【閲覧注意】ここだけ共依存マシマシマシ その16

  • 1二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:47:14

    3つのスレを合体した世界線です


    6月19日でこのスレも1周年だそうです

    おめでたいことが続きますその16です


    次のレスから元スレの簡易紹介と簡易設定

  • 2二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:47:50
    ここだけ自爆した後コックピットに侵入し脳天に弾丸を数発食らわせたが|あにまん掲示板何故かキラが生きていた世界線bbs.animanch.com

    ①キラに人魚遺伝子(不老不死)が入ってます→アスランにも煮付け()を食べさせて不老不死(眷属化)しました


    閲覧注意はここの概念の為つけました

    元スレでグロが多いからですね

    あんまり役立ってない気もします


    人魚遺伝子の覚醒の原因は何度も命の危機に晒された上で殺された事

    ディスラプターが当たろうと復活するキラ

    回復速度はキラに劣るが同じく不老不死になったアスラン

    煮付け()を食べても適合出来ないと異形化します

    アスランに自分以外に食べさせたら反省するまで何度も殺すからなと言われたので、もう自主的には食べさせません(不老不死でも痛みはあります)

    人外はキラの血肉を摂取しても問題ないらしい


    鱗や焼き肉、デスリセットに涙が宝石になる、眷属の位置が分かったりミキサー事件に主従関係、休眠、転生や付喪神トリィなど設定が沢山あるのが特徴です

    吸血鬼や探偵事務所の話の途中で落ちてしまいました

  • 3二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:48:13
    ここだけアスランも|あにまん掲示板スーパーコーディネイターだった世界線bbs.animanch.com

    ②アスランもスーパーコーディネイターです


    そのままですね

    そして元スレでも納得の嵐でした


    ユーレンの実験体の一人で実の親は不明

    ザラの血は引いていません

    キラより後に生まれましたが、特に性能は盛ったりしていないそうです

    知ったタイミングは本編と同じ、メンデルでラウ・ル・クルーゼからです

    キラは狙撃が得意なのもこのスレからです


    元スレの三つ子、四つ子IF設定は本スレでは無しです

  • 4二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:48:38
    【一応閲覧注意】ここだけキラとアスランが|あにまん掲示板お互い一緒にいて喧嘩することもあるけど気を使わなくていいし楽しいせいで恋愛してない世界線。恋人?別に今はいいかな。アスランといる方が楽しいしね。付き合って欲しい…?どこに?いや今度の休みはキラと遊ぶ予…bbs.animanch.com

    ③ブロマンス(恋愛ではない男性同士の絆や深い友情の関係)な世界線


    元スレには一応閲覧注意がついてましたが、距離感のバグを考慮してなのでBLではありません


    二人でいて楽しい、気を使わなくていい

    いい意味で空気の様な存在

    友情度は100程重めのダイスで

    キラ76

    アスラン23

    キラの方が重いが、傍目にはどちらも重いです


    カガリやラクスのことも大切な人、尊敬する人と思ってます

    形は違いますが4人はお互いの瞳の色のロボット鳥をもっています


    読心対策はキラとの濃厚な友情(健全)

    カルラ戦はアスランとの友情で勝利しました


    ミレニアムにアスランの部屋があってキラが入り浸っていたり、子供の頃から同じベッドで寝ていて今もそのまま……なのもこのスレからです


    その3ではMS持ち出しバトルの詳細などを書いていただきました

    その7よりトリィとプルゥが付喪神化しています

  • 5二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:49:03

    簡易設定
    ⚫︎イージスで自爆しても脳天を銃で撃ってもキラは死なず、腹立ちからキラに煮付け()を食べさせられたアスラン
    ⚫︎メンデルで2人共最高のコーディネイターであることを知らされる
    ⚫︎グフが撃墜された時にアスランは致命傷を負い不死身に気づく
    ⚫︎20歳で加齢がストップ
    ⚫︎数百年後トリィとプルゥが付喪神化しました
    ⚫︎数万年後も仲良く2人とふたりは暮らしています

  • 6二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:49:26

    不死スレが主体にはなってますが、スパコスレだけでもブロマンススレの設定だけでも大丈夫です
    ネタの提供でも喜びます
    雑談も大丈夫です
    そこからネタを拾ったりしてます

    注意点は2個だけ
    ・カップリングはなし
    ・共依存に繋がりそうならそのものでなくても大丈夫

    偶にスレ主が書きにくいなあとか苦手だなあとか呟くことがありますが、書いちゃ駄目という訳ではないので気にしないでください

  • 7二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:49:48
  • 8二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:50:25
  • 9二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:50:53

    その11

    【閲覧注意】ここだけ共依存マシマシマシ その11|あにまん掲示板3つのスレを合体した世界線ですスレ画変えましたしばらくイベントないよね?と油断しているその11です次のレスから元スレの簡易紹介と簡易設定https://bbs.animanch.com/img/412…bbs.animanch.com

    その12

    【閲覧注意】ここだけ共依存マシマシマシ その12|あにまん掲示板3つのスレを合体した世界線ですスレ画が華やかになりましたこのスレではバレンタインは普通にやると思いますバレンタインデーと血のバレンタインは別ですのでその12です次のレスから元スレの簡易紹介と簡易設定h…bbs.animanch.com

    その13

    【閲覧注意】ここだけ共依存マシマシマシ その13|あにまん掲示板3つのスレを合体した世界線です色んな意味で戦争だった2月もそろそろ終わりですね次は何をしようかなと悩むその13です次のレスから元スレの簡易紹介と簡易設定https://bbs.animanch.com…bbs.animanch.com

    その14

    【閲覧注意】ここだけ共依存マシマシマシ その14|あにまん掲示板3つのスレを合体した世界線です2人の季節と言っても過言では無い、春が近づいています桜がそろそろ咲きますその14です次のレスから元スレの簡易紹介と簡易設定https://bbs.animanch.com…bbs.animanch.com

    その15

    【閲覧注意】ここだけ共依存マシマシマシ その15|あにまん掲示板3つのスレを合体した世界線ですゴールデンウィーク何しよう……まさかのキラの誕生日が近づいてきたその15です次のレスから元スレの簡易紹介と簡易設定https://bbs.animanch.com/img…bbs.animanch.com
  • 10二次元好きの匿名さん25/05/29(木) 22:51:44
  • 11文字書き いちか25/05/29(木) 23:11:28

    スレ立て乙ですよー
    さてさて、それじゃいつもの行きますかねー

    「ねぇアスラン、やっぱり何だかおかしいよね?」
    「そうだな、確かにパーツ交換出来なくなってだいぶ経つ。とっくに動かなくなっていてもいい頃だ」
    「なのに何で故障も磨耗もしてないんだろう…」
    「それが解れば苦労はしないんだが」
    「だったらさ、ふたりに訊いたら教えてくれたりしないかな。なんて」
    「お前はすぐそういう非科学的なことを…」
    「……前から気持ちを汲み取ってくれてるなって思うところはあったのは確かだし。でもプログラムとは思えないような部分が気になるようになりだしたのって、ここ最近なんだよね。妙な違和感があるっていうか」
    「またそういうことを言い出す」
    「そうやって言うけどさ、僕らの存在が既にそういう”非現実”そのものなんだってことくらい、君だってもうとっくに理解してるでしょ」
    「じゃあ、本当に訊いてみるのか?相手はただのロボットでプログラムだぞ」
    『トリィ(みとめちゃえばらくになるのに…)』『プルゥ?(そういうものなの?)』
    「……何かさ、呆れられてない?」
    「どうしてそう思うんだ」
    「なんとなくだよ。僕らの反応見て苦笑してるように思えるんだよね」
    「なんだ、根拠もないのか」
    「ねぇふたりとも、僕たちの言ってる事ちゃんと理解出来てるよね?」
    『トリィ!(そんなのあたりまえだよ!…キラはいいところまで、きてるんだけどなぁ)』『プルゥ(あともうちょっとだよね)』
    「やっぱり会話、通じてると思う」
    「本当にか?ただの思い込みの可能性もあるだろ」
    『トリィ(あいかわらずあたまがかたくてこまるなぁ)』『プルゥ…(アスランはうたぐりぶかいからね…)』
    「じゃあさ、実証したら信じてくれる?」
    「そんなこと、あり得ないだろうけどな」
    「わかった。それじゃ本当に僕の言う通りだったらバケツプリンでも作って貰おうかな」
    「ヤケに自信ありげだな…というか、どうしてそうなるんだ」
    『トリィ(あ、これいつものながれだ)』『プルゥ?(ねぇねぇトリィ、ばけつぷりんてなに?)』『トリィ(そのうちわかるよ)』

  • 12文字書き いちか25/05/30(金) 05:56:20

    そんな訳で今回の駆け付けは、付喪神化して只の"物”ではなくなったふたりを訝しんでいる二人のお話です
    ふたりの視点を翻訳して混ぜることでいつもよりギャグっぽいのを狙ってみました
    オチに出て来たバケツプリンですが、無茶振りに近いものをと考えて何となく出て来たからですね
    イメージとしては2ℓくらいのサイズ感ですが、冷やすにも場所が要るなど、作る手間以外の部分にも大変さがあるので
    トリィは生意気そうなお兄ちゃんムーブ、プルゥの方が大人しい感じというのはいつも通りですが目を覚ましたのが後なので知らない事が多そうなイメージを意識しています

    さて、今スレもマイペースに参りましょう
    (周年はスレの終わりごろになりそうですし、何やら少しバタつきそうな悪寒がしますが…どうなることやら)

  • 13二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 07:27:41

    スレ立てとかけつけ一発ありがとうございます!!

    イラスト集にあるトリ視点のお話でもピンクちゃんに対してお兄ちゃんムーブしてますからね
    ピンクちゃんへの反応を見たも文字書きさんのトリィがそれっぽくて笑いました
    プルゥもほわほわしてて可愛いです。さすが末っ子…

    やっぱりこのふたりが出ると癒されます!!

    また新スレでもよろしくお願いします!!

  • 14二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 14:16:17

    恒例の駆けつけ1発ありがとうございます

    アスランはバケツプリンが確定しているのでニヨニヨしながら読ませていただきました
    やはりよにんでいると可愛さ倍増ですねえ
    後はキラがどうやって証明するのか…オチありますよね?

  • 15二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:43:22

    このレスは削除されています

  • 16二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:44:19

    ある日、出会い頭にぶつかって気絶してしまったキラとアスラン。

    暫くして二人が目を覚ますと……


    僕達/俺達……入れ替わってる〜〜!?



    「というわけで今は僕がアスランで、アスランが僕(の姿)だよ」

    「念のためもう一回頭をぶつけ合ってみたが元には戻らなかった。いつ戻るかも不明だ」

    「(本当はリセットしたら戻るかもしれないけど)この状態でターミナルの任務に行くわけには行かないからアスランにもしばらくミレニアムにいてもらうことになったから」

    「(緊急時以外のリセットは禁止されてるからな)みんなも色々と慣れないだろうが我慢してくれ。……特にシン、顔に出過ぎだ」


    「いやだって……アスラン顔でその柔らかい表情と隊長の様な口調が……違和感が凄すぎて……あとぶk……何か怖い……」


    「あはは、ごめんね〜。もう少しアスランっぽく振る舞えるようにするからさ」

    「全くお前は……」



    最初は他のミレニアムクルーも戸惑いはしていたが、ここにいるのはたくさんの修羅場を潜り抜けてきた猛者達である。

    約1名を除き、すぐに慣れていった。


    「なんかどっちか喋る時、ほぼ必ずもう片方もすぐそばにいるおかげであまり違和感なく話せました」と後にクルーの一人は語る。

  • 17二次元好きの匿名さん25/05/30(金) 21:47:57

    そして元に戻るまでの間……

    「アスラン逃げないでよ!!」

    「今はお前がアスランだろ!あとこれ幸いといわんばかりに人の体で好き勝手するな!」

    「今更減るもんじゃないからいいでしょ!?」

    「俺の威厳が減る!」

    「アスランの威厳なんてあってないようなもんだよ」

    「…………そっちがその気ならこの体を徹底的に鍛えるぞ」

    「僕の体はデリケートなんだから大切に扱ってよ!」

    「耐久バカのくせに何がデリケートだ!」



    (見た目)アスランがキラを追いかけて背中に張り付こうとし、キラがそれから逃げるという普段は見られない攻防が繰り広げられることとなった。




    (おまけ)

    コノエ「二人とも平時は艦内を理由もなく走ってはいけませんと言ってあったはずですが?」 

    キラアス「「ごめんなさい」」

  • 18文字書き いちか25/05/31(土) 05:59:01

    頭ゴッツンして入れ替わりは定番と言えば定番ですが、取り敢えずお約束なので一応やっときます

    飲んでた麦茶噴いたので返してくださいwww(笑いのツボが浅過ぎる)

    例に因って面白いのと可愛いのを同時に出されて暫く笑ってました、腹筋が痛い

    じゃれ合ってる可愛い光景は何度見てもいいものなのですが、騒ぎになって最終的に先生に叱られる学生みたいになってるのと案の定な約一名の反応がツボに入り腹筋が耐え切れませんでした


    >>13

    個人的にこういう生意気系を書く機会が多かったので割と書き易いんですよね、トリィみたいな背伸びしてる子供っぽい言動って

    それに対しプルゥは素直で大人しいタイプのキャラ付けなのもあって、常にお兄ちゃんの後ろからトコトコ付いて来るような末っ子らしい雰囲気が出せているならこれ幸い


    >>14

    オチですか?一応試しに裏で書いてはいるんですけど…

    実はこれ割と悪魔の証明じみてる感じするんで、落としどころが中々難しいんじゃないかなとは思ってるんですよね

    そもそもの話ふたりが付喪神になる前から賢過ぎるし既に人格があるのではと思わせるような挙動が多いので、差というか明確にこれだという部分が出せるか解らないんですよ、自分としては

    ただ最終的には、確実にアスランはバケツプリン作らされる事にはなる筈なんですけどね

  • 19二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 12:13:59

    一応ギャグテイストを目指していたので少なくとも文字書きさんのツボには入ったようで目的達成しました!!やった!!
    (自分も笑いの線引きが人とズレてることがままあるので…)


    毎度巻き込まれて申し訳なさがあるんですが、シンが一番素直な反応といいますか、適度に距離が近いけれど第三者的な目線で突っ込むところはちゃんと突っ込んでくれるので書きやすいんですよね…
    自分はキラとアスランを子どものイメージで書いてるのである意味でシンが一番精神的にも大人?とも言えます。
    ラクスとカガリも線引きはしているとは言えどちらかと言うとキラとアスランよりなので…


    どうあがいてもバケツプリンを作るのが確定してるアスランに笑います

  • 20二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 16:38:33

    ごっつんこからの僕達入れ替わってる〜は定番ですが、戻す方法が(最終手段だけど)あるととたんにギャグになりますねー
    始終ニコニコアスランと顰めっ面キラが新鮮で面白かったです!
    オチのコノエ艦長の先生感も好きです

    いや〜まとめで煮詰まり気味でして明るい話はいいですね〜
    前スレは今日中には埋められると思います……頑張ります

  • 21二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 22:46:15

    コノエ艦長はみんなの先生です(断言)
    普段何かやらかしても叱りはするけれど怒らないのである意味で一番怒らせてはいけない人です。

    月並みな言葉で申し訳ないですが、まとめ頑張ってください!!
    楽しみにしてます!!


    入れ替わりの別の話を書いたらトリィとプルゥ視点の話も書きたい…

  • 22二次元好きの匿名さん25/05/31(土) 23:03:47

    まとめ終わりました!!3,200字でした
    ちょっと煮詰まり感が出ていたら申し訳ないです
    やっぱりコツコツ普段からやっておかないと駄目では?まとめてやるからこうなるんですよ
    SSまとめの更新も滞っていたはずなので見直してきます
    それが終わったら【ーーないで】の続きに赤いガンダム組まないと……やることいっぱいだなあ

    主さんもネタが溜まってきているようですね
    しばらくは皆さんネタに困らなさそうで良い事です

  • 23文字書き いちか25/06/01(日) 05:55:41

    まとめお疲れさまです
    ここまでタイトで追い詰まってた状況下でのまとめは初めてかもですね
    確かに早く終わらせなきゃ、な感じの焦りは薄っすら感じましたが、自分も明日は我が身なのでよく頑張ったとだけ…
    今回このスレ的には大イベントでもあるキラ誕を導入に上手く使って来たな、と思いながら読ませて貰いました
    書いてらっしゃるスレ主さんの側の煮詰まりに反して、二人の会話からは割と気持ちの余裕を感じられるという中々面白い状態になっているように感じましたね
    ともあれお疲れさまでした
    次が控えてますし、お互いそんなにのんびりしてられるほどじゃないですけど

  • 24二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 13:37:30

    >>18

    証明方法はカットしてバケツプリンだけでもいいんですよ?


    しかし1周年といってもどんな話にするか目処が全く立ってません

    1周年らしい話って何なんでしょうね?

    あまり普段やらない系統……とか考えたらグロ系を思いつく辺り煮詰まりすぎでは?と

  • 25二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 18:55:14

    【ーーーで泣くな】


    キラの見た夢の話が終わり、2人に少し笑顔が戻ったところでキラが水を向ける

    「それじゃあ次はアスランの番」

    「……何のことだ」

    「誤魔化さないで。君だって部屋を飛び出してきたんだから何かあったんでしょ?」

    「泣いていたから気づかれないかと思ったが…そんなに分かりやすかったか」

    「僕なら気づく程度にはね。やっぱり君も夢を見たの?」

    「まあな。ただ俺が見たのはお前の泣き顔だったからさっきのお前と大して変わらないな」

    重くならないよう何でもないかのようにアスランは言うが、顔を合わせた時の表情などから嘘は言ってないが言葉が足りないことを感じる

    「もう1度聞くよ?本当にそれだけ?ここで誤魔化すようなら僕にも考えがある」

    「……ちなみにどうする気だ」

    「1週間くらい引きこもろうかな。トリィとプルゥも一緒に」

    「おいっ、ふたりを巻き込むな」

    「そう思うなら素直に話してよ」

    逡巡するような間の後、アスランは言いにくそうながらも話し出す

    「お前が泣いていたのは本当だ…………ただお前がいたのがコックピットの中で、原因が多分俺なんだろうが」

    「君のせい?どうしてそう思ったの?」

    「夢の話に理由を問われても困る。ただ……お前がMSに乗り込まなきゃいけなくなったのは俺のせいだと感じたんだ」

    「うーん……でもさ?君のせいで乗ったんだとしても乗るって決めたのは僕でしょ?なら泣いてるのは君のせいじゃないと思うけどな」

    「……ここで誤魔化すと本当に引きこもりになりそうだから言うが……コックピットの外に誰かが待っているんだ……俺以外の誰かが」

  • 26二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 18:59:59

    かなり嫌々そうに口にした言葉を聞いて何がそんなに言いづらかったのか理解できた

    その途端我慢できなくなって飛びつくように抱きついた

    「うわっいきなりなんだ!」

    「つまりは!嫉妬だよね!何それ!君にしては可愛いところあるじゃん!!」

    憮然とした顔で引き剥がそうとするのを無視してそのまま抱きしめる

    中々に珍しいアスランの嫉妬にどんどんと機嫌が良くなっていった

    「悲しいはずのアスランを放置してる夢の僕にムカついてたけど、そんなのどうでもよくなってきちゃった。泣いてる僕には悪いけどね」

    「お前さっき泣いてたのはそんな理由だったのか」

    「そりゃあそうだよ、でももういいや。うんうん!泣くようなことがあったらアスランの前で泣くよ」

    「いや、泣くなとは言わないが極力泣くようなことはするなよ」

    「分かってる分かってる!!」

    「話を聞け!!!」

    ぎゅうぎゅうと抱きついてくるキラと照れ隠しも込みで抜け出そうと足掻くアスランは、しばらくベッドの上で攻防を繰り広げるのだった


    ……でも泣いているキラの前で笑ったのはばれなかったようだ

    泣くなとは言わない……俺がいないところで泣かないでくれ

  • 27二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 19:17:05

    実は最初想定していたオチはもっと暗かった気がするのですが、時間が開いてしまったからか変わりました
    お気持ちに近い話だからこそ、このオチの方がこのスレらしくなっていいような気もします

    バレていますがネタバラシ
    私が見た画像はGジェネのリコレクションから3枚です
    アスランと笑顔のカガリがモルゲンレーテのジャケットを着ているもの
    キラがコックピットで泣いているもの
    アスランが笑顔で亡命について語るもの
    ゲームはやっていませんがリコレクションの概要もあにまんのスレで把握はしています
    この画像を見た第一印象を元にしたネタとなっています
    細かいことをいうと規約違反になりかねないので語りません

    タイトルは【辛い時に綺麗に笑わないで】【俺がいないところで泣くな】こんなところでしょうか
    自分の意見と2人の反応は違うのでお気持ちにはなっていないはずです
    あくまであの画像のシーン辺りを2人が夢に見たらどう思うか?という話

  • 28文字書き いちか25/06/01(日) 23:59:03

    アスランサイドの方、お待ちしてました
    夢の中の二人はそれぞれ別の場所で戦っていましたから、その時傍にいてその姿を見ていたのは自分ではない誰かですからね
    それが只の夢であっても、そんな相手は見たくないという切実さと湿度感…
    そんなスレ主さんらしさが詰まってるお話じゃないか思います
    それにしてもヤキモチ妬いてるなんてレア過ぎて、でもこれすら片鱗なんだよなと思うと堪りませんね

    さて、ネタバレが来たのでこちらも少しお話しをば
    Gジェネでのアスランの画像が出て来た時点での自分の初見の感想が「何だこの美人(現実逃避)」だったのを思い出しました
    その後に話の概要読んでから見ると、余りにも鮮やかな微笑み過ぎていっそこちらが泣きたくなったくらいには綺麗だったなと
    そもそもの時系列からしてお労し展開だけは約束されていたので、キラの方の画像共々身につまされるばかりで新規に動いてる二人を見られて嬉しいと言うよりも何かもう、これ以上地獄を増やすなって気分が先でしたから…(遠い目)

    あと周年のお話は自分ところもお祝いって何だっけ?な感じなので、その辺は気にし過ぎない方がいいかと思います
    でも下手すると確実に自分だけ内容が浮く可能性すらあるんですよね

  • 29二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 07:36:23

    感想直書きしてたら寝落ちした上に消えました…

    とりあえず今は時間がないので一言だけ…
    嫉妬するアスランは大変いいものですね…!!

  • 30二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 07:39:55

    このレスは削除されています

  • 31二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 14:59:16

    冷静になって読み返すとやはり口が悪いなあ……夜帰ったら上の自分のレスは消します

    19日までまだ2週間はあると油断しているとまたギリギリで焦ることになりそうです
    早めに手をつけないと

  • 32文字書き いちか25/06/02(月) 19:53:41

    >>29

    ど、どんまいです…

    普段抑えてるタイプからのヤキモチ、やっぱりいいですよね


    >>31

    えぇ…スレ主さんくらいので口が悪いとなると、自分が一切自制なしでべらんめぇして本気で思うところ垂れ流したら完全にアウト確定じゃないですか、やだー


    寧ろグロって言われると逆に気になるんですが、…一体何を思い付いたんだろうって

    なお、自分ところは特別感もなく通常営業って言われそうなので、捻るとこ探してくらいなんですが

    時間があると思って高を括ってると、後で追い込まれる破目になるのはあるあるですしね、油断は禁物

  • 33二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 20:13:51

    夢の中の存在だとしても自分以外の誰かがキラのそばにいることに対する嫉妬心…

    性格上普段は見えにくいタイプから除く湿度高い感情は大変良きかな良きかな…


    それに夢なので見てるだけしかできないもどしかしさ、焦燥感もありそうですね。



    >>28

    あら〜同じ人がいましたわ〜

    自分もあのシーン見た時「すごい美人さんだ〜」と思いました…



    (まあザラ派のせいでアスランが一足先にお労しさの洗礼を受けてしまったせいですね……)



    1周年記念にスレ主さんがグロ系書かれるのならせっかくなのでお蔵入りしていたグロ系を引っ張りだして見ますかな…(多分全然大したことないかもですが)

    せっかくなのでいつも通りの明るい話もやって2種類出せたらいいな…

  • 34文字書き いちか25/06/03(火) 03:35:46

    さてと、保守兼ねた雑談をば

    そう言えばバケツプリンですが、大きいものを作るならゼラチン入りのプッチンプリン風のものの方がいいらしいです
    まぁ、あんな大きなもの普通に蒸せませんから仕方ないですね
    今なら作る為のキットも売ってるみたいですけど
    まだ子供の頃に100年保障とかが付いてた実家にあったパンが焼けたりする凄く良いフライパンで、ケーキみたいに切り分けて食べるデカプリンなら作って貰った事ならありますが、あれも火加減が毎度大変そうでした(毎度端っこにすが入ってた)

    自分が遣ってる直打ちをうっかり消さない対策は、保険として投稿前に内容を選択コピーしておくことですかね
    万が一消えてしまったら、それをペーストするんですよ

  • 35二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 07:36:29

    寝落ちで書きかけのレスが消えるのはあるあるすぎますね
    なんなら書きかけの話も消えかけたことがあります
    アプリ閉じてなかったので戻す連打で何とかなりましたけど
    ……寝落ちする前にコピーや保存するよう気をつけないとですね

    本当は単純な嫉妬じゃなくてもっとじっとりしたかったんですけど描写力が足りませんでした
    要努力ですね

    グロ要素は不死スレ要素です
    せっかく閲覧注意つけてるのにあんまり活用されてないのは紹介文にも書いてるので偶には書かないと
    主さんが2つも出してくれるならより頑張らないと!

  • 36文字書き いちか25/06/03(火) 14:26:36

    書かれていない部分のジットリ具合は薄っすら察したというか、たぶんそうなんだろうなぁくらいは理解出来たので、そこまででもないとは思いますけど
    自分でもスレに投下してるSSでの場の描写や説明少ないのは読んでる側がある程度理解してる前提で書いている事も多いですし…

    吹っ飛んだり千切れたり的なヤツですね、要は
    下手するとゾンビもの辺りのホラー寄りになってしまうので、自分では今のところ書いてない方面の
    まぁ、不死スレでは腕千切れてるのまでは遣ってましたけども…

  • 37二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:48:02

    自分はたまに不死要素強めの話は書いてますね。
    2スレ目の時点でキラとアスランの半身吹き飛ばしてました。

    不死性を利用した話にするか例の人魚シリーズ読んでからふと思いついた話にするかちょっと悩んでます(19日までのタイムリミットから目を逸らしつつ)

    ついでに何かに使うかもしれないので画像をペタリ…

  • 38文字書き いちか25/06/03(火) 23:01:09

    今日は静かだなぁ…(遠い目)

    プリンと言えば缶詰の赤く色付けされたさくらんぼを連想する人です
    トッピングと言ったらやっぱりこれですよね
    ふと考えたのですがプリンのカラメルは、一緒に容器に入れて作るか後から掛けるかでも少し派閥っぽいのがあるような気がします
    ちなみに自分はカラメルなくても良い派です(まさかの第三の選択肢である)

  • 39文字書き いちか25/06/04(水) 05:01:41

    事の発端は数日前の遣り取り。ここ最近になって目に付くようになったトリィやプルゥに対して感じていた違和感の正体に関することだ。
    幾ら彼らが自作のメカである二体…否、ふたりを大事に扱い定期的なメンテナンスを行おうと物には何れ寿命が訪れるのはどうしても避けられないことの筈だった。
    それが作成してから数百年経った現在も何故か未だに何事もなく動いているだけでも異常なのに、最近になって不可解な挙動が増えたこと。
    もしかしたらふたりに意思のようなものがあるのではないかと疑い始めていたキラは、そんな事はあり得ないと憶測だけで語る幼馴染に真っ向から否定して掛かったアスランへ一つの提案をした。
    ――じゃあさ、実証したら信じてくれる?
    確かに作成当時から意思疎通に近い事は出来ていたが、それでもプログラムと言われてもまだ納得出来る範囲ではあった。
    だが、部品交換すら出来ない状況になって、後は壊れるしかないはずの小鳥の姿をしたロボットは未だに健在で、幾ら確認しても異常すらない。この現象だけでも理屈では説明が出来ないというのに、どう遣って実証するつもりだ。そう思っていた彼に、キラはかなり単純で尚且つ否定出来ない状況証拠を以って応えたのだ。
    「じゃあアスラン、約束通りバケツプリンよろしく♪」
    『トリィ(うん、こうなるとはおもってた)』『プルゥ(え、あれ、アスランどうしたの?)』
    突き付けられた証拠に少しの間愕然としていた彼は不敵な笑みを浮かべるキラを見た後、強引に押し付けられた賭けとは言え負けを認めるのが流石に悔しかったのか、釈然としない顔でくしゃりと髪を掻き揚げながら忌々しそうに盛大に溜め息を吐いた。

  • 40文字書き いちか25/06/04(水) 05:04:29

    彼は古い友人から教えて貰った知識で”それ”が何と呼ばれるのかを聞いた事があった。
    けれどそれはあくまでも伝承や物語の中の存在でしかないとも思っていたのだ。
    そしてそれをキラが並べた証拠と現在の状況が裏付けている。
    付喪神……持ち主から大事に扱われた道具や物品に魂が宿った存在。
    それは九十九年を過ぎ、百年で魂を得るとされるところから付いた呼び名だ。
    そしてそんな科学や理屈だけで説明出来ないものがこの世界には幾つもあることも、少なくとも身を以って理解してはいた。
    自身もまた人外の側へ足を踏み外した存在なのだから…。
    キッチンの方へ向かう彼へ小さな羽音が追うように付いて来て、ふわりとその肩にとまる。
    『プルゥ?(ねぇ、おこってる?)』
    気遣うように顔を摺り寄せてくるのに気付いたアスランは、その紫色の翼を持つ相棒頭を軽く撫でた。
    「……少しばかり納得は行かないが、それでも事実は事実なんだよな」
    どこか不服そうではあったがそう言った後、再度その頭を撫でると勝利宣言して来た幼馴染の顔を思い出したのかムッとした声音でボソリと呟く。
    「…まったく、何がバケツプリンだ」
    そして結局その後、彼の手に拠る子供の砂遊びバケツサイズの大きなプリンは出来上がる事になるのであった。

  • 41文字書き いちか25/06/04(水) 05:24:18

    取り敢えず、過程すっ飛ばしてオチのバケツプリン絡みのところだけ持って来ました

    今回、珍しく三人称目線にしてます

    暫くこの形態で書いてなかったので何だか勘が鈍ってる気がしますが

    実は細部の描写は主観が抜けてる分、こっちの方が向いてるんですよね

    その代わり言い回しが長くなるのが難という…


    >>37

    これは保守三連荘かなと思っていたら被りましたw

    かるーく心臓一突きとか色々遣ってましたよね、確かに…

    自分血みどろ系のホラー慣れしてるせいか、軽率に書くとケチャップ塗れにしかねないので一応自重してます

    勿論平穏な日常がメインだと思っているのもあって、中々そういうシチュにしづらいのもあるのですけどね

    そういうのは重いシリアス路線にしがちなので、特に

  • 42二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 11:09:36

    バケツプリンオチ待ってました!!
    キラとトリィが揃ってえっへん!みたいな顔してそうなのが微笑ましくて笑いました。
    あまりよく分かってなさそうなプルゥは相変わらず癒しですね〜

    文字書きさんの血みどろ系もいつか読みたいです(チラチラ)

  • 43二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 14:31:33

    そろそろ保守しようかなと更新したらお2人が被っていたようなので昨日は引っ込みました

    バケツプリン!
    キラとトリィのドヤ顔が目に浮かびます
    悔しそうなアスランと慰めるプルゥが癒しですね
    イザークから付喪神の話は聞いていそうだと思い以前自分もネタにしましたが、聞いていたからと言って信じるタイプではないのがアスランだよなーと読みながら思ってました

    不死スレのようにぶっ飛んでない以上、キラとアスランの不死性を利用するには敵が必要だと私は思ってます
    その敵を用意するのが難しいからその手の話は書きにくいなあとなるのですが
    今回はちょっと趣向を変えるつもりです

  • 44文字書き いちか25/06/04(水) 17:43:50

    つまり、危うく保守被りで三者居並ぶところだったのですか…w

    もう、お二人とも食い付き良過ぎですって
    明け方まで眠気半分で継ぎ接ぎしながら書いていたせいか、落ち着いて読み返したら誤字脱字誤用どころかてにおはの間違い、挙句にコピペ仕損じまで見付けたので、一旦寝てから投下すれば良かったと反省してます
    実は書き掛けていた続き部分は現実主義で合理性の塊みたいな思考しているところがある人物を納得させる為に、理屈を捏ねないとならないところがあったので証拠と反証で事実を受け入れて貰おうという部分が含まれていました
    まぁ、結局色々端折ってしまいましたが
    それにしても九十九(つくも)の年月を越えて、と書こうとしてたのに何かすっぽり抜けてたり…何かもうボロボロだなぁ
    貼り損じの部分はなくても話が通るので問題はなかったのですが、今回みたいな拗ね気味な物言いのアスランは自分としては割と珍しいので一先ず置いて行きますね

    ――――
    「あぁもう解った。作ればいいんだろう!?作れば!」
    してやったりとばかりの笑みのキラを前に大きな溜め息と共にアスランが少し悔しそうな様子で捨て鉢気味にそう言い、キッチンの方へと踵を返して去って行った。
    不服そうな辺り負けず嫌いの彼らしいとも言えたが、少しするとそちらの方から戸棚などを開けたりする音が聞こえだす。
    恐らく材料の確認でもしているのだろう。

  • 45文字書き いちか25/06/05(木) 02:53:30

    さてと、保守代わりに駄弁っておきますか
    …自スレの続き書こうとしてたのにうっかり寝落ちて今頃起きて来たのは内緒です

    某スレでトリィに話題が及んでいたのですが、曰く「寄り添うものにして言葉なき水先案内人」と評されていて言葉選びの綺麗さとその的確さに地味に感動を覚えたので、忘れない内に雑談として吐き出しておきますね…

    周年ネタは、こちらもぼちぼち進めてます
    キラ誕ほど筆が暴走はしてないので、割とこぢんまりしたものになるんじゃないかとは

  • 46二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 07:23:53

    >>45

    人様のスレでこんなこと言ってはだめですが…


    トリィについての話なら大歓迎です!!!

    めちゃくちゃいい表現ですね……

    寄り添うもの、水先案内人…すごく納得です。


    オーブでの再会もトリィがアスランの元へキラを案内したとも見えますからね。

    (あの時のトリィはやっぱり自分からアスランに気づいて飛んで行ったようにしか見えない…)

  • 47二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 14:24:53

    >>44

    なくても話は分かりますがあると尚いいですね

    キラは予想通りですし、即材料確認するのがアスランらしいです


    やはりトリィは導き手といった印象を受けるんですね

    キラとアスランをオーブで引き合わせたり、キラを迎えに来たりと案内人に呼ぶに相応しいと思います


    周年用🎲

    dice1d100=83 (83) 

    1ほど不味い、50ほど普通、100ほど美味しい


    特に設定なかった気がするのでダイスで決めてしまおうかと

  • 48二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 21:50:28

    うーん……周年話がWriteningになりそうな予感
    ダイスは面白いところを引いてくれました

    出来れば19日より前に1本書きたい気はありますが他にネタがなあ
    明日か明後日の自分に期待しましょう

  • 49二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:16:14

    このレスは削除されています

  • 50二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:21:26

    【入れ替わり part.2】


    まだ元には戻れていないが、特に大きな任務もないまま5日が過ぎようとした頃…


    「視察?」

    「うん。プラントの高官が本部や関連施設、あとミレニアムも見に来るんだってさ」

    「唐突だな」

    「本来ならもう少し先の予定だったんだけど……急に日程を前倒ししたいって連絡して来てさ……で、2日後になったんだよね」

    プラントの高官の嫌がらせだよ〜あのおじさん、コンパス…というか僕をあまり良く思ってないんだ……とキラは溜息と共に呟いた。

    「なるほどな。少しでもおかしなところがあれば……というやつか」

    「そんなことしてる暇あるならもっと他にやることあるでしょって感じだよね。明後日までに元に戻れてたらいいけど……もしもの時はさ、アスランなら大丈夫だよね?」

    「誰に向かって言っているんだ?」

    「ふふ……そうだった!じゃあよろしくね?“ヤマト准将”」

    「ああ、任せろ。お前にもそばにいてくれるんだろう?“ザラ一佐”」





    「急なことで色々と迷惑かけちゃってるけど、今日は大事な視察があるからみんなよろしくね」

    「それから俺達のことでご心配をおかけしていましたが、それもなくなりました」

    朝のミーティングでそう告げるキラとアスランは、どうやら奇跡的に元の体に戻れたようだ。これまでにもお互いのフリをしたことはあったがあまりにもバレバレだったこともあり、全員がほっと胸を撫で下ろした。


    そして視察の結果がどうなったのか……それは歯を食いしばりながら帰っていく高官の様子から一目瞭然であった。


    ※高官代理画像

  • 51二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:27:20

    視察団も帰り、ようやく一息ついたミレニアム内出会ったが、突然アスランがキラに飛びついた。

    「さすがアスランだったよ!!」

    「おい、みんなが見てるんだからくっつくな!!」


    「「「え?」」」


    動揺が広まる中、代表してシンが声をかける。

    「やっぱり元に戻ってなかったんすね」

    「僕達も朝起きたら奇跡的に戻ってないかな〜とは祈ってたんだけどね」

    「そんな都合が良いことは起こらなかったがな。それにしても良く気づいたな」

    「まあ俺は勘ですけど」


    恐らくはシン以外にも一部の者は気づいていた。

    「だって心配はなくなったとは言っていたけれど、元に戻ったとは言ってなかったもの」



    「キラに恥をかかせる訳にはいかないからな」

    「普段はそこまで成りすます必要もないからね」

    いつもよりは本気で演じたのは間違いないのだが、姿と声が本物だとしても、あまりにも完璧に演じ切ったことにみんなは恐れ慄くが…

    「それにキラの真似なんてキラを見ていれば簡単だろ?」

    「こう見えてもアスランって結構分かりやすいよ?」

    何でもないことのように話す二人にその場にいた全員が心を一つにして、心の中で叫んだ。

    (((それができるのはあんたらだけだよ!!!)))

  • 52二次元好きの匿名さん25/06/05(木) 23:37:18

    本当なら中身アスランな准将殿がメイリンに調べてもらった高官の秘密を盾におど……有利に会話したりともっとかっこいい感じにしたかったけれどそんな高度な会話戦は書けませんでした…


    この二人ならお互いのちょっとした仕草の癖とかも熟知してることでしょう



    >>47

    何となくこのダイスが意味するものが分かりました。

    かなり美味しいとのこと…俄然楽しみになりました!

  • 53文字書き いちか25/06/06(金) 06:55:50

    予告のあった、入れ替わりの別の話ですね

    二人の互いのエミュが完璧過ぎて、ネタばらしした直後にいつもの皆さんが慄いてるのに笑いました

    それまで、それっぽい感じくらいで真似にすらなってない状態からのガチの完コピを披露されては、そりゃあ大半は気付く訳がないですよね

    ちょっとした打ち合わせだけでそれを完全にやってのけられたのでつい、恐ろしい子…!という某漫画の台詞が脳裏に過ぎったのは内緒です


    >>48

    自分もダイスは薄っすら察しました

    Writening行きになる程とは、中々凄まじそうですね…

  • 54二次元好きの匿名さん25/06/06(金) 14:48:43

    ちょっと時間がないので簡単に
    やろうと思えば完璧にエミュできるのはさすが主さんの2人ですね
    自分のとこならまずデスリセで強制解決して本人に仕事させます

  • 55文字書き いちか25/06/07(土) 00:04:25

    毒ぶち撒けたくなかったのでレス控えてたんですが、そろそろお時間ヤバそうなので諦めました
    保守していきます
    まぁ多くは語りませんが、現在大分ご機嫌斜めでして…
    何分萎える方向から怒りの方に振り切れたので若干攻撃的になってるものですから
    取り敢えずAV(アニマルビデオ)でも観て気持ちを落ち着けてきます…

  • 56二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 07:00:50

    すみませんね、ご機嫌が悪いことは察していましたが保守までお任せしてしまってました

    向こうで提案してますのでご検討よろしくお願いします


    >>50

    改めて感想を

    強制で戻すのではなくエミュで乗り切れるほどお互いへの理解が深い2人はいいですねえ

    本気を出せば身近な人以外は見破らないレベルでなりきれるとは

    最後の心の叫びには思わず同意してしまいました

  • 57二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 07:07:34

    入れ替わりに関して省いてしまった部分ですが、アスラン(inキラ)にはトリィが、キラ(inアスラン)にはプルゥがいつもより長く肩や頭に止まってたりしてます。

    多分ハインラインとかはその違いで気づいた感じですね。

    文字書きさんの気分が少しでも晴れるように何か可愛い(?)感じの話考えます!!!

  • 58文字書き いちか25/06/07(土) 13:04:22

    有難うございます、お気を使わせてしまったようで申し訳ないです
    普段ここまで怒りを溜める事自体少ないのですけど、こちらの意の外で好き勝手にされてるものですから段々と収まらなくなってしまいまして…昨晩は3回くらい盛大な愚痴を書き込みかけては投稿前に消してました
    ここまで相手を問わずレスを消せるとなると、最低5つくらいの複IP持ちで大量報告しているか自分とIP被ってるかの2つくらいしか思い当たる節がないのと、前者だとそこまでの手間掛けてまで消すかなというのは以前から考えていたので、一番有り得る線と言ったらスレ管理者とのIP被りしかないだろうなと…(とは言え管理人さんも報告内容確認しないで脳死で削除してるっぽい可能性が高いのですが)
    一応こちらで出来そうな対処として今のスレ終盤でIP変更を試みてみますが、最悪はご厚意に甘えてスレ主さんにスレ立てお願いするかも知れません
    IP被りならこれで削除荒しは止まるでしょうし、収まらないなら複数垢から大量報告されてるという原因が突き止められます
    ま、この程度で筆を折るような玉ならこんなところで物なんて書いてませんから、安心して下さいな

  • 59二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 16:18:45

    【いつになるかな】


    まだふたりが付喪神化していると気づかれていなかった頃のお話


    「トリィ、こっちに来てくれ」

    アスランの呼ぶ声が聞こえて振り向くと手には工具が握られている

    もう僕達は部品の交換もメンテナンスも必要なくなっているのに2人は気づいてくれない

    …キラは気づきかけているのか手入れの存在を忘れちゃってるのか、最近は全然バラそうとしてこないなあ

    そんなことを考えながらアスランからしばらく逃げ回る……最後は捕まってあげるけどそろそろ気づいてくれないかな


    「なあキラ、最近トリィおかしくないか?」

    「んー、何が?」

    「ここ数年くらいメンテナンスしようとすると逃げるんだ。以前はそんなことなかったんだが」

    「逃げるのはメンテナンスの時だけ?プルゥは?」

    「そうだな……普通に呼んだ時は来てくれるんだが、工具を持っていたり点検するぞと声を掛けると逃げられる。プルゥは普通に受けてくれるぞ」

    「……反抗期かなあ」

    「反抗期って……トリィはロボットだぞ」

    「プルゥは大人しく受けてくれるんだね。ちなみに悪いところはあったの?」

    「…………いや、ここ何年か悪いところも消耗した形跡も一切ない」

    「ならしばらくは様子見でいいんじゃない?」

    「お前なあ」

    「大丈夫大丈夫!悪いことにはならないよ、多分ね」

  • 60二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 16:19:46

    (どうしてプルゥは逃げないの?)

    (だって逃げたらアスランが悲しそうな顔するから)

    (プルゥは甘いなあ)

    (トリィだって最後は捕まってあげてるじゃない)

    (まあね。大事に思われてるのは分かるから……だから早く僕達のこと解ってほしいよね)

    (うん!待ち遠しいなあ)

  • 61二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 16:22:30

    思いつきで書いたので粗があっても流してください
    あんまりトリィとプルゥが幼そうな口調になってないのは、スレ主が子供の口調をよく分からないからです

    少しでも癒しになれば

  • 62二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 18:20:30

    このレスは削除されています

  • 63二次元好きの匿名さん25/06/07(土) 18:25:00

    いい加減そろそろ気づいてよ〜っていう可愛い反抗期ですね〜
    キラが完全に気づいてからアスランが気づくまで、3にんでやれやれだね〜みたいな会話してそうですね


    ネタが降ってきたので今から書いてきます!
    今日中には出したいところ…

  • 64文字書き いちか25/06/07(土) 23:59:53

    わ、何か可愛いの来てた…
    そんなの要らないのにー、と逃げ回っても結局何だかんだで捕まってあげてるトリィも、呼ばれたら素直にメンテさせてあげてるプルゥも可愛くてほっこり
    ロボなボディなのでメンテで分解されたところで何か体弄くられてるくらいにしか感じないのだろうかとか、そういうところが気になって色々想像してしまいました
    こういうところの設定もざっくり考えとかないとだなぁ、こっちも

    何だか皆さんには重ね重ね気を遣わせてしまって申し訳ないです
    本当に有難うございます
    怒りを維持するのはエネルギーが要りますし、疲弊する前に早々に自分のご機嫌取りして切り替えましたから余り心配しないで下さいね(まぁ、腹が立った分だけ毎日角に小指ぶつけて痛い思いをするようにお願いしましたけど)

  • 65二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 09:00:05

    主さんが可愛いお話書かれている様子なので保守してお待ちしておきます

  • 66二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 09:40:07

    「アスランおきて!!」

    「すぅ……すぅ……」

    「むぅ……よし、トリィ!プルゥ!つつく攻撃!!」

    『トリィ(はーい)』『プルゥ!(はーい!)』


    「うわ!?すごいチクチクするんだが!?」

    「やっと起きた」

    「お前なあ……いきなり何する…………は?キラ?」

    「うん、僕だよ」

    アスランの目の前にいたのは、どこからどうみても推定5歳くらいの子どもであった。



    「起きたらもうこうなっててさ。僕もびっくりしちゃったよ」

    「本当に小さくなってること以外に不調はないんだな?」

    「うん」


    キラの見張りをトリィとプルゥに託してからアスランは急いで服を買いに行く。午後はキラが行きたがっていたカフェにケーキを食べに行く予定である。何も今日じゃなくても、と言ったがどうやらキラが食べたいケーキが今日までの期間限定メニューらしくどうしても行くといって聞かなかった。


    「強情なのは体が小さくなっても変わらないな」

    「自分に素直って言ってよ。あとアスラン抱っこして」

    「こんな外で出来るか」

    それでもキラがぶーぶー言うので仕方なく手を繋ぐことにした。まあ危なっかしいからこれくらいはな……それから先程から熱い視線を何度も感じるのが気になるが、敵意ではなさそうなので放置することにした。

    ちなみに今日はトリィとプルゥも一緒に連れて来ており、キラが肩からかけてるバッグに静かに入ってる。

  • 67二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 09:48:06

    美味しそうにケーキを頬張るキラを見て苦笑する。

    「口周りにクリームが付いているぞ。お前は子どもか」

    「子どもだもん。あ、アスランのやつも味見させて?」

    「食べすぎて夕飯が入らなくなっても知らないからな」

    「甘いものは別腹だから大丈夫!」


    ……ここでもやはり視線を感じる。片方の見た目が子どもとは言え男2人が来るのは変だったのだろうか……?確かにこのカフェは女性客が多いが……。だがキラが気にしてないならいいかと視線を戻すとまだ鼻にクリームを付けっぱなしだったのでお手拭きで拭ってやった。



    帰り道も手を繋いで歩いていると上機嫌で鼻歌も歌っていたキラがウトウトとし始めたのを見て立ち止まる。

    「眠いのか?」

    「うん……おなかいっぱいに……なったからかな……」

    精神は元のままでももしかしたら身体に引っ張られてるのかもしれないと思い、ゆっくりと抱き上げる。

    「寝ててもいいからな」

    「うん……」

    しっかりと抱き止める腕に安心したのか、キラはそのまま夢の中へと旅立つ。

    キラのカバンがモゾモゾと動くので、周りに人がいないのを確認してふたりに声をかける。

    「ここなら出て来てもいいぞ」

    気を遣ってかふたりはカバンの隙間からひょっこり顔を出すだけに留まった。

    『トリィ(キラねちゃった?)』『プルゥ(だいじょうぶ?)』

    「ああ、お腹いっぱいになって眠くなっただけだから大丈夫だ。それから帰ったらふたりはキラの子守りを頼む」

    『『トリィ!/プルゥ!(任せて!)』』


    いつもより小さい手はギュッとアスランの服を掴んでおり、キラが落ちないようにもう一度力を込めて抱きしめるとアスランは帰り道を急ぐのだった。

  • 68二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 09:51:33

    直前になっていやここはもうちょっとこうかな…とか画像変えよう…とかやっていたら日付が変わってました。


    文字書きさんの気持ちが晴れますように!!

  • 69二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 14:34:58

    可愛い!!

    今回はキラだけ子供化だからか世話焼きアスランの面目躍如でなんだかアスランも楽しそうです

    キラも子供というのを生かしてアスランを振り回すのがらしいですねー

    周囲の目線はイケメンと子供の組み合わせが珍しいのか、キラの牽制がないせいで熱い視線が注がれているのかどうなんでしょう


    ちょっとまとめを整理しました

    文字書きさんのトリィとプルゥが出る話を時代不明から【トリィとプルゥ】で分けました


    メモを更新したついでに>>25の補足

    アスランが見たのはキラがコックピットで泣くシーンとその後コックピットを出てラクスと抱き合うところ(一応ラクスとはアスランには分からない仕様)

    自分が原因でキラを泣かせ、その後涙を拭う役目も奪われた…という理由で暗い顔してました

    キラの涙を拭いながら笑ったのは"今度はちゃんと俺の前で泣いてくれた"という後ろ暗い感情から


    お互い自分の前で感情を出して欲しいというのは一緒だけど、キラはそれよりもアスランの心が心配

    アスランは自分のせいで泣かせたのは気になるけどそれ以上に自分以外に泣きついたシーンを見せられたのが堪えた…というのが書きたかったのです

    説明しなくても伝えられるよう書けるようになりたいですね

  • 70文字書き いちか25/06/08(日) 17:34:01

    子供と動物には勝てないとはよく言いますが、これまた随分と破壊力が高そうなものをお出しされてしまった…
    起きないアスランへふたりにポケ○ンよろしく突き攻撃させて起こすところから始まり、急に子供になってしまったことすら優位に使って始終楽しそうなキラが可愛い
    そしていつも以上にアスランが保護者…というかオカンになってるのも面白かったです
    傍目に二人は歳の離れた兄弟のように見えていただろうし、しかも女性客の多いカフェなんていう条件下で人目を引くレベルのイケメンが子供の世話なんて焼いてたら、それは思わず見ちゃいますね
    それから体力やらが見た目相応まで下がってるせいか、子供あるあるな突然の電池切れからの抱っこに服をぎゅっと掴んでるところまでのお約束なコンボ…有難うございます
    思えば5歳ってことは出会った当時(より少し小さい)くらいの見た目なんですよね
    しかも、ふたりもちょっとお兄ちゃん気分を味わってそうで何より、こちらも可愛かったです

    お二人ともお気遣い有難うございます
    こちらはもう、腹立ち紛れで自スレ用にくっそ甘いやつ(当社比)書くくらいには開き直ってますので、そんなに心配しないで下さいね

  • 71二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 20:27:15

    >>69

    キラの牽制がないのもそうですが、超イケメンが超可愛い子をつけてるのでまあ注目の的ですね

    アスラン本人は無自覚ですがキラが子どもの姿故にいつも以上にデレてるというかオカンしてるので雰囲気も柔らかいので…


    アスランからしたら自分の前で泣いてくれない=頼ってくれない、自分以外の誰かがいる=自分の役目がなくなるという恐怖もありそうですね。

    (自分のところのアスランで考えるとキラに頼られることが自己形成の大部分を占めてるので…)



    >>70

    そうなんですよね。

    子どもあるあるの電池切れ+服をギュッと掴む可愛いやつをやりたかったので喜んでもらえて良かったです。

    ド甘い話も待ってます!!



    そのうちことキラとアスラン逆転バージョンもやりたいところ…

  • 72二次元好きの匿名さん25/06/08(日) 21:17:10

    周年話書けましたー…… Writeningで出します
    怪文書っぽいものを周年に出すのはどうなんだ?という気もしますが
    せっかく画像も作ったので当日に貼りますね
    内容はダイスのせいで予想ついてるかもですが、予想を裏切らない出来になっているといいなあ

    これで心置きなく1周年を迎えられそうです
    見直しとかはしますけど他の話とか考える余裕は出来そうで一安心
    お2人のお話ものんびりお待ちできますね

  • 73文字書き いちか25/06/09(月) 05:03:04

    >>72

    自ら怪文書と言う程とは、一体どんなものがお出しされるのやら…

    ともあれ、脱稿おつかれさまです

    こちらに直に出せないというだけでもう色々想像してしまいますね


    例え夢であっても彼が泣く胸を貸すのが自分以外だというのは承服出来なかったんだけど、でも現実では目の前で泣いてくれたのでそれでいいんだって昏く笑ってしまった…うん、これは重いしジットリだしどこか歪でもある

    まぁ、これってある種の特権のようなものですからね、自分は相手の特別である…みたいな

    確かに、心配されてる裏でこんな事思ってしまってる自分には気付かれたくはないですね



    >>71

    わ、今回の逆のパターンですか…それも楽しみです


    腐って毒撒いてる暇があったら自分の為に何か書いてた方がいいですからねー

    どこまで甘くなるかなぁ…大して甘くなってなかったらどうしようとは思ってますけど


    こちらも何となくの周年の進捗でも

    大した内容じゃないのに冒頭だけで1000文字超えてます(これにはちょっとした原因があるのですが)

    あと10日切ってるのに…取り敢えず頑張ります

  • 74二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 13:14:15

    >>72

    スレ主さんお疲れ様です!

    もう出来上がっているとは…さらにはWriteningですか…ふふふふ…楽しみにしてますね…



    >>73

    ほほう…冒頭だけでも1000文字…

    つまりは中身はもっとすごいことに……?(勝手にハードルを上げていく)



    こちらの進捗はですねえ…

    当日に上げられたらいいなって感じです!!(土下座)

  • 75二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 13:19:35

    エロゲー・グロゲー並みに大量の注意喚起が必要になりそうなほど不死スレ要素やら怪しい雰囲気満載話となってます
    でも注意喚起すればするほど、読む前からネタバレされているような気持ちになりそうだと考えると加減が難しいですね

    冒頭だけで1,000字はなかなかの大作になりそうでワクワクが止まりません
    自分の方は2,200字ほどの予定です
    少し手直ししているので前後するかもというところ

  • 76文字書き いちか25/06/09(月) 18:35:13

    >>74

    ええぇ…土下座て、こっちも地味にエライ事になってて間に合うか自信ないから人の事言えないんですよー

    本来だったら1スレもあれば間に合うようなネタに、周年だしといつもはしない小細工入れた自分のせいなんですけど…(あうあう)


    >>75

    こっちはもう既に3レス消費は確定してます

    内容だけに流石にキラ誕ほどにはならないはずだとは思いますけどね

    どうしてこんな状態になっているのかは、恐らく出来上がって来たモノを見た瞬間解って頂けるのではとは思います

    本当に普段は遣らないことしてるので…

    気付かれたようですが、それ以上は言わない方がいい気がします

    ダイスの段階でも薄っすら内容察してしまった部分がありますから

    勿論自分もエログロ耐性は問題なくありますのでその辺りの心配は要りませんし、これ以上は当日のお楽しみにさせて頂きますね

  • 77二次元好きの匿名さん25/06/09(月) 23:04:42

    主さんも文字書きさんも日付に追われずにゆっくり納得いくもので大丈夫ですよ

    文字書きさんの普段やらないことで1個思いつくものがありますが当たるかな?

    自分もお口チャックしたいのですが書いたらすぐ出さないと言いたくなっちゃうんですよね
    日付指定が向いてないなあ
    あるいはもうネタバレしすぎたしこれ出して新しいの書くべきかなあ……そうすると今度は間に合わなくなるのが目に見えてますが
    何か別の話書いて気でも紛らわしたいけどそんなにポンポン浮かばないものですね

  • 78文字書き いちか25/06/10(火) 04:41:34

    まぁ、自分も早くネタばらししたくてウズウズしてしまう人なので、気持ちは解らなくもないです
    書いた物への補足や解説が何だかんだで多いのは、正直これの延長ですしね
    こういう時は掛け持ちしているのをいい事に、別の話を書いて出来るだけ意識を早々にそっちに向けてしまいまうことにしています

    自分の場合、締め切りという目に見えるゴールは出来ればあった方がいいタイプの人間ですので、余りに悠長に書いていると何ヶ月掛かるかわかりませんから
    勿論余裕はあった方がいいし、追い詰まると碌な事にはならないのは確かなんですが(誤字脱字的な意味でも)

  • 79二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 13:00:41

    6月はこれといったイベントがないのでさらにネタが浮かびませんね

    主さんが反対バージョンを書く、で思い出したのが記憶喪失ネタの逆バージョンだったのですが、キラが記憶をなくしても自分のところは平和そうと言った通り面白くならない気がするんですよね
    ……でもやりようはあるかな?
    ちょっと考えてみます

  • 80二次元好きの匿名さん25/06/10(火) 19:46:38

    グロ系ではなくもう一つのシリアス話を書いてるんですが…思ったよりも長くなってしまってますね…

    ちょっと書きたい要素詰め込んでたらくどい文章になってる気もしますが周年記念なのでやりたいようにやってもいいかなと…


    その代わりいつもの甘いor可愛い系の話はさらっと終わりますが



    >>79

    言いましたね…?

    キラの記憶喪失話も楽しみにしてます!

  • 81文字書き いちか25/06/11(水) 03:58:44

    あぁ、ありましたねぇ…記憶喪失ネタ
    自分ところはもう二人とも遣ってしまった後ですけど…

    関東も梅雨に入りまして、雨の少なかった去年と違い外で雨音がずっと聞こえてます
    それでも逆に気圧の上下が少ないせいか、雨模様ではありますが頭痛はなくて助かってますね
    濡れるのは好きではないのですが、雨が降ってる光景は好きなんですよ
    作業してますが、静かな中に雨の音が聞こえるだけで落ち着きますし
    これでサクサク執筆が進むのならば、尚良いのですがね…(遠い目)

    自スレのは甘いのというか…いつものラブコメになりそうでどうしようかなぁという状況です、頑張ってはいますけど(例に拠って予定は未定)
    本当はデロデロになるくらいの書きたいんですけどね、それも床を悶絶して転がりながら血反吐の代わりに砂糖吐くくらいのヤツが理想…

    雑談ついでに
    そう言えば自分の好きな作家さんの話を出した時に年代的に知らないだろうと言うことで、皆川ゆか氏(小野主上がホワイトハート文庫で十二国記を出してた頃より少し前から少女小説ジャンルで割と重いオカルト寄りの話を書いてた方)の名前は出していませんでしたね
    当時、文庫の紙面の上半分しか文字がないのが当たり前の作家さんが多かった中、ページ一面真っ黒になる程の文字で埋め尽くすような文章量でぎちぎちにしてくるような方でして…実は自分の作風の影響はこちらからの方が大きいと思います

  • 82二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 07:35:20

    色々理由があって自分の書いた話やレスを読み返していたので記憶に新しかったのですよ

    とりあえず書いてみることにします


    >>64

    これに返そうと思っていたのに抜けてました

    付喪神化した後のメンテナンスにどう感じているのかですが、健康診断みたいなものじゃないでしょうか

    必要なんだろうけど触診とか嫌がる人もいるでしょうし、バラされるのは採血とか検尿みたいなもので感覚的に苦手だなあみたいなイメージでした

  • 83文字書き いちか25/06/11(水) 17:22:26

    おっとギリギリ…

    以前に書いたものを意図的に対比として使ったりする事があるので、描写してる単語なんかを確認するのに自分も読み返したりしますからね…ついそのまま読み耽ってしまったりしますけど

    なるほど、どこも悪くないのに病院で検査される時みたいな感じのイメージなのですね
    自分は元に戻して貰える前提で意図的にバラされるのと、壊されるのとでは別物なのでその辺どうなんだろうなぁって何となく考えてました(一応付喪神化した時点で若干の自己復元能力みたいなのが付いてるとも思うので、破損しても何れは直る筈)

  • 84二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 18:21:06

    可哀想すぎて書かないというか書けないとは思うんですが、トリィとプルゥがキラとアスラン庇って損傷する(けれど自己修復はちゃんとする)話とかもありかなと思いました。


    ちょっとした汚れとかを拭いてあげるときは、濡れた髪を拭いてもらうとかそんな感じでしょうかね?
    あと場所によってはくすぐったいよ〜みたいな感じになってたら可愛いと思いました。

  • 85二次元好きの匿名さん25/06/11(水) 23:46:09

    >>83 >>84

    個人的に思うところではと前置きしますが、付喪神にも2種類あると思います

    本体が器にあるか、魂とか霊体みたいなものか…です


    本体が器なら壊されたらお終いですけど、このタイプはほぼほぼ敵とか悪霊タイプだと思います

    本体が霊魂系なら器はただの物なので壊されても時間をおけば復活するかと

    修理すれば即直るとも思います

    こっちのタイプは想いに反応することが多いので、大元を忘れられない限りは永遠に存在し続けることが可能だと思います

    特殊なところだと怪異殺し系は直りが遅くなるとかありそうですけど

    もちろんトリィとプルゥのイメージはこちらです

    キラとアスランが作った時のふたりを忘れない限りは永遠に一緒だと考えてます


    余談ですが自分は『ぬらりひょんの孫』が好きです

  • 86文字書き いちか25/06/12(木) 06:06:08

    その辺、自分のところは妖魔夜行辺りからの影響強めですね(後はゲゲゲの鬼太郎とか)
    他の付喪神とは個体差がある前提ではありますが、ふたりは付喪神に成る段階で元々持っている能力以上には特に色々変わった能力を得ることを求めないことを対価に、二人とずっと一緒に居る事を願ったので実質不滅に近い存在になっている…そんな感じです(本来ひとつの物をふたりで分け合ったので、ふたりで一人みたいな部分もあります)
    少なくとも命が宿って付喪神となった時点で物として劣化はしなくなったというところは、全員共通の解釈でしょうけど

    さて実質あと一週間ですか…そろそろ追い込み掛けないと(余裕があると思ってはいけません、と自分に言い聞かせつつ)

  • 87二次元好きの匿名さん25/06/12(木) 15:25:20

    書き終わっているので自分はのんびりしていますが、無理に19日に合わせなくて大丈夫ですからね?

  • 88二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 01:13:25

    >>84

    破損したらブチ切れ戦闘モード待ったなしな恐ろしいことになるのは間違いないですなあ(保守民)

  • 89二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 05:30:33

    天気とは時に急変するものである。


    (プルゥ!早く!)

    (トリィまって〜)

    ふたりのロボット鳥は大雨の中を懸命に飛び、大木の枝へと降り立った。

    (すごくふってきちゃったね)

    (うん…テレビでは今日は晴れるって言ってたのに)

    ふたりは止むことなく降り続く雨をじっと眺めた。


    今身を寄せている家は街の外れにあり、周囲には人がほとんど通らないのでトリィとプルゥは時々外を飛ぶことを許されていた。

    今日もふたりはあまり遠くには行かない、暗くなる前に帰る、といういつもの約束をキラとアスランとしてから、二人に元気良く行ってきます!!と言って飛び出した。


    お気に入りのお散歩コースを飛んでいると急に空が雲に覆われ、どこか遠くではゴロゴロと鳴り始める。

    ふたりはすぐに回れ右をして来た道を戻ろうとしたが、雨足が強くなる方が早く、この大木に着く頃には土砂降りにまでなっていた。


    いくら葉っぱが生い茂る大木とは言え、雨を防ぎきることはできない上に、雨も止む気配はなかった。

    (あめ、やまないね)

    (そうだね。せめてもう少しだけ弱くなってくれたらいいけど…)

    (…なんだかさむいな…)

    (濡れちゃってるからかな?プルゥ、もっとこっちにおいで。くっついてたらさむくないよ)

    (ありがとう。ねえ…ぼくたちかえれるかな…?)

    (大丈夫だよ、一緒に帰ろう)

    トリィとプルゥは寄り添ってじっと待ち続けた。


    「ーーー!!」

    「ーーー!!」

    どこか遠くで自分達を呼ぶ声がする。

    偶然にもほんの少し雨の勢いが弱まってるを見てトリィとプルゥは力強く羽ばたいた。

  • 90二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 05:32:55

    「ふたりとも良かった…!!いきなり降り出すから心配で心配で……」

    (迎えに来てくれてありがとう)

    「大分濡れてしまっているが無事で安心した。今タオル持ってくるから待ってろ」 

    (しんぱいかけてごめんなさい)



    「錆びないといってもちゃんと拭いてあげないと寒いもんね」

    (少しくすぐったいよ。あとキラもぬれてるからちゃんと拭かないとだめだよ)

    「ごめん、くすぐったかったね。あと僕はアスランが吹いてくれるからいいの」

    (キラらしいや)

    「それくらい自分で拭け!プルゥ、体に違和感はないか?」

    (だいじょうぶだよ。アスランがふいてくれたから)

    「それなら良かった。……はあ……キラも拭いてやるか……」

    (アスランやさしいね)



    トリィとプルゥを拭き終わり、みんなで一息ついていているとキラがあ!と声を上げた。

    「そうだ大切なこと言ってなかった」

    「確かにな。プルゥ、トリィ!」


    「「ふたりともおかえり」」

    ((ただいま!!))

  • 91二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 05:40:15

    すみません、ちょっと気分転換に別の話をやってました(進捗からは目を逸らす)


    >>81文字書きさんの梅雨の文字を見てふと思いついたやつですね

    今回は35さんのトリィやプルゥの絵や団欒画像を使わせていただきました!!


    改めて書くとトリィとプルゥの口調難しいですねえ…

    でも書かのは楽しかったです。

  • 92文字書き いちか25/06/13(金) 14:44:29

    そうですね、気分転換は大事ですよー(別件含めて目を逸らしつつ)

    土砂降りに身を寄せ合って雨宿りしているふたりが可愛い
    そして、ふたりを迎えに行ったキラへ一度は自分でやれとしつつも、結局拭いてあげる激甘対応にニヤニヤ
    ふたりの口調は、自分も書いててどの程度賢くていいのかとなるので毎度の悩みどころです
    …そういえばふたりのボディって樹脂系なのか金属なのか、どっちなんだろう?

  • 93二次元好きの匿名さん25/06/13(金) 21:49:14

    今回も可愛さ全開ですね
    なんだかナチュラルにふたりとコミュニケーションとれているのがツボりました
    ふたりのやりとりも可愛いし、アスラン任せなキラと相変わらずキラに甘いアスランにも癒されました

    気分転換は大事ですね
    あまり焦らずに、満足いくものが書けますように

    トリィ達は金属製かなあ?
    でもリアルにはない金属だろうなあくらいに思ってました
    樹脂だと耐久性が足りなさそうで
    洗濯機の時点で駄目になりそうって思っちゃいます

  • 94文字書き いちか25/06/14(土) 06:10:50

    加工の時点では樹脂の方が確実に遣り易いので、思わずどうなんだろうなぁとなったんですよね(当時のアスランは12歳くらいですし、引越しを控えた忙しい合間で作ってたのとか考えると更に色々難易度が…など)
    その上現実的なことを考えた場合は更に重さや強度の兼ね合いが難しそうですし、CEには扱い易くて丈夫な手に入り易い素材があるんだろうなという適当な事にしておいた方が良さそうです(その辺の考証は宇宙の彼方にぶん投げつつ)

    時期ですし紫陽花辺りで筆休め的にエミュ書けないかと思ったのですが、良い感じのが来ないので一先ず保留しときます
    紫陽花は和名で別名ハイドランジア、一般的に紫陽花と言われるものは日本原産の額紫陽花が海外に渡って品種改良されたのが逆輸入的に入って来て広まったものらしいですよ
    それと、アナベルという良く似た花(ほぼ親類みたいなもの)もあります(何か最近よく見掛けますね、この名前…)

  • 95二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 13:29:33

    キラの記憶喪失編は構想自体は出来ているのですがまだ全く書けてません
    今日明日で書かないと来週は夜時間が取れなさそうで……すみませんが保守をお任せするかもしれません
    周年話は書き上がっているだけにそちらは良かったです

  • 96二次元好きの匿名さん25/06/14(土) 14:51:03

    今回はうわ〜トリィ可愛い〜プルゥ可愛い〜と自画自賛しながら書いてました。
    可愛い、癒されたと言ってもらえて本望です。

    周年は大まかにはできましたがこれ入れよう、これいらなくない?というのをずっと交互に繰り返してますね…
    おっとこうしてるうちにまた違うネタが降ってきたぞ…

  • 97文字書き いちか25/06/14(土) 23:22:52

    任されました、という事で裏作業しながら保守っときます

    自分が何でここまでドタバタしてるのかについての答え合わせはその内自ずと解ってしまうと思うので、ここではジッと我慢の子で黙っておくことにします
    …本当は話したくてだいぶウズウズしてるんですがw

  • 98文字書き いちか25/06/15(日) 06:12:25

    さて、周年も近いですしここらで物書きしている時の殆ど参考にならないお話しでも
    自分のお話の構成の仕方なのですが、あんまりハッキリ結末を考えないままもやもやした形状のないものを思うままに直に原稿として書き出して辻褄を合わせながら整えて行くという、結構行き当たりばったりな書き方をしています
    一応小説の書き方講座みたいなものも結構読んで勉強もしたのですが、気が付けば独学かつ自己流でプロットなんかもあるようなないようなでしかなくて、この場面が書きたいというところへ向かって言葉を連ねて行くという感じに落ち着いてしまいました(設定だけはみっちり詰めてますが)
    うん、全然参考になってないですなぁ、偉そうに講釈色々垂れ流す癖に…

    肝心なものを書いている時に限って別のネタが降って来る…執筆中あるあるですね
    お陰で作業が脱線するのなんのって…やれやれです

  • 99二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 09:49:37

    ちょっと空気を読まずにお話用ダイスをば


    何日?

    dice1d26=2 (2) +4日


    周年用のお話も横道に逸れたお話もと忙しそうですが、1ファンとしては嬉しい悲鳴です

  • 100文字書き いちか25/06/15(日) 18:18:58

    お時間迫ってるので保守りますねー

    おや、ダイスですか
    何の数字だろうなぁ…気になりますね
    勿論、期待も膨らみますけど

    困った事に書く物が多いのは大変ですが楽しくもあって、だからこそ筆を取る手が止められないのですよ
    これも創作者のサガですので仕方ありませんが

  • 101二次元好きの匿名さん25/06/15(日) 19:34:53

    つい気が緩んで昼寝してたらこんな時間に……

    いつも保守ありがとうございます。
    自分は小説の書き方など一切勉強していないので、少しくらいは勉強した方がいいよなあ…とは思いつつも従来のサボり癖のせいでやらず仕舞いですね…
    いつも勢いとノリで書いてるのでしっちゃかめっちゃです。

    あと残り4日…がんばります…

    スレ主さんのも文字書きさんのも色々盛りだくさんっぽくて楽しみにしてます!

  • 102文字書き いちか25/06/16(月) 01:49:47

    自分は元々は絵師というか漫画を描いていた人なので物語に関する部分のノウハウ的なものはそこからの積み上げでもあるんですが、基礎は基礎として勉強しても損はないものの結局は習うより慣れろに尽きてしまう部分がどうしてもありまして…
    それ故に経験に勝るものなし、とにかく書いてみようと促していたのはこういう理由もあった訳です

    進捗としては煮詰まっていると言う程ではないですが、いつもの眼精疲労から来る頭痛に足を引っ張られて集中力に欠いてる感じですね
    しかも雨が止んだ途端に蒸し暑くなって来たのも困りもの
    まだ一応6月の筈なんですが…流石に勘弁して欲しいなぁ…

  • 103二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 06:54:36

    自分はこのスレでしか書かない初心者とは最初から公言してますからね
    書き方の勉強などもしたことないことはご存知でしょう……多分今後もやりません。商業など考えてないので

    現在1,200字でオールアスラン視点ですがまだ書き上がってないです
    これキラ視点も後で書いた方がいいな?といった感じです

  • 104文字書き いちか25/06/16(月) 15:43:31

    さて、保守代わりに自分ところの進捗でも…
    3レス分は確定と言ってましたが、4レスが目の前に見えてきてて現在ちょっと頭抱えてます
    でも、まぁ何とかなるでしょう

  • 105二次元好きの匿名さん25/06/16(月) 22:23:59

    いやあ大作になってますね〜

    楽しみにしていますがご無理はされませんように



    >>103

    それはもちろんキラ視点も欲しいです!!(乞食)

  • 106文字書き いちか25/06/17(火) 06:31:15

    梅雨の筈なのにお天気がアレなことになってて何とも言えない感じでして、また不眠の季節へ突入するなぁと思ってる今日この頃
    どうもエアコンさんの温度センサーがおかしいようで、以前なら27度設定でも結構室温が下がってくれてたんですが、昨日は設定そのままだと室温が30度超えてるのにほぼ送風になってる有り様でどうしようかな~という状況です(流石に設定温度20度近くにすれば冷風は出るので何とかなってますけどね)

    うーん、これを大作と言えるかと問われると…何ともなんですが(遠い目)

  • 107二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 12:32:39

    やはり今週は時間が取れそうにないので1周年記念話以外を出すのは厳しそう
    でも記憶喪失話は期待されているようですしキラ編も書くつもりです

    文字書きさんの大作!に主さんのテイスト違いと期待が高まりますね
    19日まで後2日、待ち遠しいものです

  • 108二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 19:41:51

    >>107

    こちらも予定が詰まってて周年くらいしか出せそうにないので大丈夫ですよー


    のんびり楽しみましょう!!

  • 109二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 22:41:34

    【君はだあれ?】


    キラの記憶が1部失われていることが判明してから6日経った

    幸いと言っていいのか、生活する上で必要な知識はきちんとある

    ただ人の顔や名前、今までに起きた事柄等がサッパリと抜け落ちたようだ

    ……「君はだあれ?」と聞かれた瞬間の衝撃は今も忘れられない

    それがあったからこそ早めにキラの状態に気付けたのだとしても……直接言われると堪えるな

    その場は取り繕ってラクスやラミアス艦長に報告すると苦い顔をこちらに向けられた

    問い詰めてみると以前俺も同じ状態になったようだ

    「覚えがないのだが?」と問うと、すぐに記憶が戻ったからじゃないかと2人は言う

    妙に逸らされた視線や濁した言い方から何が起きたのかは大凡把握は出来た

    キラには同じことをさせる訳にはいかない

    なるべく側についていないと、と報告はほどほどにしてキラの元へ戻った

    呆れた視線には気づかないふりをする


    ……それからが大変だった

    ある程度情報統制をかけたところでコンパス内に話が広がらないはずもなく、顔見知りは心配等からキラに続々と会いに来た

    キラへの負担も考え人数の制限もかけたがそれでもひっきりなしだ

    やはりキラは人気者だと呑気にしていられたのも最初だけだった

    記憶のないキラはまるで子供の頃の性格に戻ったようで、ぐうたらでのんびり屋でしたいことしかしない……ヘリオポリス以前のキラを知らないメンバーにはあまりの変わりように、驚きより物珍しさが勝ったらしく誰もが構いたがった

    キラもキラで人見知りなどしないので周囲にはいつも誰かがいるようになった

    昔のキラに戻ったようで懐かしい…なんて感傷に浸っていたが、コンパス所属でない俺はずっとここには居られない

    自分の仕事もあるので後ろ髪を引かれながらもミレニアムを後にした

    「バイバイ」とキラに言われ痛む胸を押さえながら

    いってらっしゃいとは言ってくれないんだな

  • 110二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 22:43:38

    それから6日の間、時間を作っては少しでも様子を伺いにいった

    相変わらずキラの周りには人が多いのでキラも不便はなさそうだ

    仕事はさせられないので自由に過ごしている

    ハインライン大尉のところによく遊びに行っているらしい

    あんなに楽しそうなキラはいつぶりだろうかと遠目に眺めているとシンがやってきた

    「混ざらないんですか?」

    「楽しそうなのに邪魔しても悪いだろう。そこまで時間もないしな」

    「……あんた、また無理して時間作ってるんじゃないでしょうね」

    「していない。だからまた戻らないと」

    「キラさんのことはこちらで見てますから心配しなくていいですよ」

    「……」

    それで納得するあんたじゃないでしょうがと小声で呟くシンを残し、疎外感に打ちのめされる思いを抱えながらターミナルに戻る

    キラにとって俺は数いるうちの1人なのだろう……俺にはお前しかいないのに


    夜中になってしまった

    つい足が向いてこんな時間にもかかわらずやって来たがキラはもう寝ているだろう

    キラの顔だけ見て、自分用に割り当てられている部屋で休むとしよう

    だがキラの自室に姿はなかった

    まさかと思い普段使っている部屋に向かうと……いた

    いつもと違い部屋の中には入っておらず、扉の前にもたれかかっていた

    「随分と遅い時間に来たね。待ちくたびれて寝ちゃうとこだったよ」

    「…………どうしてこの部屋に?」

    「君がここでよく休んでるって聞いてね。それより中に入れてくれないの?」

    「……立ち話もなんだ、中に入るといい」

  • 111二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 22:46:09

    普段しない立ち入りの確認に気が沈み、普段のように夜中でも待っていてくれる姿に心が浮き上がる

    内心の浮き沈みを押さえながら室内へ案内すると、キラから不思議そうな、でも納得したような顔をされた

    「僕の部屋だよって言われていた部屋はなんだか落ち着かなかったけど理由が分かったかも」

    「あの部屋は確かにお前の自室のはずだが?」

    「でもこの部屋の方が僕の場所って気がする。違う?」

    「……さあな。俺はここを借りているだけの部外者だ」

    「その言い方はなんか嫌い……やっぱりそういうことかな」

    「何が…っ」

    アスランの自嘲に頬を膨らませて否定すると、立ったままだったアスランを引っ張ってベッドに押し込む

    そのまま自分もベッドに…は入らず、何故か枕代わりとばかりに自分の太腿の上にアスランの頭を乗せた

    「急になんなんだ……キラ」

    「やっと呼んだね。今の僕は"キラ"じゃないのかなぁって気になってたんだよ。君は人一倍僕のこと気遣ってくれるのに妙に距離を感じるし、他の人とは普通に話してる姿を見るとなんだかモヤモヤするんだよ」

    確かに記憶を無くしたキラの名前を説明以外で呼んだことはないかもしれない

    無意識に分けていたことを指摘され少し動揺している間に膝枕だけでなく頭まで撫でられていた

    「それでこれは何がしたいんだ」

    「それは僕にも分からないなあ。なんだかやりたくなっただけ」

    ああでも、君が頑張りすぎているように見えたのを僕以外の人も気づいていたのが面白くなかったのかな?とぶつぶつ呟きながらも手は動いたまま

    無理矢理逃れることは出来るが、記憶喪失中のある意味病人にそんなことはしたくない

    されるがままにしておくしかなかった

  • 112二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 22:47:54

    無言でそんなことをされていれば時間も時間なので眠気が襲ってくる

    小さく欠伸をしたことに気づかれたのを口実に部屋へ送り返すことにした

    「俺は明日も早いからもう寝るぞ。部屋までは送っていくからいい加減動いてもいいか?」

    「……んー、やだ。今日はここで寝るから」

    「ならベッドは貸してやる。俺は別の場所で……」

    「詰めれば2人くらい入るでしょ。僕ももう眠いからここから一歩も動きたくないし君も一緒に寝るの!」

    「……相変わらず我儘だな」

    「じゃあそういうことで。おやすみ〜」

    「ああ、お休みキラ」

    「うん……アスラン」


    しっかりとアスランに抱きついて眠りについたキラは翌朝記憶を取り戻していました

  • 113二次元好きの匿名さん25/06/17(火) 22:59:33

    ダイスは何日でアスランが音を上げるかでした
    最初は5日で考えてましたがもっと持つんじゃないか?と思ったのでダイスに委ねました
    結果ほぼ最小値だしましたね
    こんなにメンタルガッタガタになるのはこの時代くらいでしょう

    文字書きさんのスレに書いたレスが数時間で消されて大分ショック受けまして勢いで書き上げました
    余計なお世話だったのかやはり荒らしの仕業か
    それはともかく、よく文字書きさんは心折れないなあとメンタルの強さを再確認させてもらいました
    自分が心弱いだけと言われればそうなんですが

  • 114文字書き いちか25/06/18(水) 01:01:24

    ほぼ最短日数引き当てて、即行で音を上げる辺りで逆にアスラン側からの依存具合が透けて見えるというのがまた乙というか、何というか
    確かに余所余所しくされてショック受けてるのも、周囲に構われてるのを見て疎外感覚えるのも、この時期じゃないと見られないですからねぇ…
    で、一方のキラも、記憶がなくて憶えてなくても違和感などからあるべき行動を引き当ててるという
    なお、膝枕にニマニマしてた不審者はこちらになります

    お昼過ぎにスレ主さんの書き込みは確認してましたが、数時間ほど外出して来た後でもう一度自スレを開けたら消えていたのでこれでも内心、ピキッと青筋立ててましたよ(まったく、何て事をしてくれるんだ…)
    削除している事に対する指摘や都合の悪い書き込みと保守や待機という書き込みだけを狙っている辺りで本当に陰湿としか言いようがないです(しかも面白いコメントまで消されてたのには参りました)
    これでも正直、メンタルが強いと言うより単に開き直っただけなんですけどね…これで参って筆折ったりめり込んでたら相手の思う壺だなってところですし
    ああいうのは本っ当に暇なんだなって思いますよ、態々スレに粘着してレス消ししてるなんて
    だから、こんなの見てイライラしてるくらいなら楽しい事や何かを作ったり書いたりした方がマシだって思うようにしました(それでも怒ってない訳でもショック受けてない訳でもないですからね)
    それに自分は昔から嫌がらせのタゲにされがちで、単に打たれ慣れてるってだけなんで…

  • 115二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 07:44:03

    ダイス日数に応じてアスランの忙しさが変わる予定でした
    多分30日引いたらコンパスに泊まり込みできるくらいには暇がある時期になったと思います
    ずっと側で世話を焼けていればもっと持っただろうなと考えていたので

  • 116文字書き いちか25/06/18(水) 14:57:22

    自スレの書き込みへのお返事なのですが…
    えぇとですね、IP変えられればと思ってルーターのリセット試みたんですが変わってませんでした(テヘペロ)
    そんな訳でスレ主さんのご厚意に甘えてしまうことになりますが、スレの残量的には夜辺りにでも新スレ立てられれば大丈夫って状況ですし、試しに代理で立てて頂けますでしょうか(万が一これで削除荒しが止まったらある意味大笑い)
    今日は夕方以降は一応PC前に作業でPCに張り付いてる予定なので、出来れば都合のいいお時間の指定を下さると助かりますです、はい

  • 117二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 15:10:56

    忙しくてゆっくり構えないせいもありますが、キラの周りに人が集まり自分だけのキラじゃなくなってるのを見てショックを受けるアスランですが、それを隠そうとするのもアスランらしいですね〜
    まあ重たすぎて隠せてないですが…
    そして記憶がなくてもアスランに対して我儘を通すという正解を引くキラはさすがと言うべきですね

    (せっせか世話を焼くアスランも見てみたかったですて)

  • 118二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 19:47:14

    このレスは削除されています

  • 119文字書き いちか25/06/18(水) 22:24:16

    スレ主さんお手間掛けさせてしまってすみません、有難うございます(土下座)
    当分九州の方に足向けて眠れません…(実は今回は裏で15分ワンドロしながらテンプレ貼り作業中)
    取り敢えずこれ終わったら、周年の仕上げしようと思います…

  • 120二次元好きの匿名さん25/06/18(水) 22:58:16

    テンプレに時間掛かってるので大丈夫か心配でしたが、絵を見て「あっ、そういうことかあ」と納得しました
    念の為文字書きさんのレスは復元用としてコピー取ってます
    私はレス操作するつもりはないので文字書きさんの要請がない限りは見守るだけの予定です
    これで落ち着くと原因ははっきりするだけ良いんですけどね

    さて、こちらのスレの記念日が明日となってます
    スレ建てした20:30にするかちょっと迷いましたが、待ちきれないと思うので明日の朝に出します

  • 121文字書き いちか25/06/19(木) 05:10:59

    流石にキャラ5人分纏めて一気に描くなんて滅多にした事がないのであの後オーバーヒートしてしまって、そのまま暫く横になって休憩してました
    こんなに早さと集中力が要る作業は何年と遣っていなかったなぁ、そう言えば…
    ええと、周年のは一応ある程度の目処は立っているのですが、結局仕上げまで手が回らなかったので何とかしてきます
    取り敢えず日付変わる頃までには何とかしたい所存

  • 122二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 06:47:59

    本日でこのスレも1周年です

    記念話がこれでいいのか?とも思いますが



    時期は【暴走】後

    https://bbs.animanch.com/board/3603868/?res=78

    アスランがデスリセットの件で誰かしらに怒られる前です


    ※注意

    >>2の内容に苦手なものがある方は他の方の感想やスレ主解説後に読んだ方がいいかもしれません


    Enjoy! | Writening大きな戦はなくなっても小競り合いは減らない 忙しい日々を送る中、なんとか半舷休息を取ることが出来た 本日もミレニアムにはどうやって時間を作ったのか不明だがアスランが来ている コンパスが忙しい時は支…writening.net





    途中のシーン用に作ったもの

  • 123二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 14:48:07

    一周年おめでとうございます!
    まさか1年も続けられるとは思ってもいませんでした…
    続く限り、のんびりよろしくお願いいたします!  


    このスレならではのお話でしたね!
    カタカナのアスランの発言にゾワっとしました。
    要約すると疲れた2人が美味しいものを食べるという内容ですが……可愛いけれど可愛くない、でも2人が満足したのならばオールオッケーです!!
    ハッピーエンド(?)万歳

    ダイスで美味しい味になったおかげで大変こちら好みの内容になっていたのでダイス神には感謝します。

  • 124文字書き いちか25/06/19(木) 15:11:13

    スレ1周年おめでとうございます!

    さてさてダイスで何となく察してはいましたが、なるほどこれはこれは…
    疲労や睡眠不足から来る謎のハイテンションとかいう、脳がドーパミンとか出して本当はキツイのを遣り過ごさせようと騙しに来てる状況って、急に突拍子もないこと思い付いたりしますもんね
    そして、スレ主さんがこれをWriteningにした理由に妙に納得してしまいました
    何というかこれは吸血鬼に襲われてるシーンの妖しさみたいなのと同質の空気感みたいなのがあると言うか…
    これ以上は感想1つめとしてはネタバレが過ぎるので、どうしてそう感じたのか等の部分は他の方の感想が出揃った頃に補足入れて更にお話ししようかと思います

    さて、こちらももう一頑張りして来ますねー

  • 1253525/06/19(木) 21:45:36

    【シン・ワンコといっしょ ~ある日の朝~】

    「アースーラーンーいつまで寝てるのー」
    「わうっ!(起きろーっ!)」肉球むぎゅ~
    「う~ん……」

  • 1263525/06/19(木) 21:47:48
  • 1273525/06/19(木) 21:48:57

    スレ一周年おめでとうございます!!

    最初のスレに登場したシン・ワンコを描いてみました


    >>122

    お互いを求め差し出すのさえ厭わない、このスレならではの共依存の形ですね

    ふたりの妖しく光る瞳に引き込まれそうです

  • 128二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 22:40:38

    このレスは削除されています

  • 129二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 22:52:40

    このレスは削除されています

  • 130二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 22:53:44

    このレスは削除されています

  • 131二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 22:58:35

    「アスラン……アスラン……!!!」

    キラは必死に走り、トリィとプルゥも全力で羽ばたく。



    キラ……にげろ……

    それは、直ぐ戻ると言って買い忘れたものを買いに出て行ったアスランの帰りが遅く、不安になって探しに行こうとしたときに届いた声だった。

    苦しそうな声と逃げろという言葉、そして胸に走った鋭い痛み。

    キラは考える間も無く家を飛び出した。

    体が小さくとも賢いふたりは、何を言うまでもなくその後ろを着いていく。

    行き先など知らない。けれど行かなければならない場所は分かる。

    “主人”が“眷属”の存在を感知出来ないはずがないのだから。


    息も絶え絶えに辿り着いた場所は海ーー正確には、海の上に作られた古びた祭壇へと通じる木橋の前ーーであった。

    さっきから頭が痛い。中のモノが騒ついている。キラはその痛みに押されるようにもう一度全力で駆け出した。


    「アスラン!!!」

    橋を渡りきり、そこに横たわっている人物へ一目散に駆け寄ると、キラはこれでもかというほど目を見開いた。

    キラの大好きな緑の目は閉じられており、意識も失っている……だけではなく、その左胸にはナイフが突き立てられ、真っ赤な血が溢れ出していた。

    トリィとプルゥも取り乱し、キラも正気を失わないようにすることに必死だった。

    頭の中からこれまでに感じたことがないくらいの痛みが警告のように発せられ、はっとして周りを見渡すと数人の男女に囲まれていた。

    キラはアスランをさっきよりも強く抱きしめて、その中心にいるリーダー格と思われる男を睨みつける。

    トリィとプルゥもこれまでに見たことがないほど警戒していた。

  • 132二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 23:00:51

    男は穏やかな口調で、我々は貴方様の敵ではありません、と告げた。

    「アスランをこんな目に合わせておいてそんな戯言を信じると思う?」

    苛立ちを隠すことなくキラが反論すると、男は眉を下げ、申し訳ありませんと深々と頭を下げた。


    どんな理由があろうともアスランに手を出した奴らと話す気など一切ないし、同じ空気を吸ってるだけでも吐き気がするから一刻も早く帰りたい。けれど意識がないアスランを連れてこの場を脱出するのは困難であることはキラも重々理解していた。

    男はキラが黙っているのを自分達の話を聞いてくれていると思ったのか、仰々しく両手を広げ、まるで酔いしれるかのようにペラペラと語り出す。

    男達の目的はキラを仲間、いや自分達不老不死の王にすることだった。

    キラが特別な存在であることを一目で理解した彼らはまるでその存在に取り憑かれたかのように追い求め、いつか自分達の元へ迎え入れようとしていた。

    そして身勝手にもキラの寵愛を一身に受けるアスランを嫉み、排除することで自分達がその地位に収まろうとしたのだ。


    アスランのことで頭が一杯なキラは当然聞いていなかったが、彼らが言葉を発する度に自分の中の温度が下がっていく感覚がした。

    少しだけ落ち着いたトリィはプルゥを抱き締めるかのように羽で引き寄せ、涙は流してないけれどふたりとも泣いているかのように見えた。キラも泣きたくなるのを何とか堪え、ひとまず胸に刺さったままのナイフを引き抜くが、ナイフからはとても嫌な気配がしてキラは眉を顰めた。


    するとその様子を見た誰かが口を開いた。

    それには自分が永い年月をかけて調合した特殊な毒が塗ってあり、死ぬことはないが不老不死といえども解毒薬がなければ目覚めることはないと。



    キラは周りの音がすべて消え去るのを感じた。

    そしてとても、とても、静かに呟いた。

    「もういいよ。これ以上、その耳障りな声は聞きたくない」


    自身の真横に控えていた仲間が吹っ飛ばされたことを理解する前に、男は首を掴まれ床に叩きつけられた。激しい痛みを何とか耐えて目を開けると、紫の目をした青年が無表情のまま首を締め上げていた。

  • 133二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 23:03:13

    ありえない…目覚めるはずがない…

    首を絞めらてる苦しさで視界が霞むが、良く見るとアスランの口周りは血で汚れ、胸の傷は緑の鱗で覆われていた。

    男はもがきながらも自分を助けるように仲間に命令するが、他の者は恍惚とした表情を浮かべたままキラの方を向いて立ち尽くだけであった。


    彼らは見誤っていた。

    キラとアスランが、自分達と同じように人魚の肉を食べたことで成った不老不死であると。


    彼らは知る由もなかった。

    キラが“人魚遺伝子”と呼ばれる“何か”を組み込まれて産まれた特異体であり、アスランはそのキラが選んだ唯一の眷属であることを。



    「アスラン、殺しちゃだめだよ」

    腕から血を流すキラは自分の血を舐め、楽しそうにアスランを制する。


    「僕の血肉を人間に食べさせると怖〜い怪物になっちゃうけどさ」


    キラがステップを踏むかのように一歩ずつ近づく


    「不老不死が食べるとどうなるのかな」


    男は久しく忘れていた、恐怖というものを思い出す


    「もし君が1000年以上生きたバケモノなら」


    自分達は何故こんなモノに手を出してしまったのか


    「ーーー万年以上生きた僕達は、一体何になるんだろうね」


    キラの目は、緑に染まっていた。

  • 134二次元好きの匿名さん25/06/19(木) 23:12:02

    ミスってレスを無駄遣いしてしまいました…申し訳ないです…


    高橋先生の人魚シリーズを読んで思いついた話で、一周年記念にぜひ出したいと思ってました。

    長いので本当はWriteningのほうが良かったかもですが、瞳の色違いを使いたかったのでレスの方で置かせていただきました。


    日付変わったらちょっとしたエピローグ載せます。



    >>125

    >>126

    可愛すぎませんか???

    悶えしぬところでした……


    シン・ワンコの肉球アタック受けたいです!!!

  • 135文字書き いちか25/06/20(金) 01:11:23

    雨の果て

     人気のない住宅街の間を抜ける道を初夏のしとしとと降り頻る雨の中、傘すら差さず鼻歌混じりに軽い足取りで歩く人物がいた。
     淡い色合いのTシャツとパーカー、細身のデニムにスニーカー姿のその青年は、まるで踊るような身のこなしで足元の水溜りにさえ一切気にも留める様子もない。
     しかもどうやらこの雨の中に暫く居たようで随分と濡れそぼっており、濡れたことで艶の増したこげ茶の短めに整えられた髪からはポタポタと雨の雫が滴っていた。
     雨にけぶる薄灰色の空模様の下、時折パシャパシャと水しぶきすら上げて歩く彼のその様子はどこまでも楽しげだ。
     そんな彼の少し後ろを、付かず離れずの距離で黒い傘を差して付いて歩く人物がいた。
     紺色という暗い髪色と黒っぽい抑えたジャケットの色合いとも相まってどこか影のようにすら見えるものの、端整な顔立ちは不思議と存在感があり、擦れ違えば思わず振り向きたくなるような雰囲気を纏っている。
     こうして近所を歩く二人は見た目こそこの近所に住む二十代そこそこの若者のようにしか見えないが、実は彼らの素性も時折見た目にそぐわない何かを覗かせることがあるのを知る者もそこには存在していない。
     …目の前を通り過ぎて往くだけの時の中でただただ永く生き、留まる場所なく旅を続けているだけということも。
     二人の足音さえも雨の音に紛れる中、溜め息混じりに連れの青年が傘の下から窘めるような口調で先を行くもう一人に話しかけた。
    「まったく、お前そんなに濡らして気にならないのか。大体、それを乾かすのにだって時間が掛かるんだからな」
     その透き通った翠玉のような瞳にも僅かに咎めるような色が浮かんでいて、呆れ交じり。
    「また出た、アスランのいつものお小言」
     口を尖らせその声につまらなさそうに言い返すと、ちろりと連れの青年を濡れて雫を落とす重たげな前髪の下から覗く深い紫水晶の色の瞳で見遣ってから薄灰色の雲が垂れ込めた空を見上げた。
     その、どこか少年のあどけなさが僅かに残る顔へ雨粒が幾つも当たり、頬や輪郭を伝って首筋へと流れていく。
     そんな彼からアスランと呼ばれた青年は自分の前を歩くその後姿を怪訝そうに見詰めながら、それまで思っていた事を何気なく問い掛けてみることにした。

  • 136文字書き いちか25/06/20(金) 01:12:30

    「なぁキラ、こんな天気に態々濡れに外へ出たいだなんて…この長雨がそんなに退屈だったのか?」
     キラと名を呼ばれ、そう問われた青年は口許に笑みを浮かべたままそれに応じて口を開く。
    「それもあるけど、今日は何となくそういう気分だったんだよ」
     そう言いながら、彼はそんなことなど気にも留めていないとばかりに雨を受け止めるように両腕を広げ空を仰いでいる。
    「どうでもいいが、身体を冷やして風邪を引いても知らないからな。…まぁ、これで引いたら自業自得だとしか言えないけどな」
     気心が知れた彼が余りに何も気にしていない上にずっと雨に打たれているのに対して、心配半分呆れ半分といった感じの様子で苦言を呈してきたので、キラは上を向いたまま少しだけ後ろの方を見るように視線を向けた。
     そして何かを思い出したのか、ふふっと小さく笑う。
    「残念ながら君と違って、滅多にそういう事はないから大丈夫だよ」
    「……それは厭味か、お前」
     言葉の内容に思い当たる事があったのだろう、傘の下からは不機嫌そうな低い声がぼそりと返って来た。
     すると幼馴染からの返事にキラは更にクスクズと笑った後、下から覗き込むような姿勢で少しだけ背の高い彼の整った顔を見上げて言を告ぐ。
    「どうせなら、久し振りに君が風邪引いたところを看病したって構わないんだけど?」
    「勘弁してくれ。誰が好き好んで具合が悪くなるような真似をするとでも?」
     まるで混ぜっ返すような軽口に、怜悧な印象の青年は薄っすら苛立ち混じりの声音を隠さなかった。
    「なぁんだ、つまんないの」
     ただそんな風に言うものの、声音はそれほど残念そうでもなさそうだ。そうしてキラは楽しそうに雨の降り止まぬ空を再び振り仰ぐと悪戯っぽい笑みを浮かべて言葉を繋げた。
    「結構気持ちがいいんだけどなぁ、これ」
     彼はいよいよ服が雨水を吸ってびっしょりと濡れているというのに、お構いなしでくるりとその場で一度ターンをし、アスランはそれをすっかり呆れた様子で見詰めながら肩を竦めている。
     そうやって雨の中の散歩を楽しんでいたキラだったが、不意に足を止めて後ろを付いて来る幼馴染の方へ振り向くと、一言懐かしむよう言葉を投げ掛けた。

  • 137文字書き いちか25/06/20(金) 01:14:04

    「そう言えばあの日もこんな風に雨だったね」
     それはこんな穏やかなものですらなく、嵐のような何もかもを壊してしまう…事実そんな天気だった。
    「こんなに静かな雨でもなければ、雷だって鳴っていたけどな…」
     応えるその声に、キラは更に問いを重ねる。
    「ねぇ、君は後悔してる?」
     傘の下、僅かな沈黙の後に紡がれた言に対し彼は何のことだとは問い返さなかった。
    「……いいや。潜在的に素養があって起きたことだと言うのなら、きっとあの時俺がお前を撃ち殺していなくても同じことになっていたような気はする。だとするなら、それでお前一人を置いていかないで済んだ。そういう事でいいだろう?」
     そして問われたアスランは雨に濡れる木々の葉の色を思わせる眸をそっと目を伏せた後、声を荒げるでもなく、静かに…けれども噛み締めるようにそう答えた。
     それを戦争だったからで済ませてしまうには余りにも残酷で、奪われたものは掛け替えなど到底出来るものでもない。
     それは幼い頃から兄弟同然に育ち、名前を呼び合うだけで相手の思うところを察せるほどの仲だったこの二人でさえそうだった。
     そこに已むを得ない等という理由があっても意味など為すことはない。
     彼らはかつてそれぞれ別の場所で武器を手に取ることになり、離れて暮らす間に出来た互いの理解者とも呼べる友の命をその戦いによって結果的に奪い合い、それ故に一度は殺し合ったのだから。
     彼からの言葉にそっかと呟いたキラは、その深い藤色の眸を僅かに翳らせる。
    「…本当に、遠い過去になってしまったよね。もうあの頃の事を知っている人たちは皆、土へ還ってしまったし。そして人でなくなった僕らだけが残って……こうして今も生きてる」
     研究者だったという顔も知らぬ実父に拠って生まれる前から稀有な才能を与えられた彼は本来は目覚める筈のなかった死の概念を超越するという想定外の能力に覚醒してしまう事になった。それも幼馴染にして親友であり、同じ境遇を共有する片割れでもある目の前にいる青年の手に掛かった事に因ってだ。
     その結果として一度死を迎えたはずの彼が望まずして得てしまったのは、何度死しても蘇り如何なる傷も真の意味で死に至らしめる事が出来ない、不死にして不滅の生命力を持つ身体だった。

  • 138文字書き いちか25/06/20(金) 01:16:26

     …そんな彼もまた、不死として覚醒した直後に自身へ銃弾を撃ち込んだ相手である幼馴染を、久遠永劫と呼べる自身の旅路の供として無意識で選び、同じ宿業の内へと捕らえていた訳なのだが。
     遠い過去を思う寂しく遠い眼差しで銀糸のような雨を降らし続ける空を見上げたまま、キラはその天からの雫を掌で受け止め立ち尽くした。
     それを見詰めるアスランもまた何も言わずにその場に佇むだけ、そうして止まぬ雨の音だけが変わらず二人を静かに包んでいる。
    「……そろそろ帰ろうか。だいぶ濡れたことだし」
     やがて彼らは降り続ける雨の下柔らかくにこりと微笑んでキラは言い、それを契機に二人はどちらからともなく並んで歩き出した。
     そして漸く気が済んだのか、差し掛けられたその傘の中へと入って来た彼を呆れたように一瞥すると、アスランはやれやれと言いたげに肩を竦める。
    「面倒臭がって着替えと適当に拭くだけで済ますなよ。まったく…こんな時期に態々洗濯物増やすなんて、少しは状況を考えてくれ」
     それから溜め息とともにコツンとびしょびしょに濡れて髪を顔に張り付かせているその頭を軽く小突いた。
     キラは一瞬顔を顰め叩かれた場所を撫でた後、今度はじゃれ付くようにそんな幼馴染の傘を持つ腕に掴まると、まるで悪戯を思い付いたような笑みでそれに返す。
    「じゃあ、出た後で君が拭いてくれるっていうなら、シャワーちゃんと浴びて温まってくるよ」
    「甘ったれるな」
     抑えた声ながら、不機嫌そうに言ってもう一度小突く。今度は雨音に紛れて鈍い音がした。
    「ったぁ…」
     そして業とらしく痛みを訴える様子を見て見ぬ振りをして、彼は言葉を継いだ。
    「……温かい物淹れてやるから、それ以上我が儘言うな」
    「なら、カフェオレがいい。砂糖は多めで」
     これ以上は譲歩しないと断固とした声で言うアスランに、キラもそれならと別の方面から食い下がった。
    「しょうがないな…」
     そうして二人は身を寄せ合うよう帰って行く。
     この雨の果て、当てのない未来など知らぬかのように。

  • 139文字書き いちか25/06/20(金) 02:17:22

    滑り込みセー…フにはなりませんでした orz

    書き切ったので、周年祝いらしきもの投下させて頂きます

    読んで貰えれば解ると思いますが、話としては本当に短いのです

    しつこいくらいに手を変え品を変え、ひたすら描写をねちねち盛り盛りにしただけなので…

    実はスレの初期に書く為のシチュが欲しいとスレ主さんが仰っていたので、時期ということもあり雨に纏わるワードを幾つか挙げさせて頂いた事があって、その後に雨に濡れる話が出て来たのを思い出したところからシチュエーションを借りて参りました

    本当は自分の書いたエピソードを連ねて何かと思って書き出したのですが、思ったように進まず、こうなったらと方針を改めて、1レスで収まるような話を極限まで描写して引き伸ばすという普段ならしない描き方をする事にしたのです

    三人称視点は主観が抜けている分、心理描写より客観的な説明と情景などに描写を割けるのが特徴だと以前説明したかと思いますが、流石にここまでねちっこいのはネット小説向けではないですね

    そして、語彙のネタが切れてきて最後の方は盛り切れなかった…

    なお、話のタイトルはルルティアさんの楽曲から借りて来ました


    >>125 >>126

    可愛い~、犬派の自分歓喜でございます(疲れと眠気が飛びました)

    拗ねてるアスランも可愛い、もうこれにはニヤつきが収まりません


    >>131

    仰ってた2つの内、シリアスなお話の方ですね

    いつもよりかなりダーク寄りホラーテイストなのもあって中々読み応えありました

    そして二人の人外感…普段は可愛い話が多い分、偶に来るこういう話との雰囲気のギャップがいい感じに効きますね

    あと、トリィとプルゥが始終可愛かったなと

  • 140二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 07:08:29

    >>125

    >>126

    可愛すぎます!!

    肉球スタンプつけて拗ねてるアスランもほっぺを膨らませたキラも抱っこされたシン・ワンコも何もかもが可愛いでうめつくされてますね

    癒しの絵を描いていただきありがとうございます!


    >>131

    グロ系といいますかとてもシリアスで緊迫感が凄かったです

    主人の血肉で再起動するところが好きです!!!

    とてもツボでした

    滅多にないガチギレキラも印象的でした

    エピソードもいただけるんですね!

    楽しみにしています


    時間が足りないので残りの感想や自分の話の解説は後ほど

  • 141二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 14:35:40

    エピソードってなんだよ、エピローグだよっ!と自分でツッコんでおきます


    >>135

    しっかりとした小説を読んでいるかのようでした

    初見さんへの導入に良さそうですね

    まさかシチュエーションねだった時に挙げてもらったのも文字書きさんでしたか

    そのおかげで1本書けましたのでその節はありがとうございました

    文字書きさんが普段しないことと言われて思いついたのは画像を使用されることでした

    外しましたが、光景が浮かぶほど詳細な描写を入れてあったのである意味正解では?


    最後に自分の話の解説

    >>47でふった🎲はキラが食べた()感想です

    ちなみにアスランが食べた()感想は

    https://bbs.animanch.com/board/3505752/?res=55

    から美味しいと決めてました

    この話だけはどなたが書かれたか不明ですが、ちゃんと生かさせていただいてます


    不味いを引いていたらWriteningを使わなくて済んだとは思います

    文字書きさんも書かれていましたが、食べ過ぎたせいでラストに淫靡な雰囲気が出てしまったのがWriteningにした理由なので

    食欲の前ではそれを阻むモノは邪魔だから取っ払うね?しただけですけどね

    でもこの方が書いてて楽しかったです!

    画像はちゃんと光ってるように見えるかな?と試行錯誤したのでもったいない精神で載っけました

  • 142二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 20:49:54

    >>133 【エピローグ】


    「キラ重い、トリィくすぐったい、プルゥも大人しくしてくれ」

    アスランの膝にはキラの頭、肩や頭ではトリィが動き回り、シャツの中や胸ポケットにはプルゥが入り込んでいた。

    「僕達本当に悲しかったし辛かったんだから癒す必要があるんだよ。ねえ?トリィ、プルゥ?」

    「トリィ(キラの言う通りだよ)」

    「プルゥ!(そうだそうだ!)」


    アスランはあの時にナイフで刺されてからの記憶が朧げであったが、キラ達から事の顛末を聞いていたので自分の無力さと申し訳なさがあった。なので口では文句を言いつつも好き勝手にさせていた。


    「あいつらはどうなったんだ?」

    「さあ?でももう二度と現れないと思うよ」

    アスランはキラへの脅威がなくなったのならそれでいいと彼らに関する記憶を頭の隅に追いやった。テレビでは、海岸付近で数人分の服が発見されたとのニュースが流れていたが、そのニュースの直前でテレビを消したキラとアスランが知ることはなかった。


    「ねえ、僕動けないからそこにある缶詰の桃食べさせて」

    アスランは調子に乗るなと言いいながらフォークに刺した桃をキラの口へと運んだ。



    同じ業を背負って産まれたかけがえのない半身。

    アスランが呼び起こし、キラから与えられた不老と不死。

    そして命を吹き込まれ、自我を獲得した二人の絆の結晶であるふたり。

    完成され閉じられた世界を壊せるものなどどこにも存在しない。


    「アスラン、これからもずっと一緒だからね」

    「キラもいなくなったら許さないからな」

  • 143二次元好きの匿名さん25/06/20(金) 21:55:15

    >>138

    想像していた以上に濃厚なお話をお出しされて大満腹でございます…

    雨の中で話すというシンプルなシチュですが、初夏(梅雨)の季節描写や2人の会話の様子が目に浮かぶようでした。

    アスランがきちんと傘を差し、キラがずぶ濡れになるのはお約束ですね。(自分もキラタイプなので…濡れるの楽しむ気持ちは分かります…)

    でもお小言は言いつつもずぶ濡れのキラをちゃんと傘に入れて相合傘をするアスラン…2人の帰っていく描写もすごく良かったです。


    カッパを着せてはしゃがせるのも可愛いかも…と思いましたが流石に子供っぽすぎる…?でも幼少期ならいけそう…



    自分のお話に関して…

    モブ不老不死一味はキラの中の存在に魅了された感じですね。出会わなければもっとまともに過ごし続けていたことでしょう。

    それと末路ですが、最初は緑目キラに命令されて(生きたまま)二度と姿を現すことはなかった…みたいにするつもりでしたが、スレ主さんの“キラの瞳の変化はアスランしか見れないといいな、見た人は死ぬでしょう”からとおっしゃられてたのでそれを採用させてもらいました。


    タイトルは…【化け物と   】ですかね?

    考えるの苦手で…

  • 1443525/06/20(金) 23:10:53

    >>138

    場景描写が丁寧で目に浮かぶよう

    涼し気で今の時季にはありがたい(笑)

    過去に思いを馳せる二人にしんみりしましたが、最後にクスッとなりました

    幼馴染で親友だったあの頃と少し関係性が変わってしまったけれど、主従とは関係なく甘えるキラと何だかんだ甘やかすアスランは永久不変ですね


    >>143

    アスランがピンチという珍しい状況とかつてないヤバさ…

    でもせっかく人魚の肉が適合したのに、深部で繋がってる二人をどうこうしようとしたのが彼らの運の尽きでしたね

    平穏が戻ってアスランに纏い付くキラトリィプルゥに癒されます

  • 145文字書き いちか25/06/21(土) 01:42:57

    >>122

    さてと、皆さんの感想とスレ主さんの解説出揃ったので、所感ではぐらかした感想の補足をば

    こちらのお話ですが、読み進めている内に最初に湧いて来た率直な感想が「何か妙に艶かしくね?(控えめな表現)」でした

    どうしてこんな感想になったのかと考えたのですが、ふと食べてる光景が実は色っぽいシーンに出て来る描写に通じるものがあるというのをどこかで読んだのを思い出しましてですね、それで一人妙に納得したんですよ

    …というのを書きたかったんですが、これは流石に全員分の感想が出た後から出した方がいいだろうなと踏み止まって、あの時点では言葉を選んだというか濁した感想に留めておいたのでした


    >>142

    今回の結末は、まさに触らぬ神に祟りなし

    キラにとっての逆鱗に触れたのが完全に運の尽きでしたね

    そう、二人とふたりの不可分な世界には何人たりとも入り込めないし、土足で入り込もうとしてはいけないのです

    ふたりも一緒になってベッタリになってるし、膝から動く気がないキラといつもの甘やかし対応のアスランという、平穏で可愛い光景がやっぱり一番ですねー


    それからキラ誕の時に途中まで書けてたものへの感想を貰ったAIに、今回の自分の周年話の最終稿を読んで貰ったら思ってたより興味深いお返事をくれたので、AI進化し過ぎだなぁと思いながらこっそり上げておきますね

    宜しければ(パスは記念日4桁)

    Writeningwritening.net
  • 146二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 07:47:33

    >>145

    AIすごい…

  • 147二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 09:30:56

    文字書きさんの雨の果ての内容に関して触れてなかったことに気づいたので追記
    このスレのキラといえば雨…とまでは言い過ぎですが重要ですよね
    濡れるのが好きは勝手に自分がつけた設定でしたが生かしてもらえると嬉しいです
    主さんの緑目の件も分かっていただけてるなあと喜んでました
    濡れて最後は怒られるところまでが様式美です
    その後どこまで甘やかしてくれるかは書き手次第なのが面白いところ
    自分のところはタオルで拭くまではしますね
    主さんのところは全部やってあげそうです

  • 148文字書き いちか25/06/21(土) 16:02:00

    雨に関して今回の話を書くに当たり雑に作った設定なのですが、敢えて書き出すと…
    自分のところのキラは雨が降ったら余程がなければ基本自分で差さずにアスランの傘に入ります(面倒臭いのとどさくさでくっ付けるという両方の理由から)
    なお、雨に濡れるのが好きではありますが、気分次第なので必ず濡れに行く訳ではない感じ
    アスランもそれは良く解ってはいるので、呆れたり怒ったりお小言は言いますが傘の中に入ってくるのには文句は言いませんし、そのせいで自分の肩が多少濡れたりするのに対しても何かを言う事もないですね
    なお、彼の甘やかし加減はその時々に拠るのですが、書き手の中では一番厳しい対応しているとは思います
    甘えられるのが嫌という訳ではないですが(寧ろ頼られたいとは思ってる)、だからと言って何もかもして遣る程甘やかす訳でもなく(それこそ際限がなくなるので)、必要とあればキッチリ突き放します
    但しその後の飴はちゃんと用意する
    …とまぁ、実はこんな感じでした

  • 149二次元好きの匿名さん25/06/21(土) 23:29:21

    AI君やっぱり面白いなあ
    自分より感想上手です

    時と場合なのはそうですね
    いつもいつも雨に当たるわけではないでしょう

    ちょっと割り込みで書きたいものが出てきましてキラ編後回しで書き出したのですが難しい……キャラ崩壊しそう
    上手く纏まればいいのですが

  • 150文字書き いちか25/06/22(日) 07:13:28

    いやいや、自分だってこんなに丁寧な感想文書けませんよ…

    おや、別のネタが来ましたか
    こちらとしては、その分楽しみが増えただけですね
    スレ残量的にもせめてあと1本くらい自分も書ければなと言うところ
    ネタ降りて来ないかなぁ…勿論途中になってる話の続きでもいいんですが

  • 151二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 09:02:39

    AIのキラの無邪気さとアスランの静かで〜の表現がまさに自分が感じてたところでした。
    言語ができなかったので大変ありがたいです。

    一点読んでて笑ってしまうのが、口調のせいでアウラが感想を言ってるみたいに想像してしまうことですね

    もう一つの記念SSはあとは画像探しなので、今日明日にでも…

  • 152文字書き いちか25/06/22(日) 18:13:00

    お時間迫ってるので保守りつつ…
    さて、そんなこんなで何かもやもやしたのが降って来た気がしたので、これでちょっと試しに少し書いてみようかってところです(途中まで書いて没案になる可能性もありますが)

    語尾がのじゃのじゃ言ってるので、アウラみたいと言われれば確かに…w
    個人的にはアイコンがハチワレにゃんこなのに何で語尾がにゃじゃないんだろうなとは毎度思ってるんですよねー

  • 153二次元好きの匿名さん25/06/22(日) 22:21:03

    お2人共楽しみにしてます
    自分はちょっとまだ駄目そうです
    そろそろまとめも入っておかないと後が大変なのですが眠気が……

  • 154文字書き いちか25/06/23(月) 05:02:20

    まぁ、眠れる人は眠れる時にちゃんと眠った方がいいですよ
    暑さで睡眠時間がおかしいことになり出してる人から言わせて頂けるのであれば
    さて今回は珍しくちょっと非日常寄りのお話になりそうですよ、この感じだと…ちゃんと纏るかな

  • 155二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 14:24:23

    おじいちゃんの声で脳内変換していたのでアウラと言われて一瞬だれだ?となりました
    のじゃロリでしたね彼女は

  • 156二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 17:00:30

    「アスラン、僕達のスレが一周年だって!お祝いしようよ!」

    「は?……いやお前何言ってんだ…?」

    「いいからいいから」


    「(訳のわからないことを言い出すのはいつものことだが)……いつも以上に訳が分からんぞ……」

    「特別企画ってことで、題して『相手のことをどう思ってるか言ってみよう!』のコーナ〜」

    「帰っていいか?」


    僕が先に言うから、アスランはその後ね。これ読んでくれるだけでいいから!とこちらの言い分はスルーして所謂カンペというものを渡される。

    「じゃあ言うね。顔と声はいい癖に頑固で意地っ張りで言葉選びが下手で寝汚いけど強くて優して僕のことを一番に考えてくれてる僕の大切で大好きな幼馴染だよ!」


    これでも内容削った方なんだよ〜とキラはニコニコと一息で言い終わると、次は君の番!とバトンタッチをするが、アスランはカンペ内容を見て固まった。

    「……」

    「どうしたの?」

    「な…な…」

    「?」

    「こ、こんなこと言えるわけないだろ!?」

    「君が思ってることを言語化しただけだよ」

    「こんなこと思ってない!……あ、いや……思ってないこともないが……もう少し控えめな感じじゃ駄目なのか?」

    「もう我が儘だなあ……それならこれでどう?」

  • 157二次元好きの匿名さん25/06/23(月) 17:03:38

    キラはマジックペンを持ち、キュキュキュと修正していく。それを見てアスランはまだぐぬぬと唸っていたが、それに僕しか聞いてないよという言葉でようやく観念した。

    「分かった……これを言えば良いんだろう……」

    「うん!」

    「……お前はぐうたらで面倒くさがりで我が儘で甘えったれだけど、人一倍優しくてのんびりしてて無邪気で、俺のことを何よりも必要としてくれる……」

    「うんうん」

    「俺の……幼馴染だ……」

    「……アスラン、何か足りないよね?」

    「…………」

    「…………」


    「……っっっ俺の!かけがえのない!大切な!幼馴染だ!」

    これでいいか!?と顔を真っ赤にしたアスランが叫ぶ。



    「うん、満足!」

    「全く……これくらい言わなくても分かるだろ……」 

    「そうだけどさ、偶には言葉にして聞きたいときもあるんだよ」

    「お前は言葉にしすぎだ」

    「えへへ、アスランも僕のこと大好きだよね」

    「さあな」

  • 158文字書き いちか25/06/23(月) 20:34:19

    お待ちしてました
    メタい、めっちゃメタい!
    それはともかくとしてカンペ渡してそれ通りに言わせようとキラに笑い、そのまま言えるかと抵抗するものの結局丸め込まれて言わされてるアスランに笑い…
    はい、非常に可愛かったです(例に拠って語彙は家出しました)

  • 1593525/06/24(火) 00:29:08

    元のカンペに書かれてた内容が気になる…
    修正後のカンペが本命だったなら、ドアインザフェイスみたいな交渉術してて抜け目がないですね
    口には出せないけど否定はしないアスランと、分かっててぐいぐい押すキラの攻防に和みました

  • 160二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 06:56:01

    メタいけどお祝いらしくて素晴らしいです
    アスランが自分のことをどう思っているのか理解できているキラも、カンペに抵抗こそすれ最後はちゃんと読み上げてくれるアスランもいいですねー
    その場で考えて言って?じゃなくてカンペ(盛り盛り)→カンペ(多少修正)と抵抗の余地をなくしていくキラの策士具合が良き!
    分かっていても言葉で聞きたいですよね!
    周年話の2つ目ありがとうございました

  • 161二次元好きの匿名さん25/06/24(火) 13:54:42

    1つ目がかなり真面目なお話にしたのでこっちはゆる〜くゆる〜くとしました!

    みなさんお察しの通り、修正後の内容がキラの本命です。修正することでハードルを下げさせました。
    アスランに関することならその優秀な頭脳といつもはぐうたらな労力を惜しみなく使う、それが自分のところのキラ・ヤマトです。
    アスランはちょろ……キラに甘いので割と引っかかります。

    読んでいただきありがとうございました!

  • 162文字書き いちか25/06/24(火) 23:26:52

    お時間押してるので保守をば
    頭痛でそれどころじゃないので、気の利いた雑談する余裕はないです…

スレッドは6/25 09:26頃に落ちます

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