【CP・現パロ・閲覧注意】ルフィ様のお話はとっても面白いですね!!!Part5

  • 11◆p53SSBNAT623/01/22(日) 19:35:09

    「ごめんね…」

  • 21◆p53SSBNAT623/01/22(日) 19:35:28
  • 3二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 19:35:54

    まってた

  • 4二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 19:35:56

    立て乙 待ってたぞ待ってたぞ

  • 5二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 19:36:13

    よかった
    待ってたよ

  • 6二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 19:36:44

    うおおおおおお!!!
    待ってたのれすよおおお!!!
    何故ならぼく達は信じてるかられす!!!

  • 7二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 19:37:43

    しかもまた謝ってるしれす!!!

  • 81◆p53SSBNAT623/01/22(日) 19:39:19

    ウタ「ルフィと…喧嘩…?な、なんで…」

    ビビ「んーなんでだったかしら…何度も喧嘩してるしあんまり覚えてないけど…」

    ウタ「……」

    ビビ「最初は…私が一人で抱え込んでる時に…ルフィさんが無理やり止めさせようとしたのがきっかけだったかしら、手を出しちゃったのは私からだけど…」

    ウタ「……」

    ビビ「馬乗りになって、ほっぺたたき合ってね…ルフィさんって女の子も関係ないんだから!…その後、ナミさんのゲンコツも貰ったんだけど…」

    ウタ「……」

    ビビ「だからかしらね…?あなたが…ちょっとうらやましい。そういう意味でも、ルフィさんは誰にでも平等なんだって思ってたけど…ルフィさんにも、そういう事を絶対したくない相手が…いるんだって。ルフィさんもちゃんと…傷つけたくない女の子って接する大事な相手がいる事を知ったから…」

    ウタ「……」

  • 9二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 19:45:02

    ナミさんからも制裁食らってて草

  • 101◆p53SSBNAT623/01/22(日) 19:55:56

    ウタ「それは…きっと…わ、私のお父さんがシャンクスだから…気まずくなりたくないとかで……」

    ビビ「取って付けた用な理由ね。ウチに来た時に、家の食べ物を全部空にして帰った男の子よ?気まずいとか考えると思う?」

    ウタ「それは……」

    ビビ「ルフィさんは女の子相手でも、自分の意見をハッキリ言う容赦ない性格よ?あなたもよく知ってるんじゃない?」

    ウタ「……」

    しらほし「わたくしも初めてお会いした時に泣き虫は嫌いと言われました!今でもたまに弱虫と言われます!」

    ウタ「う、ル、ルフィ、が…?」

    しらほし「はい…ですが、わたくし今では少しも気にしておりません!接していく内に…ルフィ様の強さを知る事ができたから…わたくしの事を認めてくださったから…!」

    ウタ「……」

    しらほし「ルフィ様が悪戯に人を傷つける人ではないと…ルフィ様のお話を一番聞いてるわたくしが一番知っております!」

  • 11二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:08:41

    しらほしからも大分矢印強いな!?

  • 12二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:41:07

    >>ルフィ様のお話を一番聞いてるわたくしが

    何気にスレタイ回収…

  • 13二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 20:49:05

    原作姫様達の中でルフィに向けてる感情が一番でかいの多分しらほしだからな...

  • 141◆p53SSBNAT623/01/22(日) 21:44:47

    ウタ「それは…!わ、私だって…」

    ビビ「『私だってよく知ってるもん!』…かしら?」

    ウタ「……っ」

    ビビ「そんな焦らないで!偉そうな事言ったけど…この中で、ルフィさんと一番付き合いが長いのはあなたなんだもの…ルフィさんの事、一番よく知ってる自負があるんでしょう?」

    ウタ「……」

    ビビ「ルフィさんと…お父さんとよく一緒に遊んだんですってね?そこも羨ましいわ…私達、あまりお父様達と一緒に遊んだ事なかったし…」

    ウタ「……そう、なの?」

    しらほし「お父様は…いつも忙しそうでしたので…遊んでくださるのは、お母様かお兄様…それにペットのメガロくらいでした」

    レベッカ「私もね!遊んでくれたのはいつもお母様ばかりで…お父様は中々構ってくれなくて、剣を教えて欲しいって何とか頼み込んで、それで一緒にいられる時間を無理に作ったんだ…」

    ウタ「……」

    レベッカ「最初は危ない危険だって散々言われてさ…ちょっと怪我したくらいで大騒ぎして…自分の不注意だっていっぱい謝られて…!ふふ…『お父さん』って、やっぱりどこも口うるさくてお節介で…優しいよね!」

  • 15二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 21:50:41

    改めて親バカな父親持ちばっかりだなこの娘たち

  • 161◆p53SSBNAT623/01/22(日) 22:18:33

    ウタ「……」

    ビビ「だからきっと…ウタさんのお父さんも心配してると思うわ。自分の娘に異変が起きてて、何もないわけないでしょ?」

    ウタ「……」

    ビビ「ルフィさんにウタさんの思いをちゃんと伝えたら…お父さんともちゃんと仲直りしないとね!きっと不安がってるでしょうから!」

    ウタ「えっと…」

    ビビ「それじゃあルフィさんの所に…」ガシッ

    ウタ「ま、待って…!」

    ビビ「何?まだ駄々こねる気?また喧嘩する?」

    ウタ「う…あ……こ、怖くて…」

    ビビ「怖い?何が怖いの?」

    ウタ「わ、私は…!ルフィの事、ずっと苦しめてたから…!今までずっと…!!!」

    レベッカ「苦しめてた…?」

    ウタ「だ、だから…会うのが怖い…!つ、次はその事を…言われるんじゃないかって…それが怖いの…!」

    しらほし「……」

  • 17二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 22:26:43

    >また喧嘩する?

    ビビ様おてんばが過ぎる

  • 18二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 22:28:47

    >>17

    4学年も年上の男の子に喧嘩売って、鼻血垂らして帰ってくるからな…

  • 19二次元好きの匿名さん23/01/22(日) 23:07:35

    お姫様たちみんな優しいな
    友達ってのはいいもんだ

  • 201◆p53SSBNAT623/01/22(日) 23:22:53

    しらほし「苦しめた…のですか?ウタ様が…?」

    ウタ「私は…ずっと…ルフィを……」

    ビビ「苦しんでるようには見えなかったわ。あなたと話してるルフィさん、とっても楽しそうだった」

    ウタ「…それは…!ルフィが…優しいから我慢してて…」

    レベッカ「5分も同じ所にいられないルーシーが?そんな我慢強いとは思えないよ?」

    ウタ「……ルフィは…私の償いのために…ずっと…」

    ビビ「償いって何?ルフィさんがそんなに怒るような事をしたの?」

    ウタ「……」

    しらほし「ウタ様…?」

    ビビ「……私達は、あなたと出会って数日しか経ってない。遊んだ事だってほとんどない。人によっては、他人の認識かもしれない…それくらい、私達はあなたの事を何も知らない…」

    ウタ「……」

    ビビ「…でも、ルフィさんの事はよく知ってる。私達の友達で、食いしん坊で心が強くて…あなたの事を嬉しそうに話してくれるルフィさんに何度も何度も会ってきた」

    ウタ「……っ」

    ビビ「だから…不思議でならないの。ルフィさんはウタさんがいない所でいっぱいウタさんの話をしてきた…なのにそんなに苦しんでたなんて一度も言わなかった。あなたの…償いというのは分からない。何も知らない。でも私達には…ルフィさんとウタさんがそんな冷たい関係には見えなかった。遊んだ回数が一度や二度でもそれくらいは私達でも分かるわよ?」

  • 21二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:08:00

    ルフィの"理想の女の子"になるとかなれないとかという考えをどうにかしないとな

  • 22二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 00:10:11

    好きな男の子の理想になりたいのは分かるが固執しすぎちゃいかん

  • 231◆p53SSBNAT623/01/23(月) 01:01:44

    ウタ「……」

    ビビ「ルフィさんの…一体何をあなたが傷つけてしまったのか…私達には分からない。きっと…ナミさん達も立ち入れないデリケートな問題なんでしょう」

    ウタ「……」

    ビビ「でもそれならなおの事…ルフィさんにぶつかって行かないと…!曖昧なままにしておくのが一番…」

    ウタ「ルフィの……」

    レベッカ「ルーシーの?」

    ウタ「ルフィの……め、目の下の傷……」

    しらほし「ルフィ様の傷…?」

    ウタ「あの傷の…償いをしなきゃ…いけなかったの…」

    ビビ「それはなぜ…?」

    ウタ「私のせいで…できた物だから…」

    しらほし「ウタ様の…?」

    ビビ「……」

    ウタ「子供の時…私が…ルフィをからかったせいで……私が……」

  • 24二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 02:12:29

    そのまま全て吐き出せー!

  • 25二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 10:05:05

    このレスは削除されています

  • 26二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 10:05:19

    このレスは削除されています

  • 27二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 19:50:39

  • 28二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 22:15:36

    お姫様たちはどういう風に受け止めるのだろうか

  • 29二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 22:26:08

    俺はNAT6氏の正当な読者…
    Chrome拡張機能で「あにまん掲示板用削除ツール」を作成した。
    "このレスは削除されています"とそのリプを消してくれる機能だ。
    chrome ウェブストアで検索すれば出てくる。良ければ使ってくれると嬉しい。

    スレ汚し失礼しました、ROMに戻る

  • 30二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 22:43:00

    >>29

    有志の力が強すぎる…

    さっそく使わせてもらったがもういっそこの機能永続させてくれ…

  • 31二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 22:47:01

    >>29

    あんまり詳しくないけど

    それって勝手にやっていいことなの?

  • 32二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 22:49:54

    >>29

    全安価も消せる?

  • 33二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 22:58:08

    ROMに戻るといったがこれだけ…今後のツール系の質問は拡張機能の問い合わせかもしくは専スレ立ててくれればそっちに行く。スレチなのでよくないね…不快に思った方いたら申し訳ない


    >>31

    作った拡張機能に関しては完全に自分のブラウザのみで動くから他への影響はない。余計な文字を消しゴムで消してるようなもの。ただ、審査もあるとはいえ悪意あるツールも無くはないから最終的には自己責任になるので野良ツールには気を付けてね


    >>32

    消せる。というかそれ目的で作った。有効なリプなのかが分かりにくいんじゃ!

  • 34二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 23:04:38

    あなたのお陰でNAT6氏のSSを快適に見れてます

  • 35二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 23:05:12

    へーそんな事できるんやな

  • 36二次元好きの匿名さん23/01/23(月) 23:54:39

    >>29

    マジでありがてえ、早速使ってみたがすっきり爽快だ

    これ以上触れるのはスレチだろうからもう言わないけど、本当にありがとう

    NAT6氏の作品を心置きなく楽しめるぜ!

  • 37二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 10:08:19

    このレスは削除されています

  • 38二次元好きの匿名さん23/01/24(火) 18:38:53

    このレスは削除されています

  • 39二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 00:22:50

    保守

  • 40二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 08:33:08

    支援

  • 41二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 18:34:31

    保守

  • 421◆p53SSBNAT623/01/25(水) 20:26:56

    ※間が空いてしまってすみません…ツールまで作成していただいて、感極まる思いです…ありがとうございます……

    レベッカ「からかった?でもそれくらい普通の…」

    ウタ「ルフィは…シャンクスに…私のお父さんにずっと憧れてて…お父さんみたいに格好いい人になりたいって…」

    ビビ「確かにウタさんのお父さん、他のみんなのお父さんに比べて若く見えるし…格好いいものね!男の子なら憧れちゃうわ…」

    ウタ「でも…私は…ルフィの事…」

    しらほし「ルフィ様の事を…?」

    ウタ「馬鹿にして…シャンクスみたいになんてなれないって……」

    レベッカ「わー…ルーシーそういうのムキになりそうだね…」

    ウタ「でもルフィは…諦めないって…シャンクスみたいに強くなって、大きくなって……」

    ビビ「ルフィさんらしいわ…」

  • 431◆p53SSBNAT623/01/25(水) 20:27:11

    ウタ「……シャンクスみたいな傷も…付けるって…」

    しらほし「傷を……」

    ウタ「シャンクスには…三本の目立つ傷が目にあるから…ルフィも、同じような傷をつけるって……わ、私は…ただのじょ、冗談だって…思って…!からかって…!そしたらルフィが本当に…な、ナイフで…」

    レベッカ「……」

    ウタ「ほ、本気で傷を付けるなんて…お、思わなくて…」

    ビビ「……ルフィさんなら…やるかもね…」

    ウタ「私のせいで…ルフィに…い、一生消えない傷を……!」

    しらほし「……」

    ウタ「だから…私は…ルフィに償いを……ルフィの…理想の女の子にならないと……」

    レベッカ「……」

  • 441◆p53SSBNAT623/01/25(水) 21:28:18

    ウタ「理想の…女の子に……」

    ビビ「…ウタさんが、ルフィさんに感じてる後ろめたさは分かったわ。でも、それで何故苦しめてたとか…喧嘩を…?」

    ウタ「……」

    レベッカ「ウタちゃん…?」

    ウタ「…怪我…した時に………私、ルフィに…謝罪の手紙書いて…ルフィに……」

    しらほし「ルフィ様に…?」

    ウタ「…結局…渡せなくて……ずっと閉まってたんだけど……でも、この前…ルフィを家に呼んだ時に…」

    ビビ「……」

    ウタ「ルフィに…見られちゃって……」

    しらほし「……」

    ウタ「そしたら…もう、ルフィが私に…無理、しなくて良いって…」

    レベッカ「ルーシーが……」

  • 45二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 21:35:59

    改めて口にされるとやっぱりすげぇ重い考えだなぁ…

  • 461◆p53SSBNAT623/01/25(水) 21:40:01

    ウタ「もう…一緒にいなくて良いって…!!気づけなくてごめんねって…!!」

    ビビ「…ウタさん」

    ウタ「だ、だからルフィは…私が苦しんでたって思って…!!!だから、もう私が苦しめちゃだめで…!!」

    ビビ「ウタさん」

    ウタ「ルフィも…きっと私といるときも無理してて…!!ずっと苦しめてて…!!!」

    ビビ「ウタさん!」ガシッ

    ウタ「……っ」

    ビビ「また私達の事、見えなくなってたわよ。落ち着いて、今は誰も苦しんでない。大丈夫だから…だからゆっくり、少しずつ教えて?」

    レベッカ「ウタちゃん…」

    しらほし「ウタ様…」

    ウタ「あ……」

    ビビ「ウタさんもルフィさんも…とってもお互いに優しいのね。びっくりしちゃった…本当は私達なんて、入る余地がないくらい強い絆があったって事でしょう…?」

    ウタ「えっと……」

    ビビ「だからルフィさんも私達の知ってるルフィさんじゃなくなってたのね…やっと分かった。何でルフィさんが、あんなに別人みたいになっちゃったんだろうって…あなた達と長くいたナミさんもきっと察してたのね。ウタさん達の間に自分が入れないかもって…」

    ウタ「……」

  • 471◆p53SSBNAT623/01/25(水) 21:57:34

    ビビ「ウタさんとルフィさんの事、知る事ができて良かった…ここまで、話してくれてありがとう」

    ウタ「……」

    レベッカ「ごめんね、話しづらかったよね…無理に聞いちゃって…」

    ウタ「そんな……」

    しらほし「ウタ様…とてもお辛い事があったのですね…!!」シクシク

    ウタ「えっと……」

    ビビ「はい、しらほし。ティッシュよ」

    しらほし「ありがとうございますビビ様…!!」ズビー!!

    ウタ「だからもう…いいの…全部、諦めて…」

    ビビ「ええ、それと私達がやるべき事も良く分かった」

    ウタ「……?」

    ビビ「つまり…ウタさんが…ルフィさんの理想になりたいって思ったのは…傷の事がきっかけだったのね?」

    ウタ「う、うん……」

  • 481◆p53SSBNAT623/01/25(水) 22:12:19

    ビビ「ルフィさんの理想の女の子になりたくて…ウタさんは今までずっと頑張って来たのね?」

    ウタ「そ、そうだけど…」

    ビビ「私達の真似をしてたのも、ルフィさんの気を引きたかったからなのね?」

    レベッカ「あ!そういう事だったんだね!!」

    しらほし「とても意地らしいですウタ様!!」

    ウタ「あ…えっと…」

    ビビ「私達がルフィさんと話してる時に妙に視線を飛ばしてたのも、ルフィさんを取られたくなかったからなのね?」

    レベッカ「だから私達の事、ずっと見てたんだね!」

    ウタ「も、もういいから…!!」

    ビビ「ルフィさんの理想の女の子になって…色んな事をしたい。そういう思いでいっぱいだったのね?あ、ほら例えばこの雑誌のウェディングドレスとか来たりして…」ガサガサ

    ウタ「ちょ、ちょっと!?何漁ってるの!?」

    しらほし「まあ!とってもお似合いなると思います」ペラ

  • 49二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 22:17:09

    ビビちゃん頭完全に恋バナモードになってるよ!?

  • 501◆p53SSBNAT623/01/25(水) 23:20:27

    ビビ「結構色々種類があるのね…私ももっとこういうの読んだ方がいいかしら…?」

    ウタ「ま、待って!もうやめて!恥ずかしいから…!!て、ていうか…か、関係ないでしょ!?」

    ビビ「関係ない事ないわ!ウタさんがルフィさんと一緒にどうしたいっていう心の現れだもの!」

    ウタ「で、でも…もう……!!」

    ビビ「ウタさんはルフィさんの事が好きなのよね?」

    ウタ「……え、え?」

    ビビ「ウタさんの話の中で一番大切な所が抜けてたわ。あなたからちゃんと、ルフィさんへの思いを聞いてない」

    ウタ「あ…わ、私は……」

    ビビ「ルフィさんに、申し訳なくて、償いたくて、だから理想の女の子になろうとして……その思いは伝わった。痛い程、よく分かった!でも、本当にそれだけでずっとルフィさんと一緒にいた訳じゃないでしょう?理想の女の子になるなんて、自分の人生を捧げる程の決心をルフィさんにしたんだもの。罪悪感があったとしても、中々出せる言葉じゃないわ」

    ウタ「……」

    ビビ「ちゃんと教えて。それとも不安?本当は自分のこの気持ちも罪悪感から来てるものかもしれないって…疑ってしまう?今ウタさんがルフィさんに会うのが怖くなってるのも…それが原因?」

    ウタ「……」コクン

    ビビ「じゃあ…思い出すの。ウタさんとルフィさんの思い出を。一目惚れだけが恋じゃないわ、相手との…何気ない日常から、少しずつ、少しずつ…かけがえのない存在になる事だってある。一つずつ…一つずつ、思い出してみて」

    ウタ「……」

  • 51二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 23:22:53

    ようやく本心わかるのか

  • 52二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 23:47:28

    本当に良い友達持ったなあ…ウタちゃん…

  • 531◆p53SSBNAT623/01/25(水) 23:51:22

    ウタ「……」


    ***


    『あはは…今のはちょっと危なかったわね…何ルフィ?大丈夫よ木登り失敗したくらい!山の中で遊んでたらこれくらいは普通でしょ?あんたがいつも言ってるじゃない!!…ちょ、ちょっと足が痛くて歩きづらいけど……わ!ちょっと!わざわざおぶらなくていいって!あんた私より小さいんだから!……もう、いいって…………ん……あ、ありがとう…』


    『どうルフィ!あんたが最近はまってるっていうワンピース!着てみたんだけど……え?服じゃなくて漫画の話?………………ち、違っ…別にあんたのために着たとかじゃなくて!……か、勘違いしたわけじゃ…………え?に、似合ってる…?そ、そうかな………も、もっと色々見たい?じゃ、じゃあまた着てきてあげる……いっぱい買ったから……ふふ♪』


    『え?喋り方?えっと…わざわざ背伸びした話し方しなくても良いかなって!別にルフィがマキノさんっぽいからって言ったわけじゃなくて……今度は子供っぽい!?あ、あんたが子供だからそれに合わせてあげてるの!私の方がお姉さんだから!違うって言うなら早く私より大人になってみたら?……………ルフィも大人になってくれたらさ…子供っぽいとか言わないから…そしたら…その時は…………ふふ、やっぱ何でもない!』


    ***


    ウタ「……」

  • 54二次元好きの匿名さん23/01/25(水) 23:51:27

    そうだよね、もしかしたら切っ掛けは本当に償いだったのかもしれないけれど、10年一緒にいて育った感情があるならそれは本物だよ

  • 55二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 00:38:51

    ビビ「ウタさん…10年っていう時間は決して軽くない。それだけの時間をずっと負の感情だけで過ごしていたら…きっとどこかで潰れてしまったと思う。あなたの…あなたの中で10年間は何があったの?本当に償いだけだったの?」


    ウタ「……」


    ビビ「そんな事ないわよね。それだけがあなたの10年じゃないもんね?そんな息苦しい時間を生きて来たようには見えないわ。とっても…とっても幸せな時間を過ごしてきたって、あなたの顔に書いてあるもの」


    ウタ「……」


    ビビ「きっかけは、罪悪感だったかもしれない。それまでは、大して意識してなかったかもしれない……でも今は違うわよね?ルフィさんへの思いはそんな後ろめたい物なんかじゃないものね?」


    ウタ「……」


    ビビ「もう一度聞くわよ?ウタさん、ルフィさんの事、好き?」


    ウタ「わ、わた、しは……」


    ビビ「私は?」


    ウタ「……あ…う……」


    ビビ「聞こえないわよ?もっと大きな声で言いなさい!」


    ウタ「うう……」


    ビビ「ウタ!!」


    ウタ「…すき……すきだよぉ…!!ずっと…ずっと…ずっとずっとずっと…!!」


    ビビ「ふふ…ちゃんと…言えるじゃない!涙だって出るじゃない…!あなたもルフィさんも…誰も悪くなんてないんだから!何で我慢なんてしないといけないの!?ルフィさんに全部ぶつければいいじゃない!昔書いた手紙なんかより今の私の言葉を信じてって言えばいいのよウタさん!!」

  • 56二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 02:39:03

    ワァ…光が見える〜

  • 57二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 03:10:34

    言えたじゃねェか…ポロッ

  • 58二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 03:41:19

    ビビ様一生ついていきます

  • 59二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 08:16:30

    現パロだけど本当に王女様かと思う懐深さと聡明さ
    よっしゃあこっから晴れるぜ!

  • 60二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 12:38:04

    このレスは削除されています

  • 61二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 21:34:12

    夜明けは来た

  • 62二次元好きの匿名さん23/01/26(木) 21:36:33

    改めて真似してる本人たちにそれを指摘されるの超気まずいな…それ以前の話な気もするけど…

  • 631◆p53SSBNAT623/01/27(金) 00:00:15

    ウタ「ずっと…ずっと一緒にいたんだもん…!!これまでも…これからも…ずっと……一緒にいたいよ…いたいよぉ…!」

    ビビ「ずっと一緒にいられるわ…誰がだめなんて言ったの?そういうとこ、もっとワガママになっていいと思うわよ、あなた達!」

    **
    ウタ「何で…何で離れた方が幸せなんて…ひ、酷い事…言うの…!?そんな訳ないのに…!!な、何で…ルフィは…わ、私と一緒にいると迷惑なの…?」

    レベッカ「ニブいにも程があるよねルーシーは!でもルーシーだってそんな事思ってないよ!ウタちゃんと一緒にいる事、迷惑だなんて絶対思ってない!」

    **
    ウタ「ルフィの…理想の…女の子になりたかった…なれなかったのかな…私は……ルフィの…タイプの女の子に…」

    しらほし「ルフィ様に以前、好みのタイプがどんな方かお聞きしました…笑顔が素敵で、頑張り屋で……そして、歌がとてもお上手な方だとおっしゃっていました。わたくしは、ルフィ様の周りでそういう方…一人しか知りません!」



    **
    ウタ「うう…ルフィ……ルフィ……」

    ビビ「まだ…まだ溜め込んでる物があるならここで吐き出しなさい!私達が…ウタさんの事、受け止めてあげる!ちゃんとルフィさんの所に素直に飛び込めるように!」

  • 641◆p53SSBNAT623/01/27(金) 00:21:50

    ****
    ウタ「…うう……」

    ビビ「…落ち着いた?」

    ウタ「ご…ごめん……取り乱しちゃって…」

    レベッカ「いいの!むしろそのために来たんだから!」

    しらほし「ウタ様のお話…本当に一途でときめいてしました…!」

    ウタ「…あ…ありがとう……な、何かもう色々恥ずかしいけど……」

    ビビ「…少しして、本当にちゃんと気持ちの整理が付いたら、ルフィさんに会いに行きましょう。あんまり遅いとルフィさん寝ちゃうと思うわ」

    ウタ「あ……」

    レベッカ「そうだね!気付いたら寝ちゃうんだからルーシーは………ウタちゃん?」

    ウタ「……」

    ビビ「まだ、怖い?」

    ウタ「……」

    ビビ「……ウタさんのその気持ちが…今までの積み重ねもあって、すぐに決着を付けられる事じゃないのは分かってる…でも、このままどこかで折り合いをつけないと…ずっと機会を逃したままになってしまうわよ?」

    ウタ「……」

    しらほし「ウタ様…」

  • 651◆p53SSBNAT623/01/27(金) 01:26:35

    ウタ「……私は…それは、もちろん……でも……」

    ビビ「ウタさんは…もしかしたら、ルフィさんが苦しんでたかもしれなくて…それを指摘されるのが怖い…のよね?」

    ウタ「……」

    ビビ「確かに…いくら私達がここでルフィさんの事を信じてると言っても、ルフィさんの本心を誰かが見たわけじゃない…相手の本当の心に向き合うのってとても勇気のいる事だわ。向き合う前に怯えてしまうのも仕方がないのかもしれない…」

    ウタ「……」

    ビビ「でも…もし私が今ウタさんと同じ状況でも…私は怖くても前に進む……ううん、もっと怖い事があるから、無理にでも前に出る。多分…きっとそうするわ」

    ウタ「……」

    ビビ「もし一生、すれ違ったままだったら……ずっと仲違いをしたままだったら……私はその方がずっと怖い。そんな形で別れるなんて…絶対したくない」

    ウタ「……」

    ビビ「ルフィさんが最初に怪我した時…ウタさん、そうも思ったんじゃない?もしかしたら、一生会えなかったかもしれなかった…」

    ウタ「……」

    ビビ「私もね…子供の時、幼馴染みの男の子と…そうなるかもしれない事があった。悪い大人に襲われて…その子は私を庇ってくれたけど、代わりに傷を負ってしまった…ちょうど、ルフィさんみたいに顔に残る大きな傷を…」

    ウタ「え……」

  • 661◆p53SSBNAT623/01/27(金) 01:32:55

    ビビ「その子は勇気があって…怪我も軽傷で済んだけど……私のせいで、顔に残る傷を作ってしまった…」

    ウタ「……」

    ビビ「でも私は…後ろめたさとかよりも何よりも…その子の言葉が怖かった。『死んでも守る』って…私の事、それくらい大切に守ろうとしてくれた事は、とっても嬉しいし…感謝してる……でも、あの時は二度と会えないような言葉を使わないでって…その子の前でずっとずっと…泣いちゃった」

    ウタ「……」

    ビビ「生きてさえいれば…会えさえすれば…どんな可能性も無限にあるのに……もし、もう二度と会えなかったら…謝る事も、感謝する事もできなくなってしまう…そうでしょう?」

    ウタ「……」

    ビビ「…私は、ウタさんくらい一途に思い続けてきた人を…見た事ないわ。だからこそ…死んでもいないのに…まだ間に合うのに…すれ違ったまま諦めてほしくない…!!大事な友達の未来がこんな所で潰えてしまうなんて…私はイヤ!」

    ウタ「……っ」

    ビビ「行きましょう?ウタさん!二人の時間で…もし10年前の出来事で失ってしまった物があるなら…これから取り戻していけばいいの!話を未来に進めればいいのよ…!きっといつか…そうして良かったって思える日が来るから…!」

  • 67二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 02:07:57

    ビビ様かっこよ過ぎる…ポロッ

  • 68二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 02:14:55

    ここでコーザの話持ってくるのは上手すぎる…

  • 69二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 07:42:13

    新時代はもうすぐだ❣️

  • 70二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 07:54:28

    ビビちゃんさすがだ

  • 71二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 08:26:20

    幼馴染の男の子とは幼馴染の女の子のためなら命を懸ける生き物なのだ

  • 72二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 09:27:13

    このレスは削除されています

  • 73二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 17:07:44

    このレスは削除されています

  • 74二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 22:00:58

    もしかしてこのビビ様、本物のお姫様なのでは…?

  • 75二次元好きの匿名さん23/01/27(金) 22:12:00

    やっぱり曇った後の晴れはいいなあ…!!
    それはそうと最後のセリフ…もしかしてビビはおでんだったのかい…?!

  • 76二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 08:40:50

    保守

  • 77二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 14:10:57

    保守

  • 78二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 14:21:07

    やはり持つべきは友達…というか
    映画からして一人にしちゃダメな子だったな

  • 79二次元好きの匿名さん23/01/28(土) 22:04:20

    保守

  • 80二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 04:06:56

  • 81二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 08:24:39

    早いけど朝の保守だ!
    part5だからな、こっからはもう晴れるはず!

  • 82二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 17:28:50

    期待

  • 831◆p53SSBNAT623/01/29(日) 21:05:03

    ウタ「私…行ってもいいのかな…ルフィの、所に…」


    ビビ「誰に聞くものじゃないわ、全部自分で決めるのよ。ウタさんの心は何て言ってるの?」


    ウタ「会い…たいよ……!」


    レベッカ「じゃあ行こう!!まあイヤだって言っても無理矢理連れて行くつもりだったけどね!」


    ウタ「…あ、謝って…それで…一緒にいたいって……何度も言って…!!」


    しらほし「そうです!ルフィ様は人のお話をちゃんとお聞きになりませんもの!!理解してくださるまで何十回も言わなければです!!」


    ウタ「行く…私、ルフィに会いに行くよ…!!今度は絶対…!!ルフィに全部ぶつける…!!」


    ビビ「そうね…私達の声、ウタさんにちゃんと届いたもの!今度はウタさんの声、ルフィさんに届ける番よ!!」

  • 841◆p53SSBNAT623/01/29(日) 21:25:40

    レベッカ「じゃあさっそく行くよ!!ウタちゃん!準備して!!」


    ウタ「う、うん…ちょっと顔洗ってくるね」


    ビビ「何か必要な物はある?ルフィさんに持って行くお弁当とか…」


    ウタ「あ、ちょっともう…時間ないから…」


    レベッカ「うーん…じゃあこれは?ウェディングドレスがいっぱい載ってる雑誌!これ見てルーシーと選びなよ!」


    ウタ「そ、それはちょっと…早いかな…///」


    ビビ「他には何か…わ…ウタさん、この箱って……ごめんなさい、何かちょっと生々しい物見ちゃったわ」


    ウタ「ち、違うから!!ちょ、ちょっとコンビニでふらっと買っちゃっただけで…!!」


    しらほし「ウタ様!この玩具はなんでしょうか?肩凝りなどをほぐす物でしょうか?お二人はご存知で…」


    ウタ「あ"ーーーー!!やめて閉まって!!!」

  • 85二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 21:31:11

    ウタランドは肩がこるんれすね!!!!

  • 861◆p53SSBNAT623/01/29(日) 21:40:47

    ASL宅…


    ルフィ「……」


    ルフィ「会いに行った方が…」


    ルフィ「いや…でも……」


    ルフィ「……」


    ルフィ「……」


    ルフィ「今度は…本当に…絶好されて…」



    「ルフィ?いるか?おれだ、サボだ」コンコン


    ルフィ「……!」

  • 871◆p53SSBNAT623/01/29(日) 21:52:35

    ルフィ「サ、サボ…?な、何だよ急に…」

    サボ「ちょっと人手が欲しくてな。ヒマなら手伝ってくれないか?」

    ルフィ「お、おれじゃなくても…エースとか…」

    サボ「エースはジイさん連れてダダンに会いに行ってるよ。ボケが酷いんでな」

    ルフィ「あ……」

    サボ「兄貴の命令が聞けねェのか?」

    ルフィ「わ、わかった…い、行くから…」

    サボ「おう、素直でよろしい」

  • 88二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 21:53:07

    サボ…行けるか…!?

  • 89二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 21:53:32

    今回の説得役はサボ君なんだね!

  • 901◆p53SSBNAT623/01/29(日) 22:00:39

    ルフィ「な、なあサボ…どこ行くんだ…?」

    サボ「買い物だ。食材を買いに行くんだ」

    ルフィ「食材…?おれそんな食ったかな…」

    サボ「今夜か明日の夜は豪勢になるだろうからな。今のうちに買いだめしておくんだ」

    ルフィ「ごうせい…?」

    サボ「人もいっぱい来るだろうし…お前達の食う分もちゃんと計算しねェとな」

    ルフィ「…何かあんのか?」

    サボ「何かあるというか、起こしてもらうというか…まあいいじゃねェか」

    ルフィ「……?」

  • 91二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 22:13:41

    これは、サボには連絡いってる感じかな?

  • 921◆p53SSBNAT623/01/29(日) 22:15:20

    ルフィ「……」

    サボ「鍋とかでいいかな…量作れるし…」

    ルフィ「……」

    サボ「お菓子とかも買っておくか…んーっと…」ガサガサ

    ルフィ「あ、それ…」

    サボ「お前このお菓子好きなんだろう?」

    ルフィ「そうだけどよ…おれ家で食った事…」

    サボ「ウタから聞いた。お前が好きなもんの話をいつもしてるからな」

    ルフィ「そ、そうか…」

    サボ「ふふ…おれとウタは会っても、お前の事ばっか話してるから何でも共有してんだぞ?」

    ルフィ「……」

  • 931◆p53SSBNAT623/01/29(日) 22:26:03

    サボ「味付けもちゃんとお前が好きなもんにしてやるから安心しろよ!量もちゃんと作ってやるから!」

    ルフィ「あの…サボ…」

    サボ「何だかんだお前の飯を作ってるのはおれの方が長いからな。ウタにも色々教えてやらねェと…」

    ルフィ「サボ…!何でそんな話になんだよ…!」

    サボ「ん?」

    ルフィ「ウタとか飯とか……も、もう…いいじゃねェか…おれは…」

    サボ「何だ?」

    ルフィ「そ、それよりよ!そろそろ教えてくれよ!何のためにこんな買い出しを…」

    サボ「お前がウタと結ばれる記念パーティーだ。何だ、まだ気付かなかったのか」

    ルフィ「へ…?」

    サボ「この前できなかったからな!今回は一層豪華にやるぞ!」

  • 941◆p53SSBNAT623/01/29(日) 22:55:18

    ルフィ「ウ、ウタと…む、結ばれ…!?どういう事だ!?何の話だサボ!?」

    サボ「何だも何もねェ。これからお前はウタに告白して両思いになって結ばれてくるんだ。祝うのは当然だ」

    ルフィ「か、勝手に決めんなよ!?」

    サボ「買い物終わったらこのままウタの家に行くぞ。心配すんな、お前だけ降ろして帰るから。邪魔はしねェよ」

    ルフィ「だから何で勝手に決めてんだ!!」

    サボ「あ、ウタが家にいるとは限らねェよな。一応連絡入れとくか…大丈夫だ、どこにいても必ず兄ちゃんが連れてってやるから」

    ルフィ「サボ!?」

    サボ「今さら逃げようとか思うなよ?まあ逃げてもとっ捕まえてウタの前に連れてくがな。お前に付けたGPSでどこまでも追っかけるぞ」

    ルフィ「じーぴーえす!?いつ付けてんだ!?」ゴソゴソ

  • 95二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 22:57:58

    いいのだ、拗れた仲を修復するにはこれくらい強引に引っ張る方がいいのだ

  • 96二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 23:08:24

    このサボは光のブラコンだな

  • 97二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 23:09:19

    ルフィもウタの話を聞かずにどんどん進めて言っちゃったから…良い意味で因果が回ってるな

  • 981◆p53SSBNAT623/01/29(日) 23:10:38

    ルフィ「て、ていうか…何で全部勝手に決めてんだ…!おれは別に…」

    サボ「いっつも人の話聞かねェくせに何言ってんだ。人に言える立場かお前?」

    ルフィ「う…うぐ……」

    サボ「お前ウタが嫌いなのか?」

    ルフィ「き、嫌いなわけねェだろ…!!」

    サボ「よし、じゃあ告白してこい」

    ルフィ「な、何でそうなんだよ!?」

    サボ「ウタの事、大好きなんだろ?」

    ルフィ「いや…えっと…」

    サボ「悪い、兄ちゃんに言うのはちょっと恥ずかしいよな。ウタに直接言ってこい」

    ルフィ「だから…!!」

    サボ「キスも忘れるなよ」

    ルフィ「な、何なんだよ!!!」

  • 99二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 23:33:34

    前回がエースで今回はサボなの熱いな

  • 1001◆p53SSBNAT623/01/29(日) 23:55:08

    ルフィ「だから…!おれ達喧嘩してて…!!」

    サボ「仲直りすれば良い。そんな事も知らねェなんて兄ちゃんは言わせねェぞ」

    ルフィ「……っ!!サ、サボ…!!本当に急に…どうしたんだ…!?何でこんな事し始めたんだ…!?」

    サボ「……」

    ルフィ「おれは…ウタから…離れて…」

    サボ「そうしろって言ったのはおれだ。お前達の事をよく考えもせずに勝手な事言っちまった」

    ルフィ「……」

    サボ「離別した方がいいかもとか…友達が欲しいだけかもとか…もっと色々考えて、相談に乗るべきだった。ウタとも話すべきだった。お前とウタを…悪い意味で信じちまってた」

    ルフィ「……」

  • 101二次元好きの匿名さん23/01/29(日) 23:55:15

    サボとGPS
    何だろうこの親和性

  • 102二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 08:19:55

  • 103二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 12:48:07

    サボくんやっぱりやる時はやるよね…!!

  • 104二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 12:51:20

    サボはそんなことする!!

  • 105二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 12:59:27

    >>101

    ビブルカード…

  • 106二次元好きの匿名さん23/01/30(月) 19:59:52

    このレスは削除されています

  • 1071◆p53SSBNAT623/01/30(月) 22:59:21

    サボ「本当はもっと…お前達の力になってやりたかった…お前達を近くで見てたからおれは……」

    ルフィ「も、もういいってサボ…もう終わったんだ…」

    サボ「だから決めた。もっとちゃんと向き合って、お前の背中を押してやる!まずはウタに思いを伝えてもらう!」

    ルフィ「だ…だから何でそうなんだよ…!?」

    サボ「お前がウタの事、大好きだって知ってるからだ。心配すんな、億に一玉砕しても兄ちゃんが責任持って間を取り持ってやる」

    ルフィ「そ、そんな事…」

    サボ「好きだろ?ウタ」

    ルフィ「いや…えっとよ…」

    サボ「その間と反応は大好きって事だな。花束でも買っていくか!いや、指輪がいいか?」

    ルフィ「ま、待ってくれ…!!!何かもう頭こんがらがって…!!」

  • 1081◆p53SSBNAT623/01/30(月) 23:24:00

    ルフィ「サボ…もういい加減にしてくれ…!!前にも話したろ…!!おれはもう…ウタの事縛りたくねェんだ…!!」

    サボ「お前に思い人を束縛する趣味があったとはな。そういう趣向はあんまり人に言っちゃだめだぞ?」

    ルフィ「ふ、ふざけねェでくれ!!!サボにも話しただろ!?傷の事とか色々…!!」

    サボ「聞いた。あの時はごめんな。ちゃんとお前に寄り添って考えてやれなかった…」

    ルフィ「いや…もう、それは…」

    サボ「そのせめてもの償いだ。お前の背中を崖っぷちまで押してやる…ウタの目の前までくらいならおれでも連れて行ける!さあ行くぞ!」グイッ

    ルフィ「や…やめてくれ…!!」

    サボ「やめねェ。お前が首を縦に振るまで引きずって行く」

    ルフィ「ウタの自由を…おれは…!!」

    サボ「今のお前は自由か?」

    ルフィ「……」

  • 1091◆p53SSBNAT623/01/30(月) 23:51:04

    ルフィ「おれは…」

    サボ「自由じゃねェよな。ウタのためだとか何だとか言って、本音を知るのが怖くて、離れられる前に自分から突き放そうとしてる今のお前は全然自由に見えねェ。誰よりも窮屈で息苦しそうだ」

    ルフィ「……」

    サボ「まるで自分から鳥カゴに閉じこもってるみたいだぞ。いい加減、息が詰まるだろう?」

    ルフィ「おれは…おれの自由は別に……」

    サボ「別に、何だ?自分の事はどうでもいい…か?次言ったらはり倒すぞ」

    ルフィ「……っ」

    サボ「ウタも大切な友人だがお前だっておれの大事な弟だ、家族だ。どうでもいい訳ねェだろ?お前にだっておれは辛い思いなんてして欲しくないし、罪悪感に縛られて欲しくないし、自由に…幸せでいて欲しい。そう望むのはおかしいか?」

    ルフィ「う……」

  • 1101◆p53SSBNAT623/01/31(火) 00:27:15

    ルフィ「おれは…ウタの事……傷つけちまって…」

    サボ「なら謝らねェとな!謝ってケジメを付けてそれから思いを伝えるんだ」

    ルフィ「む、無理だ…」

    サボ「何でだ?」

    ルフィ「あ、あいつもう…変わるって…」

    サボ「変わる?」

    ルフィ「自分のしたい事…するんだって…!!え、笑顔で言ってた……」

    サボ「ウタが…」

    ルフィ「お、おれが…おれがあんな事言っちまったせいで…!!!もう戻れねェんだ…!!!」

    サボ「……」

    ルフィ「さ、最初は…そうして欲しかったはずなのに…!!お、応援したかったのに…!!全部おれが悪いのに…!!!今さらになって後悔して…もうダメなんだ…!!もう全部遅ェんだよ…!!!」

  • 111二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 00:27:32

    "はり倒すぞ"ルフィの兄ちゃんはこうでなきゃな

  • 112二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 00:30:44

    >>108

    >>109

    この二人の画像が下を向いてしまったルフィをサボが屈んで励ましてるみたいですごい好き…

  • 1131◆p53SSBNAT623/01/31(火) 00:50:04

    サボ「……」

    ルフィ「おれは…!!おれは何だ…!!自分でやっといて悔い残して…!!死にたくなって……」

    サボ「……」

    ルフィ「ウタは自由になったはずなのに…!!おれがそうして欲しいって言ったのに…!!何でこんな痛ェんだよ…!!!何でおれは…!!」

    サボ「……」

    ルフィ「ぜ、全然楽しくねェ…ウタと話しても…何にも頭入ってこねェ…!!!ウタとシャンクスの前で何とか無理して笑っても…何も変わんなくて…」

    サボ「……」

    ルフィ「おれのせいで…あいつ、今度こそ本当に変わっちまって…」

    サボ「自分のせいでウタが変わったかもしれねェ…前に罪悪感のせいで色々とお前への態度が変わったように……ルフィは一番それが怖いんだな?」

    ルフィ「…おれは……」

    サボ「そうだな…何かに飲み込まれて変わっちまうってのは本当に怖いもんだ。それが自分だけじゃなく…大事な誰かならなおさらだ」

    ルフィ「……」

  • 1141◆p53SSBNAT623/01/31(火) 01:11:45

    ルフィ「だから…おれはもう…」

    サボ「だったら…今すぐ聞きに行かねェとだろう?」

    ルフィ「……」

    サボ「ウタが本当に何を思ったのか…お前だってウタに何を思ってるのか…相手の心なんて読めやしねェんだ、未来と同じだ。誰にだって分からねェ…」

    ルフィ「……」

    サボ「お前もウタも…お互いに友達以上の思いがあるとおれは確信しているが…今の心底までは断言できねェ……お前がぶつかっていくしかないんだよ」

    ルフィ「もう…遅いって……」

    サボ「遅くないだろう。お前もウタも普通に生きてんだから。ただちょっと喧嘩してお互いしょげてるだけだろう?」

    ルフィ「……」

    サボ「…ルフィ、明日ウタが死んだらどうする?」

    ルフィ「え……?」

  • 115二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 01:16:12

    サボはブラコンだけどいいお兄ちゃんだ

  • 116二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 11:55:50

  • 117二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 11:59:02

    >>115

    ブラコンだからこそでもあるかもしれない

  • 118二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 21:56:11

    いい兄だね

  • 1191◆p53SSBNAT623/01/31(火) 23:10:59

    ルフィ「し…死ぬって…!!」

    サボ「例えが悪かったな。死ぬなんて縁起でもない事想像させるつもりはねェよ。でももし…ウタと突然明日お別れになるとしたらお前はどうなる?引っ越しでも何でも、もしまた会えるか分からねェ状況にでもなったら…どうする?」

    ルフィ「……っ」

    サボ「お前が離れてくれって言ったんだろう?それが明日、本当に現実になっちまったらどうするつもりだ?」

    ルフィ「……」

    サボ「今日会う勇気がなくて…明日でもいいやと諦めて……寝てる間にウタに二度と会えない状況になったら…お前はどう思う?何も思わねェか?」

    ルフィ「……」

    サボ「今ならまだ間に合う…時間も心もまだどうにかなる…それでもお前は今ここで何もしねェのか?明日お前の隣にウタはいないかもしれない。昼寝なんてしなきゃ良かった程度で済むと思うか?」

    ルフィ「……」

    サボ「おれだったら後悔し続けるだろうな。本当は別の未来があったんじゃねェか…夜の数だけ考える。なあルフィ…そんな事、おれが言わなくても分かるだろ?」

    ルフィ「……」

  • 120二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 23:18:15

    現パロだけど昼寝でもしてたかってバージェスの言葉がREDのルフィと頂上戦争のサボには突き刺さるよね…

  • 121二次元好きの匿名さん23/01/31(火) 23:33:15

    並行世界の話か…

  • 122二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 00:34:03

    行くんだルフィ君!!!

  • 1231◆p53SSBNAT623/02/01(水) 00:43:05

    ルフィ「嫌だ…!!ウタに…会えないのも……こんなんで終わっちまうのも…本当は嫌だ…!!」


    サボ「そうだよな…今までだって、ウタに言った事…後悔し続けてんだろう?それがずっと続くなんて…そんな地獄みてェなの嫌だろう…?」


    ルフィ「酷ェ事言っちまったって…分かってんのに…もう後に引けなくて…ウタの事…止める資格なんておれにはねェから…!!」


    サボ「資格なんてウタの事が大好きって気持ちだけで十分だ。それよりお前には義務がある。ウタに酷ェ事言った自覚があるならお前はあいつの本心と向き合わなきゃならねェんだ」


    ルフィ「自信がねェんだよサボ…!!おれウタの前で…ちゃんとできんのか…ちゃんと謝れるのか…分からねェよ…!!ウタの前行くと…怖くて…震えちまって…!」


    サボ「ちゃんとなんてしなくていいんだ。引きつった笑顔作って大丈夫だなんて言わなくていいんだよ」


    ルフィ「おれは…シャンクスみてェな…エースみてェな…サボみてェな強い男になりたかったのに…!!ぜ、全然なれてねェ…おれは…!!まだ…顔に傷を付けて格好付けようとしてる弱虫のまんまだ…!!」


    サボ「格好つけたいなんて誰でも思う。好きな女の子の前ならなおさらだ。でも格好の付け方が違うって…ウタの親父さんに教えて貰ったろう?それに弱虫じゃねェ…曲がりなりにもウタの幸せを考えようとしてたんだ。誰かの幸せを願えたんだ…ちゃんと成長してるって事だ。後もう少し、ウタのために強い男になるんだルフィ」

  • 1241◆p53SSBNAT623/02/01(水) 01:17:47

    ルフィ「サボ…おれ……」


    サボ「今のうちに涙は全部出しておけ!ウタの前でメソメソしてたら格好つかねェぞ?スッキリしてから会いに行け!」


    ルフィ「もし…おれまた……何か間違えちまったら…!」


    サボ「もう間違えるな。お前もウタもいっぱい間違えた。だから次で成功するんだ…ヘマはない。死ぬなんて事も絶対ない。次は笑顔のお前達に会えると信じてる」


    ルフィ「お、おれは……」


    サボ「モンキー・D・ルフィ!!!」


    ルフィ「お、おう!!」


    サボ「お前の後ろには兄ちゃん達が付いてる。お前に何かありゃ地球の裏側でも駆けつけるお節介な兄ちゃん達がな!」


    ルフィ「……っ」


    サボ「だからお前も…ずっとウタの隣に立ってやるんだ。自信がないなんて言うな。ウタが助けを求めれば地の果てまで飛んでいくくらい…いざという時に頼りになる男になるんだ。子供っぽいだけの弱虫は卒業だ」


    ルフィ「……」


    サボ「できるよな?いや、なるんだ。兄ちゃん達はできるって言うまで何度だってケツを叩くぞ!」


    ルフィ「……分かった!!サボ!!ごめん!!!色々ありがとう!!おれ、行ってくる!!!」


    サボ「おう、バッチリ決めてこい!!みんなで美味い飯作って待ってるぞ!!」

  • 125二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 06:48:58

    サボがマリージョア突入の時よりも前向きだ

  • 126二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 08:56:41

    >>122

    なんだこの画像はw

    とうとうゴードンまで気ぶりだしたか

  • 127二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 10:19:08

    >>122

    応援する気持ちは分かるけど新時代しては直球すぎるだろ!!

  • 128二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 12:36:13

    >>124

    血の繋がりはないけどこの画像の二人ホントに兄弟ってくらい似てるな…

  • 129二次元好きの匿名さん23/02/01(水) 22:02:02

    二人とも周りに恵まれてるね

  • 1301◆p53SSBNAT623/02/02(木) 01:07:41

    ASL宅…


    エース(うまく行ったか…?そろそろ話は終わってるはずだが…)


    ガープ「ふわあ~……」


    ダダン「みっともなく口開けてんじゃねェよ!腹減ったんなら自分で食いやがれ!」


    エース(サボの奴…大船に乗ったつもりでパーティの準備しとけって言ってたが…不安だ。マキノ達まで呼んでんだ…もう次はねェぞ…)


    ガープ「ふぐ…もぐ…」


    ダダン「おいエース…!いつまでこんな抜け殻ジジイの相手しねェといけねェんだよ…!!後、なんだいこの飾り付けは…?『ルフィ♡ウタ おめでとう㊗』って…何かの罰ゲームって奴かい…?」


    ガープ「ひまご……」


    エース「……」


    ダダン「マキノも張り切って飯作ってるし…おいこれヤバい事にならねェんだろうな…!?」


    エース「はは…そん時は道連れになってくれ…」


    ダダン「何遠い目してんだよお前!!」

  • 1311◆p53SSBNAT623/02/02(木) 01:26:04

    ***

    ウタ「あ…あの…こ、ここって…」

    ビビ「広いでしょ?ウチの家族が大きな催し物とかする時に使うホテルなのよ。夜景が綺麗で有名なの!」

    レベッカ「わ~…すっごい高そうな部屋…」

    しらほし「わ、わたくしのお部屋より広いです…」

    ビビ「そりゃあスイートルームだもの…ふふ、特別よ?ちょうどホテル側のトラブルで一室空いてたから…サービスね!ウタさんとルフィさんに!」

    ウタ「こ、こんな高価なとこ…だ、ダメだって…!!」

    ビビ「いいの!ルフィさんには色んな所で助けて貰ったから…そのお返し!どうしてもって言うなら今度パフェでも奢ってね!」

    ウタ「……」

    レベッカ「あ、あそこのレストランも景色良さそう…有名なとこだっけ?」

    しらほし「あそこでございますか?確か…訪れた方々の思いが成就するレストランと聞いた事があります!」

    ビビ「あら…それなら次の機会はそっちでご飯食べてから来ないとね?」

    ウタ「あうう……」

  • 1321◆p53SSBNAT623/02/02(木) 01:41:42

    ビビ「とにかく、ここなら絶対に邪魔は入らないわ。ルフィさんと…ゆっくりいっぱい話して。洗いざらい全部ね」


    ウタ「うん……」


    ビビ「私達ができるのは…ここまで、何とか背中を押してきたつもりだけど…ごめんなさい、最後まではいられない。後は…ウタさんの勇気を委ねるしかない」


    ウタ「……」


    ビビ「だからこそ…信じてる。何でかしらね?ルフィさんもそうだけど…離れていても、不思議と信じられる!」


    レベッカ「ガッツ出してねウタちゃん!」


    しらほし「ふぁいとですウタ様!!」


    ウタ「うん……うん…!!」

  • 1331◆p53SSBNAT623/02/02(木) 01:49:41

    ウタ「ごめん…みんな、本当にありがとう……私なんかのために…ここまでしてくれて…」

    レベッカ「”なんか”じゃないよ!大事な友達!」

    ウタ「…うん!」

    しらほし「ルフィ様と仲直りしましたら…わたくし達にもいっぱいお聞かせください!わたくし、ルフィ様達の面白いお話しが大好きですから!」

    ウタ「う、うん…面白くなるかは分からないけど…」

    ビビ「じゃあ…私達は邪魔になる前においとまするわね。ルフィさんにはここに来るよう連絡したからもうすぐ…」

    ウタ「本当に…ありがとう。ここのお金、やっぱりちゃんと払うから…ここまでしてくれたのに、すぐにはちょっと返せないけど…」

    ビビ「素敵な歌手になったら返してくれたらいいわ!ナミさんじゃないもの、利子付けて返してなんて言わないから!」

    ウタ「ふふ…そうだね」

  • 1341◆p53SSBNAT623/02/02(木) 02:02:32

    ビビ「じゃあそろそろ、ルフィさんも今上がってくるみたいだし……あ、そうだウタさん。当然だけど泊まりで部屋取ってあるから…もしそういう雰囲気になっても大丈夫だからね…?」

    ウタ「へ……!?」

    ビビ「ベッドもちゃんと二人で寝られるサイズだし…あ、もちろんそのための準備もちゃんとそこの袋に入ってるから…くれぐれも勢いに任せるような事はしないように…」

    ウタ「な!?い、勢いって…!?///」

    レベッカ「あ、何かルーシーが来そうな気配がする」

    しらほし「お分かりになるのですか…!?」

    レベッカ「んー何となく…『ウタぁ!来たぞぉ!』って大声がしそうな…」

    ルフィ『ウタァ!!!来たぞォ!!!開けろ!!』ドンドン!!

    ウタ「!?!?」

    ビビ「ちょうどいいわね!じゃあ頑張ってウタさん!色々!」

    ウタ「い、色々って…!?」

    レベッカ「じゃあね!また…明日かな?また明日ね!!」

    ウタ「あ…えっと…!!」

    しらほし「ウタ様!たくさんお話し聞かせてください!それでは…!!」

    ウタ「あ、あわわ……」

  • 135二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 06:21:50

    セッティングが……セッティングが凄まじい圧!!!

  • 136二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 08:16:06

    毎度おなじみ夜景が綺麗なレストランにめっちゃ豪華なスイートルームと、お膳立てがフルコース
    これはプロポーズきちゃうな

  • 137二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 08:20:52

    このレスは削除されています

  • 138二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 14:26:50

    別の部屋におめでとうのウタとルフィがいるんですね…

  • 139二次元好きの匿名さん23/02/02(木) 21:56:30

    色々外堀が埋まってる

  • 140二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 00:21:25

    >>137

    いいのだ

    ウタとルフィがすでに重いから周りはいくら重くてもいいのだ

  • 141二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 06:53:07

    楽しみ

  • 142二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 12:40:32

    わくわく

  • 143二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 12:56:28

    続キヲ

  • 144二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 21:19:54

    こっからこっから

  • 1451◆p53SSBNAT623/02/03(金) 22:00:08

    ルフィ「ウタぁ!!!来たぞ!!!お邪魔しま……ビビ!レベッカ!よわほし!お前らも来てたのか!?」

    ビビ「こんにちはルフィさん!」

    レベッカ「遅いよルーシー!」

    しらほし「わたくしまだよわほしなのですか!?」

    ウタ「あ……えっと…ここはみんなが用意してくれて…」

    ルフィ「そうだったのか!悪い!こんなすげェとこ招待してくれてありがとう!!おれ今金ねェけどバイトとかするから…」

    ビビ「その話はもうウタさんとしたわ!頑張って二人でお返ししてね!じゃあ後はごゆっくり…」

    しらほし「ルフィ様!わたくしもう弱くは…」

    レベッカ「行くよしらほしちゃん!またねルーシー!」

    ルフィ「お、おう…じゃあな!」

    ウタ「あ…ま、またねみんな…!」

  • 1461◆p53SSBNAT623/02/03(金) 22:17:24

    バタン……

    ルフィ「……」

    ウタ「……あ、ルフィ…えっと…」

    ルフィ「…ウタ!」

    ウタ「は、はい!」

    ルフィ「まずはごめん!!ウタの手紙勝手に見ちまった事!そんでもうおれと一緒にいるなとか…言った事!!全部おれのせいだ!!」

    ウタ「ル、ルフィ…私もルフィに…」

    ルフィ「わりぃ!!けどこれだけはおれから言わせてくれ!おれが怖じ気付いちまう前に…本当にごめん!!!」

    ウタ「そ、そんなルフィ…頭上げてよ…!!!」

    ルフィ「でも一番は謝りたいのは…ウタの事、おれが勝手に決めちまった事だ!!ウタが自由とかそうじゃねェとかおれが決めつけた事だ!ウタの本音聞かねェでこの前も応援とか言っちまった!悪かった!!」

    ウタ「ルフィ……」

  • 1471◆p53SSBNAT623/02/03(金) 22:39:32

    ウタ「あ、頭…上げて、ルフィ…私は…」

    ルフィ「分かった…それともう一つ、これをもっかい言わせてくれ!!」

    ウタ「……え?」

    ルフィ「今まで…本当にありがとう!!ウタと一緒に居られたの本当に楽しかった!!」

    ウタ「……っ」

    ルフィ「ウタが色んなとこ一緒に遊びに行ってくれたり…服見せてくれたり、色んなモン食ったりよ!!ウタだから楽しかった!!ありがとう!!」

    ウタ「や…やめてルフィ…!!そ、そんな最後みたいに…私は…!!」

    ルフィ「ほんでよ!!何で楽しかったのか…力いっぱい考えた!!それで分かった!!ウタだから楽しかったんだ!!おれ、ウタが大好きだったんだ!!!ウタが一緒だったからおれはウタと遊ぶのが好きだったんだ!!それがやっと分かった!!」

    ウタ「……は!?」

  • 148二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 22:47:43

    うわぁドストレート!

  • 149二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 22:51:57

    わあ…わああ……(浄化)

  • 150二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 23:07:48

    最高かよ!
    いやさ最高だよ!
    やはり飾らない心からの言葉が一番でござる

  • 1511◆p53SSBNAT623/02/03(金) 23:11:06

    ルフィ「おれはウタの事、好きだったんだ!!今まで当たり前だと思ってたけどよ!おれここ最近、お前に嫌われたくねェって事ばっかで忘れてた…お前が一番好きなんだおれ!!」

    ウタ「わ…え……ちょ?!」

    ルフィ「ししし…ちゃんと言えなくてごめん!!でもこれがおれの本心だ!!ウソじゃねェ!!!」ガシッ

    ウタ「あ…あわわ……」

    ルフィ「お前の事が好きだ!!いつからって言われたら分かんねェけど…ずっと前からだ!おれの顔に傷できる前からかもな!」

    ウタ「あ……」

    ルフィ「もしかしたらよ…傷作ろうって思ったのも、シャンクスみてェになりたいだけじゃなかったのかもしれねェ!!ウタに認めて欲しかったんだ!!ウタはずっとシャンクス好きって言ってたからよ~…おれはウタにおれの事見て欲しかったんだ!!」

    ウタ「ル、ルフィ……」

    ルフィ「ウタの手紙は見ちまった…最初はウタがそれでおれに優しくしてくれてんのかと思ってた…だからちょっとおれ悲しくなっちまって…お前に変な事言っちまった!!しし…おれまだ全然強くねェな…!」

    ウタ「……」

    ルフィ「でもやっぱもう無理だおれ……こんな窮屈な事考えんの嫌になっちまった!!息苦しくて圧死しそうだ!!!」

    ウタ「はう……」

  • 152二次元好きの匿名さん23/02/03(金) 23:25:57

    最高かよ。最高だったわ…

  • 1531◆p53SSBNAT623/02/04(土) 00:17:24

    ルフィ「ウタ…!!傷の事とか…もう良いっておれが言ったのに…おれが気にしちまってた!!ごめん!!だから…この事はもう言わねェ!傷がきっかけとか…償うとか…もうそれについては聞かねェ!!」


    ウタ「ルフィ…」


    ルフィ「だからよ……も、もし…ウタもその……えっと…………その…あれだ!!」


    ウタ「……」


    ルフィ「ウタもその…傷とか関係なく……お、同じ気持ちとからなら……えーっと…あ、気持ちって言うのは…さっきおれが言った…」


    ウタ「……」


    ルフィ「あの…また弁当作ってくれ!!ま、毎日!!ウタが良ければな!!!」


    ウタ「……へ?」


    ルフィ「で、できれば…またずっと……おれ、ウタの飯を食いたいっていうかよ…」


    ウタ「ぷっ」


    ルフィ「…な、何で笑って…」


    ウタ「最後の最後につっかえすぎ。格好…付いてないよルフィ?」


    ルフィ「ぬぐぅ…」

  • 1541◆p53SSBNAT623/02/04(土) 00:21:24

    ルフィ「えっと…そんじゃ…もう一回仕切りなおさせてくれ!!おれは…!!!」

    ウタ「もういいよ!ルフィの気持ち…よく分かったから!だから一旦止まって!」

    ルフィ「でも…!!」

    ウタ「もうルフィの…そういうとこだよ?良くも悪くも突っ走るんだから…この前泊まった時もそう。私の話も聞かずにルフィが話し続けて、私が手を出しちゃったでしょ?」

    ルフィ「あ……悪い。またおれ…」

    ウタ「でも今回は嬉しかった!聞きたかったルフィの気持ち…聞けたから!ありがとう!」

    ルフィ「ウタ…」

    ウタ「だから今度は…私の話を聞いてルフィ」

  • 1551◆p53SSBNAT623/02/04(土) 00:40:07

    ルフィ「……」

    ウタ「まずは…今日、ここに来てくれてありがとう。私に…思いを伝えてくれてありがとう。本当に嬉しかった」

    ルフィ「……」

    ウタ「それと…ルフィから逃げ続けちゃってごめんなさい。学校も休んで…家まで来てくれたのに変な対応しちゃって…」

    ルフィ「……」

    ウタ「ルフィの言うとおり…もう自分の自由にするねとか…事務所とか歌手とか…本当はそんな事全然思ってないの…ただルフィの前で冷静を装うのに必死で…本当は……」

    ルフィ「……」

    ウタ「本当は怖かった。ルフィの前で笑顔を作り続ける自信がなくて…風邪って事で逃げようとした。一時的でしかないのにね」

    ルフィ「え!?ウソだったのか!?」

    ウタ「え、そうだけど…ごめん、信じてた…?とにかく…ルフィに会いに行けなかった。会いたかったけど…会いたくなかった」

    ルフィ「……」

  • 1561◆p53SSBNAT623/02/04(土) 01:04:56

    ウタ「ルフィと今までいるのが当たり前で…これからもそうだと思ってた。だから…離れるのが私の幸せって言われた時…とても傷付いた。ルフィから一番聞きたくない言葉だったから…素直に嫌いって言われるよりも辛かった…」

    ルフィ「……」

    ウタ「私が…ルフィに優しくしようとしたのは…確かにあの傷の事がきっかけだよ。あの時は…全部自分がルフィをからかったせいだって…思ってたから…」

    ルフィ「……」

    ウタ「あの頃はね…ルフィの理想の女の子になるって…ならなくちゃって思ってた。ルフィが理想の男の子になれるように、私が支えなくちゃって…ルフィの好きな服とか遊びとか…一緒にいる女の子とかいっぱい研究して……」

    ルフィ「……」

    ウタ「でも…いつの間にかね…?私、そんな事忘れちゃってた。ただ…純粋のルフィの理想の女の子になりたいって…思うようになっちゃった…目的が…変わっちゃった感じかな…?ルフィへの償いじゃなくて…ルフィと…ただ一緒にいるために…」

    ルフィ「……」

    ウタ「ねえルフィ…私さ、こんなに幸せだったんだよ?私が原因だったのに…私が償う事なのに…そんな事も忘れてルフィといるのが楽しくなっちゃったんだよ…?ふふ…何だかおかしいよね…」

    ルフィ「……」

    ウタ「私は…ずっと自由だった。自分がいたい場所も、心の底から笑える場所も…全部自分で決めたんだもん。好きな事するのも全部…ルフィの側でやるって…私が…私が決めてきたんだよ?」

    ルフィ「……」

  • 1571◆p53SSBNAT623/02/04(土) 01:14:14

    ウタ「ルフィの好きな服を着ようって思ったのも…一緒に遊ぶのも…喋り方も…全部私が決めた事。誰に言われた事じゃないよ。私が自由にした結果」

    ルフィ「ウタ……」

    ウタ「私が…ルフィの周りの女の子達の参考にしようと思ったのも…ルフィの気を引きたかったから…よく似てたでしょ?」

    ルフィ「え?」

    ウタ「何?」

    ルフィ「いや、何でもねェ…」

    ウタ「…だけどそれだけじゃ足りなかった。ルフィは私とみんなを仲良くさせようとする事ばっかり考えてたんだもん…もっと深い所まで入りたかった」

    ルフィ「……」

    ウタ「もっとルフィの頭の中…私の事でいっぱいにしたかった…私以外の事、考えられなくしたかった」

    ルフィ「……」

    ウタ「だから…頑張ってキスまでしたのに…次会ったらもう別れよう!?それはそれで本当に怒ったからね!?」

    ルフィ「え、別れるっておれ達まだ…」

    ウタ「何!?」

    ルフィ「な、何でもねェ…」

  • 158二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 01:15:05

    全部ぶつけるって言ったけどぶつけられたルフィちょいちょい困惑してますね…

  • 159二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 01:16:41

    よく似てたでしょ? え? でダメだった

  • 160二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 01:19:42

    ボワンッ スーッ…

    似てた?聞こえねえ…

  • 161二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 01:35:26

    ちょいちょい笑わせに来るの好き

  • 1621◆p53SSBNAT623/02/04(土) 01:39:24

    ウタ「本当はもっと先まで行きたかった…!!だから頑張って家まで誘ったのに…!!!料理まで作って…なのにこの鈍感!!唐変木!!!」

    ルフィ「わ、わりぃって…」

    ウタ「何でマキノさんに離婚寸前の夫婦の仲裁役みたいな事させちゃってるの…!?最悪だったよあの時の空気…!!」

    ルフィ「ふ、夫婦って…おれ達まだ結婚してねェし子供も…」

    ウタ「こ…子供?!ま、真面目な話してるんだからふざけないでよ!!」

    ルフィ「何でだ!?」

    ウタ「と、とにかく……私はルフィに縛られてるなんて思ってない!!辛いなんて少しも感じてない!!優しいからとか関係ない!!あんた以外にこんな事する訳ないでしょ!!してるとこ見た事ある!?逆にあんたが私以外とイチャイチャしてるの見てイライラして…」

    ルフィ「な、何でおれ怒られて…」

    ウタ「本当に嫌だったらとっくの昔に離れてた!!シャンクスにだってマキノさんにだって相談してた!!二人が私達の事…それとなく離そうとした事ある!?私達にちょっと距離置こうとか言った事ある!?むしろ応援するような雰囲気だったでしょ…!?そりゃそうだもん…ずっとシャンクスやマキノさんに…ルフィに振り向いて欲しいって相談してただもん…!!ずっとずっと助けて貰ってたんだもん…!!あんたに…私だけを見て欲しかったから…!!!」

    ルフィ「……っ」

  • 1631◆p53SSBNAT623/02/04(土) 01:51:48

    ルフィ「ウタ…」

    ウタ「ルフィが…私の事考えて、友達増やそうとしてくれたのは嬉しいよ…おかげで、すっごい素敵な友達ができたよ…!!でもあんたから離れるために友達欲しかったわけじゃない…!!あんたの事…色んな人に相談できたらなって思ったから…!!ルフィの思いも無駄にしたくなかったから…ルフィが私を思ってくれた証だから…」

    ルフィ「……」

    ウタ「……友達に、言われたよ。全部ぶつけなさいって…だから全部ぶつけるね…ルフィ!!勝手に女の子の手紙見ないでよ!!!うやむやになったけど普通なら絶交だからね!?」

    ルフィ「あ、お、おう…悪い…」

    ウタ「手紙書いたのだって…何年前だと思ってるの!?ごめんとか辛いとか贖罪とか…覚えてないよ!!ルフィといるのが楽しすぎて…ルフィとの未来が楽しみすぎて…!!そんなネガティブな記憶なんて覚えてない!!そんな手紙より私を見てよ!!今の私の言葉を信じてよ!!」

    ルフィ「……」

    ウタ「私に側にいてって言ってよ…!!あ、あんた…私の事好きなんでしょ!?じゃ、じゃあ…幸せにするって……言ってよ…!!!全部分かったような…悟ったような顔していなくならないでよ…!!私の事しっかり掴んでよ…!!私の10年は何だったの!?ルフィと一緒にいるためだよ!!ルフィはそうじゃなかったの……!?」

    ルフィ「……」

  • 164二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 06:00:10

    !!!

  • 165二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 08:29:40

    ちょこちょこ妄想が混ざってて笑っちゃうw

  • 166二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 08:32:09

    泣きそう
    ウタちゃん思いの丈をぶつけられてよかったね
    頼んだぜルフィ、ウタちゃんを一人にさせるんじゃないぞ

  • 167二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 14:37:40

  • 168二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 14:59:44

    完結してないけど晴れてきてるから戻ってきたわ...

  • 169二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 20:11:10

    やっぱりハッピーエンドれすよね…!!!
    信じてたれすよ…!!!

  • 1701◆p53SSBNAT623/02/04(土) 22:03:06

    ルフィ「ウタ…おれ……」

    ウタ「私の…私の一番居たい場所はここなの…初めてあんたがステージをくれた…あんたの隣が私が一番笑顔でいられる場所…」

    ルフィ「……」

    ウタ「ルフィがいない世界を考えた…窮屈で息苦しくて最悪だった…あんたの側でずっと笑って泣いてきた…死ぬときだって隣にいたい…!!離れろなんて言われるのは…死ぬより辛い!!」

    ルフィ「……」

    ウタ「ルフィ…私はね…いつか本当に歌手になりたいの…歌手になって世界中に私の歌を届けたい」

    ルフィ「……」

    ウタ「どんな歌手になるか、まだ曖昧だけど…歌詞だけはいっぱい決めてるの…シャンクスと…マキノさんと……私に良くしてくれた色んな人達と……それと、世界で一番好きな幼馴染みの男の子との…思い出を歌詞にしたい…誰よりも、自由な歌手になりたい…」

    ルフィ「……」

    ウタ「だ、だから…私と…その…」

    ルフィ「ウタ……」

    ウタ「うん…?」

    ルフィ「その…おれ以外に幼馴染みって…」

    ウタ「この流れでいる訳ないでしょ!?」バシッ!!

    ルフィ「いてェ!!」

  • 171二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 22:10:34

    ルフィランド…

  • 172二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 22:13:13

    バシッじゃなくてボゴォ!でもいいくらいの失言で草

  • 173二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 22:19:46

    愛ある拳でサンドバッグにしても許されるぞ

  • 1741◆p53SSBNAT623/02/04(土) 22:28:48

    ウタ「あ…また叩いちゃった…ごめん…」

    ルフィ「いてェ…お前やっぱ意外と力強ェんだな…えっと…ごめん……」

    ウタ「本当に…次言ったら本当に怒るから…」

    ルフィ「わりぃ……」

    ウタ「……それで…?」

    ルフィ「うん…?」

    ウタ「私の……き、気持ちは精一杯伝えたけど…ルフィの…答えは…?」

    ルフィ「こ、答えって…」

    ウタ「お、女の子にここまで言わせといて…!?」

    ルフィ「そ、それならおれが最初に言ったじゃねェか!!お前の事、好きだって!!もう十分だろ!?」

    ウタ「それだけじゃなくて…何か覚悟みたいなさ、私の事ずっと大切にするみたいな……べ、べつに顔に傷つけたような事しなくても良いけど…」

    ルフィ「…そ、そんじゃあ…」グッ

    ウタ「も、元々ルフィが勝手に勘違いしたのが原因なんだからね!?そのせいでここまで拗れて…ルフィがちゃんと最後にしめ………んむっ!?」




    ルフィ「ん……」

  • 175二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 22:29:16

    ルフィランド!!!!

  • 176二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 22:37:38

    行ったァアァァ!!!!

  • 177二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 22:39:09

    キタァー!

  • 1781◆p53SSBNAT623/02/04(土) 22:53:55

    ウタ「……っ…………!?!?」

    ルフィ「んぅ……」

    ウタ「う……ぷは……」

    ルフィ「……」

    ウタ「あ……えっと…………」

    ルフィ「……」

    ウタ「るふぃ…?」

    ルフィ「……お、おれの勝ちだな!!これで!!!ししし!!」

    ウタ「……は、はあ!?」

    ルフィ「び、びっくりしただろ!この前のお返しだぞ!!」

    ウタ「この…本当になにして…!!」

    ルフィ「ウタ…」

    ウタ「ん……」

  • 1791◆p53SSBNAT623/02/04(土) 22:55:49

    ルフィ「おれ…この事…絶対忘れねェから……今日、ウタの本当の気持ち聞いた事…二度と忘れねェ…これから何があったって…おれは今日のウタを信じる」

    ウタ「……」

    ルフィ「あと、ウタの理想の男になれるように…おれまだシャンクスみてェに頼りにはならねェけど……もっともっと頑張るから…」

    ウタ「……」

    ルフィ「だから…これでいいか……?……しし、やっぱこういう事、おれには向いて…………んむ」

    ウタ「ん………ちゅぅ……」

    ルフィ「ん………」

    ウタ「ん……私以外の女の子にもうデレデレするの禁止。私以外の子から貰った物食べるのも禁止。私に隠れて他の子と遊ぶのも禁止」

    ルフィ「おう…」

    ウタ「…私以外の子と話すのも禁止」

    ルフィ「いや…それは…」

    ウタ「……うそだよ。普通本気にする…?」

    ルフィ「……ウタがそうしろってんなら…頑張るけどよ…」

    ウタ「…ふふ」

  • 180二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 23:27:32

    独占欲がマシマシすぎる…!!!

  • 1811◆p53SSBNAT623/02/04(土) 23:36:19

    ウタ「ふふ…そっか…そっか♪ルフィは私の事…大好きで何でも言う事聞きたがるんだね…可愛い弟だね~」ナデナデ


    ルフィ「お、おいウタ…」


    ウタ「……それと…ありがと。ルフィ…ちゃんと答えてくれて…ふふ、格好よかったよ?」


    ルフィ「……何か恥ずかしくなってきた」


    ウタ「ルフィ…」


    ルフィ「……ん?」


    ウタ「……私はずっと好きだよ。これまでも、これからも…」


    ルフィ「…おれもだ!」


    ウタ「だからも…離れようなんて…言わないでね。ずっとずっと一緒だよ」


    ルフィ「しっしっし…当たり前だ!」

  • 182二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 23:43:43

    結ばれた…

  • 1831◆p53SSBNAT623/02/04(土) 23:58:52

    ルフィ「ししし…あー、いっぱい喋って疲れちまった!腹も減ったな~…」

    ウタ「もうこんな時間…ルームサービスとか頼む?今日だけなら何でも頼んで大丈夫ってビビちゃん言ってたから…」

    ルフィ「ほんとか!?そんじゃあメニューの奴片っ端から…」

    ウタ「いくらでもとは言ってないよ!!人の厚意で泊まってるんだからある程度は弁える!!」

    ルフィ「は、はい……」

    ウタ「ルフィが好きそうなの、ちゃんと選んであげるから…」パラパラ…

    ルフィ「なるべく量が多い奴にしてくれ…後肉入ってる奴!!」

    ウタ「はいはい…えっとじゃあ……」

    --------------------------------------------------------------------------

    ルフィ「ぶへーっ!!くったくった!!!」

    ウタ「結局おかわりいっぱいしちゃった…大丈夫かなこんなに食べて…ちゃんと後で言っとかないと…」

    ルフィ「ビビにはちゃんと美味しかったって言っとくから大丈夫だ!!」

    ウタ「それより先に言う事あるでしょ!?」

  • 184二次元好きの匿名さん23/02/04(土) 23:59:29

    ハッピーエンド最高!ハッピーエンド最高!
    みんなもハッピーエンド最高と言うのれす!!

  • 185二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 00:11:04

    ウタちゃんもルフィに負けないくらい食べたんだろうな

  • 1861◆p53SSBNAT623/02/05(日) 00:13:49

    ルフィ「ほんじゃ…腹膨れたし寝るか!明日みんなに会いに行かねェとだしな!」

    ウタ「明日何かあるの?」

    ルフィ「サボ達が飯作って待ってるって言ってた。おれ達の仲直り祝いだってよ!!」

    ウタ「な…何それ!?ていうかいつから用意してるの!?」

    ルフィ「今日からって言ってた」

    ウタ「何でそんな…何かもしこの…色々解決してなかったらちょっと気まずいじゃん…」

    ルフィ「おれ達の事信じてくれたんだ!!さすがサボだ!!」

    ウタ「サボらしいと言えばそうだけど…もー本当に何考えてんの…」

  • 1871◆p53SSBNAT623/02/05(日) 00:26:15

    ウタ「明日はまた色々ありそう…とにかく、もう寝るよルフィ…今日は疲れちゃった…」


    ルフィ「おう!あ、ウタ。これどうやって寝んだ?ベッド一つしかねェぞ?」


    ウタ「……」


    ルフィ「おれ、床で寝るか?」


    ウタ「あ…い、いや…え、えっと…」


    ルフィ「毛布あれば大丈夫だぞ!ししし、今そんな寒くねェし…」


    ウタ「い、一緒に寝よ!せっかくこんな広いんだし!!!」


    ルフィ「でもおれ寝相悪いっていつもお前が…」


    ウタ「ず、ずっと一緒にいてってさっき言ったじゃん!いいからシャワーでも浴びてきてたら!?」


    ルフィ「い、言ったけどそんなずっと一緒って意味だったのか!?」

  • 188二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 00:31:24

    新時代だ!!!

  • 1891◆p53SSBNAT623/02/05(日) 00:43:12

    ****

    ウタ「ルフィ…暑いんだけど……」

    ルフィ「そりゃこんだけくっついてりゃよ…じゃあ離れるか…?」

    ウタ「あ、あんた端に寄ると落ちるじゃん!」

    ルフィ「どうすりゃいんだ…」ゴロッ

    ウタ「……」

    ルフィ「……」

    ウタ「……」

    ルフィ「……」

    ウタ「何でそっち向くの…?」

    ルフィ「え…顔向けてると暑苦しいと思って…」

    ウタ「何のために一つのベッドにいると思ってるの…!?」

    ルフィ「な、何でおれずっと怒られてんだ…!?」

  • 190二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 00:47:18

    クソボケがすぎるぞ麦わらァ!

  • 191二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 00:53:44

    ハッピーエンド最高!
    いやー、顔がにやける
    ルウタって本当に、いいものですね

  • 192二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 09:13:24

    >>184

    ハッピーエンド最高!

    ハッピーエンド最高!

    ルウタ新時代最高!!

  • 1931◆p53SSBNAT623/02/05(日) 18:44:14

    ルフィ「ウタ…お、お前本当に何が…」

    ウタ「……先の事」

    ルフィ「うん…?」

    ウタ「この前…ルフィとしたいって言った……」

    ルフィ「……」

    ウタ「キスより…先の事……」

    ルフィ「それは…」

    ウタ「ルフィは…イヤ……?」

    ルフィ「……」

    ウタ「……イヤなんだ」

    ルフィ「い、嫌じゃねェけど…!!」

    ウタ「……」

    ルフィ「おれ…そういうのよく分かんねェし…ウタの事、傷つけちまうかも…」

  • 194二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 18:47:00

    卑しいのキタ!

  • 1951◆p53SSBNAT623/02/05(日) 18:53:52

    ウタ「……」

    ルフィ「ウタに…嫌な顔とかされんのが…おれは一番…」

    ウタ「……ビビちゃんから、聞いた」

    ルフィ「え……?」

    ウタ「あんたとよく…喧嘩したって…叩き合ったりしたって…」

    ルフィ「……そ、それはちょっと…つい熱くなって…でも本気でやり返した訳じゃ…」

    ウタ「…私には、やり返したりしなかったくせに…何で…私は別なの…?」

    ルフィ「……ウタには…おれ、何もできねェんだ……手とか、出せねェ……」

    ウタ「……」

    ルフィ「ウタは…ウタだけは……おれ、だめなんだ…怖くて…」

    ウタ「……」

    ルフィ「ウタに嫌われんのが…怖くて……うわっぷ!」

    ウタ「……」ギュ~~

    ルフィ「な、なんら…いきなり……!!くるひいって…」

    ウタ「……怖くないよ…」

  • 196二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 18:56:27

    !!!

  • 197二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 18:57:43

    振り向き気振りゾロ!?
    存在していたのか...

  • 1981◆p53SSBNAT623/02/05(日) 19:02:47

    ウタ「私は…ルフィに何されたって…全然怖くない…」

    ルフィ「ウタ……」

    ウタ「ルフィと…そういう事がしたくて…もっと先に進みたくて……今まで頑張ってきたんだから…怖いとか…思わない…嫌いになんてならないよ」

    ルフィ「……」

    ウタ「それなら別れようって言った時にとっくに嫌いになってたし…」

    ルフィ「う…わ、わりぃ…」

    ウタ「……」

    ルフィ「……」

    ウタ「……ルフィは…私だけは…特別で、傷つけたくなくて…臆病になっちゃうんでしょ?大丈夫だよ…そんなに大事にしてくれる幼馴染みなら…私は何も怖くないよ」

    ルフィ「う……じゃ、じゃあ…えっと…」

    ウタ「もっと先の事…しようよ……?」

  • 199二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 19:04:52

    新時代じゃああ!!!!

  • 200二次元好きの匿名さん23/02/05(日) 19:05:08

    うおおおおおおハッピーエンドなのれす!!

オススメ

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