- 1サラ・デイビス25/09/09(火) 22:14:14
- 2サラ・デイビス25/09/09(火) 22:15:21
このオリジナル章でスレを終わりにして次の概念スレにつなぐかやり通すかで悩んでいるスレ主でございます
- 3サラ・デイビス25/09/09(火) 22:17:10
- 4サラ・デイビス25/09/09(火) 22:18:47
- 5サラ・デイビス25/09/09(火) 22:19:48
- 6サラ・デイビス25/09/09(火) 22:23:39
ちなみに更新は明日になります!では〜
- 7サラ・デイビス25/09/09(火) 22:46:14
自保守
- 8二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 22:50:51
たておつ、保守
- 9二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 23:07:02
どんな超兵器が出来るのか楽しみだな!!
ACシリーズのオーバードウェポン?それともエスコンシリーズの超火力や機動性が極めて高い陸海空みたいな兵器群? - 10二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 23:57:50
たておつ
- 11二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 01:23:06
楽しみにしています
- 12二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 01:23:24
保守
- 13二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 08:12:49
たておつ
はやない? - 14二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 13:58:21
建て乙です
- 15二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 19:30:38
たておつ
- 16サラ・デイビス25/09/10(水) 21:47:31
デイビス「で、今何を作ってるの?」
スタスタ
ユリア「デイビス…助けて…」
デイビス「ユリア!?」
ユリア「隊長が休ませてくれないの!」
松永「…(一日3時間しか作業してないのに何を言ってるんだ…?)」
デイビス「そうなの!?」
ユリア「うん!」
松永「おい!誤解させるようなことを言うな!」
デイビス「まあまあ落ち着いて、2人とも…」
蓮及「(ハァ…)松永とユリアは仲がいいんだか悪いんだか…」
デイビス「あはは…」
魔アリス「ではアリスはクエストが残っているので!」
デイビス「うん、またね」
魔アリス「はい!ファストトラベル!」
フッ!(魔アリスが転移する)
蓮及「さて、私たちも作業に取り掛かろっか」
デイビス「うん!でも具体的に何を作るの?」
蓮及「今私たちは新しい対空手段としてこの二つを連携させる装置を作ってるの」
デイビス「…というと?」
蓮及「簡単に言うとウトナピシュティムの本船にこれから取り付ける索敵用の装置が敵を感知すると自動的に狙いを定めて迎撃させるようにするの」
デイビス「そんなことできるの?」
蓮及「そこで必要なのがデイビスの力なの!」
デイビス「え?」
蓮及「これからデイビスにはこのシェマタの内部構造を調べて欲しいの!」
デイビス「え…えぇぇぇぇぇぇぇ!」 - 17サラ・デイビス25/09/10(水) 21:48:31
一方、来礼阿はその頃…>>19
- 18二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 22:05:26
Ksk
- 19二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 22:05:49
- 20サラ・デイビス25/09/10(水) 22:13:21
- 21二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 22:13:41
- 22二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 22:38:50
- 23松永ちゃん大好き!25/09/10(水) 22:41:49
松永ちゃぁぁあん!提案した時と比べてすごい方向に行っててびっくり
- 24サラ・デイビス25/09/10(水) 22:58:18
了解です!ありがとうございます!
- 25二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 22:59:32
ホワイト・グリント
クイックブースト吹かすだけで最大時速1000kmで常時パルスアーマー(自動回復付き)貼って使用回数制限なしのアサルトアーマー標準搭載でAP3万オーバーで火器の威力も高い
触れると死ぬエネルギー(コジマ粒子関連技術)使って汚染撒き散らしながら空を駆ける超兵器
26機のネクスト(ACに出てくる機動兵器の1つ)を中心とした戦力で1か月で全国家解体RTA出来る機動兵器の怪物スペック、代わりにコジマ粒子関連技術で特別な才能を必要とするパイロットすら消耗品で、時間経過でパイロットも死ぬ
自分が知ってる情報提供しときますね
- 26サラ・デイビス25/09/10(水) 23:19:56
(要塞都市エリドゥ)
来礼阿「……」
スタスタ
来礼阿「何か用ですか?」
ネル「あぁ、またお前がそんなめちゃくちゃな顔をしてるからな」
来礼阿「余計なお世話ですよ」
ネル「でも本当にいいのか?」
来礼阿「はい、今更後に引くわけにはいかないんですよ」
ネル「…お前変わったな」
来礼阿「え?」
ネル「…前と比べて子供っぽさがなくなったってことだ」
来礼阿「…こんな状況で逆に子供っぽくいられると思いますか?」
ネル「いや?ただ…」
ブーブー(来礼阿のスマホが鳴る)
ネル「…私はもう行く」
スタスタ
来礼阿「……」
ピッ!(来礼阿が電話に出る)
来礼阿「…そうですか。では始めましょう」
ピッ!(来礼阿が電話を切る)
来礼阿「今度こそ私が守るからね。デイビス」
スタスタ - 27二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 08:27:42
保守
- 28二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 12:07:29
ヤンデレと化した来礼阿ちゃん
- 29二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 20:26:03
保守
- 30サラ・デイビス25/09/11(木) 23:10:51
(数日後、地下施設、格納庫)
デイビス「終わった…」
スタスタ
松永「お疲れさん」
ポン(松永がデイビスの肩に手を置く)
デイビス「ありがとう…」
スタスタ
蓮及「お!終わった?」
デイビス「うん」
蓮及「さすがデイビス!」
ユリア「私も忘れないでもらえる?」
蓮及「うわーユリアすごーい(棒読み)」
ユリア「私だけこの扱いひどくない!?」
デイビス「あはは…」
松永「さて、準備も整ったことだしそろそろ攻めるか」
蓮及「そうだね」
ユリア「ほんとにやるの…?」
松永「もちろん」
デイビス「え?なんのこと?」
蓮及「そういえばデイビスにはまだ話してなかったっけ?」
松永「ユリアが話したんじゃないのか?」
ユリア「え!?伝えるのって私の役目だったの!?」
蓮及&松永「はぁ…」
ユリア「2人ともそんな目で見ないでよ!」
デイビス「…で、攻めるって言ってたけどどこに攻めるの?」
松永「そうだな、これからお前のことを狙っている組織を潰しに行く」
デイビス「私を狙ってる…組織…?」
蓮及「大丈夫だよ〜!今回は邪魔が入らなければうまく行くはずだから!」
ユリア「そうだよ!」
デイビス「う、うん…(不安しかない…)」 - 31サラ・デイビス25/09/11(木) 23:24:39
トキ「…そうですか」
スタスタ
来礼阿「どうしたの?」
トキ「”彼女ら“に動きがあったそうです」
来礼阿「…そう」
トキ「動きますか?」
来礼阿「もちろん」
トキ「分かりました」
来礼阿「準備しといて」
トキ「はい」
スタスタ
来礼阿「(デイビス…なんでこんな危ないことばっかりするの?)」
ザザザ…!(来礼阿のヘイローの色が一瞬反転する)
来礼阿「…さて、私も準備しないと(デイビスの敵は私の敵…きっとそう)」
ザザザ…!
フラッ…(来礼阿がふらつく)
来礼阿「っ!!(また…!)」
来礼阿「そろそろ休んだ方がいいかな…?」
スタスタ - 32二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 08:04:56
保守
- 33二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 16:52:30
ヤバそう
まだ大丈夫か? - 34二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 20:35:29
どうなるやら
- 35サラ・デイビス25/09/12(金) 21:46:55
(D.U地区、下水道)
カツンカツン!
デイビス「ふぅ…(まさか入り口が下水道にあるなんて…)」
ピチャピチャ!
松永「緊張してきたか?」
デイビス「うん…」
松永「そんなに怯えるな、きっとうまく行く」
デイビス「…そうだね」
ザザザ…
ピッ!
松永「こちら松永、現在地は?」
ザザザ…
ユリア「こちらユリア!配置につきましたよ」
松永「蓮及は?」
蓮及「こっちも着いた」
松永「よし。デイビス準備はいいか?」
デイビス「うん」
松永「了解。作戦開始!」 - 36サラ・デイビス25/09/12(金) 21:48:24
(CIA本部、長官室)
ダッダッダッ!
CIAモブ「長官!緊急事態です!」
???「…騒がしいね」
CIAモブ「はい!施設内に侵入者です!」
???「数は?」
CIAモブ「現在確認できているのは4人のみです!」
???「…やっと来たんだ」
CIAモブ「え?」
???「この時をずっと待ってた!」
CIAモブ「長官…?」
???「こっちの話だよ〜」
CIAモブ「対応はどうしますか?」
スッ(長官と呼ばれる人物が椅子から立つ)
???「アリウスだっけ?とりあえずその子達を出して」
CIAモブ「はっ!」
ダッダッダッ!
???「さて…どう来るのかな?サラ」 - 37二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 06:51:37
知り合い?
嫌な予感 - 38二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 14:15:37
保守
- 39二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 21:22:53
保守
- 40サラ・デイビス25/09/13(土) 22:44:16
ドカァーン!
カツンカツン!
松永「目指すは長官室だ!」
デイビス「分かった!」
ダッダッダッ!
松永「(やけに人がいないな…怪しい)」
アリウス生2「(ヒソヒソ)ねえまだ?」
アリウス生1「(ヒソヒソ)もう少し待ってろ」
ダッダッダッ!
アリウス生1「今だ!撃てー!」
デイビス「松永!」
松永「(やっぱりな!)」
ダダダダダダ!
松永「っ!」
ダッ!(松永が壁の後ろに隠れる) - 41サラ・デイビス25/09/13(土) 22:45:22
デイビス「大丈夫!?」
松永「…掠り傷だ」
デイビス「…分かった」
ダダダダダダ!
カキィンカキィン!
松永「にしてもなんなんだあいつら?見たことがないな…」
デイビス「あの格好…(忘れはしない!)」
ダダダダダダ!
スッ(松永が手榴弾を取り出す)
松永「準備はいいか?デイビス」
デイビス「手榴弾?分かった」
松永「いくぞ…!」
チャッ!(松永が手榴弾のピンを抜く)
アリウス生1「全員一斉射撃を続けろ!敵もいつまでもあそこに…」
コロコロ…
アリウス生1「これは…!」
バァン!
松永「デイビス!」
デイビス「分かってる!」
ダダダダダダダダダダダダ!
アリウス生3「グハッ!?」
アリウス生4「ぐっ…!」
ドサッドサッ…
松永「よくやった!進むぞ!」
デイビス「う、うん!」
カツンカツン!
ダッダッダッ! - 42サラ・デイビス25/09/13(土) 22:46:24
CIAモブ「長官!」
???「どうしたの?」
CIAモブ「侵入者対処のために送り込んだアリウス部隊が全滅したとのことです!」
???「早いね〜まあ私の影響力じゃあれぐらいが限界かーもう少し地位があればなぁー」
CIAモブ「あと残っている防御はオートタレットと新人部隊が複数、リッパー隊だけです!」
???「…時期が悪かったね」
CIAモブ「はい…戦力の大部分は例の異変で調査に出ているので…」
???「とりあえず防衛はお願いね」
CIAモブ「長官は逃げてください!」
スタスタ
???「私は行かないよ」
CIAモブ「…え?」
???「部下を残して私だけ逃げると思う?」
CIAモブ「でも…!」
???「大丈夫。それに…」
CIAモブ「それに…?」
???「サラにもう隠し通すのはもうやめたいんだ」
CIAモブ「サラって誰ですか…?」 - 43二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 08:39:45
保守
- 44二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 17:52:09
草
そら知らんよな - 45二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 20:32:59
お姉ちゃん…?
- 46二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 00:46:47
逃げ隠れしてたってわけではないのか…?
- 47サラ・デイビス25/09/15(月) 06:39:27
報告
昨日はちょっとした用事があったので更新ができませんでしたが今日のいつになるかはわかりませんが更新はするのでお楽しみに〜 - 48二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 14:03:13
保守
- 49サラ・デイビス25/09/15(月) 18:03:39
カツンカツン!
ダッダッダッ!
松永「あと少しだ!」
デイビス「おかしい…(敵が一切出てこない…)」
松永「ここを通れば!」
ウィーン…!
デイビス「(この音は…!?)」
松永「なんの音だ…?」
デイビス「避けて!!」
ダダダダダダダ!
松永「っ!?」
ドサッ… - 50サラ・デイビス25/09/15(月) 18:04:47
デイビス「松永!!」
カツンカツン!
松永「うぅ…」
デイビス「大丈夫!?」
松永「で、デイビス?今のは…?」
デイビス「(あの銃声…聞き覚えがある…でもあれは…!)」
スタスタ
デイビス「誰!?」
そこには黒いトレンチコートと黒いトップハットを身につけた1人の人物がいた。
???「どうも」
デイビス「…え?」
松永「お前は!!」
???「お、久しぶりだね」
松永「殺してやる!!」
グッ(松永が起きあがろうとする)
松永「っ!」
ドサッ…
???「無理しない方がいいよ?少しとは言え私のライフルの弾を喰らったんだから」
デイビス「…なんで?どうして…?」
???「やっほー!サラ!」
デイビス「どうして…?姉さん!!」 - 51二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 23:04:16
追いついたー。
姉様うせやろ、、、 - 52サラ・デイビス25/09/15(月) 23:27:48
ニア「これでようやく全て隠さずに済むよ、サラ。いや、私の可愛い妹ちゃん」
- 53二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 08:36:52
重いぞ
- 54二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 16:35:26
これはヤンデレぱーてん?
- 55サラ・デイビス25/09/16(火) 21:12:28
松永「…は?(こいつは確かあの時見たデイビスの姉…でも私の、あの人の仇でもある…)」
ニア「でもやっと隠さないで済むよ!ほんっとに今まで隠すの苦労したんだからね?」
デイビス「…は?…え?(姉さんが長官…?姉さんが敵…?嘘だ…嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ)」
松永「っ!」
ボタボタ…(松永の腹部からちが流れる)
松永「血が…!(バカな!?あんなたかがライフル一つがここまでの傷を…!?)」
ニア「それはそうだよ、まさか対キヴォトス人用の弾を使わないと思うの?」
松永「そんなものは…そんなものは存在しないはずだ!」
ニア「しばらく前まではね」
松永「は?」
ニア「この弾はね、私が作り出したの。サラの特殊弾を元にね」
デイビス「…え?」
ニア「この弾はねサラが使ってた弾が開く仕組みを使って殺傷能力を得てるの」 - 56サラ・デイビス25/09/16(火) 21:13:32
デイビス「でもその弾は…!」
ニア「覚えてる?アビドスの時私は何に乗ってきた?」
デイビス「あっ…」
ニア「そう!来礼阿ちゃんのアビ・エシェフ!」
松永「はぁはぁ…!」
ニア「ここまでうまくいくと思わなかったけどね」
松永「ゴフッ!!」
ビチャァ!
デイビス「松永!」
カツンカツン!
ニア「無駄だよ、サラ」
デイビス「なんで…?」
ニア「今頃一発目が開けた穴から二発目、三発目がその子の内臓を破壊してるよ」
デイビス「なんでこんなことをしてるの…?」
ニア「それはもちろん!サラを守るためだよ!」
デイビス「…は?」
ニア「サラはいつの間にかわけのわからない連中と絡み始めたからだよ」
デイビス「それだけで…?」
ニア「うん。逆にそれ以上の理由がいるの?」 - 57サラ・デイビス25/09/16(火) 21:14:47
デイビス「…姉さん」
カツン!
ニア「どうしたの?お姉ちゃんに言ってみ?」
カツンカツン!
デイビス「…姉さん…この世にはやっていいことと悪いことがあるよ」
ニア「そうだね」
スッ
バチィン!(デイビスがニアの頬を引っ叩く)
ニア「……(ニコッ)」
デイビス「なんで笑ってるの?何がおかしいの?」
ニア「サラはあますぎるってことに笑ってるの」
デイビス「…は?」
チャキッ…
ニア「だから騙されたかどうかわからないんだよ」
デイビス「…!」
ダダダダダダダ! - 58サラ・デイビス25/09/16(火) 21:15:55
デイビス「っ!」
カツン!
ボタボタ…
デイビス「(やられたのは腕だけ…でも…痛い!)」
ニア「サラは甘いし、決意がまるでない」
デイビス「姉さんはそこまでして何を手に入れたいの?」
ニア「妹の安全だよ」
デイビス「それが私を殺すことでも?」
ニア「私を誰だと思ってるの?サラなんかに手加減できないとでも思ってるの?」
デイビス「っ!」
ボタボタ…
ニア「今だって私が腕に狙いを逸らしてなかったら今頃そこにいる子と同じ末路を辿ってるよ?」
デイビス「松永!!」
松永「……」
そこには血溜まりの中に横たわった松永の姿があった。その目は今にも光を失いそうだった。
デイビス「松永!?ねえ!返事してよ!」
松永「……ない…」
デイビス「松永!」
松永「…すま…な…い…」
ガクッ…
デイビス「嘘…そんな早く…」
ニア「何発も打ち込んだからね。あと何分持つかな?」
ギロッ!
デイビス「ニア!」
ニア「…それでいい」
デイビス「もうお前を姉さんなんて思わない!姉さんは決してこんなことしない!お前は…姉さんなんかじゃない!(ポロポロ…)」
ニア「(ボソッ…)これでいいんだよね?」
デイビス「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
カツンカツンカツン! - 59二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 21:19:44
ニア…嘘だろ?そんな、
- 60サラ・デイビス25/09/16(火) 21:38:51
戦闘ダイス
サラ・デイビス…dice1d100=88 (88)
ニア・デイビス…dice1d100=2 (2)
- 61二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 21:58:59
おい……おい!ハッピーエンドにせんかおい!!
- 62サラ・デイビス25/09/16(火) 23:00:53
(とある飛行機格納庫)
松永「う、うぅん…」
???「起きてください。機長」
松永「…誰だ?」
???「私ですよ。小杉ですよ」
松永「小杉…?小杉!?」
バッ!(松永が勢い良く起きる)
小杉「お久しぶりですね、機長」
松永「なんでお前が?お前は死んだんじゃ…?」
小杉「えぇ、私は死にましたよ」
松永「…お前が私の目の前にいるってことは、そういうことか」
小杉「いえ、ちょっと違いますね」
松永「どういう意味だ?」
小杉「ここはあなたの、松永さんの一番記憶に残っている場所です」
松永「つまり…?」
小杉「あなたは今、生と死の間にいるんですよ」
松永「生と死の間…」 - 63サラ・デイビス25/09/16(火) 23:03:20
小杉「でもやっぱり機長は飛行機が好きなんですね」
松永「もちろん」
ヒラヒラ…(2人の周りに桜の花びらが落ちてくる)
松永「桜…?」
小杉「綺麗ですね…私も良く親友や恋人と一緒に見に行きましたよ」
松永「小杉…」 - 64サラ・デイビス25/09/16(火) 23:04:36
小杉「覚えていますか?機長が良く桜を見るたびに私に言っていたことを」
松永「…散りゆく桜は決して戻るはない」
小杉「そう」
松永「何が言いたい…」
小杉「私はもう散ってしまった桜の花びらですが」
スッ(小杉が桜の花びらを捕まえる)
小杉「機長はまだ散ってはいないんですよ」
松永「…」
小杉「もう私が何を言いたいか分かりますね?」
松永「あぁ」
小杉「…私はあなたのこれから進む道は選べません。なので自分で選んでください、機長」
松永「…すまないな」
小杉「私の分まで生きてくださいね。約束ですよ?」
松永「あぁ、約束する」
サァァァァァ!(桜の花びらが松永の周りを舞う)
小杉「そろそろ時間ですね」
松永「小杉!」
小杉「はい」
松永「ありがとう」
小杉「いえいえ」 - 65サラ・デイビス25/09/16(火) 23:05:54
サァァァァァ!
松永「お前は…本当にいいやつだったよ…」
小杉「(ニコッ)また桜の木の下で会いましょう」
クルッ
スタスタ
松永「(お前は…忘れないよ)」
ヒラヒラ…(とある写真が落ちてくる)
パシッ!(松永が写真を取る)
松永「この写真は…」
そこには笑う小杉と松永の写真があった。
松永「ふふふ…懐かしいなぁ」
ピカッ!(松永が光に包まれる) - 66サラ・デイビス25/09/16(火) 23:07:07
小杉「…また平和な春があなたに訪れますように、機長」
- 67二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 08:01:48
保守
- 68二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 16:26:07
つらい…
- 69サラ・デイビス25/09/17(水) 20:50:08
ダダダダダダダダダダ!
デイビス「あぁぁぁぁぁぁぁ!!殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!!!」
ニア「っ!(前とは比べものにならないほど強くなってる…)」
デイビス「お前だけはぁぁぁぁぁ!!」
ダダダダダダダダダダ!
ニア「…成長したね(それに比べて私は…)」
カツンカツンカツン!
デイビス「(ここであれを使う!)」
ニア「接近戦!?(その足で!?)」
デイビス「…(姉さん)」
(おはよ〜!今日もい朝だね!)
カツンカツンカツン!
(偉大なるお姉様と呼びなさい〜!)
カツンカツンカツン!
(ほらまたそうやって無理する!)
デイビス「いつも…」
(サラはお姉ちゃんがいないと本当ダメなんだから〜!)
デイビス「いつも姉さんは…」
(じゃ、行って来るね!)
デイビス「優しくて…」
(行って来ます!)
デイビス「いつも私の憧れだったよ…」
(サラ、ありがとう!(ニコッ)) - 70サラ・デイビス25/09/17(水) 20:51:31
ニア「何を…!?」
ガチャン!(デイビスの義足の一部が外れる)
ニア「それは…!?」
デイビス「(力を借りるよ…アリス)」
そこには上半分だけ再現された光の剣があった。
デイビス「光よ!!」
ニア「ふふふ…(避けきれない…まさかサラに負けるなんてね)」
ドカァァァン!! - 71二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 21:03:08
二階堂かな?
- 72松永ちゃん大好き!25/09/17(水) 21:45:31
九七式飛空挺機長、この概念が採用されて感無量だ。ありがとう、松永
- 73サラ・デイビス25/09/17(水) 23:42:44
デイビス「はぁはぁ…!」
ニア「…(もう全身が動かない…ほんとにここで終わりかぁ…)」
カツンカツン!
デイビス「…姉さん」
ニア「…なに?…サラ」
ウィーン!(デイビスが光の剣をチャージする)
デイビス「……」
ニア「躊躇…してるの?」
デイビス「(ポロポロ)だって…私の憧れで…私のことを一番思ってくれた…姉さんにとどめなんて…」
ニア「サラ」
デイビス「(ポロポロ)な…に?」
ニア「早く…やって」
デイビス「(ポロポロ)……」
スッ(デイビスが光の剣をニアに向ける)
ニア「そう…それで…それでいいよ」
デイビス「(グスッ)…ごめんなさい」
ニア「私こそ…ね?」
デイビス「……」
ウィーン!
デイビス「…じゃあね…お姉ちゃん」
ニア「うん…またね」
ドカァァァン! - 74サラ・デイビス25/09/17(水) 23:48:47
松永「ふぅ…」
カキィィン!(松永が0距離で光の剣の光線を跳ね返す)
2人「…え?」
松永「お別れにはまだ少し早いんじゃないか?2人とも」
デイビス「松永…?ほんとに松永なの…?」
松永「あぁ、そうだ」
そこには背中から羽のように桜の木の枝を生やした松永が立っていた。
バッ!(デイビスが松永に抱きつく)
松永「うわぁ!?」
デイビス「よがっだよぉぉぉぉ!」
ニア「信じられない…」
松永「…そこまで泣くか?」
デイビス「だっで!だっで!」
松永「…まあとりあえずとんだ姉妹喧嘩を止められてよかったよ」 - 75サラ・デイビス25/09/17(水) 23:50:35
や、やっぱりハッピーエンドにしないとね!(最初は鬱展開書こうと思ってたなんて言えないな…)
- 76二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 08:06:25
ハッピー万歳
- 77二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 17:14:40
保守
- 78二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 17:19:29
一瞬ヤバかったけど何とかなりそう!?(良かったー(*^▽^*))
- 79二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 19:43:58
ハッピーに越したことはないッ!
- 80二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 00:23:10
保守
- 81二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 09:27:04
このレスは削除されています
- 82サラ・デイビス25/09/19(金) 12:34:02
(一方その頃…)
ダダダダダダダ!
蓮及「ユリア!早く前に出て!狙撃できない!」
ユリア「無茶言わないでよ!」
ダダダダダダダ!
リッパー2「こいつら本当にあのS.O.Tか…?」
リッパー3「そんなの私が知ってるわけないだろ」
ダダダダダダダダ!
リッパー1「おい、リッパー2、3気を抜くな!」
リッパー4「隊長はお堅いですな」
リッパー1「お前も集中しろ!」
蓮及「(交戦中に喧嘩!?なめられたものね…)」 - 83サラ・デイビス25/09/19(金) 12:35:21
スタスタスタ
ユリア「こいつら!」
来礼阿「ねえあなた」
ユリア「…誰!?(私の背後をこんなあっさりと!?)」
来礼阿「デイビスってどこにいるか分かる?」
ユリア「で、デイビスならあっちに…」
来礼阿「…ありがとう」
スタスタ
ユリア「あっ!ちょっと!そこは…!」
リッパー2「敵が来たぞ」
リッパー3「堂々と来たか、どうやらよほど撃たれたいようだな!」
リッパー1「(こいつ…ただ者じゃない…)」
ダダダダダダダ!
スッ…(来礼阿が消える)
リッパー2「…は!?消え…!」
来礼阿「…邪魔、退いて」
リッパー2「え?」
ドガッ!
リッパー2「グハッ!?」
ドサッ
リッパー3「こいつ!」
ダダダダダダダ!
ギロッ!
来礼阿「あんた達に構ってる暇なんてないの!」
チャッ!
ダダダダダダダ!
リッパー3「ぐっ…!」
ドサッ…
蓮及「すごい…」
来礼阿「それじゃ、先を急いでるから」 - 84サラ・デイビス25/09/19(金) 15:36:11
ホスト規制により遅くなりました…すみません!
- 85二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 21:58:07
保守
- 86二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 00:16:15
保守
- 87二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 09:53:55
やり手だ
- 88二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 09:53:59
保守
- 89二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 17:49:31
来礼阿ガンバ!
- 90サラ・デイビス25/09/20(土) 19:38:33
デイビス「(グスッ)松永…その羽みたいな木は…?」
松永「その話をするのは後でだな」
デイビス「え?」
ダッダッダッ!
来礼阿「デイビス!!」
デイビス「来礼…阿…?」
バッ!(来礼阿がデイビスに抱きつく)
来礼阿「よかった…本当に…よかった…!」
デイビス「…どうやってここが分かったの…?」
来礼阿「リオ会長が…教えてくれたの」
デイビス「リオ会長が…?(会長が来礼阿に教えた…?)」
松永「…私は蓮及達の援護に行って来る」
ダッ!
デイビス「ちょっと!松永!」
ダッダッダッ!
デイビス「行っちゃった…」
来礼阿「(あの子…誰?)」
ギュッ!(来礼阿がさらに強くデイビスを抱きしめる)
デイビス「く、来礼阿?」
来礼阿「…どうしたの?」
デイビス「なんでそんなにボロボロなの…?」
来礼阿「それはね。ここに来る最中に結構な量の戦闘をしたからだよ」
デイビス「え?」
来礼阿「私は正面からここにトキと一緒に突っ込んで来たの」
デイビス「しょ、正面から!?(あの厳重な警備がされてた正面から!?)」
来礼阿「うん、そのせいでトキも結構な怪我をしちゃったし、乗ってきた兵器も破壊されちゃったけどね」
デイビス「トキ…?」 - 91サラ・デイビス25/09/20(土) 19:39:33
来礼阿「そっかデイビスは会ったことないんだっけ」
デイビス「う、うん(来礼阿なんでこんなに冷静なの…?来礼阿ってこんな人だったっけ?)」
来礼阿「…とりあえずここから出よっか」
デイビス「それなら姉さんも…え?(いない!確かにここにいたはずなのに!)」
来礼阿「どうしたの?」
デイビス「…いや、なんでもない…」
来礼阿「そう?じゃあ行こ」
デイビス「う、うん…(姉さん…いつの間に?どうやって?)」 - 92二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 20:28:39
どうなる…
- 93二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 23:51:54
保守
- 94二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 08:57:19
このレスは削除されています
- 95二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 16:59:27
保守
- 96サラ・デイビス25/09/21(日) 18:48:53
来礼阿「ほら、早く出るよ!」
デイビス「う、うん…」
ダッダッダッ!
カツンカツン!
ーーーーーーーーーー
(DU地区、とある路地裏)
スタスタ
ニア「はぁはぁ…」
ドサッ…(ニアが倒れるように座り込む)
ニア「もう限界…(やっぱり強くなったね…サラ)」
スッ(ニアが空を見上げる)
ニア「もう夜かぁ…」
そこにはDUの明るさをものともせず、綺麗に光る満天の星空があった
ニア「綺麗…!(あのとき見た星空にそっくりだなぁ…)」
ニア「…サラ、ごめんね」
スタスタ
???「ここに居たか」
ニア「…だったら?」
???「いや?ただ意外だっただけだ」
ニア「そう言えば…」
スッ(ニアが上着を脱ぐ)
ニア「上着と帽子ありがとうね」
???「…随分と穴が空いてるな…」
ニア「それは私が今度縫ってあげるから」
???「それぐらい私にもできるから気にするな」
ニア「…ありがとう。エリー」
エリー「気にするな」 - 97サラ・デイビス25/09/21(日) 18:50:08
ーーーーーーーーーーーーー
(同時刻、DU地区)
デイビス「…来礼阿?」
来礼阿「何?」
デイビス「ごめんね。たくさん迷惑かけちゃって」
来礼阿「……」
スタスタ
カツンカツン!
デイビス「…すぐには許してもらおうなんて…」
来礼阿「……いいよ」
デイビス「…え?」
来礼阿「ただ、生きてたならデイビスから直接聞きたかったなぁ…」
デイビス「…ごめん」
来礼阿「…もう次はいなくなったりしないでよ?」
デイビス「うん」
スタスタ
カツンカツン!
スッ(来礼阿が立ち止まる)
カツン!(デイビスが立ち止まる)
来礼阿「ひとまず…」
クルッ(来礼阿がデイビスに向かい合う)
来礼阿「お帰りなさい、サラ」
デイビス「うん、ただいま。サラ」 - 98サラ・デイビス25/09/21(日) 18:51:11
(数日後、ミレニアム、来礼阿とデイビスの部屋)
デイビス「来礼阿!早く起きて!」
バサッ!(デイビスが来礼阿のベッドにあるタオルケットを勢いよく取る)
デイビス「あれ?」
来礼阿「引っかかったー!」
バッ!(来礼阿がデイビスに後から抱きつく)
デイビス「うわぁ!?」
来礼阿「デイビス大好き!」
デイビス「ちょ、ちょっと!///」
来礼阿「あっ!照れてる〜」
デイビス「うるさい!」
来礼阿「あはは!デイビスが怒ったー!」
ダッ!
デイビス「コラ!待ちなさい!」
カツンカツン! - 99サラ・デイビス25/09/21(日) 18:52:11
(ミレニアムキャンパス内)
スタスタ
カツンカツン!
デイビス「はぁ…」
来礼阿「(ニヤニヤ)どうしたの?」
デイビス「誰のせいで朝からこんなに疲れてると思ってるの…」
来礼阿「さあ?誰だろう?」
デイビス「はぁ…」
モモイ「あっ!デイビスと来礼阿だ〜!」
ミドリ「おはよう」
ユズ「おはよう…」
アリス「おはようございます!」
来礼阿「ゲーム開発部のみんなだー!」
ダッ!
デイビス「おはよう」
ミドリ「デイビス…足は大丈夫なの?」
デイビス「え?うん…まあ大丈夫だよ」
ユズ「無理しないでね…」
デイビス「ありがとう(やっぱり前みたいには行かないよね…)」
来礼阿「大丈夫だよデイビス!そんなデイビスでも私は大好きだから!」
デイビス「あ、ありがとう///」
モモイ「ねえミドリ」
ミドリ「どうしたの?お姉ちゃん」
モモイ「熱々だね。あの2人」
ミドリ「そうだね」
デイビス「う、うるさい!///」 - 100サラ・デイビス25/09/21(日) 18:53:14
(ミレニアム、大型倉庫)
デイビス「さて、始めますか!(全部整理されちゃったから元に戻さないと)」
スタスタ
ウタハ「大丈夫かい?デイビス」
デイビス「ウタハ先輩!なんで私がここにいるって分かったんですか?」
ウタハ「なに、後輩の考えることぐらい簡単に分かるさ」
デイビス「な、なるほど…?」
スッ(ウタハがデイビスに近づく)
ウタハ「私も手伝うよ」
デイビス「いいんですか!?」
ウタハ「もちろん」
ヒビキ「それなら私も手伝うよ」
コトリ「私もです!」
デイビス「みんなありがとう!(やっぱりここは変わらないなぁ)」 - 101サラ・デイビス25/09/21(日) 18:54:18
(ミレニアム、ミレニアムタワー屋上)
来礼阿「ふぅ…」
スタスタ
ネル「随分と疲れてそうだな」
来礼阿「そうですか?これでもしっかりお肌のケアはしてるのに…」
ネル「そういうことじゃねぇよ!」
来礼阿「ふふふ…こんにちはネル先輩」
ネル「はぁ…」
来礼阿「私にどんな用ですか?」
ネル「なに、様子を見にきただけだよ」
来礼阿「ふぅーん」
ネル「…私は、やっぱりそっちのお前の方が好きだよ」
来礼阿「そうですか?」
ネル「あぁ」
来礼阿「それならこれからもどうぞよろしくお願いしますね?ネルせーんぱい」
ネル「……」
スタスタ
来礼阿「あっ!ひどい!」
ネル「(ニコッ)ふっ…」 - 102サラ・デイビス25/09/21(日) 18:55:19
(地下施設、医療セクター)
ユリア「だーかーら!早く麻酔をちょうだい!」
蓮及「いーやーだー!あんたに渡すとろくなことにならないんだから!」
松永「はぁ…お前ら一回落ち着けって…」
ユリア「みて蓮及!背中に変な木をつけた奴が喋ってるよ!」
蓮及「ほんとだ!どっちの側にも立たない木を生やしたチキンが喋ってる!」
松永「…お前ら…いい加減にしろ!」
チャッ!(松永が銃を取り出す)
ダダダダダダ!
ユリア&蓮及「うわぁ!?」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 - 103サラ・デイビス25/09/21(日) 18:56:22
(その日の夜、ミレニアム、ミレニアムタワー屋上)
カツンカツン!
デイビス「やっぱりここにいた!」
来礼阿「お!来たね」
デイビス「どこに行ったかと思えば…」
来礼阿「そんなことよりも早く!」
ガシッ!(来礼阿がデイビスの服を掴む)
デイビス「え?」
ズルズル…(来礼阿がデイビスを引きずる)
デイビス「ちょ、ちょっと!」
来礼阿「早く早く!」
デイビス「い、一回離してよ!(…なんだか懐かしいなぁ)」
来礼阿「さあ、ここに座って!」
デイビス「え?」
パッ(来礼阿がデイビスの服から手を離す)
来礼阿「ここに座って〜!」
デイビス「わ、分かったから」
スッ(デイビスが来礼阿の隣に座る)
来礼阿「そろそろ始まるはず…」
デイビス「何が?」
ヒュゥゥゥゥ!(花火が打ち上がる)
ドン!
デイビス「うわぁ!綺麗!」
来礼阿「でしょ?」
デイビス「もしかして…いなくなったのって私にこれを見せるため?」
来礼阿「あたり!」 - 104サラ・デイビス25/09/21(日) 18:57:26
デイビス「来礼阿…ありがとう!」
来礼阿「どういたしまして!」
ヒュゥゥゥゥ!
ドン!
来礼阿「ねえ、デイビス?」
デイビス「どうしたの?」
来礼阿「これからはしっかり私のそばにいてくれる?」
デイビス「もちろん!」
来礼阿「それなら…」
ギュッ…(来礼阿がデイビスに抱きつく)
デイビス「大丈夫、私はもうどこにも行かないよ」
ギュッ…(デイビスが来礼阿を抱き返す)
来礼阿「…嘘つき」
デイビス「今度はほんとだって」
来礼阿「…だといいけど」
デイビス「大好きだよ。来礼阿」
来礼阿「私こそ大好きだよ。デイビス」
ヒュゥゥゥゥ!
ドン!
こうして2人はまた一緒になった。これから2人がまた離れ離れになることはないだろう。これから始める終焉を前に、今はただ手に入れただけの喜びを噛み締めて、生きる。そう、生きるのだ。
K.S.O.D.T編 完 - 105サラ・デイビス25/09/21(日) 19:05:54
追記
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。この続きはもちろん書きますが、私は最近いろんなことがあり、それが片付くまで数日書くのは休ませてもらいます。ごめんなさい。では、また数日後にまた会いましょう。
皆様の支えてもらっているスレ主より - 106二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 20:58:01
次回、最終章?サラたちは生き残れるか?
- 107二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 00:12:26
続きに期待
- 108二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 09:33:03
待つで
- 109二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 17:36:23
保守
- 110二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 00:03:23
保守
- 111二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 09:20:13
このレスは削除されています
- 112サラ・デイビス25/09/23(火) 15:38:27
報告
スレ主です。意外と早く決着がつきそうなので早くて明日、遅くても明後日には復帰できると思います。ですが、3週間後に中間試験が控えてるのでその時にはまた1週間ほど休ませてもらうと思います。
ではみなさん、良い1日を - 113二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 23:55:07
保守
- 114二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 08:19:06
ごゆっくり
- 115二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 17:20:08
保守
- 116二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 00:07:01
保守
- 117二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 06:50:03
保守
- 118二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:08:15
保守
- 119サラ・デイビス25/09/25(木) 17:51:07
(数週間後、トリニティ寮ニアの部屋)
ニア「はぁ…(にしてもこれどうしよう…)」
ニアは自分の部屋で自分のPCに向き合いながらあるものに頭を悩ませていた。
コンコンコン
ニア「どうぞー!」
ガチャッ
エリー「失礼するぞ」
ニア「来たね」
エリー「あぁ、“友達”の頼み事だ。断るわけないだろ」
ニア「ふふふ」
エリー「どうした?何か変なことを言ったか?」
ニア「いや?ただ変わったなって」
エリー「そうか」
ニア「で、本題に入るけど」
カタカタ(ニアがPCを操作する)
ニア「これ見て」
スッ(エリーがニアのPCの画面を覗く)
エリー「これは?」
ニア「これは私の部下が集めた最近のキヴォトスのデータ」
エリー「この部分は?」
ニア「分からない…ただ一つ言えることは…」
エリー「これからキヴォトスで何かが起こるな」
ニア「うん。それもかなりのことが」 - 120サラ・デイビス25/09/25(木) 17:52:10
(同時刻、ミレニアム大型倉庫)
デイビス「ふぅ…」
来礼阿「お疲れさま〜!」
デイビス「来てたんだ」
来礼阿「もちろん!で、何してるの?」
デイビス「今?今は義足の整備だよ」
来礼阿「なるほどー」
キョロキョロ(来礼阿が当たりを見渡す)
デイビス「どうしたの?」
来礼阿「いや…ただあの飛行機がなくなったからここも随分と寂しくなったなって」
デイビス「仕方ないよ、いくらB-17でもあの衝撃だと原型を保つのは無理だよ」
来礼阿「そうなんだけど…ね?」
デイビス「でもそうだね、次はここに何を置こうかな?」
来礼阿「私に新しいアビ・エシェフでも作ってよ!」
デイビス「無茶言わないでよ、あの機体の技術はリオ会長しか知らないの、私じゃ検討もつかない」
来礼阿「えーつまんないの」
デイビス「何か変わりは作るから」
来礼阿「ほんと!?やったー!」 - 121サラ・デイビス25/09/25(木) 17:53:24
みなさんお待たせしました!今日から復活です!
たくさんの保守ありがとうございます! - 122二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 19:50:01
とんでもねぇ、待ってたんだ
- 123二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 20:01:12
お待ちしておりました...
- 124二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 20:30:04
遅かったじゃないか……お帰り!!
- 125サラ・デイビス25/09/25(木) 20:35:57
- 126サラ・デイビス25/09/25(木) 20:41:01
もともとはこっちがあまり人気が出なかった時用のバックアップだったのですが、せっかくなので登場させました。なおこのスレに登場したキャラは「書きたいのに思いつかない!」などと言った時に使ってもらっても大丈夫です!また、外伝なども作ってもらえると嬉しいです!
以上スレ主からでした〜 - 127二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 00:10:46
保守
- 128二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 08:43:01
あ、なんか見た事あると思った
あなただったのか - 129二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 18:23:10
保守
- 130二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 18:23:33
保守
- 131サラ・デイビス25/09/26(金) 21:57:20
デイビス達を訪れたのは…dice1d3=1 (1)
1 ゲーム開発部
2 ネル
3 先生
- 132サラ・デイビス25/09/26(金) 22:21:01
デイビス「後はここをこうして…」
カチャカチャ!
ゴンゴンゴン!(倉庫の扉が叩かれる)
デイビス「ごめん来礼阿代わりに出てくれない?」
来礼阿「いいよ〜」
ダッ!
来礼阿「はーい!」
ガシャン!
モモイ「やっほー!遊びにきたよ!」
アリス「アリスもいます!」
来礼阿「モモイじゃん!どうぞ入って入って!」
モモイ「なら遠慮なく〜!」
スタスタ
ミドリ「お姉ちゃん…」
アリス「アリスも入ります!」
ダッ!
ユズ「アリスちゃんまで…」
来礼阿「ほら2人も入って〜」
ユズ「じ、じゃあ私も…」
ミドリ「お邪魔します」
スタスタ
デイビス「ふぅ…できた!」
モモイ「何ができたの?」
デイビス「も、モモイ!?」
モモイ「?」 - 133サラ・デイビス25/09/26(金) 22:22:19
デイビス「どうしてモモイがここに?」
来礼阿「私が入れた」
デイビス「ってことは扉を叩いてたのって…」
来礼阿「そ、モモイ達だよ」
モモイ「遊びに来たよ!」
デイビス「それは嬉しいんだけど…モモイって今ユウカ先輩に追いかけ回されてるんだったよね…?」
来礼阿「うん」
ガシャン!(扉が勢いよく開けられる)
ユウカ「もーもーいー!」
モモイ「な、なんでユウカがここに!?」
チラッ…(デイビスが来礼阿を見る)
来礼阿「(ニコォ!)」
そこにはスマホを持って笑う来礼阿がいた。
デイビス「はぁ…」
来礼阿「なにそのため息!?」
ユウカ「ほら!帰るわよ!モモイ!」
モモイ「どこか逃げれるところは…!?」
カツンカツン!
来礼阿「どうしたの?デイビス」
デイビス「何でモモイのことをユウカ先輩に言ったの?」
来礼阿「ネル先輩とのちょっとした約束だよ〜」
デイビス「ネル先輩との?」
来礼阿「うん」 - 134二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 00:16:49
モモイ、今度は何をしたんだよ……だいぶ甘いユウカが怒るって相当だろ?
- 135二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 08:38:40
ゲーム部漫画みたいなことやらかしたかな
- 136二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 09:39:28
保守
- 137サラ・デイビス25/09/27(土) 15:22:42
モモイがやったこと>>138
- 138二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 17:28:49
- 139二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 20:35:18
- 140二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 21:14:34
現実なんですよねー
- 141サラ・デイビス25/09/27(土) 22:18:22
デイビス「ところで…」
来礼阿「ん?」
デイビス「何でモモイは追いかけられてるの?」
来礼阿「分からない」
デイビス「そうなんだ…」
ガシッ!
ユウカ「やっと捕まえた!」
モモイ「ど、どうかご慈悲をー!」
ジタバタ
ユウカ「だめに決まってるでしょ!」
モモイ「なんでぇ!」
カツンカツン!
デイビス「あ、あの…ユウカ先輩?」
ユウカ「どうしたの?」
デイビス「何でモモイは捕まってるんですか…?」
ユウカ「それはモモイがとんでもない物をセミナーに提出して来たからよ」
デイビス「それは?」
ユウカ「見たいなら後で見せるわ、今はとりあえず…!」
モモイ「許してぇ!」
ユウカ「モモイを反省部屋に入れるからそれまで待ってもらえないかしら?」
デイビス「大丈夫ですよ」
ユウカ「じゃあまた後で」
デイビス「は、はい!」
ズルズル
モモイ「助けてぇー!」
ユウカ「ほら!行くわよ!」
モモイ「いやだぁー!」
ガシャン!
来礼阿「セミナー…か(私はもうセミナー所属じゃないしなぁ…)」 - 142サラ・デイビス25/09/27(土) 22:32:34
デイビス「来礼阿?どうかしたの?」
来礼阿「い、いや?何でもないよ…」
デイビス「それならいいけど…」
来礼阿「(何だか今だとユウカ先輩が前よりもキラキラしてるような気がするなぁ…)」
(数時間後、セミナー室前)
来礼阿「ふぁ…」
デイビス「そろそろ時間だと思うけど…」
ガチャッ
ユウカ「はぁ…」
デイビス「ユウカ先輩!」
ユウカ「時間通りね」
デイビス「はい!」
来礼阿「私はもう少し遅くてもいいと思いましたけどね〜」
ユウカ「…来礼阿も来てたの?」
来礼阿「不服ですか?」
ユウカ「……」
デイビス「あの…それでモモイが持って来たとんでもない物って…」
ユウカ「この部屋の中のあそこに…」
来礼阿「分かりましたー」
スタスタ
デイビス「く、来礼阿!?」
ユウカ「…私はこれから急ぎの仕事だから」
デイビス「は、はい!お疲れ様です!」
ユウカ「あんまり散らかさないようにね」
デイビス「り、了解です!」
スタスタ
デイビス「(来礼阿とユウカ先輩…かなり気まずそう…)」
来礼阿「デイビスー何ぼさっとしてるの?早く見ようよ〜」
デイビス「うん!今行くー!」
カツンカツン! - 143サラ・デイビス25/09/27(土) 22:46:28
ガサゴソ!
来礼阿「えっと…」
デイビス「来礼阿!?何してるの!?」
来礼阿「何してるって見ての通りだけど」
デイビス「…私にはユウカ先輩のデスク周りを漁ってるようにしか見えないけど…」
来礼阿「漁ってはない、ただモモイが出したって言ってた物が見つからないから探してるだけ」
デイビス「…多分だけどそこにはないと思うけど…」
ノア「何をしてるんですか?」
来礼阿「げっ!ノア先輩…」
ノア「お久しぶりですね、来礼阿ちゃん」
デイビス「こんにちは、ノア先輩」
ノア「デイビスちゃんも来てたんですね」
デイビス「はい!」
ノア「ところで何を探してるんですか?」
デイビス「それは…」
来礼阿「モモイが書いたっていうとんでもない物です」
ノア「それでしたか、それならここにありますよ」
スッ(ノアがユウカの机の上にある書類を指差す)
2人「え?」
ノア「ふふふ…2人でユウカちゃんの机は片付けておいてくださいね?」
来礼阿「…分かりました」
ノア「では、私はこれで」
スタスタ
デイビス「あれ?(そういえばノア先輩に私の名前教えたことあったっけ?)」 - 144二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 22:46:48
これはどうなるやら…現代なら上司に孫が出来てもおかしくなさそうだが
- 145二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 08:18:19
ゲッはひどいなぁ
- 146サラ・デイビス25/09/28(日) 11:58:19
来礼阿「じゃ、さっそく見てみよっか」
デイビス「う、うん(思ってたより大きい…20ページはありそう)」
カツンカツン!
来礼阿「こういうのは一番最後から読むのが楽しいんだよね〜」
ペラッ
デイビス「…え?(この字…見覚えがあるような…)」
来礼阿「…ここなんて書いてあるの?」
そこには英語のような汚い文字で何かが書かれていた
デイビス「く、来礼阿…それ一回貸してくれない?」
来礼阿「いいけど…読めないよ?ここ」
デイビス「いいから!」
来礼阿「はいはい」
デイビス「ありがとう」
来礼阿「にしても…これ何?」
デイビス「ここの部分…」
ジィー
デイビス「やっぱり…」
カツン!
来礼阿「で、デイビス!?どこ行くの!?」
デイビス「とりあえずついてきて!(ここに書いてあることが本当なら…行ける!)」 - 147サラ・デイビス25/09/28(日) 12:16:56
(ミレニアム、廃墟)
カツンカツンカツン!
デイビス「(ここら辺のはず!)」
ダッダッダッ!
来礼阿「デイビス!どこに向かってるの?いいから教えて!」
カツンカツンカツン!
デイビス「ここ!」
来礼阿「え?ここ?」
デイビス「うん」
2人は今にも崩れそうな地下鉄の駅だったようなものの前に立っていた
来礼阿「でも何でここ?」
ペラッ(デイビスが資料の最後のページを開く)
デイビス「これによるとここからある場所に行けるの」
来礼阿「…分かったけど何でここ?」
デイビス「……(忘れもしない…この字、それに“あの時”の話とも一致する…)」
来礼阿「で、デイビス?」
デイビス「ごめん。それはまだ言えない」
来礼阿「なんで…?」
デイビス「…まだ証拠がないから」
カツンカツン!
来礼阿「だとしても教えてよ!」
カツン!(デイビスが立ち止まる)
クルッ
デイビス「これは…私個人の問題でもあるの」 - 148二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 21:18:21
ワケあり…
- 149二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 00:04:50
不穏だ
- 150二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 08:46:01
このレスは削除されています
- 151二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 18:11:51
保守
- 152サラ・デイビス25/09/29(月) 22:30:05
来礼阿「個人の問題…?」
デイビス「うん、だからこれから起こることであろうことは黙ってるって約束して」
来礼阿「…分かった。約束する」
デイビス「ありがとう」
カツンカツン!
来礼阿「…もしかしてこの中に入るの?」
デイビス「うん。抵抗でもあるの?」
来礼阿「い、いや?」
デイビス「なら早く行こうよ」
来礼阿「分かった」
スタスタ
デイビス「(この字は…間違いない。でもどうやって…?それに何で今更?)」
カツンカツン!
来礼阿「ここを通ればいいのかな…?」
デイビス「多分これで合ってると思うよ」
そこには錆びついており、確実と言っていいほど動くはずのない改札があった
デイビス「来礼阿」
来礼阿「なに?」
デイビス「準備はいい?」
来礼阿「もちろん!」
デイビス「じゃあ行くよ!」
来礼阿「うん!」 - 153サラ・デイビス25/09/29(月) 22:43:29
カツンカツン!
スタスタ
デイビス「(これでこの改札を通れば!)」
ガガガ!(改札が開く)
来礼阿「改札が…動いてる!?」
デイビス「よし!」
カツンカツン!
来礼阿「で、デイビス!待ってよー!」
ダッ!
ピカッ!(2人の視界が光で覆われる)
デイビス「っ!」
来礼阿「ま、眩しい!」
パチパチ
来礼阿「う、うぅ…」
デイビス「……」
来礼阿「こ、ここは?」
来礼阿とデイビスがたどり着いたその場所。それは、1947年、アメリカ、ニューヨークにあるかの有名なグランド・セントラル駅だった。
デイビス「やっぱりここかぁ…(懐かしい…)」
来礼阿「綺麗…!」
駅の中には窓から光が降り注いでおり、そこに照らされる人たち。その光景は来礼阿を魅了するには十分だった。
デイビス「来礼阿」
クルッ(デイビスが来礼阿に振り返る)
デイビス「ようこそ!アメリカ、ニューヨークへ!」 - 154サラ・デイビス25/09/29(月) 22:48:55
(ニューヨーク、とあるマンションの一室)
???「さて、そろそろ来る頃かな?」
スッ(謎の人物が椅子から立ち上がる)
???「サラ、君と前回会ったのは何年振りかな?」
スタスタ(謎の人物が部屋の窓のそばまで歩く)
???「君はどれぐらい成長したのだろうか?」
???「まあいい。それはすぐにわかることだしね」
???「とりあえずようこそ、眠らない街、ニューヨークへ。サラ」 - 155二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 08:04:46
保守
- 156二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 16:49:24
まさかの訪れ
- 157二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 22:25:29
1947…だとぉ!?
- 158二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 06:35:58
このレスは削除されています
- 159二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 15:44:39
保守
- 160サラ・デイビス25/10/01(水) 19:45:45
カツンカツン!
スタスタ
デイビス「にしてもいろんなものが変わってるなぁ…」
来礼阿「前にも来たことあるの?」
デイビス「かなり前だけどね」
来礼阿「そうなんだ」
デイビス「うん」
カツンカツン!
スタスタ
通行人1「(ヒソヒソ)おい見ろよあの服装それに…あの足」
通行人2「(ヒソヒソ)あぁ…片足があんなのでよく歩けるな…」
カツンカツン!
デイビス「……」
来礼阿「…で、デイビス?」
デイビス「…何?」
来礼阿「私達はどこに向かってるの?」
ペラッ(デイビスが資料の最後のページを見せる)
デイビス「ここに書いてある場所」
来礼阿「…つまりどこ?」
デイビス「バッテリーパーク」
来礼阿「バッテリー…パーク…?」
デイビス「うん」 - 161サラ・デイビス25/10/01(水) 19:55:45
(ニューヨーク、バッテリー・パーク)
ゴクゴク(謎の人物がコーヒーを飲む)
???「ふぅ…やっぱりあの店のコーヒーは美味しいな」
カツンカツン!
スタスタ
スッ(謎の人物がデイビス達の方を向く)
???「(来たか)」
デイビス「…いた」
来礼阿「…え?」
そこにはスーツに身を包んだ1人の男がいた。しかし彼には普通の人にはあり得ないものがあった
来礼阿「何で…何であの人…ヘイローがあるの…?」
そう、彼の頭の上にはヘイローがあったのだ
スッ(謎の人物が立ち上がる)
スタスタ
???「早かったね、サラ」
デイビス「それはそうだよ、お父さん」
父「久しぶりだね、サラ」
デイビス「うん」
来礼阿「…え?(この人が…デイビスの…お父さん!?)」 - 162二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 20:50:47
父親だとぉ!?
- 163サラ・デイビス25/10/01(水) 22:20:15
父「大きくなったね」
デイビス「…うん」
父「この前見た時はまだ小さかったのにね」
デイビス「…もう何年前だと思ってるの…」
父「ごめんごめん」
来礼阿「…似てる(話し方?わからないけどどこか似てる…)」
父「それにしてもよくここが分かったね」
デイビス「だって“私との唯一の思い出がある場所で待ってる”なんて書いてあったらここに決まってるじゃん」
父「…ごめんね、サラ」
デイビス「…いいよ、お父さんが悪い訳じゃないし」
来礼阿「(何があったんだろう…?)」
デイビス「お父さん」
父「どうかした?」
デイビス「何で頭の上にヘイローがあるの…?」
父「……」
デイビス「ここに書いてある“話たいこと”ってそのことなんでしょ…?」
父「…長い話になる、とりあえず座って」
デイビス「…分かった」
父「とりあえずそこの君もどうぞ」
来礼阿「は、はい!」 - 164サラ・デイビス25/10/01(水) 22:28:17
スッ(3人が近くのベンチに座る)
ザァァァ…!
父「…どこから知りたい?」
デイビス「何でお父さんにヘイローがあるところから」
父「分かった、それじゃあそこから話そうかな」
デイビス「うん」
父「…あれはもう何年も前の話になるね」
父「私があの場所、キヴォトスにたどり着いたのは」
父「あれはいつもと随分と違う日のの日だったね。」 - 165サラ・デイビス25/10/01(水) 22:31:53
これから少しデイビスの父の過去編になるので
デイビスの父の名前…>>166
- 166二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 07:10:21
えっどうしよ
ダイソンで - 167二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 15:56:00
保守
- 168二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 20:10:23
このレスは削除されています
- 169二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 20:12:20
このレスは削除されています
- 170二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 20:53:33
このレスは削除されています
- 171二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 23:38:33
保守
- 172二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 08:21:43
このレスは削除されています
- 173サラ・デイビス25/10/03(金) 12:47:12
- 174二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 12:49:33
おめでとう(?)
- 175二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 19:50:07
ヤッター
- 176二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 00:07:59
楽しみ
- 177サラ・デイビス25/10/04(土) 08:10:50
(1926年、アメリカ、フロリダ州のとある高校)
バン!
ダイソン「何で退学なんだよ!」
校長「ダイソン。もうこの決定は覆らない。それに近くにいたと言うやつの証言ではお前だと言っている」
ダイソン「他に俺がやったっていう証拠は?ないじゃないか!」
校長「そうだが…」
ダイソン「何でやってもないことで退学にならなきゃいけないんだよ!」
校長「いいか?お前は我が校のもっと優秀な生徒であるジェシーの論文を盗んだ。これがどういうことを意味するか分かるか?」
ダイソン「知らないね!言ってみろよ!」
校長「それはジェシーが留年する可能性が出てきたということだ!」
ダイソン「それがどうかしたのか?いつもお前の権力でどうにでもできただろ、息子ばっかりに甘いくせに!」
校長「もういい!ここでお前と話していてもらちが開かない!さっさと出ていけ!」
ダイソン「言われなくてもそうするよ!」
バタン!
ダイソン「何で俺なんだよ!(俺はそんなことやってない…!絶対に!)」
スタスタ
ダイソン「…あそこにでも行くか…」
スタスタ - 178サラ・デイビス25/10/04(土) 08:13:10
(夕方、フロリダ、とあるビーチ)
サァァァァァ…!
ザッザッ!
ダイソン「…やっぱりここはいいな」
〜♪(どこからかアコーディオンの音が聞こえる)
ダイソン「(なんだこの音?聞いたことがないな…)」
ダイソン「…行ってみるか」
ザッザッ!
男「〜♪」
ダイソン「(誰だあいつ…?それにあの楽器みたことないぞ…)」
サァァァァァ…!
男「!」
ダイソン「(こっちに気づいたみたいだな)」
クルッ(男が振り返る)
チカッ!(男の頭上に一瞬何かが浮かび上がる)
ダイソン「!?(今のは何だ!?一瞬何かが…)」
男「こんにちは」
ダイソン「こ、こんにちは…?」
ジィー(男がダイソンを見つめる)
男「…まだ若い。年は…16と言ったところかな?」
ダイソン「…そうだ」
クイクイ(男が手招きをする)
男「来なさい。君と話たいことがある」
ダイソン「俺と…話たいこと…?」 - 179サラ・デイビス25/10/04(土) 08:14:56
男「そう」
ダイソン「……」
ザッザッ!(ダイソンが男に近づく)
サァァァァァ…!
男「〜♪」
ダイソン「…で?話たいこ…」
男「君はこの世界が今終わりを告げようとしていたらどうする?」
ダイソン「…は?」
男「君は最後の一瞬まで楽しむか、諦めきれずにもがくか…」
ダイソン「何の話だ?」
男「それとも…何もせずに終わりを待つかい?何もできない自分の無力さを感じながら。あるいは…」
ダイソン「何が言いたい?」
男「…何かを言いたい訳じゃないさ。ただ私は、私が聞いた質問の答えを聞きたいだけさ」
ダイソン「答えることによって俺が得られるメリットは?」
男「さぁね?ただ…」
ダイソン「ただ?」
男「学校を退学させられた君に新たな選択肢を与えてくれるきっかけになるかもしれないよ?」
ダイソン「どうやってそれを!?」
男「あははは!内緒」 - 180サラ・デイビス25/10/04(土) 08:16:16
ダイソン「……」
男「……」
サァァァァァ…!
ダイソン「俺は…」
男「?」
ダイソン「俺はその“終わり”を訪れさせないために何かをする」
ダイソン「どうだ?」
男「(プルプル!)」
男「…ぷくく…あはははははは!」
ダイソン「お、おい!何がおかしい!」
男「あははは!いやぁ!面白いね!君!」
ダイソン「何がだよ!」
男「質問を聞いてたかい?質問は今終わりを告げようとしてたらだよ?なのに…ぷくく!」
ダイソン「まずそんなこと起きないっての!」
男「そうとも言えないよ?」
ダイソン「は?」
男「いやぁ!にしても面白い答えだ!案外悪くないかも!」
ダイソン「はぁ…付き合ってられるかよ…」
ザッザッ!
男「君面白いことをしてみないかい?」
ザッ!(ダイソンが立ち止まる)
ダイソン「面白いこと…?」
男「君にこれからその“終わりを訪れさせないための何か”をしてもらおうかな!」
ダイソン「は?何言って…」
ダッ!(男がダイソンの肩を掴む)
男「さまざまな苦労があると思うけど、頑張ってね!」
ダイソン「は?」
ピカッ!(男の手が光始める)
ダイソン「うわぁ!?何だこれ!?」
男「それじゃ、行ってらっしゃい!」 - 181サラ・デイビス25/10/04(土) 08:17:37
ドサッ…
男「さて、君はこれからどう乗り切っていくかな?ダイソン」
海辺で出会った男…それが私がキヴォトスに着いた理由だよ。そしてこれがこれから私に起こることの全ての始まりでもあった - 182二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 16:40:11
ダイソーン!
- 183サラ・デイビス25/10/04(土) 18:11:02
(キヴォトス、ミレニアム廃墟、とある廃ビル)
パチパチ(ダイソンが起きる)
ムクッ
ダイソン「ここは…どこだ…?」
ダイソンが起きたそこは何年も放置されたような廃ビルだった。
ダイソン「何だここ…?家なのか?それにしては汚いな…」
スッ(ダイソンが立ち上がる)
ダイソン「(とりあえずこのあたりを見て回るか…)」
スタスタ
キィ…
バタン!
(ミレニアム廃墟、ビルの外)
ダイソン「これは…(ここはほんとにどこだ…?見たこともないようなビルが多いな…少なくともフロリダではないな)」
スタスタ
ダイソン「ん?」
ガサゴソ!(少し離れたところに人のようなものがゴミ箱を漁っている)
ダイソン「(アライグマかよ…あいつ…)」
ダイソン「近づいてみるか」
スタスタ
ガサゴソ!
生徒「おぉ!ここに住んでた人たちはこんなものを食べてたんだ!」
ダイソン「お、おい」
生徒「ん?…え?」 - 184サラ・デイビス25/10/04(土) 18:12:07
ダイソン「そんな物漁ってもろくな食べ物は見つかんない…ぞ…?(天使の輪…?え?もしかして俺死んだ…?)」
生徒「っ!」
ジャキッ!(生徒がダイソンに自分のショットガンを向ける)
ダイソン「お、おいおい!?一回落ち着けって!」
生徒「…何でここに人がいるの…?」
ダイソン「は?」
生徒「答えて!何でここにいるの!」
ダイソン「は、は?そんなこと言われても…」
ジリジリ(生徒がショットガンをダイソンに近づける)」
生徒「いいから!」
ガシッ!(ダイソンがショットガンの先端を掴む)
生徒「…え?」
ダイソン「知るか!そんなこと俺の方が聞きたいわ!」
生徒「(ウルウル)う…うぅ…」
ダイソン「…え?」
生徒「(ポロポロ…)う…うぇぇぇぇぇぇん!!」
ダイソン「は、はぁ!?な、泣くなって!」
生徒「うぇぇぇぇぇぇぇん!」
ダイソン「お、おい!静かにしろって!俺が悪かったって!」
生徒「(グスッ)う…うぅ…」
ダイソン「(何だこいつ…泣いたと思ったら急に泣き止んだぞ…)」 - 185サラ・デイビス25/10/04(土) 18:15:05
生徒の名前(下の名前のみ)>>186
- 186二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 18:58:40
アンダーソン
- 187二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 23:42:14
保守
- 188サラ・デイビス25/10/05(日) 08:54:08
ダイソン「と、とりあえずお前、名前は…?」
生徒「……デイビス」
ダイソン「え?なんて…?」
アンダーソン「アンダーソン・デイビス…」
ダイソン「アンダーソン…で合ってるか?」
アンダーソン「…うん」
ダイソン「一つ聞いていいか?」
アンダーソン「いいよ…」
ダイソン「お前女だよな…?」
アンダーソン「…うん」
ダイソン「アンダーソン…か(知り合いにアンダーソンはいるけど男だから慣れないな…)」
アンダーソン「あなたは…?」
ダイソン「俺?俺はダイソン・フェルソンだ」 - 189サラ・デイビス25/10/05(日) 08:55:17
アンダーソン「ダイソン…」
ダイソン「どうかしたか?」
アンダーソン「いや…」
ダイソン「すまないんだが…」
チラッ(ダイソンがショットガンを見る)
ダイソン「これを俺に向けるのをやめてくれなか?」
アンダーソン「なら離して」
ダイソン「あ、悪い悪い」
パッ(ダイソンがアンダーソンのショットガンを離す)
アンダーソン「ありがとう」
スッ(アンダーソンがショットガンを下ろす)
ダイソン「さて、お互いの名前も知れたことだし…」
アンダーソン「何が欲しいの?」
ダイソン「話が早くて助かるな」
アンダーソン「勘違いしないで、まだあなたを信用したわけじゃないから」
ダイソン「…まあ仕方ないか(まだ出会って数分だしな…)」
アンダーソン「欲しいものがあるなら1つだけあげる」
ダイソン「何でもか?」
アンダーソン「私ができる範囲なら」
ダイソン「随分とお優しいことで(今一番欲しい物…それなら!)」 - 190サラ・デイビス25/10/05(日) 08:56:27
ダイソンが欲しい物…dice1d3=1 (1)
1 キヴォトスについての情報
2 食糧
3 銃
- 191サラ・デイビス25/10/05(日) 08:58:34
次スレを立てる前に2人の見た目だけ決めちゃいます
アンダーソン
見た目
身長dice1d40=+140cm
髪の色dice1d8=5 (5)
1 茶 2金 3白 4青 5緑 6赤 7紫 8黒
目の色dice1d8=2 (2)
1 茶 2金 3白 4青 5緑 6赤 7紫 8黒
髪の長さdice1d100=34 (34)
低いほど短く高いほど長い
ダイソン
身長dice1d40=+140cm
髪の色dice1d8=5 (5)
1 茶 2金 3白 4青 5緑 6赤 7紫 8黒
目の色dice1d8=5 (5)
1 茶 2金 3白 4青 5緑 6赤 7紫 8黒
髪の長さdice1d100=66 (66)
低いほど短く高いほど長い
- 192サラ・デイビス25/10/05(日) 09:00:03
- 193サラ・デイビス25/10/05(日) 09:22:18