- 1二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 23:46:36
- 2二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 23:48:11
それは羂索が陀艮の生得領域━━━蕩蘊平線で見慣れぬ納屋を見付けた事から始まった。
ギィ……
羂索「へぇ、中は見た目より広いんだね……ん?」
納屋は広々としたスペースが広がっており、壁には棚が備え付けられている。
伽藍としており何かを搬入する前の様だ。
入ってすぐの大きめの窓の傍には円卓と数客の椅子が設置され、丸いテーブルの上には硝子瓶と紙片が置かれている。
好奇心に手足と耳尻尾が生えた様な羂索がそれを手に取るのは必然であった。 - 3二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 23:48:32
- 4二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 23:49:41
羂索「なにこれ? 香水の瓶?」
透明の瓶の中には桜色の液体が揺蕩っている。だが注視すると優しいカラーリングに似合わぬ禍々しい呪力が渦巻いている事が見て取れるだろう。しかし呪力量自体は微々たるものだ。
貼ってあるラベルは空白……
また真人か。そう羂索は考えた。
こういった如何にも現代人が好みそうな代物は大体真人が気紛れに持ち歩き、いつの間にか手離している。
羂索「………。」キュポン
案の定、興味を持った羂索は慎重に蓋を開けた……と同時に
バァンッ!
真人「夏油!!! ちょっとこれ見t……」
羂索「あっ……!」ビシャアッ!
いきなり飛び込んで来た真人に瓶を持つ腕を押され、瓶の中身をひっ被ってしまった! - 5二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 23:52:15
羂索「………………。」ビチョォ…
真人「あー……何かごめん? でもこんなとこに立ってる夏油も不注意だよ……で、何ソレ?」
羂索は深く溜め息を吐き、袖で顔を拭いながら文句を言おうとして固まった。
幽かだった液体の呪力量が一気に膨らみ、そして瞬時に体内へ潜り込むのを感じたからだ。
拭い湿った筈の袖口を見るが、そこは常の如くサラサラに乾いていた。
顔を見合わせた真人は暫しの沈黙の後、口を開く。
真人「あのさ夏油……夏油の魂はいつも変だけど、今はそれにも増しt」
漏瑚「クォラアァァアッ!! 真人!!夏油!! 儂の呪具を壊すでない!!!」
真人「うわビックリしたぁ!」
羂索「漏瑚の呪具だったのか。」
漏瑚は羂索が液体を被る瞬間を dice1d2=1 (1)
1.見てない
2.見てた
- 6イッチ25/09/22(月) 23:56:17
- 7二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 00:01:43
このレスは削除されています
- 8二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 00:06:10
このレスは削除されています
- 9二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 00:57:06
漏瑚はポッポーッ!と頭を噴火させながらズンズンと納屋の奥へ進み、棚を背景にクルリと振り向いた。
漏瑚「ここは儂の呪具倉庫として陀艮が用意してくれた場だ。」
真人「こういうの前にテレビで見たよ。オタ部屋って言うんだっけ。」
羂索「へぇ、でもガラガラだね。今から集めるんだ?」
漏瑚「今から搬入するところだったのだ! 貴様の持つ“それ″は特に扱いが難しく厳重に保管せねばならぬ……。」
大きな単眼を半眼に眇め、羂索へツカツカと迫り指を突き付ける。
漏瑚「それを貴様はッ!!」ツカツカツカツカツカ…! - 10二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 01:00:00
不機嫌な眼の瞳孔が開いているのを認めた羂索はひっそりと嘆息し肩を竦めた。
羂索「台無しにして悪かったよ、漏瑚。でも私も好きで被ったわけじゃないんだ。不可抗力さ。」
空の瓶をクルクルと回し見て観察しながら…
羂索「しかしこれ…見たところ、そこまで強い呪具には見えなかったな。見た目から古い時代のものでないのは明らかだし。」
羂索「使うと消える液体の呪具は確かに珍しい。瞬発的な呪力の爆散にも驚いた。でもそれだけなんだよね。吸収しても何の効果も感じられないよ。」
いけしゃあしゃあとdisった。
漏瑚「…………~~~ッ!! このッ……!」
Dead or …? dice1d2=1 (1)
- 11イッチ25/09/23(火) 01:06:53
- 12イッチ25/09/23(火) 01:09:44
- 13二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 01:30:39
屋内の温度が急激に上がり出す。
ブルブルと震える漏瑚はカッと目を見開き、憎々しげに羂索を睨み付けている。
常と対照的に無言であるのに凄みや若干の不気味さを漂わせている。
真人「あはは、漏瑚が怒った。大丈夫? 夏油死ぬんじゃない?」
羂索「お手柔らかに頼みたいところだけどねぇ………漏瑚、いいの? ここでヤったら折角陀艮が作ってくれた倉庫まで消し炭になるんじゃないかい?」
漏瑚「チッ………表へ出ろ。」
漏瑚 dice1d100=74 (74)
夏油 dice1d100=34 (34)
- 14二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 09:17:02
うーん、チュートリアル部分までは書きたかったんだけどなー。眠ってしまってた。
羂索(表になんか出なきゃよかった……)
結論から言えば、羂索は死んだ。
納屋から出た漏瑚は羂索が距離を取る暇も与えず極の番「隕」を放った。
羂索は自然呪霊達の力量等とっくに把握しており、連携もしていない1体など難なくいなせる筈だった。
ゴオォ…という轟音に自身の身が掻き消されるのを信じられない思いで目に焼き付け。
羂索は逝った。あはは。
羂索「はは……は……ねぇ真人。一体、何が起こった?」
引きつり笑いで身を起こした羂索の身には傷一つ残らず。
同じく灰となった筈の五条袈裟も、綻び一つ無くシャナリと優雅に揺れていた。
真人「……スッゴいね、夏油。灰も遺らない状態から一瞬で完治出来る反転術式なんて持ってたんだ。」
まるで逆再生して空中から生えたみたいだったよ。
そんなわけないでしょと返しながら羂索は分析を試みた。
先程の戦闘、漏瑚が不意打ちの如く極の番を投げて来るのを予想してなかった訳ではない。むしろそうすると信じてた位だ。
羂索(初手から食らうなんて有り得ない……判断力に問題は無かった。ならば能力に問題が起きている事になるが……)
目を瞑り、先の出来事を思い返してみる。
羂索(明らかに制限されている。それが夏油傑の肉体的な能力なのか、私自身の呪力関係か、はたまた両方かは分からないが……)
目を閉じてフリーズしている羂索を横に、真人もまた首を傾げていた。
真人(夏油の魂って普段から特殊だけどさ……こんなベットリしてないんだよね。)
まるで魂をコーティングし拘束するかの様に、薄紅のドロリとした何かに覆い隠されている。真人からはそう見えた。 - 15二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 09:18:05
羂索「奇妙と言えば、漏瑚もだよね。」
真人「うん。怒ってるからって言ったらそれまでだけどさ。」
ノーリアクション過ぎるよね。
先程まで文字通り烈火の如く腹を立てていた漏瑚は話掛ける真人をスルーし、有り得ない復活を果たした羂索に反応を示すことも無くビーチから去って行った。
全ての心当たりは……
羂索と真人は同時に納屋を振り返った。 - 16二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 10:09:15
テーブルの上には瓶が置きっ放しになっていた。
呪具を大事にする漏瑚にしては珍しいと思ったが、瓶ではなく中の液体のみを呪具と認識していたのだろうか。
共に置かれていた紙片を手に取る。
遠目には細かい文様か薄灰に見えたそれは、面積に見合わぬ情報量を載せていた。
羂索「How To Use……デスノートかな?」
御丁寧に英語で書いてあった。
真人「漏瑚、これ読めるのかな?」 - 17二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 10:23:05
このレスは削除されています
- 18二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 14:09:06
※漏瑚は辞典片手に頑張って読みました
※ダイス次第で雑に羂索がブッ殺されたりブチ犯されたりする頭空っぽなスレを想定していたのに、何でデスゲームのルールみたいなの考えてるんや…楽しい
呪具・死性櫻夢
●対象者に掛けて使う液体の収められた硝子瓶
●香水瓶に外観は似ている
羂索「間違いなくこれだね。効果は対象者の力を削ぐものだろ。」
●中の液体を被ると対象は1週間の間、命か尻を狙われる
羂索「………………は?」huh?
羂索「命は兎も角、何で尻を狙うんだよキッショ。」
真人「性別で犯される可能性を狭めない為じゃない?」
羂索「そういうことじゃないよ。」
真人「良かったね、夏油いつも可能性は大事だって言ってるしwwww」ゲラゲラ
羂索「笑い事じゃないんだよ……もし私が死んだら五条悟の封印は絶望的なんだけど、いいのかい?」
真人「困るから全力で夏油が掘られる様に祈っとくよ。てかさっき死ななかったし大丈夫だろ。」
羂索「まぁね。」
●その間は殺されても復活し犯されても何の違和感も不調も無く、まるで先程までの出来事が夢だったかの様
真人「さっき夏油が復活したのって、この効果だったんだね。」
羂索「これだけなら大変有用な呪具なんだけどね……」
羂索(死滅回游中に欲しいな。万が一ということも有る。)
●しかしそれぞれ回数がカウントされており7日が終わると集計され、殺された回数が犯された回数より多ければ7日間で受けたダメージの全てが対象に返還され死に至る
羂索「やっぱり死ぬんじゃないか。」
真人「さっき1度死んだから1回は犯られないと死ぬね。俺が犯してあげようか?」
羂索「謹んで遠慮しておくよ……君、最中に改造して来るだろ。」 - 19二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 15:31:59
※書き忘れてた…ナチュラルに五夏が成立しています
※漏瑚の極の番に呪胎の陀艮の生得領域は耐えられないという、合ってるんだか間違ってるんだか分からない設定有り
●一方で犯された回数の方が多くとも、7日間で得た快楽や苦痛が一気に押し寄せる事はない
真人「えー。夏油が退魔忍やってるの見たかったのに。」
羂索「退魔忍というより時間停止ものじゃないかな……真人、何処でそんな知識を仕入れてるんだい?」
真人「夏油こそ。俺は改造人間にした奴らの持ち物からだよ。」
●この7日間は夢幻……しかし相手が故人ならば過去に肉体関係を結んだ存在しない記憶が生え、先の未来ですら会う筈のない者であっても世のあらゆる理を捻曲げて遭遇し実際に犯される
真人「怖っ。ねぇ、この呪具チートってやつ? 規格外過ぎんだろ……」
羂索「本来の世界より過去も未来も改変されてしまうのか……恐ろしい呪具だな。この先1週間の行動次第で計画が白紙に戻ってしまう可能性すらあるね。」
羂索(私には五条悟に抱かれた夏油傑の記憶は有る。だから既に存在しない記憶は経験済みと言える。どんな感じか想像は付く……厄介なのは後者だ。)
羂索(何にしても六眼にだけは遭遇したくないね……日頃から細心の注意を払っているから大丈夫だろうけど。)
●なお結果の公平性の為、対象者と襲撃者の能力値は均等にされる
羂索「成る程ね。だから知覚していても反応が遅れて交わせなかったのか。体の動きも格段に鈍ってるし、呪力操作もし辛いわけだ。」
真人「結果の公平性って何だよ。能力値が同じなら純粋な幸運値で戦うの?」
羂索「恐らくそういうことだろうね……」
羂索(あと多分、漏瑚の能力値も減っていた筈。彼の本気の極の番にまだ呪胎である陀艮の蕩蘊平線が耐えられるとは思えないからね。)
羂索「………………ん?」
羂索(そういえば対象者でも襲撃者でもない真人は能力の減退は無い筈。)
羂索(襲撃者というのは期間中に危害を加えようとする者全てを指すのか? それなら問題無いが、もしも………)
真人「何? こっち見て固まって。」
羂索「……何でもないよ、真人。続きを読もう。」 - 20二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 17:09:02
●貼ってある空白のラベルは使用すると数字が浮かぶ
真人「 dice1d4=2 (2) って書いてあるね。」
- 21二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 20:44:45
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- 22二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 06:10:45
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- 23二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 10:57:46
保守ありがとー!
●それはその日これから来る襲撃者数
●襲撃者は対象者を目に入れ次第、殺すか掘るかしか考えられなくなる
羂索「襲撃者の数は決まっているのか……まぁ会う人全員に襲って来られちゃ生活出来ないよね。」
真人「これ、襲撃する側も厄介じゃない? ほら、この前夏油とゲームやったけどさ……ヘイトってやつ? タンクしか攻撃出来なくて倒すのに時間掛かった。」
羂索「そうだね……そのせいで重要なタイミングを逃してしまったら目も当てられないよ。」 - 24二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 12:27:54
エミューをはじめスレ主自身の癖が強いスレですねぇ……
五夏前提羂索総受けスレなのは私得!!! - 25二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:15:59
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- 26二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:20:21
●その欲を持つ事があまりに不自然な関係性の場合は抵抗値が発生する
●レジストが成功した場合は死と性どちらにもカウントされないが、その日の襲撃者数は減る
真人「漏瑚は呪具を勝手に触った夏油に怒ってたもんね。殺す方を引き当てたから全然違和感なかった。」
羂索「犯る方を引いてたら?」
真人「多分レジスト成功してたよ………………あれ?」
羂索「どうしたんだい?」
真人「俺にチンポ無い話はしたよね?」
羂索「ああ、男子トイレと女子トイレの違いについて君が訊いて来た時に言ってたね。」
真人「でも俺は生やせるから夏油に突っ込める……けどさ、漏瑚はどうなんだろ? 生えてるのかな?」
羂索「真人……私に挿れるの前提で話すのはやめてくれないか……。呪霊とヤる趣味なんてないんだよ。君には頼まない。」
真人「…………。」
羂索「真人の言いたいことは分かるよ。このレジストシステム、一見有り難い様に見えて既に一度死んでる私には不利に働く可能性があるって言いたいんだろ?」
羂索「7日間もあるんだ。全員殺しに掛かって来るなんて事はよっぽど運が悪くなければ無いだろう。けれども殺されたらその分ヤられなければならない。そこにこのレジストだ……でもね。だからといって今の時点で相殺しようという気にはならないよ。」
真人「ふーん……? ま、気が変わったら言ってよ。」 - 27二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:35:16
- 28二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:38:30
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- 29二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:39:47
う羂索ってscpだったんだ…
- 30二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:43:59
- 31イッチ25/09/24(水) 22:46:36
- 32二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:50:50
このレスは削除されています
- 33イッチ25/09/24(水) 22:52:15
- 34二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 22:59:20
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- 35イッチ25/09/24(水) 23:00:45
- 36イッチ25/09/24(水) 23:02:42
- 37二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:33:41
●襲撃者に殺されると赤い液体が、犯されると白い液体が溜まっていく
●7日後に液体が瓶の半分以下の場合、この呪具は消滅する
羂索「かなり直接的だね……この呪具の前の対象者は生きてるだろう。誰か分からず、話も聞けないのが残念だよ。」
真人「消滅するの、ちょっと拙くない? 漏瑚がヘソ曲げるよ。」
羂索「仕方ない、その時は代わりの呪具を用意するか……」 - 38二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:46:00
ちなみに元の対象者は dice1d119=19 (19) だよ。
でもこれは dice1d3=1 (1)
1.デマだよ
2.存在しない記憶だよ。
3.本当だけど羂索には関係ないよ。ないよね。あるかもよ。
- 39二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:59:17
うーん、残念。東堂を羂索が犯せば大勝利ルートは閉ざされた。
やはりこのスレの羂索はどう足掻いてもうけんじゃく。 - 40二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 00:43:51
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- 41二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 09:31:13
●ちなみに対象が液体を被る場に居合わせ目撃した者は対象の結果が連帯される
真人「………………は?」huh?
羂索「つまり集計結果で私が殺されると君も死ぬし、私を犯した相手に君も犯られるってこと。困っちゃうよね。」タハー!
真人「たはー!じゃないだろ……え、どうしてくれんの? 人間に犯られるとか無理なんだけど。てか俺、穴なんて無いよ。飲み食い要らないし出さないからさ。」
羂索「じゃあ作っておいた方がいいんじゃないかな。無い筈の場所に捻じ込まれるなんて大惨事にしかならないよ。」フフッ
真人「……夏油~~~…誰のせいでこうなってるんだよ。」
羂索「私のせいだね。私が悪いよ。そうだよ。」ニッコリ
真人「……夏油、マッサージ。100分コース足湯付きで。それで許してやるよ。」
羂索「柚子も添えてあげようか。眼球に。」 - 42二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 09:32:55
羂索「どうしてこんな目に。」
真人「に。」
陀艮「ぶ?(に?)」 - 43二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 09:45:47
※真人受けスレになる可能性が出て参りました(注意が遅い)
- 44二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 17:26:39
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- 45二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 19:38:13
●襲撃者は目的を達成するとその日1日、対象と連帯者の存在を認識できなくなる
羂索「ああ、だから漏瑚は無反応で立ち去ったのか。認識出来ないって事は漏瑚から見て私達が急に消えたのではなく、最初から居なかった事になってるのかな。」
真人「………………。」
羂索「やはりこの呪具、有用ではあるね……有り余るデメリットが打ち消してるけど。それが縛りで効果を大幅に底上げしている……?」
真人「………………。」
羂索「この呪具の創り手は一体どういう人物なのか。今のとこ、これが意図通りの出来なら大層イイ性格をしているとしか言えないんだけど。ねぇ、真人はどう思う?」
真人「………………。」
羂索「無言で見詰められるとこわいよ。」 - 46二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 19:39:26
この後羂索は100分コース足湯付きを dice1d5=1 (1)
1.やってる訳がない。
2.呪霊にやらせた。
3.しょうがないにゃあ・・やった。
4.柚子も添えた。目に。
5.夏のオイルって何だよ(唐突)
- 47イッチ25/09/25(木) 19:45:28
- 48二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 22:26:26
このレスは削除されています
- 49二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 07:40:02
ほっしゅ
- 50二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 17:15:18
ほしゅ
- 51二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 17:19:00
保守ありがとねー。
紙片の内容は大体ここまでかな。
羂索「あー疲れた。字が細か過ぎるんだよ。」
羂索は伸びをして背凭れに体重を掛け天井を眺める。
羂索(加茂憲倫の体だったら老眼鏡掛けても読めなかったかもね…虫眼鏡が必要だ)
全て読み終えて一息吐いたところだが、真人は未だに黙りこくっている。
「真人……いつまで拗ねてるんだい?」と言い掛けた羂索はそのまま口を閉じた。
羂索が視線を向ける真向かいには、顔をしかめて自身の髪をグルグルとスパゲッティにしている真人が居た。
羂索(私と一蓮托生になったのが不満なのかと思ったが、あれは考え込んでいる感じだね。)
羂索は… dice1d2=1 (1)
1.紙片の裏を見た。
2.見なかった。
- 52二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 19:09:12
真人はそっぽを向いた儘、毛先を弄びながら考え事をしている。
羂索は何気なく紙片を裏返してみた。
一瞬、僅かばかり目を大きくし。次いで三日月を形取った。
羂索「へぇ……」
にんまりと口角を挙げた羂索は紙片を魚の形に折ると袂に仕舞った。 - 53二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 22:39:20
何があったんだ…?
羂索の反応的に割といい情報っぽいが… - 54イッチ25/09/27(土) 08:01:01
羂索大勝利ルートの前提条件が開かれたやで。
1億呪霊爆誕も夢じゃないかもしれんね! - 55二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 16:36:16
※えるしってるか チュウトリアルはまだつづいてる
※いやー序盤が長いねぇ…
紙片を仕舞うのと同時に真人はパッと振り向いた。
そしてテーブルに乗り上げ……
羂索「行儀悪いよ、真人。」
下りなさい、と続ける羂索の肩をガッと掴み目を覗き込む。
顔が近いなぁとボヤく羂索に邪悪な笑みを浮かべる。
真人「ねぇ夏油。このまま改造人間にしてやろうか?」
そしたら解呪されるかもしれないでしょ?
羂索「君ねぇ……一度改造人間にしてまた人間に戻すとかした事あるの? あったとして、それ本当に元通りなのかい?」
リスキーな上に確実じゃないよね。
スリリ…と肩を厭らしく撫でる手に真人の言わんとすることを汲み取る。
羂索「はー………わかったよ。」
羂索は嫌そうな顔で観念したかの如く首肯した。
羂索「シたいんだろ。ヤろうか。」
真人「そんなこと言って、夏油だって。この手は何?」
ニマリと笑った羂索は真人の頬を撫ぜ、親指で真人の唇をふにっと擦った。
羂索「そういえば呪霊とヤったことはなかったからね。どんな感じか少し気になってるんだ。」 - 56二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 17:50:40
ドサッ……
あの後すぐに真人に抱え上げられた羂索は浜辺のビーチチェアに下ろされ、押し倒されていた。
羂索「…………ッ! ちょっと待って……!」
性急に袈裟を脱がそうとする真人を制する。
羂索「ま、真人……どうして屋外に………?」
真人はコテンと首を傾げる。仕草は可愛い。
真人「えー、だって人間ってこういう所でするんだろ。セック久。」
羂索(絶対何か勘違いしてるだろ……)
羂索が飲み込めない顔をしているのを見て更に言葉を連ねる。
真人「地面とか床とかじゃしないよね。ベッドやカウチでヤる。でもここにはビーチチェアしかないからさ…………あ。」
真人「もしかしてテーブルの上で股を開く方が夏油の趣味に合ってた?」
ニヤニヤ笑いの真人に羂索は幾度目かの溜め息が出そうになった。
羂索「……別にもう何処でもいいさ。好きにすればいいよ。」 - 57二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 21:45:25
真人「ははっ、じゃあ好きにするね。」
解いた袈裟を砂浜に落とし、着物の合わせ目に手を掛けガバッと開いた時だった。
花御「………………真人? 何をしているのですか?」
森林を闊歩するルーチンを終えた花御が帰って来たのは。
陀艮「ぶ、ぶぅ~~~」
そしてずっと居るのに忘れられている陀艮。合掌。
Dead or Sex !? dice1d2=1 (1)
- 58二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 00:11:12
このレスは削除されています
- 59二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 09:06:03
このレスは削除されています
- 60二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 18:50:16
保守ありがとん!
目の前の光景に花御は硬直していたが、やがて話し始めた。
花御「真人はまだ生まれたばかりの子供なのです。赤ん坊なのですよ。」
真人「えっ」
花御「確かに好奇心旺盛です。人への恐怖から生まれた所為でしょうか、私達とは人間に対する感情が違いますね。」
真人「まぁね。人間は嫌いで好き。」
花御「きっとこの、濃厚接触も真人の方から言い出したのでしょう。貴方はそれに付き合わされているに過ぎない。」
真人「花御ってエスパー?」
花御「ですが……だからこそ赦せない……!」
花御「抵抗しないということは貴方の望みでもあるのでしょう? けれども真人が呪霊ではなく人間だったらシましたか? いいえ、きっと窘めるなり注意を逸らすなりで回避した筈。」
真人「一応断られたよ。押したらいけたけど。」
花御「結局、貴方は呪霊を下に見ている……だからこそ真人に付き合わされる体で己が欲望を満たそうとしているのです。何と卑怯な態度か。」
花御「幼き者に欲情する卑劣なる者。死して賢者となりなさい。」
羂索「驚いたな、花御にペドファイルの概念があるなんて。」
真人「花御なんで怒ってんの? ……あ、死性櫻夢の効果か。」
花御 dice1d100=99 (99)
羂索 dice1d100=33 (33)
- 61二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 18:54:32
ヤベーな、羂索がまた死んでまう。
真人の能力値は dice1d3=1 (1)
1.テキトーに倍くらいで…200
2.500くらいが妥当じゃないかな
3.いやいや普通に考えて1000は下らないでしょ
- 62イッチ25/09/28(日) 18:57:07
真人の能力値上限は200に決定~!
…これからもハラハラさせてくれるなぁ。 - 63二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 01:40:05
花御ほぼ上限で激おこ
- 64二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 08:45:58
花御激おこだぁ
- 65二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 18:18:01
突如広がった花畑に、羂索は一瞬面食らったものの油断する事は無かった。
だから次に放たれた木の棘にも充分対処可能……
━━━その筈だった。
羂索「ぐッ………!」
花御の生成した木の鞠から伸びる棘は無情にも羂索の肩を貫く。
脱がされ掛けた着物が多少動きを邪魔したとしても、常の羂索ならば余裕で避け切れる攻撃だった。
花御はそのまま羂索を引き寄せ呪いの種子を埋め込もうとする━━━
真人「夏油、弱体化が激し過ぎない!?」
真人「俺も同じ目に遭うんだからさぁッ! 真面目にやってよ!」
真人 dice1d200=196 (196)
- 66二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 00:27:32
真人も上限近い
必死で草 - 67二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 08:08:36
偉いぞ真人
そして羂索の弱体化が悲惨すぎる
弱体化の効果だけ本誌時空に持ってってほしい - 68二次元好きの匿名さん25/09/30(火) 16:51:41
九十九由基と失敗作に性的じゃないわからせされるじゃないですかやだー!
- 69二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 00:41:33
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- 70二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 04:10:41
保守ありがとね!
何故かすっかり花御が2を引くと思い込んで花羂を書く頭になってたせいで時間が掛かった…
なお「どうせ真人も上限200を引く運だし戦闘力も30程度でしょ」とこれまた無根拠に思ってたんで、襲撃者に勝ったらを考えるのに手間取った…真人を舐め過ぎてたわ。
バンッ!!
羂索の背後から変形させた腕を伸ばし呪いの種を弾く! ホームランッ!
遠くでナハッと声が聞こえた。間一髪である。
羂索(私も遊んでる訳じゃないんだけどね……)
羂索「……助かったよ、真人。そのまま花御を抑え込める?」
真人「多分ね。」
花御も弱体化してるし。
そう羂索と会話を交わす真人に花御は動揺し、頭の芯が湾ッと曲がった。
花御「………………何故、人間を庇うのですか……?」
花御「真人が人間に興味があるのは知っています……ですがそれはあくまで観察対象、または術式の創意の話だと思っていました。」
花御「今まで人間を庇った事など無かったのに、どうして……」
花御「まさか……まさか先程言っていた『好き』とは、夏油を愛しているという事ですか………? 嗚呼、それなら納得できる。可愛さ余って憎さ百倍という言葉があるのなら、逆もまた有るのでしょう。人が人を憎み恐れた腹から生まれた真人ならば、元来呪霊が人に抱かぬ感情を持ってもおかしくはない。」
真人「んー……何か色々ツッコミ入れたいけど、これ聞いてくれないやつだよね。」 - 71二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 04:11:58
花御「………憎い。怨みますよ、夏油。貴方が真人を歪めた。」
花御「惑わし、呪霊の本分を忘却させ、己が味方に付けた。……呪霊の世の後もそうして生き長らえようとしている。」
花御「何と生き汚い……存在してはいけない生き物です……。」
花御「大丈夫ですよ、真人。今、その支配から解き放ち自由にしますから。」
何か違う千歳児を受信してそうなことを言い放ちながら距離を詰める花御。
真人は常に無い様子の花御に思わず後退りそうになったが、これ以上夏油を殺されても困るので迎え撃つ体勢を取る。 - 72二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 04:15:23
羂索目掛けて次々と繰り出される棘と種子、時折変則的に射出される美しき大地を真人は全力で捌いていった。
弱体化しているとはいえ呪胎の真人が気を抜ける相手ではない。背後に守るものがあるならば尚更である。
自分は狙われる事なく同行する者のみが狙われ、それを守らなければならない。呪霊にとってそんなシチュエーションは到底起こり得ず、従って真人も慣れぬ戦い方を強いられていた。
これで相手が花御でなければ状況に合わせた創意工夫を楽しんだことだろうが、そういう訳にもいかない。
此処が陀艮の生得領域だという認識があるからだろうか。幸い供花や朶頤光海を展開される事は無かったが、それでもジリジリと押されつつあった。
花御「真人、どいて下さい。彼を殺せない。」
花御に通常の目があったのならば、包丁を構え髪を一筋含んだ某妹の如く光を呑む色をしていただろう。
真人「………ッ! ハッ……ハァッ……やっぱ強いねッ……花御は……!」
真人(このままじゃ埒が明かないな。あまり気は進まないけど……一度折るしかないか。)
真人は2人に分裂し一方に羂索を護らせ、自身は花御へ肉迫し攻勢を掛ける!
真人「無為転変!」
素早く花御の両腕に触れ、到底持ち上げる事の叶わぬオスミウムの塊へと変え、動きを封じる。
そして返す手で目から生える枝をへし折った!
バキキッ!!
文字通り生木を割く様な音を立てて両枝は折れた。
ザファッ………
そして花御は黒い霧状になり、消えてしまった。 - 73イッチ25/10/01(水) 04:29:49
あ…花御のシーンばかり確認してたせいか、割りと初歩的なミスをしてしまった。
あれ遍殺即霊体だったわ。陀艮のとは別物だ…参ったねこりゃ。 - 74二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 08:09:33
花御がヤンデレてる感じがして好き
- 75二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 17:48:05
✪✪
- 76二次元好きの匿名さん25/10/01(水) 20:22:21
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- 77二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 05:57:58
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- 78二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 08:10:45
- 79二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 17:52:50
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- 80二次元好きの匿名さん25/10/02(木) 23:10:14
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- 81二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 07:28:12
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- 82二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 17:09:58
ほー
- 83二次元好きの匿名さん25/10/03(金) 22:32:27
大丈夫か花御…
- 84二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 04:44:52
大丈夫さー
- 85イッチ25/10/04(土) 12:19:58
ダイジョウブカナー
- 86イッチ25/10/04(土) 12:21:10
あ、書き込めた…
でも出掛けないと。また後で! - 87二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 20:24:10
規制解除されたぽいかな
- 88二次元好きの匿名さん25/10/04(土) 22:50:03
混ぜ込まれるネタばっか注目してたけど普通に戦闘かっこいいな…
- 89二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 08:31:02
まちまち
- 90二次元好きの匿名さん25/10/05(日) 18:22:33
※花御は呪具の影響で真人をガチショタだと思い込んでることにするね…
※地の文は…うん………ワイがショタおに真羂を書きたくて仕方なかったってことにしといて…(それでええんか?)
※ショタ化真人は絶対愛くるしい(断言)
真人「………………花御……?」
羂索「!?」
シンと静まり返った浜辺には、波の音も風の音もしない。
陀艮も目を見張り、ピクリとも動かず━━━ただ激しい眼振だけが流れる時を告げていた。
真人「……はっ…花御ッ!花御!! 嘘だろ!!?」
ダンス細胞の踊りを掻き消したのは、いつに無く悲痛な色を帯びた真人の叫び声だった。
真人「確かにそこは弱点だけどさ! ちょっと折れた位で死んだりしないだろ!!」
羂索「………………。」
取り乱す真人の傍らで羂索は既に平静に戻り、その本体の本分たる思考を廻していた。
羂索(あれは呪霊の消失反応だった……私は死んでも元に戻るが、対象者以外は違うらしい。)
羂索(つまり花御は死んだ……)
眉を寄せ、深く息を吸い、また吐き出す。
羂索(能力減退がエグいな……花御は精霊に近く、自然呪霊達の中でも極めて頑強だった筈。それが殺意も無い真人の一撃で消えるとは。)
羂索(ああ、花御が居なくなったのは地味に痛手だな。漏瑚と陀艮、失敗作と2人の兄弟、そして真人……彼等の役割分担を考え直す必要がある。) - 91二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 00:47:30
花御…(´・ω・`)
- 92二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 08:29:42
能力減退効果だけでもお釣りがくるくらい強いなこの呪具…??
問題は多分味方側も下げられるであろうことか - 93二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 17:48:02
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- 94二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 18:12:08
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- 95二次元好きの匿名さん25/10/06(月) 23:09:54
力技だったのか
ジ・エンドは悲しい…頑張ってくれや
書き込みいっぱいした状態でIP規制されると色々バレて恥ずかしくなる現象、あると思います - 96二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 07:43:01
ガッツリ閲覧注意まで見たいから頑張ってくれや
- 97二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 17:23:05
羂索「まぁ待ちなよ、真人。花御が死んだと判断するのはまだ早計じゃないかな。」
げとぉー!とルパン三世もビックリなダイブをキメようとしていた真人をスッと避けながら穏やかに声を掛ける。
ぶぅ!(危ない!)と叫んだ陀艮が触手を伸ばし抱き止めていなければ顔面から木に突っ込んでいただろう。
羂索「死性櫻夢の説明書の内容、もう忘れたのかい? 『この7日間は夢幻』って書いてあっただろ。」
真人「あっ。」
羂索「それに襲撃者に故人が選ばれることもあるみたいな記述もあった。撃退した者がどうなるかの記載は無かったが、これは復活する可能性も充分あると思わないかい?」
羂索「まぁ、戻って来るのが明日なのか7日後なのかは判らないけどね。」
羂索(そう、この呪具を利用して呪術師を始末をしようと思わないのはこれもある。)
襲撃者を殺した場合については一切の説明が無かった。そして呪具の性質上、蘇る可能性が高い……
羂索(いや……そもそもこうして襲って来るのは本人なのか?)
呪具によって造られたコピーの可能性を考える。 - 98二次元好きの匿名さん25/10/07(火) 17:24:35
『●この7日間は夢幻……しかし相手が故人ならば過去に肉体関係を結んだ存在しない記憶が生え、先の未来ですら会う筈のない者であっても世のあらゆる理を捻曲げて遭遇し実際に犯される』
羂索(推測の取っ掛かりはこの箇所くらいか……普通に考えれば死者本人が顕れるとは思えないし、此処に居る筈のない人間が襲撃するわけないからコピーと考えるのが妥当だろうね。)
泣いた鴉がもうワロタ……パッと顔を輝かせる真人の顔を懐紙で拭いてやりながら思考する。
羂索(襲撃者に関する説明が抜けてるんだよね……今回みたく返り討ちにしたケースとか、具体的に記憶はどうなるのかとかさ。)
自身の顔が汗やよく分からない液体で濡れてた事に気付いていない真人はキョトンとした顔でされるが侭になっている。
羂索(六眼を持っていれば推理する迄もなく一発で分かる事かもしれないが、私は持ってないし五条悟に協力もさせられない。)
拭き終わった懐紙を捨てる屑籠を無意識に探し、此処には無いかと仕方なく陀艮に渡す。
羂索(夢幻なのだからコピーで記憶も残る筈が無い……だが、この胸騒ぎは何だ?)
羂索(記憶が生えるのも対象者と連帯者だけなのか?)
芥を渡された陀艮は迷惑そうに唸りながらポイッと放り投げる。
懐紙は空で消えた。生得領域の外へ投げ捨てたらしい。
羂索(馬鹿な。呪術全盛平安の世ですら時空を超えて召喚する呪具なんて無かった。創られて年月の浅いコレにそんな力は無いだろ……)
抗議するかの様に触腕を上げてプリプリぶぅぶぅと訴えて来る陀艮にゴメンゴメンと謝りながら……
羂索(……まぁいいか。7日後の事はその時に考えるさ。今は真人のモチベーションを保つのに専念しよう。)
羂索は腰から砂浜に袴を落とした。 - 99イッチ25/10/08(水) 01:38:09
- 100二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 11:01:37
ほし
- 101二次元好きの匿名さん25/10/08(水) 20:46:59
袴を落とした…袴を落としたんだな…!?
- 102二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 06:21:46
花御に貫かれた肩はとうに反転術式で治っている。
引き寄せられた際に植物の棘によって切り裂かれたのか、直綴もボロボロで下の白い襦袢や肌が覗く。袈裟だけが無傷でビーチチェアの下で遊んでいた。
羂索「さて、真人……続きをやらないか?」
羂索はビーチチェアに寝そべり、これ見よがしに脚を組む。脹ら脛はおろか太腿まで露わだ。
真人「ノリ気じゃん。夏油、さっきは仕方なくみたいな顔してた癖に。」
羂索「実際、仕方ないからね。こんなことで死ぬのはやだし。どうせヤるなら楽しまないと。」
外でスるの?とか思ってたけど、ここ陀艮の生得領域だしね。開放感ある屋内みたいなもんでしょ。
羂索は改めて領域内を見渡す。
紺碧の海に、青が春で澄んでそうな空。そこに浮かぶ雲を写したかの如く浜の真砂は白い。
尽きせぬそれに盗人をなぞらえた辞世の句があるが、同じく呪詛師の種も永劫尽きる事はないだろう。
さて、背後に広がる深緑の森林地帯はどんなものだったか……南国の果物のひとつ位は生っていただろうか。
本当に呪霊の領域の姿か? これが…
ユートピアもびっくりなプライベートビーチそのものである。丁度やり易い恰好であるし、ユートピアで呪霊を祓えるかやってみようか?
見回す目線が陀艮に定まる。
……まぁ陀艮も真人も万が一でも祓われたら困るしね。やらないよ。
再び“人間の奇行″に戻り始めた羂索と真人に、陀艮はお地蔵さんになっていた。もし喋れたなら「こういう時、どんな顔すればいいのか分からないの。」と言いたそうな顔をしている。
面白至上主義者としても、ここは「笑えばいいと思うよ。」と答えたいところだが、これから真人にいい様にされるところで笑われても困っちゃうよね。
故に、羂索は……
羂索「どうだい、陀艮。君も混じるかい?」
ニッコリ笑って3Pの提案をした。 - 103二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 06:24:23
いつになく可愛げのある笑みで誘う羂索に陀艮は…… dice1d3=2 (2)
1.「ぶぅ━━━!(真人と同じことならシてみたい!)」
2.「ぶ、ぶぅ……(ちょっと考えさせて……)」
3.「ぶ………………(手を貸してくれるけど夏油も人間だからな……)」
- 104二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 06:49:51
- 105イッチ25/10/09(木) 07:01:19
>>104の名前欄変えるの忘れてたわ…
そういやあにまんは淫★夢ネタ禁止らしいが、他のミームは大丈夫なんだろうか(今更)
- 106二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 16:00:22
ほしゅ
- 107二次元好きの匿名さん25/10/09(木) 22:10:29
スレ主応援してるぜ
エッチなのもちょいグロもガンガン描写してくれ - 108二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 07:43:43
- 109イッチ25/10/10(金) 17:35:50
お、自室Wi-Fi普通に書き込み出来た。
規制解除されたのか…4Gでも書けるね。よかった! - 110二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 23:22:11
おめでとう!!
- 111二次元好きの匿名さん25/10/10(金) 23:25:04
規制消えたのか!躍りながら待機
- 112二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 09:16:58
某TRPGに最後まで居たんで眠…
保守&応援ありがとね。思えばまだR18に辿り着けてない…
羂索「考えさせて、か……」
真人に覆い被さられながら、切れ長の目をキュウッと弓形に細めて陀艮を見詰める。
羂索「では考える材料をあげよう。」
片手で真人の頭を撫ぜ、髪に手指を沈ませる。
羂索「君達呪霊は人を呪い痛め付ける時にどういう手を使う?」
真人の髪の感触を愉しむかの様に梳かれた指は特徴的な結び目で止まる。
羂索「焼く? 斬り付ける? 刺す? シンプルに殴り続ける? 窒息? 拘束? それとも病に罹患させる?」
結び目をストレスボール宜しく掌でやわやわと握り込む。
羂索「まぁどれも痛いし、中には気分も悪くなるものもあるし、有効だよね……ンッ……」
微妙に乱された髪を咎める様に、真人は羂索の太腿を撫で上げる。
羂索「こら真人、まだ喋ってるだろ……」
羂索「けれども他にも同等か、それ以上の苦痛を与える手段はあってね。それが快楽さ。」
主に性感ね。と続ける羂索に陀艮は懐疑的な目を向けた。 - 113二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 18:00:53
ワクワク…
- 114二次元好きの匿名さん25/10/11(土) 21:35:29
ほし
- 115二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 07:17:19
ついに閲覧注意要素が…!
- 116二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 07:18:26
眠過ぎて遅々として進まない…すまんね…
羂索「おや、信じられないって顔してるね? でも呪霊の中にそういう手を使うものは居るんだよ。大体は若い娘に憑いてるんだけど。」
真人に添えた逆の手を上げて1体の呪霊を呼び出した。
蛍光ブルーをした不定形のそれは粘液質でベトベトしているが、サッカーボール程度の大きさと派手なカラーリング、どこかユーモラスな動きに警戒心が削がれる。中心へいくに従って色が濃くなり、黒っぽい核の様なものが見える。
羂索「これは幼い男の子に憑きがちだったね。軽い催淫に加えて洗浄も可能なんだ。」
真人「この前やったゲームに出て来た奴に似てるね。スライム?」
羂索「エロ同人に対する並々ならぬ腐の感情から生まれたんだろうね。」
真人「……で? 夏油は俺より先にそれ挿れるの?」
羂索「仕方ないだろ。洗ってないんだからさ。」
衛生的に問題だろ。えー、俺だって変形できるし上手く洗えるよ? 汚い物取り込んだ君とヤるの嫌だよ…
真人との会話にすっかり取り残されている陀艮を認め、羂索は再び向き直った。 - 117二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 17:12:13
保守
- 118二次元好きの匿名さん25/10/12(日) 22:13:50
ワクワク…
- 119二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 07:36:30
このまま?!このままヤるんですか?!
- 120二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 16:44:22
ほし
- 121二次元好きの匿名さん25/10/13(月) 22:23:17
エロ待ち!エロ待ち!
- 122ヨグ見たかった愉悦部員25/10/14(火) 00:53:29
このエピソードを書く為に頭足動物の生態やら感覚過多で一番ダメージ受ける物やら調べてたんだけど…殆ど活かされてない気がする。
羂索「何事も過ぎたるは及ばざるが如しってね。人体に必要不可欠な水や塩分、酸素も過ぎれば毒になるんだ。感覚も同じさ。」
何かを思い付いた羂索は陀艮を手招きした。
羂索「例えばさ……これとか。」
素早く表出させた呪霊から何かを取り出すと陀艮の触腕の先を握り「この辺りかな?」と呟き、シュッと噴いた。
陀艮「!!!~~~ッぶ……! ッぶ……!」
パッと離すと陀艮は触腕を痙攣させた様に震わせ、全身でのたうち回る。
真人「……ちょっと夏油、何やってんの?」
真人の表情は変わらないが目は内心を映すかの様に一気に剣呑な色を湛える。
ガッシリ握られた手首には……
ヒガシマル 再仕込み風濃口醤油
羂索「見ての通り、ただの醤油だよ。」
呪力込めようとするの止めてくれる?
真人は目をパチリと瞬かせて説明を促した。
羂索「さっき言ったでしょ、感覚も過ぎれば立派な苦痛だって。それを体感して貰えば重要度が解ると思ったんだ。」
醤油を呪霊の中に仕舞う。その目線には涙目で海で醤油を洗っている陀艮が居た。
羂索「陀艮は呪霊だし本物の頭足動物とは違うけど、触腕に味覚が集中しているのは同じなんだね。」
真人「……それで陀艮に醤油? ブラックジョークが効き過ぎじゃない?」
羂索「ブラックねぇ……」
陀艮はオロロロロ……!と透明な液体を吐き出している。
羂索「なんだ、墨は出ないのか。」
日本一濃くて頭足動物に多角的ダメージを齎す醤油は通用するのに。
眉を下げてガッカリと言った顔をした。 - 123二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 00:58:27
スレ主アイツかよぉ!?
- 124イッチ25/10/14(火) 00:59:39
ちょ、名前欄…あにまんはスレ移っても別で使ったのが据え置きになってるのか…!
まぁいいけどね。
陀艮はベースが頭足動物だと思うけど、よく見ると呪胎は蚕的な要素も含んでるみたいな…?
てか呪霊だから生態同じとは限らないんだよね。身も蓋もないけど。公式とは設定違うね多分! - 125二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 01:02:57
醤油を海で粗方洗い流していた陀艮がのそのそと戻って来た。
また何かを噴き掛けられるのを警戒してか、数歩離れた場所で止まる。
羂索「はは、もう何もしないから安心してくれていいよ。」
笑いながら「おいでおいで」と言うのに陀艮は恐る恐る近付いた。
羂索「これはさっき言った事のデモンストレーションさ。美味しい醤油も人より感覚の鋭敏な部分だとキツいでしょ?」
コクコクと頷く陀艮の目は未だ涙で潤んでいた。
羂索「これから真人と私がやる事も、私がさっき君にした事と変わらないよ……まぁ手心は加えて貰えると嬉しいんだけど。」
スリッと先程の醤油を垂らした触手を指先で優しく撫でる。
羂索「どうする? 君も学んでみるかい? 人間の新しい苦しめ方を。」
そして姫君の手の甲へするかの様に、片目を瞑りながら口付けた。
陀艮は dice1d4=4 (4)
1.羂索に身を寄せた
2.そのまま動けなかった
3.羂索から身を引いた
4. dice1d119=54 (54) 「!? 何だ此処は?」
- 126イッチ25/10/14(火) 01:08:01
え…嘘でしょ、ここで花御戻って来んの!?
これ想定外過ぎて笑うしか無いんだけどwwww
うーん、面白いから使いたいけどー…設定的に使えるかなー…
よし、使おう。 - 127イッチ25/10/14(火) 01:13:38
- 12812325/10/14(火) 07:59:06
- 129二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 15:03:11
真人にヤンデレてる花御が!
- 130二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 18:14:39
※元は花御及び死んだ襲撃者の生存は集計後に判明するつもりだった
※しかし>>1の画像を使うの2度目なのにピンポイントでさっき死んだばかりの花御を引いたのに凄い面白味を感じた
※じゃけん、設定変更しますねー
花御「……おや、此処は何処なのでしょうか。」
真人「花御ッ!?」
羂索「!」
つい先程に死亡した筈の人物の帰還に三者三様に目を剥いた。
羂索ですら何も言えずに驚きを表明している。
花御「急に景色が変わりましたね。この辺りに海は無かったと思いますが……」
花御は此方へどんどん近付いて来る。
真人(花御、無事で良かったけど……これヤバくない? さっきよくわかんない理由で怒ってたし。死性櫻夢の精神効果もいつまで続くのか……)
ついに花御は真人と羂索が密着しているビーチチェアのすぐ傍まで来た。
真人に緊張が走る。
なお羂索は先程よりセンシティヴな恰好となっている。
花御「……この様に美しい浜辺に誰も居ないのは珍しいですね。」
花御はそのまま海へ向き直り、潮騒を聴いていた。
花御「何でしょう……この海を見ていると、何か大切な事を忘れている様な気がするのです。」
花御「私には………漏瑚以外に何も無いのに。」
その場に座ると考え事をし始めた。
真人「あー……そうか。やっぱり今日1日は俺達が見えないんだね。」
陀艮「ぶぅぅ………………」
真人「そんなに落ち込むなよ。明日には俺達が分かる様になるからさ。」
羂索「私達は見えてなくても陀艮の生得領域は認識してるんだ?」
- 131二次元好きの匿名さん25/10/14(火) 20:03:16
羂索(へぇ、この状態からの攻撃も通るって事かな? 相手の認識外からの不意打ち……これはかなりのアドバンテージになる。問題は相手が夢幻の襲撃者扱いになるのか、その枠から外れて今度こそ実際にダメージを与えられるかだな。)
安心した真人は陀艮と花御の無事を喜んでいる。
花御が思い出そうと頭を抱える真横で当の本人達がはしゃぐ図はシュールだ。
羂索(試してみたいけど……真人も陀艮もまだまだ必要だ。今、花御を攻撃する訳にはいかないね。)
羂索(実際にダメージが通るとして、襲撃者が過去の人物だった場合はどのタイミングで殺された事になるんだろうか。)
羂索(例えば夏油傑がこの呪具の効果内で死んだ場合、果たして五条悟に殺されたあの場なのだろうか?)
羂索(もしも更に前の段階……五条悟に会ってもいない状態で死んだら?)
この呪具の存在はなかなかの懸案事項ではないかと気付く。
羂索(後の対象者が私を殺す可能性もある訳だ……やはりこの呪具には消滅して貰わないと困る。)
羂索(目指すべきは瓶の液体が半分以上溜まらない状態で7日を終える事。)
羂索(ああ、でも……)
羂索(それだと裏面記載の事柄はどうなるのかな?) - 132イッチ25/10/14(火) 20:09:18
- 133イッチ25/10/14(火) 20:13:08
真人ヤンデレ花御概念、意図してなかったけどおもろいww
- 134二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 05:02:14
ほしゅ
- 135二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 14:02:43
まち
- 136二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 19:43:48
真人と陀艮は騒ぐのを止め、座り込んで動かない花御にペタペタと触れている。それでも全く気付かない様だ。
花御の座っている場所は羂索がダラリと腰掛けるビーチチェアのやや斜め後ろであり、その寝椅子を挟んで海を眺めている。
花御は見えていないだろうが羂索からすれば此方を凝視されている様に感じ、妙に落ち着かない気持ちにさせられた。
羂索「透明人間になるって、こんな感じか。」
それとも非術師に対する呪霊の気持ち?
そういった術式持ちの体を得た事もなかったな。そう思いながら羂索の内部には急速に悪戯心が湧いて来た。
羂索「花御が無事に戻って安心したかい?」
花御に抱き付く陀艮、折ってしまった筈の目の木を検分する真人に声を掛けた。
真人「うん。こんなところで花御を喪うなんて……自分の手で殺した事にならなくて本当に良かったよ。」
羂索「襲撃者に彼等が選ばれない様、明日からは対策しないとね……それじゃ真人。花御は襲って来ないみたいだし、安心ついでに続きをしようか。」
陀艮も興味を持ったならおいで。
裾を割って覗いた太腿に懐く青いスライム呪霊を撫でながら羂索は笑いかけた。 - 137二次元好きの匿名さん25/10/15(水) 23:30:55
ついに…!
- 138二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 07:16:37
wktk
- 139二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 17:15:22
真人「……夏油、いいの? そこ花御が見てるよ。」
羂索「見せ付けてやればいいじゃないか……ていうか見えてないでしょ。もうヤるならさっさとシようよ。」
多分あと1人襲撃者来るしさ。
羂索が体勢を変えるとスライム呪霊は滑り、内腿へとしがみ付く。
真人「んー……何か急に積極的になったよね、夏油。何で?」
何か企んでいるのでは? 真人は訝しんだ。
羂索「真人……この状況、何か思い出さないかな?」
にんまりと笑って羂索は問う。
真人「何か……? ああ、前に読んでたエロ漫画のこと?」
羂索「そう、それ。君、言ってたよね。『俺達って人間に視えてないのが普通だから、あまり新鮮味ない』って。では、呪霊に視えてないのはどんな感じなんだい?」
真人「花御に視えてないのは確かに新鮮だね……でもこの場合、夏油じゃなくて花御の体を弄って午前0時を待つんじゃない?」
羂索「……私が言ってるのはその時間停止ものの2篇後、透明人間同士がスクランブル交差点でヤってる話のことだよ。」
でも興味深いから花御の体も後で弄ろうか。
陀艮「ぶ、ぶぅ………………(真人って本当に羂索と仲いいんだな………)」 - 140イッチ25/10/16(木) 17:34:48
皆、ほんとに保守ありがとねー!
ところでこの時空、羂索が頭パカッとして脳でも見せてなきゃおかしい位に仲いいな…
そして痴的好奇心あり過ぎやろ2人共…書いといて何だけど… - 141二次元好きの匿名さん25/10/16(木) 22:29:38
次はいよいよライティング(閲覧注意)かな?
- 142二次元好きの匿名さん25/10/17(金) 07:28:03
ほー
- 143イッチ25/10/17(金) 16:58:45