- 1二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 19:21:59
- 2二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 19:24:56
- 3二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 19:27:45
たて乙
- 4二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 19:29:09
この子たち割とインモラルじゃありゃせんか…?
- 5二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 19:47:10
縦乙
- 6二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 19:47:14
今の二人は>>1の大人バージョン!!!
- 7二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 19:56:59
スレ画のイラストがもはやお懐かしい
- 8二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 20:40:36
8埋め
- 9二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 20:48:42
9
- 10二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 20:50:17
立て乙
- 11二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 21:52:27
インモラルあはれ!!
- 12二次元好きの匿名さん23/03/07(火) 23:14:37
スレ画のような神絵、またこないかな
結構絵にして欲しいシーンがあるんだが… - 13二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 06:54:39
期待待機!
- 14二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 13:38:25
割りとというかかなりと言っても過言ではないと思う
- 15二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 18:26:33
保守
- 16二次元好きの匿名さん23/03/08(水) 23:25:09
ルフィは海賊としてではなく、1人の男の子として私の胸で泣いた。やっぱり無理していたのかな。ルフィだけを連れ出して、私と2人っきりにさせたのは正解だったみたい。
昔を思い出し、私は薄く微笑む。ルフィも昔を思い出してきたのか、甘えて自分の思いを言うようになってきた。
「……そう。あのタトゥーにはそんな意味があったんだ。別にグレたわけじゃないんだね?」
「うん……そもそも海賊になった時点で、グレるも何もないだろ?」
「それもそうだね」
その流れで私は件のタトゥーについて問い、意味を知って少し嫉妬した。
私は分からなかったけど、ルフィの仲間達はすぐに分かったのだろう。実際今、こうして集結しているのだから。それが少し悔しかった。
「……だから、おれも強くなるため修行してた」
「2年間ずっと?」
「おう。ずっと島に篭りっぱなしだった。なはは」
余裕が出てきたのか、鼻を啜った後ルフィは笑った。私は少し頬を膨らませ、その頭に拳を振り下ろす。
今会えているのは嬉しいが、私の歌でルフィを励ませなかったことを知ったからだ。
「せっかくルフィのために歌ったのに……」
「おれのため??」
「っ……何でもない!」
ルフィが首を傾げる。聞かれたことを理解し、顔が熱くなる。私の返答が気に入らなかったのか、ルフィが私の肩を掴んだ。
「何でもなくないだろ! おれだけ話して、ウタが話さないのはずるいぞ! 言ーえーよー!!」 - 17二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 06:48:37
朝の保守
- 18二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 09:53:31
いちゃいちゃしてる……!
ルフィが甘えるのかわいいし、ウタちゃんが甘えさせてるのもかわいい - 19二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 09:56:15
スレ画はマジでマジで神絵なんだけどスレ画にすんのはちょっとアレかもしれんぞと老婆心ながら…
- 20二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 20:47:41
保
- 21二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 23:49:38
- 22二次元好きの匿名さん23/03/09(木) 23:53:18
俺とした事が、花束を忘れた
- 23二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 00:00:01
神絵師だ!!!
- 24二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 00:36:36
- 25二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 01:03:28
内心ルフィの初めてを奪いたいなって思ってる顔
- 26二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 07:08:44
素晴らしい
- 27二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 08:28:46
- 28二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 15:59:27
- 29二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 16:45:17
ここってCPスレなの?
- 30SS主23/03/10(金) 19:17:25
皆さんこんばんは。SS主です。
物凄い神絵に感謝感激しております。スレ画と合わせて見ると凄く感慨深く感じますね……。
完結するまで、引き続きよろしくお願いします。 - 31二次元好きの匿名さん23/03/10(金) 23:36:25
「あわわわっ! 分かった! 分かったから、揺らさないでぇえぇえぇ!!」
がくんがくんと揺らされ、私の脳が頭の中を暴れ回りくらくらする。
それを聞いたルフィはパッと手を離し、あぐらをかいてこちらを黙って見つめた。私は逃げるのを諦め、溜息を吐く。
「……マリンフォードの戦争後、身も心も傷だらけになったと思ってね、あんたの心を支えてあげたいと思ったの」
そして私は再びエレジアに来た目的と今回のライブの経緯を話した。そして救世主のように扱われ、自分の思うような歌を歌えなかった苦悩も全て。
聞き終わったルフィは、私に頭を下げた。
「悪ィ……ウタ。おれ、最低だった」
「ちょ、ちょっと頭をあげてよルフィ。修行してたんでしょ? それなら仕方ないって……!」
「違うんだウタ。いや、それもあるけど……おれ、そんな思いも知らずにウタはシャンクスの娘だって言おうとして……折角ウタがおれと会うためにライブを開いてくれたのに、それを無駄にするところだったし、シャンクスのことを隠すウタに……不満を抱いちまった」
唇を尖らして斜め下を見るルフィ。自分自身の行いを反省し、恥じているようだった。私はそんな彼の額を軽く指で弾く。
「もうっ。男の子でしょ? そんなことでウジウジしないの! 私も気にしてないんだから!」
- 32二次元好きの匿名さん23/03/11(土) 00:25:55
ここのルフィ的に「シャンクスの娘であることを隠す」っていうのに不満を持つのが、なんかすごい納得できる
しかしそれすらイチャイチャの出汁にしかならないの草 - 33二次元好きの匿名さん23/03/11(土) 11:04:17
- 34二次元好きの匿名さん23/03/11(土) 19:26:30
神絵を久しぶり見れて嬉しいぜよ
- 35二次元好きの匿名さん23/03/11(土) 21:35:23
両方とも目に曇りというか陰がある、重い気持ちを抱いてそうな顔が素敵
- 36二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 07:40:47
ほっちゅ
- 37二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 17:14:29
これがルフィの精神に与えた影響が大きすぎる
- 38二次元好きの匿名さん23/03/12(日) 23:00:59
「で、でもよぅ……」
「でもも何もない! 私がライブを開けたのは、ルフィのお陰なの。ルフィが生きていてくれたから、私達はまた会うことができた」
私とルフィ。1人でも欠けていたら、このライブは成り立たなかっただろう。ルフィはまだ分かっていなさそうなので、ゆっくりと感情を込めて歌った。
『私は最強』を。
「忘れぬ誓い、何時かの夢が私の心臓……それ、あのカッケェ鎧の……」
もう、最愛の日々が抜けてるよルフィ。
まあ敢えて言うまい。私は一瞬肩を下ろした。それから顔を上げルフィを見て、私は口角を上げた。
「これはね、戦争の後ルフィが生きていることを知った時に出来た曲。ライブを開くことで頭が一杯で、苦しんでた時に私を励ましてくれたの」
これがなかったら私は潰れて、ライブを開けなかったかもしれない。結局今があるのはルフィのお陰なのだ。だから私が言うことはただ一つ。
「ルフィッ……! 生きていてくれて、ありがどう……ッ!!」
っ……ああ、だめだなぁ。ルフィが生きていることを実感して、ルフィが死んでしまった未来を想像して、今ある幸せを受け止めて。
涙と鼻水が止まらない。女の子としてあるまじき顔をしているだろう。
「っ……!!!」
勢いよく抱き締められる。今度は私ではなく、ルフィがお兄ちゃんのようだ。彼の肩に顎を乗せた私は大きな声で泣いた。
ルフィそれを体を震わしながら、黙って撫でてくれるのだった。
- 39二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 00:20:00
- 40二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 06:53:46
守
- 41二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 17:43:55
このレスは削除されています
- 42二次元好きの匿名さん23/03/13(月) 17:58:20
甘えて甘えられる関係良き
- 43二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 01:05:58
再会できてほんとよかったねえ
- 44二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 06:51:32
保保
- 45二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 17:07:55
でもファーストキスをレイジュに取られちゃったと言う最大の地雷がまだ残っているのである
大丈夫?嫉妬でトットムジカが自動召喚されない? - 46二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 17:13:57
い…医療措置だから…
- 47二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 23:08:03
「……ありがとうルフィ。胸貸してくれて。情けないところ、見せちゃったね……私の方がお姉さんなのに」
「いいんだ。おれがしてやりてェって思ったから……ウタには、泣いてほしくねェし」
耳元で囁くように言われるルフィの言葉に、自分の顔の温度が急激に高まるのを感じる。
身体を密着させてるため、それがバレるのを恥ずかしく思った私は、ルフィを押して剥がし、俯く。
「あ、あー! 驚いたぁー! ルフィがまさか、そんなこと言うなんて! 女慣れしてるっていうかさー! 海賊になってから、女遊びでもする様になったのかな……っ!?」
「ん〜……遊んではねェけど、友達なら沢山いるぞ!」
「……へぇ。そうなんだ」
そう言って私は目を瞑り、ウタワールドの方に意識を向けた。
そっちでは既にライブは終わっていた。観客をこちらの世界に戻しつつ、私はルフィの仲間がいる小島に降り立つ。
「ルフィの仲間達! ライブ、楽しんでくれた?」
「勿論!! 最高だったぞ!!!」
「ああ! 来てよかったよな!!」
長鼻くんとモコモコくんが大きな声で答える。それ程の声量でないにしても、他の人達も満足げに頷いてくれたから、私も笑みを浮かべた。
その内心では、ルフィの女の子の友達について絶対に聞き出してやるという激情が走っているのだった。
- 48二次元好きの匿名さん23/03/14(火) 23:22:04
女ヶ島のこと聞いたら逆光歌いそう
- 49二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 06:13:07
女ヶ島で裸に剥かれ大事なところをいじくり回されたところを知られたら果たして……w
- 50二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 16:58:31
ムジカ不可避?
- 51二次元好きの匿名さん23/03/15(水) 21:50:10
というのも、ルフィは恋というのに鈍感だろう。友達と言うが、相手はルフィを男として見ている可能性もある。
なら、ルフィ以外の第三者。つまりその仲間達から聞いた方が確実だ。
「ここが夢の世界だってことは分かったけどよ。歌姫、ルフィは?」
「ルフィは現実の私といるよ。久しぶりだから沢山話してるの。まだかかるかなぁ……ごめんね?」
「……早く返せよ。船長のあいつが居ないんじゃ、この島を発つこともできねェ」
でも、早速計画は頓挫しかけている。緑髪の剣士さんがこの島をすぐに出る気満々なのだ。ちょっとベックマンに似ているような気がする。
しっかりしているというか、よく考えているというか……。
「おいコラ、マリモォ! 積もる話もあるってもんだろうが!」
「そうよゾロ。別にそんな急ぐ必要もないんじゃない?」
「このライブは世界中に中継されてたんだろ。歌姫と抱き合うルフィの姿を見れば、海軍はすぐに俺達を捕まえにくるだろうが」
それを聞いて、私はビビビッと閃いた。
「海軍を気にしているの? それなら大丈夫!」
「ああ?」
「ルフィも心配するなって言ってるよ! それと今日、ここに泊まるってさ!!」
一息置いて、驚愕を表す大声がこだまするのだった。
- 52二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 00:54:34
ゾロとベックマンって、確かにちょっと雰囲気とか立ち位置とか似てるかも
どっちもNo.2で覇王色の覇気使えるし - 53二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 06:44:01
守
- 54二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 17:13:12
- 55二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:02:41
ルフィが泊まるって言ったのは本当だ。まあ私が提案して、それをルフィが飲み込んだ形ではあるが。
「それじゃあ今日は、ウタの歌を好きなだけ聞けるのかー!?」
「うぉー!! 生きててよかったーー!!」
「お前らなぁ……」
「まあ、いいじゃねェか。ルフィが泊まるって言ってんだからよ」
緑髪の剣士さんは呆れたように額に手を置いていたが、肩を水色髪の大男な人に叩かれ、しぶしぶ納得してくれた。
これでようやく、本題に入れる。
「皆を私が住んでいるお城に案内する前に、ちょっと聞きたいことがあるんだ」
「あら、何かしら?」
黒髪のお姉さんが首を傾げる。ううん、オレンジ髪の人とは、また違った魅力があるなぁ……。プロポーションも抜群だし。
……まぁ、でも、私も負けていないよね。うん、大丈夫。
「ルフィがね。女の子の友達が沢山いるって教えてくれてさ。機会があったらその子達に挨拶したいから、詳しく教えて欲しいんだ」
「……お、おいおい。ちょっとプリンセス・ウタの目、怖くないか……?」
「わはは。ルフィも隅に置けんの」
長鼻くんと魚人の親分さんみたいな人が、ひそひそと話している。
金髪の人は涙を流しながら背後に炎を立ち上らせてるけど、大部分は何か笑顔をこちらに向けてきている。
オレンジ髪の人と黒髪のお姉さんがアイコンタクトをして、頷いた。今のは何だろう。その意図がわからず、私は首を傾げるのだった。
- 56二次元好きの匿名さん23/03/16(木) 23:03:45
- 57二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 00:19:38
- 58二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 06:57:18
ナミとロビンは察したか
- 59二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 18:08:34
ウタを応援するナミロビンな構図は好きなんだよなあ
- 60二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 18:08:36
ほ
- 61二次元好きの匿名さん23/03/17(金) 18:13:38
応援とかじゃなくてレイジュの件は言わない方がいいわね
そうね
みたいなやつかもしれん - 62二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 05:23:43
ロビンとナミはお互いで目配せしてるのか
- 63二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 09:20:03
ルフィもゴードンに会いたいだろうしね
- 64二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 09:56:06
本気でルフィの初めてを奪ろうとしてる女だ、面構えが違う
- 65二次元好きの匿名さん23/03/18(土) 21:13:16
ネズキノコ食べてないのに目がイッてそうだ
- 66二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 07:49:51
プロポーション気にするウタはかわいい
- 67二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 19:01:35
ほ
- 68二次元好きの匿名さん23/03/19(日) 23:12:50
「うーん。教えてあげたいのは山々なんだけどねェ……」
「?」
何か言いづらそうに、オレンジ髪の人は頰をかく。引き継ぐように、黒髪のお姉さんが口を開いた。
「その子達、一国のお姫様なの。なかなか会えないと思うわ」
「へ、ヘェ……お姫、様」
きっと私の頬はひくひくとしているだろう。その反応をよく思ったのか、お姉さん達はクスっ頬を緩ませる。私の心の中は焦りで一杯だった。
なに、それ。ルフィのやつ、お姫様と友達なの? なんで? どうして? 私も歌姫だし、お金も普通の人より持ってはいるけど、お姫様と比べたら……。
私はルフィに直接聞くことにした。
「で、どうしてなのルフィ?」
「お前、何か怖ェぞ……」
ルフィの瞬き一つすら見逃さないように、ジッとその可愛らしい顔を見つめる。
瞬きしないよう、目を見開いているのを維持しているのだが、怖がられてしまったみたいだ。
まあルフィの変化を見逃さないために、止める気はないけど。ルフィは考え込むように腕を組む。
「どうしてって言われてもなァ……なりゆきだぞ? 気に入らない奴がいて、そいつを倒して、友達になっただけだ」
- 69二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 01:21:04
ウタちゃんの圧がすごいことになってて草
ナミとロビンは半分面白がってそう - 70二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 07:05:32
保保
- 71二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 07:07:08
ほ
- 72二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 15:22:02
早くもルフィが友達と言っても信じてもらえない感じになってません?
- 73二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 15:50:07
早くもどころか最初から信じてくれてないゾ
- 74二次元好きの匿名さん23/03/20(月) 23:50:40
最&高
- 75二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 06:42:56
保保
- 76二次元好きの匿名さん23/03/21(火) 16:06:16
独占欲強いウタは健康にいい…
- 77二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 00:10:52
「……成程ね。お姫様達にとっては、ルフィはヒーローなわけだ」
「やめろよヒーローなんて! ヒーローは肉を分け与えないといけねェんだろ? おれは肉を食いてェ!!」
「あんたの中のヒーロー像、どうなってんのよ……」
はぁ……と溜息を溢し、流し目でルフィを見る。
「……で? お礼にベッドで一夜明かしたりしたの? 服を脱いでさ」
「なんで寝ることがお礼になるんだ? ウタはバカだな〜。宴会だろそこは」
普段の私ならここでカチンときただろうけど、今の私は違った。ルフィがそういうコトを知らない事実に、胸が一杯だった。
……よかった。まだ初めてなんだ。
「お礼で宴会だけしかルフィの方がバカです〜。お宝とか色々あるのに、相変わらず子供♪」
嬉しさから自分でも声が弾んでることが分かる。お姫様との関係は問題なさそうだと結論を下し、そろそろルフィと一緒にお城に帰ろうとしたその時だった。
「あ、でも女の裸は見たことあるぞ」
「は???」
羽ばたくように舞い上がっていた自分の気分が急降下したことが分かる。それと同時に、声も重く低く響いた。
……どうやらまだ城に帰るには早いようだ。
- 78二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 00:14:16
ナミさんの幸せパンチで鼻血出してましたよウタさん!
海賊女帝の風呂覗いて、着替えたりしてる所に入って行ったりしましたよ!
人魚姫の上で跳ねたり、剣闘士の女の子に馬乗りになったりもしましたよ!
あかんウタがトットムジカを歌ってしまう... - 79二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 01:43:11
- 80二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 06:58:07
hos
- 81二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 16:49:19
ほ
- 82二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 21:50:04
守
- 83二次元好きの匿名さん23/03/22(水) 23:58:23
アルバトリオン並みに属性がコロコロ変わるな
- 84二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 06:55:14
ほほ
- 85二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 17:58:45
これはルフィ食べられますわ
- 86二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 23:07:37
✨
- 87二次元好きの匿名さん23/03/23(木) 23:23:28
話を聞いてみた。17歳の時にアラバスタという国の城にある大浴場で、まず2人の女の子の裸を見たようだ。
覗きをして、今もいるナミという人の裸をバッチリと見たらしい。覗きをしたルフィを叱ると、彼女からタオルを外し晒してきたようだ。
私はウタ・ワールドに意識を向ける。ナミさんにアラバスタでの出来事を知った旨を話し、笑って言った。
「……もう、ダメだよナミさん? 自分の身体はもっと大切にしないと。ね?」
「え、ええ。そうね。肝に銘じておくわ……!(ルフィ〜ッ……! 余計なことを!!)」
「ナミが青ざめてるぞ……」
モコモコくんが何か言ったが聞こえなかった。意識を現実に戻す。
「それで? もう女の人の裸は見てないの?」
「いや、ハンコックのを見たぞ」
「あの海賊女帝の!? 何で!?」
ルフィは何でもないことのように言った。
「おれ女ヶ島に飛ばされたことがあってよ〜。島の奴らに追いかけられて、逃げた先が風呂場だったんだよ」
「ふぅ〜ん。見惚れた? 見惚れたよね? 何せ絶世の美女だもんね」
「そんな何秒も見てねェよ……」
何言ってんだお前みたいな目で見られてたので、何となく小突いた。
しかしこの年齢で異性の体に興味がないのは不味い。私はルフィに悟られぬよう、拳を握るのだった。
- 88二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 06:51:50
ここのルフィの場合、異性の体に興味がないのは幼少期のウタの調教?も原因の一端だと思う
逆にウタにはなんか反応示すかも・・・ - 89二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 13:05:22
大丈夫だウタちゃん。ルフィが弱さを曝け出して甘えられる女の子は君しかいないよ。
- 90二次元好きの匿名さん23/03/24(金) 22:46:11
ほ
- 91二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 06:31:04
朝の保守!
- 92二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 15:36:19
保守
- 93二次元好きの匿名さん23/03/25(土) 23:46:11
イイネ
- 94二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 01:04:04
ウタにしか興味がない可能性、あると思います!
- 95二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 10:03:13
この概念のウタによって幼少期に性癖歪められちゃったルフィ好きです
- 96二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 18:31:04
ルフィは異性の身体に興味を持っていない。それによりまだ恋敵が現れる様子がないと浮かれていたが、それはつまり、私の裸にも興味を示さない可能性があるのだ。
……まあでも、焦ることはない。私は深く息を吐き切り替える。
もし今、ルフィを狙っている女がいるなら話は別ですぐに行動を起こさなければいけないが、そんなことはない筈。
「偉い偉い。でも裸を見たことは事実なんだから、今度会ったらハンコックさんに謝るんだよ? 裸を見られたルフィに良い顔してくれるかは分からないけど……」
「?」
「大丈夫大丈夫! いざとなったら、私も一緒に謝るからは。怖くないよ!」
ルフィは唇を結んで首を傾げるが、私はそんな背中をぽんぽん叩く。
裸を見られたということもあり、海賊女帝はルフィに苦手意識を持ってるだろう。だから別に何も心配することはない。ここは、お姉さんらしく注意に収めてと……。
「別にハンコックはおれのこと嫌ってねェと思うぞ? ケッコンを申し込んでくるくらいだし……」
「は???」
「ハンコックを怖いと思ったこともねェなァ……あいつには色々助けてもらったし、優しいんだ!!」
ルフィがニカっと笑って言っている。その頭の中にはきっと、海賊女帝が映っているのだろう。
私は黙り込んだ。その笑顔を見つめるしかできなかった。
- 97二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 19:21:11
あっ・・・・・・
- 98二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 21:29:50
お知りになりましたか……
- 99二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 23:24:08
地雷踏んじゃったね♡
- 100二次元好きの匿名さん23/03/26(日) 23:47:57
その頭の中にはきっと、海賊女帝が映っているのだろう。
やべえよやべえよ...思考の中ですら自分で埋めようとしてる... - 101二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 06:48:16
hosyu
- 102二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 18:25:08
どうなっちゃうんですかね
- 103二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 18:53:08
やばいな
- 104二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 20:55:15
おおお落ち着け
どれだけ女体見ても反応しなかったのは、ウタしか眼中になかったからかもしれないだろ?
恐らく、きっと、たぶん… - 105二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 22:13:48
ウタワールドにて。ルフィを除く麦わらの一味は緊張に包まれていた。
「……」
その視線の先にはウタがいる。彼女は俯いて、腰に片手を当てて、踵を鳴らしていた。一目で不機嫌だと分かる姿に、ウソップは喉を鳴らす。
「おいおいおーい……! 何かヤバい空気じゃねェかァ……!?」
「ル、ルフィ、何かウタを怒らせること言っちゃったのかな……!!」
あわわ、といった様子でチョッパーが顔を青くした。麦わらの一味はウタがルフィに好意を寄せていることに気付いている。
そしてルフィのデリカシーが足りない節を知っているため、全員が「何か言ったな」と考えが一致した。
「というと、あれでしょうかねェ。サンジさんのお姉さんとの、深〜い口付け。ヨホホ」
「ちょっ!? バカッ……!!」
ギョッとした顔でブルックを見るナミ。何に怒っているか分からない以上、ルフィと女性が関わった話をすべきではない。
そう思い、ブルックを叱ろうとしたナミだったが既に手遅れだった。
「へェ……海賊女帝の裸を見ただけで飽き足らず、ルフィはそんなことしたんだ……教えてくれてありがとう。アフロの骨さん」
ウタの踵から鳴る音のテンポが速くなる。麦わらの一味にかかる重圧が重くなった。
- 106二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:15:01
おーおー、地獄が加速しなさる…
- 107二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:17:53
トットムジカ「怖いから呼ばれても出て行きたくない事を教える」
- 108二次元好きの匿名さん23/03/27(月) 23:50:39
戦犯=ブルック
- 109二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 00:53:37
多分現場はめっちゃ気まずい空気なんだろうけど、読んでる身としてはちょっと笑える
- 110二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 07:24:08
朝の保守
- 111二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 14:12:37
薄暗い笑みを浮かべるウタに、当時現場にいた者達は弁明を図る。これはマズいと思ったのだ。
「あっ、しかしですね、これには事情がありまして!」
「ルフィが毒魚を食べちゃってよ! 死んじゃうところだったんだ! サンジの姉ちゃんは、毒を吸い出してルフィを助けてくれたんだよ!!」
「そう! 人命救助だったの!!」
ブルック、チョッパー、ナミが経緯を話す。恋愛とかそういったものはなく、ただの人命救助に過ぎなかったのだと。
「……大丈夫! ちょっと驚いただけだから。別に気にしてないよ? だってそうしないとルフィは死んじゃってたんだよね……なら私は気にしない」
そう言って両手を振るウタ。笑顔だし、鳴らしていた踵も止まっている。その様子を見て、麦わらの一味は安心したかのように溜息を吐いた。
「……」
「ウタ? どうしたんだ?」
現実にて。突然黙り込んだウタに対し、ルフィは覗き込むようにその整った顔を見る。ウタは顔を上げた。
「んーん。何でもない。そろそろ暗くなるから、お城に行こう?」
「おー、そうだな! おっさんと会うの久々だなァ〜!!」
そう言ってルフィは立ち上がり、意気揚々と歩き出す。その後ろをウタは静かに歩むのだった。
- 112二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 17:50:26
納得……してくれたか?
- 113二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 18:31:51
暗くなる…お城……あっ
- 114二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 23:34:41
結婚に、キス……ね。
私は目の前を歩くルフィを眺める。2歳年下の幼馴染は、無邪気な性格と顔をしながらも大人の仲間入りをしていたようだ。
……もうこれは、ゆっくりしていられないな。
早くルフィに私という存在を深く刻みつけた方がいいだろう。誰かに奪われるなら、海賊らしくその前に奪う。
ファーストキスは奪われた。人命救助でも、口付けを行ったことは事実だ。
なら私は愛のあるキスでそれを上書きする。蕩けて、私に身を預けてしまうようなキスで愛をルフィに教えてあげたい。
それだけじゃダメだよね。ちゃんと最後までシて、ルフィを満足させてあげないと。
ルフィに穢れを教えるのは私だ。
絶対に、他の女や海賊女帝に先を越させない。だからそれを決行するのは今夜だ。
緊張しているからか、楽しみにしているからなのか分からない。
私は自然に唇を、舌で舐めるのだった。
- 115二次元好きの匿名さん23/03/28(火) 23:42:15
ヒエッ……
- 116二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 00:06:30
やっぱりウタがドスケベボディでルフィより2歳年上だからかなぁ?
ウタルのが好きなんだわ - 117二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 00:30:51
とうとうこの時が来たな・・・
- 118二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 00:55:51
食べちゃうぞ、って感じだ
しかし果たしてルフィが一方的に食べられちゃうような男だろうか - 119二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 06:57:16
ほす
- 120二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 17:57:34
独占欲マシマシで良い…
- 121二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 21:58:58
「おぉ〜〜! 懐かしいなァ! この城!」
眼前に佇む城を見上げながら、ルフィは表情を輝かせる。嬉しそうにしていることから、ここエレジアを故郷の一つと思ってくれているのかもしれない。
「っ! あいつらの気配がする……!!」
「ちょっ、歩くの早い!」
ルフィはズンズンと食堂に向かって行く。私は置いてかれないよう、必死にその後を追った。
食堂にあるテーブルの席には、ルフィを除いたクルーが座っていた。
「うっははは! 皆寝てる! これウタがやったのか!?」
「まあね。会場から歩かせて、連れてきたの」
「すっげェ〜!!」
ルフィに凄いと言われ、胸が膨らむ気持ちになる。私の能力で眠った人を操りたいと思ったのは、ルフィが山賊に酷い目に遭わされた影響が強い。
今のルフィの一言は、そんな思いを抱いて行った今迄の努力に対する報酬として、とても大きなものだった。
「ふふ。でしょ?」
ふん、と鼻で息を吐く私。照れ臭くて私は心の中で呟く。
これで、あんたを守ってあげる。もう私の目の前であんな思いをさせないし、私も悔しい思いをしないから。
私は小さい頃の苦い記憶を振り払い、ルフィに笑みを向けるのだった。
- 122二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:09:52
ルフィの仲間達を起こし、食堂が騒がしくなった後、それを聞きつけてかゴードンさんがやってきた。
『お! でっかいおっさん! 久しぶりだなァ〜!!』
『ルフィ君……!! おおっ……こんなに嬉しいことはないッッ……!!!』
ルフィが両手を上げてぶんぶんすると、それを覆うようにゴードンさんが抱き締め、おいおい泣き出す。ルフィはシシシッと笑った。
それからはどんちゃん騒ぎだ。ゴードンさんは張り切って料理を作ってくれて。私達はそれに舌鼓を打つ。
アフロの骨さんの演奏に合わせて歌うのも楽しかったし、それに喜んでくれるルフィの仲間達を見るのも嬉しかった。
そして夜。すっかりその場で寝てしまったルフィ達。私はルフィの腕を肩に乗せて、ルフィの仲間達に毛布をかけているゴードンさんに声を掛ける。
「おやすみ。ゴードンさん」
「ああ、おやすみウタ。2人で寝るのかい?」
「うん。ちょっと昔に浸りたくて……」
「そうか。それはいいな」
ゴードンさんはそう言って頷いてくれた。私も頷き返し、ルフィを連れて自室に向かう。
2人で過ごした、あの部屋へ。
- 123二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:12:19
ゴードンさんその子夜這いする気ですよ止めないと
止められない?それはそう - 124二次元好きの匿名さん23/03/29(水) 23:23:19
ここのスレ民、見聞色使い多すぎるの巻
- 125二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 06:14:56
宴が始まる…!!
- 126二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 17:14:57
ワクワク
- 127二次元好きの匿名さん23/03/30(木) 23:29:59
保守
- 128二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 06:52:01
hosyu
- 129二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 14:20:46
ウタがこれからデザート(ルフィ)を頂くんだ
- 130二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 22:48:30
「ん……狭いな」
幼少期に一緒に寝ていたベッドで、ルフィと並んで寝る。私達も大人になった。身体が大きくなって、昔は広々と寝れていたのに、今は少し窮屈に感じる。
「なのに寝顔は変わらないね……ルフィ」
口を開けて寝息を立てる、幼さを感じるルフィの鼻を軽く摘む。
ルフィがふごっと鼻を鳴らし、口をムニュムニュさせる姿を見て、私の胸はキューンとなった。
「やっぱりかわいい♡」
「んん……んぁ? ウタァ?」
「あ、ルフィ」
ルフィが目を擦りながら、こちらを見て……布団に潜り私の胸に顔を預けてきた。
「温けェ……懐かしいなァ、こうすんの」
「こら……もう」
嫌ではないので、そのままルフィの頭を撫でてあげる。
しかし、こんなに距離を近付けてくるのに既にファーストキスを済ませていることや、他の女に求婚されている事実を思い出し、モヤモヤしてきた。
そしてこの城に来る前の決意がよぎる。部屋には私とルフィだけ。他の人達は一階で、恐らく声漏れする心配もなさそうだ。
まさに今は、ルフィに「愛」を教えられる。上書きが出来る絶好の機会だった……。
- 131二次元好きの匿名さん23/03/31(金) 23:42:30
ニュージェネシスがやってくるんだな……!
- 132二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 08:15:29
守守
- 133二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 17:13:12
- 134二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 19:15:14
僕も!!!!!
- 135二次元好きの匿名さん23/04/01(土) 23:02:01
深夜なので一応保守
- 136二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 06:52:50
期待待機
- 137二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 11:16:00
動悸が激しい。これが起こる理由は嬉しさからだと思う。だって私の両手は、ゆっくりとルフィの頬に向かっているのだから。
「ルフィ。好きだよ」
そう言って私は、彼の唇を奪った。その感触を目一杯楽しみたくて、数十秒私は唇をつけたまま動きを止める。
そして、ゆっくり唇を離した。きょとんとするルフィの顔と、唇に残る感触に甘い息が溢れる。
「っは……」
やった。やった! ルフィとキスをした!
天に昇るような気持ちの私は、これ以上の快感を求める。布団を蹴り飛ばし、ルフィの上に跨った。
「? ?? 何だ、今の……?」
ルフィは目を丸くして、口を開けていた。何をされたのか分からなかったのか、何故私にされたのか分からなかったのか、私と同じようにキスの余韻に浸っているのか。
「〜〜っ。仕方ないなぁ♪ もう一回してあげるから、今度はちゃんと感じてね??」
いずれにせよ、その表情は私を昂らせるものだった。再度私の両手はルフィの頬を捉え、今度は深いキスをするために私は顔を近付けるのだった。
- 138二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 12:08:26
月明かりが2人のいる部屋を照らしている。それにより、壁にベッドと二人の影が映し出された。
部屋には水音が響いている。跨っている女に頬を持たれ、下に敷かれた男は深いキスをされているようだ。
何かに気付いた女はゆっくりと身体を後ろにずらし、上に跳ねた。男はビクッと顔をのけ反らせ、女の尻に手を回す。
何かを叩く音と共に、女が激しく上下に動いている。身体を反らしてるせいか、その胸が大きく揺れ存在を主張していた。
男は身を起こし、その果実に顔を埋める。女は片手で彼の頭に手を添えながら、今度は前後に身体を動かす。
動くのに疲れたのか、女は一度止まって男の方に尻を向けた。男はその部位を掴むと、下半身を密着させ激しく前後させる。女も両手両膝を付いたまま、前後に動いた。
そして、女は身体の向きを変えて下になると、男に両手を伸ばす。男はそれに覆い被さり、ゆっくりと動き始めた。女はその背中に足を回し、動きをサポートする。
徐々に早くなって、遂に男と女の身体が止まり、そして同時にブルブルと震えた。男はもう2、3回動いて、体重を完全に女に預ける。
まるで甘やかすように、女はその男の背中を優しく叩き、後頭部を撫でるのだった。
- 139二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 14:35:06
間接的な描写なの好き
- 140二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 18:33:45
質の良いSSをありがとうございます
- 141二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 19:48:37
肌寒さを感じて目を覚ました。昨晩に全身にかけられた幸せな重みはないが、股の痛みとお腹がズッシリしている違和感から、自分達の行為が思い出される。
「凄かったな……」
そう、凄かった。やっぱりルフィも男の子なんだと思った。特に最後のプレスだ。
過去は姉弟のように健全に寝ていたベッドの上で、体液が飛び散る行為をした背徳感。
鏡を通して見た、ルフィの男の子らしいお尻が、私の白くて大きいお尻を上から叩いて揺らす光景。そしてナカに抜き差しされるルフィのモノ。
「っ……」
思い出すだけで、下腹部が疼く。もっとルフィがほしいと言っている。私の本心も同じだが、そろそろ皆が起きる時間だ。私は疼く箇所を押して落ち着いてから、ルフィを起こす。
「ルフィ……起きて」
「んん? あ、ウタ……」
ルフィは私と目を合わせ、唇を結んだ。どんな表情を向ければいいのか分からないようだった。
「おはよ。あんたも早く着替えてっ」
私がいそいそと下着を履いて、着替える姿を見てルフィも真似て着替え始める。
その胸に私は、行為に夢中になって見逃していた、大きな火傷傷が服で隠されるのを見た。ルフィはその視線に気付かないようで、服を次々と着ていくのだった。
- 142二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:34:27
「……」
「……」
ルフィと私はベッドの汚れていない所を見つけ、並んで腰掛けていた。
「……世界の歌姫と身体を交えた感想はないの?」
「っ! ……凄ェ気持ちよかったけど、おれ、今はまともにウタの顔見れねェ気がする」
麦わら帽子で目元を隠すルフィ。照れてるんだと分かり、優越感を感じた。
「ま、キスをねだったり私のおっぱいに吸い付いたり、獣みたいに求めてたからね。仕方ないか〜」
「頭を撫でるな! ウタだって凄ェ声上げてたし、おれに必死に捕まってたし、そもそも事の発端じゃんか!」
「ううう、うるさい!」
そこからはムードもへったくれもなかった。ぎゃいぎゃいとお互い騒ぎ出し、昔のように額を押し付け合う。
「丁度いいや! どっちの言うことが正しいか、勝負で決めましょルフィ! それであんたの強さ、見てやるから!!」
「いいぞォ! やってやる!!」
気付けば、私達は笑顔を浮かべていた。成長を見たい私と、成長を見せたいであろうルフィによって、既に気まずい雰囲気は霧散している。
これくらいの距離感が私達には丁度いいのだ。心が満たされるのを感じながら、私は外へ歩き出した。
- 143二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:45:53
新時代はこの瞬間だ...
- 144二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 20:54:25
おいおい急な供給過多は俺の心がもたないぜ!!(大歓喜)
- 145二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 21:14:35
「〜〜♪」
海を一望できる丘の上。そこで私は鼻歌を歌って、ルフィを待っていた。するとガサガサと草の音がして、私の待ち人の声がした。
「来たぞ、ウタ」
「待ってたよ、ルフィ。それじゃあ」
私は片手を腰に当て、笑みを浮かべる。
「かかってきなさい。どれだけ強くなったか、試してあげる!」
「おう!!!」
ルフィが威勢よく答え、私の元に走ってくる。
「くかー……」
……正確にいえば、ウタ・ワールドの中でだが。現実のルフィは私の鼻歌で既に眠っている。私に回収され、今では子供のように両膝の上でいびきをかいている。
ウタ・ワールドの中の音符人間が弾き飛ばされていく。その成長ぶりが嬉しくて、笑い声が溢れる。
「ふふっ……強くなったね、ルフィ」
よしよし、と頬や額や髪を撫でる。2歳年下の男の子は昔のように幼さを残しているが、もう立派な海賊だ。少し寂しさも感じる。
でもやっぱり嬉しさの方が強い。満足するまで撫でた後、私はルフィを見下ろした。
「たくさん頑張ったんだろうね。偉いぞ、ルフィ……」
ご褒美に私は、その唇にキスをするのだった。
- 146二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 22:08:10
「もう一回だウタ! あれはズルだぞ!」
「出た! 負け惜しみィ!」
ぐぬぬ、と睨むルフィに両手を下ろし微笑む。
「でも、強くなったよ。ルフィは」
「! だろ!? おれ強くなったんだ!!」
先程とは打って変わり、ぱあっと表情を輝かせ私を見てくるルフィ。相槌を打ってからニヤッと笑う。
「うんうん。ま、でもまだ、シャンクスには及ばないだろうけどねェ」
「……ししっ、いずれ越す!」
私は黙ってルフィの胸に手を当てる。
「……無茶だけはしないでね」
「……」
私の願うような言葉にルフィは黙り込んだ。きっと約束出来ないからだろう。納得と諦めが混ざった感情を抱いたまま、私は続けた。
「これ……辛くない?」
「辛くねェ」
ゆっくりと撫でながら問いかけると、ルフィは間一髪挟まずに答えた。
「そう」
ルフィならそう言うと思ってた。だから私は懐からある物を取り出す。
- 147二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 22:49:59
「あっウタ、それ! ビブルカード……!」
「これ、あげる」
ピッと差し出すと、ルフィはそれを手に取った。
「お金はあるんだ。もし何もかも投げ出したくなったら、それを辿っておいで……一緒に静かな場所で暮らそう?」
「いやだ!!!」
きょとん、とする私にルフィは顔を近づける。
「おれがウタに次会う時は、海賊王になってからだ!!!」
「……っあはは! うんうん、そうだったね。ごめんごめん」
ポンポン、と麦わら帽子越しにルフィの頭を叩く。
「なりなよ。海賊王」
「おう!」
過去のあの日のように、私達は拳を突き合わせる。こうして一度目の再会は終わった。
今度会う時は、ルフィが海賊王になった後だ。あと少しでルフィはエレジアを発ち、私達は離れ離れになる。
でも不思議と寂しさはなかった。近いうちに
再会できる予感があるからか。それとも。
「もう、繋がりが出来たしね」
私は静かにお腹を撫でるのだった。
- 148SS主23/04/02(日) 22:54:27
これにて、私のSSは完結となります
明日から新社会人というわけで駆け足気味になってしまいましたが、書きたかったシーンは書けたので概ね満足してます!
ここまで続けられたのは、皆様の心温まる感想や神絵師様が神絵を授けてくださったお陰です!
これで心置きなく社会に飛び出せます。長い間お付き合い頂き、ありがとうございました!!! - 149二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 23:06:21
ありがとう…!
このSSに出会えて良かった! - 150二次元好きの匿名さん23/04/02(日) 23:27:00
お疲れ様!!ここまで続けてくれてありがとう!!
- 151二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 00:14:57
素晴らしいSSをありがとうございました。
新社会人、頑張ってくださいね - 152二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 06:47:58
お疲れ様!
ありがとうございました - 153二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 07:06:37
寂しくなるなあ
もしなにか続きとか外伝とか思いついたらぜひ書いて欲しい - 154二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 13:13:07
神絵の宝庫だったなぁ
勿論SSも - 155二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 13:37:29
- 156二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 15:16:36
これもまた神絵
- 157SS主23/04/03(月) 15:19:15
好意的な反応が多く、嬉しいです
折角ですので宣伝をさせていただきます!
現パロですが、こちらも自分の作品ですので良ければどうぞ!!
ウタ「あっ、ルフィ! お〜い……っ!?」(現パロ)(CP注意)|あにまん掲示板先輩A「着いたぞ! ここだ!!」ルフィ「ここで本当に美味ェもんが食えるのか!? 先輩!」先輩B「ああ。極上のもんが食えるぞ!」ルフィ「よーし! いっくぞーー!!!」ウタ「ルフィが……イケないお店に入ろ…bbs.animanch.com - 158二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 15:24:24
あなたでしたか…………最高のSSでした
- 159二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 19:42:36
それは俺がお姉ちゃん上位ルウタに目覚めたssだということを教える……
どちらも最高でした、ありがとう - 160二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 20:06:18
楽しかったよ……
ウタル最高!ウタル最高!! - 161二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 20:07:54
これ以降はSSの感想や、完結記念の神絵投稿になりそうやね
- 162二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 20:58:04
これもアンタかよ!!好き!!
- 163二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 21:19:02
ウタル作品に定評があるSS主
- 164二次元好きの匿名さん23/04/03(月) 21:47:09
- 165二次元好きの匿名さん23/04/04(火) 00:50:32
ついに終わってしまったのか…9月から存在してた貴重なSSスレだから寂しいな
- 166二次元好きの匿名さん23/04/04(火) 06:40:41
age
- 167SS主23/04/04(火) 09:58:11
- 168二次元好きの匿名さん23/04/04(火) 18:55:48
影のみでセクシーシーンを演出する手腕には舌を巻いた
- 169二次元好きの匿名さん23/04/04(火) 20:52:17
このスレの古参勢だけど、最近いいね数減ってくる人少なくなったのかって寂しくなってたけど、そんなことなかったね
俺は嬉しいよ - 170二次元好きの匿名さん23/04/04(火) 22:53:48
もしこの世界のウタとルフィの部屋での愛ある行為を、何かしらの奇跡で幼少期のウタとルフィが目撃したらどうなるんだろう……?
見てみたい - 171二次元好きの匿名さん23/04/05(水) 06:47:29
維持
- 172二次元好きの匿名さん23/04/05(水) 09:50:48
追い続けてよかった
素晴らしいSSをありがとうスレ主
あと完結おめでとうございます! - 173二次元好きの匿名さん23/04/05(水) 14:57:23
最高のssをありがとう
- 174二次元好きの匿名さん23/04/05(水) 19:49:37
- 175二次元好きの匿名さん23/04/05(水) 20:05:35
本当に素晴らしかった
漫画化してほしいくらい
漫画化したいわ。したくない?? - 176二次元好きの匿名さん23/04/05(水) 22:36:08
- 177二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 06:55:18
- 178二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 18:26:55
それはそれとしてめんどくさい親父ムーブする奴だ
やりたいからって理由で - 179二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 21:29:13
夜な夜なウタに甘える日も近いね
- 180二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 22:07:48
- 181二次元好きの匿名さん23/04/06(木) 23:19:59
神絵師さん、
最後に神絵をお恵みください!!
お願いします!!!! - 182二次元好きの匿名さん23/04/07(金) 06:16:52
認知しろッッ
- 183二次元好きの匿名さん23/04/07(金) 18:07:25
絶対あたふたするな
- 184二次元好きの匿名さん23/04/07(金) 23:53:01
や、待てよ……!
ルフィのD Tを奪ったのはウタのほうだぜ…!? - 185二次元好きの匿名さん23/04/08(土) 10:09:43
とりあえず念願叶っておめでとう、ウタちゃん
- 186二次元好きの匿名さん23/04/08(土) 14:28:51
- 187二次元好きの匿名さん23/04/08(土) 23:59:16
ウタル最強!ウタル最強!ウタル最強!!
- 188二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 09:54:09
もう少しでこのスレも終わりかァ
もっと神絵を見たかったなぁ! - 189二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 12:58:41
- 190二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 15:02:51
本当ウタはいい生足をしている
ルフィに存分に膝枕して、頭を撫でて甘やかしてほしい
あの童顔をたわわに実った果実で優しく包んであげてほしい - 191二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 19:51:18
猿になれルフィ♡
- 192二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 20:29:02
ルフィを応援しながらも無茶しないでほしいと思っちゃうウタが良い……良くない?
- 193二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 21:40:43
良い
- 194二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 23:20:13
そろそろこのスレも終わりそうだから、言っておくか!
ありがとうスレ主、神絵師、SS主!!
あんたら最高だったぜ!! - 195二次元好きの匿名さん23/04/09(日) 23:59:50
このレスは削除されています
- 196二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 00:00:24
part1
ここだけウタの手助けもあり、ルフィもエレジアに向かっていたら|あにまん掲示板なお、炎に包まれるエレジアの様子を映した映像電伝虫には、ウタの歌声が世界を滅ぼすと言う撮影者に、泣きながら反論したルフィが直後に吹き飛ばされる姿が記録されている。bbs.animanch.compart2
ここだけウタの手助けもあり、ルフィもエレジアに向かっていたら|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/997083/俺は!!!!あのSSの続きが読みたい!!!!だから頼むよぉぉーーー!!!もう一度、俺の仲間になってくれェーーーー!!!bbs.animanch.compart3
ここだけウタの手助けもあり、ルフィもエレジアに向かっていたら part3|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/1033235/?res=189前々スレhttps://bbs.animanch.com/board/997083/スレを埋められる…bbs.animanch.compart4
ここだけウタの手助けもあり、ルフィもエレジアに向かっていたら part4|あにまん掲示板例の「うめ」連撃を警戒しました。前スレhttps://bbs.animanch.com/board/1090671/?res=190前々スレhttps://bbs.animanch.com/board…bbs.animanch.compart5
ここだけウタの手助けもあり、ルフィもエレジアに向かっていたら part5|あにまん掲示板例のアレを警戒して、早めに立てましたbbs.animanch.compart6
ここだけウタの手助けもあり、ルフィもエレジアに向かっていたら part6|あにまん掲示板 スレたてましたbbs.animanch.com - 197二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 00:04:23
part7
ここだけウタの手助けもあり、ルフィもエレジアに向かっていたら Part7|あにまん掲示板スレ立てました。画像使わせて頂いております。bbs.animanch.compart8
ここだけウタの手助けもあり、ルフィもエレジアに向かっていたら Part8|あにまん掲示板スレ立てました念のためbbs.animanch.compart9
ここだけウタの手助けもあり、ルフィもエレジアに向かっていたら Part9|あにまん掲示板立てましたァ!bbs.animanch.compart10
ここだけウタの手助けもあり、ルフィもエレジアに向かっていたら Part10|あにまん掲示板立てましたよォbbs.animanch.com - 198二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 00:05:40
- 199二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 00:19:50
ンンンンンン!
これにて、完結!!! - 200二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 00:20:21
ウタ!!!
ルフィの子を孕んでくれて、ありがとう!!
あとは産めっっっ!!!!