[二次創作・SS有]カラミざかりを語ったり妄想したりするスレpart4

  • 1二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:01:51

    こちらのスレはカラミざかりについて語ったり、もし自分がカラミざかりのストーリーを書くことになったらどのようなストーリーにするか妄想・創作したりするスレです

    こんなストーリーが読みたい的な妄想もぜひ書いていってください 皆さんの作品お待ちしています

    ※原作・リメイク版どちらもOKです

  • 2二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:02:42
  • 3二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:03:50
  • 4二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:05:16

    当スレについて

    ・原作リメイクどちらの話もOKです
    ・二次創作投稿者へ迷惑はかけないよう配慮をお願いしたいです
    (感想や質問は気軽に送って頂いて大丈夫かと思います)
    ・ファンボのネタバレですが基本NGとさせて頂きます。ツイッターや公式サイトによる記事はOKです。
    ・あにまん掲示板の鯖落ちがタイミングによっては頻発する時があるので、スレ保守へのご協力をよろしくお願いします

    あと何かしら情報をお伝えする際は、出来ればソース元も明確にしていただければと思います

  • 5二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:06:50

    現在当スレで更新中の作品
    ・モノクロデリュージョン
    リメイク版完結後の時間軸がメイン。これまでつき続けた飯田の嘘がある日山岸に全てバレた事で物語が大きく動き出す作品になってます
    オリキャラも複数登場!
    山岸と飯田は勿論、様々なキャラクターと複雑にカラミ合うストーリーとなっています。

  • 6二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:13:36

    立て乙です、保守します
    モノクロデリュージョンの高成はこれからどうなるか

  • 7二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:33:59

    たておつです
    鯖落ちについては人が多くなるゴールデンウイーク周辺は特に気をつけておきたい所

  • 8二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:41:03

    たておつです!
    山岸の身体は最後まで持つのか…?

  • 9二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:43:02

    飯田も作家デビュー出来るか楽しみですね

  • 10二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:44:39

    とりあえず10レス確保!

  • 11二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:45:04

    モノクロデリュージョン今後
    ・立場逆転した山岸の体と心は最後まで持つのか
    ・飯田は無事デビューできるのか
    ・山岸と関係を持ち河邊を振る事に決めた茜谷の今後
    ・帆波と秋華、ローザがどう関わって来るのか

    この辺が特に気になります

  • 12二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:48:43

    モノクロデリュージョン前スレ振り返り再掲 

     帆波は両腕を高成の背中に回し、そのまま彼が自分を押し倒すような構図へと持っていく。
    「ぎゅってして…」
     高成は帆波に言われるままにぎゅっと抱きしめると、キスをした
    「んっ…」
     彼女に促されるままに、高成は帆波の左胸に手を置き、軽く柔らかく揉んでいく。心臓の鼓動が手にはっきりと伝わってくるのが分かる。
     そして帆波の寝間着の上部分をほどき、下着を持ち上がると彼女の上半身が露わになる。体は里帆や優里よりも華奢で肋骨が浮いて出るほどだ。そして胸部に何か所か残る手術跡を見て高成は痛々しさを覚える。
    (あんま揉まない方が良いかも)

  • 13二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:57:53

    このレスは削除されています

  • 14二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 16:58:27

    モノクロデリュージョンにおける人物紹介
    ・山岸高成
    主人公。サラリーマン。飯田の嘘を知り、自分もかつて大学時代~現在に至るまで秋華やローザら様々な女性と関係を持っていた事を飯田にバラす。大学時代女性用風俗でバイトしていた事があった。
    飯田の告白により立場逆転。どうなる
    ・飯田里帆
    喫茶店で働いている。山岸の告白を受け自分が穢される作り話を日々編み出し彼へ伝えていた。しかし作り話であることが山岸に全てバレた事で彼女の置かれている状況が一変。また才能が見いだされる事に。
    山岸と立場逆転した彼女ははたしてどうなるのか
    ・茜谷優里
    東大大学院生。山岸に未練がある。
    ・立花秋華(オリキャラ)
    山岸と同じ大学出身で同じ会社に勤めている
    おおらかな方言女子
    ・菊川ローザ(オリキャラ)
    山岸の上司で役職は部長。高身長ダイナマイトボディ
    山岸の性癖を知り、飯田の才能を見抜いた聡明な人物
    ・奥山和哉(オリキャラ)
    イケイケなイケメン社長。バイセクシャル。
    ・塚原日向
    某VIP専用風俗で働いているコンパニオン(風俗嬢)
    優里とは絶縁関係

  • 15二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 17:01:02

    >>14

    人物紹介その2

    ・吉野貴史

    某球団で勤めるトレーナー。山岸とはいまも友人関係が続いている

    現在は怪我により入院生活を送っている

    ・綺堂衣吹(オリキャラ)

    吉野がいる球団に所属する一流プレイヤー

    ・仮屋崎帆波(オリキャラ)

    大学生。山岸の幼馴染。病弱で入退院を繰り替えしている。


    ちょっとまとめてみました

  • 16妄想副題モノクロデリュージョン23/04/10(月) 17:21:16

    >>12

    それでは更新再開します!


    「胸痛くない?」

     念のため高成は帆波にそう尋ねてみた。

    「大丈夫。痛くなかったよ」

    「わかった」

     そのまま胸を触りつつ、キスをしていく。

    「っ…」

     高成は帆波の下腹部に左腕を伸ばした

    「あ…」

    「初めて、なんだよね…」 

     痛くしないよう、慎重に…と高成が考えていたとき。

    「一応膜は破ってるから。…一人でやってたというか」

    「そっか。…痛かったら言って」

    「うん」

  • 17二次元好きの匿名さん23/04/10(月) 21:35:54

    あげ

  • 18二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 08:06:09

    age

  • 19妄想副題モノクロデリュージョン23/04/11(火) 12:18:19

    >>16

    「あ、そうだ…山岸くんてさ、初めて?」

     高成はあー…と漏れた空気のように声を出す。ここまで本番以外の仕事での行為も含めると数えきれないくらいの女性に男性の和哉とも関係を持った。この事実を帆波に伝えるかどうか迷ったが、嘘をつくのも罪悪感を感じた高成は彼女には初めてではないと伝えた。

    「そっか。…そうだよねえ、もう大人だもんね…」

     帆波の目が暗くなる。

    「じゃあ、お願い。やって」

    「わかった」

     高成は手を帆波の履いているズボンの中に入れ、指を中に入れた。中は少し濡れてはいるがしめつけは里帆や優里ら以上に強い

    (もしかしてサイズ小さい系…?)

     思った以上に中は狭い。とにかく窮屈だ。これはあまり激しくしたら痛がりそうだと高成は考える

    「痛くない?」

    「大丈夫」

    「指、動かすよ」 

     高成は帆波の額にそっとキスをして、中に入れた指を動かし始めた

  • 20妄想副題モノクロデリュージョン23/04/11(火) 16:10:18

    >>19

    「んっ…」

     動きを少しずつ早めていくと、帆波の口から声が漏れ出てくる。隣の部屋に聞こえないよう、手で口元を覆っている。

    「ふっ…」

    (気持ちいい) 

     だんだんと愛液もにじみ出て来た所で、更に指の動きを速めていく

    「んんっ!」

     最高潮までギアを上げていくと、帆波は達したように高成からは見えた。

    「ふーっ…ふーっ…」

     高成はバッグからゴムを出すと、それを装着して帆波の中へと入れた。かつては中折れも体験した彼だが、秋華らとの出会いに里帆の嘘と彼女の愛を知り吹っ切れたのかもはやセッ クスに手間取る事は無くなっている

    「んっー」

     里帆や優里、秋華のもの以上の狭さ。ぎちぎちに高成のそれを締め付けてくる。

    (やばい…)

  • 21二次元好きの匿名さん23/04/11(火) 21:19:02

    あげ

  • 22二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 08:18:47

    age

  • 23妄想副題モノクロデリュージョン23/04/12(水) 13:11:39

    >>20

    「んふーっ…ふっー」

     帆波は変わらず左手で口を押えている。顔はもともと頬を中心に赤く染まっているのが更に赤くなっている。

    「んっ…」

     奥にずんと入れ込むと更にきつく締め付けてくる。

    「やばっ…」

     これはもぎ取れそうなくらいだ。あまりの狭さと締め付けにほんの一瞬で達しそうになった高成はゆっくりと引き抜きゴムを取る、と帆波の口の中に精を吐き出した。

    「はあ…はあ…」

    「早かったね…」

     何度かやって慣らさないと長い時間は絡み合えない。高成は迷ったがこの事実を帆波に伝える事にした。

    「そっか…そうだよね。最初から上手く行くわけないしね…じゃあまた来てよ。待ってるから」

    「うん」

     帆波へラインを教えた高成は、その場を後にする。途中、廊下で若い女性の看護師が夕食の置かれたトレイを持って帆波の部屋へ向かっている場面とすれ違った。

    (ちょうどだ…長引いてたら出くわすとこだった)

    (…帰る前に貴史の部屋覗いてみようか) 

  • 24妄想副題モノクロデリュージョン23/04/12(水) 16:00:39

    >>23

     そう考え貴史の部屋の前まで来た高成。ドアの向こうは先ほど同様カーテンが引かれてあるのだが、そこからベッド上の様子がほんの少しだけ見て取れる。

    「ん…?」

     ベッドの上にはスーツ姿の男性がうつぶせになっている。スーツのカラーリングからして衣吹だろう。その下に寝間着のズボンのような裾が見える。

    (もしかして、貴史…!?)

     高成はすぐさまその場から離れた。これはあれだ。週刊誌の話題独占してワイドショーでも連日報道されるようなやつだ。いやでも貴史って男ともやってたのか?!高成の脳内は混乱の坩堝にあった。

     帰宅し、夕食を食べる間も落ちつかない、いや落ち着けられない。

    「…すんげえもんみちまったなあ…」

  • 25妄想副題モノクロデリュージョン23/04/12(水) 16:55:00

    >>24

     夕食を食べ終えた高成は入浴し着替えると、スマホに目線が言った。

    (貴史と綺堂さんがどんな関係か、聞いてみようか…まあそう言う関係なんだろうけど)

     貴史にラインを送ると、2.3分ほどで返信が来た。

    『向こうから気に入られてさ、そういう関係になったっていうか…』

    『そうなの?』

    『これは絶対秘密にしてほしいんだけどぶっきーはゲイなんだよ。でもっておれの事好きらしくてさ』

    「へ?!!」

     高成はたまらず大きな声を出してしまった。あの一流プレイヤーがゲイ。高成にはまじか…という言葉しか出てこない。

    (まじか…なんかまじかって言葉しか出てこなさ過ぎる)

    『貴史はさ、なんて思ってんの?』 

     高成の返信すると、既読はつくもしばらく返信が帰ってこない。その長さに相当思うところがあるのだろう。と高成は察し始めていた。

  • 26二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 17:10:36

    綺堂の性癖考えりゃ密会も妥当だ…
    ということは竹内にも秘密にしてるってことかな

  • 27二次元好きの匿名さん23/04/12(水) 21:34:56

    あげ
    竹内とはどうなってるのか

  • 28二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 08:24:44

    あげ

  • 29妄想副題モノクロデリュージョン23/04/13(木) 12:25:35

    >>25

     返信が来たのは約30分後の事だった。

    『ぶっきーはいい人だとは思うよ。実際真面目で礼儀正しいしチームメイトからも好かれてて、悪いうわさも今んとこ無いからそこはマジ。だけど恋愛の相手としては正直見れない部分はあると思う』

    『…それは男として?それとも人間として?』

    『多分どっちも。前者の方はおれ一応ノンケだからうーんてとこ。後者は…人間としてはぶっきーは勿論良い人なんでリスペクトはあるけど逆に言うとそれだけって感じ。自分で言っててもよくわからんけどさ』

     貴史が思い悩んでいる部分が高成にも少しずつ明らかになっていく。高成はより踏み込んで知りたいと思い、貴史にとっては究極の質問を投げかけてみた

    『竹内先輩と綺堂さんどっちがいい人だと思う?』

    『それは…ぶっきー…だと思う』

     そう語った貴史からの返信は高成の想定よりも早かった。

  • 30妄想副題モノクロデリュージョン23/04/13(木) 16:31:51

    >>29

    『言ってなかったっけ?、竹内先輩とはとっくに別れてるって』

    『え?』

     高成には心当たりが無かったが、どっかで聞いたことあるかもしれない気もすると感じていた。

     どうやら貴史曰く竹内先輩とはとっくの昔に別れているという。しかも別れ方は貴史と付き合っている事を知った竹内先輩と同級生の部員達が弱みを握る形で半ば強引に貴史から寝取ったというものだった。

    『もしかして加藤先輩らへん?』

    『そう。なんかそんな気はしてた。でもって竹内先輩から別れようって言われて別れた』

     

     

  • 31二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 17:10:41

    貴史と竹内、結構お辛いなぁ

  • 32二次元好きの匿名さん23/04/13(木) 21:36:08

    あげ

  • 33二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 07:03:22

    あげ

  • 34二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 08:20:54

    別れてたか…

  • 35妄想副題モノクロデリュージョン23/04/14(金) 12:25:14

    >>30

    『今はさ、竹内先輩へ未練ある?』

    『…あるかないかで言えばある。試しに別れてからは色んな女とやってみたわけよ。気持ち良かったけど、それだけでなんも変わらなくて、そんな時にぶっきーと出会ったつーか』

     貴史のメッセージを読んで高成は気持ちに決着付けれるようになるまでだいぶ時間かかりそうだなと頭の中で考えていた。

    『そっか。じゃあ今はまだ綺堂さんに返事出さなくてもいいんじゃないの?』

     

  • 36二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 17:14:55

    どうなる

  • 37二次元好きの匿名さん23/04/14(金) 21:40:58

    保守

  • 38二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 08:32:43

    あげ

  • 39二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 12:17:18

    保守

  • 40妄想副題モノクロデリュージョン23/04/15(土) 16:11:18

    >>35

    『そうする』

     貴史のメッセージを見た高成はスタンプを送ると、ベッドに寝そべった。

    「はあ~…」

     貴史にも色々あるんだなあ。でもあいつならちゃんと自分の気持ちにケリはつけられるはずだ。と高成は考えながらテレビを見ていた。

     画面に映っていたのは、衣吹や貴史が所属する球団とは別の球団同士の試合。皆衣吹のような真面目な好青年ばかりだ。

    「いやまさか綺堂選手と直で会えるとは…」

     …あれから約1週間後

    「お腹空いたきたなー」

     社内でパソコンと向き合っている高成。書類を作成中である。

    「もうこんな時間か」

  • 41二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 20:31:54

    次回予告
    里帆と喫茶店で再会した高成
    久方ぶりの里帆との絡み。高成と里帆は何を思う

    お楽しみに

  • 42二次元好きの匿名さん23/04/15(土) 21:37:26

    あげ

  • 43二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 08:36:25

    保守

  • 44二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 16:26:49

    今日はモノクロデリュージョンの更新お休みさせて頂きます
    ご了承ください

  • 45二次元好きの匿名さん23/04/16(日) 21:38:13

    age

  • 46二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 07:08:06

    age

  • 47妄想副題モノクロデリュージョン23/04/17(月) 12:50:47

    >>40

    「山岸くん、お昼行ってきなさい」

     ローザに促され、昼食を取る事にした高成は里帆が勤める喫茶店に立ち寄る事にした

    「山岸くん。いらっしゃい」

    「飯田、お疲れ」

     席についた高成の元に里帆がお冷を持ってやってくる。

    「これ…」

     お冷と共にそっと折りたたまれたメモ用紙を渡す

  • 48二次元好きの匿名さん23/04/17(月) 21:36:17

    あげ

  • 49二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 07:40:13

    age

  • 50二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 13:17:39

    突然だけどカラミざかり見てるとシェヘラザード思い出す事がある
    山岸→シャフリヤール、飯田→シェヘラザードという感じでなんか連想しちゃう

  • 51妄想副題モノクロデリュージョン23/04/18(火) 15:58:05

    >>47

    「最近どう?」

     多分例の告白の件についてだ。高成は里帆に目線を移すと、目線が合った。里帆は真剣なまなざしだ。里帆が注文を聞きに来たタイミングで高成は里帆に小さく耳打ちするような形で今日会えないかと聞くと、里帆は頷いた。

    「〇〇公園で待ってて」

    「分かった」

  • 52二次元好きの匿名さん23/04/18(火) 21:14:22

    age

  • 53二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 07:52:01

    age

  • 54妄想副題モノクロデリュージョン23/04/19(水) 16:56:34

    >>51

     それから夕方。待ち合わせ場所の公園に里帆がやってきた。

    「おまたせ、遅くなってごめん」

     里帆は大きなトートバッグを持っている。

    「いいよ、場所どこにしようか」

    「…山岸くんの家か、それか…」

    「ラブホ?」

     結果的にラブホテルへ向かう事になった。公園の近くにラブホテル街があるのだが、早くも恋人や女子グループの列が出来上がっている。

    「盛り上がってるね」

    「うん」

     2人は列に並んで入店する。受付を済ませて部屋に向かった。

  • 55二次元好きの匿名さん23/04/19(水) 21:41:13

    あげ

  • 56二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 07:26:47

    age

  • 57妄想副題モノクロデリュージョン23/04/20(木) 16:48:06

    >>54

     ベッドの横にある机に座る。すると里帆はトートバッグからキーボードがついたタブレット端末を取り出し、何やら操作をすると高成に画面を見せた。

    「これ、ここまで進んだんだけど…読んでくれる?」

    「わかった。どれどれ…」

     里帆は現段階で2つ、小説を書き始めていた。高成は読みこんでいく。

    (すごいな。それにこれ…高校時代を思い出すなあ。それに主人公は女性、という事は飯田だろうか?)

     まだかきかけではあるが、女性の主人公の心情が細かく述べられているなと高成は感じ取る。その事を里帆に説明すると、里帆はほっとした表情を浮かべた。

    「ありがとう。あと誤字脱字は無かった?」

    「それは無かった」

    「そっか。初めて小説描いてみたけど、やりがいあるねこれ」

     里帆の笑顔は眩しい

  • 58二次元好きの匿名さん23/04/20(木) 21:23:12

    あげ

  • 59二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 08:00:35

    age

  • 60妄想副題モノクロデリュージョン23/04/21(金) 12:24:15

    >>57

    「ずーっとパソコンとにらめっこしてキーボードうつの、楽しいっていうか…ふふっ…」

     里帆の笑顔を見て、高成はほっと安堵の気持ちを覚える。

    「あとね、賞二つ応募してみる事にしたの。まずは〇〇新人賞、そして〇〇賞の二つ」

    「そうなんだ。…頑張れ」

    「ありがと。…こういうの応募するの初めてなんだ」

    「そうなの?」

     これは高校時代の里帆を知る高成からすれば、予想通りの回答ではあった。里帆は他人とは会話するもののあまり人前では目立たないタイプである事は高成は誰よりも知っている。

    「大丈夫。飯田ならきっとうまくいくよ」


     

  • 61二次元好きの匿名さん23/04/21(金) 21:27:11

    age

  • 62二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 08:22:02

    あげ

  • 63妄想副題モノクロデリュージョン23/04/22(土) 16:09:48

    >>60

     その言葉を耳にした里帆は、思わず目を大きく見開いた。

    「ほんとう…?」

     聞き返す里帆。高成は勿論彼女なら上手く行くという根拠は無いもののはっきりと言えるほどの自信を持っていた。

    (不思議と飯田なら絶対成功するって確信がある)

     その事を里帆に伝えると、彼女は口をぱくぱくさせる。なんて言葉を紡げばよいのかわからなくなったようだ。

     高成はそんな里帆を優しく抱きしめた。

    「山岸くん…ありがとう」

  • 64二次元好きの匿名さん23/04/22(土) 21:30:47

    あげ

  • 65二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 08:31:14

    あげ

  • 66妄想副題モノクロデリュージョン23/04/23(日) 16:52:42

    >>63

     その流れで2人は互いの体を熱く求めていった。

    「あっ…」

     気づけば、何度も達している。服も全てベッドの下にうち捨てられている。

    「はあ…」

     里帆の吐息が艶めかしい。高成と里帆の欲が更に上がった所で、高成はある事に気づく

    「もう、ゴムが無い…」

     気づけば自前のものと部屋に備え付けられているもの全て使い切ったようだ。さすがにこれ以上は…と高成が思った矢先、里帆は手を伸ばして高成の腕を掴む。

    「外に出すなら…」

     

  • 67二次元好きの匿名さん23/04/23(日) 21:31:53

    生でやる…?

  • 68二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 08:11:36

    age

  • 69妄想副題モノクロデリュージョン23/04/24(月) 16:26:58

    >>66

     高成がえ、と言うと里帆は時間がもったいないと催促の表情を見せる。

    「早く…」

    「分かった」

     彼女が望むのなら…と高成は里帆に言われた通りにするだけだった。気が付けば時刻は夜の22時を過ぎている。

    「あ…」

     里帆が時計に目線をやっている。時間を気にしているようだ。

    「…今度にしようか」

    「うん」

     2人は急いでシャワーを浴びて、着替えを済ませると料金を払い退店していく。

    「そう言えば…話聞けてなかったね」

    「あ…」

     あの時の里帆の告白を思い出す高成。しかし里帆は急いでいるようだ。引き留めて話すわけにもいかないと思った高成は家に帰った後ラインで伝えると里帆に話す。

    「わかった。じゃ、それで」

  • 70二次元好きの匿名さん23/04/24(月) 21:45:30

    あげ

  • 71二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 07:44:30

    age

  • 72妄想副題モノクロデリュージョン23/04/25(火) 16:27:39

    >>69

     帰宅後。高成は里帆へラインで自身が女を犯した話をやや手短に送った。送り終えると高成はベッドで大の字になる。

    「あ~…」

     まさか優里や帆波とはやるとは思っていなかったために、今さらながらまさか…という気持ちに陥っていた。

     このままいつまで彼女らとそう言う関係を続けていくのだろうか

    「はあ…」

     先の見え無さを高成は少し感じていたが、同時にこれは里帆の執筆が終わるまでだろうという答えのようなものも浮かび上がる。

  • 73二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 21:21:49

    帆波に優里に里帆に…高成はどうなる?

  • 74二次元好きの匿名さん23/04/25(火) 22:19:21

    里帆作のカラミざかりが完結してもカラミカラマレは続きそう

  • 75二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 07:39:02

    age

  • 76妄想副題モノクロデリュージョン23/04/26(水) 16:14:38

    >>72

     高成はゆっくりと目を閉じて、眠り始めた。

    「…」

     それから2.3週間。高成は帆波や優里、秋華にローザ、更には和哉らとほぼ毎日のようにセッ クスに明け暮れていた。勿論里帆からも求められればそれに応じた。

     里帆の執筆活動は順調に進んでおり、彼女の表情は以前よりも明るくなったように高成は感じていた。

     そんな中。帆波の元に訪れていた高成は彼女からこう切り出される

    「退院日決まったよ」

    「そうなの?」

    「3日後だって。長かったけどやっと家に帰れる~」

  • 77二次元好きの匿名さん23/04/26(水) 21:11:01

    保守

  • 78二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 07:53:59

    age

  • 79妄想副題モノクロデリュージョン23/04/27(木) 16:08:25

    >>76

    「よかったね」

    「うん!ありがと。退院後はバイキングでもいこかな~あ、水族館もいいなあ」

     帆波は心の底から嬉しそうにしていた。

    「山岸くん一緒にどっかいかない?」

     高成は突然の誘いにえ?と返す。

    「山岸くんと遊びに行った事あんまないような。いっつもうちへ来るパターンばっかだったよね」

    「まあ、確かに…」

    「行こうよ。水族館」

     

  • 80二次元好きの匿名さん23/04/27(木) 21:44:43

    あげ

  • 81二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 07:44:57

    age

  • 82二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 17:04:13

    今日はモノクロデリュージョンの更新をお休みさせて頂きます。ご了承下さい

  • 83二次元好きの匿名さん23/04/28(金) 21:31:16

    >>82

    追記

    明日以降しばらく体調を見ての更新になるかもです

    すみませんがよろしくお願いします

  • 84二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 00:08:49

    >>83

    了解です

    無理せずご自愛ください

  • 85二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 08:33:27

    >>84

    コメントありがとうございます

    風邪ひいてしまいました…ゆっくり治しつつ更新していこうと思います

  • 86二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 09:14:09

    >>85

    季節の変わり目ですからね

    お大事にしてください

  • 87妄想副題モノクロデリュージョン23/04/29(土) 16:09:03

    >>86

    ありがとうございます。ゆっくり治していきます



    >>79

     帆波の誘いに高成は一瞬迷いの感情を見せた。脳裏には里帆が真っ先に浮かび、そこから優里に秋華に和哉にローザの姿が思い浮かぶ。

     だが彼女の誘いを無下にするわけにもいかない。ましてや病気がちの彼女だ。外出自体めったにない事だろう

    「分かった。行く」

    「やった!じゃあ、また曜日決めたら連絡するね」

     約束が決まった。帆波の部屋から退出した高成はついでにと貴史の部屋に向かった。ノックをすると彼の返事が聞えてくる。

    「はーい」

    「失礼しまーす、貴史どう?」

    「おうこーせーじゃん、そうそうおれ来週退院決まったよ」

    「まじ?良かったじゃん」

  • 88二次元好きの匿名さん23/04/29(土) 21:39:19

    あげ

  • 89二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 08:32:37

    モノクロデリュージョン今日と明日更新をお休みさせて頂きます
    ご了承下さい

  • 90二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 13:23:26

    保守

  • 91二次元好きの匿名さん23/04/30(日) 21:47:54

    あげ

  • 92二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 07:53:34

    age

  • 93二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 16:11:07

    新山はあの後どうなったんだろうか

  • 94二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 16:11:21

    >>93

    リメイク版の方で

  • 95二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 20:35:57

    >>93>>94

    おそらくなんだかんだでうまくいってると思う

  • 96二次元好きの匿名さん23/05/01(月) 21:45:18

    あげ

  • 97二次元好きの匿名さん23/05/02(火) 07:55:11

    age

  • 98妄想副題モノクロデリュージョン23/05/02(火) 16:04:39

    >>87

    「いやー長かったわ。ほんと決まって良かった」

     その後も通院でリハビリするのだという。職場復帰の目途も立ってきつつあるようで、貴史は見慣れた屈託のない笑顔を浮かべていた。

    「よかったな、でも無理すんなよ」

    「そりゃあ、もちろん!」

     貴史と話し、部屋から出て廊下を歩くと白衣姿の智乃とすれ違った。髪を一つに束ね眼鏡をかけている。そういや新山はここの大学通ってたなと思い出した高成を智乃が呼び止めた。

    「あっ山岸」

    「新山じゃん、これから?」

    「いや、帰るとこ。良かったら一緒に帰る?」

     

  • 99妄想副題モノクロデリュージョン23/05/02(火) 16:11:13

    >>98

    「うん」

    「わかった、正門で待ってて。着替えてくっから」

     もうすっかり辺りは真っ暗だ。智乃に言われた通り高成は正門で彼女を待っていると、しばらくして智乃がやって来た。よく見ると智乃の後ろに誰か女性が見える。

    「山岸お待たせ~」

    「おう、あれ?新山の友人?」

     智乃の横には黒髪に先端がウェーブがかったボブヘアをした女性がいる。ボブヘアは肩につくかつかないかぎりぎりの短さだ。

    「かえで、この人は高校時代からの友人で山岸高成って言うの。私と同い年」

    「初めまして。矢野かえでです。よろしくお願いします」

    「こちらこそはじめまして。山岸高成です。よろしくお願いします」

     かえでと高成は互いに挨拶を交わした所で、智乃はどっかレストランでも寄る?と2人を誘う。

    「おっいいね、行きたい」

  • 100妄想副題モノクロデリュージョン23/05/02(火) 21:20:54

    >>99

    ここでかえでがむすっとした表情で智乃を見た。

    「えっこの人もですか?」

    当然ながらその声は高成にもばっちり聞こえている。

    「迷惑ならいいよ」

    即座に高成はそう言ったが、智乃は高成にも来て欲しいようだ。

    「せっかくだし来なよ。かえでもいいよね?」

    かえでは渋々頷く

    「じゃ決まり」

    智乃が連れていった先は有名なファミレスチェーン店だった。

    「ここ良く行くんだよね。ハンバーグが美味しくてさ」

    智乃は店を眺めながら言った。

  • 101二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 08:12:46

    age

  • 102妄想副題モノクロデリュージョン23/05/03(水) 16:09:00

    >>100

    「そうなんだ。ハンバーグ美味しいよな」

    「特にチーズインハンバーグ美味しくてさ、ごはんが止まらないんだよねえ」

     会話が弾もうとしている高成と智乃の2人をかえでは不機嫌そうな目で見ながら、店内へと入っていく。空いた席に座り注文を終えると智乃ははーっと大きく息を吐いた

    「てか山岸元気してる?」

    「うん」

    「里帆とは?」

    「変わらないよ」

     そっか。と智乃が頷いた時、かえでは口を開く。

    「里帆って、彼女の方ですか?」

    「ううん、山岸の友達で元カノ」

    「…そうですか」

     注文が届き食べ進める。あまり会話は起こらない。食べ終え会計を済ませると、外で智乃がうちに寄らない?と高成とかえでに誘ってきた

     やはりかえでの表情は高成がいるという事に対して不満のように見える。だが智乃は介さずかえでも来るよね?と言うだけだ。

    「はい。行きます」

     

  • 103妄想副題モノクロデリュージョン23/05/03(水) 16:38:26

    >>102

     智乃も大学入学してからは1人で暮らしている。彼女の暮らすアパートに入ると智乃はキッチンへ移動する。

    「お茶出すからリビングで待ってて」

    「手伝おうか」

    「いや、すぐ終わるからいい」

     少したって智乃が3人分の麦茶透明なグラスに入れて持ってきた。

    「どうぞ~」

    「ありがと」

    「ありがとうございます」

     それからはテレビをつけ談話していると、智乃は少しずつ高成の体に触れてくる

    (なんだ…?もしかして…いやでも新山は…)

     そこで高成は智乃とそういう関係を築いている藤野先輩について智乃に聞いてみる事にした。

    「あー…聞くか。実は最近先輩忙しくて会えてないのよね。しかも別の病院に武者修行行っちゃったし」

    「そうなんだ」

    「仕方ない事だけどね…」 

     智乃の目はしばらく泳いでいる。そんな智乃をかえではじっと見つめているが智乃その目線は気づく様子は無い。

    「あー…ごめん、あのさ…」

     智乃はあいまいな言葉を並べながら、テレビ台の引き出しを開け何かを取り出した。

    「これ、使ってみてくれない?」

     智乃が顔を赤らめながら出したそれは、高校時代を思い起こさせるものだった。

  • 104二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 17:44:48

    ……おいおいおいおい、かえでちゃんは逃げた方がいいぞ…

  • 105二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 20:13:09

    新山…かえでと高成はどうすんだ

  • 106二次元好きの匿名さん23/05/03(水) 21:42:15

    あげ

  • 107二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 08:20:28

    あげ

  • 108二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 15:51:36

    高成…誘いに乗ったら殴られそうだぞ

  • 109妄想副題モノクロデリュージョン23/05/04(木) 16:29:53

    >>103

     智乃が出したのはオナホ。藤野先輩が使っているものである。

    「え、おいそれ…」

    「使ってくれる?」

     智乃がそう言ってオナホを差し出した時。かえでが震えながら立ち上がる。

    「何するつもりなんですか、新山先輩…」

    「かえで…?」

    「今から何するつもりなんですか、もしかしてこの男とセ ックスするんですか…?」 

     智乃は目を泳がせながらうん…と答える。

    「かえでもしようよ。山岸をひとり占めなんてするつもりは」

    「嫌ですッ!!!」

     かえでの絶叫が響き渡った。

    「かえで…落ち着いてって、ね」

     いまのかえでには智乃の声が聞えていないのか、無視して高成の方へ向く

    「山岸さん今すぐ出て行ってください。二度と私達の目の前に現れないで」

    「っ…!」

    (これは面倒事になりそうだ。…素直に出ていくか)

     高成は無言で立ち上がり、荷物を持つと智乃にまた今度と告げた。

    「ちょっ山岸?!待ちなって!!!…かえで、何て酷い事言うの?!!」

  • 110妄想副題モノクロデリュージョン23/05/04(木) 16:38:46

    >>109

     智乃の激怒を見た高成は玄関で立ち止まる。

    「なんでって、私…男嫌いなんです。男とやるなんて無理。触るのすら無理。そして私は新山先輩が好きなんです」

    「え」

     智乃の顔を見たかえでの顔は徐々に悲し気な表情に変わっていく。

    「…やっぱり打ち明けなきゃよかったかも。でも私はレズなんです。だから男とやれないのは先に言いたかったんです」

    「…かえで…!」

     そしてかえでは荷物を持ち、玄関の方へ向かってきた

    「山岸さん、先ほどのご無礼申し訳ありませんでした。…では」

     帰宅するかえでを智乃も高成も止める事は出来なかった。

  • 111二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 17:09:30

    智乃悪手すぎたな…
    かえでもしかしたら藤野にチクッたりしそう

  • 112二次元好きの匿名さん23/05/04(木) 17:21:41

    >>111

    かえで男嫌いのレズだから藤野も毛嫌いしてそうだけどどうなるのか

    結託したりするのかな

  • 113妄想副題モノクロデリュージョン23/05/04(木) 21:15:39

    >>110

    智乃は立ち尽くしたままだ。

    「かえではレズで、私の事が好きだなんて…私どうしたらいいんだろ…」

    「新山」

    高成は傷心の智乃の近くまで近寄ると、智乃は高成に真正面から抱きついた。それはまるで男女のそれよりも、母親と子供のような情景だ。高成の胸に飛び込んだ智乃は泣き出す。

    「ぐすっ…どうしたらいいの…私には藤野先輩がいるのに…」

    「新山…」

    「…山岸…してよ。藤野先輩とやれないならあんたとしたい。もう我慢出来ない…!」

  • 114二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 08:26:20

    智乃…

  • 115二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 12:04:39

    モノクロデリュージョンの人です
    体調回復したのでまたぼちぼち更新していきます

    現在、モノクロデリュージョンの次の作品の構想もゆっくりではありますが練っていってます
    これまでとは大幅に毛色の違う作品になるかも?

  • 116妄想副題モノクロデリュージョン23/05/05(金) 16:04:14

    >>113

    (新山がこんなに泣いてるの初めて見た…。ここまで言われると最後までやった方が、いいよな…)

     高成は未だ嗚咽を上げ泣き続けている智乃の頭を撫でながらぐっと抱き寄せた。すると智乃の嗚咽がいくらか弱まったように聞こえる。

    「っ…」

     キスをして、舌を絡ませ合うとそのままベッドへ赴き行為を始める。

    「舐めて…」

     下着を脱いだ智乃がそう迫る。高成は舌でねちねちと刺激を与えていく

    「んっ…」

     智乃が向きを変えた。高成の方に自身の尻を向ける格好になると高成のズボンのファスナーを外してそれを口に咥えてじゅぽじゅぽと吸い上げていく

    「ん…」

  • 117妄想副題モノクロデリュージョン23/05/05(金) 16:18:28

    >>116

     智乃のフェ ラテクニックは素晴らしいものだ。経験豊富な秋華やローザ、プロである日向とも引けを取らないレベルである。

    「やばっ…」

     高成はそのまま智乃の口の中に吐き出してしまう。智乃はごくんと飲み込んだ。

    「はあ…もう、入れて、いいよ」

     智乃は高成の上にいたのを高成に組み敷かれるような構図へと誘導していくと、脚を広げた

    「早く…あとこれ使って」 

    「わかった…」

     智乃に差し出されたゴムを使い、彼女との絡みが始まった





    皆さん地震大丈夫ですか?

  • 118二次元好きの匿名さん23/05/05(金) 21:22:06

    あげ

  • 119二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 08:29:49

    保守

  • 120妄想副題モノクロデリュージョン23/05/06(土) 15:50:36

    >>117

    「はあっ…あっ…」

     高成が奥を突くたびに智乃の喘ぎ声が部屋の中で響き渡る。

    「んっー…!」

    「はあっ…」

     何度も体勢を変えて絡み合う。

    「もっと、ついて…!」

     気づけば時計は終電を過ぎていた。高成は朝の始発で戻ろうとすぐに判断し、絡みを続ける。

    「山岸、うまい、じゃん…!」

    「そう…?」

    「藤野先輩と同じくらいうまい」

     ちょっと複雑だ。と心の中で呟きながら、何度も何度も奥を突く。

  • 121妄想副題モノクロデリュージョン23/05/06(土) 17:07:06

    >>120

     気づけば夜明けが来ていた。使用済みゴムやティッシュを拾いながら十分絡み合った2人は片付けをしている。

    「新山、先にシャワー浴びてきたら」

    「いやいい、山岸先に浴びなよ」

     こうして2人は解散した。智乃からはまた再来週くらいに予定が合えば会いたいという言葉を高成は貰った。

     



     -----


    「山岸くん!こっちこっち」

     この日は帆波と約束していたお出かけの日。ワンピースを着てマスクをした帆波は嬉しそうに高成を待ち合わせの場所で出迎える。

    「お待たせ」

    「へへっ。この日に合わせて体調整えてきたから、今日は一杯楽しもうね」

  • 122二次元好きの匿名さん23/05/06(土) 21:35:47

    あげ

  • 123二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 08:20:27

    あげ

  • 124妄想副題モノクロデリュージョン23/05/07(日) 16:47:46

    >>121

     帆波のマスク姿は高成にとっては昔とは変わらない部分ではある。治療や持病の影響により顔(というか頬)が赤く染まりしもぶくれっぽくなっている姿を帆波自身はずっと嫌っていた。だからいつもマスクで隠している。

    「水族館いくの久しぶりだなあ」

    「小学校で唯一行けた校外学習が水族館だったんだよね。だから水族館は好き」

    「ああ、あの時…」

     2人が小学校四年生の時の事だ。高成の頭の中でその時の記憶がおぼろげながら浮かんでくる。

    (久しぶりに帆波ちゃんが来て、皆喜んでたよなあ)

  • 125二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 18:30:29

    モノクロデリュージョンの人です
    ハーメルンにてモノクロデリュージョンの再編集版投稿してきました。
    冒頭~ローザのあの発言までとなります

    こちらも合わせてよろしくお願いいたします

  • 126二次元好きの匿名さん23/05/07(日) 21:13:15

    あげ

  • 127二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 07:41:52

    age

  • 128妄想副題モノクロデリュージョン23/05/08(月) 16:17:42

    >>124

    「あっ電車乗る前にコンビニ寄っていい?」

    「うん、いいよ」

     どうやら帆波は飲み物とおかしを買うようだ。高成もついていくと向かいの道路である人影を見つける。

    (立花さん…と、友達かな)

     秋華と男性が2人、歩いていた。遠目から見ても会話で弾んでいる様子には見えない。

    (なんだろう)

     秋華が高成に気づく様子もない。高成は帆波を追ってコンビニへ入っていった。

  • 129二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 17:30:01

    モノクロデリュージョンの人です
    紅い青春の再編集版もハーメルンにて投稿してきました
    今回はかなりきついシーンもあるので読む際はご注意ください

  • 130二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 18:37:30

    リメイク版飯田の山岸への気持ちって、何かに例えるならどんな感じなんだろうか

  • 131二次元好きの匿名さん23/05/08(月) 21:42:11

    あげ

  • 132二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 07:29:32

    age

  • 133妄想副題モノクロデリュージョン23/05/09(火) 16:30:33

    >>128

     帆波が飲み物と軽食を買い終えているところだった。外に出ると彼女は緑茶を高成に渡す

    「はい、これ。どうぞ」

    「ありがと…」

     高成はありがたく受け取ると、そのままキャップを開けて緑茶を飲んだ。

     


    ーーーーー


     現地につくやいなや2人は様々な水槽を見て回る。クラゲにカメに熱帯魚に…と様々な生き物が展示されていた。帆波は熱心にスマホで写真を撮っている。

     更にイルカショーやアシカショーなども見て回り間で昼食も取ったりして過ごすと、夕方になる。

    「早いねえ、あっというまだ」

  • 134二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:30:42

    age

  • 135二次元好きの匿名さん23/05/09(火) 21:40:58

    次回予告

    帆波の自宅に向かうことになった高成。両親から歓迎を受けるが…?
    お楽しみに

  • 136二次元好きの匿名さん23/05/10(水) 08:07:39

    age

  • 137妄想副題モノクロデリュージョン23/05/10(水) 16:08:14

    >>133

    「良かったら、うちに来る?晩御飯おごるよ」

    「えっいいの?」

     高成は小中とよく帆波の家へ行っていた。その度に帆波の母親からお菓子を貰ったり、帆波の父親と話したりした思い出がよぎる。

    「確か、ここから近い?」

    「うん。あの団地の一角。海に近い…歩いていける。せっかくだから寄りなよ。親も喜ぶから」

    「そっか…じゃあ、おじゃまさせてもらおうかな」

     厚意に甘えて帆波の暮らす団地へ向かう。実は高成もかつては同じ団地に住んでいた事がある。

    「変わってないな」

    「でしょー。景色もそのままだと思うよ」

     玄関を開けると、帆波の母親が出迎えた。

    「あら、高成くんじゃない!お久しぶり~!ずいぶん大きくなって…!」

     

  • 138妄想副題モノクロデリュージョン23/05/10(水) 16:24:22

    >>137

    「ははっお久しぶりです…」

    「ねえ、お母さん高成くんうちで泊まっていってもいいよね?」

    「もちろんもちろん!高成くんおうちは大丈夫?」

    「自分ひとり暮らしなんで」

    「あら、大変ねえ。じゃあ今日はここでゆっくりしていって」

    「ありがとうございます」

     まさか帆波の家に泊まる事になるとは…と高成は驚きを隠さずにはいられない。

    「高成くん、先お風呂入る?」

    「いいんですか?」

     聞けば帆波の家は夕飯も食べ終わって寝る前に入浴するか、朝済ませるのだという。帆波は後者のようだ。

    「じゃあ、お願いします」

     こうして高成は帆波の家で温かい歓迎を受ける事になった。入浴を済ませると夕飯の時間が来る。

    「お好み焼きするから帆波も手伝って」

    「はーい。お父さん、ヘラどこだっけ」 

    「あそこ」

  • 139二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 00:48:31

    age

  • 140二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 07:30:42

    age

  • 141妄想副題モノクロデリュージョン23/05/11(木) 16:00:36

    >>138

     こうしてお好み焼きパーティーが始まった。帆波も手慣れた手つきでヘラを返したり具材を載せたりする。高成も手伝い彼女を助ける。

     出来上がった豚玉は熱々だがほわほわした食感がクセになりソースの味も含めて箸が止まらない。

    「山岸くん、ご飯いる?」

    「うん。あ、ついで来るよ」

    (そういや立花さんもお好み焼きにはごはんが合うって言ってたな…) 

     かつて、学生時代に秋華とお好み焼き屋に行った時の事をふいに高成は思い出していた。

     食べ終わった後、高成は帆波の母親に寝泊まりする部屋へ案内される。

    「ここ使って。私はリビングで寝るから」

    「いいんですか?ありがとうございます…!」

    「帆波も嬉しそうにしてたし、ゆっくりしていって」

     帆波の母親はにこにこと穏やかな笑顔を浮かべている。

    「ねえ、高成くん。今彼女いたりする?」

     突然の質問。高成はいないと正直に言う

    「突然だけど、帆波と結婚を前提に付き合ってくれない?」

  • 142妄想副題モノクロデリュージョン23/05/11(木) 16:06:36

    >>141

    「え…」

    「驚かせちゃってごめんなさいね。でも帆波は生まれた時から持病があって…だからこういうのは早めに決めておきたいと思って」 

     いきなりの言葉に高成の頭は混乱どころか真っ白になっていた。

    「そうですか…」

    (確かに帆波ちゃんのお母さんの気持ちは分かる。帆波ちゃんの病気は重いものなのも分かってる。けど、おれには飯田が…) 

    「…また考えさせていただけますか」

    「ええ。勿論。急な話でごめんね」

     帆波の母親が軽く頭を下げると、帆波が彼女を呼ぶ声が聞える。

    「じゃあ、そう言う事で」

     帆波の母親は声がした方へと消えていった。

  • 143妄想副題モノクロデリュージョン23/05/11(木) 17:16:47

    >>142

     それからしばらく経ち、時計は21時を指している。

    「山岸くん、見てもらいたいものがあるんだけど、いい」

     帆波に連れられて高成は彼女の自室に向かう

    「これ…!」

     そこには花や人間を描いた水彩画や日本画がたくさん飾られていた。画具が机や棚に置かれている様を見ると彼女のアトリエも兼ねているのだろう。

    「私、絵描くの好きでさ。高校も大学も芸術系だったの。大学はまだ卒業出来てないけど」

    「…透明感合って綺麗」

     高成が感想を言うと、帆波はありがと。と言った。

    「せっかくだし、山岸くんのデッサンしたい。モデルなってくれる?」

  • 144二次元好きの匿名さん23/05/11(木) 21:05:54

    モノクロデリュージョンの人です
    そろそろ物語の前半が終わりが見えて来ました

    高成と彼を纏う女たちの影の物語。これからもよろしくお願いします

  • 145二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 07:40:17

    お疲れ様です!
    山岸の性ライフストーリーが中盤とのこと
    ヒロイン達のそれぞれの想いが山岸と交差する展開は興味深いですね
    果たして山岸はラストまで身体がもつのか…⁉︎

  • 146二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 15:53:29

    >>145

    コメントありがとうございます

    身体はもつとは信じたいですが色々どうなるやら…ですね

  • 147妄想副題モノクロデリュージョン23/05/12(金) 15:56:19

    >>143

    「分かった…」

     高成は帆波の言うようにポーズを取る。

    「そうそう。山岸くんそれでいいよ」

     帆波はスケッチブックを持ちさらさらとえんぴつを動かし始める。途中休憩を挟みながら、1時間ほどで高成を描いたデッサンが出来上がった。

    「はい、出来た」

    「どれどれ…すごい。似てる」

    「でしょ。高校の時死ぬほど練習して、入院してる時今でもよくやってるからね」

     タッチは勿論濃淡も重厚な出来だ。

    「もう一枚いい?」

    「いいよ」

    「じゃあ…上半身は服脱いでもらっても、いいかな?」

  • 148二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 16:48:01

    モノクロデリュージョンの人です
    紅い青春再編集版ハーメルンにて上げて来ました。今回は新学期突入までです
    こちらも併せてよろしくお願いします

  • 149妄想副題モノクロデリュージョン23/05/12(金) 16:51:54

    >>147

    「分かった…」

     高成は言われた通りに服を脱ぐ。彼の無駄がほとんどない引き締まった肉体が露わになる。

    「いいね…」

     帆波は思わず顔を赤らめた。視線もどこか辺りを泳いでいるように見える。

    「じゃあ描いてくね」

     しばらくして出来上がりを見せる帆波。肌の質感も重厚に描かれている。

    「それにしてもこんなに描けるのすごいね。おれも練習したら描けるようになるのかなあ」

     高成は服を着ながら帆波に向けて言った。帆波は力強く頷く。

    「なるなる!私も最初は下手くそだったし」

    「そっかあ…」

    「私で良ければ基礎的な部分教えてあげるよ」

     こうして高成は帆波にデッサンの基本部分を教えてもらう事にした。

  • 150二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 17:08:19

    >>130

    イメージ的には恋愛というよりも母性?に近いのかなーとは想像してたりするかも

    作画の関係かもしれないが、飯田の母親と山岸って顔とか体格とか見た目まあまあ似てるように見えるけれど話を聞く・共感という点では自分の考え押し付ける飯田母と共感し受け入れてくれる山岸とで真逆というか

    本来は実の母親に求めるものを同級生の男子に求めるのは中々に酷だと思うけど

  • 151妄想副題モノクロデリュージョン23/05/12(金) 17:13:24

    >>149

    「鉛筆ってカッターで削るんだ」

    「そうだよー山岸くん危ないしこのまま使っていいよ」

     こうして出来上がったのはビンのデッサン。まだ輪郭など不格好だが何とか形にはなっている。

    「出来たー…」

    「初めてにしてはすごい上手いと思うよ。山岸くん向いてるんじゃない?」

    「そうかな?」

    (デッサンやってみようかなあ)

     高成がデッサンに興味を持ち始めた所で、帆波は彼に目線を向ける。

    「山岸くん、ここでしようよ」

  • 152妄想副題モノクロデリュージョン23/05/12(金) 17:20:56

    >>151

    「えっ…ここで」

    「いいよね?」

     帆波は構わず高成にキスをする。彼女の熱い舌が彼の口内に入り込んでくる。

    「んふっ…」

     その勢いで帆波はゆっくりと高成を押し倒した。

    「んっ…」

     舌が複雑に絡まり合い、糸を引き熱をさらに発していく。

    「はあっ…」

     帆波は一旦口を離す。

    「やっぱ山岸くんとやるのいい。すごくいい」

    「帆波ちゃん…」

    「もう入れていいよ」

     あまりにもあっさりかつ早い帆波の誘い。しかしゴムがない。

    「生で良いよ。私薬飲んでるから。口の中に出してさえくれれば」

    「えっ…でも…」

  • 153二次元好きの匿名さん23/05/12(金) 22:23:10

    age

  • 154二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 04:31:57

    >>145>>146

    執筆やカラミの為に身体を鍛えそうだが

    高成はそれが要因となってカラマレが起こりそう

  • 155二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 09:24:48

    それにしても最近鯖落ち多いですね…

  • 156妄想副題モノクロデリュージョン23/05/13(土) 15:51:09

    >>152

    「いいから。早く…」

     高成は彼女に言われてそのままそれを中に入れた。

    「んっ…」

     帆波の息が高成の耳にかかる。

    「動いて良いよ…」

    「分かった」

     そのまま2人は静かに絡み始めた。




    ーーーーー



     夜明け。高成は目が覚める。傍らには帆波が自身のベッドで寝ている。

    「…起きたんだ」

     帆波の問いかけに対し高成は頷く。

    「山岸くん、朝ごはんどうする?」

    「あー…もういかなきゃだしいいよ」

  • 157二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 17:04:16

    モノクロデリュージョンの人です
    近日中にちょっとした新作(短編)をハーメルンにてあげようと思っています。その冒頭部分を今日あげます。

     夏。尋常じゃない程の太陽の光と蒸し暑さが通学路を歩く人間に襲い掛かって来る。そんな中1人の女子生徒が今日も登校してきた。
     彼女の名前は仁川 あやめ。黒髪の鎖骨くらいの長さのボブヘアから見えるうなじからは汗がにじんでいる。そんなあやめに女子生徒の友人2人が挨拶しに来るとあやめは笑って返す。
    「今日も暑いね」
    「マジそれなー。やってらんね」
    「まあ今日の授業水泳あるしちょっとはましかなーとは思うけど」
     あやめと友人2人が歩いているとあやめの肩に同じクラスの女子生徒がぶつかった。
    「いったあ…っと…」
    「あ…ごめん…仁川さん大丈夫?」
    「ああ…だいじょぶ」
     黒髪ストレートのロングヘアをした彼女・飯田里帆はあやめに謝罪すると足早に教室へ去っていった。

    お楽しみに!

  • 158二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 18:56:32

    お疲れ様です!
    新作面白そうですね
    女子クラスメイト視点で飯田の絡む物語が動いていく展開は新鮮に感じます
    楽しみにしております!

  • 159二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 20:26:56

    >>158

    ありがとうございます

    実はこれ山岸と女子クラスメイト(オリキャラ)の話になります

    どうなるのかお楽しみにお待ち頂ければと思います

  • 160二次元好きの匿名さん23/05/13(土) 21:42:34

    あげ

  • 161二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 08:24:15

    保守

  • 162妄想副題モノクロデリュージョン23/05/14(日) 16:29:23

    >>156

    「…分かった。じゃあ山岸くんバナナあげるよ」

    「いいの?」

    「ちゃんと朝ごはんは食べなきゃだし」

     帆波はそう言ってキッチンのカウンターに置かれたバナナを一本もぐと、高成に渡した。

    「ありがと」

     高成はバナナを受け取る。そして身支度を整えると玄関で帆波に挨拶をした。

    「お世話になりました」

    「いえいえ。…また来てね。一緒にデッサンしよ、水彩画とか日本画もやろうよ」

     帆波は穏やかな笑みを浮かべて高成を見送った

  • 163二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 16:55:50

    モノクロデリュージョンの人です
    ハーメルンにて短編読み切りを上げて来ました
    タイトルは「もしも山岸高成くんとヤレてたら」になります

    感想はハーメルンでもこちらでも受け付けております
    ぜひお読み頂けると嬉しいです

  • 164二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 18:00:16

    >>163

    投稿お疲れ様です

    実際付き合うことになったら、里帆は原作終盤の行動取りそう

    これからも妄想副題シリーズ読み切りお楽しみにしております

  • 165二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 18:06:30

    >>163

    お疲れ様です!

    ハーメルン読んできました

    あやめの秘めた想いと焦燥感が痛くなるほど伝わってきますね

    なかなか踏み出すのは勇気が必要ですから…

    あやめの気持ちの揺れ具合が巧く表現されているなと思いました

  • 166二次元好きの匿名さん23/05/14(日) 21:41:40

    >>164

    >>165

    感想ありがとうございます。とても嬉しいです!励みになります

    オリキャラをメインに据えるのはいささかどうかな?とは思っていましたが、いい感じにはまってくれたのでほっとしてます

    また彼女の心情も伝わったようで良かったです


    今後も機会があれば短編読み切りも投稿していきたいと考えていますので、よろしくお願いします

  • 167二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 07:36:43

    ageage

  • 168妄想副題モノクロデリュージョン23/05/15(月) 15:57:10

    >>162

    「うん。じゃあ、また」 

     帆波と別れた高成は駅に向かって歩き出した。

    「バナナは会社で食べようかなー」

     電車に乗り、会社近くまで来たところでコンビニに立ち寄りサラダを買った。会社につくと誰もいないオフィスで1人朝食を取る。

    「うん、美味しい」

     バナナもサラダも程よい味だ。食べ終えて片付けると高成は両手を頭の上に組んで、天井を見上げる。

    「あー…」

     ふと、スマホを見ると優里からラインが来ているのに気づく

    『明日の夕方以降会えない?』

    (明日は特に予定なかったかな)

     高成は了解と描かれたスタンプを押す。

  • 169妄想副題モノクロデリュージョン23/05/15(月) 16:16:20

    >>168

     スタンプを押して画面を閉じた時、足音が近づいてきた。

    「えっ誰…?」

    「おはようございます~、って山岸くんじゃん」 

    「しゃ、社長!おはようございます!」

     ジャージ姿の和哉だった。高成は立ち上がり挨拶をする。

    「それにしても社長、なんで…」

    「朝活だよ、誰もいないオフィスで体を動かすの気持ちいいからさ」

     ここで和哉の顔がぐにゃりと歪んだ。

    「山岸くん…ちょいと付き合ってよ」

  • 170二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 16:32:36

    思ってるのと違う運動しそうだな社長…

  • 171二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 18:09:38

    大丈夫?監視カメラ有るかもしれないし、誰かにみられるかもしれないが

  • 172二次元好きの匿名さん23/05/15(月) 21:24:32

    あげ

  • 173二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 07:48:57

    age

  • 174妄想副題モノクロデリュージョン23/05/16(火) 16:00:16

    >>169

     ある一室に連れていかれた高成はそのまま和哉にキスされ体を触られていた。

    「んっ…」

    「久しぶりだよねえ、山岸くん」

    「は、はい…」

    「ずっと待ってたんだよ」

     和哉は高成のそれを手でズボン越しに撫でていく。

    「んっ…んんっ…」

    「はあっ…」

     和哉は高成のズボンを脱がし、それを咥える。

    (うわっ…)

     彼のフェ ラテクは里帆ら女性のテクと同じかそれ以上のうまさ。プロである日向と同等くらいか。高成はぞわぞわと快感を覚えていく。

    (社長うまいっ…!)

  • 175妄想副題モノクロデリュージョン23/05/16(火) 16:18:33

    >>174

    「はあっ…」

    (もうでそう…)

     そのまま口内に出してしまった。和哉は何のためらいもなくむしろ嬉しそうにごくりと飲み干すと、その周辺を綺麗に舌で舐めとる。

    「へへっ…」

     和哉の口はまだ高成のそれを咥えているが、何かを思いついたのか一旦離した。

    「まだ出そう?」

    「あっ…」

    「試してみようか」

     と和哉が行った時、またも足音が聞こえてくる。2人が急いで服を直す。

    「あっ…おはようございます」

    「立花さんおはよう」

     ちょうど出社してきた秋華だった

  • 176二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 16:24:20

    モノクロデリュージョンの人です
    今更ながらハーメルンのコメント設定がこちらの意図しないものになってたので修正してきました
    これによりハーメルンでも感想書きやすくなったと思います。遅くなりすみませんでした

  • 177妄想副題モノクロデリュージョン23/05/16(火) 17:23:50

    >>175

    「あの…私もいいですか?」

     秋華の言葉にほんの一瞬和哉の顔が曇ったが、了承する。

    「じゃあ仲良くしましょう」

     そんなマスク越しの秋華の頬には痣が出来ているのを高成は見た。

    (なんだろ…)

  • 178二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 19:08:28

    秋華が力づくで絡まされたのなら、高成と和哉とローザは心配ものだな

  • 179二次元好きの匿名さん23/05/16(火) 22:54:45

    age

  • 180二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 07:38:54

    age

  • 181妄想副題モノクロデリュージョン23/05/17(水) 15:50:27

    >>177

    「ねえその痣どうしたの?」

     和哉が気づき、秋華に声をかけた。

    「ああ、これですか?…その、転んで」

    「嘘だね」

     和哉が秋華の話を遮った。高成も痣を食い入るように見つめていたがとても自分でつけたものとは思えなかった。

    (もしかして、こないだ帆波ちゃんと水族館行ってた時…)

    「それってこないだ一緒に歩いてた人と?」

     秋華は一度黙ってしまう。やはり高成の読みが当たっているようだ。

    「…他の人ともしてるって事がばれて、それで殴られて…」

  • 182妄想副題モノクロデリュージョン23/05/17(水) 16:30:40

    >>181

     秋華はあの後連れていた男性とホテルへ行った。しかしスマホが鳴った事で様々な男性や女性と関係を持っている事がバレ、その男性に殴られたのだという。

    「それ、警察に行った方がいいよ」

     和哉は冷静に言った。流石は社長。対応は早い。

    「でも…」

    「おれもちゃんとそこは対応してもらった方が良いと思う。そこは社長を信じるべきなんじゃないかな」

    「こーちゃん…そうやね。後で色々アドバイス的なの聞いてもいいですか?」

     和哉と高成は快く了承した。

    「ありがとうございます…うち、なんで殴られたのかよくわからないんです。うちはただみんなと仲良くしたいだけなのに」

  • 183二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 17:21:04

    モノクロデリュージョンの人です
    モノクロデリュージョンの前半がもう終わりに近づいてきているので、今後のロードマップ的なものをここでお話したいと思います。

    モノクロデリュージョンについては前半終了後しばらく更新をお休みさせて頂きたいと思います。
    そして今月~来月までに新作ストーリーとWaveシリーズの更新をハーメルンにて投稿させて頂く予定です
    新作はカラミざかりとは全く関係ないオリジナルの話(R18)です

    今後もぜひお楽しみにいただければと思います

  • 184二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 19:29:02

    >>183

    お疲れ様です!

    了解です

    今後も楽しみにしております!

  • 185二次元好きの匿名さん23/05/17(水) 21:17:13

    >>184

    コメントありがとうございます!

    ぜひお楽しみに頂ければ嬉しいです!

  • 186二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 07:38:45

    age

  • 187妄想副題モノクロデリュージョン23/05/18(木) 15:54:47

    >>182

    「友達が増えればって思うちょっただけなのに…なんで怒ってたんかよう分からんくて…」

     秋華は完全に凹んでいる。和哉も彼女の心を知る高成もなんて声をかければよいか、悩んでいるが答えは出なかった。

     その後。三人は解散し、持ち場についた。




    ーーーーー



    「高成くん、こっちこっち」

    「茜谷さん…遅くなってごめん」

    「大丈夫だよ、いこ」


     優里の足は真っすぐラブホテルへと向いている

  • 188二次元好きの匿名さん23/05/18(木) 21:40:49

    age

  • 189二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 07:53:17

    age

  • 190二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 16:34:54

    モノクロデリュージョンの人です
    今日は更新をお休みさせて頂きます。ご了承ください

  • 191二次元好きの匿名さん23/05/19(金) 21:38:55

    あげ

  • 192二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 08:19:14

    あげ

  • 193妄想副題モノクロデリュージョン23/05/20(土) 16:41:45

    >>187

     優里にためらう様子は一切ない。受付をして、部屋につくと高成に抱き付きキスをしてくる。

    「んんふっ…」

    「ぁ…」

     そのまま流れていくように両者は絡んでいく。ベルトコンベヤーでの作業のようだ。

    「ああっ…」

     体位を変えて何度も何度も交わる。優里は喘ぎ声しか発さない。

    「はあっ!…あっ…!」

    (茜谷さん…なんか前より積極的になってる…) 

     高成は優里と会話したいと思っていたが、なかなかタイミングが訪れない

  • 194妄想副題モノクロデリュージョン23/05/20(土) 16:51:41

    >>193

     タイミングが訪れた。高成はゴムを付け替えようとした所で優里に最近どうなのと聞いてみる。

    「あー…ぼちぼちかなあ」

    「そっかあ。体調は?」

    「元気元気。風邪もひいてないし」

     実は。優里はある決断をしたばかりであった。


    ーーーーー


    「河邊君、私の事気になってるでしょ」

    「え、なんで」

    「態度で分かったというか」

     河邊はすみませんといいながら、ぺこぺこと頭をかきつつ頭を下げる。

    「そうっすか…じゃあ、はっきり言います。茜谷先輩好きです。付き合ってください」

    「…ごめんなさい。私には好きな人がいるんだ。あと…河邊くんには島田さんがいるし」

    「そっすか。…すみませんでした」

     河邊が頭を大きく下げた所で、優里は河邊くんは悪くないとなだめる。

    「…茜谷先輩。先輩が好きな人と付き合えるといいですね」

     河邊の笑顔に優里はうんと頷いた。

  • 195二次元好きの匿名さん23/05/20(土) 21:33:10

    茜谷…

  • 196二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 08:16:53

    夕方くらいに次スレ立てます

  • 197二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 16:27:20

    新スレ立てました

  • 198二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 21:43:31

    >>197

    立て乙です

  • 199二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 21:45:24

  • 200二次元好きの匿名さん23/05/21(日) 21:47:01

    山岸体力増進維持祈願

オススメ

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