駿川たづなは結婚式に参列した

  • 1二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:31:02

    ※今回は本編でも明かされていない事実を創作で描いてますので御了承ください



    「マルゼンスキーさん・・素敵なドレス姿でした・・・とても素晴らしい結婚式でしたね」

    「同意‼︎トレセン学園理事長として彼女の晴れ姿を拝めて光栄だ!マルゼンスキーだけではない・・最近皆が各々の素晴らしいパートナーと結ばれて理事長として鼻が高いぞ」
    「ウフっ理事長ったら目がうるうるしてますよ」
    「して・・たづな‼︎次は是非君の・・」
    「理事長・・・私はもう・・・」

    そう河川敷を歩きながら語る2人の前に俺は立ちはだかった

    「驚愕‼︎君は・・・・・たづな!私は先に帰る!2人でゆっくり話すといい‼︎」
    「ちょっと‼︎理事長‼︎・・・・・・・」

    久しぶりに彼女と再会した
    すると彼女はこう切り出した

    「お久しぶりですね・・・突然現れてどうしたんですか・・」

    そっけない彼女の態度も無理はない
    なぜなら俺は

    「懐かしいですね・・・私が怪我で引退した時・・・・あなたは私の前から姿を消しました・・今更何のようでしょうか・・」

    そう・・俺は彼女が1番側にいて欲しい時に逃げ出したクズだ
    今更彼女に何を言ったところで何の償いもできやしないかもしれない
    「せっかくマルゼンスキーさんの素敵な結婚式を見て幸せを分けてもらえた気分だったのに・・・あなたが現れた事で嫌な思い出が蘇ってしまいました・・」
    俺は何も言えない

  • 2二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:33:10

    「何とか言ったらどうですか?・・・・嫌がらせで現れたのでしたら・・・もう行きます」

    俺は去り行こうとする彼女に思わず土下座した

    すまなかった‼︎・・・本当に

    それしか言えなかった

    「やめてください‼︎・・・土下座なんて・・・・もういいんです・・過去の出来事ですから」

    俺は彼女から長年逃げ出していたが
    どこから居場所を知ったのかマルゼンスキーから結婚するという手紙をもらいそこにはこう綴ってあった

    お久〜♪元気にしてる?この度私、ついにゴールインする事になりましたー‼︎イェイ
    そこでなんだけど
    式に参列するついでに彼女に会ってあげれば?
    彼女・・学園でいっぱい魅力的なトレーナーがいるのに未だに1人なのよ
    心の底では誰かさんを待ってるんじゃないかしら
    彼女は心の広い女性よ
    あなたがしっかり謝って償えばきっと許してくれるわ

    その手紙を読んで
    行くかどうか散々悩んだが
    気づけば俺は彼女の元に走っていた

    「早く頭を上げてくださいっ‼︎これ以上私を惨めにしないでください‼︎」

    俺は地面に頭をつけたまま動けなかった
    「もういいですから‼︎・・・・・・・私あなたの気持ちはわかってるつもりです・・」
    「私が怪我をした責任を全て背負い込んでしまって・・どうしていいかわからずに私の前から姿を消してしまった事ぐらい・・・あなたの教え子だった私なら・・わかります」

  • 3二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:34:32

    彼女は膝を地面につき話を続けた

    「あなたは真面目すぎるから・・・でもそんなあなたを・・慕ってました・・・愛してました・・・・この気持ちは変わってないのかもしれません」

    俺はとっさに言った

    やはりお別れだ

    「・・・・そうですか・・やっぱり時は戻せないんですね・・」



    俺は彼女を裏切ったのに
    愛の言葉をかけてくれた
    だからこそもう二度と裏切りたくない

    今までの俺とはお別れだ
    君が許してくれるなら・・・今度こそ君を側で支えたい
    時が実るその日まで俺はもう逃げない

    そう伝えた

  • 4二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:36:12

    「トレーナーさん」
    長い時を経てしまったが久しぶりに彼女がそう呼んでくれた

    「身だしなみが足りてませんね・・久しぶりにやっと愛バの前に現れたにしては・・昔みたいにネクタイが歪んでしまってますし」

    そうだった・・彼女は現役時代俺のネクタイをよく直してくれていた

    ネクタイに手をかけたと思ったその瞬間
    彼女はそれを引っ張り
    口づけした

    「ふふっ・・・やり直しましょう・・あなたの言ったとうり・・・・時が実るまで・・」

    そう言うと彼女は再びネクタイを引き寄せた
    その腕には俺が当時あげた時計が今でも巻かれていた
    引き寄せた弾みに彼女の帽子がずり落ちた
    そこから当時と変わらない可愛らしい耳が見えていた

  • 5二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:37:13

    すると河川敷に水を爆ぜるような音が鳴り響く

    そう川の水面を颯爽と走ってきたのは
    アグネスデジタル

    彼女興奮しながらこう言った

    たずなさん‼︎匂いでもしやとは思っていましたが‼︎あなたも敬愛する推しの1人だったわけですねぇーーーーーっ‼︎
    それでは皆さん‼︎いつものやつをご一緒に‼︎

  • 6二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:37:44

    このレスは削除されています

  • 7二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:38:51

    エンダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァゴポッぐはっゴポポポポポ



    華麗に水面で左回りにスピンし渦潮を作りながら彼女は沈んでいった
    まるで時計の針を巻き戻すかの如く

  • 8二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:39:04

    失礼、誤爆したので削除しました





    しゅきぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!

  • 9二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:41:04

    なんなのだ…これは…

  • 10二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:43:00

    たまげたなあ・・・

  • 11二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:44:51
  • 12二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:47:42

    デジたんED万能性やめろ

  • 13二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 21:52:59

    い つ も の

    ありがとう…。

  • 14二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 22:13:31

    次はあの一流かトリックスターを
    書きたいと思いますが悩みます
    筆が乗れば両方いきたいですが
    思いつきでコロコロ変えるかもしれません
    ではまた‼︎

  • 15二次元好きの匿名さん21/11/26(金) 22:48:19

    駿川たづな
    彼女の過去を深く知る人物はそう多くない
    しかし
    彼女の献身的な愛を知るものは限りなく多い

  • 16二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 00:27:29

    あげ

オススメ

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