はあくまで虎杖悠仁でしかない。

    「ッ、それは」
    「ここに来てからおかしいおかしいって、確かに羽吐いたのはおかしいけど、こっちからしたらそっちがおかしいんじゃねぇのって言いたくなる。そっちこそちゃんとすずめさんのこと見てんの?」

    どうしても優先順位というものがある。
    だが中途半端に言葉を取り繕って誤魔化したせいで虎杖の中に不信感が生まれてしまったらしい。
    それは今すぐどうにかなるものではないが、確かに芽生えてしまったもの。

    「俺はすずめさんが皆で食う飯作る時、一つずつ丁寧に野菜に触れる手を知ってる。落とし物が帰って来た時、嬉しそうに抱き寄せたのを知ってる。自分が傷ついても、それでも大丈夫って言えるのも知ってる」

    虎杖はそう言った後、彼らしくない笑い方をした。

    「どうせ、今の俺がこういったところでおかしいって言われるだけなんだろうけどさ」

  • 42二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:23:02

    うーん…困ったな
    これ後々困りそう
    しかしこの反応も虎杖だからにしてもやっぱりおかしいのもそうなんだよな…

  • 43二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:23:49

    まあ完全におかしいよな虎杖

  • 44125/05/10(土) 00:25:04

    100F処理で生まれた不信感がここで爆発した、ってことで
    虎杖自身に「自分は言いくるめられているのでは?」という視点がすずめ関係では生まれてしまったことにより、シナリオ終了まで(何かしら上手くこなせば別)伏黒と釘崎から虎杖への〈交渉技能〉に-20、五条から虎杖への〈交渉技能〉に-30の補正とするよ

  • 45二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:25:36

    うーん双方の優先順位とか心象とかわかるんだけどやっぱり虎杖がおかしいからこうなってるんだわ
    今持ってる情報を共有して説得とかになるのかな

  • 46二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:26:54

    困ったな
    五条こそが今1番すずめは大丈夫だが…って情報持ってるんだがな
    一番大事なところで単独行動しそうだ

  • 47二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:27:35

    すずめさんが(有害な存在っぽいけど)悪意はない人であることと虎杖が元々人が好きですずめさんを普通に慕う気持ちも10割捏造じゃなくて虎杖自身の本心でもあるってところが変にややこしくて…さらに伏黒達がすずめさんより虎杖を優先するのもまた当然のことで…
    拗れる要素はあったな…

  • 48二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:27:54

    いくらなんらかの精神干渉受けてるにしろ虎杖に対して(慕ってる)誰かが傷付いたことを気にする行動に対してお前おかしいよって言ったのは悪手だったのかもな
    すずめさんが悲しんだ原因が五条がすずめさんの持ち物を破壊したからなのも伏黒と釘崎がすずめさんに悪印象ありきで話してるのも何もかも今の虎杖の精神状態に対する条件がよくなさすぎる

  • 49二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:32:47

    虎杖からしてみれば自分の本心(と本心だと思ってる感情)を否定され続けるわけだけどここまで爆発せずに保ってたのは4人の信頼関係があったからこそなんだろなぁ
    三人は心配だろうし虎杖は寂しいし心細いだろうしで大変だよ

  • 50二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:37:20

    どっかで信用してもらえなくてもやっぱしっかり共有すべきだろうな
    それが虎杖に対する誠意にもなるだろうし

  • 51125/05/10(土) 00:38:02

    一旦車内が静まり返る。
    虎杖は再び視線を窓の外に向けて、逃げ出しはしないまでもやはり三人への疑いが首をもたげてしまったのだろう。
    三人なりに虎杖のことを思い、そして虎杖の身に起きた異変を解決するためにことなのだが、それを向けられている虎杖は本当の意味では自分の身に起きた精神的な異変を理解出来ていない。
    明確な証拠があるわけでもないことを”おかしい”と言われ続ければ、人はそこに多少鬱憤が貯まる。
    虎杖は三人への信頼もあり、どうにかそれを飲み込もうとしていたのだが、ここに来て五条の行動と言葉がきっかけとなって飲み込めなくなってしまった。

    すずめに対する不信と、疑い。
    良くも悪くも証拠がきちんと出揃っていない状況で、虎杖自身に納得させられるだけの何かがない状況で確信を得てしまったこともこうなれば裏目に出ているのだろう。
    なにせ、「すずめが姑獲鳥である」ことの根拠が現時点では羽織しかない。
    しかもその羽織りだって特殊なものでもなく、ただ羽毛で出来た羽織と言うだけ。

    これでもし明確な証拠などあれば、また話は違って来たのだろう。
    だが虎杖に示せる証拠がこれ以上ないのも確か。

    虎杖がすずめに向ける好意を、温かな感情を、おかしなものと切り捨てられることによるストレスだって確かにあったのだ。
    しかし実際、三人の目から見てそんな虎杖が”おかしかった”のも確か。

    虎杖自身、ここで三人に敵意を向けるということはない。
    ただこの状況では今までよりもすずめの味方をしようと、そう動くことになってしまうだろう。

    ≪どうする?≫【安価】を頭につけてね
    今回は基本的に虎杖の行動の指定や発言の指定は禁止とする
    ①虎杖への言葉でなにか伝えたいこと、言いたいことの指定
    ②情報共有など、言うならどの程度の情報を伝えたいか。虎杖以外に共有するならそれも指定
    ①や②など、なにかあれば。ここで何も言わない&情報共有もしないならそう書いて欲しいよ
    先着三人の中から🎲で決定

  • 52二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:42:30

    そうだよな元々繊細なバランスの上にいたとこだったんだよ今まで…

  • 53二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:46:35

    今のギスギス状態で虎杖に何言っても効果ないか逆効果になりそうだしなぁ…
    とりあえず謝罪はした方がいいとは思うけどすずめさんに不信感があることも嘘ついたことも確信されてるから逆効果なような気もするしどうしたものか
    あと虎杖の精神異常が進みまくっててこれすずめさんが姑獲鳥だって確信したところで(実際裏に誰か別の黒幕がいそうなこともあり)すずめさんへの好意が消えはしない気がするんだよな

  • 54125/05/10(土) 00:52:03

    メタ的なことでのスレ主への質問とかも受け付けてるよ
    今回は一応秘匿なしなので、開示できる情報は開示するよ

  • 55二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:52:51

    【安価】
    何も言わない&情報共有もしない
    情報が不確定かつ3人のすずめさんに対する心情が虎杖にバレてる状況で何言っても逆効果な気がするのでもう少し情報集まるまではとにかく虎杖の不信感を刺激しないように動きたい

  • 56二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:53:42

    【安価】
    ①虎杖の体の異変を気にしすぎて虎杖の感情やすずめさんを後回しにしたこと、それに伴って虎杖を言いくるめようとしたことを謝る
    でもさぁマジで心配なんだよ三人もということで一回車停めて気分転換にバドミントンしないか?実際今やる空気じゃなかったら解決したらやるぞっていう約束でもいいから
    ②情報共有は五条から釘崎伏黒へはしておきたい気もするけどますます虎杖との感覚の溝が深まりそうな気もするからこの場では一旦保留にしとこうかな

  • 57二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:55:06

    【安価】
    ①五条:彼女に悪意がないことは確信している、むしろ黒幕がいることを疑っていて彼女への謝罪や虎杖の気持ちを疎かにしたことを謝罪したい旨を告げる
    伏黒:一度はこちらを信じて行動してくれたのに悪い想像ばかりして言葉を重ねたことの謝罪
    ②上記の通り彼女に悪意がないと思っていることの共有

  • 58二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:57:03

    上手くやらない限りはシナリオ終了まで技能マイナスの提示があったからには声掛けもなかなか難しそうだと思ってたらバドミントン安価でちょっとフフってなった

  • 59二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 00:57:43

    【安価】
    言っておきたいことかぁ…
    なら取り敢えず素直に虎杖が心配だからこそ疑っていたと素直に吐いて謝ろうかな
    その上で五条がすずめに感じたのを改めて言葉にしておこうかな…共有も兼ねて
    もう隠したくないから言うけど自分はすずめを姑獲鳥だと思ってる、でも同時に今回の原因は彼女じゃない何かがあるんじゃないかと感じてる
    理由も証拠もない、ただ彼女は悠仁を間違いなく我が子のように思っていて、でも同時に罪悪感を感じてるように見えたんだ
    しかも手を震わせていた…きっと何かある筈…だから調べたい、信じてもらえなくていいただ知って欲しい
    みたいな感じで素直に言う

  • 60125/05/10(土) 01:02:33

    ≪どうする?≫

    1.虎杖に何も言わない&情報共有もしない(詳細は>>55)

    2.虎杖に謝った後、シャトルは友達バドミントンしようぜ!!(詳細は>>56)

    3.五条と伏黒が謝罪、悪意がないと思っていることの情報共有(詳細は>>57)

    dice1d3=1 (1)

  • 61二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 01:06:54

    それぞれ違う方向性の安価でここちょっと分岐だったかもな

  • 62125/05/10(土) 01:08:06

    どう言ってもある種、誤魔化しや嘘になってしまうという自覚が三人にはあった。

    だからこそ謝ることも出来ず、無言の時が続く。


    そうこうしていれば、郷土資料館に辿り着いた。

    虎杖も大人しく車を降りるも、やはり彼も黙ったままだ。


    そして郷土資料館の中に入ってみれば、そこにはこの土地の逸話が記された資料が展示されている。



    《資料》

    この地には、時折、鳥の神が姿を現す。とある一羽の、子の産めない雌鳥に鳥の神は哀れに思って言葉をかけた。

    神の選んだ子を山に捧げれば、代りに子を授けよう。雌鳥は神と約束を交わし、神は誓いの証の像を雌鳥に与え、祠を立てさせた。


    それから、神は自ら子を選び、その御子を雌鳥に預け育てさせる。いつしか山には雌鳥の子に溢れ、神の加護ある山は鳥達の楽園となっていく。

    山の鳥達は神の子であり、決して山を荒らしてはならない。



    〈アイデア〉

    虎杖(75) dice1d100=63 (63)

    伏黒(85) dice1d100=79 (79)

    釘崎(75) dice1d100=44 (44)

    五条(90) dice1d100=70 (70)

  • 63二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 01:11:10

    あー…言わないのあんま良くなさそうだけどどうだろ
    そしてこれ直球に絡んでる?すずめさんは姑獲鳥で五条の感じた
    何かが絡んでるってこの鳥の神か?

  • 64二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 01:11:48

    おっ全員成功

  • 65二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 01:11:58

    そういえばすずめさん子供の洗濯物を夜に干すか気にする機会はなかったみたいなこと言ってたから少なくとも人間の子は育てたことがないんだよな
    子の産めない雌鳥が示唆的だ…

  • 66二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 01:16:24

    神が雌鳥に与えた誓いの証の像っていうのが虎杖だけが見た奇形の鳥の像かな

  • 67125/05/10(土) 01:20:20

    そこに書いてある”子の産めない雌鳥”とは、”姑獲鳥”のことを指しているのではないかと四人は気付く。

    鳥の神と、姑獲鳥。
    ここに来て現れた、新たな登場人物。
    神は自ら子を選び、その御子を姑獲鳥に預けて育てさせる。

    やはり三人に付き纏うのは、嫌な予感だ。

    だがその嫌な予感も、今の虎杖は感じていないのだろう。
    本当にすずめが姑獲鳥なのか。
    それを言っているのが伏黒や釘崎、五条という信の置ける友人たちであるからこそ虎杖も葛藤がある。

    「……すずめさん」

    ポツリと名前を呼んでも、当然返事などあるはずもない。
    どうしてか無性に、虎杖は彼女に会いたくなった。

    そうこうしていれば、日も暮れてくる。
    温泉施設に行き、尚且つ食事もどこかでとるのならば山の麓で訪れられる場所はあと一か所程度だろう。

    宿泊地の探索箇所【すずめ☑/玄関(台所)☑/居間☑/寝室☑/書斎☑/風呂場☑/登山道☑】
    山の麓の探索箇所【観光案内所(バードウォッチング)/郷土資料館☑/温泉施設☑/お土産屋】

    ≪この後どうする?≫【安価】を頭につけてね
    今回は基本的に虎杖の行動の指定や発言の指定は禁止とする
    別行動は可、ただし麓に下りるなら五条の車での移動を推奨
    ①探索場所、もしくはしたい”行動”の指定
    ②会話内容、質問などの”言葉”の指定
    ①&②は併用可能
    先着三人の中から🎲で決定

  • 68二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 01:25:58

    神が選んだ子を山に捧げる…そしてこれまでの情報考えるとやっぱすずめさんも愛情を感じてたのにみたいな悲しい状況なんじゃないかこれ?
    鳥の神について知りたいけどどっちなら情報出るかな?これ

  • 69二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 01:27:51

    もう一回バドミントンチャレンジ安価しようかと思ったけどあの空気だったからこそなところもあるからやめてみるか…
    【安価】
    ①お土産屋さん探索
    ②地元の人に変かもしれないけどあまり麓に降りないって言ってたしすずめさんにも何か買っていこうか、って虎杖に提案してみる
    すずめさんのこと疑ってるけど虎杖の気持ちを全無視したい訳じゃないんだよという事が伝わればいいなと思いつつ

  • 70125/05/10(土) 01:41:15

    進行自体は今日はここまで、安価は引き続き募集中だよ

  • 71二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 02:01:00

    【安価】
    探索場所は土産屋にする
    すずめさんにも土産を買うのを五条に提案してもらおうかな?
    わざとじゃないけど色々あって自分のせいで悲しませたしお詫びのつもりで自分も買うけど悠仁も選びたいなら選んだら?って感じで促してみようかな
    虎杖の心象が戻る戻らない変わらず少なくとも五条はすずめの偽りない愛情と悪意のなさわかってるしそう思ってるよって伏黒釘崎に見せようかな

  • 72二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 09:59:59

    >>69

    ちょっと追加でタマ預かってくれてる乙骨先輩にもなんか買っていくでしょみたいな感じに言ってみてほしい

    純粋に乙骨先輩サンキューという気持ちとタマのいる家にちゃんと無事に帰ってねという気持ちだよ

  • 73二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 10:13:14

    なんとなく資料館の方が情報出そうな気がするから
    【安価】はお土産屋さんにする
    今の状態で何か情報でても虎杖すなおに聞きそうにないし
    これ虎杖めっちゃ怒ってるけど伏黒と釘崎のすずめさんに対する不信感も爆増してそうで不安だ…

  • 74二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 10:58:07

    >>73 会話書くの忘れた

    五条は本を壊したことを誤って虎杖にすずめさんへのお詫びの品を一緒に選んでもらう

    伏黒と釘崎は他の人へのお土産を買う時の会話で残してきたタマや乙骨先輩の話をして虎杖にはあと数日で帰る場所があることを意識させるように立ち回る

  • 75二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 11:00:41

    >>74

    ×誤って

    ◯謝って

  • 76125/05/10(土) 12:42:49

    ≪どうする?≫

    1.【お土産屋】探索、すずめに何か買って行こうと提案(詳細は>>69)

    2.【お土産屋】探索、五条がすずめにお土産を買うのを提案(詳細は>>71)

    3.【お土産屋】探索、虎杖にお詫びの品を一緒に選んで貰う(詳細は>>73)

    dice1d3=3 (3)

  • 77125/05/10(土) 12:56:52

    郷土資料館では何とも言えない時間を過ごし、そのまま少し早くはあるが食事か、もしくは温泉施設に行こうと予定していたのだが五条は郷土資料館のすぐ目の前にあったお土産屋に目を留める。
    虎杖は相変わらずと言った風だが、本気で怒っているというよりは本人もどうすればいいか分からない部分があるのだろう。
    自分が何を言っても裏目に出る可能性はあると分かっていながらも、五条はそれでもこのままでは居られないと無言のまま車に乗り込もうとしていた虎杖の背に声を掛ける。

    「ねぇ、悠仁」
    「……何、五条先生」

    口数は少ないものの、無視をするわけではない。
    苛立ちに任せて拳を振るうなんてこともない。
    そうなればこれは一種の子供の駄々と同じだ。会話がある程度は通じるだけマシとも言える。

    「目の前のお店でお土産売ってるみたいなんだけどさ、手伝ってくれない?」
    「何を?」
    「すずめさんへのお詫びの品を選ぶのを。さっき悠仁の言った通り、僕にも配慮と言うか、……まあ、言っちゃえばそこまで気にしてなかったけど、悠仁に対してもすずめさんに対しても少しも申し訳ないって思ってなわけじゃないんだよ。あれも彼女の大切なものの一つなら、僕なりに謝りたいって気持ちはあるけど、彼女は僕にお詫びの品なんて渡したら遠慮されるだけなのは目に見えてるし」

    五条がそう言えば虎杖はじっと五条の顔を見返してから、「……分かった」と口にする。
    しかしその後、「うー……」と謎の唸りを零せば、「ごめん、俺も態度悪かったと思う」と五条と、そして伏黒と釘崎にも頭を下げた。

    「八つ当たりしてるってのも分かってたけど、自分でどうすりゃ良いかもよく分かんなくて。だってここに来てから信じられないことばっか起きるし、そんで信じられないこと言われるし、俺もどうしていいか分かんなくて」

    虎杖はそこまで口にしてから顔を上げて、「でも」と前置きする。

    「俺はすずめさんが悪い人じゃないって信じてる。あの人はそんなことしないって思ってる。けど……あー……三人が俺のこと心配してくれてんのも分かってるっつーか、そこに関しては俺が羽とか吐いてんのが悪いし……」

  • 78二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 13:05:07

    繰り返し描写されてるけど虎杖は決して三人に敵意がある訳ではないんよな…
    精神的に何かの影響を受けててそれを自覚出来ないから常にデバフかかってるようなもんなんだけど接し方を大間違いさえしなければちゃんと会話が出来るくらいには虎杖なんだよな

  • 79125/05/10(土) 13:07:51

    ブツブツと「そもそもあの羽ってどこから来てんだよ」なんて自分に起こった異常、即ち虎杖が自覚できる物的症状についての文句などを零している。

    「そこまで分かってて私らの忠告は聞かないって?」
    「……釘崎はさ、自分が真希先輩に対して尊敬する心とかおかしいって言われたらどうす」
    「ソイツを完膚なきまでに叩きのめすわね。は?アンタなんでここで真希先輩の名前上げたわけ?」
    「釘崎には分かりやすいだろ!?」

    虎杖からの、彼なりに出来る精一杯の歩み寄り。
    それで今までの問題全てが帳消しとはならないだろうが、あれだけピリついていた空気が和らぐ。

    「でもすずめさんは五条先生が普通にちゃんと謝ったらそれで許してくれると思うけど」
    「それさえちゃんとやってなかったことに虎杖は怒ってるみたいですね」
    「僕も謝ったよ?見てたよね三人も?」
    「コイツの謝罪はコイツ自身がやるとして、いっそのこと私も真希先輩にお土産買おうかしら」
    「俺も買っておくか」
    「アンタも乙骨先輩のとこにタマ押し付けてんでしょ?礼の品でも詫びの品でも、アンタこそちゃんとしておきなさいよ」
    「それは確かにそうかも」
    「ならさっさと行きましょ」

    そんな会話をしながら一行はお土産屋へと向かうことになる。

    そして店に入ってすぐのところ、とあるものを見て虎杖は小さく声を零す。
    キーホルダーやお菓子、温泉卵に鳥笛など。馴染みのあるものの中に並べられているのは――――鈴のついた簪。
    どこか見覚えのあるような、だが全く同じではないそれを見て、虎杖は先程の五条とは別にすずめへ何か買って帰りたいと、強くそう思った。

    自分が送ったものを彼女は大切にしてくれるかどうか、など聞かずとも分かる。
    きっと喜んでくれるはずだと、虎杖は五条が「で、悠仁―?どれが良いと思う?」なんて声が飛んでくるまで、棚をじっと見つめていた。

  • 80二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 13:20:26

    もしかして簪ってお土産だったのか…?

  • 81二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 13:24:04

    すずめさん実子はいないみたいだから虎杖みたいな鳥にする前の子供からもらった簪だったりするのかな

  • 82二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 13:29:27

    生贄枠が釘崎だったら真希先輩にするようにすずめさんに懐く感じだったのかなと思ってたので飲み込みやすい例えだ…
    この感じだと形に残るものを送りたいと思いそうだな

  • 83125/05/10(土) 13:45:47

    なにはともあれ、多少一段落したと言えよう。

    五条は結局、小ぶりのガラスドームに包まれたプリザーブドフラワーを選んだ。

    そして虎杖と伏黒、そして釘崎も各々が家族や友人に土産を買い、お土産屋の店主のおすすめだという具沢山の煮うどんを出す店で夕飯を食べれば周囲は暗くなってくる。

    電灯のある場所ならばともかく、街中でも薄暗い場所になれば虎杖の視力も一時的に落ちているのか、瞬きの回数が増えていた。


    そして向かうは温泉施設。

    この前よりは時間の猶予があるため、釘崎も「漸くのんびり出来るわね」と伸びをしながらも女湯の方へと入っていった。

    残された三人もそのまま男湯の方へと向かい、着替え始める。


    「ここの温泉ってどんな感じ?」

    「色んな種類があるってわけじゃないけど、観光客が居ないにしては色々充実してるんじゃない?」

    「へー!古民家の薪風呂も新体験って感じで面白かったけど、こっちはこっちで興味あったんだよな。二人が薪風呂入るってなら俺沸かすけど?」

    「これから風呂だってのに次の風呂の話かよ」

    「思いついたんだからしょうがないだろ!?」


    若干騒がしくもあるが、まあ凡そは微笑ましい目で見られている。


    〈アイデア〉

    伏黒(85) dice1d100=26 (26)

    五条(90) dice1d100=12 (12)

  • 84二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 13:51:39

    なんか体に変化とかあったのかな?
    それとも虎杖の様子がなんか変化あったかな?

  • 85125/05/10(土) 13:55:01

    【スペシャル】五条 【成功】伏黒

    ――――と、一番に服を脱ぎ終わった虎杖が風呂の方へと行こうとするのが視界に入った五条は虎杖の腕を掴んだ。

    「え、何?」

    困ったように戸惑う虎杖に「あっち向いてて」と自分とは反対側を示し、虎杖も「うん……?」とそれに従えば、肩の辺りに切れ込みのような痣が出来ているのが伏黒の眼前にも晒される。

    「これは……いつから?」
    「昨日か、もしくは一昨日か。それよりも前って可能性もあるかもしれないけど」
    「なになになに!?」
    「ここに痣が出来てる。覚えはある?」
    「痣なんて作るような真似してないと思うけど」
    「痛みは?」
    「ない」

    どうやら虎杖自身にも覚えもなく、かつ痛みなどもないらしい。
    だが体の変化が刻々と進んでいるのならば、マズいとしか言いようがない。

    「これは、なんのために?」
    「鳥に関連付けて考えるなら、翼?」
    「ここから翼が生えてくるってことですか」
    「あ、そういや夢で体の中から羽が出て来たからそれかも?」

    やけに生々しい鳥への変態。
    暫しそのまま状況整理となりそうだったが、虎杖がバカデカいくしゃみをしたので空気が霧散する。

    「とりあえず、風呂入んねぇ?」

  • 86二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 14:02:27

    ヤバいじゃんマジで変化しようとしてるな
    どうすればいいのかな…

  • 87二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 14:07:52

    虎杖は自分で見れないのもあってあまり気にしてなさそうだけど五条と伏黒からしたら目に見える変化は怖いだろうね

  • 88125/05/10(土) 14:10:16

    そしてなんやかんやありながらも温泉を堪能し、休憩所で合流した四人。
    伏黒が「コイツの肩に変な痣が出来た」と釘崎に告げれば、躊躇なくパーカー部分を引っ張った釘崎がそれを見て「今度は何?」と口にしてから手を離す。

    「本当にこれ以上別の、違和感とかないのよね?」
    「ないって、咳が出るのも羽吐くのも言っただろ?」
    「……おい、まさかあれからまた吐いてたのか?」
    「何度か?」
    「言えやゴラァ!!」

    良くも悪くも「人前で吐くもんじゃなくね?」とけろっとしているが、人の前でも一人だけの時だろうとも吐くものではない。

    「でもすずめさんにはバレないようにしてるから大丈夫!」
    「それで俺たちにも言わなくてどうすんだよ」

    ふと、五条は気付く。
    虎杖のこの楽観視の原因の一つが、もしすずめがこれに関わっているのだとすれば自分がそこまで悪いようにはならないのではないか?と高を括っているのかもしれないと。
    だが彼女に悪意はなくとも、彼女が罪悪感を覚えるだけの何かはあるはずなのだ。
    どちらにせよ、今の虎杖の状況は油断できるようなものではない。

    ひとまずは古民家の方に帰るしかない。
    すずめと虎杖を引き離した場合、双方どう動くのかが分からないのだから。

    ≪この後どうする?≫【安価】を頭につけてね
    今回は基本的に虎杖の行動の指定や発言の指定は禁止とする
    古民家に帰ってから寝るまでの間にしたいこと、なければないで可
    ①したい”行動”の指定
    ②会話内容、質問などの”言葉”の指定
    ①&②は併用可能
    先着三人の中から🎲で決定

  • 89二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 14:13:12

    ああ…すずめ単体なら確かにいいんだがすずめさんはむしろ罪悪感を抱いているんだよって伝えたほうがいいのか

  • 90二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 14:32:44

    【安価】
    もし虎杖の変化がすずめさんの計画通りなら罪悪感が更に増してそうだからとりあえずお詫びの品を渡しに行ってすずめさんの様子に変化が無いか確認する
    あとすずめさんの背後に黒幕っぽいのがいるのでは?っていうのを4人で共有しておこうかな

  • 91二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 14:40:29

    【安価】
    取り敢えず全員に対して共有込めてすずめについての心理学情報話しときたい
    なんかすずめは虎杖に愛情だけじゃなく虎杖への罪悪感も感じたからもしかしたら誰かに望まないことをさせられてるかもしれない
    証拠があるわけじゃないし虎杖を誤魔化そうとしての情報じゃないと念押しして伝えたいな

  • 92二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 15:18:53

    虎杖に情報共有したら心理学とか交渉系技能の判定あります?
    それともさっきみたいに特に何もなしであっさり受け入れてくれるのかな

  • 93125/05/10(土) 17:11:20

    虎杖に何か言った時の受け入れ具合は言うタイミングと言う内容によるよ
    虎杖の機嫌(余裕)が宜しくない時には疑いが強くなるし、逆に割と落ち着いてる時には「でもそれっておかしくない?」「ちょっと待って」みたいな感じでその場で気持ちを伝えてくれる
    既に前例があるから言ってしまうと〈言いくるめ〉が破綻したりバレた時、同じように嘘吐いたのがバレた時なんかが一番虎杖側の心象が悪くなるよ

  • 94二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 19:09:37

    うおっ虎鳥悠仁化の進行が進んでる…!?古民家のお風呂が一人ずつ入るタイプだったら気づけなかったやつか
    【安価】
    皆の雰囲気も落ち着いてきたしここらで情報共有してもいいかな
    すずめさんが姑獲鳥だと「確信してる」ことだけは一応避けて穏やかに…せっかくだから持参したゲーム類かなんかやりながら情報整理しないか

  • 95二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 19:13:35

    このレスは削除されています

  • 96二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 19:55:37

    虎杖って体の方は徐々に変化が起きてきてるけど感情面はどうなんだろう
    最初の頃より心の傾け方が顕著になってきてる気がするけど3人の話も聞いてくれてるから気のせいかな

  • 97125/05/10(土) 20:44:15

    ≪この後どうする?≫

    1.すずめにお詫びの品を渡しに行き、すずめの様子に変化がないか確認。すずめの背後に黒幕が居るのでは?の共有

    2.五条→すずめの〈心理学〉を全員で共有

    3.すずめの正体を"確信してる"ってことは避けつつ情報共有と何かしらのゲーム

    dice1d3=1 (1)

  • 98125/05/10(土) 20:59:35

    五条の車で古民家まで帰り着いたが、ろくに電灯もない中ではそれなりに暗い。

    月や星の光が地上を照らすも、それでは虎杖の視界を十分に保つには足りなかった。


    車の音に気付いたのか、すずめが離れから出て来て彼らを迎える。

    車から降りれば、「おかえりなさい」とすずめが微笑んだ。


    「少し遅れたけど、書斎にあった本を壊しちゃったからそのお詫び。一応、同じ本を買って来たからそれも」


    そう言いながら五条はガラスケースに収まったプリザーブドフラワーを手渡す。

    それを見たすずめは「そこまでお気遣いさせてしまって、申し訳ございません」と遠慮がちに受け取る。

    嬉しいと言うよりも気遣いが勝っているのだろう。


    「それ、悠仁も一緒に選んでくれたんだよ」

    「そうなんですか?」

    「それはそうなんだけど……えっと、俺からもすずめさんに渡したいものがあるんだけど」


    虎杖はそう言いながら、ゴソゴソと鞄から取り出したのは――――小さな鳥の置物。


    「お墓作るくらい鳥が好きなのかと思って、さ」


    すずめはそれを受け取ると、瞬きを数度繰り返してから心底嬉しそうに微笑んだ。

    一目で五条からお詫びの品を貰った時よりも嬉しそうだと気付くだろう。

    だが、そこにほんの僅かに滲むのは――――


    〈心理学〉

    虎杖(58) dice1d100=17 (17)

    伏黒(59) dice1d100=20 (20)

    釘崎(49) dice1d100=60 (60)

    五条(61) dice1d100=74 (74)

  • 99二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:02:49

    虎杖が気がつけたのは大きそう

  • 100二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:04:09

    鳥の置物とはかわいいチョイスだ
    ここで虎杖が心理学一番成功するのかぁ…すずめさんから滲んだのが罪悪感とかならこれからの情報共有が少しスムーズかな

  • 101二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:08:01

    虎杖が気付けたな
    伏黒も気付けた分気付けない釘崎がちょい情報遅れてる感じだな

  • 102125/05/10(土) 21:09:54

    【成功】虎杖、伏黒 【失敗】釘崎、五条

    先程五条が見たものと同じ、ただ嬉しいだけとは言えないような複雑な顔。
    心底喜んでいるのだろう。
    だがそれと同時、すずめは別の感情も胸中に抱えているのだと虎杖と伏黒は気付く。

    「……俺はさ、すずめさんが笑ってくれるのが一番嬉しいから」

    事態を分かっていてか、もしくは分からないなりにか、虎杖は静かにそう告げる。

    「大丈夫だよ、すずめさん。俺は――――すずめさんのこと、信じてるから」

    虎杖なりの、精一杯の誠実さによる告白。すずめはそれを受け、手の中の置物をぎゅっと握り締める。

    「ありがとうございます、悠仁くん」

    すずめは笑い、虎杖も笑う。
    虎杖はすずめが何かを抱えているのを僅かではあるが察した上で、それでも彼女を信じることを選んでいる。

    「また明日ね、すずめさん」
    「ゆっくりと休んでください」
    「すずめさんこそ、無理はせんでね!」

    そう言って虎杖は何度か振り返ったものの、三人と共に古民家の方へと足を向ける。
    そして戸を閉めた後、その場にずるずるとしゃがみ込む。

    「……すずめさん、なんであんな顔したんだろ」

    不安そうにそう呟いた虎杖は、見えないと分かっていても後ろを振り向く。
    今、すずめは一体何を考えているのだろうか。

  • 103二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:13:48

    今なら五条の情報と資料の情報から虎杖信用させられそうだな

  • 104二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:21:02

    本当にずいぶんと真っ直ぐに懐いて…何かあるとは察しつつもその上で人間性を信じてるのはすずめさんの味方をしたいって思いと矛盾しないもんな
    可能かはともかくすずめさんが何を抱えてるのか知って解決したい気持ちにもなりそうだし調査と作戦会議に身が入りそう

