- 1◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:00:43
とある撮影スタジオ。
トゥインクルシリーズと飲料メーカーとでのキャンペーンがあるらしく、そのモデルの依頼がアタシにも来た。
普段なら絶対に引き受けないと思うし実際に断るつもりだった。だけどエアグルーヴ先輩もこの依頼を引き受けるというのを聞いて、先輩も引き受けるなら……という思いが後押しになって今に至る。
その撮影も無事に終わって、今はトレーナーと撮影スタッフの方がどの写真を使うか話してるみたい。アタシは正直自分の写真なんてどれがいいか分かんないし、トレーナーに一任する事にした。
と、そんな事をぼんやり考えていたらトレーナーが戻ってきた。……何やら缶コーヒーをたくさん抱えて。
「ごめん、待たせたね」
「別に、そういうお仕事なんだし仕方ないでしょ。で、それは何?」
「ああ、これ?スタッフの方が手土産にドーベルと一緒にどうぞ、って」
「そうなんだ」
まあ、そんなとこだろうとは思っていたけど。
会話してる間にもスタッフの方達が撤収の準備を始めてる。今日の撮影はアタシが最後だったみたい。アタシたちも帰る準備をして、見送られながらスタジオを後にする。
「アタシは普段コーヒー飲まないしアンタが持って帰れば?」
荷台に缶コーヒーを積んでいるトレーナーに話しかける。
「いいのか?……じゃあ、ありがたく貰うよ」
アタシとトレーナーに、という事もあってか一人で消費するにはそこそこな量があるけど。
……まあ、缶コーヒーなら消費期限とかも大丈夫だと思うし、どうせ飲まないならトレーナーに持って帰ってもらった方がいい。そのままトレーナーの車の助手席に乗り込み、帰り道を行く。
「いやぁ、それにしても今日の撮影本当良かったよ」
「や、やめて!恥ずかしかったんだから!」
「撮影で恥ずかしがってたらキャンペーンの時はもっと大変だぞ……?担当の方、撮影した写真はクリアファイルとかクオカードになる、って言ってたし」
「そういうこと想像させないで!」
……今更になって依頼を引き受けた事を後悔してきたかもしれない。 - 2◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:00:56
飲料メーカーでの撮影があって以降、トレーナーは貰ってきた缶コーヒーをよく飲んでいる。仕事中に飲めるようにトレーナー室にまとめて置いてるみたい。
折角いただいたものを無駄にするのは勿体ないという部分もあるとは思うんだけど、ここ最近は毎日1本、ってペースで飲んでる気がする。
今日はレインボー……?なんとかって味みたい。
「それ、美味しいの?」
「うん、まあ。缶コーヒーなのにこれだけ美味いのは凄いよな」
アタシの質問に答えながらも、トレーナーのパソコンを打鍵する手は止まらない。
なんとなくぼーっとトレーナーの方を眺めていたら勘違いしたらしいトレーナーが声を掛けてくる。
「ん?飲んでみたいの?元々ドーベルと一緒に、って貰ったものなんだし飲みなよ」
「え、いや……」
別に飲みたいから聞いたわけじゃないし、なんとはなしの世間話程度のつもりだったんだけど。
「アタシ、別にコーヒー好きじゃないから」
「ああ~、確かにドーベルがコーヒー好きなイメージはないな。大体紅茶飲んでるもんな」
なんだかその紅茶しか飲んでない、みたいな言い方はちょっと気に障るけどまあ事実だとは思う。
飲みたいものを提示されて、選択肢に紅茶があるなら特に何も考えず選ぶだろうし。
「でもそっか、好きじゃないのか。苦いのが苦手?」
「別にそういう訳じゃないけど。何?苦いのが苦手なお子様舌だって言いたいの?」
「いやいやいやいや!普通にそういう人もいるよね、って話だって!」
「……まあ、いいけど。でも確かにブラックのコーヒーは美味しいとは思えなかったかな……」
昔飲んだ事のあるブラックコーヒーの味を思い出す。
舌にいつまでも残るような苦さで……。あれ以来、あまり好んでコーヒーを飲もうとは思えない。 - 3◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:01:24
「じゃあ、甘いのは?」
「う~ん、どうだろ。ちょっと飲んだっきり飲んだことないから」
「そっか。それなら……ちょっと待っててね……」
何やらトレーナーがゴソゴソと貰ってきた缶コーヒーを漁っている。
「おっ、あった」
目的のものが見つかったのか、アタシの目の前に差しだしてきたのは白いパッケージの缶コーヒー。
「これとか飲めるんじゃない?甘いよ?」
「そうなの?」
「ああ、カフェオレなんだよ、それ」
よく見ると確かにパッケージにはカフェオレの文字が。
早速蓋を開けてひと口飲んでみる。……コーヒーとは思えないまろやかなミルクと甘い砂糖の味が口内を満たす。
「……!……すっごい甘いね、これ」
「まあ、カフェオレだし」
そのまま一缶飲み切ってしまう。
「気に入った?」
「う~ん……でもやっぱりアタシは紅茶の方が好きかな……」
「ありゃ、そうか」
少し残念そうな顔をしながらトレーナーが手元のコーヒーを一口煽る。
そんな様子を見ながらふと思い出したかのように疑問を投げかける。 - 4◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:01:45
「前々から思ってたけどさ。アンタってコーヒーよく飲んでるよね。好きなの?」
「う~ん?いや?好きって言われるとそうでもないような?」
「えっ、そうなの?」
意外だった。好きだから仕事してる時はいつも飲んでるものだと思ってた。
「ああ。好きは好きなんだけど多分ドーベルの思ってる好きではないと思う。お茶みたいな感覚かな」
「分かるような?」
アタシにとっての紅茶がトレーナーにとってのコーヒーと思えば確かに近い存在なのかもしれない。
でもアタシは明確に紅茶が好きだと思って飲んでいるし、好きでもないのに飲んでるその感覚はちょっぴり分からない。
「でも割と俺みたいな人たくさんいると思うぞ?なんとなくでコーヒー飲んでる人」
「ふ~ん……?」
なんとなくで苦いものを飲み続ける感覚はやっぱりイマイチ分からなかった。
だって、それならコーヒーじゃなくてもいいと思う。
「じゃあ、なんでコーヒー?紅茶でも良くない?」
「う~ん……。あれじゃないかな。ドーベルはさ、多分日常的に紅茶で出てくる家だったと思うんだけど」
「うん、まあそうだけど」
日常での触れやすさ、というのはトレーナーの言う通りあると思う。
家では日常的に紅茶を飲む機会があったしそれでそのまま飲むようになった、という側面は確かにある。
「それと同じようにうちではペットボトルのコーヒーがさ、ストックしてある訳よ」
「ふ~ん」
「だから中学生とかの時になんとなーく苦いって思いながら飲み始めて、なんとなーくそのまま大人になっても飲み続けてる、って感じかな」 - 5◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:02:07
「なるほど……?」
ちょっとだけ納得がいった。確かに紅茶よりもコーヒーの方が日常にはありふれてる。
それこそペットボトルのものだってコーヒーの方が種類は多いし、缶コーヒーやらパックのものやら意識しなくてもたくさん種類を見かける。
コンビニでだって手軽にそこそこ本格的なものが飲めるらしいし、紅茶とは一線を画しているのは事実な気がする。
……なんとなく飲んでる、というその感覚は分かったような気がする。家でお茶のように常備されていたら、確かに常飲するかもしれない。
でも苦い、って思いながら飲み始めて飲み続けてる、という部分は少し引っ掛かる。
「いやでもなんで苦い、って思ってるのにコーヒー飲み始めたの?苦いと思ってるものをわざわざ飲むの、って変じゃない?」
「え〝!?ああ~……いやぁ……」
何故かトレーナーが凄く都合が悪そうな顔をする。……何か言いたくない事を隠してる気がする。
「何よ、気になるじゃない。教えてよ」
「い、嫌だ」
「なんで?アタシには言えないような理由なの?」
「いや、そこまで深刻な理由ではないけどさ……むしろくだらないし……」
最後の方、小声になっていたけれどくだらない、と微かに聞こえた。
くだらない理由……?その一言がますますアタシの興味を惹く。こうなったら意地でも聞き出してやりたい。
トレーナーの机の方に歩み寄り、ちょっと圧を掛けてみる。
「くだらない理由でもいいからさ。そこまで勿体ぶられると余計気になるじゃない」
「いやその……笑わないでくれよ……?」
「分かった。笑わないから教えて?」
本当に言ってしまうか悩んでいるのか、ちょっともじもじしている。……その態度は若干腹立つな。
そして少し頬を赤らめながら恥ずかしそうに口を開ける。 - 6◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:02:22
「ああ~……その、中学生くらいの時はさ、苦いコーヒー飲めるのが格好いい、と思ってたんだよ……」
年相応の、中学生の少年らしいありきたりな理由。
正直それで恥ずかしがってるあたりが余計に子供っぽいと思う。
恥ずかしがってた割に全然大したことのない理由だった事もあって、こらえようと思っていたものの。
「…………ぷ」
「笑わない、って言ったろ!?」
「……ふふふふ……あはははははっ……!」
思わず、吹き出してしまった。
(萌え萌えきゅんとか平気で言えるくせに、そこで恥ずかしがるんだ……っ!)
ちょっと意外な、でもなんだか今とあまり変わってないようなトレーナーの一面を見て。
少しツボに入ってしまった。
「トレーナーも、可愛い事考える事あったんだねっ……!」
「うっ、うるさいなっ!」
珍しく少しご立腹な様子。普段怒ったところを全然見ないから本当に珍しいと思う。
確かに笑わない、と言っておきながら吹き出してしまったのはちょっと申し訳ないけれど。
「大体、絶対俺みたいな事考えてた中学生たくさんいるからな!?」
「そうかなぁ……?」
「絶対にそう!」
笑われた事に納得いかなかったのか、言い訳のようにトレーナーが捲し立てる。
その辺りの男の子の思春期事情はよく知らないけれど。トレーナーにもそういう背伸びしたいお年頃があったのは分かった。
ひとしきり笑って落ち着いた後、取り合えず笑ってしまった事を謝る。 - 7◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:02:37
「は~……ごめんごめん」
「いや本当に……俺にだって恥ずかしい思い出くらいあるぞ……」
アタシからしたら萌え萌えきゅんの方が恥ずかしいからトレーナーの恥ずかしい基準はよく分からない。
「ドーベルだって恥ずかしい思い出のひとつやふたつはあるだろ!?」
「別にアタシは……あっ」
……思い出という訳ではないけど、ある。それもトレーナーのような可愛い程度では済まないものが。
引き出しの奥に眠る……ノートに描き連ねた自作の少女漫画……。
「あ、なんかあるんだな!俺だって教えたんだからドーベルも教えてくれよ」
「ちょっと、こっち寄ってこないでよ」
さっきアタシがしたみたいに、今度はトレーナーが悪戯っぽい笑みを浮かべながら立ち上がり距離を詰めてくる。
普段だったら絶対ここまでムキにならないと思うんだけど、さっきの恥ずかしさが尾を引いているのかいつもより余裕がない。
近寄ろうとするトレーナーから逃げようと後退りしたその時。足が縺れた。
「あっ」
「ちょっ!」
目に映るのはトレーナーの慌てた顔。
後ろに倒れ込みそうになったところをトレーナーに引っ張られ、今度は前につんのめる。
急にアタシの体重が思いっきり掛かったせいか、そこそこ体格のいいトレーナーも受け止めきれずそのまま倒れ込む。
……襲い来る衝撃に備え思わず目を固く閉じてしまったものの、幸い上手くトレーナーが抱き留めてくれたおかげで身体の痛みは少なかった。
ただ普段は感じる事のない柔らかい感触が唇から伝わってくる。そこから感じるのはほろにがい味のよう……な……。
現在置かれている状況を理解した途端、自分でも驚くくらいの速度でトレーナーから飛び退く。 - 8◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:02:48
「痛っつぅー……。ごめんドーベル、大丈夫?怪我はない?」
「……!……!」
口元を抑えつつ、取り合えずコクコクと頷きで返す。内心はそれどころじゃなくて、喋る余裕なんて当然なかった。
そして口元に手を当てているアタシを不思議そうに眺めた後、トレーナーも口元に手を添え……。
「あっ!」
ひとつの事実に辿り着いてしまう。
「本当にごめん!」
土下座でもするかのような勢いでトレーナーが頭を下げる。
正直アタシの方は気にしてない……というのはどう取り繕っても嘘だけど。完全に事故な事は分かり切ってる。ただちょっと動揺で心に思考が追いついてこないだけで。
さっきから目の前ではトレーナーが頭を下げ続けている。
「ねぇ、トレーナー。頭、上げてよ」
少しだけ落ち着きを取り戻せて、ひとまずトレーナーに頭を上げてもらう。別に怒ってる訳じゃないし、申し訳ない事をしたという気持ちだけで十分だから。
顔を上げたトレーナーが縋るような視線をアタシに向ける。トレーナーだけが悪いんじゃないんだから、そんな目を向けないで欲しい。
「アタシは気にしてない……って言ったら噓だけど。イヤじゃ、なかったから……」
そう。アタシは別に嫌じゃなかった。だから、大事なのはそっちじゃない。
「えっと、アタシも……ごめん……。アンタは……イヤじゃなかった?その……アタシなんかと、……ぃスして……」 - 9◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:03:05
最後の言葉を投げかける頃には恥ずかしくて視線をそらしてしまっていたけれど。
……事故とは言え唇を奪ってしまった事を申し訳なく思っているのは、アタシも同じ。アタシだって人並み……いや、きっとそれ以上に好きな人とのキスに憧れはある。
だからアタシの方は……そりゃ初めてなんだしもうちょっとムードとかあって欲しかったとは思うけど。したこと自体が嫌な訳じゃないから。
でも現状トレーナーの方は……アタシの事を女性として好きだとは到底思えない。そんな相手とキスするだなんて、それこそ土下座でもする勢いで謝るべきはアタシなんじゃないかと思う。
「俺は勿論嫌な訳ないよ。でも」
「いいから、気にしないで。だって、さっきのは事故でしょ」
(そっか……イヤじゃないんだ……)
嫌な訳ないと伝えられ、心の中を満たすのは安堵。拒絶でもされようものならそれこそ泣いてしまっていたと思う。
だけどトレーナーはまだどこか釈然としない様子。気にしないでと言ったのに。概ね責任を感じているのだとは思うけれど……。
「ねぇ……どうしても気にしてるんならひとつだけお願い、聞いてくれる?」
「あ、ああ、勿論。」
アタシだってこんな事でトレーナーとギクシャクしたくない。さっきの事で責任なんて感じて欲しくない。だから。 - 10◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:03:16
「週末、買い物に付き合って欲しいの」
「そんな事でいいなら。いくらでも付き合うよ」
「だから……それで、お互いさっきの事は忘れましょ?」
あまり上手とは言えない、不器用な埋め合わせの提案。
でも意図は受け取ってくれたのか、ようやくトレーナーの方にも笑顔が戻ってきた。アタシもそれに答えて今出来る精一杯の笑顔で返したつもりではあるけれど。多分顔は紅いしどこかぎこちなくなっていたと思う。
「ありがとな、ドーベル」
「別に。アンタがそんなだとアタシも調子狂うってだけ」
「……敵わないな、本当に。買い物、どこに行く予定なんだ?」
「アロマを買いに行こうと思ってたから取り合えず──」
……忘れましょ?とは言ったものの。アタシはきっと一生忘れられないと思う。
少女漫画のように素敵なファーストキスとはいかなかったけれど。ちょっとほろ苦い、コーヒーの味を。 - 11◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:03:31
みたいな話が読みたいので誰か書いてください
- 12二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:04:44
アンタの始めた物語やろ
- 13二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:05:17
これ以上の物を!?
- 14二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:05:32
お前が書くんだよ!
続きをよこせぇ! - 15二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:06:40
ぃスで笑っちゃった
- 16二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:20:44
- 17二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 20:21:15
鏡持ってくればいいのか?
良質なSS助かる - 18◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:31:15
誰ですか入れる砂糖の量間違えたの。
という訳でBOSSコラボネタです。ドーベル紅茶派だよね?と死ぬほど謎だったので(多分担当の方の趣味なんでしょうけど)じゃあそれネタにしちゃえ、って事で書きました。
最後まで頬で止めるか、口に行かせるか死ぬほど悩んでましたがコーヒーの味活かすなら口に行かせるしかないじゃん……という事で諦めて口で行きました。
反省はめっちゃしてます。あざとすぎですね、流石に。でも少女漫画も結構軽率にこかしてる事多いのでいいという事にします。
きっと学生時代になんとなくで飲んで以降、そのままなんとなくコーヒーを飲み続けてる、って人は案外いるんじゃないでしょうか?勿論味が好きになった、という方もいるでしょうけど。
そして私はコーヒーならボスじゃなくてジョージア派です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。 - 19◆y6O8WzjYAE22/06/14(火) 20:32:01
- 20二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 23:57:23
いや、でも想像すると面白いけど可愛いと思う
- 21二次元好きの匿名さん22/06/14(火) 23:58:19
三🪑ズサー
- 22二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 00:20:42
🐟
- 23二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 00:36:05
流石のラブコメぢからを感じる
- 24二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 10:22:27
うおっすげえ甘み…マックスコーヒーかな?
- 25二次元好きの匿名さん22/06/15(水) 22:06:38
めっちゃ甘い...
- 26◆y6O8WzjYAE22/06/15(水) 23:36:22メトルドーベルwwwwwwwww|あにまん掲示板 二次会、楽しかったね。でもちょっと疲れちゃったかも……。 まさかアンタと結婚するだなんて思わなかったな……。 後悔してるって?……そんな訳ないでしょ、バカ。 でもまあ……アタシから告白させられたのは…bbs.animanch.com
これを前作と言い張っても……いいんですかね?
繋がりとかは本当に何も考えていないので読まなくても大丈夫です