【安価🎲 SS 注意】俺はシャークの親友

[1 シャークの親友 22/10/23(日) 21:24:54]

前回の出来事

熱血君、対話拒否を始める。

ベクター、重い。

ドルベ、嫉妬に取り憑かれる。

前スレ

俺はシャークの親友　その2｜あにまん掲示板

[2 シャークの親友 22/10/23(日) 21:26:48]

その3ですね。

てか、このスレ需要あるのか？（今更）

[3 シャークの親友 22/10/23(日) 21:37:21]

キャラ紹介

熱血君
やっと名前を手に入れた。前世の自分とデュエルしたからか、熱血デッキから変更し、ジェネレイドVFDを使い始めた。お、対話拒否か？
多分、彼はZEXAL最後のOPで七皇がそれぞれのNo.を出すところでノリノリでオルムガンドとVFDを出してる。

[4 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 21:37:59]

>>2

見てるぞ（迫真）

わりと一方的に重たいベクターに腹抱えて笑ってる

[5 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 21:38:09]

俺は楽しく見てるで〜

[6 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 21:39:54]

熱血君ドン千からの好感度低いのはバリアンの真相を知ってるから目障り説はないだろうか？

[7 シャークの親友 22/10/23(日) 21:44:46]

神代凌牙
熱血君の親友（ガチ）。彼には色々な恩があるため、璃緖よりは下であるもののもう一人の家族だと思ってる。早くくっつかねぇかなぁ…とか考えてる。熱血君が何か隠し事をしているような気もするが、いつか話してくれるだろうと思ってる。

神代璃緖
重い子（）。キチンとしたデート回を書いてあげたいな。君らは早くくっついてシャークと俺を安心させてくれ。ベクターとの戦いの後、血だらけの熱血君を見てヤンデレに成りかけた。

[8 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 21:45:23]

見てますよー
人間関係が変な所で複雑骨折している熱血君はどうなってしまうのか！

[9 シャークの親友 22/10/23(日) 21:48:43]

九十九遊馬&アストラル
主人公とその相棒。もはや幼馴染みレベルで仲が良い。けど、まともな出番が今のところない。デュエル飯とかっとビングは凄いなぁ（クリアマインド）。

天城カイト
出番が（以下略）。

[10 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 21:54:20]

遊馬とは波長が合うんだろうなー

[11 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 22:04:22]

>>6

熱血vsベクター戦の藪蛇度がもっと上がるの芝生える

[12 シャークの親友 22/10/23(日) 22:07:47]

七皇の皆さま方。
愉快な戦隊。ドルベは嫉妬するし、ミザエルはプライド高いし、アリトは熱血でキャラ被りしかけてたし、ギラグはカツ丼だし、ベクターは演技が上手い。
そんな愉快な連中だからこそ熱血君/アークは大切に思っていた（ベクターはちょっと…）。

ドン・サウザンド
バリアン世界の神。大体こいつのせい。七皇をバリアン世界に生まれ変わらせたのもこいつ。ナッシュが自らバリアン世界に生まれ変わるように仕向けたのもこいつ。でもアークだけは予想外だった。

[13 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 22:09:55]

＞（ベクターはちょっと…）

悲しいなぁ（残当）

[14 シャークの親友 22/10/23(日) 22:13:11]

アーク
熱血君の前世。バリアン七皇に匹敵する力を持った戦士。誰かの為に生きていたいといった善いカオスを受け継ぐ、ある意味でドン・サウザンドの対と言える存在。一目で熱血君が自分の未来であると見抜いたりとかなり鋭い。
この頃からメラグに恋心を抱いていた。バリアン時代はその想いを告げることはなかったが、今ならどうだろう？

[15 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 22:31:30]

アークはどうして熱血君に転生することになったんだろうか？
好感度的にベクターがやったとは考えづら……考え…………アイツなら好感度高くてもヤルかなぁ？

[16 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 22:35:29]

四悪人からの好感度も高かったらいよいよドルべお前・・・

[17 シャークの親友 22/10/23(日) 22:46:37]

四悪人からの好感度

Mr.ハートランド

dice1d100=50 (50)

蝉丸

dice1d100=16 (16)

クラゲ先輩

dice1d100=77 (77)

蚊忍者

dice1d100=42 (42)

[18 シャークの親友 22/10/23(日) 22:48:12]

熱血君から四悪人の好感度

dice1d100=2 (2)　悪人補正－50

[19 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 22:49:37]

水系にとことん人気だなこいつ

[20 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 22:49:43]

低すぎて地面にめり込んでる…

[21 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 22:51:58]

かなり善性な人物よね熱血君

[22 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 22:53:03]

>>19

デッキ内で海として扱われてそう

[23 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 23:02:39]

あっつ熱の人間だから水と触れあったらお湯を越えて湯気となって、湿度が高まるんだろうね・・・・だから関係が複雑骨折する

こうなったらトロン一家との関係もダイスしてくれませんか？

[24 二次元好きの匿名さん 22/10/23(日) 23:06:52]

>>17

ベクターを尊敬してる蝉丸からの好感度が特に低いときたか

[25 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 00:10:26]

蝉丸→ベクター→獣兵衛←ナッシュ←ドルベ

[26 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 00:48:03]

シャーク兄妹とキャッキャうふふしただけなのにこれは草

[27 シャークの親友 22/10/24(月) 06:53:29]

トロン一家からの好感度

トロン

dice1d100=6 (6)

Ⅲ

dice1d100=39 (39)

Ⅳ

dice1d100=7 (7)

Ⅴ

dice1d100=58 (58)

[28 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 07:25:45]

全体的に低めなの、これはこれでいいな…

[29 シャークの親友 22/10/24(月) 07:44:58]

璃緖とのデート回だ。

何処に行くか安価

>>34まで

[30 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 07:47:26]

映画館

[31 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 07:47:34]

水族館

[32 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 07:48:14]

博物館

[33 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 07:48:45]

遊園地

[34 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 07:48:58]

ゲーセン

[35 シャークの親友 22/10/24(月) 07:50:08]

>>30

>>31

>>32

>>33

>>34

dice1d5=3 (3)

安価が早い…皆璃緖とのデート回が見たかったんすねぇ～。

[36 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 07:50:49]

博物館で3…これはIIIとのイベントか⁉︎

[37 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 07:57:23]

前世のポセイドン王国関係の遺物があったら後の展開の伏線にできるな！

[38 シャークの親友 22/10/24(月) 10:42:50]

「獣兵衛、今度のデートなんだけど博物館とかどうかしら？」
昼休憩。学校で弁当を食べていた所に璃緖がそんな事を言ってくる。
……皆の視線が痛いが無視しよう。
「博物館か…。確か今は何処かの王国のフェア的なのがやってるんだっけか？」
「えぇ、ポセイドン王国展示会…だったかしら。面白そうと思ったのだけど…」
璃緖が、不安げな表情でこちらを見てくる。
馬鹿だなぁ。断る筈ないのに。
「いいぞ、行こうか。」
「…！うん！」
そんな花が咲いたような笑顔で、璃緖は頷いた。

「羨ましいぞ獣兵衛～！！」
「は！？うぇ、ちょちょ、何だよ！？」
会話を聞いていたのだろう男子達が、一斉に襲いかかってくる。
「あの璃緖さんとデートだと！？テメェ付き合ってたのか！！」
「悪いか！だったら璃緖に頼んでみればいいだろ！そんなこと俺と凌牙が許さんけどな！！」

[39 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 11:18:38]

馬鹿だなぁ。断る筈ないのに。
↑
これが愛に溢れてて好き
前々世から恋してるからな……

[40 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 11:26:38]

熱血君用の遺跡のNo.（みたいなカード）とか展示されてないかなぁ

[41 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 12:26:12]

モンスター面の制圧はビーストくんがいるからオリカでなければ九魂猫辺りのサポートとか？レベル9蘇生できるんやなコイツ

[42 シャークの親友 22/10/24(月) 12:38:39]

で、休日。待ち合わせ場所に向かっていたのだが…
「いいじゃん、ちょっとだけ遊ぼうぜ？」
先に来ていたらしい璃緖がナンパされていた。相手はいかにもチャラそうな高校生二人組。
分かるよ、璃緖可愛いもんね。ナンパしたくなるのも分かる｡だけど－－
「チッ…！いいから来い！」
チャラ男が璃緖の肩を掴む前に、俺が掴んでこちらに抱き寄せる。
「あぁ！？テメェなに…ヒッ！？」
「俺の女だ。失せろ。」
汚い手で、璃緖に触れるな…！！

その後、俺の顔を見た二人は何やら怯えた表情で立ち去っていった。
「はぁ…。璃緖、大丈夫か？」
「え、えぇ。大丈夫よ…。」
問いかけに気丈に答える璃緖だがその肩は小さく震えており、恐怖が残っていることを示していた。
「大丈夫、大丈夫だよ。俺が傍にいるさ。」
彼女の手を握り、少しでも不安を和らげる。
俺の言葉を聞いた璃緖は一度深呼吸する。深呼吸を終えると、もう震えは止まっていた。
「もう大丈夫よ。ありがとう。」
「そっか。じゃあ－－」
行こうぜ、と手を離そうとしたのだが…
「あ、あの璃緖？」
「なぁに？」
「いや…手を離してくれると有り難いなーって…。」
「あら、私たちは恋人同士なんだから手を繋ぐことくらい普通じゃないかしら？」
「それは…まぁ…。」
「あーあー、手を繋いでくれないとまたナンパされちゃうかもなー。男の人達に連れていかれちゃうかもなー？」
う、ぐっ…！
「はぁ…分かった、分かったよ…。」
「ん、よろしい。」
璃緖は満足そうに微笑むのだった。顔を紅くしながら。

[43 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 12:50:35]

あまーい！
好きな人をしっかり守って、好きな人のために怒って、好きな人には負ける
これは好かれる
むしろ何故前世、前々世片想いで終わったの

[44 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 12:54:49]

やったぜ！

[45 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 14:40:24]

>>43

告白する直前に死に別れしてた説

[46 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 15:15:44]

へぇ、良いデートじゃん
シルバーマシマシだZE

[47 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 15:39:33]

>>46

王様は冥界にお帰り下さい

社長が待ちぼうけくらってますので

[48 シャークの親友 22/10/24(月) 16:18:29]

さて、博物館に着いた訳だが…
「人多いな…。」
「ホント。皆展示会目当てかしら。」
見渡す限りの人、人、人。多少は空いてるかと思ったがそんなことは無いようだ。
「はぐれないようにしよう。璃緖、ちょっと近付いてくれ。」
「え！？い、いや、それは…その…」
え、今更恥ずかしがるかぁ？
「いいから。ほれ。」
璃緖を勢いよく引き寄せる。
「～～～～ッ！？！？///」
…物凄く顔を紅くしてるな。まぁ、俺もなんだが。
「……何でこういうときは平然と出来るのよぉ…！」


しばらく博物館を見て回ったところで、ある壁画が目に入る。
「…ポセイドン王国の壁画か？」
何かに引き寄せられるようにその壁画に近付く。
「…獣兵衛？」
その壁画に触れる－－

【おおお…！！貴様、貴様ァァァァァ！！】
『俺一人ではお前を倒しきれないからな…！俺の全てで以て、お前を封印する！』
【お、のれ……。】
『願っているぞ…いつの日かお前が、カオスだけでなく光にも目を向ける事を…。』

「……衛。…兵衛。獣兵衛ってば！！」
「…はっ！？」
意識が覚醒する。…何だったんだ、今の？
「大丈夫？具合悪いのかしら？」
「いや、そんなんじゃないさ。大丈夫。」

[49 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 16:26:15]

ニヤニヤから流れるようにシリアスに移行するいつもの遊戯王

[50 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 16:28:00]

そういえば原作でもデートで博物館に行ったのが王の記憶を巡る戦いの始まりだったけ…

[51 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 16:53:04]

ドンサウンドに嫌われてる理由かな？

[52 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 17:06:56]

VFD従えてるし一貫性があるのがなー！

[53 シャークの親友 22/10/24(月) 17:34:08]

博物館を堪能した俺達は、璃緖の提案で服を買いに来ていた。
「買う服は璃緖の奴だけで良いんだろ？」
「？なに言ってるの、貴方のも買うのよ。」
「なんて？」
え、俺のも買う？服を？何で？
「だって獣兵衛の服、黒とか白ばっかりじゃない。」
「無難なところだろ。」
俺に服選びのセンスなんぞあるわけない。
「だからこそ、よ。たまには違う系統の服を着てみるのも良いんじゃない？」
そういうもんなのかね？
「さ、と言うわけで行きましょう！」
「はいはい、お姫様…。」

「ん～、これでもない…これは派手すぎ…」
服を選び始めてから既に一時間。いい加減足が棒になってきたな…。
「なぁ璃緖。やっぱ自分の奴だけ「あっ！これとか良いわね！」…はぁ。」
嬉々として持ってきた服を試着し、璃緖のお墨付きを貰った服もいくつか持って会計する。
「え、私が払うけど…。」
「いや駄目だろ。俺が払うよ。」
「付き合わせたのは私なのに？」
「そうだけど、案外楽しかったし。璃緖のいつもとは違う格好も綺麗だったし寧ろ役得だな。」
璃緖は納得いってなさそうだが、ここは俺が払わせてもらう。璃緖に見られたくないものもあるしな。

店員がニヤニヤしていたが気にしないようにしよう。

[54 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 17:36:57]

ニヤニヤ

[55 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 17:44:48]

そうそうこういうのだよこういうの

こういうのの積み重ねが致命的な破局でスゥーっと効くってそこのベクターくんが言ってた

[56 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 17:46:07]

>>55

そこのバリアンの神も言ってた（アリトの末路を見ながら）

[57 シャークの親友 22/10/24(月) 18:18:32]

「…ねぇ、あの子…。」
ショッピングを終え、帰宅している途中璃緖がある方向を指差す。
その先に、ベンチに少年がポツンと座っていた。
「見たところ10歳くらいか？まぁまぁ暗い時間だぞ？」
親の帰りを待っているのならそれまでだが、何故か違うという確信があった。
「話し掛けてみる？」
「そうだな。」
お互いに話し合い、少年に近付いていく。
「君、こんなところで何してるんだ？」
「え……？」
俺の言葉に少年は驚いたように目を見開く。
「あの……お母さんが帰ってくるのを待ってるんだ…。」
「そっか。お母さんはもうすぐ来るのかな？」
「うん…。」
「でも、一人は寂しくないか？もう暗いし、家の中で待ってた方が…」
「…帰ったら、また虐められる…。」
「お父さんかお母さんがいじめるのか？」
「ううん、他の施設の子達。」
しまった、あまりに踏み込みすぎたか…！
「そっか…ごめんな、変なこと聞いて。」
俺の言葉に、首を横に振る少年。ふと、少年の手元にデッキが置かれているのが見えた。
「君もデュエルをするのか？」
「うん、でも弱くてずっと負けてばっかり…。」
「…デッキを見せてくれないか？」
少年は素直にデッキを見せてくれる。
「（ドラゴン属のパワー系か。なら…）これ上げるよ。ラッキーカードだ。こいつが君の元に行きたがってる。」
渡されたカードを見た少年は目を見開く。
「いいの！？こんな強いカード！」
「いいよ。きっと君の助けになってくれる。」
「わぁ…！ありがとう。お兄ちゃん！」

[58 シャークの親友 22/10/24(月) 18:19:02]

そうやってしばらく談笑していると、少年の保護者がやって来て感謝された。
「そうだ、君の名前は？俺は獣兵衛だ。」
「僕？僕は－－」





「僕は、ズァーク！」
少年が名乗る。獣兵衛が少年に手渡したカードには『オッドアイズ・ドラゴン』と書かれていた。

[59 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 18:44:40]

ズァークさん！？

[60 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 18:58:26]

やっぱり超融合じゃないか！

[61 シャークの親友 22/10/24(月) 19:39:21]

少年…ズァークを見送った後、璃緖と並んで道を歩く。
「ん、そうだな…よし、璃緖ちょっと来い！」
「え？きゃっ、ちょっと獣兵衛！？」
璃緖の手を引いて走り出す。
少しして、海が見える高台に着く。
「此処…。」
そう、ここは俺と神代兄妹にとって縁深い場所。此処でたくさん遊んだり、デュエルしたりして過ごした思い出の場所だ。
「…で、渡したい物があるんだ。」
そう言って、紙袋からあるものを取り出す。
「……これ、ペンダント？」
それは、青い宝石のペンダントだった。
「あぁ。ポセイドン王国フェアってことで売っててさ。まぁまぁの値段だったけど買ったんだ。」
ペンダントを不思議そうに見つめていた璃緖だったが、やがて紐を首に掛ける。
「…どう、似合ってるかしら？」
「あぁ。よく似合ってるさ。」
璃緖はペンダントを大事そうに抱え、俺を潤んだ瞳で見つめてくる。
「……えへへ。」
「……ッ！」
久しぶりに見た、彼女の年相応に無邪気な少女らしい笑みだった。
頬を紅く染めて、恥ずかしそうにしちゃってまぁ…。
「……ありがとね。私としては指輪でも良かったけど？」
璃緖が、俺をからかうような笑みを浮かべる。
「指輪は買うさ。まだ先だけどな。」
「……えっ。」
「お、どうした？照れたのか？」
「な、何でもないわ！早く帰りましょう！凌牙がご飯を作って待ってるって言ってたわ！」
「はいはーい。」


「…まったくもう、余計に好きになっちゃうじゃない。」

[62 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 20:37:25]

ニヤニヤが止まらねぇ！
……今生では無事に結ばれるといいが

[63 シャークの親友 22/10/24(月) 21:30:38]

バリアン世界にて。

『ベクター、呼び出して何の用だ？』
『用って程でもねぇんだがなぁ？ちょっと耳よりな情報を教えてやろうと思ってよ？』
『耳よりな情報だと？』
バリアン世界でベクターとドルベが会話する。
『なんと！あのアークが生きてました～！』
『何だと！？』
ベクターからもたらされた情報に思わずドルベは声を上げる。
『折角なら行って確かめたらどうだ？』
『馬鹿なことを。私は今やバリアンを背負うもの。個人の感情で動くことなど許されない。』
『いいのか～？人間界に行けばナッシュとメラグの手がかりも見つかるかもしれねぇぜ？』
『…ッ！』
ベクターの言葉に思わず足を止める。
『…ならば出向こう。』
瞬間、ドルベは光となって人間界に飛んでいった。


『さぁ、良からぬ事を始めようじゃねぇか！ヒャ～ハハハハハハ！！』

[64 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 21:32:34]

ドルべはさぁ……ナッシュとメラグ大好きなの？

[65 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 21:41:24]

ベクターはアークのこと大好きだけどアークはベクターの方を振り向かなかったのが尾を引いてるのか…？

[66 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 21:58:23]

何でベクターこんなにアークが大好きなんだ
叩き起こそうとしてるじゃんか

[67 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 22:34:52]

バリアンになる前はベクターの部下だった説。
前々世で叶わぬ恋に終わったのは敵国だったからとか？

[68 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 22:40:58]

それだとバリアン側の人間関係が余計にめちゃくちゃじゃねーか！（歓喜）

[69 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 22:48:53]

遊戯王特有の兄弟関係とか？
ベクターの方が兄で

[70 シャークの親友 22/10/24(月) 23:00:31]

キィン──！
「今のは…。」
街を歩いていた獣兵衛は何かを感じ取ったかのように空を見上げる。その目は、金と赤に染まっていた。


これより始まるはバリアンとの全面戦争。
「俺はこの時が来るのを…ずっと待っていたのかもしれねぇ…！」
「私は凌牙についていくわ。」
互いの信念を掛けた決闘。
「人は誰でも、良い心と悪い心が戦ってんだ！」
「行くぞ、遊馬！」
全ては、神のみぞ知る－－！

『さぁ、決断の時だ。八柳　獣兵衛。お前はどちらを取る？』
「俺は…俺は…！！」

【かつての因縁、決着の時だ…！！】
「ドン・サウザンド…お前の好きにはさせない！俺達がいる限り、闇が蔓延ることは絶対に無い！！」

[71 二次元好きの匿名さん 22/10/24(月) 23:20:31]

熱血君のポジションが一番胃痛だよね…

[72 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 00:08:20]

2つの世界の架け橋になれる可能性って、つまり両者の間で引き裂かれるような押し潰されるような思いをするってことだったのか

[73 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 00:11:05]

遊馬陣営　VS　ナッシュ陣営　VS　ベクター&ドン　VS　熱血　VS　ダークライ

[74 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 07:28:33]

>>73

ダークライを解放しろ定期

[75 シャークの親友 22/10/25(火) 09:28:45]

一つ質問なんですが、オリカ登場させてもいい？

[76 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 09:31:03]

>>75

大丈夫だ、問題ない

ただ登場させるなら効果とか詳しく書いてくれると助かる

[77 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 09:49:04]

>>75

問題ないですよー

[78 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 11:16:23]

やったぜ！

それはそれとして一話のシャークさんみたいにナンバーズに乗っ取られる熱血くんも見てみたかったぜ。安価はタイミングを逃す効果だったんだな…

[79 シャークの親友 22/10/25(火) 12:46:29]

No. 108　knight・of・darkness（ナイト・オブ・ダークネス）
エクシーズ/ランク9/闇属性/戦士族/攻撃力2800/防御力2300

レベル9モンスター２体。
X素材を一つ取り除いて発動できる。相手のフィールドに存在するレベル、もしくはランク4以上のモンスターを一体選択し、破壊する。その後破壊したモンスターの元々の攻撃力の半分をこのモンスターの攻撃力に加える。
このモンスターが破壊されたときに発動できる。デッキからカードを一枚除外することでこのモンスターの破壊を無効にする。

[80 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 13:04:09]

デッキから除外とかいうターン1があろうとフィールドにしがみつく気しかない能力
そのくせ攻撃力を上げたらラグナゼロの効果対象になる辺りエモいな

[81 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 13:10:28]

V「ランク9だとっ！」（ガタッ）

[82 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 15:04:46]

三勇士トロン一家７皇には効いて四悪人（低ランク使いの蝉丸蚊忍者、分裂再生で耐える先輩、高ランクNo.やられたら低レベトークンに切り替えるハートランド）には効き辛いあたり獣兵衛にとっても厄介な連中…

[85 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 16:23:55]

No101のあれは対象耐性つける方が早いくらいのトンデモ効果だから…

[86 シャークの親友 22/10/25(火) 18:10:20]

CNo. 108 　Ark・of・Chaosknight（アーク・オブ・カオスナイト）
エクシーズ/ランク10/闇属性/戦士族/攻撃力3200/防御力2500

レベル10モンスター２体以上。
このモンスターは光属性としても扱う。
X素材を一つ取り除いて以下の効果の内一つを発動できる。
①相手のフィールドに存在するレベル4、もしくはランク4以上のモンスターを一体選択し、除外する。その後除外したモンスターの元々の攻撃力をこのモンスターの攻撃力に加える。
②自分、もしくは相手の墓地に存在するモンスターを一体選択し、そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
このモンスターが戦闘、効果によって墓地に送られた時に発動できる。このモンスターを攻撃力を２倍にして特殊召喚する。

[87 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 18:26:24]

カオスの中に光を見つけてる…
それはそれとして墓地からのサルベージに制限ないの怖すぎる。わるいことたくさんできそう！やったぜ！

[88 シャークの親友 22/10/25(火) 21:06:52]

『…私とデュエルしてもらおう。』
「唐突だな、おい。」
どうも、八柳　獣兵衛だ。突然だが、全身灰色のボディスーツを装着した不審者にデュエルを申し込まれたらどんな反応をするだろうか？
基本的には困惑するだろう。俺もそうなる。
「…あ～、お前が噂に聞いてたドルベって奴でOK？」
『知らない振りをしても無駄だぞアーク。』
聞けや。……てか、アーク？
「人違いだろ？俺は八柳…」
『あくまで知らない振りをするか…。ならばこうしよう！バリアンズ・スフィア・フィールド展開！』
…世界が、赤い結界に覆われる。
『この中でならお前も真の姿を開放しても問題はない。さぁ、デュエルだアーク！』
「だから俺はアークじゃねぇって言ってんだろこの分らず屋が…！」

　　　　　
　　　　　　「『デュエル！！」』

[89 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 21:51:49]

そういえば赤いタクシーで時間遡行した以外はナンバーズのナの字も知らなかったりするのか

そういえばヌメロンにジェネレイドを混ぜるデッキがそこそこ動けるみたいなのでなんか……手を組めるなら合うんだな…

[90 二次元好きの匿名さん 22/10/25(火) 21:59:56]

アークの記憶どっかに言ってるからなぁ
ベクターが親切に記憶ないって言ってくれる訳ないし
アークを叩き起こすのが目的みたいだしな

[91 シャークの親友 22/10/25(火) 22:26:07]

（……くそ、これが七皇の真の実力か…！）
ベクターには手を抜かれていたと考えていいだろう。
ドルベのフィールドにはCNo. 102　光堕天使ノーブル・デーモンが存在している。
そう簡単には突破出来ないか…！せめて、俺にもNo. があればなぁ。
『どうしたアーク。何故本気を出さない。』
「だからさぁ、さっきから言ってるように俺はアークじゃないんだってば…」
…とまぁ、こんな風に言っているのだがある程度予測は出来る。
かつて、あの赤い竜に連れられて行った世界。恐らくそこはバリアン世界でアークはバリアン世界の住人だった。と考えるのが妥当だ。
そして何故ドルベが俺をアークと間違えるのか。それについては俺が彼のデッキを所持していること以外に何かしらの理由があるのではないか？
そして、それは恐らく…。
『まぁいい。何であれここで貴様を倒す。』
「…仲間割れか？アークアークと言ってる割には随分アークを嫌ってるんだな。」
『…貴様に教える義理はない。』
そう言うと、ドルベから凄まじい程のカオスが溢れ出る。
（ふざけるなよ…ッ！）
そのカオスを見て、何故か怒りが沸き上がってくる。お前はそんなものに呑まれる奴じゃないだろうと、心が騒ぎ出す。
「…俺は、お前を倒さない。」
『サレンダーのつもりか？』
「いいや。」
もう、こいつの言ってることは無視する。とりあえず今は－－
「俺は、お前を救うッ！！」
瞬間、目の前が光に包まれた。

[92 二次元好きの匿名さん 22/10/26(水) 07:14:39]

楽しみ

[93 シャークの親友 22/10/26(水) 07:37:23]

『随分ボロボロになったな。八柳　獣兵衛。』
「……アーク。」
気が付くと俺はいつかの扉の前でアークと対面していた。
『お前は既に気付いている筈だ。自分が一体何者なのかを。』
「……。」
アークが、俺を見つめてくる。
「あぁ。俺はお前だ。バリアンの、アークだ。」
これまで、目を反らしていた事実を口にする。
『そうだ、そしてお前には二つの選択肢が与えられる。』
「選択…。」
『一つ。バリアンとしての俺の…いや、お前自身の力を全て取り戻しドルベを救う道。二つ。ドルベとのデュエルに敗北しても人間として九十九遊馬達と共にバリアンと敵対する道。』
バリアンを取るか人間を取るか…どちらかを選べと言っているのだ。
『さぁ、決断の時だ。八柳　獣兵衛。お前はどちらを取る？』
「俺は…俺は…！！」
葛藤する。分かっている、ドルベを救うと啖呵を切ったのならバリアンを取るべきだ。
人間として生きた時間は掛け替えのないものだった。だが、ドルベを救うのならバリアンを選ぶのが最善だ。だからこそ－－
「俺は…バリアンのアークだ……！！」
目から一筋の涙を溢しながら扉に触れる。
扉が輝き、俺に様々な事を伝えてくる。
ポセイドン王国、七皇。バリアン世界とアストラル世界。排斥されたカオス。苦しむアストラル世界の住民達。そして、ドン・サウザンド。

そして意識が覚醒する。目の前にはドルベ。どうやら戻ってこれたらしい。
『どうした。早くカードを引け、アーク。』
「あぁ、今引くさ。」
『……？』
ドルベは、今の獣兵衛に違和感を覚える。先程まで頑なにアークであることを否定していた彼がすんなりと肯定している。それに、どこか雰囲気も－－
「ドルベ、望み通りに見せてやる。俺の本当の姿を！バリアル・フォーゼッ！！」
獣兵衛が光に包まれ姿を変える。
黒と紫を基調としたボディスーツに胸や手足には金色の具足が現れ、背中には純白のマントが翻る。
『いくぞドルベ…！バリアンズ・カオス・ドロー！！』

[94 二次元好きの匿名さん 22/10/26(水) 07:56:06]

遊馬やシャークからしたらナンバーズと関係ないと思ってた仲のいい一般デュエリストがバリアン側に戻る選択をしたと思うと朝からデュエル飯がうまい

[95 二次元好きの匿名さん 22/10/26(水) 08:03:25]

>>94

しかも時間軸はまだ真ゲスによる2クールの友情ごっこ中という

これからの展開を考えるとさらにデュエル飯が進むぜ！

[96 二次元好きの匿名さん 22/10/26(水) 08:39:42]

ベクターが喜んじゃうな

[97 二次元好きの匿名さん 22/10/26(水) 09:04:25]

真月と接点がないせいで八柳獣兵衛じゃなくてバリアンのアークが好きのガチ感を加速させてて面白…困惑する

[98 シャークの親友 22/10/26(水) 12:43:44]

『俺はフローディとハールでオーバーレイ！２体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚！現れろ、No.108 ！』
『何！No.だと！？VFDではないのか！？』
『漆黒の騎士よ。己がカオスを剣に込め、新たな道を切り開け！knight・of・Darkness！！』
現れるのは漆黒の鎧に身を包んだ剣士。獣兵衛の、アークの切り札が姿を現した。
『馬鹿な…。貴様はNo.を開眼していなかった筈…。』
『俺の思いが、No.を開眼させたのさ。俺はD arknessの効果を発動！ORUを一つ使い、レベルもしくはランク4以上のモンスターを一体選択し、破壊する！』
Darknessの持つ剣から光刃が放たれ、ノーブル・デーモンを破壊する。
『そして、破壊されたモンスターの攻撃力の半分をDarknessの攻撃力に加える！カオス・トゥ・パワー！』
Darkness　攻撃力2800→4250
『まさか、これ程とは…！』
『Darkness！ドルベを蝕む闇を斬り祓え！カオススラッシュ！！』
闇騎士が、ドルベを一刀両断した。
『ぬっ…！ぐぁぁぁぁぁ…！！』
ドルベLP 1100→0

ドルベを覆っていた邪悪なカオスが抜けていく。
『うっ…！私は、何を…？』
『ようやく戻ったか堅物。』
『アーク…？何故君が…いや、生きていたのか…？』
『おう、正真正銘アークだ。ただいまを以て帰還した。』
『そう、か…。』
ドルベは、随分複雑そうな顔をしている。
『どうした？』
『友よ。私は術中に嵌まり、君に対して醜い嫉妬をしてしまった…。許してくれ…。』
『（十中八九ベクターかドン・サウザンドの仕業だろうなぁ。）俺は気にしていないさ。それに…。』
ドルベの後方を見る。そこから凌牙と璃緖がやってくる。
『凌牙、璃緖…いや、ナッシュとメラグか？』
『あぁ。その通りだ。』
『七皇完全復活だな。ドルベ、一度バリアン世界に戻って他の七皇を集めてくれ。我らの使命を果たすときだ。』
遊馬…これからお前とは敵同士だ。お前が俺たちを阻むのなら、その時は容赦しない…！

[99 二次元好きの匿名さん 22/10/26(水) 13:01:03]

>ようやく戻ったか堅物

シンプルにいい

[100 二次元好きの匿名さん 22/10/26(水) 13:39:36]

遊馬先生と敵対する覚悟を決めたか…
まぁ遊馬側に着いたら璃緒とシャークと敵対するしどの道を進んでもお辛いことには変わらんのだけど…

[101 シャークの親友 22/10/26(水) 17:25:15]

ドン・サウザンドの呪縛が解かれたことにより、ドルベの好感度が元の数値であるdice1d100=73 (73)　に戻りました。（最低保証∶70）

[102 二次元好きの匿名さん 22/10/26(水) 20:31:17]

でも最低保証ギリギリなんだな

[103 二次元好きの匿名さん 22/10/26(水) 20:55:55]

やっぱり嫉妬してるんじゃ…

[104 シャークの親友 22/10/26(水) 20:57:58]

『我ら、バリアン七皇！！』
ハートランド港にて、七皇が名乗りを上げる。
「シャーク…嘘だろ？お前がバリアンだなんて！」
『遊馬。俺はもうシャークじゃねえ。俺はナッシュ。バリアン七皇のナッシュだ！』
シャークかバリアンであると認めることが出来ない遊馬が声を上げるがシャーク…ナッシュはそれを冷ややかに否定する。
「その通りだ遊馬。そこにいるのは七皇のリーダーナッシュ。お前達の敵だ。」
「ッ！獣兵衛、何でここに！？」
突如として現れた獣兵衛が遊馬に声を掛ける。
獣兵衛は七皇に背を向け、遊馬と対峙する。
「こういうことだからさ。バリアル・フォーゼ。」
そして獣兵衛もバリアンとしての姿を見せる。
『我が名はアーク！バリアン世界の守護者、アークだ！』
…もはや、決別は避けられなかった。
その後、遊馬達を逃がすために多数の決闘者が七皇に戦いを挑む。
しかしその悉くが敗れ、倒れ伏していった。

『久しぶり、と言うべきか？エリファス。随分丸くなったじゃないか。』
『…アークか。』
七皇達と別れたアークは、アストラル世界を訪れていた。
『カオスが充満している…。なるほど、遊馬の持つ正しいカオスか。』
アストラル世界の住民達が己の知る頃より活力に溢れている事に気付いたアークは、その原因を看破する。
『そうだ。九十九遊馬は私に、アストラル世界に希望を見せた。だからこそお前がこの世界を害そうと言うのなら私はそれを止めるまで。』
『俺は別にお前と争う気はないさ。フッ…！』
そう言うと、アークは体からカオスを解き放ちアストラル世界を覆う。
それによってアストラル世界の住民達がさらに活力を取り戻していた。
『…敵に塩を送るのかね？』
『さてね。俺はただこの世界に残留していたカオスを刺激しただけだ。アストラル世界がどうなったかは俺の知ったところじゃない。』
キィン──！
そう言い残し、アークは閃光となってアストラル世界を去っていった。
『フッ…。』

[105 二次元好きの匿名さん 22/10/26(水) 21:11:42]

>>103

強いしナッシュからの信頼も厚いし悪い奴じゃないから出さないようにしてた嫉妬心を増幅されたパターンはいいよね

アークが行方不明・人間に転生していなくなった時にちょっとホッとしてたら夜になってもデュエル飯がうまい。ちょっとでいいんだ、ちょっとで

[106 シャークの親友 22/10/26(水) 21:18:28]

>>105

まぁ、嫉妬はしてると思いますよ。本人も気付かないほど小さくですけどね。

今回はそれをベクターとドン・サウザンドに刺激されて物凄く肥大化させられた形です。

[107 二次元好きの匿名さん 22/10/26(水) 21:23:10]

>>106

やったー！！！

[108 二次元好きの匿名さん 22/10/26(水) 22:46:15]

>>17

ドルべの次はベクターを崇敬し嫉妬に狂った蝉丸が七皇内乱編で・・・！？

[109 二次元好きの匿名さん 22/10/27(木) 02:27:13]

寝れなくてふとジェネレイドデッキってどんなテーマだろと調べたら
相手の効果を書き換えたり、相手カードを選んでエクシーズ素材にしたりと挙動が意味深過ぎて神安価だと思いました（小並感）

[110 シャークの親友 22/10/27(木) 10:08:08]

キィン─！
『よし、戻ってこれたな。……ん？あれは…ドルベとメラグか？』
バリアン世界に帰還したアークはドルベとメラグの姿を見つける。
『メラグ！ドルベ！』
『戻ったかアーク。』
『ナッシュ達は戻っていないのか？』
ここにいるのは自分とメラグ、ドルベだけ。他の七皇の姿が見えなかった。
『アリトとギラグはナッシュの命令でベクターを探しにいっている。ミザエルは月に向かった。』
『月？何でまた。』
『ヌメロン・コードの手がかりが月にあると判明したからだ。カイトと決着をつけるだろう。』
『そうか…。』

『よぉ、皆さんお揃いでェ！』

『…ベクターか。』
三人の元にベクターが姿を見せる。
『いよいよ俺達七皇が力を合わせる時が来たって訳だ。』
『我々は既にナッシュの元に一つになっている筈だが？』
『…ナッシュねぇ？』
『ッ！ドルベ、メラグ！』
『させねぇよ！』
ベクターの雰囲気が変わったことに気付いたアークが二人を逃がそうとするが、それより早くベクターがアークを吹き飛ばす。
『ガハッ…！』
『アーク！？』
『ベクター、貴様何を…！？』
『あぁ？良からぬ事に決まってんだろ？ヒャハハハハ！！』
遂に、ベクターが牙を剥いた…！

[111 二次元好きの匿名さん 22/10/27(木) 10:37:53]

ベクタアアアアっ！！
期待を裏切らないなお前はぁ！！！

[112 二次元好きの匿名さん 22/10/27(木) 12:44:57]

ベクターがアークのことをどう好いてるかで何やらかすか変わりそうなのがさ
つつくと面白い音出すおもちゃみたいに思ってるのか、そうではないのか

[113 二次元好きの匿名さん 22/10/27(木) 18:47:58]

ベクターの椅子プレイ戦にアークくんも参戦するのかな？

[114 シャークの親友 22/10/27(木) 18:58:26]

『ベクター、何故このようなことを！我らは仲間だった筈だ！』
『仲間ねぇ？テメェらは所詮俺の生け贄って訳だぁ！！』
『何ですって！？』
ベクターの狂気に満ちた計画が明かされる。
『なんも可笑しくはねぇだろ？なんせ俺の中にドン・サウザンドを蘇らせたんだからなぁ！』
凄まじいカオスがベクターから放たれ、それが異形の神を形作る。
【我が名はドン・サウザンド。バリアン世界の神なり…！】
『ドン・サウザンド…！？あれが…！』
『何故だ！貴方がバリアンの神であるなら何故このような真似を！！』
『簡単なことだろ？七皇はドン・サウザンド復活のための生け贄として選ばれた魂なんだからよぉ！』
『『何だと！？』』
ベクターの口から七皇の真実が告げられる。
『だがベクター、お前も七皇であるなら生け贄となる存在の筈…！』
『俺はもう七皇じゃねぇ。俺は…神だぁぁぁぁ！！』
その言葉と共にベクターから衝撃波が放たれ、ドルベとメラグを吹き飛ばす。
『くっ…！ドルベ、こうなればデュエルでベクターを倒すしか無いわ！』
『やむを得んか…！アーク、君も…』
【ふむ、アークか…！貴様には借りを返しておこう…！】
すると、ドン・サウザンドから凄まじいカオスを纏った雷撃が放たれ…
『がッ…！あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛！！？？』
『『アーク！？』』
凄まじい絶叫がアークの口から響き渡る。
『おい、ドン・サウザンド。何でアークを攻撃してんだ？』
【彼奴は、我が昔一度復活しようとした際に封じられたことがあってなぁ？その恨みよ。】
『な～るほど。なんでアークが消えたのかと思ってたがドン・サウザンドとの戦いが原因だったのか…！』
ドン・サウザンドからアークの死の原因について語られる。
『アーク！アーク、大丈夫！？』
『がっ…！ぁ…！（くそ、ドン・サウザンドの奴…神のくせに一個人に恨みを抱きやがって…！）』
『仕方あるまい…メラグ、私と君でベクターを相手取るぞ…！アーク、君は少し休んでいてくれ。』
　　　　『『『デュエル！！』』』

[115 二次元好きの匿名さん 22/10/27(木) 19:35:21]

やっぱり死因はドン千とやり合ったせいだったか…

熱血くんの熱血だけど軟派で減らず口が絶えないところ好き。口デュエルも強そう

[116 二次元好きの匿名さん 22/10/27(木) 20:34:44]

世界（本編）の修正力にメラグとドルベは勝てるのか！？
次回『ドルベ死す』　デュエルスタンバイ☆

[117 シャークの親友 22/10/27(木) 21:08:51]

※ベクターVSドルベ&メラグに関してはほとんど本編と変わらないので巻いていきます。

『これで終わりだぁ…！あばよ、ド・ル・ベ♪』
『（ナッシュ、メラグ、アーク…最後まで共に在れずすまない…！後は、頼む…！）』
『『『ドルベェェェェェ！！』』』
デュエルの最中、ベクターの卑劣な罠によってドルベが散る。そしてーー
『あばよメラグゥゥゥ！！』
『きゃあぁぁぁぁぁ！！』
メラグさえもベクターに敗れた…！
『璃緖ぉぉぉぉぉ！！！』
囚われのナッシュの悲痛な叫びが木霊する。
『ッ、璃緖…！璃緖、璃緖！！』
なんとか起き上がったアークは倒れ伏したメラグ…璃緖に駆け寄る。
『…ぁ…、ごめん、ね獣兵衛。ペンダントの紐、切れちゃった…。』
かつて獣兵衛から貰った青い宝石のペンダントを握りしめ、璃緖は涙を流す。
『ふざけんな…！そんなの、どうでもいい…！頼む、消えないでくれ…！また、笑ってくれよ…！』
『…フフ、貴方の泣いてるところなん、て…初めて見た、かしらね…？』
璃緖は精一杯の笑顔を浮かべる。彼が怒りに、憎しみに囚われないように。前を向いていけるように。
『…ねぇ、獣兵衛。私、幸せだったよ。貴方と一緒にいられて…、貴方が、王国に居たときから私を想ってくれてたんだって…知れたから…』
『……璃緖……。』
璃緖が懸命に獣兵衛の頬に手を伸ばし、触れる。
『…暖かい…。…あぁ…そう、ね…我儘が許されるのなら、もっと貴方と、凌牙と…一緒に居たかった…。』

そして、璃緖は光となって消えた…何よりも大切な二人の顔を思い浮かべながら…。

[118 二次元好きの匿名さん 22/10/27(木) 21:10:39]

メラグ……いや璃緒……

[119 二次元好きの匿名さん 22/10/27(木) 22:54:31]

わかっててもいい展開だなと思うし辛いしいいな

[120 シャークの親友 22/10/28(金) 07:21:46]

『キヒッ…！ギャハハハハハ！！残念だったなぁドルベ、メラグ！俺様の力になってくれてありがとよぉ！！』
『ベクタァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛！！！』
散っていった二人を嘲笑うベクターに対し、アークは凄まじい怒りと憎悪に満ちた叫びを上げる。
瞬間、ベクターに漆黒の剣が振り下ろされる。
『Darkness！！』
『おっと！危ねぇ危ねぇ。』
Darknessの振り下ろされた斬擊はしかし、ベクターを斬り裂くことは無かった。
『おいおい、ここは正々堂々デュエルで決着つけようぜ？ドルベとメラグだってそうしたんだからよぉ！！』
『……いいだろう。』
本当はこのままベクターを八つ裂きにしてしまいたいアークだったが、なんとか抑え込みデュエルディスクを顕現させる。
そして二人が闘おうとした刹那ーー
「ベクタァァァァァァ！！！」
青い閃光が、二人の間に落ちる。
『ちっ…！せっかくいいとこなのに邪魔すんじゃねぇよナッシュ！！』
それは璃緖が消えたことで拘束を引きちぎり、怒りのままにベクターの元へ向かっていたナッシュだった。
『…ナッシュ。』
「アーク。このデュエル、俺に任せてくれ…！」
『何だと…？』
どう言うことだとナッシュに詰め寄ろうとしたアークだったが、ナッシュの拳から血が流れているのを目撃する。
「…お前の分まであの野郎にぶつける。だから、頼む…！！」
ナッシュとてアークの怒りを理解しているのだ。だからこそ、その思いも背負いベクターを葬る気でいた。
『分かった。ただーー』
ナッシュの胸に拳をトン、と当てる。
『ーー必ず勝て。我らが王よ。』
「……分かった！」
「バリアル・フォーゼ！！」
そして、バリアン態へと戻るナッシュ。
『いくぞ、ベクター！！』
『来いよナッシュゥ！！』
　　　　　『『デュエル！！』』

[121 二次元好きの匿名さん 22/10/28(金) 07:28:36]

ナッシュVSベクターの展開が繰り上がったか
想い人を失った熱血（アーク）もベクターを倒したいだろうに……ナッシュに譲ったのは本当に断腸の思いだろうな

……あれ？　さり気なくギラグ生存できるか？

[122 シャークの親友 22/10/28(金) 12:45:13]

ナッシュとベクターのデュエルは熾烈を極めた。一度はベクターを追い詰めたナッシュだったが、ベクターはドルベとメラグ、そしてデュエルの最中に思念体を飛ばして手に入れていたアリトどギラグの魂を吸収。凄まじい力を得る。
さらに、ドン・サウザンドすらも手中に収めたベクターに敵は無い……筈だった。
『これで終わりだ…！ベクター、その汚れた魂を抱え、果てなき深淵へと堕ちるがいい！！』
怒りに燃えたナッシュはベクターを上回った。
さらにドン・サウザンドの策略に嵌まっていたベクターは吸収される…。
「いやだ、死にたくねぇぇぇ！！」
岩にしがみつき、必死に吸収されまいと足掻くベクター。しかし、彼の犯した罪ゆえに誰も助けようとはしなかった。彼を除いて。
「真月、手を伸ばせ！」
遊馬がベクターに手を伸ばす。
「駄目、遊馬！」
『君まで飲み込まれるぞ！』
『あの馬鹿…！』
『やめろ遊馬！そいつに心はない！助けても、また裏切り嵩だ！』
小鳥が、アストラルが、アークが、ナッシュが思いとどまるように説得するも遊馬はそれを振り払いベクターに手を伸ばし続ける。
『遊馬、君…。だったらーー』

『だったら、俺と一緒に逝ってくれよ遊馬ァァァァ！！』
さ　す　が　で　あ　る。
ベクターは凶悪な笑みを浮かべながら遊馬を道連れにせんとする。
こうすれば、馬鹿なコイツも手を放すだろうと考えてのことだ。
「…あぁ、いいぜ。一緒に死んでやる。」
しかし、それでも遊馬は見捨てなかった。
「お前は俺が、守ってやる…。」
その言葉に対しベクターは…
『まったく、とんだお人好しだ。馬鹿馬鹿しい…。』
「ッ、真月…？」
『そんな君を道連れになんて出来ないよ。お別れだ、遊馬君。』
ベクターは…否、真月零は自ら手を放し、ドン・サウザンドに飲み込まれていった…。

[123 二次元好きの匿名さん 22/10/28(金) 12:55:23]

よかった遊馬ルートのベクターだ…
遊馬ルートってなんなんだ？

[124 二次元好きの匿名さん 22/10/28(金) 13:06:13]

>>123

遊馬にゲスデレする方のベクター

[125 シャークの親友 22/10/28(金) 18:37:08]

ベクターを取り込み、復活を果たしたドン・サウザンド。その姿は悪魔のような姿ではなく金色の光を放ち、黒い長髪に赤い二房の前髪を垂らした偉丈夫だった。
そこにカイトとのデュエルを終えたミザエルが駆けつけ、ヌメロンコードの鍵たるNo.100　ヌメロン・ドラゴンを遊馬に託しドン・サウザンドとのデュエルを始めたーー。
※ダイジェスト
『これで終わりだ、ドン・サウザンド！私は竜皇の崩御の効果発動！4800のダメージをお互いが受ける！』
それは、ミザエルの捨て身の一撃。これが決まればミザエルの犠牲あれどドン・サウザンドを倒せる…しかし
【ミザエルよ…よく見るがいい。お前が発動したカードを。】
『これは…カードが変わっている！？竜皇の宝札…だと！？馬鹿な、私が発動したのは確かに竜皇の崩御の筈…！』
【だが結果として発動しているのは竜皇の宝札。その効果は…】
『自分フィールドのドラゴン族モンスターを全てリリースし、その数だけデッキからドロー出来る…ただし、リリースしたモンスターの攻撃力の合計分私がダメージを受ける…！？』
【さらばだ…ミザエルよ。】

何が起こったのか分からぬまま、ミザエルは敗北した。
倒れたミザエルの元に遊馬、ナッシュ、アークが駆け寄る。
『遊馬…アストラル…ナッシュ…アーク…後は、頼んだ、ぞ…。』
ここに、誇り高きドラゴン使いは散った…。

そして、ミザエルも吸収したドン・サウザンドの体から光が消え、その体躯が漆黒に染まる。さらに額のバリアンの紋章が輝きを強める。
【さぁ…生け贄のデュエルだ。九十九遊馬、アストラル、ナッシュ、アークよ。】

[126 二次元好きの匿名さん 22/10/28(金) 18:40:10]

ドンさん三対一で戦うつもりなのか！？

[127 シャークの親友 22/10/28(金) 19:07:03]

「シャーク、獣兵衛、いくぜ！」
『あぁ！』
『ドン・サウザンド…お前の好きにはさせない！俺たちがいる限り、闇が蔓延ることは絶対にない！！』
【フッ…来るがいい。その憐れな希望ごと、我の糧としてくれる。】
三人の勇士が肩を並べる。
「あっ…！」
そして、小鳥はその背中に希望を見た…。

　　　『『「【デュエル！！】」』』

[128 二次元好きの匿名さん 22/10/28(金) 19:07:59]

よく考えれば超官もパラさんもアポさんも三対一だったし何とかなるか！

[129 シャークの親友 22/10/28(金) 22:18:31]

そして始まったドン・サウザンドとのデュエル。
遊馬は希望皇ホープを呼び出すも、ドン・サウザンドの力によってガガガ・マジシャンに書き換えられる。
さらにドン・サウザンドはヌメロンデッキを巧みに操り、遊馬たちを追い詰めていく。
しかし、その最中にアストラルはこの書き換えの原因たるヌメロンネットワークを破壊するために離脱する。そして、ヌメロンネットワークを破壊せんとするアストラルだったが、駆け付けたエリファスがそれを肩代わりすることでアストラルは消滅を免れた。

【愚かな…！たとえヌメロンネットワークを無力化したところで貴様たちの敗北に変わりはない！我はヌメロン・カオス・リチューアルを発動！これにより、我は墓地または除外されたヌメロンネットワークとNo.1からNo.4をランク12のエクシーズ素材としてエクシーズ召喚できる！】
「なっ…、ランク12だって！？」
【現れよ、CNo.1000！夢幻虚神ヌメロニアス！！】
『No.1000…！』
『攻撃力、10000だと…！？』
【そうとも。これが全能。これこそが神がもたらす絶望なり！！】

[130 二次元好きの匿名さん 22/10/28(金) 23:07:50]

出たわねゼアル火力の極地がよ。OCGでもLPは8000しかないんだぞ！

[131 シャークの親友 22/10/29(土) 07:25:04]

【バトルだ。我はヌメロニアスでダークナイトに攻撃！】
『させるか…！罠カード『潮の利』発動！水属性モンスターがバトルするとき破壊を無効にする！』
【だがダメージは受けてもらう。】
『『「ぐぁぁぁぁっ…！！」』』
【我はヌメロニアスの効果発動！互いのバトル終了時、相手のフィールドのモンスター全てを破壊する！】
『何ッ！ダークナイト！』
【そして、このターンに破壊されたモンスターを我のフィールドに守備表示で特殊召喚する。…我はこれでターンエンドだ。】

そして、アークにターンが回る。
『俺のターン、ドロー！俺は魔法カード『ソニック・エクシーズ』を発動！このカードは自分フィールドにモンスターが存在しないとき、自分デッキからモンスターを２体墓地へ送る。そして墓地へ送ったモンスターと同じランクを持つエクシーズモンスターを特殊召喚する！俺が墓地へ送るのは死の王ヘル、轟の王ウートガルザ！よって呼び出すのはランク9！現れろ、No.108！』
墓地に送られたモンスターが渦巻く銀河へと飛び込む。
『漆黒の騎士よ。己がカオスを剣に込め、新たな道を切り開け！Knight・of・Darkness！！』
ここに、アークの切り札たる漆黒の剣士が降臨する。
『さらに、ソニック・エクシーズによって墓地に送られたモンスターはX素材として扱える！俺はDarknessの効果発動！ORUを一つ使い、相手モンスターを破壊する！そして、破壊したモンスターの元々の攻撃力の半分をDarknessの攻撃力に加える！俺が選ぶのは夢幻虚神ヌメロニアス！カオス・トゥ・パワー！』
「よし、これなら！」
『ヌメロニアスの攻撃力の半分である5000がDarknessの攻撃力に加わる！』
闇の斬擊が、ヌメロニアスを斬り裂いた…。

[132 シャークの親友 22/10/29(土) 15:30:05]

『ちっ…これでも駄目か…！』
「そんな、なんで…！？」
ドン・サウザンドのフィールドにはヌメロニアスが未だ健在だった。
『っ…！ダークナイトが、居ねぇ…！？』
【その通り。我はヌメロニアスの効果で破壊を無効にし、変わりにダークナイトを墓地へと送ったのだ。】
『指定されたモンスターを破壊できなかったことでDarknessの攻撃力上昇はない。しかもダークナイトはヌメロニアスの効果で破壊されたからそれすら無意味か…！』
Darknessの効果を無効にされたことに歯噛みする。
【互いのバトル終了時、ヌメロニアスの効果発動！相手フィールドのモンスター全てを破壊する！】
『ッ！その効果は通さん！俺はDarknessの効果発動！このモンスターが破壊されたとき、デッキからカードを一枚除外することで破壊を無効にする！』
【凌いだか…。】
『…俺はDarknessを守備表示にし、カードを二枚伏せてターンエンド。』

その後もターンは進み、ドン・サウザンドの激しい攻撃を何とかやり過ごす。
そしてカイトとミザエルより託された希望『ヌメロン・ドラゴン』により、ヌメロニアスが破壊される。
【フフフハハハハ！！愚かな。貴様らは破滅の扉を自ら開いたのだからな！】
『なんだと…？』
しかし、混沌の邪神はその上をいくーー！

【現れよ、CiNo.1000　夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア！！】
『ランク13の、エクシーズモンスター…！？』
『攻撃力、100000だと…！！』
【この絶望を前に、どう足掻く？】
『ッ、まだ諦めるか…！罠カード『残された希望』発動！このカードは、相手フィールドにエクシーズモンスターが召喚されたときカードを一枚ドローし、それがどのようなカードであっても発動できる！！』
まだ諦めないと、アークが闘志を燃やす。
【ほう…？】
『（頼む…メラグ、ドルベ、ミザエル、アリト、ギラグ、ベクター…俺に、俺に力を…！）』
アークの右腕に膨大なカオスと光が集まる。
『バリアンズ・シャイニング・ドロー！！』

[133 シャークの親友 22/10/29(土) 16:23:49]

『来た…！俺は速攻魔法『RUMーバリアンズ・アーク・フォース』を発動！このカードは自分のフィールドのエクシーズモンスター一体をカオス化し、このカードをエクシーズ素材とすることが出来る！俺はDarkness一体でオーバーレイ！一体のモンスターでオーバーレイネットワークを再構築！現れろ、CNo.108！』
Darknessが闇色の光となって逆巻く銀河へと飛び込み、新星爆発を起こす。
『混沌を抱きし戦神よ。紡がれし希望を身に纏い、絶望を斬り祓え！！Ark・of・ChaosKnight！！』
現れたのは、漆黒に僅かながら白銀を足した鎧を身に纏ったカオスであり光でもある戦神。ここに、アークの絶対が降り立った。
【ふん…！今更そのようなモンスターを呼び出したところで何になる？】
『確かに、コイツを今更召喚したところでヌメロニアス・ヌメロニアには意味がない。だけどな…コイツは確かに俺にとっての希望だ…！』

そして、遊馬にターンが回る。遊馬はこれまで託してくれた人達の想いを背負い、三度目の奇跡を起こす。
ライジング・ホープによって遊馬の場にホープが蘇り、さらにヌメロン・ドラゴン、アビススプラッシュがフィールドに並び立つ。遊馬、カイト、シャークの三勇士のモンスターが揃った。
ホープにすべてのORUと効果が集い、ヌメロニアに攻撃する。しかしドン・サウザンドはヌメロニアの効果でライフを大幅に増幅させ、ホープの攻撃を無意味とする。だが！
「速攻魔法『ダブル・アップ・チャンス』発動！攻撃が無効化されたときに、攻撃力を２倍にしてもう一度攻撃が出来る！！」
【攻撃力、204000だとぉ！？】
それは、まさしく絶望を裂く希望の一撃。だが、この男がただで見ているわけもなかった。
『罠カード『託す願い』を発動！このカードは自分フィールドのモンスター一体の攻撃力を0にし、別のモンスターに減った分の攻撃力を加える！俺はカオスナイトの攻撃力を0にして、ホープに加える！往け！遊馬！！』
それはアークの思い。ホープに遊馬、シャーク、カイト、獣兵衛の想いが乗せられる。
ホープ攻撃力 204000 →207200
「受けてみろドン・サウザンド！！ファイナル・ホープ剣スラッシュ！！」
【ぬっ、ぐぉぉぉぁぁ！！！】

ドン・サウザンド　LP 0

遊馬・ナッシュ・アーク　WIN！！

[134 シャークの親友 22/10/29(土) 18:31:20]

【馬鹿な…この我が、負けるだと…？】
『終わりだ、ドン・サウザンド…。もう、お前の悲願が叶うことはない。』
呆然とするドン・サウザンドにアークが語りかける。
【ふ、ふふふ…は、ハハハハハハハハ！！！】
突如としてドン・サウザンドが高笑いを上げる。
【そうか、我の敗北か…！良かろう、認めてやる。此度は貴様らの勝ちであるとな。だが努忘れるな。カオスは無限…我は決して滅びぬのだ。……種は蒔いた。ナッシュ、分かっておろうなぁ？】
燃え盛る黒炎に身を焦がしながらもドン・サウザンドは語る。己は決して滅びぬのだと…！
『ッ…！』
「シャーク？」
【……だが、】
『しまっ…！がっ…！？』
瞬間、ドン・サウザンドが飛ばした二枚のカードがアークに突き刺さり、内側へ入り込んでいく。
『ぐぅっ…！がぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛！！？？』
『『「アーク！？」』』
そしてアークからも凄まじい黒炎が噴き出し、身を焼き尽くす。
【貴様は別だ…！！ここで朽ちてもらうぞアークよ…！！】
どこまでも深い憎しみのカオスが言葉となってドン・サウザンドから漏れる。
『ぐ、うっ…！お前、は…そうまでして、アストラル世界が、憎いのか…！』
【当然だ…！アストラル世界を滅ぼすことこそ我が望み、我が夢よ！！】
己の内に入り込んだ二枚のカード『C No.1000』と『Ci No.1000』を通して、アークはドン・サウザンドの果てなき憎しみのカオスを垣間見る。
『そう、か…きっと、俺がお前の思いを理解する、ことは出来ないんだろう…！』
【当たり前だ…！たかが数百年生きただけの魂が我が神意を理解できるものか！！】
ドン・サウザンドの思いは、決して誰にも知ることが出来ない。だがーー
『でも、さ…もう、疲れただろ…？』
【何…？】
アークは…否、『人間』の八柳　獣兵衛はドン・サウザンドに優しく語りかける。
「ドン・サウザンド…お前はアストラル世界を滅ぼしたいんじゃない…本当は、帰りたいんじゃないのか？自分の生まれた場所に…」
【何を馬鹿な事を！我がそのような感情で動く事など…】
「そんな事はないさ。ドン・サウザンド、お前の中にも正しいカオスがあるんだよ。」
それは、バリアンのアークでは決して理解出来なかったこと。人間として生きたからこそ知ることが出来た思いだった。

[135 二次元好きの匿名さん 22/10/29(土) 18:36:28]

熱血…草葉の陰でアークが嬉し泣きしてるぞ……！

[136 二次元好きの匿名さん 22/10/29(土) 18:39:27]

主人公してるぜ熱血……！

[137 シャークの親友 22/10/29(土) 19:18:28]

「確かに、怒りや憎しみは途轍もない力を生む…けど、逆に憎みすぎるのも負担になるんだ。もし、お前に理解者がいたなら、仲間を作って正しいカオスを受け継ぐ事が出来たはずだ。」
二枚のカードを通して獣兵衛はドン・サウザンドの原初を知った。彼もまた、ランクアップを目指したアストラル世界によって放逐された者であり、そのカオスは『誰かの為に生きていきたい』『誰かの助けになりたい』と言った正しいカオスだったことも…。
「…けど、そうして永い刻を過ごしていく内にお前の持つカオスは憎しみや怒りといった負のカオスに変わっていった。元々強く正しいカオスを持っていた者が反転すれば、それはより強大な負のカオスになる。そうなれば、後は堕ちていくしか無くなる…。」
獣兵衛は夢想する。もし、ドン・サウザンドに仲間がいれば善き統治者としてバリアン世界を導けたのではないかと…。
「でもお前は孤独だった…。いや、俺達がお前に歩み寄らなかったからこそ孤独にしてしまった…！」
【我、は……】
「独りは、寂しいもんなぁ。そりゃ辛いよな…。だからさーー」

　　　「俺は、お前を受け入れるよ。」

【我を、受け入れるだと…？】
「そうだけど…あれ、聞こえてなかった？要は友達…仲間になろうってことなんだが…」
【何故だ…？我は七皇の人生を…】
「そこは許してないさ。でも、一緒に頭下げるくらいは付き合ってやるよ。」
それは、人間となって学んだ『どんな相手とでもデュエルをすれば分かり合える』という精神。
獣兵衛は、それをドン・サウザンドに対して言い放ったのだ。
「ま、とにもかくにも一回成仏しとかないとな！」
【なっ…！貴様、もしや…！？】
獣兵衛の体から、凄まじい程の光とカオスが溢れ出す。
「凌……ナッシュ！これを！」
『ッ、……なっ！これ、お前のNo.！？』
「おう！上手いこと使ってくれ！」
獣兵衛が凌牙に投げ渡したのは『No.108』と『CNo.108』だった。
「遊馬、アストラル、小鳥、凌牙！お前たちと出会えて、本当に楽しかった！」
「おい、おい！獣兵衛！！」
遊馬が、手を伸ばす。凌牙もこちらに駆け寄ってくる。
（あーあ。湿っぽい別れは嫌いなんだがなぁ…まぁでも、本当に楽しかったぜ。）
獣兵衛に体を一際強い光とカオスが包み…
　　『「獣兵衛ぇぇぇぇぇぇ！！！」』
そうして、八柳　獣兵衛は光となって消えた……

[138 二次元好きの匿名さん 22/10/29(土) 20:00:06]

終わっちゃった…

[139 シャークの親友 22/10/29(土) 22:16:01]

その後、『混沌の後継者』となったナッシュと遊馬の激闘の果てに、ナッシュ…凌牙は消滅。
ヌメロンコードを賭けたアストラルとのデュエルも幕を閉じ、ここに全能の奇跡が降り注いだ。

蘇るカイトや七皇のメンバー達。そしてーー
「…まさか、俺も蘇るなんてなぁ。」
時を同じくして、アーク…八柳　獣兵衛も蘇った！
「…獣兵衛。」
「璃緒…。」
二人が、向き合う。
「……ただいま、でいいのか？」
「…えぇ。お帰りなさい…っ！」
涙を流しながら璃緒が獣兵衛に抱き着く。それを受け止め、獣兵衛は璃緒の頭を優しく撫でた。

そして、再び訪れたアストラル世界の危機に遊馬、カイト、トロン一家、七皇に獣兵衛、そしてアストラルが一丸となってこれを解決。アストラルはエリファスの命令で無期限に人間界に滞在…実質遊馬と居られることとなった。


そして、あれから8年後……
『さぁ、デュエルチャンピオンワールドカップ準決勝第2試合！先に決勝進出を決めた九十九遊馬選手と戦うのはどちらになるのか！それでは、両者入場です！』

『まず一人目！そのデュエルはまさに王の如し！プロデュエリスト、八柳　獣兵衛選手！』
獣兵衛が観客に笑みを見せながらフィールドへと歩いていく。そして、持ち場についたところで反対側のスポットライトが照らされる。
『そして二人目！最年少16歳でプロデュエリストとなり、尚且つアドバンス、融合、シンクロ、エクシーズの四つの召喚法を司るドラゴンを巧みに操る天才デュエリスト、ズァーク選手！』
さして、一人の少年が歩いてくる。
「獣兵衛さん、この舞台で貴方と戦うことがオレの夢でした。」
「ははは。そいつは有り難いな。けど、だからって俺とのデュエルで満足して遊馬と戦えないなんて勘弁してくれよ？まぁ、俺も負けるつもりはないがな！！」


　　　　　「「デュエル！！」」

[140 二次元好きの匿名さん 22/10/29(土) 22:50:39]

1お疲れさまやで、完走だああ！！めでたい！
ドン千の計算外でバリアン界に来たアーク、熱血がドン千に手を差し伸べるの良かったなあ。カード創造の欠点が裏返ったような、意図せずやってきたか細い道がいいなと思いました。

で、8年後熱血くんは指輪渡せたんですか？

[141 二次元好きの匿名さん 22/10/29(土) 23:10:02]

最後はズァークとの決闘で幕か……なんというか感慨深い

[142 二次元好きの匿名さん 22/10/29(土) 23:24:22]

アストラル世界の危機に駆けつけた獣兵衛がデッキが使えない状態の時にピンチになってそこでドン千が助けてくれるみたいな展開がみたい。

[143 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 06:12:27]

まさか完走するとは思わなかった。
おめでとうございます。出来れば璃緖との後日談とかも見てみたいですね。

[144 シャークの親友 22/10/30(日) 06:19:06]

キャラ紹介

八柳　獣兵衛/アーク
我らが主人公。最初の凌牙の好感度からは想像も出来ないくらい熱い展開になった。
ドルベを救ったり、あのドン・サウザンドにすら手を差し伸べたりと割りと凄いことやってのけた。第二の遊馬先生。バリアン世界の戦いの後は、とある孤島のデュエルアカデミアに遊馬や凌牙と共に入学。
卒業後、プロデュエリストとなり21歳の頃に璃緒にプロポーズ、無事に夫婦となった。
ジェネレイドデッキを使用することから『王』の二つ名で呼ばれている。熱血デッキは子供にデュエルを教えるときなどに使っている。VFDとNo.は世界滅亡の危機などの時以外は使わないようにしている。

[145 シャークの親友 22/10/30(日) 06:26:37]

神代凌牙
獣兵衛の親友。まじで最初の好感度が嘘みたいな展開になった。現在はプロデュエリストとして活躍している。ナッシュの記憶もある影響か落ち着きのある性格となっており、女性ファンからキャーキャー言われたりしている。ちなみに独身。
獣兵衛が璃緒にプロポーズした時に本気のデュエルをした。CNo.も使うなど本気すぎるデュエル。
その後は獣兵衛と二人で飲むこともあるので璃緒の嫉妬が凄い。もし今までの女性の中で誰が一番怖いかと聞かれれば、二人とも『璃緒』と答える。

[146 シャークの親友 22/10/30(日) 06:35:43]

神代璃緒
メインヒロイン。現在は女優として活動している。獣兵衛と結婚し、まじで幸せ。良かったね…。
獣兵衛がプロデュエリストとして活動しているからか女性が寄ってくることが多い。既婚者と聞いて諦めるものもいるが、それでも諦めない者には璃緒の絶対零度の視線と殺意に満ちた眼光が襲ってくる。怖い…。そんな時は無茶苦茶嫉妬する。具体的にどんな感じかといえば、押し倒して既成事実を作ろうとするくらい。
ちなみにいつかれ自分の事が好きだったのか獣兵衛に聞いた時に、『ポセイドン王国の頃から』と返ってきて数分フリーズしたあとめっちゃニヤニヤした。事務所の先輩から不気味がられた…すみません…。

[147 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 06:41:24]

生前→バリアン時代→本編からの四度目の正直でようやく結ばれた獣兵衛と璃緒
おめでとう！

[148 シャークの親友 22/10/30(日) 06:51:21]

九十九遊馬/アストラル
本編主人公と相棒。あんまり出番無かったね…。ベクターを救うのは彼に任せた。だって遊馬くらいしか出来なさそうだしな！
現在はプロデュエリストとして活動しており、主に子供のファンが多い。なんか小鳥といい雰囲気になってる。結婚秒読みかもわからんね。

天城カイト
まじで、一回も台詞無かった人。本当に申し訳ない…。現在は科学者として活動している。

[149 シャークの親友 22/10/30(日) 06:57:15]

七皇
アークにとってのお仲間。現在は人間に生まれ変わったことで各々好きな人生を歩んでいる。なんでベクターからの好感度があんなに高かったのかは謎。

ドン・サウザンド
バリアン世界の神であり、孤独だった『人』。その想いを理解したアークに手を指し伸べられた。違う未来があればバリアン世界の善き統治者として、アストラル世界との融和を成せた可能性が高い。
【あぁ…これが『光』か……存外に、暖かいのだな…。】

[150 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 07:01:59]

熱血くんが熱血デッキをまだ持ってるのいいな、先生やってる時のあだ名は熱血だったりして

>なんでベクターからの好感度があんなに高かったのかは謎。

草

[151 シャークの親友 22/10/30(日) 07:02:00]

ズァーク
獣兵衛に救われた少年。凄まじい程のカリスマとデュエリストとしての才能がある。彼には四体の精霊がついている。運は遊戯レベル、精霊の公使能力は十代を軽く凌ぐ。なんだこいつ主人公か？
精霊使いとモンスターを実体化させるサイコデュエリストのハイブリッド。
そして、彼がいるということはつまりーー

[153 シャークの親友 22/10/30(日) 07:24:17]

ところで聞きたいんだけど、ARC-V編のみか日常編を挟んでのARC-V編どっちがみたい？

[154 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 07:26:11]

日常見たいです！

[155 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 07:26:59]

>>153

日常編を挟んで欲しいです。

[156 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 07:27:31]

日常回！

[157 シャークの親友 22/10/30(日) 07:29:26]

皆やっぱり日常が見たいんだな…まぁ、どうせ世界は分裂するんだけどなぁ！（邪悪な笑み）

[158 シャークの親友 22/10/30(日) 07:32:40]

誰と、どんなシチュエーションの日常を見たいかその時の獣兵衛の年齢も書いてくれると助かる

>>164まで

ちなみにズァークとデュエルした時点での獣兵衛の年齢は22歳です。

[159 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 07:42:32]

熱血くん20歳はじめての飲酒

[160 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 07:47:12]

熱血君と璃緒の本編後帰って来てから初めてのデート（14歳）

[161 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 10:10:52]

理緒と婚約直前に獣兵衛とシャークが飲み屋で腹を割った話し合い（21歳）

[162 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 12:39:45]

本編後の熱血君(14歳)とバリアン組の日常

[163 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 12:55:33]

そういえばデュエルしていないことを思い出したので遊馬とデュエル！（14〜15歳くらい）

[164 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 13:25:04]

深夜のファミレス、多分未だお互い嫌ってる蝉丸>>17>>18とベクターの事を語り明かして（ベクターからの好感度の高さの理由等）ちょっと仲よくなる一夜（本編直後14歳）

[165 シャークの親友 22/10/30(日) 13:29:41]

>>159

>>160

>>161

>>162

>>163

>>164

dice1d6=4 (4)

[166 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 14:14:23]

本編後バリアンたちの日常か
ベクターの謎のアークへの好感度の訳が分かる可能性が？

[167 シャークの親友 22/10/30(日) 14:19:30]

あのバリアン世界での戦いから数ヶ月。俺は元七皇が暮らすマンションを訪れていた。
「よっすドルベ。他の奴らも集まってるか？」
「アークか。あぁ、集まっているとも。」
「そうか、じゃ、上がらせてもらうぜ。」
俺はドルベに招かれ、部屋に入る。そこにはーー

「ギラグ！テメェ、俺のハンバーグ盗りやがったな！？」
「んだよアリト…別にいいじゃねぇか。」
「ベクター…！貴様私が楽しみにと取っておいた寿司を…！！」
「いいじゃねぇか。お前だけのモンでもねぇだろ？」

和やかに過ごす七皇のメンバーが居た。
「まったく…相変わらずで何よりだ。」
「私としては、もう少し静かにしてほしいのだがな…防音とはいえ些か煩すぎる…。」
「こんくらいが丁度いいんだよ。お前らにはな…少しは楽しまないと損だぜ？」
俺が今日ここを訪れた目的はバリアン組でパーティーをしないかと璃緒が提案したためだ。
あの事件以来、全員で集まることもあまり無かったので、これ幸いと承諾したのだ。
「凌牙と璃緒から何か連絡あったか？」
「あぁ。少し遅れるそうだ。」
「あっ！来たかよ獣兵衛！聞いてくれよ、ギラグが俺のハンバーグをよぉ！」
「ベクターが私の寿司をだな…！！」
「うん…とりあえず一旦テメェら落ち着けやぁぁぁぁ！！！」

[168 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 14:25:57]

苦労人アークこと熱血君

[169 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 14:32:06]

仲良く喧嘩できてよかった

[170 シャークの親友 22/10/30(日) 14:37:51]

相変わらず騒ぐ二人を落ち着かせ、ギラグとベクターに説教する。いくら皆のものと言っても限度があるよな？
「「でもよぉ！」」
「あ？」
「「いえ、なんでもありません…」」
ったく、こりゃドルベも苦労するわけだ…やっぱイロモノ集団だなこいつら…。

程無くして、凌牙と璃緒もやって来る。ギラグとベクターの所業を聞いた二人と言えば、凌牙は呆れ、璃緒は絶対零度と化していた…。やだ、俺の彼女強すぎ…？
そして、凌牙と璃緒が買ってきたジュースを飲んでいる七皇を見ながら、俺と神代兄妹はキッチンで料理をしていた。だって肉ばっかなんだもん。
それに、一人暮らしをしていた影響か料理は人並みには出来ると思っている。
「あ、璃緒。そこの醤油取ってくれ。」
「えぇ…はい。」
「サンキュー。」
渡された時に璃緒が手を握ってきてドキッとしたが、冷静を装っておいた。
…なーんか、バリアン世界での戦い以降スキンシップが多くなったんだよな…何でだろうなぁ凌牙？
「俺に聞くなよ…自分で見つけるんだな。」
「えぇ…少しくらいは相談のってくれても良くない？」
「これはお前と璃緒の問題だ。俺が口出しする訳にもいかねぇだろ。」
…まぁその通りだけども。

そして作った料理を運び、全員で食べ始める。
「ギラグ、ベクター…もう盗むなよ…？」
「「サー、イェッサー！！」」
敬礼する二人を見て、思わず笑ってしまう。

……まったく、本当にバカで楽しい奴らだよ七皇はさ…

[171 シャークの親友 22/10/30(日) 15:00:49]

～予告的なアレ～

「揺れろ、魂のペンデュラム！天空に描け光のアーク！」
新たなに始まる物語…
「私は、融合次元へ対抗するために君を迎え入れたい。」
戦いの火蓋が切られる…
【ルール通りさ、敗者は消えるんだろ？】
「瑠璃…必ず、お前を…！」
平和の裏で動く影…
「俺のせいだ…！俺のせいで、この世界は…！！」
「戻ってこい、馬鹿兄弟！！」


【今こそ、一つにィィィィィ！！！】

要望が多ければ、書くかもね！

[172 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 15:23:38]

見たいです！

[173 シャークの親友 22/10/30(日) 16:10:46]

プロローグ・悪夢の行方

グォォォォァァッッ！！
天を覆うほどの『悪魔』が、咆哮を轟かせる。
「ぐぁぁぁぁっ…！」
爆風に圧され、一人の男が地面を激しく転がる。
「う、ぐっ…！374戦…196勝、178敗、目……これでも、止まらない、のか……！」
もはや男の体は限界だった。全身には夥しい程の傷、そして血。デュエルディスクからは火花が散り、真面にデュエル出来るとは言い難い状況だった。
「まだ、だ…！せめて、あいつらが、帰ってくる、まで、は…──」
しかし、体が限界を迎え膝から崩れ落ちてしまう。
「ぐっ…ゴホッ…ゴホッ…！」
そして、男は口から血を吐いてしまう。
「…■■■■…もう一度、だ……。次で白黒、決めよう、ぜ……！」
なんとか立ち上がり、火花を散らすデュエルディスクを構え、殆んど見えていない目で『悪魔』を睨み付ける。
「やくそく、したんだ……ちゃんと、ぶじにかえるって…じかんを、かせぐって……！」

「だい、じょうぶだ…。おまえのいかりも、にくしみも、かなしみも、よくぼうも…ぜんぶ…ぜんぶ、おれが…うけとめ、つづ、け……」


グシャッ……


「……ぁ……」

[174 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 16:28:17]

続きあるんですか、やったー！
ここから世界分割するんですか、やだー！

[175 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 16:30:39]

うわー……なんかヒドイことになってるぞー……（白目）

[176 シャークの親友 22/10/30(日) 17:42:43]

「はっ……！？」
目が覚める。時刻はちょうど朝の６時を回った所だった。
「…はぁ～、朝から最悪な目覚めだ…。」
俺は、自分の夢見の悪さを呪いながら部屋を出る。
『おはようこざいます、もう少しで舞網チャンピオンシップがーー』
ニュースキャスターの快活な声を聞きながらパンをかじる。
「…そういえば、遊矢は出るのかね？」
そんなことを呟きながら、パンと牛乳を流し込む。こんなことをすれば璃緒に叱られそうだな。と考えながら。


俺はシャークの親友　ARC-V編　始動！！

[177 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 18:01:50]

えっ遊矢！？もう分割されたのか！自力で脱出を！？

[178 シャークの親友 22/10/30(日) 18:17:21]

「多くのデュエル講師が襲撃に？」
「はい、黒い翼を持つエクシーズモンスター使いにやられたと…。」
舞網市の一大デュエル塾・LDSのトップたる赤馬美香と赤馬零児が会話する。問題は最近LDSの講師を襲撃している謎のデュエリストについてだ。
「一体何者なのでしょう…。」
「悪いな、それは俺の仲間の仕業だ。」
「ッ、誰だ！」
頭を抱える二人の元に声が響く。声のした方を向けば、そこに居たのは紫紺のジャケットを着た一人の成人男性だった。
「お前は…？」
突如として現れた男に警戒心を露にする零児。美香を後ろに下がらせ、男に問いかける。
「俺は凌牙。エクシーズ次元、レジスタンスのトップチーム七皇のリーダー、神代凌牙だ。今回は融合次元へと対抗するためにスタンダード次元と同盟を結びに来た！！」
「同盟だと…？」
男ーー神代凌牙と名乗った男の言葉に首を傾げる零児。
「そうだ、赤馬零王が起こす次元戦争…それを止めるために手を貸してほしい。」
「戦争だと…！？」
「あの人は、そこまで…。」

「…いいだろう。貴方の提案を呑もう。」
「感謝するぜ…と、そうだ。一つ聞きたいことがあるんだがいいか？」
「なんだ？」
同盟を結んだ零児と凌牙。そこに、凌牙からある一枚の写真を渡される。
「…この男を知らないか？」
「……あぁ、知っている。三ヶ月前に夥しい傷を負って病院に搬送されていたからな。……まさか、彼もエクシーズ次元の人間なのか？」
「ッ、エクシーズ次元…いや、そうじゃねぇ。そうじゃねぇが俺の、『俺達』の仲間だ。」
「…？」
何やら含みのある言い方をする凌牙に、一瞬怪訝な顔をする零児だったがすぐさま、こちらから提案する。
「会わせることは可能だが、こちらからも条件がある。」
「…いいぜ、なんだ？」
「この人物がよく通っている塾…遊勝塾というのだが、そこでデュエルを行う。それに貴方も着いてきていただきたい。」
「…なるほど、な。いいぜ。乗ってやる。」
「…感謝する。」

[179 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 19:17:54]

獣兵衛だけスタンダード次元に来てる感じかな？
とりあえずバリアン組は壊滅してないみたいで良かった

[180 シャークの親友 22/10/30(日) 21:06:02]

「初めまして柊塾長。私、LDSの代表取締役　赤馬日美香と申します。」
「こ、これはご丁寧に…！（大変なことになったぞ…！？）」
そして、遊勝塾にLDSがやって来る。目的はペンデュラム召喚を広めるためと言うが、その実は融合次元との対決においての切り札になると判断してのことだ。
そして、なんやかんやで遊勝塾を賭けたデュエルとなるのだが…
「修造さん！？なんか外に黒塗りのリムジン止まってるけどなんかやらかしーーあれ、取り込み中でした？」
そこに、八柳　獣兵衛がやってくる。
「……よぉ、馬鹿兄弟。」
「……え、凌」
「一発殴らせろッ！！」
「がっ──！！」
そして獣兵衛の前に立った人物が容赦なく右ストレートを顔面にお見舞いした。
「いっつ…！凌牙、お前何を…！」
「何を…だと？テメェがそれを言うのか…！璃緒を泣かせといてそれを口にすんのか！！あぁ！？」
「……ッ！！」
凌牙は獣兵衛の胸倉を掴んで立ち上がらせ叫ぶ。そしてその言葉に思わず獣兵衛は俯いてしまう。凌牙が何を言っているのかは理解できるからだ。
「…はぁ～、ここで怒鳴ったって仕方ねぇ。この三人のデュエルが終わったら俺とデュエルしろ。『本気』でな。」
「…あぁ、分かった。」

[181 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 21:30:54]

本気ってどこまでですかね…？

[182 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 21:32:09]

シャークさんぶちギレ！

[183 シャークの親友 22/10/30(日) 22:26:18]

「獣兵衛さん、大丈夫か？」
「おう、大丈夫大丈夫。いっつぅ～…！あの野郎本気で殴ったな…。」
赤く腫れた右頬にガーゼを貼り処置をする。
そうしている内に三本勝負と赤馬零児、そして遊矢のデュエルが終わった。
「なんだかんだ、お前と本気でデュエルするのもあの夜以来か。」
「あの時と同じようにNo.を使用したデュエルだ…いくぜ…！」

　　　　　「「デュエル！！」」

[184 二次元好きの匿名さん 22/10/30(日) 22:31:25]

No.は残ってるのか

[185 シャークの親友 22/10/31(月) 07:53:31]

※ダイジェスト
「速攻魔法『RUM ー七皇の剣』発動！」
「いきなりかよ！？」
「現れろ、CNo.101！未だ満たされぬ魂の守護者よ。漆黒の騎士となって、光を砕け！『S・H DarkKnight』！！」
凌牙の切り札たる漆黒の槍術士が現れる。
「俺はターンエンド。」
「俺のターン！ドロー！なら俺も行くぞ！速攻魔法『RUM ー バリアンズ・アーク・フォース』を発動！現れろ、CNo.108！」
「来るか…！」
「混沌を抱きし戦神よ。紡がれし希望を身に纏い、絶望を斬り祓え！！Ark・of・ChaosKnight！！」
そして、獣兵衛の切り札たる光と闇の騎士が現れる。

「何…？あのモンスター達…！」
「凄い、ビリビリくる…！」
二人の決闘を見守っていた子供たちは現れたモンスターに戦慄する。
（あれは…この世界に『存在してはいけない』モンスターたちだ…！！）
その中で、零児はNo.に対して危機感を抱いていた。

[186 二次元好きの匿名さん 22/10/31(月) 08:26:31]

この二体、見た目が似てるけどカオス体の108は鎧に明るい色のパーツがあるとかだといいなあ

[187 シャークの親友 22/10/31(月) 12:30:11]

結果として、このデュエルは獣兵衛の勝ちとなり、LDSは遊勝塾から手を引く事を伝え去っていった。
そして、その日の夜。
「邪魔するぜ獣兵衛。」
家に凌牙が訪ねてきた。色々話を聞きたいらしい。
「あのデュエル、なんで『ZEXAL』を使わなかった？」　
開口一番、凌牙がそう聞いてくる。
「使わなかったんじゃなくて使えなかったんだよ。」
俺はそう言って胸を指でトントンと叩く。
「傷が原因でな。カオスもあの戦いで枯渇しちゃって真面に治らん。」
「なるほどな…。」
納得したらしい凌牙が俺の胸に手を当てる。
「つまるところ、カオスを流し込めば万事解決って訳だな。」
凌牙の掌からカオスが俺に送り込まれる。すると、抑えが無くなるような感覚が襲った。
「これでいいか。」
「ありがとう。問題がきえたな……それと、悪かった凌牙…。」
「それへ何に対しての謝罪だ？」
「璃緒のこと…それから、世界のこと…本当に、本当にごめん…！俺のせいだ…！俺のせいで世界が…！！」
俺は調査を進める過程でこの世界が四つの世界から成り立っており、元々は一つの世界であったことを突き止めた。つまり、俺達の世界は、もう…
「…顔を上げろ獣兵衛。」
頭を下げる俺に凌牙がそう言う。顔を上げると
「アイツがあぁなったのは俺達の責任でもある。それに、お前はやりきったんだ。」
「どういう、ことだ…？」
「俺達の人間界は無事ってことだよ。」

『ビビッ…！カイトサマ、ARC次元で高エネルギーを感知したでアリマス！』
「ARC次元……ズァークが復活したのか！？」
「いや、これはNo.同士が激突したときの反応だ。そして該当するNo.はCNo.101と108か。」
「父さん…それでは…！」
「行方不明となっていた獣兵衛君が復活したか、あるいは暴走したかだな…。」
「遊馬、凌牙…お前たちは何をしている…！」

[188 二次元好きの匿名さん 22/10/31(月) 17:05:42]

遅レスですが、本編完走おめでとうございます！
こういう程よい規模の安価スレは名スレ

[189 二次元好きの匿名さん 22/10/31(月) 17:54:14]

なるほど4召喚方法次元+ゼアル次元ってこと？
今後カードの精霊の話が出てくるなら熱血くんとビーストの馴れ初めが気になりますね！気難しい性格してそうなイメージがあります

[190 シャークの親友 22/10/31(月) 18:36:18]

>>188

なんかSSばっかになってる気もするけどね。楽しんでくれてるのなら良いんだけど…

[191 シャークの親友 22/10/31(月) 18:57:23]

「落ち着いたか、獣兵衛？」
「…あぁ、悪い。」
少しして、頭を落ち着かせた俺は凌牙と対面する。
「…それで、どういうことなんだ？俺達の世界が無事っていうのは。」
「その前にこっちも聞きたい。俺達が居ない間に何があった？」
「……そうだな、俺は失敗したのかと思っていたけど…。」
「…？」

そして、獣兵衛の口から『悪魔の生まれた日』について語られるーー。


「いよいよだな、ワールドチャンピオンカップ！！これに優勝すれば決闘王の称号が貰える…！うぉぉぉ！かっとビングだぁぁ！！」
「燃えてるなぁ遊馬の奴。」
「仕方ねぇだろ、アイツにとって夢の舞台なんだからよ。…てか、いい加減落ち着け遊馬！！」
遊馬、獣兵衛、凌牙の三人は、舞台となるネオ童実野シティの会場に足を運んでいた。

そして始まったワールドチャンピオンカップ本選。出場者の中にはかつて獣兵衛にカードを貰った少年ーーズァークもいた。
「あの…獣兵衛さん。オレのこと覚えていますか？」
「あぁ勿論！ズァークだろ？オッドアイズドラゴンは元気にしてるか？」
久しぶりに再会した二人は暫し会話する。

しかし、第二回戦のズァークの試合で…
『あぁ～っと！ズァーク選手のモンスターの攻撃が相手選手に直撃だ！！』
それは、ズァークのモンスターの攻撃が対戦相手を傷つけてしまった知らせだった。
これを受けた観客の半分は批難、もう半分は『歓声』を上げていた。
「これは、不味いか…！？」
その光景を見て、獣兵衛は危機感を抱いた。

[193 シャークの親友 22/10/31(月) 21:39:59]

そして準決勝第二試合、獣兵衛VSズァークにて。

「これでトドメだ！オルムガンドでスターヴヴェノム・フュージョン・ドラゴンに攻撃！ジェネレイドオーヴァー！！」
「破壊されたスターヴヴェノムの効果発動！特殊召喚されたモンスターを全て破壊し、その合計分のダメージを相手に与える！ヴェノム・ブレイク！」
「何！？がぁぁぁぁ！！……がはっ！」
「っ、獣兵衛！！！」

デュエルが終了し、凌牙や璃緒が駆け寄ってくる。
「獣兵衛、大丈夫！？」
「くそっ…！思った、通りか…！」
「どういうことだ？」
俺の言葉に二人は首を傾げる。
「ズァークは、モンスターを実体化させるサイコデュエリストと精霊使いのハイブリッドだ…！」
恐らく、このままいけば彼の力は暴走し世界にとっての災厄となる。
（この状況で最善なのは…！）

「えっ！？No.を使ってでもいいからズァークを倒せ！？」
『何か、よくないことが起ころうとしているのか？』
「あぁ。二人にズァークを止める…いや、救うために力を貸してほしい…！」


『なるほど…つまりはズァークに遊馬のかっとビング精神を教え、彼にデュエルの楽しさを思い出させればいい訳だな？』
「あぁ。今のズァークは観客に応えようとするあまり、過激なプレイも躊躇わなくなった…このままいけばアイツのカオスが精霊達に良くない影響を与えて暴走させる可能性がある。それを未然に防ぎたい…！」
「…分かった！どこまでやれるか分かんねぇけど、デュエルをすれば皆友達だ！」
「頼むぞ、遊馬！」

[194 シャークの親友 22/11/01(火) 06:34:47]

次スレ

【SS多め】俺はシャークの親友　ARC-V編｜あにまん掲示板

[195 二次元好きの匿名さん 22/11/01(火) 07:36:44]

埋め

[196 二次元好きの匿名さん 22/11/01(火) 08:15:26]

レジスタンスと化した元バリアン七皇四悪人がエクシーズ次元を救うと信じて――

[197 シャークの親友 22/11/01(火) 10:06:55]

なんか落ちてた！

【SS多め】俺はシャークの親友　ARC-V編｜あにまん掲示板

[198 二次元好きの匿名さん 22/11/01(火) 14:19:39]

>>197

フェニックスのようだ