恋愛マスターヤマト

  • 1二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 02:35:54

    ドーベル「もう!なによこれ!担当に文句言ってやる! …小島さん?ひどいじゃないですか!読みましたよ今月のあたしの漫画!」

    小島「え?ひどいって?チャラ男の描写が?」

    ドベ「ぐへぇっ 違いますよ!誤植ですよ誤植!セリフの文字が違うんですよ!」

    小島「えーほんとに?どこどこ何ページ目?」

    ドベ「ほら ヤマトがチャラ男四天王の一人サイアークに絡まれる前のシーンで、「あいつだけは…許せない!」っていうかっこいいシーンが」

    ヤマト「パンツだけは…許せない!」

    ドベ「ひどいですよこれ!」

  • 2二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 02:36:27

    小島「あ! 本当だ! やっちゃった☆」

    ドベ「いややっちゃったじゃないですよもう!主人公がいきなりノーパン主義に目覚めちゃったみたいじゃないですか!」

    小島「ハッハッハ」

    ドベ「ハッハッハ!?なんでごきげんなんですか!?ここだけじゃないんですよ! 主人公が友人に起きた悲劇を語って「私の憎しみは消えないのよ!」って決意を新たにする超渋いシーンで」

    ヤマト「私の肉しみは消えないんだ!」

    小島「あ…ホントだ漢字間違えてるやっちゃった☆」

    ドベ「いやだからやっちゃった!じゃないですよちょっと!」

    小島「ハッハッハ 肉しみって何?脂汗?ハッハッハ」

    ドベ「ハッハッハじゃないですよ!なんでそんなに上機嫌なんですか!」

    小島「いやー先日実は彼女ができちゃって!」

    ドベ「え?本当ですか、良かったですね。 でもこっちとしては全然良くないんですよ!まだ誤植あるんですよ!」

  • 3二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 02:37:09

    小島「えーどこ?彼女いない歴0年の僕が一体どんな間違いを?」

    ドベ「その次のコマですよ!ヤマトが「私がヤマトよ」っていう超クールなシーンが…」

    ヤマト「私がポテトよ」

    ドベ「なんで主人公いきなりお芋宣言してるんですか!?」

    小島「あ ほんとだ、間違ってる」

    ドベ「間違えすぎです!楽しい野菜マンガみたいになってるじゃないですか!」

    小島「ハッハッハ!やっちゃったZE☆」

    ドベ「カッコつけて言わないでください。気に入ったんですかその言い方」

    小島「気に入ったんだZE☆取っちゃやだZE☆」

    ドベ「取りませんよそんな喋り方! それよりももっとあるんですよ誤植!」

  • 4二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 02:38:21

    小島「えーまだあるの?どのへんなんだZE?」

    ドベ「どのへんなんだぜ!? そんな無理に言わなくても…最後ですよ最後のページ!」

    ドベ「ヤマトが「私の新しい技を見せてやる!」っていう超ドキドキのシーンですよ!」

    ヤマト「私の新しい脇を見せてやる!」

    ドベ「なんですか新しい脇って!?」

    小島「ごめん彼女のことで頭が一杯でついうっかり…」

    ドベ「しかももっとひどい誤植が最後のコマにあるんですよ!」

  • 5二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 02:38:45

    ドベ「ヤマトがサイアークを前にして(心をへし折ってやる!)ってキメ顔で言うシーンですよ!」

    小島「えーそんな独白間違えないと思うけど…」

    ドベ「間違ってるんですよ!」

    ヤマト(まそっぷ!)

    ドベ「なんですかまそっぷって!もう意味わかんないし!しかもこのコマについてる煽り文句なんですかこれ!「彼女ができました…」何自慢してるんですか!?」

    小島「やっちゃったZE☆」

    ドベ「やっちゃったぜじゃないでしょ!煽り文はこれ自慢したくてつい言っちゃっただけでしょ!?」

    小島「言っちゃったZE☆」

    ドベ「だから言っちゃったぜじゃ…ああもう…!なんかもう…!!やってられないんだZE!!!」

    小島「ごめんねだZE☆」

  • 6二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 02:39:30

    恋愛マスターヤマト 完結編
    富田「もしもし?月刊マンドリルの富田です。お疲れ様です」

    ドベ「え?富田さん?」

    富田「今日から僕がソードマスターヤマトの担当になりました。よろしくお願いします」

    ドベ「え?あの…小島さんは…」

    富田「亡くなりました」

    ドベ「うそーーーーっ!?…な…なんで…」

    富田「実は初めてできた彼女が男女自由に切り替えられたみたいで…」

    ドベ「旦那以外にもいるんだ…)それで自ら命を…?」
     
    富田「いえショック死です」

    ドベ「ショ…ショック死!?」

    富田「なんか仕事中に彼女からカミングアウトのメールが来て「ありえないんだぜ!」と叫んでばたんとぶっ倒れました」

    ドベ「最後までその喋り方だったんですか…」

    富田「それで仕事の話に戻りますけど恋愛マスターヤマト…来月号で最終回ですんで」

    ドベ「うそーーーーっ?!」

  • 7二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 02:39:32
  • 8二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 02:40:02

    >>7

    あるんだしらんかったわ… 

  • 9二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 02:40:33

    富田「悪く言えば打ち切りです」

    ドベ「わざわざ悪く言わないでください」

    富田「もともと「どぼめじろう」という同人作家のパクトレじゃないかって疑惑があったんですけど今月号ではその話題で沸騰しちゃったんですよ」

    ドベ「いやそれ私のペンネームなんですけど…」

    富田「どっこい ブライトさん並みに問題視されました(機動戦士のあの人に似たキャラが主人公のズブい四コマ」

    ドベ「マジですか!?でも急に最終回とか言われても困りますよ!私のマンガやっと盛り上がってきたところなのに…チャラ男四天王とかでてきて」

    富田「戦いはこれからも続くみたいな終わり方でいいじゃないですか」

    ドベ「そういう終わり方ってよくありますけど私の漫画の場合、本命の男ベルゼバブの両親に結婚を反対されてるじゃないですか」

    ドベ「しかも主人公の話題出すたびに食事は一日におむすび一個みたいな地獄のような家庭環境で…」

    富田「どっこいブライトさんと被ってますね」

    ドベ「いや全然被ってないですよ!とにかくそんなわけでベルゼバブと結ばれないとすっきりしないというか」

    富田「そうですねぇ…」

  • 10二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 02:41:01

    ドベ「しかもそのためには色々条件があって…ベルゼバブと結ばれるにはしつこくつきまとってくる四天王の心をへし折らないといけないし…ベルゼバブと結ばれるには聖なる宝石が必要だし…」

    ドベ「しかも今戦ってる四天王のサイアークは別名ザ・ドMと呼ばれるほど妙にタフネスで、十回手ひどく振らないと折れないんですよ」

    富田「なんでそんな設定に…」

    ドベ「10話ぐらい題材にしようと思って…あと主人公に生き別れた兄がいるらしいことを一話から仄めかせてるんですけど…」

    富田「さぁ…まあうまくまとめてください」

    ドベ「ハァ…(新しい担当なんか冷たい)… でその…ページは何ページもらえるんですか?」

    富田「3ページでお願いします」

    ドベ「うそーーーーっ!???なんで私そんなひどい扱いなんですか!?」

    富田「上の方が勝手に決めてて…」

    ドベ「四コママンガのどっこいブライトさんだって毎回4ページあるのに!」

    富田「あっそういえば…どっこいブライトさんも次回で最終回です」

    ドベ「え?そうなんですか?ブライトさんの最終回は何ページなんですか?」

    富田「4ページですけど」

    ドベ「チクショーーーーー!!!も…もう月刊マンドリルでは描きませんからね!」

    富田「はい」

  • 11二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 02:42:11

    恋愛マスターヤマト 最終回
    すべてを終わらせる時
    ヤマト「チクショオオオ!くらえサイアーク!米国式罵倒術!」
    サイアーク「俺と来いヤマトォ!俺は実は一回暴言をはかれただけで死ぬぞオオ」
    ヤマト「蛆虫ヘドロがキメぇんだよしねっ!」
    サイアーク「ぐああああああ!!」

    ゴクアーク「サイアークがやられたようだな…」
    キョウアーク「ふふふ…やつは四天王の中でも最弱…」
    レツアーク「ギャルごときに負けるとはチャラ男の面汚しよ…」
    ヤマト「お前らもしねっ!!」
    三人「グアアアアアアアア!!」

    ヤマト「やった…ついに四天王を倒したぞ…これでベルゼバブくんとの恋愛を邪魔するやつはいない!」
    ベルゼバブ「よく来たね恋愛マスターヤマト…待っていたよ…」

    ベルゼバブ「ヤマトちゃんに一つ言っておくことがある。君は僕と結婚するのに聖なる石が必要だと思ってるようだが別に無くても結婚できる」
    ヤマト「な…何だって!?」

    ベルゼバブ「そして僕の両親は刑務所にぶち込まれたので、絶縁状を送っといた あとは僕にプロポーズするだけだな」
    ヤマト「やったわね…私も一言行っておくことがあるわ。私に生き別れた兄がいたような気がしていた別にそんなことはなかったわ!」

    ベルゼバブ「そうか! さあこいヤマト!」

    ヤマト「うおおおお!ハネムーンじゃああああ!!!」

    二人の幸せが末永く続くと信じて…!

    ご愛読ありがとうございました!

  • 12二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 02:47:12

    ブライトみたいにズブいブライト(無許可)が主人公のマンガってどんなマンガだよ

  • 13二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 08:09:23

    なんで会社側がどぼめじろう名義把握してねぇんだよw

  • 14二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 19:39:06

    よくできてるのほんま草

  • 15二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 19:40:06

    メジロ家はギャグマンガ適性でもあるんですか......?

  • 16二次元好きの匿名さん22/06/21(火) 19:40:47

    素直に芝です

オススメ

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