【夢、閲覧、オリ鯖注意】ここに!!!特異点を立てる!!!

  • 1二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 22:36:40

    俺はレッドラインの森くんに惚れた者
    森くんは血に塗れながら笑って戦う姿が一番好きだ!!!
    森くんの獲物として一万点を目指したい
    でも長可星には行けない
    そこで思いついた
    サーヴァントは100点、一万点になりたいのなら100回殺し殺されればいいじゃん、と
    なので森くんと殺し合いをするために聖杯(前スレ)から助言を得て、
    特異点「永劫狂乱合戦 コマキ・ナガクテ」
    を作った!!!
    だからここは俺と殺し合ってる森くんをカルデアのマスターが頑張って助けるスレとなる
    物語の導線は出来ているのでなんとか頑張って書くから、助言や安価がいる時は頼む
    こういうスレ立ては初めてだし遅筆なので大目に見てくれ
    目指せ森くんの一万点!!!
    かかってこいカルデア!!!

  • 2スレ主25/10/23(木) 22:40:24

    こちらが聖杯の助言(前スレ)

    ただしこのスレのオチのネタバレ?みたいなのがある

    https://bbs.animanch.com/board/5708873


    こっちがスレ画の一部元ネタ様

  • 3スレ主25/10/23(木) 22:42:03

    深夜は規制で書き込めないからそこんところよろしく
    とりあえずあらすじ

    〜あらすじ〜
    森くんが行方不明!?
    突如として森長可の反応がストームボーダーから消えた
    どうやら原因はファイナル本能寺以降厳重に封じたはずの「ロゴスリアクト・ジェネリック」にあるらしい
    兄(赤の他人)の危機だと聞いて駆けつけた蘭丸Xと共にマスターは特異点に乗り込むが、そこは本来死んだはずの森長可が蘇り、戦い続けている小牧・長久手の地だった───
    現地で出会った森忠政と尾張のランサーによると森長可はこの特異点に閉じ込められていると言う
    果たして囚われの森くんを取り戻し、特異点を解決できるのだろうか!?

    森家(森家ではない)だから蘭丸Xの名前出したけど口調エミュに自信はない!
    なんならキャラエミュ自体に自信はない

  • 4スレ主25/10/23(木) 22:45:14

    プロローグはなんとか書けたけど長尺になってしまったので3つくらいに分ける
    趣味全開だから気をつけてくれ

  • 5スレ主25/10/23(木) 22:50:28

    「あ?んだここ?」
    「ようこそ森くん!ここは俺が作った特異て…」
    ブンッ!
    問答無用、と人間無骨が風を切って水平に振り抜かれる
    「うおっ!?」
    後ろに避けるも、
    「てめぇが黒幕か!?ならぶち殺す!!」
    体勢が整わぬうちに二撃目が迫る
    その喉元を掻き切らんとする兇刃を見ることしかできない

    ゴボリ

    声が、出ない
    思わずハクハクと口を動かすも

    ゴボ、ゴボリ

    "喉から"溢れるのは血ばかり
    ぐらり、とマネキンのように首が傾く
    刃が触れたのは一瞬、だがその一瞬が命取りだった
    「おいおいおいおいおい!!この程度で死んだらつまんねぇだろが!!」
    相手を見下ろして、不満さを露わにした鬼が吠える
    だが

    ガシッ

    胴からわずかに離れかけた首元を"掴んだ"

  • 6スレ主25/10/23(木) 22:55:10

    続き

    「あ"、あ"ー、ん"ん"、あーあー、よし。首の皮一枚繋がったってやつだな、文字通り。」
    今し方首を斬られたにも関わらず、何事もなかったように笑う
    その首は────綺麗に繋がっていた
    「ひゃーははははは!!死なねぇのかテメェ!!じゃあ何回でもブッ殺せるってわけだよなぁ!!」
    再び人間無骨を振るう森長可だが、
    「そう言うと思ったんだ」
    縦に下ろされたそれを横に避け、振り下ろし切った瞬間の僅かな隙を縫う
    槍のリーチを埋める様に前へ
    狙うは''頭"
    肩口を掴み、

    ガチッ!!

    全体重を乗せるように脳天をかち割った
    「あ"?」
    さしもの鬼武蔵も一瞬視線が驚きに歪む
    血が止まらない
    しかしそれはこちらも同様
    相手の脳を割るほどの頭突きをかましたのだ
    視界が真っ赤に染まる

  • 7スレ主25/10/23(木) 22:59:34

    続き

    だがそんなもの知ったことではない
    そのまま三角絞めのように森長可の首に巻きつく
    そして隠し持っていた短刀を

    ズッ…!

    思い切り突き刺した、しかし
    ガッと左腕を掴まれる
    そのまま引き剥がされ、

    ブンッ!ドシャッ!

    受け身を取る暇も無いまま投げ飛ばされた
    まだ森長可は立っている
    短刀が刺さったままの姿で

    ズチュ…グチャ…グチュ…ズロォ
    カラン

    "自分で"引き抜いた短刀を捨て置く
    そしてさながら獣のような、ギザギザとした牙を見せて、鬼は嗤った

    「嗤え、人間無骨」

    ───相棒と共に

  • 8スレ主25/10/23(木) 23:24:39

    一旦区切りなのでdiceを回す

    オリ鯖である森くんの弟、森忠政diceだ

    森忠政 - Wikipediaja.wikipedia.org

    簡単に言うと森くんの遺言無視して森家継いで、森くんの生前の敵を磔にしまくってた、はず

    結果によっては森くん掘り下げの話を書くことになるかもしれない


    一人称 dice1d3=1 (1)

    1私 2僕 3俺 


    森くんの呼び方 dice1d3=2 (2)

    1兄上 2兄貴 3兄さん


    倫理観 dice1d100=22 (22)

    100は森くんレベル、低いほど常識人


    森くん大好き度 40+dice1d100=73 (73)

    高いほどブラコン、逸話から補正+40

  • 9スレ主25/10/23(木) 23:33:27

    …補正40はやり過ぎだったかもしれない

    だがdice結果には従う

    ここの森忠政くんは常識人だけど兄大好き過ぎて暴走する感じで書いていきます

  • 10スレ主25/10/23(木) 23:40:05

    従うって言ったけど一人称「私」で「兄貴」呼びはしっくり来ないんで振り直す

    1兄上 2兄さん

    dice1d2=2 (2)

  • 11スレ主25/10/23(木) 23:43:17

    もう書き込めなくなる時間なので続きは明日だ
    おやすみ!

