【閲注🎲TRPG】狩人四人の呪印感染〜第三話「無限周回駅」③〜【ホラー】

  • 1GM25/08/08(金) 19:14:35

    虎杖悠仁・脹相・乙骨憂太・禪院直哉の〝狩人四人〟が呪術×呪印感染の世界でわちゃわちゃしながら怪奇事件に立ち向かうキャンペーン第三話の3スレ目だよ

  • 2GM25/08/08(金) 19:15:40
  • 3GM25/08/08(金) 19:16:49

    注意事項&特記事項
    ・前回のセッションから間が空いてしまってスレ主がいろいろ忘れているため、今回はゆっくり進行になると思うよ
    ・呪印感染の世界観を下敷きにした呪術世界なので、呪術本編とは設定が異なるところがあるよ
    ・【閲覧注意】は、あるかもしれないグロテスクな表現、発狂やロストの危険、キャラ崩壊の可能性に掛かっているよ
    エッチな表現、展開は無しで健全で行こうと思ってるのでコメントもそういう方向に過激なのは禁止だよ
    ・その他スレ主の判断でコメントを削除させてもらうことがあるかもしれないよ(スレ主が消してないのに消えてることもあるよ)
    ・このセッションでは呪術キャラクター=PCだよ
    ・PC自身に生死に関わる重大な選択をしてもらうために、ゲーム上のルールや要素(ダイスや能力値など)の一部をPCに可視化させて把握させてるよ(死滅回游みたいなものだよ)
    ・スレの参加者へ『アンケート』をお願いすることがあると思う
    選択肢を用意して「選択肢の中からこれだと思うもの安価11〜16」と安価で範囲指定して投票してもらって、多いものを採用するよ
    同率1位が出たらダイスで決めるよ
    他にも「◯◯の××は何?」などのお題に自由に書いてもらって、スレ主がいいと思ったものを採用したりダイスを振ったりすることがあるかもしれないよ
    ・このキャンペーンのシナリオは全てスレ主のオリジナル、なので面白さの保証はできないよ
    ・本シナリオにはNPC=オリジナルキャラクーが出てくるよ

    本作は、「著:力造/N.G.P、DucQrews、アークライト、新紀元社」が権利を有する『テーブルトーク RPG 呪印感染』の二次創作作品です。
    (C)カ造/N.G.P./DucQrews/アークライト/新紀元社「テーブルトークRPG 呪印感染」

  • 4GM25/08/08(金) 19:18:26
  • 5GM25/08/08(金) 19:20:33
  • 6GM25/08/08(金) 19:25:19

    今回のPC①悠仁

    【命運】23【希望】10
    アイテム:[道具]1[乗用車]1
    特典:効果算出+1d◻︎ 効果算出+2d◻︎
    「線路」《鋭い勘》
    狂気獲得数:2

    なかなか発狂しないので追加行動数が少ないけど活躍してほしいな

  • 7GM25/08/08(金) 19:27:22

    今回のPC②直哉

    【命運】18【希望】9
    アイテム:[乗用車]2 [専門家]0
    特典:効果算出+1d◻︎ 効果算出+2d◻︎
    狂気獲得数:6
    狂気チェック1

    現状フェティッシュになったのが直哉だけかつ二回もなってるのでこの世界の直哉は潜在的に鉄道好きなのかもしれないと思えてきた

  • 8GM25/08/08(金) 19:28:52

    今回のPC③憂太

    【命運】0【希望】25
    アイテム:[闇医者]0
    特典:効果算出+1d◻︎ 効果算出+2d◻︎
    「公園」《霊力》「フェンス」《守護霊》
    狂気獲得数:6

    【希望】がたくさんで【命運】が0なので回復しておきたいけどいいタイミングあるかな

  • 9GM25/08/08(金) 19:30:30

    今回のPC④脹相

    【命運】9【希望】9
    アイテム:[道具]1 [防具]0
    特典:効果算出+1d◻︎ 効果算出+2d◻︎
    「指令所」《不幸中の幸い》
    狂気獲得数:4
    狂気チェック1

    最後の[シーン:恐怖]でまた庇うと考えると安心できない数値
    『6』がもっと出ますように

  • 10GM25/08/08(金) 19:32:05

    NPC① 里田宝

    四人が出会った謎のおじさん
    さて何を思い出したのか

  • 11GM25/08/08(金) 19:33:49

    NPC② メルム

    環状線の新人猫
    お客様のためにがんばる

  • 12GM25/08/08(金) 19:37:16

    今回のキービジュアル

    そろそろ物語もクライマックス
    無事に元の世界に帰ることはできるのか

  • 13二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 20:33:18

    スレ立て乙です
    どうなるかな

  • 14GM25/08/08(金) 21:23:39

    ここまでのあらすじ
     電車に乗って眠ってしまった悠仁、直哉、憂太、脹相は気がつくと見知らぬ駅のホームにいた。
     そこにはベンチに眠っている男性の姿があった。男性は記憶を失っており、少しして「里田宝」という名前だけを思い出す。
     ホームに到着した電車に乗ってみたところ、ここはどうやら環状線のようだった。駅ごとにまるで異なる特徴を持つ七つの駅。
     最初に目覚めた駅に戻った悠仁達は、二足歩行の猫の姿をした新人案内人のメルムと出会う。
     メルムの導きで、七つの駅を巡り、それぞれの駅の課題=起きている問題を解決して、ICカードへチャージし謎のパーツを集めていく悠仁達。
     七つの駅を巡り終わり、五人とメルムはフェンスの先の指令所へ。
     そこで悠仁達は環状線の周りを徘徊しているように時折姿を見せる巨大な何かの存在を確認する。
     その〈なにか〉は明確な姿形を得て、足音を響かせ始める。同時に、空が赤く染まる。
     赤い空の下で答えを探す悠仁達は一つの真相を知る。ここにいる四人は、現実世界から精神と魂だけが抜け出してきている状態であり、四人の意識を捕らえているこの空間が崩壊すれば、元の世界に帰れるという。
     今まで助けてきた者達を犠牲にして帰ることなどできないと、別の方法を探す四人。
     四人に狙いを定めて動き出した〈なにか〉の腕を掻い潜り、指令所の先にある壁の扉を、パーツを集めてできた鍵を使って通り抜ける五人とメルム。
     壁の向こうには、蒸気機関車が待っていた。
     SLを見た里田が、震え出す。
    「思い、出しました」

  • 15GM25/08/08(金) 23:14:18

     悠仁達が見守る中、里田は話し始める。
    里田「私は、あなた達の世界の人間じゃない、あちら側に、私の帰る場所なんてないんです。私がいるべきは、この環状線なんです」
    悠仁「里田さんが、こっちの世界の人間?」
    里田「はい、このSLを見て思い出しました」
    直哉「ほんまに? 〈なにか〉に狂わされて偽物の記憶植え付けられたとかやなくて?」
    里田「それは……そう言われてしまうとわかりませんが」
     目を伏せる里田、そこにメルムの声が上がる。
    メルム「みゃあ、みゎあん! にぃやあん! みゃうああん!」『メルムも、自分も思い出しました! 里田さんは、ここの人です! メルムの先輩、上司さんです!』
    憂太「上司って、案内人の上の人?」
    メルム「みゃあんー! みぃみぃにゃんあんー!」『そっちじゃないです! メルムは環状線の案内もしてるけど、それは他の仕事が、SLの仕事がない時です!』
    脹相「メルムと里田はSLの職員なのか?」
    里田「そうです、私はこのSLの、機関士で」
    メルム「みゃあ〜ん!」『機関助士です!』

  • 16GM25/08/08(金) 23:17:44

    悠仁「じゃあこのSL動かせるってこと?」
    直哉「証拠あるん?」
    メルム「みゃあん! みゃみゃ、にゃえん!」『あります! あの、未完成のほうのパーツをください!』
    悠仁「これか。はい」
     悠仁は先端の無い鍵らしきものをメルムに渡す。
     メルムは背負っていたリュックをおろし、中を探る。
    メルム「みゃあー! にゃあーん」『ありました! これを合わせて』
     メルムが取り出したのは、突起のついた短い棒。それを悠仁達が集めた頭の膨らんだ棒と合わせると、もう一本の鍵になった。継ぎ目がなくなり、滑らかになる。
    里田「ああ、これはSLの機関室の鍵です!」
    メルム「みゃー! にゃななんー!」『はい! メルムやっと思い出したです、ここにあったの!』
     里田は鍵をメルムから受け取り、SLの元へ。機関室の扉へ鍵を挿し、回す。扉が開いたその瞬間、里田の服装が変わる。襟のない、真ん中にボタンのついた青い服だ。
    メルム「みゃあん!」『メルムも!』
     メルムは案内人の制服を脱ぎ、リュックから里田が今着ているのと同じデザインのサイズ違いを取り出して着替える。里田とメルムはSLの点検を始めた。すぐに難しい顔になる。
    里田「これは、このままでは走れない。何が原因なんだ」
    メルム「みゃあん、にゃあん」『おかしいです、うまく回せないです』
     里田とメルムの困った様子。四人はあることに気がつく。
    悠仁「これ、シートに「真相②」が増えてる。もしかしたら、ここにある〈イベント〉をクリアしないと動かないのかも」
    里田「イベント、ですか? このSLに起きている異常が、それをクリアすれば解決するんでしょうか? どうしたら」
    悠仁「里田さんとメルムだけじゃだめだと思うんだ、俺たちが手伝わないと。それもまだ確証はなくて、それを確かめるには。直哉さん、次頼む」

  • 17GM25/08/08(金) 23:18:44

    直哉「このSLの機関士と機関助士なんはほんまみたいやね。この「真相②」調べてそこの〈イベント〉クリアでみんなめでたしになったら手間ないんやけど」
     直哉がシートに名前を書く。シートから伸びた光が示しているのは、すぐそこにあるSLだ。
     四人はSLに触れる。
     流れ込んでくる情報。
     このSLは、あちらとこちらを繋ぐ物だ。これに乗れば直哉達四人は、元の世界に帰ることができる。
     しかし、それであの巨大な〈なにか〉から逃れることができるのは客である四人のみ。
     四人がいなくなった後、この環状線で働く者たちはあの〈なにか〉の脅威に晒され続け、再び正気を失っていき、やがて命を落としていくだろう。

    ★[機械操作]に挑戦可能

  • 18二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 00:22:14

    立て乙です
    真相②でもみんなを助けられる解決策は分からなかったか
    他に調べられるところあったかな

  • 19二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 08:12:52

    集めたパーツはここで使うやつだったのか

  • 20二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 17:06:31

    ⭐︎

  • 21二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 17:07:17

    里田さんはこっちの世界の人だったのか
    びっくり

  • 22GM25/08/09(土) 17:27:03

    ここはショックを受けるので特殊狂気判定を先にやっておこう


    確定失敗の憂太と脹相を回復しておきたいけどタイミングがない

    ないのでもうここで回復しておこう

    【命運】が少ない状態が継続して危機を感じた無意識ダイスとして振ってしまおう


    【命運】回復

    憂太【希望】25→20

    dice5d6=1 1 2 2 6 (12)

    脹相【希望】9→6

    dice3d6=5 3 5 (13)

  • 23GM25/08/09(土) 17:46:20

    憂太【命運】0→12

    脹相【命運】9→22


    憂太は6が出たので獲得狂気分【希望】+で+6


    憂太【希望】20→26


    憂太はこれでも確定失敗だからもう一回

    【希望】26→25

    dice1d6=4 (4)

  • 24GM25/08/09(土) 17:54:26

    憂太【命運】12→16


    これでよし


    特殊狂気判定 【命運】以上で狂気獲得

    悠仁【命運】23 【精神】+【知性】=4×2=8

    dice8d6=5 4 6 3 3 4 6 2 (33)

    直哉【命運】18 【精神】+【知性】=5×2=10

    dice10d6=1 4 5 4 1 1 1 5 6 2 (30)

    憂太【命運】16 【精神】+【知性】=6×2=12

    dice10d6=2 5 2 2 5 6 6 4 3 6 (41)

    dice2d6=3 3 (6)

    脹相【命運】22 【精神】+【知性】=5×2=10

    dice10d6=1 1 5 1 3 1 1 1 6 2 (22)

  • 25GM25/08/09(土) 18:01:30

    全員【命運】以上で『6』も出たから狂気と【希望】獲得だね


    悠仁【希望】10→12

    直哉【希望】9→15

    憂太【希望】25→31

    脹相【希望】6→10


    獲得狂気数+1

    悠仁3(追加行動回数残り2)

    直哉7

    憂太7

    脹相5


    特殊狂気表

    悠仁

    dice2d6=6 1 (7)

    直哉

    dice2d6=2 5 (7)

    憂太

    dice2d6=3 6 (9)

    脹相

    dice2d6=2 6 (8)

  • 26GM25/08/09(土) 18:06:16

    悠仁と直哉
    7・絶叫
     叫びたい気持ちが止まらない。些細なことでも絶叫してしまう。

    憂太
    9・かんしゃく
     やけにイライラして簡単に爆発しそうだ。

    脹相
    8・虚無感
     永遠に終わらない環状線のように、この苦労も努力も報われること無く終わらない気がしてくる。

    脹相初めて未視感以外出た

    悠仁と直哉が叫んで憂太は犠牲を出すしかない「真相」に苛立ち脹相は虚無感に襲われる
    カオスになりそう、どう収めようか
    悠仁と直哉に絶叫という名のツッコミをしてもらうしかないか?

  • 27二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 23:33:36

    大惨事じゃん

  • 28GM25/08/10(日) 08:49:36

    どう収拾をつけたらいいか考え中なので少々お待ちを
    どうしましょうね

  • 29二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 18:00:29

    了解です
    4人同時に発狂すると大変だ

  • 30GM25/08/10(日) 22:48:17

    なかなか難しいのでダイスで決めます

    誰がきっかけで収拾がつく?(あくまできっかけ)

    dice1d4=3 (3)

    1・悠仁

    2・直哉

    3・憂太

    4・脹相

  • 31GM25/08/10(日) 22:51:49

    憂太がきっかけで落ち着き出す
    憂太は『かんしゃく』を引いて、犠牲を出させようとする「真相」に苛立っているから憂太から治るのは難しそう
    憂太の言動がきっかけで他のみんなが落ち着いてくることにしよう

  • 32二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 22:54:25

    憂太があまりにキレてるのを見て冷静さを取り戻す感じかな?

  • 33GM25/08/10(日) 23:27:10

     突きつけられた二つ目の「真相」に、悠仁は叫びたい気持ちが抑えられなくなった。
    悠仁「俺たちだけ助かるわけにいかないだろっ!! 見捨てて逃げらんねえよっ!!」
    憂太「僕今すっごくむかついてるよ。こんなの選べるわけないのに。誰かを犠牲に助かる道なんて」
    脹相「二つ目の「真相」もこれか、……俺達がどれだけ頑張ろうとしても報われないのだろうか……」
    直哉「なんや! そんな顔して! 陰気移さんといてやっ! ああもうっ!!」
    悠仁「なんか、すっげえっ叫びたいっ! なあっ! 元気出せよ脹相っ!!」
    直哉「そうやっ! 君も腹から声出せっ!!」
    憂太「ええっ、もうっ、戦いましょう!! 願いを叶えるっていうアカなんとかレイが全ての〈災い〉の元凶なんですよね? 許せないです!」
     虚しさから落ち込む脹相と、苛立ちから叫び始める憂太と、ただ単に叫びたい悠仁と直哉。
     四人を里田とメルムはおろおろ見守る。四人にこうやって異変が起きた時、自分たちではどうにもできない。今までは四人で会話をしているうちに元に戻っていた。今度もそうと信じて、はらはらしながら待つ。

  • 34GM25/08/10(日) 23:28:43

    悠仁「ほらっ! 脹相も叫ぼうっ! 元気出るぞっ!」
    脹相「すまない悠仁、今はそんな力が湧いてこないんだ」
    憂太「脹相さんが落ち込んでるのもなんとかレイのせいですよね。いつか会ったら言いたいことがたくさんあるんです! アカ□□□レイに! いえアカ□□□レイを前にしたら今の僕だと言葉だけじゃ気が済まない、願いを叶える代わりと言って多くの人を苦しめるなんて!」
     アカ□□□レイの名を何度も呼ぶ憂太の叫びに、直哉は眉をひそめた。
    直哉「ちょい待ちぃっ! さっきから『アカ□□□レイ』連呼しとるけどなっ! そいつがこの〈十の災い〉を操っとるんならなぁっ! 呪いこめて名前呼んでんのヤバいんやないっ!?」
    悠仁「そうだなっ! やめとこうぜ先輩っ! うん、俺も落ち着こう。すう……はあ……」
    直哉「そうやな! こう叫んどんのもあれやなっ、あのデカいのにも聞こえそうやし……、静かにしよか」
    憂太「あっ…………そうですね、今は怒ってる場合じゃない。事件を解決しないと。二つの「真相」を見たけど……まだ諦められません、もっと調べてみましょう」
    脹相「諦めないのか? 頑張っても苦労に終わりがなく、努力は無駄かもしれないのに……」
    悠仁「なに言ってんだよ脹相! しっかりしろ! あっ、また叫んじまった。とにかくさ、やれるだけやってみようぜ」
    脹相「しかし、もう調べるところも……、……これは?」
     脹相がシートを見上げる。三人も見た。シートに新たなキーワード「■■■■」が追加されているのを。

