[二次創作・SS有]カラミざかりを語ったり妄想したりするスレpart6

  • 1二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 15:42:37

    こちらのスレはカラミざかりについて語ったり、もし自分がカラミざかりのストーリーを書くことになったらどのようなストーリーにするか妄想・創作したりするスレです

    こんなストーリーが読みたい的な妄想もぜひ書いていってください 皆さんの作品お待ちしています

    ※原作・リメイク版どちらもOKです
    ※SS長編どちらも可

  • 2二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 15:43:21
  • 3二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 15:43:47
  • 4二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 15:44:11

    当スレについて

    ・原作リメイクどちらの話もOKです
    ・二次創作投稿者へ迷惑はかけないよう配慮をお願いしたいです
    (感想や質問は気軽に送って頂いて大丈夫かと思います)
    ・ファンボのネタバレですが基本NGとさせて頂きます。ツイッターや公式サイトによる記事はOKです。
    ・あにまん掲示板の鯖落ちがタイミングによっては頻発する時があるので、スレ保守へのご協力をよろしくお願いします

    あと何かしら情報をお伝えする際は、出来ればソース元も明確にしていただければと思います

  • 5二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 15:45:45

    現在進行中のメディア展開について

    ・リメイク版のフルカラーVerが更新中
    ・BL版作品(貴史×高成もの?)が発売予定

  • 6二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 15:45:59

    現在当スレで更新中の作品
    ・モノクロデリュージョン
    リメイク版完結後の時間軸がメイン。これまでつき続けた飯田の嘘がある日山岸に全てバレた事で物語が大きく動き出す作品になってます
    オリキャラも複数登場!
    山岸と飯田は勿論、様々なキャラクターと複雑にカラミ合うストーリーとなっています。

  • 7二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 15:47:09

    モノクロデリュージョンにおける人物紹介
    ・山岸高成
    主人公。サラリーマン。飯田の嘘を知り、自分もかつて大学時代~現在に至るまで秋華やローザら様々な女性と関係を持っていた事を飯田にバラす。大学時代女性用風俗でバイトしていた事があった。
    飯田の告白により立場逆転。どうなる
    ・飯田里帆
    喫茶店で働いている。山岸の告白を受け自分が穢される作り話を日々編み出し彼へ伝えていた。しかし作り話であることが山岸に全てバレた事で彼女の置かれている状況が一変。またある才能が見いだされる事に。
    山岸と立場逆転した彼女ははたしてどうなるのか
    ・茜谷優里
    東大大学院生。山岸に未練がありセフレに
    ・立花秋華(オリキャラ)
    山岸と同じ大学出身で同じ会社に勤めている
    おおらかな方言女子
    ・菊川ローザ(オリキャラ)
    山岸の上司で役職は部長。高身長ダイナマイトボディ
    山岸の性癖を知り、飯田の才能を見抜いた聡明な人物
    ・奥山和哉(オリキャラ)
    イケイケなイケメン社長。バイセクシャル。高成に気がある…?
    ・塚原日向
    某VIP専用風俗で働いているコンパニオン(風俗嬢)
    優里とは絶縁関係。ロ シアへ行く予定

  • 8二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 15:47:54

    人物紹介②

    ・吉野貴史
    某球団で勤めるトレーナー。山岸とはいまも友人関係が続いている
    怪我により入院生活を送っていたが退院

    ・綺堂衣吹(オリキャラ)
    吉野がいる球団に所属する一流プレイヤー。実はゲイ

    ・仮屋崎帆波(オリキャラ)
    大学生。山岸の幼馴染でセフレになった。病弱で入退院を繰り替えしている。
    絵を描くのが好きな模様

    ・新山智乃
    医師になるべく奮闘中。山岸の同級生
    藤野とはやや疎遠気味。そのせいで山岸とやってしまう

    ・矢野かえで
    智乃の後輩で智乃に好意を寄せている
    実はレズ

  • 9二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 15:48:51

    モノクロデリュージョン振り返り用再掲載

    「でしょうねえ…」
     ローザはそう分かり切っていると言わんばかりに返す。
    「ローザからすれば予想通り?」
    「ええ、はい。彼にはあの子がいますし」
     あの子とは里帆の事。和哉はふうと息を大きく吐くと、夜景を遠目から見ながらこう言った。
    「マリオがどんな顔するかねえ…」
    ーーーーー
     その頃、高成と日向はベッドで横になっていた。共に息を切らしている。
    「はあ…」
    「あっ…はあ…」

  • 10二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 15:57:26

    10コメ保守

  • 11妄想副題モノクロデリュージョン23/06/24(土) 16:43:52

     裸の2人の体は体液まみれとなっている。その体液も汗か精液か分からない程ぐちゃぐちゃになった何かと言った方が正しいかもしれない。
     するとふと内線の電話が鳴った。日向はもう時間かと呟きながら受話器を取った。
    「はーい」
    「奥山だけど。今から一旦部屋出てもらって案内してくれる?山岸くんも一緒に」
    「分かりました」
     電話の内容は高成にも聞こえている。高成が立ち上がった日向は受話器をそっと置いた。
    「シャワー浴びる?浴びた方が良いよね」
    「うん…」
    「時間無いし一緒に浴びよっか」
     2人は先ほどプレイした浴室に戻り、体中を纏っていた体液をしっかりとシャワーで落とすと、素早く体を拭き着替えて廊下へ出る。
    「お疲れ様」
     そこにはもうローザと和哉が待っていた。
    「すみません2人とも、遅くなりました」
    「山岸くんこっちは大丈夫だからいいよ。じゃあリリーちゃん乱パ用の部屋へ案内してもらえる?」
    「分かりました」

  • 12妄想副題モノクロデリュージョン23/06/24(土) 16:57:06

    >>11

    「乱パですか?」

     高成の問いに和哉はそうだよ。とあっさりと答える。

    「乱 交パーティー。めっちゃ良いよ」

    「そうなんですか。おれ出るかなあ…」

    「山岸くんまだ若いんだからたくさん出るでしょ?」

     日向の言葉に高成ははは…と苦笑いで返すのがやっとだった。

    「こちらです。ベッドとかソファとか好きな場所でお楽しみください。ゴムはこのボックスに。あとウォーターサーバーも用意してあります」

    「へえ~。じゃあ明日は休日だし、思いっきりやっちゃおうか」

     和哉はにこっと笑って、日向とローザの目の前で高成を抱き寄せてキスをする

  • 13二次元好きの匿名さん23/06/24(土) 21:32:02

    あげ

  • 14二次元好きの匿名さん23/06/25(日) 08:00:28

    age

  • 15二次元好きの匿名さん23/06/25(日) 12:41:59

    モノクロの人です
    今日からまた妄想副題新シリーズとなる作品をこちらで連載させて頂きます

    タイトルは「無色透明の君たちへ」です。異世界ものです。


    「はあ~」
     男子高校生・山岸高成は頭を抱えていた。
    (飯田に見られた…どうしよ)
     理由は先ほどの昼休み。親友の吉野貴史が見せたある画像だった。それが高成が好意を寄せている女子・飯田里帆とそっくりなAV女優だったからだ。
     その画像を里帆と里帆の友人・新山智乃に見られてしまった。そして高成は貴史共々バカにされたのだった。
    (あー…)
    「山岸くん、山岸くーん?」
     気が付けば教師に呼ばれていた。悶々と悩んでいた高成はつい反応が遅れてしまう。
    「はっはい!」
    「山岸くん寝てた?」
    「い、いえ…」
     教室内からはくすくすと笑いが起きる。

  • 16妄想副題・無色透明の君たちへ23/06/25(日) 12:47:03

    >>15

    (あーもー…はずっ)

     高成はなんとか答え終え、着席しても冷たい視線は続く。

    「こーせーどうしたんだよ」

     心配した貴史から声をかけられたが、高成ははぐらかす事しかできなかった。

    (こいつに飯田の事で悩んでたなんていえねー…)


     放課後。貴史はこの日通院の為5時間目の授業で早退していた。なので高成は1人で帰ろうとしていた。

    「はあ…」

     教科書やノート、文房具をリュックに入れているとノートを一冊落としてしまった。

    「うわっ」

     高成が慌てて拾おうとすると、白い手がすっと伸びてノートを拾ってくれた。その手は里帆のものだった。

    「山岸くんこれ…」

    「飯田、ありがと…」

    「ううん、大丈夫?」

  • 17妄想副題・無色透明の君たちへ23/06/25(日) 12:59:02

    >>16

    「里帆―かえろー」

     里帆は智乃に呼ばれてささっと出て行った。高成も帰り支度を済ませて教室を出る。

    「あっつ」

     外はじりじりとまるで肌を焼くように熱い。少し経たないうちに汗が次から次へと湧いて出てくる。

    「ひー…」

     いつも通り帰り道を進んでいる時だった。

    「ねえ君、山岸高成くんよね」

     いきなり女性の声が高成の耳に届いた。高成が後ろを振り返ると、そこには黒いパンツスタイルのスーツを着用した女性が立っている。長身で眼鏡を着用、前髪をワンレンスタイルにしたショートカット、体型はスーツ越しからでも分かるほどの、AV女優でもそうそういないであろうダイナマイトボディである。

     当然ながら、高成にとっては全く知らない人物である。

    「えっ誰ですか…?」

    「私はローザ。あなたを探しに来たの。私達の世界にあなたが必要なの」

     言っている意味が分からない。高成は口を開けたままリアクションが出来ずにいる。

    「何を言っているか理解できないというか顔ね。じゃあ私達の世界へ行きましょう」

    「えっちょっ」

     ローザはそのまま高成の腕を掴み、跳ね馬のようにジャンプした。

  • 18妄想副題・無色透明の君たちへ23/06/25(日) 13:02:26

    >>17

    「ここは…」

     高成が目を開くと、そこは全く未知の世界だった。

     何もかもが白い色で出来た、近未来を想わせる建物群が広がっている。遠目ながらも大きな畑らしき土地もあるようだ。

    「どこなんだ…」

    「進めばわかるわ。じゃあ試しにあの建物の中へ入りましょう」

     ローザに言われたようにある建物の中へ進んでいくと、そこにはある光景が広がっていた。

    「えっ飯田がたくさんいる…?!」

     建物の中、フードコートには文字通り里帆がたくさんいた。

    「彼女たちはAI。その中でもタイプRと呼ばれる子達ね」 

  • 19妄想副題モノクロデリュージョン23/06/25(日) 16:24:21

    >>12

    「うわ、社長やりますねえ」

     日向の笑いを含めた声が聞こえてくる。しかし和哉と高成には聞えていないようだ。

    「んっ…」

    「ふっ…」

     男2人の情事を女2人が見つめているという状態である。すると日向はローザのすぐ横に近づく。

    「私達もします?」

    「ごめんなさい。私はそう言う趣味じゃないから」

    「そうですか。無理やりはだめですよね」

     日向は下がった。

    「あの、社長と山岸くん。ちょっといいですか?」

     ローザからの声かけに、和哉は唇を高成から離した。

    「すみませんお楽しみ中。せっかくなので私からの提案もぜひ受け入れてほしいと思いまして」

    「何?何か面白い事でも思いついた?」

    「はい。ふたりとも私の前でひとりでしてみてくださいよ」

  • 20二次元好きの匿名さん23/06/25(日) 17:18:54

    ローザ和哉相手にSだな

  • 21二次元好きの匿名さん23/06/25(日) 22:02:38

    age

  • 22二次元好きの匿名さん23/06/26(月) 07:22:38

    age

  • 23妄想副題・無色透明の君たちへ23/06/26(月) 13:04:23

    >>18

    「AIなんですか?」

    「そうね。アンドロイドと言った方が近いかもしれない」

     確かに里帆たちータイプRはせっせとモノを運んだり料理を作ったりしているが、その表情は里帆と違って生気が無い。

    「こんな感じで色んな所にAIがいるわ」

     ローザに連れられ高成は建物から出る。

    「じゃあ今からあなたがこれから生活を送る場所へご案内します」

  • 24妄想副題・無色透明の君たちへ23/06/26(月) 16:37:26

    >>23

     外はまるで東京の街中を歩いているような雰囲気だが、周りの建物が全て白い外壁に覆われているため、眩しく感じられる。

    「せいれーつ」

    「こうつうせいりー」

     時折道路にはカーキ色の軍服を着て武装した少女のAIがいた。よく見ると見た目は智乃と瓜二つだが、彼女とは違って表情は乏しい。

    「着いたわよ」

     目の前にあるのはドーム型の白い建物だ。タージマハルを更に近未来風にしたようないでたちである。

    「今日からあなたはここで暮らしてもらいます」

  • 25妄想副題モノクロデリュージョン23/06/26(月) 16:44:28

    >>19

    「うわ出た、ローザの性癖」

     そう。菊川ローザの性癖は「他人の自慰行為を眺める事」。勿論高成も和哉もこの性癖は知っている。

    「ふふっお願いします。社長」

    「じゃあ、山岸くんと向かい合ってやろうかな」

     和哉は乗り気で高成を連れてベッドの上に座ると、自身と高成のズボンのファスナーを外す。

     そしてそれを手で高成のとすり合わせるようにしてしごく

    「兜あわせですか、社長」

    「ははっ…ローザとリリーちゃんはどう思う?」

    「すごくいいと思います。リリーさんは?」

    「私も…」

  • 26二次元好きの匿名さん23/06/26(月) 21:48:54

    あげ

  • 27二次元好きの匿名さん23/06/27(火) 07:18:17

    age

  • 28妄想副題・無色透明の君たちへ23/06/27(火) 12:35:48

    >>24

     建物の中は圧倒的に広い。そして内装も白色がメインでどことなく大規模な病院に近い。

    「ここで暮らすんですか」

    「そうよ」

     エレベーターへ案内されるとそこから浴室にトレーニングルームに私室に食堂に…と様々な部屋を案内される。

    「そしてここがベッドよ」

     ベッドも大きい。白い天蓋がついている。

     するとそこへ里帆似のAI・タイプRが一名やって来た。黒いメイド服を着用している。

    「お食事が出来ました」

    「分かったわ。山岸くん、いや、マスター。行きましょう」

  • 29妄想副題モノクロデリュージョン23/06/27(火) 16:36:30

    >>25

     その頃。里帆は自室でパソコンに向き合っていた。画面にはこう表示されている。

    『一次審査通過のお知らせ』

     応募した賞は一次審査を通過し、もう1つ応募予定の賞へはいよいよ作品制作が佳境を迎えている。

    「やった」

     里帆は小さく頷く。するとリビングから母親の声が聞える。

    「洗濯物手伝ってー」

     里帆は若干めんどくさそうに声のする方へ向かった。

  • 30二次元好きの匿名さん23/06/27(火) 21:05:20

    あげ

  • 31二次元好きの匿名さん23/06/28(水) 07:26:49

    age

  • 32二次元好きの匿名さん23/06/28(水) 15:09:40

    今日はモノクロと透明の更新をお休みさせて頂きます
    ご了承下さい

  • 33二次元好きの匿名さん23/06/28(水) 21:31:08

    原作見なおして思い出したが
    吉野の先輩であるOB3人が山岸をリンチして後日に
    また会ってまたリンチしていく悪い予感がするのだけど

  • 34二次元好きの匿名さん23/06/29(木) 07:26:53

    age

  • 35二次元好きの匿名さん23/06/29(木) 10:23:55

    >>32

    今日も体調不良につき更新をお休みさせて頂きます

    すみませんがよろしくお願いします

  • 36二次元好きの匿名さん23/06/29(木) 14:24:22

    >>35

    お疲れ様です

    お大事になさってください

  • 37二次元好きの匿名さん23/06/29(木) 20:25:51

    >>36

    コメントありがとうございます

    明日あさっても、もしかしたら更新出来ないかもです…すみません

  • 38二次元好きの匿名さん23/06/30(金) 07:31:42

    age

  • 39二次元好きの匿名さん23/06/30(金) 12:06:17

    モノクロの人です
    体調不良につき明日まで更新をお休みさせて頂きます。ご了承ください
    明後日からは更新再開したいと考えておりますので、すみませんがよろしくお願いします

  • 40二次元好きの匿名さん23/06/30(金) 21:37:34

    スレ保守

  • 41二次元好きの匿名さん23/07/01(土) 07:39:18

    age

  • 42二次元好きの匿名さん23/07/01(土) 12:37:12

    保守ついでに
    皆の好物が何かを妄想してみる
    茜谷はジャンクフードや夏祭りの屋台で売られてそうなやつ好きそうなイメージあるかも

  • 43二次元好きの匿名さん23/07/01(土) 19:12:16

    >>42

    山岸→パン系

    飯田→クッキーとか

    のイメージかなあ

  • 44二次元好きの匿名さん23/07/01(土) 21:36:03

    あげ

  • 45二次元好きの匿名さん23/07/02(日) 08:17:03

    あげー

  • 46妄想副題モノクロデリュージョン23/07/02(日) 12:17:33

    >>29

    「はあ、腰が重い」

     里帆の母は里帆が成人を迎える前後あたりから、加齢による慢性的な腰の痛みに悩まされている。また転倒によって肋骨を骨折したりと怪我をした時期もあった。

    「お母さんこれはこっち?」

    「そうそう。つっといて」

     里帆は言われた通りに薄ピンク色の選択かごから洗濯物を取り出し、ハンガーにかけて吊っていく。その時だった。

    (背中…?)

     里帆は背中に違和感を覚える。

    「どうしたの里帆」

    「ううん、なんでもない」

    (私もそういう年なのかな…)

     その後、里帆は何も無かったかのように洗濯物を干し終えた。

  • 47妄想副題・無色透明の君たちへ23/07/02(日) 12:24:23

    >>28

     タイプRに連れられ、高成とローザは食堂へと向かっていく。白一面の床と壁で囲まれた廊下をゆっくり歩いて進んでいくと、先ほどローザによって案内された食堂に到着した。

    (改めて見ても広い)

     やはり某魔法学校のドラマで出てくるようなとにかく大きくて長い食卓テーブルが目に付く。食卓テーブルも椅子も白く、ピカピカに磨かれている。

    「すぐにご用意いたします」

     タイプRは丁寧に高成へお辞儀をした後、どこかへと消え去っていった。おそらく彼女が向かった先は厨房だろう。

  • 48二次元好きの匿名さん23/07/02(日) 20:33:03

    あげ

  • 49二次元好きの匿名さん23/07/03(月) 07:25:53

    age

  • 50妄想副題モノクロデリュージョン23/07/03(月) 16:12:00

    >>46

     洗濯物を干し終えた里帆は自室へと戻ろうとしている。その里帆に待ったをかけるように里帆の母は声をかけた。

    「ちょっといいかしら」

    「何?」

    「実はね、もうそろそろ…ここを引き上げて実家に戻ろうと思って」

     里帆の母は遠くを見つめながら言った。その目線の先に里帆はいない。

    「お母さん…なんで?」

    「里帆のおじいちゃんよ。今はおばあちゃんいるから大丈夫だけど、もう大分足腰弱ってきてるし」

    「そうなんだ…」

    「それで、里帆も一緒に行くから」

  • 51妄想副題無色透明の君たちへ23/07/03(月) 16:19:32

    >>47

     1分2分ほど経つと、5名ほどのメイド服を着たタイプRがグレー色のキャスター付きワゴンをゴロゴロと押しながらゆっくりとやってきた。

    「前菜です」

     高級料理店でよく見る銀のフードカバーに覆われた皿が高成の目の前にそっと置かれた。

    「失礼します」

     タイプRが右手で開けると、中には夏野菜がふんだんに使われた前菜がある。レタスのサラダにナスのステーキ、薄くスライスされたかぼちゃの炒め物がある。

    「美味しそう…」

    「ではどうぞ。後程スープ、メイン、デザートをお持ちします」

  • 52二次元好きの匿名さん23/07/03(月) 18:45:02

    これは…里帆もお別れかな

  • 53二次元好きの匿名さん23/07/03(月) 21:47:13

    あげー

  • 54二次元好きの匿名さん23/07/04(火) 07:19:49

    age

  • 55妄想副題モノクロデリュージョン23/07/04(火) 16:09:57

    >>50

    「私も?」

     里帆は反射的にそう返した。里帆の母は当然だとでも言うようにそうよ。と告げる。

    「私はここで暮らすよ」

     里帆の口から無意識にそう漏れた。里帆自身も一瞬戸惑ったが嘘ではないのでそのまま否定せずにいたが、里帆の母は首を横に振る。

    「里帆は一人暮らしなんてできないでしょ」

     その言葉を聞いた里帆は顔をうつむかせる

    (いつもこうだ)

  • 56妄想副題無色透明の君たちへ23/07/04(火) 17:30:20

    >>51

     その後も様々なメニューが運ばれてきた。しかしローザは高成を見ているだけで食べようとはしないうえ、メニューもおかれてはいない。

    「食べないんですか?」

    「私は食事を必要としないから」

    「そうですか…」

     高成はふとズボンのポケットからスマホを取り出す。しかし圏外と表示されており、外部とは連絡が出来ないようでしかもラインや電話と言った外部と連絡を取る機能自体が使えなくなっている。ネットにも接続できない。

  • 57二次元好きの匿名さん23/07/04(火) 21:27:48

    あげ

  • 58二次元好きの匿名さん23/07/05(水) 06:10:46

    保守がてらにBLが来たのでどんなのかを
    ・高成、里帆と同じ気持ちになっていた
    ・貴史は高成に満更な様子だった
    ・またのお誘いがあるかも

    高成のが貴史のより少し太め(貴史談)

  • 59二次元好きの匿名さん23/07/05(水) 12:57:06

    >>58

    里帆と同じ気持ち…やりたいって感じですかね?

  • 605823/07/05(水) 13:38:33

    >>59

    あくまで自分の主観ですがそんな感じに見えました

  • 61二次元好きの匿名さん23/07/05(水) 14:57:18

    満更な様子?
    満更でもないって事?

  • 62妄想副題モノクロデリュージョン23/07/05(水) 16:01:52

    >>55

     里帆は大きくため息を吐きながら自室へと戻り、またパソコンと向き合いながら頭を悩ませていた。

     もう高校時代のような計画性が無い家出は出来ない。なぜなら警察のお世話になるのは嫌だからだ。かといってこのまま待つのもどうなるかは目に見えている。

    「はあ…」

     里帆はスマホを見た。そしてその勢いで高成へこうメッセージを送った。

    「しばらく一緒に暮らしたい」

  • 63妄想副題無色透明の君たちへ23/07/05(水) 16:11:03

    >>56

    (どうしよう…もしかしてこっから帰れない?)

     そう考えた高成は途端に体中が不安にさいなまれ、震え出す。

    「どうしました?」

     異変に気付いたローザが高成に小さく声をかけた。高成は正直に打ち明けるべきか悩んだ末、何でもないと呟く。

    「そうですか。一応バイタル確認だけは行いますね。…タイプO一名食堂へお願いします」

     しばらくして白い上着に白いズボンのナース服を着た少女がやって来た。

    (あ、もしかしてこの子…)

     その少女のいでたちは高成の幼なじみ・仮屋崎帆波と瓜二つである。

  • 645823/07/05(水) 16:47:29

    >>61

    言葉間違えました、満更でもない様子です

  • 65二次元好きの匿名さん23/07/05(水) 20:24:05

    BL版今後も続いたりするのかな

  • 66二次元好きの匿名さん23/07/05(水) 21:37:20

    あげ

  • 67二次元好きの匿名さん23/07/06(木) 07:41:24

    age

  • 68二次元好きの匿名さん23/07/06(木) 12:49:03

    モノクロと無色の人です
    体調不良につき今日は更新をお休みさせて頂きます。ご了承ください

  • 69二次元好きの匿名さん23/07/06(木) 21:25:48

    あげ

  • 70二次元好きの匿名さん23/07/07(金) 07:27:03

    age

  • 71妄想副題無色透明の君たちへ23/07/07(金) 12:29:28

    >>63

    「バイタルチェックさせて頂きます」

     タイプOは白い小さな酸素濃度機を高成の右人差し指に挟むと、そのまま左腕に血圧計のカフを巻き付ける。

    「お静かに…」

     高成は言われた通りにする。

    「118の62、脈は85。酸素は正常。…正常値ですね」

     ローザがありがとう。と言うとタイプOはローザと高成へ向かってお辞儀をして早足で去っていった。

    (やっぱりここから戻れないんだろうか)

    (聞いてみるしかないか)


     

  • 72妄想副題モノクロデリュージョン23/07/07(金) 16:21:06

    >>62

     里帆はスマホを閉じた。まだ既読はつかない。

     パソコンと向き合いキーボードに指を打ち付け続けるが、途中で指の動きが止まる。

    「…」

     もう一度スマホを開く。まだ既読はついてないとわかると、スマホを閉じた。

  • 73二次元好きの匿名さん23/07/07(金) 21:31:24

    保守ー

  • 74二次元好きの匿名さん23/07/08(土) 08:24:22

    保守がてらBLが続いたら
    多分次は野球部またはOBの餌食になりそう

  • 75二次元好きの匿名さん23/07/08(土) 08:29:35

    リメイクフルカラー版茜谷出てきたね

  • 76妄想副題無色透明の君たちへ23/07/08(土) 12:29:56

    >>71

    「あの、おれってここから元の世界?に戻れるんでしょうか」

     高成はローザにそう静かに聞いた。彼の声音は少し震えている。

    「…」

     ローザはすぐには答えられないのか、無言だ。

    「帰れるんでしょうか」

    「…すぐには出来ないわ」

     ローザは高成の目には目線を合わせず、首を落とし床を見ていた。

    「すぐには出来ないとは?でもいつかは帰れるんですよね?」

    「ええ。そこは約束するわ」

  • 77妄想副題モノクロデリュージョン23/07/08(土) 15:54:05

    >>72

     その裏で、高成たちは快楽にふけっていた。しかしそんな快楽の渦も和哉のスマホにかかってきた一本の電話で露と消える。

    「電話だ、ちょっとごめん」

     既に服を脱ぎ、裸状態の和哉は脱いだ自分のズボンを右手で荒っぽく掴み、そのポケットからスマホを取り出し電話に出る。

    「もしもし。マリオ?どしたの急に」

    「ハーイ、カズヤの声が聞きたくて、電話しちゃいましたー」

     マリオの声。それはテンプレ通りの明るく陽気な外国人と言った具合だ。

    「今ナニしてるんですかー?」

    「えー、知りたい?」

    「モチローン」

  • 78二次元好きの匿名さん23/07/08(土) 21:24:20

    あげ

  • 79二次元好きの匿名さん23/07/09(日) 08:27:33

    あげ

  • 80妄想副題モノクロデリュージョン23/07/09(日) 16:14:57

    >>76

     ローザの声に高成は頷く。

    「食事を終えたら、説明があります」

     そのローザの声は今まで高成が聞いたものよりも、一番ピンと鉄の糸が張り詰めたような緊張感を帯びていた。高成はかき込むようにして食事を食べ終える。

    「ごちそうさまでした」

    「じゃあ、少したってから行きましょうか」

    「どこへです?」

    「寝室です」

    (寝室…?)

     少し休憩し、椅子から立ち上がるとそれを見ていたローザは同じく立ち上がり、高成を先導するように歩き出した。

    「こちらです」

     寝室は食堂から少し離れた所にあった。大きな白い天蓋付きのベッドと白いソファに机が置かれてある。壁はほんの少し黄色がかった白い色だ。

    「ではこちらに」

     ローザが指を鳴らすと、十秒ほどして寝室にAI達が入って来た。タイプRが2名。タイプTが2名。計4名である。

    「まず先に言っておきます。山岸くん。あなたは今日からこのAIと交配してもらいます」

  • 81妄想副題モノクロデリュージョン23/07/09(日) 16:55:18

    >>77

    「じゃあ見せてあげるよ」

     和哉は一旦電話を切って再度テレビ電話を繋ぐ。その顔は笑ってはいたが目だけは笑っていない。

    「ほら」

     和哉が机に自身のスマホを置く。すると高成に後ろから近づきマリオが映るスマホの正面へ移動させると、高成のそれを左手で握ると上下に動かし始めた。

    (この人が…)

    「ほら、マリオ。君が欲しいって言った山岸高成くんだよ」

    「あっ…」

    「フーン?」

     高成の喘ぎ声とマリオの興味津々な目。息の荒い和哉。3人を中心に渦が巻く

  • 82二次元好きの匿名さん23/07/09(日) 20:32:06

    モノクロの高成はいずれは和哉とマリオの二人掛りで絡まれそう

  • 83二次元好きの匿名さん23/07/09(日) 21:05:46

    あげ

  • 84二次元好きの匿名さん23/07/10(月) 07:29:05

    age

  • 85妄想副題無色透明の君たちへ23/07/10(月) 15:46:56

    >>80

    「は?」

     交配?それってもしかして?と様々な言語が高成の頭の中を流星のように飛び交う。

    「はい。子作りしてもらいます」

    「え」

    「人工授精でもいいのですが、それだと手間がかかるので、直接やったほうがいいかなと」

    「まあ…確かにそうですが」

    「じゃあ挨拶を」

     AI達はローザに促され、会釈をする。

    「「「「よろしくお願いします」」」」

  • 86妄想副題モノクロデリュージョン23/07/10(月) 16:56:46

    >>81

    「オゥ、これはすごい」

     マリオの目は完全に博物館で貴重な品々を見るかのようなきらきらとした目である。そんな目を和哉は気に入らないのか、終始不機嫌に高成を犯していった。

     気が付けばローザと日向は完全に蚊帳の外である。

    「あっ…はっ」

    「ほらっ…」

     後ろから和哉に前立腺を突かれ、喘ぐ高成。

    「マリオ、どうよ?」

    「いいねいいね。とってもイイ!」

    「あぅっ…はあっ…」

  • 87二次元好きの匿名さん23/07/10(月) 21:25:47

    あげ

  • 88二次元好きの匿名さん23/07/11(火) 07:43:49

    age

  • 89妄想副題無色透明の君たちへ23/07/11(火) 12:49:43

    >>85

     AI達はそう深々と高成へ頭を下げるとぞろぞろと一列に並んで部屋から出て行った。

    「また夜ですね」

     ローザの言葉に高成は口を開けたまま頷く事しかできなかった。


    ーーーーー

     

     夜。高成がいる部屋にAI達がやって来た。AI達は皆真っ裸であるが恥ずかしがる様子は一切ない。

    (あのかっこで恥ずかしがらないとか…なんかマネキンみたいだな)

     水着越しに見た里帆と智乃の体型と寸分たがわずの体型である。

  • 90妄想副題モノクロデリュージョン23/07/11(火) 17:13:13

    >>86

    「私達、蚊帳の外ですね」

     日向が石を投げ捨てるようにぼそりと言った。

    「そうねえ…」

     ローザも左手を頬に沿えながら、高成と和哉の絡みをただ見つめるだけだ。

    「終わるまで待った方が良いですよね」

    「そりゃあねえ…だって今の社長頭に血が上っちゃってる」

     ローザが日向の耳元で小さく呟く。

    「なるほどねえ…キレながらやってると」

    「そうね」

  • 91二次元好きの匿名さん23/07/11(火) 21:18:29

    あげ

  • 92二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 07:23:56

    age

  • 93二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 15:46:57

    モノクロの人です
    今日は更新お休みさせて頂きます。ご了承ください

  • 94二次元好きの匿名さん23/07/12(水) 21:30:37

    あげ

  • 95二次元好きの匿名さん23/07/13(木) 07:31:55

    age

  • 96妄想副題モノクロデリュージョン23/07/13(木) 12:20:23

    >>90

    「…」

     ローザは腕組みをしながら頭を巡らせていた。止めるべきか、気が済むまでやらせるべきか。

    「どうしましょうかねえ、かといって私達がこのまま放置されるのも嫌だし」

    「どうします?」

     ローザははっきりと頷くと、ゆっくり和哉の元へ歩み寄る。

    「社長。そろそろお時間ですよ」

    「…え、もうそんな?」

  • 97妄想副題無色透明の君たちへ23/07/13(木) 16:02:32

    >>89

     しかも毛は生えていない。つるつるである。

    (AIって言ってたよな。元々生えないようプログラミングされてるとか…?)

     ここでローザの声がどこからか部屋中に響き渡る。

    「ではお相手よろしくお願いします」

     その言葉が聞え終わったと同時に4体のAIが高成の元に群がって来た。

    「お願いします」

    「お願いします」

    (うわ…新山と飯田に言い寄られてる感がすごい…)

  • 98二次元好きの匿名さん23/07/13(木) 16:47:07

    モノクロの人です
    紅い青春の再編集版をハーメルンにて投稿してきました
    今回は里帆自宅までとなります

    ぜひこちらも合わせてお読み頂けますと幸いです

  • 99二次元好きの匿名さん23/07/13(木) 21:16:26

    age

  • 100二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 07:34:09

    age

  • 101妄想副題モノクロデリュージョン23/07/14(金) 16:06:44

    >>96

    「はい。なのでそろそろ…」

    「そっか。じゃあリリーちゃんとローザとも一発ヤッて終わりにしようか。山岸くんごめん」

    「いえ、大丈夫です…」

     和哉はローザに歩み寄り、黒いソファに押し倒すとそのまま慣らす事なくローザの中にそれを入れた。

    「んっ…」

    「にゅるにゅるしてる」

     日向も高成を白いソファへ誘導し、高成と向き合うようにして絡み始める。

  • 102妄想副題無色透明の君たちへ23/07/14(金) 16:50:57

    >>97

     彼女たちはぞろぞろと手を伸ばし、高成の寝間着を脱がせたりキスをしたりそれを咥えたりしてくる。統制がなってないバラバラの状態だ。

    (どうやって相手しろと…)

     高成は考えた末、順番に相手すると彼女たちに言うと、素直に頷いた。

    (良かった…)

  • 103二次元好きの匿名さん23/07/14(金) 20:58:38

    保守

  • 104二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 08:18:02

    保守

  • 105妄想副題モノクロデリュージョン23/07/15(土) 12:20:08

    >>101

     この頃。優里はバイトを終えて自宅へと向かっていた。

    「はあ~この頃腰が痛い…」

     腰に手を当てながら歩くと、つい白いトートバッグを落としてしまった。

    「うわっ」

     かがむとより腰の痛みが増し、優里の顔がしかむ。

    「いててて…」

     痛みに耐えながらバッグの中からこぼれたものを集めると、聞き覚えのある声が聞える。

    「優里ちゃん…もしかして優里ちゃんやんね?これ」

    「あっ…立花さん?」

  • 106妄想副題無色透明の君たちへ23/07/15(土) 12:23:01

    >>102

     まずはタイプRの1人を指名する。指名されたタイプRは無言で頷くと高成に抱き付いた。

    「はあ…」

     そして慣らさずに高成のそれを自身の中に入れる。痛がる様子は一切見せない。

    「んっ…」

     そして自ら腰を振り始めた。ずちゅずちゅと淫猥な音が聞こえてくるが、彼女たちはほとんど喘ぎ声を上げない

  • 107二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 19:53:06

    リメイクフルカラー版の塚原のカラーリング
    髪→明るいオレンジ
    目→赤(茜谷より明るい赤)
    でした(御池先生のTwitterより)

    フルカラー版よく見ると山岸の髪色は茜谷、目色は飯田に似てるのかな?(青い目は飯田と似てるどころか同じかも)

  • 108二次元好きの匿名さん23/07/15(土) 21:19:30

    次回予告

    秋華と優里が再会。ぎこちないままラーメン店で語り合うが優里の様子が…?
    そして風俗店での日向らの絡みはいよいよ大詰めに
    お楽しみに

  • 109二次元好きの匿名さん23/07/16(日) 08:17:07

    age

  • 110妄想副題モノクロデリュージョン23/07/16(日) 15:46:33

    >>105

    ーーーーー


     2人は場所を移し、ラーメン店に訪れていた。優里のお気に入りの場所である。

    「へえ~優里ちゃんよおけ食べるねえ」

    「へへっ、夜ラーはいいよ。…罪悪感はあるけど」

    「どれがおすすめなん?」

    「これかな。醤油豚骨」

    「じゃあうちそれにするわ。ご飯も付けよ」

     優里と秋華は互いに注文を終えると、近況について話し合う。

    「仕事どう?」

    「ぼちぼちかな」

  • 111妄想副題モノクロデリュージョン23/07/16(日) 15:50:44

    >>110

     会話は途中で途切れたりと、たどたどしさはあるがそれでも続いていた。

     そして2人が注文したメニューが届く。

    「はいこちら醤油豚骨ラーメンです。あとごはん小ね」

    「ありがとうございます~」

    「はいこちら醤油豚骨ラーメン大盛りでーす」

    「ありがとうございます」

     店員が去っていき、秋華がいただきますとごはんの器を取ろうとした時、指が滑って机の上にご飯の茶碗が倒れてしまった。

    「うわっ!」

    「立花さん大丈夫?!」

     幸いにも双方にけがは無く、ごはんも器の中に入ったままだった。優里が器を取ろうと近づく。

    「っ!」

     突如優里が口元を手で押さえる。そして大きなげっぷを出してしまう。

    「優里ちゃん大丈夫?」

    「ごめん、ごはんの匂い嗅いだらなんか気持ち悪いというかなんというか…」

  • 112妄想副題無色透明の君たちへ23/07/16(日) 16:00:33

    >>106

    (人形とやってるみたいだ…)

     確かに肉体に快楽はある。しかしどこか物足りない、胸の中がからっぽのような何かを高成は感じ取っていた。タイプRの中に出すも、それは変わらない。

    (まるで作業だな)

     その後も順番にAI達を相手していくも、高成の胸の内は変わる事は無かった。

  • 113妄想副題モノクロデリュージョン23/07/16(日) 17:03:06

    >>111

    「優里ちゃん、そんなに食べれるん?」

     秋華の問いに優里は頷くが、秋華は目を細める。

    「うちが貰おうか?無理はよーないよ」

    「うん…じゃあ食べてもらおっかな」

     優里は麺ともやしをいくつか秋華の器に盛った。そして2人はいただきます。と食べ始めるが優里の箸の動きはやはりにぶい。

     結果少し残してしまった。支払いを済ませて退店するも、未だに優里の足取りは重い。

    「優里ちゃん休憩する?」

    「うん…」

  • 114二次元好きの匿名さん23/07/16(日) 21:21:03

    もしかして茜谷…?

  • 115二次元好きの匿名さん23/07/16(日) 22:27:17

    茜谷これは…だよなぁ…

  • 116二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 08:07:07

    あげ

  • 117妄想副題モノクロデリュージョン23/07/17(月) 12:09:16

    >>113

     近くのベンチに2人は腰を掛ける。秋華はいつも通りどすっと座ったが、優里は腰を下ろそうとするとまたも痛みに襲われる。

    「いてて…」

    「ゆっくりでええき」

     なんとか優里は座ると、足を伸ばして大きく息を吐く。

    「飲みもんかってこーか?ポカリとか」

    「ううん、いらない」

    「分かった」

     少し会話が途切れる。もう深夜だというのに車や人の行きかう音は絶えないでいる。

    (優里ちゃんごはんの匂いで気分悪うなったんよな、そして腰も痛そうにしとる…もしかして…)

    「なあ、優里ちゃん…その、もしかしてやけどさ」

    「…」

    「赤ちゃん出来た?」

  • 118二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 13:14:10

    もしかしたら里帆や帆波も

  • 119妄想副題モノクロデリュージョン23/07/17(月) 15:57:59

    >>117

     優里は目を見開いて秋華の顔を見た。秋華は目をそらすことなく、優里を見つめ返す。

    「心当たりはあるん?」

    「…ある」

     山岸高成という心当たりが優里の胸中に浮かんでいた。

    「…一応、検査してみる?選択肢はせばめといた方がええっちゅうか」

    「…」

     優里は無言のままだ。だが、秋華の言っている事は正論である。もしかしたらそうかもしれないしちがうかもしれないと心の中で己に言い聞かせながら。優里は痛みのある腰を抑えながらゆっくり立ち上がった。

    「うん。やる」

     2人は薬局へ向かい妊娠検査薬を購入した。そして秋華が誘導する形でラブホテルに入った。

  • 120妄想副題モノクロデリュージョン23/07/17(月) 16:01:17

    >>119

    「ラブホいくの?」

    「うちの家汚いし…正直ラブホテルの方が落ちつくんよね」

     秋華は慣れた手つきでタッチパネルで部屋を選ぶ。普通のホテルと変わらない内装の部屋だ。

     2人は部屋につくと早速妊娠検査薬のパッケージを開けた。

    「…」

    「なんかあったら、呼んでええから」

     優里は大きく息を吐いて、トイレに入った。



    ーーーーーー



    「やっぱり…」

     結果は陽性。結果を見ている2人に会話は無い。

  • 121二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 16:01:37

    無色の方は今日はお休みと致します
    ご了承ください

  • 122妄想副題モノクロデリュージョン23/07/17(月) 16:19:28

    >>120

     そんな中静寂を切り裂いたのは秋華だった。

    「優里ちゃんどうするん」

    「どうするって…」

    「だって…」

    「…」

     優里は思わず視線をチリ1つないぴかぴかのフローリングの床に落とした。

    「…産みたいか産みたくないかで言えば、産みたい」

    「優里ちゃん…」

    「だって好きな人の子供だから。出来る事なら産みたいよ」

     優里の脳内には高成の笑顔が浮かんでいた。

    「その子の…」

    「高成くんの子供なら、私は産みたい」

     優里の力強い言葉に、秋華は大きく頷いた。

  • 123二次元好きの匿名さん23/07/17(月) 21:43:06

    茜谷…

  • 124二次元好きの匿名さん23/07/18(火) 07:23:58

    age

  • 125妄想副題無色透明の君たちへ23/07/18(火) 12:19:59

    >>112

     その日から毎日AIと絡み合う日々が続いた。しかし高成が満たされる事は無い。

    (実質オナホだもんな…飯田とおんなじ見た目なのに何にも感じない…)

     そして元の世界へ還れるのかという不安が高成を襲い始めてもいた。

    (早く帰りたい…)

  • 126妄想副題モノクロデリュージョン23/07/18(火) 15:54:35

    >>122

    「そっか。優里ちゃんえらいね」

    「そう?」

    「ちゃんと自分で決めとるやん」

    「ま、まあ…そっか」

     秋華は優里の頭をそっとなでた。優里は顔を少し赤らめながらもふふっと笑った。

    「うん。ありがと」

    「へへっ」

    「…よし。明日病院行ってくる。で、高成くんに伝える」

    「うん、頑張れ優里ちゃん」



    ーーーーー


     風俗店ではまだまだ絡みが続いていた。

  • 127二次元好きの匿名さん23/07/18(火) 19:45:03

    高成、命を背負えるか?

  • 128二次元好きの匿名さん23/07/19(水) 00:04:03

    age

  • 129二次元好きの匿名さん23/07/19(水) 07:30:13

    age

  • 130妄想副題モノクロデリュージョン23/07/19(水) 12:45:46

    >>126

    「あっ…んっ」

     ソファの上ではローザが和哉に組み敷かれていた。正常位の体勢でローザが和哉に押し倒されている。

    「んっ」

    「あはっ…」

     ずちゅずちゅと淫らな音が響く。ローザは和哉の顔を真正面から見つめている。

    「…顔変?」

    「いいえ、どこも変では無いですよ」

    「そう」

    「なんか、気づけば見てしまってて」

    「ローザ、男が1人でやってるの見るの好きだもんね」

    「…それもあるかもしれません」

  • 131妄想副題無色透明の君たちへ23/07/19(水) 16:40:40

    >>125

     高成がベッドで寝ていた時の事。既に空は光も消えた暗闇になっている。

    「ここは…」

     アスファルトの上に寝転がっているのは貴史である。

    「なんだよここ…」

     貴史は起き上がって辺りを見渡すも、何も見えない。試しに持っていたスマホを灯りにしてみると、周囲を軍服姿の少女が取り囲んでいるのが見えた。

    「え」

    「侵入者発見…確保せよ」

  • 132二次元好きの匿名さん23/07/19(水) 21:37:39

    age

  • 133二次元好きの匿名さん23/07/20(木) 07:27:15

    age

  • 134二次元好きの匿名さん23/07/20(木) 13:21:55

    あげー

  • 135二次元好きの匿名さん23/07/20(木) 16:06:40

    このレスは削除されています

  • 136二次元好きの匿名さん23/07/20(木) 16:07:02

    今日はモノクロと無色の更新お休みさせていただきます。
    ご了承ください

  • 137二次元好きの匿名さん23/07/20(木) 21:14:10

    age

  • 138二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 07:26:56

    age

  • 139妄想副題無色透明の君たちへ23/07/21(金) 12:22:20

    >>131

    「はっ?!え、おまっ新山?」

     貴史の元へタイプTが集い、一瞬のスキを突いて貴史を捕縛した。

    「ちょっいてえって!!」

    「連行せよ」

    「おい!離せって!!」

     タイプTは拘束した貴史を強引にトラックの荷台に積み、そのまま暗闇のどこかへと消えた。

  • 140妄想副題モノクロデリュージョン23/07/21(金) 15:52:54

    >>130

     ローザは思わず自嘲気味に苦笑いを浮かべる。

    「ははっ…」

    「ローザ、何笑ってんの」

    「いえ、何でも」

     その表情は憂いと戸惑いと寂しさをごった煮にしているような表情である。

    「今は、あんま気持ちよくない?」

     和哉にそう指摘されたローザ。すぐに首を左右に振って否定する。

    「いえ、そのような事はありません」

    「嘘だね」

  • 141二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 21:32:23

    年上組いいな

  • 142二次元好きの匿名さん23/07/22(土) 08:04:19

    あげ

  • 143二次元好きの匿名さん23/07/22(土) 14:28:57

    リメイク版のカラーリング何か意味とかあったりするのかな
    山岸と飯田の目の色が同じだったり

  • 144妄想副題無色透明の君たちへ23/07/22(土) 15:37:30

    >>139

    「?」

     高成は窓の方から聞こえてくる音で目を覚まし、その音の方へと向かおうと起き上がる。

    「どうなさいましたか」

     その高成の動きに呼応して、タイプRとタイプT、及び里帆とよく似た見た目だが雰囲気は違うタイプYがぞろぞろと起き出す。

    「いや、その…何かあったのかなって」

    「情報収集…先ほど侵入者を発見し、駆除したとの事です」

     タイプTの素早い報告に高成は目を丸くする。

    「侵入者?」

    「はい。外見的特徴は…男性。年齢は十代後半、坊主頭。だそうです」

    (貴史と似てる…?)

    「侵入者ってよくある事なの?」

    「はい。ただ…」

    「ただ?」

    「真人間が侵入してくる事は滅多にありません」

  • 145妄想副題モノクロデリュージョン23/07/22(土) 16:42:56

    >>140

    「なぜ、社長は嘘だと?」

     ローザは和哉にそう問うた。和哉は動きを止め、ローザの瞳を捉える。

    「だって、いつもより締め付けが緩いなって」

    「そうですか。そう言う時もありますよ」

    「そうかな?…正直に言いなよ」

     和哉はなおもローザを見つめながらそう言った。

    「…山岸くんが、遠くへ行ってしまうと思うとなんか無性に寂しくなって」

    「それはこっちもだよ。てかローザってさ」

    「嫌いでは無いですよ。そして恋愛的なものも無いです」

  • 146妄想副題モノクロデリュージョン23/07/22(土) 17:20:44

    >>145

    「でも寂しいんでしょ?」

     和哉の声にローザは頷く。

    「情が湧くってこういう事なのかもですね」



    ーーーーー


    「んっ…」

     高成のそれを日向が咥えている。音を出しつつしつこいほどに圧を掛けていく。

    「ふうっ…」

    「じゅるっ…」

  • 147二次元好きの匿名さん23/07/22(土) 21:38:20

    あげ

  • 148二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 08:04:30

    age

  • 149妄想副題無色透明の君たちへ23/07/23(日) 12:18:25

    >>144

    「真人間…?」

     高成は言葉に詰まる。

    「どういう事?」

    「真人間とは言葉通り真人間って事です。山岸高成さんもそうです」

    「つまり、特殊能力とか持たない普通の人間って事?」

    「そうですね」

     高成は頷く。

    「もし侵入されたらどうなるの?」

    「まずは捕縛して身体チェック。問題があれば処分。問題が無くても女性の場合は処分。男性の場合は精液を採取し凍結保存が終われば処分となります」

    「…処分?!」

  • 150妄想副題無色透明の君たちへ23/07/23(日) 16:15:26

    >>149

     高成は思わず大声を出した。

    「処分て、その、方法は」

    「はい。殺処分となります。なるべく苦痛を与えずに処分できるよう銃殺となります」

    「へ」

     高成は目を見開き、口を開けるもどうにも言葉が出てこない

  • 151妄想副題モノクロデリュージョン23/07/23(日) 16:17:17

    >>146

    「どう?」

    「なんか、もぞもぞしてる…」

     日向はいつも通り笑みを浮かべている。が、その笑みにも寂し気な影が映る。

    「もうしばらく出来ないからね」

    「…うん」

     日向の言葉に高成はあいまいに頷く。

  • 152二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 21:14:09

    あげ

  • 153二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 07:36:47

    age

  • 154妄想副題無色透明の君たちへ23/07/24(月) 12:38:13

    >>150

    「とりあえず、その人の元へと連れてって…!」

    (嫌な予感がする!)

     高成は胸を押さえながら、AI達にそう頭を下げて懇願する。しかしAI達は何も反応を示さない。

    「お願い!頼む!」

    「ここは、総統に…」

     タイプTがそう呟くと、ローザがドアを開けて部屋の中に入って来る。

    「おすすめはしないわよ、何が起こるか分からないし」

    「でもっ何か嫌な予感がして…!」

  • 155妄想副題無色透明の君たちへ23/07/24(月) 16:00:21

    >>154

    「そこまで言うなら…タイプT上級兵を4騎程ここへ」

    「かしこまりました」

     高成はローザとタイプT数名を連れて、侵入者がいるという牢獄へと移動する。

    「ん…?あれは」

    「せー、こーせー!!」

  • 156妄想副題モノクロデリュージョン23/07/24(月) 21:02:13

    >>151

    「寂しくなるね」

    「うん…」

    日向はギュッと唇を噛み締める。その姿に高成は胸の奥をつままれたような感覚を覚える。

    「まー向こうは色々楽しそうな事あるし」

    日向がいつも通りの笑顔を作ったが、高成にはそれが不恰好に見えた。

    「無理はしないでいいよ」

  • 157二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 21:44:10

    あげ

  • 158二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 07:39:56

    age

  • 159二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 15:44:50

    今週御池さんの新作発表・連載開始らしい。
    主役は茜谷に似てる。
    ネタバレ一切NGならそっと消して下さい。

  • 160妄想副題モノクロデリュージョン23/07/25(火) 16:01:06

    >>156

    「…っ」

    「…塚原さん」

    「もうー…やめてよね」

     日向は苦笑いを浮かべながら涙をぬぐう。高成はその様子をじっと見ている。

    「じゃあ、もっと出してもらおっかな」

    「…あっ」

  • 161妄想副題無色透明の君たちへ23/07/25(火) 16:38:47

    >>155

     そこには貴史が全裸の状態で牢獄に繋がれていた。牢獄とはいえ周りは壁や床含めて真っ白で眩しい程に明るく、檻も白いペンキが塗られている。

    「貴史…!」

    「こーせー!!お前もここにいたのかよ…!」

    「そ、そうだけど…」

    「なあ、どうしたらこっから出られるんだ、気づけばすぐ新山にそっくりな兵士につかまってさあ…わけわかんねえ…」

  • 162二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 21:37:01

    あげ

  • 163二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 07:23:29

    age

  • 164妄想副題無色透明の君たちへ23/07/26(水) 15:58:32

    >>161

     貴史は両手で頭を抱え込み、三角座りをしたまま泣き出してしまった。

    (そらメンタルにもくるよなあ…)

     いたたまれなくなった高成は、彼だけでも元の世界に戻してほしい、それが無理なら危害を加えるような真似だけでもしないでほしいと考える。

    「あの、せめてこいつだけでも元の世界に戻してやってくれませんか。無理なら処分だけはやめてほしいというか」

    「…山岸くんの知り合いなの?」

    「はい、一応友人です」

    「おい一応ってなんだよ」

     貴史のツッコミが入るが雰囲気は殺伐としたままである。

    「分かったわ。処分は無し。一応精液のサンプルだけは入手しておきましょう」

     ローザの言葉を受けたタイプTは銃を構えたまま、檻の中に入ると貴史を二人がかりで担いでどこかへと歩き出す。

    「ちょっ!どこいくんだよ!」

    「…処分はされないですよね」

    「ええ、山岸くんの言う通り処分はしないわよ」

  • 165妄想副題モノクロデリュージョン23/07/26(水) 16:59:44

    >>160

    「っ…」

    「優里ちゃん?」

     ベッドで寝ていた優里が目を覚ます。それに気づいた秋華が声をかけた。

    「ポテト食べたい」

    「食べれるん?」

    「なんだか無性に食べたくなった。自分でもよく分からないんだけど」

    「じゃあ頼もうか?」

    「うん」

     タブレットでフライドポテトを注文すると、5分くらいでホテルへと届いた。

    「結構量多いねえ、優里ちゃん行ける?」

    「うん」

  • 166二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 21:21:50

    あげ

  • 167二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 07:26:04

    age

  • 168妄想副題無色透明の君たちへ23/07/27(木) 12:57:14

    >>164

    「よ、よかった…」

     高成は大きく息を吐いた。それをローザは見ている。

    「好きなのね、あの子の事」

    「大事な友人なんで」

    「そう、命を奪うような真似はしないと約束するわ。彼はきちんと五体満足で返すから安心して頂戴」

    「…はい」



     その頃。


    「…ん?」

     貴史は全裸のまま薄いグレー色の台に乗せられた。台は脚の部分が開く構造で、産婦人科の病院で使われる内診台とよく似ている。

    「では、お願いします」

     タイプTの一名が、ナース服を着たタイプOに指示を出していた。

    「な、何するんだよ…」

  • 169二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 20:03:37

    >>159

    続報

    8/10新連載開始

    今日予定のはずが運営側に変更され御池さんも「先に言ってよ」状態で困惑の模様

    女子主人公

  • 170二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 21:42:39

    モノクロの人です
    遅くなりましたが、今日のモノクロの更新はお休みさせて頂きます
    ご了承ください

  • 171二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 07:37:12

    age

  • 172新作は作風が違う?23/07/28(金) 11:53:00

    高成「新作は女の子が主人公って聞いたんだけど」
    優里「そうみたい。私の色違いで少し幼くした感じ?なんだって」
    高成「エッチな話じゃないのかな…」
    優里「何かアクションや怪獣?やら大変らしく、今までの通り作画を担当するけど新しい挑戦みたい」
    高成「カラミざかりのイメージから脱却する意図も有りそうだね」
    優里「置いていかれる気分もするけど、仕方無いよね」
    高成「自分らの話は結構世の中では賛否両論みたいで、炎上とか怖い面も有るし…今はカラー化が進んでるから。良しとしよう。それにしてもどんな話か気になるね。」
    優里「自分で言うのも何だけれど、可愛い見た目の主人公だし女の子視点の話は前から期待してたんだよね。」
    高成「オレが優柔不断のせいで、何かすんません…。それでどの雑誌掲載なの?」
    優里「Web連載なんだって。どこのやつかはまだ言えないらしく…でも読者なら想像つくよね?」
    高成「なるほど。ご時世だね。じゃあまだ望みは捨てなくて良いんだ」
    優里「どう言う事?えっちな事考えてないよね?」
    高成「ご想像にお任せします…。おっ何か元気になって来た!」
    優里「ヤメロ変態」

  • 173二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 15:38:37

    モノクロの人です
    今日も更新お休みさせて頂きます。ご了承ください

    その代わりに今後の更新予定についてお話します

  • 174二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 15:41:38

    >>173

    モノクロデリュージョンは予定通りにいくと来月に完結を迎える予定です。

    無色透明の君たちへ も現在折り返し付近に到達しており、こちらも来月完結を迎える予定でいます。


    モノクロデリュージョンの次回作についてですが、時系列は高校時代に戻ります。主人公はなんと…?

    これまでの作品とはガラッと雰囲気を変えて作品になると思います。ぜひお楽しみに頂けると嬉しいです

  • 175二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 21:18:15

    あげ

  • 176二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 07:20:40

    age

  • 177二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 13:45:50

    保守

  • 178妄想副題モノクロデリュージョン23/07/29(土) 16:11:43

    >>165

     山盛りのフライドポテト。ソースはケチャップとBBQのふたつ。優里は笑みを浮かべながら食べ進めていく。

    「立花さんも食べる?」

    「ええん?」

    「いいよ!ぜひ!」



     その頃。貴史は頭を抱えていた。

    「どうしたら…」

  • 179妄想副題無色透明の君たちへ23/07/29(土) 21:39:47

    >>168

    「山岸くんたちどうしたんだろうね」

    現実の世界では高成と貴史の安否を気にする者たちで持ちきりとなっていた

    「里帆、心配?」

    「うん…」

    それは里帆らも同じだった

  • 180二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 07:28:00

    age

  • 181妄想副題モノクロデリュージョン23/07/30(日) 16:38:07

    >>178

     時は少しだけさかのぼる。

    「お疲れっしたー」

    「お疲れー」

     貴史が所属する球団は、この日ナイトゲームを8-3で勝利した。順位はこれで3位。優勝及びクライマックスシリーズに向けても夏場は正念場となる。

    「吉野さーんマッサージお願いします」

    「はーい」

     この日もいつものように貴史は選手のケアに追われていた。

    (いやー忙しいぜまじ)

    「あのー。こちらもお願いします」

     控えめに衣吹も貴史へ声をかけて来た。

    「ぶっきー、ちょっと待ってて。久米田さん終わってから行くから」

    「じゃあ先にシャワー浴びて来ます」

    「りょーかい」

  • 182妄想副題無色透明の君たちへ23/07/30(日) 16:40:37

    >>179

    「どこ行ったんだろね」

    「ね」

     会話はとぎれとぎれだ。だが、表情からも、彼女たちが彼らを心配している事はひしひしと伝わって来る。

    「ただいま」

    「里帆おかえり」

     里帆が自宅へ戻ると、母親が出迎えてくれた。

    「これ買ってきたわよ」

    「これ…何?」

    「GPSがついたタグ。最近近所で男子高校生が2人も行方不明になってるってニュースでもやってるでしょ?だから心配で」

    「…ありがと…」

  • 183二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 20:42:38

    あげ

  • 184二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 21:42:33

    あげー

  • 185二次元好きの匿名さん23/07/31(月) 07:34:18

    age

  • 186妄想副題モノクロデリュージョン23/07/31(月) 12:21:56

    >>181

    「お待たせしました、久米田さん」

    「いいですよ」

     久米田という人物は、チームの中では中堅にあたる強肩右打ちの捕手である。衣吹の先輩にあたり、衣吹ら後輩からも慕われている存在だ。

    「ぶっきー吉野さんにも懐いてるんですねえ」

    「まあ…よく話しかけてくれますね」

    「あいつ可愛いでしょ。見てても面白いし。練習熱心で良い奴だと思いますよ」

    「久米田さんも評価してるんですね」

    「当たり前でしょ、あんなの中々いないですよ」

  • 187妄想副題無色透明の君たちへ23/07/31(月) 16:01:54

    >>182

     GPSは黄色く四角いキーホルダーの形をしている。里帆の母はそれを里帆の学校用バッグの紐につけた。

    「これで大丈夫ね」

    「…うん」

    「さあ、着替えて宿題してきなさい」

    「分かった…」


     この日の夜12時頃。里帆がベッドで寝ていた時だった。

    「初めまして、飯田里帆さん」

    「…誰ですか?」

     ベッドの横にスーツ姿の女性ーローザが立っていた。

    「…お母さんの、知り合い?」

    「いいえ違うわ」

  • 188二次元好きの匿名さん23/07/31(月) 21:36:04

    あげ

  • 189二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 07:30:39

    age

  • 190妄想副題無色透明の君たちへ23/08/01(火) 15:51:56

    >>187

    「じゃあ…」

    「ちなみにあなたのお母さんはぐっすり寝てるわ」

    「えっ…じゃ、不法侵入?」

    「そう言う事になるわね。ああ、そうだ。私はあなたに山岸高成くん達が何してるか伝えに来ただけよ。危害を加えに来たわけじゃないから」

    「山岸くんを知ってるんですか?」

     里帆は身構えながらも、ローザに目線を向ける。

    「ええ、うちでお世話になってるの」

    「…?」

    「見た方が早いわね」

     そう言ってローザは持っていたタブレットを里帆に見せる。

    「これ…!」

    「びっくりしたでしょ。あなたとそっくりなAIと子作りしてるの。タイプRが一番乗り気な辺り彼あなたの事好きなのよ」

    「山岸くん…」

  • 191妄想副題モノクロデリュージョン23/08/01(火) 16:50:09

    >>186

    「さすがっすね」

    「いやいや、ぶっきーはすごいよ。歴史を変えてくれるって」

     久米田の声はどこから聞いても明るくはっきりとしている。

    「じゃあ、これで終わりって事で」

    「あざーす」

    「っし、次ぶっきーか」

     貴史は衣吹のいるマッサージ台へ向かう。そこには衣吹がもう上半身裸のうつぶせになって待機していた。

    「お待たせぶっきー」

    「いえいえ、お願いします」

  • 192二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 21:32:27

    あげ

  • 193二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 07:33:55

    age

  • 194妄想副題無色透明の君たちへ23/08/02(水) 12:08:00

    >>190

     高成がタイプR2人と抱き合う姿を、里帆はずっとタブレットを両手で持って見つめている。

    「熱心に見るのね」

    「…」

    「心拍数が上がっていってるわよ」

    「…っ」

    「あなたはその映像を見て、どう思う?」

     ローザにぶつけられた質問に対して、里帆は何度も口をもごもごと動かして言葉を吐きだそうとするが、うまく言葉にならない。

    「山岸くん、好き?」

    「…」

    「山岸くんとしたい?」

  • 195妄想副題モノクロデリュージョン23/08/02(水) 16:02:23

    >>191

     貴史は衣吹の背中と腰をじっくり揉んでいく。余計な力は加えないよう細心の注意を払いながら指圧していく。

    「吉野さん」

    「何ですか?」

     衣吹は周りにちらっと目線を向けた。今のところ近くには誰もいない。

    「そうだ。吉野さんて、これまで彼女いた事とかってあります?」

    「いた事は、あるけどさ…」

    「今は?」

    「いない」

    「そうですか」

     一呼吸を置いて、衣吹はぽつりと言った。

    「僕と付き合ってくれませんか」

  • 196二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 21:35:39

    どうする貴史

  • 197二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 07:27:35

    あげ

  • 198二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 16:00:17

    新スレ立てます

  • 199二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 16:02:52
  • 200二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 16:46:31

    >>199

    立て乙です〜

オススメ

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