「俺たちは別の世界に転生し三人兄弟として生まれ変わったわけだが」part88

  • 1125/06/25(水) 23:52:09
  • 2125/06/25(水) 23:53:12
  • 3二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:56:39

    立て乙です

  • 4125/06/25(水) 23:57:21

    10まで保守

  • 5二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:57:42

    ほしゅ

  • 6二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:59:31

    ☆彡

  • 7125/06/26(木) 00:02:52

      *'``・* 。
       |     `*。
      ,。∩      *
     + (´・ω・`) *。+
     `*。 ヽ、  つ *゚*
      `・+。*・' ゚⊃ +゚
      ☆   ∪~ 。*゚
       `・+。*・ ゚..

  • 8125/06/26(木) 00:05:13

         曰
         | |   ∧_∧     
        ノ__丶(〃´Д`)_ 
         ||日||/    .| ¢、
      _ ||本||| |  .    ̄丶.)
      \ ||酒||L二⊃ . ̄ ̄\
      ||\`~~´  (<二:彡) \
      ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
       .  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||

  • 9125/06/26(木) 00:07:00

      _,,..,,,,_
    / ,' 3  `ヽーっ
    l   ⊃ ⌒_つ
    `'ー---‐'''''"

  • 10125/06/26(木) 00:08:33

      ∧_∧   
     ( ´・ω・) 
     ( つ旦と) 
     と_)_)

  • 11二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 08:42:24

    ほしゅ

  • 12二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 16:07:02

    ☆彡

  • 13125/06/26(木) 18:46:48

    今日はお休みです

  • 14二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:06:18

    お疲れ様です

  • 15二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 08:46:48

    保守

  • 16二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 16:30:14

    ho!

  • 17125/06/27(金) 18:42:32

    今日は20:30頃の開始予定です

  • 18125/06/27(金) 20:33:39

    それでは再開


    ※全員に聞こえるように、スマホで

    ※因みにシンはちゃんと意識を取り戻しました


    アスラン『どうしても残らないといけないか?』

    シン「そうですね……」

    キラ『せめて、僕がそっちに行っちゃ駄目?』

    シン「それだとレノアさん動いてくれないんじゃないかと」

    キラ『うぅ……』

    シン「それに、対価としては俺がこっちに残った方が丁度いいので」

    キラ『その対価って言うのがよくわからないんだけど、どういうこと?』

    シン「兄ちゃんはそこら辺、イザークさんから聞いてませんか?」

    アスラン『最初の方で教えられたな。たしか、高位の神は強い力を持つがゆえに、力の均衡を崩してしまう可能性があるため、それを抑制するために、あえて力の制限をかけている。その制限を解くためには、対価を支払ってもらう必要があると。確か、供物などがそれに該当するはずだったな』

  • 19125/06/27(金) 20:39:54

    レイ『シンは日ごろから、レノア様に小説という供物を与えているから、今回のように助けには来てくれる。が、"これ"の終息となると、それだけでは対価が足りない。だから、他にも対価が必要になったんだな。対価は何も供物のみではなく、危険な土地にあえて残るという行動も、対価たりえるからな』

    シン「うん。ごめんなさい、皆。本当は相談が先だとはわかってたけど、色々と悩んでる余裕がなくて……」

    キラ『……体調は本当に大丈夫なの?無理してない?』

    シン「無理してないとは言いませんけど、もっふるがそばに居てくれてたおかげで、思ったよりも酷い状態じゃないので安心してください。まあ、帰ったら俺、動けなくなってるかもしれませんけど……」

    アスラン『そうなっても俺たちで家のベッドまで運んでやるさ。後、義父さんが仕事休んで、しばらくお前に付きっきりになるかもしれないが、それに関しては文句言うなよ?』

    シン「……はーい」

  • 20125/06/27(金) 20:46:37

    キラ『ところで、シンがそっちに残らないといけないのは、なんとなくわかる気がするけど、なんでウィル君やアーノルド君までそっちに残らないといけないの?呪いのせいなら、アスランが切れるから大丈夫なんでしょ?まあ、シン一人だけ残すのもあれだったから、二人が居てくれるのはちょっとだけ安心っちゃ安心なんだけど……いや、やっぱりお兄ちゃんめちゃくちゃ心配だよ……』

    レイ『それについては、おそらく助けを求めたやつが関わっているんだろうと推測しているが、あっているか?』

    シン「うん」

    アスラン『助けを求めた?どういうことだ』

    レイ『レノア様がここに来た理由として、助けを求められたからと言っていただろう?アレはおそらく、シンが見たという白いウサギがしていたものだと思う』

    キラ『白いウサギがレノアさんに?どういうこと?』

    レイ『シンが出会ったという白いウサギの正体は、おそらく因幡の白兎と同種のものだと思う。ウサギというのは昔から天照大御神や月詠命などの、高位の神の使いだと考えられていてな。因幡の白兎も神の使いの一匹なんだ。特に、月とウサギは非常に関りが深い。資料によっては、ウサギは月詠命の使いという解釈もされている。確定、とまでは言えないが、使いが自らの主に助けを求めた、と考えると、彼女がここに来た理由としては納得がいく』

    アスラン『因幡の白兎……確か、古事記に登場する、大国主命が助けたウサギがそのように呼ばれていたな。助けられたお礼として、大国主命に予言を残したのだったか。だが、なぜそんなウサギが?二人とはなにか関りがあるのか?』

  • 21125/06/27(金) 20:52:18

    レイ『……これは俺の推測だが、以前ウィリアムが『厄介な怪異に目を付けられても、運が良いのか、必ず解決方法が見つかる』と言っていた。その時点で何かしらの加護を疑っていたのだが、おそらく彼らを守っていたのはそのウサギだったのではないか?』※part61のレス31参照

    シン「多分、それで合ってると思う。ヒルコもそう言ってたし。ただ、なんで守ってるのかまでは分かんないけど……」

    レイ『ということは、彼らが残るのは、ウサギからの助けに矛盾を生じさせて、それを対価とする為か。そして、シンを介するのはその対価の価値を高めるため。対価を支払うのは、別に人間でなくても良いが、やはり人間が支払う場合が一番価値が高いからな』

    キラ『ええっと、つまりそのウサギは、二人を助けるためにレノアさんを呼んだけど、自分が対価を支払う場合だ価値が落ちるから、シンにも助けを求めて、シンを介することで対価の価値を高めてるって感じなのかな?』

    シン「はい、概ねそのとおりです」

    アスラン『なるほど。逆に言えば、今回の怪異は、そこまでやらないといけないもの、ということになるのか……』

  • 22125/06/27(金) 21:13:34

    キラ『ああもう、なんでそれをシン達がやらなきゃいけないんだろう……僕が変われたら良かったのに……』

    シン「そこは、まあ、運でしかないので……ただ、俺たちはあくまで、この空間に居る怪異をどうにかするだけなので、なんでこの怪異がこの学校で活性化したのかとかは、わからないかもです」

    アスラン『……つまり、他にも元凶が居ると?』

    シン「いや、もしかしたらってだけです。それに関しては、ムウさんたちがなんか言ってたりしないんですか?」

    レイ『活性化した地点を中心に結界が張られているということは確認しているが、それ以上のことは今のところはなにも……結界が張られている理由についても、まだ推測の域を出ていない段階だ。dice1d2=2 (2)

    1.シン達は、巻き込まれた学校関係者以外に人を見ていないのか?

    2.ただ、オルガが少し、心当たりがあるような素振りをしていたな

  • 23125/06/27(金) 21:24:56

    シン「オルガさんが?」

    レイ『ああ。だが、本人も確証を持てていないみたいだ』

    シン「そうなんだ……って、今気づいたけど、ここって結界の中ってだけで、異界ってわけじゃないんだな。息苦しいし、中の様子が学校の中じゃなくなってるから、てっきり異界内だと思ってたけど」

    レイ『ヨグ=ソトースもそのようなことを言っていたな。曰く、結界の内部だけ、別のものに上書きされているような状態なのだとか』

    シン「……それ、解決しても元に戻るのか?」

    アスラン『万が一戻らなかったら、復元作業の手配はするそうだ』

    シン「……なんというか、ムウさん達本当に大変ですね」

  • 24125/06/27(金) 21:59:28

    レイ『ともかく、調査自体は外でも行っている。シン達は気にせず、怪異の事だけに集中してくれ』

    シン「わかった。じゃあ、また進捗があったら連絡するから、そっちも頼むな、レイ」

    レイ『……本当は、俺もそちらに行けたら良かったんだがな』

    シン「……もしかして、離れてる間に俺が怪異に襲われたの気にしてるな?軽率な行動した俺が悪いんだから、あんまり気にしなくていいのに」

    レイ『気にするさ。俺はお前を守護する者なのだから』

    シン「なら……レイは力は強くなくても、知識は豊富だし、鼻が利くだろ?だから、俺が怪異の事やってる間、外の調査に関しては、レイに任せるな。レイなら出来るだろ?」

    レイ『……ああ、汚名を挽回できる様、全力で取り組もう!』

    シン「それを言うなら返上だろ……」

    レイ『すまない、最近ネットに毒されていてな。誤用だった』

    シン「まったく……まあ、いいけどさ」

  • 25125/06/27(金) 22:01:49

    ちょっと短いですけど、今日はここまでにします

    明日は多分19:30頃になるかなと

  • 26二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 23:07:00

    お疲れ様でした

  • 27二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 08:23:57

    ほしゅ

  • 28二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 14:53:03

    ☆彡

  • 29125/06/28(土) 19:35:03

    それでは再開


    シン「それじゃあ、切るな。……ふぅ」

    ウィリアム「意外とすんなり決まってよかったね」

    シン「……ウィル、アーノルド、ごめんな。勝手に決めた上に巻き込んじゃって」

    ウィリアム「いいよ。シンが一人ここに残るよりかはましだと思ってるし。それに、今まで僕らを助けてくれてた怪異の手助けなんでしょ?だったら、断る理由なんてないよ。ね、アーノルド」

    アーノルド「それには別に反論はないけど、せめてこういう状況じゃなかったらとは思うよ……俺たち、本当に無事に帰れるのか?」

    シン「何があっても俺が守るから大丈夫だよ」

    ウィリアム「シンにかぁ……」

    シン「なんだよ、なにが不満なんだよ!」

    ウィリアム「だって、ねぇ?」

    アーノルド「むしろ俺たちがお前を守る側だろ」

    シン「んなことないし!俺がひ弱だからって偏見だろ、それ!!」

  • 30125/06/28(土) 19:46:03

    ウィリアム「あはは。まあ、冗談はさておき、僕らだってろくに役には立てないかもしれないけど、やれることはやるからさ。シンはあんまり無理しないで、僕らに頼ってね。体、きついんでしょ?」

    シン「うっ……こ、このぐらいならまだ平気だし」

    アーノルド「そうやって下手に誤魔化すから、親と兄弟の過保護から抜け出せないんだろ」

    シン「ぐっ……」

    ウィリアム「どうせ一蓮托生なんだから、皆で協力し合ってがんばろ?」

    シン「……うん」

  • 31125/06/28(土) 19:59:23

    ウィリアム「よし、それじゃあ……どこ行けばいいの?」

    アーノルド「そういえば、何をするのかも聞いてなかったな。どうすればいいんだ?」

    レノア「それは歩きながら説明いたします。ですが、その前にシリウス先生の中にあるものを一旦除去いたしましょうか」

    シン「……あの、レノアさん?そのシリウス先生って言うの、やめてくれません?いや、確かにその名義で執筆してますけど、せめて先生は外してくれませんか?」

    レノア「dice1d2=2 (2)

    1.お断りいたします♪

    2.そうですか、ではシリウス様とお呼びさせていただきますね

  • 32125/06/28(土) 20:06:20

    シン「それなら先生の方がマシかもです……」

    レノア「あら、そうですか。それは残念です」

    シン「(なにが残念なんだ……?)」

    レノア「それよりも、中に居るものを出してはくれませんか?さすがの私も、出してくれない事には何も出来ませんから」

    シン「わ、わかりました……」


    シンは[ヒトガタ]を再度発動し、中に居る怪異を外に出す

    レノアはdice1d2=1 (1)

    1.出た瞬間に怪異を鷲掴みし、消滅させる

    2.そのままツッコんできた怪異を、ただ見るだけで消滅させる

  • 33125/06/28(土) 20:15:44

    レノア「出力もこれなら十分ですね。では、奥へと進みましょう。ニャルラトホテプ、貴女も着いてくるのよ?」

    ニャルラトホテプ「……はぁい」(外に出ようとしてた)

    シン「(アレ一瞬で消滅させるって……やっぱり、高位の神様ってマジでレベルが違うんだな)」

    エザリア「dice1d2=1 (1)

    1.私はこのまま外に出てもいいかしら?

    2.私もこの子たちの護衛ぐらいは付き合うけど、どうする?

  • 34125/06/28(土) 20:32:06

    レノア「いいわよ」

    エザリア「そう、なら私はこのあたりで失礼させていただくわ。貴方たち、神様の言うことは絶対に聞きなさいね」

    ウィリアム「え、行っちゃうんですか?」

    エザリア「月の神も居るからね。それに、山の方をタヌキちゃんに任せてるけど、ちょっと心配だから、早めに戻りたいのよ」

    シン「そっか。エザリアさん、今日は本当にありがとう。凄く助かった」

    エザリア「私が勝手にやっただけよ。でも、もし借りが出来たって思ったのだったら、今度山に顔を出しに来なさいな。山の精霊とレーシィが、最近あんまり来てくれないって嘆いてるわよ?」

    シン「ちょっと立て込んでて行けなかったんだって……ていうか俺、そもそもそこまで頻繁に山には行ってないんだけどな」

    エザリア「もう少し顔を出す頻度を上げてくれると、あの子たちも喜ぶわ。まあ、その前にもうちょっと体強くならないと、って思うけどね?」

    シン「俺だって頑張ってるんだよ……」

  • 35125/06/28(土) 20:52:51

    ウィリアム「それ、迷惑じゃなかったら、僕たちも行きますね!」

    エザリア「ええ、歓迎するわ。それじゃあ、また会える日を楽しみにしてるわ」


    ―エザリアは亀裂から外に出る。そして、亀裂はエザリアが通るのを最後に消えてなくなる


    アーノルド「……出口が無くなると、いよいよって感じだな」

    ウィリアム「だね……よし、頑張ろうか!」

    もっふる「!」(ウィリアムに同調して気合を入れる)

  • 36125/06/28(土) 21:07:04

    ~奥へと進む~


    ウィリアム「それで、僕たちってどこに向かうんですか?」

    レノア「端的に言えば、怪異の根城です。私たちは、ここの主を"どうにか"するために残ったのですから」

    アーノルド「でも、どうにかするって具体的にどうするんですか?」

    レノア「それは、実際に見てから決めようかと思っております」

    ウィリアム「え、それ決める時間とか、あるんですか?」

    レノア「無いなら作ればよいだけの事ですから。ああ、貴方方の力も借りることもありますので、その際はこころよく貸していただけると幸いです」

    アーノルド「全部貴女の力で解決ってわけ委には行かないって事ですか?」

    レノア「ええ、色々と複雑なのです。ああ、最低限の命の保証は致しますので、そこは安心してください」

    アーノルド「(最低限の命の保証って、どういう意味なんだ?なんか、嫌な予感が……)」

  • 37二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 21:10:58

    アーノルド君にも何かあるのだろうか?
    ウィリアム君は前回なんとなく説明されたけど

  • 38125/06/28(土) 21:16:11

    では、最初の関門dice1d2=2 (2)

    1.森の外へ出ようとすると、元の場所に戻ってしまう

    2.森を抜けようとした先に、とてつもなく大きな扉が現れる

  • 39125/06/28(土) 21:32:58

    ウィリアム「わあ、おっきい。これってどうやって開けるんだろう?」

    シン「不思議の国のアリス基準だと、多分俺たちが小さいだけなんだろうけど、その場合って、ここ開けるためにキノコ食べなきゃいけないって事なのか?そこはどうなんです?」

    レノア「食べなくてはならない、というわけではおそらく無いと思いますが、大きくならなければならないのは確かですね」

    ウィリアム「神様パワーで大きくできないんですか?」

    アーノルド「神様パワーってお前な……」

    レノア「出来なくもないですが、ここは温存の意味でも、大きくなる方法を共に考えましょうか」

    アーノルド「大きくなる方法って言っても、どうすれば?」

    レノア「この場所は異界のように一定の法則がございます。そして、その法則はおそらく、貴方方が既視感として抱いているモノをヒントとして考えても良いと思われます」

  • 40125/06/28(土) 21:43:19

    ウィリアム「つまり、不思議の国のアリスの内容をヒントに考えるって事?」

    レノア「はい、そうです」

    ニャルラトホテプ「不思議の国のアリスねぇ。ルールとして組み込まれてるってことは、ここの主はアリスが好きなのかしら?」

    シン「まあ、強い影響は受けてそうだよな……」

    ウィリアム「じゃあ、とりあえず謎解きはシンに任せるね。僕ら、不思議の国のアリスはそこまでわかんないから」

    シン「が、頑張る……じゃあ、とりあえずそれっぽいキノコを見つけるか。それからどうするかは、見つけてから考えよう」

  • 41125/06/28(土) 21:58:11

    ~キノコ探し~


    シン「そう言えばさ、ウサギの事なんだけど、ウィルたちはなにか思い当たることないのか?」

    ウィリアム「思い当たること……んー、なんだろう?」

    アーノルド「俺たち、今までウサギ飼った経験もないからな……まあ、ウィルが幽霊を助けてたりはするけど、それも普通の幽霊だしな」

    ウィリアム「うん。あとさ、確認なんだけど、そのウサギって、僕ら二人を守ってるって事でいいの?それとも、僕だけとか、アーノルドだけとかなの?」

    シン「二人とも……だと思うけど」


    そんな話をしながらキノコ探しdice1d3=1 (1)

    1.「わたしをたべて」と書かれた看板を見つける。ご丁寧に矢印も書かれており、その先にはちゃんとキノコがある

    2.+しかし、様々な種類のキノコがあるせいで、どれを指しているのかがわからない

    3.お茶会会場のような場所に着く。しかし、全てのスケールが先ほどの扉のように大きい

  • 42125/06/28(土) 22:09:28

    シン「わかりやすくて助かるな……多分このキノコだと思う。ただ、食べてって書かれてるけど、食べないで大きくなれるのか?」

    レノア「少々お待ちください」


    ―そう言って、レノアはキノコの一部をもぎ取り、自身の手を使ってキノコを粉々にしていく

    ―しばらくすると、粉末状になったなにかが出来上がった


    レノア「これを頭からかぶってください。そうすれば、大きくなれますよ」

    アーノルド「凄い力業だな……」

    シン「まあ、食べなくて良さそうなのは助かるから……」

  • 43125/06/28(土) 22:16:39

    ~キノコの粉末を被る~


    ウィリアム「わあ!?ほ、本当に大きくなった!」

    アーノルド「な、なんか変な感じだ……ぐわんぐわんする……」

    ウィリアム「でも、ちょっと楽しいかも」

    シン「この状況で楽しめるの、凄いな……」

    ニャルラトホテプ「本当にね」(因みに道中襲われてるが、全部ニャルラトホテプが処理してくれてる)(描写?数が多いし、負ける要素ないのでカットです)