  • 12二次元好きの匿名さん25/10/23(木) 23:50:51

    お、例の森くん狂の人か

  • 13スレ主25/10/24(金) 09:02:21

    間に合わなさそうなので保守

  • 14スレ主25/10/24(金) 13:49:13

    >>7プロローグ続き

    「は…!ははははははは!それだよそれ!その顔が見たかったんだ!!」

    興奮そのままに目の前へ向き直る

    血を浴びた鬼武蔵、それを目の前で見据えれる歓喜に打ち震えた、がしかし

    「兄さん!長可兄さんですよね!?私です!忠政です!仙千代です!」

    急な乱入者に阻まれるのであった

  • 15スレ主25/10/24(金) 13:58:01

    続き

    「仙千代ぉ!!邪魔すんな!!」
    「兄さんの邪魔をするのは忍びないですが!ここにはもうすぐ出入りが不可能になります!兄さんを閉じ込めようとする不埒な輩など何を考えているか分かりません!ここを離れましょう!」
    「忠政…?チッ…面倒くさくなりそうだから呼ばなかったのに。勝手に召喚されてきたか。」
    「アイツがここの黒幕なんだろ?じゃあここでぶち殺せば解決だろうが!!」
    「で、ですが見ましたよ!アイツも兄さんも致命傷で死なないどころか蘇生していた!アイツが何か手を加えたに違いありません!殺しても死なない奴と策無しで戦うなんて無謀です!」
    「(ピーン💡)いや?俺だっていつかは死ぬさ。それまで俺を何回でも殺し尽くせばいい。カルデアのマスターが来たら俺は何をするかわからんぞ?」
    「マスターにちょっかいだそうとはふてぇ野郎だ、やっぱぶち殺す!仙千代ォ!お前は手ェだすな!」
    「しかし!」
    「代わりにオレのマスターのこと頼んだぜ!まあマスターが来る前にぶち殺すけどよ!」
    「…!し、仕方ありません。かるであ?のマスターのことはおまかせ下さい!キッチリお守りしてみせます。…兄さんのことも絶対助け出しますから!」
    森忠政が離れると同時に魔力障壁が降りる
    これで外からも中からも脱出は不可能だ
    …黒幕が死なない限りは
    「あれ?かるであ?のマスターってどんな人なんだろう?」

  • 16スレ主25/10/24(金) 14:02:46

    マスターへの危害をチラつかせることで森くんをその気にさせるぜ

  • 17スレ主25/10/24(金) 16:36:46

    続き

    「そういやなんで仙千代の奴がいたんだ?ひゃははははは!ま、どうでもいいわな!それよりお前、マスターに手ェ出そうってんなら、わかってんだろうなぁ!!」
    「まあ待てよ!俺としてもこのまま一騎打ちといきたいところだが、お前と戦いたいって奴らが俺以外にもいるんだ。前座として合戦といこうじゃないか!」
    「あ?知らねぇよ!!ここでテメェを撫で切りにしちまえば済む話だろうが!!」
    「まあそう言わずに付き合ってくれ」
    懐から取り出した聖杯が光り輝き始める
    その光が収まる頃には、
    「ノブノブー!長可様ノッブ!」
    「ノブノノブ!ノブブー!」
    本陣らしきところで謎のナマモノに囲まれていた
    「大殿のチビ共じゃねーの」
    「みんな大将が来たニュブ!長可様、ノッブ達を率いて欲しいニュブ!いざ合戦ニュブ!」
    「オレ、軍団とかめんどくせーのは苦手なんだよなぁ。……お?この馬…」
    ブフッ、ヒヒーン!
    「おいおい!百段じゃねーか!こりゃ面白くなってきやがったぜ!アイツら全員、皆殺しだぁ!!」
    「みなごろしニュブ!」
    森長可は気づいていないが、聖杯の力によりバーサーカー霊基からライダー霊基へと変化していた
    森長可完全体の姿、邪魔されない場所、ナマモノではあるが兵も万全、ここに理想郷が完成した
    「さあ!飽きるまで殺し合おうぜ森くん!」
    「鬼武蔵の首を取るニュブよ!!」

    プロローグ終わり

  • 18スレ主25/10/24(金) 16:38:48

    すごく長いプロローグになったのは許して
    ちびノブ語は雰囲気書いてる
    雰囲気で読んでくれ

  • 19スレ主25/10/24(金) 21:35:42

    >>17

    森長可「本人じゃないけどよぉ!大殿がオレの家臣になるとはなぁ!!ひはははは!おもしれー!」


    森くんがおもしれーしか言ってない

    てか自分で読み直すたびに面白いのかわからなくなっていくぜ!

    ssスレとか立ててる人すごいよ

    まあ書くけど!

  • 20二次元好きの匿名さん25/10/24(金) 21:52:26

    待ってたぜ森くん狂の人
    忠政のブラコン度113に笑ったわ、逸話考えるなら納得

  • 21二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 01:25:37

    プロローグの時点で既に面白そう

  • 22二次元好きの匿名さん25/10/25(土) 03:03:55

    ちびノブには似つかわしくない……事も無いガチの殺し合い

  • 23スレ主25/10/25(土) 09:32:50

    ……皆さん、前回の講義の内容を覚えておいででしょうか


    「高度に発達した魔術は科学と見分けがつかない」


    そう、以前見ていただいたのはとある思考実験の成れの果て、人の夢を叶えた果ての場所でのお話でした

    そしてまたしても「無限のエネルギー」を求める者が一人…

    ただし夢を叶えた"果て"ではなく、夢を叶えている"最中"、と言ったところでしょうか

    今宵、皆さんにお付き合い頂くのは無限の力を得んとするその過程のお話

    どこまでその叶わぬ夢を追い求めるのか

    皆さんの目でお確かめください

    "1+1=∞(いちたすいちよ永遠なれ)"



    …私が何者か?

    『それは番組の最後で!』…というのは冗談です

    ではまた"次の講義(夢の果て)"にてお会いしましょう

    ───マックスウェルの悪魔


    マックスウェル不満度ダイス

    低いほど俺に対して不満、高いほど協力的

    dice1d100=2 (2)

  • 24スレ主25/10/25(土) 16:46:44

    >>22

    前スレで「自分も森くんと死合いたい」、「森くんが兵を率いているところが見たい」との要望があったからな

    オリキャラを増やし過ぎると俺が扱いきれないのでちびノブになっていただいた

  • 25スレ主25/10/25(土) 21:13:48

    ダヴィンチちゃんは森くんのことなんて言うんだよ!?
    フルネーム呼びなの?

  • 26スレ主25/10/25(土) 22:14:58

    今蘭丸Xのセリフで詰まっててね
    規制かかる前に保守しておくよ!

  • 27スレ主25/10/25(土) 22:54:20

    *ダヴィンチちゃんは「森君」呼びで一旦統一


    「うーん、森君がいないって言うから探ってみたんだけど、反応がこの中からだったんだよね…」

    【これって…】

    「自由な歴史再現シミュレーターの名を借りた特異点発生装置、ロゴスリアクト・ジェネリック。あの時厳重に封印し直したはずだったのですが…。どういうわけか封印が解け、そればかりか再び稼働してしまったようですね。」

    「まーた勝蔵がいつぞやのバーサーカー特異点でも作ったんか?」

    「それは入ってみないとわかりません、と言いたいところですがそんな柔な封印するわけナイナイ!それに今回は明確に犯人と思われる人物が判明していますから。」

    >>前回は誰のせいじゃったかのー

    >>なんで伯母上はこっちを見てるのかなー!?

    >>自分だけ責任逃れしようとしないでくださいよー

    「実は森君が消えたと同時にストームボーダーへの侵入記録が確認された。これを稼働したのはその侵入者たちと見ていいだろう。」

    【たち?】

    「ああ、記録によると侵入者はサーヴァント"2騎"。侵入した後に特異点発生装置を作動、その場にいた森君を巻き込んだ、といったところかな。」

    「その不届者も運がないのー。今頃勝蔵が暴れ散らかしてメチャクチャになっとるんじゃないか?ま、是非もないよね!」

    「ですが今回も停止術式が弾かれてしまいますし、またしても中でシミュレーションをゴールまで運ぶ、終了条件(ゲームセット)を満たすしかないようです。」

    「じゃあ早速特異点攻略に向かってもらうんだけど、前回の例から考えて同行できるサーヴァントは精々2、3騎…」

    「でしたら蘭丸の出番でありますね!長可様の危機と聞きこの蘭丸、何やら居ても立っても居られない心持ちであります!」

    「ビックリしましたよ!いきなり出てこないでください!」

  • 28スレ主25/10/25(土) 23:12:38

    森家(赤の他人)の蘭丸X、反応が気になるノッブは決定しているので、ここで同行サーヴァントdiceのお時間だ!

    (俺が書くの大変なので)森くんと関連や会話がある鯖から選出させていただく


    dice1d12=11 (11)

    1沖田総司 2茶々 3土方歳三 4坂本龍馬

    5上杉謙信 6織田信勝 7出雲阿国

    8千利休 9永倉新八 10武田信玄

    11李書文 12高杉晋作

  • 29スレ主25/10/25(土) 23:27:41

    あ、マシュを入れ忘れた
    ごめんなぁ!でも俺は続きを書かなきゃいけないから代わりに原田が腹を切るよ

  • 30スレ主25/10/25(土) 23:51:03

    >>27続き

    「えーわし行くの?」

    「最近はまた茶ばかり飲んで腕が鈍っていたところだ。鍛錬には丁度よかろう。」

    「早く向かうでありますよー!」

    >>クッ…!姉上がいるところに僕ありなのに…!

    「じゃあ3人とも任せたよ!座標は西暦1584年、日本の小牧・長久手。ちょうど小牧・長久手の戦いの真っ只中だ。」

    「え?勝蔵狙い撃ち特異点?」

    「では、レイシフトスタート!」

  • 31スレ主25/10/25(土) 23:55:35

    「…あれ?反応が消えたサーヴァントがもう一騎いる…?」

    今回はここまで
    蘭丸X、ノッブ、李書文おじいちゃんはどんな会話をするんだろうか

  • 32二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 03:23:11

    すっかりぐだぐだ鯖と化してしまった李書文……

  • 33スレ主25/10/26(日) 09:19:10

    今から用事なので保守

  • 34スレ主25/10/26(日) 19:04:06

    間に合いそうに無いので一旦保守だ
    やっとあらすじの部分に行けそうなのに筆が進まない

  • 35二次元好きの匿名さん25/10/26(日) 19:04:47

    ここで落ちると悲しいので保守。

  • 36スレ主25/10/26(日) 19:44:10

    「それじゃあお前の望み通り、先に一騎打ちをする権利をやる。精々派手に散ってこい。」
    「あの鬼武蔵と戦えるなんて夢みたいニュブ!先に首を取っちゃったら悪いニュブね!」
    やけに血の気の多いちびノブがウキウキとしていた
    「(前スレからの)約束だしな。あの森くんがちびノブ一人にやられるとも思ってないし。それで森くんはまだ動かないのか?」
    戦闘狂ノッブは一旦置いといて、家老としての役割を与えたちびノブに問いかける
    「まだ報告はないニュブね。さっきお互い本陣に付いたばかりニュブよ?自軍の把握とか、戦場には色々あるんニュブ。」
    「自分で配置しといて言うことじゃないが、ここ俺と森くん以外、君達ちびノブしかいないから把握もクソもないけどね。」
    「報告、報告ニュブ〜!相手が動いたニュブ!先陣は大将、森長可ニュブ!全軍率いて突っ込んでくるニュブ!」
    「まだ寸刻ニュブよ!?」
    「ほらな?」

    「相手の軍丸見えじゃねーか。お?あれ大将首か?よっし、お前らぁ!!!俺が百段で先陣行くからよぉ!!!勝手についてきやがれ!!!」
    ヒヒィィィーーーン!!!!
    「「「「ノッブー!!!」」」」
    「根切り撫で斬り皆殺しだぁ!!!!」
    「みなごろしニュブー!!!」

  • 37スレ主25/10/26(日) 20:11:38

    続き

    「よし!!こっちも出るぞ!!出し惜しみ無し、全軍でぶつかる!!!先陣は、残念ながら俺ではないが。」
    「張り切って務めさせていただくニュブ!」
    「お前ら好きに戦え!!!ここじゃ次なんてない!!!永遠にこの場所で命を散らせ!!!行くぞぉ!!!」
    外からも中からも出入りができない永劫に閉じられたこの場所で、血を血で洗う戦が始まる
    まさに狂乱
    先を見るためではない、今目の前にある戦いを繰り返すだけの舞台
    ───ここはそのためだけに作られた


    「家老の出番が無いニュブ!?」

  • 38スレ主25/10/26(日) 22:56:40

    更新遅くてすまん
    また保守だけさせてもらう…

  • 39スレ主25/10/26(日) 23:31:27

    続き

    駆ける、駆ける、駆ける
    力強くこの地を、蹴る
    背に伝わる長く寄り添ってきた主人の重みが、久しく感じていなかったその重みが、足をさらに運ばせる
    "あの日"に終わってしまった、その続きをずっと待ち望んでいた
    この百段、どこまでもどこまでも共に

    ───敵を轢き殺してくれよう!

  • 40二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 01:42:43

    血に狂い戦に狂うバカども(褒め言葉)の宴を見届けたいので保守

  • 41スレ主25/10/27(月) 09:41:26

    これから仕事だ!保守

  • 42二次元好きの匿名さん25/10/27(月) 19:04:37

    面白そう!保守

  • 43スレ主25/10/27(月) 19:12:52

    俺の筆が遅いばっかりに…でもみんな保守ありがとう!
    ゴールは決めてるから何とか書き切ってみせるぜ!

