こんなもの作るんじゃなかった……！！

1二次元好きの匿名さん22/07/25(月) 19:49:35

まさか戦意を奮わせる意味での興奮作用が自らに出なくて周りに作用させる物なんて！しかも効果のベクトルが少しおかしい！これでは自分が周りを興奮させる興奮剤になったのと何ら変わりない！！簡単に言えば飲んだ者を総受けにする薬みたいなものだったなんて……！
「カ…フェ……一回休け…」
「うるさいですね、その口塞ぎますよ」
「まっ……んうぅっ！！！」
カフェもご覧の通りで様子がおかしい……息が…続かない……！こんな深いキスばっかりされてたら正気を保てそうにない……カフェ相手だと行くとこまで行きそうで恐ろしい。とりあえず、カフェから距離を離さなければ。そう思い私は必死にカフェの肩を押して抵抗するが、力が上手く入らない。くそ…もう訳が分からない…今私はどうなってるんだ……
「ぷはぁっ！！はぁ……はぁ……」
「何休んでるんですかタキオンさん」
「んぐっ……！！んーっ……！！！」
また唇を奪われる。カフェのことは嫌いじゃないがこんなのはダメだ、こうも酸素が足りないと頭がクラクラして何も考えられない。このままだと本当に不味いことになってしまう。私は最後の力を振り絞ってカフェを突き飛ばした。そして急いで立ち上がって距離を取る。
「あっ……」
「はぁ……はぁ……ごめん、カフェ……！！」
冷たい対応をしたことに後ろ髪を引かれるがもたつきながらも部屋を飛び出す。少し廊下を走ってると見覚えのある顔が見えた。
「スカーレット君か！」
「え？あ、タキオンさんじゃないですか、どうしたんですか？」
「突然ですまないが匿ってくれないか！？」
「全然いいですけど……何かあったんですか？」
「色々あってね！とにかく頼むよ！！」
「わ、分かりました！」
どうにかこうにかして、私はスカーレット君の部屋に転がり込めた。
「ど、どうしたんですか……？」
全容を伝えるわけにもいかないと思い、ある程度濁して答える。
「色々あってね、カフェがちょっと凄い構いたがりになったものだから……」
「ああ……そういうことなんですね……それは…大変でしたね……」
「もう限界だよ……なんとかしないと……」
「まぁ……タキオンさんって、顔も綺麗ですしね……仕方ないですよ」
ふぅ、この総受けになる薬、いつになったら効能が切れるのだろう。カフェがずっとあの調子ではこちらも色々狂ってしまうし……

2二次元好きの匿名さん22/07/25(月) 19:49:46

……待て、「総」受けになる薬？
「スタイルも良いし、カッコ良いようで結構可愛い顔立ちしてますよね……」
「ま、まさかスカーレット君……！？」
「……ちょっと抑えられそうにないです、タキオンさん、許してくれますよね……？」
「えっ、ちょっ……！！？」

──私が逃げきれなかったのは、言うまでもなかった。

3二次元好きの匿名さん22/07/25(月) 19:52:26

ねぇこれもしかしなくてもオペさんとかに使ったらヤバくないかね

4二次元好きの匿名さん22/07/25(月) 20:02:53

タキオンと大きく関わりあるのってカフェにダスカにスズカにフジ辺りか？
最低でも4人に可愛がられるのか……

>>5 >>17

5二次元好きの匿名さん22/07/25(月) 20:05:52

>>4

その辺りはマズいと回避しつつも　ある程度知り合いで話が通じそうな

ウオッカに助けを求めまして…

>>6

6二次元好きの匿名さん22/07/25(月) 20:08:54

>>5