ここだけカフェとトレーナーが結婚してから Part2

  • 1二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 00:27:08
  • 2二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 00:35:55

    10まで保守します

  • 3二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 00:36:31

    前スレ主の方いらっしゃいましたらそちらに建て直していただいてもかまいません

  • 4二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 00:36:49

    連投規制されたら他の方お願いします

  • 5二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 00:37:02

    5

  • 6二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 00:41:56

    おい待てェ どうせ10保守するならただ適当に書き込むだけじゃなくて良さも語っていけェ

  • 7二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 00:46:01

    サンデーが甘えてくれるのめっちゃ好き...トレーナーさんは困惑してるだろうけど

  • 8二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 00:46:21

    カフェとトレーナーがイチャイチャしてたね

  • 9二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 00:49:06

    お友達ノリノリで笑う

  • 10二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 00:49:16

    10

  • 11二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 00:55:44

    続いたのね、モヤモヤしながらも平和に家族やってるのいいよね

  • 12二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 01:09:43

    風呂から上がったら解けてました
    保守ありがとう!!!

  • 13二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 01:12:36

    >>6

    再びの生を謳歌する元幽霊っていうのは良い………

    3年間見守ってきたコンビの下というのもまた尊い…………

    全力でお姉ちゃんぶる姿とかもカワイイ…………

  • 14二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 12:40:33

    あげとく

  • 15二次元好きの匿名さん22/05/22(日) 22:51:58

    サンちゃんの霊感はどうなってるんだろうか
    幽霊経験があるおかげでママと同じく色々見えちゃうのかな?

  • 16二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 10:20:51

    カフェトレがなんだかんだサンデー甘やかすよね

  • 17二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 19:11:12

    >>16た家族だいすきカフェトレも可愛くて好き

  • 18二次元好きの匿名さん22/05/23(月) 20:41:31

    偽たづなさんイベントをサンちゃんが踏んだらどうなるかな
    「まだいたのかよお前………」で済むのかガチ目に怯えるのか

  • 19二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 03:22:54

    タキオンおばさん&モルモットおじさんに「懲りない人ですね………」とか言ってるのを眺めながら(全くだぜ)なんて思い出に浸るサンちゃん………

  • 20二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 12:24:19

    >>15

    スポ根シナリオに加えてホラーが始まったりしそう

    両親ともどもトレセン七不思議やらの怪異に巻き込まれまくるサンちゃん……

  • 21二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 21:21:55

    前スレでジョニー・シルヴァーハンドを連想してた人いるけどカフェそっくりの容姿でギターやらを操る姿は結構似合いそうだわ

  • 22二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 23:12:18

    まだ続いてるのかー
    ……余裕があったらもうちょっとSS書いていい?

  • 23二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 23:16:52

    >>22

    是非是非

  • 24二次元好きの匿名さん22/05/24(火) 23:57:51

    >>22

    正直待ってました!

  • 25二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 01:23:01

    >>22

    お願いします!!!

  • 26二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 04:46:38

    身内に危機が及んだらこんな感じになってそうだな...

  • 27二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 14:18:22

    保守

  • 28二次元好きの匿名さん22/05/25(水) 21:15:38

    サンちゃん絶対モテると思う
    カフェみたいな静かそうな見た目からワイルドな口調と行動が繰り出される
    いたいけな少女達の脳は焼かれる

  • 29二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 03:18:24

    オリジンカフェをちょっと引き継いで文化祭の演劇でアクションスター枠として凄まじい格闘を披露したりしてほしい
    そして生徒達の脳は焦げ焦げになる

  • 30二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 12:25:27

    たまに出てこい近所の警察官のイージーゴア姉貴

  • 31二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 19:26:48

    逆にお友達時代の自分のいたずらが怪談として延々と語り継がれてきたことを知ってしまったサンちゃんというのはどうだろうか
    気まずいやら恥ずかしいやらを必死で隠すサンちゃんはKawaii

  • 32二次元好きの匿名さん22/05/26(木) 21:45:26

    >>26

    サンデー!

  • 33二次元好きの匿名さん22/05/27(金) 06:10:46

    保守

  • 34二次元好きの匿名さん22/05/27(金) 14:37:03

    「パパと結婚する!」をやる妹たちを微笑ましく眺めるサンちゃん
    自分も冗談で言ってみようとしてカフェママのジト目に射貫かれるサンちゃん……

  • 35二次元好きの匿名さん22/05/27(金) 23:00:45

    >>34

    サンちゃんは流石にシャレにならないからね、仕方ないね

  • 36二次元好きの匿名さん22/05/28(土) 10:10:13

    あげ

  • 37二次元好きの匿名さん22/05/28(土) 14:10:46

    友達の恋バナに自分の両親の話を引っ提げて参戦するも滅茶苦茶詳細で困惑されるサンデー

  • 38二次元好きの匿名さん22/05/28(土) 18:26:44

    「美味しかったですね、あなた」
    「ああ、そうだな。……でも本当に俺たちだけでよかったのか?やっぱり3人もつれてきた方が……」
    「あの子たちが、私たちが羽を伸ばせるようにしてくれたんです。厚意は受け取らないと」

    3日前。娘3人から突然チケットを手渡され、カフェとともに小旅行に来ている。
    なんでも結婚記念日の前祝として、3人で少しずつ出し合って用意してくれたらしい。

    「3人が用意してくれたことは嬉しいけど、無理させてないかな?結構高いチケットだろ?」
    「お小遣いを節約して、用意してくれたそうですよ」
    「帰ってから何を要求されるかわからなくて怖いな……」
    「その時は、私もお手伝いしますから……。今は二人きりの時間を楽しみましょう」
    「……そうだな。気にして楽しめなかった方が何を言われるかわからないからな」
    「じゃあ、次はここに行ってみませんか?景色がきれいなハイキングコース、らしいですよ」

    「パパとママ楽しんでくれてるかなあ?」
    「当たり前だろ?俺たちが用意したプレゼントだ。楽しんでなかったら呪ってやる」
    「……でも結構痛手。お姉ちゃんたちはよくても、わたしの貯金はもうちょっとしかない」
    「悪かったって。しばらくカプの買い物は俺が出すから許してくれよ」
    「カプだけずるーい!アタシにも出してよ、お姉ちゃん!」
    「お前はまだ余裕あるだろ?むしろカプのために出してやれよ」
    「お姉ちゃんに比べたらないもん!それに、アタシはたくさん欲しいものがあるしー?」
    「大丈夫。お父さんが帰ってきたら、きっとたくさんお礼してくれる。お土産にも期待」
    「前から思ってたが、結構強かだよなカプ」
    「こうじゃないと、お姉ちゃんたちにいいようにされる」
    「怒りたいけど、カプを利用してパパにお願いしてたから何も言い返せないわ」
    「この話はここで終わりだ!お腹空いただろ?お姉ちゃんが出してあげるから、3人で食べに行こうな」
    「ありがとうお姉ちゃん!大好き!」
    「ご馳走様」

    数日後、帰ってきたら妹二人に大盤振る舞いをし、頭を抱えるサンデーを目撃したが、それは別の話

  • 39二次元好きの匿名さん22/05/28(土) 21:51:27

    >>38

    家族愛いい……………

    今度は皆も一緒に楽しんでほしい

  • 40二次元好きの匿名さん22/05/29(日) 00:28:48

    思い出の温泉旅館への家族旅行とかもいいよね
    溺れたエピソードを思い出して恥ずかしがるサンちゃん……

  • 41二次元好きの匿名さん22/05/29(日) 11:51:00

    すっげぇ甘い

  • 42二次元好きの匿名さん22/05/29(日) 22:48:22

    好き....

  • 43二次元好きの匿名さん22/05/30(月) 10:27:19

    このレスは削除されています

  • 44二次元好きの匿名さん22/05/31(火) 02:24:43

    このレスは削除されています

  • 45二次元好きの匿名さん22/05/31(火) 02:24:52

    このレスは削除されています

  • 46二次元好きの匿名さん22/05/31(火) 03:29:43

    復活ありがたや………
    サンデーのスタイルはどうなったろうか
    ママゆずりか原案ママゆずりか

  • 47二次元好きの匿名さん22/05/31(火) 11:52:10

    復旧されてたか

  • 48二次元好きの匿名さん22/05/31(火) 21:27:30

    復旧大いに助かる
    夜寝た後に幽体離脱して「俺ちょっとやらしい雰囲気にしてきます!」をするサンちゃん
    翌朝パパにお叱りを受けた模様

  • 491/222/06/01(水) 00:14:03

    「お姉ちゃん!この服どう思う?」
    「よく似合ってると思うな。ダムの可愛さが強調されてるぜ」
    「やったあ!じゃあこの服3着買うね!」
    「3着?どうしてまた……」
    「1着はアタシ。あとの2着はお姉ちゃんとママが着るの!お揃いだよ!」
    「私も……?そんな、似合いません……。それに、ダムちゃんたちとお揃いにしたら、私だけ浮いて……」
    「そんなことないと思うけどな。パパもそう思うだろ?」
    「カフェなら何を着ても似合うよ」
    「……あなたは口がうまいですから……。それに、私の服を絶対に否定しませんし……」
    「じゃあ質問を変えるぜ。この服は俺に似合うと思うか?」
    「ああもちろんだ。ダムもだけど、サンデーもばっちり着こなしてるぞ。まるでサンデーたちに向けて作られたみたいだ」
    「ならママが着ても問題ないよな。だって、街でよく間違えられるんだ。体系顔立ちが似ていて、似合わないなんてことはないだろ」
    「そうだよママ!3人でお揃いにして、みんなの視線集めちゃおうよ!」
    「うう……わかりました。私も着ますから……」
    「そうと決まればもう少し見繕おうぜ。せっかくのお揃いが1着だけなんてのはもったいねえからな」
    「ええ……?」

    そう言って3人は新しい服を探しに行った。カフェはちょっと戸惑っていたが、きっと問題ないだろう
    3人がいなくなったところで、俺も自分の服を―

    「お父さん、私も一緒に行っていい?」
    「カプ?3人と一緒に行かなくていいのか?」
    「いい。私はお姉ちゃんの趣味とはちょっと合わない」
    「そうか?でも俺の服なんて当然メンズだぞ?」
    「いい。私はメンズの方が好き。それに、サイズも選べる」

  • 502/222/06/01(水) 00:14:45

    そういわれると無理にとは言えない。この子だけほか2人に比べてかなり成長したので、昔から服選びは困っていた。

    「なら一緒に行くか」
    「うん……。お姉ちゃんたちにはばれない様に―」
    「カプ!一緒に来ないの?カプもお揃いにしない?」
    「……悪いけど、そういうひらひらはあまり好きじゃない」
    「そうか?カプにも似合うと俺は思うけどな」
    「それに、お姉ちゃんたちとはサイズが合わない。同じのがあるかも不安」
    「……それは自慢かしら、カプ?」
    「一人だけパパに似て成長しやがって!姉の威厳が無くなるんだ!俺にちょっとサイズ寄越せ!」
    「アタシもよ!アタシには身長を分けなさい!」
    「こうなるから嫌……。お父さん、また後でね」
    「ああ……」

    そう言って娘三人は駆けて行ってしまった。ほかの人に迷惑をかけないようにやってほしいものだが……

    「……賑やかですね」
    「ああ、まったくだ」
    「……ところであなた」
    「なに?」
    「……こういうの、今の私に似合うと思いますか……?」

    そう言ってカフェが手にしていたのは、かなり肌面積が大きくなりそうなデザインの服であった―

  • 51二次元好きの匿名さん22/06/01(水) 10:41:30

    発育に嫉妬するお姉ちゃんズかわいいね…………
    カフェのあの雰囲気で露出多めの服なんて着たら普段とのギャップやらで旦那の脳が焼かれてしまうのでは?

  • 52二次元好きの匿名さん22/06/01(水) 20:34:54

    3人それぞれが仲良くて和む...

  • 53二次元好きの匿名さん22/06/02(木) 05:59:10

    4人目できちゃわない?

  • 541/322/06/02(木) 11:16:45

    俺の娘、特に下2人はかなりスキンシップが多い方だ。
    だが、今日のスキンシップは、俺から見ていつもと少し違っていた。

    「お姉ちゃん、もうちょっと強くギュっとして?」
    「別に構わねえが……どうした?何か嫌なことでもあったか?」
    「そうじゃないけど……お姉ちゃんにギュッとしてもらいたいの」

    「カプちゃん……そろそろ放してもらえませんか……?ご飯の用意が……」
    「ダメ。もう少し、お母さんはここにいて」

    家に帰ってから最初に見えた光景がこれだった。
    次女と三女が、長女と母に甘えている。一見するとほほえましい光景だが、様子から察するに、単純に甘えているというわけではなさそうだ。

    「あ、おかえりなさい、あなた。……すみません、まだご飯の用意ができていなくて」
    「問題ないよ。でもどうしたの?」
    「帰ってきた途端にこれだ。理由を聞いても教えてくれねえし……。ダム、顔を擦り付けるんじゃない」
    「やだ。今のアタシにはお姉ちゃん成分が必要なの」
    「喧嘩とかではないみたいなんですが……ひゃっ!?カプちゃん、くすぐったいです……」
    「ごめんなさい。でも、お母さんとくっついてると落ち着くから……」
    「……しばらくはこのままかもな。今日は俺がご飯の準備するよ」
    「はい、お願いします。この子たちが落ち着いたら、手伝いに行きますから」

    しばらくして夕食の準備ができたが、結局ダムもカプも離れることはなかったようだ。
    心配なのは当然として、俺が蚊帳の外に置かれている気がしてなんだか悲しい。

  • 552/322/06/02(木) 11:17:14

    「……ごちそうさま。たまにはお父さんのも、悪くない」
    「ママの方がおいしいけど、トレーナーなだけあって考えられてるもんね」

    俺の料理に対してコメントを残す2人は、先ほどよりかは元気になっているようだ。
    これならさっきまでの状態について、何か聞けるかもしれない。

    「なあダム、カプ。話せるなら、どうしてああなっていたのか教えてくれるか」
    「……お父さんには言いにくい」
    「でも言わないと、慣れるまでずっとこのままになるかもしれないわ」
    「……わかった。なら言う」

    俺に関することが原因のようだ。まさか、俺の何かが気に入らないとかだろうか?
    何を言われるか不安を覚えながらも、覚悟は決まった。

    「お父さんの考えてくれたトレーニングメニューがしんどかった」
    「だからいつもより疲れちゃって……」
    「……ん?」
    「お姉ちゃんは問題なくこなしてたし、教官のメニューはこなせてたから、大丈夫だと思ってた」
    「まさかあそこまでしんどいなんてね。ママもお姉ちゃんもよく簡単にやってたよね」
    「もしかして、ただ単にトレーニングで疲れてただけか?」
    「……そう」
    「だって恥ずかしいじゃない!トレーニング前にあれだけ”お姉ちゃんやママと同じ感じにしてね”なんて言っておいて、疲れて動けなくなってるなんて」
    「……あれは少しずつ慣らしていくんですよ。最初から全部全力でやったら、身体がもちません……」
    「俺がちゃんとやり方を伝えとくべきだったな。ついてくるから問題ないのかと思っちまった」

    嫌われたようでなくて安心した。明日からのメニューはもう少し段階を追ったものに変更しよう。
    このままだとサンデーと同じメニューをやろうとするだろうから。

  • 563/322/06/02(木) 11:17:32

    「ともかくダムとカプの件は解決だな。あとは―」
    「あと?まだ何かあるのか?」
    「……気づかれていないと思っていたんですか?さっき疎外感を感じて落ち込んでましたよね?」
    「だから今度はパパの問題解決だ。ダム、カプ!お前らも手伝え!」
    「はーい!」「うん」
    「ちょっと待て!ここまでされる必要は……」
    「お父さん、抵抗しないで」
    「かわいい娘たちが気を使ってくれてるんだから、受け入れてよね?」

    抵抗しようにもこういわれてはどうしようもない。
    結局4人が離れるまで、為すがまま抱き着かれ続けた。
    一番最後までくっついていたのはカフェで、離れる直前に「あなたは私のものですから……」と言っていたのは多少怖かったが。

  • 57二次元好きの匿名さん22/06/02(木) 21:41:38

    カフェ可愛いなおい

  • 58二次元好きの匿名さん22/06/03(金) 08:46:56

    あげ

  • 59二次元好きの匿名さん22/06/03(金) 18:49:34

    嫉妬するカフェが可愛すぎる
    ちょっと重みのあるクソデカ愛情いいよね………

  • 60二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 04:56:01

    >>40

    今度は肉体があるからちゃんと温泉を温泉として楽しめるんだろうな

    コーヒー牛乳を飲んでみて味に困惑したりしてそう

  • 61二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 09:17:12

    ええなほんと...

  • 62二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 19:33:29

    あげ

  • 63二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 22:56:01

    「危ない人」扱いされてるタキオンお姉さん
    子供同士は普通に仲良しだしタキモル両方も子供からの好感度は高いががカフェ夫妻は過去の諸行から若干警戒している

  • 64二次元好きの匿名さん22/06/04(土) 23:04:56

    良いなぁ

  • 65二次元好きの匿名さん22/06/05(日) 05:17:07

    SSの人も来てくれたみたいで嬉しいわ

  • 66二次元好きの匿名さん22/06/05(日) 12:59:32

    あげ

  • 671/222/06/05(日) 19:31:12

    「やあカフェ、久しぶりだね。今日は呼んでくれて感謝するよ。お礼といってはなんだが、新開発のこの代謝を活発にし、太りにくくなる薬をあげようじゃないか!」
    「いりません……そもそも私は、学生時代から2kgしか増えていませんし、体形も変わっていないので……」
    「えー!?ずるいじゃないかー!私はトレーナーくんと結婚してから体重管理に苦しんでいるというのに!いや待て、カフェの体質を調べることで、私にも応用の利く仮説が得られるんじゃないか?そうと決まればカフェ!早速実験としようじゃないか!」
    「嫌です……そんなことに付き合う義理はありません」
    「まあまあそう言わずに、君と私の仲じゃないか。学生時代の生身のお友だちを助けると思って―痛ぁ!?」

    こいつは昔から変わってねえな本当に。カフェが困ってるじゃねえか。今となってはこいつの実験試料を燃やすことはできないが、その分物理的干渉を使ってやる。幸いこいつに俺の正体は感づかれてない。幼い娘による事故として処理されるだろうしな。

    「タキオンさん、ごめんなさい。妹たちと遊んでたら、ボールがタキオンさんの方に……」
    「すみません、タキオンさん。うちの娘が……」
    「い、いや構わないよ。このくらいの年の子が元気なのはいいことだからね。ふぅん……きみはサンデー君だったかい?大きくなったねえ。今何歳だい?」
    「10歳」
    「トレセン学園への入学も近づいてきてるね。そういえばトレーナーくんが、君のトレーナーが娘とのチーム創設を目指して張り切っているとよく言っていたな。ふむ、なるほど……」
    「……タキオンさん、私の娘を実験台にしようなんて、考えていませんよね?」
    「なあカフェ、いくら何でも私に対する信頼感がなさすぎやしないかい?」
    「今までやってきたことをよく考えてみてください……」

    タキオンがカフェたちに何をやってきたのか、俺が知っているのは一部でしかないが、このカフェの反応からすると俺がいなくなってからも色々と困らせてきたんだろう。あとでこいつのカバンにいたずらしておいてやろう。

    「ママ?その人だれ?」
    「お母さんの友達?」

    しばらく戻ってこなかったことを心配に思ったんだろう。ダムとカプがやってきてしまった。俺に比べて純粋で素直な妹たちだ。タキオンに騙されて薬を飲まされるかもしれない。お姉ちゃんがちゃんと守ってやるからな。

  • 682/222/06/05(日) 19:31:46

    「ダムちゃん、カプちゃん。この人はタキオンさん。昔に合ってるけど、小さかったからあまり覚えてないかな」
    「アグネスタキオンだよ。君たちのお母さんとは学生時代ライバルで、よく一緒にいたんだよ。」
    「じゃあママのお友だち?」
    「まあそういってもいいかもしれないねえ。カフェがどう思っているかは、私にはわからないからね」
    「お母さん、この人とお友だちじゃなかったの?」
    「タキオンさん、あまりこの子たちを、不安にさせるようなことを言わないでください……。優しい子たちなので……」

    タキオンのやつ、薬以外にもカフェを困らせてやがるな。あとでカフェがこいつのために用意するはずの紅茶の中に、少しだけコーヒー混ぜてやる。

    「そうだ!アタシたちも自己紹介しなくちゃ!アタシはヒルノダムール!」
    「私、ジョーカプチーノ。その……初めまして、タキオンさん」
    「ダムール君にカプチーノ君だね。サンデー君より私に懐いてくれるといいんだけどねえ」
    「サンちゃんにいろいろしようとしたから警戒されてるんですよ……」
    「……私のせいなのかい?」
    「今まで私に何したか考えてみたら?」

    この体になってからタキオンにいろいろとちょっかいを出されたんだ。この程度の対応で済ませているだけで感謝されたいくらいだ。

    「……タキオンさん、お姉ちゃんに何したの?」
    「お母さんにも何かしたって聞こえてた。」
    「なあカフェ?もしかして、もう警戒対象にされてるのかい?」
    「……タキオンさん、あきらめてください」
    「え~~~~~~~~~!?」

    妹二人にすでに警戒対象にされてしまったことを悟ったタキオンの叫びがこだました。
    この感じなら、俺が二人を守らなくてもタキオンに余計なことをされる可能性は低いだろう。
    ……それにしても、もう少しこいつも自分の雰囲気を変える努力をするべきなんじゃないか?

  • 69二次元好きの匿名さん22/06/05(日) 21:45:48

    まぁタキオンはそうなるな

  • 70二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 08:40:08

    拾ってくださった………
    サンちゃんにもよからぬことをしたのか………

  • 71二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 18:01:30

    人妻タキオンは危ない魅力たっぷりのお姉さんに育ってそう

  • 721/322/06/06(月) 20:47:29

    「トレーナーさん……どうしてですか……?私のことは、もうどうでもいいんですか……?」
    「ママ、そんなに気落ちするなよ?さすがに飲みすぎだって」
    「放っておいてください!あの人と一緒にいられる時間の長いサンちゃんには、今の私の気持ちはわかりません!」
    「ママの今の気持ちはわからないけど、さすがに放っておけないな。そんなに強くないんだから、明日に響くよ?」
    「いいんです!明日は一日、お布団から出ません!出ても惨めなだけです!」

    何を言っても返ってくるのはこんな卑屈な言葉ばかり。仕方がないとはいえ、今日あいつが帰ってこないことが本当に腹立たしい。
    かといって、今のカフェへの対応をダムやカプにさせるわけにはいかない。長女として、カフェのお友だちとして、俺が何とかしないといけないんだ。

    「……ねえカプ、ママに何があったの?見たことないくらい荒れてるし、お酒の缶が散乱してるけど」
    「お父さん、明日緊急の会議が入って、帰ってこられなくなった」
    「あれ?でも確か明日って」
    「うん。お父さんとお母さんが、二人きりで出かける予定だった。お母さんずっと楽しみにしてたから」
    「だからいじけて、やけになってあんなにお酒飲んでるんだ」
    「もう2時間くらいあんな感じ。お姉ちゃんが宥めて、多少ペースは落ちたけど、まだ続きそう」
    「お姉ちゃんも大変ね。アタシたちも手伝った方がいいんじゃない?」
    「お姉ちゃんが一人でやるって。私達がかかわったら、余計にヒートアップするからってお姉ちゃんが」
    「そっか……頑張って、お姉ちゃん」
    「それと、お母さんがあんな感じでご飯が用意できてないから、外で食べてきてほしいんだって。お金はお姉ちゃんが出してくれた」
    「そう?じゃあ一緒に食べに行きましょ」

  • 732/322/06/06(月) 20:48:12

    ダムたちは出ていったな。カフェの不満の対象があの二人に向くのも時間の問題だったからな。
    俺は慣れているが、あの二人は基本的にカフェに詰められたことがないから、今後の関係に影響が及んだかもしれない。

    「サンちゃんたちはいいですよね。トレーナーさんと、たくさん時間を過ごせるんですから」
    「そうだな」
    「本当は、あの人は私のトレーナーさんなんです。私を見て、ずっと一緒にいてくれた人なんです」
    「うん」
    「あなたのことも、見えなくても信じてくれて。あの人だから私は好きになって、結婚して、幸せだったんです」
    「カフェを幸せにできたのはパパだったからだもんね」
    「それなのに!私とのお出かけより、お仕事の方を優先して!トレーナーさんにとって、私はもう過去のウマ娘なんでしょうか?」
    「そんなことない。いつだってパパはカフェのことを大事に思ってるさ」
    「本当ですか?」
    「当然だろ?いまだにパパのトレーナー室にはカフェとの写真が飾ってあるし、カフェのトレーニングメニュー、ほぼ全部残してるんだぜ?」
    「……」
    「だからさ、パパが帰ってきたら、二人で話せよ。きっとカフェのお願いを聞いてくれるから」
    「そうでしょうか……」
    「好きなんだろ?なら信じてやれよ。少なくとも、パパは明日の埋め合わせをどうするかちゃんと考えてるはずだぜ?とりあえずこれ以上は身体に悪い。飲むのやめて今日は寝るべきだぜ、ママ」

    俺がカフェにできるのはここまでだ。これ以降はあいつとカフェの間の問題だ。
    念には念を入れて、あいつにカフェの状態の簡単な説明と、ちゃんと誠意を見せるべきだとメールしておいてやるか。
    まったく、いつまでたっても世話の焼ける奴らだ。だからこそ、俺はこの2人を大切に思えるんだがな。

  • 743/322/06/06(月) 20:48:42

    「~♪」
    「お姉ちゃん、ママ凄く機嫌いいんじゃない?」
    「2日前の状態が夢みたい」
    「まあそうだろ。昨日パパがママに謝って、いろいろしてたみたいだしな」

    昨日、会議が終わってすぐあいつが帰ってきた。その時の顔は本当にこの世の終わりみたいな状態だった。
    あいつとしてもカフェとのお出かけができなかったことを残念に思っていたんだろう。
    せっかくの夫婦水入らずの時間を邪魔したら悪いと思って、妹二人連れてゴアのところに泊めてもらったわけだが、あの感じだと……まあ間違いないだろう。

    「後でパパをねぎらってやらないとな」
    「どうして?お父さんは元気。あまり気を使うと、喜びすぎて逆に調子を崩す」
    「そうはいかないのが大人ってもんらしい。特にママが絡むとな」
    「大人って大変なんだねー。アタシもパパみたいに、大切にしてくれる人見付けたいな~」
    「それパパの前で言うなよ?ショックで倒れるかもしれないしな」
    「お母さんのお父さん好きもだけど、お父さんの私たちに対する気持ちも大概」
    「そう言ってやるなカプ。大切にされないよりかはましだぞ?」
    「それはそう」

  • 75二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 21:00:12

    ネタのストックがあと3つしかないノーネ
    見たいシチュエーションか絡ませたい子がいたら言ってほしいノーネ
    出された案は前向きに検討するノーネ

  • 76二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 21:01:01

    ふぅん…仲が良いことで…全く…ご馳走様!

  • 77二次元好きの匿名さん22/06/06(月) 23:56:53

    カフェはお酒飲むとダメになりそうだよねわかります

  • 78二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 03:52:21

    デジたんママも見たいかも………
    あんまりよそと絡めるのはよくないかな?

  • 79二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 07:39:54

    今になって思うと、ダムとカプの年齢逆だったかも……
    まあいいよね抹消日はだいたい一緒だし、カフェの娘にサンデーがいる世界で細かいこと気にしちゃ

  • 80二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 14:05:22

    グラスとか他のママさんとの絡みとか?

  • 81二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 18:33:08

    スイープとかと絡んで欲しい

  • 82二次元好きの匿名さん22/06/07(火) 22:58:11

    保守

  • 831/322/06/08(水) 01:05:23

    「むふふ~ウマ娘ちゃんの普段は見られない姿が見られて、ファン感謝祭様様ですな~」
    「学生時代も今もウマ娘の近くにいられる立場なんだし、そこまで重要なのか?」
    「当たり前じゃないですか!ファン感謝祭だからこそ見られる姿というものがあるんです!」
    「そういうものかなあ」
    「そういうものですよ!全く、もっとウマ娘ちゃんのことを考えてください!」
    「わかったわかった。で、次のやつが、今回デジタル一推しなんだな?」
    「はい!そりゃあもちろん!なんといってもめったに見られない組み合わせのライブですからね!」

    今日あたしが一番見たかったライブ、それは―

    「ここです!ここでデジたん的メインイベントが開催されるんです!まあ、デジたんにとってはすべての出し物がメインイベントなわけですけども」
    「なになに……姉妹ライブかつトークショー?誰が出る予定なんだ?」
    「それは参加してからのお楽しみです。ささ!ベスポジ確保のために乗り込みますよ~!」

    「おうお前ら!よく来たな!」
    「今日はアタシたちのライブとトークショー、楽しんでいってね~!」
    「私も、お姉ちゃんたちと一緒に頑張る」

    推しが!姉妹揃って!勝負服で!言葉にできないほど素晴らしい光景が、デジたんの目の前で広がっています!
    こんな幸せ味わってもいいんでしょうか!いいですよね!こんないい場所まで取って、楽しまなかったら罰が当たっちゃいますよね!

    「マンハッタンカフェの娘たちか。姉妹仲もいいことで有名だし、学園でも一緒にいることが多いけど、3人のライブは珍しいわけか」
    「そうです!長女のサンデーさんは中距離、次女のダムールさんは中長距離、三女のカプチーノさんはスプリント・マイルが主戦場ですから。3人揃って出走するレースはほとんどないんですよ!」
    「それで、今回は感謝祭の出し物として、3姉妹揃って登場なわけか」
    「その通りです!カフェさんのところの3姉妹は人気が取っても高いのに、なかなか一度に推せないので、箱推しのデジたんにとっては辛かったんです!」
    「確かに、周りも大盛り上がりだな。応援するのはいいけど、倒れないように―」
    「あっあっあっ!トレーナーさん!カプチーノさんが、あたしの方を見て手を振って……。ひょええええええええええ!サンデーさんとダムールさんが手をつないで歌ってます!もう無理ぃ、しんどいぃ……」
    「早すぎる……」

  • 842/322/06/08(水) 01:06:12

    推しのこれでもかというほどのパフォーマンスを前に、デジたんの心臓は限界ギリギリです。
    ですが、この機会を逃せば次はいつになるかわかりません!たとえアタシの命がここで尽きようとも、最後まで耐えきってみせますとも!それがウマ娘ちゃんを愛する、デジたんの矜持ですから!

    「コヒュー、コヒュー」
    「……大丈夫か?」
    「ハイ、ダイジョウブデス。ジカンヲカンガエルト、アト1キョクウタッタラトークノハズデスカラ。アトスコシ、タエキッテミセマストモ」
    「みんな、楽しんでくれた?残念だけど、次が最後の曲になっちゃうの」

    ああ、この素晴らしいライブもあと1曲だけ。
    名残惜しい気持ちはありますが、この至福の時間をデジたんアイに刻み付けて、また頑張っていきましょうとも。

    「最後の曲を歌う前に……特別ゲストを呼んでるんだ。本当ならもっと早く出てきてもらう予定だったんだが……」
    「恥ずかしいのか、舞台袖で固まっちゃってるの。みんなも特別ゲスト見たいよね?」

    ほえ?特別ゲスト?そんな情報どこにも載っていなかったのに……。
    カフェさんの3姉妹が呼ぶことのできるウマ娘ちゃんはたくさん候補がいますからね。いったいどんな子でしょうか?

    「むう、引っ込もうとしてる。あれじゃいつまでたっても次にいけない」
    「あれだと呼んでも出てこないだろうなあ」
    「場合によってはアタシたちだけで最後まで歌ってもいいけど……やっぱりみんな、ゲストがだれか気になるよね?」
    「「「気になる―!!!」」」
    「よし、無理やりにでも連れてこよう!カプ、頼めるか?」
    「任せて、すぐに連れてくる」

  • 853/322/06/08(水) 01:07:23

    「デジタル、ゲストはいったい誰だと思う?」
    「いや~わかりませんねえ。サンデーさんもダムールさんもカプチーノさんもお知り合いの多い方ですし……」
    「もう、ー。早く出てきてくれないと、みんな困ってる」
    「でも、私なんかが出ても……」
    「そんなことない。おーさんがでてきたら、みんなびっくりして喜ぶ」
    「だって、私はもう昔に引退して―」
    「言い訳しない。自分で出てこないなら、無理やりにでも連れて行くから」
    「ま、待ってカプちゃん!降ろして!」
    「……はえ?」

    カプチーノさんに抱えられて登場したウマ娘ちゃん、どこかで見覚えが……。
    黒くてきれいな腰までとどきそうな髪で、漆黒の勝負服を身にまとい、サンデーさんにそっくりなその姿は―

    「もう!遅いよママ!」
    「みんな待ってるんだから、手早く自己紹介してくれよ?」
    「うぅ……。その……皆さん、お久しぶり、です……。……マンハッタンカフェ、です……」

    名前が告げられた瞬間、会場全体から大歓声が上がりました。でも、不思議なことに、あたしは何も言えず、動けなくなったんです。
    気を失ったわけではありません。だって、周囲の人の動きははっきり見えましたし、ステージ上のやり取りも聞き取れていました。でも、身体が全く動かなくて。
    カフェさんのパフォーマンスは、十数年前の現役時代から全く変わらず洗練されていて、トークも親子、姉妹の仲の良さが感じられて、何度も尊みで爆発しそうになりながら聞いていました。
    全て終わってカフェさんたちがステージから去った後は、もう一切の記憶がありません。気が付いたら、自宅のベッドの上で、すぐそばに自分で買った覚えのないサンデーさんたちのグッズが並べられていたんです。
    この日のデジたんの身に起きたことはよくわかりません。いえるのは、サンデーさんたちのパフォーマンスが素晴らしかったことと、カフェさんの登場によって、デジたんの感情がオーバーフローしかかったということだけです。

  • 86二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 11:28:04

    あげ

  • 87二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 12:06:11

    恥ずかしがるカフェと尊死するデジたんかわいい……
    推せる………………

  • 88二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 18:43:37

    >>74

    四女レッドディザイアですかねこれは

  • 89二次元好きの匿名さん22/06/08(水) 23:18:15

    カフェとサンデーによってデジたん爆発しちゃったよ

  • 90二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 05:58:51

    トレーナーさんの方も伝説になりそうだな
    妻+三姉妹合わせて全距離のトロフィーを量産する男……

  • 91二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 13:07:06

    とてもいい、照れカフェいいぞ

  • 921/322/06/09(木) 14:03:13

    朝、いつもより早く目を覚ます。
    隣にいる大切な人の緩んだ寝顔を見ると、幸せな気分に包まれる。
    この幸せにいつまでも包まれていたいという思いはある。けれど、そうもいっていられない理由が今日はあった。

    「早くこれを片付けて、気付かれないようにしないと……」

    この洗濯物を、娘に見られるわけにはいかない。もしも見られてしまったら、きっと娘たちは自分のことを軽蔑する。
    幸いなことに、今日ほかの洗濯物はない。この洗濯物さえ片付けてしまえば、使ったことを知っているのは自分と夫のみだ。
    手早く作業を進めよう。アイロンがけは定期的に行っているので、それ以前の工程をみられなければ、問題はない。

    無事に作業を終え、乾燥のために外に出した後、眠気に襲われた。
    昨日はあまり眠れなかった。時計を見るとまだ6時になっていなかった。

    「サンちゃんたちが起きてくるまでまだ時間はありますね……。少しだけなら……」

    ……そう思ったことが致命的であった。
    目を覚まし、時計を見る。目に飛び込んできた情報を私は信じることができなかった。いや、信じたくなかった。
    時計の針は、すでに8時を指そうとしていた。

    「ママ、おはよ~」
    「おはよう、お母さん。お母さんがこの時間まで起きてこないなんて珍しい」
    「お、おはよう、ダムちゃん、カプちゃん」

    リビングに出ると、すでに娘2人が起きてきていた。

    「サンちゃんは?まだ起きてない?」
    「お姉ちゃんは、走りに行った。もうすぐ帰ってくるはず」
    「そ、そう」

  • 932/322/06/09(木) 14:03:49

    長女がいないのはせめてもの救いだった。あの子に見られたら、どんなふうに揶揄われるかわかったものではない。
    それに、まだ気が付いていないなら、二人に気づかれる前に回収して―

    「ところでママ、気になってることがあるんだけど……」
    「どうしたの?」
    「なんでママの勝負服が外に干してあるの?」

    終わった。気付かれてしまったという事実が重くのしかかり、私の意識は途切れる直前まで追い込まれてしまった。もう隠すことはできない。これで、娘たちからの評価は地に落ちてしまうだろう。

    「昨日勝負服を着ることがあったから、きれいにしないと、と思って……」

    自分で言っておきながら、苦しい言い訳だ。どうして着たのかを聞かれるにきまっている。そうなれば誤魔化すことはできないだろう。賢い子たちなので、言い繕ってもすぐに気づくにきまっている。
    娘の次の言葉が怖くて、目を伏せてしまう。

    「そうなんだ。やっぱりママはすごいね!」
    「……えっ?」
    「だって、いつでも勝負服を着られるように、自分の体を確認してるんでしょ?今でも自己管理に余念がないから、現役時代に活躍できたんだ!」
    「うん、私もお母さんを見習って、ちゃんと管理できるようにならないと」

  • 943/322/06/09(木) 14:04:36

    娘たちは私のことをいいように解釈してくれているようだ。娘の勘違いを利用するようで申し訳ないが、そう思われているならば、そう思ってもらっていた方がいいだろう。

    「そろそろいかなくちゃ!行くよカプ!」
    「うん。じゃあお母さん、行ってきます」
    「うん、行ってらっしゃい」

    助かった。娘たちに勝負服の真実を気付かれずに済んだ。あとは早く勝負服を回収して―

    「ただいまー。ママ、ダムたちはもう行った?」
    「おかえりなさい、サンちゃん。うん、二人とももう行ったよ」
    「じゃあ言っちゃうけど……。もうちょっと気を付けた方がいいぜ」
    「な、なんのこと?」
    「わかってるんだろ?今回はダムとカプは俺が誤魔化しておいたけど、いつもうまくいくとは限らないからな」

    動揺する私を尻目に、サンちゃんは用意していた荷物をもって行ってしまった。
    きっと夫が学園に行ったら、このことでさんざんサンちゃんに揶揄われるでしょう。
    恥ずかしいことですが、私のまいた種なので、しっかり謝っておかないといけませんね……。

  • 95二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:01:10

    とてもいい...

  • 96二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:23:41

    こいつらうまぴょいしたんだ!

  • 97二次元好きの匿名さん22/06/09(木) 22:38:39

    いつもの助かる

  • 98二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 09:03:01

    うまぴょい!うまぴょい!

  • 99二次元好きの匿名さん22/06/10(金) 20:21:54

    いいぞ....

  • 100二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 04:26:30

    ちょっとだけBあたりがきつくなってると私性合

  • 101二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 05:46:12

    蒔いた種というよりも、種を蒔かれたのでは?

  • 102二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 12:37:04

    このレスは削除されています

  • 103二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 22:39:02

    まいた種で笑ってしまう

  • 1041/522/06/12(日) 01:30:38

    「やあサンデー、待ってたよ。今日はゆっくりしていってくれていいから。君たちも、遠慮はしなくていいから」
    「おうありがとよ。……ダム、カプ。そんなところで身構えてないで、お姉ちゃんと一緒に来いよ」

    今日は妹2人を連れてゴアのところに泊まることにした。
    急な頼みを快諾してくれたゴアには感謝しているが、なぜか妹2人が妙に緊張している気がする。
    普段は初対面の相手にも物怖じすることなく積極的に関わっていく2人が、いったいどうしたというのだろうか?

    「ねえお姉ちゃん、この人は信用していいの?」
    「どういうことだダム?ゴアが怪しいってのか?」
    「……栗毛で、いろいろとおっきくて、お姉ちゃんと親しげな大人のウマ娘。警戒対象の要素がたくさん」
    「……タキオンとは違うから安心しろ」

    どうやらゴアの諸要素がタキオンと重なることもあり、警戒しているようだ。全くあいつはこういうところでも俺たちに変な影響を与えやがる。

    「ねえサンデー、もしかして私この子たちに嫌われてる?それならちょっとショックだな。私、人に好かれることに関しては自信あったからね」
    「気にするなゴア。単に人見知りしてるだけだ。お前に何か問題があるわけじゃねえよ」
    「それならいいけど……」

    初対面の印象はあまりよくなかったが、きっとだいじょうぶだろう。少なくとも、ゴアが妹2人にとって悪影響を与えるということはないはずだ。

    「ねえねえゴアさん。ゴアさんって昔からお姉ちゃんのことよく知ってたの?」
    「そうだよ。サンデーは昔からいろんな意味で有名だったからね。私や先輩が呼び出される理由の半分くらいは、サンデーと君たちのパパ絡みだったよ」
    「……お姉ちゃん。警察のお世話になるなんて、なにしたの?」
    「いや単純にパパを困らせて、周りの人が心配してくれてたんだよ。わたしたちは慣れっこだったけど、市民の皆さんはそうも言ってられないだろうからね」

    それほど時間をかけずに仲良くなるとは思っていたが、まさかここまでとはな。ゴアが知っていて、妹2人が知らない俺の話の存在は、妹たち、とくにダムにとって、関心をひかれることだったらしい。
    それにしても、こいつの記憶力はどうなってるんだ。俺ですら忘れていたり、そもそも覚えのないことまで事細かく覚えてやがる。まさか、妹たちの関心を引くためにあることないこと言ってるんじゃないだろうな?

  • 1052/522/06/12(日) 01:31:42

    「おっともうこんな時間だ。そろそろ君たちは寝る時間じゃないかい?」
    「いけない!こんな時間まで起きてたら、いろいろ頑張ってることが無駄になっちゃう!カプ、そろそろ寝よっか?」
    「うん。ゴアさん、いろいろ話してくれてありがとう」
    「どういたしまして。サンデーに関する話はまだまだあるからね。続きは明日してあげるよ。お休み、2人とも」
    「おやすみ」
    「おやすみなさい。お姉ちゃんも早く来てね?」
    「わかってるよ」

    妹2人がゴアの用意してくれた部屋に行き、リビングには俺とゴアだけが残った。
    ケロッとしてやがるが、こいつも結構飲んでいる。とっとと寝た方がお互いのためだろう
    いろいろと聞きたいことはあるが、ダムたちと一緒に寝るのも姉として大事な役割だ。どうするべきか……。

    「妹たちにずいぶん慕われてるんだね、サンデー」
    「俺のかわいい妹たちだからな。今までパパやママに負けないくらいには大事に扱ってきたんだぜ?当然だろ」
    「いやー良かったよ。君のパパ好きは正直度を越してると思ってたからね。パパをとられるのが嫌で、妹に冷たくしてるんじゃないかって心配して―痛い、痛い!つねらないでよ!」
    「うるせえ!俺をなんだと思ってやがるんだお前は!」

    このやり取りも慣れたものだ。こいつ俺に蹴られたり叩かれたりするのわかって揶揄ってやがるからな。
    向こうからこうしてくれるおかげで、年齢差を感じずに同期のようにふるまえるのはありがたいが。

    「痛た……。全く、最近は容赦ないね。昔はじゃれついてる感じだったのに。成長を感じるよ」
    「なんでそんな親戚みたいな見方してんだお前は」
    「いいじゃないか、10年以上君とは付き合いがあるんだ。そう思っても不思議じゃないでしょ?」
    「……前から思ってたんだが、お前ずっとこの辺にいるよな。まさかとは思うが、俺に会う機会のために転勤や昇進を拒否してるとかじゃないだろうな」
    「…………」
    「マジかよ……」

    こいつのことが怖くなってきた。警察官としての使命より俺と会う機会を優先するなんてどういう思考しているんだ。

  • 1063/522/06/12(日) 01:32:44

    「さすがに冗談だよ。私も異動や昇進は何回かしてるよ。まあ、君に会う機会を少しでも確保するために、転勤先は府中市周辺にしてくれとは言ってるけどね」
    「それが通るのも大概だと思うんだが」
    「いやー、君は結構警察にも警戒されてるからね。私がこのあたりにいると何かと都合がいいらしいんだよね」
    「お目付け役ってことかよ……」

    まさか俺がそんな扱いになってるとは。確かにいろいろやって、怒られたことは多々あったが、こんな結果になるとは……。こんなことになるくらいなら、もう少し自重するべきだったか。

    「私の話はこのくらいにしない?明日は早くから用事があるからね」
    「そんなのがあるなら、俺たちがくるのは迷惑じゃなかったか?」
    「大丈夫だよ。単に時差の関係で朝になってるだけだからね」
    「時差?海外で何かあるのか?」
    「そりゃあね。ベルモントステークスはみたいじゃない?」
    「ああ、なるほど」

    こっちに来ても、やはり勝鞍のレースは気になるらしい。俺はそんなに気にしてないが、アメリカで人気者だったこいつにとって、やはりアメリカの三冠レースというのは大きいらしい。

    「ケンタッキーダービーやプリークネスステークスも大事だけどね。私にとってはやっぱりベルモントステークスが一番なんだよ」
    「……理由は何となくわかったから言わなくていいぞ」
    「えー、いいじゃない、言わせてよ。私にとってこのレースは重要だからね」
    「俺に初めて勝ったレースだもんな?」
    「そうだね、それも8バ身差で。期待されてたのに君に2冠を持っていかれてたからね。勝てた分喜びも一入さ。8バ身差だし」
    「嫌みか?8バ身を強調しやがって」
    「いいじゃない。結局1回しか勝てなかったけど、君が私につけたバ身差の合計より大きい差で勝てたんだから」

    なんだかイラついてきた。別にこいつにベルモントステークスで負けたことは文句はない。単にこいつの方があの時は強かったんだと思ってるからな。だが、ここまで8バ身を強調されると、三冠馬になれなかったということよりも腹が立つ。
    機嫌がよくなっているのか隙だらけの今なら、こいつに有利を取るのも容易い。そう思った通り、少しの力でゴアのやつを床に転がすことはできた。

  • 1074/522/06/12(日) 01:33:25

    「どうしたのサンデー?気に障った?」
    「多少な。お前の話を聞いていたら、お前と比較して俺をけなしたやつらのことや、三冠取れなかったことへの怒りが湧き上がってきやがったよ」
    「ふーん。で?これからどうするの?君のことだし押し倒したからには、このままなわけないよね?」
    「まあな。せいぜい俺の怒りを買ったことを後悔しないこったな」

    こいつは俺と違って性格はまっすぐだ。ちょっとのことでは反撃してこないだろう。どうすればこいつを一番動揺させられるか、そう考えていた最中、見ていた世界が反転した。
    何が起きたか全く理解できなかった。数秒ののち、理解できたことは、俺とゴアの位置が入れ替わったいたこと、ゴアが俺を抑えているせいで、まったく逃げられる余地がなさそうなことだった。

    「だったら、私の鬱憤も晴らさせてもらおうかな?」
    「おいゴア、何言って……」
    「私だって大変だったんだよ?三冠は逃す、BCクラシックも負ける、年度代表も君に持っていかれる。3代目ビッグレッドの座は夢のまた夢さ」
    「お、おいゴア……?」
    「君の受けた仕打ちも大概だろうけど、私の屈辱はそれ以上さ」
    「今ならまだ間に合うから!離れてくれ!」
    「君が悪いんだよサンデー。酔った私に火をつけた君がさ」

    ゴアの目はいつもの目じゃなかった。あれは完全に、獲物を狙う捕食者の目で―

    「放せって!これ以上は俺もお前も取り返しつかねえよ!」
    「抵抗しても無駄だよサンデー。ただでさえ体格に差があるのに加えて、技術だって私の方が確実に上。おとなしくしてた方が身のためだよ」

    身長はざっと10inch、体重は実際はわからないが、おそらく50lbs以上は違う。どう考えたって俺が勝てる体格差じゃない。それでもここで逃げないと、後々まずいことになる。
    怪我はさせてこないだろうが、酔ってたとはいえ俺にこんなことしてこいつが気にしないわけがない。
    何とか逃げ出す方法を考えねえと―

    「お姉ちゃん、ゴアさん、何してるの?」

    その瞬間、聞こえてきたのはダムの声だった。
    ゴアにも聞こえたんだろう。一瞬で目の色が変わり、いつもの色に戻った。

  • 1085/522/06/12(日) 01:34:17

    「ゴアさん、お姉ちゃんに何してるの?返答次第では……」
    「ああダム、心配するな。ゴアは酔ってバランス崩したんだ。単に事故だから、別にお姉ちゃんは気にしてないぞ」
    「本当に?でもお姉ちゃんさっき何か叫んで……」
    「ゴアはお姉ちゃんよりでかいからな。びっくりしたんだ。本当に何もないから、部屋に戻ってな。お姉ちゃんもすぐ行くから」
    「うん……。ゴアさん、お姉ちゃんに何かあったら、私、絶対許さないから」

    ダムはなんとか宥めることができた。あとはこいつだが―

    「サ、サンデー。私、君にとんでもないことをしようと……」
    「酔ってたんだろ?そんなこともあるさ。忘れろ」
    「でも、君に行ったことの大半は私の―」
    「それ以上言うな。俺はお前のそんな顔見たくねえよ」

    今にも泣きだしそうな、今まで見たことのないようなゴアの顔を見ると、さっきまでの恐怖心もなくなり、落ち着いてきた。

    「そろそろ俺は寝るぜ。お前も早めに寝ろ。間違ってもこれ以上飲むんじゃねえぞ」
    「うん……。ごめんねサンデー。本当に―」
    「ああ、もういい。お前の謝罪は聞き飽きたぜ。悪いと思ってるなら、明日俺たちにいいもん食わせてくれよ。それでチャラだし、ダムは俺がちゃんと説得するからよ」
    「うん……」
    「あと、これを理由に転属願いとか出すんじゃねえぞ。そんなことしたら、俺はもうお前と会ってやらねえから」

    こうして、俺とゴアの間の事件は終わった。
    翌朝ゴアは申し訳なさそうに縮こまり、ダムはゴアを最大級の警戒を持って迎え、事情を知らないカプは困惑していたが、なんとか関係を取り持つことには成功した。
    ゴアの俺に対する感情は、持っていても当然だ。むしろあれだけの思いを持ちながら、今までおくびにも出さなかったゴアの精神の強さに感服するばかりだ。
    ゴアは俺にとって、気の置けない、昔のことを話せる大事な友人だ。この程度のことで失いたくない。

  • 109二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 11:08:55

    このレスは削除されています

  • 110二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 20:12:50

    危ない展開………

  • 111二次元好きの匿名さん22/06/13(月) 07:00:20

    学園でのサンちゃんは素行の良いシリウスみたいになってそう

  • 112二次元好きの匿名さん22/06/13(月) 07:58:22

    学園じゃパパママの立場もあって偶に授業サボるくらいで大人しくしてそうだし、妹たちとしか絡まなそうだから意外とボッチ扱いなのかもしれない
    それはそれとしてレースじゃ他の追随を許さないしパパ兼トレーナーとのスキンシップが多くて学園外じゃ担当警官いるぐらいでゴシップには事欠かなそう

  • 113二次元好きの匿名さん22/06/13(月) 17:23:14

    それはそれで一匹狼として有名人になってるかもしれないしギャラリーを沸かせてそう

  • 114二次元好きの匿名さん22/06/13(月) 20:59:54

    ネタはまだある、まだあるが……他の人の書いた文章が見たい!
    人の書き方からアイデアをパk……得たい!

  • 115二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 08:12:24

    >>114

    みんな貴方のお話しが楽しみで仕方がないのです

  • 116二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 10:20:34

    この体に生まれ変わってよかったと思うことは多々ある。
    カフェやあいつ、ダムやカプと家族になれたのはもちろん、ゴアのやつとの再会、そしてウマ娘としてもう一度全力でコースを駆け抜けられる機会をくれた神様に少しは感謝してやってもいい。もちろん前世でのツケを返してもらってからだけどな。
    それ以外では……

    「美味え」

    なんでこの国の食い物はこんなに美味いのだろうか。幽霊状態の時は食欲もなくてカフェやあいつが食べてても気にならなかったが、生身の体で食うと本当に食事のありがたさを実感する。
    しかもただ美味いだけじゃない。学園の食堂での食事はウマ娘が走るのに適切な栄養が採れるよう計算されており、なおかつお代わり自由だ。
    必然的に食べ盛りのウマ娘たちは昼時になるとここに集まる。GⅠウマ娘ともなれば周囲からの好奇の視線は避けられないが、実際に声をかけてくる奴は一握りに過ぎない。特に今日はダムとカプが遠征で学園を離れてここにいない分
    だけ距離を置かれてる気がする
    だが、今日はいつもとは雰囲気が違う。ちらちらとこちらを見ながら何かを話してる見覚えのある一団に近づくと目星をつけた本を取り上げた。

    「どうせこんな事だろうと思ったぜ。」

    本はトゥインクルシリーズを走るウマ娘をネタにした雑誌で、学園外で警察のお世話になったことのある俺には馴染み深いゴシップ紙でもある。

    「サンデーさん…っ、これはその…」
    「一応学園内には持ち込み禁止のはずだぜ。そんな面白い記事でも載ってたのか?」

    ペラペラとページを捲る手がピタッっと止まる。独占スクープと銘打たれた記事に並ぶ自分の名と禁断の愛という単語、そして今は自分のトレーナー兼父親になってるあいつとキスし、寄り添いながらホテルに入っていく漆黒の髪をなびかせた見覚えのあるウマ娘の写真。ピントがわずかにボケているが間違いない…

    「そ、それ!!もしかしてサン」
    「ママだ。」

    周囲から一斉にズッコケる音が聞こえる。周りの連中全員耳を立てて聞いてたらしい。口々に安堵や落胆の言葉が溢れ、いつもの賑やかな食堂に戻る。この場にいるやつ全員ダートに埋めてやりたい。
    危険を感じたのか雑誌を取り上げたウマ娘はいつの間にかバ群に消えてしまった。案の定通知を切ってたレース広報用のアカウントは見事に炎上してる。
    前言撤回、神様とやらが本当にいたら次こそ〇す……

  • 117二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 10:24:39

    以上、支援代わりのお目汚しSSです。記事自体は古参のカフェファンが撤回させたということで一つ
    見た目そっくりなので、カフェと間違われるなら逆もあるよねという概念を垂れ流す

  • 118二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 14:37:13

    いい文章だ……
    サンデーにしてみれば、パパがママ以外に手を出すわけがないという気持ちと、お熱いのはいいが周りには気をつけろよと思ってそう

    これを参考にしてネタを新たに思いついたので、拝借させてもらいますけどいいですね

  • 119二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 17:02:41

    どうぞどうぞ。創作意欲のきっかけになれれば光栄です。
    (本当はサンデーにまざー〇ぁっかーとか散れ、ウマ豚どもってアカウントに投稿させようとしたけど、微妙にイメージ違うかもしれないとお蔵入り)
    まぁ本当にママとうまぴょいしてサンちゃん産ませたのはカフェトレなんですがね(

  • 120二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 00:16:03

    ほんのちょっとだけ、弟ができたときの姉妹の反応が見たいという欲望がある
    でもなー。名前を考えるの面倒だし、これ以上増えたら動かしにくいしなあ
    ……夢って形にするか?

  • 121二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 11:33:45

    このレスは削除されています

  • 122二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 22:04:05

    カフェとサンちゃんはよく姉妹と勘違いされてそうだわ

  • 123二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 22:14:02

    美容と健康のため以外にもウマ娘のランニングについていけるのウマ娘だけだろうし、娘たちが学園上がる前は一緒にランニングとかしてたんだろうな

  • 124二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 09:23:07

    あげ

  • 125二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 19:33:02

    イベントでトレセン学園にやってきたらサンちゃんと間違えられて出し物に参加させられそうになるママ………
    結局特別ゲストとして親子共演するママ………

  • 126二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 22:50:47

    カフェとサンデーだとどちらがバストサイズが大きいんだろうか。カフェは割と嫉妬しそうなイメージだから、もしサンデーの方が大きければ、サンデーがトレーナーとスキンシップ(サンデーは他意はなし)してる時にサンデーのバストがトレーナーにあたってたりしたら内心グギギってなってそう

  • 127二次元好きの匿名さん22/06/16(木) 23:05:33

    >>126

    たまにカフェ挑発してたしね

    たぶんサンちゃんの方が大きい

    具体的には修正前カフェ位

  • 128二次元好きの匿名さん22/06/17(金) 00:12:21

    三姉妹の中で誰が1番パパの事が好きか言い合ってるのを微笑ましく眺めているカフェとトレーナー。
    三姉妹にパパの好きなところを次々言われてデレデレしているトレーナー。
    その耳元で「あなたのことを1番好きなのはわたしですから」と囁いていろんな意味でトレーナーをどぎまぎさせるカフェ。

  • 1291/222/06/17(金) 00:26:21

    ウマ娘にとって、暑さに負けることなく食事量を維持できるかということは、ほかのアスリート以上に重要な要素である。
    夏バテ気味であろうと、体調が悪かろうと、普段と変わらない量を食べられることが、結果を残すことに直結すると主張するトレーナーも存在する。
    しかし、人間とは一線を画す能力を持つウマ娘といえど、構造は人間とほとんど変わらないため、暑さにやられるものもまた存在する―

    「う……もう無理……食べられない……」
    「お姉ちゃん、10分悩んで選んだのに、食べないの?」
    「思ってたより重くて……急に熱くなったから、食欲落ちてるわ……」

    ヒルノダムール、彼女は体調によって食事量が大きく変動するタイプだった。季節の変わり目は彼女にとって鬼門であった。

    「カプ、食べられるなら全部食べていいわよ……。アタシはもういらないから」
    「そう、じゃあ頂きます。……お姉ちゃん、あまり食べてないから顔色悪い。パパに気づかれる」
    「うぅ……アタシだって食べられるなら食べたいわよ。でも無理だもん」

    一時的とはいえ食事量が落ちることで、パフォーマンスが悪化する。
    中長距離を主戦場とする彼女にとって、この時期の食欲不振は宝塚記念に向けて死活問題でもあった。

  • 130二次元好きの匿名さん22/06/17(金) 00:26:45

    このレスは削除されています

  • 1312/222/06/17(金) 00:27:12

    「カプが羨ましいわ。食欲不振とは無縁の人生だものね」
    「ご飯を食べられる以上の幸せは限られる。食べられる時に食べておかないと」
    「それでなんで太らないのかしら……。不公平だわ……」

    競技者として、体格に優れていた方が有利なことは理解している。しかし、年頃の女の子である以上、体重には敏感にならざるを得ない。姉妹の中でも特にその傾向が強いダムールにとって、自分の倍以上は食べていながら、一切太る傾向のない妹は、羨ましくも妬ましくもあった。

    「持って生まれた体質の差。あきらめて」
    「それでもあれだけ食べてほとんど体重の変動がないのはおかしいわよ!」
    「それは間違い。私は増減激しい」
    「じゃあなんでダイエットしてるの見たことないのよ。いつも一緒にいるのに」
    「私はちょっと動いたらすぐ戻る。……お姉ちゃんたちよりいろいろ大きいから」

    この発言はダムールの逆鱗に触れた。ただでさえ食欲不振で調子が悪く、おなかもすいて気が立っていたところに、コンプレックスを刺激されては黙っていられなかった。

    「カプ!あんたまた自分のスタイル自慢して!羨ましい!妬ましい!私に身長と、ウエスト以外のサイズ分けなさいよ!」
    「お姉ちゃん、あまり食べてないのにそんなに騒ぐと体に悪い」
    「うるさい!パパに似て大きくなったカプに、私の気持ちがわかるもんか!」

    この晩、ダムールの食事量は普段通りになっていた。カプチーノを追いかけたことで食欲が戻ったのか、怒りによるやけ食いだったのかはわからない。
    ただ、食事量が戻ったことで、宝塚記念に向けて希望がつながったとトレーナーは喜び、複雑な心境のダムールは翌日少し反抗するのだった。

  • 132二次元好きの匿名さん22/06/17(金) 11:57:15

    体質はしょうがない

  • 133二次元好きの匿名さん22/06/17(金) 21:12:51

    季節の変わり目は実際鬼門………

  • 134二次元好きの匿名さん22/06/18(土) 04:24:41

    個人的にサンちゃんの発育は原案ママをちょっと強化したぐらいであってほしい
    それで妹たちに若干嫉妬されてちょっかいかけられたりしててほしい

  • 135二次元好きの匿名さん22/06/18(土) 08:44:03

    つまりはこれくらい?


    サンデー>>姉の壁>>カプチーノ>貧乳の壁>ダムール>胸が壁>カフェ

  • 136二次元好きの匿名さん22/06/18(土) 10:59:13

    カプ>〜(セクレタリアトがベルモントSでつけた着差くらい)〜>サンデー>カフェ≧ダム

    この想定で書いてます

    身長だとサンデーとカフェが等号になる感じで……

  • 137二次元好きの匿名さん22/06/18(土) 13:06:37

    カフェは三人も産んでるし学生時代より成長してると思ってた
    それはそれとして幼少期にカフェと一緒にお風呂入って風呂上りに「ヘヘヘ、キョウノカフェハキアイハイッテルゼ」ってカフェの知らぬところでパパをどぎまぎさせてたサンデーはいると思う

  • 138二次元好きの匿名さん22/06/18(土) 23:16:50

    そういう雰囲気を察して早めに寝てやったりしてそう
    翌日それをネタにパパをからかう

  • 139二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 00:17:19

    >>136

    む、酷い・・・救いはないのですか・・・

    ( ゚д゚)ハッ! ケt、もといヒップサイズはどうなんですか!

    気になって夜しか寝られません! カフェのヒップは育ってないのですか!?

  • 140二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 01:06:11

    「へへへ、昨夜はお楽しみだったみたいだな。今朝のカフェの様子でわかるぜ」
    「父親の車の後部座席でチャイルドシートに座ってる奴の言うことかそれが」

    日課となったパパの車で保育園に向かう途中、昨夜の風呂でカフェが丹念に身体を磨いて気合の入った下着でこいつを誘惑する準備をしていたことを思い出し揶揄うと、すぐさま気の置けない返事が返ってくる。
    最近はダムも産まれて仕事で遅くならない時はどちらかが交代で一緒に風呂に入ることになってる。ダムとこいつが風呂に入ってる間、俺の髪を梳かしてくれてたカフェから普段とは違う香りがして本気を感じたので「今日はダムと一緒に寝るー!」と最近俺用に置かれた子供ベッドにダムを連れてとっとと寝てしまったのだ。
    可愛い妹は俺と一緒に寝ると朝までぐっすりなのでこういう時本当にありがたい。

    「最近はパパも仕事が忙しそうだったからな。家族が増えて仕事が充実してるのは良いことだけどよ。カフェが寂しがってたことに気づいてやれよ。」
    「…そうだな。今の担当の子が大事な時期だからってちょっとカフェの事蔑ろにしてたかもしれない。ごめんなダメなパパで。」

    運転中なので横顔しか見えないがこいつもしっかり反省したようだ。まったく二人揃っていつまでも手を焼かせるぜ。

    「偶には学生時代みたいにデートにでも誘ってみろよ。カフェも喜ぶぜ。」
    「そうだな。っと、ついたぞ。」

    車を止めて、さっとドアを開いて俺のシートのベルトを外す。中から保育園の先生が俺を迎えに出てきた。ここから先は娘とパパに戻らないとな。
    先生に挨拶しながら、パパにとっておきの笑顔で「いってきます」と挨拶すると、あいつも子煩悩な父親の顔で「いってらっしゃい。」と俺が見えなくなるまで手を振ってた。
    先生が「サンちゃんは本当にパパが好きねー」などと言うので「うん、おうちのみんなが大好き」と子どもらしい返事をしてみたものの「もうちょっとお友達とも仲良くできるよう頑張ろうねー」と続けたのは聞かなったことにした。

    後日、カフェからカプを身籠ったことを聞かされた。仲がいいのは結構だけどよ。お前何人子ども作るつもりだよ。

  • 141二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 01:17:07

    自分で振って続きが降りてきたので書いてみた。落ちをつけないと書けないあたり余韻の残る文章書ける人はすごくすごいんです!
    主観でサンデーとダムの年齢差は2-3歳差ぐらいでダムとカプはあんまり年齢差ないイメージで書いてます。

  • 142二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 06:03:18

    サンちゃんは子供同士として遊ぶのに難儀してそうな感じはあると思います
    なんかダンスとかも自分の前世感覚とウマ娘子供の体の感覚の差で上手くいってなさそう

  • 143二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 12:30:52

    あげ

  • 144二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 17:39:59

    これカフェ達に家族が増えた時タキオンやゴアから何かお祝いとか贈り物があったのかね?
    あるとして、何すると思う?

  • 145二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 19:05:47

    アメリカだと、ダイパーケーキってオムツで作ったウエディングケーキみたいなものがあるらしいから、ゴアはそんなのとか?

  • 1461/322/06/19(日) 21:21:23

    「それじゃあサンちゃん、ダムちゃん、カプちゃん。行ってくるね」
    「おう、楽しんで来い」

    今日、二人は日帰りのお出かけに行く。パパは宝塚記念が1週後に近づく今、俺たちのトレーニングを行いたがったが、パパと一緒に居られては、計画が破綻してしまう。
    幸いなことに、ママがパパと一緒に行きたいと思っていたという、ピクニックコースが今見ごろだということで、ママに協力してもらい、パパを連れ出してもらったということだ。

    「お姉ちゃん、パパたちはもう行った?」
    「ああ。これでパパへのプレゼントを買いに行けるな」
    「隠しておいてもお父さんはなぜかすぐ見つける」
    「俺たちの微妙な違いで感づくんだろうな」
    「でも今日渡すプレゼントを今から買いに行くのは大変じゃない?」

    ダムの指摘はもっともだ。いくらパパに渡すプレゼントとはいえ、急すぎることは確かだ。
    俺たちからのプレゼントならなんであろうともパパは泣いて喜ぶとは思うが、適当なものを渡すのも気が引ける。
    いくつか候補はあるが、あくまで俺が思いついているだけだ。ダムやカプの意見を聞かないといけないな。

    「さて、プレゼントとして王道なのは、ネクタイや財布、酒あたりだが」
    「お酒はダメだと思うよお姉ちゃん。パパはあまり飲まないじゃない」
    「それに、私達じゃプレゼント用でも買えない」
    「それもそうだな」

    ゴアに頼んで買ってもらうのも手ではあるが、俺が飲もうとしてると勘違いして長時間の説教コースも見える。あいつ真面目だから、酒の購入話を出した瞬間怒りそうだしな。

  • 1472/322/06/19(日) 21:22:56

    「財布はどうなの?パパが使ってる奴かなりボロボロだから、新しいの送ったら喜ぶんじゃない?」
    「喜ぶだろうけど、使わないと思う。お父さんが使っている財布は、お母さんからのプレゼントだって聞いた」
    「ああ、ママとパパが契約してから4年目のプレゼントだしな。……あれもう20年近く使ってるのか?」

    普段の物持ちはあまり良くない、むしろカフェに再利用できるものを捨てないでと怒られているやつだ。財布を渡してもカフェからのプレゼントを使い続けて、大事に保管されそうだな。

    「考えてみると、私達が変えそうなプレゼントは、お母さんがほとんど渡してる。お母さんからのプレゼントにはさすがに勝てない」
    「そうね。パパはママが一番大事だもんね。……ちょっと嫉妬しちゃうな。アタシもいい人見付けたいな~」
    「パパが気絶するぞ……。仕方ねえ、今からちょっとした小物でも作るか?」
    「それが一番。何も既製品じゃなくても、お父さんは喜んでくれる」
    「じゃあ、それぞれで作らない?パパも3人からもらった方がうれしいだろうし」
    「そうするか」

    二人が帰ってくるまでまだ時間的な余裕はある。簡単でも作ってやるとするか。
    正直こういう工作は得意じゃないが、パパのためだ。頑張ってやるか。

  • 1483/322/06/19(日) 21:23:17

    「ただいま。3人とも仲良くしてたか?」
    「当然だ」
    「ママ、パパと楽しんできた?」
    「うん。3人とも、時間を作ってくれてありがとう」
    「お母さんたちが必要なら、いつでも協力する。それと、お父さん。少し話があるから。……いい?」
    「いいけど。どうしたんだ?来週の宝塚記念か?それとも再来週からの夏合宿の準備か?」
    「鈍いなパパ。今日が何の日かわかってないのか?」
    「?今日は宝塚記念の―」
    「もう!そうじゃない!聞いても埒が明かなさそうだから、早めに渡すわ。はいこれ」
    「私達から、父の日のプレゼント」

    受け取ったパパが硬直する。すぐに目に光るものが見えてきた。
    予想通りの反応ではあるが、急いで作ったものでここまで感極まられると、照れくさくなってしまう。


    「泣くなよパパ。これで泣いてたら、将来の分が無くなっちまうぜ?」
    「それでもなあ。娘からプレゼントもらったらなあ。嬉しいんだよ!」
    「お父さんってば。これで泣いてたら、この後大変」
    「パパのためにご飯作ったんだから!」
    「」
    「おいパパ?しっかりしろ!」

    嬉しさのあまり失神しやがった……。カフェからの好意には完璧な返しをして、カフェを照れさせてきたのに、どうして娘からのには弱いんだこいつは。もう少し、耐性をつけてほしいが、何とかならねえかな。
    ほら、カフェが私にはそんな反応したことないのに……!みたいな目で俺を見てるじゃねえか。
    そんな目で見られても、俺は困る。その感情は意識を取り戻したパパに向けてくれよ……

  • 149二次元好きの匿名さん22/06/19(日) 22:30:24

    嫉妬カフェはなんぼあってもいいですからね

  • 150二次元好きの匿名さん22/06/20(月) 07:56:54

    あげ

  • 151二次元好きの匿名さん22/06/20(月) 19:24:26

    カフェとても良き

  • 152二次元好きの匿名さん22/06/20(月) 19:25:13

    喫茶店でコーヒー飲んでる姿をサンちゃんと見間違えられてそのまま娘の友人達とサンちゃん可愛いよねトークに発展するママはあると思います

  • 153二次元好きの匿名さん22/06/20(月) 22:44:00

    このレスは削除されています

  • 1541/222/06/21(火) 00:15:11

    ウマ娘はゴシップ記事の恰好の的だ。特に俺のような境遇のウマ娘は特に標的となりやすい。
    今まで何度も色々と書かれてきたために、並大抵のことでは動じない自信はあったし、ファンも話半分に聞き流すのが常になっていた。
    だが、今回の記事はさすがにまずかった。親子の禁断の関係―春シーズン終盤の疑惑は、俺たちだけではなく、学園や警察を巻き込んだ大事になってしまった。

    「これで調書は十分かな。お疲れ、サンデー」
    「まったく。あの記事のせいで、この数日めちゃくちゃだ」

    学園の電話は鳴りっぱなし、マスコミと野次馬が押し寄せてトレーニングはまともにできず、広報用のアカウントはひどいことになり、理事長や先生には口酸っぱく注意された。
    家にいると何が起きるかわからないということで、ダムとカプもつれて寮に避難することになり、ここ数日寝つきも悪い。
    今でも仲がいいのは嬉しいことだが、もう少し警戒してほしかったところではある。

    「警察としては問題はなし。夫婦の行動が親子のものと誤認されたということで処理することになるね」
    「こういう時お前がいてよかったと思うぜ。見ず知らずのやつなら面倒になってそうだしな。いろいろやってお前との接点を作っていた昔の俺に感謝しないとな」
    「こういうことに私との縁を使わないで欲しいけどね」

    パパが警察のお世話になる危険はなくなったとみていいだろう。一番最悪の事態は避けられたわけだ。
    学園への電話も、理事長たちが何とか穏便に済ませてくれているようだし、マスコミも収まってきている。騒動はもうすぐ収束に向かうだろう。

    「こんなことがあって大変かもしれないけど、宝塚記念頑張ってね」
    「俺を誰だと思ってるんだ?向こうではこれじゃ比にならないくらいいろいろあったんだ。このくらいで堪えるかよ」
    「君はよくても、ご両親はそうは言ってられないんじゃないかな?まあ、君がメンタルケアすればいいのか」
    「……そんなに堪えてるのか?」
    「そりゃあね。特にパパとママはかなり精神的に参っているみたいだから、あまり責めないで上げてよ。じゃあ、私はこれで」
    最後の言葉の深刻さは、リビングに入った瞬間に理解できた。椅子に座るパパの顔に生気はなく、逆にママは真っ赤になって机に突っ伏していた。
    ダムとカプがいろいろ声をかけているが、二人とも全く反応していない状況は、まるで別の世界のようだった。

  • 1552/222/06/21(火) 00:16:14

    カフェの方はパパとの事情をすっぱ抜かれたうえ、記事のウマ娘は自分だということを方々に説明する羽目になったことに対する恥ずかしさが極まっているのだろう。
    パパの方は……騒動の原因となったことに対する自責の念で精神をすり減らしているという感じだろうか。

    「あっお姉ちゃん!パパの方何とかして!」
    「もう2時間以上この状態」

    妹がパパの対処を任せてくる。普段なら長女として率先して請け負ってやるところだが、正直この状態のパパを相手にするのは勘弁してほしい。おそらく何を言ってもほとんど聞こえていないだろう。
    だが、妹たちの頼みを無碍にするわけにもいかず、早く元の調子に戻ってもらわないと、迫る宝塚記念に向けた追込みもできなくなりそうだ。
    どれだけ成果が上がるかは未知数だが、やるしかないだろう。

    「なあパパ、あまり気にするなよ。パパは迷惑をかけたと思ってるかもしれないが、悪いのは俺とママを間違えた記者だろ?パパが気に病むことはねえよ」
    「……」
    「それに、パパがずっとその調子だと、俺たちが困るんだよ。パパには俺たちのことを溺愛する親バカでいてもらわないと、こっちも張り合いがないんだ」
    「サンデー……」

    反応があった。これだけでも大収穫だが、もう少し対応してやって、いろいろ吐き出させてやった方が速く回復するはずだ。

    「パパがいつまでもその調子だと、俺たちのトレーニングは誰が見るんだよ。パパ以外のトレーナーなんて、俺はごめんだぜ?」
    「でも、俺はお前たちにとんでもない迷惑を……」
    「だーかーら!いつまでもうじうじしてるんじゃねえ!」

    このまま続けても埒が明くことはない。ならカフェへのショック療法も兼ねて、一番効きそうな方法をやるしかない。
    パパは今椅子に座っているから、膝の上に乗るのは容易だった。あとは今までこいつがカフェや俺たちにやっていたように―

    「大切な人が落ち込んでいるなら、こうやるのが一番いい。パパがいつも言ってたことだろ?」
    「……ああ、そうだったな」
    「落ち着くまでこうしてやるから。娘からの気持ちを、ちゃんと受け取りな」

    出来れば早く落ち着いてほしい。すでに背中側から痛いほど視線が突き刺さるのを感じる。
    ……カフェも悪いんだぞ?早く回復してパパを慰めないから、俺がこうしてるんだ。そんな殺気を向けられる謂れはないと思うが……これを言ったら怒るだろうしなあ……

  • 156二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 00:24:20

    あーいい……遥かにいいです。娘に嫉妬する母親からしか採れない尊分が存分に含まれて患部に届く……!

  • 157二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 00:58:45

    真っ赤になるカフェは万病に効く

  • 158二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 12:15:02

    とても良き

  • 159二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 12:17:39

    何がとは言わないが時期を逆算すると
    この頃になることに気が付かれる夫婦がいそうだな

  • 160二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 22:57:30

    パパを慰めるサンデー尊い・・・それはそうとこの体勢はいわゆる対面✕✕的な座り方では・・・?

  • 161二次元好きの匿名さん22/06/22(水) 08:43:20

    実際サンちゃんの熱愛報道が来たら
    父親以外だと誰が誤解されるだろうか?

  • 162二次元好きの匿名さん22/06/22(水) 17:41:11

    関係者だとゴアとか?ゴアが非番の時に一緒に出かけるかゴアの家に訪ねた時に誤解される。
    でも年齢と身長差的に違う気がするんだよなぁ

  • 163二次元好きの匿名さん22/06/23(木) 00:41:10

    保守
    同室だったユキノビジンとはまだ交流あるのかな

  • 164二次元好きの匿名さん22/06/23(木) 05:29:10

    たまに野菜が送られてきたりするかもしれない

  • 165二次元好きの匿名さん22/06/23(木) 13:35:00

    保守

  • 166二次元好きの匿名さん22/06/23(木) 22:46:01

    前スレから一気見でござったよい概念だ…
    応援の保守

  • 167二次元好きの匿名さん22/06/24(金) 00:03:32

    家でパパに甘えまくってるカフェを目撃して複雑な気持ちに襲われる子どもサンデー概念好き

  • 168二次元好きの匿名さん22/06/24(金) 11:14:07

    このレスは削除されています

  • 169二次元好きの匿名さん22/06/24(金) 22:23:22

    あげ

  • 1701/222/06/24(金) 23:51:26

    「やーだー!ぜったいやー!」
    「ダム、これをしないと学校にいけないんだぞ?」
    「いーやー!学校行かなくていい!お注射いやー!」
    「ダムちゃん、カプちゃんは静かにしてますよ?お姉ちゃんなんだから……」
    「…………」
    「カフェ、これは大人しいんじゃなくて、嫌すぎて動かないだけじゃないか?」

    今年も娘3人に予防接種の時期がやってきた。ダムが嫌がるのは毎年のことなので予想していたが、今年はついにカプまで注射を嫌がるようになってしまった。
    去年までは大人しく受けていたので、注射は平気なんだと思っていたが、どうやらそうではなかったらしい。
    のんびりした性格のため、注射への忌避感が出る前に終わっていただけだったようだ。

    「カプちゃん、私にそんなにくっつかれると、動けないから……」
    「……や。注射怖い」
    「去年までは平気だったのに……」
    「お姉ちゃんが嫌がってる。だから怖い」
    「ほらダム、ダムが嫌がるから、カプまで怖がっちゃってるぞ?いつもダムのいいお姉ちゃんだろ?」
    「いやー!カプのためでも、絶対受けない!」

    このようなやり取りを始めて既に30分ほど経っていた。すでにサンデーは診察室の中だというのに、妹二人が抵抗するため、いつまでたっても摂取ができない。

    「パパ、ママ?ダムたちまだ?先生たちずっと待ってるよ?」
    「ごめんなサンデー。二人とも注射されたくないって動かないんだ」
    「じゃあ、私が二人のために怖くないって見せてあげる!」

    そう言ってサンデーは再び診察室に入っていった。
    ダムとカプも姉のことが気になるようで、少ししがみつく力が弱くなってきている。

    「パパ、ママ!ダムたち連れてきて!」

  • 1712/222/06/24(金) 23:52:26

    そう言われて二人を連れて診察室に何とか入る。

    「ダム、カプ。お姉ちゃんが注射は怖くないって見せてあげる!」

    受けるサンデーは落ち着いており、さしたる問題もなく接種は終わった。

    「ほら、全然怖くない!だから次はダムたちの番!怖かったらお姉ちゃんがおててつないであげる!」
    「ほんと?お姉ちゃん?」
    「お姉ちゃんが嘘ついたことあった?大丈夫。お姉ちゃんだけじゃなくて、パパもママもいるから!」

    サンデーの言葉を受けて、ダムとカプも覚悟が決まったようだ。

    「よく頑張ったな2人とも。ご褒美にお昼は豪勢にしような」
    「サンちゃんもありがとう」
    「お礼なんていいよママ。私はお姉ちゃんだもん!」

    ~現在~
    「うえぇ~明日予防接種だよお姉ちゃ~ん」
    「まったく、昔からダムの注射嫌いは変わらないな」
    「あんなの慣れるわけないよ~」
    「なら、昔みたいに俺が一緒にいてやろうか?」
    「ん~やっぱり1人でいく。アタシだって大人になるんだもん!」
    「うん。頑張って、お姉ちゃん」
    「カプはあの時だけだったんだよな。なんであの時は嫌がったんだ?」
    「……お姉ちゃんのせい。あんなに目の前で駄々をこねられたら、妹は怖い」
    「ちょっと!アタシのせいにしないでよ!カプだって前の日から怖がってアタシにくっついてたじゃない!」
    「昔の話。克服した私と、今でも怖がってるお姉ちゃんは立場が違う」
    「むぐぐ……見てなさい!明日は大人なアタシを見せてあげるんだから!」

    翌日、診察室の前で固まっているダムールを、無理やり押し込む姉妹の姿が見られたらしい。

  • 172二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 00:08:50

    そういえばこの世界の注射針ってとんでもなく強靭なんだろうか
    アニメでも暴れるテイオーに刺してるし

  • 173二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 05:37:55

    経験者は強い

  • 174二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 11:56:43

    このレスは削除されています

  • 175二次元好きの匿名さん22/06/25(土) 21:55:22

    良いものを見た…

  • 176二次元好きの匿名さん22/06/26(日) 06:18:36

    カフェは上手いこと表向きだけ平然としてるけど内心怯えまくってそう

スレッドは6/26 18:18頃に落ちます

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