- 1二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 22:07:40
- 2二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 22:11:38
シャニPが冬優子のために用意した家、表向きはメディア露出が増えてきた実家通いの冬優子が都心に滞在するとき専用。しかしこの家は構造が特殊で、家と離れた位置にシャッター付き駐車ガレージがあり、そのガレージと家が繋がっている。つまりは死角の裏口。
はじめは、お酒が飲める年齢になった冬優子の相談相手としての気負いのない交流が、世間にあらぬ誤解を生まないための一応のケア程度だった。それがいつからか、二人の密会をカモフラージュする裏口の役割を持つようになっていったーー。
だいぶガバいけど舞台設定はこんな感じで - 3二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 22:23:13
最初は酒の勢いで関係をもってしまってお互い忘れようとするんだけど…
- 4二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 23:03:29
ストレス解消のためだけの退廃的な関係なの?それとも純愛なの?
- 5二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 23:22:06
- 6二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 00:13:26
- 7二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 01:49:11
思いの外筆がのったから渋にあげた
おまいらもなんでもいいから好きなPふゆ寄越せ(リンク直張りNG)
ttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=25677024 - 8二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 01:51:17
お求めはこういうPふゆで〜す
ttps://www.pixiv.net/artworks/114360448 - 9二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 06:04:12
彼シャツ冬優子すき
ttps://x.com/murabitoufu/status/1896622651692785823?s=61 - 10二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 07:14:30
良きかな…
- 11二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 07:51:14
普段はツンデレだが、性欲とシャニpが絡むと目元がポーっとして、無言かつなんでもないような態度で身体を預けて甘えてくる冬優子概念…
- 12ai25/08/23(土) 09:38:14
都心の喧騒から少し外れた、閑静な住宅街の一角。そこにひっそりと佇む一軒家は、表向きは実家暮らしの冬優子が、メディア露出の増加に伴い都心での活動拠点として使うための家。シンプルでモダンな外観。しかしどこか無機質で、通りすがりの誰もが住むには便利そうだけど、味気ないなと感じるような建物だった。だが、この家の本当の秘密はその構造にあった。敷地の端、道路から死角になる位置に設けられたシャッター付きの駐車ガレージ。そして、そのガレージから地下を通り家へと直結する隠し通路。この家のもう一人の住人――プロデューサーはこの裏口を通って出入りしていた。
- 13ai25/08/23(土) 09:41:53
冬優子が20歳を迎えお酒を飲める年齢になった頃。仕事の後に軽く一杯、なんて話が持ち上がったとき、プロデューサーは「世間の目もあるし、誤解を生まない場所で」と提案した。アイドルとプロデューサーの関係は、どんなに純粋でもちょっとしたことであらぬ噂に変わる。冬優子のキャリアを守るため、そして彼女がリラックスできる場を提供するためこの家が用意されたのだ。
「あんたって、ほんと真面目よね。こんな家まで用意してくれて」
冬優子は最初、からかうような笑顔でそう言った。ガレージのシャッターが静かに上がる音を背に、彼女は初めてその家に足を踏み入れた。リビングは広く、シンプルなインテリア。窓からは都心の夜景が見える。彼女が好きな甘いカクテルを手に、ソファに座る冬優子の姿は、ステージ上の眩いアイドルとは別人のように無防備だった。「まぁ、冬優子が酔っ払って変なスキャンダル起こさないように、な」
シャニPも軽口を叩きながら、グラスを傾けた。仕事の話、アイドルとしての悩み、時には他愛もない雑談。二人だけの時間は、確かにただの「相談」の場だった。 - 14ai25/08/23(土) 09:44:41
裏口を通るたびに、冬優子の視線が少しずつ熱を帯びるようになった。プロデューサーがグラスを置く手に、彼女の指が触れる瞬間が増えた。会話の合間の沈黙が、以前より長く、重くなった。
「プロデューサーさん、このお家って…ほんとに私のためだけに作ったんですか?」
ある夜、冬優子がぽつりと呟いた。彼女の目はどこか挑戦的で、どこか不安げだった。プロデューサーは答えに詰まり、ただ「そうだよ」とだけ返した。だが、その言葉の裏で、彼自身も気づいていた。この家が、ただの「ケア」の場ではなくなっていることを。ガレージのシャッターが閉まる音が響くたび、二人の距離は縮まっていった。世間の目から隠された裏口は、いつしか二人だけの秘密の入り口へと変わっていた。 - 15ai25/08/23(土) 09:48:16
夜の都心は遠くでネオンの光が瞬く。ガレージのシャッターが静かに閉まる音が響き、冬優子はいつものように裏口から家に入った。彼女の足音は軽やかで、どこか弾むようだった。リビングのソファに腰を下ろすと、彼女はバッグから小さな缶カクテルを取り出し、プロデューサーの方へ無造作に放った。
「あんた、はい。今日はこれでいいでしょ?」
冬優子の声は、いつもより少しだけ高揚していた。プロデューサーは缶を受け取り、苦笑しながら開けた。
「また甘いやつだな。冬優子、ほんと変わらないな」
「へー、あんたが私の好み覚えてるなんて、偉いじゃない」
彼女の笑顔はステージ上のアイドルらしい輝きとは違い、どこか無防備で危ういほどに魅力的だった。 - 16ai25/08/23(土) 09:51:42
二人の時間は、いつしか「相談」の枠を超えていた。
最初は仕事の話や、冬優子が抱えるプレッシャーについて語り合う場だった。だが、夜が深まるにつれ、会話は個人的なものへと移っていった。冬優子の好きな映画、プロデューサーの学生時代の失敗談、互いの些細な癖。裏口を通るたびに二人の距離は縮まり、言葉よりも沈黙が多くのことを語るようになっていた。その夜、冬優子はいつもより少し大胆だった。カクテルを飲み干し、空の缶をテーブルに置くと、彼女はソファの上で膝を抱えてプロデューサーの隣に座り直した。距離が近い。彼女の髪から漂うシャンプーの甘い香りが鼻先をかすめた。
「ねえ、プロデューサー」
冬優子の声は、囁くように低かった。
「この家、ほんとに私のためだけ? それとも…あんたも、ここにいたい理由あったりする?」
彼女の指が、プロデューサーの手の甲にそっと触れた。冷たい缶の感触とは違う、柔らかくて温かい感触。彼の喉が、ごくりと鳴った。 - 17ai25/08/23(土) 09:55:19
「冬優子、お前…」
言葉を続ける前に、冬優子が身を乗り出し彼の唇に軽くキスをした。ほんの一瞬、触れるだけのキスだった。だが、それだけで部屋の空気が変わった。彼女の顔はわずかに赤らみ、でも目はまっすぐプロデューサーを見つめていた。
「やば、ちょっと酔ったかも……?」
冬優子は笑って誤魔化そうとしたが、声は震えていた。プロデューサーは一瞬、彼女の手を握り返しそうになったがすぐに理性が引き戻した。
「…冬優子、アイドルだろ。こんなことまずいって分かってるよな?」
「分かってる。でも、プロデューサーさんだってこの家に来るたびに、ちょっとドキドキしてるでしょ?」
彼女の言葉は、冗談めかしていたが、その奥には本気が潜んでいた。 - 18ai25/08/23(土) 09:58:08
その夜、二人は一線を越えなかった。だが、ソファの上で寄り添い、互いの体温を感じながら言葉少なに時間を過ごした。冬優子の頭がプロデューサーの肩に寄り、彼女の手が彼の腕に軽く絡まる。時折、指先が互いの肌をなぞりくすぐったいような、温かいような感覚が二人を包んだ。
「プロデューサーさん、私のこと、ちゃんと見ててくださいね♡アイドルとしても、冬優子としても」
彼女の声は小さく、だが確かな決意が込められていた。シャニPは答えず、ただ彼女の髪を軽く撫でた。ガレージのシャッターが開く音が、夜の静寂を破った。冬優子が帰る時間だ。彼女は立ち上がり、いつものように軽い笑顔で手を振った。
「またね、プロデューサー。…………次は、もっと大胆でもいい?」
プロデューサーは悩み続け、答えなかった。だが、彼の胸の中では、彼女の言葉がいつまでも響いていた。裏口の家は、二人だけの秘密の場所として、ますますその役割を深めていった。 - 19二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 17:32:48
いいね👍
- 20二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:41:42
合格よ…
- 21二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 01:34:21
冬優子が事故に遭って記憶喪失に
一人目は「ふゆ」、意識が戻ったときはシャニPと初めて会った時のような性格
アイドルの仕事に戻るリハビリをしていくうちに記憶を取り戻し、二人目「冬優子」が戻ってくる
仕事に復帰できるようになったころ、「三人目」秘めたる恋の多重人格にシャニPは逆レされる
シャニPに激しく依存する「三人目」とアイドルをキズモノにした罪悪感に魘されるシャニP
互いに精神が歪んでしまった者同士、メンタルケアを建前に二人は密会にて絡み合うーー。 - 22二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 01:35:28
