【番外編】陛下の命令で空座第一高等学校に通うことになった【加筆】16

[1 スレ主 23/02/14(火) 14:51:08]

陛下が初期から一護たちの元にスパイを送り込んでいた世界の番外編

番外編では本編でダイスした物語を加筆していく


志島カワキ（♀）
チョコラテ度は3割、人の心は半分ほど得たスパイの滅却師。作中屈指の正直者
※ただし敵やその他大勢には人の心-11になる

物静かで善良度がやや低いスーパードライな合理性の鬼。敵地に瀕死のチャドを置き去りにすることに定評がある
陛下からは情操教育も目的として現世に送られた

己の強さ以外を信じておらず、陛下に仕えるのは聖文字という更なる力が目的
強さにこだわるが、生きていれば報復のチャンスはくるので撤退も視野に入れて行動する

純血滅却師だが虚の毒を4割ほど緩和、軽減できる。理由は陛下にもわからない。現世組あるあるのバグ枠。霊王由来でもない。

[2 スレ主 23/02/14(火) 14:51:52]

初代

【番外編】陛下の命令で空座第一高等学校に通うことになった【加筆】｜あにまん掲示板

前スレ

【番外編】陛下の命令で空座第一高等学校に通うことになった【加筆】15｜あにまん掲示板

本編スレ一覧

スレ一覧

[3 スレ主 23/02/14(火) 14:52:17]

【加筆まとめ】

スレ全部読まなくてもこれで今までの流れは多分わかる。スレ全部は追えない！文章のみを読みたい！という方はこちら↓

【尸魂界篇】

SSまとめ【尸魂界篇】

【破面篇】　現在リメイク中

加筆まとめ①

加筆まとめ①

加筆まとめ②

加筆まとめ②

加筆まとめ③

加筆まとめ③

加筆まとめ④

加筆まとめ④

加筆まとめ⑤

加筆まとめ⑤

[4 スレ主 23/02/14(火) 14:53:03]

現在の加筆範囲【破面篇】

陛下の命令で空座第一高等学校に通うことになった　3｜あにまん掲示板

[5 スレ主 23/02/14(火) 14:53:30]

能力値

能力値

カワキのプロフィール

志島カワキ

好感度まとめ

好感度まとめ

[6 スレ主 23/02/14(火) 14:54:01]

【アナウンス】

番外編では、本編でダイスした物語を加筆投稿していく。書いている内に出てきた疑問は追加ダイスする。

不定期で載せていくので、それ以外の時間、このスレは雑談・感想・疑問などに使ってくれ。展開を考えたり、追加ダイスしたり、色々と参考にする。

[7 スレ主 23/02/14(火) 15:31:30]

次の加筆文は報告への反応
今夜にでも書き上げて投稿する予定でいるから、それまで雑談しててくれ

[8 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 15:59:59]

スレ立て乙です

[9 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 16:24:42]

乙&保守

[10 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 16:27:15]

乙です

[11 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 18:07:58]

カワキちゃん、探偵役させるとポンコツ(証拠が見つからない)だし被害者にはなりそうもなく(反撃しないわけがない)友人に被害が出たら報復するだろうなってところからしてサスペンスならやっぱり犯人役だよな

[12 スレ主 23/02/14(火) 18:48:54]

じゃあ報告への反応を投稿

陛下はひたすら心配してるだけだし、心配とか友達と修行イイねとか感情が忙しいポテト視点が多め

陛下もポテトも名前が長いんじゃ！！（文字数）しながら書いてたら案の定、めっちゃ長くなった

[13 スレ主 23/02/14(火) 18:49:05]

「…戻ったか。カワキの様子はどうだ？」
「は！　お変わりないように見受けられました」
「そうか。それで、カワキは何と？」

　ユーハバッハが伝言を持たせた部下が、カワキの許から戻った。ハッシュヴァルトはユーハバッハの傍でその報告を聞く。

（本当は……私が直接、現世に様子を見に行きたいところだが……）

　死神達の目が集まっている今の空座町を訪れるには、ハッシュヴァルトは目立つ。星十字騎士団最高位という地位もあり、今回は見送ることになった。苦渋の決断だ。

「殿下は『時期が決まり次第、こちらから連絡する』とおっしゃっておりました」

　帰還命令への返答を持ち帰った部下に、ユーハバッハが満足そうに頷いた。

「ご苦労だった」

　近頃の空座町は藍染によって危険な状態が続いている。ハッシュヴァルトはカワキから報告が届く度に気を揉んでいた。そういう意味では見えざる帝国への帰還は良いことだと思えた。

[14 スレ主 23/02/14(火) 18:49:26]

（此度こそ、陛下も血装の使用許可を出されるだろう。今後は怪我も減る筈だ）

　そう考えて、ハッシュヴァルトは安堵に胸を撫で下ろす。その緑の双眸に、報告を終えた部下が跪いて目を泳がせている姿が映り、不審に眉を寄せた。

「……？　何をしている。まだ何か報告があるのか？」
「は……その……」

　問いかけられた部下は目をキョロキョロ動かし、しどろもどろになって言い渋る。冷や汗をかいて青白い顔をした部下の様子に、ハッシュヴァルトは嫌な予感がした。

「どうした？　はっきり言え」

　二度目の催促に、やっとのことで部下が言葉を発する。おずおずとした声が告げる内容に、ハッシュヴァルトは頭痛がした。

「…殿下からの新しい報告がございます」

――私の予感は正しかった。

　午後に届いたカワキの報告は、いつもながら不穏な内容で満ちていた。今度は何事かと暗い不安が胸に淀む。
　ハッシュヴァルトが重い口を開いた。

[15 スレ主 23/02/14(火) 18:49:42]

「――――……。……何だ？」
「はっ。……明日、殿下が瀞霊廷に向かう予定である、とのことです」

　心臓が跳ねた。頭が締め付けられるように痛む。ハッシュヴァルトの整った顔が、頭痛に歪んだ。

「何――…？」

　瞠目したユーハバッハの低い呟きさえ、頭痛にかき消されるように遠い。
　ハッシュヴァルトの長い指先が、痛みを訴えるこめかみを押さえる。

「待て。……明日と言ったな？　目的は何だ？　また問題が起きたのか？」

　ハッシュヴァルトの脳裏にカワキが尸魂界へ侵入した際の出来事が蘇る。あの時、カワキは何度も、何度も、何度も大怪我を負った。
　その情景がハッシュヴァルトの心を追い立て、次から次へと質問を重ねさせた。
　部下は血管が凍る思いで、必死にカワキの言葉を思い出して言い募る。

「そ……それが……殿下は『朽木ルキア、井上織姫と十三番隊の隊舎裏修行場で鍛錬する』と仰せで……」
「――カワキが？」

　ハッシュヴァルトは目を瞬いた。

[16 スレ主 23/02/14(火) 18:50:07]

　見えざる帝国では、カワキの修行相手は極一部の者だけだった。ハッシュヴァルトが剣を見てやる他は、寄り付く者が殆どなかったのだ。

（陛下が御自身で指導に当たっていた為でもあるが――……相手を務めるだけの強さを持つ者が居なかった、と言うべきか）

　ユーハバッハが直々に滅却師として……冷酷な戦士として育てたカワキの実力は、聖文字を持つ星十字騎士団にも匹敵する。
　加えて、「殿下」などと呼称されているカワキと肩を並べて鍛錬ができる者など、少数に限られていた。

――カワキが誰かと鍛錬をすると言い出すとはな……

　カワキの変化を感じ、ハッシュヴァルトの心に波紋が立った。少しだけ……頭痛が和らいだ気がした。
　その直後。玉座の間に響いた声に、空気がピンと張り詰めた。

「カワキが死神と共に鍛錬だと？　瀞霊廷で……？　……何を言っている」

　ユーハバッハの声は地を這うかのように低かった。その表情は険しく、眉間に深いシワが刻まれている。

「ひ…っ…、わ…私にも何が何だか……」

[17 スレ主 23/02/14(火) 18:50:23]

　部下はわなわなと震えて、返答に窮するように口を動かした。

――陛下は……自らの手で、冷酷無慈悲な戦士として育てたカワキの変化を、不要とお考えなのか……？

　ハッシュヴァルトは思わず浮かんだ己の考えを「不敬だ」と咎めて頭から消した。
　ユーハバッハに追従して部下に問う。

「何故そんな予定になった？　カワキから理由を訊かなかったのか？」
「は……はっ！　殿下は『朽木ルキアからの誘いで急遽決まった』、と……」

　抑揚を抑えた感情の読めない声で問いかけられた部下は、震える声で絞り出すように答えた。
　成程、それで十三番隊の隊舎裏修行場が鍛錬の場に……。ハッシュヴァルトが胸の内でポツリと呟いた。

（カワキが友人に誘われて鍛錬を――…）

　在りし日の思い出が鮮明に蘇る。
　友と過ごす鍛錬の日々。共に競い合い、励まし合う者が居る。それは得難い幸福だと過ぎ去った日の面影がハッシュヴァルトに語りかける。
　追憶に、懐かしさと寂寥感を覚えたのも束の間。耳に届いた言葉が、過去を向いていたハッシュヴァルトの意識を玉座の間へと立ち返らせた。

[18 スレ主 23/02/14(火) 18:50:43]

「死神が滅却師を自ら瀞霊廷に招き入れるとは……罠の可能性はないのか」
「！」

　ユーハバッハの声は死神への深い疑念に満ちている。その赤い瞳は、奇しくも網膜に焼き付いた焔と同じ色をしていた。
　ユーハバッハの言葉はハッシュヴァルトの緩んだ心には氷を押し当てられるように響いた。考えもしなかった事を指摘され、ハッシュヴァルトは己の気の弛みを戒めてユーハバッハを窺う。

「罠……つまり、カワキの正体が死神共に勘付かれた、ということでしょうか？」
「……四大貴族であれば、カワキの名に聞き覚えがあってもおかしくはない。加えて十三番隊の隊長は山本重國の教え子だ」

　山本重國が教え子の浮竹十四郎を通じ、朽木ルキアに命じたのではないか。カワキを罠にかけよ、と。
　ユーハバッハは言外にそう伝えた。
　押し黙ったハッシュヴァルトが、静かに口を開く。

「…恐れながら陛下…罠であれば、現世の人間まで呼ぶ必要は無いのでは……」

　これまでの様子からは、井上織姫という人間は、死神よりカワキの味方につくように思えたのだ。ハッシュヴァルトの目には死神と共謀してカワキを罠にかけることができる種類の人間には見えなかった。

[19 スレ主 23/02/14(火) 18:50:59]

「……うむ……」

　ハッシュヴァルトの意見は一理ある、と感じたようで、ユーハバッハは口元に手をやって、暫し考え込む。
　熟考の後、重い口が開かれた。

「……瀞霊廷に妙な動きはあるか？」
「いえ、特に報告は上がっておりません」

　大掛かりな罠を仕掛ける様子はない、と短い会話で伝わった。

（罠を張るには、今からでも遅すぎる……カワキはともすれば、死神よりも瀞霊廷の地理に詳しい。付け焼き刃で仕留められはしない）

　ユーハバッハも、ハッシュヴァルトも、カワキの実力はよく知っている。それ故の会話だった。
　しかし、それでもカワキは前回の侵入時に生死の境を彷徨ったのだ。それを考えると心配の種は尽きない。
　他に状況を推察できる情報は無いか、とハッシュヴァルトが部下を見遣った。

「カワキは他に何か言っていたか？」

　目の前で行われる不穏な会話の応酬に、忙しなく視線を泳がせていた部下が、急に矛先が向いたことにビクリと震えた。

[20 スレ主 23/02/14(火) 18:51:17]

「はっ……！？　で…殿下は……『陛下の御命令通り、血装は使用せずに基礎訓練に留める』と仰せでした！」

　咄嗟に思い出せたのはそれだけだった。
　懸命に訴える部下の様子は、それ以上の情報は無いと明確に示している。

「それだけか？」
「はっ！　……報告は以上です」

　ユーハバッハがフゥと息を吐いて、短い言葉を発した。

「――そうか」
「いかがいたしますか、陛下？」

　ハッシュヴァルトの問いかけに、考えるように少し間を空け、ユーハバッハは静かに口を開いた。

「……明日は奴等の動きに注視せよ。少しでも妙な動きがあれば、カワキに中止するように連絡を取れ。……良いな？」
「――了解しました、陛下」

[21 スレ主 23/02/14(火) 18:52:02]

以上

カワキが心配で心配で仕方がない陛下
多分、山爺を悪逆非道の輩だと思ってる
「死神からの誘い……罠では？」
「人間を呼んだのも、油断を誘うのが目的か？」みたいな

そして心配→やや安心→心配という感情のジェットコースターで頭痛が止まらないポテト
バズとの日々を思い出して、カワキが友達と修行か〜と嬉しい気持ちもあったけど、陛下の言葉で心配が上回ったっぽい

[22 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 18:54:29]

モブは生き残った……でも胃に穴が空いてそう

[23 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 19:07:32]

陛下がまた殿下のスパイバレで帝国の情報が漏洩するのを警戒していらっしゃる…(誤解)

[24 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 19:14:03]

陛下から見たら浮竹、四大貴族のコンビが銀城を彷彿させるのだろう…
そこに山本重國補正が加わって罠にしか見えないんだ

[25 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 19:18:03]

殿下と進んで鍛錬なんかするのキルゲさんくらいだろ　アスキンもワンチャンあるか？
陛下とハッシュ(帝国ツートップ)が鍛えてる殿下に「一緒に修行しませんか」なんて誘えないよ…

[26 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 19:21:05]

>>25

ヘタしたらツートップに目をつけられて

最悪死ぬかもしれないとか嫌すぎる

[27 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 20:09:49]

>陛下は……自らの手で、冷酷無慈悲な戦士として育てたカワキの変化を、不要とお考えなのか……？

陛下がハッシュに盛大に誤解されてるの草しか生えない

真の目的は情操教育だから陛下的にもこれで大成功なはずなんだよ　ちゃんと伝えておかないから…

[28 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 20:31:08]

現世行く前でも基礎能力だけで騎士団の真ん中くらい(あるいはもっと上)だからまぁ基礎能力の鍛錬相手と考えてもキルゲやアスキンクラスじゃないと無理だよな…

[29 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 21:12:57]

帝国の滅却師は滅却師の基礎能力の鍛錬をないがしろにしがちですからねえ
そこの風潮を考えても＋聖文字がないカワキなんだから、基礎能力の地道な鍛錬による底上げが重要なのよーって理解してくれる人じゃないとどうしてもね……

[30 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 21:20:53]

陛下とハッシュという与える者に挟まれていても力への渇望に底が見えないカワキと鍛錬はシンプルに怖い
ストイックすぎるメニューに付き合わされそう

[31 スレ主 23/02/14(火) 22:38:19]

この後の展開を読み返してたらルキアたちの修行、一ヶ月も瀞霊廷でやってんだよな
こんなん陛下ストレスで血を吐いちゃうよ
カワキがきっちり期間の連絡しないから……

[32 スレ主 23/02/14(火) 22:40:34]

じゃあ追加ダイス

浮竹さんは志島家のこと、何か聞いてる？

dice1d100=85 (85)

高いほど聞いてる

低いほど知らない

[33 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 22:42:14]

流石の山爺も取り扱い注意の一族なのは教え子に教えたか

[34 スレ主 23/02/14(火) 22:44:09]

おお、かなりガッツリ聞いてるなこれは

山爺、ちゃんと話してた。これに関しては陛下の予想は大当たりだったわけだ

浮竹さんは檜佐木が来た時に「あの子達、死神になるかもしれないね」って話をする

この時に檜佐木にカワキの実家の話を言及するかどうか

dice1d100=79 (79)

高いほど言う

低いほど言わない

[35 スレ主 23/02/14(火) 22:46:00]

檜佐木に重要情報が集まってる……
さすがだなジャーナリスト

[36 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 22:46:24]

聞いた事ほとんど言いやがった⁉︎
死神共は口軽すぎだろ……保護者達を見習えよ…アイツら口が硬すぎてポテト説が主流になっちまったんだぞ

[37 スレ主 23/02/14(火) 22:49:29]

報・連・相ができているのはいい事だけど、これで下手したら檜佐木の方がカワキよりカワキの実家情報に詳しくなってるのギャグだよ
帝国保護者勢、口が固すぎる

まだあと幾つか追加ダイスするからちょっと待っててくれ

[38 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 22:52:35]

>>36

これは死神達が口軽いんじゃなくて、帝国の滅却師が相互理解をクソの役にも立たないレベルだと思ってる方が大きいだけでは？

山爺-浮竹で得た情報がほぼ浮竹-檜佐木ラインで渡されてるのは、檜佐木が口軽くない事と滅却師への悪感情がないだろう(二百年前の殲滅作戦の時にいない)って事が大前提だろうし

問題はむしろ浮竹-檜佐木で「伝えてない」部分だと思う

何の情報を浮竹の時点でストップさせたんだ？

[39 スレ主 23/02/14(火) 22:54:29]

じゃあ、次は帰省についてダイス

カワキ、瀞霊廷滞在中に帰省するのか？

dice1d100=92 (92)

〜30　しない。連絡もしない

〜60　しない。端末で連絡は取る

〜80　する。報告だけして直帰

81〜　する。修行休みの日に一日滞在

[40 スレ主 23/02/14(火) 22:56:05]

修行中のお休みの日に一日滞在したらしい
クソ度胸だな、コイツ…
「今日見かけなかったけど、どこ行ってたの？」って聞かれたら詰むだろ、嘘つけないんだから…

[41 スレ主 23/02/14(火) 23:00:14]

浮竹さんで止める情報があるとすれば千年前の戦争のこととか？
あの頃はまだ志島家同士で認知し合ってたから、帝国側にも志島家が居たのわかってるだろうし、これは多分言わなさそう

浮竹さんは檜佐木に、滅却師にもカワキにも悪感情持って欲しくないだろうしな

[42 スレ主 23/02/14(火) 23:02:37]

カワキ、帰省したのはいいけどちゃんと今までに大胆カットしたり抜けまくりだった情報は伝えられたのか？

dice1d100=4 (4)

高いほど伝えられた

低いほどそうでもない

[43 スレ主 23/02/14(火) 23:03:41]

舐めてるだろお前4て！！
なんだこの数値は！？むしろ何を伝えたんだ！！

[44 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:05:15]

>>40

>「今日見かけなかったけど、どこ行ってたの？」

カワキ「ああ、出立が急に決まっただろう？こちらに来てからすぐに父の部下が私の事を連絡したらしいんだが、なんだか騒ぎになったらしい。それでこちらにまでメールが来てね、今友達と一緒に友達の地元にいるんだって説明できるように端末を、ね」

[45 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:07:00]

>>44

(ポイントは「メールは来る」のに「端末を、ね」となってる所である)

(受信はできるが送信はまだだったと思ってくれたら儲けもののカワキ)

[46 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:08:36]

>>43

例のごとく『カワキは簡潔にまとめて伝えた』と思ってるが、『聞いてる側にはほっとんど伝わってない』という聞き側から見たダイス値疑惑ぅ

[47 スレ主 23/02/14(火) 23:09:14]

あまりにも舐め腐った数値が出てしまいビックリだよ

ポテトの反応

dice1d100=44 (44)

