- 1二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:36:12
- 2二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:38:57
「──そこまでよ」
- 3二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:51:06
「わ、」
このラインハルトが驚いてるのか驚いたふりしてるのか微妙な人間っぽくない言い回しが好き - 4二次元好きの匿名さん25/07/13(日) 23:54:08
- 5二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 00:13:17
4章ベアトリスとのシーン
読むたびに、こう…胸に迫るものを感じて大好き
「永遠を生きるお前にとって、俺と一緒に過ごす時間なんて刹那の一瞬かもしれない。なら、お前の魂に刻み込んでやるよ。俺の一瞬を」
「――ナツキ・スバルって男が、永遠って時間の中でもセピア色にならないぐらい、鮮烈な男だったんだってことを!」
「俺を選べ! ベアトリス!!」
「誰かに外に連れ出してほしいから! お前はいつも! 扉の前に座ってたんじゃないのか!!」 - 6二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 00:32:35
- 7二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 00:36:47
「暗い場所で生まれたものは、暗い場所へ帰りなさい。泣き声を上げて生まれたのなら、泣き声と共に死になさい」
掌でそっと額の血を拭い、薄紅の瞳がバテンカイトスを見下ろす。
その瞳に激情が宿ることを望み、ここまでの多くを組み立てたバテンカイトス。
――そんな『暴食』の大罪司教を、ラムは凍てつくように冷たい目で見下した。
めちゃくちゃカッコよくて好き
台詞のセンスが爆発している - 8二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 00:55:30
書き忘れてた、7章66のやつ
5章48のエミリアの台詞もすごく好き
「だって私、男の人を女の人として好きになるってことがわかってない。だから、スバルがあんなに私のことを好きだって言ってくれてるのに、スバルが求めてる答えを肯定も否定も返してあげられない。それってすごーくひどいことで、スバルを傷付けて困らせてるのもわかってる。でも」
「まだ人を好きになるってことがわかってない私だけど、きっといつか誰かのことを好きになる。誰かのことをきっと、女の人として愛する。そしてそうなったとき、誰のことを好きになるかはもう決めてるの。だから」
「――私は、あなたのものにはならないわ」
いつか好きになる人という好意の示し方を初めて見てめちゃくちゃ衝撃的だったし、あんなに好きって言ってくれることに答えを返せてあげれてないって考えてるとこも含めて情緒が未発達なヒロインの正解を見せ付けられたみたいな気持ちになった
- 9二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 01:16:51
「いつだって! どんなときだって! やりたい! 変わりたいと! そう思ったときがスタートラインだろうが!!」
「また顔を上げて、前にある道を歩き出すのを、誰がどうして諦めろなんて言えるんだ!」
「そうだろ、ガーフィール……!」
目の前の、弱々しく瞳を揺らす、小さく見える男の名前を呼ぶ。
――腹の中身が、燃えている。
「そうだろ、エミリア……!」
背後からスバルたちを見下ろしている、弱さと何かの狭間にいる彼女の名前を呼ぶ。
――瞳の奥から、溢れ出すものがある。
「なぁ――そうだろ、レム!!」
顔を上げ、口を開き、目を見開いて、立ち上がる切っ掛けをくれた人の名前を呼ぶ。
諦めて足を止めたとき、それで終わりのはずがないと、教えてくれたことがあった。
そのときにもらった力が、万人に届くべきだとナツキ・スバルは望むから。 - 10二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 02:25:58
「もたらされる『大災』の滅び……何が『大災』と、笑わせますなぁ」
大いなる災いなどと銘打って、どうやらこのヴォラキア帝国を蹂躙し、崩壊へと陥れようとするらしい『大災』だが、チシャからすれば笑い話だ。
その『大災』の始まりとなるのが、ヴィンセント・ヴォラキアの死。
ヴィンセントが死ななければ始まらない『大災』、それはつまり、彼に生きていられては帝国を滅ぼせないのだと、滅ぼし始める前から負けているではないか。
ヴィンセント・ヴォラキアを避けておいて、何が滅びか『大災』か。
――神聖ヴォラキア帝国第七十七代皇帝、ヴィンセント・ヴォラキア。
