- 1二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 21:51:23
28箇所のウマ娘化だぞ!
本スレは「自分がウマ娘だったら」を妄想するスレです。
スレを開いたあなたも自分のウマ娘になった姿を想像してみましょう。
前スレ
あにまんウマ娘になりたい部Part96|あにまん掲示板誰でもウマ娘にして差し上げます今すぐ全てがよくなるでしょう本スレは「自分がウマ娘だったら」を妄想するスレです。スレを開いたあなたも自分のウマ娘になった姿を想像してみましょう。前スレhttps://bb…bbs.animanch.comアーカイブ
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umamusumeninaritai @ ウィキ【12/15更新】@wikiへようこそ ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名...w.atwiki.jp - 2二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 21:51:39
参考になりそうなもの↓
https://bbs.animanch.com/board/199950/?res=3
自分みたいにお絵描きできない人向け
https://bbs.animanch.com/board/199950/?res=4
https://bbs.animanch.com/board/246596/?res=141
診断メーカー↓
ウマ娘になったらの診断をプログラミングして作った!|あにまん掲示板https://shindanking.wixsite.com/my-site-1おかしくなったから立て直した画像のような結果が出ますbbs.animanch.com※入部希望者へ※
際限なくウマ娘が増えてしまうことを避けるため、原則一人一ウマ娘でお願いします!
次スレは190を踏んだ人が建てること!
建てられない場合は他の人にスレ建て代行をお願いすること!
スレの管理ができなくなるモバイル回線で建てないこと!
いいー?
- 3二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 21:52:50
さも部分的なウマ娘化があるとでも言いたげだな
- 4二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 21:54:35
TSだいたいミホノブルボンきたな...
- 5二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 21:56:01
部分ウマ娘化の術
- 6二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 21:56:24
たておつー
- 7二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 21:56:38
耳と尻尾生えただけなのよ
- 8ライホー22/07/12(火) 21:56:47
立て乙
- 9メジロエスキーの人22/07/12(火) 21:58:37
建ておつの舞
- 10ライホー22/07/12(火) 21:58:37
ウマ耳と尻尾が生えるとかよくない?楽しそうなんだが
- 11二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 21:59:58
多分トイレでじゃまになる
- 12ライホー22/07/12(火) 22:05:13
馬て耳いいからデスメタとか激しい音キツい気がして来た(激しい曲好きなやつ)
- 13二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 22:06:22
イヤホン使えないねんな。。。既存のヘッドホンも。。。
- 14二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 22:06:43
開けろ!府中市警だ!
- 15二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 22:08:31
デトロイトだとかっこいいのに府中だと急に締まらなくなるし
ウマ娘を取り押さえられるのかも謎 - 16二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 22:16:10
えすきーのひとへ
ぱりぴっていってもどんなかんじのえみゅをすればいいのかわかりません
チキチキバンバン踊ってみたとか…? - 17メジロエスキーの人22/07/12(火) 22:20:02
みんなでミラーボールの下で踊ればいいんじゃないかな
- 18二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 22:21:36
このレスは削除されています
- 19二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 22:21:42
tiktokにあげよう(JK並感)
- 20二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 22:21:56
耳の良い動物は小さい音は聞こえるが大きい音がより大きく聞こえるわけじゃないんで
ウマ娘がライブできてることから考えても大きな音に弱いとかってことは無いんじゃないかな - 21二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 22:23:56
「何時かの僕みたいにギャルごっこすれば良いんじゃないですか」
「ツラはともかくノリはあれギャルじゃねえだろ」 - 22スッピー22/07/12(火) 22:27:02
前スレのネタだけど、スピネルはRKSTポイント低そう
史実父の血統がまぁまぁ微妙だから…… - 23メジロエスキーの人22/07/12(火) 22:30:12
「うぇーい! ドーベル姉さま見てますぅ!?」
「う、うぇいうぇーい! こんな感じでいいの?」
「エスキモーちゃん、もっとテンションアゲアゲでいきましょーっ!」
「うぅ……うぇいうぇーい!」
こうですか、分かりません - 24二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 22:35:24
バラカはどうだろな バラカ(推定2006生)より年上のステマ競走馬ってドリジャしかおらんが
ステマ云々はおいといても血統は良いんだろうけど相場もなんも分からない―― - 25ライホー22/07/12(火) 22:42:38
- 26二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 22:45:38
原義的には「集まって騒ぐのが好きな人」なので
不定期に闇鍋したりしてるここの連中は実質パリピ - 27ぷろぐれすのひと22/07/12(火) 22:55:05
- 28メジロエスキーの人22/07/12(火) 22:56:38
- 29ぷろぐれすのひと22/07/12(火) 22:57:30
- 30メジロエスキーの人22/07/12(火) 22:58:28
悲しい。悲しいから早くフラりんとくっついてきて
- 31スッピー22/07/12(火) 23:00:12
- 32ライホー22/07/12(火) 23:02:20
- 33メジロエスキーの人22/07/12(火) 23:03:16
現代基準なら「重くね?」ってなりそう(適当)
- 34ライホー22/07/12(火) 23:04:44
重いのですか?
- 35メジロエスキーの人22/07/12(火) 23:06:42
(5代血統表見ないと分からない)
- 36ライホー22/07/12(火) 23:12:03
- 37ライホー22/07/12(火) 23:12:37
あれ?なんか変わってるぞ
- 38ライホー22/07/12(火) 23:13:23
- 39二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:15:20
プログレスに賢さ秘伝書300冊くらい読ませたらなんとかならないかな(テキトー)
- 40レッカの中身22/07/12(火) 23:17:33
落札価格の事やったんか…
超ロマン血統にしたレッカは高そう(隙自語) - 41二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:21:53
ロマン血統は寧ろ値段そんなつかんのよ()
- 42ライホー22/07/12(火) 23:23:48
むしろ高い子が走らないて話聞いたことありますわ
- 43レッカの中身22/07/12(火) 23:23:51
そなんや…競馬無知無知だから色々と分からんかったわ…
- 44二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:28:10
6億叩いて1億も稼げなかったアドマイヤビルゴさんに悲しい過去…
- 45二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:30:17
高額馬が走らないっていうか
高額馬ってその分数が少ないから出てきにくいっていうか - 46ツキノミフネの背後霊22/07/12(火) 23:31:01
正直セールで高額ついた子はいくら血統良くても、いや、むしろいいからこそ切りくらいありますよね、個人的な感想ですけど
話は飛びますが……
その、ちなみにですよ? 今SS投稿したら怒りますか? - 47ライホー22/07/12(火) 23:31:33
RKSTポイントが高すぎるとその分取り返せないジンクスがありますので..........
- 48二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:31:59
SSはいつ投稿しても良いんだ
己に正直に生きろ - 49二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:32:00
で す
の で - 50二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:32:47
バラカは子供の頃小柄だった
脚も細い
気性も悪い
あれ? 駄目じゃね? - 51ツキノミフネの背後霊22/07/12(火) 23:34:35
【模擬レース第3R:バラカドボナール】
「ツキノミフネ……よろしく……」
「僕はバラカドボナール……はぁ、そんなに睨まないでくださいよ。ぼちぼち気楽に行きましょう。ね?」
「……」
勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ
勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ
勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ
勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ
勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ
勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ勝つ
ミフネは頭上から声を掛けてくる〝敵〟を視線で射殺さんばかりに睨めつける。
勝利への渇望からか。それとも、亀裂の走った心を守らんとする一種の防衛反応か。今のミフネの頭の中には勝つ、それだけしかない。 - 52ツキノミフネの背後霊22/07/12(火) 23:35:20
── ゲートに、入る。
この合宿中、勝つことだけを考えて過ごしてきた。何度も嘔吐するほどに思考を重ねてきた。勝ちの目がない相手にどう勝つか。結局、答えはシンプル。
ブっちぎるッ!! ラストまでフルスロットルでッ!!
──〝⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎・⬛︎⬛︎⬛︎〟── Lv0
〝領域〟あるいは〝固有スキル〟呼び名はなんでもいい。
極限の集中力が齎す本人さえ知りえない豪脚。限界の先の先。歴史を創り得る一部のウマ娘に許された、ひとつの到達点。まかり間違っても本格化も来ていないような未熟なウマ娘が至っていいものではない。ましてや意識的に発動させるなど、あってはならないことだ。
ミフネは、その道理を踏み越えた。
まだ未完成だ。未熟だ。不安定極まりない。それでも、ミフネは確かに〝至った〟
今までと比べ物にならないほどのロケットスタート。圧倒的な加速。ハナを取り、ダートを駆けていく様はとても本格化も来ていないウマ娘とは思えないほど。 - 53ツキノミフネの背後霊22/07/12(火) 23:37:55
でも、ハナを取れたのはほんの僅かの間だけ。それではもう、何もかも無意味だ。
バラカドボナールも同じ域に達している。しかも、ミフネよりも早い時期に。当然、ある程度力を抑えたり、あるいは自壊するほどに力を引き出すなど、出力のコントロールが可能だ。それに、ミフネと違って本格化を迎えている。基礎性能も〝領域〟の練度も現時点のミフネより遥かに上。ミフネにダートの適性がもっとあれば勝てる見込みが微かにでもあったのかもしれないが、所詮仮定の話。もっとも、適性があったとしても0が1になるだけ。
結果はまたも五バ身差。バラカドボナールがノッてきたときにはミフネは既に追い抜かれて遥か後方。手を抜いて走ってもいいと、誰でも思うだろう。それでも、ミフネは最後まで諦めずに走った。 - 54ツキノミフネの背後霊22/07/12(火) 23:40:49
ゴールを越え、減速したミフネは砂の上に膝から崩れ落ちる。限界を超えたからではなく、自身が考えうる勝つためのベストを尽くしてなお、予定調和さえ崩せない絶望から。
「最初の方はなかなか悪くなかったです。いい練習になりました。それじゃ」
冷淡とも取れる態度で去っていくバラカドボナールの背を黙って見つめる。あまりに巨大に見えた。身長差ではなく、完全に負けを認めてしまった、気圧されてしまったから。芦毛の君を追うことなど、できるはずもない。
彼女が居なくなるまでミフネはただ沈黙し、ダートは静寂に包まれる。静寂を破ったのは、両の拳を地面に叩きつける破壊音だった。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
みっともなく泣きじゃくりながら何度も何度も地面に拳を叩きつける。
大粒の涙が、砂を濡らした。 - 55ツキノミフネの背後霊22/07/12(火) 23:41:51
バラカさんエミュ難しい……
エミュれてた自信はないです。本当に難産だった - 56二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:46:21
良いと思いますわ! 僕はあんまり親しくない相手に優しくするタイプでも無いと思いますので!
もしかしたら最初ハナ取られて微妙にムキになってたのかもしれませんね
バラカは性格がちょっと……だいぶよろしくありませんしね! - 57二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:46:50
- 58二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:47:27
- 59二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:50:37
- 60ツキノミフネの背後霊22/07/12(火) 23:52:39
- 61ツキノミフネの背後霊22/07/12(火) 23:53:34
スマファルがいないときのバラカ相手にハナの奪い合いをしてはいけない!
- 62二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:54:04
- 63二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:55:23
そういえばクインが私服(極めてオブラートな表現)の恨みでバラカを○そうとしてたけど
結局バラカは○されてしまったのだろうか - 64カンパナーレボバー22/07/12(火) 23:55:59
- 65レッカの中身22/07/12(火) 23:56:36
ミフネセンパイ大丈夫?勝ちへの執念強すぎて壊れない?
- 66二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:57:21
バラカドボナールは長距離適性だから逃げ放置すると逃げ切り勝ちされるからある意味あってる
- 67ツキノミフネの背後霊22/07/12(火) 23:58:53
- 68二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:59:44
- 69二次元好きの匿名さん22/07/12(火) 23:59:47
- 70レッカの中身22/07/13(水) 00:01:54
- 71ツキノミフネの背後霊22/07/13(水) 00:02:07
- 72ツキノミフネの背後霊22/07/13(水) 00:09:12
- 73二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 00:16:27
- 74二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 00:16:40
- 75二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 00:17:26
- 76二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 00:18:22
- 77ライホー22/07/13(水) 00:30:45
バラカちゃんつめてぇ
- 78ライホー22/07/13(水) 00:32:07
ミフネちゃんが闇堕ちしそう感しかないんだけど、大丈夫かこれメンタル崩壊しない?
- 79スッピー22/07/13(水) 01:16:44
短距離専門故にツッキーと当たることはなさそうなスピネル、暢気に昼寝
- 80†暗黒界の混沌王†22/07/13(水) 07:14:53
わァ…………ぁ……(時候の挨拶)
チームメイト≠馴れ合いの相手でない事から戦意を向けるまでは適切として、いつか戦意が殺意に反転しそうなくらいの追い詰められぶり
>何度も嘔吐するほどに思考を重ねてきた。
本当に物理的に吐き続けてゲッソリしてそう、ぶっ倒れたりしないよね……? いやそんな安易な道をあのトレーナーさんは許さないか(嫌な信頼感)
現時点で事実上の完全上位互換なバラカさん、およそ普通なら辿り着けない領域の任意発動すら、彼女にとっては通過点でしかない絶望
>手を抜いて走ってもいいと、誰でも思うだろう。それでも、ミフネは最後まで諦めずに走った。
これ「最後まで懸命に走り抜く姿が立派」なんじゃなくて「ここで脚を緩めたら自分で自分(の心、あるいは全て)を壊してしまう」のが無意識に分かってるんじゃ……
>大粒の涙が、砂を濡らした。
今はまだ無理でも、流した涙の分だけ強くなれると信じたい(報われて欲しい)ミフネさん……
>予定ではあと四戦は控えていますので
えっまだ折り返しですらないんですか
もっと色々な子に潰されるミフネさんが見たい気持ちと、十分頑張ったミフネさんを解放してあげてほしい気持ちで心が2つある……次話も楽しみです……!(胃痛)
- 81メジロエスキーの人22/07/13(水) 07:32:50
- 82ツキノミフネの背後霊22/07/13(水) 07:49:30
- 83ツキノミフネの背後霊22/07/13(水) 07:59:04
- 84ツキノミフネの背後霊22/07/13(水) 08:02:01
- 85メジロエスキーの人22/07/13(水) 08:15:19
- 86ツキノミフネの背後霊22/07/13(水) 08:23:18
- 87カラレスミラージュの人22/07/13(水) 08:48:19
>海にも自分が情けなくて行けていません。
正直ここが一番つらい、ある意味唯一の拠り所を自分で手放さないといけないくらいには追い詰められてる……
>次回から少し捻りを入れていきます。
大丈夫? その捻り、カラカラの雑巾から水を絞り出すような工夫だったりしません?
というか4Rでプログレスさん挟んでからの5Rエノラ→6Rホーラ→どこかのタイミングでミラージュって精神特攻要員に事欠かないですね……?
>エスキーさん「というか他の子のトレーナーからの視線がヤバそう」
ミラトレに関しては当人も新人+自分の性格がカスなの自覚してるからマシそう、というか常時寝不足って判断したら眠剤渡したりくらいはしそう(死に設定ですが元医者ですし)
ミフネトレさんの話聞くたびに、ミラージュとのレースが投稿された後「ミフネトレ・ミラトレ・ミラージュの三者面談からミラージュ抜けてトレーナー同士の会話」って前日譚が書きたくなってくる不思議、性格上トレーナーに一報入れてるでしょうし(いや「ミ」が多いのよ)
ウマ娘組の出番が少なくなってそうなのが難点ですけどね……
- 88二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 09:29:04
- 89ぷろぐれすのひと22/07/13(水) 09:47:47
- 90ライホー22/07/13(水) 10:44:22
- 91ライホー22/07/13(水) 10:59:29
ホーラの血統、明確して思ったことマイル走れるのでは?
母親のメジロサンドラはマイルで一着取ってるんですよね、で母の父であるマックちゃんてダートのマイルで一着取ってるんですよね サンドラはダート苦手なのは母親の因子受け継いだのかなて感じてます マックちゃんは芝のマイル走ってないから不明なんですが.......サンドラが走れたのとマックちゃんのダートマイル結果見るともしかしたらいけたのでは?疑惑が高まりました - 92二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 11:17:36
- 93二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 11:21:35
ん?なんか母変わってるのね?
- 94ライホー22/07/13(水) 11:26:33
ちゃんと馬を調べた結果サンドラに巡り合いました
ごめんね、ディアジーナ - 95レッカの中身22/07/13(水) 11:28:40
- 96二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 11:29:12
そういやツッキーの血統どうなったん?
- 97ツキノミフネの背後霊22/07/13(水) 12:00:48
もしかしたら競走の順番は変更になるかもしれません
ミラージュさんには心の亀裂を断裂に変えていただきたく思います。
なお、ホーラさんの順番は絶対に変更にはなりません。
トレーナーについては背後霊個人が見てみたいなんて思ってしまっています。ウチのトレーナーはどうでもよくて、ミラージュさんのところのトレーナーさんが好きです
変態といえばそうなのかもしれません。でもダートBなので許してください。なんでもはしません
うんと怯えます。うんと。撮られてたら黒歴史モノです。
どうもこうも血統表も頂きましたし背後霊としては満足です。血統分析についてのことを仰っているのなら確かに背後霊も気にはなっています。コンセプトは出鱈目なので出鱈目としか結果は出ないかもしれませんが。
- 98ぷろぐれすのひと22/07/13(水) 12:07:45
- 99ライホー22/07/13(水) 12:09:00
変態多すぎやろ、おのれチームカオスめ
- 100メジロエスキーの人22/07/13(水) 12:09:38
(エスキモーとも走ってほしいけど、そもそもレース描写全く出してない上に背後霊さんに負担かかるから遠慮しておきますね……)
- 101ふわだりん22/07/13(水) 12:17:04
チームカオス変態説
それはそうとSSできたので投下しますヮ - 102ふわだりん1/522/07/13(水) 12:18:03
どんよりとした曇り空の下、二人は肩を並べて歩いていた。片方は小さな桃色のウマ娘、フラワリングタイム。もう一人は芦毛でメジロ家のお嬢様、メジロプログレス。二人とも私服で、足取りも軽々。二人はデートという名のお出かけに出かけていた。
「うふふ、楽しみですわね。フラりんさん」
「はいっ!とっても楽しみです!」
二人の目的はもちろんスイーツ。隣前のカフェテリアに新作が出来たとの噂を聞きつけて、二人で遊びに来たのである。どんより空とは対照的に、二人は結構ハイテンション。明るい調子をそのままに、二人はカフェテリアに入店した。
「私は新作イチゴのショートケーキにしますわ!フラりんさんは?」
「そうですね……私は花を象ったモンブランで!」
それぞれ好きなケーキを注文し、適当に雑談へと移る。他愛ない話を交わすだけでも、女子にとっては楽しいひと時になるものだ。やがて運ばれてきたケーキを眺めながら、二人は目を輝かせる。
「まぁ!凄く美味しそうですわね!」
「はい!早速いただきましょうか!」
すっく、と優雅にスプーンですくい上げて一口。柔らかなクリームとスポンジが調和してなんとも言えない優しい味わいが口いっぱいに広がる。そうして、口から率直に感想を漏らす。
「「美味しい!」」
そんな、どこにでもあるような楽しい友達との「デート」。カフェテリアで楽しくやる二人は、外の雨など全く気にせず盛り上がった。……いや、本当は少しだけ、彼女の心にも陰りが見えていた。
「(フラりんさん、やっぱり愛くるしいです)」
陰りを見せたのはメジロプログレス。彼女が今回、デートを提案し、彼女を誘った本人。確かにとても楽しい。私も文句無しに最高の一日だと思っている。けれどそれは、友達としての話。
「(……本当は私は……)」
「プログレスさん?」
「……あっ、いえ!なんでもありませんのよ!」
本当は、心の底に抱えている感情があった。それはきっと、親愛や友情とはまた違ったもの。得体の知れぬ淡い薄紅色の感情が、胸の奥底で渦巻いていた。わかっている。この気持ちはきっと。けれども、彼女にはそれを引き出せぬ理由があった。
「そうですか?なら良いのですが……」
「ええ!それよりフラりんさん。スイーツも食べ終わりましたし、もう少し別の場所で遊んで行きません?」
「もちろん構いませんよ!…あ、でも外は雨ですね。傘は持ってきましたか?」 - 103ふわだりん2/522/07/13(水) 12:18:43
「えっ!?え、あ……すみません、忘れてきてしまいました……わ」
「あははは。天気予報は曇りでしたもんね。仕方ありませんよ。私が折り畳み傘を持っていますから、一緒に入りませんか?」
「ぜ、ぜひ……」
恥ずかしそうに肩をすぼめながら、こくりと頷くメジロプログレス。デートは楽しみだったので、本当は雨が降りそうな事も知っていたのだが、楽しみなあまり荷造り中に忘れ物がないかチェックし忘れていた。
降り注ぐ雨に濡れぬよう肩を寄せながら、街を歩いていく。傍から見れば、仲良しな友達。メジロプログレス的には、少々違った感情が混じっていた。
「申し訳ありませんわ……傘はお持ちします……」
「ありがとうございます。気になさらないでください、プログレスさんのお陰で美味しいスイーツを食べられましたから!」
「うぅ……フォローが心に染みますわ……」
こんな調子ではあの人には勝てない。私が望むような形にするのなら、あの人より彼女にとって魅力的にならなければ。……それが決してかなわないと分かっていても。
「ええと……この街にあるカラオケ屋さんは……」
「あっ、ここですよ、プログレスさん」
「えっ!?そ、そこでしたのね……あはは……」
歳上としてリードするつもりが、カラオケを見つけるのにも一苦労してしまった。まあ、これは彼女が庶民派ではないので仕方ないのだが。
「~♪」
「キャー!フラりんさんお上手ですわー!」
十八番の「うまぴょい伝説」を歌い終えてひと休憩。まだまだ時間はたっぷりあるので、余裕をもって喉を休ませる。競走ウマ娘はアイドル的な側面もあるので喉の保護は大事だ。
「次は私の番ですわね……曲だけ先に入れておきますわ」
「そうですね。私はドリンク取ってきますね!何が良いですか?」
「では、イチゴジュースを!」
「かしこまりました~」
バタン、とジュースを取りに出ていく。と同時に、プログレスははぁーっとため息をついた。実の所、今日決めたデートプランの中でこっそりあるチャレンジを行っていた。
「やっぱり、遠回りなやり方では意味が無さそうですね…」
そのチャレンジとは、ずばりプログレスの好意をフラワリングタイムに伝えること。ケーキを食べる時も、あーんしてもらったりとか、相合傘の時も手を繋いでみたりとか、それ効果あんのかなぁ……と思える攻撃を何度か仕掛けていたのだ。もちろん女性同士なので全然通じない。 - 104ふわだりん3/522/07/13(水) 12:19:13
「大体、こんな遠回りなんて私の性にあっていません!直接伝えます!フラりんちゃんが帰ってきたら!」
と、意気込んだのは良いものの。何故かそのフラりんが帰ってこない。流石にそんなにドリンクコーナーは遠くないはずだが?
「なにかあったんでしょうか?」
という訳で、自分もドリンクコーナーへ向かう。メジロプログレスが駆けつけるとそこには、なにやら屈強な男達に絡まれているフラりんの姿が!彼女も困っている様子。助けなければ!
「ちょっと貴方達!私のフラりんさんに何か用ですの!」
「なにって、ナンパしてるだけやん……」
「可愛い子だから一緒にどうって思ってね。君も可愛いじゃん、一緒に歌わね?」
男はニヤニヤ笑いながらプログレスの方に近付いてくる。正直怖かったが、憧れのマックイーンのような立派な令嬢であるために、勇気を振り絞って立ち向かう。
「お断りしますわ!さあフラりんさん、戻りますわよ!」
と、震える足を誤魔化しながら男達に割って入り、彼女の手を取って救出する。男達はせっかく捕まえた彼女を逃すのは嫌だったのか、抵抗する。
「ちょ、ちょっと待てよ。今は俺達が声掛けてんだぜ?それはねえだろ!」
「彼女は私と遊んでいるんです!あなた達のような男に構ってる暇なんてありませんのよ」
「だからって俺達の邪魔「あなた達こそ」
プログレスは目を光らせて言った。
「あなた達こそ、自分が何をやっているかご存知ですの?あなた達は今、メジロ家の令嬢たる私の邪魔をしていますのよ。その意味がご理解頂けますこと?」
「メジロ家……!?」
メジロ家。それを知らない人がいるわけが無い。メジロ家の令嬢という事は、それ相応に厳重な警備がされているということ。迷惑をかけようものなら即座に警護の者にのされてもおかしくない。
「「す、すみませんでした……!」」
男達はそれを聞くと、青ざめて自分達の部屋に戻って行った。フン、と男達の背中を一瞥すると、安心したようにフラりんの方を向いた。
「もう大丈夫ですわ、フラりんさん!」
「ありがとうございます…助かりました……」
よほど怖かったのか、涙目になってギュッとプログレスの服のすそを掴んでいた。プログレスはフッと軽く息を吐いてから、優しく彼女を抱きしめた。
「私がついていますわ。どうかご安心くださいませ。もう危険な目に合わせたりはしませんわ」
「……はいっ…」 - 105ふわだりん4/522/07/13(水) 12:20:13
彼女も安心した様子で、甘えるようにプログレスに抱きついていた。歳上らしく、先輩らしく、マックイーンのように優雅に。多分、出来ていたんだと思うプログレスなのだった。
その後、好意を伝えようと決心したものの、うやむやになってしまい、結局伝えられぬままカラオケ店を後にした。時間も良い頃合なので、学園に向かう電車に乗ろうとしていた時の事。
「あの……プログレスさん」
「なんでしょう?」
「先程はありがとうございました。私、怖くてすくんでしまって……プログレスさんが来なかったらどうしようかと……」
「気にする事はありませんのよ。メジロ家として友人を大切にするのは当然の事です。そもそも、私達はウマ娘なんですから、不埒な輩はバーンとぶっ飛ばしても良いんですのよ!」
シュッシュッ、とジャブを放つ。そんな方法でも良いんだ……と唖然とするフラりんを見て、恥ずかしくなって顔を赤らめた。
「でも、あの時のプログレスさんは本当にカッコよかったです。あんな怖い人に立ち向かえて素敵だなって……」
「えっ!?そ、そうですか?……あはは、なんだか照れますわー!」
「はい。いつか私も、貴女のような素敵なウマ娘になります!」
「はうっ……!」
どきーん。彼女の優しい微笑みに思わず胸を打たれる。こんなに尊敬して貰ってるのに、自分ではドジを踏みまくっているのだから辛いものだ。そんでもって、この微笑みでプログレスは思わず顔を真っ赤に染めた。
「(めちゃくちゃ可愛い……)…フラりんさん。学園に戻る前に、もう一つだけ寄っていっても構いませんか?」
「?……はい、時間に余裕もありますし…大丈夫ですよ」
電車を乗り継ぎ、駅を下り、二人は公園へと足を運んだ。ここで遊ぶのかな?と思っていたフラワリングタイムの方を向いて、プログレスは真剣な表情で彼女を見つめる。
「ここまでお連れしたのは、実はフラりんさんにお伝えしたい事があるからなんです」
「私に?……なんでしょうか?」
真剣な彼女の顔を見て、なにか深刻な悩みかもしれないと理解する。心配そうに見つめる瞳を真っ直ぐに見つめて、メジロプログレスは自分の想いを伝える。
「……私は……」
そこから、彼女は何を言ったのか覚えていない。とにかく恥ずかしくて、顔が真っ赤になったのを覚えている。自分の想いを、好意を、今日のデートの意図を伝えきった。 - 106ふわだりん5/522/07/13(水) 12:20:49
「……そうだったんですね」
優しい声色。なんて言われるだろうか。拒絶されないだろうか。ドキドキと胸を高鳴らせながら、彼女の反応をじっと待つ。
「ありがとうございます。貴女のお気持ち、しっかり受け取りました」
そう言って微笑まれる。
「確かに少し驚いていますけど……それでもとても嬉しいです。プログレスさんに想われている事がとても」
彼女は受け入れてくれた。喜ばしいことだ。それでも、自分の恋路は実らないと思っている。彼女にはトレーナーさんがいるから。もちろんその旨もしっかり伝えた。
「確かに……私はトレーナーさんが好きです。でもそれは恋愛ではなく、親愛としてかもしれない。じっくり考えて欲しいと諭されました。ですから……」
ふわっと、花の香りを漂わせながら、彼女はプログレスの胸元にちょこちょこと歩み寄ってくる。自然と上目遣いになる彼女の視線が彼女の胸を更に高鳴らせる。
「私は貴女の好意に応えようと思います。貴女が愛して下さるのなら、私はそれにお応えしたい。貴女に愛されるに値するウマ娘として、貴女の傍に立ってみたいです」
彼女は真剣な様子で伝えた。メジロプログレスは驚いていた。返事そのものはもちろん、彼女の真摯な態度にも。不器用で、まっすぐ伝わったかも怪しいこの愛に、真剣に答えてくれていたのだから。
「……プログレスさん、私も恥ずかしいんですから何か言ってくださいよ」
顔を赤くしてつっつかれる。
「……はっ。も、申し訳ありませんわ!嬉しさのあまりつい……ええと、OKしてくださるって事ですわよね……?」
「……はい。貴女の愛を私に下さい。プログレスさん」
「……ええ、はい!喜んで!」
ぎゅっと優しく抱きしめ、密着し合う。お互いにドキドキしているのがよく分かった。それから二人は、手を繋いで学園まで戻る事にした。二人だけの特別な関係。親密になっていく中で、明確な変化がひとつ訪れた。
「フラりんさん、これを被ってみてくださいませ!」
「これは……わぁ!お花の髪飾りですね!可愛いです!」
「えへへ……気に入って頂けてなによりです。とってもお似合いですわ!」
「ありがとうございます。ふふっ、私メジロフラワーですわ。プログレス姉さま。なんちゃって」
こうして、彼女は後にメジロフラワーなんて呼ばれるようになるのである。 - 107ふわだりん22/07/13(水) 12:21:17
おおしまいですわ!長々と失礼しましたわ!
- 108エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 12:21:49
- 109二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 12:25:09
百合の花が咲きます
大事に育てましょう - 110ふわだりん22/07/13(水) 12:28:51
俺達タチ悪いよなあ SS書けるし イラストも描けるし タフも読めるしな(ヌッ
- 111メジロエスキーの人22/07/13(水) 12:32:21
思わず職場で叫びそうになってしまった。甘い……甘すぎる……!
長文の感想は✙暗黒界の混沌王✙にお願いするとして……このSSに関して私は真に素晴らしいネタを思いついたが、この昼休みはそれを書くには短すぎる。それではさらばだ。
- 112エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 12:36:24
私も夕方に投稿しますね
- 113レッカの中身22/07/13(水) 12:37:38
百合だねぇ…美しいねぇ…
- 114ツキノミフネの背後霊22/07/13(水) 12:40:22
美しくものを見させて頂きました
絶対に書けない、尊敬すべき文章でした。その時空のおふたりの幸福をお祈りしております。
個人的には
『シュッシュッ、とジャブを放つ。そんな方法でも良いんだ……と唖然とするフラりんを見て、恥ずかしくなって顔を赤らめた』
この文章が好きです。モーションが脳内にありありと浮かびました - 115ライホー22/07/13(水) 12:41:00
ひゃーー、百合の花が咲き乱れてますわ
埋もれてしまいそうだ - 116メジロエスキーの人22/07/13(水) 12:42:34
(別の世界線って設定でエスキーとフラりんくっつけるの書くか……)
- 117二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 12:46:38
またフラリンがパクパクされる……。
- 118ぷろぐれすのひと22/07/13(水) 14:42:09
こいつらうまぴょいしたんだ!
最高でした、最高でした。 - 119ライジョウドウ特訓回いえーい22/07/13(水) 16:18:53
その日、ランニングをしていたウマ娘は、グラウンドに浅い溝が幾筋も引かれていることに気づいて脚を止めただろう。
「う、お、りゃあああああああ!」
ハーネスにゴムチューブを取り付けてのダッシュ練習。スプリント路線やマイルでの逃げ・先行脚質の選手にはスタート練習として行うものもいる。
しかし、彼女のハーネスに掛けられているチューブは『2種類』、通常の練習に使うものよりごついチューブが大蛇のように太く黒々と異様な姿を見せている。
「休憩時間よ。」
「待って!もう一回走らせて!なんか今いい感じだった!」
額にべったりと張り付いた前髪から雫を散らして振り返ると、ライジョウドウはすぐに構えてゴールを射るように見つめる。
ウマ娘には蹴りを得意とする利き脚がある。ライジョウドウの場合は落鉄癖のある左脚が明確にスピードを担っている。
ほとんどの選手は疲労を分散するため利き脚とは逆の脚を使い、スパートで切り替える。
「手前を変える」という基本技術だが、G1の栄冠をいくつも勝ち取ったウマ娘にもレース中ほぼ利き脚を使い続ける選手もいるほどの鬼門だ。
トレーナーが提示した次走はサウジアラビアロイヤルカップ。
「新人ウマ娘の登龍門」天性のフィジカルを浮き彫りにする、大きな起伏と長い直線はウマ娘を残酷に空に瞬く星と荒れ野の石へふるい落とし、心をへし折る。
陽炎の向こうに幻影の赤い旗がひらめく。唇から風切り音めいた細く鋭い吐息を漏らし、右脚に力を籠め、一気呵成に解き放つ。
スピードが乗り切った瞬間に二本目のチューブが低く唸る・・・直前に、左脚が大地を弾く。
黒い大蛇の牙を一跳びごとに軽々と引き離していく末脚は、グラウンドの景色を塗りつぶして、ターフを飛翔する白い矢を鮮やかに描き出した。
「あっ!」
「危ない!」
ハーネスがずれてチューブから解放されてた勢いのまま傾いたライジョウドウの体はトレーナーがワルツを舞うように回転して、勢いを殺しながら抱き留めた。
「痛めた場所はない?」
「ない!それより!成功したよ!レース!出よう!」
「相変わらずねえ・・・ええ、出ましょうね!・・・どうしたの?やっぱりどこかに不調が・・・」
突然、青い顔をして固まったライジョウドウの顔を覗き込むトレーナーは、直後、こめかみを抑えることになった
「どうしよう!パスポートない!」
「出るのは東京レース場よ!」 - 120二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 16:31:01
まさかのライジョウドウ回!!
手前に関する解釈もしっかりとお出しされてて好き
そして安心安定のライジョウドウ平常運行で芝
なんというかこう…ゴムチューブ引きちぎってそうな勢いのまま生きてる感じがする - 121二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 16:38:47
○グリキャップ「何度もレースに出ていてほとんど手前を変えられない……いったい誰の事なんだ」
○イスネイチャ「G1常連で手前を変えようとしてもたつく……いったい誰の事なんだ」
○ニノフランケル「わからん」
○リオス「うっかり直線で手前変え忘れた……いったい誰の事なんだ」 - 122二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 16:41:35
逆に狂ったように手前変えまくる子もいるんですよ…○ーモンドアイっていうんですけど
- 123二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 16:54:24
全力疾走のウマ娘を正面からいなしながら受け止めるオネエのジツはカラテを極めている
- 124ふわりん22/07/13(水) 17:16:08
ライジョウドウさんのようにスパート時に左で蹴り込むのはフラワリンも同じだったりします('A`)人('A`)ナカーマ
皆様の温かい感想ありがとうございます、今後の励みになりますわ! - 125メジロエスキーの人22/07/13(水) 17:35:37
まさかのライジョウドウSS助かる。真面目な練習風景から安定のオチに繋がる流れがすばら
- 126エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:03:41
さりげなくSSを投下する男、エノラマッ!!
コンコンコン
居室のドアがノックされる。
「はーい。」
なんとなくソワソワしながら、ドアを開けた。
「荷物が届いてたよ。」
「ありがとうございます。」
どうやら寮長直々に届けてくれたようだ。
「アンタの勝負服、なかなかいいデザインしてるじゃないか。」
「あ、ありがとうございます……では、受け取りますね。」
アマゾンさんからダンボールを受け取る。
思ったより軽いそれは、しかしちゃんとした重量を感じた。
「じゃあね、頑張ってよ!」
「はい!」
意気揚々と返事をし、扉を閉めた。
「ふんふふーん……」
鼻歌交じりにダンボールを開封していく。
ペリペリと、勝負服のベールが剥がされていく様は快感すら覚えた。
蓋を開き、中身を手に取った。
「おー………これが…」
藍色を基調とし、所々白色のモザイクが入っていて、赤いマントがはためいていた。
「ん……」
立ち上がって肩を合わせてみる。
うん、ピッタリ。程よく遊びがある。
「ふふふっ」
鏡を見て1人で微笑んでいる。
その様子を、カラレスはドアの隙間から観察していた。 - 127エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:04:04
「だめね……緊張で寝れない。」
「私より緊張してない?それ。」
背中から声が聞こえる。
ベットに潜ったのは良いが皐月賞に対する緊張で寝れなくなってしまう。
「それに開催は2週間後でしょ?」
「でも………」
2週間後なのは分かっているが、如何せん緊張してしまうのがエノラの性だ。
「それじゃ、ちょっと待ってね……」
ゴソゴソと音が聞こえる。
足音が近づいてきて、エノラのベットで止まった。
「何を…」
ぼふっ、とエノラに何かが覆い被さる。
「か、カラレス!?」
「えへへ、ぎゅーっ」
どうやらカラレスが抱きついてきてたらしい。
「ちょっとあなた、何を…」
「大丈夫、エノラちゃんなら勝てるよ。」
とカラレスが断言した。
あんまりはっきり言うものなので、エノラはため息をついた。
「……………おやすみ。」
「うん、おやすみ。」
暖かく柔らかい感触によって、エノラはすぐ眠りについた。
「……負けないでね、エノラ。」
あの日エノラに見た虚無に、カラレスが自身を投影できないように、カラレスは祈る。
だってエノラは、彼女にとっての───── - 128エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:04:23
「今日は、なにしに来たの?」
エノラは、再びあの海岸に立っていた。
変わらず崖の上にツキノミフネが立っていて、変わらず次の逆光で顔は見えない。
「皐月賞が近づいてきて、私はそれを目指すつもり。」
「良かったね。」
海がざわめく。早く本題を言えと急かしているようだ。
「あなたは、あなたは何を目指すの?」
「…………わかんない。」
海が少し強めにさざめいた。
「ねえ、あなたにとって、海は……」
「もう帰ってっ」
海の飛沫がエノラにかかった。
「………ごめん。」
顔を腕で拭い、エノラは帰って行った。
海は、静かに移ろいでいる。 - 129エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:05:05
移動中のバスの中で、エノラは今までの事に思いを馳せていた。
出会い、走り、覚えて、走る。
なんでもない日常を過ごしてることが、ただ嬉しくて。
大変な事もあったし、どうしようもない事もあった。
でも、これからもその全てを楽しもうと、誓った。
目をつぶり、寝る体勢になる。
目を覚ましたその時は、クラシック三冠最初の戦場。
皐月賞だ。 - 130エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:06:08
「ふう…」
パドックの裏で、息をつく。
勝負服のお披露目ということで、エノラの硬い尻尾は忙しなく動いていた。
自分の番が来たので、台に上がる。
「これは………」パドックに沢山の人々が押し寄せている。
その歓声を一身に受ける。その重圧に気圧されそうだったが、違った。
「カラレス…!」
人混みのなかにカラレスを見つけた。
無邪気に手を振って応援してくれる彼女に思わず手を振り返した。
パドックから降りて、控え室まで歩いた。
コンコンコン、と扉が叩かれる。
「入って。」
予想通り、扉を叩いたのはカラレスだった。
「いよいよ皐月賞だね。勝負服、似合ってるよ。」
「うん。ピッタリだ。」
軽く肩を回す。程よい着心地が体を覆っていた。
「緊張してる?」
その問いに、エノラは少し目をつぶった。
「いや、全然。むしろ高揚してる。」
「武者震いってやつ?流石だね。」
エノラは立ち上がり、ドアへ歩いた。
「時間、行ってくる。」
「うん。……頑張ってね、エノラちゃん。」
言われなくても、とエノラは控え室を出た。 - 131エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:06:27
観客席には尋常ではない量の人々が集まってきている。
「これがGI……」
改めて、世界の舞台に立っていることを実感する。
ゲートに入り、周りを見回す。
(皐月賞、まずはこれに勝たなくては……)
ゲートが開く、その瞬間を待った。
エノラにしては長い時間、周りにしては短い時間。
ガコン!!
運命の一冠目、皐月賞が始まった。 - 132エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:06:47
(周りの迫力が既に凄い……これがGIか。)
後方に付きながら前の様子を見渡す。
幾度と無いトレーニングの成果か、しっかりみんなに追いつけている。
(それでも、勝てるかはわかんない。)
しかし追いつけるのと追い抜けるのはまったく別問題だ。
手を握りしめ、最初のコーナーを迎えた。
「頑張ってくれ、エノラ君!」
「ミントクラウンよ、その団扇はなんだい……?」
「走る者を全力で応援するのも、王様の役目なのさ。」
両手でお手製の団扇を振り回すミントクラウンを片目に、ラピッドはカラレスに質問した。
「そういえば、エノラってもう本格化したの?」
「うん……3週間くらい前だけど」
「ヒュウ、もう調整できたんだ。」
3週間ほど前に既にエノラは本格化を済ませていた。その事実をカラレスしか知らなかった、ということにささやかな喜びを覚える。
アルケミーはレース場を向いた。
「んで、ミー的にはいい感じのレース運びだけど、どう思います?ツキノミフネくん。」
隣にツキノミフネが立っていたことに、そのさらに隣にいたエスキーが驚いた。
「ってミフネ先輩!いたんだ……」
ぽけーっとレース場を見て突っ立っている。
「ツキノミフネくん。無視は悲しいよ?」
「………私はわかんない、難しいと思う。」
安定の無表情のままそう言った。
「おっと、意見が変わったね。」
ケタケタと笑ってそう言った。
「あそこからエノラがごぼう抜きして勝つにミー秘蔵のポテチを賭けるよ。」
「……フラリんのおやつ、勝てないに。」
「ちょっと!?」
前の方からツッコミが響いた。 - 133エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:07:16
時間も上々、このまま行けば……
(次のコーナーで仕掛ける……!)
その時、視野狭窄が始まった。
(来たね……ここから時間との勝負!)
グッ、と脚に力を入れ、思いっきり踏み込む。
残り1000メートル。
『さあエノラが仕掛けた!』
実況の声が聞こえてくる。
「ここで出るか!」
「中盤からの追い上げ。彼女の常套手段だね。」
チームのみんながワッと盛り上がる。
(多分仕掛けるタイミングは視野狭窄が始まった時?それじゃあ………)
アルケミーが何かを考えているが、それを無視してミントクラウンがアルケミーに呼びかけた。
「ねぇアルケミー君……エノラ君の身に何が起こっているんだい?」
「ん?ああ、ユーは最近入って来たから知らないんだっけ。」
顎に手を添え上手く説明する言葉を探す。
「……………呪い、かな。」 - 134エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:07:35
『さあエノラが仕掛けた!』
実況の声が聞こえてくる。
しかしエノラの意識はそっちに向いてはいなかった。
「やああああアア!!」
全力で芝を踏んで加速し、ウマ娘を追い抜いていく。
(これでッ…!)
あとは先行集団を残すのみ。
「がああアアアあああ!!!」
残り500メートル、すっかり前方へのごぼう抜きを見せたエノラは、しかし体力に余裕がある訳では無かった。
(まずい……ここで決める!)
「このままッ!!」
[Electragedy-Alone lv 1]
また不思議な感じがして、速度が上がった。
(行けッ!!)
いっぺんにウマ娘を追い抜き残るは逃げウマ娘を残すのみとなった。
「あと、あと1枚いいいイィ!!!」
猛烈な追い上げで逃げウマ娘に迫る。 - 135エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:08:13
『さあエノラとエイケイフォーセブの戦闘争いが始まった!』
逃げウマ娘であるエイケイフォーセブに追い込みウマ娘であるエノラが追いすがっている。
その光景は只々異常で、逆に爽快でもあった。
「おやつ………いや、負けないで!」
「ミー的にはあそこから勝てると思うけどね。」
カラレスがミフネの方を見ると、その無表情に少し動揺が見えた気がした。
「普通無理……あんな所から…」
(エノラは、エノラは普通じゃないくらいの努力を重ねて、今ここに立っているんだ。)
口にするのは流石に憚られるので心の中に留めておく。
(異常………異常って、なんなんだろう。)
エノラとエイケイフォーセブの先頭争いは、佳境を迎えようとしていた。
『さあエノラと………の先頭…が………』
風を切る轟音で実況が聞こえなくなる。聞いてる余裕が無い、とも言える。
「走れッ!!!」
残り200メートル。 - 136エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:08:31
(肺が痛い……脚が痛い……頭が痛い………)
もうエノラの体は限界に達しようとしていた。
肺は裂けるように痛く、脚も重りが着いたかのように重い。
(それでも……)
『頑張ってね、エノラちゃん。』
控え室でかけられた言葉を思い出す。
カラレスの為に、誰でもない自分自身の為に。
(それでもっ!!)
「負けてられないんだよおおおおオオオオオ!!!!」
ぐんぐんと差が縮まっていく。
(抜いた!)
残り90メートル地点で、どうにか先頭に立てた。
(もうちょっとで……もうちょっとで!!)
速度をそのまま、ゴールまで走りきる。
エノラは、勝利した。 - 137エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:08:48
「ハアッ…… ハアッ………ぐうっ…!」
またの頭痛に頭を抱える。
しかしエノラは倒れていなかった。
(この頭痛はなに……?それにしても、まだ体力が余ってるなんて、まあギリギリだけど…)
『四月の大一番を制したのはエノラ!間違いなくこのウマ娘です!!』
実況の白熱した声が聞こえてくる。
観客席の方を見ると、物凄い勢いの歓声がエノラに降り注いでいた。
「…………ははっ、勝った…勝った!」
溢れ出る喜びのままに観客に向けて手を振る。
その間に、カラレスを見つけた。
目が合う。カラレスも気付き、手を振ってくる。
エノラも振り返し、控え室に戻って行った。 - 138エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:09:07
『エノラ皐月賞優勝&ミラージュホープフル優勝』の垂れ幕が部室にかかる。
「それでは、2人の輝かしい記録に、カンパーイ!」
「「「乾杯!!」」」
チームメイトの2連GI勝利に、オウカムーン達がパーティを計画していた。
「あはは……みんなありがとう。」
パーティハットを被り、『本日の主役』と書かれたタスキをかけたカラレスが言った。
「私からも、ありがとう。」
パーティハットにタスキ、何故かギャグ用の眼鏡を装備したエノラも続く。
「食べよっか。エノラちゃんに取ってあげる。」
「あ、ありがとう。」
紙皿に山盛りの料理が積み重なる。
エノラが目を輝かせてそれに貪りついてる間に、カラレスとアルケミーが話していた。
「エノラくん、はっきり言うとあのままじゃ持たないよ?」
「見てて分かるよ流石に………あの消耗の激しさ、なんとかしないとね……」
お祝いのケーキの味を堪能しているエノラを横目に、これからの不安を憂いていた。 - 139エノラの人(連載執筆中)22/07/13(水) 18:09:27
終わりです
安定のレス食い虫 - 140二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 18:22:31
ミラちゃんみたいに心の支えになる存在を持てたのはとても大きい
もしかしたら本格化してなくてもミラちゃんがいればなんとかなるんじゃないすか? - 141ライホー22/07/13(水) 18:23:54
どんどん強くなってますなぁエノラちゃん
カラレスは伝えられるかなぁ - 142二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 18:49:06
残り1000mで視野狭窄と同時に仕掛け
ロンスパどころではないロンスパ型だこいつ! - 143二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 18:52:32
- 144二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 19:06:46
流石の尊さ
- 145メジロエスキーの人22/07/13(水) 19:31:17
案外ノリがいいエノラすこ。そして安定のエノミラてぇてぇ……
- 146シュウマツノカジツの人22/07/13(水) 19:45:43
ノリノリエノラ概念
- 147二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 20:27:46
というかこの調子で大丈夫なのかが甚だ心配ではあるが…。
- 148二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 20:43:15
JDD感想
ゆたかつおい
終
制作・著作
━━━━━
ⓃⒽⓀ - 149二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 20:59:18
2022年 ジャパンダートダービー JpnI|第24回|NAR公式
不良バ場のダートは迫力が凄い…あの…ところでPOGランキングトップだったコマンドライン君…。
- 150シュウマツノカジツの人22/07/13(水) 21:16:20
また軸が4着でした なんやねん
コマンドラインくん、君もしかして芝戻ってかつ短距離走った方がいいんじゃないか? - 151二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 21:22:26
短距離はいやーきt
- 152二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 21:22:53
- 153二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 21:25:56
というかコマンドライン君は迷走にもほどがあるのよ
- 154メジロエスキーの人22/07/13(水) 21:28:17
SS投稿。私が好きな言葉です。
─────
ある日の朝。教室まで向かっている途中、前からスキップする人の姿を認めた。
「えーっとあれは……プログレス姉さま?」
流石に目を疑う。わりとメジロ家にしては愉快な部分があるプログレス姉さまだけど、こんな人が行き交う廊下でスキップなどというメジロ家にはあるまじきはっちゃけたムーヴメント。
(他人のフリでもしましょうか……いやでも流石に無視するのは……)
そう逡巡しながら歩みを止めずに教室へ向かう。すると、
「あっ、エスキーちゃん! おはようございますですわ!」
向こうから話しかけてきた……無視するわけにはいけなくなった。
「お、おはようございます、プログレス姉さま……えーっと……どうして廊下でスキップを……?」
「えっ、今スキップしてたんですの私!?」
「えっ!? 気づいてなかったんですか!?」
まさかの衝撃発言……この人はやっぱり賢さが……いや、同じメジロ家の一員にそんなこと言うのは失礼ですね、はい。
「いやぁ、まさか人前でスキップをしてしまうなんて……恥ずかしいですわ……」
真っ赤な顔を手で覆い隠すプログレス姉さま。恥ずかしいって感情はあったんですね…… - 155メジロエスキーの人22/07/13(水) 21:29:51
「でもそこまで気分が高揚しているって何があったんですか? わたしも姉さまがスキップしているところ初めて見ました」
そう問いかけると、明らかに何かを隠しているようなとぼけ方で、
「いやー、何もないですのよ! オホホホホ……それではごきげんよう~」
そう言い捨て今度は小走りで去っていくプログレス姉さま。
「怪しい……これは怪しいですよ……」
授業の開始時間まではまだまだ時間がある。自らの教室の前でクルリと体を反転させ、プログレス姉さまの後をこっそりとつけていくわたしなのでした。
─────
「えーっと……プログレス姉さまは……あっ、いました。靴に履き替えてどこに行くんでしょうか? というか外にまた出るなら上靴に履き替える必要なかったんじゃ……」
これ以上考えても仕方がない。尾行を続けましょう。
「それで行き先は……花壇? プログレス姉さまが? ってフラりんちゃんがいますね。なるほどそういう……」
目的はフラりんちゃんだったみたいです。特に怪しくも何もなかったですね。何やら楽しそうに話されてますし、特に面白いものでもなかったですね、残念。
そう少し肩を落とし教室に再び向かおうとした刹那、
「えっ……なんで2人は抱き合ってるんです……?」
- 156メジロエスキーの人22/07/13(水) 21:30:26
同じチームですし、楽しく話し合うまではまあ分かります。というかギスギスされると副部長の立場として困るんですが、それにしても抱き合うのは……
「流石に距離が近くありません……? というかもしかしてプログレス姉さまが妙に浮かれていたのって……」
1つの疑念を胸に抱き、そっとその場を離れる。
(とりあえず放課後プログレス姉さまとお話ししましょう。メッセージでも送っておいてっと……)
これで「そういうこと」ならそれでいい。好きな人たちがくっつくことにマイナス感情を抱くなんておかしな話。
(そう、これはハッピーエンドです、ハッピーエンド……)
──それなのにどうしてだろう。その日の授業の内容は全く頭に入ってこなかった。
─────
放課後、西日が射し込む空き教室にてプログレス姉さまを1人待つ。朝の光景を頭の中で何度も再生しながら。
「ハァ……ハァ……お待たせしましたわ、エスキーちゃん! 少し先生にお願いごとを頼まれてしまって……!」
扉が勢いよく開けられたと同時に芦毛のウマ娘が中に飛び込んでくる。
「全然待ってませんよ、プログレス姉さま。わたしこそこんなところに呼び出してごめんなさい」
ペコリと頭を下げる……顔はいつもどおりにできているだろうか。
「気にしないでくださいまし! それで一体聞きたいことというのは……」
変化球を投げても仕方がない。直球を投げるから早くそれを仕留めてほしい。
- 157メジロエスキーの人22/07/13(水) 21:31:27
「朝花壇の方に歩いてる時に見ちゃったんですけど……プログレス姉さまとフラりんちゃんって……『そういう仲』なんですか?」
そう問うと、誰が見ても分かる焦り具合で、
「えーっと……その……というか見られてたんですの!?」
と、質問をしたのはこちらのはずなのに質問で返されてしまった。
「まあそれはその……はい。それでどうなんでしょう?」
早く終わりにしてほしい。首は差し出しているのだから。
こちらはただ待つのみ、相手はただただテンパり、2人黙りこくる。
1秒、2秒、3秒……業を煮やして口を開きかけたその時、
「そう、ですわ。私はフラりんさんとお付き合いさせていただいております。ついこないだから、ですが」
そっ、か……やっぱりわたしの勘は間違ってなかったのか……
「おめでとうございますっ! 前からお二人仲睦まじくされているのを見てお似合いだなって思ってたんですっ! どちらから告白されたんですかっ?」
窓の方に体を向け、いつもの声色で、少し「そういう」のに興味がある女の子の雰囲気を醸し出して……
「えーっと……私から、ですわ……ってこれエスキーちゃんにお伝えする必要あります!?」
「いいじゃないですか、それぐらい教えていただいても……このまま同じメジロ家になるならいつか聞くことですよーっ!」
「なっ……!?」
- 158メジロエスキーの人22/07/13(水) 21:31:53
強がり、声は少し強張り、されど気づかれないように相手の顔は見ずに。
そしてもう一度くるりと顔を向き合わせる。涙は……流れていない。
「とりあえず聞きたいことが聞けたのでスッキリしましたっ! それではお二人ともお幸せに〜 あっ、でもイチャイチャするのは誰にも見られないところでお願いしますねっ!」
「流石の私でもそれぐらい弁えますわ!?」
「エスキーちゃんって少し意地悪なところがありますわよね……」と独りごちりながら、教室を出ていくプログレス姉さま。今ここにいるのは、わたしだけ。
「うーん、何が駄目だったんでしょうか? 仕掛けどころを間違えた? それとも気づくのが遅すぎた? うーん……」
強がり、意地張り、知らんぷり。今にも飛び出しそうな感情に鍵をかけ、出てこないでと必死に扉を押さえつける。
いつからだろう、この感情が芽生えたのは。
いつからだろう、あの子を知らないうちに目で追っていたのは。
いつからだろう、この気持ちに火がついたのは。
「まあいくら自問自答しても仕方ないですね……」
本当の気持ちに気づいたのはあの光景を見たあとなんだから。
「そっか、負けるってこういうことなんですね……勉強になりました」
そう呟き、静かにその場を立ち去る。
──茜空が照らし出す教室には、もう誰もいない。
- 159メジロエスキーの人22/07/13(水) 21:32:35
はいおしまい……えっ何これ辛くない? 誰が考えたのこんなお話
- 160二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 21:35:54
BSS"僕が先に好きだったのに"症候群ですねこれは
あ゛ー脳が整うー - 161フワちゃんの人22/07/13(水) 21:36:43
お主じゃい!
泣かないでエスキー、なんとかしてフラりんを手に入れるのよ! - 162二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 21:38:33
なんてこった…サンデーキンカメフリーの血統で生まれてしまったばっかりに。。。
- 163二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 21:39:13
つまりよお
フラりんが二人いればいいってことだよな?(準備されるノコギリ) - 164二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 21:41:39
ギャーッ!スプラッタ!
- 165二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 21:43:27
田中脊髄剣の出番か
- 166二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 21:47:28
- 167二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 21:47:49
- 168二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 21:49:33
- 169メジロエスキーの人22/07/13(水) 21:56:29
辛いから次は別の世界線の設定でエスフラ書くね……
- 170プログレスの人22/07/13(水) 21:59:06
- 171二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 21:59:58
二人まとめて召し上げればいいんじゃないか?
- 172二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:01:54
- 173プログレスの人22/07/13(水) 22:04:35
エスキモーちゃんはまともだろいい加減にしろ!
- 174二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:05:05
レース前はまともになる方とレース前でもそんな変わらない方と…エスキモーはまだまともでは…?
- 175二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:06:17
メジロパクパク再臨の儀やめろ
- 176二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:09:21
- 177二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:11:04
バラカは公式設定で後輩人気ある方っていってたもん!
- 178二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:12:53
そういえばそんなことを言っていた気もする
まあツラは良いし中性的だし背も高いので外見的人気はあるんじゃないんでしょうか - 179二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:13:55
本人が忘れかかってて柴生える
- 180二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:16:18
ヨットーリ生えてるじゃねえか
- 181フワの人22/07/13(水) 22:18:14
ライジョウドウさん制御のお手伝いももちろんお願いしますわー!
- 182二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:20:49
むしろそれメインなんじゃ
- 183メジロエスキーの人22/07/13(水) 22:22:08
あーつら……ほんとつら……泣いてしまう……
- 184二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:22:25
(バラカドボナールの写真集ください)
- 185二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:22:27
【急募】
ボバーとライジョウドウを制御できるやつ - 186メジロエスキーの人22/07/13(水) 22:23:44
いたら何かしらノーベル賞獲れるよ
- 187二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:24:15
(盗撮したものを集めたものでよければ…支払いはMoneroでお願いします)
- 188二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:25:46
- 189メジロエスキーの人22/07/13(水) 22:27:19
そりゃ盗撮は犯罪だからな
- 190二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:27:20
A.中毒性がある麻薬みたいなものだから
- 191二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:27:42
なにっ 建てるの
- 192二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:29:11
- 193二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:30:09
たておつにて
- 194メジロエスキーの人22/07/13(水) 22:30:23
梅
- 195二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:30:32
次回、復活の大臣とカオスの旅
- 196二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:31:06
200なら全員でウィニングライブでインド映画の踊り
- 197二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:31:09
埋め埋めクラフト
- 198二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:31:24
>>200なら千鳥ノブ来訪
- 199メジロエスキーの人22/07/13(水) 22:31:39
>>200ならチーム内で無限にカップリングができる
- 200二次元好きの匿名さん22/07/13(水) 22:31:47