【閲注TRPG】九仙過災7【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】

  • 1125/11/30(日) 15:24:23

    このスレはKPCが虎杖、HO1宿儺HO2鹿紫雲HO3夏油HO4家入HO5伏黒HO6五条HO7真希HO8羂索としてクトゥルフ神話TRPGを回していくものだよ
    閲覧注意は発狂した時の症状やグロテスクな描写用のため。CP要素はないからそういったレスはしないでね
    今回は原作からの記憶の持越し、つまりは転生パロっぽい世界線だけどその設定はシナリオには関係ないよ
    呪霊が居ない代わりにクトゥルフ的諸々が居る世界ってことだけどシリアスにはなり過ぎないかつ湿度も高くなり過ぎないフレーバー的な要素でしかないよ

    今回はばじりこ🌿さま作成シナリオの『九仙過災』をお借りするよ
    このスレではシナリオのネタバレを大いに含むので注意してね。既にシナリオを知っている人は先の展開のネタバレはやめてね
    このスレやシナリオの感想やネタバレなどをSNSなどで言うのもやめてね。TRPGではシナリオの内容を人から見える所で話すのは厳禁だったりするよ

    ルルブは6版を使用、ハウスルールもあるけど詳しい説明はしないのでこの卓の処理が必ずしもルルブ的に正しいわけじゃないよ
    キャラシの作成も少しルルブから外れた作り方になるので注意
    今回は少し特殊な設定と状況になるので行動安価なし
    感想とか疑問でスレが賑やかだとスレ主も嬉しいので気軽にレスしていってね

    ダイスの判定はクリティカルは01~05、ファンブルは96~100、スペシャル適応

    分からないことがあればスレ主やスレ民が答えてくれるからスレの途中で聞いてくれて大丈夫だよ

    目を覚ますと、そこは中華風の空中庭園だった。
    賓客は九人。退路は見当たらない。
    何の因果か天仙の力を得たあなた達。
    絢爛な中華服を身に纏い、箱庭に巣食う厄災を祓う運命に身を委ねる。
    「以亵渎反亵渎〈冒涜を以て冒涜を殺せ〉」
    今は無き呪術に別れを告げて、彼らが出会ったのは――――新たな力。
    さて、あの日の続きを。否、新たな物語を始めようか。

    前回のあらすじ
    発狂者四人スタートという地獄絵図改
    バオート・ズックァ=モグを一人でボコボコにする元・現代最強
    辿り着くは冒涜の祭壇『蛹禍祀京』、そろそろこの物語も最終局面

  • 2125/11/30(日) 15:25:23
  • 3125/11/30(日) 15:26:23
  • 4125/11/30(日) 15:27:26
  • 5125/11/30(日) 15:28:26

    【キャラシ一覧】

    HO1『鳳凰〈ほうおう〉』-宿儺

    iachara.com

    HO2『応龍〈おうりゅう〉』-鹿紫雲 一

    iachara.com

    HO3『麒麟〈きりん〉』-夏油 傑

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    HO4『霊亀〈れいき〉』-家入 硝子

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    HO5『饕餮〈とうてつ〉』-伏黒 恵

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    HO6『窮奇〈きゅうき〉』-五条 悟

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    HO7『檮杌〈とうごつ〉』-禪院 真希

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    HO8『渾沌〈こんとん〉』-羂索

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    KPC『桃源〈とうげん〉』-虎杖 悠仁

    iachara.com
  • 6125/11/30(日) 15:29:26

    1.

    【閲注TRPG】九仙過災【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】|あにまん掲示板このスレはKPCが虎杖、HO1宿儺HO2鹿紫雲HO3夏油HO4家入HO5伏黒HO6五条HO7真希HO8羂索としてクトゥルフ神話TRPGを回していくものだよ閲覧注意は発狂した時の症状やグロテスクな描写用…bbs.animanch.com

    2.

    【閲注TRPG】九仙過災2【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】|あにまん掲示板このスレはKPCが虎杖、HO1宿儺HO2鹿紫雲HO3夏油HO4家入HO5伏黒HO6五条HO7真希HO8羂索としてクトゥルフ神話TRPGを回していくものだよ閲覧注意は発狂した時の症状やグロテスクな描写用…bbs.animanch.com

    3.

    【閲注TRPG】九仙過災3【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】|あにまん掲示板このスレはKPCが虎杖、HO1宿儺HO2鹿紫雲HO3夏油HO4家入HO5伏黒HO6五条HO7真希HO8羂索としてクトゥルフ神話TRPGを回していくものだよ閲覧注意は発狂した時の症状やグロテスクな描写用…bbs.animanch.com

    4.

    【閲注TRPG】九仙過災4【CoC×PC宿儺鹿紫雲夏油家入伏黒五条真希羂索KPC虎杖】|あにまん掲示板このスレはKPCが虎杖、HO1宿儺HO2鹿紫雲HO3夏油HO4家入HO5伏黒HO6五条HO7真希HO8羂索としてクトゥルフ神話TRPGを回していくものだよ閲覧注意は発狂した時の症状やグロテスクな描写用…bbs.animanch.com

    5.

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    6.

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  • 7二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 15:33:26

    前スレも見どころたっぷりだったよ
    スレ画も九仙のうちもう七人目!

  • 8二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 15:33:36

    スレ立て乙です
    ガッツリ削れた真希さんとカッシーに桃で削れまくる虎杖は少しSAN的には不安だ
    そしてバオート・ズックァ=モグさん1ターンでボッコボコにしてる最強は流石でしたね…

  • 9125/11/30(日) 15:36:54

    〈POW×5〉失敗で不定の狂気の症状、幻覚が見え始める(視覚を利用する技能-10)

    【成功】真希


    真希もどうにか揺らぐ心をゆっくりと深呼吸することで落ち着かせる。

    一度瞼を下ろして三回。吸って吐いてを繰り返せば滲んだ嫌な汗も引いていく。

    先程の、全てを奪われると、失うのだと追い立てるかのような感覚は未だに心に根差している。

    だがたとえここから逃げたとて、逃げた先が安寧の地とは限らない。

    ならば逃げずに済むように、危機に立ち向かうしかない。

    今は一人じゃない。数人気に食わない輩も居るが、それはそれ。


    「大丈夫か」


    家入が静かな真希に気付いたのだろう、そう話しかけて来るも真希はしっかりと目を合わせてから頷いた。


    「問題ねぇよ、家入さん」


    少しの間窺うように目が合ったままだったが、数秒後には「そうか」と家入は静かに呟いた。


    ≪探索箇所≫

    1.街並み 2.上空 3.広場


    宿儺 dice1d3=3 (3)

    鹿紫雲 dice1d3=1 (1)

    夏油 dice1d3=2 (2)

    家入 dice1d3=1 (1)

    伏黒 dice1d3=1 (1)

    五条 dice1d3=3 (3)

    真希 dice1d3=2 (2)

    羂索 dice1d3=2 (2)

    虎杖 dice1d3=1 (1)

  • 10二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 15:41:52

    道中はあんなに好き勝手偏って探索してたのにちゃんと分担できるようになってこの九人…(ホロリ)

  • 11二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 15:43:26

    宿儺五条組の頼もしさよってところと夏油真希羂索の大丈夫ですか?感にもフフッとしてしまう

  • 12125/11/30(日) 15:48:12

    ≪探索箇所≫

    【街並み】鹿紫雲・家入・伏黒・虎杖

    【上空】夏油・真希・羂索

    【広場】宿儺・五条


    鹿紫雲、家入、伏黒に虎杖の四人は街並みに目を向けた。

    無人の夜の街。無数の光る看板の下、濡れた舗道に目を焼くほどの色彩が反射する。

    どこかで絶えず機械が駆動しているような音のする通りを進むと、店らしき建物が並ぶ通りに出た。

    軒先に吊られた提灯型のネオンライトの光が赤く滲み、ガラス越しに展示された奇妙な品々がその光を受けている。


    「普通だな」

    「うじゃうじゃと虫が居ないことをマシだと思うしかないな」

    「……普通、ですか?」

    「ちょっと修学旅行とかっぽくね?」

    「それはないだろ」


    流石に単独行動は危ないということで、なんとなくではあるが纏まって行動するようになっていた。

    辺りを見回しても雀蜂も蜻蛉も蝶も居らず、自分たち以外の生き物の気配は少しもない。


    ショーケースに並べられていたのは、用途が即座にはわからない金属製の器具の数々。

    無数の関節を持つ鉤爪のようなもの、細長い管が無造作に並んだ器具、椅子のようでいて拘束具がついた台。

    どれも整然と磨き上げられ、まるで工芸品のように美しい。それが却って四人の目には異様に映った。


    〈アイデア〉何か気付くかな

    鹿紫雲(75) dice1d100=45 (45)

    家入(75) dice1d100=46 (46)

    伏黒(85) dice1d100=73 (73)

    虎杖(80) dice1d100=57 (57)

  • 13二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 15:52:50

    全員成功だヨシ

  • 14二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 15:52:53

    商店っぽい通りがあったり以外にしっかり街っぽいんだな
    いきなり魔王城って感じではなくて

  • 15125/11/30(日) 15:53:04

    〈アイデア〉何か気付くかな

    【成功】鹿紫雲・家入・伏黒・虎杖


    最初は医療器具かと思った。あるいは、何らかの修理用のデバイス。

    しかし、ふとした拍子に展示棚の隅にある小さなモニターが目に止まった。

    そこには、損壊した肉体を覆うように半ば機械化され、痛々しい姿をした人間が――苦痛にゆがんだ表情のまま、何かを口にくわえさせられ、椅子に縛りつけられている姿が映っていた。


    背筋が凍る。

    息を飲んだ瞬間、脳がようやく認識する。


    これは拷問具だ。人を痛めつけるための、たったそれだけのための道具。

    そんな店がこのあたり一帯には数多く……否、これだけの店があって、それだけしか存在しなかった


    〈SANチェック〉1/1d3

    鹿紫雲(59) dice1d100=56 (56)

    家入(69) dice1d100=55 (55)

    伏黒(78) dice1d100=40 (40)

    虎杖(64) dice1d100=42 (42)

  • 16二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 15:55:36

    ウワーしっかり暗黒面を見せてきた!
    アイデア成功しちゃダメなパターンだったけど最小で済んでよかった…

  • 17二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 15:55:50

    市場で役立つ道具をゲットできるチャンスかと思ったら…みんなよく耐えたね

  • 18125/11/30(日) 16:01:15

    〈SANチェック〉1/1d3

    【成功】鹿紫雲・家入・伏黒・虎杖:SAN-1


    ≪SAN減少≫

    鹿紫雲:SAN59→58

    家入:SAN69→68

    伏黒:SAN78→77

    虎杖:SAN64→63


    それはゾッとするような光景だった。

    悪意、もしくは嗜虐心。

    人を甚振るための道具が延々と並ぶ店の身が続く場所。

    街の歪さを際立て、こういった街を作り出す何者かこそが自分たちの敵なのだと再認識するには十分だった。


    「……行きましょう。こんなものを見ていて意味があるとは思えません」


    冷え切った声で伏黒はそう言うと、踵を返す。

    遅れて虎杖が続き、鹿紫雲も「くだらねぇ」と吐き捨てる。


    「何か使えるものでもあれば良いと思ったが、ゴミしかないようだ」


    家入は最後までモニターに目を向けていたが、手の届かない相手を治すことなど出来はしない。

    四人は背を向け、他に何か手掛かりはないかと探し始めた。


    〈目星〉何か見つかるかな

    鹿紫雲(75) dice1d100=36 (36)

    家入(60) dice1d100=9 (9)

    伏黒(60) dice1d100=11 (11)

    虎杖(80) dice1d100=83 (83)

  • 19二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 16:03:11

    今度こそ有益なものを発見して…

  • 20二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 16:13:09

    前の解毒薬みたいな回復系のアイテム欲しいな

  • 21125/11/30(日) 16:14:49

    〈目星〉何か見つかるかな

    【スペシャル】家入・伏黒

    【成功】鹿紫雲

    【失敗】虎杖


    ずらりと並んだ店々のショーケースの中に一つだけ、他と違って静かに闇の中に浮かぶ「何か」があった。


    「あれは……」

    「なんでしょうか、さっきまでのものとは違うものですよね」

    「見てみりゃいいだろ」

    「え、なになに?」


    家入と伏黒がいち早く気付いたそれは看板もなく、ネオンも灯っていない店だった。

    しかしそこにあるその一点だけが異様に目を引く。


    ショーケースの中心にあったのは、大掛かりな機械の中に核のように組み込まれた一つの球体。

    直径にして握りこぶしほど。表面はなめらかな金属光沢を持ちながら、内部から深い緑色の光を発していた。

    単なる照明のようなものではない。それは見る者の視界の中で、脈打ち、呼吸していた。


    「何かとてつもない力と危険な気配がする、気がする。……なんだろこれ」


    桃逸と感覚を同期している虎杖だからこそ何か感じ取るものがあったのかもしれない。

    しかし、そのような感覚器官を持たない残る三人ですらこれが異様な物体だとわかる。

    或いは、そこから発せられるこの光ですらも。


    〈中国語〉球体の傍のパネルの文字が読めるかな

    鹿紫雲(85) dice1d100=35 (35)

    家入(90) dice1d100=61 (61)

    伏黒(70) dice1d100=23 (23)

    虎杖(45) dice1d100=63 (63)

  • 22二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 16:18:39

    なんだかんだ重要アイテムっぽいな

  • 23125/11/30(日) 16:20:01

    〈中国語〉球体の傍のパネルの文字が読めるかな
    【成功】鹿紫雲・家入・伏黒
    【失敗】虎杖

    ここに来てから母国語と、つまりは日本語と同程度になら中国が理解出来るようになっている。
    だからこそ鹿紫雲と家入と伏黒は本来読めるはずもない中国語の羅列にも理解が及んだ。
    虎杖はどうにも"ソレ"に気を取られ過ぎてパネルを読むことが出来なかったようだが、三人はそれを"見た"。

    古代中国語と見紛う文字列、その下に、現代的な翻訳がかろうじて読み取れる。そこに記されていたのは──

    『アザトースの種子/不可触遺物(抑制フィールド稼働中)/感知下限:知覚不可レベル3』

    アザトース。
    その名前を見た瞬間、頭の奥で何かがひび割れるような音がした。
    知ってはいけない言葉。考えることすら、本能が拒絶する存在。
    球体はショーケースという物理的な容器に収まっているはずなのに、その存在感はまるでそれを媒体として「何か」が、今もなお外宇宙の奥から流れ込んできているような、そんな圧倒的な重苦しさを持っていた。
    視線を向け続けていると、自分の体内で何かがわずかに共鳴しているのを感じる。
    細胞のひとつひとつが、この種子の呼び声に目覚めさせられているような、そんな感覚。

    その影響は文字を理解した三人だけに留まらず、虎杖までにも及ぶ。

  • 24二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 16:23:34

    こんなところにあっていいブツ!?

  • 25二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 16:25:28

    シャンの気配を感じる…

  • 26二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 16:31:25

    おわーお父様ー!

  • 27125/11/30(日) 16:34:22

    ≪POW増加≫POW+1によりMP(POW=MP)の増加・幸運(POW×5)の増加も発生(現在SANに影響なし)

    鹿紫雲:POW15→16

    家入:POW14→15

    伏黒:POW14→15

    虎杖:POW17→18 


    ≪クトゥルフ神話技能増加≫クトゥルフ神話技能+10

    鹿紫雲:〈クトゥルフ神話〉11→21 (最大SAN78)

    家入:〈クトゥルフ神話〉11→21 (最大SAN78)

    伏黒:〈クトゥルフ神話〉11→21 (最大SAN78)

    虎杖:〈クトゥルフ神話〉6→16 (最大SAN83)


    アザトースの種子という宇宙的なエネルギー物質の片鱗に触れれば否が応でも、魔術的素養が開花させられる。

    それを望むとも、望まざるとも。


    〈SANチェック〉1d5/1d10 アザトースの種子を目撃した

    鹿紫雲(58) dice1d100=43 (43)

    家入(68) dice1d100=71 (71)

    伏黒(77) dice1d100=3 (3)

    虎杖(63) dice1d100=98 (98)

  • 28二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 16:36:42

    虎杖www

  • 29二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 16:36:56

    いらない技能が押し付けられてるしまたSAN強奪イベントだし…!!

  • 30125/11/30(日) 16:38:34

    〈SANチェック〉1d5/1d10 アザトースの種子を目撃した

    【成功】鹿紫雲・伏黒:SAN-1d5

    【失敗】家入・虎杖:SAN-1d10


    ≪SAN減少≫目星でスペシャルだった伏黒と家入は危険性を事前に強く察知していた、ということで減少量-1

    鹿紫雲:SAN58 - [ dice1d5=4 (4) ]

    家入:SAN68 - [ dice1d10=1 (1) -1]

    伏黒:SAN77 - [ dice1d5=1 (1) -1]

    虎杖:SAN63 - [ dice1d10=6 (6) ]

  • 31二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 16:40:05

    家入さんと伏黒ノーダメ!?
    虎杖が持ってかれたけどアイデア成功しちゃっても家入さんの精神分析あるからね…!

  • 32二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 16:40:22

    家入さん心配したけど目星スペシャルで良かった

  • 33125/11/30(日) 16:41:21

    ≪SAN減少≫目星でスペシャルだった伏黒と家入は危険性を事前に強く察知していた、ということで減少量-1

    鹿紫雲:SAN58→54

    家入:SAN68 (減少なし)

    伏黒:SAN77 (減少なし)

    虎杖:SAN63→57


    〈アイデア〉一度に5以上のSAN喪失が発生したので、失敗で一時的狂気

    虎杖(80) dice1d100=79 (79)

  • 34二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 16:43:13

    ギリギリ理解しちゃった
    大丈夫4人中1人の発狂で精神分析持ちもいるから前スレより全然大丈夫

  • 35125/11/30(日) 16:55:41

    >>33

    失敗じゃなくて成功!なので虎杖は一時的狂気


    〈アイデア〉一度に5以上のSAN喪失が発生したので、成功で一時的狂気

    【成功:一時的狂気】虎杖


    ≪不定の狂気≫一定期間内に現在SANから1/5以上の喪失

    鹿紫雲(57以下で)・虎杖(60以下で)


    ≪クトゥルフ神話技能増加≫初めてのクトゥルフ神話的発狂により+5、発狂で+1

    鹿紫雲:〈クトゥルフ神話〉21→22 (最大SAN77)

    虎杖:〈クトゥルフ神話〉16→21 (最大SAN78)


    ≪狂気期間≫

    鹿紫雲 [ dice1d6=3 (3) ] ヶ月

    虎杖 [ dice1d10=9 (9) +4]戦闘ラウンド → [ dice1d6=2 (2) ] ヶ月

    (虎杖は一時的狂気が終われば不定の狂気に移行する)


    ≪狂気症状≫

    1.短期の一時的狂気 2.長期の一時的狂気

    鹿紫雲 dice1d2=2 (2) dice1d10=3 (3)

    虎杖 短期(一時的狂気) dice1d10=1 (1) 長期(不定の狂気) dice1d10=10 (10)


    〈アイデア〉成功で前世の記憶チャレンジ(クリティカルで倍増、1Cで100に。ただし前世の記憶ポイントは上限100)

    虎杖(80) dice1d100=89 (89)


    《前世の記憶》上記の〈アイデア〉に成功で前世の記憶ポイントが加算される

    虎杖:33 + [ dice1d67=20 (20) ]

  • 36二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 17:02:27

    やばい不定の狂気ラインもギリギリだった
    バオート・ズックァ=モグのショックが尾を引いてる

  • 37125/11/30(日) 17:02:54

    ≪狂気症状≫

    鹿紫雲 不定の狂気で幻覚を3ヶ月

    虎杖 一時的狂気で13ラウンド気絶or金切声( dice1d2=2 (2) )、不定の狂気で強迫観念に取りつかれた行動を2ヶ月


    〈アイデア〉成功で前世の記憶チャレンジ(クリティカルで倍増、1Cで100に。ただし前世の記憶ポイントは上限100)

    【失敗】虎杖


    ≪因■による■神汚■≫

    鹿紫雲 dice1d100=76 (76)

    家入dice1d100=63 (63)

    伏黒 dice1d100=79 (79)

  • 38二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 17:07:25

    戦闘中じゃないし金切り声ならなんとでもなる…
    伏黒はこれギリ精神汚染進んだか

  • 39125/11/30(日) 17:15:08

    ――ふと、己の空腹に気付いた。
    ――――ふと、飢餓感に襲われる自分の醜悪さを理解した。

    それらはいずれも唐突で、だが確かに伏黒の中を侵食していたもの。
    沸き上がる欲望は終わりを知らず、まるで彼が生み出す黒い泥のようなもので出来た獣の顎のように全てを平らげようとする。
    それは悍ましいものだと、拒絶していた――――はずだった。
    だがもはや、そうしていた理由さえも朧気で思い出すことは叶わない。
    特別な力を授かった。何をするべきかではなく、何がしたいか。
    その答えは一つ、止め処無く湧き上がる渇きを潤したい。

    ――――――己こそが世界に災厄をもたらす暴食の化身であるが故に。
    たとえ同胞の骨まで喰らい尽くすことになろうとも。

    ここから。この世界を丸ごと平らげてしまおう。

    ≪因■による■神汚■≫→≪因子による精神汚染≫
    伏黒:2→3(最大)

    ≪因子による精神汚染が三段階目に達したことによる狂気の発症≫
    特殊な狂気「底無しの暴食」を発症する。
    噛み付きの対象として2体選べるようになるが、3ラウンドに1回攻撃の対象にランダムな味方1人が巻き込まれる

  • 40125/11/30(日) 17:17:58

    存在しない盤外のKP虎杖「アッ……(無言で伏黒に秘匿内容、精神汚染についての情報を渡す)」
    存在しない盤外の嫌な予感しかしていないPL伏黒「…………おい」
    存在しない盤外の開き直っているPL鹿紫雲「とりあえず幻覚見て暴れとくぜ」
    存在しない盤外でも社畜にならないといけない予感で頭を抱えるPL家入「頼むから勘弁してくれ」

  • 41二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 17:22:19

    あの…戦闘中でないことで逆に噛みつきの対象が味方に限定されましたか…!?

  • 42二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 17:23:35

    ちょっと目を離した隙にまたピンチが訪れてますね分かります
    家入さん助けて!家入さんも助けてほしいよね!

  • 43二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 17:25:10

    こ、これは今すぐ…?
    それとも次の戦闘からこれがずっと適用される感じ!?

  • 44二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 17:28:16

    ここから桃食べても無理なかんじ?

  • 45二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 17:30:13

    桃食べて対処できるとしてもそれで精神汚染抑えられることをPC達は知らないしね

  • 46125/11/30(日) 17:33:49

    変化はあまりにも明白だった。

    じりじりと後退った虎杖が数瞬の間を置いて、絶叫する。


    「ぁ、ぁああ、ぁあああああ゛あ゛!!!!!!」


    喉が裂けんばかりに叫び始めた虎杖に家入がぎょっとすると同時、鹿紫雲がアザトースの種子目掛けて拳を打ち付けた。

    ショーケースに阻まれるものの、他の何も見えないかのように破壊行動に勤しむ鹿紫雲もどこからどう見ても正気ではない。

    しかし家入の異能は戦闘に特化しているものではない。出来ないわけではないが、加減が効くかどうかが難しい。

    ならばと、いっそ鹿紫雲を伏黒の異能に任せるかと伏黒の方を振り向けば、瞳には妙な光が滲んでいた。

    飢えた獣のように、どこか正気というものが感じられない、普段の伏黒とは遠い顔つき。

    今の伏黒に鹿紫雲を任せても良いのか、その判断を迷う程に。


    ■■仲間たちを正気に戻せ Round1■■クリア条件:ある程度全員を落ち着かせる

    DEX順:[鹿紫雲・虎杖]→[家入・伏黒]

    状態異常:鹿紫雲(幻覚/3か月)、伏黒(底無しの暴食)、虎杖(金切声/13R)


    ≪行動順決定🎲≫同DEXの値が大きい人から行動

    DEX17

    鹿紫雲 dice1d100=67 (67)

    虎杖 dice1d100=46 (46)

    DEX15

    家入 dice1d100=40 (40)

    伏黒 dice1d100=60 (60)

  • 47125/11/30(日) 17:35:36

    虎杖が正気に戻った上で伏黒の様子がおかしいことを理解=桃逸と共有すれば「桃食べさせたらどうにかなるかも」ってなるけど伏黒本人が食べる必要性を感じてないのでその辺は🎲次第だよ

  • 48二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 17:36:38

    始まってしまうのか……PvP…!?

  • 49二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 17:38:12

    さすがお父様種子だけでめちゃくちゃにしてくれますね!
    まさかの4人中3人発狂だよ

  • 50125/11/30(日) 17:40:12

    ■■仲間たちを正気に戻せ Round1■■クリア条件:ある程度全員を落ち着かせる

    DEX順:鹿紫雲→虎杖→伏黒→家入

    状態異常:鹿紫雲(幻覚/3か月)、伏黒(底無しの暴食)、虎杖(金切声/13R)


    ■鹿紫雲のターン(HP15 MP17)(不定の狂気:幻覚)


    目の前のありとあらゆるものがぐちゃぐちゃになっていく。

    歪んで広がって滅茶苦茶になって、その理由が目の前のものだということは明らかだった。

    これを見たせいだ。これがここにあるせいだ。

    鬱陶しく視界に散るのはなんだったか、それさえもろくに理解することは叶わない。


    誰かの叫びが聞こえる。誰かの声が聞こえる。誰かの瞳が自分を見つめる。

    誰かが。誰かが。誰かが。誰かが!!


    ≪行動≫

    1.種子が入っているショーケースを殴る

    2.叫ぶ誰かが鬱陶しくて殴る

    3.何者かを殴る

    4.何もかもが鬱陶しくなって異能を使う

    dice1d4=1 (1)

  • 51125/11/30(日) 17:47:57

    ≪行動≫

    種子が入っているショーケースを殴る


    鈍い音が響く。一度、二度、三度。

    繰り返し奮われる拳はその向こうに届くことはない。

    それが幸運であることすら、今の鹿紫雲の理解は及ばなかった。


    ■虎杖のターン(HP16 MP23)(一時的狂気:金切声/13R)


    見たくない。知りたくない。分かりたくない。受け入れたくはない。

    頭の中で何かが自分に話しかけてくるような気がするも、それだって分からない。

    喉の奥から咆哮が飛び出す。息が続く限りの絶叫、やめ方さえも最早分からなかった。

    その合間に聞こえてくる何かが恐ろしい。

    恐ろしくて仕方がなくて、どうしていいか少しも分からなくて、ただただ叫んで現実を否定する。

    それしか出来ない今、虎杖の瞳に映るものはない。


    ■伏黒のターン(HP14 MP20)


    ただひたすらにお腹が空いていた。

    乾いて飢えてどうしようもなく何かが足りない。

    手に届く全てを貪り食えばこれが落ち着くのだと、分かっていた。

    口に入れて咀嚼して、飲み込んで腹を満たして。


    ――――それをしてはいけない理由は、あるのだろうか。


    〈POW×5〉我慢出来るかな?

    伏黒(15*5,75) dice1d100=17 (17)

  • 52二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 17:48:12

    発狂者3人に囲まれた家入さん…
    みんな正気に戻って

  • 53二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 17:50:20

    虎杖の発狂は無害寄りだし鹿紫雲もマシなの選んでくれたし伏黒は耐えてくれたな!?
    1R目は運がいい

  • 54125/11/30(日) 17:57:09

    〈POW×5〉我慢出来るかな?

    【成功】伏黒


    心のどこか、僅かな何かが叫ぶ。

    どうして。――――それどころじゃないだろ!

    俺には関係ない。――――関係ないはずはない!

    問いかけて否定されて、何者かが行動に箍をかける。

    周囲を全て食い荒らしてしまいたいのに、そうしてはいけない理由とは。

    腹が減る。喉が渇く。飢えがあって苦しみがあって、一欠けらたりとも耐えたくはないというのに。


    ■家入のターン(HP12 MP20)


    まずは状況の整理をするべきだと、家入は即座に判断を下す。

    虎杖は叫んでいるだけ。自傷行為もなく、暴れる様子もない。

    敵に発見されるリスクはあるかもしれないが、少なくとも周囲には人の気配もないはずだ。

    伏黒は動かない。何かに耐えているように見えたが、こちらも同じく暴れる様子はない。

    目を離した隙に何かが起こる可能性はあるが、その何かさえも今は予想がつかない。

    そして目下、一番の問題は鹿紫雲だ。

    ショーケースを殴りつけているが、その暴力の矛先が周囲に向けばどうしようもない。

    果てに異能まで使われてしまえば、そのまま一方的に殺される可能性だってあり得る。


    「――――鹿紫雲!!」


    名を呼びながら肩を掴む。注目を集めた結果、その暴力が自分に向かうかもしれないことは分かっていながらも。


    「落ち着け、それをショーケースから取り出せば更に何か起こってしまう可能性だってある!」


    〈精神分析〉失敗で精神分析(物理)に移行

    家入(60) dice1d100=52 (52)

  • 55二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 17:59:36

    鹿紫雲の異能は範囲攻撃な上にスタンのリスクもあるからまず止めようとするよね
    成功さすが!!!

  • 56125/11/30(日) 18:24:45

    〈精神分析〉失敗で精神分析(物理)に移行

    【成功:鹿紫雲の不定の狂気の症状が落ち着く】家入


    目が合って数秒、鹿紫雲の腕が動くのが見えた。

    殴られるかもしれないと思う一方、ここで引くわけにはいかないと意地もあった。

    しかしその腕が家入に振り下ろされることはなく、「そう、かよ」とだけ告げられる。

    瞬きを何度も繰り返した鹿紫雲は目を覆い、そして深く息を吐く。


    「……面倒をかけた」


    自分の取り乱しようを少し冷静になれば自覚出来たのだろう。

    だがここで良かった良かったとなるにはまだ少し早い。


    ■■仲間たちを正気に戻せ Round1■■クリア条件:ある程度全員を落ち着かせる

    DEX順:鹿紫雲→虎杖→伏黒→家入

    状態異常:伏黒(底無しの暴食)、虎杖(金切声/13R)


    ■鹿紫雲のターン(HP15 MP17)


    そして落ち着いた鹿紫雲はひとまず目に入る、と言うよりはひたすらに煩い虎杖に近付くとその頭を思い切り叩く。

    叩けば治るとでも言いたげだが、実際にどうかは分からない。

    避けることなどなく、モロに食らった虎杖はそのまま倒れ込んだ。


    〈精神分析(物理)〉成功でHP-1、失敗でHP-1d3

    鹿紫雲(50) dice1d100=66 (66)

  • 57二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 18:27:51

    ちょっと離れてたら大変なことになってた!
    けど家入さんが頑張って少しずつ何とかなりそう
    カッシーは手加減ミスったねまあ虎杖だから何とかなるよ

  • 58125/11/30(日) 18:35:08

    〈精神分析(物理)〉成功でHP-1、失敗でHP-1d3

    【失敗:一時的発狂は解除】鹿紫雲


    ≪HP減少≫

    虎杖:HP16 - [ dice1d3=2 (2) ]


    響き続けていた叫び声が途絶え、そのまま虎杖がゆっくりと身を起こす。


    「あ、れ……?」

    「叫ぶな」

    「うん……?」


    ぱちくりと瞬きをする虎杖はその衝撃で自分がさっきまで叫んでいたことも朧気なのだろう。

    殴られた頭をいてて……と抑えながらも症状は落ち着いたらしい。


    「ごめん、これどういう状況?」

    「見たままだ。落ち着いたならそれでいい」

    「……迷惑かけてごめんなさい……??」

    「まだ終わってない、伏黒の様子もおかしいから少し待ってくれ。話をする」

    「殴ればいいだろ」

    「そういうわけにはいかない」

    「え、俺は?」


    これで急ぎ過ぎる理由はなくなったと家入は伏黒に話しかけようした――――のだが。

  • 59二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 18:36:22

    伏黒のほうが行動順早いんだよなあ…耐えてくれ伏黒

  • 60125/11/30(日) 18:37:17

    ≪HP減少≫

    虎杖:HP16→14


    ■伏黒のターン(HP14 MP20)(底無しの暴食)(虎杖は行動保留中)


    「伏黒、落ち着け。何があった。もしくは――――何を見た」


    家入が近付いて来るのを伏黒はぼんやりと近くする。

    己の中の欲求と戦っているせいで、妙に思考がぼやけている。

    人も結局は肉の塊だ。強靭な顎さえあれば噛み砕いて飲み干せるはず。

    腹が減る。腹が減る。――――食べたい。


    〈POW×4〉我慢を続けられたかな

    伏黒(15*4,60) dice1d100=11 (11)

  • 61二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 18:39:10

    耐えた!偉い!偉いぞ伏黒!!
    さっきもだけどダイスの目的に理性が強い状態に見えて流石だ

  • 62二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 18:44:59

    伏黒だけ前世の記憶も一切思い出してないんだよな
    引っ張られるもの何もないのも良さそう

  • 63125/11/30(日) 18:45:19

    〈POW×4〉我慢を続けられたかな
    【スペシャル】伏黒

    「……腹が、減るんです。何でもいいから食べたいと、そう思うことの何が悪いんですか」

    ぼそぼそと小さな声で呟きながらまっすぐと家入を見つめた伏黒の瞳にはどこか危うい光がある。

    「何でもいいんです。米でもパンでも、それらがないなら他のものでも。なんだっていい」

    食べたい。食べたい食べたい食べたい!
    欲は膨れ上がっていき、口の中に唾液が溢れていく。
    食べてはいけない。どうしても。どうして?どうしても。
    歯を食いしばった伏黒は視線を伏せ、俯いた。視界に入れたままでは自分が何をするか分からなかったからなのだが。

    「じゃあこれでも食う?」

    ふわりと、甘い香りが漂う。そうして視界の中に差し出されたのは蟠桃だ。
    食べたい。食べてはいけない理由はないはずだ。お腹が減った。食べたい。食べたい。
    重い腕を持ち上げ、伏黒は蟠桃を手に取る。
    そして噛みつき溢れる果汁を啜れば――――――頭の中を侵食していた異常な程の飢餓感が薄れた気がした。

    ≪ナノマシンの定着深度≫
    伏黒:1→2

    ≪因子による精神汚染≫
    伏黒:3→2

    ■■戦闘終了■■

  • 64二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 18:47:19

    虎杖ナイス…!!
    食欲って形で狂気が表出してる伏黒に対して自然な最適解すぎてえらい

  • 65二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 18:48:26

    よかった…伏黒がきちんと話してくれたからここで終われた
    お腹も満たせて因子の精神汚染も治せて良かった良かった

  • 66二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 18:50:05

    スペシャルだったからここで何か食べたいって話せたのかな

  • 67125/11/30(日) 18:55:01

    ≪異能力の行使によるSAN消費≫SANを1d3消費し、手のひらから蟠桃を生み出す

    虎杖:SAN57 – [ dice1d3=3 (3) ]


    「……それは食料代わりにしていいものなのか?」

    「俺にもよく分かんねぇけど、多分今の伏黒ってフツーじゃない状況で、解毒とはまた違うけどこれで落ち着くかなって思ったんだけど」

    「その桃持ち帰れば高値がつきそうだな」

    「いやー、流石にそれは勘弁かも。いっぱい出すと何か頭がぼーっとするっつーっか、寒気がする的な感じで」

    「おい、待て虎杖。オマエの方はそこまで負担がないんじゃなかったか?」

    「ア、ヤベ」

    「……五条にも後で釘をさしておく」

    「そこまでじゃねぇから大丈夫!」


    一心不乱に蟠桃を食べている横で三人が会話していれば、桃を食べ終わったらしい伏黒が深く息を吐いた。


    「……虎杖」

    「ん?」

    「助かった」

    「落ち着いた?」

    「だいぶ、だ」

    「またお腹空いたらこれくらいなら幾らでも出しちゃる」

    「やめろ」「やめてくれ」


    こうして漸く一連の事故も落ち着きを取り戻したというわけだ。

  • 68二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 19:00:14

    血みどろも有り得る展開だったけど上手くおさまったなぁ
    蟠桃出すの一時的狂気の対象外だし皆の助けになるけど普通の疲労じゃないのが負担だね

  • 69125/11/30(日) 19:02:04

    ≪異能力の行使によるSAN消費≫SANを1d3消費し、手のひらから蟠桃を生み出す
    虎杖:SAN57→53

    少し時間は遡り、夏油と真希と羂索は空を見上げていた。

    「……なんでオマエらがついて来るんだよ」
    「君が暴れた時に対処出来るのが私達ってことだね」
    「一人の方がマシだ」
    「それで誰かを殺しても?流石、言うことが違うね」
    「そううちの生徒を苛めないでくれるかな」

    真希と羂索がバチバチとしていれば、そこに夏油が口を挟むも真希は一層しかめっ面となる。
    なんとなく感じていた違和感。この場ではもう隠す理由もないかと、真希は吹っ掛ける。

    「猿相手でも同じことを言えるとは、夏油センセーもお優しいことで」

    ぴくりと眉を跳ねさせたものの、夏油の表情は然して変わりない。

    「謝った方が良いならそうしてあげるけど」
    「気持ちが伴ってない謝罪なんざクソ食らえだ」
    「なら私が出せるものは他にはないね」

    今でも真希を猿だと思っている、というわけではない。
    あの時はそう生きると決めて、そう生きた。あの時の生き方を謝罪すれば、それはあの時着いてくれて来た家族たちを裏切ることになる。

    この三人が揃う場の空気が最悪になることなど、火を見るよりも明らかであった。

  • 70二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 19:02:26

    そっか虎杖嘘ついてたのか
    だから皆普通に出してって要求してたんだもんな
    五条も知ったら怒るよ多分

  • 71二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 19:03:05

    精神汚染判定は時間経過で発生っぽいんだっけ
    次伏黒がペコリーノになったらとりあえず桃!ってなりそうだな

  • 72二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 19:07:03

    これ他のところでも精神汚染判定起こるなら夏油が失敗したら3になるし今ここに虎杖いないしおまけに姿隠すような異能だしで大変そう

  • 73二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 19:07:53

    四人が危機を乗り越えた裏でギスギスで笑ってしまう
    蟠桃によるMP回復生存に直結するから気兼ねなく食ってほしかったんだろうなと思う

  • 74125/11/30(日) 19:08:18

    地獄のような空気になろうとも、やるべきことはやらねばならない。

    真希としてはこの場の誰一人として味方ではない。

    夏油とすれば今更真希を敵扱いするつもりはないが、そう言ったとて無駄だろうということは分かっている。


    霧のかかった暗い空。しかし空は、空ではなかった。

    そこには青も、星も、月もなかった。ただ、厚く層をなした人工の天蓋が都市の上空を覆い尽くし、意味を成さない数列が天の河のように流れる。

    その合間を縫って無数のデジタルサイネージが空間を走り、派手な空中広告が鮮やかに、だが無意味に明滅していた。

    その中を飛行する無人の貨物ドローン、監視型多脚機、そして都市運営用と思われる巨大なコンピューター。

    それら全ては自律運行されているはずなのに、どこか不自然な"意思"のもとに動いているように見える。

    まるで、都市全体がひとつの神経網でつながれているかのように。


    〈目星〉空に何か見つけられるか

    夏油(63) dice1d100=70 (70)


    〈聞き耳〉空に何か見つけられるか

    真希(80) dice1d100=75 (75)

    羂索(67) dice1d100=96 (96)

  • 75二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 19:10:50

    ギスギスしてるから情報も取り落としがち!
    真希ありがとう

  • 76二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 19:12:23

    羂索なんか最近急に出目悪くなってない?
    ファンブルしてるよ

  • 77二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 19:12:34

    お、羂索がファンブル!

  • 78二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 19:28:21

    さっきの人達を見る限りだと失敗した方がSAN値チェック回避できるのかな

  • 79125/11/30(日) 21:06:12

    〈目星〉空に何か見つけられるか

    【失敗】夏油


    〈聞き耳〉空に何か見つけられるか

    【成功】真希

    【ファンブル】羂索


    その時、真希は不快な羽音に気付いた。


    「ッ、あっちだ!」

    「え?あ、いたッ!?」


    焦りながらも音の方向を見やると、頭上から差す影があった。

    上空にはあの時逃走したと思われるバオート・ズッカ=モグが飛行している。

    しかし地上からあそこまで攻撃を届かせるには何処か高い場所に移るなどの手段を講じる必要があるだろう。

    幸い、あちらはまだ自分達を認識していないように見える。

    そして警戒を続ける真希とは裏腹に、咄嗟の真希の叫びのせいか羂索自身の油断のせいか、足元にあった段差に羂索は足を引っかけて躓く。

    自分と同じ顔を男が見事に転んでいるのを見ながら夏油の表情は何とも言えない者になったが、今集中すべきは頭上の影である。


    〈アイデア1/2〉ファンブルで羂索は影の目視をしていない

    夏油(85/2,42) dice1d100=50 (50)

    真希(75/2,37) dice1d100=68 (68)


    ≪HP減少≫ファンブル処理

    羂索:HP16→15

  • 80二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:06:38

    確かに成功したらSAN値ごっそり持ってかれそうで怖いな
    空に何かヤバそうなのがいるのかな

  • 81二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:08:23

    >>80

    さっき逃げられたヤツだね

  • 82二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:11:37

    どっちも目視出来なかったか…
    しかし見れないほうがいいのかな?分からんな

  • 83125/11/30(日) 21:17:24

    〈アイデア1/2〉ファンブルで羂索は影の目視をしていない
    [【失敗】夏油・真希

    暫くすればその影は通り過ぎ、どこかへと消えていく。
    どうやら気付かれずに済んだらしい。

    「……別れてる時にいきなり襲い掛かられなくて良かったぜ」
    「気付いた上で無視してるって可能性もあると思うけどね」
    「いちいち余計なことを言わなきゃ気が済まないのか夏油センセー」
    「はは、先生だと思うならそれ相応の口の利き方をしてくれた方が有難いんだけどな」
    「ならこれも悟の教育の賜物ってヤツだろ?」

    夏油と真希が口喧嘩と呼ぶには冷え切り過ぎている会話をしている中、羂索は静かに起き上がった。
    揶揄おうと思えば幾らでもネタはあるものの、今口を開けばあまり面白くない類の揶揄が返ってきそうだ。

    「オマエも同じように転んどけよ、同じツラだろ」
    「同じ顔をしてるなら同じことをしないといけないなら、君の妹さんも大変だ」
    「あ?」
    「君が言い始めた頃じゃないか」

    口を開かずともに矛先が飛んできた。
    互いに本気で嫌い合っている、と言うよりは今まで前世の記憶がなかった時の分まで真希が噛みついている、のだろう。
    どちらにせよ夏油もそれに言い返しているので、精神年齢は同じくらいなのかもしれなかった。

    そうして口喧嘩のようなそうではないような会話はいずれ再び羂索をも巻き込んでいった。

  • 84二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:23:17

    こっちが気づいたら向こうからも見つかるってことだったか
    やり過ごせて良かった

  • 85二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:25:13

    良かったな気づかれなくて
    この人数で気付かれたくない

  • 86二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:29:15

    ここで戦闘ってことはなかったんだろうけどアイデア成功したらなんかおぞましい事実に気づいちゃってたんだろうな

  • 87125/11/30(日) 21:35:38

    謎の力を得ていた鹿紫雲家入伏黒虎杖の四人と、やたらギスギスしている夏油真希羂索の三人。

    そして残る宿儺と五条はと言えば。


    都市の心臓部、すべての通りが収束する地点にある石畳の広場。

    石畳とはいってもこの場所の地面もまた材質も知れぬ光沢を放った物体で構成されているのだが。入り口の石碑には「萬螺兆殿(ばんらちょうでん)」と刻まれている。

    恐らくはこの広場の名前だろうか。そしてここにもやはり人の姿は無い。


    「いっそのこと怖気づいたから隠れてる、とかだったらいいけど」

    「思ってもないことを」

    「まあね。このまま消化不良は向いてないでしょ、お互いに」


    かつては殺し、殺された者であるというのに二人の間の空気は案外落ち着いたものだ。

    少なくとも殺された憎しみのようなものは五条にはなく、同じく殺したことへの罪悪感も宿儺にはない。

    気まぐれに会話をしながらも、周囲を見回していく。


    そこは直径1キロを優に超えるだろう巨大な円形の敷地だ。

    地面から電灯、何かを記念したモニュメントまでもが黒曜石のように黒く、冷たく滑らかな金属で構成されている。

    その中心には巨大な八角形の石壇。高さおよそ十数メートルといった所だろうか。

    古代中国の祭壇を思わせる構造だが、よく見ればそこには言語でも象形でもない、昆虫を模したような幾何学模様と細胞分裂のようなレリーフが刻まれている。

    付近の立札には中国語で文字がびっしりと書かれていた。これもまた難解な内容ではありそうだが、読み込めばあらかたの内容は掴めそうだ。


    「さて、何が書いてあることやら」

    「どうせ下らんことだろう」

    「それに関しては同感」


    〈中国語〉

    宿儺(75) dice1d100=70 (70)

    五条(85) dice1d100=89 (89)

  • 88二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:38:27

    夏油羂索真希の火力高い会話も良かったけど落ち着いてるこっちはこっちで良いものがある

  • 89二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:39:32

    読めてよかった
    五条ずっと中国語やる気ない気がするけど戦闘で活躍してるからヨシ!

  • 90125/11/30(日) 21:41:31

    〈中国語〉
    【成功】宿儺
    【失敗】五条

    「分かるけど分かりたくないって脳が拒否してるんだけど」

    うんざりと言ったように五条が同じく隣で無言のまま立札を見つめていた宿儺に話しかければ「黙れ、気が散る」とだけ返って来る。

    「意外とこういうの真面目に読むタイプなんだ、ふーん」
    「知識も己の力の一つだろう。こういった世なら尚更だ」
    「真面目に生きてるってわけね。感心感心」
    「何様だ貴様は」
    「え、GTGだけど?」
    「世迷言を」

    ≪立札≫
    かの憎き赤錆の彗星により、我らがシャッガイの星を追われてはや数百年。
    この地球という惑星に至るまでの我々の歴史はまさに敗北と遁走の歴史と評さざるを得ない。
    故に我らはその遺恨を神経の中枢まで刻み、新たなる運命に備えなくてはならないのだ。
    白.痴の魔王を讃えよ。
    そして、我ら種族が傑出した智を持って生まれた意義を為せ。
    侵略せよ。蹂躙せよ。
    いずれはこの星の旧き神すらも滅する事となろう。
    その暁にはこの惑星こそが我らの新しい故郷となり、魔王が目を覚ますに至るまでの仮住まいとなるのだ。
    その準備が整い、この手で箱庭を開くその刻に備えよ。
    すべては蟲枢神樹の導きのままに

  • 91二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:44:06

    なんか五条ずっと中国語読めてない気がするんだ
    うーんこれ自体は罠ではなくてよかった

  • 92二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:47:46

    目覚めさせるなーーーッ!!!

  • 93125/11/30(日) 21:55:53

    「宿儺くんの!ちょっと格好いい所が見てみた―い!そーれ、要約!要約!」
    「気でも違えているのか。扱えぬ力に振り回された影響が脳にでも出たのだろうな」
    「それで喧嘩売ってるつもり?自分の術式擬きの刻まれ心地でも試したくなった?」
    「………………」
    「え、急に死んだ?」

    顔を顰めた宿儺に五条は意味が分からないとばかりに不思議そうだ。
    既に知っているとは言いたくはなかった。色々と。
    まあそれを知っている者も居はするが、ここに居ないのならばわざわざ言う必要は感じないということで。

    「故郷を追われた雑魚が地球を自分たちの星にするために自分たちの王を目覚めさせたいとほざいているだけだ」
    「負け犬が吠えてるだけってこと?」
    「そのようなものだ」
    「中途半端に信念だけあってそれを叶える力があるってのが一番厄介だよね」
    「ハッ」
    「僕は叶えたのでノーカンでーす」
    「俺に負けたことがか」
    「僕がしてるのは未来の話だよ。まあオマエに負けたのは悔しいけど」

    そんな会話をしながら、他の面々を待つ。
    集合場所はここ、と言うよりも何かあった時に動けるように冷静のままで高火力を出せる二人が別行動隊の中心部に居座っている、と言うのが正しい。
    途中なんだか騒がしい音や声がしたが、すぐに落ち着いたようなのでそのまま待ち――――、そうして全員が再び広場へと揃うことになる。

  • 94二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 21:59:45

    刻まれ心地は知ってるんだよね…しっかりね…
    まあそれはともかく大変なことにならなくてよかったなあ
    家入さんとこだけだったね

  • 95二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:00:36

    五条一番手だったから宿儺vs呪術師の後半戦知らないもんね
    実は刻まれてますその人!

  • 96二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:04:13

    これ、これもしかして阻止できなかったらお父様襲来地球滅亡まで有り得ます…?

  • 97二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:05:49

    今そんなに戻ってないのが虎杖でほぼ何もないのが伏黒だっけ

  • 98二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:08:12

    またなんか読めたらマズいやつかと思ったけどそうでも無くてよかった
    全員無事に集合できて安心

  • 99125/11/30(日) 22:09:05

    結局、分かったような分からないような。
    この街は非常に趣味が悪いもので、空にはバオート・ズックァ=モグが飛んでいたり、何かヤバいものを目覚めさせようとして居たりだの。

    「使えるものもあるわけじゃなかったし、とりあえずバオート・ズックァ=モグはあっちの方に飛んでいったんでしょ?それを――――」

    追いかける、と。五条が口にしようとしたその時だった。

    突然、頭上から眩い光が降り注ぐ。
    見上げれば上空から大量のドローンがスポットライトを照らしており、さらに周囲からは複数の足音が迫ってきていた。

    前触れもない何かの襲来により、全員が身構える。
    だがそれよりも早く、もしくはそれさえも無駄に終わることとなる。

    直後、バチバチという火花の音と共に全身を激しい痛みと痺れが襲った。
    体の内側から神経の一本一本を針で刺し抜かれるような痛み。
    正気を保つことが精一杯だという、常軌を逸した激痛だ。
    そんな中、低い男の声が聞こえて来た。

    「確保完了。そのまま神経ムチの出力は最大を維持しろ。バッテリーを切らすなよ。こいつらを普通の人間と同じだと思うな」

    九人を囲うようにじりじりと距離を詰めてきたのは、特殊部隊のような黒い装備を身に付けた蝿人間の集団。
    その手に握られた装置からは青白い電光を纏った触手のようなものが伸び、九人の全身に巻き付いたまま吸着していた。
    痛みのせいで跳ねる体と飛ぶ思考。能力を使おうとしても痛みのせいですぐさま霧散し、絶叫さえも喉に留まる程。

    「常人ならば痛みを感じる前にショック死しているところなんだがな。化け物を取り込んで化け物に成り果てたか」

    そう言いながら集団の中から姿を現したのは、漆黒の中華服を見に纏った壮年の男。
    白髪混じりの髪を撫で付けたその容貌はチャイナマフィアを思わせるが、その瞳は人外めいた赤を宿していた。
    よく見ればそれが周囲の蝿人間達と同じ複眼で、この男もまた姿を偽っているだけの怪物であるとわかる。

  • 100二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:14:22

    うわあ!なんかムービー銃ならぬムービー神経ムチだ!
    中華マフィアみたいな人が出てくるとは…驚いたな
    どうなるんだ

  • 101125/11/30(日) 22:19:29

    「さて、まずはようこそ。我々の領域・蛹渦祀京(ようかしきょう)へ。しばらく観光を楽しんでくれていたようだが、この街は如何だったかな」

    相変わらず痛みは引かない。
    呻き声でさえもろくに口に出来なくともおかしくはないのに、男は一方的に話しかけてくる。
    答えられなくて当たり前だと、この状況の有利さにほくそ笑んでいるのだろう。
    だがここに居るのは生憎、方向性は違えどイカレた人間ばかりである。

    「これは随分な、挨拶だな」

    凄まじい痛みを感じているだろうに、宿儺は一切声を震わせずにそう言い切った。
    視線は鋭く、目の前の男を射殺さんばかりのもの。

    「独り善がりでつまんない街ってのがよく分かるよ、君と同じでね」

    同じく五条も啖呵を切るものの、その脳内では異能を使えないか何度も試してそれを失敗させている。
    痛みを感じさせない表情の裏では必死に拳を握って掌に爪を立てていた。

    しかしそんな二人の言葉でさえも、強がりとしか思わなかったのだろう。
    男は一笑に付するように少し口の端を歪めるのみだ。

    「私は蠱偉(グーウェイ)。このコロニーの指導者であり代表者。並びに本侵略計画の立案者でもある。つまり我々が地球を占領した後、最も貴様らが耳にすることになる名だ。今の内によく覚えておくといい。物覚えが悪くともそのうちに脳の記憶領域に刻み込まれるはずだ。痛みと共に、そして文字通りに、な。……ちなみにこの身体はあの寺の大僧正のものだが、この老体は近いうちに乗り換える事になるから顔は覚えずとも良い。手間が省けて良かったな諸君」

    蠱偉と名乗った男が「ついて来い」と短く言い放つと、重装備の蝿人間達が無理やりあなた達を立ち上がらせて歩き出す。
    激痛と痺れの中では一歩踏み出すのも相当な心労が重くのしかかるが、そんな事など構いもせずに夜の街を進んでいく。
    まるで奴隷か家畜か何かのように、引き摺られながら。

  • 102二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:23:22

    五条と宿儺は流石だな…
    こいつはどうにか倒さないとなのに動けないからどうしようもないな…

  • 103二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:25:54

    蠱偉どこかで名前出たっけ長老の話かな
    乗っ取り犯だよも~羂索仲間だね

  • 104125/11/30(日) 22:32:39

    痛みが思考を塗り潰す。
    痺れが体の自由を奪う。
    もし自分がどうにかして自由を取り戻したとしても、仲間を助けられる余裕はないと断言できる状況。
    どんなに屈辱的だろうとも、逆転の目は一切見えない。
    上手く歩けずに転んでも、ろくに受け身を取れずにムチを引かれて立ち上がらされる。
    もしこれ以上抵抗でもしてみせれば、首まで締めあげられてもおかしくはないと思わせられた。
    だがそんな九人とは裏腹に、蠱偉と名乗った男は機嫌良さそうに歩みを進め、語りかけて来る。

    「蛹渦祀京……いい街だろう。我々シャンのテクノロジーの賜物だ。貴様らの目にこの夜景は過去の遺産に見えるか? それとも遠い未来を垣間見たか? これは純粋な興味だ。我々がこの場所を創り上げる間にホモ・サピエンスはどれほど文明を先に進めたのか」
    「人の体を勝手に奪って我が物顔をする相手にはいい思い出が無くてね。その成果だってどうせ何かから奪っただけなんじゃないか?……はッ、その厚顔っぷりにだけは感心するよ」

    会話をしながら、どうにか掻い潜れないかと夏油が異能を使おうとすれば蠱偉が「あぁ、そうだ」と九人へと視線を向けた。

    「話し相手が急に消えたりすれば、探さなくてはと焦ってしまう。残された者が危害を加え追い出したかもしれないのなら、その罪を償えば戻ってくるかもしれないとも、思ってしまうだろうね」

    夏油の、もしくは他の者たちも含めてどんな力を持っているのかを知っているのか、それとも知らずに居るのか。
    どちらにせよ逃げたら残る者を酷い目に遭わせてやると、そんな脅しでしかない。

    「そこまで恐れ慄くことは無い。そんなことが怒らなければ良いだけだ」

    どこまでも余裕溢れる態度は煽っているようにしか見えない。
    だがその面を叩き潰すには、今は何もかもが足りなかった。

  • 105二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:35:13

    1人でも逃げたら残り拷問ねって言ってるぅ
    大僧正乗っ取ってあの寺拠点にしたんか…多分実験記録の主だな?

  • 106125/11/30(日) 22:38:59

    「いずれはこの風景が普通になる。我らがこの空間に閉じ込められて500余年……ここまで文明を進化させるのに多くの時間を費やした。いやはや、本当に永い時間だった。忌々しきグロースに故郷シャッガイを追われ、宇宙を放浪し……ザイクロトルでは酷い目に遭った。あれでどれ程の同胞が命を落とした事か」

    それは広場にあった立札の内容なのだろう。
    グロースやザイクロトルという言葉には聞き覚えはないが、これは意味を理解させるための会話では当然ない。
    自分の手下どもを殺し、分不相応の願いを抱いてここにやって来たであろう人間たちに自分たちの立場を理解させるためのパフォーマンス。

    「だがその苦難ももうじき終わりを迎える。何故この空間がこれほどまでの年月破壊されずに維持されていたかわかるか? ここが堅牢だったからではない。蛹渦祀京がここまで我らの拠点として発展し、さらに技術が成熟するまで逆に我々が維持していたのだ。厄介な地球の神々に悟られぬよう、あえてこの巣穴に身を隠してな」

    見ろ、と歩きながら蠱偉が指を指す。
    その先にそびえ立ってきたのは、この都市を訪れた時にも見えた異形の建造物。
    無造作に増設と補強を繰り返して来たかのように見える鉄の塊。
    その窓から漏れ出る光が夜景を不気味に照らし出していた。

    「あれこそが『蟲枢神樹(ちゅうすうしんじゅ)』──この都市だけでなく空間そのものすらも計算し維持してみせる巨大演算装置。我らが同胞の亡骸から摘出した神経組織を機械と繋ぎ合わせて創り上げた神器だ。これも全て蛹渦祀京が機械仕掛けの空間であるからこそ成せる神業。貴様らの言語で言うなれば……スーパーコンピューター。どうだ、理解したか? それを生体組織と融合させより多角的な情報処理を可能にした代物……貴様らの時代から50年から100年は先取りしている予測だ」

    自分の成果を誇るように、矮小な生物に身の程を知れと叩きつける。

    「おおかた、あの村の人間を見て、哀れな未開人と心の奥底でたかを括り上から手を差し伸べてやるつもりだったのだろう? 本当に上から監視されていたのは自分達だということにも気付かずにな」

  • 107125/11/30(日) 22:41:33

    蠱偉が進む先には、この大都市を訪れる際に潜ったものと同じ構造の門。
    電子の幕を通り抜けると、そこは機械仕掛けの迷宮とでも呼べるような場所だった。
    話の流れからして、ここが蟲枢神樹の内部であることは察せられるが──まるでスケールが違う。

    無数の配線が絡み合い、層を成して広がっている空間の連鎖。
    まるで無数の神経細胞が複雑に交錯した脳のようで、どこを歩いても同じような景色が広がっている。
    見回し、振り向き、見上げるたびに異なる方向から現れる細い通路。
    その通路の壁には膨大なデータの流れを模倣するように、LEDライトが細かく点滅し続けていた。

    「この閉ざされた空間では何者の目にも届かない。人類や外宇宙の多種族どころか、神々にすら気取られず我々はここまで進化したのだ」

    無数のサーバーラックが密集した街区のように並び、そこから膨大な熱が発せられるくぐもった音が絶え間なく響く。
    奥へ進むたびに視界は一層狭くなり、通路はますます複雑に交差していった。
    その先。蟲偉に連行されてきた終着点。
    複雑なサーバーの迷路を抜けると、ひとつのゲートが姿を表す。
    今までと同じようにそこを通り抜けると──不意に視界が開けた。

    「さて……前説はこんなものでいいだろう。見たまえ、これが我らの集大成だ」

  • 108二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:42:43

    なんか話的にSANチェック必要な状況になりそうな予感…

  • 109125/11/30(日) 22:43:19

    そこは、高天井の広大な実験室。

    これまでの息苦しい圧迫感とは打って変わり、空間は静謐で異様なまでに整然としていた。

    その中で存在感を放っていたのは、円形のプラットフォームに据えられた厚いガラスカプセルの中で大量の管と機械に繋がれた、巨大な機械仕掛けの甲虫。

    離れていてもその脈動を感じるほどに生命力に溢れ、この生命体が持つ脅威の底知れなさを見せつけていた。

    三対の羽に長い蠍のような尾を持った形状はバオート・ズックァ=モグによく似ている。

    というよりは、元はそうだったのだろう。

    しかしその体躯は先に目にしたものより一回りも二回りも大きく、戦車のような重量感がある。

    さらにキチン質の外殻は有機物と機械部品が入り混じった異様な構造をしており、その隙間からは生体組織に混じって一定のリズムで明滅する光ファイバーのような神経組織が覗いていた。

    頭部に並んだ眼はレンズで補強され、胴体から伸びる鉤爪はどれもナイフのように研ぎ澄まされている。


    〈SANチェック〉1d3/1d8 改造されたバオート・ズックァ=モグを目にした

    宿儺(90) dice1d100=44 (44)

    鹿紫雲(54) dice1d100=54 (54)

    夏油(72) dice1d100=21 (21)

    家入(68) dice1d100=5 (5)

    伏黒(77) dice1d100=4 (4)

    五条(83) dice1d100=62 (62)

    真希(44) dice1d100=61 (61)

    羂索(82) dice1d100=41 (41)

    虎杖(54) dice1d100=47 (47)

  • 110二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:46:34

    うおおお本当に来た!…と思ったらほほ余裕で耐えてた
    家入さん伏黒はもうなんか覚悟出来てたのかな
    カッシーは1足りたけど真希さん…!

  • 111二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:46:58

    初対面(別個体)の時よりマシだなヨシ!!!
    真希さんはだいぶキてたからしょうがない大きく削れませんように

  • 112125/11/30(日) 22:47:24

    〈SANチェック〉1d3/1d8 改造されたバオート・ズックァ=モグを目にした

    【成功】宿儺・鹿紫雲・夏油・家入・伏黒・五条・羂索・虎杖:SAN-1d3

    【失敗】真希:SAN-1d8


    ≪SAN減少≫神経ムチによる痛みで発狂しない(できない)

    宿儺:SAN90 - [ dice1d3=3 (3) ]

    鹿紫雲:SAN54 - [ dice1d3=2 (2) ]

    夏油:SAN72 - [ dice1d3=2 (2) ]

    家入:SAN68 - [ dice1d3=3 (3) ]

    伏黒:SAN77 - [ dice1d3=2 (2) ]

    五条:SAN83 - [ dice1d3=1 (1) ]

    真希:SAN44 - [ dice1d3=2 (2) ]

    羂索:SAN82 - [ dice1d3=3 (3) ]

    虎杖:SAN54 - [ dice1d3=2 (2) ]

  • 113125/11/30(日) 22:48:31

    >>112

    真希だけ数値間違えたので訂正

    真希:SAN44 - [ dice1d8=2 (2) ]

  • 114二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:48:59

    発狂出来ないのか
    それは不幸中の幸いでもあるな…
    真希さん訂正入ったけど同じで草

  • 115二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 22:49:28

    一時的発狂ナシ!!!ヨシ!!!

  • 116125/11/30(日) 22:58:38

    ≪SAN減少≫神経ムチによる痛みで発狂しない(常時精神分物理されているみたいなものなので)
    宿儺:SAN90→87
    鹿紫雲:SAN54→52
    夏油:SAN72→70
    家入:SAN68→65
    伏黒:SAN77→75
    五条:SAN83→82
    真希:SAN44→42
    羂索:SAN82→79
    虎杖:SAN54→52


    有り得ないものを見たと、そう思いたいが現実はそれを否定する。

    「『機蝗神将(きこうしんしょう)』……バオート・ズッカ=モグを我々のテクノロジーで極限まで強化・改造した侵略兵器だ。その力は並大抵の神の眷属では到底敵わない。量産できるようになれば我らがこの星を獲るのは赤子の腕を捻るより容易い」

    だが通常のバオート・ズックァ=モグであれば、倒せたかもしれなかったと、そう縋ることが出来た。
    五条による一撃は硬い殻をも切り裂くのだから、これも――――と。

    「あぁ……そういえば貴様らは既にバオート・ズックァ=モグ……あの村周辺では奥若洛木と呼ばれているんだったか? あれと交戦したと記録にあるが……どうだったかね? アレの"クローン"は手強かったか?」

    クローン。
    その言葉に耳を疑うも、その答え合わせはすぐに出来た。
    蟲偉が部下の蝿人間から手渡された何かのスイッチを押すと、実験室の奥から相当な重量を持つ何かが降り立つような機械音が響いてきた。
    その暗がりから現れたのは、疫病を振り撒くもの、形を成した厄災。バオート・ズックァ=モグ──が、"二体"。
    片方に見覚えがある。外殻に付けられた傷。ひび割れた鉤爪。あの時交戦し、そのまま飛び去っていった個体だ。
    あれほど苦戦した怪物が、傷ひとつない状態でもう一体。
    そして中央で眠る、それよりもさらに著しく強化された生体兵器。
    絶望の二文字が脳裏を過ぎる。

  • 117二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 23:02:46

    バオート・ズックァ=モグ(改)
    バオート・ズックァ=モグ(傷)
    バオート・ズックァ=モグ(新)
    そ、そんな…

  • 118125/11/30(日) 23:13:17

    その絶望でさえも蟲偉からすれば心地いいものだったらしい。

    九人のことを悠々と見回し、笑みのようなものを顔に浮かべてみせた。


    「貴様らに降伏の機会を与えよう。もしここで貴様らが我々の軍門に降り、地球人類の侵略に協力するならば待遇を考えてやる。会話できるだけの自我を残してやることもできるし、食事もホモ・サピエンス専用の物を作らせよう。あとはそうだな……同族を裏切るのが苦痛ならば、人間を一匹始末するたびに快楽物質を生成するよう改造してやってもいいだろう!」


    クソッタレ。

    寄り添うフリをして、実際には九人のことを見下し切っていると分かる言葉だった。


    「どうだ? これだけの待遇をしてもいいと思えるほど、私は貴様らの兵器としての能力を高く評価している。自分をそのような身体にした技術者を誇るといい! この最高の条件で我らと共に未来を歩むか、ここでゴミのように処分されるか……賢明な選択を期待している」


    圧倒的有利に立つ者が、あれば少し便利だと感じている玩具が欲しいだけ。

    交渉しようとしても、相手が意志を曲げることはないと分かる。


    誘いを受け入れて、兵器として生きるか。

    それとも最後まで足掻くか、二つに一つ。


    〈聞き耳〉何か聞こえるか

    宿儺(70) dice1d100=94 (94)

    鹿紫雲(65) dice1d100=95 (95)

    夏油(55) dice1d100=62 (62)

    家入(50) dice1d100=58 (58)

    伏黒(60) dice1d100=77 (77)

    五条(45) dice1d100=10 (10)

    真希(80) dice1d100=95 (95)

    羂索(67) dice1d100=11 (11)

  • 119二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 23:16:20

    ファンブルが2人…

  • 120二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 23:17:23

    宿儺とかカッシーとか真希はは?が強過ぎたのかな?
    聞こえたのは五条と羂索か…

  • 121二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 23:18:52

    >>119

    ファンブルは96〜だから95はギリギリ普通の失敗

  • 122二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 23:23:02

    >>121

    あっそうか良かった!

  • 123125/11/30(日) 23:23:34

    〈聞き耳〉何か聞こえるか
    【スペシャル】羂索
    【成功】五条
    【失敗】宿儺・鹿紫雲・夏油・家入・伏黒・真希

    その時だった、羂索と五条の耳にだけ声が聞こえた。
    それは囁くような小さなもので、その声の主は――――虎杖だ。

    「……この状況を打開できる策がある。桃逸が準備している間、会話で時間を稼いで欲しい。意識を逸らすために挑発までしてくれたら最高!」

    そう告げる虎杖の瞳は希望を失っていない。
    三人の視線が交錯したのは一瞬だった。

    打開できる策。それが何かは分からない。
    だが虎杖が未だに希望があると、策があると言うのなら――――乗らずには居られない。
    少なくとも平気なんて面白みのない生き方をするくらいならば、ここで啖呵の一つや二つ切って見せるとしよう。

  • 124二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 23:25:13

    おお…!虎杖いないなとは思ってたけど虎杖に策があるからか!
    ちょうど声出せる五条とかが聞こえてたのはラッキーだな

  • 125125/11/30(日) 23:35:09

    「あは、あはは、あははははっ」

    突如、空気をぶち壊す場違いな笑い声が響く。
    その笑い声の主こそは羂索で、「笑うとちょっと痛いね、本当にこれどうなってんの」と緊張感が全く感じられない言葉を続けた。
    痛みは変わらない。だが原動力となる何かがあれば、多少は無視出来る。

    「何がおかしい」

    真っ向から歯向かうのでもなく、首を垂れて従うでもなく、ただただおかしそうに笑った羂索に理解が及ばなかったらしい。
    どうにか表情を変えずにと意識していることが伺えたが、羂索はその内側で起こっているだろう感情の変化に察しがついた。
    人間ではない。だが心はある。
    つまりは――――煽ればそれだけ揺れるのだ、と。

    「くだらない戯言が聞こえた気がしたんだけど、たかが虫如きが私たちに何をして欲しいって?聞き間違いだとしてもおかしくって笑いが抑えきれないよ」

    嘲笑を露わに羂索は蟲偉を見据えた。
    腹が立つ笑みを浮かべさせたら三本の指に入るのではないか、と思わせるくらいに堂に入ったもの。

    「故郷を追われて逃げ出して?それで新しい星でも逃げ隠れしてこんな小さな場所に閉じ込められて利用して。そりゃ出られるなら出てくると思うよ。鼠でもない限り薄暗い巣穴でこそこそとしてるなんて思うわけないだろ?私なら耐え切れないね、そんな惨めなこと」
    「……、………………言いたいことはそれだけか?」
    「いやいや、全くもって足りないよ。自分が優れていると勘違いしている愚か者に吐く言葉なんて幾らあっても足りないものだしね」

    蟲偉が羂索を見る目に鋭さが増えた、ような気がしたのはきっと勘違いではない。
    だが羂索はその程度でやめてやるほど、残念ながら優しくはない。

    「それに何物の目にも届かないって言ってたけど、目に留まるほどのものですらないの間違いじゃない?誰が蟻の巣穴をわざわざ覗き込むと思う?どちらにせよ気付かれた程度で潰されるなら、その程度ってことだよ」

  • 126二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 23:38:29

    言葉のナイフがキレキレで笑う

  • 127二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 23:39:19

    羂索に時間稼いでと言ったらこうもなるのは仕方ないか
    煽りなら羂索だよね!

  • 128二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 23:40:40

    時間稼ぎとして煽ってるわけだけど虎杖の声聞こえてない他のメンツにまで時間稼ぎとかじゃない通常運転に思われそうな羂索

  • 129125/11/30(日) 23:51:40

    事情を知っている、頼んだ側でさえある虎杖でもやり過ぎだろとちょっと思った。
    ちょっと油をかけてくれればいいだけだったのに、気付いたらガソリンスタンドが爆発していたような感じ。
    同じく事情を知っている五条もおそらくは人生で初、やるじゃんと思ってしまったことに顔を顰める。
    となれば当然、事情を知らない残る六人からすれば驚きの程度はそれだけでは済まない……なんてことなく、羂索なら言うだろうなみたいな空気感が漂う。
    一番「マジかこの人」という反応をしていたのは伏黒だ。記憶がない以上、羂索の羂索っぷりを知らないのだから仕方ない。

    「でも確かにこんな趣味も悪けりゃ負け犬根性で逃げてやってきた寄生虫擬きに僕たちが従う理由なんて……ねぇ?」

    更に五条も口を挟み、世にも珍しい五条と羂索との共同戦線となる。

    「兵器として認める、だったかな。でも私からすれば少し頑張った程度で刻める兵器しか持ってない相手に言われてもね」
    「評価基準が低すぎたら褒められても『で?』でしかないよね。そりゃそんなデカいことしか取り柄がない玩具を振り回して自慢されても、むしろ褒められた方がこっちのセンスが悪いみたいになるしさ」
    「やってることが幼稚園児の粘土細工並だよね、君たち」
    「それそれ。俺たちが考えた最強のバオ……なんだっけ?なんか変な名前のさ。そもそも僕たちが効いてないことまでペラペラしゃべるくらい、ずっと誰かに自慢したかったんでしょ?ハイハイ、良く出来ましたねパチパチ」

    流れるように続く罵倒。
    人を煽るためにこの世に生まれて来たのでは?と思わせるに十分な程の煽り文句だ。
    蟲偉は俯きながら手のひらで顔を覆う。
    その手が細かく震えているのが見てとれた。

    「正気か……? 私が、ここまで、ここまで譲歩しているのに? あくまで貴様らは愚かな選択をすると……? 考え直せ……貴様らは優秀な兵器で、利用価値のある道具だ……本当は私も貴様らの皮を剥ぎ、臓腑を掻き回し、引き裂き、擦り潰し、割り砕き! 切り開いて溶かし崩し……その悲鳴と血を浴びたいと……あぁ……これほどまでに切望しているのを、ここまで抑えているというのに……!」

    その言葉を聞いた羂索は深く溜息を吐く。そして頬に汗が伝い落ちながら、残る面々を見回した。

    「私達だけじゃなくて、君たちも言いたいことを言いなよ、ほら」

  • 130二次元好きの匿名さん25/11/30(日) 23:54:47

    相手の方が人情あるかもしれない煽りで笑ってしまう

  • 131125/12/01(月) 00:01:41

    「従わせたいなら真っ向から俺を下してみれば良い」

    「俺だってオマエのその見るだけで不快な面をぶっ潰してやりてぇよ」

    「価値観の不一致、というものだよ。私の信念はその程度の誘いでは揺らがない。命を賭ける程度、して当たり前なんだよ」

    「どんなに優れた技術があろうとも、それに相応しい精神が伴わなければ意味がない。生憎、オマエにはそれがないようだ」

    宿儺が、鹿紫雲が、夏油が、家入が。 

    「性根が腐った野郎の言いなりになってなってたまるかよ」

    「悲鳴と血を浴びたいとか、本当に救いようがないくらいに趣味が悪いね。オマエに従って生き残るくらいなら死んだ方がマシって思う程度には嫌いだよ、オマエのこと」

    「くどくどとうるせぇな。全部お断りだっての。上から目線で人を支配することしか能がない野郎には懲りてるんでな」

    伏黒が、五条が、真希が。

    思惑を知っていようとも、知らずとも、答えは変わらない。
    そして最後に羂索は、笑みを浮かべながらも最後に告げる。

    「つまり君ってさ、こんな状況であろうとも誰一人従いたいと思わせられない程度でしかないんだよ。閉じ込められたキューブの小ささに相応しい、小さくて矮小で私たち人間にすら劣る可哀想な生き物だってこと、理解してくれた?」

  • 132二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 00:01:41

    この2人の後に煽るのハードルクッソ高くて草
    時間稼ぎのための会話で逆にコレ時間稼ぎになるかなぁ?!レベルの挑発がポンポン出てくるの強すぎる

  • 133二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 00:04:32

    まあ皆高圧的に言われても誰が受けるかよ派だよねえ!
    羂索のトドメも来て最早虎杖の想定外までいってそうだけど大丈夫かな?
    まあ意識逸らしの挑発としては最高点だろうな!これで虎杖に目が向くわけない

  • 134125/12/01(月) 00:25:18

    「そうか……もういい、もう我慢ならん!! 貴様らを改造する時は全ての神経を引き摺り出して最上の痛みを与えてやろう! 訂正も後戻りも許さん、今更後悔しても遅いぞ!!」

    蟲偉は怒りのままに自らの顔の皮を引き剥がし、三つの複眼を持つ凶相で叫ぶ。
    むしろ今までよく聞くだけに留めてくれた、と虎杖は思った。
    五条と羂索に頼んだのは自分だが、予想の百倍くらいの煽りが出て来てちょっと冷汗をかいたくらいだ。
    全身に奔る痛みも、若干遠ざかるほどに。

    周囲を取り囲んでいた蝿人間達も、異様な形状をした銃のようなものやショーケースに並んでいた物に近い各々の拷問器具を取り出す。

    ――その瞬間だった。

    バチン! という火花が散るような破裂音と共に赤い閃光がこの空間を包む。
    それと同時に九人の身体に巻き付いていた青白い光が掻き消え、激痛と痺れは瞬く間に霧散する。

    「後悔するのはそちらだ虫けらめが。ペラペラと御託をどうもありがとう、お陰様で解析の時間は十分に取ることができたよ」

    そう話しだしたのは虎杖……否、今は意識を桃逸と交換しているのだろう。
    軽く服についた埃を払うような仕草をひとつすると、余裕綽々といった風な微笑を浮かべて言葉を続ける。

    「これで形成逆転だ。どうやら後悔しても遅いのは私達ではなく君の方のようだが……このまま投降するかね?」
    「貴様は……イスの下等種族か。確かに科学技術については我らシャンと比肩すると認めてやるがそれがどうした!? いくら身動きが取れるようになったとて戦力差は明白だろう! 気でも狂ったか!」
    「狂っているのは君の方さ。これほどの技術を持ちながら、愉悦と嗜虐心を露わにすればそれに思考を囚われる……君達の種族の大きな弱点だ。そして君は私達に極めて重要な情報を教えてくれた」

  • 135125/12/01(月) 00:31:04

    こほんと咳払いをすると、一つずつ指を折ってわざとらしく蟲偉に見せつける。

    「一つ。蟲枢神樹に機蝗神将……神、神、神と随分そこに拘っているようだが、肝心の神に成り替わるほどの力を今は持っていないという事。だからこそこんな巣穴で500年以上もコソコソしていた訳だ」

    先程も散々指摘されたこと。それは桃逸からしてもやはりそう見えるものだったらしい。

    「二つ。この場所はお手製のスーパーコンピューターの演算能力で維持された機械仕掛けの空間だという事。つまりは見かけよりもデリケートだという点」

    本来ならばこんな場所に未だコントロールの効かぬ相手を連れて来るべきではない。
    それでも連れて来てしまったのは自分たちが今まで成し遂げたことを誇りたかったのだろう。

    「三つ。私がイスの種族であると今しがた気付いたという点。同じく他の生命体に憑依する能力を持っていながら、ここまでそれに頭が回らないとは……ほとほと呆れ返ったものだ」

    ハ、と嘲笑を浮かべた虎杖はやけに緩慢に、ゆっくりと両手を広げた。
    まるで何か手品でもするかのように、芝居がかった動作。
    だが強ちそれも間違っていなかったのかもしれない。

    「そして最後に……"俺のことをまだ桃逸だと思い込んでいる事"」

    先程までの口調とは一変し、虎杖は蟲偉を指差した。

    「こんな単純な引っ掛けに気付かないなんて、本当にたかが虫ってのも間違ってないんじゃね?」

  • 136二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 00:32:37

    煽ってたことって事実だったんだなぁ…

  • 137125/12/01(月) 00:33:42

    その言葉を聞いた瞬間、蟲偉は突然周囲を警戒するように辺りを見回す。
    そして傷を負ったバオート・ズックァ=モグのクローンをその複眼で捉えると、懐から取り出した銃の引き金を引く。
    が、その行動に出るには少し遅すぎた。

    そのクローン個体の目には穢れた膿のような黄色ではなく、桃色の光が灯っていた。
    あたかも桃逸のように振る舞っていたのは虎杖の演技であり、既に桃逸の意識はこのクローン体に乗り移っていたのだと八人も理解するだろう。
    余裕たっぷりといった仕草も、わざとらしく指折り数えていたのも、あなた達に挑発させたのも、全ては桃逸の憑依という手段から意識を逸らすため。
    これが桃逸の「この状況を打開できる策」だったのだ。

    そのまま桃逸の意識を乗せたバオート・ズックァ=モグは銃口から放たれた電撃を軽く弾くと力強く羽ばたき、その堅牢な甲殻で実験室の壁を破壊しながら飛翔する。
    目標はこの都市の天蓋。
    何としてもそれを撃ち落とさんと飛来する無数のドローンから集中砲火を受けているが、それでも止まらない。

    『さぁ! 今まで固く閉ざされていた世界が開く! そこに巣食っていた侵略の芽がここまで膨れ上がっているのを見れば、この惑星の旧き神も黙ってはいられまい! 見ていろ虫けら共、いい気味だ!!』

    声が響く。高く、高くを目指しながらも桃逸の声は止まない。桃逸はそのまま九人へと問いかける。

    『問おう、青き惑星の勇士達よ。この局面を超え、君達が帰るべき日常へと帰ったその時。そしてその未来で君達は何を志し、何を夢として掲げて生命活動をしていくのか?』

  • 138二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 00:44:00

    おお…!敵の最終兵器?乗っ取りだあ!
    勝ったな

  • 139125/12/01(月) 00:47:13

    「何も変わるはずがない。俺の選んだ道はもう変わった後だ」

    生きて、死んで。そして生まれた。その記憶は身の内に宿る、本来なら有り得ざるもの。

    「死ぬまでは俺は俺でしかない。強さを求め、答えを求め、歩くだけだ」

    記憶のせいで苦労したこともあった。暗闇から呪霊が襲い掛かって来るのではと、子供ながらに怯えたこともある。

    「夢なんて大層なものは今は無いけど、子供たちが搾取されず傷付かずに生きていけるならそれが一番だよ」

    忘れたままでよかったこともあるかもしれない。だが思い出した今、忘れてしまいたいとは思えない。

    「帰ったら寝て、そしてまた朝が来ての繰り返しだ。それが悪いものじゃないと、今は思えるからね」

    きっとのその時、過ぎたる力はない。そしてかつて手にして居た力が戻って来ることもないのだろう。

  • 140125/12/01(月) 00:51:05

    「俺は……自分がどう生きるかまだ決めてないからこそ、どう生きていたいかを決めるためにも知識を増やす」

    知らずに居ることだって悪いことではない。それでも知ることを望むのならば、それだって悪いことではない。

    「卒業式を迎えて、送り出すこと。夢を叶える背中を思い切り叩いてやること。それが当たり前だって思って貰うこと。まだまだあるけど、今日はこのくらいにしておくよ」

    守ってやるための特別な力がなくとも、失っていたことに気付かなかった頃に積み上げたものは消えはしない。

    「守りたいものがある場所に、帰りたいと思う場所に帰る。そんな日々をこれから毎日、当たり前に続くと信じて過ごすこと」

    喪失を知らず、このままで。遠くからではなく今度は近くで、そうすれば恐れるものなどないから。

    「かつての私が知らなかったことを知ること。一つ分の人生程度じゃ足りないかもしれないけどね」

    欠片を集めて、新しいものを作り出そう。知らないものと出会えたその時には、それを誰に自慢してやろうか。

  • 141125/12/01(月) 00:52:39

    「人を助ける。手が届く限り、精一杯手を伸ばして」

    いつかは呪いだったもの。今となってはそれはもう呪いではない。

    答えは出揃った。
    夢がある。未来がある。先がある。
    それならば。

    『成程。であれば君達は前に進まねばならない。これは現実。邯鄲(かんたん)の夢に非ず。君達の行先に幸運のあらんことを』

    顔はもはや見えない。だがどうしてか、九人には桃逸が笑っているような気がした。
    そして、高らかに彼は謳い上げる。

    『天仙の力を授かりし地球人類よ! 私はこの惑星を単にこの上ない研究材料として守ろうとしてきたが……今は君達やあの村の人々という人間の故郷を守りたいと願っている! 君達の運命を、未来を、夢の果てを切り拓くことができるのは君達だけだ! その未来のため、今一度私はここで全てを捧げよう! 短い間だったが、さらばだ!』

    そのまま桃逸は摩天楼を抜けると、岩盤をも貫く神の巨体に全ての勢いを乗せて、空を覆う電子基盤へと衝突する。
    街中に響き渡る甲高いエラー音。
    LEDの電光は激しく明滅し、浮かび上がる数列達は無数の“0”を示しては消失していった。

    一瞬の静寂。

    それから天蓋は落雷のような轟音と共に、巨大な爆発を引き起こしてその機能を失った。
    電子基盤の残骸がガラガラと隕石のように黒い街へと降り注ぐ。
    回路上で深刻な異常が引き起こされたことで、桃逸が開けていった壁の穴から見える蟲枢神樹は全身から真っ赤な光を発し煙を上げていた。

    今、この瞬間に洞天は崩壊を始める。

    それは今までならば防がなくてはならなかった事態。
    しかし桃逸が命を懸けてまでこじ開けた風穴。
    その意味を九人はその目で垣間見る事となる。

  • 142二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 00:54:13

    桃逸…ありがとうな…
    いやしかしここからか?何が起こるんだろう

  • 143125/12/01(月) 01:03:31

    せっかくなので今日はここまで、ここから更に盛り上がっていくと思うからよろしくね

    煽り台詞とか口喧嘩の描写をするのが滅茶苦茶好きなのでこういう場面でスペシャル羂索と成功五条なのは非常に書きやすくて良かったよ
    それにしても成功以上が二人だけとは思わなかったけど

  • 144二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 01:09:11

    スレ主お疲れ様です!
    煽りここまでやって大丈夫かな!?と思ったけど必要な所だったからきっと良かったんだスレ主も楽しそうで良かった
    しかしあんなに成功しないとは確かに思わなかったな…

  • 145二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 01:14:06

    煽り性能の高い2人がスペシャルと成功だったのダイスの意志を感じて笑う
    スレ主お疲れ様でした!台詞もステージとか戦闘の描写も全部すごくかっこよくて面白かったです
    また明日も楽しみにしてます

  • 146二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 08:42:21

    風穴の外に何かこの状況打破できそうなものがあるのかな

  • 147二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 08:51:36

    これ本当に成功して良かった…
    失敗してたらどうなってたのか気になる

  • 148二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 14:48:03

    風穴開けた意味がどうなるか楽しみなんだ
    後はダイスの神様がお遊びにならない事を祈らないとな

  • 149二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 18:44:47

    虎杖が桃逸のフリして演説してたところすごく好き
    最後のネタばらしで普段の虎杖のしゃべり方に戻るのも全部かっこよくて好きだ

  • 150125/12/01(月) 21:44:12

    それじゃ今日も始めていくよ
    いきなりトップスピードで進んで行くからよろしくね

  • 151二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 21:44:58

    待ってました!!

  • 152125/12/01(月) 21:50:40

    風穴より降り注ぐ白い光。その光は太陽のものではなかった。
    白銀とも、青白く煌く星辰の光とも違う。古の海より届くような深き海の輝き。
    そこから覗く巨大で荘厳なる影。
    それは胸元まで流れる長い顎髭に、捻れた貝と珊瑚の冠を戴いた老人の姿をしていた。
    過去・現在・未来をも見通すような威厳と、全てを包み込む大海の如き慈悲に満ちた視線。
    それは彼の発する後光を受けて美しく輝く、家入が浩然に手渡された三叉槍の穂先を捉えていた。

    老人の手に握られた、同じ形状の槍。
    理解する。
    天上より謁見を許されたこの存在こそが、この星の旧き神、その一柱。

    『海尽天尊』──ノーデンス。その威光であると。

    【HOごとに能力の強化、MPの全快、SAN1d20の回復、ノーデンスの加護により全員3点の装甲を獲得、精神の汚染を0に】
    (能力の強化や精神汚染についてはキャラシに公開情報として記載しました)

  • 153125/12/01(月) 21:54:18

    ≪MP回復≫

    宿儺:MP22→23

    鹿紫雲:MP17→21

    夏油:MP17→18

    真希:MP17→18


    ≪SAN回復≫

    宿儺:SAN + [ dice1d20=15 (15) ]

    鹿紫雲:SAN + [ dice1d20=7 (7) ]

    夏油:SAN + [ dice1d20=2 (2) ]

    家入:SAN + [ dice1d20=5 (5) ]

    伏黒:SAN + [ dice1d20=13 (13) ]

    五条:SAN + [ dice1d20=8 (8) ]

    真希:SAN + [ dice1d20=20 (20) ]

    羂索:SAN + [ dice1d20=5 (5) ]

    虎杖:SAN + [ dice1d20=7 (7) ]


    ≪因子による精神汚染≫

    夏油:2→0

    家入:1→0

    伏黒:2→0

    真希:1→0

    羂索:1→0

  • 154二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 21:57:00

    ノーデンス様やんけ
    ここで真希さんのSAN回復最大値出すのもすごいな!?心配してたからよかったよ~!!

  • 155125/12/01(月) 22:03:06

    ≪SAN回復≫
    宿儺:SAN87→93(上限)
    鹿紫雲:SAN52→59
    夏油:SAN70→72
    家入:SAN65→70
    伏黒:SAN75→78(上限)
    五条:SAN82→88(上限)
    真希:SAN42→62
    羂索:SAN79→84
    虎杖:SAN52→59

    オーロラのような光を纏い、九人は内から漲る更なる力を知覚する。
    旧き神の力を授けられた天仙達を目にして、蟲偉は怒りを露わにした。
    その異形の顔に表情と呼べるものは存在しないが、小刻みに震える肩が、真っ赤に明滅する複眼が、歯軋りをするようにギチギチと金属音を発する顎が、計画を台無しにされた事への強い憤りを表している。

    「貴様ら……よくもやってくれたな……! だが老いぼれの神が力を貸したところで結末は変わらん! たとえ蛹渦祀京が落とされようとも、このままこの異空間が崩れ去れば我々は機蝗神将と共に外の世界へと侵攻を始める!! 一息で世界を手中に収めることはできずとも、国一つを滅ぼす程度ならば一夜の内に成し遂げてみせよう!!」

    そして蟲偉は両手を広げ、叫ぶ。

    「目覚めろ機蝗神将! 目の前の餌を引き裂き、格の違いを思い知らせてやるのだ!!」

    その怒号を合図に、鋼鉄の鎧を纏った蠱毒の王が駆動する。
    その腹の底からエンジンが起動したような地鳴りにも似た重低音を響かせ、機蝗神将の全身に張り巡らされたコードとパイプが発光し始めた。
    この歪んだ兵器を神とする事の冒涜。たとえそれが破壊者であろうとも生命を弄ぶ冒涜。そして、これこそが科学の真骨頂であると嘯く叡智への冒涜。
    それらを討ち斃し人類を未来へと繋ぐためには、己の身に宿った冒涜的な生命の力を借りねばならない。何たる皮肉。何たる因果。だがそれでいい。

    冒涜を以て、冒涜を殺せ。
    種の存亡を懸け──九の天仙よ、災いを祓うのだ。

  • 156二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 22:04:30

    キャラシ更新分も読んだ
    恐ろし…と共に特殊狂気名がかっこよくてこれはこれで

  • 157二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 22:18:01

    見てきた面白い
    汚染マックスにはならなくてよかった
    ノーデンスさん加護本当にありがとう
    真希さんSAN凄い回復出来たな!

  • 158125/12/01(月) 22:29:49

    ■■冒涜を以て、冒涜を殺せ Round1■■クリア条件:敵の全滅

    行動順:夏油→宿儺→[鹿紫雲・真希・虎杖]→[夏油・五条・羂索・蠱偉]→[家入・伏黒・機蝗神将・蠅人間G]→バオート・ズックァ=モグB→蠅人間H→蠅人間I→蠅人間J→蠅人間K

    状態異常:鹿紫雲(幻覚/3ヶ月)、伏黒(短時間の心因反応/50時間)、五条(短時間の心因反応/60時間)、真希(幻覚/3ヶ月)、虎杖(強迫観念に取りつかれた行動/2ヶ月)


    ≪行動順決定🎲≫同DEXの値が大きい人から行動

    DEX17

    鹿紫雲 dice1d100=89 (89)

    真希 dice1d100=100 (100)

    虎杖 dice1d100=11 (11)

    DEX16

    夏油 dice1d100=57 (57)

    五条 dice1d100=46 (46)

    羂索 dice1d100=45 (45)

    蠱偉 dice1d100=52 (52)

    DEX15

    家入 dice1d100=69 (69)

    伏黒 dice1d100=84 (84)

    機蝗神将 dice1d100=76 (76)

    蠅人間G dice1d100=8 (8)

  • 159二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 22:34:05

    ノーデンスのじっちゃんありがとう!!

  • 160二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 22:34:19

    真希さんここのダイスで消費して良かった!!!
    …消費してるよね?もう出さなくていいからね

  • 161125/12/01(月) 22:37:03

    ■■冒涜を以て、冒涜を殺せ Round1■■クリア条件:敵の全滅

    行動順:夏油→宿儺→真希→鹿紫雲→虎杖→夏油→蠱偉→五条→羂索→伏黒→機蝗神将→家入→蠅人間G→バオート・ズックァ=モグB→蠅人間H→蠅人間I→蠅人間J→蠅人間K→夏油

    状態異常:鹿紫雲(幻覚/3ヶ月)、伏黒(短時間の心因反応/50時間)、五条(短時間の心因反応/60時間)、真希(幻覚/3ヶ月)、虎杖(強迫観念に取りつかれた行動/2ヶ月)


    ■夏油のターン(HP16 MP18 装甲3)


    夏油は自分の全身に力が満ちるのを感じていた。

    体が軽く、今までよりも更に機敏に動けるようになっているのだと理解する。

    そうなれば、今まで散々煮え湯を飲まされた相手に一つで収まらないが、文句を言ってやりたい気分にもなる。


    【HO3 麒麟の能力強化】

    「透過」状態に移行するMPが1固定となる。また、ラウンドの最後にもう一度追加で行動ができるようになり、〈キック〉のダメージが1d8+dbとなる。


    短く息を吐くと同時、夏油は地を蹴った。

    駆け出す、と言うよりは消失に近い。

    姿が消えたかと思えば、次の瞬間には蠱偉の斜め後ろから勢いよく蹴りを繰り出していた。


    「ふ……ッ!!」


    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉キックに+40の補正、上限95

    夏油(95-49) dice1d100=82 (82)


    〈回避〉

    蟲偉(30) dice1d100=21 (21)

  • 162二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 22:38:27

    回避されたか
    敵の回避成功多めにならないといいな

  • 163125/12/01(月) 22:50:25

    しかしこうなって警戒を怠るほどに蠱偉も愚かではなかったらしい。

    気配も希薄な夏油が震わせた空気の揺れだけで接近に気付き、迫る夏油の蹴りを避け切る。


    「こうともなれば、貴様らを兵器として評価していたことさえも私の汚点となりそうだ」

    「それはこっちの台詞だよ。君如きに認められていたなんて、身の程知らずの戯言に吐き気を覚えるくらいだよ」


    互いの間にあるのは殺意のみ。

    ここまでコケにされたのだ。思い知らせてやろうと思うのは当然のことなのかもしれない。


    ■鹿紫雲のターン(HP15 MP21 装甲3)(行動順の前後、宿儺・真希の前に割り込みでこのラウンドの手番を終了)


    「鬱憤が溜まりに溜まってんだ。こっちはとうにムカついてんだよ!!」


    夏油が蠱偉に鉤爪を向けられると同時、再び夏油の姿が掻き消える。

    その刹那、一瞬にして偽りの空を暗雲が満たしていく。


    【HO2 応龍の能力強化】

    雷撃を収束させることで、攻撃対象が5体から1体減るごとにダメージ値が固定で+2される。最大で敵1体に対して1d8+8ダメージ。また、スタンの発生率が30%に向上する。


    「兵器?道具?ンなもんに興味はねぇ。俺がどう生きるかを決めるのは誰かの指図じゃなく、俺が決めるものに決まってんだろ!」


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、広範囲に雷と豪雨を巻き起こして最大5体までの敵に1d8のダメージと30%の確率でスタンさせる

    鹿紫雲:MP??- [ dice1d5=3 (3) ]


    ≪対象≫最大5体まで、ただし対象が1体減るごとにダメージが固定で+2される

    機蝗神将・蠱偉・蠅人間G・蠅人間H・蠅人間I


    〈回避〉

    機蝗神将(60) dice1d100=21 (21) 蠱偉(30) dice1d100=3 (3)

    蠅人間G(30) dice1d100=66 (66) 蠅人間H(28) dice1d100=87 (87) 蠅人間I(26) dice1d100=33 (33)

  • 164二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 22:53:33

    応龍強!!そしてかっこいいよカッシー
    んでもって敵のお上連中の回避が強すぎる勘弁して

  • 165二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 22:56:32

    やはりこの戦闘敵が回避強めの奴なのでは?
    なんでクリティカル出すかなあ!

  • 166125/12/01(月) 22:58:15

    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを1d5消費し、広範囲に雷と豪雨を巻き起こして最大5体までの敵に1d8のダメージと30%の確率でスタンさせる

    鹿紫雲:MP21→18


    〈回避〉

    【クリティカル】蠱偉

    【成功】機蝗神将

    【失敗】蠅人間G・蠅人間H・蠅人間I


    ≪ダメージ≫

    蠅人間G:HP16 - [ dice1d8=6 (6) ]

    蠅人間H:HP12 - [ dice1d8=5 (5) ]

    蠅人間I:HP13 - [ dice1d8=7 (7) ]


    ≪スタン≫30以下で対象をスタンさせる

    蠅人間G: dice1d100=32 (32) 蠅人間H: dice1d100=45 (45) 蠅人間I: dice1d100=10 (10)


    嵐を呼び起こし、敵が密集する地点に雷を落としていく。

    凄まじい閃光と轟音が響き渡る中、その音と光に紛れて動くものが居た。

    それは――――蠱偉だ。


    「こんなものは当たらなければただの目くらましでしかない」


    ≪攻撃≫

    1.電撃銃(70) dice1d100=52 (52) (1d10)

    2.鉤爪(65) dice1d100=73 (73) (1d6+1d4)

    dice1d2=2 (2)


    〈回避〉

    鹿紫雲(70) dice1d100=99 (99)

  • 167二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:00:03

    回避ファンブルってるけど攻撃側も外してるから良かった

  • 168二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:02:26

    セーフセーフ
    攻撃失敗してるなら回避もしてない…だよね!
    スタンが1体入ってるし上々だろう

  • 169二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:04:32

    あっぶね!!

  • 170二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:05:27

    キャラシ見てきたけどみんなすごくかっこいいな
    急いで今日の分追いついたらいきなり100とか99出してた笑セーフでいいのかな?

  • 171125/12/01(月) 23:06:58

    ≪ダメージ≫

    蠅人間G:HP16→10 蠅人間H:HP12→7 蠅人間I:HP13→6


    ≪スタン≫30以下で対象をスタンさせる

    【スタン】蠅人間I


    〈鉤爪〉攻撃が失敗している時点で回避の🎲はそもそもふってないことになるのでセーフだよ

    【失敗】蠱偉


    しかし蠱偉も全くその"目くらまし"の影響を受けなかった、と言うわけではなかった。

    振り被られた鉤爪は鹿紫雲のすぐ横を通り過ぎていき、鹿紫雲に当たることはない。


    ■宿儺のターン(HP18 MP23 装甲3)


    そして宿儺はわざわざ自分の近くへとやってきた獲物に対し、今まで以上に強く燃え盛る炎を掌の上に浮かばせる。

    全てを焼き尽くし灰すら残さない焔は宿儺の魔力を吸って巨大化する。


    【HO1 鳳凰の能力強化】

    MPを1消費するごとのダメージが1d10となる。さらにオーバーヒートによるダメージ発生のラインが10から20まで繰り上がる。


    「まずは小手調べといこう。避けられるものならば、避けてみろ」


    ≪異能力の行使によるMP消費≫消費MP1につき1d10のダメージを与える炎を出せるが、20ダメージを越えると自傷が発生

    宿儺:MP23→18


    〈回避〉

    蠱偉(30) dice1d100=50 (50)


    ≪MP消費に応じたダメージ≫

    dice5d10=7 3 7 4 4 (25)

  • 172二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:08:23

    素晴らしいダメージ
    自傷は発生するけどまあまあまあ!

  • 173二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:10:55

    宿儺の単発火力はやっぱり強い!

  • 174125/12/01(月) 23:11:37

    〈回避〉

    【失敗】蠱偉


    宿儺はそう言うと同時、炎を掌の上に浮かべたまま蠱偉に接近する。

    ただ炎を飛ばしてくるだけと思ったらしい蠱偉の判断は遅れ、そのまま突っ込んできた宿儺の掌の中に緩く握られるかのようだった炎をもろに食らう――――かに思われた。

    だがその時、蠱偉は焦ったように懐に手を伸ばす。


    〈電磁バリア〉

    蟲偉(50) dice1d100=42 (42) (成功で1d5+5ダメージを軽減)


    ≪ダメージ軽減≫蠱偉の装甲は5

    25 - [ dice1d5=1 (1) + 5 ]


    ≪オーバーヒート≫

    宿儺:HP18 - [ dice1d5=3 (3) ]

  • 175二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:11:50

    宿儺めちゃ強い!

  • 176二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:12:47

    電磁バリアめ!最低値だからそれでもゴリッといったな

  • 177二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:13:01

    バリアうっざ!!
    でもすっくんがとんでもダメ叩き出してくれたおかげで軽減されてもそこそこ入ってる!

  • 178二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:15:24

    宿儺の最大火力50だからこれでもそんな上振れでもないんだよな

  • 179125/12/01(月) 23:21:25

    〈電磁バリア〉

    【成功】蟲偉:6ダメージ減少


    ≪HP減少≫蠱偉の装甲は5点、電磁バリアでダメージ減少6点

    蠱偉:HP30→16


    ≪オーバーヒート≫

    宿儺:HP18→15


    その瞬間、蠱偉の周囲に半透明の何か壁のようなものが飛び出してくる。バチンッと弾かれるように宿儺の炎は多少飛び散るも、その多くは既に蠱偉が食らった後。

    その分、宿儺自身も多少の火傷を負ったが、それは蠱偉が負ったダメージに比べれば小さなものだ。


    「やはり虫は火が好きなようだな。そこまで好ましいのなら、何度でも喰らわせてやるとしよう」


    ■真希のターン(HP15 MP18 装甲3)


    そう叫ぶ蠱偉は見苦しい。あまりにも見苦しくて見苦しくて、いっそのこと痛めつけてやりたくなるくらいに。


    【HO8 檮杌の能力強化】

    専用ダメージボーナスが1d(狂気のラウンド数)ではなく、狂気のラウンド数そのままの固定値となる。また、戦闘中に敵が一体倒れるごとにSAN値が1d10ずつ回復する(自分がトドメを刺さなくとも回復する)。


    ≪異能力の行使によるMP消費≫MPを5消費して一時的狂気"怒髪"状態に

    真希:MP18→13


    ≪一時的狂気の継続ラウンド≫

    dice1d10=10 (10) +4


    ≪狂気内容≫

    1.高揚 2.加虐 3.猛追

    dice1d3=2 (2)

  • 180125/12/01(月) 23:22:41

    >>179

    これ宿儺の装甲3あるのでダメージ0だ

    と言うことで宿儺のHP減少はなし、丁度無傷で蠱偉燃やしました流石宿儺

  • 181二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:25:36

    宿儺オーバーヒートを装甲で弾いたのか
    なんか…なんか宿儺を感じる
    真希さんはいつもの加虐だ!

  • 182二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:26:05

    檮杌、能力強化でかなり使い勝手上がっててすごい気がする
    やったれやったれ!

  • 183二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:26:47

    真希さん最大値出してる!いいぞいいぞ

  • 184125/12/01(月) 23:28:25

    ≪狂気内容≫

    加虐(選択した敵の体力が尽きるまで攻撃対象の変更が不可、尽きた後も対象の変更には〈POW×5〉が必要に)を14R


    いっそのこと、ここまで来ると笑えて来るような気分だった。

    全身に力が満ち、それを放出する瞬間が待ち遠しくて待ち遠しくて、狂おしい。


    「兵器でも道具だとしても、どうだっていい」


    何かを壊すことに、今の自分には喜びを見出していると真希は自覚している。


    「だけどな、私が使われることがあるとしても、使うのはオマエじゃねぇよ」


    宿儺に燃やされ、よろついた蠱偉に真希が迫る。

    ――――その姿は兵器などではなく、かつて生きた鬼人そのもの。


    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉

    真希(90-80) dice1d100=28 (28)


    〈回避〉

    蠱偉(30) dice1d100=10 (10)

  • 185二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:29:39

    戦闘が長引きそう……

  • 186二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:32:39

    や…やっぱり今回の戦闘回避が滅茶苦茶成功する気分にダイスさんがなってるやつだ!

  • 187125/12/01(月) 23:35:19

    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉

    【両成功】真希


    〈回避〉

    【成功】蠱偉


    自らの脚の踏み出しで一歩ずつ地を割りながらも蠱偉に迫った真希は首をねじ折るように回し蹴りを叩き込もうとするも、その致命的な一撃を察したのか、蠱偉は身を捩って躱してしまう。

    それはまさしく命を刈り取りに来た死神だ。

    自分の命が終わる様子を幻視した蠱偉はそれを自覚し、否定する。

    こんなものに自分が殺されていいわけがない。有り得ない。有り得ない有り得ない有り得ない!!


    ■夏油のターン(HP16 MP18 装甲3)(虎杖行動保留中)


    そしてその動揺は一目で見て分かるほどのもの。

    先程躱され、逃げられた夏油は今度こそと蠱偉に仕掛ける。

    真希が荒々しき武の極致だとすれば、夏油のそれは正反対のもの。

    誰にも気づかれずに、姿を消し、気配を消し、そうして誰にも知られずとも為すべきことを為す。


    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉キックに+40の補正、上限95

    夏油(95-49) dice1d100=46 (46)


    〈回避〉

    蠱偉(30) dice1d100=96 (96)

  • 188二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:36:16

    しゃー!いけー!

  • 189二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:37:20

    よし!!!ここまでの成功はこのファンブルのためにある!!
    真希さんに滅茶苦茶動揺してたのをガッツリ夏油に突かれたな!

  • 190125/12/01(月) 23:40:11

    〈キック〉〈マーシャルアーツ〉キックに+40の補正、上限95

    【両成功】夏油


    〈回避〉ファンブルで電磁バリアの使用不可

    【ファンブル】蠱偉


    視線は宿儺と、そして真希へと注がれていた。

    注意を上手く引いている二人に感謝しながらも、夏油は駆け抜けた。

    丁度足を掛けられる段差を跳び上がり、宙に躍り出た夏油はそのまま重力と脚力を乗せて流星のように落ちていく。

    今度はもう気取られることはなくまっすぐと、その一撃は蠱偉に届くもの。


    「ッ、まさか」

    「遅い!」


    ≪ダメージ≫蠱偉の装甲は5

    dice2d8=5 8 (13) + dice1d4=4 (4)

  • 191二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:41:28

    かなりのダメージ!流石だ

  • 192二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:46:00

    良かったね装甲なかったらもう退場だったよ

  • 193二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:47:51

    いいダメージ!バリア無いのもいい

  • 194二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:50:23

    言われてみたらもう瀕死状態?

  • 195125/12/01(月) 23:56:22
  • 196二次元好きの匿名さん25/12/01(月) 23:59:00

    次スレ立て乙です
    なんだか誰よりも先に死にそうですね…
    まだ何が起こるか分からないから気をつけないとな(ダイスを見ながら)

  • 197二次元好きの匿名さん25/12/02(火) 00:00:13

    勝利条件敵の全滅だからまだ結構かかりそう
    バオート・ズックァ=モグの他になんかマコラみたいなやつもいる

  • 198二次元好きの匿名さん25/12/02(火) 00:01:41

    次スレ立て乙です!
    ダイスの機嫌が良いうちに畳み掛けよう

  • 199二次元好きの匿名さん25/12/02(火) 00:02:29

    機蝗神将…八握剣異戒神将魔虚羅…

  • 200二次元好きの匿名さん25/12/02(火) 00:06:32

    >>199

    似てるマコ…?

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