パワポケに告白されるわたし……

1二次元好きの匿名さん21/11/21(日) 00:55:58

(お父様。わたしは今、ある男性に恋をしています。彼は、まだ幾分しか付き合いのなかったわたしの話を真剣に聞いて、わたしが辛くて悲しい気持ちになれば側で寄り添って、そして、わたしが投げ出してしまいそうになったその時でも諦めず、ついにお父様を見つけ出してくれました。彼の言葉を借りるなら、心に惹かれたのです。お父様、どうか勇気をください。彼の目の前で、彼の目に映るわたしが強いわたしでいられるように。ふぅ……これでよしと。どうせ今頃、本物のお父様は酒に酔って寝転んでるだろうが……)

遅くなった。
久しぶりに握りしめると、色々と思い出深くてな。
やはり、お前は信頼できる男だ。
こうして再び、わたしに貝殻を届けたのだから。
それで、改めて聞くことでも無いが……
もう一度、お前の……パワポケの口から聞かせてほしい。
その、わたしのような女で、本当に良いのか？
……！
……う、うん。嬉しい……とっても……
……ふっふっふっふ。
ふっふっふっふっふっふっ！
あっはっはっ！
なに、おかしくて仕方ないだろう。
ここに、宇宙最強のラブラブカップルが誕生したのだ！
まずは甲子園だな！応援はわたしに任せろ。
愛するお前のためなら、周りの雑音など全てねじ伏せてやろう！
さあ、ダーリン！何を立ち止まっているのです！
わたしと、夕陽に向かって全力ダッシュしなさい！
それが青春なのだから！
ふっふっふっふっ！