ダイタクヘリオス「いたた……肘すりむいちゃった」【SS】

  • 1二次元好きの匿名さん21/10/07(木) 23:42:29

    肘から血がにじんでいる。
    「ヘリオス大丈夫!?」
    パーマーが駆け寄ってくる。
    「いやー、やっちったわ……ま、放っておいてもヘーキっしょ」
    「ダメだよ!ほら、ケガしたとこ見せて」
    心配性だなあ。
    そんなことを思いながら肘を見せる。
    パーマーはてきぱきと患部を洗い、消毒をし、大きめの絆創膏を貼った。
    「……手慣れてるね」
    「障害レースやってたときは生傷だらけだったからね。手当ても慣れちゃったんだよ」
    恥ずかしそうに頬をかくパーマー。
    「それでどう?まだ痛むとか動かしにくいとかある?」
    「んー、特にないけど……」
    ふっとあることを思いついた。

  • 2二次元好きの匿名さん21/10/07(木) 23:43:26

    「……パーマーがおまじないしてくれたら早く治るかも」
    パーマーが目を丸くする。
    メジロ家に伝わるおまじないとか見れるかな。
    そういうのがなくてもかわいいパーマーが見れたらありよりのあり、って感じ?
    なんて思っていたら。
    パーマーが私の腕をとって、絆創膏の上から口づけをした。
    ちゅっ、と濡れた音が鳴る。
    今度は私の目が丸くなった。
    ついでに頬も熱くなる。
    「どう?効きそう?」
    ぺろっとパーマーが舌を出す。
    見つめられるだけで動悸が激しくなる。
    「……ここにもいい?」
    おでこを指さす。
    パーマーが微笑む。
    おでこに柔らかな感触。
    「……ここ、も」
    唇を指さす。
    パーマーの顔が近づく。
    今度は唇に柔らかな感触。
    息がかすかに当たる。
    ぷあ、とパーマーが離れた。
    離れ際に挑発するように唇を軽く舐められる。
    「満足した?」
    息を吸う。
    拍動はまだ収まっていない。
    「……もっと♡」
    頬にパーマーの指が触れ、一言。
    「りょ♡」
    そのあとは言葉はなく、かすかな水音だけが私たちの間に流れた。

  • 3二次元好きの匿名さん21/10/07(木) 23:44:05

    やっぱりこのカップリングはイチャイチャが似合うなぁ

  • 4二次元好きの匿名さん21/10/07(木) 23:44:12

    元ネタというか参考資料は昔に読んだる〇うに剣心のアンソロです
    お目汚し失礼しました

  • 5二次元好きの匿名さん21/10/07(木) 23:44:53

    あーだめだめ、だっちすぎます

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