  • 44スレ主25/10/27(月) 21:26:20

    >>39続き


    「ノッブー!」

    「ノブブー!?」

    「ノッ…!ブ…」

    おおよそ戦地に似つかわしくない、気が抜けるような声が響き渡る

    だがその様子は側から見れば地獄そのもの

    何百、何千というナマモノ達が死力を尽くして殺し合っている

    「10点!」

    「ノブッ!?」

    「10点!」

    「ノブァー!?」

    「10点!!」

    「ノーーーブーーー!?」

    「ひゃーはははははは!!!」

    その地獄を形作っている鬼がここに一人

    「オレ様が天下御免の鬼武蔵、森長可よ!!!一番手柄は戴きだぜ!!!大将首出てきやがれ!!!隠れてんじゃねぇぞ!!!」

    久方ぶりの愛馬と共に、ちびノブ達を轢き殺し、白具足をさらに血染めていく

    そこへ立ち塞がるものがいた

    「このノッブこそが先陣を任された戦闘狂(バーサーク)ノッブ、ノブ!鬼武蔵、森長可!その首、貰い受けるノブ!」

    意気揚々と名乗りあげ、真正面で対峙する

    「おうおうおう!!!気合い入ってんじゃねーの!!!」

    謎のナマモノVS戦国DQN、勃発

  • 45スレ主25/10/27(月) 21:29:27

    続き

    「駆けろ!!百段!!」
    百段のギアが一段上がる
    「おらぁ!!!!」
    すれ違いざまに渾身の一振り、だが
    「当たらないニュブよ!」
    それくらいでやられてはバーサークノッブの名折れ
    身軽に飛んで避ける
    「お返しニュブ!」
    勢いそのままに背中目掛けて一太刀!
    ヒヒィーン!
    「ニュブ!?」
    とはいかない
    百段が馬とは思えない小回りでドリフトを効かす
    「殺れぇ!!!百段!!!」
    ドンッッッ!!!
    未だ空中にて身動きがとれないバーサークノッブに百段が追突した
    「まだ、まだニュブよ!」
    「!!」
    しかしまだ終わらない
    何とか渾身の力でしがみついたバーサークノッブは
    「これでもくらうニュブ!」
    刀を森くんの頭目掛けて突き出した!

    グサッ!

  • 46スレ主25/10/27(月) 21:31:27

    続き


    「…当たらねぇよ!!!」

    突き出した刀は肩口へ

    先刻、頭を割られたばかりの鬼武蔵には届かない

    「チビの癖にやるじゃねぇかお前!!!(dice)点で、どうよ!!!!」

    ブンッ!!

    バーサークノッブの頭を鷲掴み、思い切りぶん投げた

    「これが鬼武蔵の力ニュブね〜〜〜〜!!!」

    キラーン!

    バーサークノッブはあっという間に星に…

    ドンッ!

    「グブッ!?」

    なることはなかった

    ここは中からも出入り不可能なのだ

    「アイ、ルビー、バック、ノブ…」


    10+dice1d90=35 (35)

  • 47スレ主25/10/27(月) 22:57:03

    ナイス健闘だったよちびノブ
    一応保守

  • 48スレ主25/10/28(火) 08:26:58

    今のうちに保守

  • 49スレ主25/10/28(火) 16:31:44

    >>46続き


    「ナイス健闘だったな、バーサークノッブ」

    今まで静観していた戦いをそう讃える

    だがここは自ら整えた舞台

    森忠政に乱入され、ちびノブに先を譲って一旦冷えた頭が、戦場の熱気に当てられ再び茹る


    「やっと俺のターンだ!」


    もう待ちきれない

  • 50スレ主25/10/28(火) 16:33:05

    続き

    「お持ちかねの大将首だぜ!!!」
    「ドライノーブッ!」
    ドライノッブを馬代わりにバーサークノッブ同様、目の前に躍り出る
    「ひゃはははは!!百段!!!」
    ヒヒィィィーーーン!!!
    さらにギアが上がる
    「アクセル全開でいくノブよ!!!」
    「ああ!!!真正面からぶつかれ!!!」
    ブレーキの存在など忘れ、アクセルベタ踏みで進撃する
    「「うおおおおおおおお!!!!!」」
    雄叫びをあげ、両者激突!

  • 51スレ主25/10/28(火) 16:35:09

    続き

    「嗤えぇぇぇぇ!!!!」
    「ぐっ…!!!」
    「ノブゥ〜〜!場外アウトノブ〜!」
    一振りなど生温い、馬の勢いを載せた人間無骨が腹に突き刺さり、そのまま吊り上げられる
    森長可は具足から顔だけを展開し、
    「人間無骨!!!!」
    ザンッッッ!!!
    宝具発動
    人間無骨が体内で三叉へと展開し、胴を内部から引き裂いた
    「がぼっ…!!!」
    何が混じっているかもわからない血の塊を吐く
    「やっぱ返り血浴びてると生きてるって気がするぜ!!!」
    嗤う、嗤う、嗤う
    血の雨を浴び、顔も具足も真っ赤に染めて鬼が嗤う
    だがその隙に
    ズッ…
    回復が完了し、人間無骨から体を引き抜く
    「お?」
    吊り上げられた高低差を利用した、
    ゴッ!!!
    全体重を載せた踵落とし!

  • 52スレ主25/10/28(火) 16:47:40

    続き

    (いや、手応えがな、イ"ッッ!!!)
    バキッ!!!
    足をへし折られる
    咄嗟の動き故、簡単に受け止められてしまったようだ
    「オレのマスターにちょっかい出すんなら死/ねやぁ!!!」
    へし折った足を掴んだまま凄む
    そのまま百段の前に放り投げようとした

    ググッ
    咄嗟に肩口に刺さったままだったちびノブの刀にしがみつき、投げ飛ばされることを阻止する
    「ああ"?」
    掴んだ刀を"引き抜く"のではなく、
    ズバッ!!!
    刺さったまま肩を上に"引き裂いた"
    「いてぇ!!!!!」
    バランスを崩した森長可は百段から落馬する

  • 53スレ主25/10/28(火) 16:50:00

    続き

    「じゃねーか!!!!!」
    グンッ!
    直前、相手の首根っこを掴み
    ゴガッ!!!
    頭突きを喰らわせた
    ズズンッ!
    共に地面に倒れ伏す
    「さっき頭割られてムカついたからなぁ!」
    先に起き上がったのは森長可
    「いっっってぇ………」
    こちらも言葉とは裏腹に危なげなく立ち上がる
    「まだ生きてんのかよ!!殺しても殺しても死/なねぇなんざ、どうなってやがんだ?俺も死/なねぇみてぇだしよ。」
    「それ今重要か?」
    「何回てめぇをぶち殺せるかって聞いてんだ!!!」
    「……!!さあな、数でも数えてろ!!!」
    「言うじゃねぇか!!!」
    血を拭う時間も惜しい、と互いの殺意がぶつかり合う
    ギィィン!
    人間無骨とへし切長谷部(かもしれないちびノブの刀)が激しく火花を散らした

  • 54スレ主25/10/28(火) 16:52:27

    長くなったのは許して
    次はマスター特異点突入後の部分の予定

  • 55スレ主25/10/28(火) 19:04:17

    今さらだけどもうちょっとセリフの間隔空けたほうが見やすいね
    次からは気をつける

  • 56二次元好きの匿名さん25/10/28(火) 19:35:55

    バーサーカーノッブもスレ主も当然森くんも血の気多~~~!!(キャッキャ)
    串刺しにされても死なねぇから!で反撃に転じるスレ主くんほんとに元気で楽しそうでニコニコしちゃった。森くんといっぱい楽しめ

  • 57スレ主25/10/28(火) 22:23:37

    >>53

    森くんの一人称「俺」じゃなくて「オレ」だ〜!!!