  • 105125/05/10(土) 21:32:09

    「今から話すのはあくまでも僕の推測ってことにしておいて欲しいんだけど、――――すずめさんの背後には”何か”が居る」

    五条がそう切り出せば、虎杖は顔を上げて五条の方を見た。
    そして先程のすずめから罪悪感のようなものを感じ、そして彼女の正体を見抜いた上で悪意はないと判断している伏黒はそれに応える。

    「郷土資料館で見た、”鳥の神”ですか」
    「確証はないけど、おそらくは。彼女に羽織を贈ったのが”鳥の神”の可能性もあるよね。彼女は尊敬してるって言ってたし、彼女よりも上の立場の何かの可能性は十分ある。彼女自身が現時点でどこまでこの状況を是としているかは分からないけど、彼女は悠仁に対して何か罪悪感のようなものがあるのは確かだよ」
    「そういや俺、何か変な像見てるけど、もしかしてあれが誓いの証の像だったとか?」
    「それも十分有り得るよね。悠仁しか見てない以上、それも悠仁をターゲットにしてる証拠になるし」

    五条の言葉はそれなりに直接的にすずめの関与を疑うものであったが、虎杖自身すずめから自分に対しての”何か”を感じてしまえば、そこを否定し続ける程に盲目的なわけではない。

    「すずめさんを助けるにはどうすればいいんかな」
    「それは分からないよ。だからこそ僕たちもこの状況への理解を進めて、どうにかしないと」
    「でも、あそこに書いてあった文章って脅しってよりも共犯関係よね?」
    「それも不思議な所だよ。彼女がは僕たちに対しての悪意はないのに対し、罪悪感はある。じゃあ、何故罪悪感なんてものがあるのか」

    姑獲鳥としての本能、もしくは姑獲鳥としての習性通りの行動ならばそこに悪意がなくともおかしくはない。
    だが罪悪感があるとなれば、彼女は自分の行動に何かしら思う所はあるのだろう。

    「どちらにせよ、彼女の裏に何か別の存在があるなら彼女の意思とは関係ない所で何かが起こる可能性もある。つまり、彼女に直接僕たちの考えを伝えても無駄か、もしくは事態の悪化の可能性が高いってこと」
    「結局今まで通り、あの人には内緒で調べを進めて虎杖をどうするかってことを考えればいいのよね?」
    「ってこと。この期に及んで悠仁のその感情自体は否定しないけど、すずめさんじゃなくて彼女の裏に居る何かが悠仁に対して感情を植え付けている可能性だってある、ってことは頭の片隅にでも置いといてね」

  • 106二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:41:02

    すずめがどういう存在でどういう状況かと裏の誰かは分かったけどその後じゃあどうすればいいか?は本当に分からない状態なんだよな
    鳥の神については何もわかってないもんな…

  • 107二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:44:39

    >彼女自身が現時点でどこまでこの状況を是としているかは分からない

    これだし黒幕的なのがいそうな以上直接すずめさんを味方に引き込もうとしたりとかはリスクが高いのもわかる

    とりあえず明日も麓まで下りて残った探索箇所の観光案内所行く感じになるかな

  • 108125/05/10(土) 21:46:04

    五条のその忠告を受け、虎杖は少し考え込んだように黙ってから、「分かった」と口にした。
    それを見た五条は「よし」と口にし、「それで明日の予定だけど」と続ける。

    「姑獲鳥についての情報収集と、後はこの古民家に訪れた人が居るかも知りたい。寝室の押し入れから羽がついた腕時計も出てきたことだしね。それこそ悠仁が初めてじゃないって可能性もある」
    「ッ、それは!」
    「あくまで可能性の話。すずめさんじゃない誰かが関わっていた可能性もあるんだから。――――で、観光客が居そうな場所に足を向けてみようと思ってるんだけど」
    「それって確か、郷土資料館にもパンフレットが置いてありましたけど、観光案内所ですか?」
    「そう言えばバードウォッチングもやってるらしいわね。どこもかしこも鳥、鳥、鳥!」
    「姑獲鳥について何か手掛かりがないかの情報収集と、あとは関連した場所がないかの調査。ついでにすずめさんと古民家の評判でも聞いておこうかな。明後日までに解決しないと帰れなくなっちゃうし、何より悠仁のその変化のタイムリミットがいつかも分からない。全員何がマズいか分かったってことで、改めて本腰入れて調べないとね」

    五条はそこまで言えば、手を一つ叩く。

    「と言う訳で今日はこれでおやすみ!ハイ、解散!!」
    「ここで?」
    「話し合いばっかりして寝不足で明日動けなくなっても困るしね。ほらほら、また夢見が悪くて起きても知らないよ?」
    「五条先生」
    「でも事実そうかもしれないからね。悠仁の夢はきっと何かからの干渉を受けてるんだろうけど、解決まで寝ないってのは少し無理がある。悠仁がそうしたいってならそうしても良いけど」
    「あー……えー……?」
    「寝れるならとりあえず寝ておきなさいよ」
    「まぁ、そうだよな……?」

    そんな会話がありつつも、三人と一人に分けて眠りにつくこととなる。

  • 109二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:48:43

    虎杖は寝たあと勝手に動かないでほしいがまあ今なら動かないかな?

  • 110二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:51:41

    明日はもう3泊4日の4日目か早いね

  • 111二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:52:25

    >>110

    ちゃいます3日目でした

  • 112125/05/10(土) 21:52:34

    そして虎杖は半ば予想通り、再び夢を見ることとなる。


    耳元で激しく、赤ん坊のような、烏に似たような鳥の鳴き声がけたたましく響いている。

    身動きが取れない状態で、目を開くと見たこともない怪鳥が無数に飛び回り自分に目掛けて鋭い嘴を突き立ててくる。


    嘴は皮膚を裂いては抉り、その内側まで荒らし始めた。

    奥深くまで嘴を突っ込めば、そこから引き摺り出したものを引っ張ってはブチブチと音を立てて引き千切れていく。


    皮膚を突き破り、腸を啄まれるという、普通ならば体験し得ない感覚から虎杖が逃れる術はなかった。

    生きたままの鳥葬は続き、――――その怪鳥と目が合った、気がした。

    そのまま近付いて来るその怪鳥はその鋭い嘴を虎杖の顔を、否、眼球を狙う。


    そして眼球を抉って、啜ろうとする鋭い先端を最後に――――視界が途絶えた。


    〈???〉もとい、夢を覚えているか。75以下の場合は覚えている

    虎杖 dice1d100=32 (32)

  • 113二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:55:14

    生きたままの鳥葬は辛いな
    怪鳥がいっぱいいるってこれが神の子供ってこと…?

  • 114125/05/10(土) 21:55:42

    虎杖は飛び起きる。

    薄暗い闇の中では夜目が働かないが、背中にじっとりと汗をかいているのが分かった。

    この暗さを見れば、今が深夜なのだと想像がつく。

    心臓が早鐘のように鳴る中、思わず腹を抑えた。

    あれ程無惨に食い荒らされていたはずのそこはいつも通り、傷など一つもない。


    〈SANチェック〉1/2d3

    虎杖(85) dice1d100=69 (69)

  • 115二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 21:56:44

    最初は抱き締められて子守唄歌ってもらってる夢だったのが…これが続きものの夢なら鳥にされた後で怪鳥に生きたまま食べられる生贄にされるってところなのかな
    ヤダーッ!確定でSANは減るわな

  • 116125/05/10(土) 22:00:46

    どくんどくんと煩い心臓は何かを追い立てるようで、虎杖は暫く動けずに居た。

    だがそれでもゆっくりと呼吸すれば、鼓動も落ち着いていく。


    ふと、思った。

    悍ましい光景を見て、体験して、心細くて。

    ――――無性にすずめに会いたいと、そう思ってしまう。


    伏黒や五条の言葉が脳裏に過ぎる。

    約束も覚えてはいた。

    だがそれでも、虎杖の足は気付けば動いていた。


    引き摺るようだった足が少しずつ早くなり、虎杖はそっと部屋を抜け出す。

    瞬きを繰り返しても中々暗闇に慣れぬ目のまま、虎杖は光を求めるように離れへと足を向ける。


    〈聞き耳〉釘崎は隣室のため1/2

    伏黒(68) dice1d100=48 (48)

    釘崎(75/2,37) dice1d100=81 (81)

    五条(60) dice1d100=56 (56)

  • 117二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:01:40

    というか覚えてられて良かったけど覚えておきたくないよなあこんな夢
    そして同室の2人が気付いた
    鳥目だからぶつかってたのかな

  • 118125/05/10(土) 22:07:48

    【成功】伏黒、五条 【失敗】釘崎

    虎杖が廊下を歩く足音とその振動により、伏黒と五条は目を覚ます。
    しかし体を起こした頃にはもう玄関から虎杖が出たであろう音が微かに聞こえてくる。
    向かう先はおそらく一つしかないだろうと、二人には想像がついていた。

    「アイツ……」

    虎杖が何をどう考えたのか、それこそどこまで正気だと判断するのか。どんな夢を見たのか。それらは二人には分からない。

    そして虎杖は離れの前で、逡巡していた。
    咄嗟に出てきてしまったものの、こんな時間に押し掛けて良いはずがないとも分かっている。
    ――――それでも、一度だけと虎杖は自分にそれを許す。

    「……すずめ、さん」

    扉の前、小さな声でぽつりと呟く。これで駄目だったら部屋に戻ろうと、そう思いながら。
    だがそれから数秒後、中から物音が聞こえ、扉が開く。

    「悠仁くん?」

    深夜だというのに、すずめは虎杖のことを見てから「中にどうぞ」と虎杖を促す。
    それを断るべきだと思いながらも、虎杖はすずめに誘われるように部屋の中へと入っていった。

    ≪どうする?≫
    伏黒、五条(起こせば釘崎も)に行動指定可能
    ①どうするか(離れへ行く、連れ戻そうとするetc)
    ②すずめへ、虎杖へ、どんな言葉をかけるか
    ①は必須指定、②はあってもなくても
    先着三人の中から🎲で決定

  • 119二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:17:25

    虎杖がすずめさんへ向けてる暖かな感情は本来の虎杖の範疇でもある気がするんだけどこの子が親へ縋るような感情だけは流石に植え付けられたものっぽいんだよな
    不安な時の拠り所にしているというか…
    【安価】
    離へ向かいすぐには連れ戻さず二人の会話を探る、様子がおかしくなりそうだったらすぐに「部屋にいない悠仁を心配して探しに来た」として声をかけられるようにしておく
    釘崎も起こせるなら起こしたいけど時間ロスになりそうなら五条が一人で先に虎杖を追う

  • 120二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 22:20:15

    【安価】
    ①離れに行こうかな…釘崎も起こせるなら起こして
    変な変化が起きてるのは知ってるし虎杖が心配になるから虎杖の変化に気付いて探しに行くのはおかしくないよな
    ②虎杖にはすずめのところに行きたくなるほど何か夢や変化があったのか?大丈夫か?不安ならすずめさんの所にいてもいいから後で必ず帰ってきてほしいし何があったか教えてくれと言いたい
    すずめさんには虎杖があなたの事大好きみたいだから残るなら少しの間よろしく的な事言えばいいかな…?

