- 1125/06/25(水) 23:52:09
前スレ
「俺たちは別の世界に転生し三人兄弟として生まれ変わったわけだが」part87|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/5075564/シンに褒められたいし、頭撫でて欲しいけど、無理やりは良くないし、まだ頑張ってる最中だからと我慢するステラちゃん(14…bbs.animanch.comレノア「ところで、シリウス先生の新作はまだですか?」
ヒルコ「ここから出られてないんだから、まだに決まってるだろ」
- 2125/06/25(水) 23:53:12
各種設定
「俺たちは別の世界に転生し三人兄弟として生まれ変わったわけだが」設定資料 | Writening・転生前のスレ 「えーっと……」「あー……」「どこだ?ここ……」 https://bbs.animanch.com/board/2996398/ ・転生後のスレ 「俺たちは別の世界に転生し三人兄弟として生まれ変わったわけだが」 https://bbs.ani…writening.netスレまとめ
「俺たちは別の世界に転生し三人兄弟として生まれ変わったわけだが」スレまとめ | Writening転生前のスレ# 「えーっと……」「あー……」「どこだ?ここ……」 https://bbs.animanch.com/board/2996398/ 転生後のスレ# 「俺たちは別の世界に転生し三人兄弟として生まれ変わったわけだが」 https://bbs.anima…writening.netこのスレのノリ
「俺たちは別の世界に転生し三人兄弟として生まれ変わったわけだが」part4|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/3145309/忘れられた神棚の明日はどっちだhttps://bbs.animanch.com/img/3031357/1bbs.animanch.com - 3二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:56:39
立て乙です
- 4125/06/25(水) 23:57:21
10まで保守
- 5二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:57:42
ほしゅ
- 6二次元好きの匿名さん25/06/25(水) 23:59:31
☆彡
- 7125/06/26(木) 00:02:52
*'``・* 。
| `*。
,。∩ *
+ (´・ω・`) *。+
`*。 ヽ、 つ *゚*
`・+。*・' ゚⊃ +゚
☆ ∪~ 。*゚
`・+。*・ ゚.. - 8125/06/26(木) 00:05:13
曰
| | ∧_∧
ノ__丶(〃´Д`)_
||日||/ .| ¢、
_ ||本||| | .  ̄丶.)
\ ||酒||L二⊃ . ̄ ̄\
||\`~~´ (<二:彡) \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
. || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| - 9125/06/26(木) 00:07:00
_,,..,,,,_
/ ,' 3 `ヽーっ
l ⊃ ⌒_つ
`'ー---‐'''''" - 10125/06/26(木) 00:08:33
∧_∧
( ´・ω・)
( つ旦と)
と_)_) - 11二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 08:42:24
ほしゅ
- 12二次元好きの匿名さん25/06/26(木) 16:07:02
☆彡
- 13125/06/26(木) 18:46:48
- 14二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 00:06:18
お疲れ様です
- 15二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 08:46:48
保守
- 16二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 16:30:14
ho!
- 17125/06/27(金) 18:42:32
- 18125/06/27(金) 20:33:39
それでは再開
※全員に聞こえるように、スマホで
※因みにシンはちゃんと意識を取り戻しました
アスラン『どうしても残らないといけないか?』
シン「そうですね……」
キラ『せめて、僕がそっちに行っちゃ駄目?』
シン「それだとレノアさん動いてくれないんじゃないかと」
キラ『うぅ……』
シン「それに、対価としては俺がこっちに残った方が丁度いいので」
キラ『その対価って言うのがよくわからないんだけど、どういうこと?』
シン「兄ちゃんはそこら辺、イザークさんから聞いてませんか?」
アスラン『最初の方で教えられたな。たしか、高位の神は強い力を持つがゆえに、力の均衡を崩してしまう可能性があるため、それを抑制するために、あえて力の制限をかけている。その制限を解くためには、対価を支払ってもらう必要があると。確か、供物などがそれに該当するはずだったな』
- 19125/06/27(金) 20:39:54
レイ『シンは日ごろから、レノア様に小説という供物を与えているから、今回のように助けには来てくれる。が、"これ"の終息となると、それだけでは対価が足りない。だから、他にも対価が必要になったんだな。対価は何も供物のみではなく、危険な土地にあえて残るという行動も、対価たりえるからな』
シン「うん。ごめんなさい、皆。本当は相談が先だとはわかってたけど、色々と悩んでる余裕がなくて……」
キラ『……体調は本当に大丈夫なの?無理してない?』
シン「無理してないとは言いませんけど、もっふるがそばに居てくれてたおかげで、思ったよりも酷い状態じゃないので安心してください。まあ、帰ったら俺、動けなくなってるかもしれませんけど……」
アスラン『そうなっても俺たちで家のベッドまで運んでやるさ。後、義父さんが仕事休んで、しばらくお前に付きっきりになるかもしれないが、それに関しては文句言うなよ?』
シン「……はーい」
- 20125/06/27(金) 20:46:37
キラ『ところで、シンがそっちに残らないといけないのは、なんとなくわかる気がするけど、なんでウィル君やアーノルド君までそっちに残らないといけないの?呪いのせいなら、アスランが切れるから大丈夫なんでしょ?まあ、シン一人だけ残すのもあれだったから、二人が居てくれるのはちょっとだけ安心っちゃ安心なんだけど……いや、やっぱりお兄ちゃんめちゃくちゃ心配だよ……』
レイ『それについては、おそらく助けを求めたやつが関わっているんだろうと推測しているが、あっているか?』
シン「うん」
アスラン『助けを求めた?どういうことだ』
レイ『レノア様がここに来た理由として、助けを求められたからと言っていただろう?アレはおそらく、シンが見たという白いウサギがしていたものだと思う』
キラ『白いウサギがレノアさんに?どういうこと?』
レイ『シンが出会ったという白いウサギの正体は、おそらく因幡の白兎と同種のものだと思う。ウサギというのは昔から天照大御神や月詠命などの、高位の神の使いだと考えられていてな。因幡の白兎も神の使いの一匹なんだ。特に、月とウサギは非常に関りが深い。資料によっては、ウサギは月詠命の使いという解釈もされている。確定、とまでは言えないが、使いが自らの主に助けを求めた、と考えると、彼女がここに来た理由としては納得がいく』
アスラン『因幡の白兎……確か、古事記に登場する、大国主命が助けたウサギがそのように呼ばれていたな。助けられたお礼として、大国主命に予言を残したのだったか。だが、なぜそんなウサギが?二人とはなにか関りがあるのか?』
- 21125/06/27(金) 20:52:18
レイ『……これは俺の推測だが、以前ウィリアムが『厄介な怪異に目を付けられても、運が良いのか、必ず解決方法が見つかる』と言っていた。その時点で何かしらの加護を疑っていたのだが、おそらく彼らを守っていたのはそのウサギだったのではないか?』※part61のレス31参照
シン「多分、それで合ってると思う。ヒルコもそう言ってたし。ただ、なんで守ってるのかまでは分かんないけど……」
レイ『ということは、彼らが残るのは、ウサギからの助けに矛盾を生じさせて、それを対価とする為か。そして、シンを介するのはその対価の価値を高めるため。対価を支払うのは、別に人間でなくても良いが、やはり人間が支払う場合が一番価値が高いからな』
キラ『ええっと、つまりそのウサギは、二人を助けるためにレノアさんを呼んだけど、自分が対価を支払う場合だ価値が落ちるから、シンにも助けを求めて、シンを介することで対価の価値を高めてるって感じなのかな?』
シン「はい、概ねそのとおりです」
アスラン『なるほど。逆に言えば、今回の怪異は、そこまでやらないといけないもの、ということになるのか……』
- 22125/06/27(金) 21:13:34
キラ『ああもう、なんでそれをシン達がやらなきゃいけないんだろう……僕が変われたら良かったのに……』
シン「そこは、まあ、運でしかないので……ただ、俺たちはあくまで、この空間に居る怪異をどうにかするだけなので、なんでこの怪異がこの学校で活性化したのかとかは、わからないかもです」
アスラン『……つまり、他にも元凶が居ると?』
シン「いや、もしかしたらってだけです。それに関しては、ムウさんたちがなんか言ってたりしないんですか?」
レイ『活性化した地点を中心に結界が張られているということは確認しているが、それ以上のことは今のところはなにも……結界が張られている理由についても、まだ推測の域を出ていない段階だ。dice1d2=2 (2)
1.シン達は、巻き込まれた学校関係者以外に人を見ていないのか?
2.ただ、オルガが少し、心当たりがあるような素振りをしていたな
』
- 23125/06/27(金) 21:24:56
- 24125/06/27(金) 21:59:28
レイ『ともかく、調査自体は外でも行っている。シン達は気にせず、怪異の事だけに集中してくれ』
シン「わかった。じゃあ、また進捗があったら連絡するから、そっちも頼むな、レイ」
レイ『……本当は、俺もそちらに行けたら良かったんだがな』
シン「……もしかして、離れてる間に俺が怪異に襲われたの気にしてるな?軽率な行動した俺が悪いんだから、あんまり気にしなくていいのに」
レイ『気にするさ。俺はお前を守護する者なのだから』
シン「なら……レイは力は強くなくても、知識は豊富だし、鼻が利くだろ?だから、俺が怪異の事やってる間、外の調査に関しては、レイに任せるな。レイなら出来るだろ?」
レイ『……ああ、汚名を挽回できる様、全力で取り組もう!』
シン「それを言うなら返上だろ……」
レイ『すまない、最近ネットに毒されていてな。誤用だった』
シン「まったく……まあ、いいけどさ」
- 25125/06/27(金) 22:01:49
- 26二次元好きの匿名さん25/06/27(金) 23:07:00
お疲れ様でした
- 27二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 08:23:57
ほしゅ
- 28二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 14:53:03
☆彡
- 29125/06/28(土) 19:35:03
それでは再開
シン「それじゃあ、切るな。……ふぅ」
ウィリアム「意外とすんなり決まってよかったね」
シン「……ウィル、アーノルド、ごめんな。勝手に決めた上に巻き込んじゃって」
ウィリアム「いいよ。シンが一人ここに残るよりかはましだと思ってるし。それに、今まで僕らを助けてくれてた怪異の手助けなんでしょ?だったら、断る理由なんてないよ。ね、アーノルド」
アーノルド「それには別に反論はないけど、せめてこういう状況じゃなかったらとは思うよ……俺たち、本当に無事に帰れるのか?」
シン「何があっても俺が守るから大丈夫だよ」
ウィリアム「シンにかぁ……」
シン「なんだよ、なにが不満なんだよ!」
ウィリアム「だって、ねぇ?」
アーノルド「むしろ俺たちがお前を守る側だろ」
シン「んなことないし!俺がひ弱だからって偏見だろ、それ!!」
- 30125/06/28(土) 19:46:03
- 31125/06/28(土) 19:59:23
- 32125/06/28(土) 20:06:20
- 33125/06/28(土) 20:15:44
- 34125/06/28(土) 20:32:06
レノア「いいわよ」
エザリア「そう、なら私はこのあたりで失礼させていただくわ。貴方たち、神様の言うことは絶対に聞きなさいね」
ウィリアム「え、行っちゃうんですか?」
エザリア「月の神も居るからね。それに、山の方をタヌキちゃんに任せてるけど、ちょっと心配だから、早めに戻りたいのよ」
シン「そっか。エザリアさん、今日は本当にありがとう。凄く助かった」
エザリア「私が勝手にやっただけよ。でも、もし借りが出来たって思ったのだったら、今度山に顔を出しに来なさいな。山の精霊とレーシィが、最近あんまり来てくれないって嘆いてるわよ?」
シン「ちょっと立て込んでて行けなかったんだって……ていうか俺、そもそもそこまで頻繁に山には行ってないんだけどな」
エザリア「もう少し顔を出す頻度を上げてくれると、あの子たちも喜ぶわ。まあ、その前にもうちょっと体強くならないと、って思うけどね?」
シン「俺だって頑張ってるんだよ……」
- 35125/06/28(土) 20:52:51
- 36125/06/28(土) 21:07:04
~奥へと進む~
ウィリアム「それで、僕たちってどこに向かうんですか?」
レノア「端的に言えば、怪異の根城です。私たちは、ここの主を"どうにか"するために残ったのですから」
アーノルド「でも、どうにかするって具体的にどうするんですか?」
レノア「それは、実際に見てから決めようかと思っております」
ウィリアム「え、それ決める時間とか、あるんですか?」
レノア「無いなら作ればよいだけの事ですから。ああ、貴方方の力も借りることもありますので、その際はこころよく貸していただけると幸いです」
アーノルド「全部貴女の力で解決ってわけ委には行かないって事ですか?」
レノア「ええ、色々と複雑なのです。ああ、最低限の命の保証は致しますので、そこは安心してください」
アーノルド「(最低限の命の保証って、どういう意味なんだ?なんか、嫌な予感が……)」
- 37二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 21:10:58
アーノルド君にも何かあるのだろうか?
ウィリアム君は前回なんとなく説明されたけど - 38125/06/28(土) 21:16:11
- 39125/06/28(土) 21:32:58
ウィリアム「わあ、おっきい。これってどうやって開けるんだろう?」
シン「不思議の国のアリス基準だと、多分俺たちが小さいだけなんだろうけど、その場合って、ここ開けるためにキノコ食べなきゃいけないって事なのか?そこはどうなんです?」
レノア「食べなくてはならない、というわけではおそらく無いと思いますが、大きくならなければならないのは確かですね」
ウィリアム「神様パワーで大きくできないんですか?」
アーノルド「神様パワーってお前な……」
レノア「出来なくもないですが、ここは温存の意味でも、大きくなる方法を共に考えましょうか」
アーノルド「大きくなる方法って言っても、どうすれば?」
レノア「この場所は異界のように一定の法則がございます。そして、その法則はおそらく、貴方方が既視感として抱いているモノをヒントとして考えても良いと思われます」
- 40125/06/28(土) 21:43:19
- 41125/06/28(土) 21:58:11
~キノコ探し~
シン「そう言えばさ、ウサギの事なんだけど、ウィルたちはなにか思い当たることないのか?」
ウィリアム「思い当たること……んー、なんだろう?」
アーノルド「俺たち、今までウサギ飼った経験もないからな……まあ、ウィルが幽霊を助けてたりはするけど、それも普通の幽霊だしな」
ウィリアム「うん。あとさ、確認なんだけど、そのウサギって、僕ら二人を守ってるって事でいいの?それとも、僕だけとか、アーノルドだけとかなの?」
シン「二人とも……だと思うけど」
そんな話をしながらキノコ探しdice1d3=1 (1)
1.「わたしをたべて」と書かれた看板を見つける。ご丁寧に矢印も書かれており、その先にはちゃんとキノコがある
2.+しかし、様々な種類のキノコがあるせいで、どれを指しているのかがわからない
3.お茶会会場のような場所に着く。しかし、全てのスケールが先ほどの扉のように大きい
- 42125/06/28(土) 22:09:28
- 43125/06/28(土) 22:16:39
- 44125/06/28(土) 22:18:16
- 45二次元好きの匿名さん25/06/28(土) 23:10:20
お疲れ様です
- 46二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 06:14:46
保守
- 47二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 15:35:22
☆彡
- 48125/06/29(日) 19:28:35
- 49二次元好きの匿名さん25/06/29(日) 23:56:34
お疲れ様です
- 50二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 08:35:37
ho
- 51二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 15:36:53
しゅ
- 52二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 20:41:42
このレスは削除されています
- 53125/06/30(月) 20:43:23
それでは再開
アーノルド「ウィル、よくこんな状況で楽しいだとか言えるな。さっきまで死体にビビってたくせに」
ウィリアム「いや、死体は流石に怖いでしょ。それに、守ってくれる人たちがいるから、ちょっと緊張が解れてさ」
アーノルド「俺は本当に元に戻れるのかとか、色々と考えて胃が痛い……」
ウィリアム「アーノルドは気にし過ぎなんだよ。ちょっとぐらいは肩の力抜いたら?」
アーノルド「お前がノー天気なの!たっく、大丈夫ってなったらすぐこれだ……」
ニャルラトホテプ「度胸が据わっているというか……緊張感がないわね、この二人。いくら安全が保障されてるからって、こんな感じで大丈夫かしら?」
シン「ま、まあ、怖いとかそういう悪い感情を持ちすぎてると、悪い怪異が寄ってきやすいってアズラエルさんも言ってたし、逆にいいのかもしれな……のか?」
レノア「ふふふ」
- 54125/06/30(月) 20:48:02
- 55二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 20:49:05
お、トランプ兵が管理する庭かな?
- 56125/06/30(月) 21:07:44
シン「……枯れてるけど、多分これ薔薇だな。原作通りだとすると、ここらへんでトランプ兵が白いバラを赤く染めようとしてたりするけど……」(足元に落ちてた枯れた花を拾い上げる)
アーノルド「それ、なんでだっけ?」
シン「赤いバラの木を植えようとして、間違えて白いバラを植えちゃったから、女王様にバレる前に染め直してたんだよ。そうしないと、トランプ兵たちの首が吹っ飛ぶからな」
アーノルド「……バイオレンスな話じゃないって思ってたけど、十分バイオレンスだな?」
シン「そうか?確かに言い方物騒だし、アリスも最終的に処刑されそうになって追われるけど、実際の描写ってそこまででもなかった気がする。あと、実際に処刑されるシーンがあるわけじゃないし、そもそも子供へ送る物語にグロゴア表現は……直接的な表現避けるから、いうほどじゃないよ」
ウィリアム「それ、シンが小説書くとき、そういう表現いっぱい使ってるせいで、マヒしてるだけなんじゃないの?」
シン「そ、そんなことはないって。ハンプティダンプティだって、捉えようによってはグロいかもしれないけど、別にそんなことないだろ?」
アーノルド「すまん、ハンプティダンプティがなにか分かんないわ」
シン「……そっか」
- 57125/06/30(月) 21:16:24
- 58二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 21:18:32
迷路だもんな……
枯れているから余計に迷うのかな? - 59125/06/30(月) 21:23:44
- 60125/06/30(月) 21:28:17
- 61125/06/30(月) 21:44:35
シン「道案内できそうで良かった」
ウィリアム「でも、ここってどこに着くんだろ?」
シン「クロッケー場か、お城とか?まあ、どちらにせよ、最終的には裁判所に着きそうだけど」
アーノルド「なんでだ?」
シン「原作がそうだからかな。裁判所って言っても、確かきっちりとしたものじゃなくて、どちらかというと玉座みたいな場所だったはず。なにせ、裁くのはハートの女王だからな。そこなら、この空間を支配してる怪異もいそうだろ?」
ウィリアム「確かに」
シン「ただ……」
アーノルド「?どうした」
アーノルドがそう言った矢先dice1d2=1 (1)
1.シン達が出会った黒い何かが後ろからゆっくりと来る
2.南京錠で閉ざされた門の前に到着する
- 62125/06/30(月) 21:48:40
- 63125/06/30(月) 21:59:26
- 64125/06/30(月) 22:07:36
- 65125/06/30(月) 22:13:47
- 66125/06/30(月) 22:22:08
―白いウサギではない、色のついたウサギだった。
―ちょこんと座って、おしゃれなのかベストや蝶ネクタイを付けている。
―じっとこちらを見つけている、可愛いウサギ
―今は八月だから、三月よりも狂っていない三月のウサギ
―ウサギ、アリスの友達
―時計屋も、ハリネズミも、チェシャ猫も
―みんなみんな、アリスのともだち
―ずっと、ずっと、ここでずっと
―なんでもない日にお茶会を
―アリス、みんなのアリス
おまえがころした - 67125/06/30(月) 22:27:49
- 68125/06/30(月) 22:34:07
- 69125/06/30(月) 22:44:11
- 70125/06/30(月) 22:46:05
- 71二次元好きの匿名さん25/06/30(月) 23:09:55
お疲れ様でした
- 72二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 08:12:53
保守
- 73二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 14:16:52
☆彡
- 74125/07/01(火) 18:47:01
- 75125/07/01(火) 18:50:22
- 76二次元好きの匿名さん25/07/01(火) 23:20:58
お疲れ様です
物欲センサーは優秀ですからね……(別のゲームで爆死した) - 77二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 08:56:51
ガチャの女神はとんでもねえ気まぐれなのよな…
- 78二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 14:59:00
ガチャの確率より自分のリアル運がどれだけあるかによるよね……
- 79125/07/02(水) 18:57:24
- 80二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 23:11:20
お疲れ様です
- 81二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 08:36:36
ほしゅ
- 82二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 17:23:11
☆彡
- 83125/07/03(木) 18:58:09
- 84二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 23:34:50
お疲れ様です
- 85二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 08:17:45
ほしゅ
- 86二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 14:19:55
☆彡
- 87125/07/04(金) 19:34:05
- 88二次元好きの匿名さん25/07/04(金) 23:00:45
お疲れ様です
- 89二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 07:13:08
☆彡
- 90二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 14:01:22
ほしゅ
- 91125/07/05(土) 19:29:53
- 92125/07/05(土) 19:33:39
- 93125/07/05(土) 19:49:31
- 94125/07/05(土) 20:04:02
~迷路を抜けて~
ウィリアム「やっと抜けたー!長かったね」
アーノルド「途中であの黒い奴が出て来たときは、焦ったけど、それ以外は何にもなかったな」
ニャルラトホテプ「雑魚も全然出なかったものね。なにか理由でもあるのかしら?」
ウィリアム「あのヤバい奴が徘徊してるとことでは出ないとか?」
アーノルド「確かに、最初の方でもあの黒いのは出て来たけど、影の方はステラたちと合流してからだったな」
ウィリアム「怖くて出てこれないとかなのかな?」
アーノルド「同じ怪異から出てるっぽいのに、なんで怖がるんだ?」
ウィリアム「それは分かんないけど……」
ニャルラトホテプ「とりあえず、このまま進みましょう。私、さっさと終わらせてここから出たいのよ」
アーノルド「それは俺たちも同じだよ……」
- 95125/07/05(土) 20:20:47
- 96125/07/05(土) 20:40:02
ウィリアム「あ、もうそろそろなんですね。よかった、ならはやく行こう!」(走り出そうとする)
アーノルド「待て待て!何が居るか分かんないんだから、一人で行こうとするな!」(ウィリアムを捕まえる)
ウィリアム「えへへ、ごめん」
シン「……」
ニャルラトホテプ「もうちょっとだって。生きてる?」
シン「……いきてる。けど、ちょっとしんどい」
ニャルラトホテプ「そう」
シン「……なあ、ニャルラトホテプ。お前はさ、どう思ってる?」
ニャルラトホテプ「どうって?」
シン「ここの怪異の事。なんか、感じてることとかないのかなって思って」
ニャルラトホテプ「特に何も。ただ、あえて言うなら……煮凝りって感じがするわ」
シン「煮凝り?」
ニャルラトホテプ「これはもう終わった後に残ったものってこと。とはいえ、残りカスではない感じよね。勘だけど」
- 97125/07/05(土) 20:46:54
- 98125/07/05(土) 20:50:51
- 99二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 20:53:02
そういえば中学生になると完全に絵本から卒業するんだよな……
- 100125/07/05(土) 21:01:06
アーノルド「なんだ?いきなり雰囲気が変わったな。どこかの家か?でも、なんか妙に古臭いって言うか……貧乏くさい?」
ウィリアム「……なんだろう?凄く見覚えあるのに、思い出せない」
アーノルド「見覚えある?お前のじいちゃんばあちゃん家ってこんなんだったか?」
ウィリアム「いや、僕のおじいちゃんおばあちゃん家じゃなくて、最近同じようなものを見た覚えがあるんだ。それがなんなのか、思い出せないんだけど……」
アーノルド「……さっき倒れた時に悪夢を見た後みたいとか言ってたけど、あれって本当に見てたんじゃないか?その悪夢で見てた光景が、ここだったとか」
ウィリアム「そうなのかな……そういえばシンは気分が重いとは言ってたけど、実際になにか見たとかは無いの?」
シン「……」(ただでさえ顔色が悪いのに、さらに青ざめてる)
- 101125/07/05(土) 21:11:45
アーノルド「シン、やっぱりお前、さっき倒れた時になにか見たんじゃないのか?」
シン「え?あ、い、いや、えっと……」
ウィリアム「僕らに言えない事なの?」
シン「……言えないって言うか、言いづらいって言うか……俺もちょっと、認めたくない部分があるって言うか……」
アーノルド「煮え切らないな」
シン「ご、ごめん……でも、俺が見て感じたものと、ここに入ってからヒルコが感じてるものとか考えたら、言うのが憚られるものであるのは確かなんだ……」
ウィリアム「言うのが憚られるって、どういうこと?」
シン「……メタファーってわかるか?」
アーノルド「聞いたことはあるけど、意味はちょっと」
シン「要するに、比喩表現だな。さっき話したハンプティ・ダンプティもメタファーの一例なんだけど、あえて別のものを使って、特定の事象だったりものだったりを表現するのは、詩とかでよく用いられる表現なんだけど……」
ニャルラトホテプ「随分と回りくどいこと言うわね。そのまま答えちゃえばいいじゃない」
- 102二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 21:25:41
このレスは削除されています
- 103125/07/05(土) 21:27:05
シン「だ、だから……」
ウィリアム「こんな状況だから、残酷な話だったとしても、ある程度身構えてるから大丈夫だよ?でも、シンが言いづらいなら、直接じゃなくてもいいよ」
シン「……アリスってさ、無垢な少女の表現として使われることもあるんだ。荒唐無稽な夢を見て、子供が想像した無邪気な友達がいた、未だ現実を知らない少女。そのアリスも友達も皆死んで、後に残るのは荒廃した不思議の国」
アーノルド「ごめん、文学的な表現されても、何が何だか……」
ニャルラトホテプ「要するに、今まで歩いてきた場所は怪異の元となった少女の心象風景って事ね。何があったのかは、想像するしかないけれど、こんな風になってしまうぐらい、彼女の心は壊れてしまった。シンたちが見た悪夢は、おそらく少女の記憶か、もしくは"それを見ていた何者か"の記憶なんじゃない?」
- 104125/07/05(土) 21:38:09
ウィリアム「心象風景……じゃあ、ここも?」
ニャルラトホテプ「そうなんじゃない?脱出してないわけだし」
アーノルド「ならそうやって言えばいいじゃないか。なにをそんなに言いづらそうにしてるんだ?」
シン「……」
ニャルラトホテプ「そう言えば、話しは変わるけど、野ばらって言う童謡があったわね」
ウィリアム「野ばら?どっかで聞いたことある名前」
アーノルド「童謡なら国語の教科書か、音楽の教科書に載ってそうだな」
ニャルラトホテプ「そこは知らないけど、その野ばらって言うのは、少女のメタファーでもあるって説があるみたいなのよ。そして、その野ばらの歌詞のには、こんなのがあるの
乱暴な少年は折った、
野中の小さなばらを。
小さなばらは抵抗して、彼を刺した。
傷みも嘆きも、彼には効かず、
小さなばらは、ただ耐えるのみ。
小さなばらよ、赤い小さなばらよ、
野中の小さなばらよ
そういえば、道中で見た薔薇も枯れてたり、手折られていたわね」
- 105125/07/05(土) 21:45:46
- 106二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 21:49:02
あっ、そういう……
- 107125/07/05(土) 22:00:59
ウィリアム「?どういうこと?」
シン「こっちの話。でも、おおよそ二人が出した答えで合ってるよ。そして、ここは多分少女の家で、その子はここで毎日暴力を振るわれて、そして壊れてしまった」
アーノルド「……その子って、死んじゃったのか?それで、今まで恨みが爆発して、悪霊化したとか?」
シン「それだけなら、ここまで強い怪異は生まれないと思う。まだ、この怪異には秘密があると思うんだ。それで思い出したんだけど、不思議の国のアリスって、ウサギが二匹出てくるんだ」
ウィリアム「あー……確かに、二匹いたかも。確か、時計を持って慌ててるウサギと、変な帽子を被った人と一緒に居るウサギが居るよね?」
シン「うん、白うさぎと三月うさぎだな。でさ、さっきうさぎは神様の使いだって話をしたじゃん」
ウィリアム「うん、そうだね。それがどうか……まさか」
アーノルド「もしかして、そのウサギは俺たちを守護してるって言ってた白うさぎと同じで、神様の使い?」
シン「多分。そして、この怪異が人一人の呪いにしては強いのも、それが原因なんじゃないかって思うんだけど……」
- 108125/07/05(土) 22:12:33
ニャルラトホテプ「どうなの?」
レノア「……ええ、そうです。とはいえ、彼がこうなってしまった以上、使いとしての責務は放棄しているも同然ですが」
アーノルド「わかってたなら、話してくれればよかったじゃないですか」
レノア「そこまでは契約の中には含まれておりませんので」
ニャルラトホテプ「でも、そうだとしたら、これはアンタの監督不行届ってことになるじゃないの?」
レノア「基本的に神の使いが人間の領域を荒らしとて、我々の領域を荒らさなければ、我々は手を出しませんから。しかし、もし仮に我々の眷属たる使いが、人間の手で貶められたのであれば、話しは違いました」
シン「手を出してないってことは、ウサギは自分の意志でこうなったってことか」
レノア「はい、その通りです」
- 109125/07/05(土) 22:16:27
- 110二次元好きの匿名さん25/07/05(土) 23:07:59
お疲れ様でした
- 111二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 07:42:49
ほしゅ
- 112二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 14:27:55
☆彡
- 113125/07/06(日) 19:13:59
- 114◆0lRmOxYkx.25/07/06(日) 19:15:00
- 115◆0lRmOxYkx.25/07/06(日) 19:16:15
- 116二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 19:50:13
言われてみればいまはなき初心者スレとかでも触れなかったですね
他の掲示板と仕様が一緒なので敢えて触れなかった&あにまんではあんまり流行ってないからかな…?
参考↓
トリップテストスレ・トリップとは?匿名掲示板で他人(例えばスレ主や他のコテハン)のなりすましを防ぐための機能です。・いつ使う?安価スレや1が評価するスレなど、スレ主とそれ以外の書き込みを区別した方が便利な時に使います。…bbs.animanch.com - 117二次元好きの匿名さん25/07/06(日) 20:40:26
その初心者スレの初代スレ主はここのスレ主だからでしょうね
名前欄コピペすればトリップつけても意味ないのでは?の疑問にも◇(黒色の◇はNGワードだとこのレス打っていて初めて知りました)で対応しているとは中々優秀なんですね
- 118二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 00:07:30
お疲れ様です
- 119二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 07:14:51
ほしゅ
- 120二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 13:53:38
☆彡
- 121125/07/07(月) 20:29:59
- 122125/07/07(月) 20:56:47
シン「ただ、大きな復讐自体はもうすでに達成されてるんじゃないかなとは思う」
アーノルド「どういうことだ?」
シン「ステラたちと合流する前に見た死体のこと覚えてるか?あの死体、俺が夢で見た内容に出て来た奴の服装に似てたんだ。体格も同じように感じられたから、多分女の子……仮名でアリスにするか。その父親だったんじゃないかな」
アーノルド「つまり、DVしていたやつってことか」
ウィリアム「復讐をし終わっても、元に戻らないんだ……」
ニャルラトホテプ「一度変質したものは、割れた卵のように元には戻らないもの。仕方ないわ」
アーノルド「ということは……ここの怪異って、今どういう状況なんだ?」
シン「……復讐ってさ、達成したら、それで終わりにはならないんだよ」
ウィリアム「シン?」
- 123二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 21:29:31
このレスは削除されています
- 124125/07/07(月) 21:37:18
シン「………これはあくまで俺の想像だけど、確かに復讐は終えた。けど、怒りも憎しみも晴れなかったんだよ。だからずっと、その気持ちを抱えたままさ迷う化け物になってしまったんだと思う。俺たちが出会ったあの黒い奴は、その状態を表している姿だったのかしれない」
ウィリアム「じゃあ、逆に考えれば、その感情をどうにかして晴らして上げられれば、成仏させてあげられるのかな?」
シン「かもしれないけど、そううまくいくことでもないと思う。ただ、もし仮にこの怪異の怒りや憎しみを晴らすのであれば、晴れない原因を探すのが良いと思う」
アーノルド「晴れない原因って言ってもな……だって、復讐は終えたんだろ?」
シン「そうじゃないかもしれないからさ迷ってるのかもしれないからな。もしくは。"復讐以外に願いがある”のかもしれない」
ウィリアム「復讐以外に願いがあるの?」
シン「だって、復讐だけが目的なら、終えた時点で晴れてなきゃいけない。それが出来てないってことは、他にも願いがあるってことに他ならないと、俺は思うよ」
- 125125/07/07(月) 21:45:39
ウィリアム「他にも願いがある……それって、例えばどういうの?」
シン「……誰かに救って欲しかったとか。戻れないあの頃に戻りたいとか。まあ、色々と考えられるよ。ただ、もし仮に他にも願いがある場合は、おそらく怪異自身も自覚してない事だろうから、例えわかったとしても、相手が認めてくれるかは別だ」
アーノルド「まあ、何にせよ、そういう余裕があるかどうかも分かんないわけだし、余計なことは考えないようにしたほうが良いかもな」
ウィリアム「でも、助けられるなら、助けてあげたいよ」
アーノルド「それは分かるけど、俺たちじゃ何したって無理かもしれないしだろ。それに、今そんな余裕あると思うか?シンも、もうかなり限界っぽいし」
ウィリアム「dice1d2=2 (2)
1.でも……
2.……そうだね。ごめん、我儘言って
」
- 126125/07/07(月) 22:01:54
- 127125/07/07(月) 22:03:10
- 128二次元好きの匿名さん25/07/07(月) 22:04:40
お疲れ様です
- 129二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 00:01:43
果たして助けられるのかな
- 130二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 07:54:58
ほしゅ
- 131二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 17:32:47
ほしゅ
- 132125/07/08(火) 18:38:53
- 133二次元好きの匿名さん25/07/08(火) 23:09:20
お疲れ様です
- 134二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 08:27:25
保守
…シンとシリアスのセットはやっぱりかなり重たい話になりますね… - 135二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 15:25:09
☆彡
- 136125/07/09(水) 18:38:21
- 137二次元好きの匿名さん25/07/09(水) 23:03:46
お疲れ様です
- 138二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 07:09:14
ほしゅ
- 139二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 13:20:18
☆彡
- 140125/07/10(木) 19:11:21
今日もお休みです……
シンはステータスの関係上、怪異の深い所まで知ることが出来るメリット(?)があるので、選択肢に重いものを入れがちになっちゃうんですよね……
あと、なんか知らないけどシンは重い選択肢あたりがちなのもいけない……!このスレ一年以上続けてますけど、ダイスで決めるときのアスランの怪異遭遇率の低さと、シンのシリアス選択率の高さはなんか変なんですよね……一応どっちも絶対そうであるわけじゃないんですけど、いざそういう選択肢引いた時の「ですよねー」感がなんかすごい……
- 141二次元好きの匿名さん25/07/10(木) 23:44:24
お疲れ様です
- 142二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 06:50:55
ho
- 143二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 14:35:13
☆彡
- 144125/07/11(金) 19:09:00
- 145二次元好きの匿名さん25/07/11(金) 23:14:45
お疲れ様です
- 146二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 08:06:00
ほしゅ
- 147二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 14:50:58
☆彡
- 148125/07/12(土) 19:40:30
それでは再開
~時間は少し遡り、レイ視点~
レイ「――ということで、もう一度周りを見てこようと思うが、その前にオルガに知っていることを聞きたい。ムウ、オルガがどこに行ったか知らないか?」
ムウ「オルガなら、さっき丁度お前と似たようなこと言って向こう行ったよ」
レイ「む、入れ違いだったか。すまない、時間を取ったな」
ムウ「気にすんな。ところで、余裕があるならステラも連れてってくれないか?」
レイ「ステラ?怪我を負っていたから、治療をすると言ってなかったか?」
ムウ「それがな、体力有り余りすぎてるのと、シンを中に残してきたせいで、ちょっと色々と爆発しそうでな。発散するためにも連れまわしてやってくれ」
レイ「……俺とステラの関係を知っているのにそれを言うんだな」
ムウ「最近はステラも落ち着いて来てるんだ。ステラが噛みつきさえしなければ、お前はなんもやらねぇだろ?」
レイ「まあ、そうだが……まあいい、わかった。引き受けよう」
ムウ「おう、よろしく頼むわ」
- 149二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 19:51:33
このレスは削除されています
- 150125/07/12(土) 19:52:53
- 151125/07/12(土) 20:03:35
- 152125/07/12(土) 20:13:09
- 153125/07/12(土) 20:15:34
- 154125/07/12(土) 20:29:55
- 155125/07/12(土) 20:40:24
- 156125/07/12(土) 20:42:08
- 157125/07/12(土) 20:56:15
- 158125/07/12(土) 21:04:47
- 159125/07/12(土) 21:09:03
- 160125/07/12(土) 21:17:38
- 161125/07/12(土) 21:20:43
- 162125/07/12(土) 21:28:06
- 163125/07/12(土) 21:38:32
- 164125/07/12(土) 21:49:19
- 165125/07/12(土) 22:20:45
アスラン「オルガの?なぜその人が」
ムウ「……オルガの叔父は、昔とある怪異と人間にこっ酷くやられた経験があるらしくてな。今回はその復讐の為にこの街全部を巻き込むつもりだったんだろうよ」
レイ「復讐のためだけにこんな大規模なことをやるのか……しかし、中学校をわざわざ狙うとは、その中に復讐相手が居たということか?」
ムウ「いや、多分立地の関係であそこになったんだろうな。あそこは曰く付きの防空壕があったはずだ。無論、周辺のお祓いなんかは去年念入りにやったが、それでもどうしようもないものはある。これは呪いがどうのっつーより、力の流れ的なものだな」
レイ「事故物件がお祓いしても心霊現象が起きる理由の一つだな。霊道や龍脈など、そう言った力の流れが、人間の噂話による怪異発生や、人間の死による呪いなどによって、本来通されるべき場所でないところに、しばらく繋がったままになることがある。この場合は、然るべき処置をした後、自然に消滅するまでしばらく放置というのが定石だからな。そこを狙われたか」
- 166二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 22:37:29
このレスは削除されています
- 167125/07/12(土) 22:38:59
アスラン「……放置でいいんですか?」
ムウ「普通は偶然つながった龍脈を使うことは無いしなぁ。なにせ、つながったとしても、正直流れてる力は他と比べて非常に微々たるものなんだ。霊道に関してもそうだ。普通の霊道と違って、霊が通る数が極端に少ない。ほぼ無いのと同じなんだ。とはいえ、人間にとっちゃ悪影響あるから、色々と手を施すんだが」
レイ「とはいえ、龍脈がつながってる場合の利点はわずかだがある。龍脈は龍穴という、流れの終着点みたいな場所がある。龍脈は風水で言うところの気の流れのことを指すから、龍穴はその気というのが集まる場所ということになる。そういう場所は大抵怪異の住処であったり、社が立てられ神が祀られていたりして、守りも固い。だから、龍脈を使って穢れを龍穴へと流すことで、その土地に居る怪異にダメージを与えることが出来るんだ。もっとも、この方法は疑似的な龍脈では効果が無いに等しいし、実際に龍脈を使うとなっても、そこを住処としている怪異はその弱点が分かっているから、自然と龍穴と同じぐらいの守りの固さになる。通常ならば、やろうと思ってもやれない事なんだ」
- 168125/07/12(土) 22:54:14
アスラン「通常ならばか……なら、今回は」
ムウ「ああ、あれだけの力を持った怪異だ。呪いの力は人間が生み出すものとは訳が違う。微かでも繋がってるなら十分だろうさ。エザリアが直々に来たのも、影響が出ているから焦って来たってところだろうし」
アスラン「なるほど……ということは、エザリア達が住み着いてる山が龍穴がある土地だということですか?」
ムウ「ああ、そうだぞ。まあ、山自体っつーか、山にある年がら年中花が咲いてる場所がそうだな」
アスラン「あそこか……」
レイ「しかし、問題はどうやってあの怪異をどうやって……封印するのにもかなり苦労するが、封印しても気軽に持ち運べるような代物じゃないだろう。協力者が居るのか?」
ムウ「多分居るな。確かオルガの叔父は退魔師たちと繋がっていたはずだ。落ちぶれたとはいえ、祓い屋よりも歴史が長い奴らだからな。そう言う術があっても可笑しくはないだろうさ」
- 169125/07/12(土) 22:59:03
- 170125/07/12(土) 23:00:49
- 171二次元好きの匿名さん25/07/12(土) 23:06:03
お疲れ様でした
- 172二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 06:08:08
ほしゅ
- 173二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 12:58:35
保守
- 174125/07/13(日) 19:38:41
- 175125/07/13(日) 19:53:38
ニャルラトホテプ「殆どの場合、徒労で終わりそうなものだけど」
ウィリアム「だろうね。でも、徒労で終わって辛いまま終わったとしても、多分見て見ぬふりをして助けようともしなかったら、もっと辛くなりそうなだなって思っちゃうんだよね。変かな?」
ニャルラトホテプ「変か変じゃないかと言われたら、普通に変なんじゃない?因みに私は好きよ?そういう、自分は誰かを助けられるんだって勘違いした人間を壊す時が、一番楽しいもの」
ウィリアム「わあ、凄い最低な事言ってる……」
アーノルド「なんでシンはこんな神様と仲良くできるんだ……」
ニャルラトホテプ「知らないわよ、本人に聞いてよね。今寝てるけど」
シン「……(聞こえてるけど、体怠すぎて反応するのめんどい……)」
- 176125/07/13(日) 20:05:21
アーノルド「……ところでさ、ここ一軒家って言っても小さいから、もう全部屋見てても可笑しくないのに、一向に目的の部屋にたどり着かないの可笑しくないか?」
ウィリアム「確かに……!考え事してたからあんまり気にしてなかった!」
アーノルド「そういうことは自慢げに言うなよ……でも、これどうしたらいいんだ?シンに聞く……のは、ちょっとやめておくか。さっき結構話したせいなのか、めっちゃ辛そうだし」
ウィリアム「謎解きは僕たちでしないといけないのかぁ。でも、このまま進んでいけばたどり着くとかはありそうじゃない?」
アーノルド「確かに行き止まりに当たったってことは無いしな。もうちょっと進んでみて、それでも駄目そうだな改めて考えるか」
ウィリアム「そうしよう」
とりあえず先に進むdice1d3=3 (3)
1.行き止まりにたどり着く
2.同じ部屋を無限に出たり入ったりしているだけだと気づく
3.扉を開けたことがある部屋から物音が聞こえてくる
- 177125/07/13(日) 20:17:59
- 178125/07/13(日) 20:24:33
- 179125/07/13(日) 20:34:18
―大人程の大きな影が、子供の様な小さな影にひたすらと拳を振り上げている。影は輪郭がぼやけてはいるものの、長い髪のようなものが殴るたびに揺れているので、女性なのだろうと判断できるだろう。
―そして、ノイズでほとんど聞こえない罵声を、小さな影に浴びせている。暴力と罵声を、勢いよく小さな影にぶつけている女性の影は疲れ知らずなのか、一向に止まる気配は無い。
―しばらくしたのち、急にピタリと体が止まったかと思えば、女性の影は体を丸めてしくしくと泣き出す。そんな、女性の陰に、おそらく子供なのだろう小さな影は、ゆっくりと手を伸ばし、女性の頭を撫でる。
―女性は感極まったように、子供の影を抱きしめる。先ほどとは違い、優しく抱擁するその様子は、子供を愛する親そのものであった。 - 180125/07/13(日) 20:54:04
アーノルド「……これ、なんだ?さっきまで自分の子供を殴って……たよな?どういう感情なんだ?」
ウィリアム「わ、わかんない……」
ニャルラトホテプ「情緒が不安定なのよ」
アーノルド「じょ、情緒が不安定だとこうなるんだ……父親だけかと思ったけど、母親からもDV受けてたって事なのかな?いきなり関係ないものが出てくるなんてことは無いだろうし」
ウィリアム「だとしたら、アリスは両親から暴力を受けて来たってことだよね……しんどいなぁ……」
アーノルド「こんなの見せられると、自分の両親のありがたみがしみじみ感じられるな……自分が作った空想に逃げたくなる気持ちもわかるな」
ウィリアム「うん……」
ニャルラトホテプ「(そういえば、ハートの女王は基本的に一方では愛され、一方では恐れられる癇癪持ちの為政者として描かれてるわね。癇癪持ちで自分や不思議の国を支配する女王のイメージか……ということは、ここでの女王のモデルはアリスの母親ってことになるのかしら?どうでもいいけど)」
- 181125/07/13(日) 21:04:04
アーノルド「……で、これなんで見せられたんだ?いや、見せられた……のか?」
ウィリアム「わかんない……けど、もし仮にアリスの記憶を見て欲しいって事なら、見てあげたほうが良いのかもしれないね」
アーノルド「普通に罠っぽくもあるけど……」
ウィリアム「それに、全部見ないと正しい道が開かれない的なやつかもしれないよ?ゲームでもよくあるじゃない」
アーノルド「ゲームに当てはめてもいいのかどうかわかんないけど……いや、考えてみたら今更だな?」
ウィリアム「そうだよ。僕たちここに来るまでにキノコの粉で体を大きくしたり、迷路を抜けてきたりしたんだから、今更も今更だよ」
アーノルド「頭がバグるな……」
とりあえず戻って先に進むdice1d2=2 (2)
1.行き止まりにたどり着く
2.また物音がする
- 182125/07/13(日) 21:07:57
- 183125/07/13(日) 21:11:03
- 184125/07/13(日) 21:23:07
―大きな影が小さな影を隕?≧繧医≧縺ォ荳翫↓荵励▲縺ヲ縺?k。大きな影は先ほどの女性の影とは一回り以上も大きいように感じられる。
―大きな影が菴薙r謠コ繧峨☆と、ノイズがかかった幼い声が闍ヲ縺励◎縺?↓蜻サ縺上。
―大きな影が小さな影に何かを囁いている。その声は相も変わらずノイズが走って何と言っているのか分からないが、その声色は優しそうなのに、非常に嫌悪感を感じるものだった。
―しばらくすると、大きな影が満足げに立ち上がり、陦」譛阪r謨エ縺医k繧医≧縺ェ縺励$縺輔r縺吶k。未だ謇玖カウ繧剃シク縺ー縺怜ッ昴※縺?k小さな影に見向きもせず、部屋から出ていく。
―大きな影が出ていた後、小さな影のすすり泣く声だけが部屋の中で異様に響き渡った。 - 185125/07/13(日) 21:36:19
※全文は大分誤魔化して書きましたが、苦手な人は文字化けを訳さないでください。
アーノルド「……さっきとうって変わって、激しい暴力って感じがしなかったな。とはいえ、聞こえて来た声的にかなり苦しそうだったから、日常的に首を絞められてたってことになるのか?」
ウィリアム「DVって殴ったり蹴ったりのイメージだけど、よく考えてみたら。確かに首を絞めたりするのも、死んじゃうかもしれないから、暴力の中に入るもんね。でも、なんで首を絞めてたんだろう?」
アーノルド「そもそも自分の子供にあそこまで暴力振るうのも意味わかんないけどな」
ウィリアム「そうだね……」
ニャルラトホテプ「ぷっ、ふふ」←シンを起こさないようにしながら静かに爆笑してる
レノア「笑うとバレてしまいますよ?」
ニャルラトホテプ「別にバレてもいいじゃない。もういい歳なんだから」
レノア「一応未成年への教育には気を配らないといけないそうですよ?私としては、もう少し踏み込んでもよさそうな気がいたしますけど、シリウス先生に嫌われるのは嫌ですから」
ニャルラトホテプ「知らないわよ、そんなこと」
- 186125/07/13(日) 21:47:11
アーノルド「……大体シンが言ってた通りのことが起きてたってわかったけど、凄い気分悪くなってきたな」
ウィリアム「うん……こんな家で一人、ずっと苦しみに耐えてきたのかなぁ……」
アーノルド「……そう言えばさ、前提としてアリスって死んでるのか?」
ウィリアム「え?うーん、多分亡くなってそうではあるけど。だって、日常的にご両親に暴力振るわれてたなら、誤ってってこともありうるだろうし。それに、だからもう一匹の神の使いのウサギも今みたいな感じになったんじゃないかな?」
アーノルド「なら、アリスを助ける以前にウサギをどうにかこうにかしないといけないのか……あ、そう言えばさ、あのロウソクって、この怪異にも効くのか?」
ウィリアム「あー、確かに!ウサギはともかく、アリスの方はそれで成仏してくれるかも!そうしたら、ウサギも何とか出来るかもしれないね!」
アーノルド「そう上手く行くか分かんないけど、少なくともロウソクが何かの訳に立つかもしれないな」
- 187125/07/13(日) 21:58:04
ウィリアム「うん!ただ、成仏まで行かなかったら、シンが言っていた通り復讐以外の願いって言うのを見つけてあげないといけないよね。なんだと思う?」
アーノルド「いや、わかんないよ。あんだけ暴力振るわれてたなら、両親を怨んでも不思議じゃないだろうし……」
ウィリアム「うーん……でも、シンが言った通り、それだけじゃない気がするんだよね。さっきの黒い影たちの行動に違和感があるって言うか……」
アーノルド「違和感か……最初に見たのは情緒が不安定すぎてドン引きしたのは覚えてるけど……」
ウィリアム「dice1d2=2 (2)
1.……上手く言えないけど、もしかしてアリスって両親の事好きだったのかな?
2.うー、ぜんっぜんわかんないや。やっぱりシンに聞いたほうが良いかも
」
- 188125/07/13(日) 22:08:36
- 189125/07/13(日) 22:13:05
- 190125/07/13(日) 22:17:15
- 191125/07/13(日) 22:18:15
- 192125/07/13(日) 22:27:53
- 193二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 22:41:15
立て乙です
- 194二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 22:57:45
おつです~
- 195二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:11:11
うめ
- 196二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:13:02
立て乙
- 197二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:16:12
うめこ
- 198二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:20:06
埋め
- 199二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:21:27
梅酒
- 200二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:22:33
200ならみんな幸せ