- 1二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 17:22:56
- 2二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 17:23:20
続けて
- 3二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 17:23:20
なんでもいいですよ
- 4スレ主22/04/27(水) 17:28:16
「龍星お前何しとるんや?」
「見ての通り鍛えてるんですよ」
喜一や静虎 一時期はガルシア28号がいた灘神陰流の道場。
そこに訪れた喜一は、一人トレーニングに励む龍星を目撃した。
「何を今更...お前にはその心臓があるやないか」
喜一の言う"心臓"とは、龍星がガルシア28号から受け継いだ最強心臓の事だ。 - 5スレ主22/04/27(水) 17:32:31
ガルシアの持つ圧倒的なパワーと龍星の使う灘神陰流を合わせる事により、ハイ・レベルのパワーを龍星は手にしたのだ。
「心臓だけに頼ってもいられませんからね。それに...」
言うか言うまいか 数秒迷った後に、口を開いた。
「これは、28号への償いでもあるんです」 - 6二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 17:33:32
- 7二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 17:33:59
期待だもん
- 8スレ主22/04/27(水) 17:34:28
すみませんちょっとバランスがおかしくなってました 次からは気を付けます
- 9スレ主22/04/27(水) 17:44:00
宮沢鬼龍__灘の"影"にして、あらゆる道徳を無視する蓋世不抜の超人 その鬼龍に、龍星は一時期従っていた事がある。 片目を失い、自暴自棄になりかけていた所に現れた鬼龍。 「お前をこれから本物の龍に育ててやる」「"ドラゴン・インプリンティング"だ」今思い返しても、当時の自分は恥ずべき行いをした。 自らを利用しようとする鬼龍に盲目的に従い、恩師である"静かなる虎"宮沢静虎を、そして兄弟子である喜一の信頼すらも裏切り、最後には因果応報とばかりに28号に心臓を停止させられた。
- 10二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 17:51:38
支援
- 11スレ主22/04/27(水) 17:57:17
___自分は死ぬのか 仕方がない 殺されても文句の言えないような事をした そう思いながら意識を手放し、次に目覚めたのは病院のベッドの上だった。
その後に、鬼龍から説明があった。自身はガルシアに無様に敗北した事。そして自分は、自身に打ち勝ったはずのガルシアの心臓を移植され、一命を取り留めた事。静虎が信頼を裏切るような真似をした自身を助けようとした事___鬼龍の話す声が聞こえた。「ガルシアは所詮兵器でしかない」自分の耳が信じられなかった。 仮にも遺伝子を提供した"息子"とも呼べる存在を兵器呼ばわりした事 そして同時に龍星は自身を恥じた ...(自分は、こんなクズに従っていたのか) そう思うと、静虎や喜一に対する申し訳なさから、自然と涙が溢れてきた。 - 12スレ主22/04/27(水) 18:03:25
龍星はアメリカへと渡った。目的はガルシアを倒した男ジム・スヌーカとの接触 闘いのなかで、スヌーカ、ひいては先住民族の考えを知るなかで、龍星は決意した。___自分は、あの男のようにはならない。"灘の人間"と認められたい。虫のいいことを言っているのは分かっている。だが、ようやく手に入れた"本当の家族"を、失いたくはなかった。
- 13スレ主22/04/27(水) 18:09:41
(静虎さん...償いは命懸けでするものですよね)
"バスターズ"の一員にして"原爆青年" "首狩り職人"の異名をもつオーエン・スミス。勝ったはいいものの、龍星も決して軽くはない怪我を負ってしまう。静虎による治療の中、龍星は言い出せずにいた。あまりにもしでかした事が多すぎて、何から謝ったら良いか分からなかったからだ 最終的に出てきたのは 「申し訳ありませんでした」__これまでの所業に対して、あまりにも足りなさすぎる言葉。
しかし静虎の口からでたのは、意外な言葉だった。 - 14スレ主22/04/27(水) 18:10:12
書き溜めた物は投下したので、次からは少し遅くなるかもしれません
- 15二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 18:16:43
よき
- 16スレ主22/04/27(水) 18:16:49
「終わった事だ もう忘れたよ」 その言葉を聞いた途端に、目から涙が止まらなかった 最も謝りたかった相手への謝罪 それも許されなくても仕方の無いような行いの謝罪 許された___その事実だけで、龍星は胸がいっぱいになってしまった。この人達のために生きよう 灘神陰流の使い手として、恥ずかしくないような人物となろう そう決意した瞬間だった。
- 17スレ主22/04/27(水) 18:20:26
「償いか...まあ、ガルシアに対してとんでもない事言ってたしのォ」
「...はい」だが、まだ謝罪すべき相手が残っている。もはや会話することも叶わなくなってしまった人物___ガルシア28号。 自らが敵わないような強さをもっていた、彼に対する"償い"は一つしか思い浮かばなかった 彼と同じぐらい、いやそれ以上に強くなろう。ガルシアの心臓を持つにふさわしい男となろう それが龍星なりの28号への謝罪の仕方だった。 - 18スレ主22/04/27(水) 18:24:04
(...龍星)
トレーニング風景を眺めながら、喜一は思案していた。
(お前には確かな才がある だがそれと同時に危うさを秘めている)
(鬼龍と同じ...強さへの渇望)
(もしお前が また道を踏み外すような事があったら...)
(...その時は、灘神陰流当主として、このワシが引導を渡したる)
(鬼龍のようにはなるなよ、龍星)
当主として、兄弟子として、喜一は龍星のことを見守っていた。 - 19二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 18:24:41
このレスは削除されています
- 20スレ主22/04/27(水) 18:26:07
- 21二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 18:31:17
- 22二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 18:36:23
- 23二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 18:45:53
- 24二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 18:56:23
あーっ早よ続きが読みたいのォ
- 25スレ主22/04/27(水) 18:58:18
- 26二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 19:04:06
- 27二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 19:06:00
- 28二次元好きの匿名さん22/04/27(水) 19:09:26