- 1二次元好きの匿名さん21/10/10(日) 22:25:15
がたん、と不穏な音とともにエレベーターが止まった。
「えええ~……なんで止まるのさ~……」
スカイさんが私の身体にしがみついてきた。
かすかに震えているのが伝わってくる。
「大丈夫ですよスカイさ……」
言い終わる前にエレベーター内が暗闇に包まれる。
「ひいっ!」
さらに強くスカイさんに抱きしめられる。
ほどなくして頼りない非常灯の明かりがつく。
私が非常通話ボタンを押して係の人と話している間にも、スカイさんの震えはますますひどくなっていた。
「すぐ来るみたいですよ」
「う、うん……」
すっかり縮こまってしまっている。
その様子がなんだかかわいらしくて。
「ほら、座って待ちましょう?」
床に腰を下ろし、ぽんぽんと膝を叩く。
驚くほど従順にスカイさんが頭を私の膝に預ける。
「……これだと狭いエレベーターを見つづけちゃいますから、私に抱きついてもいいですよ」
スカイさんが私のおなかに顔をうずめる。
自分でも口角が上がっていくのがわかった。
ぷるぷると子どもみたいに震えるスカイさん。
ほの暗い空間の中、スカイさんの頭をなでる。
ああ、どうか。
どうか、もう少しだけこのままで。
……なんて、いけない子ですね私は。
ふふっ♡ - 2二次元好きの匿名さん21/10/10(日) 22:26:26キングヘイロー「閉じ込められた……」【SS】|あにまん掲示板うだるような暑さの中、私はマットに突っ伏していた。「あっつい……」「風通しよくないからね~……」スカイさんも跳び箱に寄りかかりながら、ぱたぱたとシャツをつまんで風を送り込んでいる。「まさか体育倉庫に閉…bbs.animanch.com
このスレの姉妹作です
ちょっと黒いフラワーもいいかなあって
お目汚し失礼しました
- 3二次元好きの匿名さん21/10/10(日) 22:28:33
ウンスの狭いところ嫌いを利用したSS、よく心に染みるよ
- 4二次元好きの匿名さん21/10/10(日) 22:32:05
健康になった
- 5二次元好きの匿名さん21/10/10(日) 22:32:53
前作も読んだ
とてもよかった