トレーナー君！今日の実験…居ないのかい？

1二次元好きの匿名さん21/10/12(火) 23:57:49

全くモルモットの癖にこの私を放り出してどこかに行ってしまうなんてダメじゃないか。

…ふむ。服も散らかしっぱなしで出掛けるなんて余程の用事だったのかな？
まあいい。それよりもこのシャツだが…ｽｰｯﾝｸﾞｯ⁉︎ちゃんと洗っているのか？嗅覚の良さのせいで頭からこの匂いが離れなくて仕方がない…ｸﾝｸﾝｯ……ﾊｰ…なんだろう、トレーナー君の匂いって吸い込めば吸い込むほど…ﾝ…まずい体が熱くなってきた…
ﾊｧﾊｧ…呼吸も荒くなってきたし…ああもう我慢できない！トレーナー君がこんなものを放り出しっぱなしたばかりに私はおかしくなってしまったんだからな！本当に責任取りたまえよ今度人の多いところで大声で言ってやるからな！
…それと、ここのところしっかり眠っていないようだったし心配だ。ｼｭﾙｯﾊﾞｻﾊﾞｻｯ帰ってきたら無理矢理にでも休ませる薬を…いや私が物理的に添い寝した方が効果があるかな？ｼｭﾙｯ
…うん、流石にサイズは合わないか。だが、ぶかぶかだからこそ安心する。ﾌﾌｯ…ｸｸｯ！トレーナー君に包まれたみたいで…ﾝ…ｺﾞｿｺﾞｿｯ…最近発散していなかったし丁度いいだろうか…？誰も、カフェも流石にここには来ないよな…？

…ﾌｰ……ｱｯ…久しぶりだから…ｯ…ｽｰｽｰｯ!ﾊｰ…ﾄﾚｰﾅｰｸﾝｯ!ﾔﾓｳ…ｸﾙ…ｯ…ｯ〜‼︎!……ﾏﾀﾞ……ｯ…ﾑ!

ｸﾞﾁｮﾘｸﾞﾁｮ…椅子の上で最愛の存在への歪んだ感情が吐露される…ミーティングをし、人を迎え入れ、トレーナーと二人で積み上げてきた思い出の貯蔵庫たる部屋がどんどん湿気で汚れていく…
自らで作ってきた、どんなものより効果を持つ劇薬─シャツの薫りは彼女を絶え間なく刺激して…

と、トレーナー君！？こ、これはｯ…いや、逃がさないよ。私もいい加減我慢の限界なんだ…いいだろう…？私を一人にしないでくれよ！お願いだ…君と文字通り一つに……ﾁｭﾌﾟｯ…ﾝ…ﾊｰ…ﾌﾌﾌｯ…そうだ、そしてこのまま一つにｶﾞﾁｬﾝ…ﾝ?
トレーナー君…？な、なんで手錠ｶﾞﾁｬﾝあ、足も…！？いつの間に！？ま、待ってくれどこに行くんだ！放置しないでくれ！！今ここで投げ出されるなんて狂ってしまう…！戻って、あ…トレーナー…君…
ｱ…ｺﾉ…ﾝｯｳﾏｸ…ｺﾝﾅｲﾇﾐﾀｲﾅｶｯｺｳﾃﾞ…ｼﾞﾌﾞﾝﾃﾞﾅｸﾞｻﾒ…ﾝﾝｯ…ﾝﾝｯ!…ｸﾞｽｯ…無理だ…ﾄﾚｰﾅｰｸﾝ…ｾﾂﾅｲﾖｫ……