【閲注TRPG】九仙過災3【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】

  • 1125/11/23(日) 15:37:24

    このスレはKPCが虎杖、HO1宿儺HO2鹿紫雲HO3夏油HO4家入HO5伏黒HO6五条HO7真希HO8羂索としてクトゥルフ神話TRPGを回していくものだよ
    閲覧注意は発狂した時の症状やグロテスクな描写用のため。CP要素はないからそういったレスはしないでね
    今回は原作からの記憶の持越し、つまりは転生パロっぽい世界線だけどその設定はシナリオには関係ないよ
    呪霊が居ない代わりにクトゥルフ的諸々が居る世界ってことだけどシリアスにはなり過ぎないかつ湿度も高くなり過ぎないフレーバー的な要素でしかないよ

    今回はばじりこ🌿さま作成シナリオの『九仙過災』をお借りするよ
    このスレではシナリオのネタバレを大いに含むので注意してね。既にシナリオを知っている人は先の展開のネタバレはやめてね
    このスレやシナリオの感想やネタバレなどをSNSなどで言うのもやめてね。TRPGではシナリオの内容を人から見える所で話すのは厳禁だったりするよ

    ルルブは6版を使用、ハウスルールもあるけど詳しい説明はしないのでこの卓の処理が必ずしもルルブ的に正しいわけじゃないよ
    キャラシの作成も少しルルブから外れた作り方になるので注意
    今回は少し特殊な設定と状況になるので行動安価なし
    感想とか疑問でスレが賑やかだとスレ主も嬉しいので気軽にレスしていってね

    ダイスの判定はクリティカルは01~05、ファンブルは96~100、スペシャル適応

    分からないことがあればスレ主やスレ民が答えてくれるからスレの途中で聞いてくれて大丈夫だよ

    目を覚ますと、そこは中華風の空中庭園だった。
    賓客は九人。退路は見当たらない。
    何の因果か天仙の力を得たあなた達。
    絢爛な中華服を身に纏い、箱庭に巣食う厄災を祓う運命に身を委ねる。
    「以亵渎反亵渎〈冒涜を以て冒涜を殺せ〉」
    今は無き呪術に別れを告げて、彼らが出会ったのは――――新たな力。
    さて、あの日の続きを。否、新たな物語を始めようか。

    前回のあらすじ
    初発狂おめでとうでハピバした家入(初発狂でのクトゥルフ神話技能+5を忘れてたことを懺悔)
    🎲が最悪でもないが最高でもない雰囲気
    戦いは続くよどこまでも

  • 2125/11/23(日) 15:38:24
  • 3125/11/23(日) 15:39:24
  • 4125/11/23(日) 15:40:25
  • 5125/11/23(日) 15:41:27

    【キャラシ一覧】

    HO1『鳳凰〈ほうおう〉』-宿儺

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    HO2『応龍〈おうりゅう〉』-鹿紫雲 一

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    HO3『麒麟〈きりん〉』-夏油 傑

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    HO4『霊亀〈れいき〉』-家入 硝子

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    HO5『饕餮〈とうてつ〉』-伏黒 恵

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    HO6『窮奇〈きゅうき〉』-五条 悟

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    HO7『檮杌〈とうごつ〉』-禪院 真希

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    HO8『渾沌〈こんとん〉』-羂索

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    KPC『桃源〈とうげん〉』-虎杖 悠仁

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  • 6125/11/23(日) 15:42:27
  • 7125/11/23(日) 15:49:12

    〈ショックロール(CON×5)〉現在HPの1/2以上のダメージを負ったので、失敗で気絶

    【失敗:気絶(回避不可)】鹿紫雲


    しかしその痛みでさえも鹿紫雲の意識を繋ぐには至らなかった。

    そのままずるずると地に倒れ伏し、蜻蛉Aは獲物が動かなくなったことを歓喜するかのように顎を鳴らす。

    その場に満ちていた嵐の気配も掻き消え、空の王に君臨するなど身の程を知れと突き付けられたかのように。


    もう一度同じ攻撃を食らえば耐え切れないだろう。

    だがそれを許さないと、一人の女が駆けていく。


    ■家入のターン(HP12 MP16)(行動順の前後、宿儺・鹿紫雲・真希・虎杖・夏油・五条・羂索・伏黒の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)


    「鹿紫雲!」


    ぐったりとした鹿紫雲に駆け寄り、滅茶苦茶になった腕へと家入は触れた。

    気を失ったのならば頭を打ったのかもしれないと、全身に蔦が纏わりついて柔らかな光を放つ。

    こうして治療に当たっていれば嫌でも気付かざるを得ない。

    どれだけ力を手にしても、人間としての耐久力にはそこまで差が無いのだ。

    やっていることはかつてのように術式を使っているかのようにも見えかねないが、今の彼らは呪力で身を守ることさえ出来はしない。

    そのチグハグさが嫌になる。

    だからこそそれを補うために自分にこういった力が与えられたのだろう、と思ってしまえば尚更に。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する

    家入:MP16 - [ dice1d5=1 (1) ]


    ≪異能力によるHP回復≫

    鹿紫雲:HP5 + [ dice3d3=1 3 3 (7) ]

  • 8二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 15:55:14

    硝子さんの回復あったけぇ
    MP消費が最低値なのもありがたいね

  • 9二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 15:57:33

    たておつ!
    硝子さんの回復マジで大事だな…

  • 10二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 16:03:24

    たておつ!
    家入さんの回復本当に重要だ

  • 11125/11/23(日) 16:07:57

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する

    家入:MP16→15


    ≪異能力によるHP回復≫

    鹿紫雲:HP5→12(気絶状態からの回復)


    やはり先の一件からどこか慣れを見せる家入の的確な治療はすぐに鹿紫雲を目覚めさせた。

    瞼を持ち上げてから数瞬、起き上がった鹿紫雲は手を握っては開きと自分の手の感覚を確かめた後、頭上を飛ぶ蜻蛉Aを見据えた。


    「まだ全て治し終わったわけじゃない、だから」

    「そこはオマエの場所じゃねぇ」


    家入の言葉を遮りながら鹿紫雲はそう吐き捨てる。小さいはずのその声はやけに大きく響き、次の瞬間鹿紫雲を中心に強い閃光が奔った。


    ■鹿紫雲のターン(HP12 MP14)(行動順の前後、宿儺の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、広範囲に雷と豪雨を巻き起こして最大5体までの敵に1d8のダメージと20%の確率でスタンさせる

    鹿紫雲:MP14- [ dice1d5=5 (5) ]


    ≪対象≫最大5体まで

    蜻蛉A・ヤゴA・ヤゴC


    〈回避〉

    蜻蛉A(60) dice1d100=70 (70)

    ヤゴA(20) dice1d100=51 (51)

    ヤゴC(20) dice1d100=54 (54)


    ≪ダメージ≫左から蜻蛉A・ヤゴA・ヤゴBの順

    dice3d8=6 4 4 (14)

  • 12二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 16:13:09

    全ヒットだ
    転んでもタダでは起きないな

  • 13二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 16:14:20

    やられてもただでは済まさないカッシーだ

  • 14125/11/23(日) 16:17:14

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、広範囲に雷と豪雨を巻き起こして最大5体までの敵に1d8のダメージと20%の確率でスタンさせる

    鹿紫雲:MP14→9


    〈回避〉

    【失敗】蜻蛉A・ヤゴA・ヤゴC


    ≪HP減少≫蜻蛉A(装甲3)、ヤゴA&ヤゴC(装甲2)によりダメージ減衰

    蜻蛉A:HP24→21

    ヤゴA:HP5→3

    ヤゴC:HP14→12


    洞窟内を真っ白に染め上げるほどの閃光。鼓膜を震わす轟音。

    誰もが目を覆い、目の前で起きたそれに大なり小なり恐れを抱く。

    怒りを表すかのような神鳴りの中、真っ直ぐと立っていたのはただ一人――――鹿紫雲一のみだった。


    ≪スタン≫20以下で対象をスタンさせる

    蜻蛉A: dice1d100=95 (95)

    ヤゴA: dice1d100=31 (31)

    ヤゴC: dice1d100=61 (61)

  • 15二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 16:24:20

    本当に装甲固いな!スタンも出来なかったか
    でも全体攻撃は強い

  • 16125/11/23(日) 16:34:29

    ≪スタン≫20以下で対象をスタンさせる

    【効果なし】蜻蛉A・ヤゴA・ヤゴC


    しかし敵の動きを止めるまでには至らなかったようで、神の怒りさえも恐れることのない虫たちは身を暴れさせていた。


    ■宿儺のターン(HP11 MP4)


    それを見ていた宿儺は先程のように炎をぶつけてやろうと手を持ち上げかけるも、動きを止めた。

    不愉快そうに目を細め、ゆっくりと息を吐く。

    自らの内に残された力の源が僅かだと言うことが分かる。

    動きが早い相手に外れてもと連発できるほど、自分の中の術式の使用における呪力のようなものがそう多くはないことも理解出来ていた。

    ならば気を窺うのも一興かと、宿儺は自分の力を高めるべく呼吸で己を整えていく。


    〈胎息〉特殊な呼吸で成功で1d6、失敗で1d3のSANもしくはMPを回復する

    宿儺(18*5,90) dice1d100=5 (5)


    ■真希のターン(HP14 MP11)


    一方真希はと言えば、変わらずにヤゴAを追いかけていた。

    瞬間、地響きと共に真希は一気に距離を詰める。

    どう潰してやろうかと、自然と浮かぶ笑みには嗜虐に満ち溢れていた。


    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉

    真希(90-80) dice1d100=10 (10)


    〈回避〉

    ヤゴA(20) dice1d100=14 (14)

  • 17二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 16:36:10

    いい感じの出目!と思ったらヤゴもいい感じの出目!!
    倒したかったな

  • 18125/11/23(日) 16:49:01

    〈胎息〉特殊な呼吸で成功で1d6、失敗で1d3のSANもしくはMPを回復する

    【クリティカル】宿儺


    ≪MP回復≫クリティカル補正で回復量2倍

    宿儺:MP4 + [ dice2d6=2 3 (5) ]


    このような場で回復に集中するというのは意外にも難しい。

    だが宿儺は全ての情報をノイズとして切り捨て、全てを己の炎で燃やし尽くすべくそのための一手を躊躇なく打つ。

    まるで全ての音が消えたかのような体感の中、宿儺は己の中に力が蓄えられていく感覚だけを負っていた。


    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉

    【両成功】真希


    〈回避〉

    【成功】ヤゴ


    当たれば木っ端微塵になってもおかしくはない一撃をヤゴはどうにか躱し、その代わりに真希が割ったのは水面だった。

    凄まじい勢いで蹴りを受けた衝撃のあまりに水が散っていき、視界を染め上げる。

    そしてそれを目くらましにしてヤゴAは再び水の中へと逃げ込んだ。


    「追いかけっこはそろそろ終わりにしようぜ、なぁ!!」


    破裂音に似た音を立てながら、飛び出た鍾乳石を足場にしながら真希は更にヤゴAを追い獲物を甚振るその瞬間を心待ちにしていた。

  • 19125/11/23(日) 16:55:39

    そして夏油が再び雷に紛れるように距離を詰めようとした時、ぽんと肩を叩かれる。

    振り向けばそこには羂索が立っていた。


    ■羂索のターン(HP16 MP21)(虎杖・夏油・五条の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)


    「結構あの蜻蛉は早いみたいだからね。少し大人しくさせようと思っているんだ」


    夏油を止めた羂索は視線を宙を飛ぶ蜻蛉Aへと定め、意識を集中する。

    己の意識を電波に乗せ、放出。不可視のそれは羂索意外誰も認識することが叶わない

    余計なものにまで影響を与えないように範囲を狭め、強く念じた。


    「君が今まで殺したものの、その怨念が――――ほらそこに」


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費して敵を3R混乱状態にする

    羂索:MP21 – [ dice1d3=1 (1) ]


    ≪異常症状≫自由に選択可能

    1.敵愾(ランダムな他の敵を対象として攻撃、ボスエネミーには無効)

    2.恐慌(あらゆる技能値に-20%のデバフ)

    3.弛緩(3点分の装甲を無効化する)

    →2.恐慌(対象:蜻蛉A)


    〈回避〉

    蜻蛉A(60) dice1d100=16 (16)

  • 20二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:01:46

    この蜻蛉…早い!

  • 21125/11/23(日) 17:03:00

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費して敵を3R混乱状態にする

    羂索:MP21→20


    〈回避〉

    【成功】蜻蛉A


    しかし見えないはずのそれを蜻蛉Aは素早い動きで躱してしまう。

    巻き添える覚悟で広範囲に出力すれば必ず当たるかもしれないが、そうなればその場に立つのは羂索のみということにもなりかねない。

    動きが変わらぬ蜻蛉Aを見上げ、夏油は数瞬待ってから隣の同じ顔に目を向ける。

    鏡のようだと思うこともあるが、そもそも年齢は羂索の方が上だったはずなのだが。


    「当たらなかったみたいだね」

    「それならそうと言ってくださいよ」


    若干げんなりとしつつ、夏油は気を取り直して蜻蛉Aに向き直った。


    ■夏油のターン(HP13 MP17)


    やはり動きが早いというのはそれだけでネックとなる。

    夏油は先に足元に転がっていた石の欠片を手に持ち、それを投げると同時に駆け出した。

    コツンと小さな衝撃に気を取られたらしい蜻蛉Aに逆方向から一撃を食らわせようとする。


    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉キックに+40の補正、上限95

    夏油(95-49) dice1d100=2 (2)


    〈回避〉

    蜻蛉A(60) dice1d100=43 (43)

  • 22二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:04:19

    あっ2クリ
    この場合回避無視選択するかどうかなのかな

  • 23125/11/23(日) 17:08:22

    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉キックに+40の補正、上限95

    【クリティカル】夏油


    〈回避〉

    【成功】蜻蛉A

    →【クリティカル】補正で相殺、必中に


    一撃目は躱された、しかし躱した先は鍾乳石が密集する場になっている。

    そのせいで身動きが取りにくくなった蜻蛉Aに向かい、夏油は計画通りだと追撃を仕掛ける。

    割れた鍾乳石の雨が降る中、夏油はそれらの欠片が落ちていくよりも早くに天井を蹴り、蜻蛉Aを蹴り抜いた。


    ≪ダメージ≫

    dice2d6=6 2 (8) + dice1d4=4 (4)

  • 24二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:10:42

    お、いい当たり!

  • 25二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:12:39

    いい感じだ
    追撃描写も格好いい

  • 26125/11/23(日) 17:20:13

    ≪ダメージ≫装甲3によりダメージ減衰

    蜻蛉A:HP21→12


    先程よりも遥かに重い一撃は外殻を大きく砕き、体液を飛び散らせる。

    飛んでいた場所がぐんと低くなり、羽が地面を擦るも夏油を振り落とそうと体を一回転させた。

    そうなればこれ以上くっついていても動きにくいだけと、夏油は飛び降りる。

    そんな夏油に噛みつかんとばかりに顎が迫るも、手負いの虫にやられる程に夏油は弱くもなければ油断もしない。

    お返しとばかりに頭部を踏み台にして夏油は蜻蛉Aから距離を取った。


    ■五条のターン(HP17 MP13)(虎杖は行動保留中)


    自らの親友によって手痛い攻撃を食らった蜻蛉Aが視界に入り、見事に意識を引き付けてくれたことに感謝しながら五条は狙いを定める。

    機動力の要である羽と、そして腹部にかけてを視界に収めて指先で辿った。

    イメージ通りの線を脳内で描くと同時、それは現実にまで影響を及ぼす。

    そして空間は軋み、五条の狙い通りの地点が裂けた。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d6消費し不可視の斬撃を放つ

    五条:MP13 - [ dice1d6=5 (5) ]


    〈回避〉

    蜻蛉A(60) dice1d100=45 (45)


    ≪ダメージ≫敵の装甲を無視

    dice2d8=3 6 (9) +2

  • 27二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 17:22:10

    この蜻蛉回避6割とはいえ速くない?

  • 28125/11/23(日) 17:35:18

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d6消費し不可視の斬撃を放つ

    五条:MP13→8


    〈回避〉

    【成功】蜻蛉A


    だが裂けたのはその空間だけだった。

    間一髪、場所を移していた蜻蛉Aはどこも裂けることなくそのまま飛んでいく。

    代わりに鋭利な刃物で切り裂かれたかのようにつるりとした断面を晒す鍾乳石がその場に残されていた。


    「いっそのこと縛り付けられでも出来たら良いんだけど」


    そう軽口を叩くのは己の中の力の源がごっそりと抜け落ちたことを自覚しているからだ。

    何発も続けて放てるものではなく、五条は内心で舌打ちする。


    ■伏黒のターン(HP13 MP15)(虎杖は行動保留中)


    やはり動きが早いものほど狙いにくい、というのは攻撃が集中していることを見ればよく分かる。だが一度捕まえることが出来れば、一気に状況が好転する可能性が高い。

    宙を飛ぶ蜻蛉Aを狙うのは難しくも思えたが、解決策はある。

    足元の影が、否、地面がぶくぶくと膨れ上がっていく。そして次の瞬間、その体積は一気に膨れ上がった。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費し、黒い泥のような物質で出来た顎で捕食する

    伏黒:MP15 – [ dice1d3=3 (3) ]


    〈回避〉

    蜻蛉A(60) dice1d100=25 (25)


    ≪ダメージ≫

    dice1d8=6 (6)

  • 29125/11/23(日) 17:44:42

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費し、黒い泥のような物質で出来た顎で捕食する

    伏黒:MP15→12


    〈回避〉

    【成功】蜻蛉A


    伏黒の命を受けて大きく広がった口は勢いよく閉じる。

    だがその隙間を縫って蜻蛉Aは脱出し、黒い泥は形を無くしていく。

    駄目だったかと、伏黒が歯を食いしばったその瞬間。誰かの手が伏黒の背に触れる。


    ■虎杖のターン(HP13 MP20)


    「伏黒!」


    まだ動けるはずだと虎杖が伏黒の背を押せば、ビリビリとした電流が全身に奔っていく。

    視線が交差したのは一瞬、伏黒はすぐに目を向けるべき相手、蜻蛉Aを見据えた。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費し、味方一人を生体電流で刺激して即座に再行動を可能とする

    虎杖:MP20 – [ dice1d3=2 (2) ]


    〈CON×5〉失敗すると無理に体を動かした反動でHP-1

    伏黒(14*5,70) dice1d100=36 (36)

  • 30125/11/23(日) 17:55:06

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費し、味方一人を生体電流で刺激して即座に再行動を可能とする

    虎杖:MP20→18


    〈CON×5〉失敗すると無理に体を動かした反動でHP-1

    【成功】伏黒


    冷静であろうと努めているが、伏黒とてあの蜻蛉Aには恨みもある。

    腕を噛み潰されたあの感触だって消えてなくなるものでない。

    そしてその伏黒の感情に応えるように、崩れかけていた黒い泥がその動きを止めた。


    ■伏黒のターン(再行動)(HP13 MP12)


    飛び散っていた泥が再び集まっていき、さらに大きく顎を形作っていく。

    行く先を全て塞ぐほどまでに大きくなったそれは大きな影となり、薄暗さが増した。

    がぱりと開いた口は、奈落の入口のよう。

    まるで飲み込もうとするかのように、蜻蛉が視界から消えていく。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費し、黒い泥のような物質で出来た顎で捕食する

    伏黒:MP12 – [ dice1d3=1 (1) ]


    〈回避〉

    蜻蛉A(60) dice1d100=85 (85)


    ≪ダメージ≫

    dice1d8=5 (5)

  • 31125/11/23(日) 18:04:13

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費し、黒い泥のような物質で出来た顎で捕食する

    伏黒:MP12→11


    〈回避〉

    【失敗】蜻蛉A


    ≪HP減少≫装甲3によりダメージ減衰

    蜻蛉A:HP12→10


    蜻蛉Aが大きな口に飲み込まれたと思ったその瞬間、急激にそのサイズを縮めていく。

    内側からはめきゃりと軋む音が響くも、やがて泥は溶けるようにして地面に落ちていった。

    そして蜻蛉は体に泥を纏わりつかせたまま、よろりと宙を飛ぶ。

    既にマーキングは済んでいる。

    後は再び形を為させるだけと、伏黒がそう考えた瞬間大きな水音が響く。


    ■ヤゴAのターン(HP3 装甲2)


    それは未だに真希に追いかけられていたヤゴAが飛び上がる音だった。

    弾ける水の中、ヤゴAはまっすぐと一つの影へと向かっていく。


    ≪対象≫

    1.宿儺 2.鹿紫雲 3.夏油 4.家入 5.伏黒 6.五条 7.羂索 8.真希 9.羂索

    dice1d9=6 (6)


    〈噛み付き〉当たったら〈CON×5〉を振り、失敗したら毒を受ける(3Rの間、R終了時にPCは1d4のダメージ)

    ヤゴA (65) dice1d100=2 (2)

  • 32二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 18:04:17

    当たった!みんな頑張れー!

  • 33二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 18:06:13

    ヤゴAクリティカル?大丈夫かな

  • 34125/11/23(日) 18:35:43

    ≪対象≫

    五条


    〈噛み付き〉当たったら〈CON×5〉を振り、失敗したら毒を受ける(3Rの間、R終了時にPCは1d4のダメージ)

    【クリティカル】ヤゴA


    自らの教え子たちがあの蜻蛉に一撃食らわせるのを見て、やるじゃんとばかりに表情を緩めたその一瞬だった。

    急に勢いよく水が飛んできたのをもろに食らい、視界が不明瞭になる。

    そして遠くから聞こえる二つの名を呼ぶ声。

    情けない姿は見せたくないのになと、そう思えば五条は視界がほぼゼロの中で異能を使う。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを3消費し短距離の空間転移を行い、〈回避〉を確定成功させる

    五条:MP8→5


    どこに移動するかなど、殆どは勘だった。

    だがそれでも五条の姿がブレたかと思いきや、何も無い場所をヤゴAの顎が襲い来る。

    間近で響いたガチンという音に、どうにか避けられたと安堵するもヤゴは驚異的執念でそこから五条に食らいついた。


    ≪ダメージ≫

    dice1d4=3 (3) +1 + dice1d4=4 (4)


    (クリティカル補正を"回避に成功すればダメージ等倍、回避に失敗でダメージ2倍の処理"に)

  • 35二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 18:45:36

    あー五条さんでよかった!!!!
    でもその代わりMP回復しないときつそうだな

  • 36125/11/23(日) 18:47:28

    ≪HP減少≫

    五条:HP17→9


    ヤゴAの顎がずぶりと五条の肩口に沈んだ。

    肉を裂き、骨を磨り潰すかのように耳障りな音が響く。

    一際大きな音を立てたと思いきや、五条の右腕はぶらりと垂れ下がるだけとなる。

    さしもの五条も激痛に顔を顰め、左手でヤゴを跳ね退けようとすれば口のあたりを真っ赤に染め上げたヤゴは血肉を散らしながら笑ったかのように見えた。

    脂汗を額に滲ませながらも、五条の瞳には怯えがない。


    〈CON×5〉失敗で毒状態(3Rの間、ラウンドの最後に1d4のダメージ)

    五条(16*5,80) dice1d100=53 (53)


    だがたった一噛みで人間を窮地に追い込む蜻蛉の幼生は、この場に一匹ではない。


    ■ヤゴCのターン(HP12 装甲2)


    湖面がうねり、影が踊る。

    この場を支配するのは人間共ではなく、我らであると言わんばかりに。


    ≪対象≫

    1.宿儺 2.鹿紫雲 3.夏油 4.家入 5.伏黒 6.五条 7.羂索 8.真希 9.羂索

    dice1d9=4 (4)


    〈噛み付き〉当たったら〈CON×5〉を振り、失敗したら毒を受ける(3Rの間、R終了時にPCは1d4のダメージ)

    ヤゴC(65) dice1d100=82 (82)

  • 37125/11/23(日) 18:53:44

    〈CON×5〉失敗で毒状態(3Rの間、ラウンドの最後に1d4のダメージ)

    【成功】五条


    ≪対象≫

    家入


    〈噛み付き〉当たったら〈CON×5〉を振り、失敗したら毒を受ける(3Rの間、R終了時にPCは1d4のダメージ)

    【失敗】ヤゴC


    しかし家入に襲い掛かったヤゴCは寸での所で躱される。

    この場で自分こそが一番怪我をしてはならない存在だと、家入は嫌になるほど理解していた。

    それは時に、誰かを犠牲にしてでもということも。


    ■ラウンド終了、毒状態によるダメージ発生


    ずきんと、相も変わらず傷口は痛む。

    体内を巡る毒はまだ消えることはなく、彼らを痛めつけていた。


    ≪毒によるダメージ≫PCは1d4、KPCは1d10のダメージ(毒への耐性の有無による差)

    真希:HP14 - [ dice1d4=3 (3) ]

    虎杖:HP13 - [ dice1d10=8 (8) ]

  • 38二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 18:56:58

    ごめんね五条さん怪我を喜んだ感じになってしまった
    でも他はもっとヤバかったと思うんだ
    そして虎杖の毒ダメージやべえ!これで一気に削れた

  • 39二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 19:21:36

    虎杖自分の毒は治せないんじゃ…ヤバいやつでは…

  • 40二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 19:54:25

    てかこれ虎杖死んだらシナリオ詰まない?KPCだし

  • 41125/11/23(日) 20:53:45

    誰が死んでも詰みっぽくなる可能性はあるから中盤でのロストが発生したらスレ主は虚空を見つめることしか出来なくなるよ

    まあ毒ダメって言っても後は1回だけだし蜻蛉とかヤゴがクリティカルアタックを虎杖にぶつけない限りは平気だと思うよ
    家入もまだMPある方だし、HPが0になっても回復すれば良かろうの精神だよ

  • 42125/11/23(日) 21:04:14

    ≪毒によるダメージ≫PCは1d4、KPCは1d10のダメージ(毒への耐性の有無による差)

    真希:HP14→11

    虎杖:HP13→5


    真希は痛みで鈍りそうになる体を必死に動かし、視界がぼやけそうになれば拳を握り締めて爪が掌を裂く痛みでどうにかする。

    自らが追うものだけがやけに鮮明に見える中、真希の動きは衰えない。


    対して虎杖は小さく咳き込んだ後、げぽりと血の塊を吐き出した。

    膝から崩れ落ちそうになりながらも続けて咳をすれば、喉からはヒューヒューと掠れた音がする。

    隣に居た伏黒がぎょっとしたように虎杖を支えるも、虎杖の反応は鈍い。

    その虎杖の様子に伏黒は引き摺り込まれた時に毒でも食らったかと当たりをつける。


    「解毒はどうした!」

    「ごめ……、自分には効かないっぽくって」


    再び血を吐いた虎杖は一目で分かるほどに顔色が悪かった。


    〈ショックロール(CON×5)〉現在HP1/2以上のダメージを受けたので、失敗で気絶

    虎杖(18*5,90) dice1d100=93 (93)

  • 43二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 21:05:26

    今回の虎杖ずっとボロボロ!!

  • 44125/11/23(日) 21:12:10

    〈ショックロール(CON×5)〉現在HP1/2以上のダメージを受けたので、失敗で気絶

    【失敗:気絶】虎杖


    しかしそこまで話した後、虎杖はそのままずるずると崩れ落ちるように地に伏してしまう。

    意識を保っていられなくなったらしい。


    「おい、虎杖!クソッ」


    こうして意識を失う虎杖を見るのは二度目だ。

    咄嗟に家入を探すべく、周囲に視線を見回せば家入と目が合った。


    ■■Round3■■クリア条件:蜻蛉2体とヤゴ3体を倒せ

    DEX順:夏油→蜻蛉A(HP12/装甲3)→宿儺→鹿紫雲→真希→虎杖→夏油→五条→羂索→伏黒→家入→ヤゴA(HP3/装甲2)→ヤゴC(HP12/装甲2)

    状態異常:真希(加虐/7R(db+1d9)・毒/1R)、虎杖(気絶・毒/1R)


    ■夏油のターン(HP13 MP17)


    なんだかんだで怪我人も多い。

    落ち着いて治療をするにはさっさと倒してしまうしかないだろう。

    夏油は先程までと同様に蜻蛉Aに狙いを定め、注目を集めるべく叫ぶ。


    「こっちだよ、のろま!」


    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉キックに+40の補正、上限95

    夏油(95-49) dice1d100=96 (96)


    〈回避〉

    蜻蛉A(60) dice1d100=44 (44)

  • 45二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 21:13:05

    ファンブルな上に成功したとてどのみち回避されてるという

  • 46二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 21:15:09

    なんか敵がクリしてから皆調子悪くなってきた
    というか敵強い!!
    夏油さんも前もファンブルしたっけ…

  • 47125/11/23(日) 21:20:03

    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉キックに+40の補正、上限95

    【ファンブル】夏油


    しかし焦りと共に煽ったのが悪かったのか、蜻蛉Aは予想以上の速度で動き夏油に襲い掛かって来る。

    咄嗟に飛び退こうとするも、足元に落ちていた鍾乳石に気付かずに踏んでしまい体勢が崩れた。

    その一瞬が命取りになる。

    毒液が滴る顎が大きく開き、夏油の眼前へと迫った。


    「――――ッ!」


    避けろ避けろ避けろと、夏油はやけに世界がスローに見える中で必死に体を動かし――――


    〈幸運〉

    夏油(65) dice1d100=15 (15)

  • 48二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 21:23:26

    セーフ!!

  • 49125/11/23(日) 21:25:20

    〈幸運〉

    【成功】夏油


    ギリギリのところでそれを避け切った。

    だが無理をして動いたせいで足が嫌な音を立てる。

    骨は折れていないようだが、足首を捻ったようだ。


    ≪HP減少≫ファンブル処理。このR中は足を使う技能に-20の補正

    夏油:HP13→12


    蜻蛉Aの顎がガチンと噛み締められる。

    だが虫の一噛みはこの程度では終わらない。


    ■蜻蛉Aのターン(HP12 装甲3)


    思わず耳を抑えたくなる程の羽音がその場に響き渡り、ぐんと加速した蜻蛉Aは狙った相手の方へとまっすぐ飛んでいく。


    ≪対象≫対象ダイスで何故か羂索が二枠になってたんだけどいつからミスってたんだこれ

    1.宿儺 2.鹿紫雲 3.夏油 4.家入 5.伏黒 6.五条 7.羂索 8.真希 9.虎杖

    dice1d9=1 (1)


    ≪攻撃≫

    1.体当たり(65) dice1d100=14 (14)

    2.噛みつき(50) dice1d100=94 (94)

    dice1d2=1 (1)

  • 50二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 21:26:55

    2倍になっても回避していく羂索…気付いてなかったな
    そして宿儺も狙われた
    もう片方なら失敗してたのに…

  • 51125/11/23(日) 21:29:52

    ≪対象≫

    宿儺


    〈体当たり〉

    【成功】蜻蛉A


    自分に狙いを定めていると気付いた宿儺は既に気力を回復し終わった後だった。

    もう少し狙われるのが遅かったら隙を突けただろうが、残念ながら今はそうではない。


    「ハ、丁度いい。消し炭にしてやろう」


    羽を震わせて自らに突進してくる蜻蛉を見据え、宿儺はその攻撃を見切らんとする。


    〈回避〉

    宿儺(80) dice1d100=47 (47)

  • 52二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 21:30:54

    ナイス回避!!!

  • 53二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 21:30:56

    良かった回避できた…一安心
    見直してきたら140から180まででキャラ増えたあとの182で羂索が増殖していましたね

  • 54125/11/23(日) 21:42:20

    〈回避〉

    【成功】宿儺


    自らよりも大きな蜻蛉Aの最速の突進を宿儺は最低限の動きで躱してみせる。

    後ろに引くのではなく、斜め前に足を踏み出し擦れ違うようにして蜻蛉Aは後ろへと吹っ飛んでいく。

    しかし宿儺が自らに挑んできた愚者を燃やし尽くそうとしたその時、蜻蛉に纏わりついていた泥のような黒い塊がぶくぶくと膨れ上がる。


    ■伏黒のターン(HP13 MP11)(行動順の前後、宿儺・鹿紫雲・真希・虎杖・夏油・五条・羂索の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)


    それは伏黒が生み出した黒色の獣の残滓。

    蜻蛉Aの全身を覆い尽くす程になったそれは再び獣の顎の形を取り戻し、次の瞬間それが噛み潰すかのように内側へと圧がかかる。


    「磨り潰せ」


    外殻に圧がかけられ、やがて内側からはぐしゃりと潰れる音が響いた。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費し、黒い泥のような物質で出来た顎で咀嚼し1d8+10のダメージ

    伏黒:MP11 – [ dice1d3=2 (2) ]


    ≪咀嚼によるダメージ≫必中、回避不可

    dice1d10=5 (5) + 3

  • 55二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 21:44:21

    当たったあとの攻撃凄いな

  • 56125/11/23(日) 21:57:22

    咀嚼によるダメージ上で打ち間違いしてるけど🎲の方が正しいよ!!

    1d10+3が正しい


    >>53

    確認してくれてサンクス

    羂索ってもしや一人だけ一度も攻撃されてないのでは?(回避すら振ってない気がする)って疑問も生まれたけど確かめるの怖いから確かめないでおくよ

  • 57125/11/23(日) 22:02:53

    ≪HP減少≫装甲3のためダメージ減衰

    蜻蛉A:HP12→7


    黒い獣が口内に収めた獲物を噛み潰していくも、泥の壁が薄くなったところから蜻蛉Aは飛び出してくる。

    数本羽が歪んでいるようにも見えたが、その速度は然程衰えを見せない。

    だが伏黒の目的は既に為されている。

    欲を言えば殺したかったが、欲をかき過ぎて失敗しては本末転倒だ。


    「すみません、後はお願いします」

    「あぁ、任せろ。あとは私の仕事だ」


    ■家入のターン(HP12 MP15)(行動順の前後、宿儺・鹿紫雲・真希・虎杖・夏油・五条・羂索の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)


    倒れ伏す虎杖の傍まで走ってきた家入は毒の影響により内側から蝕まれているのだろうとあたりをつけた。


    「虎杖は自分の解毒は出来ないそうです」

    「……なるほどな」


    虎杖の言を信じればあまりにも蟠桃による回復のコストと効果が釣り合っていないと今になっては思う。

    自身を対象に出来ないという縛りを課し、他者への回復効果を底上げするかのように。

    毒の治療自体は出来ずとも、毒によって破壊された体の修復ならば家入の仕事だ。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する

    家入:MP15 - [ dice1d5=1 (1) ]


    ≪異能力によるHP回復≫

    虎杖:HP5 + [ dice3d3=2 2 3 (7) ]

  • 58二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:05:54

    よしだいぶ回復できた…しかし毒最大ダメならまだ気絶できるから毒怖いな

  • 59二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:12:06

    解毒できない場合は壊れたそばから治していくって対処療法で乗り切るしかないんだな
    虎杖が今後あんまり毒受けませんように

  • 60125/11/23(日) 22:13:21

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する

    家入:MP15→14


    ≪異能力によるHP回復≫

    虎杖:HP5→12(意識回復)


    家入が虎杖に触れ、同時に蔦が腹部を中心に蠢き覆っていく。

    花が咲いては枯れを数度繰り返せば、やがて虎杖の顔色は先程よりはだいぶマシになって来た。

    全ての蔦が枯れ落ちた後、ゆるりと虎杖の瞼が持ち上がる。

    するとガバリと勢いよく起き上がり、「今どういう状況!?」と騒ぐ。


    「落ち着け。そこまで時間は経ってない。騒ぐと狙われるぞ」


    そう言われれば大人しく虎杖も黙ったものの、その意味があったのかと思う程の轟音がその場に響き渡る。

    唸るは仮初の空、即ち――――神鳴。


    ■鹿紫雲のターン(HP12 MP9)(行動順の前後、宿儺の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)


    小さな閃光が弾けては消えていく。その中心に立つ鹿紫雲自身が輝いて見えるほどに。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、広範囲に雷と豪雨を巻き起こして最大5体までの敵に1d8のダメージと20%の確率でスタンさせる

    鹿紫雲:MP9- [ dice1d5=2 (2) ]


    〈回避〉

    蜻蛉A(60) dice1d100=9 (9)

    ヤゴA(20) dice1d100=69 (69)

    ヤゴB(20) dice1d100=92 (92)


    ≪ダメージ≫蜻蛉A・ヤゴA・ヤゴCの順

    dice3d8=8 5 7 (20)

  • 61二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:18:53

    これヤゴA逝ったんじゃない?

  • 62二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:20:57

    この蜻蛉Aさん明らかに強くない?
    しかし一匹でも減ればかなり楽になるはず…

  • 63125/11/23(日) 22:22:03

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、広範囲に雷と豪雨を巻き起こして最大5体までの敵に1d8のダメージと20%の確率でスタンさせる

    鹿紫雲:MP9→7


    〈回避〉

    【成功】蜻蛉A

    【失敗】ヤゴA・ヤゴC


    ≪HP減少≫ヤゴA・ヤゴCは装甲2によりダメージ減衰

    ヤゴA:HP3→0

    ヤゴC:HP12→7


    蜻蛉Aは流石の身のこなしで避けられたようだが、ヤゴたちはそうもいかなかった。

    視界が白に染まった後、ヤゴAは水際に打ち上げられている。

    ヤゴCはどうにか耐えたらしいが、直撃したその威力により一目で弱っていると分かるほどだ。


    「残りは二匹、か」


    しかし一番狙いたかった蜻蛉Aはまたしても空の主気取りで宙を飛んでいる。

    次こそは落としてみせると、鹿紫雲は鋭い目で睨んでいた。


    ≪スタン≫20以下で対象をスタンさせる

    ヤゴC: dice1d100=21 (21)

  • 64二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:23:09

    惜しい!1足りない!

  • 65125/11/23(日) 22:30:07

    ≪スタン≫20以下で対象をスタンさせる

    【失敗:対象なし】


    だが動けなくなる程ではなかったらしく、ヤゴCは蜻蛉Aほどではないものの動き出した。


    ■羂索のターン(HP16 MP20)(行動順の前後、宿儺・真希・虎杖・夏油・五条の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)


    「やっぱりあれは相当厄介だよね。いっそのこと完全に手駒にでも出来たら面白いんだけど」


    そう言いながら羂索は再び集中して力を高めていく。

    相手の脳内に叩き込む意思を、悪意を持って構築しながら。


    「顎を砕かれ、羽を捥がれ地に落ちる感触を味わってみると良い」


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費して敵を3R混乱状態にする

    羂索:MP20 – [ dice1d3=1 (1) ]


    ≪異常症状≫自由に選択可能

    1.敵愾(ランダムな他の敵を対象として攻撃、ボスエネミーには無効)

    2.恐慌(あらゆる技能値に-20%のデバフ)

    3.弛緩(3点分の装甲を無効化する)

    →2.恐慌(対象:蜻蛉A)


    〈回避〉

    蜻蛉A(60) dice1d100=7 (7)

  • 66二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:32:37

    羂索いつもMP省エネな気がするな…
    誰かこの蜻蛉を大人しくさせてください!

  • 67二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:33:00

    何でこんなに絶好調なんだ蜻蛉A
    羂索も評価してるよ

  • 68二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:35:22

    蜻蛉A強すぎる 羂索の手持ちになれ

  • 69125/11/23(日) 22:45:03

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費して敵を3R混乱状態にする

    羂索:MP20→19


    〈回避〉

    【成功(スペシャル適応なし)】蜻蛉A


    またしても見えない悪意を避け切った蜻蛉Aに羂索は呪霊操術のことが滅茶苦茶に恋しくなった。

    あれいい感じに丸めて飲み込めないかな。もしくは夏油の口に突っ込んでみるとか。


    「いやぁ、なんなんだろうねアレ」


    九対一のフルボッコ、のはずなのに生き延び過ぎている蜻蛉Aを見ながらこの光景に若干飽きて来た羂索は一つ溜息を吐いた。


    ■宿儺のターン(HP11MP9)


    若干興が削がれたものの、未だに元気にブンブン飛んでいる蜻蛉に向かって宿儺は炎を大きく育てていく。

    当たらないのならば、当たるようにするまで。

    密度はそこまで高くはないものの、綺麗に球体となった真っ赤な炎が宿儺の掌の上に浮かんでいた。

    そして次の瞬間、それが更に高い位置まで浮かび上がったと思いきや――――炸裂した。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫消費MP1につき1d5のダメージを与える炎を出せるが、10ダメージを越えると自傷が発生

    宿儺:MP9→4


    〈回避〉

    蜻蛉A(60) dice1d100=21 (21)


    ≪MP消費に応じたダメージ≫

    dice5d5=5 4 2 2 2 (15)

  • 70二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:47:27

    伏黒3
    夏油・宿儺・家入2
    虎杖・鹿紫雲・五条1
    で敵からの対象ダイスは地味に真希も当たったことないみたいだけど水辺に近づいてヤゴに引き込まれた分があるから完全に敵から狙われたことがないのは羂索だけになるみたいだ

  • 71二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:47:54

    呪霊操術恋しがってる羂索に笑うけどそうだよね便利だよねなんでこんな当たらないんだろうね
    宿儺の攻撃も当たらない…なんだコイツ!当たってたら大ダメージだったろうに

  • 72125/11/23(日) 22:49:27

    存在しない盤外のKPC虎杖ことKP虎杖は蜻蛉Aが〈回避〉に成功する度にクッションやポップコーンやコーラのペットボトルなどを投げられているかもしれないしそうじゃないかもしれない

  • 73二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:52:14

    回避された時でもダメージ10超えると自傷発生しちゃうんだっけ?
    そういえばKPC(KP)だから存在しない盤外では虎杖が蜻蛉のダイス振ってるんだ笑ってしまう

  • 74二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:53:01

    物投げられて可哀想だけど残当な状況だそういえばKPCだから他は虎杖なんだよな
    そして本人のキャラ自体は割とファンブる不思議

  • 75二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:53:38

    避けるな!羂索も狙え!って怒られてそう
    しゃあないじゃんダイスの女神のご機嫌次第だよ!w

  • 76125/11/23(日) 22:54:28

    本来〈回避〉が成功するとダメージ算出しないはずだから、飛んでったせいで自傷なしとか何らかの理由で火傷を負わないで済んだ~の処理にしようと思ってるよ
    そうじゃないと宿儺が最終的に直で蜻蛉掴んで燃やしに行く未来しか見えないため

  • 77二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 22:56:18

    おお温情ありがたいな
    ちょっと見てみたいな直掴み炙りに掛かる宿儺

  • 78125/11/23(日) 22:59:26

    じゃあ発狂で殺人癖引いたらやるよ

  • 79二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:01:25

    み…見たかったけど敵じゃなくて人炙りになると考えると怖くなってきました…

  • 80二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:02:08

    !?
    前世の記憶ある組にもない組にも等しく地獄絵図

  • 81125/11/23(日) 23:03:44

    〈回避〉

    【成功】蜻蛉A


    しかしその味方を巻き込みかねない広範囲の爆発さえも水面のギリギリを飛びつつ水飛沫を立てることによって炎の勢いを収めてしまう。

    幸か不幸かそのおかげで宿儺自身も一切燃えずに済んでいるのが、本人的には不満しかないらしい。

    放っておけば身体能力の強化は一切ないものの、〈キック〉〈マーシャルアーツ〉の3d6を狙いに行きそうなくらいだ。


    ■真希のターン(HP11 MP11)


    真希が狙っていた獲物は突如駆け抜けていった雷によって動きを止めていた。

    ピクリとも動かなくなったそれを前に、真希は静かにそれを見下ろす。

    トドメを刺したのは自分ではないと、カタチの残ったそれを見つめるその瞳にはやはり不穏な色がチラついている。

    本来ならばまだ動く敵を狙わなければならないというのに、心の中の何かが形を無くすまでこれを壊してしまえと囁くのだ。


    〈POW×5〉狂気に逆らってターゲット変更できるか

    真希(13*5,65) dice1d100=62 (62)


    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉上記に成功で対象は蜻蛉A、失敗で対象はヤゴA

    真希(90-80) dice1d100=12 (12)

  • 82二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:05:32

    真希さんターゲット変更もできてかなりいい成功もした!
    蜻蛉そろそろ落ちよう!

  • 83125/11/23(日) 23:11:02

    〈POW×5〉狂気に逆らってターゲット変更できるか

    【成功:ターゲットを蜻蛉Aに】真希


    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉上記に成功で対象は蜻蛉A、失敗で対象はヤゴA

    【成功(スペシャル適応なし)】真希


    しかし痛めつけるのならば、より良い相手が居るでは無いかと真希は先程から乱戦と化している蜻蛉Aに視線を移す。

    既に視線はヤゴAにはなく、無造作にその死骸を踏み割ってから真希は地をかけた。

    あちこちに飛び散った水や血、そして体液を踏み越えた先――――真希は跳ぶ。

    瞬時に蜻蛉Aと同じ高さまで跳び上がった真希はそのまま蜻蛉の顎を下から蹴り上げようとした。


    〈回避〉

    蜻蛉A(60) dice1d100=74 (74)

  • 84二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:12:55

    ようやく落ちるか蜻蛉

  • 85125/11/23(日) 23:14:53

    〈回避〉

    【失敗】蜻蛉A


    そして蜻蛉はその予想だにしなかった一撃を前に避けることは叶わず、嗜虐心を露わにし加虐の狂気に呑まれた真希の蹴りに打ち砕かれる。

    外殻が軋み、悲鳴染みた音が響く。

    真希はそれに笑みを深めると、もっとそれを聞きたいとでも言うかのように機嫌を良くした。


    「まだだ。こんなもんじゃないんだろ!」


    踊れや踊れ、狂気のままに。

    赤紫色の流星が漸く空の主を落とすために戻って来た。


    ≪ダメージ≫

    dice2d6=6 4 (10) + dice1d4=3 (3) + dice1d9=7 (7)

  • 86二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:18:21

    ダメージ出たなぁ!やっぱりバーサーカーは気持ちがいいですね
    さよなら空の主…

  • 87二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:19:32

    やっと倒せたな…手こずらせまくったなこいつ…

  • 88125/11/23(日) 23:26:45

    ≪HP減少≫装甲3のためダメージ減衰

    蜻蛉A:HP7→-10


    真希の蹴りを受けて浮き上がった蜻蛉Aはそのまま二度三度と追撃を受け、天井へと叩きつけられる。

    羽がびくりと震えるもその場から逃げ出す前に真希は重力に従って落ち始めた蜻蛉の上へと跳び上がり、体の上に着地してから力づくで羽を捥ぐ。

    ブチブチと耳障りな音が響き、用なしとなった羽を放り投げればそれはひらひらと舞い落ちていく。

    最後に足場となっていた蜻蛉を踏み台にし跳び上がってから、天井付近でくるりと回転し、強烈な威力の踵落としを背に叩き込む。

    めきゃりと中程で体を大きく曲げた蜻蛉はそのまま地面へと激突し、あれだけ自由を思いのままにしていた蜻蛉は二度と動くことはなかった。


    ■虎杖のターン(HP12 MP18)


    残りは後ヤゴC一匹となり、虎杖は駆け出した。

    毒がいつまで続くか分からないなら、ただ待っているだけでもじり貧になるかもしれない。

    後から「おい!!」と伏黒の声が追いかけて来るものの、自分の限界くらいは虎杖も分かっている――――はずだ。

    動かないという選択を選べなかったのは、自分以外にもぼろぼろの姿になった者が居るからだ。

    自分だけ休んではいられないと、虎杖は残るヤゴCに接近する。


    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉

    虎杖(75-50) dice1d100=52 (52)


    〈回避〉

    ヤゴC(20) dice1d100=87 (87)

  • 89二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:28:58

    手強かったなあの蜻蛉…
    虎杖の攻撃はすんなり当たった
    ここで動かないを選べないのも虎杖らしい

  • 90125/11/23(日) 23:29:24

    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉

    【キックのみ成功】虎杖


    〈回避〉

    【失敗】ヤゴC


    蜻蛉よりははるかに動きが遅いこともあり、虎杖の一撃は容易にヤゴCの腹部に命中する。

    そもそも一匹は既に単独で撃破しているのだ。

    それもあり、虎杖は微塵も躊躇せずに立ち向かっていた。


    「う、ッらぁ!!」


    ≪ダメージ≫

    dice1d6=4 (4) + dice1d4=4 (4)

  • 91二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:34:14

    いいダメージだ!状態異常中なのにがんばったね
    それはそうと真希さんの虐がすげーよ

  • 92125/11/23(日) 23:35:30

    ≪HP減少≫装甲2によりダメージ減衰

    ヤゴC:HP12→6


    虎杖によって空中に打ち上げられたヤゴが水に落ちるよりも早く、動く影があった。


    ■夏油のターン(HP12 MP17)


    瞬時に駆け抜けて来たのは脚の調子が少し悪いものの、それを押して動いている夏油だ。

    だがその動きは健脚と呼べるに足るほどの動きである。


    「これで、終いだ!」


    研ぎ澄まされた感覚に従い、狙うは頭部。


    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉キックに+40の補正、上限95……にファンブル補正で-20

    夏油(75-29) dice1d100=56 (56)


    〈回避〉

    ヤゴC(20) dice1d100=49 (49)

  • 93二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:35:37

    なんかそういや虎杖が一番サクッと敵倒してたよなとトンボヤゴ戦の最初を思い返している

  • 94125/11/23(日) 23:37:57

    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉キックに+40の補正、上限95……にファンブル補正で-20

    【キックのみ成功】夏油


    〈回避〉

    【失敗】ヤゴC


    宙に浮きあがったヤゴは体を捩らせる程度しか出来ず、夏油の蹴りをもろに食らう。


    「は……ぁッ!!」


    ミシミシと外殻が撓み、そして次の瞬間斜め下へとヤゴCは吹っ飛んでいく。


    ≪ダメージ≫

    dice1d6=2 (2) + dice1d4=3 (3)

  • 95二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:38:27

    真希さん強い!さよなら蜻蛉A
    虎杖も夏油もえらいぞ

  • 96二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:39:47

    ファンブル補正ある上で成功させる夏油さん凄いぞ
    瀕死だが何とか倒せそうかな

  • 97二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:44:57

    長かった…ようやく終わりそうだね

  • 98125/11/23(日) 23:46:41

    ≪HP減少≫装甲2によりダメージ減衰

    ヤゴC:HP6→3


    しかしヤゴはしぶとく命を繋ぐ。

    ジタバタと足掻く様子はまだ生きていると一目で分かる。

    だがこれは夏油にとって予想外ではなかった。


    「言っただろう。これで終わりだって――――あとは任せたよ、悟」


    その言葉通り、夏油がヤゴCをふっ飛ばしたその先には一人の男が立っていた。


    ■五条のターン(HP9 MP5)


    「いやぁ、これでも結構僕もボロボロなんだけどね」


    夏油の思惑をいち早く理解していた五条はヤゴAに噛まれたせいで未だに出血が続く肩を抑えつつも、一つ息を吐いてから笑う。


    「ま、このくらいで無理ですなんて言わないけど」


    異能を使うだけの余力があるかは五分五分。

    ならば使い慣れた己の身体を使うのみ。


    「正真正銘、これで終わり、ッだ!!」


    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉

    五条(70-54) dice1d100=47 (47)


    〈回避〉

    ヤゴC(20) dice1d100=92 (92)

  • 99二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:51:51

    ヤゴC粘るな…
    夏油からの五条でとどめさせるかな

  • 100125/11/23(日) 23:52:05

    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉

    【両成功】五条


    〈回避〉

    【失敗】


    狙いはまさに完璧だった。夏油も、そして五条も。

    虎杖から始まる繋いだ一手は王手に相応しいもの。

    誘い込まれるように自らの前へと飛んでくるそれ目掛け、五条は軸足を地面につけたまま短く息を吐いてから地を蹴り、そのまま回し蹴りを叩き込む。

    正面から受け止めるのではなく、勢いを流して重ねて自分の蹴りの威力も叩き込む。

    横っ面を思いっきり蹴られることになったヤゴCは見事そのまま湖の方へと吹っ飛んでいった。


    ≪ダメージ≫ヤゴの現在HPは3、装甲は2のため合計値5以上で戦闘終了

    dice2d6=1 6 (7) + dice1d4=1 (1)

  • 101二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:52:30

    右腕ブラブラの状態でマーシャルアーツを…??

  • 102二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:53:52

    さす五条!!お疲れお疲れ

  • 103二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:57:56

    終わった!みんなお疲れ様だよー

  • 104二次元好きの匿名さん25/11/23(日) 23:59:14

    流石五条
    お疲れ様!大分ダイスの出目が凄かったね

  • 105125/11/23(日) 23:59:34

    ≪HP減少≫装甲2によりダメージ減衰

    ヤゴC:HP3→-3


    五条の攻撃を最後にヤゴCは湖に沈み、そのまま浮かび上がってくることはなかった。


    ■ラウンド終了、毒状態によるダメージ発生


    しかし全員が一息吐くと同時、無視出来ないものもあった。

    敵を倒したからといって、真希と虎杖の身を蝕む毒が消えたわけではない。


    ≪毒によるダメージ≫PCは1d4、KPCは1d10のダメージ(毒への耐性の有無による差)

    真希:HP11 - [ dice1d4=2 (2) ]

    虎杖:HP12 - [ dice1d10=8 (8) ]


    ■■戦闘終了■■


    そうして羂索もやると言ったからにはやらないとね、と。

    そう言わんばかりに未だに瞳がぼんやりと光っている真希に向かい合う。


    「お疲れ様。倒すべき敵は居なくなったから、ゆっくり深呼吸でもしてみたらどう?」


    ≪異能力の行使によるMP消費≫狂気から掬い上げ、MP1につき+30%〈精神分析〉への補正を得る(最大95%)

    羂索:MP19→18


    〈精神分析〉+30の補正(成功で発狂終了)

    羂索(60+30,90) dice1d100=84 (84)


    ≪SAN回復≫

    真希:SAN60 + [ dice1d3=3 (3) ]

  • 106二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:01:29

    虎杖の毒がまたダメージ高い
    真希さんは正気に戻れて安心安心

  • 107125/11/24(月) 00:21:08

    ≪毒によるダメージ≫PCは1d4、KPCは1d10のダメージ(毒への耐性の有無による差)

    真希:HP11→9

    虎杖:HP12→4


    〈精神分析〉+30の補正(成功で発狂終了)

    【成功】羂索


    ≪SAN回復≫

    真希:SAN60→63


    少しの間、真希は黙っていたが瞬きを繰り返すうちに妖しげな光は消えていく。


    「……おう、助かった」


    吐血のせいで口の端に滲んでいた血を手の甲で拭えば、コイツに礼を言うのはやっぱり腹立つな……という雰囲気が全身から滲んでいる。

    羂索もそれに気付いているだろうが、「どういたしまして」とにこやかに返す。

    少なくとも悪意を持って暴走させることがこれから先にあるとしても、今ではない。


    「ごほ」


    そして同じく毒に苦しむ虎杖は再び噎せ込むとげぽりと血の塊を吐き出した。

    口の周りを真っ赤にしながら崩れ落ちるさまはデジャヴでしかない。


    〈ショックロール(CON×5)〉現在HP1/2以上のダメージを受けたので、失敗で気絶

    虎杖(18*5,90) dice1d100=73 (73)

  • 108二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:23:03

    耐えた
    良かった…でもさっきの感じ的に伏黒言わんこっちゃないって感じになりそう

  • 109125/11/24(月) 00:34:11

    〈ショックロール(CON×5)〉現在HP1/2以上のダメージを受けたので、失敗で気絶
    【成功:気絶回避】虎杖

    しゃがみ込むような形にはなったものの、今度は意識を失わずに済んだらしい。
    伏黒が心配と呆れが半々、3:7くらいの表情で虎杖を見つめている。

    「俺、自分が結構丈夫な方だと思ってたんだけどさ……皆これでよく動き回れんね……?」
    「……オマエ、明らかに毒の症状が俺たちよりも酷いぞ」
    「え、マジ?」
    「確かにキツイはキツいけど、我慢すれば動ける範囲ではあったよね」
    「そうですね。俺もそんな感じでした」

    夏油と伏黒、そして真希もそれぞれ毒を受けていたがここまで酷い症状は出ていなかったと家入も頷く。

    「もしかすると他者の毒を治せる代わりに、自身には毒が利きやすい可能性もある」

    かつては猛毒を飲み干していたと知っている分、虎杖に対してそう言うことに少しの違和感がありながらも前は前だ、と家入は虎杖へと真剣に言い含める。

    「私が一度治療してなければ毒の影響だけで死んでいたかもしれないんだぞ」
    「いや、流石にそこまでじゃ…………ホントに?」
    「我関せずの顔してるオマエもだぞ、五条。そんな状態で最後まで暴れるな。一度せめて下がってくればよかっただろ」
    「流石にあれで無理だったら一度休んでたし、結果オーライってことで」
    「それを真似されて良いと思っているなら続けるんだな」

    そして家入はその場の全員を見回すと「とにかく一度手当てするから全員おとなしくしてろよ」と口にし、言葉通り行動に移していくのであった。

  • 110125/11/24(月) 00:40:56

    「まずはそこの二人。毒の影響はどうだ?」

    「私はもう残ってないはずだ」

    「俺も多分?」

    「短時間で済むのは良いとしても、迂闊に食らうなよ。どうやらここの虫たちはどれも毒を持っている可能性が高いようだからな。他に毒を受けた者は居るか?」


    家入がそう尋ねても五条は「僕は多分肩潰されただけ」とあっけらかんと答えるし、「俺もふっ飛ばされただけだな、ムカつくけどよ」と鹿紫雲が続ける。

    皆とは違う方向でダメージを負い、若干焦げている宿儺も我関せずと言った風だ。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する(MPが確実に0にならない分、同時に🎲)

    家入:MP14 - [ dice2d5=4 2 (6) ]


    ≪異能力によるHP回復≫

    虎杖:HP4 + [ dice3d3=1 3 1 (5) ]

    真希:HP8 + [ dice3d3=2 2 3 (7) ]

  • 111二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:42:38

    真希さんは大分安心だけど虎杖はちょっと不安かもしれない

  • 112125/11/24(月) 00:47:47

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する(MPが確実に0にならない分、同時に🎲)

    家入:MP14→8


    ≪異能力によるHP回復≫

    虎杖:HP4→9

    真希:HP8→15(全回復)


    二人の治療を次々と終わらせた家入だったが、虎杖に目を向けて「まだ動くな」と言うも虎杖は首を横に振る。


    「とりあえず動けるようにはなったし、先に五条先生の治療とかで大丈夫なんで!」

    「気を遣われてるぞ五条」

    「ほらほら、大人しく硝子にもっと元気にして貰いな」

    「流石に肩潰されてる人を後回しにする程じゃねぇって、マジでさ」


    そう言われて家入が改めて五条を見れば、確かにそうかもしれないとも思う。

    反転術式を使えるようになってから面倒を見ることが少なくなってきたのもあって基準が随分と蘇った記憶によってズレてしまっていることを自覚した。

    それこそ五条に反転術式を使った最後は、あの時になる。


    「……オマエが動くと血が飛び散る。そこに座るか寝転がってくれ」

    「あー、はいはい。ちゃちゃっと軽くお願いね」


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する

    家入:MP8 - [ dice1d5=3 (3) ]


    ≪異能力によるHP回復≫

    五条:HP9 + [ dice3d3=2 2 3 (7) ]

  • 113125/11/24(月) 00:53:49

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する(MPが確実に0にならない分、同時に🎲)

    家入:MP8→5


    ≪異能力によるHP回復≫

    五条:HP9→16


    五条の肩を埋め尽くしていた蔦が全て枯れ落ちれば、調子を確かめるように五条は肩をぐるりと回す。


    「いやぁ、これ本当に凄いね」

    「だから怪我をしていいとは思うなよ。私の仕事が増える」

    「でも三人連続で治療してるけど……あぁ、戦ってる最中も数えれば五人?そろそろキツいんじゃないの?」


    確かに五条の言う通り、限界が見えて来た。

    家入は一つ息を吐くと、「少しだけ休憩させてくれ」と口にする。

    そしてそれをきっかけに全員が一息吐くことになるだろう。


    〈胎息(POW×5)〉特殊な呼吸法で周囲の気を取り込み、成功で1d6失敗で1d3のMPもしくはSANを回復する

    宿儺(18*5,90) dice1d100=85 (85)

    鹿紫雲(15*5,75) dice1d100=45 (45)

    夏油(13*5,65) dice1d100=20 (20)

    家入(14*5,70) dice1d100=56 (56)

    伏黒(14*5,70) dice1d100=31 (31)

    五条(18*5,90) dice1d100=89 (89)

    真希(13*5,65) dice1d100=5 (5)

    羂索(18*5,90) dice1d100=48 (48)

    虎杖(17*5,85) dice1d100=51 (51)

  • 114二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 00:58:59

    五条ギリギリの値だからちょっと無茶してたな?
    皆成功出来て良かった
    真希さんはクリってるし

  • 115125/11/24(月) 01:06:37

    〈胎息(POW×5)〉特殊な呼吸法で周囲の気を取り込み、成功で1d6失敗で1d3のMPもしくはSANを回復する

    【クリティカル】真希

    【成功】宿儺・鹿紫雲・夏油・家入・伏黒・五条・羂索・虎杖


    ≪MP回復≫

    宿儺:MP4 + [ dice1d6=6 (6) ]

    鹿紫雲:MP7 + [ dice1d6=4 (4) ]

    家入:MP5 + [ dice1d6=1 (1) ]

    伏黒:MP9 + [ dice1d6=6 (6) ]

    五条:MP5 + [ dice1d6=2 (2) ]

    真希:MP11 + [ dice2d6=4 5 (9) ]

    羂索:MP19 + [ dice1d6=5 (5) ]

    虎杖:MP18 + [ dice1d6=5 (5) ]


    ≪SAN回復≫

    夏油:SAN67 + [ dice1d6=1 (1) ]


    ≪SAN回復≫怪物を倒した達成感で+1d3

    宿儺:SAN89 + [ dice1d3=2 (2) ]

    鹿紫雲:SAN73 + [ dice1d3=1 (1) ]

    夏油:SAN?? + [ dice1d3=1 (1) ]

    家入:SAN69 + [ dice1d3=3 (3) ]

    伏黒:SAN76 + [ dice1d3=1 (1) ]

    五条:SAN90 + [ dice1d3=2 (2) ]

    真希:SAN63 + [ dice1d3=1 (1) ]

    羂索:SAN91 + [ dice1d3=3 (3) ]

    虎杖:SAN84 + [ dice1d3=1 (1) ]

  • 116二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 01:09:01

    ああ家入さんも五条もMPがあまり回復しなかったか
    夏油さんなんかSANが?になってる?

  • 117二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 01:10:02

    あっごめんなさい自己解決SAN回復するからでした
    無視してください

  • 118125/11/24(月) 01:18:19

    ≪MP回復≫
    宿儺:MP4→10
    鹿紫雲:MP7→11
    家入:MP5→6
    伏黒:MP9→15
    五条:MP5→7
    真希:MP11→18(全回復)
    羂索:MP19→23(全回復)
    虎杖:MP18→22(全回復)

    ≪SAN回復≫
    夏油:SAN67→68

    ≪SAN回復≫怪物を倒した達成感で+1d3
    宿儺:SAN89→91
    鹿紫雲:SAN73→74
    夏油:SAN68→69
    家入:SAN69→72
    伏黒:SAN76→77
    五条:SAN90→92
    真希:SAN63→64
    羂索:SAN91→94
    虎杖:SAN84→85

  • 119125/11/24(月) 01:24:45

    そうして一応は一呼吸置き、休息出来たはずなのだが。


    「……悪い虎杖、後でまた蟠桃を貰うことになるかもしれん」

    「あ、なら僕も貰っていい?」


    家入に続き五条がそう言えば、鹿紫雲は若干怪訝そうな顔をする。


    「本当に効果があるのか?」

    「ないと思うのなら食べなければ良い」

    「……ハ、試してみろってことかよ。なら俺にも寄越せ」

    「了解。今すぐ出す?」

    「少し待て。まずはもう少し治療をしてからだ」


    実際、この先どれだけ戦いが続くかも分からないのだ。

    きっと大丈夫だろうと甘く見て先に進むのは賢明とは言えない。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する

    家入:MP6 - [ dice1d5=4 (4) ]


    ≪異能力によるHP回復≫

    虎杖:HP9 + [ dice3d3=1 2 3 (6) ]

  • 120125/11/24(月) 01:34:00

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する

    家入:MP6→2


    ≪異能力によるHP回復≫

    虎杖:HP9→15


    二度目の治療が終われば家入は深く息を吐いた。やはりもう少しで限界が来るという予感は間違っていなかったらしい。


    「うっし、蟠桃出してくね」


    そう言いながら虎杖が掌を上に向けて「ふんッ」とよく分からない掛け声を上げれば、にょきんと桃が生えてくる。

    人体から果物が生み出される様子は若干気色悪………もとい不思議なものだった。

    しかし家入に渡されるはずのそれを無言で手が伸びて来てかっ攫って行く、その手の主は宿儺だった。


    「え、オマエも食うのかよ」

    「…………」

    「しかも無視?」


    腑に落ちない、というような顔をしたものの虎杖は次々と蟠桃を出していく。


    「それって食べるとどの程度力を得られる感じ?」

    「体感だが、最初に木になっている蟠桃を食べた時と同じくらいだな。力の源が入る器があるとすれば、それが満タンになるくらいには」

    「それには興味があるね、次は私も貰おうかな。」


    羂索が興味深そうに見ているのは、家入と同じように効率が良過ぎる点についてなのだろう。

    虎杖は宿儺から始まり、家入と五条、そして鹿紫雲用の計四つを生み出しているが弱った様子はあまり感じられない。

    何を犠牲にこれを作っているのかは分からないが、一人で四人分の力を満たしているとするのならばそれは力と対価が釣り合っていると呼べるのだろうか。


    ≪異能力の行使によるSAN消費≫SANを1d3消費し、手のひらから蟠桃を生み出す

    虎杖:SAN85 – [ dice4d3=2 3 2 3 (10) ]

  • 121二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 01:36:21

    虎杖のSAN値が…すごい勢いで…
    何をもってとかよく出てる気がするけど体が弱ってないならもしかして虎杖自身の自我とか耐性みたいななんかそういうの消費してる扱いなのかな…怖いな…

  • 122125/11/24(月) 01:46:10

    ≪異能力の行使によるSAN消費≫SANを1d3消費し、手のひらから蟠桃を生み出す

    虎杖:SAN85→75(一度に5以上の喪失ではあるが、対価としての消費なので一時的狂気の対象外とする)


    ≪蟠桃ポイント≫

    宿儺:0→1

    鹿紫雲:0→1

    家入:1→2

    五条:0→1


    ≪■■による■■■■≫

    鹿紫雲:1→0


    ≪蟠桃の摂取によりMP全回復≫

    宿儺:MP10→23

    鹿紫雲:MP11→20

    家入:MP2→19

    五条:MP7→23


    家入はテキパキと蟠桃を食べ終わると、湖で軽く手を洗ってから宿儺に視線を向けた。


    「火傷の治療をする。私まで燃やしてくれるなよ」


    そう言って家入が宿儺の腕に触れれば、何も言わないことで勝手にしろという了承の意を表したということで治療が行われる。

    他の者の怪我とは違い、自らが出した炎による火傷。ここまで広がっていれば痛むだろうに、表面上は全くそのような素振りを宿儺は見せていない。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する

    家入:MP19 - [ dice1d5=2 (2) ]


    ≪異能力によるHP回復≫

    宿儺:HP11 + [ dice3d3=1 1 2 (4) ]

  • 123二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 01:50:17

    なんかの判定に失敗して力に侵食されてそうだったのも桃食べると回復するのか
    その代わりに別のポイントが貯まってるけど

  • 124125/11/24(月) 01:51:32

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する

    家入:MP19→17


    ≪異能力によるHP回復≫

    宿儺:HP11→15


    鹿紫雲も蟠桃を食べ終わった後、行き止まりにしか見えないこの場に広がる湖へと足を向ける。

    水があるということはどこかに繋がっていてもおかしくはない、ということではあるのだが。

    今はなんとなく、泳ぎが上手くなっているという感じがしている。

    ふと、この水がどこから来たのだろうかと鹿紫雲は気になり始めた。

    そして鹿紫雲は湖の水面に顔をつけ、中を探る。


    〈目星〉

    鹿紫雲(75) dice1d100=68 (68)

  • 125二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 01:51:50

    あっカッシーのなんか溜まったポイントが減った
    桃はやっぱりいい事しかないものなのかな…?
    でも桃ポイントはなんだろう?実は超覚醒モードになる為の何かみたいないいものだといいんだけどな

  • 126125/11/24(月) 01:58:23

    〈目星〉
    【成功】鹿紫雲

    すると半ば予想通り、と言ってもいいだろうか。横穴のようなものを見つける。
    水から顔を上げれば鹿紫雲の行動に数名が気付いていたようで、鹿紫雲の方を窺っていた。
    説明するのも面倒臭く、鹿紫雲は端的に宣言する

    「中を見てくる」

    まるで台風の日に川を見に行くような気軽さで、鹿紫雲は八人が何かしらの反応を示す前に湖へと飛び込んだ。
    岩に穿たれた水中の横穴へ向かって、その姿は迷いなく進んでいく。
    その天を舞うかのように水の抵抗をまるで感じさせない滑らかな軌道は、美しさすら覚えるものだ。
    周囲を確認しながら鹿紫雲が泳いで先に進んでいくと、暗い横穴から一転して水面から光が降り注ぐ。
    浮上してみれば洞窟の天井が開けて青空が覗いており、すぐそばには水から上がれる岩場があった。
    岩場の壁にはひとつだけ色の違う手形のような紋様が描かれている岩があり、それに触れてみると水場の水位が下がる。
    また、岩場の先には石造りの祭壇が鎮座していた。

    「ここが目標地点ってことかよ」

    鹿紫雲がそう口にしていれば、異変に気付いたらしい八人がやって来る。
    どうやら宿儺の治療も終わっていたらしい。
    鹿紫雲も含め、数人まだ怪我の残る者も居るもこれ以上の治療はまだ必要ないと判断したのだろう。
    鹿紫雲とて、自分の治療はこれで十分だと思っているくらいだ。

  • 127125/11/24(月) 01:59:56

    ≪■■による■■■■≫

    宿儺 dice1d100=70 (70)

    鹿紫雲dice1d100=48 (48)

    夏油 dice1d100=45 (45)

    家入dice1d100=58 (58)

    伏黒 dice1d100=31 (31)

    五条 dice1d100=83 (83)

    真希 dice1d100=14 (14)

    羂索 dice1d100=95 (95)

  • 128125/11/24(月) 02:08:24

    ――――ふと、羂索は気付く。
    正気を失い、味方同士で争う敵など腐るほど見て来た。
    先程真希がそうしたように、仲間であるはずの相手をそうと分からなくなるまで正気と狂気の境界線が曖昧になることも珍しくはない。
    騙し、騙され、結局人間は誰かの掌で生きるものだ。それに気付くか、気付かないかの差というだけで。
    今回得た力は羂索にとってはこの面白いことが少ない世界で、久し振りに出会った面白きことだった。
    己の手を汚さずに敵を狩り、自分がそう望んだとはバレずに事を誘導する。
    これはなんて素晴らしい力なのだろう。これを使いこなせる者は、きっと自分以外には居ない。
    なるべくしてそうなった、のだと。

    「いやぁ、……本当に面白くなってきたね」

    誰にも聞こえない小さな声でそう呟いた羂索の心の内では歓喜が渦巻いていた。
    狂気とはこうあるべきだと示す時がいずれ来る。
    否、自分がこの手で。
    何故ならば自分は、混沌の力を得たのだから。

    ≪■■による■■■■≫
    羂索:0→1

  • 129二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 02:11:41

    五条がこれで失敗じゃないならやっぱりPOW×5なのかな
    その場合POWが13な真希と夏油が一番失敗しやすそうなのか
    今回失敗してるのが一番失敗しにくいPOWの羂索だけだけど

  • 130125/11/24(月) 02:15:40

    人の心の内で起こっていることなど、そう簡単に見抜けるわけもない。
    それが元の性質に近ければ尚のこと、もしくは存在そのものが少しずつ薄くなっていれば。

    「うっし、これ使えばまた別の所に行くことになると思うけど、準備は良い?」
    「オマエが仕切るのか」
    「え、ダメ!?」
    「まあいいんじゃない?じゃあほら、レッツゴー!」
    「アイアイサー!」
    「仕切りはどうしだんだよ」

    日常の延長戦のような、ちょっと気の抜けるいつのも会話。虎杖に伏黒と五条と、そんな会話をしている様子を他の面々も微笑ましそうだったり呆れたり全無視したりだの、反応はそれぞれだった。

    だが同じことも一つあった。次に向かうことから逃げようとする者は、誰一人としていない。
    そうして全員が祭壇に触れれば、少しだけ力を吸われたかのような感覚があり――――そして再び彼らを囲む景色が切り替わる。

    ≪転移によるMP減少≫全員MP-1
    宿儺:MP23→22
    鹿紫雲:MP20→19
    夏油:MP17→16
    家入:MP17→16
    伏黒:MP15→14
    五条:MP23→22
    真希:MP18→17
    羂索:MP23→22
    虎杖:MP22→21

  • 131125/11/24(月) 02:21:19

    ということで今日はここまで、人数が多いと丁度いいポイントまで進めるだけでも時間がかかるね
    ≪■■による■■■■≫はスレの途中で当ててた人も居たけど、キャラシの秘匿部分と関わっているよ
    折角ならこれの数値が上がった方が(スレ主は)面白いと思ってるのでどうなるか楽しみにしててね

  • 132二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 02:30:54

    スレ主お疲れ様です
    もしかして能力か人格による精神汚染で精神抵抗出来るかどうか…なのかな
    前も羂索もこの能力サイコーみたいな感じだったような…高まったら協力できなくなっていくのかな
    桃ポイントはなんなんだろう

  • 133二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 10:56:35

    スレ主の戦闘描写本当にかっこいい大好き
    謎の◼️◼️怖いけどみんな最後まで無事でいてね

  • 134二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 12:12:58

    途中炎当たらなくて不満な宿儺がキックとマーシャルアーツに訴えそうなとこ笑っちゃった
    素のフィジカルでダメボ込3d6は確かにつよつよだけども!

  • 135125/11/24(月) 14:31:32

    戦闘描写に関しては今回〈回避〉の成功で空振り廻戦を避けるべく攻撃が通らない時も格好いい描写になるように努めてるよ
    ただしファンブルは除く

    ということで鯖落ちと戦いながらキャラシ分のスレ画一周を途絶えさせないことを目指して頑張っていくからよろしくね

  • 136125/11/24(月) 14:48:44

    そうして祭壇を使って転移した先は周囲一帯が緑に覆われた竹藪だった。
    長らく人の手が入っていない様子で、密集した竹が好き勝手に伸びた様子はまるで緑の牢獄のようにも見える。
    地面は枯葉で厚く覆い尽くされており、風が吹くたびに枯れた竹が軋むように揺れ動くその音は、まるでこの深い森の中に何かが潜んでいるかのように不気味だ。

    「なんかこっちっぽい……と思う」

    どうやら虎杖は彼の中にあるという桃逸の意識を通して行く先を感覚的に掴むことができるようだ。
    そうして進んで行く虎杖の後に続き、道なき道を進んで行く。

    「また大きな虫でも出てくるのかな。何が出てくると思う?」
    「黒いアレじゃないことを願うよ」
    「やめろ、鳥肌が立つ」

    巨大な例のアレとなれば特に虫嫌いでなくともぞっとするものだ。
    五条の問いも問いだが、実際に名前を出した夏油を責めるように視線が幾つか動くものの、当の本人はけろっとしている。
    家入でなくとも思わず腕を抑えたくなるのも仕方がない。

    「あれは元々大きい種なのか、それとも普通の虫を変容させてるのかどっちだろうね」
    「知るか、どうでもいい」
    「でも気にならない?ここで独自の生態系が構築されているかもしれないなんて」

    多少の警戒はしているが、無言のまま歩くというのもつまらないものだ。
    そうしてぽつぽつと会話をしながら歩いていれば、戦闘を歩いていた虎杖の足取りがふらりと傾ぐ。

    「虎杖?」
    「迷ったのか、悠仁。それなら早めに――――」

    言えよ、と真希が最後まで言い切るよりも早くに虎杖はくの字に体を折り曲げる。
    そして次の瞬間、嘔吐した。

  • 137二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 14:50:39

    虎杖!?どうしたんだ毒!?

  • 138二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 14:58:44

    虎杖ー!!
    桃出してSAN減ったのは一時的狂気の対象外といえどやはり何らかの負荷自体はある…?

  • 139125/11/24(月) 15:03:27

    血ではなく胃液を吐き出しただけのようではあったが、そのまま頭を抑えて倒れ込む。

    先程までは普通に歩き、会話していたはずの虎杖の急変に伏黒と真希は慌てて後ろを歩く家入の方を振り返る。


    「何があった」

    「俺も分かりません。突然虎杖が嘔吐したように見えました」

    「虎杖、聞こえるか。聞こえたら指だけでもいい、動かしてくれ」


    しかし虎杖の反応は一切なく、閉ざされた瞼が持ち上がることはない。

    どうやら意識を失っているようで、手へと触れれば酷く発熱していることが分かる。


    「途中は普通にしりとりしてたりもしてたが、その時はコイツも普通に話してた。特に息が荒かったり、辛そうにも見えなかったぞ」

    「先頭を歩いていたので表情までは見えませんでしたが、それでも声はいつもと変わらなかったはずです」

    「分かった。とりあえず虎杖を一旦寝かせるために体勢を動かすぞ」

    「手伝います」


    〈目星〉目視で原因が見つかるか

    宿儺(80) dice1d100=33 (33)

    鹿紫雲(75) dice1d100=49 (49)

    夏油(63) dice1d100=38 (38)

    伏黒(60) dice1d100=37 (37)

    五条(85) dice1d100=19 (19)

    真希(60) dice1d100=23 (23)


    〈医学〉医学的に症状を理解出来るか

    家入(70) dice1d100=59 (59)

    羂索(50) dice1d100=31 (31)

  • 140二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 15:04:53

    全員成功している
    頼もしいな

  • 141二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 15:04:55

    しりとりみたいなほのぼのやってたのに何が起きたんだ
    皆成功しててしっかり観察されてるな虎杖

  • 142125/11/24(月) 15:13:19

    〈目星〉目視で原因が見つかるか
    【成功】宿儺・鹿紫雲・夏油・伏黒・五条・真希

    〈医学〉医学的に症状を理解出来るか
    【成功】家入・羂索

    そうして虎杖の体勢をひっくり返しているその時だった。

    「待って、脇腹に何かある」

    五条はそう言うと中華服の裾を捲り上げ、その下の肌を露出させる。
    すると脇腹のあたりに先程ヤゴ型の虫から食いつかれたのであろう傷跡が黒ずんでいるのが見えた。

    「これって最初に悠仁が水に引き摺り込まれた時のじゃない?」

    五条がそう言えば、真希も同じく自分が噛まれた辺りを確かめていたが、そこには傷痕すら残っていなかった。
    どうやら真希には影響がなかったらしい。

    「毒が効きやすいって言ってたが、それか?」
    「遅効性の毒にでも引っかかったか」

    真希に続き宿儺がそう言うも、宿儺に関してはどこか呆れのようなものが滲んでいる。
    少なくともまともに心配しているようには見えない。

  • 143二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 15:21:18

    毒ダメが重かったのはこれか…?
    なんだろうなあの時の目星成功してたら何かわかったりしたのかな

  • 144125/11/24(月) 15:24:12

    「こんなに急に症状が出るってことは中毒症状によるものかもね。治ったように見せかけて治り切ってない部分が身体に影響を及ぼしたんじゃないかな」
    「そうだとして、……ここでは応急処置も出来ない。私が虎杖を治療し続けることは出来るが、それは結局全てが後手に回る。そもそも私が力をつ変えなくなった時点でジリ貧だ」

    家入はそう言いながら虎杖の傷口に手を当てるも、傷自体は治せても体内に起こっている異変自体には対処できないことを感じ取る。
    少なくとも今の自分に出来ることはないと、そう悟るには十分だった。

    「じゃあ、どうすればいいんですか」
    「それは」

    ここまでの道案内は全て虎杖が担っていた。
    こうなればどこに行けばいいのかすらも分からず、虎杖を救う手立てもない。
    どうするべきかと考えていれば、急に茂みからガサガサという物音と落ち葉を踏みしめる音が聞こえてくる。
    虫か、もしくは獣かと警戒を露わにすれば、姿を現したのはそれらではなく簡素な服装をした一人の青年であった。
    背負った籠にはいくつかのものが入っているようだったが、これは筍だろうか。
    こんな所で人に合うとは思っていなかったこともあり、驚きが先に来れば相手は八人が囲む形となっている虎杖に視線を向けた。

    「……そこの人、ずいぶんと苦しそうだが大丈夫か?」
    「すまない、近くに医療設備が整った場所があるか」
    「この近くにあるのは村くらいだが……」

    そう口にしながら虎杖の方へと近付いて来て、五条が捲ったままになっている腹部へと視線が落ちる。
    すると驚いたように目を丸くした。

    「これは毒虫共の……このまま放っておくと危険だ。すぐ近くに俺が住んでいる村があるから、そこで治療をしよう。何とかそこまで持ち堪えてくれ」
    「何か治療の手立てがあるのか?」
    「薬がある。早くしないと手遅れになるかもしれない」

    青年は心底心配したように、そして焦りを滲ませながらそう提案する。

  • 145二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 15:27:05

    前世毒耐性標準装備だった虎杖が毒に苦しめられてるの見慣れなさもあって心配が大きい
    善良そうな村人!

  • 146125/11/24(月) 15:34:28

    夏油や五条はまず家入に視線を向けた。

    それを分かっていながらも家入は二人へは目を向けず、「分かった。行こう」とその提案を呑む。

    万が一それが嘘だったら、と思わなかったわけではない。

    だがここに残る選択をしたところで、解決策があるわけでもないのだ。

    薬だけ誰かにとってきて貰うという手立てもあるが、それで間に合わなかったら本末転倒。

    体を蝕むものが家入の治療速度よりも早くなれば、その時点で虎杖の命が潰えることは分かっていた。


    「じゃあ僕が悠仁を背負うから、そっちの君は案内して」

    「あぁ、分かった。ではこっちだ」


    青年と、虎杖を背負った五条と家入を先頭にする形で一行は青年の後をついていく。

    ぜいはあと苦し気な虎杖の呼吸と、道を急ぐ彼らの足音だけがその場に響いていた。


    〈心理学〉この青年は……?(本来はシークレットロールだが公開で)

    家入(60) dice1d100=19 (19)

    夏油(70) dice1d100=50 (50)

    五条(60) dice1d100=5 (5)

    羂索(80) dice1d100=83 (83)

  • 147二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 15:41:06

    おっ五条クリティカル!
    羂索失敗してるのなんか草生える

  • 148125/11/24(月) 15:44:00

    〈心理学〉この青年は……?(本来はシークレットロールだが公開で)
    【クリティカル】五条(青年に対してのロールに+20の補正を得る)
    【成功】家入・夏油
    【失敗】羂索

    五条はその背を負いながら、この青年に悪意はないと確信する。
    人は人を騙す時、どうしても何か別の思惑が滲むものだ。
    彼にはそれがなく、信じても良いものだと今までの経験からそう思えた。

    「助かるよ。このままじゃどうも出来なかっただろうし」
    「毒虫に苦しめられているのならば、俺たちは同士だ。きっと長老も薬を分けてくれる」

    問題があるとすれば長老の方か、と五条が考え込む。
    青年はそれだけ急病人、虎杖のことを心配していると思ったようで更に足を早めていた。

    そして同じく家入と夏油もこの青年はただ親切心で自分たちを助けようとしてくれているのだろうと、そう考えていた。
    こちらの選択肢を奪うためだけの脅しのような急かし方ではなく、救うためにと焦っているだけ。
    見ず知らずの他人である自分たちを不審者だと思うのではなく、こうして心配してくれている言動にも矛盾はない。

    だが羂索はつまらなそうな顔をして青年を見た後、どうでも良いとばかりに目を逸らす。
    いざとなればどうにだって出来る。この状況で虎杖が死ぬことを望んでいるわけでもないが、そう助けることに真剣なわけでもない。

    そのまま青年の案内で進んでいくと、竹藪の光景が晴れた先に小さな家々が立ち並ぶ小規模な農村があるのが見えた。
    どの家も壁の白さは薄れてひび割れ、軒下には干された野菜類や唐辛子が風に揺れている。
    どこか時間の流れが違っているような、そんな空気の漂う村。ただ、風と草と人の営みだけが、静かにそこにあった。

  • 149二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 15:45:28

    この人は善意だけの人か
    良かった
    しかしここ村もあるんだなあ

  • 150二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 15:49:33

    毒虫に普通にエンカウントする暮らしなんだ
    洞窟の中だったってのもあるけどあんなに強いバケモンがいる世界で生活するの大変そう

  • 151125/11/24(月) 15:51:18

    「こっちだ」


    青年がその中の一軒にあなた達を招き入れると、中にいた小柄な老人は目を丸くして驚いた様子を見せる。


    「その人達は……?」

    「薮の方で倒れているのを見つけたんだ。毒虫にやられた傷が酷くて……長老、どうにか薬を分けてやれないだろうか」


    そう頼む青年を見て、加勢に入ろうとした家入だったが家入が口を開くよりも早く、長老と呼ばれた小柄な老人は答えた。


    「うむ……それは全く構わぬ。何処から来たお客人かはわからぬが、あやつらの被害に遭ったというのならば立場は同じ。すぐに準備をしよう」


    予想以上に簡単に協力を得られ、青年は「ここにその子を寝かしてくれ」と頼めば示された寝床と思われる場所に虎杖を置く。

    青年が裾を捲り、黒ずんだ傷口を露出させれば長老は壺から取り出した南港のようなものを塗布していく。

    それが染みるのか虎杖は少し呻いていたが、暫くすると落ち着いたようで額に汗を滲ませながらも呼吸が落ち着いていく。


    「これで命を落とすことは無いじゃろう。今しばらくは安静にしている必要があるが……その間はお客人も休息を取ると良いでしょうな。その様子だとお疲れでしょう」


    老人はそう言うと、貯えた顎鬚を軽く撫でながら「と言っても何も無い場所ではあるが」と、にこりと微笑んだ。


    〈心理学〉この老人は……?(本来はシークレットロールだが公開で)

    家入(60) dice1d100=49 (49)

    夏油(70) dice1d100=100 (100)

    五条(60) dice1d100=50 (50)

    羂索(80) dice1d100=74 (74)

  • 152二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 15:52:50

    げ…夏油さーん!?
    100F消費出来なかったか!

  • 153125/11/24(月) 16:00:26

    〈心理学〉この老人は……?(本来はシークレットロールだが公開で)

    【成功】家入・五条・羂索

    【ファンブル】夏油


    家入と五条、そして羂索はこの老人が完全な正気とは言えないがこちらに害意も無いとも分かる。

    このような場所、外の世界から断絶されている場なら真っ当な精神を保ち続けられないことだって理解出来る。

    だが完全な正気ではなくとも、この老人の本質は青年と同じく心優しい人物だとも判断出来た。

    どちらにせよ、自分たちは助けて貰った側の人間だ。

    虎杖に使われた薬がどの程度貴重なものかは不明だが、青年が持っておらず村で長老と呼ばれるような立場の人間が家に保存しているとなれば、簡単に増産出来るものでもないのだろう。

    それを見ず知らずの他人に使うだけの優しさがあるのは間違いない、と。


    だが夏油は目の前の小柄な老人がどうしても信じられなかった。

    まるで自分が救うべきものを選ぶかのように、薬を独占しているように思える。

    もしもこちらが機嫌を損ねていたら、薬を分け与えられることもなく見殺しにされていたのかもしれないと。

    これからのことを考えて、その薬とやらをこちらが確保しておくべきではないかと、そんな考えが脳裏に過ぎる。

    ここに居るのは老人と青年の二人。

    どうにかすることは簡単だ。それにいざとなれば自分がこっそりと忍び込むことも。

    いや、そんな面倒なことはせずにいっそ今から――――


    〈POW×5〉

    夏油(65) dice1d100=26 (26)

  • 154二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 16:02:06

    た…耐えてくれたんだよね!?セーフ!きっとセーフ!!
    100ファンで強制的に敵対とかじゃなくてギリギリダイスあってよかった

  • 155二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 16:03:12

    2回目の100F夏油!!!
    やばいこと考えたけど思いとどまった?

  • 156二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 16:03:53

    夏油思い直してくれたかな?

  • 157二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 16:05:23

    心理学とか交渉系の100Fは肝が冷えるからやめてくださいよ夏油
    しかも既に一度100Fを出してますねあなた!

  • 158125/11/24(月) 16:14:54

    〈POW×5〉
    【成功】夏油

    しかし脳内に過ぎった過激な思考を夏油はどうにか追いやった。
    この場で暴れれば、未だ動けないだろう虎杖がどうしてもネックになる。
    安静にしないといけないような状態ならば、寝床を奪われることは避けるべきだ。
    そうは思っても長老に対しての不信は消えず、夏油は些か冷めた目で目の前の小柄な老人を見つめている。

    そんな中、そう思われていることなど少しも気付いた様子もなく長老は話を進める。

    「この村は元々、何の変哲も無い平和な場所じゃったが……異郷より現れた疫病神とその配下の毒虫共のせいで数多くの犠牲を払いましてな」

    疫病神、とは虎杖が言っていた倒すべき存在のことなのだろうか。
    だがそれよりも気になるのは毒虫たちに襲われるような場所でありながらもこうして村が残っていることだ。
    人知を超える力を与えられた八人であっても死にそうになったり大怪我をする程であったのに。
    しかし老人は悲しみに暮れるだけではなく、どこか正気の薄いようにも思える瞳でこの場の九人を見渡した。

    「しかし、天から舞い降りた仙人様が"いずれこの厄災を祓う九人の天仙が現れる"とお告げを残されたのです。その華美なお召し物、高貴な風格、もしやお客人が厄災を祓う天仙様なのでは……」
    「その天仙様かどうかは分からないけど、僕たちはその疫病神とやらを倒そうとは思ってるよ。実際に配下の毒虫とやらとはもうやり合った後だしね」

    五条は明言は避けながらも、ここから出るためにということは隠してそう告げた。
    するとその言葉を受けた長老は「なるほど……ですが人の身であやつらに抗わんとする勇気に敬意を払いましょう」と、それでも態度を大きく変えることはない。

    「奴らとの戦いの中で傷付き、疲弊したのであれば身体を休めなくてはなりますまい。我々にできるのは、そんな貴方がたをもてなす事だけだが……」

    そう言うと老人は青年に視線を向ける。その瞳にはやはり、優しさのようなものが感じられた。

    「浩然(ハオラン)、村にはまだ空き家があっただろう。案内してさしあげなさい。儂はここで彼の容態を見ておるでな。お客人、あまり良い寝床とは言えぬがどうぞそちらでお寛ぎ下され。退屈であれば自由に村を見て回っても構いませぬ故」

  • 159二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 16:17:59

    セーフ!まだ怖いけど収まってくれて良かった
    しかし正気の薄い目…?仙人様たちの狂信 者未満みたいなのかな…?単にお年を召してるだけかな
    休ませてくれるのありがたいな

  • 160二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 16:20:36

    言い伝えとかじゃなくて空から舞い降りた仙人様直々のお告げなんだね
    宿ゲットだ!長老ありがとう!

  • 161125/11/24(月) 16:27:00

    浩然と呼ばれた青年はひとつ頷くも、夏油は「あぁ、お構いなく。私はここに残るよ」とひらりと手を振った。

    一見すれば柔らかそうな笑みに見えるが、付き合いが長ければ「コイツ何か考えてるな」と分かるような顔ではある。

    一瞬、家入と五条が互いに目配せをした。


    「なら私も虎杖の様子を見るためにも、ここに残ろう」

    「硝子も疲れただろう?なら」

    「それはオマエもだろう、夏油」


    浩然はそんなやりとりに首をかしげていたが、五条は二度手を打ってその会話を中断させる。


    「見ててくれるって言ってるんだから、僕たちはその空き家とやらに行こうよ。悠仁も監視されてちゃ気も休まらないでしょ」


    〈説得〉より低い出目の方が意見を通せる。夏油が勝利:家入と夏油が残る 五条が勝利:全員で空き家に移動

    夏油(70) dice1d100=78 (78)

    五条(60) dice1d100=62 (62)

  • 162二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 16:28:31

    どっちも失敗だけどこの場合数値が低い方だから五条の勝ちか

  • 163二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 16:33:05

    どっちも説得は出来なかったけど仕方なく夏油さんが納得した感じかな
    でも離れたくないのもわかるな…

  • 164125/11/24(月) 16:38:37

    〈説得〉より低い出目の方が意見を通せる。夏油が勝利:家入と夏油が残る 五条が勝利:全員で空き家に移動

    【失敗:互いに説得できない】夏油・五条


    「何かあった時に連絡出来るようにしておいた方が良いだろう?ここに残るのが一人だけだと、いざという時には困るだろうし」

    「村自体もそんなに狭いものじゃないし、いざとなれば叫べば十分でしょ。それとも空き家ってそんなに遠い?」


    急に話題を振られた浩然は「小さな村だからな、そこまで遠くはない。声を出せば届くだろう。それに村の誰かが気付けば助けてくれるはずだ」と答え、五条が「ほら」と言いたげにするも夏油は納得出来なかったようだ。


    「私はそこまで疲れてないからね。妙な桃も食べてないし。あ、もしかしてあれが負担になったってこともあるんじゃないかい?」

    「まあ傑は食べてないだろうけど硝子に治療されてたよね。その硝子は何度も桃食べる羽目になってたけど」

    「私は悟ほど大怪我はしてないし」

    「そういや傑はすっ転んで怪我してたよね、毎度。確かにデカい怪我じゃなかったね。ごめーん」

    「はは、君こそ油断して片方の肩を噛み潰されてたよね。体が鈍ったのかな?」

    「そういう傑は足腰に来た?加齢のせい?手押し車でも作ってあげようか」

    「なら悟が必要なのは眼鏡かな。老眼って大変そうだけど、まだ矯正の使用があるからそっちの方は良いよね。頭の方はどうしようもないけど」

    「あ゛?」

    「ん??」


    やたらバチバチとし始めた二人に、羂索はエイッとしてやろうかとも思ったがやめておく。

    その代わりに口を開いた。


    〈言いくるめ〉

    羂索(80) dice1d100=75 (75)

  • 165二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 16:41:30

    説得できずに喧嘩になってしまった!しかし2人らしいかもしれない
    羂索が説得成功したか

  • 166125/11/24(月) 16:50:21

    〈言いくるめ〉
    【成功】羂索

    「君たちの喧嘩が悠仁の睡眠の邪魔をしているようだけど、これいつまで続ける気?中途半端なくだらない口喧嘩に巻き込むのはやめてくれると助かるよ。私はそういう口喧嘩を楽しめるほど若くなくてね」

    要約:自己満足で喧嘩するクソガキ共は黙ってろ
    羂索だけではなく他の面々の若干冷たい視線に二人は次の言葉を飲み込んだ。
    一応は事情を分かっていた家入も溜息を吐く。せめてもっと上手くやれ、と言いたげだ。

    虎杖の睡眠など羂索はどうでもよかったが、ここで口喧嘩を聞き続けることはつまらない。
    殺し合いにまで発展するなら見応えもあるだろうが、そうならないのならば見飽きたものだ。

    「あー、案内を頼む。あの二人は放っておいていい。野宿するようだから」
    「そうですね。それで良いと思います」
    「その方が広く使えそうだしな。悠仁もゆっくり寝れるだろ」

    そうして次々と家を出ていくのに続き、夏油と五条の二人はここで本当に意地を張れば野宿になりかねないと続いて出ていく。
    漸く静かになった部屋の中、先程まで眉間に皺を寄せて唸っていた虎杖の寝顔は穏やかになっていた。

    「こっちだ。この人数だと少し窮屈かもしれないが、雨風は十分凌げるはずだ」

    そうして浩然に案内された先は言葉通り、質素でこの人数だと少し手狭いかもしれない空き家だった。
    床は土や木材でできており、中央には炉が置かれその周りを取り囲むように簡素な家具が並んでいる。
    竹の椅子や木のテーブル、寝床にはわらや布団が敷かれていた。

  • 167二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 16:53:35

    危うく野宿させられそうになってて笑う
    虎杖もちょっと穏やかになったなあよかった

  • 168二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 16:57:20

    一瞬五条と夏油がうるさくて安眠できなかったのかと思っちゃったけど普通に毒のせいだし薬が効いてきたって事だなヨシ!
    案内ありがとうハオラン虎杖を頼みます長老

  • 169125/11/24(月) 17:09:44

    「もう少し大きな家かもう一軒空き家があればよかったんだが……今は他の傷病者が使っているんだ。もう10年くらい前になるか。山の奥から押し寄せてきた毒虫共によって村は甚大な被害を受けてな。今は何とか持ち直しているがいつまでこの村で暮らしていけるか……」


    しかしそこまで口にした浩然はハッとしたような表情となり、「すまない、客人にする話ではなかったな」と言葉を一度止めた。


    「俺達もそう言った話は気になります。さっき五条先生が言った通り、俺達はおそらくその疫病神とやらを斃さなければならないので」


    あの時の五条の言葉に関しては半信半疑、適当なことを言ったと言うよりは長老に話を合わせてくれたのだろうと思っていたらしい浩然は目を丸くする。


    「その格好からするに、ただの旅人ではないだろうと思っていたが、そうなのか」

    「本当に同じかは分からないけどな。ただ毒虫たちに狙われてたのは事実だ」

    「なるほど、すごいんだな君たちは」


    自分よりも年下だろう伏黒や真希とも真面目に会話をし、浩然は得心がいったような様子を見せる。

    それから、「それじゃあ俺はそろそろ失礼する。何かあったらあっちの家にいるからいつでも声をかけてくれ」と言って去っていこうとする……その時だった。

    ブブブブ、という羽音。

    反射的に浩然は「うわ!」と大声を上げてその場で転んでしまう。

    だが羽音の正体はあの毒虫の類ではなく、ただのアブか何かのようだった。

    どうということもないただの羽虫……の、はずなのだが。浩然は尻餅をついた姿勢のままに頭を抱え、呼吸を荒くしている。


    〈心理学〉一体どうしたのか(本来はシークレットロールだが公開で)五条はクリティカル補正で+20

    家入(60) dice1d100=60 (60)

    夏油(70) dice1d100=42 (42)

    五条(60+20,80) dice1d100=49 (49)

    羂索(80) dice1d100=92 (92)


    ≪異能力の行使によるMP消費≫狂気から掬い上げ、MP1につき+30%〈精神分析〉への補正を得る(最大95%)

    羂索:MP22→21


    〈精神分析〉+30の補正

    羂索(60+30,90) dice1d100=30 (30)

  • 170二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:12:28

    あらら…トラウマでもあるんかな…

  • 171二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:13:00

    心理学は失敗してるのに精神分析はしっかり成功させてる

  • 172二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:13:26

    なんか…クトゥルフ的に羽音聞こえるの嫌な感じだ…!
    でも単に身内が殺されたとかのトラウマなのかな?
    羂索は相変わらず興味なさそうだ…

  • 173二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:15:16

    >>172

    わかる

    何処ぞの菌類が頭にフワッ…と浮かんでくる

  • 174125/11/24(月) 17:17:04

    〈心理学〉一体どうしたのか(本来はシークレットロールだが公開で)五条はクリティカル補正で+20

    【成功】夏油・家入・五条

    【失敗】羂索


    〈精神分析〉+30の補正

    【成功】羂索


    夏油と家入、そして五条は浩然が羽虫に、というよりはその虫が立てる羽音に怯えているように思えた。

    反応を見るに相当な精神的外傷を負っているようだ。


    羂索は浩然が何に怯えているのかよりも、今ここで生まれかけた狂気にそっと触れる。

    これを育てて暴いてしまうことも楽しそうだがと思ったものの、あくまで表面上は優しく声をかけるだけに留める。


    「もうあの虫は居なくなったよ。毒虫なんかじゃなく、ただのアブか何かだよ。それでも怖いなら、あれを殺してきてあげようか?」


    言葉は物騒だったが、浩然はそれを冗談だと思ったのか、「そこまででは」と引き攣りながらも小さく笑う。

    そして大きく一息吐けば、「見苦しいところを見せた。すまない」と言って、覚束ない足取りで壁に寄りかかりながら立ち上がると足早に、止める間もなくその場を後にした。


    〈目星〉何か見えるかな?

    宿儺(80) dice1d100=49 (49)

    鹿紫雲(75) dice1d100=12 (12)

    夏油(63) dice1d100=48 (48)

    家入(60) dice1d100=90 (90)

    伏黒(60) dice1d100=88 (88)

    五条(85) dice1d100=66 (66)

    真希(60) dice1d100=5 (5)

    羂索(65) dice1d100=88 (88)

  • 175二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:20:01

    真希クリティカル!
    見えちゃいけないものじゃないよね?

  • 176二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:23:28

    真希さんクリティカルだ!
    なんか知りすぎてはいけないものを知らない?大丈夫?

  • 177二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:25:08

    目星、たまに牙むくからな…

  • 178125/11/24(月) 17:28:21

    〈目星〉何か見えるかな?
    【クリティカル】真希
    【スペシャル】鹿紫雲
    【成功】宿儺・夏油・五条
    【失敗】家入・伏黒・羂索

    その去って行く背を見て、真希は浩然の歩き方が少しぎこちないことに気付く。
    左足首あたりに巻かれた包帯は厚く、何か怪我をしているのだろう。
    しかもそれはここ最近のことであるようにも思えない。

    「アイツ、足が悪いのか」

    同じように鹿紫雲もそこが気になったのか、ぼそりと呟く。

    「包帯自体が古びてる。最近の怪我でもなさそうだ」

    しかし巻いているのは左足首だけ。広範囲に、ではない。

    「毒虫にやられたにせよ、随分と怪我が小さいような気もするな。アイツら結構デカいからよく千切られずに済んだよな」

    虫の一噛みというには九人が出くわした虫たちは強大過ぎた。
    少しの違和感を覚えながらも、既に浩然の姿がない以上は真偽を確かめることも今は出来なかった。

  • 179125/11/24(月) 17:30:33

    ≪■■による■■■■≫

    宿儺 dice1d100=50 (50)

    鹿紫雲 dice1d100=48 (48)

    夏油 dice1d100=95 (95)

    家入dice1d100=99 (99)

    伏黒 dice1d100=84 (84)

    五条 dice1d100=70 (70)

    真希 dice1d100=98 (98)

    羂索 dice1d100=6 (6)

  • 180二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:33:14

    女性陣がまっずい!

  • 181二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:35:35

    夏油これで■■■■ が2になりそうだけどファンブルの2人も一気に2になったりするのかな

  • 182二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:37:48

    うわあ失敗してそうな人とファンぶってる人達がいる!!
    よりによって虎杖がいない時に!

  • 183二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:43:02

    でもちょっと何が起こるか楽しみ…
    すぐさま発狂とかはないやろ多分!

  • 184二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:43:49

    まあスレ主が折角なら上がった方が面白いって言ってるくらいだし貯まってもそう酷いことにはならないんだろう

  • 185二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:46:22

    でも発狂とかも面白いといえば面白いしな…
    ポイント溜まってなんかなるとメリットデメリット両方あると見た

  • 186二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 17:56:09

    もしかして疑似発狂状態みたいなのに近付いていくのかな?
    能力使いたくなるみたいな

  • 187125/11/24(月) 18:10:59

    ――――ふと、夏油は理解する。
    視界に入る自分の手が透けている、その意味を。
    末端に至っては景色と同化して見えなくなっているが、手の感覚は不思議とあった。
    だがそこに恐れなど欠片もない。

    「あぁ、そうか。これこそが――――」

    存在が希釈され、自らの発した声も他者へと届きにくくなる。
    声量を抑えているわけではないというのに、夏油の呟きに反応する者は誰一人として居ない。
    これこそが神性の顕れ、人間から逸脱した力を得た証左。
    こうなるべきだった。なるべくして自分は消えていく。
    何故ならば自分は、麒麟の力を身に宿しているのだから。


    ――――ふと、家入は気付く。
    先程よりも、視界に入る者たちの小さな怪我が気にかかった。
    たとえ行動に支障がない範囲でも、治してしまいたくなる。
    これは自分にしか出来ないことだ。その役割を譲りたくないとさえ思う。
    魔力という生命力の源を削り、他者を癒すことは高潔であらねば成り立たない。

    「まだ、治せる」

    ふと手が動く。その先に見えたのは擦り傷のような小さなもの。
    治してしまいたい。まっさらに綺麗に、一つさえ傷を残さずに。
    きっとそう思うことも間違ってはいない。
    何故ならば自分は、霊亀の力を得たのだから。

  • 188二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:18:11

    精神性が霊獣に寄っていってる…!!

  • 189125/11/24(月) 18:20:36

    ――――ふと、伏黒は気付く。
    ぐう、と。腹の虫が鳴ったことに。
    持ち上がった手は口元へと運ばれ、そうして喉の渇きまでも自覚した。
    腹が減った。喉が渇く。
    この場所に来てからまともな食事などしていない。
    口寂しさが強まり、歯を食いしばった。

    「何か、ないのか」

    無意識に呟いた声。何か食らうことが出来たのならばどんなに良いか。
    むしろこの空腹を満たせないことの方がおかしいのではないだろうか。
    もう一度腹が鳴る。
    あぁ、兎に角腹が減る。でもこれは当然のことだ。
    何故ならば自分は、饕餮の力を得たのだから。


    ――――ふと、真希は気付く。
    心に靄がかかったように、気が晴れない。
    この感覚は何だろうかと少し考えてみれば、すぐに気が付いた。
    これは苛立ちだ。――――だが自分が何に苛立っているのかもよく分からない。
    ぐるぐると思考を埋め尽くす苛立ちにより、思うが儘に腕を振るってしまいたくなった。
    そうすればスッキリとするか、静かになるか。どちらにせよ悪いことではないはずだ。

    「……チッ、腹が立つぜ」

    しかし仲間に当たってしまいそうな自分を抑えることにも不満が貯まる。
    気分が良くない。心が晴れない。幸福ではない。満ち足りていない。
    あぁ、でもそれは仕方がないことなのかもしれない。
    何故ならば自分は、檮杌の力を得たのだから。

  • 190二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:23:16

    見返したらここのダイスはクリファンスペシャル適応無しだった

  • 191二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:27:04

    伏黒のぐう、と腹の虫が鳴ったことにでちょっと笑ってしまった。

  • 192125/11/24(月) 18:33:55

    ≪因■による■神汚■≫(→≪■■による■■■■≫から一部開示)

    夏油:1→2

    家入:0→1

    伏黒:0→1

    真希:0→1


    少しずつ何かが変わっていく。

    それの正体を掴み切ることはやはり難しくもあるが、違和感を覚えることは然程難しくはない。

    人間の手に余る力がもたらすものを彼らはいずれ知ることになるだろう。


    ――――力を得た人間が全く変わらずに居られるなんてことは有り得ないのだから。


    「とりあえず今は自由行動ってことで。寝たい人は寝れば良いし、調べものがある人は調べれば良いってことで――――解ッ散!!」


    五条の声に数名がハッとしたように瞬きをする。

    どちらにせよ今すぐに出来ることはない。

    虎杖のこともあるし、全員大なり小なり疲れが溜まっているのも確かだ。

    五条は夏油を探すように辺りをきょろきょろと見回し、首を傾げてから思いの外近くに居た夏油に気付いてぎょっとしてたりなんかもしたが、表面上はいつもの彼らであった。


    ≪探索場所≫

    1.長老の家 2.畑 3.井戸 4.子供たち 5.浩然の家


    宿儺 dice1d5=5 (5)

    鹿紫雲 dice1d5=1 (1)

    夏油 dice1d5=1 (1)

    家入 dice1d5=4 (4)

    伏黒 dice1d5=5 (5)

    五条 dice1d5=1 (1)

    真希 dice1d5=5 (5)

    羂索 dice1d5=1 (1)

  • 193二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:41:59

    8人いると思えない偏り方してるな
    夏油はまだ長老のこと疑ってる??

  • 194二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:42:17

    長老の家人気でワロタ
    虎杖の様子も気になるし見てきてあげてね

  • 195125/11/24(月) 18:45:08
  • 196二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:46:39

    因果…?因縁…?何だろ

  • 197二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:49:16

    精神汚染かぁ!
    TRPGにおいては大変なことになる=面白い…と思ってるので怖がりながらニヤニヤしてる

  • 198二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:51:27

    夏油の異能力は隠密向きでもあるんだねぇと思ってたらこれ危ない思考と相性が悪いわね!
    変なことするなよ…!?

  • 199二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 18:53:49

    ダイスもおあつらえ向きに夏油を長老の家に導いてるけど大丈夫か?
    あと畑と井戸の人気のなさ!

  • 200二次元好きの匿名さん25/11/24(月) 19:00:20

    全員無事にスレ画になるまで死ぬなよ~!

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