【CP】ウタ「私がルフィと付き合うまでの話」

  • 1122/11/12(土) 20:30:18

    世界中を巻き込んだ事件が終わって、私は命を救われてしまった。
    みんなと一緒に終わるつもりだったのに、シャンクスとルフィに助けられてしまった。

    そこからは意識が無かったから聞いた話になるけど、ルフィは誰かに手当てされた私を見付けて、慌てて船に連れ帰ってくれたらしい。

    タトゥーだらけの人とタヌキくんという優秀な2人の船医さんたちのお陰で生き残ってしまった私は罪滅ぼしもかねてルフィの船に乗せてもらう事にした。

    他のメンバーにもあれ程迷惑を掛けたのに、みんな温かく迎えてくれた。

    ずっと欲しかった優しい仲間たちに出会えて、好きな人と一緒の船に乗れて幸せな気持ちだった。

  • 2二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:31:25

    釜を煮込むぞ

  • 3二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:32:40

    これやっぱただのオサナナがするハグじゃねェな…

  • 4二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 20:35:07

    タトゥーの人は船医じゃなくて他所の船の船長ォ!

  • 5122/11/12(土) 20:35:12

    私は女部屋でナミとロビンとよく話をする。それは多分2人が私に気を遣ってくれているからだと思う。

    それで2人のこれまでの人生を聞いてみたら、私の境遇よりずっと大変な人が居るんだって驚いた。

    ロビン「あなたの人生だって、大変な事がたくさんあったでしょう?不幸なんて他の人と比べる様なものではないわ。大切なのはあなたがこれからどう生きるかよ」

    人にそう言われて私はどこか救われた気がする。
    何となく心が軽くなった気がしたから。

    私はこの2人をとても信頼している。この人達ならきっと私の想いを知っても大丈夫、きっと応援してくれるはず。そう考えたから相談してみた。

    ウタ「実は私ね……ルフィの事が好きなんだ。ずーっと前から」

    ナミ「改めて言われなくても見てればわかるわよ。アンタ結構わかりやすいもん」

    自分ではそんなつもりはなかったけど、この2人が言うならきっとそうなんだろう……って好きだってバレてんじゃん!

    ナミ「まぁ、ルフィの事が好きなのは別にいいけどね。あいつは相当な鈍感だから先は長いわよ?」

    ナミにそう言われてちょっと落ち込む。
    けど、せっかく生き残ったんだから、私は私の人生を生きるんだ!

  • 6122/11/12(土) 20:40:06

    ウタ「ねぇルフィ。釣りって楽しい?」

    ルフィ「おう、楽しいぞ!ウタもやるか?」

    ウタ「うん!やり方教えて!」

    2人からもらったアドバイスは結構シンプル。
    ルフィと多くの時間を一緒に過ごして、"ウタは特別な存在"だって意識を持って貰え。という事だった。
    正直言ってルフィ相手にそんなので大丈夫なのか不安だったけれど、信頼できる2人がそう言うなら私はがんばりたい。

    ウタ「ルフィ。これまでの冒険を教えてよ」
    「私の知らなかったルフィを全部教えて」

    ルフィ「ああ、いいぞ!んじゃどこから話すかなー」

    ルフィは少しずつ話してくれた。
    フーシャ村のある東の海で冒険を始めて、色々な海賊たちを倒して、少しずつ仲間を増やして、ついにグランドラインに入って。

    そこまで聞いた時に、ふとルフィの手が視界に入った。
    せっかくだから…勇気出してルフィの手握っちゃおうかな。

  • 7122/11/12(土) 20:45:12

    ルフィ「そんでよ!…ん?どうしたウタ?」

    もしかして下心がバレちゃったのかな。
    私の心を見透かす様な綺麗な目で見られるとだんだん鼓動が早くなる。

    でも私は後悔しない生き方をするんだ。

    ウタ「うん。なんだか手が寂しいからさ……ルフィと手を繋いでもいいかな…?」

    ルフィ「おう!」

    乙女的に勇気を振り絞って言ったのにルフィはすぐに私の手を握ってくれた。
    ちょっとゴツゴツしてるけど、優しくて暖かい手。私の好きな手。大好きな手。

    私の顔、赤くなってないかな。
    バレたら私の気持ちに気付かれちゃうかな。
    ……気付いて欲しいな。

    ウタ「ルフィってさ。…………。……ううん、やっぱりやめとく」

    ルフィ「なんだよ、気になるじゃねェか」

    ニコニコしてるルフィに真意を聞く勇気が出ない。

    "ルフィって私の事、好き?"

    そう聞けたら良いのに。
    そう言えたら楽なのに。

  • 8122/11/12(土) 20:50:08

    ルフィはまるで太陽みたいだね。
    なんて、ちょっとカッコつけた言葉が浮かぶ。
    でもそんな事は言えない。

    ウタ「…目の下のキズ、いつ出来たの?」

    ルフィ「ああ、これか。これはな…」

    …私的に良いとこまで攻め込んだハズが急に方向転換。
    やっぱり勇気が出ない。
    あと1歩が踏め込めない。

    数日くらいで気持ちが友情から愛情に変わる事は多分ない。
    だから焦らないで1歩ずつ進めばいい。

    10年以上も離れてたからゆっくり進む方が良い。
    今の私とルフィにはどれくらいの距離があるのかな。

    私の想いに気付いて欲しい。
    ルフィの事が好き。

    でも恥ずかしいからまだ気付かないで。
    面倒くさくってゴメンね。

  • 9122/11/12(土) 20:55:16

    ナミ「…で、今日は手繋いだだけ?」

    ウタ「うん。色々やるのはまだちょっと早いかなって」

    ナミ「呆れた。この分じゃ付き合うのは当分先ね…」

    ウタ「ご、ごめんなさい」

    今日の話をしたらナミに呆れられちゃった。
    だって1日くらいじゃムリだもん。

    ナミ「もっとこう、体を押し付けるくらいしちゃえば?」

    ウタ「それはちょっと恥ずかしいよ!」

    ナミ「でもねぇ…」

    色仕掛けなんてムリ!
    私そんな色っぽくないよ!

    ロビン「手段はともかく、まずは第1歩ね。よく頑張ったわ」

    ウタ「ありがとうロビン…」

    ロビンは優しい。
    ……私は1人だったけど、もし私にお姉ちゃんが居るとしたらこんな感じの人がいいな。絶対。

  • 10122/11/12(土) 21:00:05

    あれからしばらく経った。
    私は手を繋ぐだけでなく、なるべく体をくっつける様に意識してる。

    ハグ自体は昔からしてたけど、恋を意識して密着するのは私にとってかなりの大仕事。
    …でも後ろからギュッてされるのは大好き。

    ルフィもハグを特に嫌がったりはしない。
    けど逆に恥ずかしがったりもしない。

    まるで私だけがルフィを想っているみたい。
    ルフィは私の事どう思ってるのかな?

    今だって後ろから私を優しく抱いてくれてる。
    でもそれがなんだかちょっと悔しくてちょっと攻めてみる。

    ウタ「ね、ルフィ。ルフィはいま何考えてるの?」

    ルフィはなんて答えるかな。
    ご飯の事かな。遊びの事かな。冒険の事かな。

    ルフィ「ウタの事考えてるよ」

    バカ、それは反則だよ。
    受け止める準備をしてないよ。

    後ろからのハグで良かった。
    絶対顔真っ赤になってるから。

  • 11122/11/12(土) 21:05:48

    ナミ「最近、結構がんばってるじゃない」

    ウタ「でしょ!なかなか距離縮まったかな?」

    ナミ「それは…まぁ例えば、私やロビンと比べればマシなんだろうけど…」

    ナミから褒められたけど、やっぱりまだ付き合うのは難しいのかな。
    でも諦めたくない。絶対に諦めたくない。

    ロビン「ウタ、あなたは前と比べると良く笑う様になったわね。せっかく可愛い笑顔してるから、きっとルフィにも伝わるわ」

    ウタ「そうかな。伝わるかな」

    ロビン「ええ、きっとね」

    そういえば確かに最近は良く笑ってるかも。
    思い返せばルフィに1番多く笑顔を見せてるかも。

    …それはやっぱりルフィが好きだから。
    私は笑ってるルフィが1番好き。
    きっとルフィに釣られて笑顔になってるんだ。
    我ながらずいぶん乙女だなぁ…。

  • 12122/11/12(土) 21:10:11

    夜の甲板で海を眺めてるルフィを見付けた。
    なんだかすごく愛おしくなって背中に抱き着いてみた。

    ルフィ「ああ、ウタか」

    嫌がる事もないし拒否もしない。懐が広いってこういう事なのかな?
    でも、背中からなら赤い顔を見られなくて済むよね。

    ウタ「…ね。ルフィはさ」

    ルフィ「うん?」

    ウタ「私の事、どう思ってるの?」

    聞きたかった事がなぜだかスっと出てしまった。
    …でも答えを聞くのが怖くて、ちょっと腕に力が入っちゃった。

    ルフィ「ウタは大切な幼なじみで、大事な仲間だよ」

    ウタ「そうじゃないの。私の事女の子として好き?」

    …。
    ……?

    あれ!?
    なんで言えちゃったの!?

    うわ…。さっきより何倍も怖い。
    …ルフィ……どうして何も言ってくれないの?

  • 13122/11/12(土) 21:15:13

    ルフィ「好きだ」

    ウタ「…えっ」

    たった3文字の言葉でこんなに心も頭もぐるぐるするなんて。

    良かった。幸せ。がんばった。嬉しい。
    色々な言葉が頭を巡るけど、ルフィの言った"好きだ"って言葉がずっと心の真ん中にいる。

    ウタ「女の子として、だよ?」

    ルフィ「ああ」

    ウタ「彼女にするって事だよ?」

    ルフィ「ああ」

    ウタ「私は世界中巻き込んだ事件を…」

    ルフィが振り向いてぎゅっと私を抱き締めるから
    何も言えなくなっちゃった。

    どうしよう。すごく嬉しい。
    体中から好きって気持ちが溢れる感じがする。

    ルフィ「おれがウタを好きだって言ったんだ」
    「信じろ」

    大好きな人からこんな幸せな事言ってもらえていいの?
    信じていいの?

  • 14122/11/12(土) 21:20:25

    ウタ「ルフィ」
    「…私、信じるよ……ルフィの言葉だもん」

    知らない間にルフィってこんなにカッコよくなってたんだね。
    私はこんなに子供っぽくて、面倒で、嫌な女なのに。

    ウタ「私ね。一緒にやりたい事いっぱいあるんだよ」
    「したい事もして欲しい事も行きたい所も食べたいものも」

    ルフィ「全部やってやる」

    少ない言葉数でなんでこんなに心の柔らかい所に刺さってくるの。大好きな人の言葉ってすごいんだね。

    ルフィ「泣く事なんかないだろ?」

    ウタ「うん…」

    ルフィ「なあ、おれは言ったんだ。ウタからも言ってくれよ」

    嬉しくてずっと忘れてた。そういえば好きだって言ってないかも。
    …こんなに好きなのに、いざ言うとなるとちょっと恥ずかしい。けど私の気持ちに応えてくれたルフィに私も応えないと。

    ウタ「…好きだよ。私の恋人になって」

  • 15122/11/12(土) 21:25:23

    ナミ「なるほどね、それでアンタらずっとベタベタくっついてるのね」

    ウタ「うん!」

    ロビン「ふふ、可愛らしくて良いと思うわ」

    私はいま、きっとこの海で1番幸せ。
    ずっとずっと好きだった人に愛してもらえて、願いが叶って、想い合う事が出来て、幸せ。

    …でも、そういえば1つだけ疑問がある。
    付き合う事が出来て嬉しいけど、
    ルフィはいつ私を好きになったんだろう?

    ウタ「ねぇルフィ。ルフィっていつから私の事好きになったの?」

    ナミ「あーらら、お熱いわね」

    ルフィ「それは…秘密だ!」

    ルフィはそう言って甲板まで走って逃げちゃった。仕方ないからひとまず追い掛けてみるとルフィにぎゅってされた。
    …いきなりはやめてよ。ドキドキするから。

    ウタ「ルフィ、変な事聞いちゃってゴメンね」
    「ちょっと気になっただけだから…」

    ルフィ「…おれがいつウタを好きになったかってな」
    「初めて会った時からだよ。ウタ」

    ーおわりー

  • 16二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 21:56:25

    HAPPY END最高

  • 17二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 22:05:56

    12年一途に想い続けてたルフィくんも素敵

  • 18二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 22:12:36

    うぉいナミとロビンと作戦練りながらなかなか進展しない2人の関係を進める話じゃね〜の〜
    ウタちゃんの一人称可愛いの〜

  • 19二次元好きの匿名さん22/11/12(土) 22:18:04

    良いルウタSSをごちそうさん!

  • 20二次元好きの匿名さん22/11/13(日) 05:00:02

    もう最高でした‼︎

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