  • 35GM25/08/11(㜈) 08:14:08

    次直哉の追加行動なので状況表振るよ

    やることが調査だから今は使わないけど

    もしもう直哉の追加行動が回ってこないなら最後の[シーン:恐怖]で[効果軽減]に使える

    憂太が【希望】たくさん持ってるから場合によっては?


    直哉 追加行動1 状況表

    dice1d6=5 (5)

  • 36GM25/08/11(㜈) 08:26:57

    悠仁「なんだこれ、読めねえぞ」
    憂太「調べるまでなにかわからないってことかな」
    直哉「怪しいなぁ。マスが二つ空いとるから、[乗用車]使わんと届かへんね」
    脹相「まだ調べられる場所がある、できることがあるのか」
    悠仁「そうだよ脹相、だからそんなしょげた顔すんなって。ここで頑張れば、報われるかもしんないだろ!」
    脹相「ああ……頑張ろう」
     脹相もまた、脹相らしい心を取り戻した。見守っていた里田とメルムは安堵の息を漏らす。
    里田「あの、SLは動きそうですか?」
    メルム「にゃーん?」『自分達はなにをすれば?』
    悠仁「それはちょっと待ってくれ。まだ調べることがあるんだ」
    直哉「俺の追加行動で調べたる。[乗用車]使うてな」
     直哉が宣言すると、大きなダイスが出てきて、回転する。それが示すのは、『5』。直哉の手持ちのダイスの数が二個から一個になる。
    直哉「ちっ、『5』は体力やったっけ。まあええ、今は使わへんし。名前書いて、[乗用車]使う」
     マス目が埋まる。シートの中で、「事件発生」と「■■■■」が繋がり、光の線が中央と反対側に伸びていく。長く、長く、どこかを目指して。

  • 37GM25/08/11(㜈) 16:31:02

    直哉「先行くわ、追ってきてや」
     直哉は[乗用車]の使用により解放された術式を使って走り出す。
    悠仁「俺達も行こう! あ、里田さんとメルムは」
    里田「街と行き来するための車があります」
    メルム「な〜ん! みゃあ!」『各駅に車庫があるので! 公園を越えたらすぐです!』
    憂太「里田さん達には光の線が見えてないから、僕が車に乗って案内するよ。虎杖君と脹相さんは直哉さんを追いかけて先に行ってて」
     憂太はシートを見る。
     四人で行動している時は一枚のシートだが直哉と別行動になった今、もう一枚のシートがここにある。
    悠仁「俺と脹相が動き出せばもう一枚増えるんだな。じゃあ先行ってる! 気をつけてついてきてくれ!」
    脹相「あの巨体に捕まらないようにな」

    直哉「(どこに行かせる気や。指令所、公園、線路、そのもっと向こう、街のほうか?)」
     直哉は誰よりも早くそこに着いた。街に近づくのを邪魔しているという何かも越えて、その姿を見た。
    直哉「なんやこれ……? この向こうにあるんか? いや、そうやない、これは……! そういうことか!」
     直哉は唖然とそれを見つめた。

  • 38GM25/08/11(㜈) 20:54:15

     直哉に追いついた悠仁と脹相もまた、予想外の光景に目を見張る。
    悠仁「なんでこんなことになってんだ?」
    脹相「聞いていた話と違うな」
    直哉「遠くから見たらわからんかった、近くには寄れんようにされていた。みんな騙されとったっんや」
     最後に憂太が里田とメルムと共にやってくる。彼らもまた、驚きを隠せない。
    里田「これは、どういうことなんですか?」
    メルム「みゃ〜んん」『こ、こんなのって』
    憂太「こんなことになってたなんて。……あ、シートの名前が」
     シートの「■■■■」が変わる、「書割の街」へと。
     かきわりのまち、そう、五人とメルムの目の前、街があると思われていた場所には今、街の風景を描いた書割があった。絵が描かれた板。それが位置をずらしながら立てられている。そうしてできた書割の街に、この環状線は囲われていた。
     本物の街はどこへ?

  • 39GM25/08/11(㜈) 21:06:02

    最終版の地図だよ

    わかりやすく描けなかったので解説すると
    環状線の外を囲む黒い輪はこれまで誰も近寄れなかったエリア(実際にはもっと幅があって、環状線から少し離れたところから広がっている)を示していて、その更に外側を「書割の街」が囲んでいるんだ

    環状線の外側には、多くの住民がいる街があるはずだったのに、遠くから見えていた街の姿は見せかけだけの偽物で、そこには誰もいない
    さあどういうことなんだろうか

  • 40GM25/08/11(㜈) 21:17:58

     直哉は、一番近くにある書割に近づき、そっと触れてみる。すると、この「キーワード」に秘められた情報が流れ込んできた。それは他の三人にも伝わる。

     環状線の外側にある、街を描いた書割。環状線の外側に街などなかったのだ。この世界にあるのは、環状線とそれに付随する施設だけだ。
     この書割の偽物の街が、すべてを囲い、縛り付けている。
     そう、すべてを。
     ここにあるすべてはこれに囚われている。これが、あれを、閉じ込めている。出られない、出られないと、叫ばせているのだ。