「閣下こそが、ヴォラキア帝国。その閣下亡きあとの大地を踏み荒らして、それで滅びだなどと笑止千万片腹痛しの大喜劇」
まるで、セシルスのような物言いでまだ見ぬ『大災』を嘲笑う。
おそらく、自分が目にすることのないであろう『大災』を嘲笑い、舌を出す。
「卑しき勝利を掠め取ろうとする犬に、我らの剣狼を殺せるものか。――当方が支え、形作ったヴィンセント・ヴォラキアを、舐めるな」
七章107話「チシャ・ゴールド」より
帝国で一番の忠臣にして大嘘つきな男の独白
ここの話読んでアザムク読むとなんか凄い余韻に浸れて尚の事良い - 11二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 07:21:41
「わざわざ、死に急ぐ必要はねえンだぜ、ガキンちょ」
「生憎と、もう死んだように生きるのはまっぴらごめんなのよ」
「へえ、そうかい。――じゃあ、仕方ねえな」
「ナツキ・スバルの大精霊、ベアトリス」
「いいぜ。――『棒振り』、レイド・アストレア」
ここは地の文ではスバル視点の影響かレイドが酷薄に映ってるけど、レイドが決して相手への礼儀を持たない人物じゃないことが見えて地味に好きなシーン
自分の邪魔をすること自体には特に怒らず、相手の矜持に揺るぎなさを認めたらそこに文句は言わないし見下さない
自分が読んでて感じたレイド・アストレアの人となりが端的に現れてるシーン - 12二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 10:04:44
三章ラストのこれ
「あのときの俺は、自分のことばっかりだった。認めるよ。俺は君のためって言いながら、『君のために頑張る自分』ってやつに酔ってただけだ。そうやって酔っ払って振舞ってれば、君はそれを受け入れてくれると勝手に思ってた」
「ごめんな。俺は君を利用して、悦に浸ってた。あのときの言葉は全部、正しかったよ。俺が間違ってた。……でも、間違ってなかったこともある」
「君を助けたい。君の力になりたい。それは本気で本当で、嘘じゃない」
Web版だと最初にエミリアに再開した周回で、あの時のいざこざがなあなあになってたし、エミリアの優しさで許してもらえる部分もありそうだったけど、ちゃんと自分が悪かったこと、格好悪かったことを告白して和解できたのが本当に良かった - 13二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 11:31:36
4章シーマが結界を壊す前のセリフが好きだな
リューズとのやりとりもグッドアニメで端折られたのが残念 - 14二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 11:42:30
8章71
「要・対策――いいえ、防げるものなら防いでみろ」
スピンクスの口調が変わって感情が乗るのめちゃくちゃ好き
人間性が開花した瞬間というか自己が確立された瞬間というか - 15二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 12:31:16
「これまでも多く、貴様たちがそうしてきたことはわかる。貴様たちは常に自身を他者より高くへ置かず、今日まで過ごしてきたのだろう。故に、一度として貴様たちは正当な報酬を受け取ったことがないやもしれん。それを、妾が与えてやる」
「――大儀であった、ナツキ・スバル。そなたは、真の騎士である」
「愛するものの愛せぬところを、愛せぬものの愛せるところを、貴様たちは幾度も目にしては同じ躓きを得ることになる。――そしてそのたびに思い出せ」
「妾という、プリシラ・バーリエルという、完璧な女が貴様たちを称えたことを」
8章終幕
ここでプリシラのこと大好きにさせてくるのズルいと思う
スバルにこう言ってくれたことがとても嬉しかった - 16二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 19:15:25
「嫌いじゃないです、むしろ好き」
なんというかセシルスらしくて嫌いじゃないです、むしろ好き。 - 17二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 19:31:07
6章レムの「立ちなさい!」
レムといえばゼロからが有名だが、個人的にゼロからはむしろあの場で最終的に覚悟決められるスバル君スゲェとなってどっちかというスバル君の方に意識が向いてたんだがここのレムマジで良かった…
心からの相手への信頼と厳しさと愛でもって相手へ全力で叱咤出来る女って最高に良いよね…なったし心震えたよ(レムがその信頼の為に散々命賭けてるの見てるからただの薄っぺらい一方通行の期待になって無くて重みがあるのが良い) - 18二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 20:34:08
ラインハルトの「そうだね、僕は化け物を狩る化け物だ。」って言葉
ラインハルトが自分のことを化け物と認識してる感じがいい - 19二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 20:51:48
- 20二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:12:16
4章オットーの「――友人助けようとするってのは、そんなにおかしなことですかね?」と「友達の前で、かっこつけるのなんかやめちまえよ、ナツキ・スバル」が好き
- 21二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:15:43
「はい、ラムはロズワール様を愛しています。」
ラムの愛の告白。 - 22二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:18:41
「なにかして欲しいから産んだんじゃなくて、何かしてあげたいから産んだんだよ。」
- 23二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:47:11
- 24二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 21:49:11
- 25二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 00:53:13
『相手の言い分や事情を聞きたい気持ちは堪えてください。それは全部、向こうに手札をめくらせないようにしてからでも間に合います』
「オーバーヒート、大いに結構。頭が割れてもやめませんよ、僕は……」
「もう、眠れるとは思わないでください。――世界中が今やあなたたちの敵だ」
9章オットー、ちょい怖いとこありつつ格好良い台詞あって好き
特に4章の森中が今やあなたの敵だからスケールアップしてるとことか - 26二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 01:29:52
アヤマツスバルの最期のセリフかなあ
「――愛してる」
エミリア視点だとスバルが初対面のわけわからんマジキチにしか見えなくて原作のスバル目線の嫉妬の魔女みたいなもんだよね
4章でサテラと出会うまでのスバルが嫉妬の魔女に抱いてた気持ちがエミリアの感情になってるかもしれないし心は救われず自分を愛せないままだって言うのも仄めかしてるのが一番好きなんだ - 27二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 08:15:54
「ユリウスが、ベアトリスが、エキドナが。そして今、私が手を引いて、一緒に走って、どうしても守ってあげたくて、死なせたくなくて、そうやって……」
「そんな風に、私たちに思わせてくれたあなたは、誰?」
「お願い。――あなたの名前を、聞かせて」
「だって、助けてくれるなら、できるから、そこにいたから、そうしてくれる人より――好きな人にそうしてもらえた方が、ずっとずっと、嬉しいもの」
6章54『Re:ゼロから始まる異世界生活』 - 28二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 10:31:22
アイリスと茨の王
「真っ暗闇を眺めるより、空の星を数えた方が心が安らぎませんか?」
これがすべての始まり
セリフというよりシチュエーションかもしれないが - 29二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 16:40:04
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- 30二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 16:41:12
- 31二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 17:18:24
「諦めるのは似合わねぇ。俺も、お前も――誰にでも!」
- 32二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 18:59:02
「――俺はお前が大嫌いだよ、『最優』の騎士」
「――――」
「だから、お前を信じる。お前がすげぇ騎士だってことを、俺の恥が知ってるからだ」
この場で誰より、あの場の誰より、スバルがユリウスの剣を知っている。
だからスバルは運命を託す。あのときの剣の、その重さを知っているから。
「俺はお前が大嫌いだ」の後に、「だけど」ではなく「だから、信じる」と繋げるこのセンス
ナツキ・スバルの道のりと、ユリウスとの間にある繫がりの全てがこの「だから」に詰まってる
