(偽スレッタ)シリーズ Cルートpart1

  • 1二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 21:23:12


    (注意)

    ・スレッタに比較的逆な性格(若干擦レッタ)の妹がいたらif

    ・CPネタにならない程度の恋愛あり

    ・イラストのリクエストがあれば受け付けます

    ・スタート地点は4.5話くらいです


    (予告)


    「僕はアイリス!アイリス・マーキュリーです!」


    「スレッタが傷つくくらいなら僕がいくらでも傷つくから」


    「あなたが好きだと言ってるんです!!」


    「僕が…

    スレッタになる。」


    「お母さん、いやプロスペラ

    アンタはやっちゃいけないことをし過ぎた…!!」

  • 2二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 21:27:37

  • 3二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 21:32:12

    待ってました!

  • 4二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 21:32:23

    待ってた

  • 5二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 21:34:32

    少し設定変わってますがよろしくお願いします!
    いくらでもpart作るので気軽にコメントください!

  • 6二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 21:35:29

    「また姉妹ができるわよ、エリー…」

    ガンダムと呼ばれる世界から消されたはずのMSを撫でながらエルノラ・サマヤは語る。


    「きっと貴方を愛してくれるパートナーになるはずよ」母が小さい娘に語りかけるような声音。

    だが、ガンダムに話しかける、その声が優しい語りなほど異質な空間を作り上げていた。

    「あら、こんなこともあるのね…まさか最後の子たちが“双子”だなんてね…」

    そう言って、新しい二つの命を抱き抱える魔女がそこにいた。

    ――――

    17年後。


    「今すぐ会いに行くよスレッタ…」

    そう言って少女は自身のMS内で自身の姉である人の名前を呼ぶ。

    (もう液晶パネル越しじゃないんだ…本物のスレッタに会える…!)

     ピッ

    そして最新のスレッタ・マーキュリーの活躍をアップされていた動画を開く。

    結果は母から聞いていた、なんとかジェターク社の御曹司との決闘に勝ったことも彼女は知っていた。


    が、『スレッタ・マーキュリー…俺と…結婚してくれ!』

    「は?」


    姉が求婚されていることなど聞いていない“アイリス・マーキュリー”は「はあああぁぁあ!!?」と絶叫した。

    「聞いてない聞いてない聞いてない!!」

  • 7二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 21:40:41

    今までのルートより開始地点がだいぶ早いので物語が大きく動きそうで楽しみです!

  • 8二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 21:43:13

    ―――

    (あれ?スレッタ…?)

    マルタンは下校中に地球寮に着たばかりの少女と同じ姿をした後ろ姿を見つける。

    ただ、彼女は本来のホルダーの制服だったはずが一般の生徒と変わらない制服を身にまとっていた。

    「…スレッタどうしたの、その制服は?」

    彼女は振り向き「…スレッタ?」と口にすると

    「す、すす、スレッタを知ってるんですか!?」

    マルタンの肩にしがみついて叫んでいた。

    「ちょっ、え…何??」


    「どこにいるんです!?会いたい!今すぐに!!」

    「待って待って待って…!」

    肩を揺さぶる手を止めるマルタン。

    「…えと、きみ…スレッタ…じゃないの?」


    そう聞かれた少女は「あ!ごめんなさい」っとハッとして手を放し「僕はアイリス、アイリス・マーキュリーです」と言う姿をマルタンはただ茫然と見ていた。

  • 9二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 21:51:23

    ――――

    「スレッタ、きみにお客さん…なのかな?」


    「え?」

    呼ばれたスレッタはちょうどティコたちの世話をしていた、「お、お客さん?」そう、言い終わるや否や彼女の元に人影が飛び付いた。

    「スレッターーー!!」

    「う、ひゃああ!?」

    アイリスはスレッタのもとに駆け寄っていた。

    「ちょっと、勝手に入らないで!」

    そう言うマルタンの静止をリリッケは「わ~!スレッタ先輩が2人?」とかき消した。


    「え、ええ!??

    アイリス!」

    ようやく自分に抱きついていたのが知る人物と知るとスレッタは名前を呼んだことで、彼女はようやく手を離した。

    「会いたかったよ、スレッタ」


    「アイリス?!」

    自分とよく似た顔の少女を見てスレッタは驚愕していた。

  • 10二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 21:58:20

    ――――

    「と、言うわけで

    うちの妹、アイリスです!」

    そう言ってアイリスを地球寮面々に紹介するスレッタはどこかドヤ顔をしていた。

    「双子だったのかよ…聞いてねーし」というチュチュは、まだ状況を把握できず、警戒心を持っていたことをアイリスは申し訳なく感じた。

    「急に押し掛けてしまってごめんなさい…でも、やっと長年会えなかった姉がいると思うと…つい」

    現状、彼女は妹を名乗る不審者極まりない。

    「シスコンかよ…」ヌーノの言葉が全てを語っていた。


    ――――

    地球寮との挨拶を済ませたアイリスは一旦は寮を出た。

    「いろいろと話を聞けてよかった」

    アーシアンの場所に行きなり押し掛けたことは不躾だったと反省し、学園内を見回っていた。

    「授業の邪魔をした奴らね…」

    話のなかで出てきたスレッタへの嫌がらせ行為を働いた生徒のことを考える。


    「穏便に済ましておこう…それとグエル・ジェターク…ね…花婿を真っ当したいスレッタに告白なんてして…何のつもりだろう?」


      続く

  • 11二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 22:02:15

    アイリスが正式名になったことにただただ感慨深い

  • 12二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 22:10:02

    お母さんがちゃんとした名前にしてる

  • 13二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 23:17:19

    スレッタ大好き妹アイリスかわいい
    そしてグエルという脳焼き機にどう立ち向かうんだ

  • 14二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 23:37:03

    >>1

    前スレからの人も、お初の人も見れる内容を目指してます!

    よろしくお願いいたします!

    前スレ(別ルート)

    Aルート(前編)

    ここだけグエルが主人公で偽スレッタが敵として出る|あにまん掲示板偽ッタ「パーメットスコア4!ギャハハハッ!ロウソクみたいで綺麗!!母さんに刃向かうからだ、バカどもめ…!ぜぇ、ぜぇ…お母さん、全部片付けたよ…え、アスティカシアに私も?行きたい行きたい!あ…スレッタの…bbs.animanch.com

    Aルート(後編)

    ここだけグエルが主人公で偽スレッタが敵として出る2|あにまん掲示板「僕は……『悪魔』ですよ?」https://bbs.animanch.com/img/1432518/2「1つだけでいい!!私は何かを手に入れたいっ!本物からもらったものじゃないたった1つを…!」bbs.animanch.com

    Bルート(前編)

    スレッタの偽者 修正版 [彗星の悪魔]|あにまん掲示板(注意: なんちゃって外伝っぽいの書きたかったんであげます。暴力、曇らせ展開あり。)【なりきり機動戦士ガンダム 彗星の悪魔】《なんちゃって導入》「馬鹿なやつら…」そう言って1人の少女は何人かの男たちの…bbs.animanch.com

    Bルート(後編)

    『閲注』スレッタの偽者 修正版 [彗星の悪魔]part2 (ルート分岐 イラリクあり)|あにまん掲示板(なんちゃって予告)「スレッタ…これが悪魔、魔女と言われる人間の姿。だから…僕を見ててね。」https://bbs.animanch.com/img/1532347/189「僕は悪魔なんです。だからあ…bbs.animanch.com

    ネタめも

    【コラ&オリ注意】偽スレッタこと、はぐれカヴンの子|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/img/1432518/1・はぐれカヴンの子がいたら、と言うもしもスレ・SSネタ補完のためのコラ画像多発注意・スレッタとはいろんな意味で逆(おおまか)…bbs.animanch.com
  • 15二次元好きの匿名さん23/05/29(月) 23:52:09

    グエルに近寄ったらいけない(脳が)焼かれてしまう!

  • 16二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 00:24:46

    今のところアイリスにとってグエルは警戒対象か。
    まあ、姉と決闘して、その直後にプロポーズしたという、経歴だけ見たら不審者感MAXだから、残当か。

  • 17二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 00:38:31

    >>16

    スレッタという守る対象がいるなかでのグエルとの接触は初めてなので交流に挑戦したいな、と

  • 18二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 04:52:51

    キャラデザのモグモさん風アイリス

  • 19二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 05:22:29

    遅かったじゃないか…。
    毎回楽しみにしていたんだ。

  • 20二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 07:53:21

    >>18

    描いてくれたんすか!?

    すっげえ嬉しい…ありがとうござます!!

  • 21二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 08:04:01

    >>19

    お待たせ!少しずつ投稿してくよ、よろしくお願いいたします!


    今回は初対面が多かったからすっと敬語だったけど、スレッタとの差別化のために敬語は少しずつくだけていく予定

  • 22二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 14:13:06

    やっぱプロスペラの内情がわかってきたから今までのルートとは変わってくるなぁ

  • 23二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 16:43:53

    >>18

    わい「エッッッ」

    お母さん「…」パンッ

  • 24二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 18:03:23

    今回のアイリス専用機

    「ガンダム・キャリバン」


    右手アームの爪で相手のコクピットを切り裂いたりして楽しもう!!


    右手アームから直接ビームソード出せるしビームを撃てるよ!

    ルブリス先輩ことルブリス・ジウも右手にごっついアーム付けてたからアイディアをもらったのかなあ??


    尻尾アームからもビームが撃てるか背後も安心安全!

    掴まれたらヤバいから、掴まれるな!絶対、誰も掴むなよ!?

  • 25二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 22:04:34

    (偽スレッタについての補足)
    ・やさぐれ度は若干控えめだけど若干擦れてる主人公アイリス
    ・エアリアル経由で僕っ娘
    ・スレッタとグエルを主体にしたストーリー
    ・A,B,Cルートで別れてるけど、どこからでもはいれるようにしてるつもりです
    ・Cルートは本編で語ってないサイドストーリーっぽくする予定

    今後、会話が多いとこと少ないとこで差が出てくると思います

  • 26二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 22:13:33

    《おまけ①》

    アイリス

    「結婚するって聞いて…あまりお母さんからは詳しく気けれなかったから、もう入学した方が早いと思って」

    スレッタ

    「結婚?それってどれのこと…?」

    アイリス

    「どれって言う時点ですごいんだけど…スレッタみたいな純粋が一番だってみんな伝わったんだね!」

    チュチュ

    「何様だよコイツ!!」

    スレッタ

    「ち、違うからね!!私はミオリネさんのあくまで婚約者の代役で!」

    アイリス

    「代役??」

    スレッタ

    「この間なんてグエルさんからは『オマエノコトナンテ ゼンゼンスキジャナインダカラナ』って訳わかんないこと言われて!」

    アイリス

    「オマエノコトナンテ ゼンゼンスキジャナインダカラナ????」

    チュチュ

    「呪文みてーになってんな」

    「…? やべー!コイツ立ったまま気絶してやがんぞ!」

    スレッタ

    「え、え、え??」


    ―現状が深刻であること、姉の警戒心のなさに気付いたアイリスは静かに姉を死守することを心に決めたのだった―

  • 27二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 22:15:34

    《おまけ②》

    グエル

    「ぶえっくし!」

    ラウダ

    「どうしたんだい兄さん、風でも引いたの?」

    フェルシー

    「もしかしてあの水星女が噂してるんじゃないっスか?」

    ペトラ

    「あり得る!今頃プロポーズ受けなかったこと後悔してたりして…」

    ラウダ

    「だとしたら許せないあの水星女…」

    グエル

    「おい、スレッタ・マーキュリーは関係ねえ!」

    ―――

    スレッタ

    「へっくしゅ!」

    アイリス

    「スレッタ大丈夫?風でも引いたの?それとも噂………グエルって人? だとしたら…」

    スレッタ

    「絶対関係ないよお」


    次回!もう少しかかるよ!

  • 28二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 22:26:38

    やはりラウダとアイリスは表裏一体の存在だったのか…

  • 29二次元好きの匿名さん23/05/30(火) 22:36:19

    ネタめもスレでのアイリスとラウダが同族嫌悪しながら喧嘩してるの本当好き、Cルートでも見たい

  • 30二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 00:46:19

    懐かしいな ラウダとアイリスは仲良く喧嘩してたっけか

  • 31二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 01:22:07

    >>30

    謎なボクサーグローブ一度は殴り合った仲だ、この2人にしか見えない景色があったに違いない

  • 32二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 08:45:59

    >>30

    ラウダ難しい!

  • 33二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 09:53:50

    グエルは早朝から寮内から少し離れた自販機に寄るところだった。

    「おはようございますグエル先輩」

    「スレッタ・…マーキュリー?」


    そこには来るはずがないスレッタがいた。


    「朝早くからジョギングですか?ご苦労様ですね」

    だが纏う空気が違うことにグエルはいち早く気付く。

    「あー、ここの自販機のコーヒー少し高いんですよね。

    よかったらどこか飲みに…」

    「何だ?お前は?」

    笑顔でいるが、中身に黒いものを感じた。

    それはスレッタには決してないものだとグエルは知っている。

    「……!こんなに早く気付かれるなんて…」

    「質問に答えろ」

    「初めまして、アイリス・マーキュリーです。

    “姉がお世話”になったようで、伺いにきました。」


    「姉?スレッタ・マーキュリーの妹ってわけか…で、伺いに来てどうする?」

    グエルはあえて次の言葉を待った、アイリスの表情から何を言われるかは自然と予想がついた。

    「あなたに…決闘を申し込みに来ました」

    落ち着いて、静かに、だがハッキリと言うその姿勢を彼は何故か嫌いになれなかった。

  • 34二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 09:54:21

    ――――

    「うえええ!?どうしてそうなったんですか!?」

    早くも決闘の話は地球寮に広まっていた。

    「わからない、けど今から決闘を行うみたい」


    「しかも、あの人を相手にだなんて!

    連絡もとれないし…

    とと、と、止めに行きますッ!!」


    「落ち着きなさいよ、アンタの妹がどんなものか見せてほしいわ」

    スレッタの妹、と言うことだけ知らないミオリネは会えてこれを知るチャンスと見て決闘を見守っていた。

    「でも…」

    「決闘が進行した今は結果を待つだけよ」

    「だったらなおさら、勝手に決闘申し込みやがってアイツ!」


    「ね、それも、大事ですけど!」

    「きみはきみで大事な用事があるんだろうスレッタ?」

    「あ…! エランさん…」

    エラン・ケレスとの待ち合わせは近づいていた。


    「はあ!?」

  • 35二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 09:55:42

    ――――

    決闘委員会ラウンジにて。

    「ま、さ、か

    また同じ顔を相手にするだなんてグエル先輩も物好きですよね~」

    「言ってろ…」

    「うわ~でも本当にそっくりぃ」

    「妹ですから………」

    (そうだ、妹として、お姉ちゃんを…スレッタは僕が…支える)


    「………」

      続く

  • 36二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 10:09:49

    とりあえずはグエルVSアイリス始まりました
    アイリスが喧嘩腰でごめんね!
    グエルは誰かさんに似てるな~とか思ってます

  • 37二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 18:09:24

    グエルがすでに優しい目をしてるの好き

  • 38二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 20:54:55

    賭けるものが気になるー!!

  • 39二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 23:44:38

    「ではでは~

    双方、魂をリーブラに


    アイリス・マーキュリー、あなたはこの決闘に何を賭けます?」


    「…あの、その前にすごく立会人がくつろいでるんですけど、皆こうなんですか?」


    「気にするなコイツだけだ、それより早く言え」

    「ええ…


    …僕が勝ったら…“スレッタに本心を語って”あげてください」

    「本心?

    俺があいつに話したいことはない」


    「……

    あれからスレッタ少しだけあなたの行動がわからなくて混乱してるみたいで…

    だから決闘の結果なら白黒つけれるでしょ?」

    「……」

    (…こいつは…それだけのために決のことが…いいや他事は考えるな)


    「あはは、グエルは遊びであんな言葉を言う男ではないよ」

    「黙れシャディク」

  • 40二次元好きの匿名さん23/05/31(水) 23:50:08

    「ですけど、スレッタは今ホルダーとか、花婿とかをまっとうしたいだろうから、それくらいしかできませんが支えたいんです…」


    「“姉のため”か…

    承諾した、お前が勝った場合、“嘘偽りない言葉”をお前の姉に伝える

    ただしこの決闘は俺が勝つ」


    セセリアは半端呆れながら「え~本当に受けちゃったぁ」と小言を言う。

    「ではグエル・ジェターク、あなたはこの決闘で何を賭けますぅ?」

  • 41二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 00:02:52

    「俺が勝ったら“3日に一度は焼きそばパン買って来てもらう”」

    「は!?」

    「何だ毎日がいいのか?」


    「いやっ焼きそばパンって…ふざけてんですか!?焼きそばパンって!!」


    (やっぱイキりスイッチ入ったら止まらないわ~この人…

    …いや?

    前のそれとは違うような…?

    何かグエル先輩楽しそう?

    ま、どうでもいいか)


    グエルが、この間のスレッタとの決闘からの変化をセセリアは気のせいとして片付ける。


    「アレア・ヤクタ・エスト――決闘を承認します」

    ――――


    決闘前のデミトレーナなーのコクピットに乗り込むアイリスの元に連絡が入る。

    『何をしているアイリス』

    聞き慣れてるその声はゴドイだった。

  • 42二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 00:07:57

    「げ…」と、怪訝な反応にも無反応でゴドイは続ける、


    『専用機がまだ到着していない今、決闘ゲームに興じる必要があるのか

    お前ならグエル・ジェタークがディランザで挑むのはわかっていたはずだろう」

    「…」

    「デミトレーナーで勝てるはずがないのはわかるだろう』

    「……」

    『無駄な決闘でMSを無駄にするな』

    「何?今更、“父親”面したいの?

    お義父さん?」

    「父親だったのは表面上の話――」

    「…」ピッ 

    「……盗みも、人の殺し方も教えといて他人面だよ…本当に勝手だ…」


    過去の事を思い出す、双子の姉だったスレッタと4歳の時に引き離されて、

    地球で疑似家族を築いてオックス・アースを探った数年を。

    (無駄な時間だったな…)


    ――おとうさん、おとうさん、手をつないで――


    ――待って!がんばるから!もっとがんばるから!おいてかないで!――


    ――俺はお前の父親ではない――

  • 43二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 00:17:31

    だが、彼からの愛情を受けたことなどなく淡々と“親子ごっこ”をしていた。

    ただ、諜報員の1人として技術を磨いていた毎日。


    だが、父性を求めてなかったと言えば嘘になる。

    ガンッ

    「クソッ!!」と叫んで操縦席を殴ってからアイリスは膝を抱えてうずくまる。


    アイリスにとっては無駄に見える決闘であっても少しでも姉に尽くしたい、尽くさなければ不安が募りおかしくなりそうになる。


    「行くよ、お姉ちゃんのためでしょアイリス・マーキュリー」そう自分に言って操縦機を握った。

    「また捨てられないように、ね」

  • 44二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 00:23:19

    1のゴドイさん好きがパーメット起こしてアイリスの義父設定盛っちゃった
    ゴドイさんはプロスペラの腹心だと信じてる、だけど本編でどっちに転んでもいいようには調整してくつもりです

  • 45二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 07:21:27

    まさかのゴドイ

  • 46二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 08:47:24

    ゴドイの検索履歴

    『娘 反抗期 接し方』

  • 47二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 19:58:26

    ゴドイさんの娘とバッドコミュしかできない感すげえある
    そして焼きそばパンw

  • 48二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 20:07:02

    >>46

    アイリス「表面上だけとか嘘じゃない!!」

  • 49二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 21:10:50

    >>47

    あの時代にも焼きそばパンってあるのかな?

  • 50二次元好きの匿名さん23/06/01(木) 21:27:33

    >>49

    ラーヌードルはあるんだし焼きそばは存在しそう

    スペーシアンはみんないい文化はそろってるイメージ

  • 51二次元好きの匿名さん23/06/02(金) 05:08:34

    ……あれ
    この時のグエルって(二次創作補正なければ)乗れる機体あったっけ?

  • 52二次元好きの匿名さん23/06/02(金) 07:08:26

    >>51

    答え:弟くん

オススメ

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