【SS】回歴する紫風信子 chapter4

  • 1125/07/14(月) 22:58:20

    名もなき神々の王女が覚醒した世界戦から本編世界戦に転移したミドリが世界を救うために戦う話


    かつての敵…そして友へ、少女は何を見るか

    chapter4開幕

  • 2二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 22:59:01

    スレ立て乙ですぅー

  • 3125/07/14(月) 22:59:45
  • 4二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:00:24

    建て乙です
    昨日は災難でしたね…

  • 5二次元好きの匿名さん25/07/14(月) 23:01:23

    ここのミドリも色々大変だな……

  • 6125/07/14(月) 23:01:37
  • 7125/07/14(月) 23:03:13
  • 8125/07/14(月) 23:07:03

    ざっくりとしたプロローグ
    パヴァーヌ2章、要塞都市で名もなき神々の王女が覚醒してしまった世界線。才羽ミドリは姉のモモイ、特異現象捜査部部長のヒマリと共に神々の王女と化したかつての仲間、アリスと戦い続けてきた。が、抵抗虚しく、母校は王女を構成するパーツとなり、大切な仲間すら無残に散っていった。それでも、希望のため、かつての日常のため、ミドリ達は戦った。
    キヴォトス中に魔王の手が蝕んできたころ、ヒマリの指示でミドリ達はトリニティ跡地へと向かい、対抗手段である『ヒエロニムス』を手にして王女と最後の戦いを繰り広げた。
    ヒエロニムスの力により善戦はしたものの、王女の主砲がヒエロニムス、ミドリを庇ったモモイを貫き、敗北。
    モモイが死に際に遺した祈り、願い。この世界の無念の思い。それが奇跡を起こしたのか、倒れたはずのヒエロニムスがミドリを転移をさせた

  • 9125/07/14(月) 23:09:37

    あらすじ1-1から1-3
    エデン条約を前に、通功の古聖堂に下見に来ていたミカは、壁に倒れている少女を発見する。その少女こそが転移してきたミドリであった。
    ミドリはミカの対応によって一命を取り留める。帰る場所がないことから、ミカの提案により、彼女の家に住ませてもらう事になったミドリは、桃園ムスカリという偽名を使い、トリニティへと編入しようたする。その途中、ナギサに疑いを向けられるがセイアの手助けによって何とか編入に成功し、新しい生活を送り始めた。
    その後、ミドリはいくつかのトラブルを経て正義実現委員会に入り、活動をしていった

  • 10125/07/14(月) 23:11:04

    あらすじ1-4
    リオが名もなき神の研究を既に行っている事を知ったミドリはエリドゥの様子を確認しにミレニアムサイエンススクールへと向かう。だが、心の傷は深く、彼女はミレニアムで発作を起こして倒れてしまう。
    奇妙な事に、夢の中で死んだはずの姉に出会ったミドリは彼女に励まされ、前を向いて現実へと向き合った
    目覚めたミドリの前には彼女の先輩であるユウカが倒れたミドリの様子を見ていて、ミドリは正体を隠しながらユウカと共にミレニアムを回ったが、ウタハの助言もあり、ユウカは共に行動している少女が別の世界か未来からきたミドリと気づいた。
    ユウカがその事を詰めると、ミドリは自らの正体を認めてユウカに秘密を打ち明ける
    そうしてユウカに打ち明け、秘密を共有したミドリはユウカに見守られながらトリニティへと戻った

  • 11125/07/14(月) 23:13:12

    あらすじ1-4(その2)
    トリニティに帰る道中、偶然入った店で見つけたテイルズサガクロニクルを買ったミドリはそれを鞄から落としてしまい、それを拾ったミカがプレイしてしまった。 
    ミカは無茶苦茶なシナリオや異常な高難易度、その他多数の理不尽に巻き込まれながらもミドリの手助けもありクリアに成功する。
    2人は奇妙な…?経験によってより仲を深めるのだった。

  • 12125/07/14(月) 23:21:19

    あらすじ1-5
    トリニティでの生活にも慣れてきたミドリ。彼女はミカの誘いで一緒にトリニティで遊ぶ。
    2人はお揃いのアクセサリーを買い、トリニティ各地を巡りながら楽しんでいたが、そんな中、ミドリに急遽緊急の任務が入る。
    彼女を含めた、正義実現委員会に任された任務はエデン条約の妨害を画策するテロリストの鎮圧。ミドリたちは難なくこの任務をこなすが…この事件は囮に過ぎなかった。
    真の事件は別の場所で起きており、ミドリとツルギは現地へと急ぐが、ついた先では全てが終わっていた。
    ティーパーティーホスト、セイアが死亡しており、ミドリは己の非力さを痛感しながら、屋敷へと帰っていった。

  • 13125/07/14(月) 23:39:24

    あらすじ2-1
    セイア襲撃から約に週間後、ミドリはリオに会うため再びミレニアムに向かう。
    ユウカの協力のもと、リオにあったミドリは、無もなき神の研究への協力を求め、リオもそれを承認するも、彼女のデータを回収するためにミドリはデータセンターに侵入することになる。
    しかし、リオの目論見で、データを得たミドリは侵入者としてネルに襲われ敗北。しかし、これはミドリを陥れるためではなくミドリの力量を測るためのものであり、ネルと渡り合った事を知ると、リオは正式に協力者となった。
    そして…ついにミドリはリオに己の正体を明かす

  • 14125/07/14(月) 23:41:50
  • 15125/07/14(月) 23:56:26
    ミュート機能導入部屋リンク & スクリプト一覧リンク | Writening  【寄生荒らし愚痴部屋リンク】  https://c.kuku.lu/pmv4nen8  スクリプト製作者様や、導入解説部屋と愚痴部屋オーナーとこのwritingまとめの作者が居ます  寄生荒らし被害のお問い合わせ下書きなども固…writening.net

    もし何かあった時のために、御守として。もちろん、何もなければそれに越した事はないですけどね…。


    開発者様、及び提供者様ありがとうございます

    前スレでは寝てて気づけなかったのでここでお礼を

  • 16125/07/15(火) 00:37:30

    会長の言う通り、未然にアリスちゃんへの干渉を断ち切るのが一番ローリスクなのは分かる。アリスちゃんの破壊よりはまだマシではある。でも…この方法だと間違いなく…ゲーム開発部は廃部になる。

    「…会長、その…」
    「どうかしたのかしら?」
    「この方法だとこっちの私たちは…」
    「天童アリスの事かしら?会いたいのは分かるけど…ただ、彼女に会ってから破壊を伝えるのも残酷ではなくて?」

    会長の言ってる事はもっともだ。実際、それで納得がいかなかった訳だからエリドゥに攻め込んだんだし。
    でも会長、今はそっちじゃなくて…
    正論ではあるもののどこか話のかみ合わなかった会長に向けて、今度こそ話す。

    「それもなんですけど…、その方法だと…こっちの私たちは廃部になりますよね。」
    「………あ。」

    あ、じゃないよ会長。どうやら完全に抜け落ちていたらしい。
    まぁ、世界の危機に比べたらちっぽけかもしれないけど、それでも私たちにとってはそれと同じくらい大事な事。ユズちゃんのためにも何としても廃部だけは回避しなきゃ。

    「あそこは私たちにとっても大事な場所だし、…何より、今のユズちゃんの居場所はあそこしかないの…!」

    私は想いを精一杯伝える。

    「…そうね。ならこれはどうかしら?会長権限で3人以上の部員がいれば部活は存続可能に変える。これならあなたの杞憂する問題は解決できるのでは?」

    想いが伝わったのか会長は案を提示してくれた。
    この方法だと…アリスちゃんに会える事はないけど、それでもキヴォトスが滅びることは防げるのかな?
    それに、私たちの居場所も保証される。なら…アリスちゃんの思い出は私の心に留めるのが正解なのかな…。でも私は。……いや、少なくとも、私のエゴで世界が滅茶苦茶になるなんて事は避けなきゃいけない。葛藤の末、私は一度答えを出した

    「そうですね…。もうアリスちゃんに会えないのは寂しいけど…アリスちゃんを破壊しなくてすんで、それでなおかつ、みんなが幸せな日常をおくれるのなら」

  • 17125/07/15(火) 00:43:04

    色々な対応と、あらすじとかのまとめで続き遅くなりなりました。これからまた毎日書いていきます。
    (必要ないかもだけれど現在パヴァーヌ一章直前です)

  • 18二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 06:35:18

    保守

  • 19二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 15:14:48

    その選択をするのか…

  • 20二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 19:41:21

    アリスを起こさない選択は果たしてうまくいくのか…

  • 21125/07/15(火) 22:12:02

    「ごめんなさいね、ミドリ。辛い決断をさせてしまって。」

    私が告げると会長は申し訳なさそうに謝る。

    「…早めに取り掛かりましょう。明日の朝から廃墟に行けるかしら?」
    「明日ですか?」
    「ええ、念のため、こちらのあなた達が動き出す前に対処しましょう。」

    …本当は今日はここまで踏み込んだ話になるつもりではなかったから、今日はトリニティに日帰りで戻るつもりだったけど……。仕方がないよね。ミカさんには心配をかけるかもしれないけど、この選択はきっと巡り巡って、みんなのためになるはず。
    そう考えた私はスマホを取り出し、リオ会長に話しかけた

    「わかりました。でも、トリニティに連絡を取りますね。…心配かけるのは嫌なので。」
    「分かったわ。なら、一度私は出ていくわね。」

    気を使ってくれたのか、リオ会長は司令室からでていく。私はモモトークを開き、ミカさんに電話をかけた。

    「もしもし…ミカさん?」
    『ミドリちゃん?どうしたの?』
    「急で悪いんですけど…きょう、外で泊まってきますね」
    『…ほんとに急だね。何かあったの?』

    唐突な話だったからか、ミカさんは電話の先で戸惑っている。とは言っても理由は…ミカさんたちを巻き込まないためには言えない。

    「うん。ちょっと用事が増えちゃって…」

    私は誤魔化して、ミカさんにそう伝える

    『そうなんだ。じゃあまた明日!』

  • 22125/07/15(火) 22:14:16

    「また明日」

    ミカさんは納得してくれたみたいで、元気よく別れを告げる。私も返事を返して電話を切ろうとした。

    『ごめん、ちょっと待って!1つ大事な事を忘れてた!』

    通話を終了しようとした矢先、ミカさんの大声がスマホに響く。大事な事?なんだろう…

    『泊まるのは別にいいんだけど…注意してほしい事があるの』
    「なんですか…?」
    『あのね、ナギちゃんにはこのことできるだけバレないようにしてほしいな。』
    「ナギサさん?」

    ナギサさんに…?なんで?
    思い当たる節を探すも、見当たらなかった。というか、そもそも編入手続きの日以降、彼女に会ったことはないはず。私が混乱していると、ミカさんは苦笑いしながら状況を説明し始めた。

    『えっとね、ナギちゃんって元々疑い深い性格なの。それは知ってるよね?』
    「身を持って経験しましたからね…」

    確かにナギサさんは用心深い。編入手続きの時もセイアさんがいなければ失敗してたかもしれないくらいには。

    『それで、なんだけどね。少し前にセイアちゃんが襲撃されたでしょ?…あれ以降、それが悪化したみたいでさ。今怪しい行動をしたらどうなるか分からないの。最近はエデン条約を妨害しようとしている裏切り者がトリニティにいるなんて言ってるし。…そんなこと無いとは思うけどね?それで、ミドリちゃんも最近編入したばっかだから、既にちょっと疑われてるみたいなの。』

    そういう事だったんだ…。確かにセイアさんのあの事件の後ならそうなってもおかしくはないよね。あんなものが起きたら…次は自分だと思うだろうし、疑心暗鬼にもなるだろう。でも…それはそれとて厄介な事になったかもしれない。

    『だからナギちゃんにはばれないようにね。それじゃ、またね!』

    電話が切れる。静かな部屋で私はスマホの画面を見ながらため息をついた。

    「…トリニティの裏切り者…かぁ。」

  • 23二次元好きの匿名さん25/07/15(火) 23:08:36

    ミカ……

  • 24二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 00:31:49

    ミレニアムのスパイって言っても間違いないからなぁ………

  • 25二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 08:47:00

    保守

  • 26二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 16:15:18

    ほ 

  • 27タコライス25/07/16(水) 23:06:39

    前スレなんか消されてるスレいっぱいあったけど荒らしでもいたんですか?

  • 28二次元好きの匿名さん25/07/16(水) 23:27:53

    >>27 でましたねここにも

  • 29125/07/17(木) 00:45:25

    本日はスレ主がカイテンをしばいているため、投稿が遅くなるか、朝になります

  • 30二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 00:48:49

    例のスクリプトですが、『その画面を開いている(タブ移動は大丈夫)状態でないと発動しない』そうです
    なのでお気を付けください

  • 31125/07/17(木) 06:31:49

    大決戦終わった後寝落ちしてしまったから朝間に合わなかったです

    昨日分と合わせて今日の夜は多めに出します

    >>29

  • 32二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 08:34:09

    パンツァー!!(クソ規制にブチギレながら保守)

  • 33二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 15:38:40

    まだ一週間もある………後でもいいや

  • 34二次元好きの匿名さん25/07/17(木) 22:32:04

    保守

  • 35125/07/17(木) 23:22:57

    これはちょっと面倒な事になったかも…。ナギサさんの疑い深さは認識していたつもりだったけど、想像以上だったみたい…。
    きっとこれからは今まで以上に注意深く動かなきゃいけないはず。こっちに集中して、疑われて動けなくなったら元も子もないしね。
    整理し直すと、改めて大きなため息が漏れ出した。
    だけど、今は考えてもどうしようもないか…。

    スマホを置いて、私は立ち上がって伸びをする

    「会長、戻ってきてだいじょうぶですよ」

    扉を開けて、声をかける。
    少しすると、足音が聞こえ、会長は戻ってきた。

    「終わったのね。こっちに泊まるのでいいのね?」
    「うん。」
    「そう。…では明日、終わらせましょう。」

    決意に満ちた顔でリオ会長は静かに告げた。
    …明日。きっと…運命が変わるはず。これが一番良い方法かは分からないけど、それでも…あの悲劇だけは繰り返しちゃいけない。頑張ろう。

    「今日はゆっくり休んでちょうだい。…私は、部活の規定を変更するように手を打っておくから。」

    リオ会長も、言った通り、すぐ対応してくれるみたい。…これで、ユズちゃんも大丈夫なはず。後は…こっちのお姉ちゃんに頑張ってもらうしかないけど、きっとなんとかしてくれる。

    「それでなのだけれど、今日はミレニアムのホテルに泊まって。私はセミナーの執務室に戻らないといけないし…それに、ここを開け続けるのも、機密的に良くないから。」
    「そうですね。じゃあまた明日。」
    「ええ、よろしく頼むわ。今日はユウカに案内を任せるから外で合流してちょうだい」

    リオ会長に別れを告げて、私は旧特殊作戦室を後にした。しばらく歩き、大通りへと出ると、ユウカが待ってくれていた

  • 36二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 01:14:51

    ユウカ 待っていてやさしい

  • 37二次元好きの匿名さん25/07/18(金) 10:37:56

    保守

スレッドは7/18 20:37頃に落ちます

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