- 1二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:09:55
覚悟の準備をしておいて下さい。ちかいうちにトレセン入学させます。授業も受けさせます。トレーニングにも問答無用できてもらいます。入学料の準備もしておいて下さい!貴方はウマ娘です!レースにぶち込まれる楽しみにしておいて下さい!いいですね!
本スレは「自分がウマ娘だったら」を妄想するスレです。
スレを開いたあなたも自分のウマ娘になった姿を想像してみましょう。
前スレ
あにまんウマ娘になりたい部Part71|あにまん掲示板アンタ本当に政治家かよ…議員はウマ娘になってるからな!本スレは「自分がウマ娘だったら」を妄想するスレです。スレを開いたあなたも自分のウマ娘になった姿を想像してみましょう。前スレhttps://bbs.…bbs.animanch.comアーカイブ
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umamusumeninaritai @ ウィキ【12/15更新】@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名...w.atwiki.jp - 2二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:10:20
参考になりそうなもの↓
https://bbs.animanch.com/board/199950/?res=3
自分みたいにお絵描きできない人向け
https://bbs.animanch.com/board/199950/?res=4
https://bbs.animanch.com/board/246596/?res=141
診断メーカー↓
ウマ娘になったらの診断をプログラミングして作った!|あにまん掲示板https://shindanking.wixsite.com/my-site-1おかしくなったから立て直した画像のような結果が出ますbbs.animanch.com※入部希望者へ※
際限なくウマ娘が増えてしまうことを避けるため、原則一人一ウマ娘でお願いします!
次スレは190を踏んだ人が建てること!
建てられない場合は他の人にスレ建て代行をお願いすること!
スレの管理ができなくなるモバイル回線で建てないこと!
いいー?
- 3メジロエスキーの人22/06/11(土) 23:11:53
建ておつ~
- 4二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:12:15
建て乙名史
- 5二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:13:37
前スレ200ェ…!
- 6メジロエスキーの人22/06/11(土) 23:16:32
……まあ人の性的嗜好にこれ以上首を突っ込むのはやめておきましょうか
- 7ライトニングホラーのひと22/06/11(土) 23:19:01
お疲れ様ですー
- 8エノラの人22/06/11(土) 23:19:38
わっしょい!
- 9二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:20:13
たておつでござる
>「だそうですよトレーナーさん。僕に手を出すなら卒業後にお願いしますね」
前スレで白饅頭殿が↑みたいなこと言ってたけどここで肯定的な言葉投げかけられたらどうなってたんじゃ
やはりバラカはヒロインなのではないか ボブは訝しんだ
- 10二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:20:22
たておつにござる
- 11二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:23:54
SS投下まで少し待てッ
- 12二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:24:06
- 13二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:24:38
- 14二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:25:36
- 15ライトニングホラーのひと22/06/11(土) 23:25:39
ホーラは嫁がせる気満々ていう、お金問題は家族が売れっ子小説家、漫画家だから大丈夫
- 16ライトニングホラーのひと22/06/11(土) 23:33:13
嫁いだら、ホラー現象が大量に起きるけど慣れるさ鏡に変なの映る、ベットの真横に人の気配を感じる、知らない人の声が聞こえる、触られた感覚になる、壁に顔やら文字やらが浮かび上がるぐらいよ
- 17二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:33:34
やっぱり♂トレの方が色々捗るよな
- 18シュウマツノカジツの人22/06/11(土) 23:34:50
中の人が京都行ったばっかりに……
「一応お土産はあるけど、生八つ橋だから期限短いんで……」
「むしろお菓子ストックしてるのカジっちゃん!」
「いや都度買いに行ってるんスよ? それはそれとして今回の八つ橋は先んじて副会長に渡してきたんで……」
「それ行け!」(おもむろに廊下でクラッシュギアを走らせる)
「ねぇ菓子折り渡したっていうのは何してもいいっていう合図じゃないんスよライちゃん、それどこに持ってたの」
- 19二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:35:15
其処は人によるのでまぁ…ね?
- 20二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:35:36
ブレイブロードが粗茶ですがとか言って合わせてこれ送りつけるぞきっと
ロイヤルビタージュースを作ってみる|あにまん掲示板新シナリオで登場し、育成のお伴として欠かせないロイヤルビタージュース効果は体力+100とやる気の一段階ダウンというデメリット付きながら補って余りある強力なアイテム見た目そのものは一見普通の青汁であるだ…bbs.animanch.comロイヤルビタージュースを作ってみる2|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/486211/bbs.animanch.comロイヤルビタージュースを作ってみる3|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/486460/Part1はこちらhttps://bbs.animanch.com/board/486211/bbs.animanch.comロイヤルビタージュースを作ってみる4|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/486587/Part1はこちらhttps://bbs.animanch.com/board/486211/bbs.animanch.comロイヤルビタージュースを作ってみる5|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/486638/Part1はこちらhttps://bbs.animanch.com/board/486211/bbs.animanch.com - 21メジロエスキーの人22/06/11(土) 23:36:47
「エスキーは人の心が読めるようになりましたです!」
「何その喋り方……変な本でも読んだ? あと人の心が読めるようになったってどういうこと?」
「そのままの意味です! ええっと今エスキモーちゃんは……今日のトレーナーさんとの晩ごはんのことを考えてますっ!(適当)」
「あ、当たってる……ほんとに心読んだの?」
「ごめんなさい適当に言いました。当たるとは思ってなかったです。あと読んでたのは普通の漫画ですっ。変な本じゃありませんっ!」 - 22二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:37:36
どぼめじろう先生の本とか読んでない?大丈夫?
- 23解釈違いタイムの人22/06/11(土) 23:38:34
ミラエノSSを喰らえーッ
「ミラージュさーん!」
チョコチョコとストライドの小さな脚をバタつかせながら、私の方にすっ飛んで来る小さな先輩。ピンクの髪が特徴的なフラワリングタイム先輩だ。いや、年齢は私の方が上なのだが……
「フラりんさん?どうしたんですか?」
「少し困った事がありまして……お力を貸して頂きたいのですが……」
「私で良ければ構いませんが、どうしたんですか?」
「ありがとうございます!実はエノラさんのことなのですが……私の名前を覚えて頂きたいんです!」
〜回想〜
『エノラさん、みかんを頂いたのですが、良かったら一つ如何ですか?』
『ありがとうございます…えっと……フラ……ええと……』
『フラワリングタイムですよ。うーん、やっぱり覚えていませんか…?』
『申し訳ありません……チームメイトの皆さんは忘れないようにしているのですが……』
『大丈夫ですよ。病気なんですから仕方ありませんよ。では、私はこれで!』
「……そう言ってはみたんですけど、やっぱり覚えて貰えないというのが辛くて……ミラージュさんは名前を覚えて頂けてるみたいですので……良ければ、覚えて頂くためのコツ?みたいなのを教えて頂きたいんです」
「そういうことでしたか」
と、明るく返してみたのは良いが、少し困った。私に任せてください、とは返し辛い。私が彼女に記憶して貰えているのはたまたまだし、それに……少し懸念している事もある。
「私もイマイチ分からないのですが……フラりんさんの頼み事ですし、色々と試してみましょう!」
「ありがとうございます!よろしくお願いします!」
うーん、この無垢な笑顔を貼り付けた笑顔で欺いている自分が少し申し訳ない。ともかく、フラりんさんの悩み事を解決するべく、私達はエノラの元へと向かった。 - 24解釈違いタイムの人22/06/11(土) 23:39:06
「エノラちゃん!」
「貴方は……カラレス。どうしたの?」
「実は……」
かくかくしかじか。訳を伝える。どうすれば名前を覚えられるだろうか、とも伝えた。本当はやり方も分かっている癖に、本性を知られるのが怖くてすっとぼけた。私は卑怯な女だ。
「……そういうこと。それなら心当たりがあるわ」
「本当!?」
と、とぼけた私を一瞬睨んだかと思うと、彼女はフラりんさんの方を向いた。私は一瞬ドキッとしたが、思い過ごしかと思って軽く胸を撫で下ろした。
「私は……彼女とレースをして名前を覚えました。貴方も一緒に走れば覚えられるかもしれません」
「そうですか!それなら是非……あ…でも、私は既に本格化していますけど……それでも大丈夫ですか?」
「構いませんよ。いずれはシニア級とも戦う運命。早い内に慣れておくのも良いでしょう。先に行って待っています」
彼女はそう言うと、足早に準備を済ませてコースへと向かった。私達も準備を済ませて、ジャージ姿でコースへと降りた。
正直な所、私はこのレースを見るのが楽しみで仕方なかった。桃色の閃光。そんな異名を持つ彼女の豪脚に、私のともだちがどこまで迫れるのか、気になって仕方なかった。ワクワクと胸を高鳴らせながら、ターフに降りる。
「距離は……二人の得意距離を考えると2400mが良いでしょうか?」
「はい、大丈夫ですよ!」
「私もその距離で大丈夫。ゴール判定よろしくね」
「任せて!では、スタートラインはここで……ぐるっと回って……私がゴールです」
と、ゴールラインの位置に立つ。もちろんスタートの宣誓も私だ。手にピーッと鳴るアレを持って、二人がスタートラインに並ぶのを待つ。内枠はエノラちゃん。外枠がフラりんさん。
「位置について……用意!」 - 25解釈違いタイムの人22/06/11(土) 23:39:42
────ピーッ!
合図と共に、二人が駆け抜ける。二人の脚質はとても似通っている。差しのエノラちゃん。追込のフラりんさん。不思議な事に、エノラちゃんは後方に陣取られてもまるで動揺していない。落ち着いて自分の走りが出来ている。
「(凄い、こんなに落ち着いて走れるんですね……!)」
「(後ろにつかれている……?イマイチよく見えない……)」
落ち着いているように見えたが、逆だった。エノラは既に集中状態による視野狭窄が始まっていた。それほどまでに凄まじい。恐ろしい程の威圧感が後ろから襲いかかってくるのだ。
それは普段花を愛でているような、愛らしい少女のそれではない。一瞬の隙を伺う、恐るべき獣の瞳。綺麗な薔薇にはトゲがあるとは言うが、あれはトゲなんてもんじゃない。手を出したら最後。身体の芯まで貫かれてしまうような。
「いよいよ……最終コーナー……!」
私の期待はついに最高潮を迎える。エノラちゃんは普段通り、落ち着いた調子で加速を始める。後ろとの差は2バ身。並のウマ娘ならそうそう追いつける差では無いだろう。
ミシッ……
来た。その真後ろ。獲物を見つけた獣のように、後ろからフラワリングタイムが飛び出した。あれが桃色の閃光。恐ろしい程の回転速度を誇るピッチ走法で、ぐんぐん加速してくる。
「っ……!?」
「行きますよ、エノラさんッ!」
────ダンッ! - 26解釈違いタイムの人22/06/11(土) 23:40:32
それはエノラの真横に並び、じわじわと追い越していく。貴方の見たい景色は私が頂く。小さな背中がそう物語っていた。彼女もそれを理解したのか。或いは────
「っ……おおおおおッ!!」
その景色は渡さない。力強く大地を踏み込み、エノラは再び猛加速する。そして必死に食い下がる。抜かれた距離を再び詰め直すと、力の限り渾身で前に進み続ける。
「……これだ」
私が見たかったのはこれだよ、エノラちゃん。私はなんて巫山戯た顔をしていただろうか。いや、表面上は真顔だったろうけど。内心、とても嬉しかった。安心した。貴方は一流のウマ娘だ。
「(頑張れ、エノラちゃん)」
そして。いずれは私も。貴方に並ぶような一流のウマ娘に。桃色の閃光。絶対的な王者。世界の強豪。その全てを打ち倒せるウマ娘に。……友達を尺度にした誠に身勝手な妄想だが、これで夢に一歩、近付いた気がした。
そんな妄想を。
目の前の王者が。
容赦なく踏み潰した。
ゴールまで残り1ハロン。いつの間にか。おかしい。ずっと二人を見つめていたはずなのに。どうしてそんなに差がついているの………?
そこからは速かった。あっという間に抜けた桃色の閃光。そこから6バ身ほど空いてから、エノラちゃんがゴールした。いくら先に本格化しているとはいえ、その分セーブしてくれていたはずだ。
それなのに。絶望的な差だった。
「……お疲れ様でした、エノラさん」
「はァ………はァ………お疲れ様…でした……」
これがGI級。私の様な目立たないウマ娘が、キラキラ輝く王者を倒せたら。皆驚くかなと思っていた。エノラちゃんが差し返した時。きっと私にも出来ると思っていた。でも。
現実は残酷だった。王者は、強いから王者なのだ。あらゆる猛者を叩き潰し、ねじ伏せ、頂点に君臨する者。再認識した。させられた。目の前の小さなピンクの少女が、遥かに強大な壁に見えてしまう。
私は────これを倒さなくてはならない。怯えているのか。高ぶっているのか。背筋が震えていた。 - 27解釈違いタイムの人22/06/11(土) 23:45:56
「……覚えましたよ…フラワリングタイムさん」
「え……本当ですか!?」
「はい。……貴方は強い。私が越えなくてはならない相手だ。ですから…」
ガッ、と白く小さな手を掴む。
「……今日の敗北は決して忘れません。私の歴史に貴方を刻んで……反芻する。何度も思い出す。そして、いずれ貴方を超える」
「…その意気です。受けて立ちますよ。強くなって、また戦いましょう」
「(エノラちゃんは強いなぁ……あの走りを見せ付けられても……こたえていないみたい……)」
それから、フラりんさんは私にお礼を言って下さいましたし、お礼のお菓子も持ってくると言っていましたが、私はすっかりうわの空だった。信念が揺らぎそうだった。
「……カラレス」
「……あっ、エノラちゃん!今日は惜しかったね!で、でもフラりんさん相手にここまで食らいつけたのは凄いと思うよ!うん!」
「貴方はあの走りを見てどう思った?」
「っ………」
「…貴方の考えてる事なんてお見通しよ。レースを終えてから妙に元気が無いし。気にしてるんでしょ」
敵わないなぁ、と思いつつ、私は素の私になって伝えた。
「……凄かった。貴方が競りかけた時、もしかしたらって思った。でも……王者があんなに強かったなんて…」
「…相手が強すぎて嫌になった?目標も諦めちゃう?」
「そんなことは────」
言いかけて、止まってしまう。怖い。彼女と走らなくちゃならない。あんな化け物と対峙しなきゃいけないなんて。臆病な本心が震えていた。そんな私を彼女は……
ぱんっ。と手で顔をはさまれた。
「…思い出せ。カラレスミラージュ。私と走った時の貴方は、もっと記憶に残るウマ娘だった」
「………思い出す…私を……」
思い出す……そうだ、思い出せ。何を気圧されているんだ。薄っぺらで、煙みたいな私に芽生えた確かな欲望。私はレースで、私自身を証明するためにここに来たんだ。どんなに山が遠くても、越えてみせる。自慢のこの脚で。
「……思い出せたようね。いい表情(カオ)よ。やっぱり貴方、スッピンの方が素敵かもよ」
「なっ……そ、そんな事はありません〜!普段の私の方が皆話しかけやすいです〜」
ぶーぶー。彼女は手を離して微笑んだ。
「……ええ。今はそうして仮面の中に自分を隠しておきましょう。いつかその刃を、王の喉に突き立てる為に」 - 28二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:46:26
このレスは削除されています
- 29解釈違いタイムの人22/06/11(土) 23:47:47
すっ、と親指を喉にあてがわれる。やっぱり貴方には敵わない。貴方はきっと私の一歩先にいる。でも……貴方さえも、きっと私は超えてみせる。私が思い描く最強を突きつけて。私も彼女の喉に人差し指を突き付けた。
「……強くなろう。エノラちゃん」
「ええ。最高の私達になろう。カラレス」
鋭く、指でお互いの喉を切り裂いた。それが意味するところは簡単だった。
「「貴方も、私が倒す」」
言わずとも、二人とも理解していた。
おしまい - 30ライトニングホラーのひと22/06/11(土) 23:48:46
ホーラと走らせたいけどガチホラーオーラ出してくるから、いけるか、そしてその表現を出せるか
- 31メジロエスキーの人22/06/11(土) 23:49:34
- 32二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:50:26
イブ「まあフラりんのとこは当人たちの間でなるようになるでしょ。変にどっかに飛び火しない限りは別に放っておいてもいいんじゃな……──ん?」
そこはフラりんとバラカのトレーナーがロリコンだとかのお話ではないのか…?
おかしい…何故私に飛び火したのだ……
これは「バラカちゃん虐待は犯罪ですよ!」などとボバライコンビをこっちへぶん投げることに関しては
逆説的に私への虐待ではないみたいなことを抜かしおったあの白饅頭を討ち果たす以外他にあるまい
具体的に言えばバラカを死ぬほどくすぐり倒したらスッキリすると思う
超能力かぁ…めちゃくちゃどうでもいい日常の風景がごく稀にランダムで見れるとかいう使い道が欠片もない予知夢くらいなら……
- 33エノラの人22/06/11(土) 23:51:39
- 34解釈違いタイムの人22/06/11(土) 23:52:43
- 35二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:53:17
- 36二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:53:50
- 37メジロエスキーの人22/06/11(土) 23:53:51
カモン!!!!!
- 38エノラの人22/06/11(土) 23:54:09
- 39二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:55:42
- 40エノラの人22/06/11(土) 23:55:59
- 41ライトニングホラーのひと22/06/11(土) 23:56:21
カモカモン!! I welcome you!!!!
- 42シュウマツノカジツの人22/06/11(土) 23:57:26
かき揚げにエビ入ってるとダメそう(クソレス)
- 43二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:58:50
ありがとうございます!さっそく診断メーカー使って来ました!
ウマ娘名:ハリケーンデューク
身長: 153.1cm
B 86 W 55 H 67
髪: 水色
眼: 白花色
髪型:セミロング
白斑:無し
リボンの位置:左耳
耳の長さ: 普通
しっぽの長さ: :長め
性格:冷たい性格
身体能力 ランク B
スピード:4
スタミナ:2
パワー:5
根性:5
賢さ:5
得意バ場:ダート
得意距離:短距離〜マイル
脚質適正: 差し〜追込
ウワーッ!頭サイゲ体型のブロードアピールになりました!? - 44二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:58:53
甲殻類アレルギーかな?
- 45二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:59:35
このレスは削除されています
- 46二次元好きの匿名さん22/06/11(土) 23:59:45
パワーといい適性といい
うーんこのダート馬感 - 47ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 00:02:17
かなり良馬では
- 48メジロエスキーの人22/06/12(日) 00:02:54
- 49エノラの人22/06/12(日) 00:03:31
ある朝の事だった。
「おっはよー!エノラ!」
「ん、おはよう、カラレス。」
今日も私、エノラはカラレスと登校している。
「今日もいい日になるといいね!」
「そうだね……変わらない、いい日。」
最近の…フラワリングタイムさんとの死闘の果てに、やっと名前を覚える条件を把握出来た。
それは……
「狭窄するまで走らないと、覚えられないなんてね……」
孤独病の症状の一つである視野狭窄。それを引き起こせるまで走り抜くこと。それが条件らしい。
「今日も…並走頼もうかな…」
「いいね。ゴール板は私!」
朝日は、2人をさんざんと照らしていた。 - 50二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 00:06:32
ダートウマ娘は
バラカ…長距離
ボバー…中距離
ううん…? - 51エノラの人22/06/12(日) 00:08:23
- 52エノラの人22/06/12(日) 00:12:55
- 53ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 00:18:16
ホーラ独占力、ささやかとかデバフスキル結構持ってそう
- 54エノラの人22/06/12(日) 00:29:10
- 55解釈違いタイムの人22/06/12(日) 00:36:09
新規入部さん、いらっしゃーい
- 56エノラの人22/06/12(日) 00:36:56
ラピッドは先行、エノラは差しの位置につく。
「エノラちゃんはいつもの差し…このまま行ければ…!」
一方のエノラは、解釈200メートル時点で既に、モザイクが発生していた。
「うぅうう…!」
ラピッドは2バ体程先にいる。先行にしては後ろすぎる位置だ。
「たあぁのしいいぃ!!」
「なっ、こんなペース配分で……っ!」
ラピッドはわざと滅茶苦茶な走りをしていた。それはエノラを惑わせるためだ。
残り1000メートル。
「うおおおおおオオアアアアア!!!」
エノラの鬼気迫る走りがラピッドに迫る。だが
「ヒュウ!怖いねぇ!そんなに怖いと、来るものも離れてく、ぞっ!!」
ラピッドが仕掛けた。彼女の走りはあっという間にエノラを置いてけぼりにした。
(こ、こんなに…実力差、が……ぐうっ…!)
突如として、エノラに頭痛が走る。
「がああ、アア!!」
「おや?大丈夫かな?」
- 57エノラの人22/06/12(日) 00:42:45
- 58エノラの人22/06/12(日) 00:53:37
そのままコースを1周し、無事カラレスの元にエノラが送り届けられた。
「エノラちゃん!大丈夫!?」
肩で息をしているエノラが、カラレスの肩を掴んだ。
「はあっ、はあっ、カラレス…!」
「ど、どうしたの?」
向けられてきたエノラの瞳は、底知れぬ恐怖に満ちていた。
「わたし、あなたのこと忘れたくたい!忘れたくたいないのにぃ!」
「な、なになに!?」
突然の独白に混乱していたカラレスは、次の一言で現実に引き戻される。
「いやだよ!わたし空っぽになりたくないの!!」
「からっ、ぽ。」
激しく動揺しているエノラは、まるで幼児のようにカラレスに縋り着いた。
「わたしと仲がいいひとみんな忘れるの嫌なの!あなたみたいな空っぽはいや!」
「………」
「ハリボテなんてまっぴらなの!こんな病気なりたくなかった!」
「……それでも」
「あなたもそうでしょ!?空っぽでハリボテな自分なんて「それでも!!」っ!?」
カラレスの叫びによって、エノラの独白が中断された。
「ハリボテだってなんだったって、それが私、カラレスミラージュだって!」
「…で、でも…」
「それが私だって受け入れて、前に進む!これがどれだけ大変か分かってる!?」
「………」
「貴方の『虚無』なんて、私が埋めてあげる。どんなハリボテでも、体積はあるでしょ?」
カラレスの声は、エノラを落ち着かせる事に成功し、気絶したエノラは保健室に運ばれた。
- 59エノラの人22/06/12(日) 01:00:26
- 60エノラの人22/06/12(日) 01:09:14
- 61ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 01:31:33
本当に話作るの皆さんうまいな、嫉妬してしまいます
エノラちゃん、友達増えてきててよかった - 62アルケミーの人22/06/12(日) 05:02:33
- 63カラレスミラージュの人22/06/12(日) 06:12:17
うああああ 新入部員さん候補のご来訪に神SS投下でスレが練り加速している、というか本当にこの数日間の新人さん・ラッシュがすごい
フラりんさんの走りに一瞬心が折れかけたり、それでも友人にしてライバルのエノラちゃんと立ち直るところとか凄かったです……互いの喉を切り裂く振りとか芸術的……というか語り部がミラージュで驚いたのは私なんですよね
それを受けてのエノラちゃん、関係性が一皮剥けたというか一歩近付いた感じなの尊い……「それでも」が合言葉になりそうな同室コンビ
そして10cm以上の身長差があるのにエノラちゃんをお姫様抱っこ出来るラピッドさんがすごいと思いました、キャラが濃い……
- 64ラピッドホライゾンの人22/06/12(日) 07:26:01
- 65エノラの人22/06/12(日) 07:30:12
- 66アルケミーの人22/06/12(日) 07:36:24
アルケミーの固有スキルを一緒に考えてくれる人募集!
基本的には終盤前の方にいると発動する速度スキルで、条件によってさらに速度加速複合になるっていうイメージです
阪神2200mとどこかしらのダートコースで有効発動する感じにしたいんですが・・・
複合スキルになる条件は逃げて何秒か後ろに差をつけた後に詰め寄られる〜みたいなのを考えてます - 67エノラの人22/06/12(日) 07:44:23
- 68アルケミーの人22/06/12(日) 07:52:22
- 69エノラの人22/06/12(日) 07:56:17
- 70ハリケーンデューク22/06/12(日) 08:42:41
- 71アルケミーの人22/06/12(日) 09:00:38
- 72アルケミーの人22/06/12(日) 09:06:23
なるほどアラビア語と来たか
設定固める時に錬金術のwikiでアラビアでどうこうみたいな内容が載っていた気もするけど完全に忘れていました・・・
調べてたら中世アラビア語圏だと錬金術って神により創造された世界の秩序を壊しかねないという理由で業が深いと批判されることもあったんですね
大いなる業ってそういう・・・?
さっきまで育成ウマ娘名称の二つ名を分析してたんだけど意味より雰囲気を重視して付けられているみたい
基本的に英語、洒落た雰囲気ならフランス語、明るかったりゆる可愛い雰囲気だと平仮名、和風だと漢字見たいな傾向があるように感じます
アラビア語は不採用にさせてもらうけどエノラ姉同様、錬金術から発想を広げることにするよ
- 73カラレスミラージュの人22/06/12(日) 09:33:29
ハリケーンデュークさん、ようこそチームカオスへ!
私はカラレスミラージュって言います、SS書かせてもらったりアーカイブから色々情報漁ったりしてます!
恋も愛も素晴らしい動機、レースにも彼にも勝てるよう応援してますね、よろしくお願いします!
情報漁りということで新入生・ラッシュがどのくらい最近なのか調べてみたんですが
現行スレがPart.72であることを踏まえて「先輩方がだいたいPart.30以前から揃っている」事実に驚きましたね
ミラージュが1つの区切りになってる……そろそろ私も新入部員は名乗れないねぇ……(感覚と実際のギャップ)
まあ部室が賑わうことは素晴らしいことなので、これからも入部希望者の方が来てくれたら嬉しいですねというところ
- 74ラピッドホライゾンの人22/06/12(日) 10:18:35
- 75フラワリングタイムな人22/06/12(日) 10:21:23
ハリケーンデュークさん、ようこそチームカオスへ!絡んだり、SS書いたり、絵描いたり、可能な範囲で自由に楽しんでってください
おかしいねえ……私としてはミラちゃんはまだまだ新入部員感覚だったのに……
- 76ハリケーンデューク22/06/12(日) 11:36:15
皆さん優しくて嬉しいです…。よろしくおねがいします。
それにしてもとんでもない体型になりました。これじゃあウマ娘じゃなくてウシ娘ですよ…。彼に振り向いてもらえる日は来るのでしょうか。 - 77メジロエスキーの人22/06/12(日) 11:41:08
はじめまして、ハリケーンデュークさん。タイミングがアレなんですけど、3、4レスほど拝借して小咄投げますね。
─────
ある日の朝。学園の中庭でわたしは悩んでいました。
「今日は誰に併走お願いしましょう……エスキモーちゃんはデビューが近いから慎重にやらせてくれってエスキモーちゃんのトレーナーさんに止められちゃいましたし、ドーベル姉さまは夏のイベントに本腰入れるからってお屋敷に籠もっちゃいましたし……」
そんな時に聞こえたのはある2人の会話。少し立ち止まり耳を傾ける。
「エノラ、今日はどうするの? 誰か併走誘っちゃう?」
「うーん……カラレス、フラワーさん、ラピッドさん……次もチームの人がいいかな。もっとみんなと仲良くなりたい」
「……! うーん、エノラちゃんと適性被りそうな人って他に……」
そうそう、あの2人は最近チームに入ったエノラちゃんとカラレスミラージュちゃんですね。わたしと一緒で併走相手を探しているそうです。これはチャンスですっ!
「あの、ごめんなさい。エノラちゃんとミラちゃんですよね! 今の話ちょっと聞こえちゃいまして」
「あっ、エスキーさん、おはようございます!」
「エスキー……?」
「ほら、同じチームの先輩でこの前ダービー勝ってたエスキーさん! 適性もバッチリ合うし、何せとっても強いから併走相手にぴったりだよ! エノラちゃんも本気出せるんじゃない?」
「強い? だったら併走してほしい……もっとみんなと仲良くなりたい、覚えたい……」
「そう褒められるとちょっと照れちゃいますね……ん、覚えたい?」
「まあまあ良いじゃないですか! じゃあエスキーさん、放課後にエノラちゃんと併走お願いできますか? 私はゴール役するので!」
「分かりましたっ。では放課後楽しみにしてますねっ!」
覚えたい? そういえばチームに入られた時ちゃんと挨拶したはずなんですけど、今日初めて会いましたって雰囲気でしたね。もしかして……
そう疑念を抱きつつ、2人と別れるのでした。 - 78メジロエスキーの人22/06/12(日) 11:41:51
─────
迎えた放課後。ジャージに着替えトレーニングコースで待つこと数分、同じくジャージに着替えたエノラちゃんとミラージュちゃんがコースに現れました。
「お待たせしてすいません!」
「いえいえ、わたしもさっき来たばっかりですから……どうしてミラージュちゃんまでジャージを?」
「それはまあ……万が一のためです!」
「? まあせっかくですし、併走前に一緒に体解しましょう。怪我が1番怖いですから」
─────
ストレッチ、柔軟、1ハロン20秒ほどの軽いジョグ。その全てを終えると、わたしとエノラちゃんはスタート位置に、ミラちゃんはゴールの位置にそれぞれ向かいました。
「芝左回り2400m。ダービーと同じですね、楽しみですっ! よろしくお願いしますね、エノラちゃん!」
「よろしく……えーっと……」
「エスキーですよ。この併走でちゃんと“覚えて”いってくださいね?」
「……! もしかして貴方は私のこの“病”のことを……」
「おーい! そろそろ始めるよー! 2人とも位置についてー!」
大事な会話を中断されちゃいましたが、全部併走終わってから確認するとしましょうか。
エノラちゃんが内枠、わたしが外枠に位置取り、そして、
「では、よーいドン!」
- 79メジロエスキーの人22/06/12(日) 11:42:16
ミラちゃんの掛け声とともにスタートを切る。位置取り争いは起きず、まるで示し合わせたかのようにわたしが先行の位置、エノラちゃんが差し、いや追込の位置を確保した。
(競ってこないなら……ちょっと試してみましょうか)
第1コーナーの辺りで足を踏み込み、エノラちゃんとの距離を広げにかかる。その差7バ身、8バ身……いやもっと開いただろうか。
(おそらくエノラちゃんは中盤から捲っていくタイプの追込型。でしたらここで飛ばしきらずに徐々にペースを落としていって……)
第2コーナーを過ぎてバックストレッチへ。ペースを落としてもそれほど詰めてはこない。末脚で捲り切れると思われてるのだろうか。
(ちょっとそれは舐められてるような気がして腹が立ちますね……まあでも今は我慢我慢……)
バックストレッチ半ばを過ぎ、最初の1000mを迎える。おそらく1分1〜2秒ぐらいで通過したはず。ストップウォッチでタイムを計測してる彼女の様子を確認するべくゴールの方をチラッと横目で見ると……
(案の定目を白黒させてますね。そして肝心のエノラちゃんは特に気づいてる様子もなし……これは勝たせてもらいましたね)
第3コーナーの手前で後ろから大きく足を踏み込む音がした。そしてその足音が少しずつ近づいてくる。8バ身、7バ身、6バ身……まるでAメロが終わり、サビに入ったかのように足音が迫り、その圧が背中を押してくる。レースではなく併走だとしても、これが作戦通りだったとしても、やはり後ろから差してくる時の恐怖は変わることはない。
迎えた第4コーナー。2バ身、1バ身と迫ってきた姿を捉えようと後ろを振り向くと、そこにいたのは恐怖と喜びが入り混じる複雑な表情をしたエノラちゃんだった。
(エノラちゃんが何を求めているのか、そのためにわたしは何をしてあげられる、いやしないといけないのか分かった気がします。でしたらこの勝負、ちょっと本気出させてもらいますねっ!)
2人が横に並んだのは刹那。ギアを一気に上げ再び2バ身、3バ身と差を広げにかかる。ここで捲り切れるのだと思って一気にスパートをかけていたんだろう。足音が追ってくることはなく、差を広げたままゴール位置を通過した。
- 80メジロエスキーの人22/06/12(日) 11:42:48
─────
併走と呼ぶのは躊躇われる、約140秒の真剣勝負。勝ったのはわたしでした。
「……ふぅ! とても楽しかったですっ! ミラちゃんもゴール役ありがとうございましたっ!」
「えーっとエスキーさん……?」
「さんじゃなくていいですよぅ。同じ中等部なんですし敬語もいりません。距離遠く感じちゃいます」
「分かり……いや分かったよエスキーちゃん。それでね、さっきのレース中のことなんだけど……もしかして全部作戦通りだったとか?」
「やっぱりミラちゃんは途中で気づいてたんですね」
「だってあれだけ逃げてるのに1000mの通過タイム遅かったし! ストップウォッチが壊れたのかと思っちゃった。それで最後は迫ってきたエノラちゃん突き放して……」
「もう少し抑えても良かったんですけど……あっ、エノラちゃん復活したみたいですね」
レース後少し離れたところで大の字になって空を見上げていたエノラちゃんがムクリと起き上がり、わたしたち2人の方へゆっくりと歩いてきた。
「エノラちゃん、今日は併走に付き合ってもらってありがとうございましたっ!」
「こちらこそありがとう、“エスキー”さん」
「エノラちゃん、ちゃんと覚えてる……! 良かったね……!」
「今回も覚えられる条件満たしたんだから当然でしょ。貴方がそんな喜ぶことじゃ……」
「エノラちゃんに友達増えるんだし喜ぶに決まって……でも友達が増えて私の存在がエノラちゃんの中で小さくなっていって……」
何やらミラちゃんから冷気が漏れているような……いつもと雰囲気違いますし……帰りましょうか。
「え、えーっと、ではわたしはこの辺で失礼しますねっ! お疲れさまでしたっ!」
「……はっ!? エスキーちゃんお疲れさま! ほんとにありがとねー!」
「エスキーさん、明日からもよろしくね」
─────
普通のようで普通じゃない2人。今日はそんな2人の秘密と不思議な関係性を少し垣間見れたような気がしました。
「……よしっ! 明日は誰と走りましょうか!」
- 81メジロエスキーの人22/06/12(日) 11:43:41
長々とお目汚し失礼しました。久しぶりにエスキーメインで書いた気がします
- 82エノラの人22/06/12(日) 11:52:18
- 83二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 11:56:07
なんでSS書けるの定期(SS詰まってる人間感)
- 84二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 11:57:16
アラビアでの錬金術の研究過程でリキュールや香水が生まれていて
その関係でお酒禁止の地域なのにアルコールはアラビア語由来とかいうトリビア聞いたことあるな
アルケミーは香水に詳しい可能性あるか - 85ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 12:11:11
- 86二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 12:11:40
怒涛のSSラッシュが続くな
- 87エノラの人22/06/12(日) 12:24:05
- 88メジロエスキーの人22/06/12(日) 13:05:03
- 89ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 13:07:04
レース描写難しいな、台詞で誤魔化してしまう
- 90二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 13:22:54
- 91カラレスミラージュの人22/06/12(日) 13:23:48
- 92エノラの人22/06/12(日) 13:27:15
そういやエノラってどんだけ弱いんだろ。
公的なレース描写が無いにしろ今のところ全敗だし(メタ的理由も含む)
程よい強さ募集中 - 93お詫びングタイムの人22/06/12(日) 13:37:36
お詫び
エノラ様、この度はエノラさんを倒してしまい申し訳ありません。今作はエノラさんをボコボコにしたくて書いた訳ではありません!先にデビューした体で先輩兼壁として描写させて頂きました。今後は遠慮なく私めを倒して貰っても大丈夫ですワ - 94エノラの人22/06/12(日) 13:40:08
- 95カラレスミラージュの人22/06/12(日) 13:47:00
- 96エノラの人22/06/12(日) 13:52:29
お、エノラの初勝利が見れるのか、楽しみ。
- 97メジロエスキーの人22/06/12(日) 13:58:59
- 98ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 14:00:58
- 99二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 14:02:35
- 100ラピッドホライゾンの人22/06/12(日) 14:03:25
取り敢えずラピッド視点のは出来たのですが…
- 101ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 14:03:58
ホーラは恋人とか、恋愛はわかんないけどホラー展開の恋人同士奴ならアドバイスくれるよ(ホラー展開的にヤバいオチにしかならないけど)
- 102アルケミーの人22/06/12(日) 14:09:06
- 103二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 14:32:43
どこらへんが知りたいので?
- 104ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 14:41:33
何がどうなってんですか
- 105二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 15:16:17
ウマ娘なりたい部の現状
Q.どんな部活なの?
A.ウマ娘になってやりたい事を気ままにやっています
Q.なにをしているの?
A.基本的には雑談、おふざけ、SS投下、お絵描きなど自由です
Q.チームカオスってなに?
A.なんなんですかね
Q.長期スレなので内輪ネタばかりなイメージがあります
A.そんなに内輪ネタはありません
Q.エログロとかやってませんか?
A.やりませんしやったらぶっ飛ばします
Q.今からでも入れますか?
A.部員は常に新メンバーに飢えています、気軽に突入してください - 106ハリケーンデュークのひと22/06/12(日) 15:21:37
あなたもウマ娘になりましょうよ、楽しいですよ…。
ところでダートの短距離兼マイラーウマ娘としてはどういうローテで行くのが良さそうでしょう。私としてはクラシックは関東オークスに出てジャパンダートダービーが王道かなと思っております - 107二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 15:32:48
大体>>105の通り
補足するとチームカオスはここのウマ娘をチームとしてひとくくりにした感じ
なので専属トレーナーや専属ウマ娘も複数人いる
トレーナー不在のウマ娘もいる
内輪ネタっていうとあれだけど、行動とか言動がやばいやつが複数人いる
カンパナーレボバー(ボバー、ボバニキ、牡馬ニキとも)、ライジョウドウ、ブレイブロードの3人は気をつけろ
- 108ハリケーンデュークのひと22/06/12(日) 15:36:35
…と思ってたら関東オークスは2100m、ジャパンダートダービーは2000mなので適性外ですね。
手元のウイニングポストを参照したところ、ダート路線は秋からマイル・短距離が本格化するので徐々に距離を短くしていく感じでしょうか
それにしてもダートだけあって、日本全国あちこちに行きますね。帰るたびに変なお土産買ってくるのが習慣になりそうです - 109ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 15:38:53
お土産、友達とかに頼まれてそう
- 110ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 15:42:24
王道クラシック三冠を目指していかないかい?皐月賞、日本ダービー、菊花賞を制覇して切磋琢磨していかないかい
- 111メジロエスキーの人22/06/12(日) 15:54:10
- 112アルケミーの人22/06/12(日) 15:58:39
いっそのこと頑張れば中距離走れる程度に適性を弄るのもありなんじゃないかしら
アルケミーはオールラウンダーだったけど耳飾り左だったりスピードが低いという理由で短距離長距離の適性をナーフしてます - 113ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 15:58:42
結構出てるね、実際もこれぐらい走らせてるもんなの?
- 114ハリケーンデュークのひと22/06/12(日) 16:10:33
ウイポの自動ローテだと兵庫CS→ユニコーンS→JDD→レパードS→南部杯→JBCクラシック→チャンピオンズC→東京大賞典と出てますね
メタ的なこと言うとスーパークリーク育成シナリオの「小さなほころび」みたいなスランプ期間がほしいので、エスキーさんの意見も取り入れつつ、
ヒヤシンスS→伏竜S→端午S→関東オークス→JDD
ここで距離適性や自分の身分とかの心身の問題でスランプに陥って、夏合宿を経て
レパードS→レディスプレリュード→JJBCレディスクラシック→チャンピオンズC
で行こうと思います
- 115メジロエスキーの人22/06/12(日) 16:10:58
適性は中距離というより2000mまでは走れるって感じにするとかは? ウマ娘的にはCぐらいにして。ダートだったら2000mまでカバーできればG1級のレース結構出れるようになってレース選択の幅広がるから
前半は1、2レースぐらい削ってちょうどいいぐらいかも。後半はこんなもんだと思う
- 116ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 16:12:05
BとAの差がいまいちわからないのよね
- 117アルケミーの人22/06/12(日) 16:15:17
- 118ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 16:24:53
今まで長距離走ってなかった子が長距離で勝ったらBくらいかな、フジの割と適正いろいろ伸ばせるのもまあまあうーーんてなるけど(少なすぎて予測しずらい
- 119二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 16:52:49
史実グラスワンダーはいっそ距離適正BAAAでいいような馬ですからね……ただゲームバランス考えて短距離をGにされてしまっているだけで
- 120二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 16:56:46
ウマ娘の距離区分設定がアレなだけだから
実際は短BマイルA中Aで長距離適性はもっと低くていい - 121二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 17:13:10
このレスは削除されています
- 122ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 17:14:14
ライトニングホラーの戦歴考えてみました
ジュニア
新馬戦 2000m 芝
1600mOP
ホープフルステークス
クラシック
日本ダービー
神戸新聞杯
菊花賞
シニア
天皇賞春
宝塚記念
天皇賞秋
ジャパンカップ
有馬記念
少ない気がしてきたぞ - 123ハリケーンデュークのひと22/06/12(日) 17:17:32
目標レースならもう少しステップレース入れてはどうですか?
ジュニアならサウジアラビア、クラシックなら弥生賞、
シニアなら京都記念か阪神大賞典とかはいかがでしょう - 124アルケミーの人22/06/12(日) 17:18:53
皐月賞出ないでぶっつけダービーに行ったのは療養してたからだっけ
菊と春天の間にどこか走らないの? - 125二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 17:25:14
外出してたら凄い勢いでスレが進んでる……こわい……
距離適性冷静に考えたらバラカのダートA長距離Aって何をどうしたら得られるんでしょうね不思議 - 126ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 17:27:48
- 127メジロエスキーの人22/06/12(日) 17:32:23
デビューを芝2000mにするなら、2戦目は1600mじゃなくて東スポ杯2歳S(東京芝1800m)とか京都2歳S(京都芝2000m)にしてホープフルSに臨めばいいんじゃないかな。クラシック目指してるのに2Fも距離短縮するぐらいなら、初戦を1600or1800mにして徐々に距離延長していった方がいいとは思う
- 128ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 17:35:20
マイル出した理由はマイルもいけるかていう試しみたいなものです、酷なことしたなぁ
- 129アルケミーの人22/06/12(日) 17:37:10
- 130二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 17:39:32
おらっマラソンステークス出ろ!
- 131二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 17:43:46
ですね。なのでなんだろう……旧名古屋GP(2500m)でも勝ってたのかもしれませんね(ウマ娘には無いけど
- 132メジロエスキーの人22/06/12(日) 17:45:08
バラカってなんとかしてアメリカ3冠路線→マラソンS→BCクラシックに送り込むしかないな、やっぱり
- 133ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 17:45:15
皆さん競馬の知識が高すぎですごいです、ウマ娘から入ったので全然なくて
- 134二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 17:45:20
- 135プログレスの人22/06/12(日) 17:45:51
なんで俺マックちゃんとイチャコラしたいぜぐへへでSS書いてんのにコースについて調べてんだろ…
- 136カンパナーレボバー22/06/12(日) 17:46:25
フェブラリー、かしわ、帝王賞でダート三冠的なことやろうかなとか考えたことはある
- 137二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 17:48:11
- 138二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 17:48:18
- 139ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 17:48:24
ライトニングホラー戦歴(実馬の方)
ジュニア
新馬戦 2000m 芝 1着
東スポ杯2歳S 1800 4着
ホープフルステークス 2000m 1着
クラシック
療養
日本ダービー 5着
神戸新聞杯 3着
菊花賞 11着
↓放牧期間
シニア
大阪大賞典 2着
天皇賞春 1着
宝塚記念 2着
京都大賞典 1着
天皇賞秋 1着(または、2位か3着で迷ってる)
ジャパンカップ 3着
有馬記念 1着 - 140アルケミーの人22/06/12(日) 17:48:39
平日にあまり見ない先輩方が来てる・・・!
- 141カンパナーレボバー22/06/12(日) 17:49:03
- 142メジロエスキーの人22/06/12(日) 17:49:20
- 143ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 17:49:21
おお、先輩方方がいらっしゃる
- 144二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 17:50:25
ボバニキくっそ理不尽言われてて草
- 145ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 17:50:34
- 146プログレスの人22/06/12(日) 17:51:19
- 147アルケミーの人22/06/12(日) 17:52:33
- 148メジロエスキーの人22/06/12(日) 17:52:54
ボバーにはダート王道路線(+αで海外ダート)を歩んでほしい。正直能力自体は高いと思うんだよねえ
- 149二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 17:53:01
まじめに話そうとする度に誰おま案件になる牡馬ニキに悲しい過去
- 150ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 17:55:18
実を言うともっとホーラの成績は低くする予定でした
無茶苦茶前だーーー、かなり遡りますね - 151二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 17:55:31
とあるスレで話に上がってたから暫く見てましたけど、色々と凄いですね
- 152二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 17:57:22
過去にやらかしてきたこと
・坂路コースで転がすタイプのアイスクリームメーカーを転げ落とす
・アメリカの通販で売ってるような凄い吸水タオルを自室のトイレにねじ込んで使用不能にする
・ライジョウドウのパンツを食洗機に入れる
なおこれらですら氷山の一角という
- 153二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 18:03:06
箱買いした大量のバスボムを寮の大浴場にぶちこむこともあったな
このときに余ったバスボムが後の悲劇に繋がるという - 154ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 18:06:58
ヤバいことしかしてねぇ、生徒会にマークされてそう
- 155二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 18:07:39
ダートA長距離Aはクラシックの成績がよろしくなくて障害競走に行ったらなんか好成績残したのかもしれない
そして人気投票で有馬記念に出ることになってもう一回芝走ってみるべってなったときにだいぶ成長してたお陰で才能が開花したのかもしれない - 156アルケミーの人22/06/12(日) 18:09:36
あれ、ヤミナベス女王杯でバスボムが投げ込まれたと聞きましたが、もしやあれはボバー先輩とは別人・・・?
鍋の中ならともかく浴場にバスボムは普通にロマンありますね
アルケミーも栗東寮なので時期を逃した感 - 157ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 18:15:04
- 158メジロエスキーの人22/06/12(日) 18:23:32
- 159二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 18:24:49
🎈
牡
馬
ニ
キ
メ
ス
堕
ち
お
め
で
と
う - 160プログレスの人22/06/12(日) 18:31:35
- 161カラレスミラージュの人22/06/12(日) 18:35:14
- 162ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 18:42:30
- 163メジロエスキーの人22/06/12(日) 18:42:57
- 164SS完走記念[G1]22/06/12(日) 18:45:10
SSぶん投げますわ〜!
今日は俺がプログレスと契約してからの初めてのレース、つまりメイクデビューだ。
彼女の様子を見に控え室のドアの前に立った。
「プログレス、今いいか?」
「あぁトレーナーさん、大丈夫ですわよ」
「調子はどうだ?」
「バッチリですわ!このレース、勝ったも同然ですわ〜!」
随分と調子に乗っている
「油断大敵だぞ」
「えぇ分かっていますわ、ですが今の私は無敵!もうトリプルティアラも決まったようなものですわ〜!」
不安、すごく不安だ。今までトレーニングを重ね、今日はベストコンディションと言えるがそれを超えるほど心配にやる。
「それではトレーナーさん、いってきますわ。私の勇姿、しっかりと目に焼き付けなさいませ〜!」 - 165SS完走記念[G1]22/06/12(日) 18:45:39
ゲートに八人のウマ娘が入る。
馬場は良好、天気もいい。
『ゲートイン完了、出走の準備が出来ました…スタート!』
出だしは上々、狙うは先頭…ではなくその後ろ。
逃げるウマ娘から離されないように走る。
本当は私もマックイーンさんのように先頭にたってスタミナですり潰す戦法をとりたかったけどトレーナーさん曰くスタミナが足りないらしい。
『1番、気持ちよく逃げています』
足はまだ疲れていない、いい調子だ。
これなら_______
「スパート、いきます!」
『まもなく第4コーナー!一気にレースが動きます!』
『最初にかけてきたのは1番』
『2番メジロプログレス、仕掛けてきた!1番も負けないと走ります!』
前のウマ娘を抜いて先頭に立つ。
このままゴール板まで!
『2番メジロプログレス、後続を引き離す!メジロプログレス、そのまま1着でゴール!』
- 166SS完走記念[G1]22/06/12(日) 18:46:10
「ふふん、メイクデビュー、見事勝利!ですわ〜!」
「トレーナーさん!私に何か言うことは?」
「おめでとう、プログレス」
「勝つというのはとても気分がいいですわね…このまま無敗でトリプルティアラ!ですわ〜!」
レースに勝ったのがよほど嬉しかったのかその場で回転し出すメジロプログレスを見つつ次のレースの目標を立てる。
彼女が言う通りクラシック級での目標はトリプルティアラ、つまり桜花賞、オークス、秋華賞での勝利だ。
それならまずは少し距離は短くなるが桜花賞のトライアルであるチューリップ賞かアネモネステークス。この2つなら今日勝った中山であるアネモネステークスの方がいいだろう。
「それじゃあプログレス、ライブの後でな」
「ライブ…そうでしたわ!早く着替えなければ…!」
この後めちゃくちゃ歌って踊った
終わりですわ〜脳みそハゲ散らかしますわ〜!
- 167二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 18:48:43
- 168メジロエスキーの人22/06/12(日) 18:50:33
- 169ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 18:54:51
- 170カラレスミラージュの人22/06/12(日) 18:59:30
(敬称略)
美浦だと可能なのが現行シンボリラウエンさんだけですね……
(エスキー-(ドーベル/タイキ)、エスキモー-カジツ、ミラージュ-エノラが同室なので)
まだ所属が決まってないリクテル、ラピッドホライゾン、ホライズンファラオの誰かが美浦所属になれば或いは……最近いらっしゃるのがラピッドさんしかいない……!?
(6月組が全員決まっていると知って驚くミラージュ)
乙ですわ~! 2人の距離感というか信頼感とそれすら塗り潰す心配さすら打ち勝つ姿が軽快で気持ちがいい……明るめ清涼感のある作風すき……
Part72がエノミラの聖地になりそうなくらいSSいただけたのが本当に嬉しい……
なので触発されてSSが出来ましたわ! もしスレが早くなければ19:02頃から8レスほど失礼しますわ~!
- 171SS完走記念[G1]22/06/12(日) 19:02:26
- 172カラレスミラージュの人22/06/12(日) 19:02:29
この一時の為、装いも美しくレース場を駆けるウマ娘たち。その中でも一際目を引いたのは、長い黒髪を靡かせてターフを支配した一人の少女だった。
『――今、一着でゴールイン! 実力を遺憾無く発揮し、レースを制した!』
地下バ道で彼女を出迎えるのは、同じチームの少女たち。普段は個性派として知られる面々も、仲間の勝利にはただ純然たる祝福だけを伝えていた。
『勝ったのはエノラ! その鮮烈なる走りは、私達に決して忘れられない記憶を刻み付けました!』
そんな中、堪え切れなくなって飛び出したのは、同室に暮らす彼女の親友。抱き着いてきた少女を難なく受け止めた勝者は、白黒のノイズが乗った瞳で友を見つめ――
『貴方、■?』
「――ッ!!」
不快に張り付いた寝間着の背中に汗が伝う。上半身を起こして荒く息を吐く。陽の光も差し込まない暗い部屋、傍らの時計を見ると、敢えて古めかしい呼称を使うならば丑三つ時を迎えたばかりであった。
「……何回、目?」
軽く横を向けば、そこには先ほどの勝者が物静かな寝顔を浮かべている。どうやら「普段通り」、彼女を起こしてしまうことは無かったようだ。少しだけ安堵。だったら、ここから先も「普段通り」……私は眠れないんだろう。装いを変え、ドアノブを握る。誰にも気付かれぬように、誰をも心配させることのないように。努めて私は私らしくあるべきなのだから。……カラレスミラージュは、「普段通り」そう結論付けた。
「プログレスさんとかカジツちゃん先輩は中距離、ライジョウドウさんならマイルあたり誘えるかな?」
「随分しっかり調べてるね…‥前のエスキーさんの時もそうだったけど」
「何てったってお世話になってるチームだからね! 出来ることはしておきたいし。そういえばエノラちゃんダートって走れたっけ?」
「ちょっと走りにくいけど無理ってほどじゃない」
「なら良かった、バラカさん先輩とかラウエンさんとかも大丈夫かな。私はビックリするくらい走れないから……ふぁ」
授業も終わって昼休み。手元にノートを広げながら、欠伸を噛み殺すカラレス。目尻に涙が浮かんでいるのと、薄っすら隈も見える。 - 173カラレスミラージュの人22/06/12(日) 19:03:00
ラピッドさんと走った次の日くらいからか、カラレスが眠そうな姿を見せることが増えた。本人は「勉強時間増やさないとテストまずいから」なんて冗談交じりに言っていたけど、私ほどじゃないにせよ十分な成績は取れていたはず。あまり追究するのもと思ってそれっきりになっていたけど……
「ふあぁ……ごめん、ちょっとだけ寝るね。5分前か10分前くらいに起こしてくれない……?」
「分かった」
行きたいところあったら行ってきてね、そう言い残して微睡みに沈んでいくカラレス。ノートはパラパラと風に煽られ、少しずつページを戻していく。そこに書かれていたのは、同じチームの面々に関する特徴だった。
【エスキーちゃん→めっちゃ強い。やっぱり無敗の二冠達成者。なんか色々見透かされてたし】
【ラピッドさん→だいぶ迷惑を掛けちゃったけど、目的は達成。今度は私も走ってみたい】
【フラりんさん→2人目の併走相手。流石としか言えない末脚、脚質同じだし学んでいきたい】
1ページに一人、性格やレース歴など色々なメモが取られている。風のせいで逆回しになっていることを踏まえれば、その記載は私が「覚えた」順番と一致する。そして、フラワーさんの前の頁には、左上にたった1文字。
【私】
それ以上は何も記されておらず、ページの根元には元々あった紙を破った残滓だけが見える。恐らくは日誌か何かを流用したのだろうか。というか、私以上に私を見ているのではないだろうか、眼前の彼女は。いくら私が「忘れてしまう」からって、ここまで親身にならずとも……いや、ライバルには全力を尽くしたいという彼女なりの誠意なのだろうか。
少し顔をしかめながら眠る彼女の髪を、乱れぬように少しだけ指で梳きながら、そんなことを考えた。
「エノラちゃん、大丈夫? ボーっとしちゃってない?」
「ちょっと休憩しますか?」
「大丈夫。エスキーさん、フラワーさん。少しだけ考え事していたのはごめんなさい」
時間は流れて放課後。トレーニングルームの予約を取っていたカラレスと別れ、一人で走り込みをしていたところに先輩方から声を掛けられた。エスキーさんとフラワーさん……大丈夫、ちゃんと覚えてる。
- 174カラレスミラージュの人22/06/12(日) 19:03:24
折角だから一緒にどう? と2人に誘われて、今日は併走じゃなくてトレーニングに付き合わせてもらっていた。本格化を迎え、最前線でレースに出走する2人。付いて行くのがやっとくらいではあったが、貴重な経験をさせてもらえたと思う。そんな休憩時間の中、思い出したのは昼休みのこと。
……どうしても人付き合いの薄かった私には分からなくても、先輩たちなら気付くことがあるかもしれない。
「……相談したいことがあるのだけど、いいかな?」
「……! もちろん! どんどん頼ってくれていいからね!」
「私も、出来る限り相談には乗らせてもらいますよ!」
「ありがとう、それじゃ……」
そうして、私は一連の内容を2人に伝えた。寝不足な同居人とその開始時期、あと申し訳ないけどノートの件も少々。思い上がりでなければ、原因の一部は私にあると思ったから。
「やっぱり、あの併走を見たのが理由でしょうか……? 奮起するにせよ消沈するにせよ、今までとは違う感情に包まれるわけですから」
眉を心配げに寄せて、カラレスを気遣う反応を見せたフラワーさん。対するエスキーさんは口元に手を寄せ、神妙な顔で何かを考え込んでいた。
「あの時のミラちゃんの反応、ノートの内容、確かその時……フラりん!」
「エスキーちゃん?」
「……ちょっと教えて欲しいことがあるんですけど」
そんなやり取りの後、数分だけ私から離れて、小声で話し込む2人。そこで何かを得心したのか、エスキーさんが戻って来て私に尋ねてくる。
「ミラちゃん、夜中に部屋から出て行ったりしてます?」
「……言われてみれば」
思い返してみると、寝ぼけ眼にドアの開く音を何度か聞いた気がする。室内備え付けの手洗い場であればいいが、もしそうじゃなかったら。もし、彼女がどこかに行っているのであれば。
「あんまり友達相手にすることじゃないとは思いますけど……もしミラちゃんが何処かへ行く素振りを見せたら、ジャージを着て、ついて行ってみて下さい。多分それで……解決するでしょうから」
「……分かった」
服装まで指定しているあたり、やはりエスキーさんは何かに気付いたんだろう。身体も疲れ果てていたので練習を切り上げ、少し眠っておくことにする。
……後から戻ってきたカラレスには、2人と一緒の練習を随分と羨ましがられた。
- 175カラレスミラージュの人22/06/12(日) 19:03:43
相も変わらず悪夢に揺られ、眠ることを諦めた私は練習コースに立っていた。少し寒いくらいの空気が、落ち着きの薄れた頭を少しずつ冷やしてくれる。
『あなたみたいな空っぽはいや!』
「ハリボテなんてまっぴらなの!」
『――貴方、■?』
脳裏に過るのは、嘗ての記憶と偽りの夢。あの日、私は「それでも」と彼女に叫んだ。どんな自分であろうとそれを受け入れるのが必定、そのための助けになるとも。あの気持ちに嘘偽りは無い。……だけど。
「わたし、あなたのこと忘れたくたい!忘れたくたいないのにぃ!」
……彼女の病気。あの時の言葉から、一つの仮説が浮かぶ。「覚えていられない」症状と――「覚えたことを忘れる」症状。私もきっと、例外なく「忘れられる」対象であると。そして、彼女が覚えられる対象……覚えられる娘が増えるほどに、私が忘却される可能性は高まっていくとも。
本音を言うならば、忘れられたい筈が無い。今まで虚ろに生きてきた私にとっても、彼女はかけがえのない存在なのだから。でも、そんな彼女に自らの素を明かせないような臆病者が……果たして隣にいる資格を持っているのか? 決まっている、「無い」。我が身可愛さに全てを騙し、それでいて他者の努力を踏み躙って悦ぶような愚者に、そんなものがある筈がない。
で、あるならば。私が忘れられてもいいように、彼女の寄る辺を増やしてあげればいい。誰からも愛される良い娘だ、病気のことさえ克服できれば、きっと順風満帆な日々を過ごせるだろう。そうして私のことを忘れた彼女の前に、挑戦者として。或いは簒奪者として立ちはだかり、彼女の努力を喰らい尽くすというのも悪くはないでしょう?
……理屈では分かっているのに、感情が、本能がその未来を受け入れられない。それでいて昼間には彼女の為に動き回るチグハグさ。いや、チームの皆さんと交流するのは私にとっても楽しいことだ。そこは間違いない。けれど。そんな自己撞着の果てが、悪夢と睡眠不足。情けなくて笑えてくる。
そろそろ夜明けも近付いてくるだろうか。瑠璃濃藍の空に白みが混じる、その少し前くらいには部屋へ戻らないと。これは私が勝手に抱えている悩み、誰かを巻き込むわけにはいかないのだから。……だと、いうのに。
「カラレス……?」
「……エノラ、ちゃん」
- 176カラレスミラージュの人22/06/12(日) 19:03:58
学校指定だから当然だけど、お揃いのジャージを着込んで深夜のターフに立つ私たち。周囲には動物の気配も無く、二人が立てる物音と風音だけが静寂を塗り潰していた。
「ごめんごめん、起こしちゃった? ちょっと目が覚めて、夜風に当たろうかなーって……」
「取り繕わなくていい、分かってるでしょう? ……やっぱり戦意喪失していたの?」
誤魔化そうと言葉を濁したが、一閃。どうやらやり過ごせる雰囲気ではないらしい。
「……戦意については戻ってるよ。フラりんさんもエスキーさんも、あの時は最後まで見れなかったけどラピッドさんだって」
「…………」
「今すぐとは言えないけど、絶対に超える。それは貴方も変わらない、あの日言った通り」
喉元に指を添え、嘘偽りのない言葉を伝える。先輩たちみたいに期待されている相手を引き摺り下ろしてこその私というのは、あの選抜レースの日に掲げた揺るぎない目標だから。そこに嘘偽りはない。……もう一つの真意を伝えていないだけで。
「心配かけたのは本当にごめん。私は大丈夫だから戻――」
「――だったら、私と走って、併走……ううん、真剣勝負。」
「へ……?」
「前はカラレスの方から誘って来たんだから、私が頼んでもいい、違う? それで私が勝ったら……本音、話してもらう」
そう言ってストレッチを始めるエノラちゃん、つられて私も屈伸を始めてしまう。突然の申し出に驚いたが、彼女とはまた走ってみたいと思っていた。特に最近は、記憶定着のために先輩方に揉まれ続けただけあって、少し前と纏う空気も変わっている。不意打ち気味に併走させちゃった前と違って、彼女のコンディションも万全のはず……今が深夜であることを除けば、だけど。
「オッケー、乗ったよ。だったら私が勝った時には……エノラちゃんに、深夜徘徊なんて悪行を止めてもらおうかな」
「それはカラレスだって同じでしょう」
「私は悪い子だからねー……うそうそ、私も止めるよ」
どっちにしろバレてしまった時点で、明日からは続けられないから。彼女には申し訳ないけど、再びレースで競えるようになったって意味で目的は果たせたと言ってもいいだろうし。
どうせ誰も来ないからと、タイマーを付けたスマホを地面に置く。スタート地点に立ち、数秒の時間を置いて……ゲートが開く音が、深夜のレース場に響き渡った。
- 177カラレスミラージュの人22/06/12(日) 19:04:17
コースは芝2400m。以前とは逆、エノラちゃん――エノラが差しで私が追込、逃げる彼女に私が縋る形となった。
目の前で空気が研ぎ澄まされていく感覚、恐らくは彼女の目も、きっと。あの時とは違って、スタート直後から私の足と視界も脱力していくのを感じる。無用な振る舞いなど脱ぎ捨てて、ただ走り勝つためだけに身体と頭を回す、私の本性。第1コーナー前に3バ身ほど開いていた差は、出口付近で2バ身ほどに縮んでいた。
(大丈夫、ちゃんと追えてる。もう少し脚を溜めて、最後には……)
勿論、今までのレースでエノラの走り方も把握している。中盤から一気に捲る走法、スタミナ面とか脚の強さでそれが最適だと踏んだのだろう。私は持久力に難があるから、スパートを掛けられるのは終盤だけど……
(トップスピードだけなら、私の方が圧倒的に上……!)
ひとまず今は待ちの時、第2コーナーを超えて直線の場面、逃げようとしても距離を広げられないよう1バ身ほど後ろで圧を掛ける。
「……!」
第3コーナーに入る直前。目の前から一気に消え去る様に速度を上げ、私を引き離していくエノラ。3バ身、4バ身、5バ身……詰めていた差がどんどん広げられていく。正直、今すぐにでも追い上げたい気持ちに包まれるけど、それじゃ絶対に保たないのは分かり切ってる。だったら。
(……ここ!)
第4コーナー、若干無理な姿勢になりながらも脚に力を込める。重心を前に寄せながら、前方で揺れる黒髪を追いかける。こちらを振り返ることなく逃げ続けるエノラ、彼女も私と一緒で勝つことだけに必死なんだろう。先輩たちと違って、そんな余裕を私たちは持ってないから。
「逃がす、かッ……!」
最終直線手前、独走を続けていた彼女に食らい付く。想定通り、彼女のトップスピードと比べても私の方が上。残り距離から考えて、滑ったりしない限り抜き去れる差……!
だと、思っていたら。
(……!?)
残り200mほど、1バ身の差を追い潰そうとした瞬間、眼前に迫っていたエノラの姿が大きくブレる。次の間には更に加速したエノラが、私から離れる。もちろん速度そのものは私の方が上、だけど予測を誤り一瞬開いた差は……詰め切れることなく。半バ身差、完敗だった。
- 178カラレスミラージュの人22/06/12(日) 19:04:47
「はぁっ……はっ、はっ……」
大の字で仰向けに倒れ込んだエノラちゃんと、うつ伏せで蹲って右手を握り締める私。完全にやられた、文句無しの負け。確かエスキーさんも、末脚を踏んで一気に突き放したのが凄かったけど、それを思い出すような走りだった。先輩方から学んだ動きを活かしてライバルに勝つ、なんと素晴らしい姿だろうか。感動と同時に、握り締める力が強まる。
悔しい、本当に悔しい。結局、私では彼女の横に並び立つなど力不足だったか。……まあいい、だったら私は私に出来ることをするだけ。彼女の病に対する助けとなりつつ、最後にはもう一度勝てばいい。その間に何があったとしても……何が無かったとしても。
そこまで考え、起き上がろうとしたところで、眼前に伸ばされる手。顔を上げれば、エノラちゃんが私に手を伸ばしていた。それを掴み取って立ち上がると、彼女は私の肩に手を置いて。
「私の勝ち。本音……話してもらう」
「……仕方ないなぁ」
いつか、誰かとの話でも似たような経験を踏んだ記憶。いずれにせよ、彼女は勝って私が負けたんだから、どんな無様でも醜態でも晒すのが道理というもの。洗いざらい彼女に告げる、彼女の記憶に関する話、私が抱いていた実にみっともない嫉妬心と恐怖を。
「…………」
「……エノラちゃんが皆さんと仲良くなって欲しいのは本当、あの日約束したみたいに『最高の私達』になるっていうのも本当。……その過程で、私の事が忘れられたとしたら、きっとそれは私が不甲斐なかった証拠だろうから」
好き勝手に自分の心情を吐露するというのは、思ったよりも気持ちのいいものらしい。まあ、これもいつかは忘れられる記憶なら却って楽か。ちょうど木の洞に叫ぶようなもの……なんて考えていたら。
「1勝1敗」
「え……?」
「1勝1敗、私はカラレスに一度負けて、カラレスも今日私に負けた。なら、これで同数」
「だとしても……」
言い淀む私の首に手を添えるエノラちゃん。その親指は、再び私の……声帯付近、喉元を捉えていた。
「忘れない、とは言えない。私も前にそれを心配したから。だから……私が忘れた時には思い出させて。何度でも」
「……!」
「それとも、カラレスミラージュというウマ娘は……そんなことすら出来ない腑抜けなの?」
「……言うね、エノラ。……乗ったよ」
- 179カラレスミラージュの人22/06/12(日) 19:05:13
――翌朝。
「エノラちゃんエノラちゃん!? 何で起こしてくれなかったの遅刻するって!」
「夜中にうろつき回った悪い生徒には丁度いい罰でしょう?」
「それは反省してるからさー!」
必死に頼み込んでベーグルだけ譲ってもらい、必死に制服の袖を通しながら鞄の中身を検める。寮のドアをくぐって走り始めた時、私の脳裏に巡っていたのは今朝の……最後の瞬間だった。
首に添えられた右手、彼女の手首を左手で掴み。私も右手を彼女の首に添える。示し合わせたように、彼女も私の手首を握ってきて。
「もう一度。私は、貴方が倒す」
「ええ。私は、貴方が倒す」
「何度、忘却の淵に沈んだとしても」
「何度、絶望の底に墜ちたとしても」
「「最後に勝つのは、私」」
了
- 180二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:06:31
こういうのがいいんだよおじさん「こういう関係性ほんとすこ」
- 181SS完走記念[G1]22/06/12(日) 19:07:44
これには俺もニッコリ
- 182二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:07:53
濃密なカラレスミラージュ×エノラをご馳走様でした
- 183二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:09:25
ちょっとスレの流れが早い!(悲鳴)
書いたSSはWikiのほうにもページ作ることをおすすめします!
メンバーじゃなかったり操作わからなくてwikiページできない人はメンバーに依頼すること! - 184二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:10:34
勝ったり負けたりから生まれる関係性ってほんとてえてえ
- 185ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 19:11:27
どんどん良質なSSが増えていく、ウマ娘ちゃんの関わりも尊い
- 186フラワリング鬼龍!22/06/12(日) 19:12:10
う あ あ あ
神SSがスレ内を練り歩いているッ
尊い、読まねば…… - 187二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:13:36
さすがチームカオス初(初だっけ…?)のカップリングですね
- 188二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:14:20
そろそろ建てるか…?
- 189二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:15:07
どういう経緯でこのカプ爆誕したんだっけ。。。
- 190二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:16:17
エノラが参加してわりとすぐだった気がする(うろ覚えマン)
- 191二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:17:15
- 192二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:18:34
SSが…!!SSが尊いがスレの流れが早い……
あとでじっくり読ませていただきますすみません - 193二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:19:22
梅が香に 昔を問へば 春の月 答へぬ影ぞ 袖にうつれる
- 194二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:19:36
梅の花 にほひをうつす 袖の上に 軒もる月の 影ぞあらそふ
- 195メジロエスキーの人22/06/12(日) 19:19:48
- 196二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:20:15
我が園に 梅の花散る 久方の 天より雪の 流れくるかも
- 197ライトニングホラーのひと22/06/12(日) 19:21:01
読んだら間がないッ
- 198二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:21:12
梅の花 いま盛りなり 思ふどち かざしにしてな 今盛りなり
- 199二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:21:55
残りたる 雪にまじれる 梅の花 早くな散りそ 雪は消ぬとも
- 200二次元好きの匿名さん22/06/12(日) 19:23:08
part72、完!