中山プボ〜？？？？？！！！！！！

見つけてくるの早くない？？

>>54

545122/11/15(火) 22:08:19

>>53

期間指定して思い当たるワード片っ端から入れてTwitter検索かけまくったら出てきた

初めて見つけたのが数か月前だったから記憶が新鮮で助かった

55二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 22:08:58

「絶対松山やコレ」で大草原生やした

56二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 22:27:25

サメカツだけ全く関係ないところで困ってるのおもろい

57二次元好きの匿名さん22/11/15(火) 23:43:07

藤岡兄弟とスグルのトリオの放送禁止用語に場数を踏んでるベテランの風格を感じる……

あとやっぱりファン感の催物が反対になる栗東美浦の特異点欲しい…

58二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 07:23:21

前スレで疫病封鎖地域日本の二次創作練ってると言っていた者です。

なんとか文章化出来たので投稿します。

※二次創作のため、独自の解釈が存在します。

※エミュ力、文章力ありません。ユルシテ。

Google Docs: Sign-inAccess Google Docs with a personal Google account or Google Workspace account (for business use).docs.google.com

>>59 >>64

59二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 07:24:20

>>58

マーリンの独り言には最後「彼、自分が同じようなことされたらどうするんだろうね？」(自分が改変を願っていない場面を他人に改変され、自分達の歴史を否定されること、彼は嫌じゃないのかな？の意味)って言わせたかったけど、そういう場面が中々ないのと、結界師、割と人が作った特異点でも自分の願いが叶ってたら改変受け入れそうだったので言わせんのやめました…。人にされて嫌なことはしちゃダメだよって言いたかっただけなのに…。

>>60 >>68

60二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 07:51:56

>>59

すみません……読みたいんですが、ドキュメントが開けないです……

>>61

61二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 09:30:53

>>60

あらぁ…すみません。直張りしても大丈夫でしょうか。何レスか消費しちゃうとは思うのですが…。

>>62 >>63

62二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 09:33:37

>>61

大丈夫です！お願いします！

63二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 10:23:51

>>61

バッチこいですよ！！

64二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 10:37:57

ありがとうございます。貼りますね。4レスほど消費します。注意事項は>>58参照

「………なんやここ」

見渡す限り一面に広がる花畑。明らかに現実的ではない景色に何かに巻き込まれたのだと瞬時に判断する。誰かの作った特異点か？ここまでどうやって来た？そもそも、

「ここに来るまでの記憶がない……？」

「やぁ、こんにちは。多少無理に連れてきてしまったけど、大丈夫かな？」

背後から声がかかる。振り返れば白いフード付きのローブを身に纏った銀髪の青年が一人。そして、青年は彼自身の身長よりも大きな杖を携え、足元からは、……花が舞っていた。

どう見ても魔術師の出立ちをした青年に警戒度を少し上げる。だが、この空間に彼しか存在を確認できない以上、帰るためには彼から話を聞くしかない。

「あんたがここの主なんは分かったけど、誰や？知り合いやないよな？」

「物分かりがいいね。まぁ、怪しい者じゃないさ。ただの花のお兄さんだよ！」

「いや、その風体で怪しないは無理やろ………いや待て、花？」

花、魔術師。この二つのワードがヒットする人物を、自分は一人だけ知っている。

「まさか、……あんた、マーリンか？」

「おや、極東の島国にも私の名前が伝わっているとは。さすが私！魔術師の中の魔術師！」

警戒度をマックスまで引き上げる。

花の魔術師マーリン。アーサー王伝説において、アーサー王を王として育てた師であり、王となった彼に仕えた魔術師。その他にも数々の王を生み出した世界有数のキングメーカー。彼に関する逸話など語り切れないほど存在する。

マーリンの目的はさっぱり分からないが、ここから自力で脱出するのはほぼ不可能だと判明してしまった。マーリンの魔術を破れるなどと自惚れているつもりはない。なら、どんな与太話でも相手して、五体満足で帰してもらうしかない。

「それで、アーサー王お抱えの宮廷魔術師様がこんな一介のジョッキーに何の用や？」

「まあまあ、そんなに警戒しないでおくれよ。君が面白いことをしているのがたまたま視えたから、ちょっとお話したかっただけさ」

「……あの特異点のことか」

>>65 >>68

65二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 10:39:05

>>64

「察しがいいね。そうだよ、君が先輩のために作り上げた舞台。偉業を成し遂げたにも関わらず与えられなかった万雷の拍手と祝福の声を後輩たちへ捧げるための特異点。なんていい話なんだ！実を言うと、私はハッピーエンドが好きなものでね。気になるに決まってるだろう？」

「はぁ…(あんたの趣味嗜好は知らんけど……)」

「それでね、結末はもちろん気になるんだが、その他にもう一つ。君に聞きたいことがあってね」

「なんや？」

「どうして『円卓』を参考にしたんだい？」

「……あぁ、なるほどなぁ。それでか。」

「いやなに、ただの興味さ。確かに『円卓』の概念は強力で、彼らの栄光は今なお語り継がれる伝説だ。しかし、後の世の魔術師たちも王たちも、『円卓』に倣おうとはしなかった。なぜかって？『円卓』は、外部からの侵略でもなく、天災でもなく、内部崩壊による最期までが1つの物語だからだ。」

「…それは、少なからずあんたにも責任があるんとちゃう？」

「おっと手厳しい。まあまあ、私とアル……アーサーの話は置いといて、どうしてなんだい？そもそも君たち、12人しかいないじゃないか」

そう、多く知られている円卓はアーサー王と12人の騎士による13席のものだ。一説ではキリストと12使徒を意味するとされており、裏切り者のユダの席である第13席にはマーリンによって呪いに近い魔術がかけられていたという話もある。

そのため長らく第13席は空席であったが、ギャラハット卿が呪いに打ち勝ち、その席に座ることとなる。その後、彼の父ランスロット卿が円卓を破滅に導く裏切り者になるとはなんとも皮肉な話だ。

……話が逸れた。なぜ『円卓』を参考にしたのか、だったか。

「そうやな…俺たち騎手に先輩後輩の関係はあれど、三冠を取ったことは一緒や。なら、そこに上も下もあらへん。円卓にはピッタリやろ？それに、12人なら裏切り者の席もいらん……、あんたもそう思わんへんか？」

「なるほどね、裏切り者が出ないように『裏切り者が座る席』を無くしてしまえばいいと。随分力技だけど、私は嫌いじゃないなぁ。さて、理由は分かった。人数に関してもそれでいいとして、これからはどうするんだい？結局、『今でも愛している』あの子は既に去ってしまったようだけども」

>>66 >>68

66二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 10:39:59

>>65

痛いところを突かれる。ヒデアキは結局『円卓』には帰って来ず、現実世界でリュージたちへ協力することにしたようだ。これを裏切りと言わずして、なんと言えばいいのか。そして『円卓』において、裏切りという行為は重い意味を持つ。

「『円卓』の概念使っておきながら、離反されて。やから概念の性質上、こっちが必ず負けるって言いたいんか？」

「まさか！私の眼は未来を見れなくてね、先のことなんてなーんにも分からないさ」

白々しい嘘だ、あれだけの預言をした魔術師が未来視を使えないなど。万に一つも未来視が使えなかったとして、それを埋めて余りある何かを持っているはず。要するに、この魔術師はこの特異点の結末を分かった上で、自分に会いにきている。そしてその結末はきっと、自分が望んでいるものではない。

「…ほんでも、諦める訳にはいかへんねん」

聖杯を手にした小西さんから話を受けた後、特異点の根幹となる願いを補強するために彼以外の三冠ジョッキーを引き込んだのは間違いなく自分だ。そして、特異点を補強するための術式も編み上げたのも自分。ならば、他の誰が諦めようとも、幸せを願った後輩たちが立ち向かってこようとも、自分だけは諦めることが許されていないのだ。無論、諦める気もさらさら無い。

「…そうかい、なら君の信じる道を進むことだ。未来はほんの僅かな違いで大きく変わる。君なりのハッピーエンドを目指すといい」

その言葉を最後に、周りの景色が急速に色を失くし風化していく。先程まで立っていた地面が崩れ、身体が浮遊し、そのまま落下していく。空間から弾き出される感覚に抵抗せず、意識を飛ばした。

>>67 >>68

67二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 10:40:59

>>66

……………………………

「…タ……ん……、ユタカさん！」

「………ケンイチ…？」

目を開ければそこは先ほどまでの暖かな花畑ではなく、どこか冷たい印象を受ける薄暗い会議室のような空間と円形の机、そして自分の名を呼んでいた後輩ジョッキーの顔。あの魔術師のテリトリーから戻ってきたのだと2,3秒かかって気づく。

「どうしたんすか。珍しいっすね、ユタカさんが居眠りなんて」

「……あぁ、やっぱ少し疲れとったのかもしれん」

「へぇー、ユタカさんも人の子やったんすね」

「おー、それどういう意味や？」

気の置けない後輩と軽い冗談を交わしつつ、空中に映し出されている映像に目を向ける。

舞台は1985年、冬の中山競馬場。ユーイチとコウヘイはまだ現れていないが、今回のレースが有馬記念と分かれば、出走するのはほぼ確実にコントレイルだ。長距離が適性外とはいえ、もう一頭はレースで2400m以上を走ったことのないデアリングタクト。彼女に走らせることをユーイチは良しとしないだろう。さらに、現代とは全く違う芝とくれば苦戦は必至だ。視線は無人の競馬場を映した映像を捉えつつ、今後の展開について考える。

離反者の出現や現実世界で動きがあった以上、早期決着を目指すべきだ。最悪の場合でも、『円卓』が崩壊する前に目的を達成できれば何の問題もない。特異点の主にも秘密裏に進めている策が上手くいくよう願いつつ、あの魔術師の最後の言葉を思い返す。

「俺は負けへん、どないな手使うてもな」

「ユタカさん、なんか言いました？」

「……いや？ほら、二人のお出ましやで」

幕間　魔術師との邂逅

……………………………

……ふわぁぁ………うん、いい夢だった。いやぁ、面白い特異点だなぁ。なんてったってどっちに転んでもハッピーエンドだ。ただ、あの特異点は随分と無茶苦茶をしているなぁ。なにせ、一国内とは言え、本来なら死んでいた者たちが一人たりとも死んでいないんだ。しかも聖杯への願いは『二人の人間に与えられるべき祝福を与えたい』。疫病の根絶を願ったものでもないのに、これだけの改変が起こるなんて副産物としては大きすぎる。このまま放っておくと、マイロードの管轄になりそうなほどだ。はてさてどうしたものか………なーんてね。まあ大丈夫、最後にはあの二人が勝つのさ。だってその方が面白いからね！

>>68

68二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 10:52:30

>>64 >>65 >>66 >>67

お目汚しとレス消費失礼しました。

時間軸としてはルドルフ戦前ですね。マーリンの本体がアヴァロンでうたた寝してるうちに結界師へちょっかいかけに来た感じです。(fgo本編1部5章で介入できたのはフォウくんがいたからとか言わないでくれ…)

人数の件とかは適当に考えました。投稿者様方ユルシテ…。

あと、(あるわけないけど)コウヘイまでの13人で円卓が形成されてるとコウヘイの親友のみゆぴーが円卓崩壊のきっかけになるの史実に近くてエモいなと感じたりしました(小並感)

後書きとしては>>59に書いてある通り「自分がされて嫌なことしてないかい君？」みたいなこと言わせたかったけど、「改めて考えたらマーリンそんな人の心配とかせんな」となったのであれでよかったです。

>>70 >>72

69二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 19:32:35

凄い……マーリンの台詞が全部脳内再生余裕だ凄い…(語彙力)

70二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 20:51:35

>>68

円卓の概念を使った理由が補完されててなるほど〜！となりました！

71二次元好きの匿名さん22/11/16(水) 23:22:57

クロス二次創作でありながら普通に本筋の概念補強がされている…だと…？

>>72

72結界師生みの親22/11/16(水) 23:27:35

>>71

最初の構文を投げた後に「ユーイチとコウヘイ以外の三冠馬騎手って12人じゃん！円卓の騎士っぽい！」みたいなノリでテキスト化する時に円卓概念突っ込んだので>>68の概念補完とっても有難い

>>75

73二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 00:30:06

今年のエリ女特異点です

2022年秋
リュウセイ「くしゅんっ」
リュージ「どうしたんリュウセイ、風邪か？」
リュウセイ「エリザベス女王杯の日が雨だったので、少し冷えてしまったみたいで……でも大丈夫です、今日はもう帰るだけなので」
リュージ「ちゃんとあったかくして寝るんやで。本格的に風邪引かんようにな」
リュウセイ「はい、そうします。スタニングローズもだいぶ疲れたみたいなので、僕まで体調を崩さないようにしないと」
リュージ「雨で重馬場になっとったしなあ。あれは馬もキツかったはずや」
リュウセイ「そうですね……でも、あの馬場状態で最後方からあの末脚を繰り出したアカイイトは素晴らしかったです！やはり父親のキズナから受け継いだものなんでしょうね！」ﾋﾝﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ
リュージ「確かに、あそこから4着まで食い込むのは相当なもんや。余程馬の力がないと出来ん走りやったし」
リュウセイ「何言ってんすか和田さん！」
リュージ「は……？」
リュウセイ「エリザベス女王杯の1着は、他馬を全て差し切ったアカイイトですよ！史上5頭目の連覇を達成したじゃないですか！」
リュージ「！！！」

リュージ「ボンドは牡馬やけど……それは後で考えるとして、ともかく行くしかないな」
？？？「待ってわっくん、僕も行くよ」
リュージ「え、幸先輩！？」
ヒデアキ「僕とアカイイトが勝った記憶はあるんだけど、本当はそうじゃなかったような気がするんだ。特異点だよね、これって」
リュージ「違和感を覚えとるってことは、幸先輩が改変したわけやない……まさか、アカイイト？」
ヒデアキ「いや、違う。だって先に違和感に気付いて僕におかしいと伝えてくれたのは、彼女の方だから」

74二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 00:30:49

>>73

リュージ「それじゃあ、一体誰が」

ヒデアキ「……心当たりがあるんだ。それを確かめるためにも、僕は行かないといけない」

リュージ「事情がある、ってことですね。わかりました、こっちこそよろしくお願いします」

ミユピー「ありがとう。アカイイト、お願いできるかな？」

ディープボンド「ぷぼ〜」

アカイイト「運命の赤い糸ーーー！」

ギュウウウゥゥゥン…………

A.D.2022 紅縁継続戴冠阪神女王の隣に立つべきは

「……ああ、やっぱり。君だったんだね」

「ごめんなさいね、ヒデアキさん。でもいくらあなたの頼みとはいえ、こればかりは聞けないわ」

「どうしてこんなことをしたのか、教えてくれるかな」

「これは、私があなたにあげられなかった栄冠。やっと手にできた、あの日の忘れ物。だからいつまでも、あなたの手にあってほしいだけよ。そうでしょう、私の王子様」

>>76 >>77 >>95

7564〜6822/11/17(木) 08:00:08

>>72

ワァー！ありがとうございます！感想いただけて嬉しい限りです。他の方もありがとうございます！

76二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 12:04:04

名は体を表す特異点…！

77二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 12:08:44

https://bbs.animanch.com/board/1062767/?res=85

展開もタイトルも素敵だ…まさに愛

78二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 14:26:47

皆様ご無沙汰しております、金色芸術世界ロンシャンの続きをお持ち致しました。クソ遅いのは公私ともに何やかんやあったせいということにしてください。

ぶっちゃけまだ待ってて頂けているのだろうか…と思いつつ、待ってると言ってもらえたのを信じて投下しますわ！

前回はこのスレ85から

これまでの全貌はここにて（頭にhつけてください）

ttps://seesaawiki.jp/nakayama_bp/d/A.D.2012%20%b6%e2%bf%a7%b7%dd%bd%d1%c0%a4%b3%a6%20%a5%ed%a5%f3%a5%b7%a5%e3%a5%f3

wiki編集いつもありがとうございます！

ちなみに前回の終わりに全3節のはずが全4節になったという話をしたな、あれは嘘だ。

第3節を書いていたら多すぎて第3節と第4節に分割することになりました。おそらく無駄に細かく書きすぎているがもうどうにもならない。これで凱旋門前に書き上げたがってたとかマジ？

あまりにレス消費するし、ちょっと再度見直したい部分もあるので、とりあえず第3節のみとして第4節は（スレの流れ見つつ）今晩にでもと思っております。

ではよろしければどうぞご一読を…

79二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 14:27:46

【第3節　目指すものは霧の中に①】

ヒロオ「おはようございます、和田さん」
リュージ「あ、清水さん…おはようございます」

フォワ賞から少し経った、ある日の調教場。
シャンティイの清涼で爽やかな朝の空気に似合わぬ、重苦しい雰囲気の二人が顔を合わせる。

ヒロオ「……どうですか、調子は。きちんと休めてらっしゃいますか」
リュージ「ええ、もちろんです。こう見えてそれなりに騎手やってきてますからね。清水さんこそ大丈夫ですか？」
ヒロオ「私も自慢じゃないですが、このフランスで名門厩舎を引き継いで調教師になった人間ですからね。まあこの特異点ではしがない厩務員ですが、思惑通りいかないことなんて慣れっこですよ」

互いにどこか覇気に欠ける者同士、相手を気遣い、またその不安を振り払う言葉を口にする。その言葉は嘘ではないがまるっきり本当でもない、とどちらも理解しながら。
しかし、相手以上に自分のために、例え白々しさを感じようともこうして振る舞うしかなかった。

>>80

80二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 14:28:24

>>79

競馬とは圧倒的に負けの多いものだ。騎手にしろ調教師にしろ、一流と言われる人間でもその勝率は概ね1割半ばから2割ほどである。

そんな世界に身を置き続けてきたこの2人をしてなお、まだこれほどに引きずってしまうほどのダメージ。

あの敗戦が───オルフェーヴルとケンイチたちが彼らに与えたものはあまりにも重く、深い。

ヒロオ「…ではまた後程落ち合いましょう。ご承知の通りまだ軽い運動程度ですので、ゆっくりと来て頂ければ」

リュージ「了解です。森の中の景色をコイツとじっくり楽しんできますよ。よしゃ、じゃあ行こかボンド」

プボ「ブルルルッ」

ロンシャン2400ｍというタフなレースを駆け抜けたその心身をほぐし癒すため、森の中のウッドチップコースへと歩を進め始めるディープボンド。

傍からはその所作はのんびりとしているように見えるが、鞍上はいつもとは僅かに違う空気感を感じていた。

リュージ（コイツもまだ、あのレースが頭に残っとるんかもしれんな…）

相棒の背に揺られながら、リュージはぼんやりと考える。

彼もまた自分と同じように、あの時の光景が脳裏に焼き付いて離れないのではないか。

悔しさと、焦燥と、そして絶望に苦しんでいるのではないか。

勝算の見えない霧の中、晴らす方法もわからぬまま、それでももがいているのではないか、と。

>>81

81二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 14:28:46

>>80

（…………ジ……）

リュージ（………………）

（…………か………ュージ……！）

リュージ（………………………）

ダーレイ（聞いているのですか、和田リュージ！）

リュージ「うわっ！？何！？」

ダーレイ（まったく…ようやく反応しましたね。どれだけ呼びかけたと思っているのですか）

リュージ「あ…ダーレイさん…。すんません、ちょっとボケっとしてたみたいで…お恥ずかしい…」

少し怒ったように呼びかけるダーレイの声で我に返るリュージ。どうやら知らぬ間に馬上で物思いに耽っていたらしい。

リュージほどの騎手ともなれば騎乗中の動作は頭からつま先に至るまで身体に染みついているし、馬や周囲への気配りは無意識的に行うようになっているので、人気のないコースを歩く程度で危険はない。

とはいえ褒められた話でもないため、リュージはダーレイへ謝罪すると共に己を恥じる。

ダーレイ（………和田リュージ…やはりまだ…）

リュージ「いやいや、大丈夫ですよ…それよりどうされたんです？」

ダーレイ（…何か妙な雰囲気を感じたので、貴方に声をかけたのです。周りに注意してほしいと）

リュージ「妙な雰囲気…ですか。うーん、特に変わった様子は…」

ダーレイの言葉にリュージは辺りを見回す。

森の中にある一本道のウッドチップコース。相棒の蹄と揺れる木々の他には何の音もしない静かな空間。出発時はそうでもなかったが、気付けば白い霧に包まれていて───

>>82

82二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 14:29:16

>>81

リュージ「───いや……確かに何か…。この調教場は霧はよく出るとはいえ少し濃いし、何より…静かすぎんか？いくらなんでも、遠くに薄っすらと他の馬の足音が聞こえてくることもないってのは…」

プボ「………ぷぼっ」

リュージ「ん、どしたボンド、何か───うおっ！？」

周囲に微妙な違和感を覚え足を止めようとしたリュージ。

しかし、それに反して何かに反応したようにディープボンドは駆け出した。

リュージ「待て待て落ち着け！お前はまだあんまり飛ばしたら───」

ダーレイ（この先に何か気配がします！彼はそれに気付いたのでしょう。これは───彼と、似たような…）

リュージ「なんやようわからんけどこの先に何かおるんやな？なら───なおのこと落ち着かんかい、ほら」

プボ「ブルッ、ブルルルッ………ぷぼっ」

リュージ「よーしよし、そうや…。こんな状況や、何があるかわからんのにそんな掛かったら危ないやろ。ただでさえレースから日も浅いんやし焦るな」

プボ「ぷぼん…」

何かに引っ張られるかのように速度を上げ始めた相棒を、手綱を引いてたしなめるリュージ。

ディープボンドもそれに従い、すぐに落ち着きを取り戻した。

ダーレイ（………気配は変わらず感じられます。動く様子もない…。待っている、のでしょうか）

リュージ「そうですか…。ほなお客さんのとこまで行こかボンド。待ってもらって悪いけど、あくまでゆっくりとな」

>>83

83二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 14:29:46

>>82

【第3節　目指すものは霧の中に②】

リュージ「……霧、さっきより濃くなってきたか？気ぃつけなアカンな…その気配とやらにはどれくらい距離あるんです？」

ダーレイ（もうすぐです。慎重に進んでいたので少しかかりましたが、先程の時点でそれなりに近かったですから）

リュージ「そうでしたか…ならサッと見に行けばよかったか？いやでもボンドのことと視界の悪さ、それに特異点とかいう変な世界におるのを考えたら慎重すぎるくらいがええか」

ダーレイ（私もそう思いますよ和田リュージ。しかしこの気配、やはり…。だとすると誰が───………！！）

プボ「ぷるひひん」

リュージ「！！…何か…おるな」

霧の中、数十ｍ程度前方。ディープボンドやダーレイが感じていた気配の主らしき存在の影を、一行は目にする。

万一ディープボンドが暴れたり、最悪襲い掛かられたりした時に備えてリュージは下馬し、相棒の前に出て手綱を引く。

一歩一歩ゆっくりと近寄るにつれ不思議と視界が晴れていくのを感じながら進み……ついにその姿をはっきりと捉えた。

そこにいたのは─────

>>84

84二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 14:30:25

>>83

リュージ「馬…！？それも2頭も、こんなとこに！？」

ダーレイ（！！！）

プボ「ぷぼん」

？？？？？「…………」

？？？？「ブルルッ」

そこにいたのは、2頭の鹿毛の馬。周りに人はいない。霧の中の謎の気配の正体は、まぎれもなくこの2頭であった。

なぜこんなところに、それも2頭で大人しく佇んでいるのかと驚くリュージを尻目に、ディープボンドと2頭の鹿毛たちは鼻面を合わせてのんきに挨拶を交わす。

事情を知らない素人が見ればただただ平穏で牧歌的な光景。しかしその中で、リュージは異様なものを感じていた。

リュージ「待て、なんやこいつら…この風格尋常やないぞ………」

ダーレイ（まさか……そんな。本当に………！？）

リュージ「…ダーレイさん？どうしはったんです？」

ダーレイ（和田リュージ………大変です。間違いありません、彼らは…！！！）

毛色といい、平均的かやや大きめ程度の体高といい、一見いかにも一般的なサラブレッドのような謎の2頭。

しかしその体つきや醸し出される雰囲気は明らかに只者ではない。ホースマンであるリュージはそれを敏感に感じ取った。

そして己を”ウマ娘”と称する女神ダーレイは、リュージよりさらに核心を───すなわちその正体までをも見抜いていた。

ダーレイ（彼らの名は………モンジュー。そして───ダンシング、ブレーヴ…！）

>>98

85二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 14:38:09

と、いうことでいったんここまでで…また機を見て第4節も投下させていただきます。
…需要があれば………

これから夜まで職場で、暇ならスレを除きに来ますので、ご質問とかあればそれへの反応はできるかもしれません。
レス消費失礼しました、ではまた…

>>87

86(45)シリーズ発案者22/11/17(木) 19:29:45

……円卓のケンイチ裏切りあり説考えてたらそれ系で一筆書きたくなってきた……アリか……？自分が、ユタカさんが正義なのかに疑問が出てくるような感じで……アリですかね……？

>>92 >>96

87二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 19:38:58

>>85

お待ちしてました……！

役者が揃ってきてる考えバチバチしてワクワクしてます！！

>>93

88二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 19:41:04

先輩「なんだお前競馬やってんのか」
ぼく「あっ、自分去年から競馬はじめたんですよ」
先輩「あー、あのアニメとアプリからか大人気だよな」
ぼく「ウマ娘ですね。ちょっとミーハーですか？」

先輩「ウマ娘？ばん馬ニキに決まってるだろ」
ぼく「ばっ、ばん馬ニキ！？」
先輩「帯広市とサイゲームスがガッチリタッグを組んだばんえい名馬擬人化ゲームだよ」
ぼく「えっえっ」
先輩「マッチョで気もおおらかなばん馬兄貴っていいよなー、男でも惚れちゃうぜぇ」
先輩「…おっといけない、今度の野田サトル描き下ろしサポカにむけて節約しないとな」

A.D.2021
魁！輓曳益荒男　ばん馬ニキガチムチダービー
〜日本一熱く、世界一濃厚な1ハロン戦〜

>>90 >>92

89二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 19:45:36

空気を読まないで投下してみた

ちなみにばん馬ニキ特異点はシンデレラグレイと久住先生の代わりに野田サトル先生がキンタロー号の漫画描いてそう

ばんえい名馬ファイル｜ばんえい競馬情報局｜地方競馬ならオッズパーク競馬blog.oddspark.com

>>94

90二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 19:48:38

>>88

なんだそのゲームめちゃくちゃやりたい

野田サトル書き下ろしサポカほしい

>>91

91二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 19:51:00

>>90

ウイニングライブの代わりにウイニングボディビルです

死ぬ気でレースしたあと汗まみれのバキバキに仕上がった体でポージングします

92二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 19:52:32

>>86

有りだと思いますし、オルフェ戦担当は確かまだ決まって無かったはず……

>>88

先輩とぼくの人お久しぶりです！

ばん馬ニキちょっとプレイしたいと思ってしまった…

93二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 22:03:29

結局スレ覗くどころか残業だったぜ…

ばん馬ニキめっちゃやりてぇ！！！

>>87

お待たせしてすいません…！ありがとうございます！

また追って第4節も投げさせて頂きます！

94二次元好きの匿名さん22/11/17(木) 23:27:45

>>89

リンク先のキンタロー号の写真がなかなかにイケメンでやっぱり黒い馬体ってカッコ良さが増すんだなって思った。

あ、コンちゃんは黒いけど可愛い。と言うか本人(本馬)が自分の可愛さ自覚してるよね……(ネット上の数々の画像＆動画を思い出しつつ…)

957322/11/17(木) 23:31:39

今気付いたけど最後のミユピーの台詞をヒデアキ表記に変えるの忘れてるー！！3回見直したのに！！

wikiメンバーなのでまとめるときにこっそり修正します、すみません

96(45)シリーズ発案者22/11/17(木) 23:42:49

>>86

なのでちょっと幕間風に書いてみます……、拙い感じになると思われますが……

97二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 00:58:24

おお…ついに疫病封鎖地域SSでケンイチがフィーチャーされるのか…楽しみにしてます！

さてそれでは金色芸術世界ロンシャン第4節投下します！
かなりの量になっちゃったのでけっこう占有してしまうことになり申し訳ないですが…よければお付き合いよろしくお願いします。

98二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 00:59:27

>>84

【第4節　継承①】

────数時間後　ハモンド厩舎

ヒロオ「お待たせしました、皆さん」

リュージ「清水さん！ありがとうございます、どうでした…？」

ヒロオ「諸々問題なく収まりました。彼らもうちで預かり、今後はボンド君の調教パートナーとして力を貸してもらいます」

モンジューとダンシングブレーヴに遭遇した後。相談の結果、リュージ達はやはり行動を共にするべきと結論付けた。

そのためヒロオに頼んで、2頭を厩舎の主であるハモンド調教師に引き合わせてもらっていた。

それは今後2頭がここで過ごすための段取りと、もう一つ───確認のためでもあった。

リュージ「そうですか、よかった…。それで清水さん、先生は何と…やっぱり間違いないですか」

ヒロオ「ええ。やはりあの2頭、かのモンジューとダンシングブレーヴに間違いないと。いやぁ…驚きましたよ本当に…」

リュージ「そりゃあ、ねぇ……俺もまだ呑み込めてませんし、ダーレイさんすら最初はまさかって感じでしたもん…」

ヒロオ「まあハモンド先生はこの時代の人間なので、さすがに本物とは思われませんでしたが…。それでもブレーヴについては瓜二つに見えると。モンジューなんかもう本人ならぬ本馬としか思えない、本物じゃないなんて信じられないと大興奮されていました。おかげで行く当てがないならぜひ面倒を見よう、と話も早かったです」

リュージ「ははは…そらありがたいことでしたね」

ヒロオ「ブレーヴは言わずもがな欧州競馬史上屈指のヒーローですし、モンジューに至ってはハモンド先生の管理馬。ああなるのも当然でしょうね、ははは…」

>>99

99二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 00:59:52

>>98

ヒロオ「しかし…何度も言ってしまいますが本当に信じ難い。女神様を疑うわけではありませんでしたが、まさか過去の名馬が、全盛期の姿でとは…」

リュージ「まあそれを言うなら、僕らも清水さんも似たようなもんなんですけどね…来たのは過去やなくて未来からですけど」

ヒロオ「はは、いやその通り。とすると…ダーレイさん。改めて伺いますが、やはりあの2頭は私と同じと見て間違いないでしょうか」

ダーレイ（ええ、その通りでしょう清水ヒロオ。やはり貴方は聡明ですね）

彼らがどのような存在か。何故、何のために今ここにいるのか。

彼らと同じこの時代の───特異点世界の異物であるヒロオの確認に、ダーレイは頷く。

ダーレイ（モンジュー。1999年の凱旋門賞馬にして、このハモンド厩舎の管理馬だった名馬）

ヒロオ「…我々日本の者にとっては、かのエルコンドルパサーを2着に負かした…日本の夢を阻んだ馬でもあります。なんとも因果な…」

ダーレイ（そしてダンシングブレーヴ。今なお欧州史上最強とも名高い、1986年の凱旋門賞馬であり───）

リュージ「───ボンドの母父父…ひいじいさんにあたる馬、か」

ダーレイ（そう。どちらもこのパリロンシャン・凱旋門賞という舞台だけでなく、今回の状況についても深い関わりがある馬たちです。彼らはその縁を手繰ることで、ヒロオのように特異点修正のため抑止力に喚ばれたサーバント…もといサー馬ントでしょう。馬だけに）

>>100

100二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 01:00:17

>>99

リュージ「………………………………」

ヒロオ「………………………………」

ダーレイ（………………………………）

リュージ「………………………すいません今ｎ」

ダーレイ（さあ、困難な道のりでしたが希望が見えてきました）

リュージ「あの」

ダーレイ（和田リュージ、清水ヒロオ、この新たな絆を糧に改めて特異点修正に尽力をお願いしますね）

リュージ「ちょっと」

ダーレイ（あっもうこえをとどけるよゆうがなくなってきてしまいましたそれではふたりともまた）

リュージ「めっちゃ棒読みやん、さっきの何やったん！？……………アカン、消えてもうた」

ヒロオ「……………笑ってあげた方が良かったでしょうか……？」

リュージ「…いや……それはそれでどうなんでしょう………。ま、まあとりあえず頑張っていきましょうってことで！」

ヒロオ「そ、そうですね！とはいえ今日は調教メニューも終わりましたし、解散ということで…お疲れ様でした」

リュージ「はい…お疲れ様でした…」

>>101

101二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 01:00:42

>>100

【第4節　継承②】

リュージ「………ん……あれ…？どこやここ…」

気が付くと、リュージは見慣れない場所にいた。

リュージ「うーん…ここに来てから多少は経ったし、近くの場所はもう基本わかってるはずなんやけど…おかしいなぁ」

特異点に来てからすぐに行動範囲は一通り見て回ったはずだが、今見ている景色に覚えはない。

どうしたものかと思案していると、少し遠くに声が聞こえた気がした。

リュージ「…今、なんか…？…ちょっと行ってみるか」

声がしたと思われる方向に向かって、並木道を進む。するとそのうち、何かの施設の中庭のような開けた場所にたどり着いた。

そこには大きな噴水や木々があり、さらにその周囲を立派な建物が取り囲んでいる。

リュージ「ここは…！？そんなわけ…いやでも間違いない、ダーレイさんと会った場所！？」

そう。今いるこの場所はまぎれもなく、ダーレイと初めて会った───この特異点に来る直前にいた、あの不思議な空間だった。

>>102

102二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 01:01:08

>>101

リュージ「あの時は確かボンドに連れてこられて…でもあの変な渦に入ったわけでもないのになんで…というか、まさかあいつも今ここに？」

この特異点に来る前、ダーレイの元へ連れてこられた時のことを思い出し、改めて周りを見渡す。

すると思った通り、ディープボンドが噴水の前に佇んでいた。

リュージ「ボンド！やっぱりおったか…！どっかおかしなとこは………お前、何見てるんや…？」

リュージはディープボンドの元へと駆け寄り、身体に異常がないか確かめようとした。

しかしディープボンドはリュージに反応せず、どこか不思議そうな様子で噴水の中央にある大きな像を見上げている。

釣られてリュージも像を見上げたその時───

リュージ「！？な、なんや！？いきなり周りが暗く…！！」

プボ「ぷぼ…！？」

突然、リュージとディープボンドの周囲が暗闇に包まれた。

予想だにしない事態に驚き、その場で固まるふたり。

すると、その両脇を駆け抜けていく何かがあった。

>>103

103二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 01:01:28

>>102

リュージ「なっ…！？今のは、まさかモンジューとブレーヴか！？一体何が…ボンド！？」

プボ「……………」

立て続けに起こる異変に面食らいつつも、ディープボンドに何事もないかと視線を移す。

そこでリュージは、相棒にもまた異変が起きていることに気が付いた。

リュージ「ボンドお前………なんか…ここだけ光ってへんか…？大丈夫なんかこれ…」

プボ「！！！」

リュージ「うおっ！？ボンド！！？ちょ、おいどうしたんやおい！？？」

何故かディープボンドの背中の一部分だけが、まるで何かのボタンのように円形に光っていた。

思わずそれにリュージが触れた瞬間、何かに導かれるようにディープボンドが走り出したのだ。

リュージを置き去りにして。

リュージ「ちょっと、おいボンド！？おーーーーい！？………な……なんなんやこれーーーーー！！？？？」

>>104

104二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 01:01:52

>>103

リュージ「……………ハッ！？」

気が付くと、リュージは自室のベッドの上で横たわっていた。

リュージ「………ゆ………夢かい……………なんや変な夢やっt」

ダーレイ（ただの夢ではありませんよ和田リュージ）

リュージ「うわああああああ！？？」

ダーレイ（ふふっ、どうしましたか和田リュージ。そんなに取り乱して）

リュージ「ダ…ダーレイさん………いや寝起きにいきなりはびっくりもするでしょ何してんすか…）

ダーレイ（貴方が大きなリアクションを取るところを見たくなって、つい。期待通りの反応でした）

リュージ「………もしかして昨日のことまだ引きず」

ダーレイ（なんのはなしでしょう）

リュージ「いやあのサー馬ン」

ダーレイ（しりません）

リュージ「（めっちゃ気にしてるやん…）…だからって寝起きドッキリは………やめた方がいいですよ。マジで」

ダーレイ（…なんだか妙に重みがありますね…。それはそれとして、貴方が見たものはただの夢ではありません。私が眠っている貴方の精神をあそこへお連れしました）

リュージ「は…？えーと…とりあえず、あれは実際に起きてたことやと…？」

自分の見た妙な光景は夢かと思ったが、どうやらそうではないらしい───リュージは混乱しつつも、なんとかそこだけは理解した。

ダーレイ（あれは、継承…その想いと力を受け継ぐ儀式。あの2頭からディープボンドへの継承の場に、貴方にも立ち会って頂いたのです）

リュージ「モンジューとダンシングブレーヴから…ボンドに…？何がどうなったんです…？」

ダーレイ（…それは後でのお楽しみ、としましょうか。今話すよりも、実際に体感する方が理解できるでしょう。ではまた後程…）

>>105

105二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 01:02:29

>>104

【第4節　継承③】

リュージ（…とは言われたものの…とりあえず軽い乗り運動したけどそんなに変わった様子は見えんなあ。調子は良さそうやけど）

プボ「ぷぼん」

ヒロオ「さて…お話しした通り、今日からは少しずつ強度を上げていきます。そのうちあの2頭との併せ馬も行う予定です。とはいえ、今日はまだ軽いキャンター程度の単走で様子を見ましょう」

リュージ「了解です。ダーレイさんの言うてた件もありますし、最初は慎重すぎるくらいから始めます」

ヒロオ「私も気付いたことがあれば都度お伝えします。ではよろしくお願いします」

リュージ「よろしくお願いします。ほな行こかボンド…それっ」

ディープボンドの身に何が起こっているのかと身構えていたリュージ達だったが、さして大きな変化を感じないままウォーミングアップが終了していた。

すぐに影響が表れるものでもないのかもしれないと思いつつ、軽くとはいえレース後に初めて走らせることもあり、注意してメニューに入る。

とはいえまだ軽いキャンター（かけ足）程度、この分なら大したことは起きないだろう───そう考えていた次の瞬間だった。

プボ「ぷぼっ、ぷぼっ、ぷるひひんっ」

リュージ「！？ボンド、お前───！？」

ヒロオ「なっ…ちょ、ちょっと待ってください！一度止めて！」

いきなり想定以上の軽快な動きを見せるディープボンドにリュージは驚き、ヒロオは焦った。

軽く、というオーダーにしてはスピードが速すぎたのだ。

ヒロオ「和田さん…！どうしました！？いきなり速すぎる、慎重を期するはずでは…」

リュージ「清水さん…違います。動き出してわかった───こいつ、馬が変わってる。今のもこいつにとっては軽いキャンターやったんでしょう」

ヒロオ「なんですって…！？しかし………いや。わかりました、今のを続けてください。今度はしばらく止めません、私も注意深く観察します」

リュージ「わかりました。よしボンド、もう一度や」

傍から僅かな時間見ただけのヒロオにはわからなかったが、騎手であるリュージは明確な変化を実感していた。

それを信じ、己の目でも確かめるために調教再開を告げたヒロオ。そして改めてディープボンドの走る様を見て、気付いた。

>>106

106二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 01:03:02

>>105

ヒロオ「これは…キャンターとはいえ明らかに以前とはキレが違う…！歩幅やピッチ、脚の運びと使い方…走法が変わっている？フランスの馬場に完全に適応している…！」

リュージ「…やっぱりや。日本で走っとる時のような軽やかさに…日本でもなかった加速力を感じる。ホンマに別の馬みたいで、でもお前ではある。変な感じやな」

プボ「ぷぼっ、ぷぼっ、ﾓｰｲ」

ヒロオ、リュージ、そしてディープボンド自身も、その大きな変化を実感していた。

しばらく走った後に中断し、改めて状態を確認する。

リュージ「ふぅ…清水さん、これ…多分えらいことなってますよ」

ヒロオ「はい…本当に馬が変わっていますね。私の見たところ、走法が完全にこちら仕様になっています。深く柔らかい馬場に完璧に対応している上───」

リュージ「───ズブさもなくなって、加速にキレがある」

ヒロオ「ええ。発汗や呼吸から見ても、設定した運動強度を越えたわけではないでしょう。それともう一つ、詳細な分析は改めて行いますが、心拍数データからするともしかしたらスタミナ自体も…」

ダーレイ（どうやら、上手くいったようですね）

リュージ「ダーレイさん…これが継承ってやつの効果ですか」

ダーレイ（はい、どうやらモンジューからはタフなフランスの芝を走るための力を、ダンシングブレーヴからはその伝説的な切れ味を発揮するための力を受け継いだようです。とはいえ、この特異点に限り発揮されるものですが…）

ヒロオ「なるほど…モンジューは記録的な不良馬場をものともせずに突き抜けて、ダンシングブレーヴは今も語り継がれる直線一気の末脚で、凱旋門賞を勝った名馬」

リュージ「その力が今のボンドに加わった…そら馬も変わるわなぁ」

プボ「ぷひん」ﾓｯｼｬﾓｯｼｬ

ヒロオ「こうしていると、相変わらずいつものボンド君にしか見えませんけどね」

リュージ「はは…こんな時でものんびり草食うとるんかお前は。ま、ある意味安心したけどな」

>>107

107二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 01:03:22

>>106

ダーレイ（…希望が見えてきましたね。これならば、特異点を修正する───あの暴君に打ち勝つことも、きっと）

リュージ「…そうやな。相手は間違いなく化け物で…正直、どうすればええんかわからんかった。でも、今のボンドとなら…！」

ヒロオ「………それについてよろしいでしょうか、お二方」

ディープボンドにもたらされた絆の奇跡により、リュージ達は久々に明るいムードであった。

そこへ、何か決意を秘めたような表情で、ヒロオは語り始める。

リュージ「清水さん…？」

ダーレイ（…どうしましたか、清水ヒロオ）

ヒロオ「先程までのボンド君と、今の話。それを踏まえれば…成るかもしれない。お二方…そしてボンド君が受け入れてくださるならば、それに向けて調教を行います」

日本で1、2を争う進学校から歴史ある獣医大学を経て世界へと旅立ち、やがてフランス競馬史上2人目の日本人調教師となった智慧者は、決然と告げた。

ヒロオ「─────私に、策があります」

108二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 01:17:45

はい、ということでここまでになります。めっちゃ長くなってしまった…
目を通してくださった方、ありがとうございます！

これでようやく本当に最終節、凱旋門賞本番までの構想がすべて出ました。
あとはなんとか最終節を書き上げるだけ…エピローグ含め年内に完結させたい…
シーンとかは初めの構文からなんとなくあるのですが形にするとまた長くなりそう。待ってて下さってる方々もいてくれるので頑張ります！

ちなみに…テキスト化始めた当初は全部書けたら別途スレ立てを考えてたんですが、持ち出しって感じになるとも言えるしそれはまずいですかね？
仮に皆さん特に問題ないと思われるようなら、過去分にも手を加えたりしつつ【KGOSS】とか【中山プボSS】みたいな感じで立てて、そちらに最終節とエピローグを投下して完結…とか思っていたり。なんせ期間も文章も長いので…。まずければ変わらずここに投下します。
ということでご意見頂けると助かります、よろしくお願いします。

では、スレ消費失礼しました。

>>109 >>110

109二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 02:35:08

>>108

超超超個人の意見としては、ここに投稿でいいと思います

ここの掲示板ってマ～ジで些細なことから荒れるのでちょっと怖いんですよね…

私が繊細というかビビりってのとSSでのレス消費が気にならないってのもありますが

それはそれとしてSSよかったです　走り方が変化しても本質は変わらないプボに安心しました

完結まで楽しみに待ってます！

>>111

110二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 11:51:45

>>108

続き楽しみに待ってました〜！

お茶目なダーレイさん可愛くて好きです。

完結編楽しみにしてます！！

自分もここに投下で良いと思います。最近…特に開催日は別のとこから流れてきた感じっぽい人が乱立やら荒らしやらしてますし……

>>111

111二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 13:31:14

>>109

>>110

ありがとうございます！

やっぱり心配というか不安ですよねぇ、杞憂ではないようなのでスレ立てはやめときますか！

そもそも考えてみれば一気読みはwikiでできますしね…何のためにまとめて下さっているのかという話だった。失敬。

プボ君のプボ味がちゃんと出るように気をつけてたのでよかったです！

あと渾身の超大爆笑ギャグ(笑)をやるダーレイさんは前々から書きたかったので好きって言ってもらえて嬉しい…！

どうか最後までお付き合いよろしくお願いします！

112二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 17:59:47

逆ドッキリのトラウマがあるリュージw

113二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 19:42:39

この本の存在自体このツイートで知ったんだけど、柴田兄弟の見分け方を教えてくれるユーイチ何かいいな

ウマ娘関連で騎手の方々も時々調べててこの本に行き着いて、作者も素敵な方で、なんかもう
･横山和生騎手の卒業式で「下の子入学するからもう少し続けてくれ」と頼む横山典弘騎手
･博多人形のような武豊騎手
･柴田兄妹の見分け方を教えてくれる福永祐一騎手
で喜ぶくらいには狂ってきた自分が居る。 — 沙智帆（さちほ） (hochisa_2Didol) 2022年11月18日

>>114

114二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 22:42:21

>>113

誤字だとは思うけどミサキが「妹」になってるのちょっと笑うw

確かに、女子でも違和感ない名前だけど…

>>115

115二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 23:31:01

>>114

兄弟でジョッキーをしている人たちの弟が全員妹になる特異点概念を受信した

>>116 >>117

116二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 23:36:05

>>115

ミサキ、コウシロウ、ハヤト、コータあたり？

マンボちゃんの着せ替え人形にされるコウシロウと何着ても「ええんとちゃう？」としか言わないからリアル妹持ち組に怒られる結界師は見たい

>>118 >>119 >>120 >>124

117二次元好きの匿名さん22/11/18(金) 23:41:55

>>115

康太はノリノリで女の子楽しみそうなんとなく

男所帯で育ってきたからいきなりできた妹に戸惑う東西ユタカとそれを見て先輩面して「妹とのつきあい方」をレクチャーするユーイチikzeもありか

118二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 01:54:06

ダイチ、結界師、東のユタカ、ユウスケの4人で修正しに行くのかな？

東のユタカのツッコミ適正が謎だけど恐らくツッコミ担当はダイチなんだろうなと言う確信がある(結界師は畜生発言多めの名誉京都人だし、ユウスケは良心枠では有るけどボケ側の人間だから……)

119二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 01:59:24

あとタケシとか、コウヘイの同期の国分ツインズもかな？アフゴでおなじみキョウスケが弟

他には特異点での出番は少ないけど、タイガとかカツマ、木幡ブラザーズがいるね

(来日中のデム次郎を巻き込むもよし)

>>121

120二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 09:01:45

妹に「ええんとちゃう？」はマジで地雷だぞ結界師…

121二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 09:04:27

>>119

意外と兄弟共にジョッキーやってる人多いね。

特異点慣れしてない兄達は弟が妹になって困惑するだろうし、特異点慣れしてる兄達は何かを察して頭抱えたり、目が死んだりしそう。

122二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 10:03:43

タケシ（妹）が騎手なんて…
年度代表馬に乗る女性騎手なんて…
さてはJRAの仕業だな？

>>123

123二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 10:41:00

>>122

むしろJRA以外に誰(どこ)がこんなトンチキ特異点を……特異点リーディングが「おもろそうやな」で作りそう？

…………否定は出来ない

124二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 13:32:47

コウシロウ、妹になって身長縮んだら「俺、身長このままで元の性別に戻りたいんやけど…」って言いそう…身長で体重管理苦労したし…

>>125

125二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 14:26:13

>>124

「この体のままやったら騎手復帰できんちゃうん？筋肉はつけたらええし女性減量おいしいし…」になる可能性もあるかも

>>126 >>127

126二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 14:27:36

>>125

×減量

○斤量

減量苦労したからそのへんプラスと思うかどうかは微妙だけど、メリットと思えばやるかも

127二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 18:33:39

>>125

特異点解決したのに退去が始まらなくて、みんなが「なんでだ！？」って焦ってるとこで

結界師「コウシロウ」

コウシロウ「……なんや？」

結界師「自分でもアカンって分かってるやろ？聖杯出しぃ」

コウシロウ「…分かってる、分かってるけどアカンねん。やっぱ聖杯なんてロクなもんやないな」

結界師「コウシロウ！」

って、聖杯を手にして特異点を引き継いでしまうコウシロウを幻視した。

>>128 >>129

128二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 19:01:02

>>127

本家にも有ると言うか本家ぐだぐたイベント名物のギャグの皮被ったシリアス特異点…！

129二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 21:21:22

>>127

弟ジョッキー妹化計画ぐだぐだJRA 兄の思いと妹の願い

という特異点タイトル降ってきたから後は誰か任せた

>>131

130二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 21:56:19

2022年　美浦
ダイチ「うぅ、寒い……そろそろ防寒対策を考えないと」
タケシ？＆ハヤト？「「ダイチさんっ！」」
ダイチ「うわっ！？急に出てこないでくれタケ……ん？あれ？お前達……タケシとハヤトだよな？」
タケシ？「良かった、やっぱりダイチさんなら違和感を持ってくれると思ってました」
ハヤト？「朝起きて性別変わっていたのに兄さん達以外は誰も気にして無くって……」
ダイチ「つまり、吉田さんとカズオ以外は誰もお前達二人が女になった特異点の改変に飲まれたって事か？」
結界師「性別が変わったのはその二人だけちゃうで」ｳﾞｩﾝ
ダイチ「ユタカさん！タケシとハヤトだけじゃ無い？」
結界師「あぁ、どうも調教師や調教助手含めて“兄弟でジョッキーやっとった奴らの弟の方が妹になる”っちゅー特異点らしい」
ダイチ「なんてマニアックな特異点……と、言うかその改変範囲だとまさか……」
結界師「そのまさか……コウシロウとミサキも女になっとる」
ダイチ「うわぁ……地獄みたいな状況だぁ……」ｷﾘｷﾘ
タケシ(♀)「兄貴達やコウシロウさんにミサキさん、藤岡兄弟みたいに特異点慣れしてる人たちで修正しようって話になって」
ハヤト(♀)「流石に大所帯なんで2回に分かれてレイシフトする事になりまして、俺とタケシ、ユタカさんはダイチさんが来てからレイシフトする後発部隊です」
結界師「うっすらとユーイチが関わっとる気配がしてな……ホウオウじゃなくて障害お手馬を呼んでもろてええか？」
ダイチ「構いませんよ。来てくれ、マイネルネオス！」
結界師「行くでナビレラ！」
タケシ(♀)「エフフォーリア！」
ハヤト(♀)「頼むソダシ！」

ネオス「なぁ……なんであの坊ちゃんはたまに痛い目見るのに懲りねぇんだ？」
ナビレラ「なび〜(訳:それが分かれば苦労しないと思う)」
エフフォ「タケシガオンナ！？え？な、なんで？どうしてエフー？」
ソダシ「ちょっとヨシダ、アナタ私に断りなくなんで性転換しているの？後で写真撮らせなさい。今浪さんへ写真を送るわ」

ギュウウウゥゥゥン…………

>>131

131二次元好きの匿名さん22/11/19(土) 21:58:21

>>130

※※※※※※※

カズオ「おかしい？既に修正しているハズなのになんでレイシフトが起きないんだ！？」

コウタ(♀)「俺たちの性別も元に戻ってへん！」

ユタカ(東)「まさか……ダイチの奴、同期だからって手加減を……？」

ミサキ(♀)「アイツがそんな事する訳ないじゃないですか！そもそもユーイチの特異点騒動で要らぬ苦労掛けられてるんですよ！？」

ユウスケ「じゃあなんで弟達はずっと妹のままでレイシフトも起きへんのですか？」

結界師「(もしかして……ユーイチは俺の目ぇを欺く為の囮？)……まさか、コウシロウ」

コウシロウ(♀)「……やっぱり兄貴の目は誤魔化せへんか」

結界師「何考えてるんや？」

コウシロウ(♀)「もしも、俺の身長が10cm低かったら歴史が違った言われるんや……」

結界師「……お前」

コウシロウ(♀)「性別変えてでも背ぇ低くしてその歴史を見てみたい思うんは……悪い事か兄貴？」

A.D.1997 兄妹騎手増殖計画　10cmで変わる歴史の先へ

>>129のタイトルも使ってみたかったけど自分が練ったのはちょっと毛色が違う感じがしたから他の人頼んだ

132二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 02:55:41

ミサキ(♀)の「アイツがそんな事する訳ないじゃないですか！」で草生え散らかした
どっちかといえば自分も心労かけてる側なのに…

>>133

133二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 06:51:18

>>132

このスレにおけるダイチの心労貢献度はユーイチ＞ミサキだし……そもそも心労貢献度なんて単語が出てくるのがおかしいって？それはそう。

134二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 07:27:31

>>131

もしかしてこの特異点、かわいい後輩のために道化を演じて囮役やってる特異点リーディングがいる…？

良くないことだと分かってるけど特異点に頼ってしまって、自虐するみたいに笑ってみんなの前から姿を消すコウシロウがいると私性合

>>135 >>136 >>137

135二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 09:05:30

これはぐだぐだシリアス特異点…コブラ案外ギャグ特異点の関わり少ないような

まあ姿を消したとして、乳飲み子の頃から世話して住所不定だったころには泊まれるように専用部屋用意してたとか噂される結界師が首根っこつかんでつれて帰ってくるでしょう

>>138 >>145

136二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 09:07:48

この特異点の最終決戦レースは恐らく府中・左回り・2400mでコウシロウ＆メイショウマンボVS結界師＆キズナにより一騎討ちになると思われる

137二次元好きの匿名さん22/11/20(日) 09:17:07