- 1二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 17:16:40
担当ウマ娘と2人、これからの予定についてミーティングをしていた。
「…よし、これで全部予定たったっスかね!お疲れ様でした!」
『ああ、そうなるな!お疲れ様』
そこで腹の虫が鳴く。
『あ…』
「…そういえば、話し合いばっかりでご飯食べてなかったっスね」
すっかり話し込んでいて、食べるのを忘れてしまっていた…
「もうカフェテリアは閉まってるだろうし…外は台風だけど、何か買いにいくしかないっスかね?」
『台風か…コロッケでも買ってこようかな』
「コロッケ…そういえば台風の日にはコロッケってよく言いますね!」
ちょうど、今は雨の勢いも弱まっている。
そうして、2人で買いに行くことにした。
「はいよ、コロッケ2つ!」
「ありがとうございますっ!」
『ありがとうございます』
店につき、受け取ったコロッケを思わずその場で頬張る。
「ん〜…!美味しいっス!」
『ほんとだな、空いた腹に沁みる…』
「んむ、もぐもぐ…ごちそうさまでした!」
『早いな!』
思わずそう言うと彼女は決まりが悪そうに目を逸らす。
「あ、あはは…ゆっくりたべるの、苦手っスから…」
『相当お腹が空いてたんだな』
「でも、本来お手本としてもっとよく噛んで食べるべきだし…!」
『今は俺しか見てないから大丈夫だよ』
「で、でも〜…」
そんなことを話しつつ、自分も食べ終わった。 - 2二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 17:16:50
「さて、雨が強くなる前に帰りましょう!」
『そうだな…うわっ』
いきなり突風が吹く。
自分の傘が、風に飛ばされて行ってしまった。
『あ…』
「ありゃ…トレーナーさん、アタシの傘使ってください!アタシ濡れても大丈夫なんで!」
『いやいや、それは悪いって…俺の傘が飛ばされたわけだし』
「でもトレーナーさんが風邪ひいたら申し訳ないっス!」
そんなことを言われても、自分も彼女に風邪を引かれたくない。
そう思い、ふと思いついた。
『…2人で傘さそうか』
「えっ!?で、でもそれって…ふ、風紀が乱れるっス!ダメっス!!!」
『でも風邪ひくのもダメだと思う!』
「そうは言っても…!距離が近すぎるっスよ!」
『不純な動機じゃ無くて、ただ1本の傘を2人で使うだけだからさ』
「うーん…」
なんだかんだ話した結果、2人で傘をさすことにした。
「…やっぱり距離近いっスよ!」
『気まずいか?…それならできるだけ早く帰ろう!トレーニングも兼ねて、俺がついて行ける範囲で早足だ!』
「りょ、了解っス!」
2人で同じ傘を握りながら、雨の中早足で学園へと帰った。 - 3二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 17:18:09
SS思いついて書いてる間に台風もう通り過ぎた感じだけど
ちょっと甘いのが書きたかった
バンブー可愛い
過去作まとめ
【自作SSまとめ】とあるトレーナーのSS2|あにまん掲示板需要があるらしいので建てさせてもらいましたスレ画はバンブーだけどそれ以外も書くぞ!とりあえず10レスくらいは過去作再掲とか現行の宣伝とかで保守しますbbs.animanch.com - 4二次元好きの匿名さん22/08/14(日) 18:34:19
かわいい