高いほど「報告はきちんとしろ」等の説教する

低いほどひとまず無事を確認できてよかったしてる

[48 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:10:05]

お労しいポテト

[49 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:10:30]

ずっとそんな感じだなお前

[50 スレ主 23/02/14(火) 23:10:44]

どっちもだな…
無事を確認できてよかった〜って安堵もあるけど、それはそれとしてプチ説教タイムも設けてそう

[51 スレ主 23/02/14(火) 23:13:38]

おいたわしやポテト、カワキの態度がカスなばっかりに…

じゃあ次は陛下の反応

dice1d100=1 (1)

高いほど「もっと親子の会話を楽しみたい」する

低いほど追加情報はほぼないけど元気そうならOKしてる

[52 スレ主 23/02/14(火) 23:14:17]

どんだけ娘に甘いんだ！！！
陛下が甘やかすから！！！カワキがこんなことに！！！

[53 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:14:48]

陛下(呆れ)…そういうところだぞ陛下……そんなんだからすれ違いをするんだ

[54 スレ主 23/02/14(火) 23:18:50]

スレ主の予想を遥かに超えた親バカっぷり

スレ主も陛下の甘やかしを過小評価していたようだ…こんなガバガバだとはな…

じゃあポテトに説教されたカワキの態度はどうなのか

dice1d100=14 (14)

高いほどしょうがないので聞くだけは聞く

低いほど「陛下が良いって言ってるんだから良いだろ…」する

[55 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:19:05]

まさか陛下……視てる、のか……？
だからダイス値１でも満足なのか？
カワキの今は判っているから！

[56 スレ主 23/02/14(火) 23:20:06]

普通に文句タラタラ口ごたえしてそう
マジで態度悪くて笑う

[57 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:20:14]

>>54

>「陛下が良いって言ってるんだから良いだろ…」

ついに説教回避に伝家の宝刀を抜いたぞこのカワキ

[58 スレ主 23/02/14(火) 23:23:52]

これはもう説教されまくるのもカワキに9割非があるだろ、ポテト悪くない
悪いのはカワキの素行と態度だった！（周知の事実）

あとは帰省中に誰か他の人と接触しなかったのかも追加ダイスするか

[59 スレ主 23/02/14(火) 23:27:15]

カワキ、帰省中に陛下達以外の人と接触はなかったのか

dice1d100=78 (78)

〜20　ない

21〜　ある（高いほど複数人）

[60 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:28:43]

ロイドロイド、アスキン、キルゲ、バンビーズ、ゴリラの人…どれだ？

[61 スレ主 23/02/14(火) 23:31:22]

かなりあるな！久しぶりに帰ってきたからワラワラ〜って寄ってきたのか
関わった面子はどうやってダイスしようかな
ちょっと考えてくるから待ってね

[62 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:35:11]

追加ダイスでキャラが崩れるどころか
より洗練されてくのすげえ

[63 スレ主 23/02/14(火) 23:42:20]

ゴリラの人とか一回も喋ってないからな…

詳細がわからない人が出たらどうしよう…その分ポテトの説教タイム延長でもするか？

カワキと接触した人、とりあえず５人くらいを想定

dice1d5=5 (5)

1 バンビーズ

2 カワキへの好感度高い人からランダム

3 好感度高い人３：その他２

4 その他３：好感度高い人２

5 完全ランダム

[64 スレ主 23/02/14(火) 23:46:18]

完全ランダム！？

選択肢に入れといてあれだがスレ主が一番困るやつきたな…！

じゃあ、とりあえずアルファベットで５人くらい振る

dice5d26=6 3 6 3 3 (21)

[65 スレ主 23/02/14(火) 23:50:03]

偏りがすごい

FとC、エスノトとペルニダか？

どういう組み合わせだよ…全然仲良くない上にエミュが難しいところ引いたな…

じゃあ被ったので追加３人

dice3d26=17 26 17 (60)

[66 スレ主 23/02/14(火) 23:53:22]

17ってQ？剣ちゃんにやられた以外何もわからない人！！振り直すか説教タイム延長だな…

26はZだからジジか、これは普通に帰省した殿下を見にきた感じかな

[67 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:55:00]

ペルニダさんは内なる霊王様が「今はミミハギって言われてるらしいけどあっち、どう？」ってノリで接触してきたのかもしれない　なおペルニダさん本人の人格は全く気付いてない
ノトさんは……殿下怖クナクナッタカナ？とか？

[68 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:55:25]

仲悪いのばっかりだからジジと出会えて良かった…

[69 スレ主 23/02/14(火) 23:55:30]

じゃああと２人

dice2d26=23 23 (46)

これで被りか詳細不明な人が出たらもう天啓だと思ってポテトのエンドレス説教タイムを延長するわ

[70 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:56:54]

陛下からすれば情操教育が主目的だから報告は二の次でもよしだけど
それを周り(主にポテト)から見ると
「スパイとして送り込んだのにその成果を重視しないなんて何か裏があるのでは…」
みたいに思っちゃうよね

[71 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:56:56]

お説教Timeの運命から逃れられなかった

[72 二次元好きの匿名さん 23/02/14(火) 23:57:27]

>>66

Qって異議の人だよね

まさかハッシュヴァルトの説教中、殿下いた！血装縛りなど狂気の沙汰だ！な感じで通りすがりに異議でも唱えに来たん？

[73 スレ主 23/02/15(水) 00:00:36]

23はW？ニャンゾル？
こいつもそんなに仲良くはない相手だな…マジでどういうことだよ…

でもダイスのお導きだし、一応これでメンバーは決定
エスノト、ペルニダ、ジジ、ニャンゾル

そして、片方は被りなので説教タイム延長決定
神は言っている…カワキは大人しく叱られろ、と

[74 スレ主 23/02/15(水) 00:19:45]

とりあえず、今夜はこれまでで
あとはとりあえず書いていって気になることがあったらまた追加ダイスする感じで

状況が謎すぎるので書いてたら絶対「わかんね〜！助けてスレ民！！」ってなると思うので雑談でもなんでも良いのでいい感じにネタ募集中
参考にする

[75 二次元好きの匿名さん 23/02/15(水) 02:14:14]

ちょっと考えてみたけど全くわかんねぇ…
破面どうだった？くらいしか思いつかねぇ

[76 二次元好きの匿名さん 23/02/15(水) 02:18:56]

エスノトはダーテンを読み込むタイプだしミスったら陛下に殺される恐怖に怯えてるから朽木白哉の千本桜はどうだったか勇気を出して聞きに来たんじゃ？

[77 二次元好きの匿名さん 23/02/15(水) 02:26:29]

エス・ノトさんが白哉関連で親衛隊二人が破面関連でジジが殿下の武勇伝聞きに来た感じか？

[78 二次元好きの匿名さん 23/02/15(水) 02:34:08]

ただでさえ副隊長組の好感度軒並み高いのにこの段階で顔が広い檜佐木が志島家のこと知っちゃったからカワキちゃんが裏切り者一族だから扱いがあまりにも酷い件皆信じるよな…
山爺と浮竹まさかのファインプレー

[79 二次元好きの匿名さん 23/02/15(水) 05:03:12]

>>76

前提としてそこそこの人数がわらわら殿下の下に来たのは、ガチで血装使用禁止状態で潜入任務(戦闘あり)してるって情報が光の速さで大方の帝国滅却師に出回った結果だと思う

その上でエスノトさんはスカウト経緯からしても痛いとか死ぬのとか人一倍怖いので、この時ばかりは恐怖を上回って、必死に「陛下にお願いしよう、命の危機を感じたら血装を使用するように許可を、いや正式な命令として「使わないと死ぬと判断した時は使え」って命じてもらおう！？」と勇気を振り絞り殿下の説得に来た概念

なおそれで不興を買って自分が「陛下に叱られる」可能性はすっ飛んでいる　それくらい血装縛りは狂ってると思ってる

[80 二次元好きの匿名さん 23/02/15(水) 10:10:25]

ニャンゾル君は完全に物見遊山な気がする
殿下ら！(くるくる周りを回って怪我とかないのをひとしきり観察)のノリ
殿下の治癒術式は流石らねー、って

[81 二次元好きの匿名さん 23/02/15(水) 11:50:40]

死神はともかく(いややばいけど)破面も血装縛りは正気の沙汰じゃないよな…
そんなに戦ってないとはいえグリムジョーの時は破面帰刃してるし

[83 二次元好きの匿名さん 23/02/15(水) 17:58:31]

今の死神を間近で見てる唯一の存在だから騎士団でも需要はあるよねカワキちゃんの話

[84 二次元好きの匿名さん 23/02/15(水) 19:06:51]

ペルニダさんという名の中の人との接触、というか会話……
聞いた事のない言葉遣いで「右腕はどうであった」「今はミミハギと呼ばれている」「そなたより、ほんのわずか、残り香にも満たぬが右腕の気配を感じた」とかいわれて、カワキ、身に覚えがなくて大混乱(しかし何故か冷や汗かいてる)
まるで陛下に対するかのような言葉遣いと態度で、かろうじて「わかりません。私には、何も」とだけ返すと、ふっと目の前のペルニダさんの姿をした何かがペルニダさんの気配と霊圧に戻って、無言でくるっと踵を返して去っていくのだった
……という不思議遭遇　とか

[85 スレ主 23/02/15(水) 22:25:55]

これぞ集合知、まじめに助かる
参考にさせてもらうわ

[86 二次元好きの匿名さん 23/02/16(木) 01:10:47]

保守

[87 二次元好きの匿名さん 23/02/16(木) 09:30:09]

保守

[88 二次元好きの匿名さん 23/02/16(木) 10:28:32]

ジジはやはりあれかな、殿下おかえりー、久しぶりー、からのいろいろ雑談はあれど、メインは
「死神ってどうだったー？特に女の子の死神とか、結構いいのいた？」的なの水向けてきそう
で、ジジの言ってる『いいの』とカワキ内情報での『いいの』は完全一致はまずないと思うので(結果として大枠一致はある)、今まで接触した＆チラ見した女性の死神を思い返してカワキアイによる容姿能力性格他雑感が公開されそう
「あくまで私見だけど」と前置きの上で、ルキアとか砕蜂とか(割と接した枠)夜一さん乱菊さん卯ノ花さん(チラ見枠)とかダイジェストで語ってくれる可能性
白哉戦で意識ほとんどなかったから女子でも虎徹清音ちゃんは覚えてない可能性大きいけど、他は外見情報だけは最低ざっくりでも覚えてるだろうからそこは羅列してくれそう

[89 二次元好きの匿名さん 23/02/16(木) 17:52:58]

割と情報がある砕蜂が危ない……
外見も良いし強気だけど実は乙女。ジジ的に点数高く無い？

[90 スレ主 23/02/16(木) 18:34:21]

カワキの帰省その1を加筆
とりあえず最初の接触はペルニダ

元気玉方式でみんなからネタを集めて何とか書けた
感謝するぜ、スレ民と出会えたこれまでの全てに…

[91 スレ主 23/02/16(木) 18:34:56]

　瀞霊廷での鍛錬は泊まり込みで行われていた。今日の鍛錬を終えたカワキは、一人静かに部屋で過ごす。
　滅却師が死神の本拠地である瀞霊廷で連日鍛錬に勤しむなど、並の神経ではとても耐えられないだろう。だが幸か不幸か、カワキはその辺りの感性が人とずれていた。

『……では、明日にでも』

　カワキは端末を手に帰還日時を知らせる連絡をしていた。部屋に仕掛けが無いことは、初日のうちに確認済みだ。
　死神の本拠地――敵地のど真ん中で長期の修行を行うだけでは飽き足らず、堂々と見えざる帝国へ連絡を取る者は、騎士団員でもカワキくらいだろう。
　明日の鍛錬は休み。それなら、尸魂界に居る間に用事は一度で済ませよう、という魂胆だった。

「カワキちゃん、ご飯食べに行こー！」

　連絡を終えた頃、扉の向こうから明るい声が響いた。霊圧で近付く相手に気付いていたカワキは、落ち着いた態度で扉を開ける。

『呼びに来てくれたんだね。ありがとう、井上さん』

　礼を述べながらカワキは考える。
　明日の不在時にこうして訪ねて来られては不審に思われる。親切は美徳だが、明日は呼びに来ないように言っておかなければならない。

[92 スレ主 23/02/16(木) 18:35:38]

『井上さん、明日のことなんだけど……』
「明日？　どうしたの？」
『明日は一日対応できないから、食事の時も呼びに来なくていいよ。井上さんもゆっくり休むといい。休息は大事だからね』
「？　うん、わかった！　カワキちゃんもゆっくり休んでね」

　井上は、カワキの言葉に一瞬首を傾げたものの、すぐに笑顔で頷いた。

（明日は一日中寝て過ごすとか？　カワキちゃんってストイックに修行してたから、意外だなあ……何かちょっと可愛いかも）

　布団に包まって過ごすカワキの姿を想像して、井上がフフッと笑った。今度はそんな井上の様子にカワキが首を傾げる。

『井上さん、どうかした？』
「えっ！？　ううん、何でもない。ほら、行こっ！　朽木さんも待ってるよ」
『？　ああ、わかった』

◇◇◇

　カワキは久しぶりに見えざる帝国へ帰還した。
　陛下に謁見するには、私服を模した服装は相応しくない。まずは着替えが必要だ。

[93 スレ主 23/02/16(木) 18:36:45]

　カワキにはむしろ、普段着とも言える軍服に着替える為に、自室を目指し静かな廊下を歩んでいく。
　ふと、前方の柱の影に人影が見えた。

「……ケハイ……」
『！　……ペルニダ』

　フードにすっぽりと覆われた人影。その下は小さな目のようなものが覗くだけで、顔を見ることはできない。
　親衛隊の一人“ C ”ペルニダ・パルンカジャスだ。
　いつもはカワキを遠巻きにして近寄って来ないペルニダが、わざわざ出迎えに来たとは思えない。怪訝そうにカワキが用件を訊ねる。

『……何か用事でも？』
「……ケハイ…スル……」
『？』

　ペルニダの要領を得ない言葉に、カワキは僅かに首を傾げた。
　気配とは誰の気配だ。ここにはカワキとペルニダ以外、誰も居ない。目の前に居るカワキに対して「気配がする」なんて言葉は使わないだろう。

『誰の気配のことを言ってる？　ここに君と私以外の霊圧は感じないけど』
「…死神ノ…ケハイ…ト……コレハ……」
『……さっきまで瀞霊廷に居たんだ。死神の気配というならそれが原因だろう』

[94 スレ主 23/02/16(木) 18:37:20]

　死神の霊圧の残滓でも感じ取ったのか？
　カワキがそう結論付けて淡々と答える。しかし、ペルニダは途切れ途切れに言葉を続けた。

「…チガウ……死神ノケハイ…チガウ……シッテル…ケハイ……」
『？　私が瀞霊廷で死神以外に関わったのは現世の人間だけだ。彼女と君が知り合いだとは思えないな』

　カワキが今回、瀞霊廷に滞在している間に関わったのは死神の他は井上だけ。死神の気配では無いと言うなら、それは井上の気配ということになる。
　しかし、現世で生まれ育った人間である井上と、見えざる帝国に身を置くペルニダに面識などある筈がない。

｟これ以上、訳がわからない会話には付き合っていられない。時間の無駄だ｠

　カワキは浅いため息と共に言った。

『用が無いならこれで失礼するよ』
「…ケハイ…シッテルケハイ……コレハ…コレハ……」

　ペルニダはカワキの言葉に反応せず、ブツブツと同じ言葉を繰り返し呟いていた。その様子を一瞥して、カワキが歩みを進めようとした、その時――

[95 スレ主 23/02/16(木) 18:37:54]

「――これは余の右腕の気配だ」
『！？』

　異様な気配にカワキが飛び退った。

――誰だ、何だ……今のは？

　カワキはペルニダから目を離さない。
　あまり会話した記憶は無いが、ペルニダが片言以外を口にするのは初めて聞いた。明らかに様子がおかしい。

｟右腕？　何の話だ……、いや……｠

　ふと、アスキンの語っていた噂話とやらを思い出した。酒の席で話したほんの雑談だが……「腕」という単語が出てきた憶えがある。

――「そういや、知ってるか？　ペルニダさんの正体は“霊王の左腕”ってウワサ……殿下は陛下から何か聞いてたりは？」
――『知らない。その話自体、初耳だから陛下に訊ねたことも無い』
――「ハハ！　だよなァ……殿下は噂話になんか興味無ェか」

｟噂話……というのは馬鹿にできないな。もっと話を聞いておくべきだったか……｠

[96 スレ主 23/02/16(木) 18:38:15]

　ペルニダの様子にカワキは「例の噂話はあながち嘘では無いかもしれない」と薄ら考えた。
　カワキはペルニダと距離を空けて動ける体勢を取りつつ、慎重に訊ねる。

『――貴方の右腕……というのは何処に？　私には生憎と心当たりが無い』
「……ミギ…ウデ……？」
『――――……』

　先程までの会話など無かったかのように呟くペルニダ。カワキは眉を寄せて、観察するような目でじっと様子を窺う。

｟今のは――…いや、詮索は止そう。蛇が出たら今の私には対処できない｠

　カワキは力を奪われている今の状態で藪をつつくのは、得るものよりも危険の方が大きいと判断した。距離は詰めない。

『……私は君に用はない。もう行くよ』
「…………」

　黙り込んだペルニダを油断なく見据え、変化がないことを確認すると、カワキはその場を後にした。

[97 スレ主 23/02/16(木) 18:39:10]

以上

カワキ、アスキンの雑談が役に立ったから「へー、無駄話だと思ってたけど……会話って大事だな！」と思ってるかもしれない
様子がおかしい奴からは距離を取るに限る

ペルニダ、カワキのことは「陛下は何故か可愛がってるけどアレは無いわ」くらいの好感度しかない。多分、普通に仲が悪い
今回はカワキにミミハギ様in浮竹の残り香的なものを感じ取って寄ってきた

[98 二次元好きの匿名さん 23/02/16(木) 18:41:53]

ジェラルドとはもはや二人だけだと殺し合いそうなぐらい仲悪いしペルニダはマシなんだよな……

[99 二次元好きの匿名さん 23/02/16(木) 20:20:08]

霊王には「貴方」ペルニダには「君」なあたりがカワキだ

[100 二次元好きの匿名さん 23/02/16(木) 20:44:22]

カワキは陛下とか偉大な力を持つ存在には敬意を払うからな……
左腕のパーツに過ぎないペルニダは敬意を示す存在で無いということか

[101 二次元好きの匿名さん 23/02/16(木) 20:49:07]

まぁぶっちゃけペルニダはな…浮竹くらい存在がちゃんとしてたら別なんだが

[102 二次元好きの匿名さん 23/02/16(木) 22:58:02]

敵地のど真ん中で「じゃあ明日帰るんで」する図太さよ　隠す気ないだろ

[103 二次元好きの匿名さん 23/02/17(金) 07:33:32]

保守

[104 二次元好きの匿名さん 23/02/17(金) 08:48:39]

>>102

隠す気ないのが最高に隠れ蓑になってるオシャレな女・カワキ

[105 二次元好きの匿名さん 23/02/17(金) 09:01:42]

>>97

アスキンが今回の会話組にいたらこの体験を言いはしないけど『噂』の探りというか、「ちょっと現世で雑談というのに付き合うようになって、これが周囲に溶け込むには想定以上に有効だったのもあって我ながら珍しく興味が出てきたんだ。だから今度また時間がある時にでもいろいろ噂とか教えてくれると嬉しいな、もちろん酒とツマミは良いの用意しておくよ」位の話はしたんかな

少ない機会で聞いた少ない噂のさらに少ない中身がガチネタだった、情報がほとんどないのに厄ネタが騎士団内部それも親衛隊内にいるの確認しちゃった……(カワキアラートがまっかっかに点灯中)

その上本人(？)とはお世辞にも友好とは言えない間柄だし、そもそもデフォだと本当に会話も成立しねえ相手なんで……

[106 二次元好きの匿名さん 23/02/17(金) 17:32:00]

保守

[107 スレ主 23/02/17(金) 17:33:37]

ペルニダは普段、意思疎通が取れないからカワキからの好感度もまあ普通くらいだけど、ジェラルドはめっちゃ自我あるからな…

「気味の悪い奴め。陛下には目をかけられているようだが、我は貴様が気に食わぬ」
『そうか。奇遇だね。私も君のことはあまり好きではないんだ』
くらいの会話してそう
陛下が居なかったらそのままﾌｧｲｯ！になっててもおかしくないかもしれん

[108 スレ主 23/02/17(金) 17:43:45]

カワキと親衛隊こんな感じだからな
カワキ→リジェもジェラルドも好きじゃない。ペルニダはまあ普通。アスキンは結構好き
ジェラルド、ペルニダ→カワキが嫌い。アレは無い
リジェ→気味が悪いけど陛下が可愛がってるしな…
アスキン→殿下大好き勢

[109 二次元好きの匿名さん 23/02/17(金) 18:31:00]

ジェラルドとカワキ…帰還した時に最強最速の滅却師を決める事を名目に潰し合いしそうなぐらい仲悪いからな…

[110 二次元好きの匿名さん 23/02/17(金) 19:34:58]

「私闘は死罪」の掟はこういうどうにもならん間柄が発生した時のためにあるんだよなきっとこれ

[111 二次元好きの匿名さん 23/02/17(金) 19:36:34]

カワキ、どうにもならん間柄発生させすぎでは
ロバートともバチバチだろ

[112 二次元好きの匿名さん 23/02/17(金) 21:50:09]

本人が極端に好かれたり嫌われたりするタイプなのもあるけど一族の問題もあるからな…

[113 二次元好きの匿名さん 23/02/17(金) 23:04:26]

千年血戦編前の劇場版やアニオリに出てくるカワキはちょっと物騒な光の滅却師なんだろうと思うと面白いよな
斬魄刀異聞編で斬月のおっさんと会ってほしい　ニアミスでもいい
「何気にここ危なかったよな」ってスレが建つやつ

[114 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 00:34:35]

何が酷いって内面さえ深く描写しなければ光の滅却師として描いててもキャラとして成立すること

[115 スレ主 23/02/18(土) 01:18:56]

ダイス回すの楽しいし、アニオリや小説もモチベや需要が続けばそのうちやりたいな〜って気持ちはある
カワキがどう動くかはダイスのお導き次第でスレ主にもわからんし、ダイス面白いわ

[116 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 02:31:24]

伝説のバウント編でカワキちゃん周りもやらかしてそうな気がする
石田メインだし…

[117 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 04:22:11]

石田といえばこの帝国一時帰省のあたりでそろそろ本当に生死の境で地獄を見ている筈ですが……
いやあの方法、真面目に怖いよね
親族血縁だからこそその相手が(必要だから)殺意を持って自分を射ってくるんだぜ
でも一番怖いなと思うのは、力の消失・その原因・取り戻す方法、この一連の詳細の把握っぷりからして、竜弦これ自分の実体験じゃないかって仮説が立てられる事なんですがねー……
つまり純粋に修行として、仮想敵レベルをユーハバッハに置いて、完聖体も聖文字もなしの素の出力で撃破できるように組まれた鍛錬で仕上げられたっつー
具体的には、
竜弦が散霊手套装備→弓を成すまで続行→７日７晩弓形成の継続成功→散霊手套パージ→滅却師の能力をいったん全解放＆綺麗に空っぽにする→精神と肉体を極限まで削る追い込みの末に、宗弦さんに霊弓で件の場所にズトン！される→滅却師の能力が戻る(重要：この時点で散霊手套装備前よりやばいほどレベルが上がっている)→散霊手套装備2nd！(以下ループ
最終的に散霊手套パージしても滅却師の霊力がなくならなくなったら完了
それってつまり自前の霊子集束力が散霊手套の霊子拡散機構を上回り、かつパージの反動でのリミッター解除にも耐えうるだけの霊子集束力が自身の意思で制御できるようになったってことだからね！
これを十代の、例えば学校の夏冬の休みとかの度にやってたら、そら天才の上澄みができあがるし、「望むと望まざるとにかかわらず」って竜弦も言う

[118 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 10:22:04]

>>108

親衛隊の過半に悪感情向けられてるのに、ペルニダさんの中の人のせいで、これからは親衛隊関係の噂は安易に聞き流せなくなってカワキ内めんどくさいゲージがちまちまと溜まりそう

[119 スレ主 23/02/18(土) 16:52:00]

カワキのクソ雑報告回が書けたのでまた夜に投稿する

そしてダイス回してェ〜〜！！って気持ちが抑えられないので回すぜ

カワキを見習って欲望に素直に生きる

報告後に誰から接触してくるか

dice1d3=3 (3)

1 エスノト

2 ニャンゾル

3 ジジ

[120 スレ主 23/02/18(土) 16:53:45]

報告後のカワキに一番最初に接触してくるのはジジ

仲良しさんだから納得

その次は？

dice1d2=2 (2)

1 エスノト

2 ニャンゾル

[121 スレ主 23/02/18(土) 16:56:42]

次はニャンゾル、最後がエスノト
殿下怖いからめっちゃ勇気振り絞ってて出遅れたのかな…

じゃあまた夜に来るわ

[122 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 18:08:16]

スレ主のダイス欲が荒ぶっておられる
りょ　夜にお待ちしてますー

[123 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 18:16:14]

どんな報告になるのやら

[124 スレ主 23/02/18(土) 20:00:11]

カワキのクソ雑報告回
カワキの軍服はオーソドックスなやつだけどマントは陛下とオソロの黒マント

そして、こういう機会にこまめにポテトメーターを上げておくことでポテト説に説得力を持たせる

[125 スレ主 23/02/18(土) 20:00:27]

　着替えを済ませたカワキが任務の進捗を報告すべく、玉座の間へと歩みを進めた。軍靴がコツコツと規則的な足音を立てる。
　服も、靴も、帽子も。すべてが白一色で統一された衣装の中で、肩にかかった外套だけが、深い影のような色で目を惹いた。

「帰ったか、カワキ」

　同じ軍服に身を包んだ金髪長身の男が、廊下でカワキを出迎えた。

『……ハッシュヴァルト』

　久しぶりに対面したハッシュヴァルトを前に、カワキの無機質な表情がほんの少しバツが悪そうに崩れた。カワキはハッシュヴァルトの顔を不躾にじっと見つめる。
　強引に切り上げた会話や、この男に連絡を繋ぐなと言ったことや、出発前ギリギリになった連絡役への報告を思い出す。

「何だ、その眼は？　言いたいことがあるなら口で言ったらどうだ」
『……私はこれから陛下に報告に行く』
「知っている」

　今は説教を聞いている時間は無いぞ、と伝えたつもりだが、カワキの発言の意図がきちんと伝わったかは怪しい。

[126 スレ主 23/02/18(土) 20:00:45]

　愛想のない態度のハッシュヴァルトは、視線だけでカワキの姿を一通り確認した。

「……。……怪我は無いようだな」
『？　……あぁ、破面の現世侵攻について聞いたのか。私は無傷だ』
「そうか。では、その前の……瀞霊廷内に侵入した時の傷は？」
『もう癒えた。……破面の現世侵攻もそうだけど、尸魂界の報告にはその話は記載がなかったのか？』

　ハッシュヴァルトが微かに眉を寄せる。その表情を見たカワキは、しくじった、と心の中で舌打ちをした。

「………その件について、後で話がある。今日はこちらで過ごすと聞いた。食事の際にでも時間を作れ」

　ハッシュヴァルトは腕を組んで、心做しか辟易とした態度のカワキに、つらつらと言葉を続ける。

「心配するな。お前が“報告”の意味を理解できるまで、幾らでも説明してやる」
『結構だ。間に合っている』

　カワキが間髪入れずに素っ気ない断りの言葉を告げる。ハッシュヴァルトはカワキの反応を予想していたようだった。眉一つ動かさない。

「カワキ」

[127 スレ主 23/02/18(土) 20:01:04]

　名を呼ぶ声は、この場に他の者が居たのならば、駄々を捏ねる子供を叱る親のような声色だ、と感じただろう。
　だがこの場に指摘する者はなく、当人達もその自覚はなかった。沈黙を貫くカワキに、ハッシュヴァルトは瞬きと共に小さくため息を吐いて踵を返す。

「……陛下がお待ちだ。行くぞ」

◇◇◇

　カワキはハッシュヴァルトに続いて玉座の間に足を踏み入れた。
　奥で待つのは、カワキと同じ色の外套を羽織った男。カワキが口上を述べる。

『ただいま帰還いたしました、陛下』
「――よく帰った、カワキ。さあ、この父にお前の話を聞かせてくれ――…我が最愛の娘よ」
『……仰せのままに』

　カワキは淡々とこれまでの出来事を報告した。できる限り無駄を省き、削り、簡潔に……有り体に言ってカワキの報告は情報が欠け過ぎていた。

『……破面との交戦では、一体は無力化に成功、後に残ったもう一体と共に虚圏へと撤退。以上です。二度目の侵攻については尸魂界側の報告をご覧ください』

[128 スレ主 23/02/18(土) 20:01:18]

　今までの戦いが結果のみで示され、詳細の大部分が抜け落ちている。既に提出済の報告書と大差ない内容だったが、それでもユーハバッハは満足気な顔で聞いていた。

『以上が、私からの報告となります』

　報告を終えたカワキに、ユーハバッハは「そうか」と笑みを浮かべて頷いた。
　仕事を終えた顔で退出の挨拶を述べようとするカワキを、ハッシュヴァルトが鋭い緑色の目で見据える。

「カワキ、陛下の御前でその報告は何だ。陛下に対して言葉を惜しむな。お前には、まだ語るべきことがある筈だ」

　ハッシュヴァルトの言葉はカワキの身を案じてのものだった。しかし、カワキにはその意図は伝わらなかったようだ。
　涼やかな顔こそ変わらないものの、湖面のような蒼い瞳に不満がありありと浮かんでいた。

「不貞腐れていないで報告を続けろ」
『……簡潔にまとめただけだよ。不貞腐れてなんかいないし、言葉を惜しんだつもりもない』
「屁理屈を捏ねるな。報告は“簡潔に”ではなく“詳細に”語れ、と言っているんだ」

「――構わぬ」

[129 スレ主 23/02/18(土) 20:01:46]

　たった一声、たった一言――押し問答はその一手で呆気なく終わりを迎えた。

「カワキ。怪我はもう癒えたのか」
『はい。問題ありません』
「ならば良い。力の９年が終わるまで残り数年だ。現世での暮らしを楽しむと良い」

　愉しげに笑むユーハバッハが、カワキに言葉をかけた。

「今後も期待している」
『――…はい。陛下のご期待に添えるよう尽力いたします』

　カワキは型通りの答えを返して深く一礼する。今度こそ退出の挨拶を述べて、玉座の間を後にした。

◇◇◇

　ハッシュヴァルトの認識では、カワキは護衛を名目として、諜報活動の為に現世へ送り込まれた筈だった。他ならぬ陛下――ユーハバッハ直々の命令で。
　だというのに……先程の様子ではまるで――

（陛下はカワキの報告をそこまで重視していらっしゃらないように見えた……これは一体どういうことだ？）

[130 スレ主 23/02/18(土) 20:02:01]

　真意を図りかねたハッシュヴァルトは、ユーハバッハに直接訊ねた。

「よろしかったのですか？　カワキは他にも有益な情報を得ている筈ですが……」
「構わぬ。情報など、もののついでだ」

　ユーハバッハは上機嫌を隠すことなく、くつくつと笑う。
　初めて聞かされた話にハッシュヴァルトの整った顔が不審で翳った。動揺は一瞬。すぐに感情を押し殺したような抑揚の無い声で問いを重ねる。

「……“情報はついで”、ですか？　陛下がカワキに期待する役割は、間諜とは異なるということでしょうか」
「疑問か？　なに、今は解らずとも良い。計画は順調に進んでいる。お前も、いずれ理解する日が来よう」

　その言葉は、今はこれ以上のことを語るつもりはない、と示しているようだった。
　ハッシュヴァルトは、追及は無意味だと理解し、重ねて問うことはしなかった。
　いつか、強引にかき消した不安が蘇る。音を立てて揺らぐ心に蓋をして、静かに目を閉じると、恭順の言葉を口にした。

「――すべては陛下の御心のままに」

[131 スレ主 23/02/18(土) 20:03:02]

以上

書いてて思ったけどカワキ、お前…説教の理由に心当たりあり過ぎだろ
尸魂界篇まで遡ったらもっと出てくるぞ……

カワキの無事を確認して安心しつつ、報告がクソ雑なのでプチ説教タイムに突入したポテト
この後にも抜かりなく説教タイムの予約をしておく男

カワキの報告がクソ雑でも元気そうだからＯＫ！　まあ、説教はその辺で……と止めに入った陛下
堂々たる親バカの姿はスレ主の予想の遥か上を行った

[132 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 20:21:34]

叱られ初めのセリフオマージュあったし今から説教タイム楽しみすぎるんだが
カワキの表情が動いたり目がカワキ比で雄弁になったり感情的な所が見られるのはハッシュヴァルトと相対する時だけ！(現時点では)

[133 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 20:26:16]

ポテトに会って速攻で「やっべ…心当たりはあれとこれとそれと……説教くるか？」って警戒してるの笑う
カワキだからこれで済んだだけで石田相手だとあの圧出してくるって後から発覚するの良き

[134 スレ主 23/02/18(土) 20:35:50]

オマージュ気づいてもらえて嬉しい
せっかくなので入れてみた

カワキは頻繁に「何だその眼は」されてそうだから普通に口ごたえしてくるけど、石田は言い返さないからな……

[135 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 21:42:31]

お父さんは娘が帰宅してくれただけで十分なんだなあ
・・・親子揃って日頃の行いが悪過ぎてそんな事！解るかぁァァァ！

[136 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 21:44:52]

>「…計画は順調に進んでいる。」

そうだな…情操教育は順調に進んでるな…

言えよ！情操教育が真の目的ですって言え！

[137 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 22:02:10]

頻繁にあんな激詰めされててこの態度は逆にすごい
さすがですね、殿下…！(キルゲさんはこんなこと言わない)

[138 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 23:23:55]

>力の９年が終わるまで残り数年だ。現世での暮らしを楽しむと良い

会話の中で答えを言ってるんだよな陛下……

[139 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 23:49:26]

つまり陛下は「死神が混じっているのがいささか不安な点だがあのカワキが現世の友人と共に修行をしているという光景はとても喜ばしいことではないかハッシュヴァルトよ…」ってコト！？
わかるかそんなもん！！！

[140 二次元好きの匿名さん 23/02/18(土) 23:53:25]

やっぱり陛下的には報告が雑なのはついに反抗期かぁ…元気ならかまへんかまへんってノリだよこれ
千年血戦編に繋がる反抗期だよこれ

[141 二次元好きの匿名さん 23/02/19(日) 08:10:05]

愛娘が久しぶりに帰って来たから甘くなるのも仕方ないね

[142 二次元好きの匿名さん 23/02/19(日) 13:29:29]

>>138

陛下の普段の行いを考えたら発言の意味なんて…ねえ？こんなの「私は争いを好まんぞ」と一緒だと思われたんだろう

読者視点でも陛下がこう言ってるの聞いたらどう思うよ…

[143 二次元好きの匿名さん 23/02/19(日) 13:50:57]

陛下の「もののついで」発言によりにわかに激論が巻き起こる向こうの世界線
『志島カワキを考察するスレ』とかでは４時間位でスレ１つ消費されそう

[144 スレ主 23/02/19(日) 18:00:26]

陛下が黒幕面なのと普段の行いがアレなせいで……

向こうの読者もこんな光景を見せられたらカワキに何か仕掛けてあるのかって思いそう

追加ダイス

カワキ、騎士団でちゃんとコミュニケーション取れてるのかピンと来ないので…

絡んできた人達との会話の盛り上がり

ジジ　dice1d100=45 (45)

ニャンゾル　dice1d100=63 (63)

エスノト　dice1d100=84 (84)

高いほどちゃんと会話できてる

低いほどそうでもない

[145 スレ主 23/02/19(日) 18:03:43]

エスノトが一番会話できてるのウケるな
一番怖がってるのもエスノトだろうに…話題が良かったのかもしれん

ニャンゾルはそこそこだな

ジジが一番低いのは会話の途中でニャンゾル来ちゃったとか？横入りにキレてそう

[146 二次元好きの匿名さん 23/02/19(日) 18:12:18]

カワキ周りは血戦篇ラストで微妙に「もしかして陛下ってカワキのことかなり大事にしてた…？」という可能性に辿り着いてからようやくFCとかの情報も交えて真実が分かり始めるので…
陛下カワキ間は割と仲良いのもめんどくさい　なんだこの親子　ポテト説が主流になるのも頷けるよ

[147 二次元好きの匿名さん 23/02/19(日) 18:16:06]

まぁカワキちゃんってそれなりに仲良いやつとの世間話より戦ってみてあいつどうだった？って聞かれた方が盛り上がる気がするよな…

[148 二次元好きの匿名さん 23/02/19(日) 19:43:54]

陛下（霊王吸収前）VSカワキ（ラプラス）が戦えば穏便に相互理解を深められた……？

[149 二次元好きの匿名さん 23/02/19(日) 19:47:54]

>>148

戦う時点で穏便ではないので……

[150 二次元好きの匿名さん 23/02/19(日) 19:52:12]

カワキもカワキで言葉より行動(殺害した相手を弔う事)でしか思いを伝えられない生き物だし……

[151 二次元好きの匿名さん 23/02/19(日) 19:57:40]

>>150

戦い抜いた戦士に弔意をもって敬意を表することができるのに、今生きて刃の向きを揃えて戦っている者に好意と友誼を伝える手段を得られてないのは何故ぇ？？？

[152 二次元好きの匿名さん 23/02/19(日) 20:15:58]

死にかけの陛下にお礼言えるしポテトの遺言にもちゃんと答えてあげらてるから…(ギリギリ生存者)(この後すぐ死ぬ)

[153 二次元好きの匿名さん 23/02/19(日) 22:27:22]

カワキは酒も料理も作ってくれるしワルキューレみたいなもんや……

[154 二次元好きの匿名さん 23/02/20(月) 01:52:18]

保守

[155 二次元好きの匿名さん 23/02/20(月) 09:36:27]

>>146

> 陛下カワキ間は割と仲良い

向こうの考察勢これノイズだろうなぁ　本編で提供される主な情報がポテト説だけだと余計に訳がわからないことに…

いや真実が明かされてもなんで仲良いんだよってノイズでしかないだろうけど…

[156 二次元好きの匿名さん 23/02/20(月) 13:32:35]

職場でのアレっぷりを知ってるから、娘視点父親に怒られた事とかなくても怒られたら酷いことされるんだろうなぁって思ってるだけで、普通に親子仲はいいんだよこの家庭

[157 二次元好きの匿名さん 23/02/20(月) 18:15:00]

やり取りだけ見ると最後まで仲良いからなこの親子

[158 二次元好きの匿名さん 23/02/20(月) 22:20:22]

陛下がカワキちゃん関連に関しては斬月のおっさんになってるのが悪い

[159 二次元好きの匿名さん 23/02/20(月) 22:33:43]

>>158

普通はそこにカワキ限定の父性の発露を見ていいはずなんだけど……

[160 二次元好きの匿名さん 23/02/20(月) 23:53:01]

最後に石田がポテト説大放出したのほんと好き
死に際のポテトにカワキのこと頼まれたから仕方ねえんだ

[161 スレ主 23/02/21(火) 02:47:35]

アナウンス遅くなって済まぬ

明日の午前中にカワキと団員の会話を投稿する予定
絡む人数が増えると字数も増えるので分割して、明日はとりまエスノト登場まで

それから、まだ振るのは先になるけど、この後の展開に合わせてダイスもいくつか溜めてあるので、楽しみにしててくれ

[162 スレ主 23/02/21(火) 02:51:34]

カワキと陛下が意外と仲良しなのがノイズになるの笑う
この二人似た者親子だけど、色々アレだもんな……

カワキ＆陛下のテーマソングが⅓の純情な感情になりそうなくらい親心は伝わらない
その割にカワキ算したらカワキ→陛下の好感度もなかなか高いというな……

[163 二次元好きの匿名さん 23/02/21(火) 02:51:42]

了解ですー

[164 スレ主 23/02/21(火) 08:55:50]

カワキと団員の会話を投稿
今日はとりあえずエスノトの登場まで

エスノトは「殿下ハ怖イケど……陛下ヨリは……」くらいに思ってそうだから、話は聞きたいけど殿下怖いしな……って足踏みしてたら出遅れたんだと思う

[165 スレ主 23/02/21(火) 08:56:12]

　報告を終えたカワキが自室へ向かって廊下を歩く。
　一般の団員達は疎か聖文字持ちでさえ、カワキを恐れ、或いは気味悪がって、自分から近付く者はそう居ない。
　まさに腫れ物扱いと言って差し支えない有り様だが、当のカワキに周囲の態度を気にする様子はなかった。

「あっ！　居た居た、おかえりー殿下！」

　泰然として歩みを進めるカワキに、手を振りながら近付く影があった。
　カワキに対して物怖じせずに話しかけてくる者は限られている。聞き覚えのある声にカワキが振り返った。

『ジゼルか』
「水臭いなァ……ジジでいいよっていつも言ってるのにー」
『そうか。それで、用件は？』

　素っ気ない態度で応じたカワキに、ジジは眉を下げて芝居がかった様子で大袈裟に悲しんでみせる。

「もうッ！　殿下ってば冷たァい……ボク傷付くなぁ……」

　わざとらしい仕草に白けた視線を向けるカワキを見て、ジジは早々に諦めたようで演技をやめて話題を変えた。

[166 スレ主 23/02/21(火) 08:56:38]

「一足早く瀞霊廷に攻め入ったんでしょー？　死神達はどうだった？」

　考え込むように視線をずらして、カワキは瀞霊廷での戦いを振り返る。
　流魂街での志波家との接触、隊長格との戦い、四十六室の壊滅、藍染の企み……。
　とても一言では言い表せないほど、色々な出来事があった。思い出した内容を総括して問いに答える。

『隊長格は流石に強かったよ。だけど他はそうでもないな。陛下に聞いた話より随分と質が悪い。聖兵の方がずっと使える』
「そうじゃなくてー！　もっとこう可愛い子が居た、みたいな話は無いの？」

　ジジが聞きたがっていた話は戦力分析ではないようだ。
　カワキにはジジの言う「可愛い」はよく解らない。カワキから言うことは一つだ。

『無い』
「……現世でちょっとは変わったかも、と思ったけど殿下は殿下だよねェ……」

　短い言葉で答えたカワキに、呆れた顔のジジが肩を竦めた。カワキはジジが溜息と共に漏らした発言に首を傾げる。

[167 スレ主 23/02/21(火) 08:56:56]

『？　どこに居ようと私は私だ。場所が変わったくらいで別人になんてならないよ』
「殿下は相変わらずらな」

　言葉を返したのはジジではなかった。
　独特の口調に文字通りの二枚舌、虚ろな瞳が特徴的な男――ニャンゾルが会話に口を挟んだ。
　会話を遮るような形で横入りされたジジが、表情を消してニャンゾルを睨む。

「ちょっと。今はボクが殿下と話してるんだけど？　横入りしないでくれる？」
「別にいいらろ？　そう固い事言わじゅにオイにも殿下の話を聞かせてくれよ」

　カワキは黙ったまま間に挟まれていた。
　カワキとしては、どちらにも用など無いので部屋に戻りたいところだ。
　雑談も馬鹿にできないことは知ったが、カワキに自分から世間話をするような社交性は無かった。
　二人へ交互に視線をやると、おもむろに口を開く。

『……雑談がしたいなら他へ行くといい。私は部屋に戻る』

　付き合っていられないと、去っていこうとするカワキをニャンゾルが引き留めた。

「隊長と戦ったって聞いて、じゅっと気になってたんらよ。どうらった？」

[168 スレ主 23/02/21(火) 08:57:15]

　カワキが足を止めた。
　敵戦力について知りたい、と言う話なら会話に応じても良いと思ったからだ。
　しかし、カワキが瀞霊廷で戦った隊長格は一人ではない。全てを話していては朝日が昇ってしまう。

『……どの隊長の話？』
「一番強かったのはろいつら？」

　難しい質問だ。強さにも種類がある。
　何と答えるか迷ったカワキは口を閉じると、細い指先を口元にやって考え込んだ。
　痺れを切らしたジジがカワキの腕をグイと引っ張って提案する。

「もう行こうよー殿下。ボクらと遊ぼ？」
『遠慮する。今はこっちが優先だ』
「えーッ！」

　カワキはジジの誘いをすげなく断ると、記憶を辿ってニャンゾルの問いに答えた。

『私が交戦した中だと、藍染惣右介かな。とはいえ、彼はもう護廷十三隊を裏切って虚圏に潜伏中だけれど……』
「虚圏？　裏切っても死神らろ？」
『ああ。だけど、以前から虚と手を組んでいたようで、今は崩玉で手駒になる破面を増やしているらしい。本人も強かったけど配下の破面も強い者は隊長格に匹敵する』

[169 スレ主 23/02/21(火) 08:57:33]

　滅却師は虚への耐性を持たない。破面の増加とは即ち天敵の進化を意味する。
　加えて、破面は上位個体になると聖文字持ちであっても苦戦する程の強さだ。実際に交戦したカワキはそう感じた。

「殿下がそこまで言うなんて相当らな」
「さすがに盛り過ぎじゃなーい？　本気の殿下だったら、その藍染って奴との戦いもやりようは幾らでもあったでしょ？」
『……どうだろうね。打つ手が全くないとまでは言わないけど……』

　カワキは言葉を途中で止めると、藍染との戦闘を思い出して考えを巡らせる。
　血装を使えば防げた攻撃はあった。
　本来の力を取り戻したカワキなら、ああも一方的な結果にはならなかっただろう。
　しかし――

｟隊長格が集まった戦闘でも、藍染が底を見せたとは思えない……万全の状態の私でも正面から戦えば、或いは――…｠

　真剣な顔で黙り込んだカワキに、ジジとニャンゾルも心持ち真剣な表情をして次の言葉を待っている。
　静まり返った廊下に、別の声が響いた。

「僕モ……殿下ノ話を聞キタい」

[170 スレ主 23/02/21(火) 08:57:55]

以上

カワキの世間話のレパートリー、煙草か酒か暴力かの三択しかなさそう（偏見）
話しかけられた時も多分
「クリア○サヒが部屋で冷えてる♪」
みたいなこと考えて部屋戻りて〜してるんだと思う

数少ないカワキと仲良し（当社比）な団員のジジ
久しぶりに帰って来た殿下をバンビーズの集まりに誘おうとしたけど普通に塩対応された

ニャンゾルは「嫌いとまでは言わないけろ殿下って不気味らよな」と思ってそう
物見遊山に来たけど、出した話題が良かったのでそこそこちゃんとした対応をしてもらえた

[171 二次元好きの匿名さん 23/02/21(火) 09:12:25]

おおー
見た目、清楚で気さくな細身の美少女とそこそこ整ってるお顔の少年の面差しをわずかに残す青年に取り合われる『殿下』と尊称される美少女の図だぁ
なお内実の乖離度合いは

[172 二次元好きの匿名さん 23/02/21(火) 15:34:40]

藍染がやばいのは間違いないからな…

[173 二次元好きの匿名さん 23/02/21(火) 17:56:20]

ノト君これ殿下が怖いからもあるけど、キャッキャというかキャンキャンというか、賑やかしくてかしましいのに気圧されて出遅れただろ完全に
殿下の自室に行くには絶対ここ通るから、ってポイント定めて廊下の柱の陰とかで結構長く待ってたのに、後発勢にさくさく抜かれていった感じするぞ

[174 二次元好きの匿名さん 23/02/21(火) 22:11:26]

> カワキに自分から世間話をするような社交性は無かった

ここから千年血戦編では石田と連んで雑談するようになるんだもんな…

たしかに計画(情操教育)は順調に進んでますね陛下…

[175 二次元好きの匿名さん 23/02/22(水) 01:49:21]

保守

[176 二次元好きの匿名さん 23/02/22(水) 03:26:52]

ノトはカワキにぐいぐい行くバンビーズに引いてそう
殿下によくあんなことできるなって

[177 二次元好きの匿名さん 23/02/22(水) 11:58:12]

保守

[178 スレ主 23/02/22(水) 14:47:19]

カワキと団員達の会話２を投稿
エスノト登場から

このスレでの加筆投稿はこれが最後
加筆まとめを作るので、残りは雑談で消費しちゃってくれ

次スレではポテトの説教〜延長戦〜から投稿していく予定
これに関連して追加ダイスも用意してある

[179 スレ主 23/02/22(水) 14:47:32]

　カワキ達が廊下の途中で話し込んでいると、長身の男――エス・ノトがおずおずと会話に加わった。
　カワキと関わることを避けているエス・ノトが、自ら話しかけるのは珍しい。

「次から次へと何なワケ？　普段は殿下に近付きもしないくせにさぁ……」

　カワキを誘いにやって来た筈が、後から来た者を優先されて叶わずにいるジジ。
　不機嫌さを隠すこともなく、憎々しげにエス・ノトを睨みつけた。

「オ前ニハ関係無ヰダロう。僕ハ殿下ニ話ヲ伺イタヰト言ッテイルンだ」
「はあ？」
「今はオイの番らろ」

　集まった者達がカワキを中央に置いて、口々に己の主張を訴える。
　カワキは争いを嫌っているわけではないが、好ましいとも思っていない。特に、己に得るものが無い争いに巻き込まれるなど煩わしい以外に何と言おうか。
　カワキは目の前で始まった口論に、凍るような蒼い双眸に酷薄な色を乗せて言葉を発した。

『――何度言えば解るんだ。雑談なら他所でやれと言った筈だ』

[180 スレ主 23/02/22(水) 14:48:01]

　淡々とした、けれど、ズシリとした威圧感を感じさせる声に、ざわめきがピタリと止まった。
　カワキの様子に、ユーハバッハの面影を見たエス・ノトがビクリと震える。カワキの双眸がエス・ノトを捉えた。

『……それで、君はどの話を？』
「……僕ハ朽木白哉ノ話ガ訊キタい。殿下ガ何度カ戦ッて、生死ノ境ヲ彷徨ッタッテ聞イた」
『ああ、構わない』

　カワキはエス・ノトを一瞥すると、要望通りに言葉を紡いだ。

『彼も強かった。斬術は勿論、鬼道や歩法も高水準、純粋に隙が少ない。強いて言うなら……息の根を止めたことを確認しないところが隙かな』

　お陰で二度も命拾いしたと、カワキは心の中で呟いて、更に言葉を続ける。

『千本桜は攻防どちらにも優れた良い斬魄刀だった。あれと閉所や一本道で戦ったら的にされる』

　カワキは実体験を基にそう語った。
　エス・ノトが何かを探るような目をして慎重にカワキに問い掛ける。

「其レは……静血装デ防ヰデも？」

[181 スレ主 23/02/22(水) 14:48:17]

　関わりが少ないカワキは、エス・ノトの様子が常とは異なることに気付けない。
　淡々と問いに答えた。

『生半可な強度ならそうなるだろうね』
「…………」

　カワキの返答にエス・ノトが求めた答えは無かった。何と言ってソレを引き出そうかと、エス・ノトが口籠もる。
　しかしそれは、怪訝そうな顔をしたジジの何気ない問い掛けで解決した。

「じゃあ、殿下が大怪我するっておかしくない？　殿下の静血装で防げないんじゃ、ボクら全滅しちゃうでしょー？」
『血装は使わなかったからね。お陰で自分の驕りに気付けたよ。為になった』

　一同が驚愕に目を見開いた。
　カワキは現世に派遣されるにあたって、その能力の幾許かをユーハバッハに預け、血装の使用に制限がついた。
　その話は団員の間で噂になったが、どこまでが真実かは不明瞭な噂話だったのだ。

「……陛下ガ……殿下ニ血装ヲ使ワナヰデ戦ウヨウ命ジタッて本当ナンだ……」

　噂は真実であると知ったエス・ノトが茫然と呟く。

[182 スレ主 23/02/22(水) 14:48:40]

　尸魂界に侵入しておいて、血装を封じて戦うなんて正気の沙汰では無いと、カワキを除いた全員の意見が一致した。

「隊長格相手にホントにやったのーッ？　うわァ……」
「殿下の命知らじゅには驚きらろ……」

　理解不能だという様子で唖然とするジジとニャンゾル。
　エス・ノトは顔を強張らせて、どこか焦燥に駆り立てられるように、上擦った声で問いを重ねる。

「如何シテ陛下ニ何モ言ワナイの？　殿下ハ死ヌトコロダッタノに？」

　カワキはやっとエス・ノトの様子が妙だと気付いて小さく首を傾げた。
　少しして合点が入ったように口を開く。

『……あぁ、君は陛下から私と同じ命令を受ける可能性に怯えているのか。……それなら、私から贈る言葉は一つだ』

　一呼吸置いて、カワキが言った。

『――陛下の命は絶対だ』

　カワキは自明の理を語るように、機械的に言葉を紡いでいく。

[183 スレ主 23/02/22(水) 14:49:06]

『侵攻前に手の内は晒せない。それなら、命令違反と血装無しでの戦闘……どちらが危険か、言わないと解らないか？』
「！」

　それは星十字騎士団であれば、誰しもが知っていることだった。命令に従わない者に待つ結末は一つだ。
　カワキの言葉に反論の余地は無かった。

『君に私と同じ命令が下るかどうかは陛下がお決めになること……その時が来たら、後悔の無い選択をすることだ』

　その言葉を最後に、場が静まり返った。
　カワキは集まった者達を順に見回す。誰も言葉を発さない様子を確認して言った。

『話は終わりだ。私は部屋に戻る』
「あっ！　殿下、待ってってば！」

　今度こそ用は済んだと、踵を返して自室に戻ろうとするカワキを、ハッと我に返ったジジが慌てて追いかけた。

「殿下さーどうせ部屋に戻ってもお酒呑むだけでしょ？　あの量はヤバいって。お酒よりボクらとお喋りした方が楽しいよー」
『煙草もある』
「余計悪くない？」

[184 スレ主 23/02/22(水) 14:49:21]

　廊下に話し声が木霊する。
　遠ざかる背中に怯えた目を向けるエス・ノト。興醒めした様子のニャンゾル。
　二人を残して、カワキはそのまま去って行った。

[185 スレ主 23/02/22(水) 14:50:36]

以上

陛下の命は絶対とか言ってるけど、カワキは状況次第では多分普通に進言する
今回はメリット（聖文字）が大きいから従っとこしてる

勇気出してカワキに話を聞きに行ったのに、余計不安になることばかり言われたエスノトに合掌

ジジ、カワキの酒の呑み方ヤバと思って口先では止めるも、全く効果がないようだ……
結局、バンビーズの集いにもカワキは呼べなかったと思われる


関わるメンバー増えると新鮮
どんな会話するかな〜って考えてて時間かかっちゃったけど、みんなのネタ提供のおかげで書き上げることができた。感謝

[186 二次元好きの匿名さん 23/02/22(水) 17:09:13]

お前は預言者か？の陛下にそっくりの威圧感
これは似た者親子

[187 二次元好きの匿名さん 23/02/22(水) 17:12:14]

陛下と違って争い自体は好まないわけじゃないの笑う

[188 スレ主 23/02/22(水) 18:26:52]

このスレに投稿した加筆SSのまとめはこちら

文章のみ読みたい人はこちらをどうぞ↓

加筆まとめ⑥

加筆まとめ⑥

[189 二次元好きの匿名さん 23/02/22(水) 20:19:49]

>>187

『自分に無益な』争いは好まない、カワキはこれなのな

[190 二次元好きの匿名さん 23/02/22(水) 22:17:45]

>その時が来たら、後悔の無い選択をすることだ

カワキちゃんはたしかに、力が欲しい！受けるぜその依頼！！って選択してこうなってるもんね…

[191 スレ主 23/02/23(木) 00:17:26]

次スレはこちら

【番外編】陛下の命令で空座第一高等学校に通うことになった【加筆】17｜あにまん掲示板

[192 二次元好きの匿名さん 23/02/23(木) 00:54:42]

埋め

[193 二次元好きの匿名さん 23/02/23(木) 04:24:49]

どうせ酒飲むだけだろ→煙草もあるが？
してるの笑う　ダメ人間……

[194 二次元好きの匿名さん 23/02/23(木) 04:25:11]

埋め

[195 二次元好きの匿名さん 23/02/23(木) 08:09:58]

きっと煙草も揃えたからってじゃあバンビーズの所に来てくれるかって言ったらそうじゃないもんね

[196 二次元好きの匿名さん 23/02/23(木) 08:13:18]

埋め

[197 二次元好きの匿名さん 23/02/23(木) 13:37:57]

埋め

[198 二次元好きの匿名さん 23/02/23(木) 15:21:41]

カワキが凧揚げ大会に参加する回みたい

[199 二次元好きの匿名さん 23/02/23(木) 15:35:00]

意外と付き合いがいいと見せかけて参加賞()目当てに来てるやつだ

[200 二次元好きの匿名さん 23/02/23(木) 15:36:50]

埋め