【閲覧・CP注意】「お姉さま…相談があるのですが…」

1二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 21:43:06

「ええ、いいですよステラ。お茶でも淹れましょうか？」
「そこまでは大丈夫ですわ。実は…実は私、好きな方ができましたの…」
「まぁ！一体どこのどなたですか？いえ、ステラが選んだ方ですもの、きっと素敵な…」
「その…火文明の…ドギラゴン様ですの…」
「えっ…？」
「先日侵略者との戦いで助けられてときめいてしまって…それから彼の背中が忘れられないのです…」
「ダメ…」
「お姉さま？」
「ねえ…ステラ、ドギラゴンは私が最初に好きになったんです…それを…横から…とるなんて…ダメよ…ステラ…」
「…………何か勘違いしておられるようですけど、お姉さまのドギラゴン様ではなくてボルシャック・ドギラゴン様の方ですわ」
「え…あっ…っ〜〜〜〜〜！！！」
「お姉さま！？どこにいくんですの！？お姉さま〜！？！？！？」

───────

「ということがあったんですかカヅラさん…」
「……なぜそれを私に？」

みたいな
デモンカヅラ→ミラクルスター⇄ドギラゴン
ミラクルステラ→ボルドギのラブコメがここに来れば見られると聞いたんですが

>>3

2二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 21:44:17

しれっとドギラゴンをお姉さまのもの扱いしてやがる…

3二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 21:45:48

>>1

当店セルフサービスとなっております

4二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 21:46:03

疫病ばら蒔いてアンノウンとか名乗りそうなミラクルスターはちょっとどころじゃなく嫌だな……

5二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 21:49:46

言い出しっぺの法則定期

6125/07/03(木) 21:52:59

なんかステラはすごい高速で外堀埋めて逃げられなくした上で速攻落としてそうだけど、ミラクルスターとドギラゴンは遅々として進まずに周囲からじれってえなはよくっつけコイツらって思われてるのがよく似合うと思うんですよ。

あとドギラゴンは素でクソボケそうな感じある

7二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 22:02:43

俺バカだからよく分かんねぇけどよぉ

みんなから尊敬とラブを集める王のような偶像のようなリーダーであるミラクルスターが、ドギラゴンという1人の対象だけに対して不意に湿度の高い恋情を見せるのが美しいんじゃねぇかなと思うんだ
光の国の王だった彼女は誰に対しても平等に愛を注ぐし、あるいはこの立場にある自分だからやらねばならないって、それを意識的に自分に課してるかもしれないが、それはかつて同じ王でお互いを深く知ってるドギラゴンに対しても同じように振る舞おうとするはずで、でも心の奥底ではうまく説明しづらい感情をずっとずっとドギラゴンに抱いてるんだよね
いっつも明るくて清純で高潔極まる指導者の見せる「情」のギャップが位置エネルギーを生んで強いエモーションを生むんじゃねぇか？

えっと、ここに来たらそういうssを誰かが書いてくれるって聞いたんですが

>>11

8二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 22:04:08

「ドギラゴン様、壁の雪山で阻まれているとはいえ交流もあった火の国の王、勇敢で仲間想いの素敵な方ですわ。お姉さまのお相手として申し分ないですわね。たまに鈍いのが玉に瑕ですが」

「ミラダンテ様、お姉さまの祈りに応え未来から来てくださったお方。素晴らしいお方ですがラフルル様がいらっしゃいますからお相手には良くないですね」

「キラー・ザ・キル様、闇の国の王ですわね。こちらも素晴らしい方でしたがデス・ザ・ロスト様を呼び出すために亡くなったそうですわ…闇の国に像が立っておられますわね」

「デス・ザ・ロスト様、……正直戦場を共にしたこともお話ししたこともほぼありません故何もいえませんわ…」

「デモンカヅラ……様、胡散臭い上にお姉さまにずっと色目を使っている女狐。お姉様に手出しはさせません。」

9二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 22:10:17

『ドギラゴン』がドラゴンを超えたドラゴンという意味の称号らしいので、ドギラゴン団長もボルシャックドギラゴンも本名があるのかもしれない
愛する者にだけ本名を教えるのって何かエモいよね

>>10

10二次元好きの匿名さん25/07/03(木) 22:16:02

>>9

ドギラゴンの本名はかつて同じ王だったキラーザキルとかミラクルスターは知ってそうだし、逆にそれくらい近い仲でも最近までミラクルスターは教えてもらえなかったとかでも美味しい

ボルドギの方は最大の友だったドギラゴンだけが知ってた…みたいなのをステラが知るシチュは良さそう

11こんなのでええか？25/07/03(木) 22:41:39

>>7

心が揺れる。あなたが剣を振るうたびに、あなたが傷つき、それでも仲間のために立ち上がるたびに、私の心はまるで熱に充てられたようにときめいた。

…だけどそれは、光の王として、ドレミ団の長として持ってはいけない感情。だから封じた。彼に、周りの誰にも悟られないように。光の国の王として、誰にも見せてはいけないのだと。彼の活躍で禁断との決戦は終わり、彼と出会うことは少なくなった。当然だ、もう彼は戦友ではないのだから。

「…ゆえに、我々の手で掴み取った平和を抱き、後世の子供達が誇れる世界にしていきましょう！」

今日は終戦記念の宴、私の演説が終わった後、もう待ちきれないと言わんばかりに火文明のもの達が一気に食べ物に向かって駆け出した。光の国であればそれは無作法にあたるが、今回の会場は火の国、それに彼らとは幾度となく共に危機を乗り越えてきた戦友、皆慣れたもので苦笑している。そんな火の国の中でも落ち着いてドリンクを飲んでいる竜が2人。ドギラゴンとその親友ボルシャックさんだ。

「ドギラゴン王、席をご一緒してもよろしいですか？」

「む、ミラクルスター殿か。もちろんだ、すまないな私の国の民が」

「いえ、最初は面食らいましたが、慣れましたから。」

彼と一言二言言葉を交わす。そういえば完全にボルシャック様を無視してしまっていた、そう気づいて彼を探したが、彼はいつの間にか料理の争奪戦に参加していた。彼も火の国の民、と言うことだろう。

「……侵略者が来る前はこんなふうに、国の垣根を越えて宴ができるなんて考えたこともなかった。」

「そうですね、互いに相入れない。と言うほどではありませんが行く山が阻み、互いを知る機会はとても少なかった。」

「私も、光の国でオーケストラを初めて聞いた時は驚いたものだ。このような美しい音色があるものなのだと。」

「ふふ、そういうことなら私も、火の国の闘技場には面食らいました。戦いは、憎しみだけが起こすものなのではないのだと。初めて知りましたから。」

彼と共に互いに驚いたこと、今までに会ったこと、苦労したこと、そんなたわいもない話を続ける。封じ込めたはずの胸の熱が、またちりちりと私を炙り出す。

「それから…それから…」

「……ミラクルスター殿」