【閲注TRPG】愛して、愛して、煮溶かして【スタリィドール×さしす組】2

  • 125/07/02(水) 12:35:40
  • 225/07/02(水) 12:39:18
  • 325/07/02(水) 12:46:02

    このスレはさしす組の3人をPCとしてスタリィドールというTRPGを回していくよ!
    原作軸ではなく、お人形としての3人です!(スタリィドールのPCは全員お人形なので)
    前回はキャラシートづくり。今回は本編だよ!

    いつも通りグダグダになると思いますのでご承知ください。

    くるめさま制作シートの「愛して、愛して、煮溶かして」をお借りするよ!
    スタリィドール知らない人が多いと思うのでなるべく解説しながら進めるよ!

  • 425/07/02(水) 13:03:09

    では前回の続きから行ってみましょう!
    ーーー
    おや?一番初めに目覚めたのは変な前髪の子でした。

    夏油「ここは・・・?」キョロキョロと周りを見渡す
    夜蛾「私のアトリエだ」
    夏油「あなたが私を作ったんですか?」
    夜蛾「そうだな」

    夏油は手を開いたり閉じたりしながら

    夏油「へぇ~・・・いままで動けなかったからなんか新鮮だな」
    夜蛾「星人形はどこまで記憶があるんだ?」

    夜蛾は初めて星人形が目覚めたのでいろいろと気になっています。

    夏油「えっと・・・途切れ途切れなんですけどさっきは懐かしいような夢を見ました」
    夜蛾「ほう、どんな内容だった?」

    夏油「親友と呼べる人と一緒に化け物退治したりはしゃいだりした夢です」
    夜蛾「・・・!」
    夏油「でもその親友の顔も声も思い出せないんですけどね」
    夜蛾「そうか」
    夏油「でも本当にいたら会ってみたいな」
    夜蛾「きっと会えるだろう」

  • 525/07/02(水) 13:17:50

    続いて目を覚ましたのは茶髪の女の子でした。

    家入「ふわぁ・・・あれ?動ける」不思議そうに身体を動かしている
    夜蛾「硝子も起きたか」
    家入「あんた確か・・・私を作った人?」
    夜蛾「そうだ」
    家入「へぇ~・・・」
    夜蛾「硝子はどこまで覚えているんだ?」
    家入「そうだな・・・結構昔のことも覚えているよ」
    夜蛾「ほう、具体的には?」
    家入「きもかわいい人形大量に作ってた事とか、人形を治してあげてたりとか。あと、私たちの手入れをちゃんとしてたのも覚えてる」
    夜蛾「星人形によって覚えているものが違うんだな」

  • 625/07/02(水) 13:58:58

    夜蛾と硝子が話している間に、さっきまでいた星人形が一体消えていた。

    夏油「あれ?もう一人いた気がするんだけど」
    家入「どこいった?」

    すると上空から「ここだぜ!」との声が

    夏油「飛んでる!?」
    家入「おー」

    五条「お前が俺を作ったのか?」
    夜蛾「そうだ、お前は飛べるのか」
    五条「まぁな!」

    空中をきれいに舞いながら
    五条「作ってくれた礼に力を貸してやるよ!」とドヤ顔でいいます。

    夏油「君、作ってくれた人にそんな態度をとるのかい?」
    五条「あ”?なんだよ変な前髪!」
    夏油「私は変な前髪じゃない、夏油傑だ」
    五条「やんのか?」
    夏油「負けて泣いても知らないよ」

    喧嘩勃発!…と思いきや

    夜蛾「悟!傑!出会って早々喧嘩をするな!」
    と鉄拳を食らいました。

  • 725/07/02(水) 15:22:42

    五条「いって~・・・」夏油「いたた・・・」
    夜蛾「お前たちはいつもそうだな・・・」
    五条・夏油「?」
    夜蛾「喧嘩ばかりするんじゃないぞ」
    五条「ちっ、わーったよ」
    夏油「分かりましたよ・・・」

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 15:44:55

    続き楽しみ

  • 925/07/02(水) 16:00:01

    ここで3人と夜蛾の関係性を会得します。
    安価で決めるのもいいですが、やっぱ夜蛾先生なので全員「恩師」にします!

    関係性については後程説明します!!

  • 1025/07/02(水) 16:06:26

    目覚めから半年ほど…夜蛾の手伝いにもだいぶ慣れてきたころ、五条たちは夢を見る。

    「愛しているわ、私のかわいいかわいい娘」
     女性はそう言って少女を抱きしめる。しかし少女はルビーの瞳を閉じ、腕をだらりと下げたまま。
    「ねえ、私は、あなたの娘じゃないの」
    「お願い、どうか、こっちを見てよ」
     少女は震える手で、女性に触れる。すると女性は、まるで空気に溶けるように消えてしまった。
    空間が揺らめき、先ほど女性がいた場所には、狐頭の男が立っている。
    「可哀想に。愛されても愛されても、あなた自身にその愛は届かない。自分への贈り物ではないのに、受け取ることなどできませんからねえ。ああ、可哀想だ。あなたには今まですり抜けていった愛情を取り戻す権利があるはずです。あなた自身の好きなことをして、あなた自身の好きなものを食べて、あなた自身が皆に愛される。どうです───そんな世界に、ご興味は?」
     一瞬の逡巡。その後に、少女は狐の手を取った。

  • 1125/07/02(水) 16:08:49

    五条たちは、目を覚ます。
    「起きたか?もう少し寝ていてもよかった──と、言いたいところだが」
    「ちょうど仕事の時間だ。準備できるか?」

    夜蛾が五条たちを連れやってきたのは、都内の高級マンションの一室だ。扉を叩くとすぐさま扉が開き、茶髪の女性が現れる。歳は30代前半から半ばほどだろうか。
     あなたたちはこの女性に、見覚えがある。

  • 12二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 16:52:44

    立て直してくれてありがとうスレ主!
    楽しみにしてる!
    キャラの言動それっぽくていいね!

  • 1325/07/02(水) 17:55:45

    ここからキーNPCとの回想シーンに入ります。

    キーNPCとの関係性をここで決めますが、どんな内容かはダイスで決めます!


    まずは家入さんから!


    dice1d6=3 (3)

  • 1425/07/02(水) 17:57:06

    [主人はお客さんと話し込んでいる。あなたが部屋の隅で退屈そうにしているとキーNPCと目が合った]

  • 1525/07/02(水) 17:59:00

    その前にキーNPCについて解説しなくてはいけませんでした・・・すみません・・・


    レーレ(キーNPC)

     甘いお菓子が大好きな星人形。

     美夜子が課した食事制限をきっかけとして、美夜子が「自分」ではなく自分と重ねた「娘」を愛しているのではないかという疑念を抱くようになる。それでも愛する主人のために自分を抑え、『良い娘』であろうとしたが、我慢の限界になり<型堕ち>となる。


    佐藤 美夜子(さとう みやこ)(キーNPC)

     レーレの主人。最愛の娘を事故で亡くした後、どこか娘に似ていたレーレを引き取った。星人形であるレーレを実の娘のようにかわいがっており、愛ゆえについつい厳しくなってしまうことも。

     現在は基本的に亡くした娘(綾)とレーレを重ねることはなく、それぞれを大切な娘として愛しているが、レーレに危険が迫ったときや突然目の前から消えた時などに綾を亡くした記憶がフラッシュバックし、過剰な行動を取ってしまうことがある。

  • 16二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 18:11:03

    キーNPCは型堕ち星人形なのか
    あと星人形って意外と一般的な存在なのかな

  • 17125/07/02(水) 18:16:59

    >>16

    星人形の存在は一般に認知されています

    アイドルしてる星人形もいます!

    ですがあまりいないので生で会える人はなかなかいません

  • 18二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 20:00:13

    薔薇◯乙女とか観◯少女が好きな人には刺さるシステムだコレ…

  • 19二次元好きの匿名さん25/07/02(水) 23:11:36

    ☆彡

  • 20二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 07:11:39

    星人形ってどのくらいの大きさなんだろ

  • 2125/07/03(木) 13:08:07

    >>20

    小学生くらいのサイズのようです

  • 22二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 13:21:48

    人形だし50cmくらいでイメージしてたけど、意外とデカイな…

  • 2325/07/03(木) 13:26:23

    遅くなり申し訳ございません。続きです!
    ーーー
    家入「佐藤さんとめっちゃ話し込んでんなぁ・・・はぁ暇」
    家入「五条と夏油は外出てるし・・・まぁ混ざりたくないけど」
    ボーっとしてると家入はレーレと目が合った。

    レーレ「ショウコ!久しぶり!」
    硝子「久しぶり~」
    レーレ「今日も夜蛾おじちゃんのお手伝い?」
    硝子「そうだな」
    レーレ「お外にもよく出るの?」
    硝子「まぁな」
    レーレ「いいなぁ・・・私ももっとお外出たいなぁ・・・」
    硝子「佐藤さんに言えば?」
    レーレ「言った!でも・・・『怪我したら危ないからあんまり外で遊んじゃだめ』って・・・」
    硝子「まぁそれはレーレのことが心配なんだろ」
    レーレ「そうなのかな・・・」

    硝子はレーレとの関係『庇護』を取得した!

  • 2425/07/03(木) 13:29:54

    >>22

    最初は普通の人形サイズでしたが、魂を会得したことで成長しました。

  • 2525/07/03(木) 13:32:36

    続いて夏油の回想シーンに移ります!


    dice1d5=4 (4)

  • 2625/07/03(木) 13:35:32

    [整備作業が一区切りついたところで、キーNPCがお茶とお菓子を持ってきてくれた。少し休憩しよう]

  • 2725/07/03(木) 14:45:16

    レーレの整備作業に一区切りついた頃・・・

    佐藤「あら、夏油くん。ちょうどよかったわお菓子を食べていかない?」
    夏油「いいんですか?」
    佐藤「えぇ、レーレが大好きなドーナツを買ったのだけれど思ったより多くて・・・あの子ったらあった分だけ食べちゃうの」
    佐藤「食べ過ぎて病気にならないか心配で・・・」
    夏油(星人形は病気にならないけど・・・)
    夏油「ありがたくいただきます」

    夏油は佐藤との関係『感謝』を取得した!

  • 2825/07/03(木) 15:05:03

    次に五条・・・と行きたいところですがレーレの回想シーンいきます!

    ーーー

    五条たちは<魔術師の庭>の隅で膝を抱え、泣いているレーレを見つける。新たな主人、佐藤美夜子に引き取られてから、レーレが普段ここに帰るときは彼女と共にいることがほとんどだった。しかし、周りを見渡しても、どこにも美夜子の姿は見当たらない。レーレを慰めようと、または不思議に思った五条たちは彼女に声をかけるだろう。

     

    レーレは顔を上げ、ぽつりぽつりと話し出す。


    「…ミヤコが、お菓子は一週間に一度しか食べちゃいけない、っていうの」


    「食べ過ぎて病気になったら困るから、って」


    「私は星人形だから、病気になんてならないのに」


    「ううん、ほんとは、それだけじゃない。怪我したら危ないからあんまり外で遊んじゃだめ、お勉強はしっかりしなきゃだめ、いい子にしてなきゃだめ、って」

    「いい子にしてるわ、私、ずっと…。でも、怪我なんてしないし、病気にもならない。私はまだ、人間じゃないから。でも何度言ってもわかってくれないの」


    「きっと、私は、綾(あや)の代わりなんだわ。ミヤコの、死んじゃった本当の子ども」


    「ミヤコは私を大事にしてくれる。大好きって言ってくれる。でも、それは私、私を愛しているからじゃないんだわ」


     そう吐き出した後、レーレはまた俯く。


    「でも…でもね、私、頑張るの。綾になってあげることが『いい子』になることなら、それでミヤコが元気でいてくれ

    るなら…。私はミヤコが、大好きだから」

  • 29二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 15:08:10

    なるほど人形だから病気はしないんだね

  • 3025/07/03(木) 15:12:12

    続いては五条の回想シーンです!!

    dice1d4=2 (2)

  • 3125/07/03(木) 15:14:06

    [キーNPCはあなたの仕事に感謝しプレゼントを贈ってくれた。箱の中身はキーNPCのお気に入りの一品らしい]

スレッドは7/4 01:14頃に落ちます

オススメ

レス投稿

1.アンカーはレス番号をクリックで自動入力できます。
2.誹謗中傷・暴言・煽り・スレッドと無関係な投稿は削除・規制対象です。
 他サイト・特定個人への中傷・暴言は禁止です。
※規約違反は各レスの『報告』からお知らせください。削除依頼は『お問い合わせ』からお願いします。
3.二次創作画像は、作者本人でない場合は必ずURLで貼ってください。サムネとリンク先が表示されます。
4.巻き添え規制を受けている方や荒らしを反省した方はお問い合わせから連絡をください。