    間違えたのでお詫びに腹切り代行原田が腹を切ります

  • 58スレ主25/10/28(火) 22:53:56

    更新は明日の自分へ!保守
    今は設定の整合性の確認、調整とセリフエミュの添削してるところだ…

  • 59スレ主25/10/29(水) 08:41:00

    保守ばかりですまんな

  • 60スレ主25/10/29(水) 16:34:12

    【ここは…】
    何の変哲も無い森の中、マスターは一人佇んでいた
    またいつもの様にレイシフトで逸れてしまったらしい
    とりあえず人を探そうと歩き出す

    「お久しぶりですね」
    【……!】

    そこに話し掛ける者が一人

    【マックスウェルの悪魔…!】
    「覚えておいででしたか。ええ何の因果か、再び現界してしまったようです。しかし早速で悪いのですが、『捕えろ』…との命令ですので。」

    挨拶も早々に、マックスウェルの指揮する兵が現れる
    味方も何も無いマスターは大人しく捕まるしか…

    「そうはさせませんよ!」

    マスターとマックスウェルの間に何者かが割って入る

    「人探しの途中ですが!丸腰の人間を襲うとは何事か!この私が相手です!」
    【あ、あのあなたは…?】
    「自己紹介は後で!今はこいつらを蹴散らします!」

  • 61スレ主25/10/29(水) 16:35:32

    続き

    「ふむ、手強いですね」
    「数が多い!」
    マックスウェル率いる英霊兵をどんどん倒していくが、まだまだ敵の数は減らない
    このままジリ貧か、と思われたが

    「何でいつの間にかピンチ、なの!」
    「おっと」
    空から急襲した謎の槍使いがマックスウェルへと一撃を入れる
    しかし
    「無駄ですよ。この時代に私を倒せるサーヴァントは存在しません。」
    当然、無傷
    「ですが、非力な私ではこの場は分が悪いようだ。一度引きましょう。」
    悪魔は冷静に状況を見据える
    「では、また」
    あっという間に姿を消した

  • 62スレ主25/10/29(水) 16:37:33

    続き

    「手助けありがとうございます」
    「戦っても無駄って言ったでしょ」

    戦いがひと段落したことでマスターは再び疑問を投げかける

    【あなた達は…?】
    「あ、自己紹介が遅れました。私、忠政という者です。」
    「名前…、まあいいか。あたしは…尾張のランサー、でいいよ。」
    「今人を探しているのですが、あなたはかるであのマスターという人を知りませんか?」

    聞き逃せない質問が逆に飛んできた
    常であれば警戒するものだが、マスターは自分を助けてくれた人達を信じて返答する

    【あの、そのカルデアのマスターって】
    「…!お知り合いですか?」
    【自分、です】
    「……?あなたが?」
    【そうです】
    「本当ですか!確かによく見ればこの時代の装いではないですね!長可兄さんとの約束を、早速果たせそうです!」
    「早く見つかって良かったね〜」
    【兄さん?】
    「申し遅れました。私の真名は森忠政。鬼武蔵と名高い、森長可の弟です。兄とあなたを守ると約束しました。それを果たすため、私と契約していただけませんか?」
    【……わかった】
    「ありがとうございます…!」

    ここに契約が結ばれた

  • 63スレ主25/10/29(水) 21:47:11

    続き

    「おー!マスター、ここにおったか!それにしても特異点へ来るたびに離れ離れになるのはどうなんじゃ…って、知らん顔が2人も増えておる!?そなたまたサーヴァントを拾ってきたのか?少し目を離したらすぐこれじゃ!元いた場所に帰して来んか!」

    【でもノッブ、ちゃんと面倒見るから…】

    「ん…?もしかして、信長様ですか?」
    「わしは知らんぞ、貴様など」

    「森長可の弟、森忠政です。あの時は仙千代か長重を名乗っていましたが。お会いしたのは短い間でしたし、覚えてらっしゃらないのも無理はありません。」

    「あ〜…お主、仙か…。わしの前で同僚の頭、扇子ではたいた…。」

    「覚えてて下さったとは光栄です!ですがその件は若気の至りですので忘れていただきたい。梁田殿が兄を馬鹿にしたのが悪いですが。」

    「お主、勝蔵大好きなところは変わらんの…。ま、ええわ。そっちのなんかフード被っとる怪しいの、誰じゃ。」

    「あたしはさっきも言ったけど尾張のランサー、とでも呼んで。槍で武功をあげたけど真名らしい真名は無いくらいの英霊だよ。」

    「え〜?顔を隠しとるうえに、雰囲気は日の本の英霊でも無さそうなのに"尾張のランサー"じゃと?怪しさしかないではないか!」

    【まあまあまあノッブ】
    「まあまあまあ信長様。特異点に呼ばれて右も左もわからない私に声をかけて下さったのは彼女です。一緒にカルデアのマスターを探してもくれましたから。」
    【助けてくれたから…】

    「お主ら…。わかったわかった、何かあればわしが即斬るからな。」

  • 64スレ主25/10/29(水) 22:10:52

    今のうちに保守るね

  • 65スレ主25/10/29(水) 22:42:38

    もう一回保守

  • 66スレ主25/10/30(木) 08:29:12

    朝の保守

  • 67二次元好きの匿名さん25/10/30(木) 17:21:53

    応援してるぞ 保守

  • 68スレ主25/10/30(木) 22:30:00

    >>63続き


    「そういえばマスター殿は信長様とも契約を?カルデアとはどういうところなんですか?」

    「それ聞かんで契約しとったの?」

    「に…あに…兄さんに任せると言われたので、つい勢いで」

    「で、あるか…」


    ノッブとは合流できたところで特異点の状態を把握しにかかる

    ランサーと忠政の案内により、特異点の中心にある魔力障壁で囲まれた部分へと来た


    「この中に勝蔵がおるのか?…見たところナマモノ共が争っとるだけじゃが…というかいつもよりあ奴ら、血の気多くない?」

    「マスター殿、信長様、あれを見てください!!」

    「え〜〜〜〜!?」

    【え〜〜〜〜!?】


    そこで2人が目にしたものとは!?

    ちびノブが入り乱れる戦場の中で、一際血みどろに殺し合う森長可と『俺』の姿が!!

  • 69スレ主25/10/30(木) 23:07:56

    忠政の敬語を良い感じに崩せねぇ…

  • 70スレ主25/10/31(金) 08:35:08

    朝の保守

  • 71二次元好きの匿名さん25/10/31(金) 16:02:52

    早めに保守

  • 72スレ主25/10/31(金) 18:11:35

    ノッブがこの殺し合いを見た時の反応を決めます


    ノッブ反応ダイス

    高いほど驚き、低いほどドン引き

    dice1d100=81 (81)

  • 73スレ主25/10/31(金) 19:35:04

    >>68続き


    「げぇ〜!?勝蔵と殺し合っておる!?」


    「あの2人、この特異点が出来てからずっと戦ってるの。しかも魔力で無限に蘇生しながらね。もう何度死んでるのか片手じゃ足りないくらい。」


    「なんじゃそれはイカれとんのか!?ほんとに勝蔵狙い撃ち特異点ではないか!!ええい!!この壁壊せんのか!?」


    「何度か………、何度か試したけどダメです。元を断つ方が早いかと。でも魔力の生成元が『マックスウェルの悪魔』とかいう奴の宝具で壊せないんです。さっきも攻撃が効きませんでしたし。」


    「ガチすぎるじゃろ!?マジで勝蔵と殺し合うためだけに無駄に頑強な引き篭もり障壁作ったんか!?!?!?」


    「私はそれだけとは思ってませんよ。何かはわかりませんが、兄を閉じ込めて何かする気のはずです。長可兄さんを利用するなんて許せない!」


    「でもまずこの壁どうにかしなきゃ」


    【とにかく調べ…て?】


    マスターは懐にいつの間にか捩じ込まれていた紙を発見した

    一体誰の仕業なのだろうか、と一瞬思案したが、今はとにかく全員で内容を確認する

  • 74スレ主25/10/31(金) 22:45:24

    「どうやら魔力炉?というものがあるみたいですね。魔力炉→マックスウェルの順に壊す、て書いてありますよ。」

    「え?信じるの?どう見ても罠じゃよね、これ」

    「でも他に行く当てないし、行くだけ行ってみればいいんじゃない?」

    「雑ぅ!」

    【じゃあここを目指そう】

    とりあえずマスター一行は近くの魔力炉を目指してみることにしたのだった


    「首を置いてくであります!」

    「今の技は良い。もう一度打ってこい。」


    「こっちも殺し合っとる!?」

    どう見ても様子がおかしい蘭丸Xと李書文がいたが

  • 75スレ主25/10/31(金) 22:49:30

    実際はもっと細かく場所が書いてあるんだ

    あるったらあるんだ

    ちなみに最後の書文おじいちゃんのセリフの元ネタ様

  • 76二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 08:11:44

    ほしゅ

  • 77二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 08:25:39

    ほしゅ

  • 78スレ主25/11/01(土) 18:18:40

    保守
    次はまた俺と森くんの戦いを書く予定

  • 79スレ主25/11/01(土) 21:42:28

    今日は更新できそうにないから保守だけしておくぜ!

  • 80スレ主25/11/01(土) 21:44:12

    もうマスターが来てしまったから、嫌でも「終わり」を想起させられるけど、それでも物語はいつか終わらなきゃいけないんだよな

  • 81二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 22:40:08

    このレスは削除されています

  • 82二次元好きの匿名さん25/11/01(土) 23:41:12

    物語は終わるから物語なんだ、寂しいけれど仕方の無いことなんだ
    それはそれとしてまだまだ終わらんだろう頑張ってくれ応援してるから

  • 83スレ主25/11/01(土) 23:52:58

    もう一回保守

  • 84スレ主25/11/01(土) 23:55:11

    >>82

    ああ頑張るよ、ありがとう

  • 85二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 09:06:57

    保守

  • 86二次元好きの匿名さん25/11/02(日) 18:22:35

    ほしゅ

  • 87スレ主25/11/02(日) 20:28:04

    >>74続き


    『人間を一発で殺せるようにするのは大変なんだぞ』

    とは最近読んだ漫画のセリフである

    人間は意外にも頑丈で、一撃で殺せなければ反撃されるかもしれない

    だから策を弄し、罠に嵌め、確実に殺し、勝利を掴み取ろうとする

    それは何故か

    全ての人間は平等に、「己の命は一つきり」と決まっているからだ

    反撃されて重症を負う、共に命を落とす、なんてことはできうる限り避けるのが合理であり常識

    死闘を楽しむ性(さが)であったとしても、命が一つというルールは変わらない以上、長く楽しむために致命傷は避けるものだ

  • 88スレ主25/11/02(日) 20:29:19

    続き

    ───だがここではどうか
    腕を、足を、胴を、首を、頭を
    お互い何度斬り裂き、バラしたことか
    肉も骨もまるで"無い"みたいに
    2人とも馬鹿ではない
    森長可は領地経営を優秀にこなす頭脳があるし、『俺』だって無策でこの特異点作成に臨んでいない
    しかし今の2人には無いものがある
    「命は一つ」という合理だ
    どんな傷を、攻撃を受けようが、死なない
    「命は一つ」というルールを取っ払われた彼らに、確実に殺す、勝つための作戦など意味は無く、考えもしない
    策もない、理性もない、ここにいるのは2匹の獣
    血塗られた興奮と本能のみがある

    「ハハハ!
    グザッ
    ハハハハハハハ!!!!楽しいな、森くん」
    そら、また頭が割られた

    「ひゃは、
    ブンッ!!
    ひゃははははははは!!!!」
    ほら、また首が飛んだ

    容易く命が散る

  • 89スレ主25/11/02(日) 22:44:52

    規制前に保守

  • 90スレ主25/11/02(日) 23:08:30

    もう一回だけ保守

  • 91スレ主25/11/03(月) 08:13:10

    >>88続き


    どちらが何回死んだとか、そんなもの覚えちゃいない

    今自分を汚す血が、果たして返り血なのか、自分の血なのかもわからない

    拭う暇も!数える暇も!!そんなものがあるなら相手を殺したい!!!


    と、目の前に集中し過ぎたか

    ヒヒィィーーーンッ

    「は、」

    ドガッッッッ!!!

    気づけば、空中

  • 92二次元好きの匿名さん25/11/03(月) 17:25:23

    毎回楽しみにしてます のんびりやっちゃってくださいねー

  • 93スレ主25/11/03(月) 22:55:56

    今書いてるところレッドライン参考にしてるから、オマージュしてたり、レッドライン基準のグロさになるとこあるかも

  • 94スレ主25/11/04(火) 08:36:55

    朝の保守

  • 95スレ主25/11/04(火) 15:38:26

    今日は遅くまで用事があるから今のうちに一度保守っておくぜ!

  • 96スレ主25/11/04(火) 21:24:23

    >>91続き


    百の階段を一息に駆け上ったことから"百段"

    渾身の轢殺!!!

    一人楽しむ主に痺れを切らしたか

    特に指示などなく、百段は突っ込んできた

    ブルルッ!

    「は!やるじゃねぇか百段!!」

    鬼と馬、再び人馬一体


    ドガッ、ボタッ、ボタッ、ドス…


    掻っ捌かれた腹から、飛ばされた衝撃で"零れ落ちる"

    百段が装備するノコギリ刃付きの鎧を喰らえばそうもなろう

    しかし何を思ったか、


    「UFO!!」

    「「「ノノノノノ!ブブブブブ!!」」」

    「ああ?なんだありゃ?」


    怒声一つ

    ノッブUFO達を集め、そのうち数体に抱え上げさせる

    あっという間に空に姿を隠してしまった

  • 97スレ主25/11/04(火) 22:09:51

    続き

    「あ"あ"?今さら逃げんのかよ!!!」
    急に死合いを放棄し、空に逃げ隠れた相手にイラつきが募る

    「ノッブー!今のうちノブー!」
    「ノブ達も鬼武蔵の首を取るニュブー!」

    だがここは戦場真っ只中
    今まで2人の戦いに手を出せなかったちびノブ達が我こそはと群がる

    「チビ共が調子乗ってんじゃねぇぞ!!!」
    「大将を守るニュブよ!」

    ちびノブ達に意識を向けた、その時

  • 98スレ主25/11/04(火) 22:10:52

    続き

    ヒュウッ
    何かが落ちる

    「!!」
    狂戦士の勘か、音のした方向を向くまで瞬きもかからない

    ドガンッ!!!

    ───それでも一歩遅かった
    目の前で"平蜘蛛"が爆ぜる

    「───!───!?」
    自分の声すら聞こえない、特大の無防備

    ズンッ!!!

    森長可は、自らの喉から突き出る刀を見た

  • 99スレ主25/11/04(火) 23:02:51

    一応保守

  • 100スレ主25/11/05(水) 08:14:33

    朝の保守!

  • 101スレ主25/11/05(水) 17:21:10

    保守ばかりですまない

  • 102スレ主25/11/05(水) 22:51:56

    今日は無理かもしれないので一回保守

  • 103二次元好きの匿名さん25/11/06(木) 06:46:09

    ほしゅ

  • 104スレ主25/11/06(木) 15:41:44

    >>98続き


    「テ"!!!メ"エ"!!!」

    ガハッ!!ゴボッ!!


    イラついた声と共に血反吐が噴き出る

    ただでは終わらないと、自らに兇刃を向けた犯人に手を伸ばすが、震えてままならない

    そんな後頭部を見下ろしながら、


    ゴギゴギゴギッ!


    "首に刺したまま"刀の向きを変えた


    グボッ、ゴバッ


    鳴ってはいけない音がする

    その光景に笑いながら、


    「な"、に"し"や"ガ、

    グンッ…!


    全体重を刀に載せた

  • 105スレ主25/11/06(木) 22:44:13

    戦うシーンの描写、いつにも増して難航している…
    とりあえず保守します

  • 106二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 07:07:04

    ほしゅ

  • 107スレ主25/11/07(金) 14:21:23

    続き

    ゴギッゴギッ、ズバッ!
    砕かれ、折られ、引き裂かれる
    まるでレバーを下ろしたように、刃が首を斬る
    トン、と降り立つと同時に

    バァッ、ビシャァァ……!!

    その鮮血を浴びた
    鬼は馬上から動かない

    今さら返り血で動揺はしない
    だが、今までの比ではない量に、
    『返り血浴びると生きてるって気がするよなぁ!』
    血迷いごとが頭に浮かぶ

    (これが!これが!!これが!!!!!!!)
    それを今、"理解"ではなく、"実感"で
    興奮のギアがまた一段階上がる

    「あ"?あぁ??今度は、首かよ…。何度も何度もブッ刺しやがって…。テメェの攻撃、なんかムカつきやがる!!!」

    鬼が、目覚める

    「調子乗ってんじゃねぇぞゴラァ!!!!!」

    瞳孔をバチ開いて、叫んだ

  • 108二次元好きの匿名さん25/11/07(金) 22:31:22

    保守

  • 109二次元好きの匿名さん25/11/08(土) 08:23:42

    保守

  • 110スレ主25/11/08(土) 18:01:42

    進捗は悪いんだが、保守します

  • 111スレ主25/11/08(土) 22:55:00

    >>107続き


    「百段!!!」

    「UFO!!!」


    大将二人の指示に動いたのは同時

    だが圧倒的に距離の近い百段が有利

    かに思われた


    「ノヴァー!?!?」

    「ノブブー!?!?」


    二度も避けられないほどヤワではない

    百段の初速を見切って横に避け、周りのちびノブ達を容赦なく盾と隠れ蓑にする

    代わりに轢かれていくちびノブ達が悲鳴をあげて星になる中、


    「ノノノノノ!」

    「速くて助かるぜ!」

    再び空へと舞い戻った


    「何度も、何度も、逃げてんじゃねぇ!!!」

    またもや空への逃亡を阻止できなかった森長可は鬱憤が溜まる

    だがこの流れからすれば…


    ヒュゥゥゥゥゥ

    「チッ!」


    再び平蜘蛛が降ってくる

    今度は何十という数が

  • 112二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 08:18:06

    ほしゅ

  • 113スレ主25/11/09(日) 08:25:08

    朝の保守

  • 114二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 13:04:02

    昼の保守

  • 115二次元好きの匿名さん25/11/09(日) 20:45:33

    夜の保守

  • 116スレ主25/11/09(日) 22:35:02

    >>111続き


    ドガンッ!ドガンッ!ドガンッ!

    「気合い入れろ!百段!!」

    ヒヒィィーーン!!


    こちらも二度目は早々喰らわない

    空という圧倒的有利地から標的にされてなお、百段は主人の期待に応え、集中爆撃の雨を掻い潜る


    「これはもうダメニュブねー!!!」

    「ニュブァーーー!!!!」

    「こっちは味方ニュブよ!?!?」


    縦横無尽に走り回る森長可と対照的に戦場はその流れ弾で混乱に陥っていた


    「まだまだ!もっともっと!もっと落とせ!」


    そんな戦場の様子などどこ吹く風

    まだ足りないと爆撃の指示を出す

    そもそもなぜこんなことをしているのか

    それは彼が「やりたかったから」である

    空からの急襲も、爆弾を使った目眩しも、不意をついた首斬りも、今やっている空からの爆撃も、全て「してみたい」という好奇心

    ここではないどこかの聖杯戦争にて、セイバーがバーサーカーにやってみせた首斬りの見様見真似

    合理性の欠片もない、興味だけのお遊びである

    戦乱に身を置き続け、返り血を浴びすぎた今、冷静な思考は何処へやら

    この状況を前に森長可がどう出るのかワクワクが抑えられない

  • 117スレ主25/11/09(日) 23:54:58

    みんな保守ありがとう!

  • 118二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 08:44:15

    ほしゅ

  • 119二次元好きの匿名さん25/11/10(月) 18:16:14

    ほしゅー

  • 120スレ主25/11/10(月) 22:54:04

    夜の保守
    今日は更新できないかもしれん!

  • 121二次元好きの匿名さん25/11/11(火) 06:37:10

    ほしゅ

  • 122スレ主25/11/11(火) 16:07:43

    夕方の保守

  • 123スレ主25/11/11(火) 22:54:39

    すまん一旦、夜の保守

  • 124スレ主25/11/11(火) 23:48:06

    >>116続き


    「よし!ここらで…?」

    再び鬼の首を取らんとした時だった

    百段の動きが変わる

    間を縫うような動きから、むしろ爆弾に向かって突進し始めた

    その意図がわからず、逡巡して少し動きを止める

    ───止めてしまった


    「おおらぁっ!!」

    ドゴッ!

    その僅かな間に森長可は平蜘蛛を一つ打ち返す


    ドガンッ!

    「!!!」

    「ノノノノノヴァーーーーー!!!」

    その平蜘蛛が一体のノッブUFOにクリーンヒットした


    「落とすのを止めろ!」

    「おらっ!」

    ドガンッ!

    「ノーーーー!!!」

    「オラァッ!!!」

    ドガンッ!

    「ぶぁーーー!!!」


    森長可の平蜘蛛千本ノックでノッブUFO達が落とされていく

    投下中止を促すも百段の凄まじい脚力により、既に投下中の平蜘蛛に次々と追いつかれる

    降りようにも下で猛威を奮っていた平蜘蛛爆弾が、今度は自分たちに牙を向けている

  • 125スレ主25/11/11(火) 23:49:46

    続き

    「まあしょうがねぇ…!」
    それでもいい、どうせ自分は死なないのだと改めて下への特攻を決めた

    のが遅かった

    「キリが、ねぇなぁ!!」
    駆ける百段から飛び降りる
    上で戸惑っている間に森長可はもう次の行動に移っていた

    「ノブブー!?!?」
    「ふっ!」
    近くにいたノッブ戦車を掴む
    そのまま
    「おおおおおおお!!!!」
    ブゥンッ!!
    ぶん投げた

    ガァンッ!!
    「「ノーーーーブーーーー!!!!」」
    UFOと戦車が共に撃墜される

    (あ、ヤベ)
    「「「「「ノッブーーーーーー!?!?!?」」」」」
    ちびノブ達の悲鳴をBGMに今度は森長可のストラックアウトが始まる
    ちびノブ達を球にして

  • 126二次元好きの匿名さん25/11/12(水) 08:05:45

    ほしゅ

  • 127スレ主25/11/12(水) 17:51:28

    夕方の保守

  • 128スレ主25/11/12(水) 22:58:26

    夜の保守だー!

  • 129スレ主25/11/12(水) 23:44:32

    >>125続き


    森長可と違い、『俺』には馬がない

    加えて百段は有数の名馬

    思いつきお遊びとはいえ、とんでもない速度で地を駆ける森長可に対して、空は有利を取れる場所だった

    先ほどまでは

    平蜘蛛とちびノブを球にされ、ノッブUFOという足場がどんどん穴空きにされる

    再び平蜘蛛を投下しようにも、下から飛んでくるちびノブ達に遮られて狙いが定まらない


    「あ〜、クソッ」

    仕方なく、ノッブUFOから身を投げ出す

    興奮に侵され、降りるのに最適なタイミングを見逃した

    あとは足場を崩されて落ちるか、狙われるのを承知で落ちるかしかない

  • 130二次元好きの匿名さん25/11/13(木) 08:41:58

    頑張れ ほしゅ

  • 131スレ主25/11/13(木) 18:09:54

    夕方の保守だー!

  • 132スレ主25/11/13(木) 21:17:43

    >>129続き


    (なら落ちるタイミングはこっちで決める!)

    空中のちびノブ達を利用して、向きを変え、速度を変え、再び首を狙う

    だが、

    「ラァッ!!!」

    (あ、)

    流れは森長可にあった

    ついに何もない空中へと放り出される

  • 133スレ主25/11/13(木) 22:02:46

    続き

    何も掴めず、誰の助けも間に合わない
    特大の無防備、格好の的
    鬼が嗤って、振りかぶった

    「ウロチョロするんじゃーあねぇっ!!」

    ───刹那
    「お"お"お"お"お"お"お"お"!!!!!!!」
    雄叫びと共に放たれた人間無骨は、

    ザンッッッッッッ!!!!!!
    深々と標的を地面に縫い付けた

    グバッ!ガバッ!ゲボッ!
    「い"ッ!!!ギュッ、あ"???」
    串刺されながらの落下
    止まらない血反吐
    目の前がチカチカして定まらない

    ヒヒィィィーーーン!!

    鼓膜に響く、悪魔のような嘶き

    「ひゃーははははは!!!!」

    鬼のような笑い声

  • 134スレ主25/11/13(木) 22:58:38

    早めに夜の保守だー!

  • 135スレ主25/11/13(木) 23:38:48

    続き

    次の瞬間

    ガシッ!

    未だ刺さったままの人間無骨を掴まれ、

    ズビィィィィ!!!

    地面を抉るように引き摺られた
    百段の速度に肉が耐えられず、並走するように赤い線が引かれていく
    そのままグンッと持ち上げられると同時に

    「くたばれぇ!!人間無骨!!!」
    ザンッ!!!

    再び宝具発動
    さらに追い打ちをかけるように、

    ブンッ!
    ドチャ、ドヂュ

    人間無骨を振って投げ飛ばされた
    音が肉体の程をなしていない
    ほとんどグチャグチャである
    しかしそれすらも

    「ヴヴ、ゥゥゥ…、あ、あ?………やっと、治ったか…。」
    無かったことのように

  • 136二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 07:41:50

    ほしゅ

  • 137スレ主25/11/14(金) 11:20:39

    続き

    「よっしゃぁぁ!!やっと引き摺り下ろしてやったぜ!!いつまでもチョロチョロとうざってぇ!!」
    「流石に絵の具にされんのは初めてだったよ。そういや、筆を取るのも趣味だったか?俺の描き心地はどうよ?」
    「つまんねぇ小細工しやがって!!!くだらねぇ!!!戦場じゃあ強い奴が勝つだけなんだよ!!!」
    「そうは言うが…、頭何回割ってやったか覚えてないみたいだな!!」
    「ケッ!!さっきまで臓物ぶち撒けてた奴が何言ってやがる!!!」

    話を聞いているのか、いないのかわからない会話
    ただただ煽り合う
    ここに鬼武蔵を止めるマスターはいない

    「「ぶっ殺してやる!!!!!」」

    どこまでもお互いにアクセルを踏み込んでいくのみである

  • 138二次元好きの匿名さん25/11/14(金) 20:51:59

    ほしゅ

  • 139スレ主25/11/14(金) 21:02:52

    凄く難産だったけど何とか書けたな!
    次はまたマスターパートになる予定なんだが、聖晶石1000個のためにストーリーを頑張らないといけないので更新がもっと遅くなると思う
    まだまだ序盤なのにスマン

  • 140スレ主25/11/14(金) 21:24:32

    あとオリ鯖である森忠政の描写について改めて言っておくぜ!

    一人称「私」

    倫理観dice22(低いほど常識人)

    なので森家のまとも枠ぽく書くよ!

    でも史実のヤバエピソードを無しにするのはもったいないので

    森くん大好き度dice113

    を元に、良い感じに史実とfgo公式描写とdice結果の整合性を取れるような描写にしようと思ってるぜ!

    この特異点完結とストーリー攻略どっちも頑張るからよろしく!

オススメ

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