  • 121二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:00:14

    【安価】
    ①五条先生が先に離れへ伏黒は釘崎を起こしてから合流
    まずは外から様子を伺って、会話内容や状況を見てから中に入る

    ②虎杖がいなくなったから探しにきたことを伝えて何があったのか聞く
    夜中に女性の部屋に押しかけちゃダメでしょご迷惑おかけしましたぐらいの軽いノリで注意と謝罪しつつ虎杖を連れ帰る方向で
    すずめさんと引き離せたらそんなにすずめさんに会いたかったのか虎杖に聞く

  • 122125/05/10(土) 23:15:14

    ≪どうする?≫

    1.釘崎を起こして三人で離れに向かい、虎杖とすずめの様子を探る(詳細は>>119)

    2.三人で離れに向かい、虎杖とすずめに声を掛ける(詳細は>>120)

    3.五条が先に離れへ向かい、伏黒は釘崎を起こして離れへ。外から様子を窺ってから何があったのかを聞く(詳細は>>121)

    dice1d3=3 (3)

  • 123125/05/10(土) 23:26:34

    「恵は野薔薇を起こしてから離れの方に来て。僕は先に様子を見てくる」
    「分かりました」

    五条はそう言って一足先に離れへと向かう。
    確かに状況確認は急務であるが、眠ったままの釘崎を一人にしておくわけにもいかない。
    あまり足音を立てないように離れへと向かえば、微かに戸が開いたままだった。
    それもあり、中から微かに声が聞こえてくる。

    「そう謝らなくても大丈夫ですよ」
    「でも、こんな時間に押し掛けるとか、非常識だってのも分かってる」
    「私はむしろ、悠仁くんがこうして来てくれたことを嬉しく思っているんですから。悠仁くんが一人で悩んでる方が悲しいです」

    すずめの声は穏やかなものだった。その言葉自体はやはり嘘には思えない。

    「……こわい、夢を見て」

    そんな中、虎杖がぽつりと声を零す。

    「鳥に、食われる夢」

    虎杖の声はどこかぼんやりとしている。
    途切れ途切れのその言葉にすずめは「そう、ですか」と少し硬い声で相槌を打つ。

    「おきた、時。なんでかすずめさんに、会いたいとおもって」

    言葉はゆっくりと流れていく。

    「やっぱり、おれ、すずめさんとあえてよかった」

    それを最後に、部屋の中からは寝息が聞こえてきた。

  • 124二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:26:56

    様子伺うのがいいのかなあ
    いい感じに解決の糸口とすずめさんの心変わりがあればいいんだけど…

  • 125二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:30:06

    本当に子供が母親に縋るような感じだ

  • 126二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:31:11

    やっぱりすずめさんも硬い声ってことは気にしてるんだろうな…

  • 127125/05/10(土) 23:38:43

    しんと静まり返った部屋に虎杖の寝息のみが響く。
    そんな中、すずめがぽつりと呟いた。

    「私も、あなたに会えて――――」

    だがその言葉が最後まで紡がれることはなかった。
    すずめ自身がそれを口にすることが出来なかったのだろう。

    その頃には伏黒と釘崎も離れのすぐ前までやって来ていて、五条は敢えて少し大きく足音を立ててから戸をノックした。

    「すみませーん、こっちに悠仁がお邪魔してない?」

    そう声を掛ければ、すずめが離れの外まで出てくる。
    そして三人が並んでいるのを見て少し驚いたように目を見開いてから、「ついさっき、来たのですが今は眠ってしまって」と答える。

    「こんな時間に女性の部屋に押し掛けるなんて、すみませんねぇ。じゃあ悠仁は連れて帰るから、ちょっと中に失礼しても?」

    五条がそう言えば、すずめは視線を伏せる。
    そこで「私は、このまま悠仁くんを寝かせてあげても構いませんが」と口にする。

    「そこまで甘えるわけにはいかないからね。ほら、悠仁―!帰るよー!!」

    あえて無神経にも見える程、堂々とそう中へと向かって声を掛ければ「んん……?」と声が聞こえてくる。
    そしてすぐにバタバタと足音が聞こえて来て、少し気まずそうに五条と、伏黒と釘崎という勢揃いした三人を気まずそうに見やった。

    「女性の部屋に急に夜中にお邪魔するなんて、そんな風に教えた覚えはないけど?」
    「ごめんなさい……。すずめさんも、ホントごめん。やっぱり五条先生の言う通りだ」

    虎杖はすずめに頭を下げ、そのまま靴を履く。
    すずめはそんな虎杖に手を伸ばすも、結局その手は虎杖に触れることなく下げられた。

  • 128二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:42:49

    すずめさんの状態を知ることは出来なかったな
    まあタイミング的にどこでも厳しかったかな…
    幼い子供が母親にならともかくあくまで女性の部屋だし虎杖もちょっと違和感感じてるのかな

  • 129125/05/10(土) 23:45:28

    そして古民家へと帰りつき、扉を閉めれば伏黒が改めて「何やってんだ、オマエ」と厳しい顔をする。

    「こんな夜中に起こされた私の気にもなりなさいよ。最ッ悪」

    釘崎はそう言いながら靴を脱ぐも、虎杖の表情は暗いままだ。

    「……ごめん」

    虎杖自身、自分の行動の非常識さには反省してるのか、相当落ち込んでいるように見える。

    「そんなにすずめさんに会いたかったの?」

    五条がド直球にそう聞けば、虎杖は咄嗟に何かを言おうとしたのを飲み込んでから、小さく「……うん」と口にする。

    「マジで俺ガキかよ……」
    「今更ね」

    釘崎はそう言った後、「で、今度はどんな夢見たわけ?」と内容を尋ねる。

    「鳥に食われる夢。結構感触がリアルで、……キツかった」

    珍しく弱音を素直に零した虎杖はのろのろと靴を脱ぎ、そして三人の前で改めて頭を下げる。

    「ごめん。約束したのに、破った」

    しかし顔を上げた虎杖は「でも」と続ける。

    「これは俺が悪いだけで、すずめさんが悪いわけじゃない」

  • 130二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:50:27

    虎杖もガキっぽすぎる自覚あるか…まあそうだよね幼い子供が悪夢見たときに近いもんな
    しかし夢がきつい状態なのもそうなんだよな

  • 131二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:52:21

    同室で五条も伏黒も一緒に寝てるのにホームシックにでもなったみたいにすずめさんのところ行くのは虎杖自身ももおかしいなって改めて思えそう
    おそらく外的要因だから自分でそれに抗うには精神力が必要とされるんだろうなという感じだけど虎杖をそのまま寝かせてあげたそうだったすずめさんの方はすずめさん(姑獲鳥)自身の母性かなぁ…

  • 132125/05/10(土) 23:53:17

    虎杖ならばそう言うだろう、と言うような反応。
    そこに対し、「普段しない行動をさせられているんだよ」なんて言えば虎杖はそれを否定するだろう。
    普段の自分ならこんなことはしないが、その理由は自分の弱さにあると。
    虎杖の結論はそんなところだ。

    「そこに関して、こっちはノーコメントで」

    五条はそう言ってから、「まだ夜も遅いし、寝れるなら寝ときな」と声を掛けながら自身も寝室へと向かう。
    伏黒も「すずめさんの所行く前に、次は起こせよ」と声を掛け、釘崎も「アンタがガキなのは今更なんだから、変に私たちに気遣ってんじゃないわよ。次はソイツらでも叩き起こせば?」と言った後に欠伸をする。

    そして夜が過ぎれば――――朝が来る。
    昨日と同じようにすずめは朝食の準備をしており、虎杖はその背を少しの間黙って見つめていた。
    するとすずめは振り返り、虎杖に気付く。

    「おはようございます、悠仁くん」

    そうして笑うすずめを見て、やはり虎杖は思うのだ。

    「おはよう、すずめさん」

    すずめにはこうして笑っていて欲しいのだと、ただそれだけを。

  • 133二次元好きの匿名さん25/05/10(土) 23:58:19

    部分的には間違いなく作り物の感情なんだろうけど現実的には二人が親子になる事はありえない訳でなんとはなしに切なさのようなものも感じる…勿論危機的状況なんだけど

  • 134125/05/10(土) 23:58:32

    さて、朝食も済めば今日はこれからどうするという話になる。
    洗い物は相変わらず虎杖がすずめの手伝いをし、もはやその程度は止める必要もない。
    なにせあからさま過ぎればすずめも異変に気付いてしまうだろう。
    彼女が気付くことによって何が起こるか分からない以上、完全に接触を断つというのも危険が多い。

    すずめは昨日と同じように、昼食や夕食をどうするか彼らに尋ねた。

    「本日のご予定は、どうしますか?」
    「一応外には出るつもりだけど、予定が完全に決まってるわけじゃないんだよね。そう遅くまで出歩くつもりはないけど」

    ≪どうする?≫
    ①昼食、夕食をどうするか。古民家or外食(探索時間は午前中・午後・夕方の三か所)
    ②お風呂をどうするか。古民家or温泉施設
    ③観光案内所に向かうのを午前中・午後・夕方のどれにするか
    ④その他、したい行動や交したい言葉などあれば
    ①~③は必須、④はあればどうぞ
    先着三人の中から🎲で決定

  • 135二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:01:45

    方針決定前にスレ主に確認したいんですけど探索場所ってなんか変わってたりしますかね?追加とかあるのかなって確認なだけなのですが
    観光案内所のタイミング決めるの不思議だななんかあるのかな

  • 136125/05/11(日) 00:04:56

    今公開されてる未探索場所が観光案内所だけなので、追加情報がすずめから出るか観光案内所から出るかスレ民からの提案から来るかって違いだよ

  • 137二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:06:42

    探索場所の追加とかはないんですね
    情報追加のタイミング変化なだけか…ありがとうございます
    なら気軽に決めていいのかな

  • 138二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:09:13

    【安価】
    ①お昼は外食で夕飯は古民家で
    ②お風呂は古民家のも入ってみたいけど虎杖の羽っぽい痣の確認もしたいので順番に入るタイプなら風呂前にチェックしてやって…
    ③情報収集したら動きも変わるかもしれないので午前中に
    ④なんか気軽な雑談してほしかったけど気が利いたの思い浮かばんかった!

  • 139125/05/11(日) 00:15:21

    そういや100Fの時の五条の怪我をずっと治してなかったけど、一晩寝たら治ってたってことにしておくよ
    言うタイミング逃し続けて今だよ、ごめん

  • 140二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:22:15

    五条の可哀想な小指全回復してよかった

  • 141二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:31:02

    【安価】
    ①昼食外食→夕食古民家
    ②古民家
    虎杖の背中の状態とかは確認出来たらちゃんとしたいので虎杖に許可得て確認
    ③観光案内所→ご飯にしたいから午前中かな
    ④すずめに昨日ご迷惑をお掛けしましたみたいな感謝改めてしておこうかな
    聞いてるかもだけどキツい夢見たみたいでねみたいな事世間話感覚でしとこうかな

  • 142二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:35:23

    【安価】
    ①③午前中に観光案内所で情報収集してお昼は外で
    虎杖の目が見えづらそうなので夕飯は古民家で
    ②お風呂は古民家で五条と伏黒で虎杖の体に変化が無いか確認したい
    ④出かけた時に周りに住民とかがいたら古民家とすずめさんのことについて話題に出してみようかな

  • 143125/05/11(日) 00:37:38

    ≪どうする?≫

    1.>>138

    2.>>141

    3.>>142

    dice1d3=3 (3)

  • 144125/05/11(日) 00:51:30

    「折角だからこれからゆっくり観光でもしようと思っててね。悠仁の気分転換にもなるだろうし。昼食は外で、夕食はここで食べようかな。お風呂も一度はここの薪風呂を試してみるつもりだけど」

    「あ、なら俺がお湯沸かすよ!」

    「ってことで、よろしくね」

    「分かりました。夕食は18時からで宜しいですか?」

    「それくらいで。少し遅れたらごめんね」


    ――――と、そうして予定を告げてから四人は五条の車で山の麓まで下りることとなる。

    見送るすずめを何度も振り返り、車の窓から多少身を乗り出すように手をブンブンと振っていた虎杖は体を引っ込めると伏黒と釘崎に呆れたような顔で見られていたのに気付き、身を縮める。


    昨日とはまた違った気まずさを感じている虎杖と三人はそのまま観光案内所へと向かう。

    そうすればどうやら丁度バードウォッチングのツアーをやっているようだった。

    一目で観光客だと思ったら説明員が「バードウォッチングに参加しませんか?予約も必要ないので、是非!双眼鏡を使えば山の方もよく見えますよ」なんて声を掛けてくる。

    他にも参加者がいるようで、詳しい話を聞くなら一旦ツアーに参加した上で聞く方が話がスムーズだろう。


    「じゃあ参加させて貰おうかな」

    「ありがとうございます!ではこちらで少々お待ちください」


    そう言いながら説明員が去っていくのを「正気ですか?」と伏黒が突っ込む。


    「鳥を見るなら姑獲鳥や伝承のことも聞きやすいし、あくまで無害な観光客って方がお客様として話も聞きやすいでしょ?」


    ツアー自体も午前中で終わるらしく、四人はそのまま双眼鏡と鳥笛を借りて周囲を散策することとなった。


    〈目星〉

    虎杖(91) dice1d100=96 (96)

    伏黒(68) dice1d100=78 (78)

    釘崎(63) dice1d100=88 (88)

    五条(83) dice1d100=93 (93)

  • 145二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:53:13

    うわーっ全失敗かつファンブル!!!!

  • 146二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:54:17

    バードウォッチングの才能まさかの全滅で笑ってしまった
    鳥!出てきて!ファンブルは出てこなくていいよ!

  • 147二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:54:40

    これどうしようね!何のフォローも出来ないよ!

  • 148二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:54:46

    ここは大事なところだったのでは

  • 149二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 00:57:02

    複数ダイスで一人ファンブルはまぁどうにかなるはずなんだけど全員失敗とは困った奴らだ…
    風呂沸かすの張り切ってる虎杖好き

  • 150125/05/11(日) 00:59:24

    【ファンブル】虎杖 【失敗】伏黒、釘崎、五条


    他の観光客たちは珍しい野鳥に夢中のようで、とても充実した時間を過ごしているようだ。

    だが、四人はと言えば――――


    「い゛ッッ、無理無理無理無理!!!!!」


    虎杖が絶叫しながら逃げるも、虎杖を追いかけるものは止まらない。


    「落ち着け虎杖!」

    「昨日の今日でこれは怖い!!!鳥は嫌いじゃないけど、マジで今は勘弁!!!!!」

    「こんなに鳥にたかられることってあるのね」

    「……仲間だと思われてるとか?」

    「シャレにならないこと言うのやめろっての」


    虎杖が気まぐれに渡された鳥笛を吹いた瞬間から、虎杖はその音が聞こえた範囲の鳥が全部やって来たのではないか?と思わせる程、鳥にたかられている。

    流石に鳥に生きたまま腸を引き摺り出されて食われる経験をした夢を見たばかりのことなのもあり、全力で逃走しているも空を飛ぶ鳥の方が自由かつ早い。

    他の観光客はこれも仕込みなのかと思い笑ってみているが、当の本人は若干涙目だ。


    〈SANチェック〉0/1

    虎杖(84) dice1d100=24 (24)

    伏黒(66) dice1d100=77 (77)

    釘崎(85) dice1d100=56 (56)

    五条(58) dice1d100=76 (76)

  • 151二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:01:35

    虎杖が1番嫌がってるのにSANは減ってなくて草
    伏黒五条は大分深刻なんだなって感じたのかな?

  • 152二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:04:09

    鳥笛吹いたら大量の鳥に群がられるコント虎杖は通常時でもありそうで困るんだ
    鳥化の影響ではないよね…?あんな夢の後で鳥に追われるのが怖いっていうのは普通にかわいそう!

  • 153125/05/11(日) 01:10:08

    結局虎杖は無の境地に至ったのか、鳥を頭や肩に乗せて遠い目をしている。

    そうなるまでのあれやこれやを呆れて見ていた釘崎と、そして一応助けてやろうとしたがとんでもない勢いで鳥に鳴かれるはフンを当てられそうになった伏黒と五条の方が結果的には疲れていた。


    「いやぁ、数年前に来た人も鳥に好かれているなと思っていたんですが、その時以上ですね」

    「こんなのが何回もあるとか、この鳥笛ってヤバいヤツなんじゃないの?」

    「いえ、流石にここまででは」


    苦笑いを浮かべた説明員は鳥と一体化した虎杖の写真を撮ろうとしている他の観光客を止めながら、これは仕込みではない旨を説明している。


    「そう言えば、私たち山の方の古民家に泊まってるんだけど――――」


    と、釘崎が切り出せば説明員は目を見開いた。


    「偶然ですね。確かその方も古民家に泊まっていると仰ってましたね。私たちは山の方には近付かないようにしているので、代々娘さんが継いで営んでるってことしか知らないんですが、古民家の周りにも鳥が多いんですか?」


    何か嫌な予感がする、と思いながらも虎杖をちらと見れば更に鳥が増えている気がしなくもない。


    「そうでもないけど、なんで山に近付かないの?それこそ、バードウォッチングするなら山に入った方が人気出そうじゃない」

    「山には鳥の神様が住んでいるという伝説があり、神の加護により昔から野鳥の宝庫だとされているので、あまり地元住民は山に立ち入らないようになってるんですよ」

    「そう言えば郷土資料館にも似たようなことが書いてあったわね」

    「無理に止める程じゃあないんですが、私も山の方に近付こうとは思わないので。この辺りで双眼鏡を使うだけで十分ですしね」


    〈目星〉

    虎杖(91) dice1d100=83 (83)

    伏黒(68) dice1d100=8 (8)

    釘崎(63) dice1d100=33 (33)

    五条(83) dice1d100=15 (15)

  • 154二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:12:22

    えっ…マジで好かれてるの神に選ばれたってやつの影響…?簪も多分その人が渡してないか?
    今度は皆成功したな…伏黒はスペシャルだな

  • 155二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:16:44

    よかった五条がスペシャルだありがとう
    これバードウォッチングのツアーが山に立ち入らないのも神様のもの(生贄)にはみだりに手を出さないようにって意図が今も形を変えて残ってる痕跡なんだろうな…

  • 156125/05/11(日) 01:23:12

    【スぺシャル】伏黒、五条 【成功】虎杖、釘崎

    そんな会話を聞きながら改めて山の方を見やれば、山の上の方、岩肌が見える場所に小さな祠が見えるのに気付く。

    「あれは何ですか」
    「登山道から続く道の先にある、鳥の神様が祀ってある場所ですよ。道が狭く、危険なため何十年も昔に立ち入り禁止になっていますが、実際に立ち入った数人が亡くなったり、行方不明になっているので絶対に立ち入らないでくださいね」
    「せっかく神様を祀っているのに、立ち入り禁止なんだ」
    「元より、山に入らないようにしている人が多いですからね」

    山にある謎の祠。
    登山道から続く、と言われて伏黒は思い出す。

    「そう言えば、道の途中で行き止まりになっていて、”立ち入り禁止”の看板が立てられてましたね」
    「あぁ、そう言えばあそこの古民家はその辺りでしたね」
    「その神様について知りたければ、他に何かないかな?もっと安全な方法だと助かるんだけど」

    そう五条が問えば、説明員は「昔なら神社があったんですけどね」と口にする。

    「神社?……あぁ、そう言えば10年前まで子宝に纏わる神社があったってここに来る前に見た気がするけど、それ?」
    「今は廃墟となっているので、お勧めできる場所ではありませんけど」

    そんなこんなに虎杖が大量の鳥に集られるというアクシデントがありながらも、得られた情報はそれなりに多かった。

  • 157125/05/11(日) 01:26:13

    その後、再びおすすめのご飯屋さんを聞いて教えて貰った昔懐かしのカフェでナポリタンやらハンバーグ、オムライスなどを昼食とした後、四人は再び車に乗り込む。

    「さっき言ってた立ち入り禁止の看板の先って進めそうだった?」
    「その先には岩肌が見えていて、進める感じじゃなかったですね」
    「ならそっちは最終手段かな。となれば――――」

    宿泊地の探索箇所【すずめ☑/玄関(台所)☑/居間☑/寝室☑/書斎☑/風呂場☑/登山道☑】
    山の麓の探索箇所【観光案内所(バードウォッチング)☑/郷土資料館☑/温泉施設☑/神社跡地】

    ≪この後どうする?≫【安価】を頭につけてね
    ①探索場所、もしくはしたい”行動”の指定
    ②会話内容、質問などの”言葉”の指定
    ①は必須、②はあってもなくても
    先着三人の中から🎲で決定

  • 158二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:32:45

    廃墟の神社はともかく神様を祀ってる祠の方は暫定ラスボス居住区かもしれんな…
    【安価】
    ①タイムリミットもあることだし神社跡地探索に行きたい
    ②すずめさんの料理の手伝いしたりと虎杖だけが聞いてたり気づいてたりするすずめさんの話があったら聞きたい
    直接的でなくとも例えば家族の話とか分かることないだろうか

  • 159二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:38:50

    もしかして鳥の神様以外の神様がいたのがなんか鳥の神様が乗っ取りみたいな感じになってるのかな?全然違うかもだけど
    【安価】
    ①神社跡地にいく
    ②さっきの「代々娘さんが継いで営んでる」とか前の虎杖の似たような宿泊客とか情報出てたしこれについて虎杖がすずめさんが何か話聞いたか聞いてみる
    実は前に情報出てたりしたら申し訳ないな

  • 160125/05/11(日) 01:52:45

    今日はここまで、安価は引き続き募集中
    おそらく明日には終わるんじゃないかなとスレ主は思ってるよ

  • 161二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 01:55:06

    スレ主お疲れ様です
    難しいなぁ現状神様から選ばれるのはどうやって回避出来るか分からないわ

  • 162二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 02:03:06

    【安価】
    神社跡地に行く
    時間があったら登山道の看板のところも見に行こうかな危ないかな

  • 163二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 10:16:03

    鳥に群がられてる虎杖の描写でファンパレの絵思い出して笑った
    本人はそれどころじゃなかったと思うけど
    まだこの先不透明感あって落ち着かない…なんとかなれ…

  • 164二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 12:48:56

    すずめさん元は人間だった可能性あるかな?
    子供が欲しくて神社に来たら鳥の神様に目を付けられて姑獲鳥にされてしまったとか

  • 165125/05/11(日) 15:24:04

    ≪どうする?≫

    1.【神社跡地】の探索、虎杖からすずめの話を聞く

    2.【神社跡地】の探索、虎杖からすずめの話を聞く

    3.【神社跡地】の探索、帰りに登山道の看板を見に行く

    dice1d3=1 (1)

  • 166125/05/11(日) 15:37:14

    「まあこの流れなら神社跡地だよね」

    五条はそう言いながら、神社があったという場所へと車を向ける。
    その間、車内ではすずめについての話になる。

    「そう言えば、普段あの人とどんな話をしていたんだ」
    「どんなって、フツーの世間話?特に内容があるってわけじゃねぇし」
    「家族の話とかにならないわけ?あのくらいの年なら結婚しててもおかしくないでしょ。それこそ、子供が居たりとか」

    釘崎が更に話を切り込めば、虎杖は「えー……」と会話を主出汁うように視線を斜め上の宙へと向ける。

    「家族の話は……俺もしてないし、すずめさんもしてないかも。あんまそういうのって聞くもんじゃなくね?」
    「その中途半端に残ってるまともな感性どうにかしなさいよ、鬱陶しい」
    「なんで俺キレられてんの?」

    虎杖は役に立たない、もとい家族の話は虎杖も聞いていないらしい。

    「でも……あー……子供は好き、なんじゃねーの?」
    「それこそ今更だろ」
    「なんつーかさ、俺が手伝いとか申し出て迷惑そうにしてるなら俺もやめるけど、すずめさん自身も嬉しく思ってくれてんのがなんとなく分かるせいで、こう……俺も引き時を見失ってる的な自覚はありまして」
    「大人しく引いときなさいよ」
    「でも俺自身もすずめさんが喜んでくれんなら、それも嬉しいし俺自身も嬉しいし」
    「かーッ!この、母親の手伝いして満足してるガキそのものじゃない!」
    「ガキって言われんのマジで効いてるからやめろって!!」
    「ガキガキガキガキ!!」
    「五条先生!釘崎が!!」
    「どう考えてもガキだろ」
    「ぐゥ……」

  • 167125/05/11(日) 15:44:11

    車内は大騒ぎのまま進み、そして神社跡地の傍の駐車場に車を止め、一行は目的地へと足を踏み入れる。

    廃墟となっている神社は立ち入り禁止などの札すらないが、過去の面影もなく、境内は荒れて打ち捨てられている。


    「山の方の神様は大切にしてるってのに、ここは放置なワケ?」

    「一応神社だったんだろうなってことは分かるけど、それくらいボロッボロだね」

    「こうなった理由とかもあるんでしょうか」

    「祠の方は道が危ないからって言ってたけど、そう言えばここはなんでこうなってんだろ」

    「さぁ。でもわざわざ口にする程度には何もなかったのかもね。祠の方は念を押されたけど、こっちの方はそうでもなかったし」

    「外から見てすぐ帰るって思われたんじゃないの?」

    「それはそれ、これはこれ」


    敷地に足を踏み入れれば、崩れかけた石碑が目に入る。

    そこに何事かが書かれているのに気付き、四人は目を向けた。


    〈日本語〉

    虎杖(45) dice1d100=86 (86)

    伏黒(75) dice1d100=46 (46)

    釘崎(45) dice1d100=96 (96)

    五条(75) dice1d100=21 (21)

  • 168二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 15:51:04

    またもやファンブル

  • 169二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 15:57:05

    「ガキガキガキガキ!!」
    「五条先生!釘崎が!!」
    「どう考えてもガキだろ」
    ここ好き
    それはそうと五条先生!釘崎がファンブル!

  • 170125/05/11(日) 15:57:41

    【成功】伏黒、五条 【失敗】虎杖 【ファンブル】釘崎


    「読みにくいけど、これは……死産となった子供や出産で亡くなった女性の魂を鎮める目的で建てられた神社ってことだね。調べた時には子宝に纏わるって書いてあった気がするけど」

    「そう考えると姑獲鳥も死んだ妊婦が化けたものだと言われているんでしたっけ」

    「自分たちはその辺をちゃんとするので無事に終わりますように見守ってください、なんてよくある話だよね」


    と、二人がそうこう話しているも読み解くのを途中で諦めていた虎杖と釘崎は二人揃って「へー!」なんて風に聞いていた。


    「じゃあこれって姑獲鳥を祀ってるってわけ?」


    釘崎がそう言いながら再び石碑を覗き込めば、目測を誤ったのか足元に転がっていた石碑の破片に足を取られ、そのままゴッッッと音が響くような形で石碑に頭突きする。(釘崎:HP11→10)


    「~~~~~~~ッッッ!!」


    慌てて飛び退くも額を押された釘崎は涙目だ。

    相当痛かったのだろう、覆い切れていない額の一部が赤くなってしまっている。


    「何やってんだよ」

    「そこは!そうじゃねぇだろ、心配の言葉はどうした!?あぁ!?」

    「自業自得の怪我で八つ当たりすんな」

    「こういうのって冷やした方が良いんだっけ?え、とりあえず釘崎ペットボトル要る?」


    〈応急手当〉

    釘崎(41) dice1d100=90 (90)

  • 171二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:01:42

    小学生の遠足かな?
    全然憶測だけど虎杖の方にすずめさんの水子の霊みたいなものが憑いてるとかそういう可能性もあんのかな…

  • 172125/05/11(日) 16:05:59

    釘崎は痛みでそれどころではなかったらしく、そのままその場にしゃがみ込んだ。


    「これ絶対に割れたわ」

    「割れてねぇよ」

    「中からミニ野薔薇とか出てくる?」

    「釘崎から生まれた釘崎太郎?」

    「アンタらを神が許しても私が許さないわよ」


    石碑の前で若干間抜けな様相だが、シャレにならない怪我をするよりは余程良い。


    「はいはい、冗談は置いといてほら怪我見せて。頭なら病院行った方が良い場合もあるんだから」


    釘崎が額を覆っていた手を外せば、やはりうっすらと赤くなっている。

    病院沙汰になるほどではないだろうがと、五条は自分よりも随分と低い位置にあるしゃがみ込んだ釘崎の額に視線を向け、虎杖と伏黒も冷やすためのペットボトルの用意や、濡らしたハンカチなどを準備しようとごそごそしている。


    〈応急手当〉一人でも成功で全回復。ファンブルはHP-1

    虎杖(69) dice1d100=17 (17)

    伏黒(71) dice1d100=55 (55)

    五条(43) dice1d100=88 (88)

  • 173二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:10:06

    成功ありファンブルなし!よかったよかった
    ここには虎杖が見た石像はやはりないのか

  • 174125/05/11(日) 16:14:10

    【成功】虎杖、伏黒 【失敗】五条


    なんやかんやとわたわたしながらも、虎杖が自動販売機からダッシュで買って来た水で伏黒のハンカチを濡らし、それで怪我の部位を冷やす。

    熱を持った場所がじんわりと冷えていけば、痛みも和らいできた気がした。(釘崎:HP10→11)


    「音は結構凄かったけど、痣にもならないんじゃない?よっぽどぶつけ方が綺麗だったんだろうね」

    「ぶつけ方が綺麗って何?」

    「俺が知るか」


    そして少ししてから、四人は神社跡地で一番目立つ本殿の方へと向かうことになる。

    やはりそこもだいぶ古びていたのだが、その途中に地面に重厚な鉄扉のはめられた場所を発見する。


    「明らかに怪しいね」


    五条がその扉を見れば、鍵穴らしきものもある。

    流石に破壊するのは一苦労であるし、バレた時が非常に面倒だ。


    とはいえ、人間とりあえずまずはやってみよう、となることも多く――――


    〈鍵開け〉1以外失敗

    虎杖(1) dice1d100=45 (45)

    伏黒(1) dice1d100=100 (100)

    釘崎(1) dice1d100=16 (16)

    五条(1) dice1d100=76 (76)

  • 175125/05/11(日) 16:15:39

    そっちじゃないんだよな、そっちじゃ

  • 176二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:16:52

    これは……伏黒やったか!?
    破壊神ったか!?