  • 41GM25/08/11(㜈) 21:19:48

    この空間、この世界の深淵に触れてしまったので特殊狂気判定

    もう今ある分の追加行動回数で足りるだろうから発狂しなくていいんだけど、どうなるかな


    特殊狂気判定 【命運】以上で狂気獲得

    悠仁【命運】23 【精神】+【知性】=4×2=8

    dice8d6=3 4 6 2 6 2 2 5 (30)

    直哉【命運】18 【精神】+【知性】=5×2=10

    dice10d6=5 3 4 6 5 6 5 6 1 2 (43)

    憂太【命運】16 【精神】+【知性】=6×2=12

    dice10d6=6 3 6 3 5 4 4 1 3 1 (36)

    dice2d6=6 5 (11)

    脹相【命運】22 【精神】+【知性】=5×2=10

    dice10d6=4 3 4 1 1 2 1 5 4 1 (26)

  • 42GM25/08/11(㜈) 21:25:07

    全員発狂

    脹相以外の三人は6が出たので【希望】獲得

    特殊狂気表、なんかいい感じに収まりやすくなってくれれば


    悠仁【希望】12→15

    直哉【希望】15→22

    憂太【希望】31→38


    獲得狂気数+1

    悠仁4(追加行動回数残り3)

    直哉8

    憂太8

    脹相6


    特殊狂気表

    悠仁

    dice2d6=4 6 (10)

    直哉

    dice2d6=1 6 (7)

    憂太

    dice2d6=3 6 (9)

    脹相

    dice2d6=1 6 (7)

  • 43GM25/08/11(㜈) 21:31:18

    悠仁
    10・緊張
     緊張でがちがちになって上手く動いたり喋ったりできない。

    直哉と脹相
    7・絶叫
     叫びたい気持ちが止まらない。些細なことでも絶叫してしまう。

    憂太
    9・かんしゃく
     やけにイライラして簡単に爆発しそうだ。

    憂太かんしゃく三回目?
    各駅で異変を起こして被害を出して、それを自分たちに助けさせておいて駅員達の犠牲を求めるこの世界の状況が許せないのかな

    悠仁が緊張でがちがちだから脹相はそっちに叫ぶだろう
    憂太はまた直哉の叫び(ツッコミ)でなんとかしてもらおう

  • 44二次元好きの匿名さん25/08/12(灍) 01:25:01

    続きを楽しみにしつつ保守
    今さらだけどもメルムちゃんかわいい

  • 45二次元好きの匿名さん25/08/12(灍) 01:25:37

    書割の街を壊せばみんな助けられるってことなのかな?

  • 46二次元好きの匿名さん25/08/12(灍) 10:16:07

    保守

  • 47GM25/08/12(灍) 19:00:43

    悠仁「こ、この書割の街がっ、すべてを、縛りつけてるって?(なんだ? 体が固まってうまく動かない)」
    脹相「どうした悠仁っ! 動揺しているのかっ?!」
    直哉「うるさいわっ! なんや急にっ!!」
    悠仁「い、いや、二人とも、声デカい」
    憂太「またみんなが……(この書割の街が元凶? これを壊せば?)僕、書割を壊してくるっ!」
    直哉「待ちいやっ! それで取り返しのつかないことになったらどうするんやっ! ほら、三つ目の「真相」増えとるやんっ!!」
    脹相「ああ! それを調べてからにしようっ!!」
    悠仁「そ、それがいい、よな」
    脹相「悠仁っ! 大丈夫だっ! お兄ちゃんがついているぞっ!!」
    憂太「調べたほうがいい、そうですよね! それで書割が悪かったら壊します!」
     その時、騒ぐ声を聞きつけた〈なにか〉が近づいてきた。丸い頭から腰までが(四本の手足が突き出た)広がる一枚の布のように繋がって見えるシルエットの、白い泥のようなものに覆われた巨大な生き物。その手足は節の多い、人に似たものに見える。
    悠仁「く、来るぞっ!」
     戦闘態勢を取る悠仁達。しかし振り下ろされた腕は、見えない壁に阻まれて止まる。
    憂太「この書割に、近づけない?」
    直哉「そういや環状線の駅より内側にもっ! 体曲げて腕伸ばしてきおったけどっ! それ以上足進めてはこんかったなっ!」
    脹相「あの巨大なナニカは! 書割の街と環状線の間! 空白の環の中のみ移動できるということか!?」
    悠仁「環状線のほうには腕を伸ばせても歩いて、いけなくてっ、書割の街には腕を伸ばすこともできないっ、んだな」
    憂太「うん、でもアレを見ただけで異常が起こるから、放っては置けないよ」
     巨大なナニカについて分析しているうちに、四人の精神状態は平静を取り戻してきていた。
    直哉「ふう。何度も叫ばされて疲れたわ。次は脹相が動くんやったか?」
    脹相「乙骨は待機するんだったな」
    憂太「はい、脹相さんの次に動きます」
    脹相「ではこの三つ目の「真相」の調査だな」
    悠仁「これに、みんなで助かる方法があるよな?」
    脹相「なければ探そう。新しい「キーワード」が出てくるかもしれない。出てこなくても、シートに用意された情報がすべてとは限らない」
    悠仁「そうだよな。最後まで諦めないで探そう」
    脹相「ああ。名前を書くぞ」
     脹相は「真相③」に続くマスに名前を記した。

  • 48GM25/08/12(灍) 23:46:09

     シートから球状に広がる光が、四人と書割の街を繋ぐように包み込む。
     気付くと四人は光の中に浮遊していた。声は出ない。目を合わせる。身振り手振りで、「状況を確認しよう」と伝え合う。
     見回すと、霧が晴れるように情景が鮮明になり、環状線が見えた。夜の空に浮いた格好の四人の足下にある環状線。その周りに広がる街。灯りがついている。誰かが生活している。本物の街だ。環状線の各駅の近くには別の駅があり、そこから街の中へ線路が続いている。その路線に乗り換えて、どこへ行くのだろう、なにがあるのだろう。ここは、四人の生きる現世、〈こちら側〉ではない。今、環状線がある世界でもない。
     わかる、ここは〈向こう側〉だ。環状線は本来〈向こう側〉にあるもの。街と街、路線と路線、世界と世界の中継点であり、中立機関なのだ。
     それがなんらかの理由で〈向こう側〉から〈こちら側〉に向かってズレて、狭間で異界を形成した。
     そのなんらかの理由、きっかけ。映像が切り替わる。先月の風和村での事件、〈災い〉。そこにいた〈なにか〉の一つ、〈向こう側〉から訪れたもの〈ライカラカン〉。
    〈ライカラカン〉は門から〈向こう側〉へ送り返される最後の時、四人を引き摺り込もうと呪いを放った。〈こちら側〉の呪術師が扱うものとは異なる、呪術師にも認識できない呪い。呪印感染の刻印が六眼でも見えないように。〈こちら側〉で発生しない、存在しないはずのもの。〈向こう側〉へと四人を引っ張る、絡みついた糸。
     その糸があれ以来、四人を知らず知らず、徐々に徐々に、〈向こう側〉へと近づけて招き寄せていたのだ。

  • 49GM25/08/12(灍) 23:47:50

     その引き寄せる力が最大になったのがこの夜。電車の中で眠った夜、四人は〈向こう側〉へ連れ去られようとしていた。
     四人を現世から連れて行こうとする力と、〈こちら側〉に留めようとする力が引き合った抵抗の結果、肉体を置いて意識、精神、魂だけが抜け出そうとした。その時、歪みが生まれた。
     抜き取られようとしても〈向こう側〉に行くことを拒む心が、〈向こう側〉に繋がっている糸を引っ張り返した。〈ライカラカン〉に繋がる糸の端が外れ、別のものに結ばれた。無意識に呪いに抗う四人の意識、四人のいる場所が反映された、駅、電車、〈向こう側〉のその象徴である、環状線へと。
     環状線は引っ張られ、〈向こう側〉から〈こちら側〉に向かってズレていき、しかし〈こちら側〉に到達するほどの結びつきもなく、狭間に落ち、異界が出来上がった。
     そう、環状線が〈向こう側〉から飛び出たそのときだ、世界と世界の間を移動するものがあった。その巨大なナニカは、〈向こう側〉の一部と衝突し、異界へ巻き込まれ、閉じ込められることとなった。
     衝突のショックで意識を失ったナニカがぼんやりと目覚めたとき、その影響を受けた環状線の各駅で異変が発生。
     抵抗を続けていた四人も肉体を現世に残して異界へ送られた。
     そうして、ここで生まれた異界と、そこで起きた異変は、四人が挑むべき〈十の災い〉の中へ組み込まれ、駅員達はなぜこんな仕組みがいつからあるかもわからぬまま、四人へ課題の解決を促し、その代わりとICカードへのチャージとパーツを渡す役目を担ったのだ。
     すべては四人がクリアすべきゲームのために整えられた舞台。偶然の呪いから生まれた、多くを巻き添えにした運命の災い。

  • 50GM25/08/12(灍) 23:49:15

     この書割の街は環状線を現世のそばに引きつけ縛り付けている。よく見てみれば、これは〈向こう側〉の本物の街の姿ではない。これは、四人が見慣れた現世の街の姿だ。これこそが四人の意識から作られた、環状線を〈向こう側〉から引きずりこむことになった元凶の鎖。
     これを破壊することで環状線は〈向こう側〉へ戻り、ナニカも環から抜け出し元の場所へ。四人は環状線が〈向こう側〉へ戻り切る前にSLに乗って行けば現世へ帰還できるだろう。
     SLが動かないのは〈災い〉の理に、四人が進むべき道に組み込まれているからだ。四人が他を捨てSLを直してただ現実世界へ帰ることを選ぶか、書割の街を破壊し尽くしこの度の〈災い〉の根を断つなら、SLは動くようになる。

