闇堕ち四皇ルフィ概念世界のローは

1二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 16:41:04

ルフィに挑むルーキーに手を差し伸べるという風潮

自分はクロッカスさんみたいに結構序盤で出会った町医者だと思ってたら後に四皇の一角だと判明する死の外科医が思いつきました
このローは仲間たちとは死別していて本人は名ばかりの四皇だと自嘲してるけど一人で十分クソ強いので周りからは部下も傘下もいない孤高の四皇として認識されてたり

2二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 16:41:48

参考

新世代のガキどもが｜あにまん掲示板海賊王になるだと?笑わせんな『四皇』のおれになれなかったんだ。お前らみたいに誰かに頼らないとこの海を生きてけねぇガキどもがなれるわけねえだろ‼︎お前らにおれが倒せんのか⁉︎おれはモンキー･D･ルフィだ…bbs.animanch.com

闇堕ち四皇ルフィ概念｜あにまん掲示板前スレ主ではありませんが立てました前スレ↓https://bbs.animanch.com/board/817257/bbs.animanch.com

>>22

3二次元好きの匿名さん22/07/23(土) 17:01:52

(漂流した系ルーキー)
「……気付いたか」
「？ここは？？おっさん誰だ？」
「ここはこの島の診療所で、おれは医者だ。…お前は島の海岸に漂着していた。海賊か？仲間は？船は？」
「おう！船長なんだ！！大渦に飲まれちまってよー、みんなどこ行っちまったんだ？」
「……そうか。まあいい、動けるようになったらさっさと出てってベッドを開けろ。」
口では乱暴なことを言いつつ、熱を計り怪我の具合を見て、朝飯まで食わしてくれた。建物から追い出された海賊の少年は、振り返る。診療所の扉に寄りかかって憮然と海を見つめる医者の男に、礼を言おうと思って、海賊の少年には、ひとつ疑問が湧いた。
不躾にじろじろ医者の男を上から下までじろじろ見る少年に、男はうろんげな顔をする。
「ありがとな、医者のおっさん！おれもう行くけどよ、おっさんこんなところに一人で大丈夫なのか？ここ、四皇のナワバリなんだろ？おれたちもこの海域に入ってからずーっと海賊に襲われてんだよ」
「……腕っ節には自信がある。問題ねぇ。」
「本当かぁ？」
「お前こそ、四皇のナワバリに何の用だ。自殺志願者か？」
男の言葉に、少年はぐっと眉を寄せ、両手を広げた。背後の海が、陽光を受け輝く。

「違う！おれは四皇を全部ぶっ飛ばして、海賊王になるんだ！！！」

医者の男は驚愕に目を見開いた。それから帽子のつばを引き下げて、口元だけで笑う。
「……そうか。そうか…なら、また怪我したらここに来い。診察ぐらいしてやる」
「なんだぁ、医者のおっさん、お前いいやつだな！ありがとう！」
「いいからさっさと行け。できれば二度と来るなよ」

「お前は…あぁ、仲間も船も見つられけたか。良かったじゃねぇか。で、四皇にはもう会えたのか？」
数日ぶりに診療所の扉を叩くと、医者の男は笑って少年の海賊団を見遣る。海賊の少年は拳を握り俯いていたが、やがて決意した顔で男に向きなおった。
「おっさんなんだろ。医者のおっさんが、──"死の外科医"トラファルガー・ローなんだろ。」
口元に笑みを浮かべたまま、医者の男は海賊団をぐるりと見渡す。皆硬い表情で男を見つめていた。ポケットから出した掌を、地に向かって翻す。
「"シャンブルズ"」
途端に医者の男、否、"死の外科医"の右手には、刀身が長い刀が握られる。鞘を振り払い、『四皇』の一角が笑った。
「せいぜいおれを楽しませろよ？ルーキーども」