【閲覧注意】虎杖相談室へようこそ

  • 1125/06/01(日) 21:24:19

    高専のとある一室、そこには時々「相談員在中」と書かれた札がかかっていることがある。

    部屋の中は二つに区切られており、その札は既にその片方に虎杖が、もとい相談員Iが居る証拠だ。

    そこでは相談員Iが日々持ち寄られる相談に応えているのだが、その相談室がある場所が高専内ということもあり、相談内容は非常に多岐にわたる。

    日頃のストレスの解消方法や、人には言えない悩み。更には恋愛相談まで。

    しかしその相談員Iの正体は誰も知らない。どうしてかプライバシーの保護が適応されているのは悩みを打ち明ける側ではなく、相談員の方なのだ。


    虎杖「うっし、これで表の札を出してくれば準備終わりっと。流れで引き受けちゃったけど、結構皆色んなことに悩んでるってことだよなぁ……」


    そして今日も誰かがその部屋を訪れる。


    一人目の相談者>>5


    (相談者+相談内容を安価で決めていって相談→解決を目指すスレになるはずだよ。人指定と相談内容は別の安価になるよ)

  • 2二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:24:58

    日車

  • 3二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:25:29

    kskst

  • 4二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:25:55

    伏黒

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:25:55

    東堂

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:26:07

    羂索

  • 7二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:29:25

    初手で濃いのが来たな

  • 8二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:30:45

    このレスは削除されています

  • 9125/06/01(日) 21:35:12

    東堂「ふっ、ここが最近噂になっている相談室とやらか?」


    虎杖「(うわ、東堂。コイツ悩みとか無さそうなのに)」

    虎杖「そう。俺は相談員I、呼び方は何でも良いから好きに呼んで」

    虎杖「(一応こっちにある呪物のおかげで認識阻害やらなんやらで俺の正体は分からないってことになってる、らしいけど)」

    虎杖「(いっそその効果で俺も向こうのこと分からない方が良い気がすんのになぁ)」


    東堂「なるほど、ではブラザー」


    虎杖「!?」


    東堂「ではなく、相談員I。俺の悩みの解決を頼む」


    虎杖「(マジで正体ばれたのかと思ってビビった。一応これ五条先生の目とかも理論上は誤魔化せるって聞いてんのに、東堂ならなんか知らんうちにバレてるってのも有り得そうだし。まあバレた所でそんなに困ることでもねぇけど)」

    虎杖「絶対に解決するとは言えんけど、解決出来るように話を聞くのが俺の役目だから。で、その悩みってのは?」


    東堂「>>12

  • 10二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:36:54

    マイブラザー虎杖悠仁と友情を深めるには何をしたらいいだろうか
    当然俺と超親友は中学時代からの仲だからその絆は計り知れないものであることは間違い無いのだがその上を目指したくなるのが人間のサガというものだろう?

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:37:15

    東堂の悩み難し過ぎる

    高田ちゃんがマイブラザーのことを好きかもしれない

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:37:19

    高田ちゃんの夢見れなくなってしまった

  • 13二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:37:47

    …死活問題では?

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:38:30

    つまり脳内高田空間も脳内高田領域も使えないってことだよな?大問題じゃん

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:44:43

    >>13

    >>14

    東堂が戦闘中などの起きてる時に夢を見てるというのか!?

    そうだね

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:47:29

    東堂のアイデンティティがヤバいじゃん

  • 17二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:48:24

    このレスは削除されています

  • 18125/06/01(日) 21:53:33

    東堂「高田ちゃんの夢を見れなくなってしまったんだ」


    虎杖「夢って、寝てみる夢だよな?」


    東堂「そうだ。もう一週間も彼女と共に夜を過ごせていない」


    虎杖「(言ってる内容よく分かんない癖に声だけは落ち込んでるって分かるんだよなぁ……)」

    虎杖「よく言うのは枕の下に写真とか入れる、だっけ?」


    東堂「それは当然試した」


    虎杖「じゃあ」


    東堂「枕の下に直接チェキを入れたりすると万が一があっては困るからな。ラミネート加工したものをケースに入れて枕の隣に置いておいたり、高田ちゃんの曲を聞きながら眠ったり、部屋の天井に高田ちゃんの写真を貼ったり、思いつくありとあらゆることを試した。それでも高田ちゃんは俺に会いに来てくれなくなったんだ……!!」バンッッ


    虎杖「(言おうと思った対処法全部言われた)」

    虎杖「(でもそれだけ東堂も真剣に悩んでるってことだよなぁ……)」


    東堂「毎夜過ごしたあの時間が訪れないとあっては、世界が色褪せて見える。この状態が続けば俺は、俺は……!!」


    虎杖「と、……んん゛ッ、相談者さんの言ってることはよく分かった。じゃあ――――」


    1.「夢で会えなくなった程度じゃ気持ちが薄れることはないって証明のチャンスって考えてみるとか?」

    2.「会いに来て貰うつもりじゃなくて、こっちから会いに行こうと思ってみればいいんじゃね?」

    3.「ならとりあえずここで一回寝てみて、それでも駄目かどうか試してみて」

    4.「高田ちゃん以外の夢を見ることって今までなかったん?」

    dice1d4=4 (4)

  • 19二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 21:57:47

    平安時代には「夢の中に想い人が出てくるときは相手もまた夢の中に自分を見ており二人は相思相愛である」って夢占いがあったそうだが東堂は当然知ってるよな

  • 20二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:03:13

    既に相談者が色々試しててアドバイスが難しそうだけどちゃんと相談に乗ってる

  • 21125/06/01(日) 22:07:19

    虎杖「そりゃ高田ちゃんが夢に出て来てくれなくなったらショックだろうけど、今まで毎日高田ちゃんの夢しか見てなかったってことはないだろ?……ないよな?」
    虎杖「意識し過ぎてみれなくなってる可能性もあるし、今晩はとりあえず別のこと考えて寝たらそういう時こそ意外と見たい夢が見れるかもしれねぇし」
    虎杖「とにかく、高田ちゃん!!って思いながら寝るのやめて、他のこと考えながら寝てみれば良いんじゃね?」

    東堂「……なるほど、押して駄目なら引いてみろということか」

    虎杖「そうそう、それ!よく言うだろ?視野が狭まってるとか、そういう感じの」

    東堂「一理あるな。ふむ……ならば少しここを借りるぞ」

    虎杖「……は?」

    東堂「俺は一眠りする」

    虎杖「ここで!?」

    東堂「呪術師は体が資本だからな。眠りたい時に眠れるようにしておくのもその一つ」

    虎杖「(言ってること自体は真っ当なはずなのに絶対にそれ言うの今じゃない気がすんだけど)」
    虎杖「一応次の人来るかもしんねぇから、十分くらいで起こすぜ……?」

    東堂「充分だ」
    東堂「………………」

    虎杖「……え、まさか寝た?もう?意外と静かだな……イメージ的には思いっきりいびきかいてそうな気もすんのに」

  • 22125/06/01(日) 22:09:21

    東堂の夢

    1.高田ちゃんが登場

    2.ブラザーが登場

    3.高田ちゃんとブラザーが登場

    4.夢は見なかった

    dice1d4=4 (4)

  • 23二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:09:44

    寝つきが良いブラザーズだ…
    相談室での仮眠を許すな

  • 24二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:10:10

    熟睡しすぎだろ
    夢は眠り浅い方が見るからな…

  • 25二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:11:08

    頑なに見ないな東堂

  • 26125/06/01(日) 22:16:42

    虎杖「そろそろ十分経つけど、おーい、東ど」


    東堂「駄目だ」ガバッ


    虎杖「おわッ!?突然起きんなって」


    東堂「別のことを考えてみようと思ったが、俺が彼女以外のことを考えながら眠るなど断じて有り得ん!!」

    東堂「やはりこれは俺の想いが足りていないということなのか?」


    虎杖「足りてないってのはないんじゃねぇの」


    東堂「否!彼女を想う心に限度などあるはずがない!これ以上にもっと高田ちゃんのことを考えろという彼女からの試練!!」


    虎杖「俺のアドバイスは?」


    東堂「イヤホンを使わずに曲をかけると隣が煩かったが、こうなったらそうも言っていられんな。限界まで音量を上げて高田ちゃんの声で心臓を震わせ、眠りにつく。これしかあるまい」


    虎杖「寮生活中なら隣に配慮しろって」


    東堂「改めて自分の問題を自覚出来た。感謝するぞマイカウンセラー」


    虎杖「なんて?」


    1.相談続行、お隣さんに迷惑駄目絶対

    2.次の相談者へ

    dice1d2=2 (2)

  • 27二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:17:44

    隣の部屋のりとしかな…可哀想に…

  • 28二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:21:24

    マイカウンセラーだとなんかお前専属みたいだな!

  • 29二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:23:03

    己で結論を出して颯爽と相談室を飛び出していってそう

  • 30125/06/01(日) 22:26:44

    東堂「俺はこれで失礼する。模様替えから取り組まないとならないからな」


    虎杖「それは流石にやめと」


    ガラガラ ピシャン


    虎杖「あぁ……」

    虎杖「大惨事が目に見えてっけど、俺にはどうすることも出来ない」

    虎杖「アイツと同じ学校じゃなくて良かった、マジで」


    ―その後の東堂―

    1.京都に帰る最中の電車で転寝をした時に高田ちゃんに「人に迷惑かけるなんて駄目だぞ☆」と言われたので人的被害はゼロで済んだ→解決

    2.その日の夜、高田ちゃんの夢を見ることが出来たので爆音CD再生が日課に→解決……?

    3.爆音でCDをかけていると隣室の加茂がノイローゼになりかけたので有耶無耶になった→未解決

    4.夢にブラザーも暫く出て来ていないことに気付き、もしや二人が夢の中で逢瀬しているのでは?と思い今度は相談員としてではなく虎杖に相談しに来る→未解決

    dice1d4=1 (1)

  • 31二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:27:45

    さすが高田ちゃん

  • 32二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:27:56

    よかったな東堂
    お前このために新幹線で来たのか…

  • 33二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:29:43

    セーフ!ありがとう高田ちゃん

  • 34二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:31:16

    高田ちゃんって偉大だな…

  • 35125/06/01(日) 22:33:46

    虎杖「つーかアイツ、人に相談とかするんだな」

    虎杖「一人で考えて勝手に結論出してるようにしか見えんかったけど」

    虎杖「一応は話聞いてるっぽくもあったし、それで最終的に結論がアレってのは東堂っぽいけど」


    こうして本日の相談者の悩みごとは無事解決。

    解決したのが虎杖か東堂自身であるか、もしくは高田ちゃんかどうかは別として、虎杖相談室の打率は意外と結構良かったりする。

    評判が広がっていることもあり、京都から東堂が押し掛けるようなこととなったのだろう。


    さて、虎杖が相談員として使える時間はもう少しある。

    再び誰かが相談室の扉を開けた。


    二人目の相談者>>38

  • 36二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:36:11

    ナナミン

  • 37二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:36:20

    加茂君

  • 38二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:36:22

    家入

  • 39二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:39:11

    これまたあまり相談とか愚痴とかしなそうな人だなんとなく
    やはり評判が良いのか

  • 40125/06/01(日) 22:43:12

    家入「お、本当にやってるんだな」


    虎杖「ッ、す!」


    家入「運が良ければ会えるって聞いて、一回だけ覗いてみて開いてたら入ってみようと思っていたが、まさか一回で当たるとは思ってなかったよ」


    虎杖「(俺も任務や授業ある時はここ居ないし、ここ開けてる時間的には確かに結構短いんだよな。いつ開いてるかとかの時間予告もしてないし、たまに扉にメモが貼りつけてあるの見てビビるけど)」

    虎杖「ラッキーっすね、で良いんかな」


    家入「ここに来られてラッキーだったと思わせてくれるのは君次第じゃないかな」


    虎杖「責任重大っすね」


    家入「あ、ここ煙草は?」


    虎杖「俺は気にしないから良いっすよ。でも灰皿とかはないんで吸い殻だけは自分でどうにかして貰う形で」


    家入「じゃあお言葉に甘えて、とりあえず一本分くらいは話を聞いて貰うことにするよ」

    家入「>>43(相談内容)」

  • 41二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:52:11

    夢に連日五条がでてくる

  • 42二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:52:29

    寝癖が夏油の前髪みたいになる

  • 43二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:52:29

    休みが少なすぎる怪我する奴多すぎ

  • 44二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:52:34

    最近タバコの味が分からなくなってきた

  • 45二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:52:39

    自己犠牲精神の高い奴らをなんとかしたい

  • 46二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 22:53:02

    安価前後でノリが違いすぎる

  • 47125/06/01(日) 22:55:01

    閲覧注意もお守り代わりにつけてるし、変な相談持ち込んで虎杖を困らせよう!でも真面目な相談をしている二人が見たいな、でもどっちでも大丈夫だよ

  • 48125/06/01(日) 23:12:20

    家入「休みが少なすぎる、怪我する奴多すぎ。どうにかしてくれ」


    虎杖「(いつもお世話になっております……)」

    虎杖「あー……また学生に手伝って貰う、とかどうっすか?(ファンパレのイベントで学生たちが医務室の手伝いをするものがあった)」


    家入「私が休みたいからって?流石にそこまで横暴にはなれないよ」


    虎杖「でもい、……相談者さんが困ってるとか疲れてるって聞いたら手伝いたいって思う人も多いと思うけど」


    家入「どっちかって言うと私は根本的原因を対処したいたちでね。怪我人が居なきゃそもそも私の仕事がなくなる。不注意での傷も己の力を過信して出来た怪我も自己犠牲による惨状も、私から見れば全部同じもの。まったく、どいつもこいつもだよ」


    虎杖「(全部思い当たる点がある……)」


    家入「反転術式は本来呪力の操作方法だけで会得出来るものだから理論上は術式を持っていなくとも使えるはず。だからそんなに無茶したいならせめて反転術式くらい使えるようになってくれと思うことも多いよ。実際、当人が自分にだけでも反転術式を使えるようになれば多少の延命も叶うからね」


    虎杖「(確かに俺の周りでも反転術式使えるって人、そう多くないからなぁ。呪力効率がどうとかで使えたとしても他者の治療ってなるとどうしても上手く行かなくなることが多いみたい話も聞くし)」


    家入「で、君はそんな私にどうアドバイスをくれるのかな」


    虎杖「俺も正直、相談者さんの大変さを全部分かったとは言えないけど、――――――」


    1.「駄目元になるかもしれないけど、反転術式の使い方を皆で試してみるとか、そういう感じの講座を開いてみるのはどうっすか」

    2.「怪我しないくらい強くなる!……ってことで、呪術師強化週間的なので強い人にビシバシやって貰うとか」

    3.「怪我しないで勝つことの大切さを皆に分かって貰うとか。どうしても怪我する時はするけど、もっと上手く動ければ怪我せずに済んだって時もあるし」

    4.「治療する時に敢えてちょっと痛くしてみるとか……?」

    dice1d4=1 (1)

  • 49二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:13:42

    ひゅーひょいなんだよな…

  • 50二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:18:41

    しょーこーは教えるの下手だから…(ちょーそーはおしえるのへだだから)
    でも講習で皆の気が引き締まってくれたらヨシだし一人でも素質を見せてくれたら儲けものだな

  • 51125/06/01(日) 23:26:47

    虎杖「反転術式を試すってことがそもそも皆の頭にない感じするし、反転術式が出来るように頑張ってみれば出来るかもしれないし、そんで一人でも習得出来たらやっぱり相談者さんの負担が少しは軽くなると思うんすよね」

    家入「なるほどね」

    虎杖「それで簡単に使えるようにとは当然思ってないけど、呪力操作とかそういうのってやればやるほど伸びるって聞いたし、俺も地下室……んん゛ッ」
    虎杖「反転術式に関しての資料とか、あとは相談者さんの感覚とか、他にも反転術式使える人に聞いてみるとか」
    虎杖「やる前から諦めるってのは俺もあんまし好きじゃないし」

    家入「反転術式を使えるかどうかって結構感覚的なものでな。負の呪力を反転させされるかどうかだが、そもそも呪力を反転という感覚が分からない者も多い。術式によっては術式反転させた場合の効果が既に判明している場合もあるけど、それも結構レアケース」

    虎杖「……つまり?」

    家入「私の場合はひゅーっとやってひょいって感覚でやってるし、それで分からないって言われたらセンスないねで終わるってことだよ」

    虎杖「ひゅーとやってひょい」

    家入「でもそのセンスがあるかどうか試させてみる、ってのは言い訳になるかもね。大々的には難しいかもしれないけど、興味があるなら試させてみるってのも手かな」

    虎杖「相談者さん以外の反転術式を使える人に聞いても同じなんすか」

    家入「五条なんかは死にかければ分かる、だったね。実際それで分かるなら苦労しないけど」

    虎杖「反転術式ってそんな感じなんすね」

    家入「上層部が秘匿しようとしているって一面もあるし。自分たちだけが使えるならともかく、そう簡単に使われては困るとでも思ってるんだろうけど」

    虎杖「なら尚更使える人バンバン増やしていけたら良いっすね」

  • 52125/06/01(日) 23:37:53

    家入「実際にどうなるかは分からないけど、話を聞けて良かったよ。たまにはこういうのも悪くないね。ここに居れば無駄な呼び出しを受けるってこともないし」


    虎杖「(そういやここって基本的に相談者が入ってる時は外部からの干渉が出来ないようになってんだっけ)」


    家入「私に直接連絡が来る程度じゃないなら、このくらいは休ませて欲しいよ。それこそ煙草一本くらいはね」


    虎杖「ここ開けてる時はいつでも話聞くんで!」


    家入「なら次に来た時には君が反転術式を使えるようになってることを祈っておこうかな」


    虎杖「(…………い、色んな意味で困る)」


    家入「冗談だよ。じゃあ、私はこれで失礼するよ」


    ガラガラ ピシャン


    虎杖「……俺も怪我しないように頑張ろ」

    虎杖「もっと強くなって、皆の手助け出来るようになりてぇし」


    ―その後の家入―

    1.反転術式講座が実施され、可能性がありそうな者が数名発見された→解決

    2.補助監督の一人の術式が治療の役に立つことが判明。家入の負担が少し軽くなった→解決

    3.学生たちの中でいかに怪我をしないように任務を終えるかを競うようになり、怪我人が少し減った→解決

    4.反転術式講座の中で五条が「死にかければ分かるよ!」と笑顔で怪我人を増産、家入の仕事が増えた→解決せず

    dice1d4=2 (2)

  • 53二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:40:47

    素晴らしいなこの相談室
    負担が減ってなにより…

  • 54125/06/01(日) 23:46:31

    虎杖「根本的な解決にはならないって言ってたけど、今度医務室の手伝いにまた行こっかな。俺が相談員ってことバレないように、良い感じに自然に……」

    虎杖「俺自身もついちょっとくらいの怪我ならイケるって思って突っ込むけど、人の手を煩わせてるってことは忘れちゃ駄目だよな」

    虎杖「自分でどうにか出来んならともかく、自分のケツも自分で拭けねぇってのはどうかとおもうし」

    虎杖「気をつけよ……」


    喫煙者の名残である煙草の香りを振り払うべく換気や消臭剤を使った後、虎杖は相談員側のスペースへ戻っていく。

    時計を見ればまだ時間はある。ここにそう何時間も長居するつもりはないが、東堂も家入も長々と愚痴を言うタイプではなかったので。


    そして虎杖が伸びをすると同時、再び誰かが相談室の扉を開けた。


    三人目の相談者>>57


    (時間軸も時系列も謎の世界だけど原作で死んでる人が出て来ても良いし、ソイツが高専に居るってどんな状況?ってキャラでも良いよ。ここはネタスレ)

  • 55二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:47:01

  • 56二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:47:20

    烏鷺

  • 57二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:47:23

    小沢

  • 58二次元好きの匿名さん25/06/01(日) 23:47:24

    このレスは削除されています

  • 59125/06/01(日) 23:55:17

    小沢「し、失礼します!」


    虎杖「(……小沢!?)」


    小沢「ここって相談室、なんですよね?」


    虎杖「そ、うだよ」

    虎杖「(たまにあるんだよな。なんか部屋が外部と繋がって高専関係者以外が来るの。それでも知り合いが来るとやっぱりちょっとビビるけど)」


    小沢「(都市伝説みたいなものだと思ってたけど、本当にあるんだ。普段は扉がない所にかかってる『相談員在中』って札と扉は中に入れば相談室になってて、話を聞いて貰えるって話)」

    小沢「(相手の顔も見えないけど、その方が話しやすくはあるかも……)」


    虎杖「一応、ここは変な所じゃないし、扉から出ればいつもの場所に戻れるから。でも忘れ物はしないように注意。もう一回繋がるかが微妙だからさ」

    虎杖「(前に忘れ物があった時、結構困ったんだよな……)」


    小沢「分かりました……!」

    小沢「(声を聞いてるとちょっと落ち着く、かも。怖そうな人じゃなくて良かった)」


    虎杖「俺はこの相談室の相談員。今日はどんな相談でここに?」


    小沢「>>62(相談内容)」

  • 60二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:01:59

    好きな人を振り向かせる方法

  • 61二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:02:16

    のばらちゃ……新しいお友達への誕生日プレゼント

  • 62二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:02:20

    デートの誘い方

  • 63二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:02:21

    告り方

  • 64125/06/02(月) 00:13:45

    このデートの誘い方って小沢が虎杖に、を想定して良いんだよね?

  • 65二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 00:17:15

    >>64

    そうですね多分名前出さないだろうから

    好きな人をデートに誘う方法相談で

  • 66125/06/02(月) 00:18:25

    OK、サンクス

  • 67125/06/02(月) 00:20:14

    小沢「デートの誘い方って、どうすれば良いと思いますか……!」

    虎杖「(デートって、こちとらそんなこと一回もしたことないんだけど、どうすっかな)」

    小沢「どう誘えばいいか迷って、文面考えてるうちに日付が変わっちゃったりして」

    虎杖「普通に映画行こうよって誘ってみるのは?相手が映画嫌いじゃなきゃだけど」

    小沢「映画は好きなんだと思います。この前も映画の話してたし」
    小沢「でも直接誘うとなるとどう声を掛けたらいいのか分からなくて。映画見ようって誘ったけど本当はもう見てるのを言えないまま二度目に付き合わせちゃったりしたらどうしようとか……!」

    虎杖「お、おぉ……」
    虎杖「余程のクソ映画じゃない限り、二度目の映画も悪くはないと思うけど。一緒に見る相手が違えば尚更さ」

    小沢「…………その相手が私なのが問題で!」

    虎杖「それは問題なんかじゃないと思うけど」
    虎杖「あ、でもこれは誘い方っつーよりもデートの内容か。誘い方……誘い方?」

    小沢「(なんかしれっと凄いこと言われた気がする)」

    虎杖「直接声掛けるってのは?」

    小沢「むり」

    虎杖「(本当に無理そう)」

  • 68125/06/02(月) 00:48:27

    小沢「定期的に会えるような状況でもなくって、まず会うなら連絡しないといけないんです……私が無理なのもそうではあるけど……」


    虎杖「会う約束をするのがハードル高いってヤツ?」


    小沢「久し振りに連絡があったと思った相手がいきなりそういう感じってもし気付かれて、どう思われるかも怖くって。だったら連絡もしないでこのままの方が良いのかもしれないなって」


    虎杖「でも人に相談するくらい、本当はその人とデートしたいんだろ?」


    小沢「……そう、なんです」


    虎杖「んー、じゃあやっぱり誘ってみようぜ。まずはそこから。お、……相談者さんが好きになった相手がどんな人かは分からんけど、相談者さんが好きになるような人なんだろ?だったら自分の目を信じて良いと思う」


    小沢「私の目を信じて?」


    虎杖「そう。どう思われるか怖いって言うけど、好きになった相手が誘ったことを迷惑に思うような人?ってこと。そういう所を好きになった、とかならまた話は違うかもだけど」


    小沢「……私が言い訳したいだけで、きっと――――くんはそんなこと思わないって、本当は知ってて」


    虎杖「俺が言えるのは誘い方のアドバイスくらいだけど、じゃあ――――――」


    1.「相手が映画好きなら、いっそ『今やってる映画でおすすめのものある?』って聞いてその流れで一緒に見に行きたいって言ってみるってのは?」

    2.「ちょっとわざとらしいかもだけど、『チケット貰ったから一緒にどう?』って聞いてみるとか」

    3.「友達に送るメッセと間違えたふりしてどっかのURLでも送ってみるとか?そんで『間違えてごめん!』って謝ってからそこの話して、誘う感じで」

    4.「ここはやっぱり『デートしませんか』ってそのまま聞くのが良いんじゃね?」

    dice1d4=4 (4)

  • 69125/06/02(月) 01:00:23

    虎杖「色々考えて難しいなら単刀直入に言った方が」


    小沢「むりです。むり、ほんとうにむり……」


    虎杖「(マジで無理そう)」


    小沢「私がもしデートしませんかって誘ったらどうなるか、予想がつくんです」

    小沢「『送り先俺であってる?』」

    小沢「あってるけど、私は間違えちゃったって謝るしかなくなる……!!」ジタバタ


    虎杖「どうどう……」


    小沢「そもそも私だけがデートって思うくらいで良いの。私が勝手にそう思って緊張して嬉しくなって、これを覚えていれば色んなことを頑張れるってそんな時間が欲しいだけで……!」


    虎杖「(スッゲェ悩んでるんだな小沢……)」


    小沢「とにかく、直接デートだって誘うなんてとんでもなくて……」


    虎杖「そっかぁ……」

    虎杖「(デート誘ったことない俺がデートの誘い方とか云々考えるのに無理あったな……)」


    小沢「……すみません、色々とありがとうございました。少しだけスッキリできたので良かったです」


    1.相談続行、どうにかデートの誘い方を捻り出す

    2.相談終了、力になれず無念

    dice1d2=2 (2)

  • 70二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 01:04:30

    初めての未解決か残念でもすっきりしたならよかった

  • 71二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 01:07:30

    でもこの話の流れすごくカワイイ…
    モダモダ進まないのがちょっぴり残念

  • 72125/06/02(月) 01:16:50

    虎杖「力になれなくて本当に申し訳ございません……」


    小沢「わ、私も折角のアドバイスを聞けなかったので!」

    小沢「人に話を聞いて貰えるだけで嬉しかったので、ここに来られてよかったです」


    虎杖「そう思って貰えるなら何よりだけど」

    虎杖「(モテないことの弊害がこんな所に。恋愛相談も幾つか聞いて来たけど、正直その辺で真っ当なアドバイス出来たって思えたことあんまないんだよな)」


    小沢「まだデートに誘うことは出来ないけど、いつか勇気をもって誘える自分になれるように頑張ることにします」


    虎杖「うん、きっと相談者さんならそうなれると思う」

    虎杖「そこは俺が保証する!」


    小沢「あ、りがとうございます」

    小沢「(思ったよりも色々言っちゃったけど、本当に話せてよかったなぁ)」


    ガラガラ ピシャン


    虎杖「デートなぁ……」

    虎杖「誘ったことも誘われたこともねぇし、そう言うのって誰に聞けば分かるんだろ」


    ―その後の小沢―

    1. 二週間後、ばったり虎杖と出くわしてそのまま勢いでデートもとい映画を見る約束をした→解決!

    2. 突然虎杖から「一緒に映画見に行かね?」と連絡があり、ベッドから転がり落ちながらも「生きたいです」と返事をした→解決……?

    3.色々と考えた結果、釘崎と二人で出かけることに。「私を前座扱いとは良い度胸ね優子」と言われるもその時間は楽しかった→未解決

    4.悩み抜いたメッセージだけが貯まっていく。未だそれを送れる兆しはない→未解決

    dice1d4=3 (3)

  • 73二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 01:18:50

    小沢と釘崎の仲が深まった!がんばれ乙女道のりは長い

  • 74125/06/02(月) 01:24:00

    虎杖が時計を見ればこの部屋に入ってから一時間程経っていた。
    今日はこれくらいにしておくかと、部屋の後片付けをして札を回収する。

    虎杖「次はいつ開けられっかなぁ」

    明日か、明後日か。もしくはそれ以降か。
    虎杖相談室は不定期開催、もしかするとあなたの住む町にも彼へと通じる扉があるかもしれない。

  • 75125/06/02(月) 01:25:21

    今日はここまで、スレ自体は続くよ

  • 76二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 07:22:34

    このレスは削除されています

  • 77二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 08:44:31

    毎日の楽しみができた

  • 78二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 14:41:31

    今日も楽しみ

  • 79二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 19:29:41

    楽しみだなあ
    次は誰がどんな相談を……?

  • 80125/06/02(月) 21:02:12

    高専の中でも人通りの少ない建物内のとある一室。

    そこに入ることを目撃されれば内部でのプライバシー保護、もとい呪物の効果も意味のないものとなってしまう以上、虎杖はその部屋に入る瞬間が一番挙動不審になっていたりもする。

    今日は授業が終わったあと、少し時間が空いて任務に向かう予定となっている。

    映画などを見ても良かったのだが、なんとなくピンと来るものがなくて自然と足がこの部屋へと向かっていた。


    虎杖「……うっし!誰も居ない!」


    そそくさと部屋の中に入った後、中の掃除をパパっと軽くした後で表に「相談員在中」の札をかければ準備は完了。

    人が来る前にと相談者と相談員側を隔てる扉を潜って鍵をかければ、後は待つだけだ。


    虎杖「今日は誰か来んのかな」


    そうして今日も始まった虎杖相談室。

    果たして誰が相談しにやって来るのだろうか。


    四人目の相談者>>83

  • 81二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:03:15

    冥冥

  • 82二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:03:47

    脹相

  • 83二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:03:55

    三輪

  • 84二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:04:02

    このレスは削除されています

  • 85125/06/02(月) 21:13:24

    ガラガラ


    三輪「こんにちはー……?」


    虎杖「こんちはっす、いらっしゃいませ。俺は相談員ってやつなので、気楽にどうぞ!」


    三輪「噂には聞いてたんですけど、本当に相談室なんてあったんですね」


    虎杖「不定期開催?だからやってる時に見つけられるかも正直結構運かも」


    三輪「確かにここって普段は何もない廊下だしなぁ」


    虎杖「(あれ、もしかしてこっちの高専に来てるわけじゃない感じなんかな)」

    虎杖「一応不思議なことは色々起こってるみたいだけど、中で起こってるのは俺が相談聞くだけなんでそう大したことは出来ないっすけど、口に出すだけちょっとマシになるとかだったら少しは手助けできると思うんで。そうじゃなくても俺もない頭捻って考えるし!」


    三輪「そっちの方が有難いです。たまにあるガッチガチのカウンセラーさんとの強制面談の方がストレスたまるし……」


    虎杖「(そういやこっちにもたまに外部の人と喋る時間とらされるなぁ。俺は美味しい食事の話してるし、伏黒は犬猫動物の話してるし、釘崎は流行りものとかメイクの話してて全然カウンセリングって言うよりもフツーのお喋りの時間って感じだけど)」


    三輪「そ、それでですね!私が今回相談したいのはですね」


    虎杖「うっし、おねしゃーっす!!」


    三輪「>>88(相談内容)」

  • 86二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:13:50

    もっと強くなりたい

  • 87二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:14:09

    友達のマンゴーを勝手に食べてしまった、謝りたい

  • 88二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:14:22
  • 89二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:14:24

    トラウマを克服したい

  • 90二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:17:37

    このレスは削除されています

  • 91125/06/02(月) 21:23:18

    三輪のマンゴーネタって野球回のテロップだよな?と思って確認してきたけど三輪が真依に食べられてて、今回のこれは「あの時食べられちゃったから私も!」と食べたものの滅茶苦茶後悔してる三輪って感じで宜しいのか?

  • 92125/06/02(月) 21:35:41

    完全トンチキにはトンチキで応じるのが作法と思ってるんだが、何かを前提に踏まえた安価はそれ意識するのが作法と思ってるため面倒なこと聞いてすまんな!!

  • 93125/06/02(月) 21:41:53

    三輪「実は友達のマンゴーを勝手に食べてしまってですね、謝りたいんです」

    虎杖「うんうん」

    三輪「……」

    虎杖「……?」
    虎杖「え、そんだけ?」

    三輪「うッ、じ、自分でもそれだけとは思うんですが!!前に私が買ったマンゴーをその友達に食べられてしまって、ふと冷蔵庫を見たらその子の名前が書かれた箱に入ってて、あの時の恨み!とばかりに食べたら……もう味が分かんないくらいに罪悪感が凄くって……」
    三輪「美味しかったはずのマンゴーと、――ごめん……」

    虎杖「あー、自分がやられて怒ったのにそれをやり返しちゃったから謝ろうにも据わりが悪い的な感じ」

    三輪「そうなんです……」

    虎杖「確かにやられたからやり返すってのはあんまり良い手じゃないよな。自分が後悔するなら尚更。しかも前のことを思い出して悪いことしちゃった分、ただ謝るだけじゃ足りない気がするってところ?」

    三輪「あの時の私は悔しかったんだぞ!と思えたのはマンゴーにナイフを入れるまでで、ナイフを入れた瞬間にはもうどうしようって思って」

    虎杖「それならせめてマンゴー半分とか残ってないん?」

    三輪「食べちゃいました。やめ時が分からなくて……」

    虎杖「そッかぁ……」

  • 94二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 21:53:12

    >>91

    野球回のテロップ、食べた側と食べられた側を逆で覚えてしまってた...申し訳ない

  • 95125/06/02(月) 22:02:52

    虎杖「あー、じゃあマンゴーは残ってない。完食してて」


    三輪「はい」


    虎杖「で、その上で謝りたいっつーことで」


    三輪「ただ謝るだけならこう、『とはいえ私はされたことをし返しただけですけど?』なんて風に思われちゃわないかと。半分くらいは事実だけど……!」


    虎杖「(確かにもし俺が釘崎にプリン食べられた後、釘崎のプリン食べたとしたらどう謝っても釘崎に『で、私のプリンはそんなに美味しそうに見えたか?ん??』ってなるだろうし、こっちにちょっとでもやり返してやろ~みたいな思いがあったのを見抜かれたらその時点でしれっとそこに触れずに謝るのもなんか違う気もするし)」

    虎杖「うーーーーん」


    三輪「そんな時にこの部屋を見かけたので……」


    虎杖「……もしかして今?」


    三輪「今です。私のお腹の中には味がしなかったマンゴーが居ます」


    虎杖「なら早くどうにかするべきってことだよなぁ、なら――――――」


    1.「とりあえず今からでもマンゴー買ってきて、それ持って全部思ったこと言った上で謝るってのは?」

    2.「誠意を示すってことで、とにかく頭下げに行って許しを乞うしか……」

    3.「相手のだと気付かないで食べちゃった、ごめんなさい!で通すとか」

    4.「……やっぱり普通に謝るしかないんじゃね?」

    dice1d4=4 (4)

  • 96125/06/02(月) 22:03:32

    >>94

    気にせんでOK、ネタとしては面白いよ

  • 97125/06/02(月) 22:09:32

    虎杖「余計なこと考えてたらそれが言い訳にしか見えんかもしれんし、とにかく今の申し訳ないって気持ちをそのままぶつける感じで」


    三輪「やっぱりそれしかないですよね……?」


    虎杖「それでも許して貰えなかったら、食べた以上の数のマンゴーを献上する感じで。数で解決できると思ってる?って感じのこと言われたらそれも裏目かもだし」

    虎杖「相手による、だろうなぁ……」


    三輪「ですよねぇ……」

    三輪「色々考えてあれ言おう、これ言おうって思ってもそれが全部言い訳みたいになっちゃうから、そうじゃない言い方をって思ってもどうしても私も前にマンゴー食べられちゃったし!って思ったりなんかして」

    三輪「食べなきゃよかった……!!」


    虎杖「あー……ウン、その後悔をそのまま伝えれば良いと思う」


    三輪「許して貰えると思いますか」


    虎杖「大丈夫、って言いたいけど」


    三輪「はい」


    虎杖「やっぱ相手によるかなぁ」


    三輪「うぅ~……!!」


    1.相談続行、どうにか相手の性格とかを聞いて適したアドバイスを

    2.相談終了、迅速に謝るべし

    dice1d2=1 (1)

  • 98125/06/02(月) 22:20:28

    虎杖「その食べちゃった友達って、どんな人?そこも聞かれたくないなら内緒で大丈夫だけど」


    三輪「えっとですね、……ちょっと意地悪で」


    虎杖「うん?」


    三輪「私のマンゴーとか枝豆を平気で食べちゃう人で」


    虎杖「んんん??」


    三輪「もし私が食べたってバレたら『そう、人のものって美味しそうに見えるわよね?美味しかった?』って言いながら笑ってるけど笑ってない感じで……!!」


    虎杖「……一個良い?なんでそのお友達のマンゴー食べたん?」


    三輪「魔が差したんです……!!」


    虎杖「(ちょっと釘崎に似てる気がするって思ったのが釘崎にバレたらぶっ飛ばされそう)」

    虎杖「それはフツーに謝んのはキツそう、じゃあ――――」


    1.「ならせめて相手が買ってたマンゴーよりもちょっと高いマンゴーを携えて謝るとか」

    2.「相手がドン引くくらいの勢いと大声で謝ってみる……?」

    3.「まあ……相手がどんな感じの人でもやらかしたなら誠意もって謝るしかねぇよなぁ」

    4.「…………頑張って」

    dice1d4=2 (2)

  • 99二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:24:56

    三輪ちゃん来とる!
    なんか大声で謝ってるところ想像ついて草

  • 100125/06/02(月) 22:34:41

    三輪「そ、それは」


    虎杖「相手が嫌味言うって雰囲気ですらなくせばどうにかなるってこともあると思う」

    虎杖「(似たようなことなら俺もやったことあるしな……必死に謝って許して貰った後にどうにかしようとする方がない頭捻って変なことするよりもマシだし)」


    三輪「……分かりました。見つけ次第、全力で謝ってみせます」


    虎杖「外じゃなくて高専内ならそこまで他の人に迷惑がかかるってこともないしさ」


    三輪「となれば善は急げですね。ありがとうございました!三輪霞、全力の謝罪をお見舞いしてきます!!」


    ガラガラ ピシャン


    虎杖「三輪先輩が無事に許して貰えますように」

    虎杖「つーかマンゴーとか最後に食ったのいつだろ……」


    ―その後の三輪―

    1.アドバイス通り、真依を見つけた瞬間にクソデカ大声で「真依のマンゴーを食べたのは私です!大変申し訳ございませんでした!!!!!」と叫んで呆れた目で見られたものの、許された→解決

    2.謝ろうと息を吸った瞬間に「マンゴー食べたでしょ」と先制パンチも食らうも、「あれ、一緒に食べようと思ってたのに」と言われ心から「真依ごめん……!」と謝れた→解決

    3.真依を探している最中にメカ丸にマンゴーを貰ったし、冷蔵庫の中にはマンゴーがあったので何故か有耶無耶になった→解決……?

    4.大声を出そうと思って結局出せなくて教室の中で正座して真依に「そんなに私のマンゴーは美味しかった?」と詰められた→未解決

    dice1d4=1 (1)

  • 101二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:40:49

    まぁ平和に終わってよかったな
    それはそうと3ってもしかしなくても盗聴……

  • 102125/06/02(月) 22:41:20

    誰も居なくなった相談室を再び軽く掃除し、虎杖は一息吐く。

    ひたすらに飛び交っていたマンゴーという言葉のせいで食べたくなってくるも、気軽に買えるようなフルーツではない。

    虎杖がスーパーで気軽に手に取る果物と言えばバナナくらいだ。


    虎杖「つーかマンゴーの旬っていつだったっけ」


    やたらお腹が空いて来たな、と思った虎杖は相談員側のスペースに置いてあった煎餅をバリボリと食べる。

    甘いお菓子などここには残念ながらない。


    そうして一休みしていれば、新たな訪問者が戸を開ける音が響き、虎杖は慌てて煎餅を飲み込んだ。

    五人目の相談者>>105

  • 103二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:42:20

    天元様

  • 104二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:42:45

    伏黒

  • 105二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:42:49

    五条

  • 106二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:42:52

    直毘人

  • 107125/06/02(月) 22:49:23

    五条「お、やってるやってる」


    虎杖「げほッ」

    虎杖「(五条先生……!一応呪物の効果とかで五条先生にもこっち側のことがバレないようになってるとは聞いてるけど、それでも怖ェ……!!)」

    虎杖「(バレて困ることしてるわけでもねーけどさぁ)」


    五条「ふーん、へー……なるほどね」キョロキョロ


    虎杖「(裸眼で何見てんの?何確認してんの?何がなるほどなの?)」


    五条「まあいいや」


    虎杖「(何がまあいいんだよ……!!)」


    五条「で、相談員さん?せっかく相談者が来たのに無視ってのは酷くない?」


    虎杖「!すんません。俺はここの相談室の相談員やってる者です」


    五条「そう固くなんなくて良いよ。気軽に聞いてくれたらそれで良いから」


    虎杖「(つーか五条先生の悩み?相談ごと?をこれから聞くことになんのか……)」

    虎杖「悩みが解決するって言う保証は出来ないけど、話を真剣に聞くってのは約束しまっす!!」


    五条「そう、じゃあ聞いて貰おうかな」

    五条「>>110(相談内容)」

  • 108二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:52:32

    生徒たちからの尊敬の念が足りない気がする

  • 109二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:52:41

    最近生徒達が何か隠し事してる

  • 110二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:52:43

    上層部部イラつくからいい悪戯したい

  • 111二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 22:52:43

    悠仁(僕の生徒)が隠れてコソコソ何かやってるっぽいんだけど、面倒事に巻き込まれてないか心配だから問い詰めた方がいいかな?

  • 112125/06/02(月) 22:59:53

    五条「上層部にイラつくから悪戯でもしようかと思ってるんだけど、良い案ない?」

    虎杖「……なんか耳に詰まって聞き間違えたかも、もう一回言って貰ってもいいっすか」

    五条「上層部にイラつくから悪戯でもしようかと思ってるんだけど、良い案ない?」

    虎杖「そこはもうちょっと俺への配慮っつーか、そういう相談は受けつけてないって察してくれないかなぁ!?」

    五条「話を真剣に聞いてくれるって言ったのは君なのに?」

    虎杖「うぐッ」

    五条「これでも信用して相談してるんだけどなぁーー!!」

    虎杖「(め、面倒臭ェ……!!)」

    五条「良い案ないならとりあえず使ってないハリボテの施設でも壊そうかと思ってるんだけど」

    虎杖「考えるから!!!考えるから!!!!だから立ち上がんの待って!!!!!」

    五条「お茶とかないの?甘いものとか」

    虎杖「ないよ」

    五条「サービス悪いね」

    虎杖「ここそういう店じゃないんで」

  • 113125/06/02(月) 23:17:11

    虎杖「(上層部へ仕掛ける悪戯って、何?)」

    虎杖「今までした悪戯とかってあんの?」


    五条「例えば、生きてる人間を死んでるって報告してみたり?」


    虎杖「(俺のことでは?そもそもそれって悪戯の範囲か?)」

    虎杖「そういう犯罪に加担する系はちょっと」


    五条「そこまでは流石に期待してないよ。ほら無いの、悪戯の案」


    虎杖「(これで俺が提案すれば五条先生が本当にそれをするかもしれないってのがだいぶアレだけど、五条先生基準の悪戯よりはマシなラインで五条先生が納得するのを狙うべきってことか……?)」

    虎杖「(問答無用で俺まで共犯者にされてね……?)」


    五条「ほらほら早く」


    虎杖「あー、――――」


    1.「ブーブークッションでも仕込んでみるとか?」

    2.「寝起きバズーカとか?」

    3.「ドッキリしかけてみるとか?」

    4.「やっぱ一応上司的なポジション?なんだし悪戯とかやめといた方が良いんじゃないっすかね……」

    dice1d4=2 (2)

  • 114二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:22:46

    上層部ってどこで寝てるんだろう

  • 115二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:25:05

    寝起き茈……?
    中途半端にしょっぱい悪戯提案するよりウケてくれた方がスッキリするかもしれんけど寝起きバズーカされる上層部見たい気持ちもある

  • 116125/06/02(月) 23:26:23

    虎杖「(寝起きバズーカって言ったってそもそも寝てる場所にまで侵入するってことはないと思うし、やったら面白いけど出来ないねって流れでどうにか)」


    五条「あー、なんだっけ。寝てる所にバズーカ砲向けて発砲するヤツ?」


    虎杖「そうそう。飛び起きる感じがやっぱり見てて面白くってさ。どう?」

    虎杖「(こういうの五条先生好きそうだし、場合によっては俺たちがその被害に遭う可能性もあるけど、上層部の人たちが俺の提案した悪戯受けるよりはまだマシ)」


    五条「うん、いいね」


    虎杖「!?」


    五条「言っちゃえば油断してる時にぶちかませば良いんでしょ?バズーカ用意するの面倒だし荷物だし、赫で良いか」


    虎杖「!!!?!!!?!?」

    虎杖「そこまでは言ってないって!!」


    五条「いやぁ、いい案が聞けて良かった良かった!この素晴らしい提案をぜひとも彼らに教えてあげないとね!」


    虎杖「それはもう悪戯っつーかムハン!!」


    五条「謀反って言おうとしてる?」


    虎杖「それ!!!!」


    1.相談継続、起こる悲劇を食い止めねば!

    2.相談終了、五条を止められる者は誰も居ない

    dice1d2=2 (2)

  • 117二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:28:08

    さようなら上層部…いい人…じゃなかったからまあいいか!

  • 118二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:32:38

    謀反のホンと違反のハン混ざるよねわかる(座学4理系並感)
    マンゴー事件と比べて大規模な相談結果になっちまった

  • 119125/06/02(月) 23:38:30

    五条「大丈夫大丈夫、この程度じゃ謀反にもならないって」


    虎杖「上層部に赫ぶっ放してもこの程度……?」


    五条「僕が本気なら生きて逃がすような真似しないしね」


    虎杖「(否定出来ない……)」


    五条「ということで、相談終了!イイ悪戯の提案ありがとね」


    虎杖「くれぐれも、くれぐれも俺が発案者ってことはどうにか内密に……!」


    五条「お邪魔しました」ウインク


    虎杖「返事ィ!!」


    ガラガラ ピシャン


    虎杖「うおぉ……虎杖悠仁だけじゃなくて相談員Iにも秘匿死刑ってなったらどうしよ」

    虎杖「俺の命は一つしかねぇのに……」


    ―その後の五条―

    1.盛大に一発ぶちかましたのでスッキリ。生徒を死地に送ることにキレた五条悟としての演出なら上出来じゃない?→解決

    2.実は相談員がどちら側の人間か探りを入れるためだったので、会話の全ては冗談。被害者は動揺させられた虎杖のみ→解決……?

    3.悠仁が面白いことやってるなと揶揄いに来ただけなので会話は冗談。とはいえ上層部との話し合いの時にバズーカ砲持ってった。弾は赫→解決……?

    4.虎杖、伏黒、釘崎の三名が五条による寝起きバズーカで起こされる羽目に。相談員Iによるアドバイスだと五条が言ったせいで伏黒と釘崎に相談室に押し掛けられる→解決…………?

    dice1d4=4 (4)

  • 120二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:40:14

    寝起きドッキリ仕掛けられて伏黒と釘崎に責められる虎杖…頑張れ

  • 121二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:42:38

    ま…まあネタでよかったね!
    秘匿死刑追加にはならなかったしね!

  • 122125/06/02(月) 23:46:49

    若干不穏な未来が脳裏に過ぎったものの、虎杖は気を取り直して相談者側の掃除をパパっと終わらせる。

    飲み物やお菓子などを常備したいという気持ちは虎杖にもあるのだが、それを目当てに入り浸られても困るというもの。


    虎杖「まあ、流石に五条先生も冗談だよな、きっと、おそらく、多分」


    五条による寝起きドッキリが行われることも、そして相談員Iの正体を知らない伏黒と釘崎が乗り込んでくることも知らない虎杖は現実逃避のように宙を見る。

    うわぁ、部屋狭い。


    しかしそうぼーっとしていれば相談者と鉢合わせする可能性もある。

    若干目が虚ろになっていた虎杖は相談員側のスペースへ引っ込み、深く息を吐いた。


    虎杖「どうか何事も問題なく終わりますように……!」


    残念、問題しか起こらない。


    とはいえ、そうこうしていれば然程時間も置かずに次の相談者がやって来る。

    以外と人気の相談室、それがここ虎杖相談室だ。


    六人目の相談者>>125

  • 123二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:47:42

    伊地知

  • 124二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:48:32

    宿儺

  • 125二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:48:56

    夏油

  • 126125/06/02(月) 23:51:35

    この世界は不思議な世界なので夏油が生きてることになったよ
    立場的なものが見える相談内容ならそれに従うし、特に指定がなければギリギリ呪術師やってる夏油になるよ

  • 127125/06/02(月) 23:56:52

    夏油「……へぇ、これが噂の」


    虎杖「(五条先生の後にこれって、俺何かしたかな)」

    虎杖「(したかも……)」


    夏油「ここは相談室ってことであってる?」


    虎杖「あってマス。俺が相談員。この中で話したことはプライバシー保護的ななんやかんやでちゃんと秘密ってことになってるっす」


    夏油「へぇ、じゃあ悪だくみをしてもバレないってことだね」


    虎杖「バレないと思うけど俺の胃は悲鳴を上げるかも」


    夏油「それぐらいなら大したことないね」


    虎杖「(この人やっぱり五条先生の親友だな)」


    夏油「いやだな、冗談だよ」


    虎杖「冗談であることを願うしかないっすよ、マジで」


    夏油「そう警戒しなくても私の相談なんて大したことじゃないよ」


    虎杖「(こういうこと言う人こそ大したことある場合も多いからな……)」


    夏油「>>130(相談内容)」

  • 128二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:58:21

    美味しい蕎麦を作りたいので高専内に畑を作りたい

  • 129二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:58:25

    呪霊玉美味しく飲む方法

  • 130二次元好きの匿名さん25/06/02(月) 23:58:26

    依頼人から教祖になってくれと迫られる

  • 131125/06/03(火) 00:09:40

    夏油「依頼人から教祖になってくれと迫られて困ってるんだ」

    虎杖「なんて?」

    夏油「君、もしかして耳が悪いのかい?それなら良い病院を紹介するけど」

    虎杖「嘘です冗談です、むしろ冗談であって欲しかっただけで……」
    虎杖「教祖ってそう簡単になれるものだったっけって」

    夏油「教祖ってよりも宗教法人のトップかな。私を上に据えたいと懇願されてね、面倒でイヤになるよ」

    虎杖「その言い方ならもう断ろうとはしたってことっすよね?」

    夏油「そうだね。断っても断ってもあなたしか居ないって頼まれちゃって、終いには金を積む始末。その程度のはした金で動く気はないと言っても無駄で」

    虎杖「(……うっすらと夏油さんキレてる?)」

    夏油「このままじゃ……ねぇ?相談内容が死体の処理方法ってよりはお手軽だろう?」

    虎杖「(うっすらどころじゃなくて完全にキレてらっしゃる)」
    虎杖「そもそも何があったらそんなことを頼まれるようになんの?」

    夏油「特に変わったことはしてないよ」

    虎杖「(嘘っぽ……)」

    夏油「疑うなんてひどいなぁ」

    虎杖「!?」

  • 132二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:16:14

    夏油は読心術を会得済み…?

  • 133125/06/03(火) 00:16:23

    夏油「親身に話を聞いてくれるって話で、期待してたんだけどなぁ」


    虎杖「ウッ、……ちゃんと!俺も考えるから!」


    夏油「ぜひそうしてくれ。そうでないとあの依頼人がいつまで元気で居られるか分からないからね」


    虎杖「(ツッコミどころがあり過ぎる……!!)」

    虎杖「あー、まずは根本的なとこだけど、フツーに断っても聞いてくんないってことは説得は無理そう?」


    夏油「話が通じる猿なら良かったけどね、そうじゃないみたいだから」


    虎杖「(出た、夏油さんの”猿”呼び……ストレスたまってんなぁ……)」


    夏油「あぁ、本当に嫌になる。猿共め……」


    虎杖「とりあえず!俺が!思った!解決方法は!!!――――――」


    1.「いっそ教祖になって運営とかは今まで通りの人に任せて、名前だけの教祖になるとか?」

    2.「相談者さんの思う教祖っぽい人をその依頼者さんに紹介してみるってのは?」

    3.「補助監督さんから上層部の方に迷惑行為働いてる人が居るって報告して、どうにかして貰えば良いんじゃ?」

    4.「教祖になってそのまま解散命令しちゃえば?」

    dice1d4=2 (2)

  • 134二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:18:06

    おっと擦り付け作戦
    ある意味一番穏便か

  • 135二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:18:12

    誰を紹介するんだろうか夏油?

  • 136125/06/03(火) 00:29:16

    夏油「つまりは人身御供ってことだね」

    虎杖「そこまで言われるとちょっと申し訳なさが出てくるけど……」

    夏油「ふむ……」

    虎杖「(目の前の面倒ごとから逃げるならそう言うのが上手そうな人に任せるってのは間違ってないだろうし)」
    虎杖「(問題はそれを夏油さんがどう思うか、だけど)」

    夏油「まあ悪くはないんじゃない?そうだね、そうしてみようか」

    虎杖「よかった!思い当たる節はありそう?」

    夏油「候補はいるよ。こういうのが得意そうな人も、絶対に任せちゃいけないタイプも」

    虎杖「……?」

    夏油「話を聞いてくれてありがとう。少しは気が楽になったよ」

    虎杖「うっす!また何かあったら話だけなら聞けるんで」

    夏油「折角だから聞いておこうかな。君なら誰を教祖にする?」

    虎杖「え゛、っと」
    虎杖「(イメージ的には夏油さんがぴったりな気ィするけど、それは言えねぇし)」
    虎杖「俺の知り合いにはぴったりな人は居ないっすね!!」

  • 137125/06/03(火) 00:35:35

    夏油「そうか、ふぅん」


    虎杖「(なんでこんなにちょいちょい緊張感走るんだろ)」


    夏油「分かったよ。そこまで頼ろうとして悪かったね」


    虎杖「俺の方も具体的な案とか出せなかったんで、すんません」


    夏油「そんなことないよ……っと、じゃあ早速生贄の準備でもしてこようかな」


    虎杖「罪悪感!!」


    夏油「それじゃあね、私はこれで」


    ガラガラ ピシャン


    虎杖「つーかマジでどんな生き方してたら教祖になるように迫られることがあんの?」

    虎杖「あの人もだいぶおかしいよなぁ……」


    ―その後の夏油―

    1.冥冥に金を払って教祖をやるように依頼。どうにか逃れられたのでスッキリ→解決

    2.結構猿にムカついていたのでわざと滅茶苦茶にしそうな五条を紹介し、当然五条にも滅茶苦茶にするように頼んであったので一週間でその教団は消滅した→解決……?

    3.依頼人が「絶対にあなたじゃなきゃ駄目なんです!!!!!」と泣き喚いたせいで失敗、猿めポイントが急上昇した→未解決

    4.虎杖は突然夏油に押し掛けられ、「ちょっとあの人を良い感じに誑し込んで来てくれない?」と教祖役を押し付けられた→解決…………?

    dice1d4=3 (3)

  • 138二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 00:37:20

    夏油のストレスが上がってしまった一途な依頼人だな

  • 139125/06/03(火) 00:39:50

    さて、こうして今日も三人からの相談を受けた。
    友人同士の他愛無い問題から、暴れ狂う問題児の制御×2、大人の方が厄介な問題を持ち込んでくるのはいつものこと。

    虎杖「今日はこれくらいにすっかぁ」

    時計を見ればそろそろ任務の準備を始めなければならない時間だ。
    万が一、次の相談者が駆けこんで来ても大丈夫な時間に閉めるというのは虎杖のいつもの癖。
    悩みがあってきた人に「これから予定があるから帰って」とは言いにくい。

    虎杖「……うっし、任務も頑張ろ!」

    今日もまた仕事を終えた部屋は静まり返る。
    虎杖が立ち去ればそこにあったはずの扉は静かに消えていく。
    高専内にあるこの相談室は天元による結界との相性が非常に良い、と言うよりもその結界があることでの副産物のようなもの。
    その部屋の主が来るまで、相談室は静かに眠りにつくのであった。

  • 140125/06/03(火) 00:40:41

    今日はここまで、単発スレ予定なのであと2,3人ってところかな?

  • 141二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 01:52:10

    五条の直後に夏油来ててわろた
    まだ見れるんだね、待ってます

  • 142二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 01:52:36

    一途な依頼人…猿め…
    あとはだれが当たるか楽しみだ

  • 143二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 09:41:48

    おつです
    当たらなかったけど冥さん教祖似合うな

  • 144二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 17:53:24

    東堂のマイカウンセラー呼び了承を得てないマイブラザーよりはマシなはずなんだがやっぱり変

  • 145二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:03:49

    このレスは削除されています

  • 146125/06/03(火) 21:45:38

    バタバタと慌ただしく無人の相談室に駆け込んだ人物が居た。

    そしてノンストップでここまで走って来ていた人物――――虎杖は入ると同時にテキパキと準備を進める。

    五条の発言があったから……ではないものの、缶コーヒーと350mlのお茶のペットボトル、そして一口チョコやお煎餅などを菓子盆に適当に突っ込んだものと相談者側のテーブルに置き、ふうと息を吐く。


    虎杖「これっきりでも良いし、評判良かったら次も買ってきて良いかもな」


    虎杖も呪術師として給料を貰う身、パチンコなども少々嗜んだりはするが、そこまで浪費癖があるわけでもなし、お金に関しては多少の出費ならば目を瞑れる程度には余裕がある。


    虎杖「そもそも考えてみたら何度も来るような人も居なかったし」


    なにせ虎杖が居る時しか解放されていないこの部屋、巡り合える可能性はかなり低い。


    虎杖「うっし、今日もやっていきますか!」


    表に「相談員在中」という札をかければ虎杖ではなく、相談員Iとしての時間が始まった。

    そして今日もまた、その部屋を訪れる者が居る。


    七人目の相談者>>149

  • 147二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:46:58

    日下部

  • 148二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:47:09

    アツヤ

  • 149二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:47:14

    宿儺

  • 150二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:47:18

    日下部

  • 151二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:47:20
  • 152二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:47:57

    埋まるの早!?人多いのか

  • 153二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:49:00

    日下部人気凄いスナイパー宿儺

  • 154二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:49:44

    大量のアツヤの中の宿儺で草

  • 15514925/06/03(火) 21:51:08

    レス投稿して再読み込みされたら日下部安価まみれでヒュッてなった
    空気読めなくてごめん…

  • 156二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:51:34

    相談室で相談する宿儺想像だけで面白すぎるだろ

  • 157二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:52:01

    ええんやで自分の好きな人物で安価狙えば

  • 158二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:52:18

    >>155

    誇れお前はスナイパー

  • 159二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:53:41

    宿儺安価面白いよ!
    姿が気になるな

  • 160125/06/03(火) 21:58:57

    宿儺「……なるほどな」


    虎杖「げッ」

    虎杖「(なんで宿儺が。つーかなるほどって何がなるほどなんだよ)」

    虎杖「(五条先生と言い宿儺と言い、あとはまあ夏油さんも含めてだけど相談事聞く前に既に一波乱ある気がする)」


    宿儺「まあいい、そこに居るんだろう。俺の話を聞け」


    虎杖「(関白宣言?)」

    虎杖「あー、一応ここは相談室で悩みとか相談事聞く場所なんだけどそれ分かった上でここに来てんの?」


    宿儺「…………」


    虎杖「(黙って腕組みながらやっすいパイプ椅子に座ってる宿儺なんて初めて見た。椅子壊れねぇのかな)」

    虎杖「(大人しく誰かに相談するタイプじゃないだろオマエ)」

    虎杖「(しかもなんだ、宿儺……ぼーっとしてる?)」


    宿儺「……わざわざ分かり切ったことを聞くな」


    虎杖「あっ、そーっすか。じゃあ悩みでも相談でもお好きにどーぞ」


    宿儺「>>163

  • 161二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:59:29

    朝起きたらちんこが2本に増えていた(駄目なら安価下)

  • 162二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 21:59:45
  • 163二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:00:06

    毎晩万が枕元にいる

  • 164二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:00:07
  • 165二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:00:48

    万こわ

  • 166二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:01:19

    ダブルチンコの中の万で草

  • 167二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:03:07

    夢に関する相談事…2件目!
    と思ったら夢枕じゃなくて普通に枕元?どうすりゃええんや

  • 168二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:04:26

    ガチの怖で草

  • 169二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:04:26

    今度は万がスナイプした

  • 170125/06/03(火) 22:13:28

    宿儺「……毎晩枕元に万が居る。どうにかしろ」

    虎杖「…………はい?」

    宿儺「招き入れた覚えはない。だというのにここ最近は毎日気付けばアイツが枕元に立っている。人の呼吸音で目が覚め、ぼやけた視界の中でアイツの顔がはっきりと見えた瞬間にまたかと思うような夜ばかりだ」

    虎杖「一応聞くけど、惚気的な」

    宿儺「そんなにここを破壊されたいか」

    虎杖「嘘嘘嘘!!スッゲェ嫌がってて困っててどうにかして欲しいってことだよな!!」
    虎杖「(東堂の夢に高田ちゃんが出て来ないって相談も困ったけど、枕元に毎晩人居るって何?)」

    宿儺「やめろと言ってるのに聞きはしない、が眠っている間の俺に勝手に触れてくるわけではない。起きるまでただじっと見ているというのも心底気色が悪い」

    虎杖「そこまで言わんくても」

    宿儺「貴様は毎日目覚める度に人に見下ろされている状態を気色が悪いとは思わないのか?」

    虎杖「思う思う、超思うから掌印はやめろってマジで」
    虎杖「その勢いでいつもみたいにザンッとしないのはなんで?」
    虎杖「(自分で聞いててどうかと思うけどさぁ)」

    宿儺「寝室が滅茶苦茶になるだろう」

    虎杖「そこ!?」

  • 171二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:17:28

    宿儺に気取られずに寝室に入り込む万さんisこわ

  • 172125/06/03(火) 22:24:33

    虎杖「(コイツの感覚分かんねぇ……世界は滅茶苦茶に出来るのに寝室は滅茶苦茶になると困るのかよ)」

    虎杖「(あー、でも分からないでもないような……?)」


    宿儺「どうにかしろ」


    虎杖「俺が出来るのは話聞くだけで対処までは承ってないんだけど」


    宿儺「なら疾く解決案を出せ」


    虎杖「解決案って言っても、部屋に鍵はかけてんの?」


    宿儺「当然だ」


    虎杖「(寝室に鍵掛けて寝てる宿儺、何か嫌だな……)」


    宿儺「構築術式がある以上、物理的障害は殆ど役に立たない。呪物なども使いはしたが凡そ数時間の足止めにしかならん」


    虎杖「(ここまで来るとスゲェな)」


    宿儺「どうにかしろ」


    虎杖「(同じこと二回言ってる……)」

    虎杖「あー、なら――――」


    1.「寝る時間を夜じゃなくしてみるとか、暫く旅でもして拠点変えてみるとか」

    2.「飽きるまでほっとけば?いずれ見られてることにも慣れるだろうし」

    3.「その人以外の人と一緒に寝てみるとか」

    4.「いっそ途中から枕元に立ってるのが嫌なら最初から一緒に寝れば?」

    dice1d4=2 (2)

  • 173125/06/03(火) 22:34:55

    虎杖「寝室に入られんのも困るだろうけど、見られてるだけなら……まあ」

    虎杖「(全然状況は違ぇけど、コイツだって最初の頃は俺が寝ようとしてる時もワケ分からんこと話しかけてたの無視して寝てたしなぁ)」


    宿儺「夜ごとに寝室に不審者が入り込んできていることが大したことではないと?」


    虎杖「ベッドとか布団に潜り込んでくるわけじゃないんだろ?もしくは受肉してくるとか」


    宿儺「は?」


    虎杖「ナンデモナイデス」


    宿儺「……つまり、このまま俺に耐えろとそう言いたいのか」


    虎杖「色々手を尽くして無理だったら最後は……まぁ」


    宿儺「ふざけているのか?それが相談員と名乗った人物がすることか?」


    虎杖「(イライラと困惑と呆れで宿儺が真っ当なこと言い始めてる……)」

    虎杖「そもそもその人が枕元に来てる理由もよく分かんねぇけど、話し合いとかは?」


    宿儺「アイツが話し合いなど出来るたまに思えるか?」


    虎杖「俺は万さんって人のことそこまで良く知ってるわけじゃねぇし……」


    1.相談続行、マトモな助言が出て来なければ宿儺にここを破壊される!かもしれない

    2.相談終了、相談員Iには脳みそが無いのかもしれない

    dice1d2=1 (1)

  • 174二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:34:56

    これ何もしてこないの宿儺の幻覚とかだったら怖いな
    そんな繊細ではないと思うがなんか術式とかで…
    実在してれば飽きてくれることもあるだろう実在であれ

  • 175125/06/03(火) 22:52:29

    宿儺「……一分やろう」


    虎杖「ん?」


    宿儺「真っ当な助言を思いつかなければ、分かっているな」


    虎杖「もしかしなくても俺脅されてる?」


    宿儺「残り50秒だ」


    虎杖「横暴過ぎん!?」


    宿儺「不審者に寝所へと侵入されているという悩みに対して我慢しろとほざく輩には相応しい対応だと思うが?」


    虎杖「そう言われると確かにそうかも……!」

    虎杖「(ここで暴れられんのは流石にマズい。宿儺がどこから入って来たのかもよく分からんけど、多分大丈夫ってだけであくまでも多分!)」

    虎杖「(……ん?いやこれ次元ごと斬られれば俺普通に死ぬのでは?しかも俺があんなこと言ったってバレたら倍殺されるのでは?)」

    虎杖「(捻り出せ虎杖悠仁……!!)」

    虎杖「じゃあ――――――」


    1.「……!なんだっけあれ!嘱託式の帳!!条件付けしてその人だけ入れないようにすればいいんじゃね!!」

    2.「縛り結んで貰うとか?対価みたいなの出せば飲んでくれるかもしれないし」

    3.「アイマスクして寝てみるとか?」

    4.「諦めて最初から一緒に寝れば?そうしたら意外と大人しくなるかも」

    dice1d4=2 (2)

  • 176二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:53:53

    万「縛り?つまり結婚てことね!はい決まり!!」

  • 177二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 22:56:32

    なんとか頑張って絞り出してはいる…
    こっちだってなんて助言したらいいかわかんねぇよこんなお悩み相談…!

  • 178125/06/03(火) 23:11:47

    虎杖「縛りの内容とかまでは思いつかんけど、相手もわざわざ寝室に入って来るのは手間だろうしなんかこう良い感じに条件を提示すれば」


    宿儺「俺が何故あいつに譲歩せねばならん」


    虎杖「とは言っても嫌だからやめてくれって言葉を聞いてくれない相手にはそれくらいしか思いつかんけど」


    宿儺「……………………………………………………」


    虎杖「(腕組んで目を瞑ってマジで考え込んでる……)」

    虎杖「(確か縛りって脅しとかじゃ駄目らしいからそこまで物騒なことにはならんだろうし)」

    虎杖「(宿儺心配してんのか万って人心配してんのか分からなくなってきたな)」


    宿儺「…………分かった」


    虎杖「一応なんつーか……頑張って?」


    宿儺「これでも駄目なら覚えておけよ」


    ガラガラ ピシャン


    虎杖「物騒~~~~!!!!」

    虎杖「警察も頼れないって不便だな……」


    ―その後の宿儺―

    1.一日三分までなら会話をする代わりに夜這い(仮)をやめる縛りを結んだ。今はその一日三分の会話をどうやめさせようか悩んでいる→解決

    2.宿儺が動く前に宿儺よりもキレていた裏梅が万をどうにかするための方法を編み出した。万はキレた。→解決……?

    3.万に直接文句を言いに行ったら「夜這いなんてそんなはしたないことしてないわよ?」と言われて謎が深まった。あれは何だ→未解決

    4.「なら代わりに結婚しましょう宿儺!!!!!」と迫られたので寝室が滅茶苦茶になった。後日相談室も滅茶苦茶になる→未解決

    dice1d4=4 (4)

  • 179二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:15:34

    相談室…負けちゃう!?
    恋愛(?)絡みの相談事は難しいね…がんばれ負けるな相談員I

  • 180二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:15:55

    し、寝室ーッ!相談室ーーッ!!

  • 181125/06/03(火) 23:20:04

    やたら緊迫感のあった相談も終わり、虎杖は深い溜息を吐く。

    訳の分からない相談を受けると自分まで疲れる気がするのは、虎杖が真剣に話を聞いているからかもしれないし、そうではないかもしれない。


    虎杖「あー……やたら疲れた。つーかこれ本当に俺ってバレてないんだよな……?」


    場合によっては中の人がバレると非常に面倒なことになりそうだと思うような相談もたまにある。

    宿儺の場合、自分が他ならぬ虎杖に相談していたと分かれば……と虎杖は悪寒のようなものを感じた。


    虎杖「なんにせよ、あともうちょっとはイケっかな」


    時計をちらと見た後、安定の軽い掃除。

    思わずパイプ椅子が壊れてないかまで確かめたが、あの巨体を受け入れても大丈夫だったようだ。

    ……ギリギリかもしれないが。


    虎杖「うっし、じゃあこれで俺は引っ込んでっと」


    そうして虎杖が相談員側のスペースへ入った瞬間、扉が開く。

    どうやら今日も相談室は大盛況らしい。


    八人目の相談者>>183(ラスト)

  • 182二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:21:38

    七海

  • 183二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:21:42

    日下部

  • 184二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:21:50

    伏黒

  • 185125/06/03(火) 23:28:11

    日下部「……おぉ」


    虎杖「いらっしゃいませ?」


    日下部「本当にここが機能してるのは久し振りに見たな。厄介事を押し付けられたようで」


    虎杖「厄介事って感じは……あー、ギリギリ思ってない」


    日下部「なんかあったってことか」


    虎杖「あった。守秘義務?で言えんけど」


    日下部「ぺらぺらと喋られちゃ俺の口も固くなるってもんだ」


    虎杖「ご存じの通り、ここはい……んん゛ッ、相談室!お悩みや相談事、誰かに言いたいことなんかあったらご自由にどうぞ!」


    日下部「なら、まあ……お言葉に甘えて」


    虎杖「あ、でも俺が出来るのは解決することってよりも話を真面目に聞いて一緒に考えるだけだから解決の保証は出来ません」


    日下部「……苦労を感じる説明どうも」


    虎杖「それでも良いなら話は聞くよ、ってことで!改めてどうぞ!」


    日下部「>>187(相談内容)」

  • 186二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:29:00

    生徒達になめられてる気がする

  • 187二次元好きの匿名さん25/06/03(火) 23:33:53

    多種多様な悪夢を毎夜見て寝不足

  • 188125/06/03(火) 23:44:05

    日下部「ここ最近多種多様な悪夢を見て寝不足なんだよ」

    虎杖「……それって枕元に誰かが立ってるとかって話?」

    日下部「はぁ?ホラーってよりは普通に悪夢だよ。足を踏み外して高い所から落ちる夢、呪霊に四肢を捥がれて食われる夢、色んなものを失う夢、それと――――まあ、色々だ」

    虎杖「そんで夜中に飛び起きたり、眠るのを避けたりする感じ?」

    日下部「流石に一睡もしてないって程じゃないが、睡眠は浅くなるし寝ても寝た感じがしないしと、まあつまりはただの寝不足だ」

    虎杖「夢か……」
    虎杖「(東堂の高田ちゃんの夢の相談とか、宿儺の……まああれは夢ならばどれほどよかったでしょうだけど、日下部先生はシンプルに悪夢っと)」
    虎杖「色んな夢ってことは最近何かあってそれがトラウマにって感じでもないんすよね?」

    日下部「そうだな。思い当たる点は特にない。ただ夢見が悪い。それで怪我をするような真似はまだしてないが、これが続けばそうなる可能性もある。そこまで行けば睡眠導入剤でも使うか、ってところだな」

    虎杖「そこまで行く前になんとか解決出来たら良いけど、うーん」

    日下部「自分だけが最悪ならそれも割り切れるが、そうでもなくなってくると流石にな」

    虎杖「あー……なるほど」
    虎杖「(これ多分、周りの人が夢に出て来て被害に遭う感じの悪夢の方がキツイってことなんだろうな)」

    日下部「で、どう解決してくれる?」

    虎杖「悪夢を見ないようになればいい、か。うーん……」

  • 189125/06/03(火) 23:56:17

    虎杖「(ピンポイントで同じ悪夢に苦しんでるならその原因の究明と解決になるんだろうけど、色んな悪夢ってなるとそうもいかねぇし)」

    虎杖「(いっそ夢を見ないようにってのも解決方法になるのかもしれねぇけど、夢を見ない方法なんて知らないし)」

    虎杖「(あ、でも眠りが深ければ夢見ないんだっけ?となると悪夢のことを気にして眠りが浅くなって夢見が悪くて更に……の悪循環の可能性か)」


    日下部「この年で悪夢なんぞに悩まされるようになるとは思ってなかったな」


    虎杖「何歳になっても怖いものは怖いし、恐ろしいものは恐ろしいと思うけど」


    日下部「それを俺が言ってもな」


    虎杖「でも睡眠時間が減るってのは正直結構な死活問題っすよね」


    日下部「体が資本だからな。前にも夢見が悪いって時もあったが、あん時も気付けばなくなってたし、今回もそうかもしれねぇが限界が先に来たら困る」


    虎杖「悪夢、悪夢……うーーーん」

    虎杖「ならさ、――――――」


    1.「まずは夢を見ないように、眠りを深くするための方法を試してみるとか?ホットミルクとか、ホットアイマスクとか、そういう感じの」

    2.「いっそ楽しい夢を見るために枕の下に思い出の写真を入れてみるってのはどう?」

    3.「じゃあその夢を俺が聞いて、そんなこと有り得ない!って全部笑い飛ばすってのは?」

    4.「いっそ現実で悪夢のような体験をすれば悪夢も思ったよりもマシって思うかも?」

    dice1d4=3 (3)

  • 190125/06/04(水) 00:08:32

    虎杖「自分の中では悪夢って思っても、人に話せば違った見方が出来るかも知んねーし。あ、言いたくなかったら良いけど」

    日下部「おいおい、悪夢って笑い飛ばせるようなものか?」

    虎杖「足を踏み外して落ちるって言ってたけど、足を踏み外さないとは言わねぇけどさ、落ちかけた所で何も出来ずにただ落ちるだけっての有り得なくね?例えばビルとかから落ちるなら呪力強化した上で落下スピードの軽減くらいは出来るだろうし」

    日下部「それが出来ないから悪夢なんだろ」

    虎杖「だから悪夢だよな、って話。夢じゃん?現実にはあり得ないってことで」

    日下部「あー……そういう感じか」

    虎杖「そもそも日下部さんが四肢捥がれるとかどんだけ強い呪霊なんだよ」

    日下部「(それを俺がそうだな、って言えるか馬鹿)」

    虎杖「夢の中って最悪が重なって来るけどさ、実際に起きたらそうはならないよなって思っとけば夢の方にも影響が出るかもしれねぇし。たまに夢の中で夢だって分かる時ってあんじゃん?悪夢見てる時でも夢だなって分かればどうにかなるんじゃねぇかなって」

    日下部「……ならもし仲間が死ぬ夢を見たら?」

    虎杖「そうはさせない。俺は自分が守りたいって思ったものは俺の出来る限りの全力を尽くすって決めてるから」

    日下部「…………なるほどな。その答えは若いが、無駄に年を食うよりはマシかもな」

    虎杖「今のに年齢って関係あった?」

    日下部「年を取るとそういうことは素面で言えなくなるもんなんだよ」

  • 191二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:11:13

    取り敢えず対処療法かな…?

  • 192二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:16:15

    最初っからずっと真摯に話聞いてて好き
    実際こんなことやってたら身が持たねえぞ!と思うけど隙間時間不定期開業だからいいんだろうな…

  • 193125/06/04(水) 00:22:53

    虎杖「それこそ最終的には気の持ちよう?ってやつなのかも」


    日下部「悪夢を悪夢と思うな、ってことか」


    虎杖「もしくは自分の手で悪夢を終わらせろ的な?」


    日下部「何もしないよりは多少マシってくらいだな」


    虎杖「う゛ッ」


    日下部「ま、その言葉に従ってみるさ。悪夢なんか実際には起こらない、んだろ?」


    虎杖「悪夢を見ることに対しての負の感情が悪夢を引き寄せる的な感じなら、そう思わなくなれば見なくなるんじゃねぇかなって思って……」


    日下部「ここでグダグダ言ってても解決するものでもないし、とりあえずは礼を言っておく」


    虎杖「俺も悪夢なんか見なくなるようにって祈ってるんで!」


    日下部「あんがとさん、っと」


    ガラガラ ピシャン


    虎杖「睡眠時間まで削られんのってキッツイよなぁ……。どうにか悪夢を見なくなれば良いけど」


    ―その後の日下部―

    1.夢の中の自分がやたら強くなっていたので悪夢が悪夢じゃなくなった。とはいえあの宿儺を倒す夢は逆に悪夢では?とも思っている→解決

    2.悪夢の中である程度自分の意志で行動できるようになり、7割くらいは悪夢じゃなくなるようになった。それだけでもだいぶマシではある→解決……?

    3.周囲に寝不足なのがバレ、強制的に休みを作らされた。一日ぼけっとしてたら悪夢は見なくなった。もしやこれストレスか?→解決……?

    4.悪夢は続く。だが良くも悪くも悪夢に慣れたせいで、悪夢を見ようとも無理矢理に寝る術を身に着けた→未解決

    dice1d4=2 (2)

  • 194125/06/04(水) 00:29:45

    日下部が帰った後、虎杖は一つ伸びをした。
    時計を見れば今日はもうそろそろ終わりにしないといけない時間だ。

    虎杖「あ、そういや結局誰も手を付けてなかったな」

    置いた時とそのままの形で残っている飲食物を回収し鞄の中に入れると虎杖は部屋の中を見回す。
    仕組みがよく分かっていないが、色んな所と繋がるこの場所は誰かの助けになっているのだろう。

    虎杖「皆の悩みが解決しますように、っと!」

    そう呟くと虎杖は部屋を出て、鍵をかける。
    手慣れた動作はこれから何回続くのか、彼にも分からない。

    虎杖相談室の本日の相談受付時間は終了いたしました。
    ですがどこかで普段見ない扉があれば、彼の元に繋がる扉かもしれません。

    第一回目の虎杖相談室の結果
    相談者は計八人
    解決:東堂・家入・三輪
    解決……?:日下部
    解決…………?:五条
    未解決:小沢・夏油・宿儺

  • 195二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:31:24

    めっちゃ良かった!乙!

  • 196125/06/04(水) 00:32:21

    以上で終了!
    スレ主的には複雑な関係の恋愛相談を持ち込まれて「俺にどうしろと!?」とか、意味分かんない相談されて「あー?うーん??」ってなるしかなかったりとか、あと自分が関係する相談持ち込まれて「これ俺聞いていいヤツ?」ってなる感じのギャグっぽい感じになるかなと思ったら意外と真面目な相談事でスレ民の真面目さとスレ主の不真面目さを痛感したよ
    安価参加してくれた人も付き合ってくれた人もサンクス!

  • 197二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:32:57

    おつおつ
    近々相談室破壊されちゃうらしいけど、気が向いたらまたやって欲しいな
    面白かったよ

  • 198二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:35:23

    無茶ぶり相談来るかと思ったら皆わりと真面目に利用してたね…!
    見守るの楽しかったから相談員Iの今後の活躍にも期待したい
    相談室崩壊からのリニューアルとかでぜひ!

  • 199二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:38:44

    あとあと結構な影響が出そうな夏油と宿儺が未解決なの笑った
    安価出すのって難しい…と思ってるから当たった安価も外れた安価もどれも良いねと思いながら眺めてる
    そして🎲で選ばれなかった選択肢もどれも面白そうで好き
    乙でした!

  • 200二次元好きの匿名さん25/06/04(水) 00:42:29

    虎杖が相談室用のお菓子を紙袋に入れてウロウロしててもパチ帰りかなって思われるけどチョイスが独特で勘のいい相談者に疑いをかけられる回…とかもあるかもしれないと勝手に思った
    頑張れ相談員I!またいつか相談室開けてね相談室I!

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています