トレーナーと結婚して｜あにまん掲示板

1二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 03:57:04

寝る前にお互いハグする甘々ベルちゃん概念ありませんか？

2二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 04:01:04

ありまぁす！

3121/11/27(土) 04:01:38

ということで自分で生産した

>>5 >>17

4121/11/27(土) 04:02:03

「ベル､あの子は寝てくれたか？」

「ん…アンタの代わりに寝かしつけておいたから」

　ベル､メジロドーベルと同棲して4年､結婚してからは3年の月日が流れた｡かわいい愛娘と美人で､面倒見の良い妻との共同生活は幸せが溢れて､溢れかえってしまいそうで､月並な言葉を使えば「僕には勿体ない」と常日頃からそう感じていた｡
　以前､トレーナーとその担当ウマ娘という関係であった僕たちは､恥ずかしながら彼女からのアプローチに半ば折れたカタチでこうやって落ち着いたのだった｡トレーナーの立場と歳の差から鑑みて､僕は彼女の気持ちに気づきながらもそれに対して明確な返答を遣さなかったこと｡…なんというか､本当に申し訳ないといったところである｡
(余談ではあるが､交際において最大の懸案であった彼女の実家であるメジロ家からの承諾｡これは意外にもすんなり話が纏まって､婚姻届もいつのまにか用意されていた｡絶対に逃がさないという意志をひしひし感じられたのは内緒)

5二次元好きの匿名さん21/11/27(土) 04:02:12

>>3

地産地消の鑑

6121/11/27(土) 04:02:44

「なんだか頭が上がらないな､今日は僕が寝かしつける役なのに…」

「娘を寝かしつけられた試しが一度でもある？もう慣れたから､気にしないで」

彼女には歳の離れた弟､妹がいる｡きっとそれ故に子供の相手もこなすことができるのだと感心してみせた｡

「でもやっぱりベルはあれだ､小さい子を面倒みるのが得意なんだな｡すっかりいいお母さんって感じ」

「っ…そういうの良いから！褒めたって何もないし…」

　彼女は少し不満げに頬を膨らませた｡しかしそれはきっと本当に怒っているわけではなく､褒められたときの照れ隠しなのだと、付き合いの長い僕の目は誤魔化せない｡証拠として尻尾が左右に揺れ動き､ウマミミがピクピクッと微かに震えているから｡愛しい奴め…｡

「…明日も早いんでしょ？ほら､お休みのハグ｡一応…約束だから｡…ん」

僕は精一杯抱きしめる｡ぎゅーっと､たかがヒトのオスがウマ娘の膂力に敵うはずもないが､それはそれとして幸せを噛み締めるように｡

「…アタシ､やっぱりこれ好き､守られてるって感じがして｡アンタの身体能力なんてアタシの足元にも及ばないのに､頼もしく感じて､温かくて……」

「僕も好きさ､強くて優しい子をこんな近くで感じられる｡つくづく幸せ者なんだなって思うよ」

「「ふふっ(ははっ)」」

「おやすみ､ベル｡明日のキミもきっと綺麗だ」

「…アンタも｡おやすみ」