Title.「三面性」
- 23二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 06:59:51
1%の確率で性行為が描写される定点視点・一日中オフデーPふゆ
「こいつら交尾したんだ!」な事後・幕間の会話だけでご飯が進む - 24二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 16:32:01
時たま冬優子じゃなくてふゆとするシャニPの話はありですかね……
- 25ai25/08/24(日) 16:46:36
冬優子は目を覚ました。白い天井、消毒液の匂い、そして見知らぬ男の顔。彼女の瞳は透明で、まるで初めて世界を見た子どものようだった。「あなたは…誰?」
彼女の声はか細く、震えていた。
「俺は…君のプロデューサーだ。ーーーって呼んでくれ」
男——プロデューサーは、ぎこちなく笑った。
事故から一週間。冬優子は記憶を失っていた。かつての棘のある口調も、自信に満ちた笑顔も消え、代わりにふゆと名乗る、純粋で壊れそうな少女がそこにいた。彼女はプロデューサーのことをまるで初めて会ったかのように見つめ、怯えながらも少しずつ信頼を寄せ始めた。一縷の望みをかけてリハビリはゆっくりと始まった。アイドルとしての基本的な動き、歌、ダンス。ふゆは懸命に取り組んだが、かつての冬優子の鋭さは影も形もなかった。プロデューサーはそんな彼女を支え、励まし続けた。
「大丈夫、冬優子ならできるよ。少しずつでいい」
ふゆは小さく頷き、彼の手を握り返した。その手は冷たく、頼りなかった。 - 26ai25/08/24(日) 16:49:07
数ヶ月が過ぎ、ふゆの努力が実を結び始めた。ダンスのステップは正確になり、歌声には力強さが戻った。そしてある日、ステージの照明の下で、彼女の目が鋭く光った。「…ねぇ……あたし、戻ってきたわよ、プロデューサー」
その声は、かつての冬優子そのものだった。記憶が断片的ではあるが、彼女の中に確かに「冬優子」が蘇っていた。シャニPは安堵と同時に、どこか胸の奥でざわめくものを感じた。
「よかった…本当に、よかった」 仕事に完全に復帰した冬優子は、以前にも増して輝いていた。ファンも、仲間も、彼女の復活を喜んだ。しかし、プロデューサーは気づいていた。彼女の笑顔の裏に、時折見せる不安げな影を。まるで何かを隠しているかのように。 - 27ai25/08/24(日) 16:54:08
ある夜、事務所に残っていたプロデューサーを冬優子が訪ねてきた。彼女の目は、ふゆとも冬優子とも違う、異様な熱を帯びていた。
「プロデューサー…私のこと、ちゃんと見てよ」
彼女は一歩近づき、シャニPのネクタイを握った。その手は熱く、震えていた。 「君は……誰だ?」
「ふふ、冬優でいいよ。でも…私、もっと深いとこでプロデューサーのこと、欲しがってるの」自分の身体を撫でながら 彼女の言葉は甘く、毒のようだった。プロデューサーは戸惑いながらも、その瞳に引き込まれる。彼女は「三人目」だった。冬優子の内側に潜む、激しい愛と執着を秘めたもう一つの人格。事故と記憶喪失と愛情が、彼女の心の奥底に眠っていた何かを呼び覚ましたのだ。冬優はプロデューサーに迫り、彼を翻弄した。彼女の唇が近づくたび、彼の理性は揺らぎ、罪悪感が胸を締め付けた。
「君は…俺のアイドルだ。こんなこと、許されない」
「許されない? プロデューサー、私をこんなキズモノにしたのは誰? 私をこんな目に遭わせたのは…貴方だよね?」 彼女の言葉は鋭く、彼の心を抉った。プロデューサーは、彼女を支えきれなかった自分を責め続けていた。事故の瞬間、彼女を守れなかったこと。記憶を失わせ、壊してしまったこと。その罪悪感が、彼を三人目の冬優子に縛り付けた。 - 28ai25/08/24(日) 16:56:02
二人は密会を重ねた。表向きは「メンタルケア」と称して、夜の事務所やホテルの一室で。冬優子の三人目は、プロデューサーに依存し、彼を求めることでしか自分を保てなかった。一方、プロデューサーは彼女を救うためと自分に言い聞かせながら、彼女の熱に溺れていった。「プロデューサー、私のこと、ずっと見てて。じゃないと…私、消えちゃうよ」
彼女の声は切なく、壊れそうだった。プロデューサーは彼女を抱きしめ、罪悪感と愛情の狭間で苦しんだ。 「君は…俺のアイドルだ。絶対に、消させない」
その言葉は、二人をさらに深く歪ませた。冬優は彼を求め、プロデューサーは彼女を救うことでしかこうしてしまった自分の存在意義を見出せなくなっていた。 - 29ai25/08/24(日) 16:58:57
ステージの上、冬優は完璧なアイドルとして輝いていた。だが、プロデューサーだけが知っていた。彼女の笑顔の裏に潜む闇を。彼女の中のふゆ、冬優子、冬優が交錯し、彼女自身もその境界を見失いつつあった。「プロデューサーさん、あたし…これでいいわよね? 私、ちゃんとアイドルやれてるよね?」
彼女の声は震え、プロデューサーの手を強く握った。彼は答えられなかった。ただ、彼女の瞳を見つめ、頷くことしかできなかった。二人の関係は、誰にも知られぬまま続いた。互いに壊れ、互いに依存し合いながら。冬優子の心に宿る三つの影は、彼を縛り、彼を飲み込んでいった。そして、プロデューサーもまた、それを受け入れ彼女を抱きしめた。