  • 177二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:18:19

    1で成功のダイスで100F…完膚なきまでの失敗です
    次回のシナリオの行方は!?

  • 178125/05/11(日) 16:22:34

    【失敗】虎杖、釘崎、五条 【ファンブル】伏黒


    全員が鍵を開けられるかゴソゴソとしていると、一番最後に鍵穴を確認していた伏黒が「あ」と声を零す。

    聞いただけでなんとなく、”やらかしたんだなコイツ”と分かる声だ。

    何をしたのかと全員が伏黒の手元を覗き込めば、丁度引っかかりの部分を細身の枝で動かそうとしていたらしいが、それが半ば程から折れて完全に鍵穴を潰してしまっている。

    しかも上手い具合、否、マズい具合に枝が折れてしまっており、取り出せそうにない状況だ。


    「……これ、無理よね?」

    「無理だね」

    「無理かぁ……」


    となれば最悪、破壊しかなくなってくる。

    この際、それも仕方ないかと思ったその時だった。


    〈聞き耳〉

    虎杖(60) dice1d100=16 (16)

    伏黒(68) dice1d100=29 (29)

    釘崎(75) dice1d100=24 (24)

    五条(60) dice1d100=2 (2)

  • 179二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:26:42

    鍵穴封鎖か…確かにこれは上手い具合に破壊されるよりもっと困るやつだ
    でも聞き耳は成功で五条がクリティカルだやった!

  • 180125/05/11(日) 16:27:49

    【クリティカル】五条 【成功】虎杖、伏黒、釘崎


    誰よりも先、五条が顔を上げ物音に気付く。

    物音と言うよりも、足音。

    つまりはここに人が近付いてきている。

    それが誰であるかは分からないが、このまま鍵穴が潰れてしまった鉄扉を前にたむろしているのを見られるのは非常に宜しくないだろう。

    遅れて足音に気付いた生徒たちも顔を上げ、全員視線が交わる。


    明らかに怪しい鉄扉の中はぜひ確認したいところではあるが、それを成し遂げるには一旦隠れなくてはならない。

    足音が聞こえてくる方向を確かめながら、四人はそれぞれ身を隠そうと走り出す。


    〈隠れる〉聞き耳成功で+10、聞き耳クリティカルで+30

    虎杖(13+10,23) dice1d100=90 (90)

    伏黒(13+10,23) dice1d100=81 (81)

    釘崎(12+10,22) dice1d100=44 (44)

    五条(12+30,42) dice1d100=22 (22)

  • 181二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:30:52

    アカン全然隠れられない
    でも保護者が一緒にいるのに何やってんだと怪しまれるよりガキどもがちょっと遊んでましたの方が自然そうだから五条が隠れられたのは幸いか

  • 182二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:30:58

    クリティカルのおかげで五条だけ成功してるけど他3人見つかってたら1人だけ成功してもあんまり意味なさそう

  • 183125/05/11(日) 16:35:48

    【成功】五条 【失敗】虎杖、伏黒、釘崎


    しかしまあ、そう簡単に上手く行くこともなく。


    「こらァ!!そこのガキども!」


    虎杖と伏黒と釘崎はやってきた男に見つかり、叫ばれる。

    なんでか一番デカくて目立つはずの五条だけどうにか逃れられたらしい。


    「廃れたと言えど、ここは神社だ!ここは遊んでいい場所じゃないんだぞ!!」


    割と真っ当な説教を受けることになった三人はそのまま神社の敷地内に連れて行かれる。

    その際、残された五条と一瞬目が合うが向こうから跳んできたのはやけにいい笑顔とウインクだ。


    つまり、ちょっとその人の気を引いといて!と言うことだろう。

    伏黒と釘崎が思わず舌打ちを零すも、虎杖の「スンマセンっした!!俺たち、ちょっとこの辺りの姑獲鳥の伝承について興味があって、調べてて」と九割真実を告げつつ、どうにか気を引くという任務を達成しようとする。


    ――――と、その頃一方五条。


    「まあ、子供だけの遊びって方がちょっと怒られるだけで済むよね、ウン」


    鍵の仕組みはそこまで複雑なものではない。

    上手く一蹴り入れられれば、開く――――だろう、多分。


    〈キック〉

    五条(60) dice1d100=50 (50)


    〈幸運〉

    五条(90) dice1d100=51 (51)

  • 184125/05/11(日) 16:44:19

    どうにか運よく開いた鉄扉の中身を五条が確認すれば、中には漆塗りの木箱が入っている。

    これなら持ち運びやすいと一時的に拝借することにし、それを先に車へと放り込んだ後、未だ説教が続いている三人を回収しに行く。


    「あのすみません、僕の生徒たちが何か?」


    そう声を掛けられた男が振り向けば、ぎょっとする。

    デカくて目立つ男は教師には見えない、のだが。


    「五条先生!」


    しかし自分が説教していた子供たちが先生と呼ぶのなら、本当に先生なのだろうなと男は思ったらしい。


    「この子たちが神社で遊んでいたようで、注意していたんですよ」

    「それはすみません。僕の監督不行き届きですね。ほら、ちゃんと謝って」


    伏黒と釘崎が「コイツ……」みたいな顔をするも、ここでごねても良いことはない。


    「すみませんでした」、と三者の声が響く。


    「ご迷惑をおかけして本当にすみませんでした」


    と、真っ当な大人のような顔をして五条も謝罪をし――――


    〈言いくるめ〉

    五条(70) dice1d100=54 (54)

  • 185二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:49:15

    100Fの余波もなく順調に解決してくれた…!

  • 186二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:51:42

    鍵破壊する事になっちゃったけど中の物も無事だし判定全クリしただけある
    サンキュー五条!

  • 187125/05/11(日) 16:53:26

    「ハイ!ってなわけで、お疲れサマンサ!」

    無事(?)に車へと帰りついた四人。
    どうにかこうにか一段落だが、心的疲労が半端ない。

    「なんでアンタだけ真っ当な大人のフリしてんのよ……!一番マトモじゃないのアンタでしょうが!!」

    釘崎が吠えるも、「バレなければ良いんだよ」と教師にあるまじき発言をしている。

    「バレるようじゃまだまだだよ。明らかになれば怒られるし、怒らなきゃいけなくなるしね」
    「なんで五条先生に教育免許が与えられてるんですか?」
    「僕が優秀だから」

    更にドッと疲れたが、五条の持って帰って来た成果を確認しなければならない。
    流石にこのまま古民家に持って帰るのは、少々問題だろう。

    「ってなわけで、ほら確認するよ」

    と、五条がそう声を掛けながら中を確認すればそこから石版と小さな人形が出てくる。

    「石板?」
    「あぁ、やっぱりビンゴだ。これは姑獲鳥伝説と鳥の神について記されたものだね」

  • 188二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 16:56:35

    これめちゃくちゃ知りたかった情報や
    なんで鍵付きの扉にしまい込まれてたかは分からないけどこれ無事に持ってこれたの大きいな

  • 189125/05/11(日) 16:57:29

    《姑獲鳥伝説と鳥の神》

    姑獲鳥とは、鬼神の一種であり妊娠中に死んだ母親が子を思うあまりに死後に妖怪に変じたものと言われる。


    死んだ妊婦をそのまま埋葬すると、姑獲鳥になるといわれ。妊婦のまた死亡した際は、腹を裂いて胎児を取り出して葬るか、または代りに魂を宿した人形を抱かせて葬る必要がある。


    この地には古来より鳥の神グロス=ゴルカと関連があったとされる。この土地で生まれた姑獲鳥は、グロス=ゴルカと関わりを持つ。


    グロス=ゴルカは、あの世からの漁夫という従者に奉仕されている。彼の神の姿を模した像を目撃したり触れた人間は毎夜として悪夢に魘されたちまちに健康を蝕まれることとなる。


    逃れるには、呪いの像を破壊するか神に立ち向かいそれを打ち倒す必要がある。



    ようやく手に入れた、虎杖の現状をどうにかする方法。

    像を目撃した人間は毎夜として悪夢に魘され、と言うのは現在の虎杖の様子と一致している。

    そして逃れる方法は、呪いの像を破壊するか神を打ち倒すということ。


    しかしそういった神の名も、神の存在も、本来は触れてはならぬ者。

    四人はそれを読み終われば、非日常から忍び寄った魔の手を一層強く認識したことだろう。


    〈SANチェック〉1/1d4

    虎杖(84) dice1d100=14 (14)

    伏黒(65) dice1d100=26 (26)

    釘崎(85) dice1d100=86 (86)

    五条(57) dice1d100=22 (22)


    全員〈クトゥルフ神話技能〉+1%

  • 190125/05/11(日) 16:59:06

    ≪SAN減少≫

    釘崎 85 - dice1d4=2 (2)

  • 191二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:02:31

    虎杖の悪夢はそういえばここへ来る前までは悪夢ではなかったな…
    姑獲鳥より鳥の神ことグロス=ゴルカさんの方の悪影響か?

  • 192二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:03:11

    クトゥルフ神話のシナリオだから当然なんだけど日本の妖怪の話がいきなり外国の神になった

  • 193125/05/11(日) 17:05:35
  • 194二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:06:35

    神格を倒すのはさすがに無理…だよな?となると像の破壊の方が現実的か

  • 195二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:08:16

    時々バランスを取ってくるダイス神…
    バランスの取り方が急ハンドルすぎて愉快だよ

  • 196二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:11:46

    像を目撃したら毎夜悪夢に魘されるらしいけど神直視する方がSANチェック厳しそうだしな…
    目撃してもその場で破壊すれば問題ナシだ

  • 197二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:15:41

    虎杖が見かけた時のこと考えると神出鬼没そうだけどどうやって見つければいいんだろう
    みんなが見つけるのに失敗しまくって情報全然手に入ってないあの鳥なんか関係あるのかな

  • 198二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:23:52

    すずめさんも妊娠中に亡くなった元人間だったのかな
    そりゃあ家族の話しないよなという感じではある

  • 199二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:24:38

    猫街虎杖の家族構成が特に公開されてないのも偶然だけどなんか味わいがある

  • 200二次元好きの匿名さん25/05/11(日) 17:33:22

    埋めチュン🐦元気に帰ってこいチュン🐦

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています