【閲注TRPG】九仙過災6【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】

[1 1 25/11/29(土) 01:54:57]

このスレはKPCが虎杖、HO1宿儺HO2鹿紫雲HO3夏油HO4家入HO5伏黒HO6五条HO7真希HO8羂索としてクトゥルフ神話TRPGを回していくものだよ
閲覧注意は発狂した時の症状やグロテスクな描写用のため。CP要素はないからそういったレスはしないでね
今回は原作からの記憶の持越し、つまりは転生パロっぽい世界線だけどその設定はシナリオには関係ないよ
呪霊が居ない代わりにクトゥルフ的諸々が居る世界ってことだけどシリアスにはなり過ぎないかつ湿度も高くなり過ぎないフレーバー的な要素でしかないよ

今回はばじりこ🌿さま作成シナリオの『九仙過災』をお借りするよ
このスレではシナリオのネタバレを大いに含むので注意してね。既にシナリオを知っている人は先の展開のネタバレはやめてね
このスレやシナリオの感想やネタバレなどをSNSなどで言うのもやめてね。TRPGではシナリオの内容を人から見える所で話すのは厳禁だったりするよ

ルルブは6版を使用、ハウスルールもあるけど詳しい説明はしないのでこの卓の処理が必ずしもルルブ的に正しいわけじゃないよ
キャラシの作成も少しルルブから外れた作り方になるので注意
今回は少し特殊な設定と状況になるので行動安価なし
感想とか疑問でスレが賑やかだとスレ主も嬉しいので気軽にレスしていってね

ダイスの判定はクリティカルは01~05、ファンブルは96~100、スペシャル適応

分からないことがあればスレ主やスレ民が答えてくれるからスレの途中で聞いてくれて大丈夫だよ

目を覚ますと、そこは中華風の空中庭園だった。
賓客は九人。退路は見当たらない。
何の因果か天仙の力を得たあなた達。
絢爛な中華服を身に纏い、箱庭に巣食う厄災を祓う運命に身を委ねる。
「以亵渎反亵渎〈冒涜を以て冒涜を殺せ〉」
今は無き呪術に別れを告げて、彼らが出会ったのは――――新たな力。
さて、あの日の続きを。否、新たな物語を始めようか。

前回のあらすじ
発狂者三人スタートという地獄絵図
前世をインストール完了したクソガキ二人、されど最強
皆で無事に村に帰ろうぜ！

[2 1 25/11/29(土) 01:55:57]

販促は基本(今回使用のルルブは6版、つまりは上の方)

クトゥルフ神話　ＴＲＰＧ

新クトゥルフ神話TRPG ルールブック

[3 1 25/11/29(土) 01:56:57]

今回お借りしてるシナリオ

九仙過災〈ｼﾞｭｰｼｪﾝｺｰﾂﾞｧｲ〉

【CoC】九仙過災 - ばじりこ農園 - BOOTH

このシナリオは、「 株式会社アークライト 」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。

Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION

[4 1 25/11/29(土) 01:57:57]

今までスレ主が建てた卓スレまとめ

TRPGスレまとめ | Writening

[5 1 25/11/29(土) 01:58:57]

1.

【閲注TRPG】九仙過災【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】｜あにまん掲示板

2.

【閲注TRPG】九仙過災2【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】｜あにまん掲示板

3.

【閲注TRPG】九仙過災3【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】｜あにまん掲示板

4.

【閲注TRPG】九仙過災4【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】｜あにまん掲示板

5.

【閲注TRPG】九仙過災5【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】｜あにまん掲示板

[6 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 02:15:10]

スレ立て乙です
始まりは絶望だったなあと振り返ると思う
終わってみればカッシーとかなり頑張ってくれたし無事に戻れそうでかなり凄いのでは？となっている

[7 1 25/11/29(土) 02:31:22]

そうして村に帰還した九人を見ると、村人達は次々と集まってきては固唾を呑んでその報告を待っていた。
毒虫を討伐したことを伝えれば、大きな歓声と共に村人達は互いの肩を抱き、ある者は涙を流し、子供達は輪になって跳び上がる。
そしてその誰もが九人の偉業と健闘を讃えるだろう。

「……ついに、ついにこの時が来たのですな……これで死んでいった民の意志も報われるじゃろう。天仙様よ、よくぞ成し遂げてくださった……！」

長老はそう八人に礼を言ってから、改めて浩然へと目を向ける。
瞳には優しさと労りに満ちていた。

「そして浩然、よくぞ帰った。……今は何も言わずとも良い。お前の顔を見れば何があったかはわかる。儂は慧美だけでなく……幼い頃から一緒だったお前のことも、実の孫のように大切に思っておる。それは村の皆も同じじゃ。よく戦った。そしてよく乗り越えた。……よう……よう帰ってきてくれたなぁ……！」

長老は涙ながらにそう告げると、その隣にいた人物に泣き崩れそうになる身体を支えられる。

「おっと、大丈夫？……って、ンな場合じゃねぇか」

そう呟いた人物は九人へと視線を向けると、笑った。
空いた片手でピースをするぐらいの元気を取り戻していたのは――――虎杖だ。
看病の甲斐あって快復したようで、顔色もすっかり元通りになっている。

「おかえり！長老サンから事情は聞いたけど、俺の倒れてる間にそんなことがあったなんて……力なれなくてごめん！」

そう頭を下げた虎杖に「何言ってんだ」と伏黒が呆れたように答える。
だがそんな答えも分かっていたのか、虎杖は「でも、俺も何もしてなかったわけじゃないから！」と声をあげる。

「代わりと言っては何だけど、こっちにも進展があってさ。夢の中で桃逸真君の意識をはっきりと捉える事が出来たんだよ。いつでも交代して詳しい事情を話せるみたい！」

改めてそう言った虎杖に対し、思わず五条が「それって本当は"り"から始まって"な"で終わるヤツだったりしない？」と突っ込むも、虎杖は「なんで？」と不思議そうだ。
自分の中に自分以外の意識を宿すことがそんなによくあってたまるかと思いながらも、一行は虎杖の中に居るという桃逸真君との会話を試みるのであった。

[8 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 02:37:15]

虎杖蘇ったかぁ〜！良かった！
村長も良かったなあ…死んだまま使われたのも皆安らかに眠ってるしいい感じに進んでいってくれるといいな
そして桃逸真君と代われるようになったんだ？りょ…くなさんと違って情報が貰える…のかな？

[9 1 25/11/29(土) 02:38:57]

八人が一夜を過ごした小屋で、虎杖は瞑想するように座り込んで目を閉じている。
そして数秒の間を置いた後、虎杖は再び瞼を開いた。
ひやりとした気配。外見は全く虎杖と変わらない様子でありながら、その「中」に確かに別の存在が渦巻いているのを感じる。

「……よし。身体はよく馴染むようになった。毒も完全に抜けているな。全く、コストを気にして天仙の肉体にしか毒の耐性遺伝子を組み込んでおかなかったのは失策だったか。まぁ今更後悔しても仕方ない」

口調も虎杖とは違うもの。そして勿論、宿儺ともだ。

「改めて初めまして、と言うべきか。私は桃逸。本来の個体名は現代の地球人類で発音できるものではないので割愛させてもらう。まずは君たちを危険に晒してしまった事について謝罪する。誰かがやらねば君たちが生きている世界も甚大な汚染被害を受けることになる。その"誰か"が君たちとなってしまったのは完全に偶然の結果だ。個体によってはこれを運命と称するのかもしれないが……ひとつ聞かせてほしい。君たちは西暦何年の人類だ？」

その言葉に今の彼らが生きる西暦を答えれば、虎杖の顔をした桃逸は無機質ながらも少し眉間に皺を寄せて難しい表情を浮かべた。

「それは問題だ。私が所持していたこの洞天の収容期限は30年近く前に経過しているはず。今こうして奴を閉じ込めることができているのは本来の仕様外であり、君たちが巻き込まれたのが洞天の動作エラーによるものである事は明白だ。この先は空間そのものが乱れている可能性が高い」

羂索は興味を引かれたのか、それなりに真面目に聞いているようだった。
その真面目さが恐ろしいとも言えるのだが。

「状況を一から説明しよう。私は地球外生命体、所謂エイリアンと呼ばれる存在だ。我々の種族は肉体を持たずこのように他の生命体と精神を交換する形で活動しており、君たちの時代よりも遥かに未来のテクノロジーを持ち合わせている。だがそれでも資料は確保できるだけ確保しておきたい性質でね。500年ほど前……君たちに伝わる言い方ならば、明王朝時代の中国の山村に降り立ったのも当時のデータを収集するためだった」
「エイリアン？」
「そんなものは居るはずはないとは言ってくれるなよ。実際に居るとしか言いようがないのだから」

[10 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 02:41:16]

虎杖元気になった上に収穫まであって良かった
天仙様達エイリアンだったんだ

[11 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 02:41:39]

羂索がこの知識手に入れるの怖いなあ…流石に人の理解の外だろうから大丈夫…かな？
そして地球外生命体だったのか！

[12 1 25/11/29(土) 02:44:59]

地球外生命体。

前世があろうとなかろうとそんなものには関わりが無いのが普通である。

若干一名怪しいのが居るが、今は覚えていないのならば関係ない。そもそも確定していない真実であるが故に。

それから桃逸はさらに眉間の皺を深くして、ため息交じりに言葉を続ける。

「ところが私は想定外の事態に直面した。別の惑星を拠点としている、シャンと称される昆虫型エイリアンが地球人類を乗っ取る形でコロニーを生成していたのだ。君たちも見たのではないか？ あの半月状の羽を持ったおぞましい虫の怪物、そしてそれに乗っ取られた哀れな人間の末路を。アレは一匹ずつではそう強くはないが、我々ほどではなくとも優れた科学技術に加え、厄介な憑依能力に恐ろしい残虐性まで持っているのが脅威でね。何かしらの形で迅速な対処が必要だった」

「B級映画でありそうなネタ」

「悟、真剣に話している人相手に茶化すもんじゃないよ」

しかしその程度では邪魔にならなかったようで、桃逸はそのまま話を続けた。

「だがそれだけではなかった。シャンの群れは自身よりもさらに上位の地球外生命体を地球に呼び寄せ、この地に病魔を振り撒いていたのだ。この地域では昔の伝承になぞらえて“奥若洛木”と呼称されていたその存在……群れなす毒虫の王、疫病をもたらすもの。名を、バオート・ズックァ=モグ。アレを放置していては、溢れんばかりの眷属とシャンの人体実験によって地球は瞬く間に崩壊へと向かってしまうだろう。それを察知した私は、我らの種族に伝わるテクノロジーでバオート・ズッカ=モグをこの土地の時空ごと小さなキューブに閉じ込めた。その空間こそがこの洞天なのだよ」

どうやら自分たちは宇宙規模の壮大な争乱に巻き込まれていると、そう突き付けられていた。

〈SANチェック〉1/1d3

宿儺(92) dice1d100=29 (29)

鹿紫雲(73) dice1d100=2 (2)

夏油(71) dice1d100=61 (61)

家入(75) dice1d100=62 (62)

伏黒(80) dice1d100=11 (11)

五条(88) dice1d100=27 (27)

真希(73) dice1d100=48 (48)

羂索(91) dice1d100=34 (34)

【全員:クトゥルフ神話技能+3%】

[13 1 25/11/29(土) 02:50:09]

≪SANチェック≫1/1d3
【成功】宿儺・鹿紫雲・夏油・家入・伏黒・五条・真希・羂索:SAN-1

≪SAN減少≫
宿儺:SAN92→91
鹿紫雲:SAN73→72
夏油:SAN71→70
家入:SAN75→74
伏黒:SAN80→79
五条:SAN88→87
真希:SAN73→72
羂索:SAN91→90

[14 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 02:51:02]

シャン…羽音のせいでうっすら思い出してたけど本当にいたんだ…
そしてモジュロがうっすら頭をよぎる
失敗はなくてよかったけどカッシーちょっと勿体ないな

[15 1 25/11/29(土) 02:51:10]

10超えたので今度こそ今日はここまで！

[16 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 02:54:05]

スレ主改めてお疲れ様です
敵は分かってきたから後はなんかの精神汚染と桃ポイントが知りたい欲がある
先も大変そうだから皆なんとか生き延びてほしい

[17 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 03:38:51]

今の虎杖達も小さいキューブの中に閉じ込められてる状態ってことかな
無事に出られるといいな

[18 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 09:46:08]

あいつらシャンだったのか
というかこの生態…もしかしてこいつイスでは…？

[19 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 11:23:38]

前スレの最後の方のスレ主のレス見てそういえば拳銃持った敵やたら強かったなって思い出しちゃった笑

[20 1 25/11/29(土) 13:10:40]

「この洞天を維持しているテクノロジー……停滞キューブと呼ばれる道具は頑丈なものだがそれでも限度はある。そこで私はいずれあの病魔の王を殺すことのできる存在がこの地球に誕生することを期待し、とある発明をした。シャンがバオート・ズックァ=モグの眷属を人間と融合していたのと似た方法で、特異な力を持った英雄を生み出せないか──と。さて、勘のいい君たちには先んじてこの言葉を送ろう。君たちは確かに力を手にしたが、化け物に成り果てたわけでも生涯そのままという訳でもない。この一件が片付けば全ては元通りだから安心してくれ。詳しい説明に移ろう」

今の自分たちが得た新たな力がそのままではない、と知って安堵する者よりも少し、もしくはかなり残念に思う者の方が多いのだが、桃逸はそれに気付かず、話を続ける。
どちらにせよこの力が消えてなくなる方がこの世のためであることはほぼ確実に間違いない。

「私が限られた物資と設備の中で開発したのは、毒虫に抗う力を持つ生命体の因子を内包したナノマシンだ。肉眼では視認不可能な程に微小なそれらを用いて、人体に特殊な作用を引き起こす。メカニズムについては割愛するが、これにより君たちの遺伝子は一部だけ地球外生命体や異次元の生物の特徴を持つように変質している。いつか何かに使えるかもしれないと思い保管していたサンプルだが、思いもよらない形でそれらの因子は力を発揮してくれた。そのナノマシンを媒介する物質が……これだ」

そう言って、桃逸は手のひらから蟠桃を生み出す。
無から生えたように見えるこれも、常人どころか人類には理解不能な何かしらの技術によって形作られているのだろう。その影響をまさに自分たちが受けているのだが。

「私の潜伏先に多く自生していたのでね。それを参考に遺伝子を組み換えさせてもらった。経口接種しやすいように果糖を多く含ませるよう手を加えているが、あまり食べ過ぎないように。君たちの力が目的外で暴走するのを防ぐため、この洞天内でしかナノマシンは活動できないように細工しているのだが……この蟠桃は魔力補給のほかにもナノマシンの定着率を高める効果があってね。過剰摂取すると洞天を脱出する際に地獄のような痛みを伴う。死にはしないだろうが相応の覚悟をすることだ」

[21 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 13:17:45]

桃経由でナノマシン取り込んでたんだ
食べ過ぎの弊害は精神乗っ取られるとかじゃなくて良かったけど痛いのは嫌だよな

[22 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 13:18:13]

なるほど…？
つまりこれまでのは生命体の因子による精神汚染で桃ポイントが終わりの時それぞれに掛かる負荷がどうなるかの参照ポイントってことかな…？
つまりどっちも溜まり過ぎは良くないのか！やはり頼り過ぎも良くないんだな

[23 1 25/11/29(土) 13:23:41]

既に蟠桃を口にしていたのはこの場に五名。
宿儺に鹿紫雲、家入に伏黒と五条。家入に至っては既に二つ目を口にした後だ。
あの場ではそうせざるを得なかったし、何かしらのリスクがあるかもしれないとは薄々勘づいては居た。
そもそも不思議な力で人間が生み出した謎の果物、しかも食べれば瞬時の解毒作用があり魔力の回復まで行うだなんて全くもって普通の桃では有り得ない。
その思考が読めたのか、「なあに、二つ程度では問題はない。具体的にどれくらいが過剰摂取になるかまでは私としても未知数だが」とフォローのようなものを入れてくれる。

「一つ良いかな、君が器に選んだ相手が"虎杖悠仁"だということに意味はあるのかな。生まれに関わっているとか、そういったものだったりする？」

羂索がそう問えば、桃逸は首を横に振る。

「彼が一番最初にここに落ちて来たからだ。適正さえあれば君でも、そちらの君でもよかったんだが」
「ふーん、ならただの偶然ってことだね。それは残念」

どうやら生まれながらに謎の仕込みをされた虎杖はこの世界にはいなかったらしい。
その元凶である羂索が何もしていないのだから当たり前なのかもしれないが。

「僕たちに与えた力は四霊と四凶に紐づくもののようだけど、その意味は？」
「力を授かった時に現地人が納得感を得るには彼らの文化に近付ける必要があった。言わばこじ付けのようなものではあるが、あの厄災を止めるためならば神聖なものだろうが忌むべき存在であろうが利用すべきだという私のポリシーの現れでもある」
「モデルとして丁度良かっただけってことね」
「その中でも相応しいと思われるものを宛がわせて貰った」
「ふーん」

その結果がこれね、とばかりに五条は自身の手を見つめる。
前世だのそう言ったものは関係ないようだ。

≪蟠桃ポイント≫→≪ナノマシンの定着深度≫に更新

[24 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 13:26:23]

ナノマシン定着深度か…2くらいなら大丈夫ということは今は軽とか浅状態くらいなのかな
そして前世あるせいでなんかそれ由来？ってキャラ達は思ってしまうんだろうな

[25 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 13:30:12]

死にはしないならまぁ最後に痛いのくらいは耐えてくれ！
精神汚染の方は桃に比べてもうちょい深刻かもだけど一回くらい乗っ取られ状態見てみたい好奇心もある
それぞれの異能力中々合ってていいチョイスっす桃逸さん

[26 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 13:32:50]

桃逸さん説明たすかる
羂索がすごい興味ありそうで笑える

[27 1 25/11/29(土) 13:36:10]

「私からも一つ良いか。この場所が外から切り離された、停滞キューブとやらによるものというのは分かった。そしてこれがバオート・ズックァ=モグを封じるためのものだとも。ならどのようの形であれ、その封印が解けた場合この村の住人たちはどうなる」

長老然り、浩然然り、村人然り。
彼らはここで懸命に生きている。それがいきなり外に放り出されるようなことになれば混乱は免れないだろう。

「彼らは還る場所を失った魂。記憶の残滓に模られた実態なき虚像。言わば亡霊のようなものだ。この箱庭が開かれれば彼らの魂も解放されることだろう」
「……つまり、彼らはもう死んでいると？」
「生きてはいないが、死んでもいない。少なくとも人の身を持ったまま、そのまま放り出されることにはならないので安心してくれ」

路頭に迷うようなことがないこと自体には安堵できるが、生きてはいないが死んでもいないと言われても腑に落とすのは難しい。

「なら結局俺たちはそのバオート・ズックァ=モグを倒さなければ元の世界には帰れない、ということですが」
「本来であればバオート・ズックァ=モグの討伐が確認された時点で私がキューブを開く予定だったが……もはやキューブが破壊されるのも時間の問題だ。破壊されるまでに奴を討伐できれば予定通りだが、もし討伐よりも先にキューブが破壊されてしまった場合……結果的に君たちも外に出ることはできるだろう。唾棄すべき穢れた厄災と共にね」
「もしそうなったら」
「ただでは済まない。だからこそ、私としても焦ってはいるんだよ」

世に放たれるべきではないものが刻一刻と箱庭から飛び出さんと狙っている。
だというのにタイムリミットさえも明確には分からない。

「そう言えばこんなものが落ちてたんですが、何か関係がありますか」

夏油が取り出したのは廃寺の地下の横道の部屋で見つけた、幾何学模様の描かれた金属片だ。
受け取った桃逸は「ふむ……」と考え込むような仕草をする。

「恐らくは何かの鍵になるものだろう。術式の構造そのものは……そうだな、模倣できない程ではないがこの身体で再現するには酷な複雑さをしている。これほど厳重なものが奴らの拠点にあったという事は、相当に重要な施設を開くのに使えるかもしれない。大きな収穫だ、無くさないほうがいいだろう」

[28 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 13:40:42]

村の人達は本物は元の世界にいてそれが切り離されて作られた存在…とかなのかな？実体の方は幸せに生きて死んでるのに切り分けられたここだけ生き延びてるみたいにな…？そうだといいな
討伐出来ないとヤバそうだし頑張って欲しい

[29 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 14:04:34]

思った以上にヤバそうなことになってる
リミットに間に合ってほしいし村人達もなんとか良いかんじにならないかな…

[30 1 25/11/29(土) 15:23:16]

一通りの会話を終えたところで、桃逸は少し顔を顰めて頭を抑えるような仕草をする。

「……どうやら宿主の脳が限界に近いようだ。元より我々の種族が別種族の意識に憑依するのは精神交換が基本。それぞれの肉体、特に脳の負担を考慮すればこのように二つの人格が同居した状態で記憶領域を稼働させるべきではない」

宿儺の前例があったからこそなんとなく入れ替わり自体の認識がどうにも甘くなるが、桃逸との入れ替わりとなるとそうも容易くいかないらしい。

「私の記憶も膨大なものでね。洞天の管理人としてこの内部で過ごした時間よりも以前、単に研究のためにこの地に身を置いて数十年……本来、我々の感情は希薄なのだが、それなりの時間を共に過ごせば愛着も湧くというものだ。今はただ、この地を、そしてこの洞天の封印に巻き込まれた彼らを解放してやりたい。私の研究は彼らに夢を与えるものではないが、その子孫の未来は約束やりたいのさ。……せめて世話になった分は、ね」

僅かにだが、その声には情が滲んでいる気がした。
たとえ虎杖の中に居るものが人間ではなかったとしても、ここを見て来た時間による影響は本人の言う通りにあったのだろう。

「さて、ひとまず私が話すべきことは話した。あとは彼に人格を交代し、私はしばらく眠りに就くとしよう。次に向かうべき門──バオート・ズックァ=モグを押し込めた霊峰に通ずる場所は既に伝えてある。案内に従うように。天仙達よ、決戦まではあと残りわずか。健闘を祈る」

桃逸はそう言い残すと、電源が切れたようにがくりと意識を失う。再び目を開いた彼は元の虎杖の人格に戻っているようで、少し息を切らせながら頭が痛そうに眉間を摘む。

「やっぱり交代すると負担が大きいんだよな。なんか頭も痛ぇし……でもここで立ち止まってばかりもいられねぇし、身体を休めたら次の門に向かおうぜ。ここの人たちも助けたいしさ」

自分たちがここから出るため、そして村人たちを解放するため、世界を救うため。
記憶があろうとなかろうと、目標は同じ。他者のことを考えずとも、自分が生きるためには今頑張らなくてはならない。
目標はバオート・ズックァ=モグの居る場所へ、彼らは休息を挟みつつも再び出立の準備をすることになる。

[31 1 25/11/29(土) 15:25:28]

落ち着いてから回復を、と家入が異能の準備をするが、そのまえに村人たちが村を救った彼らを労わるように医療道具の差し入れや、細々とした世話をしてくれる。

完璧とは言い難いかもしれないし、家入の異能の方が圧倒的に優れているだろうが、それでも彼らの想いを無駄にするわけにはいかないと(一部の人は)思ってその治療を受ける。

≪HP回復≫村人たちの治療により

宿儺:HP13 + [ dice1d4=2 (2) ]

鹿紫雲:HP13 + [ dice1d4=3 (3) ]

夏油:HP15→16(全回復)

家入:HP9 + [ dice1d4=3 (3) ]

伏黒:HP12 + [ dice1d4=3 (3) ]

五条:HP16→17(全回復)

真希:HP14→15(全回復)

羂索:HP11 + [ dice1d4=1 (1) ]

虎杖:HP15→16(全回復)

[32 1 25/11/29(土) 15:30:43]

≪HP回復≫村人たちの治療により

宿儺:HP13→15

鹿紫雲:HP13→15(全回復)

家入:HP9→12(全回復)

伏黒:HP12→14(全回復)

羂索:HP11→12

そして足りなかった分は家入が異能を使い、治療していく。

これからはより一層何が起こるか分からないこともあり、念には念をということだ。

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する

家入:MP18 - [ dice2d5=4 1 (5) ]

≪異能力によるHP回復≫

宿儺:HP15→18全回復

羂索:HP12 + [ dice3d3=1 1 3 (5) ]

[33 1 25/11/29(土) 15:32:58]

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、対象のHPを3d3回復する

家入:MP18→13

≪異能力によるHP回復≫

羂索:HP12→16(全回復)

更に治療が終わった後、村人たちは彼らに軽食でもてなしてくれる。

毒虫たちが居なくなったとして、すぐに食料事情が解決するわけではないとしてもだ。

≪MP回復≫村人たちの用意した軽食を食べた

宿儺:MP10 + [ dice1d4=2 (2) ]

鹿紫雲:MP9 + [ dice1d4=1 (1) ]

夏油:MP16 + [ dice1d4=3 (3) ]

家入:MP18 + [ dice1d4=4 (4) ]

伏黒:MP15 + [ dice1d4=2 (2) ]

五条:MP15 + [ dice1d4=2 (2) ]

真希:MP13 + [ dice1d4=1 (1) ]

羂索:MP19 + [ dice1d4=2 (2) ]

虎杖:MP21→22(全回復)

[34 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 15:34:37]

村の人達は軽食まで作ってくれて本当に善良な人達だなあ
ここに浩然連れて帰ってこれてよかった

[35 1 25/11/29(土) 15:37:38]

≪MP回復≫村人たちの用意した軽食を食べた

宿儺:MP10→12

鹿紫雲:MP9→10

夏油:MP16→18(全回復)

家入:MP13→17

伏黒:MP15→17

五条:MP15→17

真希:MP13→14

羂索:MP19→21

だがそれで回復し切れない部分はどうやら副作用があるらしいと判明した蟠桃か、もしくは自力での回復となる。

〈胎息(POW×5)〉特殊な呼吸法で周囲の気を取り込み、成功で1d6失敗で1d3のMPもしくはSANを回復する

宿儺(18*5,90) dice1d100=13 (13)

鹿紫雲(15*5,75) dice1d100=56 (56)

夏油(13*5,65) dice1d100=11 (11)

家入(14*5,70) dice1d100=80 (80)

伏黒(14*5,70) dice1d100=10 (10)

五条(18*5,90) dice1d100=36 (36)

真希(13*5,65) dice1d100=41 (41)

羂索(18*5,90) dice1d100=21 (21)

虎杖(17*5,85) dice1d100=64 (64)

[36 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 15:40:28]

硝子さん失敗は惜しいな

[37 1 25/11/29(土) 15:43:23]

〈胎息(POW×5)〉特殊な呼吸法で周囲の気を取り込み、成功で1d6失敗で1d3のMPもしくはSANを回復する

【スペシャル】宿儺・夏油・伏黒

【成功】鹿紫雲・五条・真希・羂索・虎杖

【失敗】家入

≪MP回復≫スペシャルは+1の回復量

宿儺:MP12 + [ dice1d6=2 (2) +1 ]

鹿紫雲:MP10 + [ dice1d6=6 (6) ]

家入:MP17 + [ dice1d3=2 (2) ]

伏黒:MP17→19(全回復)

五条:MP17 + [ dice1d6=1 (1) ]

真希:MP14 + [ dice1d6=6 (6) ]

羂索:MP21 + [ dice1d6=4 (4) ]

≪SAN回復≫スペシャルは+1の回復量

夏油:SAN70 +  + [ dice1d6=5 (5) +1 ]

虎杖:SAN76 +  + [ dice1d6=5 (5) ]

[38 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 15:44:14]

おっ削れまくって回復もそこそこだったカッシーが最大値出してる

[39 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 16:02:29]

全員HPは全回復したのかな
村人達治療に食事まで用意してくれて本当に感謝してくれてるんだね

[40 1 25/11/29(土) 16:16:53]

≪MP回復≫スペシャルは+1の回復量
宿儺:MP12→15
鹿紫雲:MP10→16
家入:MP17→19(全回復)
五条:MP17→18
真希:MP14→18(全回復)
羂索:MP21→23(全回復)

≪SAN回復≫スペシャルは+1の回復量
夏油:SAN70→76
虎杖:SAN76→81

しかし少々休んだところで回復しきれない分はどうするか、と言えばだが。

「悠仁、アレ頂戴アレ」
「その言い方どうにかならん？」

掌を上にして面白がって急かすように五条が求めたのは言わずもがな、蟠桃である。

「これで二つ目だろ？一応温存した方が」
「敵と戦ってる最中にわざわざ『回復したいんで一回下がって良いですか？』なんて言えると思う？ここ一番の時にこそ事前に使っておかなきゃ」
「マジ……？」

若干虎杖もどうしようか悩んだようだが、本人がそう言うならばと手のひらからにゅっと蟠桃が生み出される。

[41 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 16:21:25]

まあ覚悟してればちょっと定着率上がってもって感じかな
死ぬよりはマシだし準備は万全にしたいよな

[42 1 25/11/29(土) 16:27:11]

「他は？どうすんの？」

「俺も食っておくか、寄越せ」

「……さっさとしろ」

この場でしか力を使えないなら、使える間に思う存分使っておこうと思っているのか居ないのか。

五条に次いで鹿紫雲、そして宿儺も蟠桃を要求する。

≪異能力の行使によるSAN消費≫SANを1d3消費し、手のひらから蟠桃を生み出す

虎杖:SAN81 – [ dice3d3=2 3 1 (6) ]

≪ナノマシンの定着深度≫

宿儺:1→2

鹿紫雲:1→2

五条:1→2

≪因■による■神汚■≫

宿儺:1→0

[43 1 25/11/29(土) 16:29:11]

≪異能力の行使によるSAN消費≫SANを1d3消費し、手のひらから蟠桃を生み出す
虎杖:SAN81→75

【不定の狂気の更新】(一定期間以内に1/5以上のSANを喪失すると不定の狂気)
宿儺:SAN91　(不定の狂気入りライン:72)
鹿紫雲:SAN72　(不定の狂気入りライン:57)
夏油:SAN76　(不定の狂気入りライン:60)
家入:SAN74　(不定の狂気入りライン:59)
伏黒:SAN79　(不定の狂気入りライン:63)
五条:SAN87　(不定の狂気入りライン:69)
真希:SAN72　(不定の狂気入りライン:57)
羂索:SAN90　(不定の狂気入りライン:72)

[44 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 16:29:46]

桃要求した3人とも痛みには強そうだけど心配ではあるよね

[45 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 16:31:50]

さり気なく虎杖はSANの減少値も気をつけないとだな

[46 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 16:37:19]

夏油が蟠桃食べないまま進んでるから次精神汚染進んだら最大の3になるな

[47 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 16:37:50]

みんなが戦ってる後ろで桃食べる五条面白すぎるから見たいけどそんな場合ではなかった

[48 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 16:40:46]

夏油さん桃食べない程度の消費だから精神汚染減らないの問題だな
暴走とかしたら困るな

[49 1 25/11/29(土) 16:50:45]

充分な休息と食事、人によってはデザートまで平らげた後に虎杖が指し示す次の場所へと向かうべく村を発つこととなった。
長老を始めとした村人たちは見送りに来てくれる。

そして別れ際、浩然が家入へと手を差し出し固い握手が交わされる。
解毒薬のこともあり、そして村人たちや子供たちの思いを伝えてくれたこともあって一際強く感謝しているのだろう。

「君たちならばきっと、邪悪の根源を討ち倒すことができる。そう信じている。ただ強いからだとか、お告げの天仙様だからだとか、そういうんじゃない。あの絶望にも立ち向かったその勇気は、君たちがいつの時代の、何処の国の、どんな存在であろうと……その境界と垣根を超えて賛称されるべきものだ。だから大丈夫だ。こうして言葉を交わすことができるのはこれが最後になるかもしれないが、きっと俺達は遠い未来の輪廻の果てで巡り逢えるだろう。その時は……あぁ、慧美と共に逢えることを祈っている」

浩然はここが箱庭の中だと知っている。
だからこそ毒虫たちを打ち倒した後ならば、もし自分が消えることになろうと村人たちと恋人の魂を解放した後ならばそれを受け入れることにしたようだ。

「それとこれを受け取ってくれ。俺があの時に振るっていた槍の穂先だ。お守り代わりにでもしてくれると嬉しい。きっと俺にはもう必要ないものだ」

他の槍ともまた違うそれは突き返すには憚られるだけの何かを感じる……ような、感じないような。
少し重みはあるが、家入はそれを受け取る。

「長老さん、皆も、ありがとな！」

虎杖は自身の看病をしてくれた長老と、そして意識が回復してから関わりがあったらしい村人たちへとぶんぶんと手を振った。
各々同じように手を振ったり、もしくは知らぬとばかりに背を向けたりと反応はさまざまであったが、目的地は同じである。

廃寺があった山の付近、そのまま山を登っていくのではなく茂みの間を掻き分けて横道へと逸れていけば、そこには小さな滝壺があった。
案内が無ければこのような隠れた場所を広大な山の中から探し出すことは無謀とも言えただろう。
ひんやりとした空気の中、苔むした岩場の中心に見覚えのある形をした石造りの祭壇が佇んでいる。長らく足踏みをしていたが、これでようやく先に進めそうだ。

全員が祭壇に触れれば、祭壇が淡く光る。
それと同時、彼らの視界は切り替わった。

【全員MP-1】

[50 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 16:55:27]

浩然さんから家入さんへの台詞で泣きそうだ
自分達が置かれてる状況を正しく理解してそれを受け入れてるんだね
気が早いけど生まれ変わって幸せになってほしい

[51 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 16:56:39]

浩然と慧美さんが巡り会えるといいなあ
本当にいい人ばかりだった
なんとか皆無事に勝って欲しいな

[52 1 25/11/29(土) 16:58:40]

≪MP減少≫

宿儺:MP23→22

鹿紫雲:MP20→19

夏油:MP18→17

家入:MP19→18

伏黒:MP19→18

五条:MP23→22

真希:MP18→17

羂索:MP23→22

虎杖:MP22→21

転移した先。乱反射する光を抜け、目の前に現れたのは──広大な空。無重力のような感覚。

だが、すぐにそれは現実の空間に戻り、足元が頼りなく感じられる。視界を見回すと、真下に広がる鬱蒼とした森や切り立った崖の景色が見える。

今、九人は空中に放り出されていた。

それを知覚した途端に内臓が浮き上がるような感覚を覚え、そのまま重力に引き寄せられるように落ちていく。

真上ではバグを起こしたゲームの中のように岩場の座標がずれ、転移してきた祭壇が逆さ向きに鎮座していた。

その景色が、一気に遠のいた。

落ちる。ぶつかる。叩き付けられる。

それは突如として襲いかかってきた、原因不明ながら至って単純明快かつ物理的な死の予感だった。

〈SANチェック〉0/1d3　落ちたら死ぬ！

宿儺(91) dice1d100=2 (2)

鹿紫雲(72) dice1d100=50 (50)

夏油(76) dice1d100=57 (57)

家入(74) dice1d100=85 (85)

伏黒(79) dice1d100=10 (10)

五条(87) dice1d100=40 (40)

真希(72) dice1d100=80 (80)

羂索(90) dice1d100=1 (1)

虎杖(75) dice1d100=36 (36)

[53 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 16:59:26]

家入さんと追いかけっこしてた村の子供達きっと虎杖とも遊んだんだろうなと情景が浮かんだ

[54 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:00:51]

ものすごく落ち着き払ってるのが二人いて草

[55 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:03:01]

なんか何も感じてない人が2人いますね…

[56 1 25/11/29(土) 17:08:30]

〈SANチェック〉0/1d3　落ちたら死ぬ！

【成功】宿儺・鹿紫雲・夏油・伏黒・五条・羂索・虎杖:SAN減少なし

【失敗】家入・真希:SAN-1d3

≪SAN減少≫

家入:SAN74 - [ dice1d3=3 (3) ]

真希:SAN72 - [ dice1d3=3 (3) ]

「何これ、即死トラップ？嫌だなそういうのは今のご時世流行ってないよ」

「貴様が考えそうな手だな」

「私がやるならもっと上手くやるよ。高い所から落とすだけってそんなの」

「そんなこと言ってる場合かなぁ！？」

落下しながら自由過ぎる振舞いをしている羂索と宿儺に虎杖が叫ぶ。

夏油はそれを見ながら、本当にこれと血が繋がってるとしたら絶望しかないなと遠い目をする。

だが揃ってそんなことをしている場合ではない。

「傑、アレ出してよアレ」

「いやだな悟、アレはもう出しただろ」

「出てねぇだろ、落ちてんだから」

空飛ぶ呪霊、なんてものはここにはいない。

そうと分かっていてもそんなふざけを出来る程度には落ち着いている……と言っても良いのだろうか。

残念なことに一般的な感性を持つはずの家入と真希は少数派だった。

[57 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:11:52]

SAN低い女性陣が軒並み最大値削れてしまった
男達はコントばかりしているのと対照的だな

[58 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:14:19]

空から落ちるの怖いけど無事に着地できるのかな

[59 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:21:19]

黒幕コンビ落ち着きすぎで草
マンタ呪霊くんが恋しい…

[60 1 25/11/29(土) 17:22:42]

≪SAN減少≫
家入:SAN74→71
真希:SAN72→69

そしてイカレては居ないが落ち着いている方、伏黒は冷静にどうするべきかを脳内で組み立てる。
有事の際に自身を覆うことで衝撃を吸収する盾となる泥。今この場で全員が自分に密着すれば、丸ごと泥で覆うことができるかもしれない。そうすればこの高さから落下しても全員が助かる可能性は高いだろう。

「俺が衝撃を吸収します、だから出来るだけ俺の方に集まってください！！」

冷静な数名は最初からそうさせるつもりだったのだろう。本当に命の危機だと思っていればあぁもふざけないはずだ、多分。
そして伏黒の言葉を引き金にそれぞれが腕を引いたり足を掴んだりと、空中でどうにか団子のように纏まっていく。

「恵！！本当にどうにか出来んのか！？」
「出来ます！だから暴れな、動かないでください！」
「はいはい真希はこっち、傑は硝子をお願い。悠仁は？」
「ここ！！」

伏黒の脚に引っ付いている虎杖は逆に伏黒の首根っこを掴む形となっている五条に手を振った。
もう片方の五条の手は同じく真希の首根っこを掴んでいるため、誰が着地を任されているのか分からない状態と化している。
そんな五条の肩を掴んでいる夏油と、夏油に抱えられている家入。
羂索はしれっと夏油の斜め後方辺りを何にも触れずに足を組んだまま落ちているし、宿儺も腕を組んだまま仁王立ちをしている。体幹が有り得ない。
鹿紫雲は伏黒の肩を掴んだり話したりと一定の距離を保ち、そんな団子状態となった中で伏黒は異能を使う。

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを3消費し、防御態勢を取り物理的なダメージを-5する
伏黒:MP18→15

その時、黒い影のような、泥のような、そしてタールのような流動体の物質がその場に召喚される。
鋭い牙を備え蟲の大群を貪り尽くしてきたその顎は、あなた達を咀嚼することなく丸呑みにすると、そのままぐるりと渦を巻きゴム鞠のような球状に変化した。
九人を巻き込んだ黒い塊は幾度となく岩肌に衝突するも、その度に衝撃は吸収され一見するとコミカルに崖を転がり落ちていく。
そうして最後に地面に叩きつけられた時、衝撃の吸収限界を迎えた黒い幕はそのまま弾けて消え失せた。

[61 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:26:01]

おお着地できたすごい
これはダメージ0でいいのかな

[62 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:27:35]

ダメージは軽減されたのかな？
軽減できたかダイスだと誰かファンブりそうだから相殺になってくれてるといおけど

[63 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:29:19]

ゴチャゴチャしながら落ちつつピンチ切り抜けるの存在しないアニメ映像で再生された
一切動揺なくしれっとしてる羂索と空中仁王立ちの宿儺好きすぎる

[64 1 25/11/29(土) 17:30:48]

何とかして着地した九人は、足首ほどまで浸かる水源の上にいた。
家入や真希は二度とこんな目に遭ってたまるかと思っていたが、何とも思っていないイカレ組と若干楽しんでいたイカレ組からすればそこまでか？という顔をされたので真希は己の拳を唸らせないようにするのが大変だった。

「……で、ここはどこだよ」

八つ当たりするようにそう吐き捨てた真希だが、周囲の光景は先程までと一変していた。
無数に咲き誇る睡蓮が白や淡い紅で水面を彩っており、まるで絵巻物の一場面のように美しい。
しかし周囲を見渡してみればこの場所もまた無数にある浮遊した岩盤の上であり、今立っている場所が無数の浄土のひとつでしかないと認識する。
異様なのは、最初に洞天の中で目覚めた空中庭園とは違い、あちこちに漂っている浮島が傾いていたら逆さになっていたり、空中に浮遊していることを差し引いても明らかに物理法則を無視している点だ。
湧き出した川は上向きの滝となって天に向かって流れ落ち、捻れて生えた木々は伸びては折れを繰り返す。
槍先のように尖った山肌から崩れた岩が真横にスライドしていくように滑り落ち、ある一定の距離で奈落の底へと90度に曲がって消えていく。

「この先は空間そのものが乱れている可能性が高い」──桃逸の言っていたことがわかる。
洞天はもはや正常な空間を保っていられなくなっていた。
早く奥若洛木……もといバオート・ズックァ=モグを倒さなければ邪神を閉じ込める箱庭は崩れて外に顕現してしまう。

「んー……こっち！」
「今と同じようなルートを使うなら先に言ってくれ」
「俺もさっきのアレは予想外だったからこれから大丈夫だと思う……多分」

虎杖の案内で、無数の浮島に繋がるいくつもの吊り橋や石橋を渡っていく。
明らかに異常な空間の中で空はわざとらしいほどに青く澄み渡り、絵の具をぶちまけたような色彩をした花々が水面のみならず水底にまで咲き誇っていた。
異物感。致命的に自然の美というものを掛け違えた聖域。
まるで好き勝手に積み木を放り込んだおもちゃ箱の中で、上から何かに見下ろされているような嫌な圧迫感に包まれていた。

[65 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:34:41]

ステージも異様になってきた

[66 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:34:54]

いやあ良かった良かった
もう次はこうならないといいな
イカレ組が多くて正常組は大変ですね…

[67 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:35:06]

なんか蜷川実花さんぽい極彩色の世界を想像した

[68 1 25/11/29(土) 17:38:52]

その時。凄まじい地響きと共に岩盤は突如として呻き声を上げた。

いや、呻いていたのはこの浮島そのものではない。そこから這い出ようとする、想像を絶する程の「何か」。

枯れ草に覆われた地面がひび割れ、その裂け目から瘴気が立ち昇った。

空気は重く、腐敗した油のような匂いが漂う。

裂け目が大口を開けると、そこから現れたのは──無数の蟲の群れを伴った、実体を持った災いだった。

黒く、黒く、しかし光の反射によって玉虫色に輝いて見えるキチン質の甲殻。

ギロチンのように重く鋭い顎はがちがちと金属がぶつかるような音を立てて開閉し、蠍のように長い尾の先には杭のように太い毒針が無数の棘と共にぶら下がっている。

その鎧武者のような巨体は三対の羽に支えられ、空中で錐揉み回転をしながらいくつもの浮島を破壊して迫り来る。

「……桃逸の意識が、揺れてる」

虎杖は呟く。あり得ないものを目の当たりにするように見開かれた瞳の中には、虎杖と桃逸の二つ分の驚愕と恐怖が宿っていた。

飛来する絶望を見据え、小さく呟く。

──馬鹿な。早すぎる、と。

こんな場所にどうして。それが姿を現すにはあまりにも突然であり、あまりにも心の準備が不足していた。

あれこそは疫病をもたらすもの。奥若洛木の正体。

――――――バオート・ズックァ=モグ、だ。

〈SANチェック〉1d8/2d20　バオート・ズックァ=モグの目撃により

宿儺(91) dice1d100=33 (33)

鹿紫雲(72) dice1d100=83 (83)

夏油(76) dice1d100=14 (14)

家入(71) dice1d100=56 (56)

伏黒(79) dice1d100=65 (65)

五条(87) dice1d100=56 (56)

真希(69) dice1d100=95 (95)

羂索(90) dice1d100=41 (41)

虎杖(75) dice1d100=16 (16)

[69 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:41:44]

何っもう既にラスボス戦！？
真希さんが大変そうだ

[70 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:46:42]

と思ったけどこれカッシーもだしワンチャン全員発狂可能じゃないか大丈夫かな

[71 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:46:54]

鹿紫雲もヤバいが成功でも1d8…！

[72 1 25/11/29(土) 17:51:56]

〈SANチェック〉1d8/2d20　バオート・ズックァ=モグの目撃により

【成功】宿儺・夏油・家入・伏黒・五条・羂索・虎杖:SAN-1d8

【失敗】鹿紫雲・真希:SAN-2d20

≪SAN減少≫

宿儺:SAN91 - [ dice1d8=1 (1) ]

鹿紫雲:SAN72 - [ dice2d20=3 10 (13) ]

夏油:SAN76 - [ dice1d8=8 (8) ]

家入:SAN71 - [ dice1d8=2 (2) ]

伏黒:SAN79 - [ dice1d8=1 (1) ]

五条:SAN87 - [ dice1d8=4 (4) ]

真希:SAN69 - [ dice2d20=19 6 (25) ]

羂索:SAN90 - [ dice1d8=7 (7) ]

虎杖:SAN75 - [ dice1d8=7 (7) ]

[73 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:53:39]

ヒエッ！？？
成功組も惨事だし真希さん不定ラインまで！！！

[74 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:55:13]

わー！！！宿儺家入さん伏黒五条がギリギリ耐えてそれ以外が大変な事に！！！
羂索がやられてるのも地味にマズイ！

[75 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 17:58:11]

いきなりの大惨事でこわいよう

[76 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:00:34]

羂索の他は家入さんが精神分析(60)と夏油が精神分析(23)(発狂中)だっけ…おおお…
今気づいたけどこのスレキャラシがなかった！

[77 1 25/11/29(土) 18:03:41]

≪SAN減少≫

宿儺:SAN91→90

鹿紫雲:SAN72→59

夏油:SAN76→68

家入:SAN71→69

伏黒:SAN79→78

五条:SAN87→83

真希:SAN69→44　(不定の狂気)

羂索:SAN90→83

虎杖:SAN75→68

〈アイデア〉成功で一時的狂気(真希も成功で併発)

鹿紫雲(75) dice1d100=74 (74)

夏油(85) dice1d100=13 (13)

真希(75) dice1d100=20 (20)

羂索(90) dice1d100=35 (35)

虎杖(80) dice1d100=100 (100)

(キャラシ貼り忘れごめん！！！次スレでは忘れないようにします)

[78 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:03:59]

桃で何とかならんかと思ったけど虎杖も発狂の対象になってるのか

[79 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:04:44]

虎杖ここで100Fは笑ってしまう偉いぞ！！！！！

[80 1 25/11/29(土) 18:04:51]

最多の四人同時発狂と唯一のクソバカ虎杖(100F)どうしようね、(処理を)どうするんだよ

[81 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:05:53]

ここで虎杖の100は笑う

[82 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:06:35]

ここで馬鹿の値を出す虎杖をどうしますか？
虎杖まじでこういうとき100F出すのやめな！！？
全員発狂成功しちゃったよ…

[83 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:06:47]

100Fと縁切ってなかったからここで助かるの面白すぎて大好き
大ピンチの時に宿敵が守ってくれるやつじゃん

[84 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:07:51]

むしろこれで発狂しないから虎杖はマシなのかな？
お馬鹿の思考して追加SAN減少しか思いつかないぞ

[85 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:09:05]

>>82

えっアイデア失敗だからこれは虎杖だけセーフなんじゃないの…？

100Fだと発狂しちゃう…？

[86 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:10:36]

虎杖は失敗してるからセーフだよねスレ主そうだと言って

[87 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:10:58]

虎杖以外って入れたつもりで入ってなかっただけなんだよねごめんね
まあ100Fなら逆に勝手に発狂してもおかしくない気はするけどね！

[88 1 25/11/29(土) 18:12:33]

100Fなので何一つ理解しないで「なんかデケェの出て来た！！！！もしかしてこれ最先端のVRとかそういう感じのヤツだったりする！！？！？！」って叫んでるような感じなので発狂はしないけどクソバカだよ

因みに何故かスレ主のスレはアイデアが低くないはずなのに一時的狂気のアイデアに失敗する虎杖も頻発するね

[89 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:13:59]

発狂チャンスアイデアのクリファンって今まで反映あったっけか？

>>88

と思ったらそうだよねよかったよかった！！

[90 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:16:32]

発狂しなくてよかった！！けど虎杖が発狂してないだけってのも正直困り物なんだよな！
羂索が発狂しないのが一番だったんだけど
家入さんは遅めだから殴って精神分析するしかないか

[91 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:20:38]

今まで一時的狂気のアイデア失敗して発狂したことなかったからスレ民の反応でなんか今回違うのかと焦ったわ！！
とりあえず羂索早々に復帰してくれ

[92 1 25/11/29(土) 18:26:54]

〈アイデア〉成功で一時的狂気(真希も成功で併発)

【成功:一時的狂気】鹿紫雲・夏油・真希・羂索

【ファンブル:発狂回避】虎杖

≪一時的狂気による〈クトゥルフ神話〉の成長≫

初発狂→鹿紫雲・真希・羂索:+5

二回目→夏油:+1

≪一時的狂気の狂気期間≫

鹿紫雲　[ dice1d10=9 (9) +4]戦闘ラウンド

夏油　[ dice1d10=3 (3) +4]戦闘ラウンド

真希　[ dice1d10=6 (6) +4]戦闘ラウンド

羂索　[ dice1d10=1 (1) +4]戦闘ラウンド

≪狂気の症状≫シナリオ指定、狂気が収まるまで全てのロールに-10%

パニック状態で逃げ出す

≪不定の狂気の狂気期間≫

真希　[ dice1d6=3 (3) ]ヶ月

≪不定の狂気の症状(長期表参照)≫

真希　dice1d10=3 (3)

[93 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:31:41]

シナリオ指定なのか
逃げ出すでよかったような悪かったような
マイナスのデバフ解除も含めてなんとかしないとな…

[94 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 18:32:01]

そんな四人もいっぺんに逃げ出したら精神分析もできないよーーーっ！！！

[95 1 25/11/29(土) 19:06:30]

≪一時的狂気の狂気期間≫
鹿紫雲:13ラウンド
夏油:7ラウンド
真希:10ラウンド
羂索:5ラウンド

≪不定の狂気の症状(長期表参照)≫一時的狂気が引いた後に発症
真希　三か月の幻覚

今まで相手にしていた虫たちとは文字通り、格が違う相手。
自分たちが虫を殺してきたように、今度は自分たちが殺される番なのではとそう思ってしまう程の圧力がそれにはあった。
微かに眉を顰めるだけで終わった宿儺やここまで来れば現実感がないと焦りも遠い伏黒。
まだ触れられるもの、そこに存在する命の危機ならばマシだと思う家入に、巨大さに慄きはするものの未だ闘志が消えていない五条。
その四人は比較的冷静であったが、残る面々は自分の理解の範疇を越えるものの出現に硬直する。
羂索は今まで"コレ"と出会えなかったことを残念に思いながらも、"コレ"が容易く自分の命を刈り取るさまを幻視する。
夏油は敵うはずもないと思わされ、少しでも早く逃げなければと萎えたように動かなくった自身の脚を動け動けと念じる。
そして鹿紫雲はいつかの高揚とは真逆、強くありながらも心や愛を知らない化け物に自分が土塊のように潰され踏み躙られ千々となる以外の未来が見えなくなる。
真希はそんな中、狂気の中にあってもこれは駄目だと直感する。
敵わない。敵うはずもない。同じ土台で考える方が間違っていると、本能が全てを拒絶する。逃げなければと、理性ではなく勝った本能が四人を追い立てる。

そんな中、ただ一人この場の状況に酷く動揺しつつも目の前に存在するものの何一つも理解出来ずにぽかんと空を見上げる虎杖はあまりにも場違いであった。
だが脳内の桃逸に急かされたのか、遅れて叫ぶ。

「走って！！！！」

虎杖が叫び、九人達が反射的に駆け出した瞬間。
先程まで九人が足並みを揃えていた浮島に突撃してきたバオート・ズックァ=モグが大地を抉る。
その硬い外殻には傷一つ付いていないにもかかわらず、衝撃を受けた浮島は半壊状態で奈落の底に落下していった。
足を止めれば次ああなるのは自分達だと思い知らされる。戦おうにもあまりにここは場所が悪すぎるだろう。

[96 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 19:10:47]

もしかしてここで指定逃亡なのは温情…？
虎杖だけポカーンとしてるの本当に笑う
しかしこれは逃亡戦闘みたいになるのかな…？発狂者何とかできる暇はあるのかな

[97 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 19:11:23]

精神分析使える夏油と羂索が発狂してるからこぶししか無い？

[98 1 25/11/29(土) 19:19:31]

■■バオート・ズックァ=モグとのチェイス　Round1■■クリア条件:一定数の浮島を越えて目的地まで辿り着け(ゴール地点は秘匿)

DEX順:夏油→宿儺→[鹿紫雲・真希・虎杖]→[夏油・五条・羂索]→[家入・伏黒]

状態異常:夏油(狂気/7R)、鹿紫雲(狂気/13R)、真希(狂気/10R)、羂索(狂気/5R)

≪行動順決定🎲≫同DEXの値が大きい人から行動

DEX17

鹿紫雲 [ dice1d100=29 (29) ] - 10

真希 [ dice1d100=92 (92) ] - 10

虎杖 dice1d100=26 (26)

DEX16

夏油 [ dice1d100=9 (9) ] - 10

五条 dice1d100=65 (65)

羂索 [ dice1d100=83 (83) ] - 10

DEX15

家入 dice1d100=80 (80)

伏黒 dice1d100=18 (18)

虎杖が先導する道を追い、まともに戦うことのできる場所まで逃げる必要がある。

ラウンド内で半分以上の探索者が〈DEX×6〉に成功すれば移動できる。

一定数の浮島を移動できれば目的地まで辿り着けるが、その間にもバオート・ズックァ=モグは激しい妨害をしてくる。

〈幸運〉を順番にロールし、成功・失敗それぞれで1d4のイベント表を振る。イベントの内容によっては先に進むのが有利になったり、逆に不利になったりする。

狂気に蝕まれている鹿紫雲・夏油・真希・羂索は一時的狂気にある限り、全てのロールに-10%の補正。

100Fした虎杖は「意外とどうにかなるんじゃないか？」とバオート・ズックァ=モグを甘く見ているので〈DEX×6〉に-20の補正(スペシャル×2、もしくはクリティカルで終了)

[99 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 19:26:01]

虎杖のデバフ重くて笑う
いや笑えないんだけどね！
チェイス頑張ってくれ皆
ついでに発狂も回復してくれ

[100 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 19:35:06]

DEX×6ってことは発狂とか100Fがなければかなり成功しやすかったんだな

[101 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 19:59:16]

精神分析とかやってる間は逃げるの止まっちゃうのかな

[102 1 25/11/29(土) 21:50:18]

〈アイデア〉成功で前世の記憶チャレンジ(クリティカルで倍増、1Cで100に。ただし前世の記憶ポイントは上限100)

夏油(85) dice1d100=32 (32)

羂索(90) dice1d100=75 (75)

《前世の記憶》上記の〈アイデア〉に成功で前世の記憶ポイントが加算される

夏油:74 + [ dice1d26=23 (23) ]

羂索:51 + [ dice1d49=26 (26) ]

01~10　一切の記憶なし

11~20　なんとなく初対面ではないように感じる

21~30　初めて会ったはずの相手の名前が分かる、ことがある

31~40　前世で出会った人間の顔を見るとどんな会話をしたかの記憶が蘇る、ことがある

41~50　飛び飛びだが一部の記憶があり、夢に見るようになる

51~60　細かいところなど忘れている所も多いが、なんとなく自分の前世のようなものではないか？と疑う

61~70　今自分が思い出したものは前世の記憶と呼ばれるものではないかと気付く

71~80　自分ではない自分、前世で自分がどう生きたかの凡その流れを思い出す

81~90　ほとんどの記憶を思い出すも、混乱が勝る

91~100　記憶を完璧に思い出し、それを受け入れられた

(鹿紫雲と真希は90オーバーなのでこれ以上変わらない、四人発狂と100Fで処理を忘れてた)

[103 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 21:54:51]

夏油はもうほぼ自分として受け入れられたか
羂索思い出すの怖えなあ！

[104 1 25/11/29(土) 21:59:29]

〈アイデア〉成功で前世の記憶チャレンジ(クリティカルで倍増、1Cで100に。ただし前世の記憶ポイントは上限100)

【成功】夏油・羂索

《前世の記憶》上記の〈アイデア〉に成功で前世の記憶ポイントが加算される

夏油:74→97　記憶を完璧に思い出し、それを受け入れられた

羂索:51→77　自分ではない自分、前世で自分がどう生きたかの凡その流れを思い出す

■■バオート・ズックァ=モグとのチェイス　Round1■■クリア条件:一定数の浮島を越えて目的地まで辿り着け(ゴール地点は秘匿)

DEX順:夏油→宿儺→鹿紫雲→虎杖→真希→羂索→五条→夏油→家入→伏黒

状態異常:夏油(狂気-10%補正/7R)、鹿紫雲(狂気-10%補正/13R)、虎杖(混乱-20%補正/チェイス中永続)、真希(狂気-10%補正/10R)、羂索(狂気-10%補正/5R)

心情は様々だ。

だがバオート・ズックァ=モグから逃げ出すという目的は同じ。

一斉に駆け出した九人は襲い来る強大な恐怖を振り払わんとする。

宿儺はちらと後ろを振り返り、思った以上に距離がないことと冷静ではない者がいる気配を察し、溜息でも吐いてやりたい心地になった。

だがそんなことをしている余裕はあの宿儺にさえもない。

〈幸運〉HO順に回していく

宿儺(90) dice1d100=72 (72)　dice1d4=3 (3)

[105 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:03:35]

宿儺は成功か
進みやすいといいな

[106 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:04:58]

羂索まだ全部思い出してなかったのにあんな黒幕ムーブしてたの草なんだ

[107 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:06:08]

3マス進めると思ったけどそういうわけではなかったね

[108 1 25/11/29(土) 22:07:34]

≪幸運成功イベント≫
3.頭が冴え渡り冷静に状況を把握することができる。発狂ラウンドが-5。発狂していない場合は移動ロールに+10%。

「いつまで無様を晒している気だ」

苛立ちと共に吐き捨てれば、その声が聞こえたらしい羂索が視線を宿儺へと向けるのが分かった。

「この程度で慌てふためく程、もの知らずか？」

面白いことを求め、かつてはそれにより多くの人間を苦しめた。
そんな羂索がたかが巨大な虫擬きを見たくらいで我を失う？
それは嘲笑であり、鼓舞でもあった。
視線が合ってから数秒、羂索の表情からどこか強張りが消えていく。

「……あーあ、君にそんなこと言われるなんてね。心配でもかけちゃったかな」
「無駄口を叩くな」
「でも、そうだね。この程度で満足するなんて私らしくはなかったかな」

そう口にした羂索の瞳には理性の色が戻っていた。

「あ、それと話に聞いていたことを私も色々と思い出したよ。でもまだ思い出せそうで気になることが色々とあるね。またこうして気でも狂わせれば思い出せる量でも増えるのかな」

明らかに今言うことではない。
だがそれを言えるのが羂索という男なのだろう、多分。

≪発狂ラウンドの減少≫
夏油:7R→2R
鹿紫雲:13R→8R
真希:10R→5R
羂索:5R→発狂終了

[109 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:11:13]

おお発狂R軽減イベントとは…ありがたすぎる
しかもここで解除なのが羂索なのも偶然だけど面白いね
いつもの羂索で安心するような不安なような

[110 1 25/11/29(土) 22:15:26]

数人未だに冷静ではなかったが、誰の脚も止まることはない。

命を繋ぐため、彼らは必死に足を動かしていた(一人を除く)。

〈DEX×6〉発狂中で-10、虎杖は-20の補正。5人以上の成功で1マス進む。ファンブルは成功数-1

宿儺(18*6,99) dice1d100=85 (85) (108を上限99で)

鹿紫雲(17*6-10,92) dice1d100=44 (44)

夏油(16*6-10,86) dice1d100=52 (52)

家入(15*6,90) dice1d100=5 (5)

伏黒(15*6,90) dice1d100=99 (99)

五条(16*6,96) dice1d100=99 (99)

真希(17*6-10,92) dice1d100=62 (62)

羂索(16*6,96) dice1d100=22 (22)

虎杖(17*6-20,82) dice1d100=75 (75)

[111 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:16:32]

本人だけじゃなくてメンバー全員の発狂ラウンド減少はありがたすぎる

[112 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:17:20]

99が2回出ててちょっと目を疑ってしまった
家入さん正直大丈夫かなと思ってたら一番張り切ってた

[113 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:18:17]

五条と伏黒どうした？？

[114 1 25/11/29(土) 22:23:58]

〈DEX×6〉発狂中で-10、虎杖は-20の補正。5人以上の成功で1マス進む。ファンブルは成功数-1

【クリティカル】家入:成功数+2

【成功】宿儺・鹿紫雲・夏油・真希・羂索・虎杖:成功数+1

【ファンブル】伏黒・五条:成功数-1

→成功数6,クリア！

冷静ではない者も楽観視していたものもどうにか速度を緩めずに居られた……のだが。

「あっ！？」

「は……？ぐッ！！」

抜けた声を零した五条はすっ転び、五条が目の前でこけたことに動揺した伏黒は躓いた五条にぶつかってこけるという最悪のピタゴラスイッチ。

謎の団子が出来たものの、家入が「気を抜くな！」と叫びつつ魔力をあまり使わない程度に二人の足元にあった植物を動かしてどうにかそのまま再び走り出せるように整える。

「頼むから集中してくれ。ふざけてる場合じゃないことくらい分かるだろ五条」

割と真面目な説教に五条が落ち込んだ……かどうかは分からないが、足元への注意が不十分で転んでしまったことは流石に五条も恥ずかしかったらしく言い返すことはなかった。

■■バオート・ズックァ=モグとのチェイス　Round2■■クリア条件:一定数の浮島を越えて目的地まで辿り着け(ゴール地点は秘匿)

DEX順:夏油→宿儺→鹿紫雲→虎杖→真希→羂索→五条→夏油→家入→伏黒

状態異常:夏油(狂気-10%補正/1R)、鹿紫雲(狂気-10%補正/7R)、虎杖(混乱-20%補正/チェイス中永続)、真希(狂気-10%補正/4R)

進行度:1

追い立てて来る。

恐怖が、絶望が、息の根を止める者が。

最早足を止めようと思っても止められない。本能がまま、鹿紫雲は走る。

〈幸運〉HO順に回していく

鹿紫雲(75-10,65) dice1d100=29 (29)　dice1d4=1 (1)

[115 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:28:19]

家入さんが植物でフォローしてくれる描写好き
成功数で良かったなあ
今回も幸運成功した！何が起こるかな

[116 1 25/11/29(土) 22:31:51]

≪幸運成功イベント≫

1.バオート・ズックァ=モグが迂回ルートを飛行している。移動ロールが自動成功。

どうやら浮島の配置の関係上、もしくは一層加速しようと思ったのかバオート・ズックァ=モグとの距離が離れる。

追いつかれることもなく、九人は新しい浮島へと無事飛び移ることが出来た。

■■バオート・ズックァ=モグとのチェイス　Round3■■クリア条件:一定数の浮島を越えて目的地まで辿り着け(ゴール地点は秘匿)

DEX順:夏油→宿儺→鹿紫雲→虎杖→真希→羂索→五条→夏油→家入→伏黒

状態異常:鹿紫雲(狂気-10%補正/6R)、虎杖(混乱-20%補正/チェイス中永続)、真希(狂気-10%補正/3R)

進行度:2

そして時間の経過により、どうにか夏油は精神を安定させたようだ。

だが相変わらず走り続けなければならないことには変わらず、一度ちらと後ろを見たっきり再び全力疾走だ。

「本当に今日は散々な日だよ……！」

数多の記憶が、思い出してよかったものと思い出さなくて良かったものが綯交ぜになる。

何度も何度も失って、それでもこれ以上は失ってたまるかと足掻いたあの自分も自分なのだと、そう受け入れるにはもう十分で。

会いたい人が増えた。顔を合わせる資格がないと思う相手が出来た。

それでもあれこれ考えるのは――――ここから帰った、その後で。

〈幸運〉HO順に回していく

夏油(65) dice1d100=88 (88)　dice1d4=1 (1)

[117 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:34:16]

おお移動自動成功
さっきの値見るとちょっと怖くなったからありがたい
そしてここで初の失敗か…もしかして本当に今回の夏油さんは散々な日なのかもしれない

[118 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:35:09]

家入さんとカッシーナイス
失敗だと進めないだけなのかな
後ろに下がることもあるのかな

[119 1 25/11/29(土) 22:35:24]

≪幸運失敗イベント≫

1.渡ろうとしていた浮島が目の前で破壊されてしまう。別の道を探さなくてはならない。〈目星/2〉に誰かが成功しなければ、このラウンドは強制的に移動不可。

しかし運悪く、一番近くにあった浮島がバオート・ズックァ=モグによって破壊される。

即座に代わりの島を探さなければ、立ち往生することになってしまうだろう。

〈目星1/2〉渡れる浮島を探せ

宿儺(80/2,40) dice1d100=43 (43)

鹿紫雲(75/2,37-10,27) dice1d100=56 (56)

夏油(63/2,31) dice1d100=44 (44)

家入(60/2,30) dice1d100=86 (86)

伏黒(60/2,30) dice1d100=51 (51)

五条(85/2,42) dice1d100=13 (13)

真希(60/2,30-10,20) dice1d100=22 (22)

羂索(65/2,32) dice1d100=22 (22)

虎杖(80/2,40) dice1d100=53 (53)

[120 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:37:12]

良かった二人成功した

[121 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:37:15]

五条と羂索成功かな？
五条さっきの不運のカバー出来てよかった

[122 1 25/11/29(土) 22:38:51]

〈目星1/2〉渡れる浮島を探せ

【成功】五条・羂索

【失敗】宿儺・鹿紫雲・夏油・家入・伏黒・真希・虎杖

「三時の方向、下方に小さな浮島！」

「逆方向からあれが迫ってるから、それが最善だね」

五条、続けて羂索の声に一同は方向を帰る。

あとはただただ走るだけ。

〈DEX×6〉発狂中で-10、虎杖は-20の補正。5人以上の成功で1マス進む。ファンブルは成功数-1

宿儺(18*6,99) dice1d100=97 (97) (108を上限99で)

鹿紫雲(17*6-10,92) dice1d100=14 (14)

夏油(16*6,96) dice1d100=26 (26)

家入(15*6,90) dice1d100=30 (30)

伏黒(15*6,90) dice1d100=18 (18)

五条(16*6,96) dice1d100=92 (92)

真希(17*6-10,92) dice1d100=38 (38)

羂索(16*6,96) dice1d100=43 (43)

虎杖(17*6-20,82) dice1d100=19 (19)

[123 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:41:17]

皆成功！
宿儺の値でビクッとしたけど倍率的に問題ないししてても他も成功だな

[124 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:43:11]

宿儺は自動成功なの？

[125 1 25/11/29(土) 22:50:06]

〈DEX×6〉発狂中で-10、虎杖は-20の補正。5人以上の成功で1マス進む。ファンブルは成功数-1

【スペシャル】鹿紫雲・伏黒(次Rの判定で<DEX×6>に+10):成功数+1

【成功】宿儺・夏油・家入・五条・真希・羂索・虎杖:成功数+1

→成功数9、クリア！

急な方向転換があったものの、全員無事に動きを合わせられ目標の浮島へと飛び降りることが出来た。

そしてそれから数秒後に彼らが居た浮島は破壊されていた。

■■バオート・ズックァ=モグとのチェイス　Round4■■クリア条件:一定数の浮島を越えて目的地まで辿り着け(ゴール地点は秘匿)

DEX順:夏油→宿儺→鹿紫雲→虎杖→真希→羂索→五条→夏油→家入→伏黒

状態異常:鹿紫雲(狂気-10%補正/5R)、虎杖(混乱-20%補正/チェイス中永続)、真希(狂気-10%補正/2R)

進行度:3

ひやひやする場面はあったが、どうにか進んで行く。

トラブルさえ起きなければ、この場の九人の走力を考えれば一定の距離を開けつつ目的地に辿り着くというのは可能なはずだ。

「むしろ、私が一番足を引っ張りかねないと焦るべきなんだがな……！」

人生でここまでの全力疾走などどれくらいぶりだろうかと、そんなことを考えながらも家入は走っていた。

〈幸運〉HO順に回していく

家入(70) dice1d100=10 (10)　dice1d4=1 (1)

(宿儺は技能値的に100のみが失敗、自動的に100の失敗は100Fなので【スペシャル】【成功】【ファンブル】のどれかという形になるよ)

[126 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:52:56]

家入さん幸運成功！1だから移動自動成功かな
ありがたい

[127 1 25/11/29(土) 22:54:34]

≪幸運成功イベント≫

1.バオート・ズックァ=モグが迂回ルートを飛行している。移動ロールが自動成功。

息を切らしながらも走る。走る。走っていく。

密集する浮島を避けるために大きく回ったバオート・ズックァ=モグと再び距離が開き、その間に次の浮島へと移ることが出来た。

■■バオート・ズックァ=モグとのチェイス　Round5■■クリア条件:一定数の浮島を越えて目的地まで辿り着け(ゴール地点は秘匿)

DEX順:夏油→宿儺→鹿紫雲→虎杖→真希→羂索→五条→夏油→家入→伏黒

状態異常:鹿紫雲(狂気-10%補正/4R)、虎杖(混乱-20%補正/チェイス中永続)、真希(狂気-10%補正/1R)

進行度:4

祭壇から落下して、異能を使って、そして追いかけられて、転んで。

ここに来てから散々な目に遭い続けているような気がするも、その不満を口にするだけの余裕はない。

伏黒とて足が遅い方ではないというのに、それを上回るバケモノばかりが伏黒の前を走っている。

しかも後ろを確認する余裕がある程度らしいことには若干腹が立つようなそうではないような。

「……クソッ」

それでもこれ以上足を引っ張るわけにはいかないと、全力で駆けた。

〈幸運〉HO順に回していく

伏黒(70) dice1d100=12 (12)　dice1d4=3 (3)

[128 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:56:59]

何個の浮島越えなきゃいけないのかわからないけど一人ずつ幸運振ってくなら一巡する9くらいはあってもおかしくないのかな

[129 1 25/11/29(土) 22:57:04]

>>110

同じ3出て気付いたけど、これ発狂組以外は移動ロールに+10なので伏黒と五条は+10の上限99で普通に成功だね

【成功】ってことで脳内処理よろしく頼むよ

ファンブルなんていなかったんだ……

[130 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 22:59:21]

よかった…ファンブルなんていなかったんだね…というかこれ発狂R回復だから皆ほぼもう成功するし成功ってことで良くない？
…駄目か！(肝心なところで100Fを出す人達を見ながら)

[131 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:02:50]

1と3続いたのいいねその調子で頑張れー

[132 1 25/11/29(土) 23:04:19]

≪幸運成功イベント≫

3.頭が冴え渡り冷静に状況を把握することができる。発狂ラウンドが-5。発狂していない場合は移動ロールに+10%。

≪発狂ラウンドの減少≫

鹿紫雲:4R→発狂解除

真希:1R→発狂解除(不定の狂気:幻覚はSANチェック失敗により発症の可能性)

「更に距離が開けました。今ならいけます！」

状況を冷静に捉えれば、決してこの状況はピンチではあるが絶望的とまではいかないはずなのだ。

そして誰かの鼓舞はそれが耳に届きさえすれば、誰かの心を救うもの。

〈DEX×6〉虎杖は-20の補正。5人以上の成功で1マス進む。ファンブルは成功数-1

宿儺(18*6+10,99) dice1d100=8 (8) (118を上限99で)

鹿紫雲(17*6,99) dice1d100=51 (51) (102を上限99で)

夏油(16*6+10,99) dice1d100=41 (41) (106を上限99で)

家入(15*6+10,99) dice1d100=68 (68) (100を上限99で)

伏黒(15*6+10,99) dice1d100=88 (88) (100を上限99で)

五条(16*6+10,99) dice1d100=82 (82) (106を上限99で)

真希(17*6-,99) dice1d100=62 (62) (102を上限99で)

羂索(16*6+10,99) dice1d100=69 (69) (106を上限99で)

虎杖(17*6-20+10,92) dice1d100=19 (19)

[133 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:06:06]

虎杖だけまだマイナス補正あるんだよな…
どれくらいいけば着くかな？

[134 1 25/11/29(土) 23:07:59]

〈DEX×6〉虎杖は-20の補正。5人以上の成功で1マス進む。ファンブルは成功数-1
【スペシャル】宿儺
【成功】鹿紫雲・夏油・家入・伏黒・五条・真希・羂索・虎杖
→成功数9、クリア！
(前回のスペシャルでの+補正を書くの忘れていたけどどちらにしても99なので許して)

そうして最後の吊り橋を渡りきった先。
そこは今までに渡ってきた浮島よりも比較にならない程に大きく、そう簡単には破壊できない場所だった。戦うにはうってつけの場所だろう。
漸く彼らは目的地に辿り着いたのだ。

■■チェイス終了■■

しかし息つく暇もなくバオート・ズックァ=モグは羽ばたきだけで凄まじい風圧を起こしながら九人の前へと降り立つ。
黒い甲殻の下で重層的に重なった無数の筋繊維が拡張と収縮を繰り返す。
ずらりと並んだ黄色い眼はすべて外敵である九人の姿を捉えていた。
それを真っ向から睨み返す。
逃げるのはここまで。
――――これからは天外の神話に抗う時間だ。

[135 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:09:52]

おおここが目的地だったか
でもここからの方がダメージ的に怖いかもな…

[136 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:10:39]

戦いに入る前に発狂終わってたのはよかったな

[137 1 25/11/29(土) 23:15:10]

■■バオート・ズックァ=モグを打ち倒せ　Round1■■クリア条件:？？？

DEX順:夏油→宿儺→鹿紫雲→虎杖→真希→羂索→五条→夏油→家入→伏黒→バオート・ズックァ=モグ

■夏油のターン(HP16 MP17)

まずは先兵、夏油が動く。

逃げるだけという煮え湯を飲まされていた彼の苛立ちを含めた一撃がバオート・ズックァ=モグを襲う。

「私達は逃げていたんじゃなくて、オマエはここに誘い込まれていたんだ、よ！」

〈キック〉〈マーシャルアーツ〉キックに+40の補正、上限95

夏油(95-49) dice1d100=90 (90)

〈回避〉

バオート・ズックァ=モグ(40) dice1d100=66 (66)

[138 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:17:45]

当たった！幸先いいね

[139 1 25/11/29(土) 23:18:57]

〈キック〉〈マーシャルアーツ〉キックに+40の補正、上限95

【キックのみ成功】

〈回避〉

【失敗】バオート・ズックァ=モグ

大きな体はその分、狙いやすい。

夏油は勢いよく地を蹴って距離を詰めると同時、甲殻部分を蹴り砕こうと全体重を乗せた一撃をバオート・ズックァ=モグにお見舞いした。

≪ダメージ≫

dice1d6=6 (6) + dice1d4=2 (2)

[140 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:19:45]

キックだけだけど結構ダメージ与えられた！
ありがたいな

[141 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:25:37]

クリア条件???になってるけど単純にHP減らすだけじゃダメなのかな

[142 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:27:25]

さす夏油
趣味が格闘技なだけある(前世だけど)

[143 1 25/11/29(土) 23:29:16]

≪HP減少≫バオート・ズックァ=モグは装甲10

バオート・ズックァ=モグ:HP60(減少なし)

本来ならそれは一撃のはずだった。だが響き渡ったのは硬質な音。甲殻といえど、今までの虫たちとは桁違いの硬さだ。

全く攻撃が通った感触がせず、夏油は弾かれるようにして距離を取る。じんじんとした足の痛みだけが鮮明だった。

「……ッ、今までの敵とは比べ物にならないくらいに硬い！生半可な攻撃では甲殻に弾かれるだけで終わる！！」

その叫びに眉を顰める者は居ても、泣き寝入りしようだなんて者は居なかった。今こうして弾かれ、少しもダメージを与えることが出来なかった夏油でさえもだ。

■鹿紫雲のターン(HP15 MP19)(行動順の前後、宿儺の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)

「ならまずは動きを止めて、じっくりと殺してやるよ！」

稲妻が鹿紫雲を中心に走り、のっぺりとしていた空が暗雲に覆われていく。雷は主の命を待ち、そして鹿紫雲は叫ぶ。

「このデカブツを、穿て！！」

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、広範囲に雷と豪雨を巻き起こして最大5体までの敵に1d8のダメージと20%の確率でスタンさせる

鹿紫雲:MP19- [ dice1d5=5 (5) ]

≪対象≫最大5体まで

バオート・ズックァ=モグ

〈回避〉

バオート・ズックァ=モグ(40) dice1d100=86 (86)

≪スタン≫20以下で対象をスタンさせる(敵の回避が失敗した場合)

バオート・ズックァ=モグ: dice1d100=56 (56)

[144 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:31:04]

装甲10！？
硬すぎるな…防御無視のを当てないといけないか何かしらしないと駄目なのかな

[145 1 25/11/29(土) 23:37:34]

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、広範囲に雷と豪雨を巻き起こして最大5体までの敵に1d8のダメージと20%の確率でスタンさせる

鹿紫雲:MP19→14

〈回避〉

【失敗】バオート・ズックァ=モグ

≪スタン≫20以下で対象をスタンさせる(敵の回避が失敗した場合)

【失敗】

端から攻撃の威力は期待していなかった。それでも動きを止められはしないかと願うも、そうはいかない。

未だ天に浮かぶそれは彼らを見下ろしており、落ちる気配はなかった。

■羂索のターン(HP16 MP22)(行動順の前後、宿儺・虎杖・真希の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)

「それならまずは内側から壊すとしようか」

外側が駄目なら内側から。悪辣に、そして残酷に羂索は言葉により異能を高めていく。

「私たちは狩られるものではなく、狩るものだよ。そのご自慢の硬い甲殻が罅割れ、歪み、溶け落ち、砕ける未来はすぐそこに迫っている」

いつの間にか拾い上げていたらしい小さな土の塊を羂索はぐしゃりと握り潰し、それが細かな粒子となったそれが風に乗って消えていく。

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費して敵を3R混乱状態にする

羂索:MP22 – [ dice1d3=3 (3) ]

≪異常症状≫自由に選択可能

恐慌(あらゆる技能値に-20%のデバフ)

〈回避〉

バオート・ズックァ=モグ(40) dice1d100=87 (87)

[146 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:41:51]

今までの敵が強すぎたせいか回避しないな…と思うようになってる
今までがきっとおかしかったんだ…

[147 1 25/11/29(土) 23:46:23]

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費して敵を3R混乱状態にする

羂索:MP22→19

〈回避〉

【失敗】バオート・ズックァ=モグ

羂索は相手に自分の異能が"通った"という感触があった。

目に見えて動きががたつき、隙が出来る。

そんな中、誰よりも早くに動いたのは五条だった。

■五条のターン(HP17 MP22)(行動順の前後、宿儺・虎杖・真希の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)

「どんなに硬い殻を持ってようとも、そこにある以上はこの刃が届く」

ただ前世の記憶を得ただけではなく、それはかつての五条が持ち得ていたさまざまなものを取り戻したという意味でもある。

五条の異能は敵の硬さなど関係ない、そこにあるものを空間ごと切り裂くもの。

考えれば考えるほどに思う所はあるのだが、それを理由に使わないことを選ぶほど五条は愚かではない。

――――次の瞬間、どこからミシリと何かが軋む音が響く。

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d6消費し不可視の斬撃を放つ

五条:MP?? – [ dice1d6=6 (6) ]

〈回避〉恐慌により-20%

バオート・ズックァ=モグ(40-20,20) dice1d100=23 (23)

≪ダメージ≫敵の装甲を無視

dice2d8=1 2 (3) +2

[148 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:48:14]

蝶のせいでデバフ効いてる！って感じる
ダメージはちょっと下振れてしまったな

[149 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:51:45]

装甲無視できるの強いな
五条には頑張ってもらいたい所

[150 1 25/11/29(土) 23:52:27]

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d6消費し不可視の斬撃を放つ

五条:MP22→16

〈回避〉恐慌により-20%

【失敗】

≪HP減少≫敵の装甲を無視

バオート・ズックァ=モグ:HP60→55

しかし切り離されたのは端の部分。

どうやら座標の指定にズレがあったらしい。

だが確かに効いたと、そう分かれば十分だ。

「悠仁！」

「了解！」

この場で名前を呼ばれれば、何を求められているかはすぐに虎杖にも分かった。

■虎杖のターン(HP16 MP21)(行動順の前後、宿儺の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)

五条の背中を叩き、即座に動けるように体を刺激する。

正直虎杖は自分が何をしているのかイマイチ分かっていない所もあるも、動くための補助が出来るということは理解している。

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費し、味方一人を生体電流で刺激して即座に再行動を可能とする

虎杖:MP21 – [ dice1d3=2 (2) ]

〈CON×5〉失敗すると無理に体を動かした反動でHP-1

五条(16*5,80) dice1d100=2 (2)

[151 二次元好きの匿名さん 25/11/29(土) 23:54:29]

そうだった虎杖のおかげで2回攻撃できるのか
そして2クリ出てる！

[152 1 25/11/30(日) 00:00:45]

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d3消費し、味方一人を生体電流で刺激して即座に再行動を可能とする

虎杖:MP21→19

〈CON×5〉失敗すると無理に体を動かした反動でHP-1

【クリティカル】五条

服越しだというのに、五条は虎杖が背を叩く感触が手に取るようにわかった。

手の温度と、そして自らを突き動かす刺激。

本来はそう容易くは連発出来ないはずの自らの異能。

その理由は座標の指定が意外と細々としていることと、消費する魔力が大きいこと。

だが逆に言えば、それらさえクリアしてしまえばどうとでもなる。

■五条のターン(HP17 MP16)(行動順の前後、宿儺・虎杖・真希の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)

脳内を駆け巡るは凄まじい速度の計算だ。緻密に組まれたそれは狙い通りの場所へと不可視の刃を飛ばすことを可能とする。

今までは試していなかった、同じ地点に二発連続で飛ばすという荒業。

「生徒の前なんでね、カッコつけさせて貰うよ」

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d6消費し不可視の斬撃を放つ

五条:MP16 – [ dice2d6=2 1 (3) ]

〈回避〉恐慌により-20%

バオート・ズックァ=モグ(40-20,20) dice2d100=99 97 (196)

≪ダメージ≫敵の装甲を無視

一発目　dice2d8=4 5 (9) +2

二発目　dice2d8=8 1 (9) +2

[153 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:01:03]

装甲が硬すぎるから無視できる五条には頑張ってほしいね

[154 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:02:19]

おお2連続！と思ったら敵両方とも回避ファンブってて草

[155 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:03:13]

回避2連続でファンブルとかある？？
すごいダメージ出たな！やったね五条！

[156 1 25/11/30(日) 00:12:28]

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d6消費し不可視の斬撃を放つ

五条:MP16→13

〈回避〉恐慌により-20%

【ファンブル×2】バオート・ズックァ=モグ

≪HP減少≫敵の装甲を無視

バオート・ズックァ=モグ:HP55→33

一発目、二発目と連続で甲殻ごと中身を砕く音が響き渡る。

大きく体勢を崩したバオート・ズックァ=モグを前に、今の内だと残る面々が動くよりも早くに五条が小さく笑った。

「あー、いいね。ちょっと懐かしくなってきた」

先程五条の背を叩いたばかりの虎杖でさえも若干困惑しながら五条を見つめ、夏油や家入は呆れたように溜息を吐く。

自らの術式を磨くことを決して辞めなかった、あの時代に誰よりもきっとイカレていた男。

もしくは――――最強。

「それじゃ、オマエが落ちるまで何度だって続けていこうか」

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d6消費し不可視の斬撃を放つ

五条:MP13 – [ dice1d6=3 (3) ]

〈回避〉恐慌により-20%

バオート・ズックァ=モグ(40-20,20) dice2d100=71 89 (160)

≪ダメージ≫敵の装甲を無視

dice2d8=4 1 (5) +2

[157 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:16:36]

ここだけで半分くらい削れたな…凄え…
最強はここでも最強か…

[158 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:22:16]

回避失敗してるしだいぶ削ったね

[159 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:23:05]

装甲10！？からのこの大ダメージは熱い
五条活躍してほしい時にしっかり異能の本領発揮してくれるし二回行動促す虎杖の異能もばっちりだったな

[160 1 25/11/30(日) 00:23:07]

≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d6消費し不可視の斬撃を放つ
五条:MP13→10

〈回避〉恐慌により-20%
【失敗】バオート・ズックァ=モグ(攻撃一回なのに回避二回振らせてごめん、間違い)

≪HP減少≫敵の装甲を無視
バオート・ズックァ=モグ:HP33→26

一周回って若干バオート・ズックァ=モグが可哀想になるかもしれない程、目の前の敵をひたすら切り刻む音が響く。
本人は「そういや僕もこんな感じで切り刻まれたなぁ」と暢気なことを考えているも、やっていることはそう暢気ではない。
あのかつての宿儺でさえもそう何度も連発はしていなかったというのに、だ。

「悠仁」
「いや、言われてることの意味は分かってるけどさ」
「僕がやるのが最善だよ、だからほら」

MP回復源、もとい虎杖を呼びながら蟠桃を出せとばかりに掌を上に向けていた五条であったが、ここで予想だにしないことが起きる。
バオート・ズッカ=モグの動きが急にピタリと止まったのだ。
先程までの敵意は何だったのかと不気味になる程に突如として勢いを無くした厄災の王は、そのまま低く身を屈めると……あろう事かその羽を広げて飛び上がり、遠くへと飛び去って行ってしまう。

「…………はぁ？」

突進のための助走という訳でも無い。本当に九人から興味を失くしたかのように逃亡したのだ。
ここで逃がすわけにはいかない。急いでその影を追いかけていくことになる。
だがその追跡はすぐに手がかりを失うこととなる。バオート・ズッカ=モグが飛行するその先。九人の遙か上空でガラスが割れるような甲高い音と共に空が「割れる」。
空間そのものに走った亀裂は蜘蛛の巣のように広がり、そこにバオート・ズッカ=モグが突っ込むと割れ目に沿って空に裂け目が生まれ、その内側の深淵へと飲み込まれていったのだ。
その後、空間の裂け目はシャッターを閉じるように修復され、そこには何事もなかったかのように生暖かい風が吹いた。

■■戦闘終了■■

[161 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:25:10]

ええっラスボス戦と思ったのに中断…！？
ここはまだラスボスじゃなかったのか

[162 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:26:25]

急に帰った……

[163 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:27:50]

一旦帰って回復してきたら嫌だなあ
追いかけるのも無理そうだしどうするんだろう

[164 1 25/11/30(日) 00:29:45]

「……チッ」

若干戦闘ハイのような状況になっている五条は露骨に舌打ちを零して消えていった空を見上げるも、再び姿を見せるということはない。

あからさま過ぎるその様子に「俺の桃にはこんな効果が……？」と慄くような顔をしていたが、そんなことを考えている場合ではないと思い直す。

「今の裂け目ってさ……洞天が不安定だからってよりは、明らかに何らかの意思が介在して開いていたような気がするよな？とにかく追いかける方法を探そうぜ……五条先生がキレる前に」

「いやだな、別に怒ってないよ」

「まあ、悟がキレたらこんなもんじゃないからね」

「これだとマシな方だよ、本当に」

建物が壊れたわけではないし、山を崩したわけでもない。

それはかつての五条悟の話ではあったのだが、よく分かっていない虎杖と伏黒だけが「この人ヤベェな」と改めて思うこととなった。

〈胎息(POW×5)〉特殊な呼吸法で周囲の気を取り込み、成功で1d6失敗で1d3のMPもしくはSANを回復する

宿儺(18*5,90) dice1d100=97 (97)

鹿紫雲(15*5,75) dice1d100=73 (73)

夏油(13*5,65) dice1d100=4 (4)

家入(14*5,70) dice1d100=74 (74)

伏黒(14*5,70) dice1d100=4 (4)

五条(18*5,90) dice1d100=78 (78)

真希(13*5,65) dice1d100=44 (44)

羂索(18*5,90) dice1d100=17 (17)

虎杖(17*5,85) dice1d100=61 (61)

[165 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:33:17]

戦闘大好きバーサーカータイプの描写いいよね
まあかつてを思い出すとまだ抑えてるよね
夏油伏黒クリティカル値で宿儺ファンブル値だ面白い

[166 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:36:38]

クリティカルはおまけがあるんだっけ
ファンブルは特に何も無いのかな

[167 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:39:01]

ここでクリティカル嬉しいな
夏油も伏黒もたくさん回復するんだよ

[168 1 25/11/30(日) 00:39:05]

〈胎息(POW×5)〉特殊な呼吸法で周囲の気を取り込み、成功で1d6失敗で1d3のMPもしくはSANを回復する

【クリティカル】夏油・伏黒:回復量2d6

【スペシャル】羂索:回復量1d6+1

【成功】鹿紫雲・五条・真希・虎杖:回復量1d6

【失敗】家入:回復量1d3

【ファンブル】宿儺:回復量1

≪MP回復≫

宿儺:MP22→23(全回復)

鹿紫雲:MP14 + [ dice1d6=2 (2) ]

家入:MP18→19(全回復)

伏黒:MP15 + [ dice2d6=3 3 (6) ]

五条:MP10 + [ dice1d6=2 (2) ]

羂索:MP19 + [ dice1d6=6 (6) +1 ]

虎杖:MP19 + [ dice1d6=3 (3) ]

≪SAN回復≫

夏油:SAN68 + [ dice2d6=2 2 (4) ]

真希:SAN44 + [ dice1d6=1 (1) ]

[169 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:42:25]

真希あんなに削れてSAN回復も1だ…カッシーも大丈夫かな
まだ先があるかもと思うと少し不安だな

[170 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:46:46]

真希さんのSANを癒してあげたい………
戦闘長引かなかったこともあってMPはまだ余裕あるな

[171 1 25/11/30(日) 00:47:00]

≪MP回復≫

鹿紫雲:MP14→16

伏黒:MP15→19(全回復)

五条:MP10→12

羂索:MP19→23(全回復)

虎杖:MP19→22(全回復)

≪SAN回復≫

夏油:SAN68→72

真希:SAN44→45

一呼吸おいて回復した者、そうでない者。

そして――――

「あ、忘れてた。おかわりお願い」

「マジで言ってる！？」

「僕のこれが一番効きそうならここで僕が回復しておかない理由はないでしょ」

「それはそうかもだけどさぁ！！」

≪異能力の行使によるSAN消費≫SANを1d3消費し、手のひらから蟠桃を生み出す

虎杖:SAN68 – [ dice1d3=3 (3) ]

≪MP回復≫

五条:MP12→23(全回復)

[172 1 25/11/30(日) 00:49:59]

≪異能力の行使によるSAN消費≫SANを1d3消費し、手のひらから蟠桃を生み出す

虎杖:SAN68→65

≪因■による■神汚■≫

宿儺 dice1d100=81 (81)

鹿紫雲 dice1d100=12 (12)

夏油 dice1d100=51 (51)

家入dice1d100=29 (29)

伏黒 dice1d100=89 (89)

五条 dice1d100=80 (80)

真希 dice1d100=23 (23)

羂索 dice1d100=60 (60)

[173 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:50:02]

まあ半減してたなら確かに必要かな
まだそんなに定着してないと信じたいな

[174 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:51:30]

戦闘R消費してもぐもぐするより合理的だけど桃出してる本人にも驚かれてるよ
虎杖もじわじわSAN消費してきたね

[175 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:52:37]

精神汚染値ダイス！？
80オーバー多いな！？

[176 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 00:57:05]

誰が汚染されたかな
伏黒危ない？

[177 1 25/11/30(日) 00:58:24]

――――ふと、伏黒は理解する。
足元で茂る草花。地面に転がっている石ころ。隣に立つ仲間……と言えるだろう存在。
それらを見ているとどうしてか、腹が減る。
薄らと感じていた空腹感がさらに強くなり、何でもいいから口へと入れたくなってくる。
だがその考えが異常であることも理解していた。
腹が減って、吐きそうで、苦しくて、飢えている。

「……どうして、こんなに腹が減るんだよ」

そう呟くものの、理由は分かっていた。
悍ましい考えであることを自覚しながらも、その思考はどうしても変えられない。
喰らえば強くなれるのだろうか。あの泥の大顎が虫を食らい尽くしたように。
これは許されても良いことなのではないだろうか。力を求めるのも、そしてこの飢餓感を満たすことも。
何故ならば自分は、饕餮の力を身に宿しているのだから。

≪因■による■神汚■≫
伏黒:1→2

[178 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 01:01:15]

夏油と同じく伏黒も王手か
2人とも桃食べるタイミングあんまりないんだよな…

[179 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 01:01:30]

発狂で異様なものを食べたがる伏黒に進化しそうでこわ…

[180 1 25/11/30(日) 01:06:25]

ということで今日はここまで、そろそろ終わりが見えて来たかな
多分存在しない盤外では桃食べた数だけ桃のぬいぐるみが前に積み重なっているので複数組は若干邪魔そうにしてるよ

[181 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 01:09:58]

スレ主お疲れ様です
流石に次にはガチラスボス戦かな？
桃のぬいぐるみ積まれてるの面白い見てみたい
スレ主のダイスはここから大暴れすることあるから皆無事に戻って欲しい

[182 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 03:28:19]

スレ主お疲れ様です！今日も楽しかった
ラスボスが急にいなくなってビックリしたけど終わりに近づいてるんだね
桃食べた数数えてなかったけどみんなけっこう食べてるのかな

[183 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 10:27:01]

精神汚染は今のところ本人が力を自覚しただけで他に影響が無いっていうのと桃を食べればリセットされるって事をみんな知らないからヤバそうだから桃食べよう食べさせようとはならないってことかな

[184 1 25/11/30(日) 14:31:59]

戦いの傷は完全に癒え……たわけではない。
肉体的な損傷はなかろうとも、心に与えた傷まではすぐに治るものでもない。
それでもここに残るという選択肢はなく、生き残りたいのならば諸悪の根源たるバオート・ズックァ=モグを倒すしかない。

「そのバオート・ズックァ=モグが居る場所に辿り着けなきゃ意味ねぇんだよなぁ」

今まで案内していた虎杖もムムムと首をかしげているものの、ここに祭壇の気配はないらしい。
万事休す……に思われたが、そう言えばと五条が懐から紙を出す。
それは蝶々や蠅人間と戦った後の地に残されていた、紙片だ。

「あれが明らかに人為的に介入されたと見るんなら、その介入者をどうにかしないといけないってことにならない？なら探すのはバオート・ズックァ=モグじゃなくて、こっち」

そこには『魔術で我らのコロニーに繋がる門を視覚的に認識不可能にした。場所がわからない場合は煙を焚くなどして手探りで探すこと』と綴られている。

「研究施設と言い、化け物だけじゃなくてそれを操る、もしくは協力する誰かが居るのは間違いないだろうね。そしてその誰かにとってはあの化け物を倒されることは望まないらしい。つまりは私たちの敵、ということだ」

五条に続き羂索がそう告げれば、若干面倒臭そうにしながらも宿儺は自分たちから少し離れた場所に指の上に生み出した炎を投げる。
草に燃え移り、広がりゆく炎は煙を立て始めた。

≪異能力の行使によるMP消費≫消費MP1につき1d5のダメージを与える炎を出せるが、10ダメージを越えると自傷が発生
宿儺:MP23→22

そして煙が広がっていけば、一か所不自然な点を見つけた。
やけにそこだけ煙が薄く――――否、煙が避けているように見える場所がある。
一足先に宿儺がそれに触れれば、何も無い場所からいきなり3メートル程ある謎の金属製のオブジェが現れた。
材質はパッと見ただけでは検討も付かず、コードも無いのにLEDのように淡く発光するラインが走っている外見は明らかにこの時代に作れる代物ではない。
確かシャンもそれなりの科学技術を持っていると桃逸は話していた。これがその賜物なのだろう。
よく見れば表面には何かを差し込むような薄い隙間が開いているのがわかる。

[185 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 14:39:22]

なるほど…次は介入者をどうにかするのか
毎回それぞれのキャラの異能活躍してるから誰が欠けても大変って言ってた意味がよくわかる

[186 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 14:41:00]

そういえばまだ黒幕っぽいのがいたんだった
煙焚いてオブジェが現れるとかかっこいい演出！最終決戦って感じでワクワクする

[187 1 25/11/30(日) 14:45:14]

少なくとも触れただけで、門を見つけただけで使用できるものじゃないらしい。

「めっちゃ頑張れば開けられるかもって」

虎杖はそう言ったが、その"めっちゃ頑張る"が本当にそれなりの消費なのだろうことは虎杖の表情から伺えた。
だが門を見つけられても使えなくては意味がなく、当然本来ならば敵の使用する門など使用の権利がない彼らには虎杖、と言うよりも虎杖の体を使って桃逸に頑張って貰うしかない……と思っていたのだが。
ふと、何かを思い出したように夏油がポケットに手を入れて"ソレ"を取り出す。
"ソレ"とは廃寺の地下、牢のような場所で落ちていたもの。
表面にはびっしりと幾何学的な紋様が描かれていた、手のひらサイズの角張った金属片だ。

「『相当に重要な施設を開くのに使える』、だったかな。それこそ、使い時は今じゃないかってそう思うけど」

夏油はそう言いながら目の前のオブジェオブジェに金属片を翳すと、脈動するように発光するラインが一際大きな青白い光を放った。そして低く共鳴するような電子音。
当たりだと、そう気付くと同時、まるでスモークガラスが割れるようにオブジェの中心のフレーム部分が歪み始める。
しばらくそれを見守っていれば、次第に黒曜石のように黒く透き通った金属製の枠の中に、液体と電流が融合したような膜が現れた。
その膜の向こうにはバオート・ズックァ=モグが逃げ込んだ空間の裂け目と同じ深淵が広がっている。

「これは……今までの祭壇のようなワープゲートに近いものだって。あれが逃げた先に繋がってるはず、って」

そこで一呼吸置き、虎杖は一歩前へと出る。そして「準備は良い？行くなら多分、この先でも戦いになると思うけど」と言葉を続けた。

[188 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 14:49:08]

ラスボスも介入者もここにいる…のかな？
一応やらないといけないこともないよね？多分？

[189 1 25/11/30(日) 15:10:33]

「今更か」

呆れ、もしくは嘲笑に近いものを顔に乗せて宿儺は一歩踏み出す。その足取りに迷いはない。

「このままって選択肢は有り得ねぇだろ」

好戦的に、闘志に満ちた感情が唇の端へと浮かべながら鹿紫雲は一歩踏み出す。確かな一歩がそこにある。

「結局は私たちが巻き込まれたのだってアイツのせいだ。ならツケを払って貰わないとね」

柔らかく見える表情の奥深く、凄みのようなものを滲ませながら夏油は一歩踏み出す。愚直な歩みが止まることはない。

「ここで足を止めたとしても、私達に先はない。こうなったら最後まで付き合うとするよ。誰が死んでも寝覚めが悪くなるからな」

静謐でありながらも確固たる意志を宿し、未知から目を逸らさずに家入は一歩踏み出す。未来を繋ぐための前進は何者にも阻めない。

「行くぞ。倒せば帰れるなら、それだけだ」
淡々と、しかし為すべきことを為すのだと覚悟を持ちながら伏黒は一歩踏み出す。強い意志が滲む足取りは歪まない。

「悩むまでもないよ。出来ることならやる、やりたいことならやる。そのくらいの気持ちで、僕たちは家に帰るついでに世界の一つでも救ってやればいい」
飄々と軽薄そうに、あえて一切の重みを見せずに五条は一歩踏み出す。ありふれた一歩こそ何にも邪魔されないと知っているかのように。

「さっさとこんな所とはおさらばしようぜ。思い出作る、たって程があるだろ。帰るべきところがあるなら、余計にな」
まるで散歩に行くかのような気軽さで、いつもと同じように真希は一歩踏み出す。目的地を定めた歩みはただただまっすぐと。

「色々と名残惜しくはあるけれど、食い物にされるのはごめんだよ。だから先に私たちがこれを終わらせてやればいい」
興味と好奇心に、僅かな苛立ちを感じさせるような表情で羂索は一歩踏み出す。己を満たすための前進こそ、唯一だと言わんばかりに。

誰一人、躊躇はなかった。そして虎杖も一歩踏み出し、門へと触れる。
いよいよここが最後の地になると、そんな予感がした。そして九人全員、門を潜り抜ける。

[190 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 15:10:49]

かっこいいなーワクワクする

[191 1 25/11/30(日) 15:12:59]

一歩その先へと踏み出すと、途端に空気が重くなったような感覚と共に波紋のように耳鳴りが広がる。

空間の渦の中心はどこまでも深く、どこまでも遠く。まるで夜空を閉じ込めたような闇。

その中には、見たこともない星々が瞬き、何処から来たかも知らぬ風が吹き抜けていく音が微かに聞こえた。

目を開く。眼前に広がった光景に衝撃を受け、本当にこれが現実のものなのかと疑う事だろう。

空には夜の帳。その下に広がる黒々とした摩天楼。

それらが歪んだネオンの明滅を受けて、屋根の曲線、床のタイルの一枚一枚にまで極彩色に反射していた。

赤い龍を模したホログラム広告が空中で何度も同じ舞を繰り返し、機械の翼をはためかせた飛行艇が通り過ぎる。

街中には冷たい風が吹いていた。その風の音すら機械音に変換されたような、低くざらついたサイレンが遠くでこだましている。

ここには今までの自然が無い。全てが誰かによって造られた夜の大都市であり、そしてその「誰か」が一人もいない。

無人の大都会。霧に覆われたその最奥部。無数のネオンと配線がもつれ合う暗がりの中に、それはあった。

遠くそびえ立つのは、九龍城砦を思わせる異形の建造物。

ビルがビルの上に折り重なり、軒と窓と配線が交差し合う骨組みの檻。構造の限界を無視して積み重なったその姿は明らかに現代の人智すら踏み超えたものだった。

壁面のあちこちに古い漢字の看板が残り、つるりとした外壁には最新式のホログラムが投影されている。しかしその映像はノイズ混じりに揺れて、時折まるで意味不明な符号と数字の羅列を映し出していた。

──ようこそ。ここは悪蟲の根城。

科学と加虐の最先端。　閉ざされた未来都市。

冒涜の祭壇『蛹禍祀京』へ。

〈SANチェック〉0/1

宿儺(90) dice1d100=62 (62)

鹿紫雲(59) dice1d100=2 (2)

夏油(72) dice1d100=27 (27)

家入(69) dice1d100=7 (7)

伏黒(78) dice1d100=38 (38)

五条(83) dice1d100=57 (57)

真希(45) dice1d100=65 (65)

羂索(83) dice1d100=85 (85)

虎杖(65) dice1d100=80 (80)

[192 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 15:15:01]

カッシーと家入さんの覚悟が凄い

[193 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 15:17:04]

ラストステージっぽいかっこいい描写だ
皆のセリフと歩み好きすぎる特に「思い出作る、たって程がある」がなんかすごくいい

[194 1 25/11/30(日) 15:20:52]

〈SANチェック〉0/1

【成功】宿儺・鹿紫雲・夏油・家入・伏黒・五条:SAN減少なし

【失敗】:真希・羂索・虎杖SAN-1

≪SAN減少≫

真希:SAN45→44

羂索:SAN83→82

虎杖:SAN65→64

〈POW×5〉失敗で不定の狂気の症状、幻覚が見え始める(視覚を利用する技能-10)

真希(13*5,65) dice1d100=18 (18)

どんな場所だろうともやるべきことは変わらない、とでも言いたげに鹿紫雲は然程気にした様子はない。

人の姿がないことは不審に思ったようだが、それくらいだ。

同じく家入も冷静に周囲を見ていたが、邪魔する人間がいないならそっちの方が手間が無くて良いとでも思ったのだろう。

だが羂索はどうにも好奇心がくすぐられたようで、今にものこのこと建物や何かに近付いていきそうだ。

虎杖も呆気にとられたのか、放っておけば羂索と同じくどこかへ行ってしまいそうだ。

観光気分にもほどがある。

[195 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 15:25:52]

こう見るとやっぱ真希さんのSANだけダメージ大きくてハラハラだけど元気に大暴れしてほしい
皆がんばって生き残ってね！

[196 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 15:29:03]

九龍城砦っぽいステージかっこよすぎる
真希さん心配だけどなんとか頑張ってほしい

[197 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 15:30:13]

鹿紫雲と虎杖も結構削れてるな
ちょっと時間経ったし不定のラインは再設定されたかな

[198 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 15:30:17]

羂索と虎杖が興味深々でキョロキョロしてそうなの笑う

[199 1 25/11/30(日) 15:30:52]

次スレだよ、最後までよろしくね

【閲注TRPG】九仙過災7【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】｜あにまん掲示板

[200 二次元好きの匿名さん 25/11/30(日) 15:31:40]

スレ主たておつ！
最後まで皆無事で終われるといいな…！