これを受けたユリウスがテンションぶち上がるのなんて当然を超えた当然なんだよなぁ
殴り合った相手にこんなことを言われて燃えない漢はいない(断言) - 33二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 19:27:43
- 34二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 01:02:31
短編集11
「情が湧いたら、メィリィちゃんが何を企んでてもやめてくれるかなって。だから、話し相手になってあげる。わたしのこと、好きになっていいからね」
ペトラのこのメィリィへの警戒と優しさと打算といつかは許せるようになりたいって気持ちと自己肯定感の高さが混じった感じの台詞大好き
実際9章でメィリィがペトラのことずっと気にかけてるから余計好き - 35二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 08:13:50
「それでスバルにそっぽ向かれるなら、私が今度はこっちを向いてもらえるように頑張るだけだから。今さら、スバルがいないなんて困るもん。だからどんなにレムが可愛くて夢中になっても、私の方にもきてもらいます」
「それが私の覚悟と、私の決めたこと。それに、誰もスバルが救われたって文句なんて言わないわ。――だからいいの。レムを、起こしてあげましょう」
「私に、レムに、ベアトリスに、ペトラにパトラッシュに、オットーくんとガーフィール! スバルはすごーくすごーく、幸せ者でいいの」
6章2
かわいいしつよいし成長感じられて好き
エミリア→スバルの幸せになってほしいのが感じられる台詞好き
ロズワールがエミリアに押し負けてるシリーズ好き - 36二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 14:01:19
『傍らにいるのが大切な人なら、その手を握って信じてくれ。隣り合うのが知らない誰かなら、一緒に頑張ろうって頷きかけてくれ。自分も、その人も、負けも折れもしないで戦えるんだって。みんなが折れずにいてくれるなら、俺も諦めないで戦う。戦って――戦って、勝ってみせる』
『――俺の名前はナツキ・スバル。魔女教大罪司教、『怠惰』を倒した精霊使いだ』
『都市にいる魔女教は、俺と仲間たちがどうにかする! だから、みんなは信じて戦ってくれ。大切な人の手を握って、負けそうになる弱い心をぶっ飛ばしてくれ。そしたら』
『――あとのことは全部、この俺に任せておけ!』
英雄演説は何度読んでもテンション上がるし、落として上げて感情揺さぶるのが上手すぎるなになる - 37二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 22:32:04
web版第四章19『宿題』菜月菜穂子さんより
「それでたくさん泣いて、最後に笑えたら、それで全部大丈夫。大事なのは最初でも途中でもなくて、最後なんだから」
スバルの両親すごい好きだし、この後スバルが何回も思い出してる言葉だし、もう会えないのが悲しくて泣く。 - 38二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 23:18:57
「――無事で何よりと、そう言いたかったのだが、何故君はいつもそうなんだ?」
「俺がいつも小さくなるレベルのトラブルを起こしてるみたいに、言うな!!」
一応感動の再会シーンの筈なのに、コントになってて好き。 - 39二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 05:23:18
「――オットーさんって、たまにとってもバカになりますよね」
「鼻……ぁ、気付きませんでした」
「ペトラちゃんには敵いませんね」
「こんなの、いつもオットーさんが言いそうなことなのに。みんなには言わないであげますけど、オットーさん、ずっと焦ってるでしょ」
「う」
七章90 『地獄の揺り篭』
帝国でずっと鋭い雰囲気してたオットーがペトラに怒られた瞬間いつものへにゃへにゃした感じが出てくるとこ好き
トッド戦始まると戦闘に不慣れなペトラをオットーがサポートするのも立場逆転みたいな感じで良い - 40二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 14:51:28
「――アル様、太陽に焦がれるのを、やめましょう?」
「地べたを這いずって泥に塗れて、空を仰ぐのをやめて血を浴びましょう。大丈夫です。すでに私は汚れた身、泥も血も、一緒に浴びることを厭いません」
「譲れないものまで譲る必要はないです。でも、そう望むなら綺麗でいようとしないでください。綺麗でいようと、それさえ手放してくれたなら――」
「――誰も、私のアル様には勝てません」
最新話
ヤエ→アルのぐっちゃぐちゃの感情好き、色気がある