【パロ・クロス・ホラー注意】カムイさんマンション3号棟【ゴールデンカムイ】

  • 1二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 11:19:27
  • 2二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 11:22:31
  • 3二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 11:23:54

    カムマンの住民御用達のテキストコンバータ

    ホラー表現・エロ伏字に大活躍だぞ♡

    "Zalgo"テキストコンバータjp.piliapp.com

    あ҈̨͎̬̲̩̞̝̳ͅ…҈̨̥͕̱̙͔̤̳͓け҉͖̱̰͍̥̪̫̰̣̝̞̥̰̠͓͉͢…҉̡̬̝̯͉̦͕͈͕̩̩̮̲̠て̵̡͎̭̟͓̮͙̜͈̥̟͉̩̝…҈̡̱̯̬͎̬͙̭̪̭͈̱̰̫̩̣̙

  • 4二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 11:59:22

    前スレの概念。コピペだけど。追加もしている。

    アライさんタイプ(普通に生活しながら無自覚に危険回避)
    杉元、アシリパ、白石、鯉登、キラウシ、門倉、マンスール

    フェネックタイプ(冷静に怪異に対処しながら生活)
    キロちゃん、土方さん、鶴見、月島、鯉登、宇佐美、江渡貝、前山

    ガチおじタイプ(攻略ガチ勢、複製は邪道)
    頭巾ちゃん、ウィルク

    オオカワウソタイプ(攻略ガチ勢、自分を複製しまくる)
    二階堂

    コツメカワウソタイプ(たのしー!)
    房太郎(コツメ寄りフェネックとも)

    肉食ちゃんタイプ(増やしてなんかする)
    尾形

    草食ちゃんタイプ(増やされなんかされる目に遭い続ける)
    勇作殿

    モブフレンズタイプ(怪異のおつまみ)
    あにまん住民

  • 5二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 12:10:30

    アニカムでは有古が合流したな。早く修学旅行が見たいよ……。
    カムマン時空での修学旅行だと「なあなあ」って話振るの大体夏太郎で、ああじゃね?こうじゃね?って言い合うのがキラウシと有古。「じゃあちょっくら行ってみるか」って牛山が立ち上がって門倉もついて来て集団で攻略して朝方に帰還。
    報告を聞いて一同笑いあって最後に唾を吐くのが永倉。

  • 6二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 12:12:56

    増築ありがとうございます
    今週中におっさんトリオの小ネタでも書いてみようかな

  • 7二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 12:17:04

    たておつ

  • 8二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 12:30:53

    ちいかわ・ナガノ作品総合スレに「もぐコロは文脈のある怖さだからマシだけどなんの脈絡もない怪異って怖いから」ってあってホラーを描く参考になるわーって思った。脈絡のない怪異って多分ちいかわの事だよね?

  • 9二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 12:38:52

    たておつほしゅ

    >>8

    ツイッターで見た意見で一番納得できたのはナガノ先生は「豹変」が好きっていうやつ

    宇佐美の過去回を繰り返し見てたのも納得いく

  • 10二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 12:52:48

    「豹変」ですか。貴重な情報ありがとうございます。
    原作金カムのゲンジロちゃんが樺太でキロランケを見つけた瞬間に殺意バリバリの兵士の顔になったところが個人的に好き。恐怖も感じるし「そういやこいつ日露戦争の生き残りなんだよな」って思い出した。少女団とかスケベ写真の被写体とかそんなんばかりだった分、元々復讐目的で軍人になったやつだからキロランケに「復讐」したのはなんか熱かった。
    こういった部分をカムマンSSに生かせたらなー。
    ここでは大体スケベマタギだから……。

  • 11二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 14:09:54

    複製した月島ズを狙うイゴ草=ソトースとニャル之進いいな
    イゴ草=ソトースはともかくニャル之進は鶴見のことは襲わないのかな

  • 12二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 14:21:22

    鶴見さんを見つけても敵意どころか何ら無関心だとなんかこう…やるせなさがあっていいと思います…!

  • 13二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 17:43:22

    鶴見は自分を複製しないのかな?
    月島じゃないならイゴ草=ソトースとニャル之進からは逃れられるぞ

  • 14二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 17:52:49

    パート1の異質オオスギモト概念すき というか杉元にガスマスクは絶対合う

  • 15二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 18:41:48

    >>13

    前スレ193を書いた際にどうしようか考えたのですが、結局下記のように考えて入れなかったです


    鶴見は最初月島と一緒に複製を作ったが、複製月島の方は一部記憶の欠落があるなど何らかの不備があった

    だからこの複製した自分は今の所完全な複製品に見えるが、同じような大義を同じ熱量で掲げているかは複製鶴見のみぞ知るところで、信じられるか?と考えると言うことをよく聞いてくれる複製月島より使い勝手がうんと悪い気がするし、気に入らなければオリジナル月島連れて造反されそう

    それにたまたま作れてしまった「一部記憶と過去の未練も無くした複製月島」は兵士として無敵じゃないか?一個師団くらい量産したら中央も制圧出来そうである

    自分の複製は折角作ったが現場に出さずに裏方を兼ねたお留守番役にして、オリジナルの自分に万が一があれば仮眠室にいるバックアップを起こす役にするとしよう(しかし留守番させるのも心配ではある…帰ってきたら退屈でいなくなってそう私ならそうするどうしよう)

  • 16二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 19:50:11

    >>14

    ガスマスクと言うか江渡貝くんの作ったファッションの中にマスク系のがあったけどアレの形がガスマスク寄りだし効果も凄そうって思ってしまった。やはり不思議な材料で作った物質ってアーティファクトなロマンを感じるんだよ。

    シライシコインとか。

  • 17二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 20:09:01

    複製たちにも怪異が原因で損失したり思考の差異が原因で追放されたりする個体がいるみたいだけど
    二階堂たちの場合追放個体はいなくても損失個体多そう

  • 18二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 21:31:12

    前々から疑問だったけど複製された二階堂の場合って五体満足の状態なのか、それとも欠損状態で複製したらやっぱり複製二階堂も欠損のままコピーされているんだろうか?
    乳首ヘッドギア状態で複製されたら複製された二階堂もちくギア装着してんのかな。ずっと浩平だけしかいないけど、五稜郭で杉元に「お前を殺して浩平にする!」ってやってたしいっぱいいたら兄弟がいて満足するなヨカッタネ二階堂

  • 19二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 21:45:07

    複製した月島には追放個体いるかもしれない

  • 20二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 22:31:02

    元ネタのあぶぶ氏に新しいアラマン無いかなって探してたら、この人たまに別なホラーを描くからこの辺りも参考に貼っておく

    バイオとかサイレントヒルみを感じる。ホラーゲーム好きな人は見て欲しい


    #StableDiffusion MISSING IN THE WOODS - あぶぶのイラスト - pixiv作戦『ネザーレイス』における突発事案B-1。作戦開始7分前に教会正門にて生存者を発見。教会内より自力で脱出したものと思われる。-40代白人男性、精神錯乱。-■■■■■■■■の実体を所持。-拘束の後、医www.pixiv.net
  • 21二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 23:51:27

    >>19

    月島なら自己嫌悪感拗らせて消しあってそうだもんな…

  • 22二次元好きの匿名さん22/11/08(火) 23:59:57

    攻略ガチ鶴見は愛ですメンバーも複製したらどうかな

  • 23二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 00:08:24

    基本的にアラマンに武器は通用しないってのがガチおじの装備やオオカワウソ達を見てると思うけど金カムだと物理なら問題ないレベルだし何なら異質○○系だったら実力差が無い限り複製なしでも踏破できるって思えるの強い。
    怪異はびこるマンションでのほほんと暮らして!

  • 24二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 08:00:50

    不安の種的な日常系ホラーも混ざってもおかしくないんだよ……オチョナンさんはネットミームしたし

    場所は伏す

  • 25二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 09:24:50

    複製しまくってる二階堂たちは五体満足(実際は浩平のみ)のやつで、何かの拍子で欠損幼児退行しちゃった個体がその後絵の世階でスカベンちゃんに出会ってマンションから解放される展開が欲しい

  • 26二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 12:28:18

    複製月島を捕捉(食?)し続けるイゴとニャル之進は月島を解放する為にそうしているのかもしれない
    後者は楽しいからってだけなのかもしれないが

  • 27二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 21:16:04

    >>14

    殴った箇所がお花になる怖さの中の可愛さが杉元らしさを保っててすき

  • 28二次元好きの匿名さん22/11/09(水) 21:29:43

    前スレの概念でガチおじにウィルクを追加したけど、よく考えればアチャは合理性の獣だからアホ程複製しまくるかもって思った。鶴見は>>15のように自分さえも疑うけどアチャは自分の行動すべてをノータイムで最適解をはじき出すから1人より複数「自分」がいればいいって考えるしオオカワウソばりに同一思考で統率がとれていると思う。

    そうなるとシアターの階でドはまりしそうだけどアチャの事だから一目見て看破して避けそうって感じる。尾形が殺さなかったら鶴見と同じくらいのラスボスだろうなって言われていたし……。

  • 29二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 00:44:17

    丑三つ時保守
    何か書きたいけど思いつかないや

  • 30二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 01:42:20

    よさベイ見返してたんだがガンショップの階とかも良さそうだな
    4期エンディングの尾形銃砲店じゃないにしろ近代ライフルとかテンション爆上がりになりそう

  • 31二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 09:38:38

    鯉登がよさベイに遭遇したら鯉登は「キエエエエッ!?なななな何をッ…!?」って生娘みたいな反応する

    朝からなにを考えてるんだ私は

  • 32二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 19:21:33

    チカパシエノノカリュウで探検してたら怖いお化けがでてくる〜みたいな程度かと思ってたんだ…なんだこの恐ろしいシリーズのスレは…!

  • 33二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 21:20:52

    >>32

    ようこそ男の世界へ……

    と言うのはともかく何か怪異を思いついたら気軽にカキコして!上記の2人と1匹の冒険は少年探偵団みがあって可愛らしくも頼もしく感じる。ここでのアシリパさんはアライさんタイプだけど、アイヌッ子3人組で怪異に対処するのも良き

    アシリパさんが作戦・統率してチカパシが大胆な行動に出て・エノノカがしっかりサポートする……これってアチャ達の若かりし頃にそっくりじゃねーか!

  • 34二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 21:31:13

    >>32

    エノノカちゃんなら英会話を習得してガチおじ達と情報交換して危険回避しながら安全に暮らせると思う

    むしろ得た情報を他の住人達に売るくらい逞しく生きていくと思う

    チカパシもリュウがしっかりお守りしてくれるだろうし大丈夫だよ

  • 35二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 21:44:46

    エノノカのことだから商売にならない怪異には絶対に近寄らないし、押しかけてくるあけて君やまって君達に遭遇しても壺とか売りつけられても捨値以下に値切って結局買わなそうだし、投資契約の話を持ちかけられても交換条件を装って逆に投資させるくらい強かだと思うの

  • 36二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 22:28:33

    NHKの集金が怪異に見えてきた……実際もテレビ無いのに「パソコンあるからそれで見れますよね?金払え」は怪異だと思うの

  • 37二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 22:44:27

    その日谷垣は買い物しようとマンションの外へ行こうとしていた。しかし太い指がエレベーターのボタンを一カ所ズレて押し間違えてしまった為に意図していない階へ着いてしまった。扉が開けばそれは外と同じように道路があって街があったために「ああ、外部と直通なのか」と思ってしまったのだろう。実際はマンション内にある『ハイエースが走る階』だったのだ。
    谷垣は「いつもとは違う風景だがきっと建物の裏手辺りなんだろう」といつものように買い物にいく感覚で道路の脇を歩いていた。その後ろを白いハイエースが源次郎の背後をゆっくりと追う様に走行する。それはまるで獲物を付け狙う狡猾な獣の様だった。一方の谷垣は店はどのあたりだろうと見慣れない道を右往左往する。街灯の灯りが少ない脇道に逸れたのを白いハイエースは見逃さなかった。ブオン!とエンジンを噴かす音が鳴ると急発進し、谷垣の隣で急停止をする。
    途端に車の中から目出し帽を被った全身黒服の男たちが数人出てきて谷垣に

    続きが読みたい方はチタタプチタタプと書き込んでください。

  • 38二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 22:52:40

    >>19

    手のつけられないやんちゃ坊主な悪童基ちゃんが生まれる可能性も大いにあるかと

    鶴見に反発して我慢できずに逃げ出して、うっかり地下に迷い込んでそこの池に棲むイゴ草に捕食されて活性化させて今後の地獄の複製月島狩りの発端になってしまうんだな

  • 39二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 22:59:41

    >>37

    チタタプチタタプ!!!

  • 40二次元好きの匿名さん22/11/10(木) 23:58:02

    >>37


    途端に車の中から目出し帽を被った全身黒服の男たちが数人出てきて谷垣にスタンガンを押し当てる!バチバチと音を立てて火花を散らす、暗闇の中でその光は目も眩む様だった。谷垣の体は決して意識を失うことは無かったが突然の奇襲と傷みで動揺したのか体勢を崩す。暴漢達はそれすらも見越し手慣れた様子で谷垣の大きな体を支えつつ関節部分をがっちり挟み掴んでハイエースの後部座席部分へ押し込め、そのまま扉を閉めて走り去った。

    車が走っている最中、意識ははっきりしているのに体が痺れて上手く立ち上がれない谷垣は何とかこの状況を抜け出そうと視界の端々で確認した。まず両手両足をそれぞれ4人の男達が押さえ込んでおり車が走っているので運転手は確実にいる。助手席にも話し声が聞こえたのでそこにも仲間がいるのだろう、おそらく6人の徒党が自分を襲ったのだ。しかし何故自分を襲ったのか?もしや第七師団の追手だろうか、そんな事を考えていた矢先だった。

    自分の両腕を抑え込んでいた男達は荒縄でその腕を釣り上げる様に一カ所に括って縛り上げ、両足を抑えていた男達は

    谷垣のズボンを全部引き下ろすと足首をがっちりグルグル巻きに固定した。シャツに褌一丁のムチムチスケベボディがM字開脚ならぬO字開脚でそこに鎮座する。

    男達は谷垣に


    続きを読みたい方はリスのチタタプを作ってください。

  • 41二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 00:10:40

    頭巾ちゃんが撃ったリスを我々が回収しチタタプする…つまり最強だ!!!

  • 42二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 00:48:49

    >>40

    男達は谷垣に対して平手打ちをする。両頬だけでなくシャツの裾から覗く臀部にも赤い手形が付いた。またある者は谷垣の胸毛を無暗に抜いて虐める。

    「うーふっ!」

    痛みで喘いでしまう……。電気の痺れはもう既に無いが両手両足を荒縄で締め上げられ血行が悪くなっているせいもあるのか叩かれた肌は赤く、思うように動けない。男達の嬲りに合わせるかのように車はガタガタ、ザーと音を立てて揺れる。舗装された道路から砂利道か未舗装の道路へ向かったのだろうと谷垣は思った。車窓には黒いフィルムが貼ってあって様子が分からない。

    「ふー、やっと着いたぜ」「へへへ待ちきれねえぜ」「たっぷりかわいがってやるよ。オレらが飽きるまでなぁ!」

    暴漢達はそれぞれ何かしらの道具を手に持っている。ある者はスタンガンを持ち、ある者はローションボトルを持ち、ある者は小型のストゥを持っていた。何も手にしていない者は何もしないという事ではなく、その両手にローションを溢れる程たっぷり受け止めると谷垣の両胸にぶっかけてシャツの下から掌を滑り込ませて揉みしだく。

    「畜生!邪魔だな!」

    シャツに苛立った男は力任せに無残に破り捨てる。そのシャツは出かける前にインカラマッが解れたボタンを縫い留めてくれた温もりあるシャツだった。そんな思い出のある品を心無い暴力でボロ雑巾扱いされた谷垣は相手に対する怒りと自分に対する不甲斐無さでブチ切れ、両腕に猛烈な力が籠められる。

    「オイ!抑えろ!」「クスリだクスリ!」

    ここで衝撃が走る。


    続きが読みたい方は車両(バイクも可)を書き込んでください。

  • 43二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 01:22:31

    しまった…!私車全然わからない…!!!ビール工場で乗ってたやつでもありですか!?

  • 44二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 02:26:01

    セグウェイ!! ゲンジロちゃん無事でいてほしい…普通に心配だよ…

  • 45二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 07:40:42

    谷垣大好き手足クソ長ド変態「ああああんゲンジロちゃん待ってて今助けて(?)あげるからああああ〜」

  • 46二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 18:09:52

    >>45

    ゲンジロちゃんからしたら新たな不幸なんだよなぁ…

  • 47二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 22:41:05

    >>42

    分岐ルート。サッポロビールの宣伝車を選択した場合。


    ここで衝撃が走る。ハイエースの後ろで何かが衝突した様だ。それが分かったのは車のバックドアガラスを突き破った円柱形が男2名程を突き飛ばし、その勢いで男の1人は源次郎の股間にお顔を埋める様にぶつかってきた。もう1人は気絶した様だ。鈍い音が聞こえたのでもしかしたら首の骨が折れているのかもしれない。

    「一体何なんだ!?」

    助手席の男が車外へ飛び出ると「ぐえっ……」という鶏の首を絞め殺すような声が外から聞こえた。

    「オイお前ら、その男を見張ってろ」

    今度は運転席の男が拳銃を片手に車から降りる。降りた途端に声を上げる事無くガシャン!と鉄塊が落ちるような音とその衝撃が車の中にいても伝わった。

    「クソッ!一体何なんだ!?」

    谷垣の脇にいた2人が恐る恐るサイドドアをゆっくり引くと暗闇から長い腕がにゅっと伸びて、2人の頭を掴むと引き抜くように外へ放り投げた。遠くの方で転がり落ちる音が聞こえる。ハイエースの中のライトが灯されると車外の人物がうっすらと見えた。

    「よお~~谷垣じゃねえか。意外なとこで会うなあ」

    海賊房太郎だった。どうやらアライさんと一緒にサッポロビールの宣伝車に乗って買い物帰りのフェネックを迎えに行こうとしていたらしい。運転をアライさんへ代わったらあらぬ方向へ向かって先程の衝突事故が起こったそうだ。

    谷垣は


    続きが読みたい方はビールに合うおつまみを書いてください。

  • 48二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 22:44:19

    同じ攻略ガチ勢でも頭巾ちゃんは楽しくやっていけそうなのに
    鶴見中尉だとおいたわしい感じが出てしまうのはどうしてだろうね
    本編がそうだからかな

  • 49二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 22:57:31

    >>47

    ソーセージでお願いします

  • 50二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 23:42:06

    房太郎とアライさんだやった〜!!!…房太郎…アライさん…その…運転免許は…お待ちですか…?
    おつまみはチーズフライがすきです

  • 51二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 23:43:38

    >>42

    分岐ルート。セグウェイを選択した場合。


    ここで衝撃が走る。暴漢が谷垣にまたスタンガンを押し当てたのだ。しかしそれと同時に両腕の縄を引きちぎって眼前の男達を殴り倒す。後部座席の男達は皆呻き声と共にうずくまるが今度は前の座席側の2人が異変に気が付いた。何とかここから脱出しようと拷問道具の中にナイフがあったのを見つけ、足首の荒縄を切っていく。サイドドアが開いて男が乗り込む。

    その勢いを利用して男の胸にナイフを一突きすると男はそのまま後ろへ倒れ込み車外に放り出された。

    谷垣は褌一丁の状態でフラフラとよろめきながら車から出る。電気の痺れはまだあるが怒りで神経が昂っているおかげかせいか体を動かすことが出来そうだ。スタンガンを受けた胸の個所は赤く火傷し電熱で胸毛が焼け縮れてしまっている。

    パアン!と乾いた銃声が一発鳴る。運転席の男が拳銃を片手に谷垣を追ってきた。

    「逃げんじゃねえ!舐めやがって、そのまま両手を上げて這いつくばれ!」

    いきり散らす男の方へ振り向くと銃を構えた男が前のめりに倒れる。正しくは後ろから追突されたように吹っ飛ばされてその頭は谷垣の足元に届いた。谷垣は躊躇なくその男の首の後ろ、頚椎部分を強く踏んだ。男はぐえっと短く呻くと後は動かなくなった。

    男を背後から突いたのは小型の白い踏み台に車輪が一対くっ付いているような機械だった。曲馬団の自転車のハンドルのようなものが付いているからおそらく乗り物だろう。ゲンジロちゃんは知らないがそれはセグウェイというものだった。

    セグウェイは倒れている男を起用に避けて谷垣の前に進み停止した。

    谷垣はセグウェイに


    続きが読みたい方はセグウェイに乗ってください。

  • 52二次元好きの匿名さん22/11/11(金) 23:49:12

    スレ画に釣られてき来たら房太郎とアライさんがコベニカーしてセグウェイが谷垣に向かってた
    なんだよこれ(事実)
    セグウェイは体験会で乗ったことがあるのでそれでもカウントされますか…?

  • 53二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 00:45:57

    >>47

    分岐ルート。ソーセージを選択した場合。


    谷垣は房太郎に事情を説明するとやはりと納得した顔になった。

    「うっかりぶつけちまったから謝ろうとしたらアライさんに襲い掛かってくるから殺っちまったよ。まあ覆面で黒づくめの時点で賊だとわかったけどな」

    元々川辺の賊をしていたせいか相手の行動が丸わかりなのだろう、こういう時は頼もしい。先程の鉄塊の落ちた音は自前武器の碇だった。フェネックを迎えに行く途中だったので谷垣も元の階へ戻る為に同行を頼むと房太郎は快く承諾してくれた。

    「ゲンジローは服を着ていないのだ。途中で洋服屋さんへ向かうのだ!」

    「いや……このままでいい。俺が不甲斐無いばっかりに大事な服を無碍にされたんだ。別な服を着てインカラマッに合わせる顔なんて無い」

    うつむき涙をこらえる源次郎に房太郎が諭すように声をかける。

    「悪いのはアイツらさ。家族が作ってくれた大事な一張羅をボロボロにしやがったんだ!報いは俺がやったから気にすんなよ」

    「しかし……」

    「じゃあわかった。土産でも持って謝ろう。うまいソーセージ売ってる店あるからそこへ行こうぜ」

    房太郎がハンドルをさばくと宣伝車は山道を


    続きを読みたい方はゲンジロちゃんのナビを使用してください。

  • 54二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 01:06:59

    >>47

    分岐ルート。チーズフライを選択した場合。


    谷垣は安堵からか荒縄が解かれたばかりの弛緩した身体を海賊房太郎に委ねてしまう。身長こそは房太郎の方が高いが体重は幾分も重い谷垣に押しつぶされそうになりながらも何とか支えて、サッポロビールの宣伝車に戻りゆっくりと乗せる。谷垣は意識が朦朧としていてよく見ると腕に注射器で刺されたような跡と血の筋が見えている。あの車には薬物もあったのか。房太郎は暴漢に対して嫌悪しつつ潰しておいて良かったと思った。

    「すまねえアライさん、迷子の客人だ。こいつを家まで戻さなきゃなんねえ」

    「大丈夫なのだ!アライさんにおまかせなのだ!」

    買い物帰りのフェネックも乗せなきゃならない。その前には気を失っている大男を帰宅させた方が無難だ。運転は再び海賊が代わるとして、

    「しかしどうやって戻ろうかねえ」

    何せアライさんに運転を任せたらいつの間にか山の中に入り込んでしまった。とりあえず未舗装ながら道路はあるので進むも戻るも出来るはず。

    「フサタロウ!あっちにチーズフライの匂いがするのだ!きっとお店屋さんなのだ!」

    アライさんは目をキラキラさせて道の向こう側を指差した。海賊には何も感じられない、きっとフレンズ特有の能力だろう。現にアライさんの嗅覚に外れは無かったのだから。

    「よっしゃわかったぜ、アライさん」

    房太郎は意気揚々とハンドルを切って白いハイエースの場所から離れてアライさんの指示に従う。山道を進むと


    続きが読みたい方はゲンジロちゃんの胸毛の本数を数えてください。

  • 55二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 01:25:06

    >>51

    分岐ルート。セグウェイに乗るを選択した場合。


    谷垣はセグウェイにゆっくり足を乗せて両手でしっかりハンドルを握る。するとセグウェイはまるで意思を持っているかのように自動で動いてその場から離れていく。本来セグウェイは平坦な道路でしか使用できない繊細な乗り物だが、このセグウェイは山の斜面や砂利道も滑らかにスイスイ進んでいくではないか。自転車すらまともに乗れない谷垣にとってはこの上なく有難く褌一丁なせいか肩で風切る感覚が心地良い。体を痛めつけられて動きづらくなっている今、この乗り物で楽をさせてもらおう。しかしこの白い踏み台はどこへ向かっているのだろうか?

    セグウェイは来た道を戻る様に山道から暗い道路へ。そこを下ると街灯りが見えとうとう最初のエレベーターがある道路まで戻ってきた。どうやら自動で案内してくれたようだ。

    「そうか。お前は俺を迎えに来てくれたんだな」

    谷垣はセグウェイのハンドルを犬を撫でるかのようにさすると、それに反応してチカチカとランプが光ったように見えた。エレベーターの扉直前まで移動してそのまま谷垣は開閉ボタンを押して乗り込む。一度エントランスに戻って皆に事情を話そう、そう思いながらじっと到着するのを待っていた。ピンポーン!と到着音が鳴り扉が開いてエントランスへ出る。


    「谷垣、お前何で褌一枚だけでウロウロしているんだ。しかもそんな機械に乗って」

    「それって確か乗るのが結構難しいやつじゃね?」

    「谷垣!お前そんな芸当もできるんだな!見直したぞ!」

    谷垣は褌一丁でセグウェイに乗った状態で戻ってきたらしい。それを杉元・アシリパ・白石に見られて「ああ、恥ずかしい」だって。バカヤロ。

  • 56二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 01:52:13

    >>54

    続きが読みたい方はゲンジロちゃんの胸毛の本数を数えてください。

    野田カムイ!あと怪異の方!出番ですよ!!あとアライさんがフサタロウ呼びなのすき 仲良くなれたんだねえ…(ホッコシ)

  • 57二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 10:23:45

    房太郎ソーセージルートの「謝ろうとしたらアライさんに襲い掛かってくるから殺っちまったよ。」の極端さ加減好き

  • 58二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 10:32:32

    >>54 >>56

    谷垣大好き手足クソ長ド変態「一本、二本…ああ抜いちゃったね、三本、四本、ウフフ…この薄茶色のポッチは何かな?ぷっくり尖っていくねぇ…五本、六本、七本…」プチッ、プチッ

  • 59二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 13:06:31

    >>53

    ゲンジロちゃん、近所のホテルまでナビして

  • 60二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 16:13:59

    褌一丁でセグウェイ乗ってる源次郎、普通にシュールだな…

  • 61二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 17:18:45

    >>57

    妹っぽいとかそんなんで仲良くなったのかな でっかいやばいやつの房太郎と元気元気なちっこいフレンズのアライさんの組み合わせはいいな

  • 62二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 23:12:50

    房太郎ヤバい感じするのにアライさんいると急速にかわいい感じになってほっこりする

  • 63二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 23:14:34

    カムマンの房太郎なんか強さ増してるっぽいしフェネックも安心だな!

  • 64二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 23:20:14

    >>51

    分岐ルート。セグウェイに乗らないを選択した場合。


    谷垣はセグウェイに乗ろうと足をかけた途端「みしり」という嫌な音を聞いたので咄嗟に載せた足を引いた。慌ててセグウェイから離れるとセグウェイはまた自動で移動して暗闇の中へUターンしてどこかへ消え去った。もしかしたら付いて行った方が良かったかもしれない。そんな事を考えながらこの山の中からどう帰ろうかととりあえず倒れている男から拳銃を剝ぎ取り褌の腰脇部分に差し込んで、ナイフが刺さっている男からそれを抜いて血を拭うと片手に持って警戒しながら車の進行方向とは逆の道を行く。車の運転は分からないので徒歩で下山するしかない。

    深夜だろうか真っ暗な山道だが僅かな星明りで辿っていく。歩いて2~30分山尾根を伝って下っていくと四角い灯りが見えた。丸太で出来た山小屋だ。灯りがついているなら人がいるはず。

    「ごめんください。誰かいませんか?」

    谷垣が扉を叩いて呼びかけると鍵がかちりと音がしてわずかだが開いた。ありがとうございますと谷垣が一礼して入ると灯りがつき暖炉には火が燃え盛りその上には鍋ややかんが音と立てているが、誰もいなかった。

    「留守だろうか」

    辺りを見渡すと机に菓子ののった皿がありそこにメモが添えられていた。

    『どうぞごゆっくりしてください』

    「これはありがたい!」

    今ここには居ない山小屋の主に感謝をし、谷垣はおいしそうにクッキーを頬張る。近くのやかんで茶を入れてその熱さに思わず「ブヒィッ!」と泣いてしまった。先程まで酷い目に遭っていた為、人の温かさに触れた気がしたからだ。

    体に疲労が溜まっていたせいか谷垣はまどろみ


    続きが読みたい方はどこに寝かせるか書き込んでください。

  • 65二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 23:24:14

    >>64

    簡単なベッドあたりに寝かせてあげてー

  • 66二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 23:34:03

    あのゲンジロちゃんが家にきたらそりゃ一番いいお布団出して乾燥機であっためるわ

  • 67二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 00:19:51

    >>64

    俺のベッドの俺の隣

    フワフワでむちむちの抱きまくらちゃんカワイイネ!

  • 68二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 00:48:16

    >>53

    分岐ルート。ナビを使用した場合。


    房太郎がハンドルをさばくと宣伝車は山道を走る。谷垣は2人に助けて貰ったお礼に山道での進行方向を指示した。

    「俺は水辺なら大体わかるが陸路は得意じゃねえ。マタギのアンタなら信用できるな」

    「アライさんも鼻はいいのだ!困ったことがあったら頼るのだ!」

    「ありがとう2人とも」

    源次郎のおかげで未舗装の道路からあっさり元の舗装道路に戻れたらしい。そのまま走ると山の斜面から街灯りが僅かだが見える。おそらくあそこにエレベーターがあるのだろう。アライさん達も店に行く途中だったのでそこへ向かう。けして過密な街ではなくまばらに商店があるようなところだった。宣伝車を駐車場に止めアライさんが外へ出る。

    アライさんはスーパーに入るとそこのイートインスペースで待っていたフェネックを呼んで一緒に車へ乗ってきた。

    「フェネックが前なのだー。アライさんは買い物を守る役目なのだ!」

    「初めましてだねゲンジロさん。小熊のフレンズだって噂は聞いているよ」

    大きいレジ袋を2つ抱えてアライさんは助手席ではなく今度は後部座席に乗ってきた。谷垣の膝の上に片方の袋を持たせる。自分もしっかり持てというが事だろう。レジ袋の中身には焼きたての肉総菜がどっさり入っていた。

    「じゃ~次はエレベーターへ向かうぜ。事情を話すために俺らも付いていくからな」

    4人はエレベーターのある道路まで向かい車を降りてエレベーターに乗り込む。谷垣は両手で買い物袋を腕の上で持ち上げて入ると、下の空いた空間にフレンズ2名がすっぽりと収まった。房太郎は身長は高いが細身なので角の隅で腕組み立っている。谷垣とインカラマッが住んでいる階に着くと部屋の扉をインカラマッが開けた。

    「お帰りなさい谷垣ニシパ」

    「ただいまインカラマッ。こんな無様で申し訳ない……その……」

    谷垣が赤面して言葉を詰まらせているとインカラマッは首を振り

    「シラッキカムイは谷垣ニシパが必ず帰ると言いました。心強い獣たちと共に、と。あなた達の事だったのですね」

    そう言って客人達を招き入れた。

    その日5人でソーセージを使った料理の肉パを行った。おいしい料理と信頼できる友人。アライさんとフェネックは人間の赤子に興味深々でゆっくりと抱っこさせて貰い、海賊は赤子に長髪を引っ張られていた。

    そして谷垣は終始褌一丁のままだった。

  • 69二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 01:13:10

    >>54

    分岐ルート。胸毛の本数を数えた場合。


    山道を進むと遠くからでもわかるくらいの強い光が列をなして見える。道なりにすすむとそれは自販機の列だった。自販機の上にはトタン屋根が付いておりそこそこの広さの駐車場もあって、いわゆるバイカーやトラック運転手の休憩所のようなとこだ。あとは筒型のたばこの吸い殻入れが隅っこに設置されているだけでそれ以外は何もない田舎の光景あるあるだった。ここにコイン精米機があったら完璧だったろうがここは山中であって周囲に田んぼは無いからそれは無い。

    「チーズフライの匂いはこの中からなのだ!」

    見ればドリンクだけでなくうどん・そばといった定番の軽食から変わり種のホットスナックもある。チーズフライはその中にあった。しかし何故チーズフライだけに嗅覚が反応したんだ?と海賊は思う。よく見ればチーズフライ以外のホットスナックは売り切れていた。あとは飲み物だけが様々な種類で販売している。

    「アライさん、谷垣は起きるか?」

    「全然起きないのだ!タニガキはねぼすけなのだー」

    「アイツらにいじめられて疲れたんだ。3人分買うから起きたら渡そうぜ」

    「了解なのだー!」

    オレンジジュースとチーズフライを3人分買って、海賊とアライさんはその場で食事をする。誘蛾灯に大量の蛾が羽ばたきバチバチと音を立てていた。ふと背後に気配を感じて海賊は振り向く。誰もいない。

    「毛が欲しい」

    次は自分の髪を引っ張る感覚と共にくぐもった声が後頭部辺りで聞こえた。今度は瞬時に振り向いた!しかしやはり誰もいない。

    「フサタロウ?どうしたのだ?」

    「アライさん、今すぐ谷垣の胸毛を引きちぎって起こしてくれ!」

    「わ、わかったのだ!」

    海賊の声に気圧されつつも言われた通りにアライさんは谷垣の胸毛をごっそりむしり取るが谷垣は起きない。戻るときについ胸毛を握りしめたまま、そのまま駐車場の外側の暗闇に放り投げる様に海賊に言われると果たして声も蛾の羽ばたきも聞こえなくなった。

    海賊は


    続きを読みたい方は進んでください。

  • 70二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 01:20:55

    勇作殿に倣っていくぞー!進めッ!走れッ!

  • 71二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 05:53:02

    >>68赤ちゃんにわくわくのばすてきコンビ可愛いなあ…

  • 72二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 13:08:19

    このレスは削除されています

  • 73二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 13:10:28

    門「大変だ。土方さん達とはぐれちまった」
    キ「なんとかして合流しよう」
    マ「コクコク」

    門「どうすんだよ。このままじゃ帰れねえぞ」(ハスキーボイス)
    キ「どこかに対になる部屋か状態異常を治す薬があるって話を聞いたことがある。それを探そう」(アルト声)
    マ「ウンウン」(ソプラノ声)

    キ「よかったなカドクラ、いつものジジイの姿だったらあの化物から逃げられなかったぞ」(アルト声)
    門「ああ、まったく不幸中の幸いってやつだな」(疲れたハスキーボイス)
    マ「コクコク」
    (今週中に話を全部作りきれなかったのでまだ続く)

  • 74二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 13:14:16

    フレンズ化しちゃったの!?

  • 75二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 13:41:14

    >>64

    分岐ルート。簡素なベッドに寝かせるを選択した場合。


    体に疲労が溜まっていたせいか谷垣はまどろみ部屋の隅にあった木の台の様な簡易ベッドの上で横になった。安堵感が体を包み途端に睡魔に落ちる。

    どれくらい時間が経ったのだろうか、気が付いたら白い光が柔らかく部屋の中を照らしている。朝だ。ぐっすり寝たおかげで体調は大分回復したみたいだ。部屋の中は相変わらず暖炉の火が燃えており暖かかった。再び机の上を見ると白米に味噌汁、少々の漬物と西京焼きが出されていた。またメモが添えられている。

    『朝食を用意しました。よろしければ食べてください』

    「何から何まで世話になって済まない」

    谷垣は朝食を有難く噛みしめて食した後、そばに設置してある台所で食器を洗って乾かしていた。その間自分は丸太小屋の主に何か恩返しをしなければとその義理堅い思いを抱く。小屋の主を探そうと何度か部屋の中を探してみる。一階が一般的な暖炉のある居間、奥にトイレと風呂、間に物置があった。階段があるので2階へ行くと広い部屋が三角屋根裏の形で一部屋、そこに物書き用の机と椅子、脇にはしっかりしたベッドが一人分置いてある。おそらくここが主の部屋だろう。しかしその姿は無い。

    一旦外へ出ると小屋の裏手に薪割りの作業場があった。切り株に斧が刺さっており薪は少ししか備蓄されていない。これだ!と谷垣は思った。谷垣は斧に手をかけ薪を次々と割っていく。きっと一晩ずっと暖炉の火を絶やさずにいてくれたから薪が足りなくなったのかもしれない。谷垣は小屋の主の心尽くしに感謝しながら一心に薪を割っていく。

    一通り割る材料が無くなってしまった為に谷垣は


    続きが読みたい方は山小屋での作業を書き込んでください。

  • 76二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 13:43:39

    >>73

    このスレで初めて自作イラストが投下されているー!?ありがてえありがてえ!

    ちいかわ3人組ではなくフレンズ3人組か!ナイスアイデアだぞ>>73様!

  • 77二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 14:09:21

    >>64

    分岐ルート。一番いい布団に寝かせるを選択した場合。


    体に疲労が溜まっていたせいか谷垣はまどろみクッキーを食べ終わった後、目に前の机に突っ伏して寝落ちしてしまった。

    どれくらい時間が経ったのだろうか、気が付いたら白い光が柔らかく部屋の中を照らしている。朝だ。ぐっすり寝たおかげで体調は大分回復したみたいだ。瞼をシパシパ瞬きさせながら部屋の様子を見ると先程の部屋とは違う、三角屋根裏の様な部屋だった。いつの間に自分はベッドに寝かされていたのだろう、ゆっくり体を起こすと体には包帯や湿布が巻かれている。介抱されていたようだ。ベッドの傍には物書き用の机と椅子がありその正面には窓がある。覗いてみれば濃霧で数センチ先も周囲が見えない。椅子に座るとメモ紙が机に置いてある。

    『不躾ではありますがあなたにこの小屋の留守番を頼みたいです。明日の朝には戻りますのでそれまで誰も小屋の中へ入れないでください。外へも出ない方がよろしいでしょう』

    そばに階段があったので降りてみると確かに昨夜菓子を食べた居間がそこにあった。2階とは違う大きい机の上にうどんやそば、唐揚げやサンドイッチと言った自販機のホットスナック類がどっさりあった。またメモがある。

    『朝食を用意しました。よろしければ食べてください。チーズフライだけは用意できませんでした』

    「何から何まで世話になって済まない」

    谷垣は朝食を有難く噛みしめて食した後、小屋の主の恩義に報いようと気を引き締める。食器ゴミを台所脇のくず入れに捨てている時に玄関の扉をドンドンと叩く音がした。瞬時に谷垣の警戒が強まる。

    谷垣は


    続きを読みたい方は拳銃かナイフを選んでください。

  • 78二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 15:16:45

    >>67用の特殊分岐ルート。まあ多分こういう要求は来ると予想はしていた。


    体に疲労が溜まっていたせいか谷垣はまどろみ椅子から転げ落ちる様に眠りについてしまった。だが実は疲労だけではなかった。山小屋の2階から降りてくる足音がする。

    (67)だ。彼がクッキーに睡眠薬を盛ったのだ。(67)は眠る谷垣の褌に差してある拳銃を抜き、ナイフも没収した。上半身を脇から抱きかかえ引きずる様に動かすとそのまま風呂場へ直行、風呂場の扉を開けると狭いながらもビニールマットが敷いておりそこに谷垣をずり下ろす。湿度の高い空間に傷だらけの小熊男性が褌一枚の状態で仰向けになってあられもない姿で自分の眼前にいる。黒づくめの集団に仕事を依頼したが何の連絡も無かった為に半ば諦めていたが向こうからこっちへやって来たのは幸いだ。

    (67)は早速全裸になってシャワーの栓を捻ると熱い湯が谷垣の体に降りかかり傷口に湯が染みると「ううっ……」と谷垣は呻く。湯気と温度と目の前の彼に(67)の腰の炎は燃え上がり陰茎が疼いた。大の字になっている谷垣の上に重なる様に体をぴったりとくっ付けて、谷垣の褌の上に固くなった陰茎を擦り合わせ羽化のように腰を振る(67)。褌を剥ぎ取る前に褌の感触も覚えておきたいと思ったからだ。谷垣の胸毛を指先でクルクルと弄びスタンガンの火傷を舌先で舐めようとしたその時、玄関の扉を叩く音がした。邪魔が入ったと思ったが呼びかける声で気が変わった。

    「すまない、誰かいないか。自分は第七師団の第27連隊の有古一等卒であります!」

    思ってもいない獲物がやって来た。(67)は風呂場を出てさっと体を一拭きしてから全裸でスタンガンを持って玄関へ向かう。

    「はいはい、お待ちください」

    スイッチを入れて電流が出ているか確かめる。バチバチと音がしたので良好だ。そのまま玄関の扉に手をかけようとした時、

  • 79二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 15:18:11

    >>78の続き。文字数を超えた為。


       パン、パン、パン。

    乾いた銃声が3発鳴った、と同時に窓から菊田特務曹長が侵入し有古も玄関から入る。菊田さんはそのまま念入りに(67)の頭を打ち抜いた。

    「何とかなりましたね」

    「有古、谷垣を探せ」

    菊田さんが短く指示すると有古はシャワー音が続いている風呂場へ直行した。谷垣はまだ気を失っている。有古は谷垣を抱え脱出しようと立ち上がると、足場がビニールマットだった為にスッテンコロリン!重みで山小屋の壁が倒れてそのまま滑り台になっちゃって。そのまま風の勢いで有古も服が脱げちゃって。ビニールマットがソリの役目のまま山の斜面を急降下しちゃって、元々の道路の方まで移動しちゃって。バカヤロ。

    お互い褌一丁の状態で69みたいな体勢で多くの公衆の面前でムレムレの姿になっちゃって。そこをサッポロビールの宣伝車に乗った買い物帰りのアライさんが「あれは何なのだフェネック!」って指差してるのを後部座席のフェネックが両手で目隠しをして「アライさん私もよくわかんないね~」と答えそのフェネックを海賊が片手で目隠しをしちゃって。セグウェイに乗ったインカラマッが「あらあんなところに三角版が」なんて言っちゃって。

    ここで谷垣がやっと気が付いて起きようとした時に目の前に有古の股間に顔面を突っ込んじゃって、その反動で有古の褌が脱げちゃって。ついでに谷垣の褌もずり落ちちゃって。2人のチンポがまる出しになっちゃって、「ああ、恥ずかしい」だって。バカヤロ。

  • 80二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 17:35:23

    フレンズに変なもの見せるんじゃないよ源次郎!

    そして源次郎に変なもの見せるんじゃないよ>>67

  • 81二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 18:03:37

    >>77

    とりあえず拳銃で!

  • 82二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 18:11:58

    オデ タタカウゲンジロ スキ ゲンジロ ナイフダッテツヨイ

  • 83二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 19:20:39

    >>75

    とりあえず掃除?

  • 846722/11/13(日) 19:35:56

    >>80

    ヘイヘーイ!あにまん民どもはOP柱の男なえちえち菊田さんに殺された事あんの〜?(マウント)

    ねえだろ〜?俺はあんだぜ〜?菊田さんのナガンから四発も貰っちゃったぜェ〜?(ドヤ顔)

  • 85二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 21:27:28

    >>75

    風呂洗いとかだろうか…

  • 86二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 22:25:08

    >>79

    さらりとセグウェイに乗ってるマッちゃんが妙にツボッた

  • 87二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 00:39:44

    >>69

    分岐ルート。山道を進むを選択した場合。


    海賊はアライさんの背を押しながら助手席に戻すと背後の声がまた聞こえてこないか慎重に車に乗り込んだ。エンジンをふかしてまた山道を進む。舗装された道路に戻ったとはいえここは曲りなりとも怪異蔓延るマンションの内部なのだから周囲を警戒しなくてはいけない。グネグネとヘアピンのようなカーブを曲がりながら山を上って走ると周囲に高い木々は既に無く、見渡す限りの短い草しか生えていない高原のような場所に出た。それが分かったのは車の外が夜ではなくいつの間にか白い光に照らされた朝霧が出ていたからだ。すでに朝になったのか時間が歪んでいるのか、多分後者だろう。

    薄い霧はすぐに晴れると青い空と若葉色が視界いっぱいに広がる。

    「すごいのだ!こうげんちほーなのだ!」

    「危ないぜアライさん」

    アライさんが助手席の窓から身を乗り出そうとするのを海賊が止める。この時車のスピードで分からなかったが立て看板に『don't line out』とおそらくガチな外人の文字が書いてあった。特に猛スピードで走っているわけでもないので道路の上を安全に走行している。高原には錆びた車の残骸や白骨がそこそこ苔生しているが気が付かない。高原の頂上に近いなだらかな丘にはこじんまりとした洋館が一棟建っていた。看板はロ.シア語らしきものが書かれているが2人とも分からないのでとりあえず尋ねてみる。すると店主は以外にも日本人だった。僅かにドアを開いて背の高い海賊を見て警戒する。

    「はい。何か御用でしょうか」

    「山ン中で迷っちまったんだ。ケガ人もいる。助けてくれねぇか?」

    店主は眼鏡の奥で一拍逡巡すると「ならばそのまま道路の上を走り続ければ街へ戻れますよ。道は二手に分かれていますがどちらでも戻れます」と答えた。多分これ以上は店の中に入れて貰えないだろう。それだけでも助かった。

    「ありがとな、恩に着るぜ!」

    海賊が車に戻ってまた道路を走るとしばらくして背後で銃撃戦が始まったが3人は知らない。道を下ると確かに三叉路があった。車は


    続きが読みたい人は右か左を選んでください。

  • 88二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 00:46:00

    長谷川サン…!
    大丈夫?それ中にパルチザン三人いない?

  • 89二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 03:15:47

    >>84

    キーッ💢なんて羨ましい…!

  • 90二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 07:08:05

    >>87

    右だ!!

  • 91二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 09:20:04

    >>87

    左で!

  • 92二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 16:51:25

    鯉登?「キエエエ月島ァ!!さっき月島が女の癖毛に水辺へ引きずり込まれていったぞ!!?」
    月島?「何を言ってるんですか」

    いご草ちゃん?「基ちゃん!!さっき基ちゃんが肌の黒い男の人に連れてかれちゃったの!!」
    基ちゃん?「危ねえ奴かもしれねえから隠れてろ」

  • 93ダンディトリオの珍道中22/11/14(月) 19:46:59

    アライさん「もしかして、新しく引っ越して来たフレンズなのだ?!」
    門「あーそうじゃないんだ。すまんな嬢ちゃん」(ハスキーボイス)
    アライさん「アライさん、なのだ!お姉さんは?」
    門「ん、んー?」(ハスキーボイス)

    宇佐美「君、なんだか僕の知っている人に似てますね~。門倉部長って言うんですけど」
    門「へ、へぇ~そうなんですかぁ~」(裏声交じりハスキーボイス)
    キ「ところでカ…」(アルト声)
    宇「か?」
    キ「…カンロ」(アルト声)
    宇「ん、これですか?はい、どうぞ。そうだ、門倉部長を見かけたら教えてくださいね。僕が普段いるのは~」
    門(もう絶対その辺りにはいかねぇ…)
    [まだ続く]

  • 94二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 21:04:00

    >>75

    分岐ルート。掃除を選択した場合。


    一通り割る材料が無くなってしまった為に谷垣は割った薪をすぐ隣の薪置き場へギッチリと置く。これだけあれば1ヶ月以上は持つだろう。ふと辺りを見れば割った際の木くずや葉っぱが散らばっている。このままではいけないと思い、立て掛けてあった竹箒を片手に細かく掃き清めていくと落ち葉等はみるみる溜まってそのまま箒で山小屋の裏の雑木林へ寄せた。後は山の栄養になるだろう。そして掃除をしていて気が付いた所がある。

    山小屋の敷地の隅にちいさな祠が建ててある。よく個人が祀る不動尊や稲荷の祠があるものだがここもそうだろうか。屋根には落ち葉が積もり祠の縁には埃が溜まっている。山奥だからすぐこうなるのかもしれないが余りにも不憫ではないか。谷垣はついでではあったが祠も掃除する。手を合わせて一礼した後、落ち葉を掃い井戸水を汲んでその水で屋根から土台の柱まで拭う程度だったが見違えるように綺麗になった。屋根は赤瓦で出来ており祠の汚れを拭き取ると檜のいい香りがした。扉には蜘蛛の巣が張っていたが開けずに蜘蛛だけを雑木林に逃がして巣を取り除くと、奥に札が供えられているのが見えた。何の札かは分からないがきっと山の神だろう。そう思うと何かお供え物もした方がいいと思って昨夜振舞ってもらった菓子が残っていたか確認する為に一旦山小屋に戻り、両手に何かを持ってすぐ戻ってきた。

    「菓子は昨夜、全部俺が食べてしまったので残っていませんでした。代わりと言っては何ですがお納めください」

    それはチーズフライだった。山小屋に戻ると先程まで食事をしていた机の上にチーズフライだけが皿の上に載っていたのでそれを持ってきたのだ。谷垣1人しかいないのになぜか用意されている。しかしこれもきっと小屋の主が気を利かせたのだろう。

    谷垣は山小屋へまた戻ろうと正面に向かうと山小屋周辺の鬱蒼とした森は消えて短い草が生えている高原のような景色が広がっていた。後ろを振り向けば山小屋はあるし雑木林も防風林程度には残っている。しかしつい数分前の光景と余りにも違う!山小屋から向こう側まで広々とした道まで通っている。ここへ来るまでは獣道程度だったというのに。

    ここで谷垣は


    続きを読みたい方はゲンジロちゃんに似合うお花を書き込んでください。

  • 95二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 21:11:03

    >>94

    マタギ……狩猟につかう花だから、トリカブト?

  • 96二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 21:22:52

    花かんむりのシロツメクサ!

  • 97二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 21:37:35

    >>75

    分岐ルート。風呂洗いを選択した場合。


    一通り割る材料が無くなってしまった為に谷垣は手持ち無沙汰になる。これだけではとても恩を返したとは思えない。昨夜から今朝に至るまで至れり尽くせりだった為にどうしようかと山小屋へ戻るとまた机にメモが置いてある。

    『お風呂の用意が出来ています。これで疲れを癒してください』

    ここの山小屋の主は本当に良い人なんだろう、思わず「ブヒィッ!」と泣いてしまった。

    「おっ……俺はマタギのお荷物です!!」

    泣きながらも主人の心遣いを無駄にするわけにはいかないのでグスグスと泣きながら風呂場へ向かい、たった一枚の褌を脱いでシャワーを浴びながら考える。そうだ!風呂に入りつつ風呂掃除をしよう!次はここの主が風呂を使うかもしれない、ならば風呂上りの時に洗おうと。

    谷垣は十分浴槽に漬かったら、テキパキと浴室のタイルを磨き天井の水滴を落とし、浴槽の湯を抜いて側面と底を丹念に洗い、また磨く。最後に水滴を拭い乾燥させる。後は真新しい水を入れて裏の竈で炊けばいい。そう一仕事を終えた時に背後で人の気配がした。扉が開き山小屋の主だと思って振り向くと、

  • 98二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 21:38:46

    >>97の続き。文字数を超えた為。


    「いやーやっと風呂に入れるな月島ァ……キエエエエエエエエエ!!!!谷垣一等卒!きさんなんばしよっとね!!」

    思わず訛りが出てしまうほどの鯉登少尉と背後にはいつもの風呂桶を抱えた月島軍曹がそこに立っていた。お互い予想外の人物に困惑し、奇声を上げ続ける鯉登を宥めながら何とか昨夜からの状況を伝えると月島軍曹の声は暗くなる。

    「……つまり本来私達が入るはずだった風呂を谷垣一等卒が先に入ってしかも湯を抜いたという事ですね?しかも悪意は無く善意によるところの」

    「そ、そうです……」

    谷垣が答えると月島軍曹は風呂桶から拳銃を取り出し構え、かつての暗い目をして谷垣に向ける。

    「全てお前の選択だぞ谷垣一等卒」

    「キエエエエエエエエエ!!月島ァあん、落ち着け!谷垣も謝れ!我々は山小屋の主の依頼で三日三晩探索続きで疲れていたんだ!風呂を焚いてあるから山小屋で休憩して良いと教えて貰ったんだ!」

    つまりあのメモ紙は谷垣宛ではなく鯉登少尉と月島軍曹に宛てたものだったのだ。

    「貴様は今から風呂を焚け……今すぐだ!」

    「はいっ!!」

    とうとう額に青筋を立てた月島が谷垣に命じる。谷垣は大急ぎで水を汲み竈で火をずっと焚いていた。急いでいたからチンポまる出しで竹筒で火を吹いていたんだってさ!とってもエッチでカワイイですよね!それを森のフレンズ達に見られて「ああ、恥ずかしい」だって。バカヤロ。

  • 99二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 22:01:07

    >>77

    分岐ルート。拳銃を選択した場合。


    谷垣は昨夜暴漢から剥ぎ取った拳銃を手に玄関の扉を背にして構える。小屋の主が言うには何者も小屋に入れてはならない、それはこのマンションに住まう者なら例の「あけてくん」かもしれない。拳銃が役に立つ相手かは分からないが扉は絶対に開けないで護る。拳銃はいざ破られたら全力で抵抗するための物だ。その眼は日露戦争時の鋭い目付きでそこには小熊や少女団の面影は一切無かった。全身に殺気のような湯気が立ち上る。扉はまた叩かれた。扉に覗き窓は無い。

    「谷垣、オイ谷垣。そこに居るんだろ?開けてくれよ」

    杉元の声だ。

    「杉元か。よくここに俺が居るとわかったな」

    「お前が山に入っていくのをアシリパさんが見つけてな、探しに来たんだ。帰ってこないからインカラマッも心配しているぜ」

    インカラマッの名が出て動揺したがもっともらしい理由で決定的ではない。更に問う。

    「昨夜は色々あってな」

    「ああ、悪い奴らがうろついているそうだな。でも安心しろ、海賊房太郎が全員やっつけたぜ」

    「嘘だな。お前は杉元ではない」

    『あ҈̨͎̬̲̩̞̝̳ͅ…҈け҉͖̱̰͍̥̪͢て̵̡͎』


    扉の向こうの気配は去った。さらに警戒を続けると


    続きが読みたい方は山小屋に置きたい雑貨や日用品を書き込んでください。

  • 100二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 22:05:14

    >>99

    ロープ!

  • 101二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 22:07:26

    ランタン!

  • 102二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 22:09:58

    買ったはいいけど全然使ってないホットサンドメーカーがあるのでそれを…

  • 103二次元好きの匿名さん22/11/14(月) 22:52:26

    >>77

    分岐ルート。ナイフを選択した場合。


    谷垣は昨夜暴漢から剥ぎ取った拳銃を褌のねじれに差し込んで、入れ替わるかの様にナイフを逆手で取り玄関の扉を背にして構える。小屋の主が言うには何者も小屋に入れてはならない、それはこのマンションに住まう者なら例の「あけてくん」かもしれない。扉はまた叩かれた。扉に覗き窓は無い。

    「そこにいるのだろう谷垣一等卒。開けなさい」

    月島軍曹の声だ。

    「月島軍曹ですか。よくここに俺が居ると……」

    「山の中へ入っていくのを鯉登少尉が目敏く見付けた。そもそもお前の単独行動は……」

    月島軍曹の小言が続いているが警戒は解かない。仮に本物だとしても月島軍曹は屈強なので勝てるかどうかも分からない相手だ、そもそも戦うという事を選択に入れない方がいい。この事態をどう避けようか考えていると目の前の机に黒い輪っかがあるのを見つける。玄関を警戒しつつ素早く移動し手に取るとそれは海藻なのか体毛なのか判別がつかない茅野輪みたいなものがあった。

       ドンドンドンドン!

    「谷垣、いい加減開けろ!お前が開けないなら力づくでもこじ開けるぞ!」

    玄関にミシミシと軋む音がする。もしかしたら本物かもしれない、だがこの小屋の主は自分ではないので開けられない。谷垣は黒い茅野輪を持って足音を立てずに素早く2階に上がると正面の窓を少しだけ開けて茅野輪を出来るだけ遠くへ投げた。外は相変わらず濃霧で何も見えないが茅野輪を投げた途端にぼやけた放物線が出来ると、それに気が付いたのか下に居た気配が一気にその方向へ向かっていく。

    『髪だ。毛だ。毛が欲しい』

    くぐもった声とぞわぞわザクザクといったおよそ人では無い足音が聞こえ、多節足で不定形の巨大な影が見えた。下に居たのは月島軍曹ではない悍ましい何かだ。急いで窓を閉めて鍵をかける。

    先程のそれを見た谷垣は


    続きが読みたい方は巨大な影が最後に言ったセリフを書き込んでください。

  • 104二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 08:28:14

    …毛?

    フレンズ化したおっさんトリオか江渡貝くん一行で見たいシチュエーションがあったらリクエストください
    書ける範囲で挑戦します

  • 105二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 09:12:58

    モフモフになるんだ…

  • 106二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 19:00:18

    >>92

    これ全員オリジナルではないんだな

  • 107二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 19:21:45

    >>84

    殺された相手に執着するタイプの怪異…?

  • 108二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 21:36:40

    >>104

    いっそクロスさせたら面白いかも。何かヘマして倒れているフレ化門倉を江渡貝くん一行が死骸かな?って拾うけど生きてたから介抱して残されたフレ化キラウシとマンスールが探しに合流するかんじの

  • 109二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 22:50:43

    >>87

    分岐ルート。右を選択した場合。


    車は迷わず右の道へ入った。相変わらず高原が広がっているが道は下り始めている。このまま行けば店主の言う通り街へ戻れるだろう。前方に視界を遮る物は無い。しかし後方にはあった。

    大量の蛾だ。蛾は帯のようにまとまって列を成し宣伝車を追いかけている。それに気が付いたのは大分後になってからで街の灯りが見えた時には蛾のバタバタとした羽音で異変を察知した。街は薄暗く街灯だけが白く光っている。するといくつかの蛾はその光に吸い寄せられていく。これだ!と海賊は閃き、車をコンビニの方へハンドルをきってコンビニの駐車場をUターンするように宣伝車を大きく動かすと、大量の蛾はその光に当てられてガラスの側面にびっしりと張り付いた。これでこの車に追手はもういない。ここまで来るとフェネックを先に迎えに行った方がいいと判断しスーパーへ向かった。


    「そんな事情があったんだねー。アライさーん」

    「本当にすごかったのだ!フェネック!」

    フレンズ2人は焼きたてのソーセージを頬張りながら今までの出来事をかいつまんで話していた。そしてその場所は家永の医院階だった。

    「本当にご無事で何よりです。……新鮮なムチムチのお肉を届けてくれて」

    ベッドの上の谷垣を見ながらソーセージをぐっちゃぐっちゃと音を立て齧る家永に対して「コイツ本当に何でも喰うんだな」と冷ややかな目で見る海賊。そこに赤子を背負ったインカラマッが見舞いに来ると家永は貴婦人の顔に豹変しにこやかに対応する。

    「お待ちしておりましたよインカラマッさん」

    「谷垣ニシパを助けて下さってありがとうございます」

    ソイツさっきまで熊肉を見るような目だったんだぞと、思っても言わない海賊だった。

  • 110二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 23:52:40

    >>87

    分岐ルート。左を選択した場合。


    車は迷わず左の道へ入った。すると高原から山の中へ移り変わりやがてトンネルに入る。向こう側に出口が見えないので長いのだろう。僅かな非常口誘導灯が光っているくらいだ、それを目安に走っていく。するとすぐにバシャバシャとタイヤが音を立てている。水溜りがあるのかと最初は思ったがやがて車が動きづらくなった。水の深さが30~40センチ程になって推進力が落ちたのだ。これ以上は運転は無理だと判断し海賊は宣伝車のドアを開けずに窓から出て車を押し出した。

    「アライさん、ハンドル操作頼むぜ」

    「まかせたのだ!」

    水が深ければ泳ぐ事ができるが中途半端に浅く、アライさんや谷垣は置いてけない。押した方が船の要領で進むかもしれないと判断しそれは的中した。車はゆっくり進みやがて水深がまた深くなると車はプカプカ浮く。サッポロビールの宣伝車なせいかまるで川に捨てられた瓶の様だった。こうなるともうハンドルは利かないが進むにつれて水が後ろから前へ流れている。海賊は水の勢いが強くなったと感じ急いでまた車内に戻った。

    途端にトンネルの水流は急な坂を下る!それはまるで水流アトラクションの某スプラッシュマウンテンの如く水のジェットコースターの様相だった。

    「「たーのしー!」」

    2人は思わず声が揃う。長いトンネルを抜けて水流と共にビール瓶の車が飛び出すと、その勢いで後部座席のゲンジロちゃんが垂直の体勢で放物線を描きながら遠くへ飛んで行った。2人は丁度目を瞑っていたので気が付かない。気が付かないまま水流コースターをそのまま楽しんでいた。

    飛んで行ったゲンジロちゃんは


    続きが読みたい方はフワフワしたものを書き込んでください。

  • 111二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 00:57:17

    >>94

    分岐ルート。トリカブトを選択した場合。


    ここで谷垣は警戒して再び山小屋裏手へ回った。奥が見えないくらいの鬱蒼とした雑木林はいつの間にか防風林程度の規模になっている。しかしこれは一体どういう事なのだろうか。もしや祠を勝手に掃除してしまったせいで山の神が怒ってしまったのではないか。そんな事を考えながら何となく雑木林の中に入るとトリカブトの群生地が一ヶ所だけあった。青紫色の美しい花が一斉に咲き乱れるが、それとは裏腹に植物界最強の毒を持っているトリカブトを見て違和感を感じた。

    トリカブトは沢筋や湿地と言った水辺に近いところに生える植物だ。何故雑木林の中だろうか?井戸はあるが場所は離れている。もしかして井戸の水脈が近いのかもしれない。谷垣はトリカブトの群生地に近づくと確かにぐにゅぐにゅとしたぬかるみが裸足を覆う。やはりここだけが湿地になっているのかと花の傍でしゃがむと、ズボッ!と大きな音を立てて大きな穴に落ちてしまった。体重が重すぎて地下の空洞に落ちたのだ。

    ズボボボボボボ……と泥穴を下っていくとバシャン!と水の中に落とされ広い空間に出た。そこは水が流れているトンネルだったが、異臭はしないので下水道では無さそうだ。全身の泥を粗方水流で流して僅かな誘導灯の光を頼りに非常口を目指す。今の谷垣は褌一枚で何も持っていない。ナイフと拳銃は山小屋に置いてきてしまった。

    「また尾形に嫌味を言われるな……」

    そう呟きながら何か役に立ちそうな物はないか探す。すると水流の川上から


    続きが読みたい方は流れてきた物を書き込んでください。

  • 112二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 01:24:10

    >>94

    分岐ルート。シロツメクサを選択した場合。


    ここで谷垣は気が緩み、もしかしたらこの道はエレベーターの場所まで続いていて部屋へ戻れるのかもしれないと期待を抱いた。きっと祠を掃除したから山の神が手助けしたのかもしれない。そう思って祠に戻って一礼した後、山小屋でナイフと拳銃を褌に差して、また山小屋に一礼する。そうして高原の上の道を歩き出した。

    青空に少々起伏のある若葉色の高原が何とも美しい。原っぱには雲の影が映り込んで時々雲自身も高原の上を滑る。こんなに綺麗な景色ならインカラマッやチカパシ達も呼んでやりたいが今はそれどころではないとかぶりを振る。進んでいくと野外ステージが見え、そこで設営している集団がいた。その内の1人がこちらに気が付く。

    「あ~らアナタ素敵なモジャモジャねぇ~!丁度人手が足りなかったのよ、手伝ってくれるわよね」

    アフロにサングラス、アバンギャルドなパンタロン姿の男性プロデューサーが谷垣を捕まえてはいそいそとステージ裏へ連れ込む。困惑する谷垣が先を急いでいると伝えても「すぐに終わるからね♡」と取り合ってくれない。衣装係がメジャーで採寸を測りメイク係がサッサとパフを付ける。「地肌がキレなので薄化粧で済みますね」との事。先程の衣装係が真っ白なモコモコの衣装を持ってくるとすかさず谷垣に着せた。それは全部シロツメクサで出来ている。

    最後にシロツメクサの花かんむりを被せられてこう言われた。

    「じゃあアナタPPPのバックダンサーとして踊ってね☆」

    ウインクするPに押し出されながら谷垣は野外ステージに押し出されると既にステージは満員で5人のペンギンのフレンズ達が踊り歌っている。谷垣も少女団のスイッチが入って必死に踊る。

    「ゲンジロちゃんカワイイ!」

    観客は大盛り上がりでうちわを振っている。観客の中にはちかぱし、エノノカ、そしてインカラマッの姿もあった。


    「とんでもない新人を発掘してきましたね~。でもうちのPPPも負けてられませんよ!」

    そう嫉妬の目をゲンジロちゃんに向けるのは眼鏡をかけたマネージャー、マーゲイだった。

  • 113二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 08:10:40

    >>108

    それ採用!

    少し考えてきます!

  • 114二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 18:54:06

    >>110

    羊の毛

  • 115二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 21:09:19

    >>111

    流れてくるものと言ったら桃だろう

  • 116二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 21:09:39

    >>111川で流れるって言ったらそりゃド定番の桃が…

  • 117二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:02:20

    >>99

    分岐ルート。ロープとランタンを選択した場合。


    さらに警戒を続けると、また何者かが山小屋の前へ走って近づいてきた足音と気配がした。気配が玄関に近づくとドンドンと扉を叩かれる。若い男の声だった。

    「すみません!羆に追われているんです!避難の為に入らせてください、お願いします!」

    何とも難しい哀願をされた。これが本当ならすぐにでも開けて保護しなければならない。しかし揺らぐ心を抑えて男に問う。

    「ダメだ、本当に羆に追われているのか?そもそもお前は何者なんだ」

    「私は近くの川で砂金を採っている者です!ここの山小屋の主とも顔見知りです、助けてください!」

    すると扉越しに猛烈な獣臭がして「カフッ!カフッ!」と羆の呼吸音も聞こえるではないか。拳銃は持っているし弾数もかなり残っている。扉を開けて応戦しようか迷った時、そばにロープとランタンがあるのを見つけた。野良作業用の太いしっかりしたロープは長く10m程ありランタンの油は満たされている。谷垣は一計を案じた。玄関に鍵がかかっているのを確認してロープをランタンに括り付けて火を灯す。そして相手にこう言った。

    「玄関から入られると羆も入ってくる。2階の窓から縄を差し出すからそこから登ってこい」

    谷垣は2階へ移動し正面の窓を少し開けて机にロープ付きのランタンを置くと、何も無い片方をバラっと放り投げた。

    「ありがとうございます!」

    外で男の声がすると途端にスルスル縄が引っ張られるが登れない。残量が少なくなってきた所で勢いよくランタンが階下へ落ちていく。ガシャン!とガラスが割れる音がするとの濃霧の中で真っ赤な炎が見えた。

    『ブモオオオオオオオオ!!!!!!』

    羆の断末魔が聞こえる。燃え盛り暴れる羆を窓の隙間から伺うと、人の顔が付いた羆がこちらを恨めしそうに一瞥して山小屋から逃げ去っていく。安堵した谷垣は窓を閉めるとふと机に再びメモがあるのを発見する。

    メモには


    続きが読みたい方はメモの内容を書き込んでください。

  • 118二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:40:10

    >>99

    分岐ルート。ホットサンドメーカーを選択した場合。


    さらに警戒を続けると、また何者かが山小屋の前へ近づいてきた足音と気配がした。気配と会話からして2人組らしい。

    「フェネック~。もうアライさんはお腹ペコペコなのだ~」

    「大丈夫だよアライさん。ホラあそこに山小屋があるよ。あそこの主さんは優しいからごはんをお願いしよう」

    少女2人の会話が漏れ聞こえる。程無くして扉がコンコンと軽く叩かれた。フェネックと呼ばれた少女が問う。

    「ごめんください。誰かいませんか?」

    「すまない、今ここの主は留守なんだ。代わりに俺が留守を預かっている。扉は開けられない」

    「そっかー、じゃあ仕方ないね」

    帰ろうかアライさん、と声が遠ざかるのを扉越しからも聞こえる腹の虫の音が答える。不憫に思った谷垣は暖炉の上に小型の鉄板があるのを見つけて急いで開くと香ばしいパンの匂いがした。ホットサンドメーカーだ。

    これだ!と思って急いで玄関へ持って行く。

    「ちょっと待ってくれ!軽食ならあるからこれを持って行きなさい」

    覗き穴は無いが郵便受けはあったので、ホットサンドを紙で包んだものを下から斜めに入れて差し出す。

    「ありがとうなのだ!」

    アライさんと呼ばれた少女がそれを受け取って食べる音がする。ハムとチーズがおいしいのだ!と嬉しそうな声が響いた。

    「良かったねーアライさーん。おにいさんも付き合ってくれてありがとう。只で貰うのも悪いからこれをあげるよ」

    ひらりと郵便受けに何かが投函された。見ると可愛らしい絵が描かれた半券だ。PPPライブと書かれてある。じゃあね、と声がすると足音は遠ざかっていく。


    数日後、山小屋の主の紹介で来たという紫腕輪の老人が谷垣に頼み込んで「PPPライブの半券を譲ってくれ!金ならある!」とスライディング土下座をされたところを二瓶に見られて「ああ、恥ずかしい」だって。バカヤロ。

    尚、これで谷垣家の家計が潤い、おこぼれを貰おうとした白石がチカパシにストゥでしばかれていた。

  • 119二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 22:45:54

    >>117

    ダメだノダカムイ的怪文書が描いてある様子しか思い浮かばん…

  • 120二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 01:08:31

    >>103

    分岐ルート。モフモフになるんだ……と聞こえた場合。


    先程のそれを見た谷垣は不定形の巨大な影が『モフモフになるんだ……』と絞り出すような悲痛な声で呟くのを聞いた。

    もしかしたらあれは見た目こそ怪物だが何か悲しい生き物なのかもしれない。しかしあの黒い茅野輪は一体どんな代物だというのか。本来の茅野輪は夏越の祓で使われるお守りのはずだが、あの茅野輪は黒いだけでなく材質が不明瞭などこか生々しい雰囲気を纏っていた。もしやあれは人の髪で作られた物だろうか、馬鹿な。ナイフを握りしめたまま玄関を背にして座り込むとそのままウトウト眠ってしまった。


    気が付くと時計の針は大分進んでいて、窓から外を見ると霧は晴れ青空が見える。机にはまたメモが残されていた。

    「留守番お疲れ様でした。ありがとうございます。外に乗り物が用意してありますのでどうぞお使いください」

    ついぞ姿は現さなかった山小屋の主だったが何か事情があるのだろう。谷垣は「こちらこそ世話になった。ありがとう」と一礼すると山小屋から外へ向かった。庭へ出るとそこにセグウェイがある。どうやらセグウェイの持ち主は山小屋の主らしい。

    「しかし乗れるのだろうか?」

    昨夜のミシリといった音がまた聞こえないか不安だったが今度は足を乗せても音はしなかった。谷垣が乗ると再び自動で動き出す。谷垣はハンドルで方向転換をするだけだった。

  • 121二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 01:10:04

    >>120の続き。文字数を超えた為。


    谷垣がそのまま走っているとようやく街へ近づいてきた。すると背後から似たようなモーター音が複数聞こえる。後ろを振り返ると鯉登と月島もセグウェイに乗った状態で谷垣の後ろを走っていた!いつもの猿叫も聞こえる。

    「キエエエエエエエエエ!!谷垣一等卒!上官の前を走るとは不届き者め!」

    「谷垣の方が先に走っていたからなんですけどね」

    「ブヒィ!すみません……」

    すると横道から別のセグウェイ乗りが並走してきた。

    「泣かないでゲンジロちゃん」

    「何だい源次郎!あんたの尻はでかいだけでセグウェイすら颯爽と乗りこなせないのかい!」

    「紅子先輩!フミエ先生……」

    少女団でお世話になった恩人達だ。鯉登と月島もいるせいかここは少女団かと錯覚する。そこ後ろから猛スピードで迫ってくるセグウェイ一団が!

    「ぬははははは!何とも便利な乗り物だな谷垣!勃起!」

    「ワン!」

    「谷垣狩りだぜ」

    「フンフン」

    セグウェイにサイドカーならぬバックカーにリュウを引き連れた二瓶、谷垣を狙う尾形、尾形を狙う頭巾ちゃんがセグウェイに乗って、鯉登月島の2人を押しのけて後方をつけるように走る。

    「尾形ァ!貴様よくも樺太からおめおめと逃げおおせて顔を出せるな!」

    「ははぁ、まったく聞こえませんな。それも薩摩の訛りでもすか?」

    「キエエエエエエエエエ!!」

    「落ち着いてください鯉登少尉。今は……ん?」

    殺伐した応酬が交わされている後方で不穏な影が動く。セグウェイ集団の後ろをゴロゴロと大きな音を立てる真っ黒い丸い物が転がってきた。それは高さが7~8m、2階建ての家くらいの大きさのタイヤが1個だけ走ってくる。しかもそのタイヤには大量の毛髪が海藻の様にうねってホイール部分には大きな顔が笑顔で張り付いている。

  • 122二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 01:12:03

    >>121の続き。


    『モフモフ……モフモフになれたんだ……』

    それは長い髪を生やしたヨコハマタイヤ、正式名称はスマイレージだった。靡く髪を見て月島は瞬時に暗い目をしてそのまま進み、その姿を見て鯉登は察して黙る。その奇妙なセグウェイパレードは街の大通りを突き進みやがて凱旋門とゴールテープが張られていたのを見た。

    谷垣がゴールテープを切ると一斉に上から紙吹雪が降り周囲の群衆や二瓶達から「おめでとう!」と祝福される。その光景を尾形は見て、

    「ああ……これが祝福された小熊か……」

    と呟いて白目になって谷垣に銃口を向けるとヨコハマタイヤの髪が風でぶわっと靡いて尾形に絡まり、そのまま連れ浚われ頭巾ちゃんが再びセグウェイで追いかけて行った。

  • 123二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 09:34:52

    祝福の小熊…

  • 124二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 21:13:42

    ほしゅ!

  • 125二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:00:02

    念のため聞くがそのモフモフ、いご草ちゃん(という名の怪異)の髪じゃないだろうな……

  • 126二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 01:32:50

    怪談話って夏に多いけど冬の怪談で怖い物ってあるかな。雪女しか知らない。あとかまいたちの夜
    あれも選択ノベルのゲームだったな

  • 127二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 07:37:30

    おはほしゅ
    セグウェイ一団の字面がもうすき

  • 128二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 18:05:24

    [その1]
    薄暗く電灯が灯る廊下に3人のフレンズ?がまとわりつく人面バッタから逃げるように走る姿があった。
    「うおっ!なんだってんだよぉ!」
    気だるそうな目付きをした膝丈コートの少女?が叫ぶ。
    「カドクラ気をつけろ!この辺、足元に何かが落ちてる!」
    流線形の模様が施された着物と鉢巻を身に付け、頭には木の枝のような角が生えた少女?はその少し前を行く様に走りながら忠告した。
    「ウンウン」
    二人の後ろを走る分厚いコートを着た少女?がきらきらとした丸い目に焦りを浮かべながら頷く。
    視界が悪い中、障害物を避けつつ走る3人。カドクラと呼ばれた気だるげな少女?が人面バッタを振り切り飛び上がる。
    「あっ」
    その先にはたまたま蓋の開いたダストシュートがあった。
    「わあぁ~カドクラぁぁ~」
    角の少女?の叫びも空しく、カドクラはシュートの中を滑り落ちていった。

  • 129二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 20:01:28

    >>128

    フレ化おっモブきた!オッサン少女でしか味わえない栄養があるから楽しんでるぞ

  • 130二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 21:21:57

    >>110

    飛んで行ったゲンジロちゃんは大きく弧を描いて落下する。硬い大地に激突するかと思われたがボフン!とフワフワしたものに包まれてその衝撃は吸収された。落ちた拍子で気が付いた谷垣は自身を包んでいるのが大量の刈り取られた羊の毛だと知る。そこは夏太郎の羊牧場だった。

    「谷垣さん、どうしたんですか!いきなり空から降ってきて!」

    「小熊のフレンズだ!噂は聞いてるよ。でも私の方がぷりちーなんだからねっ」

    慌てる夏太郎と頬をぷくっとさせたヒツジのフレンズはどうやら牧場で一緒に作業をしていたみたいだ。羊の毛刈り中に谷垣が降ってきて集めた羊の毛にぶち当たり、当の谷垣は無事だったが纏まっていた羊の毛はその衝撃で辺りに散らばっている。

    「無事なのは良かったですけど……」

    「お片付け、手伝ってもらうよー」

    谷垣は申し訳ない気持ちでいっぱいになり、褌一丁のまま四方八方散らばった羊の毛を必死になって搔き集める。それを遠目で見るリーゼントにサングラスの男が一人、こう呟いた。


    「俺は単車はおろか…コンテナとも接触すらしてねえんだぜ…

         ハードラック ダンス

     “事故”る奴は…“不運”と”踊”っちまったんだよ…」

    それは「夜叉神」第19期総長、鰐淵春樹その人であった。

  • 131二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 22:02:32

    >>111

    分岐ルート。桃を拾うを選択した場合。


    すると水流の川上から何かが流れてきた。それは桃だ。しかし昔話の桃太郎が入っていそうな大きな桃ではなく青果店で売られている様なごく普通のサイズの桃だった。しかも一個だけでなく一つ拾うと次から次へとトンネルの上流からいくつも桃が流れてくる。もしかしたら誰かが集荷カゴを落としてしまったのかも。となると人がそこに居る可能性がある。

    谷垣は桃を一つ片手に持って非常口誘導灯を頼りに上流へ向かうとトンネル内に円形の広い空間がぽっかりと空いていた。その中央には大きな桃の木が生えており桃は鈴生りになっている。よく見ると木の下で桃をもいでは水の上に投げ捨てている2人組がいるではないか!酷い行為に憤る谷垣は「何をしている!」と叱責した。それは良く知っている2人だった。

    「キエエエエエエエエエ!!谷垣、貴様ぁ何ここに来ておるのだ!?」

    「作業は私達2人だけだと聞きましたが」

    鯉登少尉と月島軍曹だ。

    「作業だって!?」

    驚く谷垣に、もいだ桃は水の流れで1方向にずっと流れて行くから、もいだらそのまま水の中へ投げ入れて良いと話された。浮力で動いていくので効率は良さそうだ。しかし桃を水に濡らして良い物だろうか?そう考えていると「貴様も手伝え!」と鯉登少尉にヤジを飛ばされる。

    谷垣は桃をもいでは水に流すのを繰り返していると、桃とは違う何か光り輝くモノが桃の木に生っているのを発見した。

    それは


    続きが読みたい方は光る物を書き込んでください。

  • 132二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 22:05:28

    銀の鍵

  • 133二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 23:30:34

    ガムシンの頭

  • 134二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 11:14:41

    保守

  • 135二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 11:36:33

    >>128

    やったなガムシン!

  • 136二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 18:22:06

    >>117

    「私を止めてください」(正気の平太師匠が書いた)とか?

  • 137二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 23:23:25

    他のキャラがフレンズ化したらフォーゼ化してるキャラはフォーゼベースっぽいのかな

  • 138二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 01:17:06

    >>117

    分岐ルート。メモを読むを選択した場合。


    メモには「私を止めてください」と殴り書きされていた。今までの筆跡からして山小屋の主ではない。おそらくあの人面羆の人間の方が書いたのだろう。またやってきたらどう対処したらいいか、拳銃では倒しきれない事は分かっている。威力が弱すぎると思うからだ。2階の部屋をぐるり見回してクローゼットがあった。開ければ洋服がいくつかと隅にライフルとその弾がが置いてある。これを使わせて貰おう。ライフルに弾を1発だけ込めると祈る様に「勃起」と呟く。

    『ブモオオオオオオオオ!!!!』

    濃霧の中から人面羆が唸り声を上げながら戻ってきた。2階の窓からライフルの銃口を突き出し狙う。しかし上からだと急所の心臓を狙うのが難しい。かといって玄関を開けると小屋の中に入られる危険がある。谷垣は思い切って2階の窓を全開にし片手には備え付けてあった椅子を持った。人面羆は案の定誘われるように2階の窓を目指して登ってくる。羆の顔が窓に近づいた時、ガツン!とその鼻先を椅子で殴った。

    巨体は仰向けになって倒れる。その瞬間を狙ってライフルで心臓を打ち抜く。

    ドーーーーーーーーン……。

    重厚感のある銃声が一発鳴ると人面熊はピクリとも動かなくなった。

    「勃起」

    谷垣はそう一言だけ言うと濃霧が羆を隠す様に更に濃くなった。谷垣も窓とカーテンを閉めて再びベッドの上で横になる。疲れたのだろうか眠ってしまった。起きたのは1階で足音が聞こえたからだ。しかし人の足音ではない、むしろ小動物が歩き回るような軽い音だった。

    その生き物は


    続きを読みたい方は小動物を書き込んでください。

  • 139二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 01:54:54

    >>131

    分岐ルート。銀の鍵を選択した場合。


    それは銀の鍵だった。材質が銀なのか銀色に光っているだけなのかは分からないが、何とも見ているだけで眩暈がしそうな銀に輝く銀の鍵が桃の木の枝に引っかかっている。木の実として生っているわけではないので誰かが引っかけてそのまま忘れてしまったのだろう。鯉登少尉と月島軍曹はずっと桃狩りに集中しているので声をかけるのは悪いと思い、谷垣はその銀の鍵を褌の中へしまう。

    「休憩にしましょう」

    月島がそう言うと3人は手を止めて円形空間の中で少しでも浅瀬の所へ行き集荷カゴを逆さにした椅子を積み上げてそこに座る。

    「全く何で水の中に桃の木が生えているんだ!おかげで靴の中が濡れるではないか!」

    「鯉登少尉。あなたは脚立があるからまだいいじゃないですか。それは一つしかありませんし」

    「まあ、労働のおやつとして桃は食べていいとも言うからこれで勘弁してやろう」

    「あ、あのお2人とも。先程の作業でこれを見つけたんですが……」

    谷垣が談笑中の2人に銀の鍵を見せようと褌から取り出したら、うっかり鍵を水の中に落としてしまう。鍵自体は強く光り輝いているのに水の中に潜り込んだ途端にその光は見えなくなってしまう。水が濁っているわけではない、偏にこのトンネル空間が非常灯しか灯りが乏しいせいなのだ。

    「すみません……さっき見つけた鍵なんですが……」

    褌一丁のお尻をプリプリさせ「見苦しい尻をこちらに向けるなァ!谷垣一等卒!」と鯉登に叱られる谷垣は思わず「ブヒィ!」と泣いてしまう。しかしそれでも報告しないと、と思い手探れば落とした銀の鍵を見つけた。

    それを上へ突き出すと正面に桃色の制服を着た女性が立っていた。女性は咳込んでいる。

  • 140二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 01:55:51

    >>139の続き。文字数を超えた為。


    「ゴホッゴホッ……それを渡していただけませんか……」

    女性は身なりこそは綺麗だが顔は病人のそれでやつれている。正直死人に近い顔色だ。

    「あの、大丈夫ですか?」

    「女ァ!貴様はどこから来た、答えろ」

    鯉登が詰め寄ると空間の端を指差した。気が付かなかったがエレベーターの扉がある。

    「エレベーターガールをしています……ゴホッ、そ、それを渡していただけますでしょうか?……」

    命を懸けて何かを伝える姿に谷垣はふと病死した妹の事を思い出し、そしてそれ以上は聞かず彼女に銀の鍵を渡した。彼女は鍵を受け取ると「では行きたい階はございますか?」と問いかけながらエレベーターへ戻る。

    「インカラマッが待つ部屋へ」

    と谷垣は答え彼女の後を追ってエレベーターに乗り込んだ。残された鯉登は病状が悪化していそうな彼女を見てやり切れない気持ちになりながら「作業を再開しましょう」と月島に促される。

    エレベーターの中は居心地が悪かった。谷垣が病院へは行ったか?と聞いても「はい、問題ありません」としか答えない。無事にインカラマッの待つ自分達の部屋に戻れたがこの話はずっと胸の中にしまっておこうと思った。


    約2時間後、桃狩りの作業を終えた鯉登と月島がエレベーターを呼ぶと先程の桃色制服が現れた。しかし随分と頭身が低い。丸っきり別人だ。鳥の羽根みたいなものが裾から見えていて首には先程の銀の鍵が首にかけられていた。

    「フフフ……行きたい階はございませんか?」

  • 141二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 10:07:15

    アラマン特有の汚い落書き、解読出来たら脳汁ブシャー状態だろうな~

  • 142二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 10:22:53

    >>130!?

  • 143二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 12:54:37

    >>131

    分岐ルート。ガムシンの頭を選択した場合。


    それはガムシンこと永倉新八の頭だった。ツルツルの禿げ頭は周囲の僅かな光を集めて乱反射していた為、輝く大きな桃と勘違いしてしまい谷垣は思い切り鷲摑みしてしまう。勢いよくもごうとすると、「痛い痛い痛い何をしとるんじゃ!私の首を圧し折るつもりか!」といつものように額に青筋を立てて怒っている。慌てて手を離すと今度は「ゆっくり引き抜かんか馬鹿者」と叱責してきた。もう理不尽。

    頭から手探りで肩の辺りを掴むと指示された通りゆっくりと引き抜く。桃の木から逆さにだらんと落ちる様が樹木の出産みたいだと鯉登は言ったが、そもそも樹木は出産しないしそれの出産とは?と月島は思っても言わなかった。

    「土方さんとはぐれてからこんな調子では困る」

    どうやら探索中に離れてしまい永倉一人だけ別行動をとっていたようだ。桃の実があったのでそれを見付けて食べて、水の中で休憩するより木の上で寝た方が回復すると考えたが、いつの間にか眠ってしまい桃の木も最初見た時より大きく成長していたらしい。

    「だから私達が作業している時は分からなかったのか」

    「これからはどうするのですか」

    得心したように頷く鯉登と尋ねる月島。

    「一度立て直さんとな」

    どこへ行くとは言わず歩き始める永倉に谷垣は残る2人に一礼してから後を付いていく。もしかしたらエレベーターへ向かうかもしれないからだ。水の中をザブザブ歩くと円形空間の端にエレベーターの扉が見える。とても近いところにあったのか。谷垣と永倉はエレベーターに乗り込むと


    続きを読みたい方は上か下かを選んでください。

  • 144二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 13:31:43

    上!

    >>143

  • 145二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 18:29:13

    >>143

    下でお願いします

  • 146二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 21:37:45

    >>143

    分岐ルート。上を選択した場合。


    谷垣と永倉はエレベーターに乗り込むとボタンを操作して上の階層へ向かう。操作したのは永倉だった。一刻も早く土方と合流したいが自分達のねぐらとなっている階に谷垣を連れて行くことなど言語道断。途中で谷垣をどこかへ降ろしてしまおうと別の階へ誘導した。エレベーターの扉が開くとそこはシアターの階だった。

    時間がある時はよく土方組で映画を見に行く事もあるので、常にバラエティ豊かな内容だが決して永倉が満足できる内容でもなかった。基本的に新撰組を題材にした活劇が多いが、何故かアイヌが出てきてチタタプしてたり、花札で盛り上がってアハーッ!ってやってたり、京都の町中で突如羊の横断が出てきて隊士達がモフり出すという顛末だ。土方さんは異様に美化されているが現実と変わらないので問題無い。

    谷垣とシアターへ寄るとまた展示ポスターが代わっていた。内容は『濡れたムチムチ小熊』『胸毛の誘惑団地妻』『どす恋相撲部風雲児』といった官能映画?ばかりが並んでいて、どこか谷垣や有古に似た風貌の男優がポスターの主演として載っている。

    「ここで合流するまで時間があるから何か見ていきなさい」

    永倉に促されどの映画を見ようかと迷い比較的まともそうな『どす恋相撲部風雲児』を選んだ。2人はチケットとコーラを買いシアターの中へ入場する。ブザーが鳴ると映画が始まった。早速


    続きが読みたい方はポップコーンの味を書き込んでください。

  • 147二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 22:03:45

    >>143

    分岐ルート。下を選択した場合。


    谷垣と永倉はエレベーターに乗り込むと真っ先にエントランスへ向かった。操作したのは谷垣だった。まずは自分がこのような状態になってしまったので先に失礼させていただきたいと申し出ると永倉は憐れむように頷き「インカラマッの所へ戻れ」と一言だけ言った。谷垣は頭を下げ感謝しボタンを押した。

    しかし指が太かったので誤って別のボタンを押してしまう。ドジっ子でカワイイですよね。

    着いた先はカジノホールの階だった。扉が比較なりパチンコ店のようなジャラジャラ音とスロットの目まぐるしい速度。視覚をつんざく刺激的は色彩が大音量で迫ってくる!

    「なんだ!こんな所へ来たかったのか!?」

    「いいえ!違います!」

    2人は会場の騒音に負けじと大声でやり取りしてるとアフロヘアにアヴァンギャルドなパンタロン姿の男性がやって来て、谷垣の腕を引っ張って連れて行く。

    「あ~らアナタ素敵なモジャモジャねぇ~!丁度人手が足りなかったのよ、手伝ってくれるわよね」

    その谷垣を遠目で見ていた永倉も他のスタッフに目を付けられ「おじいちゃんも光る物がありますね!じゃあ行きましょう」と促されて谷垣共々別室へ連れていかれる。


    「ここに永倉さん達がいるみたいですが……」

    「探せ、門倉、夏太郎」

    「うす!」

    「怪異が出たら俺を呼べよ」

    数時間後、土方組がぞろぞろとカジノホールの階へ降りると中央のポールダンスステージで見慣れた人物を早々に発見した。バニー姿の谷垣と永倉が自由に踊っているではないか!

    「……何やっているんだ谷垣」

    有古の問いに赤面し俯くゲンジロちゃんに対して、堂々とバニー姿で動きまくる永倉は女装歴の違いを見せつける。考れが年の功だろうか?そうこうしている内に有古も連れられていつの間にかバニー姿でステージに上がり、今度は有古がキラウシに何をやっているんだと聞かれるまであと3分後だった。

  • 148二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 22:04:27

    >>146

    カレー

  • 149二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 23:47:30

    >>146

    分岐ルート。カレー味を選択した場合。


    早速ポップコーンを一口つまみながら『どす恋相撲部風雲児』を鑑賞する。ガチムチ男性がひたすらがぶり寄りで相撲をしているだけだが相撲ドキュメント風で普通に面白い。やたら艶めかしかったりまわしが脱げて「モノがいいだけに物言いだ!」とか叫んだり座布団と一緒にローションが投げつけられたりするが相撲の対決は迫力があった。

    「対決だけに対ケツだ!」

    と尻相撲を始めたシーンで気が付いた。特大サイズのポップコーンのバケットがすっからかんなのだ。冒頭の一口だけ食べてずっと映画を見ていたので食べそびれている。ならば残っているはずではないか。隣の永倉は自分用のポップコーンを持っているので谷垣の物に手を出してはいない。谷垣が困惑している内に映画はクライマックスに入る。

    「これが俺の最大ケツ!」


    映画を見終わった後にシアターから出てくると空のバケットにすっぽりハマる程の巨大なポップコーン粒が詰まっている。カレー粉をまぶしたそれは、まるで劇中に出てきた巨尻の様だった。

    自分の部屋に戻った谷垣はそれを手土産に持って帰ったが、どうやって食べようにも尻を分割するみたいで空恐ろしく結局かぶりついて食した。

  • 150二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 00:23:30

    >>146

    キャラメルが一番だよなぁ!?(同調圧力)

  • 151二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 06:56:40

    >>147

    たまにこっちと普通に会話しようとしてる文好き

  • 152二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 12:20:01

    [その2] ( >>128 の続き)

    最下層に近いと考えられるスクラップ場にて3人の男が歩いていた。

    「江渡貝、そろそろ引き上げるぞ」

    平たい顔をした背の低い男が言う。

    「もうちょっとだけ…何か使えそうなものを…」

    人当たりが良さそうな顔をした青年が、足元のゴミの山を掘り返しながら食い下がる。

    「江渡貝くん、今日はもう諦めなよ」

    小さな目の男は江渡貝と呼ばれた青年に対して冷静にそうかえした。

    悔しそうな顔をしながら辺りを見回した江渡貝だったが、あるものを見ると表情が変わった。

    上から差し込む光と共に落ちてくる廃品。その下にフレンズらしき体が横たわっていた。

    鼻と背の低い男が、はやる江渡貝に静止を促し代わりに近づく。そして襟元を掴むと死んだように動かないそれをゴミの山から引きずり出した。

    「ん~むにゃむにゃ…もう一杯…」

    それは夢でも見ているのか、だらしなく呟く。男は呆れた顔をしつつも彼女?を優しく抱きかかえた。

  • 153二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 18:01:57

    イゴ草=ソトースってモブフレンズが出会ってもそこまでやべーことにはならなさそう
    基ちゃんと遭遇したら知らん

  • 154二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 20:59:21

    >>152

    枕元にサッポロビールの瓶でも立っているのか?見付けてくれたのが剥製館3人組で良かったとも思う。生きていればこそだけど

  • 155二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 21:38:47

    >>153

    どこか外なる時空に繋がるフロアとか地下の駐車場の水溜りとかでひっそりと棲んでいたけど、 >>38 で複製月島の基ちゃんバージョンが偶然投下されたので張り切って召喚され、味がお気に召したのか不明だが他の基ちゃんの気配を辿ってマンション内外を徘徊している

    他のフレンズには窓の外でたまに飛んでる虹色に光る綺麗なシャボン玉という認識だけど、いまだ触れた者はいない

  • 156二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 21:42:25

    >>52

    房太郎は「あー!」って言いつつもそんなにショックじゃなさそうだしアライさんもびっくりはするけどそんなに深刻に受け止めてはなさそう

  • 157二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 21:56:09

    ニャル之進もたぶんモブフレンズが出会っても危険度は低いのでは?
    ただ複製月島を追ってるところを助けたらなんかされるかもしれない

  • 158二次元好きの匿名さん22/11/21(月) 23:53:55

    >>146

    分岐ルート。キャラメル味を選択した場合。


    早速座席に座りポップコーンのバケットを抱えて『どす恋相撲部風雲児』を鑑賞してみる。映画に出てくる相撲部員が自分や有古にやけに似ているなあと思うくらいで大画面で見る相撲の映画というのを普通に堪能していた。

    「どすこいっ!」

    劇中で激しいぶつかり稽古が始まるとそれに合わせて座席が激しく動き両耳から衝撃音が聞こえると、谷垣は持っていたポップコーンをばら撒いてしまう。

    「騒ぐな小僧!これはこういう映画館じゃ」

    いわゆる4DXというものだが流石永倉翁はこの程度は見慣れているという事か、映画好きなだけある。一方の永倉の持っているポップコーンは1粒も落ちる事無くサクサクと食べこなしつつ映画を鑑賞して合間にコーラを啜っている余裕に、谷垣は新選組の百戦錬磨ぶりを感じ取った。


    映画を見終わり退館すると、谷垣は自分がばら撒いてしまったポップコーンを見つけた。

    それは永倉の頭にびっしり隙間無くくっ付いていた!ばら撒かれた拍子にキャラメル味だった為、キャラメルのべたつきが頭に引っ付き大仏の螺髪の如きゴツゴツ感を醸し出している。遠目で見ると茶髪のパンチパーマにも見えなくもない。永倉は気が付かず谷垣もどう声をかけるべきか考えあぐねいている間にそれぞれ迎えが来て、結局映画館で解散する事になった。


    「永倉よ。それは流行りのかつらか?」

    部屋に戻るなり土方に言われて気が付く永倉だった。

  • 159二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 00:08:11

    >>151

    野田カムイのゲンジロちゃんに関する「カワイイですよね?」は便利

  • 160二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 12:07:02

    もさもさカムイか…

  • 161二次元好きの匿名さん22/11/22(火) 19:13:01

    尾形と勇作殿はたぶん普段は穏やかに同居してる
    でもたまに光属性に耐え切れなくなって殺して複製して連れ帰るの繰り返し

  • 162二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 00:36:27

    >>138の続き。特に書き込まれなかったので自前。


    その生き物は白いネズミかイタチの様に見えた。ネズミとイタチではだいぶ違うが、そもそもその両方に近いような顔つきと体型なのでそうとしか形容できない。しかも足は6本足で中足と後ろ足の4本でしっかり床を踏みしめて、前足で器用に何かを捏ね捏ねと動かしている。暖炉の近くでの出来事だった。小動物の背後にゆっくり近づこうと歩を進めるが、体重が重いせいでギシッと音が鳴り気取られる。謎の小動物がこちらに振り向くと微動だにせずに凝視してしまい谷垣はばつが悪くなった。

    「怖がらせてすまない」

    言葉が通じるか分からないが、リュウに話しかけるような仕草で敵意が無い事を示す。小動物も言ってることが分かったのか体をこちらに向けてお座りのポーズで谷垣に向き直る。何か意思があるようだ。谷垣がゆっくりそばに寄って暖炉で何をしていたかよく見ると、餅らしき生地を見つけた。

    「何だコレは……もしかしてお前、カネ餅を作ってたのか?」

    小動物は耳を下に垂らして首を床に付ける態勢を取った。犬が怒られた時のアレみたいな。谷垣はそっと小動物の頭を撫でるとこう言った。

    「そうか。お前がどこから入ってきたのか分からないが、カネ餅を知っているならきっと山小屋の主に飼われているのだろう。一緒にカネ餅を作ろうか」

  • 163二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 00:37:22

    >>162の続き。文字数を超えた為。


    谷垣は立ち上がると一度台所へ行き味噌と胡桃を見付けて持ってきて、また暖炉で小動物と一緒にカネ餅を作り始めた。小動物が胡桃の殻をいとも簡単に割って中身を谷垣に渡すと谷垣は胡桃を味噌と一緒に餅の中へ入れてコネコネし、それにつられてお尻もプリプリ動く。とってもエッチ!最後に暖炉の中の灰を使って焼き、大小違うカネ餅を3組作ってこう言った。

    「1つは世話になった山小屋の主の分、もう1つは俺の分。最後の1つは手伝ってくれたおまえの分だ」

    1組を小動物の前に差し出すとその小動物は嬉しいのかグルグル回り始めた。小動物は動きを止めると階段へ向かい谷垣へ振り向く。まるで2階へ上がる様に促しているみたいだ。谷垣が再び2階へ上がると窓がエレベーターの扉に変わっている。ベッドや机は壁側に移動していた。

    「いつの間に……」

    エレベーターの扉が開くと明るい光といつもの落書きが見える。小動物は入れと言うような感じで谷垣と扉を交互に見ていた。


    部屋に戻った谷垣はこの話をインカラマッに話すと「それはきっとその生き物が、山小屋の主でカムイなのですよ」と笑って話してくれた。テーブルにはその時作ったカネ餅がある。

  • 164二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 00:39:21

    来週のグレーテルのかまどで金カムのカネ餅が取り上げられるからカッとなって書いた。月寒あんぱんとかフレップとかもあるけどそっちは多分ティーブレイクで取り上げられるかも。

  • 165二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 12:38:02

    食料品店の怪異ってありそうだな
    脳のパックとか

  • 166二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 13:21:15

    >>165

    怪異としては多くの住人に来てもらいたい、繰り返し来て欲しいから一見見た目も味も良い料理を提供してるが、実は使われてる材料が…というのはありそう

  • 167二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 14:16:51

    >>165

    家永が一部卸してないだろうな…

  • 168二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 15:00:42

    >>166

    ボッチレストランがそれっぽい描写ではあるんだよなぁ

    お肉屋さんの階は普通のお肉を売ってはいるけど……

  • 169二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 18:41:32

    鯉登「階を間違えてしまった……ここは食堂か! しかし誰もいないな、休憩中か? 今度月島と一緒に来るぞ!」

  • 170二次元好きの匿名さん22/11/23(水) 20:42:33

    >>165

    むしろ狩りとセットで新鮮な肉がその場で食べられるような、狩猟民族な皆さんもニッコリな本格的な狩場と後片付け不要な炊事(バーベキュー)場があれば…と考える怪異が出現しそう

  • 171二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 00:30:34

    肉屋とかレストランはあるけど駄菓子屋とかみたいなくだけたお店ってのは無いなあ
    ホラーな駄菓子屋と言うと銭天堂くらいしか思いつかないけど。ここの場合だとヨドミ側だろうが

  • 172二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 02:09:56

    江渡貝くんの剥製作る階もあるなら有坂閣下の武器やら義身体の改造パーツ階とかあってもいいような気がする
    ドールショップの階みたいなお店風でもいいし下町工場風でもいい

  • 173二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 08:07:07

    探索途中で手とか足を失ったオオカワウソ達が江渡貝くんとか有坂閣下に他の階の情報と引き換えに義手とか義足作ってもらってたりしたらいいな

  • 174二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 15:25:35

    >>170

    新しく出来た野生の森林地帯風のフロアに来た杉元とアシㇼパ達、あちこち探索して狩りをして食事して…と楽しく過ごしている内に杉元はいつまでもこうしていられたら…なんて思っちゃうんだけど、アシㇼパは「帰ろう」と言うんだ

  • 175二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 19:15:41

    >>174

    フィールド展開型の8月31日カレンダーみたいだな

  • 176二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 19:44:22

    >>42

    分岐ルート。車両が来なかった場合。


    ここで衝撃が走る。ハイエースの後ろで何かが衝突した様だ。それが分かったのは車のバックドアガラスを突き破った円柱形が男2名程を突き飛ばし、その勢いで男の1人は源次郎の股間にお顔を埋める様にぶつかってきた。もう1人は気絶した様だ。鈍い音が聞こえたのでもしかしたら首の骨が折れているのかもしれない。

    「一体何なんだ!?」

    その円柱形は肉の色と臭いを纏い、先端からはブリュリュリュリュ!と下品な音をさせながら黄ばんだ白い液体をジェット噴射している。あまりの臭さと粘度により運転席と助手席にいた男達は一目散に車から降りると、短い呻き声を上げて事切れた。ガラス窓には返り血が飛び散っている。

    一方車内には縛られた谷垣と男達の死体が白い液体に満たされつつあり、車はガシャンガシャンと激しく揺さぶられていた。その衝撃で縄は解け谷垣は揺さぶられる車の勢いで転がり落ちるようにサイドドアから脱出する。するとそこには信じられない光景が眼前にあった。

    巨大なドラゴンが白いハイエースに跨り交尾をしている!巷で言う『ドラゴンカーセッ〇ス』だ!

    黒づくめの男達が即死したのはドラゴンにとってのつがい的な車に邪魔者が入っていたから餌にしただけに過ぎない。ゲンジロちゃんが殺されなかったのは精液塗れだったのだろう。体をよく見ると体長2~3ミリくらいの白い線虫みたいなものがゲンジロちゃんの体を這っている。人間の精子は肉眼では見られないがドラゴンサイズなら見えるのだろう。

    当のドラゴンは交尾に夢中でゲンジロちゃんに気が付かない。谷垣は身の危険を感じてゆっくり足音を立てずに山の中へ身を潜めて逃げた。


    「杉元、教えてくれ。どうして強大な火吹きトカゲは車とウコチャヌプコロをするんだ?車とトカゲがウコチャヌプコロしても子供なんて出来ないのに……」

    「ウコチャヌプコロ……」

  • 177二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 19:46:00

    やっとドラゴンカーセッ〇スネタ書けた!これが書きたくてずっと分岐ルート探ってたけど誰もドラゴンを指名しないからとうとう自分でオチに使った。オチウだけにな!

  • 17817422/11/24(木) 20:45:57

    >>175

    そう、居続けると廃人になってしまう

    更に進むと狩られる側に…と思ったけどまず狩りをするような客がそうそう現れなさそうだからすぐ廃業になりそう

  • 179二次元好きの匿名さん22/11/24(木) 23:27:35

    >>176

    まさかすぎる展開に今までで一番びっくりしてる

    ナイスSS

  • 180二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 01:10:40

    >>178

    平太師匠は引っかかりそうだし羆人格が狩る側になりそうだな

    あと第1話に出てきた後藤のおっさんは人目を忍んで居着くようになって獲物側に……とかありえそう

  • 181二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 12:18:20

    >>180

    平太師匠は本物の羆になるか、逆に生前全く縁のなかった生物になったりして

    その前にフレンズ化するのか…?

  • 182二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 12:39:25

    [その3 >>152 の続き]

    「遅いぞ月島ァ!」

    昇降機から降りてきた男の顔を見て、ソファーでくつろぐ日焼けした青年が叫んだ。

    「ちゃんといい子にしてましたか、鯉登少尉」月島と呼ばれた男は顔色を変えずにそう返す。

    「子ども扱いするな!む、そいつはどうしたんだ」月島の腕に抱えられた少女?を見て、鯉登は尋ねた。

    「おそらくダストシュートから落ちたのでしょう。まだ息があったので保護しました」

    「そうだ月島さん、あっちの客間使ってていいですよ。僕は作業場にいるので、何かあったら呼んでください」江渡貝は荷物を持ちながらもう一人の男を伴って暗い奥の廊下に歩いていった。

    「わかった」

    月島と鯉登は日のあたる奥の部屋で、少女?が起きるのをのんびりと待つことにした。そして鯉登が待ちきれなくなってティータイムをはじめた頃、

    「んあぁ~いい匂い…?うぉっ」寝起きの少女?は男二人の顔見て少し飛び上がるも、すぐに状況をあらかた理解した。

    「起きたか。フレンズは人間より強靭と聞くが、無理をするものではないと思うぞ」

    「あんた噂に聞くボンボンか」

    「誰がそんなことを言っていたのだ!」

    「あ~っと…お…野良猫みたいな狙撃手の男が…」

    とりとめのない会話を少しした後、少女?は少し他の部屋を見た。

    そして部屋の調度品、特にヤクザのような刺青の彫られた皮を絵画のように額に入れたものと、おそらく同じ材質でできてるであろうランプシェードを見て、ここの家主もそっち側なんだろうなとぼんやり思った。

  • 183二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 15:53:51

    >>180>>181

    ヒトのフレンズのかばんちゃんは人毛とサンドスターの接触でフレンズ化してるから熊の毛皮被った状態でサンドスターに…って感じならありそう

  • 184二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 21:47:41

    >>182

    江渡貝くんと鯉登少尉に面識あるのすごくいい!お守り対象が2倍になったドン!

    ここはおっモブがフレ化してるから平太師匠の場合もフレ化したら羆属性入るだろうけど、それはそれでフレ化師匠の別人格が造られそうなんだよな。家族人数分+羆の人格がある師匠すげえな……

  • 185二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 22:40:13

    >>178

    犯した罪の分だけ食物連鎖の下位の方に配属される

    贖罪だけに

    生き延びれば何かの拍子でその動物からフレンズ化して第二の人生を楽しめるようになるかもしれない

  • 186二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 23:08:09

    他のキャラもフレンズ化する可能性あるのかなあ

  • 187二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 23:08:59

    >>185

    仏教の地獄にそんな地獄あったなあ

    フレ化するのは幸福の部類なのか?オッサンのバ美肉みたいなもんかな

  • 188二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 23:21:20

    フレ化しても草食ちゃんみたいに肉食系フレに狩られる立場だと楽しいのかどうか…

  • 189二次元好きの匿名さん22/11/25(金) 23:40:21

    >>185

    可愛らしいリスになった辺見ちゃん

    愛する杉元に狩られて全身丸ごと食べてもらいたくて彼の目の前に勢いよく躍り出るも、アシㇼパさんに追い払われてしまう

    杉元「あれえ?今のリス丸々としてて食べ応えありそうだったけど、どうして?」

    リパ「目が…捕食者側だった…」

  • 190二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 00:03:24

    >>189

    目が捕食者側だった、ていう語彙がもう面白いよね。このリスは多分肉食どころか雑食なんだろうなあ……(白目)

    げっ歯類は1日に何センチも歯が伸びるから常に何かを齧ってないといけないんだ……人の命のロウソクをボリボリしちゃうんだ……

  • 191二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 10:35:34

    [その4 >>182 の続き]

    江渡貝による剥製作り講座の後、月島と鯉登は少女?が仲間との集合場所まで行くというので見守ることにした。

    「いざって時の集合場所はこの辺で―」

    カドクラがそういった途端エレベーターの明かりを察知した機械の虎のようなものが、近くのバリケードを破って飛び出して来た。

    銃を構えた月島と腰の軍刀に手を伸ばした鯉登、逃げ出そうとして転んだカドクラ。その目の前で突然虎は煙と破片を噴き上げて爆散した。

    「カドクラぁぁ!」

    少し離れたバリケード沿い、そこにはロケットランチャーを構えたマンスールと榴弾をたくさん抱えたキラウシがいた。

    「なんだそれどうしたんだ!」

    「べいまっくす?を運ぶの手伝ったら、ふれんずなのか和人なのかわかんない奴に貰った~!」

    「ウンウン」

    楽しげに話す三人を前に、突然の事に唖然とした鯉登は口を開いた。

    「なんだかよくわからないが、彼女達がお前の言っていた連れなのか?」

    「おう、おかげさまで無事に再会できたぜ。ありがとうなボンボン」

    「キエェェイ!その呼び方は止めろと言っておるだろう!」

    そして二人組は自室に、三人組は元に戻る方法を探しに行ったのだった。

  • 192二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 10:52:36

    キ「なんか知らないが元に戻ってるぞカドクラ!」
    門「よし!早く土方さんの所に戻るぞ!こんなことはもうこりごりだ」
    マ「ウンウン」

    永「おお、お前達。最近手紙しか寄越さなかったが、やっぱり無事だったんだな。さっき土方さん達が戻ってきたんだが、なんか変な階層にたまたま行き着いてしまったみたいでな―」
    夏「永倉さん…俺…どうすればいいんでしょうか…」(かわいらしい声)
    [おわり]

  • 193二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 14:42:27

    >>192

    お疲れ様ー!フレ化おっモブの探索超面白かったです!かわいいがいっぱいだし剥製館と鯉登もいい相性だった。

    そして今度は永倉と夏太郎に毒牙(?)が刺さってしまったか……これは続きが楽しみだな!


    なので3号棟を建てようと思いますがよろしいですか?ある程度埋まってから建てようかなって思って。

  • 194二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 17:05:18

    3号棟ぜひにお願いします
    ここのSSすごく面白い

  • 195二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 18:27:02

    イゴ草=ソトースとニャル之進
    イゴ草=ソトースは水辺にひっそり棲んでそうなのにニャル之進はあちこち歩き回ってそう

  • 196二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 20:10:15

    このレスは削除されています

  • 197二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 20:12:20
  • 198二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 20:13:29

    >>197

    増築ありがとー!

  • 199二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 20:14:07

    200ならフレ化永倉と夏太郎のSSが投下される

  • 200二次元好きの匿名さん22/11/26(土) 20:14:46

    200なら源次郎ちゃんがドスケベ怪奇な目に遭う

オススメ

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