    [特殊イベント]:★[過酷な作業]に判定可能。

  • 51二次元好きの匿名さん25/08/13(ć°´) 09:09:54

    保守

  • 52二次元好きの匿名さん25/08/13(ć°´) 09:12:03

    やっとみんなも助かる解決策が見つかった

  • 53二次元好きの匿名さん25/08/13(ć°´) 16:22:53

    絶叫になるとみんな元気に喋り出すの面白い
    活きがいい狂気

  • 54GM25/08/13(ć°´) 20:02:53

     光が消え、四人は書割の街の前にいた。
     光が見えていない里田とメルムが、突然ぼうっと立ち尽くした四人を心配そうに見つめている。四人が動き出したのを見て、安心して破顔する。
    里田「よかった、どうしたのかと」
    悠仁「俺達どうなってた?」
    メルム「みゃあ〜ん、にぃん……」『突然動かなくなって、声をかけても反応がなかったです……』
    憂太「もう大丈夫です。とても大事なことを、見せられていただけですから……」
    悠仁「やらねえと、俺達が」
    脹相「ああ。もう迷うことはないな」
    直哉「また後に残っても面倒やし、徹底的に片付けたろ。ややこしい因縁なんてきれいさっぱりな」
    脹相「俺から行こう、一度目の追加行動だ」
    憂太「次は僕の番で、みんなの行動回数もまだまだありますから、無理しないでくださいね」
    悠仁「みんなで力を合わせてやる。全員で負担を分け合うんだぞ。だからまだ【希望】は使うなよ」
    脹相「わかった。残しておこう」
    悠仁「(脹相はまた庇って傷つく。最後に【命運】の回復があるそのときまで【希望】は使ってほしくない)うん、忘れんなよ」
    脹相「忘れないさ」
     四人は改めて書割の街を見る。環状線を取り囲むこの鎖をすべて壊すには、どれだけの労力が必要だろうか。
    悠仁「里田さんとメルムはSLの準備しててくれ、そのうち動くようになるはずだから」
    里田「わかりました。行きましょうメルム」
    メルム「にゃっ! にゃんっ! なーん!」『はいっ! 待ってます! 必ず来てくださいね、お客様!』
    悠仁「……ああっ! 必ずなっ!」
     里田とメルムに事情を話している時間は今はない。ナニカの声がする。言葉はわからないが、「出せ」「帰せ」と言っているように聞こえた。ナニカが暴れる時間が長引けば、この世界にまた異変が起こり始めるだろう。
     車に乗って引き返していく里田とメルムを見送って、四人は書割の街に向き合った。

  • 55GM25/08/13(ć°´) 20:04:05

    悠仁「これ、俺達が動くと勝手にサイコロが振られていくんだよな。そんでそのサイコロが振られてく順番は行動を選んだ順なんだろうけど、自分の順番以外は棒立ちでいればいいかっていうとそれも違うよな」
    脹相「そうだな。[イベント]の【命運】をどれだけ削ることができるかはサイコロの結果が示すが、俺達の行動あっての結果だろう。ただサイコロが振られれば解決していくわけではない」
    憂太「〈災い〉を終わらせるための最後の[イベント]は、順番以外の誰かの行動も、サイコロの出目に影響して、サイコロの出目が行動の結果に返ってきて。みたいなことが呪印者の掲示板には書いてあったね」
    直哉「動かんことにはどうにもならへん。サイコロの順番は決めなあかんけど、書割の街壊しにかかるは全員でやね」
    脹相「全員で挑戦を宣言しよう」
     頷き合う四人。
    四人「「「「最後の[イベント]、★[過酷な作業]に挑戦する!!」」」」
     四人の声と言葉が合わさり、世界に響く。空気が変わる。もう止まれない。
     前の〈災い〉が招いた因果との戦いが始まった。
     歪んだ繋がりを破壊せよ。

  • 56GM25/08/13(ć°´) 20:07:16

    今回の〈災い〉は、四人がいなくとも起きていたこれまでの二つの〈災い〉と違って、自分たちにかけられた呪いに環状線と巨大なナニカを巻き込んでいた
    かなりのショックを受ける場面だとは思うんだけど、それよりも大きなものが四人の精神を揺るぎなく固めるはず
    やるべきことが定まった覚悟、みんなを救える希望、自分たちが発端だからこそやらねばならないという決意が、落胆や罪悪感を上回る
    ということで、特殊狂気判定は発生しない

    ついにクライマックス
    四人はこの〈災い〉から、関わったすべてのものを解放し、元の世界に帰し、現世へ帰ることができるのか

    「書割の街」と直哉の《霊聴》に関係性を結んで、[乗用車]を2から1にする処理をして
    準備完了

    四人が挑むは、★[過酷な作業]【命運】107

    これだけの【希望】と追加行動回数があれば、とんでもなく出目が腐らなければクリアできる
    【希望】を使い切れば出目が悪くても確実にいけるけど最後の【命運】減少に備えて残さないといけないからそうもいかない
    確定成功以外どうなるかわからないのがTRPG
    全員生還できますように!

  • 57二次元好きの匿名さん25/08/13(ć°´) 22:24:49

    いよいよか
    みんながんばれ!!

  • 58二次元好きの匿名さん25/08/14(㜍) 01:03:49

    いよいよクライマックスか
    全員生還できますように!

  • 59二次元好きの匿名さん25/08/14(㜍) 10:59:27

    保守

  • 60GM25/08/14(㜍) 19:22:51

    現在の四人の状態を確認しておこう

    悠仁【命運】23【希望】15
    アイテム:[道具]1[乗用車]1
    特典:効果算出+1d◻︎ 効果算出+2d◻︎
    「線路」《鋭い勘》「中央の壁」《呪力媒体》
    狂気獲得数:4(追加行動残3)

    直哉【命運】18【希望】22
    アイテム:[乗用車]1 [専門家]0
    特典:効果算出+1d◻︎ 効果算出+2d◻︎
    「書割の街」《霊聴》
    狂気獲得数:8(追加行動残7)
    狂気チェック1

    憂太【命運】16【希望】38
    アイテム:[闇医者]0
    特典:効果算出+1d◻︎ 効果算出+2d◻︎
    「公園」《霊力》「フェンス」《守護霊》
    狂気獲得数:8(追加行動残8)

    脹相【命運】22【希望】10
    アイテム:[道具]1 [防具]0
    特典:効果算出+1d◻︎ 効果算出+2d◻︎
    「指令所」《不幸中の幸い》
    狂気獲得数:6(追加行動残6)
    狂気チェック1

    宿命[1・1・1・2]

  • 61GM25/08/14(㜍) 19:24:05

    憂太の【希望】がすごいね


    脹相は[道具]をあと一個、特典を二つ持っている

    もう使ってしまってもいいかな


    では脹相の追加行動一回目の状況表を振ろう


    脹相 追加行動1 状況表

    dice1d6=4 (4)

  • 62GM25/08/14(㜍) 19:32:56

     動き出した脹相の上で大きなダイスが回る。出た目は『4』。【敏捷】を示す数。脹相の手持ちのダイスはリセットされたが数は前と変わらず二個だ。

     四人は書割の街の中で四方に分かれ、破壊に取り掛かる。

    脹相「壊れろ」

     脹相は術式の解放を感じ、両手を合わせる。

     そばで、ダイスが回る。脹相は心の中で[道具]と二つの特典の使用を念じる。

     すると二個のダイスに四個が加わり、転がっていく。

     脹相の手から、血が放たれる。


    ★[過酷な作業]【命運】107

    dice6d6=2 6 6 2 3 5 (24)

  • 63GM25/08/14(㜍) 19:46:40

     時間がゆっくりになる中、脹相は[宿命]の1と出目の2を入れ替える。

     これにより出目の合計は23。[イベント]の【命運】が削られる。

     脹相の放った血が書割を次々砕いていく頃。

     悠仁は拳と足、ときに頭突きも交えて攻撃を加えていた。書割が壊れ、砂のように崩れる。

    悠仁「(いけたっ! うまくいったんだな脹相)」

     直哉も自身の術式で加速し書割へぶつかっていく。

    直哉「(弾け飛んどる。ええ感じやね)」

     刀を振い、呪力で書割を粉々にしていた憂太は、自身の番が来たことに気づく。

     世界が止まって見える中、ダイスだけが回転を始める。憂太の持つ特典が使われ、六個のダイスに三個が加わる。

    憂太「いきます」


    ★[過酷な作業]【命運】84

    dice9d6=4 5 4 1 6 5 5 2 4 (36)

  • 64GM25/08/14(㜍) 19:56:04

    順調だ

    脹相[道具]1→0

    脹相と憂太は『6』を出したので【希望】増加

    脹相【希望】10→16
    憂太【希望】38→46

    この★[イベント]、全員一度は判定してほしいので、次は憂太ではなく悠仁か直哉の追加行動にするよ

  • 65二次元好きの匿名さん25/08/14(㜍) 20:50:04

    憂太の希望がますますすごいことに

  • 66二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 03:01:32

    このまま出目が順調なら宿命ももうちょいマシにできるかな

  • 67二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 12:28:32

    保守

  • 68GM25/08/15(金) 12:31:43

     憂太は[宿命]の2と出目の1の交換を選び、[過酷な作業]の【命運】を37削ることに成功した。
     四人による書割の街の破壊が進む。それぞれの持てる力を尽くして、半分以上が塵と化しただろうか。
     自分達の意識と〈ライカラカン〉呪いが生み出した書割の街。その残骸を浴びてゆくことで、四人に変化が起きていた。
    悠仁「なんだ……これ、体が重くなってきた」
    直哉「抵抗しとるんか? この世界壊されんように」
    憂太「(書割の街が、みんなをここに縛りつけてる。元は〈ライカラカン〉が放った呪い、僕らを〈向こう側〉に引っ張るための糸だった? それが変質したものなら)触れることで、呪いが進んでる?」
    脹相「(どうやら破壊を邪魔したいようだな)どうする気だ、この街は?」
     四人の手持ちのダイスがそれぞれ黒い靄に包まれた。

  • 69GM25/08/15(金) 20:55:39

    ★[過酷な作業]の【命運】が半分以下になったので変化が起きるよ
    RPGでボスのHPによって行動が変わったり敵味方にバフ・デバフがかかるあれだよ
    このシナリオではいずれかの★[イベント]に挑みその【命運】を一定以上削ったら四人が判定に使えるダイスが÷◯(端数切り上げ)される
    この★[過酷な作業]では、状況表で決まった数にアイテムや特典や《過去と秘密》や【希望】で増やした合計数を÷2する処理になるね
    狂気獲得で増やした【希望】を使ってほしいのでこうしたよ

  • 70GM25/08/15(金) 21:05:01

    【希望】を使って1dずつ振って『6』が出るたびに狂気分【希望】を増やしていくと、使った【希望】より『6』が出て増えた【希望】のほうが多く運が良ければ1dをちょこちょこ振ることでいくらでも【希望】が増えていく、なんてことになりかねないので
    ここからは「【希望】使用時、一度に使う【希望】の最低数は「これまで獲得した狂気の数」になる」よ
    【希望】を使うとき一回につき、悠仁は4、直哉は8、憂太も8、脹相は6を最低でも消費しなければならない(その分の【希望】を持っていないなら残り全部を使うことになる)
    実際に振られるダイスは使った【希望】の半分だから、振った中に一個でも『6』があれば消費した半分の【希望】を取り戻せるね

  • 71GM25/08/15(金) 21:09:45

    悠仁「(なんだ? サイコロが)おーい! みんなーっ!!」
     悠仁は三人を呼んだ。集まって話し合う。体が重くなってきたこと、ダイスが謎の靄に包まれていること。
    憂太「体が重くなったのは街を壊していったからかな。サイコロが靄に包まれたのはなんでだろう。【命運】を削ったから? もう半分を切ってるよね」
    悠仁「ゲームでボスのHPが少なくなると変化が起こるやつ?」
    直哉「そんでどうなるん? まさかサイコロ振られんようになるわけやないやろな」
    脹相「そうなったらクリアできなくなる。せいぜい何かしらの制限がかかるくらいじゃないのか」
    悠仁「やってみたらわかるよな。次、俺の追加行動にしてもいい? 何が起きるのか試してみる」
    脹相「わかった」
    憂太「任せるよ」
    直哉「ええよ」
     頷く三人。
    悠仁「じゃあ、またあとで」
     再び四人は別の場所へ。まだ残る書割を目指して走る。
     悠仁の上で、大きなダイスが回転を始めた。

  • 72二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 21:19:25

    なるほど過酷な作業だ
    みんな頑張れ

オススメ

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