    レノア「では、先ほどの扉に向かいましょうか」

  • 44125/06/28(土) 22:18:16

    今日はここまでにします

    明日もやりますが、時間は未定です

  • 45二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:10:20

    お疲れ様です

  • 46二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 06:14:46

    保守

  • 47二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 15:35:22

    ☆彡

  • 48125/06/29(日) 19:28:35

    すみません、今日やる予定だったんですけど、今日はお休みします……

    明日は多分やれると思うので、その際は20:30頃の開始となります

  • 49二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 23:56:34

    お疲れ様です

  • 50二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 08:35:37

    ho

  • 51二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 15:36:53

    しゅ

  • 52二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 20:41:42

    このレスは削除されています

  • 53125/06/30(月) 20:43:23

    それでは再開


    アーノルド「ウィル、よくこんな状況で楽しいだとか言えるな。さっきまで死体にビビってたくせに」

    ウィリアム「いや、死体は流石に怖いでしょ。それに、守ってくれる人たちがいるから、ちょっと緊張が解れてさ」

    アーノルド「俺は本当に元に戻れるのかとか、色々と考えて胃が痛い……」

    ウィリアム「アーノルドは気にし過ぎなんだよ。ちょっとぐらいは肩の力抜いたら?」

    アーノルド「お前がノー天気なの!たっく、大丈夫ってなったらすぐこれだ……」

    ニャルラトホテプ「度胸が据わっているというか……緊張感がないわね、この二人。いくら安全が保障されてるからって、こんな感じで大丈夫かしら?」

    シン「ま、まあ、怖いとかそういう悪い感情を持ちすぎてると、悪い怪異が寄ってきやすいってアズラエルさんも言ってたし、逆にいいのかもしれな……のか?」

    レノア「ふふふ」

  • 54125/06/30(月) 20:48:02

    ~扉をくぐる~


    ウィリアム「ここは……dice1d2=1 (1)

    1.大きい庭なのかな?こういうのって生垣って言うんだっけ?どこに続いてるんだろう?

    2.パーティーでもしてたのかな?かなり荒らされてるね。お皿とかの破片、踏まないようにしないと

  • 55二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 20:49:05

    お、トランプ兵が管理する庭かな?

  • 56125/06/30(月) 21:07:44

    シン「……枯れてるけど、多分これ薔薇だな。原作通りだとすると、ここらへんでトランプ兵が白いバラを赤く染めようとしてたりするけど……」(足元に落ちてた枯れた花を拾い上げる)

    アーノルド「それ、なんでだっけ?」

    シン「赤いバラの木を植えようとして、間違えて白いバラを植えちゃったから、女王様にバレる前に染め直してたんだよ。そうしないと、トランプ兵たちの首が吹っ飛ぶからな」

    アーノルド「……バイオレンスな話じゃないって思ってたけど、十分バイオレンスだな?」

    シン「そうか?確かに言い方物騒だし、アリスも最終的に処刑されそうになって追われるけど、実際の描写ってそこまででもなかった気がする。あと、実際に処刑されるシーンがあるわけじゃないし、そもそも子供へ送る物語にグロゴア表現は……直接的な表現避けるから、いうほどじゃないよ」

    ウィリアム「それ、シンが小説書くとき、そういう表現いっぱい使ってるせいで、マヒしてるだけなんじゃないの?」

    シン「そ、そんなことはないって。ハンプティダンプティだって、捉えようによってはグロいかもしれないけど、別にそんなことないだろ?」

    アーノルド「すまん、ハンプティダンプティがなにか分かんないわ」

    シン「……そっか」

  • 57125/06/30(月) 21:16:24

    さて、薔薇の生垣の中へ入った一行はdice1d3=3 (3)

    1.ボロボロの大きなトランプの死骸が摘みあがった場所にたどり着く

    2.ボロボロの大きなトランプに足などが付いたものが、ゾンビのような動きで襲い掛かってくる

    3.迷子になる

  • 58二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 21:18:32

    迷路だもんな……
    枯れているから余計に迷うのかな?

  • 59125/06/30(月) 21:23:44

    アーノルド「……俺たち今、どこに居るんだ?」

    ウィリアム「これ、もしかして迷った?」

    シン「……多分?」

    ニャルラトホテプ「どうすんのよ、これ」

    シン「ニャルラトホテプ、上から様子を見ることって出来るか?」

    ニャルラトホテプ「私が見るの?どうしよっかなぁ~?」

    シン「……」


    シンはニャルラトホテプをdice1d2=1 (1)

    1.ジト目で睨みつける

    2.捨てられた子犬のような目で見る

  • 60125/06/30(月) 21:28:17

    ニャルラトホテプ「ふふ、貴方の顔で睨まれても可愛いだけよ?」

    シン「はあ……ならもっふる、ちょっと上から様子見てきてくれないか?危なくなったらすぐ戻って来いよ」

    もっふる「!」(任せておけ!と言わんばかりに意気揚々と飛び上がる)


    dice1d2=1 (1)

    1.問題なく道案内が出来る

    2.もっふるが上に行こうとすればするほど、生垣の高さがもっふるよりも高くなる

  • 61125/06/30(月) 21:44:35

    シン「道案内できそうで良かった」

    ウィリアム「でも、ここってどこに着くんだろ?」

    シン「クロッケー場か、お城とか?まあ、どちらにせよ、最終的には裁判所に着きそうだけど」

    アーノルド「なんでだ?」

    シン「原作がそうだからかな。裁判所って言っても、確かきっちりとしたものじゃなくて、どちらかというと玉座みたいな場所だったはず。なにせ、裁くのはハートの女王だからな。そこなら、この空間を支配してる怪異もいそうだろ?」

    ウィリアム「確かに」

    シン「ただ……」

    アーノルド「?どうした」


    アーノルドがそう言った矢先dice1d2=1 (1)

    1.シン達が出会った黒い何かが後ろからゆっくりと来る

    2.南京錠で閉ざされた門の前に到着する

  • 62125/06/30(月) 21:48:40

    レノア「皆さん、こちらに」(シン達の背中を押して、行き止まりの道に誘導する)

    ウィリアム「え?な、なになに?」

    もっふる「!?」(毛が逆立ってる)

    シン「もっふる?……ま、まさか」

    レノア「後ろを見てはなりません。そのまま目線を行き止まりの方へ」

  • 63125/06/30(月) 21:59:26

    ―誘導されるまま、三人は行き止まりへと進む。

    ―後ろからは、ずる、ずる、と聞き覚えのある、粘着質な音が響いている。

    ―後ろから感じるプレッシャーに、三人は息を止める。

    ―しかし、かの月の神がそばに居るからだろうか。

    ―最初に出会った頃よりも、いくらか息がしやすいようにも感じられる。

    ―しかし、それでもなお、見てはならないという気持ちは消えない。

    ―冷や汗も、留まることを知らない。

    ―ひどい悪臭があたりに広がる。

    dice1d2=1 (1)

    1.急に、音がピタリと止んだ。

    2.三人の前に、白いウサギが現れた。

  • 64125/06/30(月) 22:07:36

    ―通り過ぎたわけではない。ましてや、消えたわけでもない。

    ―音は、自分たちの後ろで止んでいる。

    ―つまり、"アレ"が丁度後ろに居る。

    ―そう理解すると、心臓が痛むほどの速さで鼓動する。

    ―逃げたい。しかし、目の前は行き止まりだ。逃げるなら、後ろを振り向かなくてはならない。


    シン達はdice1d2=1 (1)

    1.後ろを振り向く

    2.後ろを振り向かない

  • 65125/06/30(月) 22:13:47

    ―『後ろを見てはなりません』。そう警告した月の神の言葉を忘れ、三人は後ろを振り向く。

    ―そこに居たのはdice1d2=2 (2)

    1.蠑??繧後■蟆大・ウ縺ョ莠。鬪ク

    2.一匹のウサギだった

  • 66125/06/30(月) 22:22:08

    ―白いウサギではない、色のついたウサギだった。
    ―ちょこんと座って、おしゃれなのかベストや蝶ネクタイを付けている。
    ―じっとこちらを見つけている、可愛いウサギ
    ―今は八月だから、三月よりも狂っていない三月のウサギ
    ―ウサギ、アリスの友達
    ―時計屋も、ハリネズミも、チェシャ猫も
    ―みんなみんな、アリスのともだち
    ―ずっと、ずっと、ここでずっと
    ―なんでもない日にお茶会を
    ―アリス、みんなのアリス

















    おまえがころした

  • 67125/06/30(月) 22:27:49

    ―気が付くと、空を見上げていた。

    ―いや、見上げていたのではなく、仰向けに倒れていた。

    ―自分たちは一体何をしたのだろう?

    ―頭が痛む。


    シンdice1d100=45 (45)

    90以下で

    ウィリアムdice1d100=11 (11)

    18以下で

    アーノルドdice1d100=99 (99)

    32以下で

  • 68125/06/30(月) 22:34:07

    アーノルド「あれ?俺……」

    ウィリアム「頭いたい……一体何が?」

    レノア「後ろを振り向いてはいけないと、警告いたしましたのに」

    シン「振り向いた……?」

    ニャルラトホテプ「貴方たち、黒いアイツを見たのよ。それで気を失ったの。良かったわね、神様がそばに居て。危うく魂がアレに取り込まれるところだったわよ」

    アーノルド「そう、だったのか?全然思い出せない……」

  • 69125/06/30(月) 22:44:11

    ニャルラトホテプ「ショックで記憶が飛んだのかしら?まあ、アレを覚えてるよりかはましね」

    シン「……」

    もっふる「。」(心配そうに顔を覗き込む)

    ウィリアム「……んー」

    アーノルド「ウィル、シン、随分と顔色が悪いけど、大丈夫か?」

    ウィリアム「少し休めば、多分大丈夫……だけど、なんか凄く気分が重いって言うか……」

    アーノルド「重い?」

    ウィリアム「アーノルドは平気なの?」

    アーノルド「俺はそこまでじゃない」

    ウィリアム「そっか……んー、なんだろう?悪夢を見てたような感じで、胸がぐるぐるする……」

    シン「……悪夢」

  • 70125/06/30(月) 22:46:05

    中途半端ですけど、今日はここまでにします

    明日は未定です

  • 71二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 23:09:55

    お疲れ様でした

  • 72二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 08:12:53

    保守

  • 73二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:16:52

    ☆彡

  • 74125/07/01(火) 18:47:01

    今日はお休みです

    そして、間違えて帽子屋を時計屋と書いてしまったことに今気づく……

    手元の小説読みながらだったんですけど、直近に某列車のゲームやってたせいで引っ張られましたね……

  • 75125/07/01(火) 18:50:22

    あと、どうでもいいことなんですけど、Gジェネでデッパ(デスティニーインパルス)絶賛量産中です。なんか好きなんですよね、デッパ。

    ガチャはずっと爆死してます。辛いです。

    踊るしかねぇ~

  • 76二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 23:20:58

    お疲れ様です

    物欲センサーは優秀ですからね……(別のゲームで爆死した)

  • 77二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:56:51

    ガチャの女神はとんでもねえ気まぐれなのよな…

  • 78二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:59:00

    ガチャの確率より自分のリアル運がどれだけあるかによるよね……

  • 79125/07/02(水) 18:57:24

    今日もお休みです

    すり抜けはやっぱり悪い文化()

  • 80二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 23:11:20

    お疲れ様です

  • 81二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:36:36

    ほしゅ

  • 82二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 17:23:11

    ☆彡

  • 83125/07/03(木) 18:58:09

    今日もお休みです

  • 84二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:34:50

    お疲れ様です

  • 85二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 08:17:45

    ほしゅ

  • 86二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 14:19:55

    ☆彡

  • 87125/07/04(金) 19:34:05

    連絡遅くなりましたが、今日はお休みです

    明日は19:30頃の予定です

  • 88二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 23:00:45

    お疲れ様です

  • 89二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 07:13:08

    ☆彡

  • 90二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 14:01:22

    ほしゅ

  • 91125/07/05(土) 19:29:53

    それでは再開


    アーノルド「とりあえず、立てるか?さっさと移動しよう」(ウィリアムに手を差し伸べる)

    ウィリアム「dice1d2=2 (2)

    1.っ!(アーノルドの手を叩き落とす)

    2.うん、そうだね

  • 92125/07/05(土) 19:33:39

    シン「………」

    アーノルド「シンもほら。……もしかして、立てないのか?」

    シン「え?い、いや、そんなんじゃないけど」


    シンはdice1d3=3 (3)

    1.普通に立てる

    2.ふらついてしりもちをつく

    3.全然力が入ってないので立てない

  • 93125/07/05(土) 19:49:31

    シン「あ、あれ?なんか、足に力が……」

    アーノルド「……お前、もしかして体調悪化してるんじゃないか?」

    シン「そ、そうかな?自分ではあんまり変わんないように感じるけど……」

    ウィリアム「こういう時は、とりあえず熱を測ってみるに限るよね。《シンの額に手を当てる》あっついね……」

    ニャルラトホテプ「見事に発熱したのね。まあ、怪異の影響をなんども受けているのだから仕方ないけど」

    シン「まじかぁ……」

    ニャルラトホテプ「……仕方ないから、私が運んであげるわ。貴方、ここから出られるまでに体持つのかしら?」(ひょいっと抱き上げる)

    シン「意地でも持たせるから大丈夫……多分」

  • 94125/07/05(土) 20:04:02

    ~迷路を抜けて~


    ウィリアム「やっと抜けたー!長かったね」

    アーノルド「途中であの黒い奴が出て来たときは、焦ったけど、それ以外は何にもなかったな」

    ニャルラトホテプ「雑魚も全然出なかったものね。なにか理由でもあるのかしら?」

    ウィリアム「あのヤバい奴が徘徊してるとことでは出ないとか?」

    アーノルド「確かに、最初の方でもあの黒いのは出て来たけど、影の方はステラたちと合流してからだったな」

    ウィリアム「怖くて出てこれないとかなのかな?」

    アーノルド「同じ怪異から出てるっぽいのに、なんで怖がるんだ?」

    ウィリアム「それは分かんないけど……」

    ニャルラトホテプ「とりあえず、このまま進みましょう。私、さっさと終わらせてここから出たいのよ」

    アーノルド「それは俺たちも同じだよ……」

  • 95125/07/05(土) 20:20:47

    ウィリアム「ところで、次はこの中に入るんですか?」(目の前のお城を指さす)

    レノア「そうですね。dice1d2=1 (1)

    1.そして、目的地でもあります

    2.目的地はこの中を超えた先ですので

  • 96125/07/05(土) 20:40:02

    ウィリアム「あ、もうそろそろなんですね。よかった、ならはやく行こう!」(走り出そうとする)

    アーノルド「待て待て!何が居るか分かんないんだから、一人で行こうとするな!」(ウィリアムを捕まえる)

    ウィリアム「えへへ、ごめん」

    シン「……」

    ニャルラトホテプ「もうちょっとだって。生きてる?」

    シン「……いきてる。けど、ちょっとしんどい」

    ニャルラトホテプ「そう」

    シン「……なあ、ニャルラトホテプ。お前はさ、どう思ってる?」

    ニャルラトホテプ「どうって?」

    シン「ここの怪異の事。なんか、感じてることとかないのかなって思って」

    ニャルラトホテプ「特に何も。ただ、あえて言うなら……煮凝りって感じがするわ」

    シン「煮凝り?」

    ニャルラトホテプ「これはもう終わった後に残ったものってこと。とはいえ、残りカスではない感じよね。勘だけど」

  • 97125/07/05(土) 20:46:54

    シン「残りカスじゃないけど、終わってる……なら、あの死体って」

    ニャルラトホテプ「答え合わせなら、目的地に着いてからにしたら?」

    シン「……そうだな」

    レノア「……」

  • 98125/07/05(土) 20:50:51

    お城の中dice1d3=3 (3)

    1.絵本の中にでも登場しそうな見た目(ただし荒廃している)

    2.ま た 迷 路

    3.急に家の中のような内装になる

  • 99二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 20:53:02

    そういえば中学生になると完全に絵本から卒業するんだよな……

  • 100125/07/05(土) 21:01:06

    アーノルド「なんだ?いきなり雰囲気が変わったな。どこかの家か?でも、なんか妙に古臭いって言うか……貧乏くさい?」

    ウィリアム「……なんだろう?凄く見覚えあるのに、思い出せない」

    アーノルド「見覚えある?お前のじいちゃんばあちゃん家ってこんなんだったか?」

    ウィリアム「いや、僕のおじいちゃんおばあちゃん家じゃなくて、最近同じようなものを見た覚えがあるんだ。それがなんなのか、思い出せないんだけど……」

    アーノルド「……さっき倒れた時に悪夢を見た後みたいとか言ってたけど、あれって本当に見てたんじゃないか?その悪夢で見てた光景が、ここだったとか」

    ウィリアム「そうなのかな……そういえばシンは気分が重いとは言ってたけど、実際になにか見たとかは無いの?」

    シン「……」(ただでさえ顔色が悪いのに、さらに青ざめてる)

  • 101125/07/05(土) 21:11:45

    アーノルド「シン、やっぱりお前、さっき倒れた時になにか見たんじゃないのか?」

    シン「え?あ、い、いや、えっと……」

    ウィリアム「僕らに言えない事なの?」

    シン「……言えないって言うか、言いづらいって言うか……俺もちょっと、認めたくない部分があるって言うか……」

    アーノルド「煮え切らないな」

    シン「ご、ごめん……でも、俺が見て感じたものと、ここに入ってからヒルコが感じてるものとか考えたら、言うのが憚られるものであるのは確かなんだ……」

    ウィリアム「言うのが憚られるって、どういうこと?」

    シン「……メタファーってわかるか?」

    アーノルド「聞いたことはあるけど、意味はちょっと」

    シン「要するに、比喩表現だな。さっき話したハンプティ・ダンプティもメタファーの一例なんだけど、あえて別のものを使って、特定の事象だったりものだったりを表現するのは、詩とかでよく用いられる表現なんだけど……」

    ニャルラトホテプ「随分と回りくどいこと言うわね。そのまま答えちゃえばいいじゃない」

  • 102二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 21:25:41

    このレスは削除されています

  • 103125/07/05(土) 21:27:05

    シン「だ、だから……」

    ウィリアム「こんな状況だから、残酷な話だったとしても、ある程度身構えてるから大丈夫だよ?でも、シンが言いづらいなら、直接じゃなくてもいいよ」

    シン「……アリスってさ、無垢な少女の表現として使われることもあるんだ。荒唐無稽な夢を見て、子供が想像した無邪気な友達がいた、未だ現実を知らない少女。そのアリスも友達も皆死んで、後に残るのは荒廃した不思議の国」

    アーノルド「ごめん、文学的な表現されても、何が何だか……」

    ニャルラトホテプ「要するに、今まで歩いてきた場所は怪異の元となった少女の心象風景って事ね。何があったのかは、想像するしかないけれど、こんな風になってしまうぐらい、彼女の心は壊れてしまった。シンたちが見た悪夢は、おそらく少女の記憶か、もしくは"それを見ていた何者か"の記憶なんじゃない?」

  • 104125/07/05(土) 21:38:09

    ウィリアム「心象風景……じゃあ、ここも?」

    ニャルラトホテプ「そうなんじゃない?脱出してないわけだし」

    アーノルド「ならそうやって言えばいいじゃないか。なにをそんなに言いづらそうにしてるんだ?」

    シン「……」

    ニャルラトホテプ「そう言えば、話しは変わるけど、野ばらって言う童謡があったわね」

    ウィリアム「野ばら?どっかで聞いたことある名前」

    アーノルド「童謡なら国語の教科書か、音楽の教科書に載ってそうだな」

    ニャルラトホテプ「そこは知らないけど、その野ばらって言うのは、少女のメタファーでもあるって説があるみたいなのよ。そして、その野ばらの歌詞のには、こんなのがあるの


    乱暴な少年は折った、

    野中の小さなばらを。

    小さなばらは抵抗して、彼を刺した。

    傷みも嘆きも、彼には効かず、

    小さなばらは、ただ耐えるのみ。

    小さなばらよ、赤い小さなばらよ、

    野中の小さなばらよ


    そういえば、道中で見た薔薇も枯れてたり、手折られていたわね」

  • 105125/07/05(土) 21:45:46

    ウィリアム「えっと、少年は少女に暴力を振るったって事?」

    ニャルラトホテプ「そうかもね」

    アーノルド「じゃあ、家庭内暴力があったってことか……確かに、被害者の感情を体験してたりすると、そこら辺言いずらくなるのかもしれないな」

    ウィリアム「被害者の人って、自分の被害を中々言い出せなかったりする人が一定数居るって聞くしね」

    ニャルラトホテプ「ふふ、純粋なお友達を持ってると、こういう時に苦労するわね?シン」

    シン「はぁ……助かった」

  • 106二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 21:49:02

    あっ、そういう……

  • 107125/07/05(土) 22:00:59

    ウィリアム「?どういうこと?」

    シン「こっちの話。でも、おおよそ二人が出した答えで合ってるよ。そして、ここは多分少女の家で、その子はここで毎日暴力を振るわれて、そして壊れてしまった」

    アーノルド「……その子って、死んじゃったのか?それで、今まで恨みが爆発して、悪霊化したとか?」

    シン「それだけなら、ここまで強い怪異は生まれないと思う。まだ、この怪異には秘密があると思うんだ。それで思い出したんだけど、不思議の国のアリスって、ウサギが二匹出てくるんだ」

    ウィリアム「あー……確かに、二匹いたかも。確か、時計を持って慌ててるウサギと、変な帽子を被った人と一緒に居るウサギが居るよね?」

    シン「うん、白うさぎと三月うさぎだな。でさ、さっきうさぎは神様の使いだって話をしたじゃん」

    ウィリアム「うん、そうだね。それがどうか……まさか」

    アーノルド「もしかして、そのウサギは俺たちを守護してるって言ってた白うさぎと同じで、神様の使い?」

    シン「多分。そして、この怪異が人一人の呪いにしては強いのも、それが原因なんじゃないかって思うんだけど……」

  • 108125/07/05(土) 22:12:33

    ニャルラトホテプ「どうなの?」

    レノア「……ええ、そうです。とはいえ、彼がこうなってしまった以上、使いとしての責務は放棄しているも同然ですが」

    アーノルド「わかってたなら、話してくれればよかったじゃないですか」

    レノア「そこまでは契約の中には含まれておりませんので」

    ニャルラトホテプ「でも、そうだとしたら、これはアンタの監督不行届ってことになるじゃないの?」

    レノア「基本的に神の使いが人間の領域を荒らしとて、我々の領域を荒らさなければ、我々は手を出しませんから。しかし、もし仮に我々の眷属たる使いが、人間の手で貶められたのであれば、話しは違いました」

    シン「手を出してないってことは、ウサギは自分の意志でこうなったってことか」

    レノア「はい、その通りです」

  • 109125/07/05(土) 22:16:27

    今日はここまでにします

    ホラーっぽさ全開のアリスを題材にするならと、差し込んで見たものの、直接的な表現はなるべく控えよう……となった結果、どう伝えようかめちゃくちゃ悩む羽目になりました……

    己の語彙力や知識不足が憎い……


    明日もやりたいと思っておりますが、予定は未定です

  • 110二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:07:59

    お疲れ様でした

  • 111二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 07:42:49

    ほしゅ

  • 112二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 14:27:55

    ☆彡

  • 113125/07/06(日) 19:13:59

    今日はお休みします……

    明日は20:30頃に再開する予定です

  • 114◆0lRmOxYkx.25/07/06(日) 19:15:00

    そういえば、#(文字列)を名前の欄に入れると何かが起きるらしい……(これは1のレスです)

  • 115◆0lRmOxYkx.25/07/06(日) 19:16:15

    こんなの出来たんだ……(←あにまんでスレ立て初めて1年以上経ってる人)

  • 116二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 19:50:13

    言われてみればいまはなき初心者スレとかでも触れなかったですね

    他の掲示板と仕様が一緒なので敢えて触れなかった&あにまんではあんまり流行ってないからかな…?


    参考↓

    トリップテストスレ・トリップとは?匿名掲示板で他人(例えばスレ主や他のコテハン)のなりすましを防ぐための機能です。・いつ使う?安価スレや1が評価するスレなど、スレ主とそれ以外の書き込みを区別した方が便利な時に使います。…bbs.animanch.com
  • 117二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 20:40:26

    >>116

    その初心者スレの初代スレ主はここのスレ主だからでしょうね

    名前欄コピペすればトリップつけても意味ないのでは?の疑問にも◇(黒色の◇はNGワードだとこのレス打っていて初めて知りました)で対応しているとは中々優秀なんですね

  • 118二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 00:07:30

    お疲れ様です

  • 119二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 07:14:51

    ほしゅ

  • 120二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 13:53:38

    ☆彡

  • 121125/07/07(月) 20:29:59

    それでは再開(あのスレ懐かしいなぁ……)


    ウィリアム「自分の意志でってことは、家庭内暴力を受けてた子の復習に協力したって感じなのかな?それでこんな怪異になったとか?」

    シン「dice1d2=1 (1)

    1.そう……だと思う

    2.うーん……復習に協力したわけじゃないと思う

  • 122125/07/07(月) 20:56:47

    シン「ただ、大きな復讐自体はもうすでに達成されてるんじゃないかなとは思う」

    アーノルド「どういうことだ?」

    シン「ステラたちと合流する前に見た死体のこと覚えてるか?あの死体、俺が夢で見た内容に出て来た奴の服装に似てたんだ。体格も同じように感じられたから、多分女の子……仮名でアリスにするか。その父親だったんじゃないかな」

    アーノルド「つまり、DVしていたやつってことか」

    ウィリアム「復讐をし終わっても、元に戻らないんだ……」

    ニャルラトホテプ「一度変質したものは、割れた卵のように元には戻らないもの。仕方ないわ」

    アーノルド「ということは……ここの怪異って、今どういう状況なんだ?」

    シン「……復讐ってさ、達成したら、それで終わりにはならないんだよ」

    ウィリアム「シン?」

  • 123二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 21:29:31

    このレスは削除されています

  • 124125/07/07(月) 21:37:18

    シン「………これはあくまで俺の想像だけど、確かに復讐は終えた。けど、怒りも憎しみも晴れなかったんだよ。だからずっと、その気持ちを抱えたままさ迷う化け物になってしまったんだと思う。俺たちが出会ったあの黒い奴は、その状態を表している姿だったのかしれない」

    ウィリアム「じゃあ、逆に考えれば、その感情をどうにかして晴らして上げられれば、成仏させてあげられるのかな?」

    シン「かもしれないけど、そううまくいくことでもないと思う。ただ、もし仮にこの怪異の怒りや憎しみを晴らすのであれば、晴れない原因を探すのが良いと思う」

    アーノルド「晴れない原因って言ってもな……だって、復讐は終えたんだろ?」

    シン「そうじゃないかもしれないからさ迷ってるのかもしれないからな。もしくは。"復讐以外に願いがある”のかもしれない」

    ウィリアム「復讐以外に願いがあるの?」

    シン「だって、復讐だけが目的なら、終えた時点で晴れてなきゃいけない。それが出来てないってことは、他にも願いがあるってことに他ならないと、俺は思うよ」

  • 125125/07/07(月) 21:45:39

    ウィリアム「他にも願いがある……それって、例えばどういうの?」

    シン「……誰かに救って欲しかったとか。戻れないあの頃に戻りたいとか。まあ、色々と考えられるよ。ただ、もし仮に他にも願いがある場合は、おそらく怪異自身も自覚してない事だろうから、例えわかったとしても、相手が認めてくれるかは別だ」

    アーノルド「まあ、何にせよ、そういう余裕があるかどうかも分かんないわけだし、余計なことは考えないようにしたほうが良いかもな」

    ウィリアム「でも、助けられるなら、助けてあげたいよ」

    アーノルド「それは分かるけど、俺たちじゃ何したって無理かもしれないしだろ。それに、今そんな余裕あると思うか?シンも、もうかなり限界っぽいし」

    ウィリアム「dice1d2=2 (2)

    1.でも……

    2.……そうだね。ごめん、我儘言って

  • 126125/07/07(月) 22:01:54

    アーノルド「……まあ、運よく助けられる方法がわかったなら、試してみればいいんじゃないか?俺たちじゃ無意味かもしれないけど」

    ウィリアム「アーノルド……うん、そうだね!」

    レノア「話がまとまったのであれば、先を急ぎましょうか」

    ウィリアム「は、はーい。すみません、なんか時間取っちゃって」

    レノア「いいえ、むしろ……いえ、なんでもありません」

    ウィリアム「?」

  • 127125/07/07(月) 22:03:10

    短いですが今日はここまでにします

  • 128二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 22:04:40

    お疲れ様です

  • 129二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 00:01:43

    果たして助けられるのかな

  • 130二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 07:54:58

    ほしゅ

  • 131二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 17:32:47

    ほしゅ

  • 132125/07/08(火) 18:38:53

    今日はお休みです

  • 133二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:09:20

    お疲れ様です

  • 134二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 08:27:25

    保守

    …シンとシリアスのセットはやっぱりかなり重たい話になりますね…

  • 135二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 15:25:09

    ☆彡

  • 136125/07/09(水) 18:38:21

    今日もお休みです

    皆さん、水分補給と塩分補給はこまめに取りましょう(油断するとお茶やコーヒーばっかり飲む人)

  • 137二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:03:46

    お疲れ様です

  • 138二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 07:09:14

    ほしゅ

  • 139二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 13:20:18

    ☆彡

  • 140125/07/10(木) 19:11:21

    今日もお休みです……


    >>134

    シンはステータスの関係上、怪異の深い所まで知ることが出来るメリット(?)があるので、選択肢に重いものを入れがちになっちゃうんですよね……

    あと、なんか知らないけどシンは重い選択肢あたりがちなのもいけない……!このスレ一年以上続けてますけど、ダイスで決めるときのアスランの怪異遭遇率の低さと、シンのシリアス選択率の高さはなんか変なんですよね……一応どっちも絶対そうであるわけじゃないんですけど、いざそういう選択肢引いた時の「ですよねー」感がなんかすごい……

  • 141二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 23:44:24

    お疲れ様です

  • 142二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 06:50:55

    ho

  • 143二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 14:35:13

    ☆彡

  • 144125/07/11(金) 19:09:00

    今日もお休みします

    明日は19:30頃の開始予定となります

  • 145二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:14:45

    お疲れ様です

  • 146二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 08:06:00

    ほしゅ

  • 147二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 14:50:58

    ☆彡

  • 148125/07/12(土) 19:40:30

    それでは再開


    ~時間は少し遡り、レイ視点~


    レイ「――ということで、もう一度周りを見てこようと思うが、その前にオルガに知っていることを聞きたい。ムウ、オルガがどこに行ったか知らないか?」

    ムウ「オルガなら、さっき丁度お前と似たようなこと言って向こう行ったよ」

    レイ「む、入れ違いだったか。すまない、時間を取ったな」

    ムウ「気にすんな。ところで、余裕があるならステラも連れてってくれないか?」

    レイ「ステラ?怪我を負っていたから、治療をすると言ってなかったか?」

    ムウ「それがな、体力有り余りすぎてるのと、シンを中に残してきたせいで、ちょっと色々と爆発しそうでな。発散するためにも連れまわしてやってくれ」

    レイ「……俺とステラの関係を知っているのにそれを言うんだな」

    ムウ「最近はステラも落ち着いて来てるんだ。ステラが噛みつきさえしなければ、お前はなんもやらねぇだろ?」

    レイ「まあ、そうだが……まあいい、わかった。引き受けよう」

    ムウ「おう、よろしく頼むわ」

  • 149二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 19:51:33

    このレスは削除されています

  • 150125/07/12(土) 19:52:53

    ステラ「ぐるるる」

    ルナマリア「ステラお姉ちゃん、犬みたいになっちゃってるよ?」

    ステラ「私は犬じゃなくて雪女」

    ルナマリア「でも、ぐるぐる鳴いてるのは、犬だと思うよ?」

    ステラ「むぅ……」

    ルナマリア「……シンお兄ちゃんが心配なんだもんね。お兄ちゃんだいじょうぶなのかな?」

    ステラ「シンが言ったから出たけど、やっぱりシンを守ってあげたかった……」

    レイ「思ったよりも大人しいな」

    ステラ「狐……やっぱ戻っちゃダメなのかな」

    レイ「駄目だ。言っても役には立たないだろう。むしろ、ツクヨミ様の加護を受けられない以上、怪異の呪いで死ぬ可能性の方が高い。シンにお前の死体を見せる訳にも行かないだろう?」

    ステラ「むぅ……」

  • 151125/07/12(土) 20:03:35

    レイ「体力を持て余せているならこちらを手伝え。間接的にだが、シンの役に立てるぞ」

    ステラ「ほ、本当?私を騙そうとしてない?」

    レイ「俺がお前を騙してなんになる。それで、行くのか行かないのかどっちなんだ」

    ステラ「……わかった、行く」

    ルナマリア「ねえ、私も一緒に行っちゃダメ?」

    レイ「なぜだ?」

    ルナマリア「おてつだいしたいの。みんながんばってるのに、私だけ休んでるの落ち着かなくて……何も出来ないかもだけど、なにかしたいの」

    レイ「……どうせオルガとも合流するし、問題ないか。いいぞ」

    ルナマリア「ありがとう!じゃあ、マリューさんにレイのおてつだいして来るってつたえてくるね!」

    レイ「ああ」

  • 152125/07/12(土) 20:13:09

    ~オルガを探して~


    ルナマリア「それで、どこに行くの?」

    レイ「まずはオルガと合流したいが、一応周りもなにか痕跡が無いか確認しておきたい。妙なものを見つけたら知らせてくれないか?」

    ステラ「わかった」

    ルナマリア「うん!」


    dice1d4=1 (1)

    1.痕跡を発見

    2.オルガと合流

    3.不審な人影を見つける

    4.聞き込み中の特務課の人を発見

  • 153125/07/12(土) 20:15:34

    発見したのはdice1d3=1 (1)

    1.レイ 2.ルナマリア 3.ステラ


    発見した痕跡dice1d2=1 (1)

    1.何かの破片

    2.ちぎれた紙片

  • 154125/07/12(土) 20:29:55

    レイ「む、なにか落ちているな」

    ルナマリア「どこどこ?」

    レイ「柵の近くだ」

    ステラ「えっと、これ?」(破片を拾う)

    レイ「それだ。……見たところ、小物入れか何かの破片か?」

    ステラ「これがどうしたの?」

    レイ「お前たちが居た中と同じような匂いがしたんだ。微かだが、もしかしたら怪異を封じるために使われていた箱かなにかか?」

    ルナマリア「あ、私知ってる!ステラお姉ちゃんの家でさわるなって言われたやつだ!」

    ステラ「木箱じゃなくてもいいんだ……」

    レイ「これも素材は木だぞ」

    ステラ「そうなの?こんなに表面つるつるしてるのに?」

    レイ「お前は漆塗りを知らないのか?」

    ステラ「知らない」

    レイ「……」

  • 155125/07/12(土) 20:40:24

    ルナマリア「お姉ちゃん、もしかして表面がつるつるしてるのが全部プラスチックだって思ってるの?」

    ステラ「そうじゃないの?」

    ルナマリア「そうじゃないよ、木だってつるつるに出来るんだからね!今度おしえてあげるね!」

    ステラ「わかった」

    レイ「(どっちが年上なんだか……)」


    dice1d3=2 (2)

    1.オルガと合流

    2.聞き込み中の特務課の人を発見

    3.不審な人影を見つける

  • 156125/07/12(土) 20:42:08

    特務課誰が来てる?dice1d3=1 (1)

    1.シホ

    2.ニコル

    3.ミーア

  • 157125/07/12(土) 20:56:15

    シホ「あら、貴方たちはアズラエルの所の」

    ルナマリア「こんにちは!」

    ステラ「こんにちは」

    レイ「ここで何をしているんだ?」

    シホ「記憶処理を行う前に聞き込みしてるのよ。不審人物の情報とか、ここ最近妙なことが起きてないかとか。貴方たちは周辺調査をしているのかしら?」

    レイ「ああ。そちらは収穫があったのか?」

    シホ「dice1d2=2 (2)

    1.不審人物の情報ならあったわ

    2.残念ながら何も……

  • 158125/07/12(土) 21:04:47

    レイ「そうか」

    シホ「貴方たちは?」

    レイ「あの中の匂いが染みついた破片を見つけた」

    シホ「破片?」

    レイ「ああ。箱の破片のようにも思えるから、あの怪異が封印されていたものなのかもしれない。いるか?」

    シホ「いるわ。他にはなにか見つけた?」

    レイ「なにも。ところで、オルガを見かけなかったか?」

    シホ「オルガ?……ああ、あの子ね。dice1d2=2 (2)

    1.あの子なら、多分グラウンドを挟んだ反対側に居るんじゃないかしら?そちらに向かうのを見かけたわ

    2.見てないわよ

  • 159125/07/12(土) 21:09:03

    レイ「そうか、わかった」

    シホ「また何かあれば来なさい。しばらくはこっちで聞き込みやってるから」

    レイ「ああ、その時はよろしく頼む」

    ルナマリア「オルガお兄ちゃんどこに行ったんだろう?」

    レイ「さあな。ともかく、もう少し周囲を探してみよう」


    dice1d2=2 (2)

    1.オルガと合流

    2.オルガと合流できず終了

  • 160125/07/12(土) 21:17:38

    ルナマリア「……どこにも居ないね」

    レイ「ふむ……困ったな」

    ステラ「スマホで連絡してみる?」

    レイ「そうだな、頼めるか」

    ステラ「ん」


    ―スマホを使って電話をかけるが、繋がらず


    ステラ「駄目だった」

    レイ「繋がらなかったのか……一旦ムウ達の所に戻ろう。戻ってるかもしれないからな」

  • 161125/07/12(土) 21:20:43

    ~戻って~


    ムウ「お、お前らどうだった。収穫はあったか?」

    レイ「少しだけだがあった。物は特務課のシホという人間に渡している」

    ムウ「わかった。オルガは?まだ周辺調査か?」

    レイ「戻ってきてないのか?なら、あいつは一体どこに……」

    ムウ「会えてないのか?」

    レイ「ああ」

    ムウ「……まさか、あいつ。ちょっと待っててくれ」

    レイ「?ああ、わかった」

  • 162125/07/12(土) 21:28:06

    ―ムウが何やら電話などで確認中


    ムウ「……くそ、繋がらねぇ。やっぱり一人にするべきじゃなかったな。マリュー!」

    マリュー「なに、ムウ。何かあったの?」

    ムウ「オルガが消えた。俺はあいつを探しに行ってくるから、ここ頼めるか?」

    マリュー「……わかったわ。気を付けて」

    ムウ「おう。レイ、すまんが俺について来てくれないか?」

    レイ「ああ、別に構わないが……」

    ムウ「dice1d2=1 (1)

    1.一応アスランも連れて行くか。何されるか分かったもんじゃないしな

    2.アスランは……中の連中が失敗するかもしれんし、念のためここに残らせたほうが良いな。ステラは付いて来れるか?

  • 163125/07/12(土) 21:38:32

    レイ「全く状況が分からないのだが」

    ムウ「俺の予想通りなら、オルガが先走りやがったってところだよ。行きながら説明する」

    レイ「場所は分かっているのか?」

    ムウ「dice1d2=1 (1)

    1.律儀にスマホは持ってってるみたいだからな。水子達が道案内してくれるよ

    2.荷物全部置いていきやがったみたいで、GPSで追えもしないが安心しろ。行く場所はなんとなくわかってる

  • 164125/07/12(土) 21:49:19

    ~車で移動~


    アスラン「ムウさん、オルガは何故単独行動を?」

    ムウ「大方、この騒動の主犯が分かって一人でケリ付けたかったんだろうな。まったく、不器用な奴だよ」

    レイ「主犯が分かったのか。だが、どうやって」

    ムウ「アイツにしかわからんようなものか何かがあったんだろうな。……嫌な予感はしていたが、言うのを躊躇っている時点で気づくべきだった」

    アスラン「ムウさんは主犯についてなにか知っているのですか?」

    ムウ「……知ってるよ。ある程度だけどな」

    レイ「わかってるなら躊躇う必要はないだろう?誰なんだ」

    ムウ「……オルガの叔父だよ。オルガに呪術を教えた相手でもある」

  • 165125/07/12(土) 22:20:45

    アスラン「オルガの?なぜその人が」

    ムウ「……オルガの叔父は、昔とある怪異と人間にこっ酷くやられた経験があるらしくてな。今回はその復讐の為にこの街全部を巻き込むつもりだったんだろうよ」

    レイ「復讐のためだけにこんな大規模なことをやるのか……しかし、中学校をわざわざ狙うとは、その中に復讐相手が居たということか?」

    ムウ「いや、多分立地の関係であそこになったんだろうな。あそこは曰く付きの防空壕があったはずだ。無論、周辺のお祓いなんかは去年念入りにやったが、それでもどうしようもないものはある。これは呪いがどうのっつーより、力の流れ的なものだな」

    レイ「事故物件がお祓いしても心霊現象が起きる理由の一つだな。霊道や龍脈など、そう言った力の流れが、人間の噂話による怪異発生や、人間の死による呪いなどによって、本来通されるべき場所でないところに、しばらく繋がったままになることがある。この場合は、然るべき処置をした後、自然に消滅するまでしばらく放置というのが定石だからな。そこを狙われたか」

  • 166二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 22:37:29

    このレスは削除されています

  • 167125/07/12(土) 22:38:59

    アスラン「……放置でいいんですか?」

    ムウ「普通は偶然つながった龍脈を使うことは無いしなぁ。なにせ、つながったとしても、正直流れてる力は他と比べて非常に微々たるものなんだ。霊道に関してもそうだ。普通の霊道と違って、霊が通る数が極端に少ない。ほぼ無いのと同じなんだ。とはいえ、人間にとっちゃ悪影響あるから、色々と手を施すんだが」

    レイ「とはいえ、龍脈がつながってる場合の利点はわずかだがある。龍脈は龍穴という、流れの終着点みたいな場所がある。龍脈は風水で言うところの気の流れのことを指すから、龍穴はその気というのが集まる場所ということになる。そういう場所は大抵怪異の住処であったり、社が立てられ神が祀られていたりして、守りも固い。だから、龍脈を使って穢れを龍穴へと流すことで、その土地に居る怪異にダメージを与えることが出来るんだ。もっとも、この方法は疑似的な龍脈では効果が無いに等しいし、実際に龍脈を使うとなっても、そこを住処としている怪異はその弱点が分かっているから、自然と龍穴と同じぐらいの守りの固さになる。通常ならば、やろうと思ってもやれない事なんだ」

  • 168125/07/12(土) 22:54:14

    アスラン「通常ならばか……なら、今回は」

    ムウ「ああ、あれだけの力を持った怪異だ。呪いの力は人間が生み出すものとは訳が違う。微かでも繋がってるなら十分だろうさ。エザリアが直々に来たのも、影響が出ているから焦って来たってところだろうし」

    アスラン「なるほど……ということは、エザリア達が住み着いてる山が龍穴がある土地だということですか?」

    ムウ「ああ、そうだぞ。まあ、山自体っつーか、山にある年がら年中花が咲いてる場所がそうだな」

    アスラン「あそこか……」

    レイ「しかし、問題はどうやってあの怪異をどうやって……封印するのにもかなり苦労するが、封印しても気軽に持ち運べるような代物じゃないだろう。協力者が居るのか?」

    ムウ「多分居るな。確かオルガの叔父は退魔師たちと繋がっていたはずだ。落ちぶれたとはいえ、祓い屋よりも歴史が長い奴らだからな。そう言う術があっても可笑しくはないだろうさ」

  • 169125/07/12(土) 22:59:03

    レイ「……ところで、オルガの叔父の復讐相手とやらは一体誰なんだ?」

    ムウ「話の流れで察せられなかったか?エザリアとマユだよ」

    アスラン「あの人たちは一体何をやらかしたんだ……」

    ムウ「逆恨みらしいが、詳しいことは何とも」

  • 170125/07/12(土) 23:00:49

    今日はここまでにします

    明日は一応19:30頃の予定となります

  • 171二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 23:06:03

    お疲れ様でした

  • 172二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 06:08:08

    ほしゅ

  • 173二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 12:58:35

    保守

  • 174125/07/13(日) 19:38:41

    それでは再開


    ~戻って、シン視点~


    ウィリアム「うーん、助ける方法……うーん」

    アーノルド「悩むのはいいけど、周り見て歩けって。転ぶぞ」

    ウィリアム「ごめんって。でも、やっぱ限界まで考えてたいって言うか、ね?」

    アーノルド「……まあ、そうなんだろうけど」

    ニャルラトホテプ「会ったことも無い上に実害を与えてる人間に、よくそこまで入れ込めるわね、無駄に疲れるだけじゃない、それ?」

    ウィリアム「dice1d2=2 (2)

    1.……?疲れないよ、全然

    2.そうなんだろうけど、それ以上に助けるために最善を尽くす方喜びの方が勝っちゃうなぁ。助けられなかったら凄く辛いんだけど

  • 175125/07/13(日) 19:53:38

    ニャルラトホテプ「殆どの場合、徒労で終わりそうなものだけど」

    ウィリアム「だろうね。でも、徒労で終わって辛いまま終わったとしても、多分見て見ぬふりをして助けようともしなかったら、もっと辛くなりそうなだなって思っちゃうんだよね。変かな?」

    ニャルラトホテプ「変か変じゃないかと言われたら、普通に変なんじゃない?因みに私は好きよ?そういう、自分は誰かを助けられるんだって勘違いした人間を壊す時が、一番楽しいもの」

    ウィリアム「わあ、凄い最低な事言ってる……」

    アーノルド「なんでシンはこんな神様と仲良くできるんだ……」

    ニャルラトホテプ「知らないわよ、本人に聞いてよね。今寝てるけど」

    シン「……(聞こえてるけど、体怠すぎて反応するのめんどい……)」

  • 176125/07/13(日) 20:05:21

    アーノルド「……ところでさ、ここ一軒家って言っても小さいから、もう全部屋見てても可笑しくないのに、一向に目的の部屋にたどり着かないの可笑しくないか?」

    ウィリアム「確かに……!考え事してたからあんまり気にしてなかった!」

    アーノルド「そういうことは自慢げに言うなよ……でも、これどうしたらいいんだ?シンに聞く……のは、ちょっとやめておくか。さっき結構話したせいなのか、めっちゃ辛そうだし」

    ウィリアム「謎解きは僕たちでしないといけないのかぁ。でも、このまま進んでいけばたどり着くとかはありそうじゃない?」

    アーノルド「確かに行き止まりに当たったってことは無いしな。もうちょっと進んでみて、それでも駄目そうだな改めて考えるか」

    ウィリアム「そうしよう」


    とりあえず先に進むdice1d3=3 (3)

    1.行き止まりにたどり着く

    2.同じ部屋を無限に出たり入ったりしているだけだと気づく

    3.扉を開けたことがある部屋から物音が聞こえてくる

  • 177125/07/13(日) 20:17:59

    アーノルド「――この部屋もハズレか。まあ、部屋の奥に新しい扉あるから、まだ進めそうだけど」


    ―そう言って部屋の中に入ろうとした時、後ろから(正確には自分たちが来た道の方から)大きな物音が聞こえてくる


    ウィリアム「な、なに!?」

    アーノルド「そ、そう言えば、攻撃的な怪異も定期的に襲って来てたもんな。迷路じゃ一匹も居なかったけど。まさか、そいつらか?」

    ニャルラトホテプ「違うと思うわよ。とはいえ、何かもわからないけど。どうする?見に行きたい?」

    ウィリアム「……助けるヒントになるかもしれないし、行こうかな」

    アーノルド「行くとしても慎重にな」

    ウィリアム「うん、わかってるよ」

  • 178125/07/13(日) 20:24:33

    ―物音がした部屋へ


    アーノルド「……ここ、開けっ放しにしといたはずだけど」

    ウィリアム「……あ、開けるの怖いから一緒に開けない?」

    アーノルド「平然と俺を巻き込むな!」

    ウィリアム「え、駄目なの?」

    アーノルド「……わかったよ!たく、いっつもこうだ……」


    扉を開けるとdice1d3=2 (2)

    1.ボロボロの人形や小さなウサギと一緒に遊んでいる小さな影が居る

    2.小さな影をひたすら殴り続けてる大きな影が居る

    3.小さな影を覆うように上に乗っかっている大きな影が居る

  • 179125/07/13(日) 20:34:18

    ―大人程の大きな影が、子供の様な小さな影にひたすらと拳を振り上げている。影は輪郭がぼやけてはいるものの、長い髪のようなものが殴るたびに揺れているので、女性なのだろうと判断できるだろう。
    ―そして、ノイズでほとんど聞こえない罵声を、小さな影に浴びせている。暴力と罵声を、勢いよく小さな影にぶつけている女性の影は疲れ知らずなのか、一向に止まる気配は無い。
    ―しばらくしたのち、急にピタリと体が止まったかと思えば、女性の影は体を丸めてしくしくと泣き出す。そんな、女性の陰に、おそらく子供なのだろう小さな影は、ゆっくりと手を伸ばし、女性の頭を撫でる。
    ―女性は感極まったように、子供の影を抱きしめる。先ほどとは違い、優しく抱擁するその様子は、子供を愛する親そのものであった。

  • 180125/07/13(日) 20:54:04

    アーノルド「……これ、なんだ?さっきまで自分の子供を殴って……たよな?どういう感情なんだ?」

    ウィリアム「わ、わかんない……」

    ニャルラトホテプ「情緒が不安定なのよ」

    アーノルド「じょ、情緒が不安定だとこうなるんだ……父親だけかと思ったけど、母親からもDV受けてたって事なのかな?いきなり関係ないものが出てくるなんてことは無いだろうし」

    ウィリアム「だとしたら、アリスは両親から暴力を受けて来たってことだよね……しんどいなぁ……」

    アーノルド「こんなの見せられると、自分の両親のありがたみがしみじみ感じられるな……自分が作った空想に逃げたくなる気持ちもわかるな」

    ウィリアム「うん……」

    ニャルラトホテプ「(そういえば、ハートの女王は基本的に一方では愛され、一方では恐れられる癇癪持ちの為政者として描かれてるわね。癇癪持ちで自分や不思議の国を支配する女王のイメージか……ということは、ここでの女王のモデルはアリスの母親ってことになるのかしら?どうでもいいけど)」

  • 181125/07/13(日) 21:04:04

    アーノルド「……で、これなんで見せられたんだ?いや、見せられた……のか?」

    ウィリアム「わかんない……けど、もし仮にアリスの記憶を見て欲しいって事なら、見てあげたほうが良いのかもしれないね」

    アーノルド「普通に罠っぽくもあるけど……」

    ウィリアム「それに、全部見ないと正しい道が開かれない的なやつかもしれないよ?ゲームでもよくあるじゃない」

    アーノルド「ゲームに当てはめてもいいのかどうかわかんないけど……いや、考えてみたら今更だな?」

    ウィリアム「そうだよ。僕たちここに来るまでにキノコの粉で体を大きくしたり、迷路を抜けてきたりしたんだから、今更も今更だよ」

    アーノルド「頭がバグるな……」


    とりあえず戻って先に進むdice1d2=2 (2)

    1.行き止まりにたどり着く

    2.また物音がする

  • 182125/07/13(日) 21:07:57

    アーノルド「また物音か……今度はなんだ?」

    ウィリアム「次はこの部屋みたいだね。……よし、開けてみるね!」


    扉を開けるとdice1d3=3 (3)

    1.ボロボロの人形や小さなウサギと一緒に遊んでいる小さな影が居る

    2.白いウサギがこちらを見つめている

    3.小さな影を覆うように上に乗っかっている大きな影が居る

  • 183125/07/13(日) 21:11:03

    dice1d3=3 (3)

    1.途中まで様子を見ていたが、根性で体を動かしたシンによって扉が閉められ、それ以上は見られない

    2.レノアさんがそっと二人をUターンさせて扉を閉めた

    3.誰も止めない

  • 184125/07/13(日) 21:23:07

    ―大きな影が小さな影を隕?≧繧医≧縺ォ荳翫↓荵励▲縺ヲ縺?k。大きな影は先ほどの女性の影とは一回り以上も大きいように感じられる。
    ―大きな影が菴薙r謠コ繧峨☆と、ノイズがかかった幼い声が闍ヲ縺励◎縺?↓蜻サ縺上。
    ―大きな影が小さな影に何かを囁いている。その声は相も変わらずノイズが走って何と言っているのか分からないが、その声色は優しそうなのに、非常に嫌悪感を感じるものだった。
    ―しばらくすると、大きな影が満足げに立ち上がり、陦」譛阪r謨エ縺医k繧医≧縺ェ縺励$縺輔r縺吶k。未だ謇玖カウ繧剃シク縺ー縺怜ッ昴※縺?k小さな影に見向きもせず、部屋から出ていく。
    ―大きな影が出ていた後、小さな影のすすり泣く声だけが部屋の中で異様に響き渡った。

  • 185125/07/13(日) 21:36:19

    ※全文は大分誤魔化して書きましたが、苦手な人は文字化けを訳さないでください。


    アーノルド「……さっきとうって変わって、激しい暴力って感じがしなかったな。とはいえ、聞こえて来た声的にかなり苦しそうだったから、日常的に首を絞められてたってことになるのか?」

    ウィリアム「DVって殴ったり蹴ったりのイメージだけど、よく考えてみたら。確かに首を絞めたりするのも、死んじゃうかもしれないから、暴力の中に入るもんね。でも、なんで首を絞めてたんだろう?」

    アーノルド「そもそも自分の子供にあそこまで暴力振るうのも意味わかんないけどな」

    ウィリアム「そうだね……」

    ニャルラトホテプ「ぷっ、ふふ」←シンを起こさないようにしながら静かに爆笑してる

    レノア「笑うとバレてしまいますよ?」

    ニャルラトホテプ「別にバレてもいいじゃない。もういい歳なんだから」

    レノア「一応未成年への教育には気を配らないといけないそうですよ?私としては、もう少し踏み込んでもよさそうな気がいたしますけど、シリウス先生に嫌われるのは嫌ですから」

    ニャルラトホテプ「知らないわよ、そんなこと」

  • 186125/07/13(日) 21:47:11

    アーノルド「……大体シンが言ってた通りのことが起きてたってわかったけど、凄い気分悪くなってきたな」

    ウィリアム「うん……こんな家で一人、ずっと苦しみに耐えてきたのかなぁ……」

    アーノルド「……そう言えばさ、前提としてアリスって死んでるのか?」

    ウィリアム「え?うーん、多分亡くなってそうではあるけど。だって、日常的にご両親に暴力振るわれてたなら、誤ってってこともありうるだろうし。それに、だからもう一匹の神の使いのウサギも今みたいな感じになったんじゃないかな?」

    アーノルド「なら、アリスを助ける以前にウサギをどうにかこうにかしないといけないのか……あ、そう言えばさ、あのロウソクって、この怪異にも効くのか?」

    ウィリアム「あー、確かに!ウサギはともかく、アリスの方はそれで成仏してくれるかも!そうしたら、ウサギも何とか出来るかもしれないね!」

    アーノルド「そう上手く行くか分かんないけど、少なくともロウソクが何かの訳に立つかもしれないな」

  • 187125/07/13(日) 21:58:04

    ウィリアム「うん!ただ、成仏まで行かなかったら、シンが言っていた通り復讐以外の願いって言うのを見つけてあげないといけないよね。なんだと思う?」

    アーノルド「いや、わかんないよ。あんだけ暴力振るわれてたなら、両親を怨んでも不思議じゃないだろうし……」

    ウィリアム「うーん……でも、シンが言った通り、それだけじゃない気がするんだよね。さっきの黒い影たちの行動に違和感があるって言うか……」

    アーノルド「違和感か……最初に見たのは情緒が不安定すぎてドン引きしたのは覚えてるけど……」

    ウィリアム「dice1d2=2 (2)

    1.……上手く言えないけど、もしかしてアリスって両親の事好きだったのかな?

    2.うー、ぜんっぜんわかんないや。やっぱりシンに聞いたほうが良いかも

  • 188125/07/13(日) 22:08:36

    アーノルド「そうだな……俺たちだと手詰まりだ」

    ウィリアム「ニャルラトホテプさん、シンって起こせます?」

    ニャルラトホテプ「シン、貴方のお友達がお呼びよ」

    シン「……う。な。に?」

    ウィリアム「ごめん、シン。辛いのに起こしちゃって。ちょっと今詰まっちゃってて。なにか参考になる意見とかないかなって」

    シン「……詰まってる?えっと、俺が寝てる間に何が起きてたんだ?」

    ウィリアム「えっとね」(今まで見たものを話す)

  • 189125/07/13(日) 22:13:05

    シン「……そ、そっか()」

    ウィリアム「それでね、シンが言ってた通りにアリスの本当の願いって言うのを考えてたんだけど、僕たちは両親への復讐以外に思いつかなくて……」

    シン「なるほどな……でも、俺は……ヒルコ?」

    ウィリアム「?どうしたの?」

    シン「……わかったけど、結構体しんどいぞ?いいのか?……わかった。じゃあ、変わる」


    ―シンが独り言を言った後、ゆっくりと髪が伸びていく。どうやら、ヒルコと交代したようだ

  • 190125/07/13(日) 22:17:15

    ウィリアム「ヒルコ、どうしたの?もしかして何かわかったの?」

    ヒルコ「……いや。でも、もう一つ見なきゃいけないものがあると思うから、それ見てからもう一度おさらいしない?」

    アーノルド「もう一つ見るもの?他にもああいうのがあるのか?」

    ヒルコ「うん、予想だけどね。でも、多分あるよ」

    二人「「……?」」

  • 191125/07/13(日) 22:18:15

    今日はここまでにします

    そして、もうすぐで200行くので新しいスレ立ててきます

  • 192125/07/13(日) 22:27:53
  • 193二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 22:41:15

    立て乙です

  • 194二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 22:57:45

    おつです~

  • 195二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:11:11

    うめ

  • 196二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:13:02

    立て乙

  • 197二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:16:12

    うめこ

  • 198二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:20:06

    埋め

  • 199二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:21:27

    梅酒

  • 200二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:22:33

    200ならみんな幸せ

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています