ゴールドシップ「アタシの親友は葦毛好きだ」【SS】

  • 1二次元好きの匿名さん21/09/26(日) 20:39:49

    アタシの親友は葦毛好きだ。
    大事なことだから2回言ったぞ、テストに出っからな。
    どのくらい好きかというとアタシを放っておいてマックちゃんと飯を食ってたり、アタシとの練習の誘いを断ってカレンちゃんとやらとデートに行くくらいだ。
    ……別にヘソなんて曲げてねーし?
    アタシのヘソはエアーズロックもびっくりしてタップダンスを踊るくらいの逸材だからな!
    なんてことをネイルをしているジョーダンの隣で鯛の鱗をバリバリとりながら思っていると、親友が現れた。
    「やあゴルシ、風変わりなウッドチップだね」
    「……あら、どちら様ですの?見ない顔ですわね」
    顔をそむける。
    「そんなに怒らないでほしいなあ……お願いだからこっち向いて?」
    お願い、とは口だけで力づくで目を合わせられる。
    親友の手には髪飾りが握られていた。
    呆気にとられていると親友がアタシの頭に飾り付けながら話しかけてきた。
    「うんうん、やっぱり葦毛ちゃんのことは葦毛ちゃんに聞くのが一番早いね!マックイーンさんとカレンちゃんに感謝だね!」
    できた、と満足そうに腕を組む親友。
    メイクをしているジョーダンから手鏡を奪う。
    金色の船。
    なんとも安直な。
    「やっぱりゴルシはかわいいから似合うねえ。贈りがいがあるよ」
    でも、どうしようもなくうれしくて。
    「おう!なにぼーっとしてんだ!早く並走すんぞ!」
    「仕方ないなあ」
    ジョーダンが制止する間もなく、親友が制服に手をかける。
    次の瞬間、親友はジャージ姿になっていた。
    「ふふん、どう?ユキノちゃんの恰好を真似て制服の下にジャージ着てきたんだけど」
    「マジか!流行の最先端だな!」
    「むしろ真逆でしょ……」
    ジョーダンのあきれた声を置き去りにして走り出す。
    親友もぴたりと隣について走っている。
    アタシたち二人はただひたすらにその道を駆けていった。

  • 2二次元好きの匿名さん21/09/26(日) 20:40:10

    「つーか手鏡返せゴルシいいいいいいいい!!!」

  • 3二次元好きの匿名さん21/09/26(日) 20:40:56

    嫉妬りゴルシならエミュしやすいかなと思ったのですが、これゴルシか…?
    お目汚し失礼しました

  • 4二次元好きの匿名さん21/09/26(日) 20:44:54

    いいじゃない
    ジャスタ大好きゴルシ概念はどんどん流行らせていけ

  • 5二次元好きの匿名さん21/09/26(日) 20:46:00

    ゴルジャスいいぞ

  • 6二次元好きの匿名さん21/09/26(日) 20:46:41

    素晴らしい、乙

  • 7二次元好きの匿名さん21/09/26(日) 20:47:08

    ジャスタ限定嫉妬りゴルシ素晴らしいっす...

  • 8二次元好きの匿名さん21/09/26(日) 20:49:19

    ゴルシエミュむっちゃしんどそう、これはしっくりきた
    とても良かったです

  • 9二次元好きの匿名さん21/09/26(日) 21:29:20

    ジャスタの許可下りないかなぁ

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