「君、昔と随分変わりましたよね」

  • 1二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 22:16:54

    から始まる、山なしオチ無し意味なしゴルジャスSS載せたいので許可して

  • 2二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 22:17:31

    おらはやく出すんだよはやく見せてくださいお願いします

  • 3二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 22:18:34

    許可下りたので載せまァアアアアす!
    出来が微妙でもユルシテネ

  • 4二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 22:18:43

    許可しますわ

  • 5二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 22:19:25

    SSの通行を『許可』するッ!

  • 6二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 22:19:46

    「君、昔と随分変わりましたよね」

     出かけた帰り道、歩きながらジャスタウェイは突然、ゴールドシップにそう言って微笑んだ。頭一つ分ほど小さなジャスタウェイは必然とゴールドシップを見上げながら歩くため僅かにふらつき、頬を軽く指で突いて前を向かせる。

    「あー髪色な。染めたとかじゃないけどさ、こういう色ってジャス好きだろ」
    「好きですけど髪の話じゃありませんよ」
    「と言うと?」
    「振る舞いですよ、振る舞い」

     赤信号の横断歩道で立ち止まった。それとほぼ同時に、広がっていくように街頭の明かりが灯されていく。沈みかけの太陽に染められた空は既に緋色だった。

    「そーだっけ?」
    「会ったばかりは全然違いましたよ」

     彼女の言葉を頼りに、出会ったばかりの頃を思い出す。たしか、二人が初めて顔を合わせたのは小学一年生のウマ娘学級で────

    「あれ、黒歴史なんだよな。ゴルシちゃんがゴルシちゃんじゃなかったっていうかさ」
    「あの頃の君はとても大人しくて可愛かったですよ。もっとも、今の君は可愛いというよりクールとか頼れるとか、そういう意味で大好きですけど」

  • 7二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 22:20:04

     信号に青色のウマ娘のシルエットが映される。それをスタートの合図としたのか、普段ゲートを苦手としているゴールドシップはゲートがないこと、勝負を仕掛けていないのを良いことに最高のスタートを切って見せた。

    「変な気起こすなよジャ〜ス〜!」
    「なっ……」

     玄関の扉を開けた瞬間の飼い犬のような飛び出し方に、思わずジャスタウェイは呆気に取られ少しずつ遠のくゴールドシップを凝視する。無論彼女が本気で走っているのではないことは目で見て分かる。

    「親友としてに決まっているじゃないですかバカシップ!というか、飛び出したら危ないですよ……!」

     遅れること10バ身ほど、ようやくジャスタウェイは彼女を追い始めた。
     日頃のレースとは真逆で、ゴールドシップがジャスタウェイの前を、ジャスタウェイがゴールドシップの後ろを行く。ジャスタウェイが「いつもシップの見ている景色はこうなのか」と思っているように、ゴールドシップは「いつもジャスが感じている気配はこうなのか」と思っているだろう。
     速度制限をきっちり守った追いかけっこは続く。幸い点滅信号や赤信号に邪魔はされず、二人はウマ娘専用レーンの上を私服で走り続けた。
    ショルダーバッグが弾み、ショッパーバッグも揺れる。お揃いで買ったトレーニングシューズの箱が、紙袋の中で音を立てる。
     明日に行うトレーニングよりもキツいが、きっと明日にトレーニングよりも楽しい──明日もきっと最高の一日だけど、この楽しさは休みの日しか味わえない。その気持ちが二人の体を、脚を、前へ前へと運び寮へと向かった。

  • 8二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 22:21:34

    おしまい。
    本当は大人しい小学生ゴルジャスが仲良しになるまでの話とか、寮についた途端「じゃあまた明日な〜!」って言ってゴルシが玄関から入らず壁を登っていくオチをつけたかったけど頭の容量が足らなかった……各自補完よろしく。

  • 9二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 22:31:39

    てぇてぇゴルジャスや…

  • 10二次元好きの匿名さん22/06/27(月) 23:31:07

    ありがてぇ…

  • 11二次元好きの匿名さん22/06/28(火) 10:29:56

    助かった

  • 12二次元好きの匿名さん22/06/28(火) 19:10:19

    すきぃ

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています