モルモット君の白衣でソロぴょいしてたのがバレたタキオンに

  • 1二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:19:03
  • 2二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:19:38

    新しいの買うからちょうど良かった

  • 3二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:19:46

    (今日はずいぶん冷えるな…)

     トレセン学園校舎から外へ通じるドアに手をかけると、隙間風となった外気が身体を撫でていった。ふと窓から外を見やる。思えばずいぶん日が落ちるのが早くなった。腕の時計はまだ6時を示したばかりだが、既に腰まで地平線に浸かった夕日が秋の訪れを感じさせる。
     困ったことに、今朝は上に羽織れるような物を着て出なかった。しかしこの寒さの中帰るのも…としばし逡巡していたが、

     (そうだ、研究室の白衣を着ていこう)

     と思い立った。研究中やタキオンとの遠征時など、ほぼ毎日と言っていいほど身に付けている物で、特に防寒機能がある訳ではないが少しくらいはマシになるだろう。
     研究室の前まで戻ってくると、中から微かに聞き慣れない物音がした。帰り際、タキオンとは部屋の前で別れた筈だ。別の使用者…マンハッタンカフェとそのトレーナーは、明日までレースでこの学園には居ない。

  • 4二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:20:22

    (タキオンが忘れ物でも取りに来たんだろうか?)

     しかし明かり一つ付いていないのは妙だ。部屋の中は全ての窓に暗幕が張られていて、普段から日光を殆ど通さない。日没も間近に迫った今、中はほぼ真っ暗になっている筈だった。

     (まさか不審者なんてことは…)

     悪い予感が頭を過り、扉へ伸ばした手が空中で止まる。そうこうしている間にも、ゴソゴソと何かをまさぐるような物音は、規則性を持って耳へと伝わる。

     (万が一…そう、万が一だ…)

     中に居る何者かに気配を悟られないよう、なるべく音を立てずにそっとドアノブをひねり、扉をほんの少しだけ開けた…

  • 5二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:20:53

    イメ損ならダメじゃね?

  • 6二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:21:09

    部屋の一角、ちょうど共用スペースの真ん中辺り。そこだけ光を拒む厚布が僅かにはだけ、強い西日が光線となって室内を照らしていた。光の中、音の主が、見慣れた栗毛のウマ娘が、ソファの上で小さな身体を蹲らせていた。

     「…っ……ん……」

     小さく何かを呟きながら、時おり妖しくその身をくねらせる。左手で抱きかかえるようにして、縋り付くように鼻先を押し付けているのは、自分の白衣に違いなかった。顔から下は白衣に隠されてしまっているが、その上からでも、下腹に伸ばされた腕がゴソゴソと蠢くのがよく分かった。
     その顔がひどく赤らんでいるのは、きっと夕日のせいだけではないのだろう。彼女が何をしているのかなんて、考えるまでもなかった。

     「…あっ♡…トレーナーくん……んっ♡」

     しんと静まり返った研究室に響く、漏れ出すような、零れ落ちるような、それは悲鳴にも似て、あるいは歌のような…切なげな、弱い、弱い嬌声。
     だがそれに反して、右手の動きは徐々に激しさを増してゆく。

  • 7二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:21:18

    なにっ

  • 8二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:21:46

     ──美しかった。スポットライトに照らされた踊り子のように、光背を纏った女神のように、その姿は蠱惑的で、神秘的で、美しかった。思わず、見蕩れてしまう程に。
     (見ちゃ駄目だ…)頭でいくらそう思っても、目は吸い付けられたようにタキオンを捉えて離さなかった。やがて…

     「ん…ッ!!♡」

     達してしまったのだろうか、一際強く響いたその声に、僅かに我に返る。
     目を逸らさなければ。そっとこの場を立ち去って、何も見なかったフリをしよう。回らない頭でそこまで考え、そして…

     「あ……」

     目が、合った。

  • 9二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:22:49

    「た…タキオン…これは…」

     咄嗟に立ち上がって扉を開け、中へ一歩踏み入る。いつの間にか日はすっかり沈んでいて、青みががった闇が夕と夜との境を曖昧にしていた。状況がよく飲み込めないといった顔で、彼女は無言のまま視線を上げてこちらを見つめ直す。
     傍から見れば、いや、傍から見なくとも、今の自分は教え子の自慰行為を盗み見る変態野郎だ、言い訳のしようもない。
     なんと言われるだろうか。軽蔑されるかな。もうこの娘のトレーナーは続けられないだろう。様々な考えが瞬時に頭を巡るが、どれだけ言葉を発そうとしても両の唇はまるで縫い付けられたかのように開かなかった。タキオンもまた、こちらを眼を向けたまま微動だにせず、言葉を発することも無く、二人の間には暫し冷たい沈黙だけがあった。

     「トレーナー…くん…?」

     最初に口を開いたのは、彼女の方だった。

  • 10二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:24:47

    「…ああ…嘘だ……そんな……」

     次第に状況を理解し始めたのだろう。羞恥心かプライドを傷付けられた怒りか、瞳には僅かに涙が浮かぶ。夕焼けより強く赤く輝くその光に、思わず息を飲みそうになる。

     「……いつから…?…ずっと……見ていたのかい……?」

     次に紡がれるであろう言葉を想像して、身構える。口汚く罵られるだろうか。冷酷に契約解消を迫られるだろうか。それがどのような物であれ、甘んじて受け入れる覚悟だった。だが…

  • 11二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:26:58

    「…あぅ…あ………その………ごめん……ごめん…なさい………」

     思いがけず発せられたそれは、謝罪の言葉だった。
     何故だ?どうして謝る?どうして君が謝らなくちゃならない?違う。悪いのは俺だ。謝らなくてはならないのは俺だ……

     「私…君の物を使って…こんな……」

     やめろ!やめてくれ!君は悪くない!どうか自分を責めないでくれ!鼓動が早まる。冷や汗が全身を伝う。握り締めた拳が、手のひらに爪を強く食い込ませる。何か言え。何か言わなければ。乾ききった口を開き、舌を上顎から引き剥がす。ただ、喋るべき言葉だけが、胸の奥につかえたまま出てこなかった。

  • 12二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:30:09

     「嫌だ…!嫌いにならないでくれ……トレーナーくん……あ…あぁ……うわぁぁぁぁぁん!」

     堰を切ったように涙を溢れさせ、叱られた子猫のように、タキオンは小さく縮こまってしまった。零れ落ちた涙が、ポタポタと白衣に落とされる。その姿は普段の不遜な態度からは、ターフを力強く駆ける姿からは考えられないほど弱々しかった。

     (俺は馬鹿だ…)

     どんなに凄い薬を発明しようと、どんなに素晴らしい数式を導き出そうと、彼女はまだ子供なのだ。自分とは比べ物にもならないくらい、不安だったに違いない…。
     いま、彼女のトレーナーとして…いや、大人としてするべき事は、してあげられる事は何か、そんなこと、考えるまでもはいじゃないか。
     もう大丈夫だ。冷や汗は引いた。鼓動も収まった。唾を飲み込み、深く呼吸をして、目の前の少女に身体を寄せる。
     そして……

     この後モルモットくんはタキオンにどんな言葉をかけたか
     300文字以内で答えよ(配点100)

  • 13二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:31:04

    スゥーーーーパァーーーーー!!!!

  • 14二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:34:43

    クソッ!見るんじゃなかった!興奮して眠気が飛びやがった!

  • 15二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:35:51

    リレーssか何か?

  • 16二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:36:39

    強く抱きしめて「大丈夫、大丈夫だ」と慰める

    これが私の灰色の脳細胞が導き出した答えですムッシュ

  • 17二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:38:16

    タキオン、記憶を消す薬を出せ

  • 18二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:39:00

    どう答えろと言うのだ!!

  • 19二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:39:40

    もちろん模範解答も後々いただけるのですよねムッシュ>>12


    そうしてくれないと睡眠不足に陥ってポワロの灰色の脳細胞が死滅してしまいますよ

  • 20二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:43:09

    プライド高い分甘々に蕩かすだけじゃモルモット君名乗れません
    これは難題

  • 21二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:44:14

    このレスは削除されています

  • 22二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:45:54
  • 23二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:47:29

    何も言わない
    ただ、彼女が落ち着くまで優しく抱きしめてあげれば良い

  • 24二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:57:04

    タキオンだったらもっとバレずにやると思います
    よってこれは最初からタキオンの策略

  • 25二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 00:58:38

     些か、無遠慮だろうか。
     いつもの調子で、いや、いつもの調子を装って、部屋の中に入った。
    その足音が彼女には強く響いてしまうのか、靴が地面に触れるたびに彼女の耳と尻尾がびくりと跳ね上がった。

     アグネスタキオンは見た目通りプライドが高く、また裏腹に意外と気配りのできるウマ娘である。ここで抱きしめて慰めたのでは、きっと彼女に本心からの行動ではないと見抜かれてしまうだろう。事実、私も動揺しているのだ。
     それに、彼女の自尊心を傷つけてしまった私も、「ごめんなさい」を言わないといけないだろう。きわめて自然に、かつ率直に。

    「……寒いし、お茶でも飲もうよ」
    少し、触媒を増やしたいところだ。
    返事はなく、顔も伏せたままだった。

  • 26二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 02:21:45

    タキオン、俺もまあ人間なんでそういうことで発散するときもある。
    まあ、他人に見られていい気分なもんじゃないと思うが、みんな多かれ少なかれそういうことで処理してるからそんなに恥ずかしがらなくても良い…って言っても恥ずかしいもんだよな。

    ただこれだけは伝えておこう。俺はお前の味方だし、君も御存知の通り人間もその亜種のウマ娘も動物なので何らかの方法で発散する様にできている。むしろ衝動的に手近な人間で発散しないのはとても理性的じゃないかな?

    さて。落ち着いたら夕飯でも食べに行かないか?

  • 27二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 02:23:49

    見なかったことにするのでちょっとトイレへ失礼する

  • 28二次元好きの匿名さん22/04/20(水) 13:01:58

    保守....

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています