転生したらカメジームだった件

  • 1二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 20:02:21

    いや、生き残れるルートとかあるの、これ・・・

  • 2二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 20:03:33

    息の臭い怪人はこうなる!

  • 3二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 20:17:41

    時間帯は本編がはじまる前。
    ギラもラクレスもまだ若いね。
    本物のボシマールもまだ生きてる。

  • 4二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 20:29:11

    ダグデドに従ってお片付け→本編通りハーカバーカ送り
    お片付けを避ける→ダグデドに始末される

    ラクレスと共謀できればワンチャンあるかどうか…

  • 5二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 20:31:07

    >>2

    息というか屁なんだよ

  • 6二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 20:32:45

    >>4

    とりあえず、ちゃんとダグデドの手先をするふりはしとかないとヤバい。

    でもボシマールに成り代わるのは正直かんべん。

    カメジームはちゃんとバグナラクの宰相の仕事をしているので、とっても忙しいのだ!

  • 7二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 20:32:52

    カメジーム?カメジム?

  • 8二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 20:35:13

    >>7

    カメジム。

    あれ、なんで間違えたんだろう。すまんすまん。

  • 9二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 21:39:29

    >>6

    ではまず、シュゴッタムに偵察にいこう。

  • 10二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 21:44:20

    >>9

    さて、どうしよう。

    まずは人間に化けて、出入りの業者の制服を着て城のなかに入ってみると・・・

  • 11二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 22:34:07

    >>10

    おいおい、ボシマール(本物)がいきなり声をかけてきたよ!

    今日は風邪をひいているんじゃなかったかって、なに?

    まさか、出入りの業者の顔まで知ってるの?

  • 12二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 22:45:24

    もうダグデド勝利√のほうが楽かもしれない

  • 13二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 22:50:12

    >>12

    そうかもしれないけれども、とりあえずは頑張って違う道を探してみる!

  • 14二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 23:04:10

    ラクレスが王になる前に成り代わるとラクレスがギラを隠せなくならないか?

  • 15二次元好きの匿名さん24/03/21(木) 23:13:24

    >>14

    転生者はいま、カメジムになっている。成り代わったことは隠さないとマズい。

    ダグデドがどういう反応をするかわからんが、バレたらたぶんろくなことにならない。

    で、いまのところ、転生者はなるべくなら偽ボシマールにはなりたくない。バグナラクの宰相としての仕事だけでもすんごく忙しいのよ、これが。

    ラクレスがギラを隠せるかは・・・うーん。本物のボシマールが手助けしてくれるなら、かえって難易度が下がるかも?

  • 16二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 00:04:57

    >>4

    いま思ったのは、むしろ、最初はジェラミーと接触してみたほうがいいかもってこと。

    ほかの王様たちと違って、この時点で一応おとなだし。

  • 17二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 09:26:35

    >>16

    ジェラミーとの接触は成功。

    一発で、ふつうのバグラナクではないことがバレだぞ!?

  • 18二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 12:22:30

    >>17

    その鋭さが有りながら何故デズナラクからカメジムを引き剥がせなかったんだジェラミー!!!

    と思ったがこれ成り代わりに気付いたってことか

  • 19二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 12:24:45

    >>17

    とりあえず、バグナラクのカメジムとしてお話をして、お土産に特産のキノコ茶を渡して帰ってきた。

    自分の正体とかそういうことには一切ふれていません、ハイ。

  • 20二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 12:43:54

    これ、もしも他の人達もキングオージャーを知ってる転生した人だった場合、カメジムの言葉って一切信じてもらえなさそうじゃない…?

  • 21二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 19:55:10

    >>20

    その可能性は確かに高い!

  • 22二次元好きの匿名さん24/03/22(金) 22:57:53

    >>18

    これ、どっちなんだろう。

    転生したせいで違和感を生じさせるなにかがあったのか、単にカメジムが肉体的にふつうのバグナラクじゃなさそうってバレたのか・・・

  • 23二次元好きの匿名さん24/03/23(土) 10:08:17

    >>19

    そこで一応バグナラクに戻ったら、今度はデズナラク様にぐるぐる巻きにされてお叱り三昧!

    うん、曲がりなりにも宰相が3日も行方不明だったんだし、これは、しょうがない・・・のか?

  • 24二次元好きの匿名さん24/03/23(土) 11:09:04

    >>23

    そのあと執務室に戻ったら、部下の子たちフードバーを投げつけられた。

    心配していたらしい。

    フードバーの中身は考えないようにして、もきゅもきゅ。

    カメジムの味覚に合わせた特製品らしい。まあ、たしかに美味しい。

    原材料は食用昆虫らしいけど。

  • 25二次元好きの匿名さん24/03/23(土) 17:28:56

    >>24

    しばらく宰相のお仕事をする。この部屋にいる部下の子たちと自分だけで、国の上層部の仕事の8割くらいをまわしている。考えてみると恐ろしいことだ。

    次はどの国に行ってみようか。

    ゴッカンとか、いいかもしれない。

  • 26二次元好きの匿名さん24/03/23(土) 22:35:21

    保守

  • 27二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 01:36:23

    >>25

    人間に化けてゴッカンに潜入し、手始めに、屋台でホットチョコレートを売り始めました。

    値段をお手頃にしたので、かなり売れています!

    ザイバーン城の地下と連結されている地下城下町の広場の屋台を借りたのですが・・・

    いやいや、地下なんで、雪が直接入ってくるわけではないですが、それでも寒いですね。

    今のゴッカンの王様って、カーラス様のはずですよね?

    まずは、なんとか、お城で働く人たちと仲良くなって、情報の入手を試みます!

  • 28二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 10:13:58

    >>27

    (注:ゴッカンの城下町は作中にはでてこなかったと思うけれど、あるならば、地下街なんじゃないかと思った。あそこは寒すぎる)

  • 29二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 15:14:50

    >>27

    そこでふと思いついたのですが・・・

    ゴッカンって、実は、バグナラクの防寒技術とか、需要があったりする?

    なんか得する技術か商品かなにかがあったほうが、ぜったい有利ですよねえ・・・

  • 30二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 18:16:41

    過労死する気かこの宰相さん

  • 31二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 18:30:07

    >>29

    水を差すようで悪いがデズナラク時代のバグナラクってそんなに寒そうな場所じゃなかったし、ゴッカン付近に移り住んだのも2部からだからゴッカンの方がその辺独自に発展してるんじゃないかな…

  • 32二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 22:39:54

    >>31

    デズナラク8世の地帝国バグナラクがそんなに寒そうではなかったことには同意。

    でも、かなり広い国で、ゴッカンの下にも、もともとバグナラクの領地が広がっていたんじゃないかな?

    ジェラミーが王になってはざまの国バグナラクって名前になったけれど、まさか一から地下の国を掘って作ったわけじゃないよね。

  • 33二次元好きの匿名さん24/03/24(日) 22:41:36

    >>30

    過労死はしないように、転生者さんは頑張ります!

    まあ、カメジムの身体はもともと上丈夫だから。

  • 34二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 09:52:09

    保守。

  • 35二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 11:58:56

    >>27

    えっと、あっと・・・小さなリタ様があーらーわーれーたー!?!?

    そっか、もうお城で働いているんですね・・・って、お仕事できたんですか、そうですか。

    部下の人たちが次々にホットチョコレートを買ってくれるなか、小さなリタ様本人は、仕事中だからと、ちっとも買ってくれません。あんなに寒そうなのに!

    見かねて、ただでホットチョコレートをあげようとしたら、わいろは受け取れないと睨まれました。あーれまあ。

  • 36二次元好きの匿名さん24/03/25(月) 20:43:02

    >>35

    (ミニリタさんが来た! ホットチョコレートのマスコットのぬいぐるみをあげたいのだけど、どうすればワイロ扱いされなくなるのか・・・ぐぬぬ! これは難しい!)

  • 37二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 00:17:35

    >>36

    (考えてみれば、販促用の品だと納得させれば、受け取ってもらえるかもしれない。チキューにも一応広告という文化はあるらしいし)

  • 38二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 08:56:50

    保守。

  • 39二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 10:30:20

    >>35

    それで困っていたら、ちょっと年長のおじさんな部下が、「部隊長でも休憩は取るべし」と言い含めて、ちっちゃなリタ様用のホットチョコレートを買ってくれました!

    ああ、よかった。ベンチに座ってホットチョコレートをはふはふしながら飲むミニリタさま、むっちゃ可愛いです。

    と、そこで安心していたら・・・なにかが、チカっとしました。

    げ? これ、なんかヤバイやつだ!

  • 40二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 20:01:37

    保守。

  • 41二次元好きの匿名さん24/03/26(火) 22:30:01

    >>39

    とっさにミニリタ様をひっつかんで、広場の西側の井戸の後ろに隠れました!

    こういう場合は、いまの身体は便利ですね。ふつうの人間の何倍もの速度で動けます。

    ミニリタさまの飲んでいたホットチョコレートのコップが吹っ飛ばされていくのが見えましたが、これはどうしようもありません。

    轟音と稲妻がバチバチとはじけ、ミニリタ様の部下たちがどんどん倒れていきます・・・

    うん、これはヤバい。

  • 42二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 10:32:24

    ちっちゃいリタ様がいる時代なら、ちっちゃいカグラギ様やスズメ様やヤンマ様やヒメノ様ももちろんいる。
    カグラギ様やスズメ様はまだ村かな?
    ちびヤンマ様は、習って一か月でもうギンじいさんよりパソコンがうまくなっているイメージ。

  • 43二次元好きの匿名さん24/03/27(水) 22:04:05

    保守。

  • 44二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 02:36:14

    >>41

    しっかし、一体なにが目的なんでしょうね、この襲撃?

    たしかに、このゴッカンの地下城下町は、素行の悪い人たちだらけですが・・・

    いくらなんでもお城の部隊を直接襲うほど頭おかしい勢力は、私が知っている限りはいません。

    だいたい、あの簡易戦闘スーツみたいのと、さっきから電撃を飛ばしている武器は、決して安いものではないはずです。

    じゃあ、一体だれが、なんのために?

    気づいたら、小さなリタ様が、もぞもぞと動いていました。腕輪のボタンみたいなものをいっしょうけんめい押しています。

    ああ、援軍を呼んだのですかね? よい判断です。こんな事態、完全に想定外でしょうから。

  • 45二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 09:32:32

    保守。

  • 46二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 12:33:05

    反逆のカメジム、見参!
    これはこれでかっこいいよね。

  • 47二次元好きの匿名さん24/03/28(木) 19:23:10

    小さなスズメやカグラギ(10歳でも大きいからあまり小さくはないかも)のところにも突如現れる謎のチョコーレート売り。
    寒いときにはホットチョコレート、熱いときにはアイスチョコレートドリンク。チョコレートそれ自体も売ってるぞ。

  • 48二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 01:03:59

    >>44

    とにかく、さっさとこの場を離れたほうがいい。

    小さなリタ様のマントに大穴が開いていたので、彼女の目の前で指を振ってから、自分の外套でくるみました。

    そして、動き出そうとしたらー


    「あのガキはどこだ! はやくあのガキを・・・」


    目の前には金属の棒が転がっています。半壊した屋台から飛んできたものです。私はこれで、バームクーヘンみたいなものを作ってみる予定でした。

    今の私の身体は、ふつうの人間より速いし、強いし、耳もよくきこえます。目もよく見えます。実際には、目が背中にあるんじゃないかって思えるくらい、周囲の状況が手に取るようにわかります。


    わたしは。


    その金属の棒で、こちらに向かってくるリタ様の部下ーつい先ほど、リタ様用のホットチョコレートを買っていった者ですーを殴り飛ばし、そのまま襲撃者に接敵して簡易戦闘スーツの隙間に金属棒をねじ込んでけり倒して、そのまま電撃を出している機会をたたき割りました。

  • 49二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 10:13:04

    保守。

  • 50二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 14:31:18

    このときカメジムが化けていたのは、飛びぬけた美男系とかじゃなくて3枚目系。
    屋台のものごしが柔らかいフレンドリーなおっさんが急にガンガン戦いはじめたことになります。
    なお、ふつうの人間の動けるスピードじゃないし、技もキレッキレです。

  • 51二次元好きの匿名さん24/03/29(金) 23:10:31

    保守。

  • 52二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 02:28:20

    なお、転生者は、カメジムのムシマルピンをちゃんと持ってきています。
    今は使っていないけど。

  • 53二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 10:44:31

    >>50

    バグナラクの宰相って肉弾戦にも強くないとつとまらなさそう。

  • 54二次元好きの匿名さん24/03/30(土) 14:53:50

    保守。

  • 55二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 01:43:23

    >>48

    そうして、小さなリタ様のいるほうに振り向いたらー

    ズウンと、地面が揺れました。

    リタ様の呼んだ援軍が、到着したのです。

    ここは地下街ですので、あまり大きなものは入れないし動けません。

    でも、パピヨンオージャーだったら、少なくともサイズ的には問題ないわけです。


    「そこのお前は、何者だ?」

  • 56二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 10:36:40

    保守。

  • 57二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 11:16:55

    このパピヨンオージャーは、カーラス様のパピヨンオージャーなので、威厳マシマシな感じなんだろうな。

  • 58二次元好きの匿名さん24/03/31(日) 21:09:11

    >>55

    ここまであやしいムーブをかましてしまったら、そのリアクションもむべなるかな。

    わたしは、胸に手をあてて、我ながら嫌味ったらしいほど大げさにお辞儀をしました。

    もちろん、手にもった金属棒は、手放したりしません。

    こういうとき、やっぱり自分はカメジムなんだなあとしみじみ思います。


    「ゴッカンのうるわしき国王にして最高裁判長であるカーラス・デハーン様にお会いできて、光栄至極。わたくしめは、ホットチョコレート売りのウローギと申します。しがない行商人ですが、どうぞ覚えおきくださいませ」

  • 59二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 00:07:32

    なお、ウローギは、コウロギからインスパイアされた名前です。

  • 60二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 09:20:14

    このレスは削除されています

  • 61二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 10:16:22

    保守りますね!

  • 62二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 21:59:23

    保守!

  • 63二次元好きの匿名さん24/04/01(月) 22:18:08

    >>58

    なぜか、パピヨンオージャーのなかのカーラス様が冷たく笑ったのがわかりました。

    「簡易戦闘スーツを着た襲撃者を鉄の棒で撃退する行商人か。世の中は広いな」

    そして、軽くため息をつきました。


    「だが、その名は覚えておこう」


    そして、カーラス様は、油断することなく、視線をちらりと小さなリタ様のいる方向に向けました。

    「ところで、ここに、私の側近が来ていたはずなのだが?」

    わたしは、にいっと笑いました。

    「あの小さな部隊長さんのことですね? 無事ですよ。多少の擦り傷はありますが。・・・まあ、はやめに温かいところに連れていって、医師に見せたほうがいいとは思いますけれども」

    そして、もう一度お辞儀をして・・・ああ、大事なことを言い忘れるところでした。

    「それはそうとして・・・」

    わたしは、金属棒で、たった数分前に自分が殴り倒した小さなリタさまの配下の男を指し示しました。

    「あの男は、襲撃してきた連中となんか関係があったらしいですよ。『あのガキはどこだ! はやくあのガキを・・・』とかわめいていましたし」

    ・・・あれ? パピヨンオージャーのなかのカーラスさまと、小さなリタさまが、どちらも少し困惑していますね。

    わたし、なにかおかしなことを言いましたっけ?


    まあ、いいや。


    「では、今日までお世話になりました。ゴッカンの皆様、ごきげんようーまた会う日まで!」


    そうして、わたしは、閃光弾を起動し ー 一目散に逃げました!

  • 64二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 00:29:29

    カーラスとリタが困惑していたのは、『あのガキはどこだ! はやくあのガキを・・・』ってところを、「ウローギ」がものすごく上手な声真似をして説明してしまったから。
    聞きなれた部下の声にそっくりの声と口調で、そんなセリフを聞かされたわけですから、さぞびっくりしたことでしょう。

  • 65二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 09:32:50

    保守。

  • 66二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 12:44:41

    録音機能つきのカメジム
    デズナラク様への報告にもついつい手振り身振りと声真似が入ったりして

  • 67二次元好きの匿名さん24/04/02(火) 20:17:20

    保守

  • 68二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 01:01:53

    >>63

    よしよし、うまく逃げきれましたね。

    あとは、カーラス様がうまくやってくれるでしょう。

    ゴッカンの氷に覆われた山の上で一息つきながら、適当な氷の塊の上に座ります。

    じゃあ、次はどうしようかなと思ったそのとき・・・

    妙な音が聞こえてきました。


    地下のトンネルの風の流れがおかしい。

    熱い空気がごうごうと流れながら氷を溶かし・・・


    いやまて、これは本当におかしい!

    ぎしぎしと音をたてて、氷の一部が溶け始めています!


    この下には・・・この下には、なにがありましたっけ?

    バグナラクの地下帝国の旧都でしたね。いまとなっては大昔の生体プラントくらいしか残っていないので、メンテナンス担当のバグナラク以外はほぼ誰もいないはずですが。


    ・・・生体、プラント。


    ああ、これはまずい。

  • 69二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 09:41:25

    保守

  • 70二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 12:58:15

    さらに保守

  • 71二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 21:35:45

    >>68

    ムシマルピンをひきだして、地下に転移しながらカメジムの姿に戻ります。

    生体プラントからかなり離れたところに転移したのに、もう目の前にはサナギムの腕が転がっていていました。

    整備はちゃんとしていたはずでした。ここの技術者たちは、わたしのーバグナラクの宰相であるカメジムの直属です。

    でも、いまや、コントロールルームそのものがねじれていて、入ることもできません。


    仕方がないですね。


    この生体プラントは、もう、寿命だということです。


    ここの整備は、私がーカメジムがはじめてバグナラクに来たころから、わたしの担当でした。

    だから知っています。

    ここから少し離れたところに、もっとうんと古いコントロールシステムがあることを。

  • 72二次元好きの匿名さん24/04/03(水) 23:49:21

    保守。

  • 73二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 08:58:44

    保守

  • 74二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 10:49:26

    ほしゅ

  • 75二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 13:07:31

    >>71

    転移陣を慎重に使いながらもっと古いコントロールルームのほうに向かいます。

    ところどころに、かつてわたしの部下だったものの残骸が転がっていますが、いまはなにもしてやれません。

    そして、古い扉ををなんとかねじ切ってこじ開けたところ・・・


    「ジェレミー様。なにをなさっておいでで?」


    なかにいたのは、ジェレミーさまでした。

    バグナラクの腕のほうを機械の隙間にさしこんで、なにやら作業中のようです。

    「おやおや、宰相殿ですか。奇遇ですな。ちなみに、この施設の責任者はどなたなのでしょうか?」

    わたしはため息をついてー次の瞬間には、胸に手をあてて、にいっと笑って一礼した。


    「この施設の責任者ですか? それはこの不肖カメジムめにてございます」

  • 76二次元好きの匿名さん24/04/04(木) 21:40:19

    保守。

  • 77二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 00:17:23

    保守

  • 78二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 10:07:55

    保守させていただきます!

  • 79二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 13:54:02

    ホシュッタム!

  • 80二次元好きの匿名さん24/04/05(金) 21:37:52

    保守の刑

  • 81二次元好きの匿名さん24/04/06(土) 01:15:45

    >>75

    ジェレミー様は、数秒ほど手をとめて、わたしの顔(・・・顔?)を眺めました。

    「・・・そうでしたか。では、あなたに言いましょう。言いにくいことですがーおそらく、これは、事故ではない」

    わたしは、手を下ろして、身体を伸ばしました。

    「なぜそう思われるのですか?」

    ジェレミー様が軽くため息をついて、手を機械の隙間から引き抜きました。

    「・・・この奥にあるはずの中枢のクリスタルが、ない。壊れたものすら残ってない。まるっきりないんだ。壊れているんじゃなくて、取り外されたんだと思う」


    うわあ、マジか。

  • 82二次元好きの匿名さん24/04/06(土) 08:52:20

    >>81

    わたしは、くるりとジェレミー様に背を向けました。

    「申し訳ございません、ジェレミー様。少々お待ちを」

    そして、腕輪についているボタンを押しました。目の前にポンポンと現れるホロ画面をざっと眺めます。

    6割くらいはデズラナク様のお叱りのマークで埋め尽くされていますが、今はガン無視です。それどころじゃないので。

    「さあてと」

    まずは、地下帝国のここ一帯の内部の防壁を全部閉めてしまいましょう。生体プラントをどうにかするのがもちろん一番なのですが、それが仮に不可能だった場合、今の首都と食糧生産エリアと人材生産エリアは、なんとしてでも守らないといけないですからね。

    「まずは第1区から第57区までの防壁をすべて下ろして・・・」

    ドオンドオンと、かなりうるさい音がしますが、これはちゃんと隔壁が下りているということです。

    そうしたら、デズナラク様が無理やり音声で割り込んできました!


    「カメジム! 貴様、一体全体なにをしておる!」

  • 83二次元好きの匿名さん24/04/06(土) 10:04:52

    >>82

    うん、今度ばかりは、お怒りはごもっともなのですが。


    わたしの口からでてきたのは、場違いとしか言いようがないほど陽気な声でした。


    「申し訳ございませんデズナラク様! 旧都の生体プラントがちょおっとだけ暴走しかけているもので、不肖カメジム、ただいま全力で対処中であります! なあに、どうってことはありません。すぐにきれいさっぱり問題を解決しますので、デズナラク様は、どうか首都でどっしりと構えていてください! ほら、中央の生体プラントが連動しておかしくなりでもしたら、大変ですしね!」


    これではまったく納得できなかったらしいデズナラク様がさらになにか怒鳴ってきましたが、もう、相手にしている時間はありません。

    「あーあー、通信状況がすごく悪化しているみたいです。もう通じてないみたいなんで、切りますねー!」

    そうして、デズナラク様との通信リンクだけプチっと切ると・・・

    ジェレミー様が、ひどくあきれた顔で、わたしをつらつらと眺めていました。


    ・・・いや、なんで?

  • 84二次元好きの匿名さん24/04/06(土) 17:02:28

    保守

  • 85二次元好きの匿名さん24/04/06(土) 22:00:19

    ほしゅ

  • 86二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 00:41:32

    君は保守を見たか!

  • 87二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 10:09:42

    >>83

    ジェレミー様は、やがて、顔に手をやって、ため息をつきました。

    「・・・宰相殿。いや、いい。今はそれどころではない、それどころではないがーいくらなんでも、雑なのでは!?」

    「それどころではないのなら後にしてください!」

    思ったんですけど、デズナラク様のお話が時々やたらと分かりにくくなるのは、実はこの人の影響なんじゃないでしょうかね。

    ジェレミー様は、何秒かうっかりなにか悪いものでも食べてしまったかのような顔をしていましたが、やがて感情がすうっと消えていって、インチキくさい明るい笑顔が戻ってきました。

    ああ、よかった!

    「ごもっともです。ここがダメなら、もう、一番古いシステムの中枢にいって、なんとかするしかないでしょう」


    「だから、宰相殿は、もう帰っていいですよ。あとはわたしがなんとかしますから」

  • 88二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 10:54:34

    ホシュッタム!

  • 89二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 13:19:53

    またまた保守!

  • 90二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 22:18:06

    保守

  • 91二次元好きの匿名さん24/04/07(日) 23:46:07

    >>87

    ・・・・・・はあ?


    一体なにを言っているんですかね、この高貴なる血に連なる大たわけは。

    「バカなことを言うのはやめてもらえますかねえ、ジェレミー・ブラシエり。わたくしめは、これでも、バグナラクの宰相なんですよ?」

    転移陣を使ってどんっと距離を詰め、抵抗する間を与えずに抱え上げてやりました。

    ああ、懐かしいなあ、この感じ。今のデズナラク様はもうとっくに抱え上げるなんて無理なサイズになってしまっていますけれども。

    「じゃあ、これから転移するんで、暴れたりしないでくださいねえ。手足や頭が取れてしまっても、知りませんよ、そんなことしたら?」

    ジェレミーの身体が動かなくなったのを確認してから、また転移します。ずいぶん長くいったことがなかった場所ですが、ちゃんと到着できました。

    ジェレミーをおろして、頭や手足が欠けていないことを確認していると、無機質な視線を感じました。ああ、そんな目もできるんですねえ、この人は。

    「そんな目で見ないでくださいよ。いいじゃないですか、無事についたんですから」

    そうして、部屋の中心を指さしました。

    「ほら、中枢のクリスタルもちゃんとありますし。ここまでシステムが古いと、どこまで使い物になるのかわかりませんけどね!」

  • 92二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 07:47:38

    保守

  • 93二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 09:54:12

    ここでなんで転生者カメジムがジェレミーが暴れたら頭や手足が取れるかもといっているのは、カメジムが使っている転移陣が、基本的には個人用のもので、その適用範囲をいまは無理やり広げて使っているからです。暴れたりしたら、はみ出してしまう可能性があるんですよね。

  • 94二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 11:02:50

    ジェラミーがちょっと不憫だよねこれwww

  • 95二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 17:58:46

    保守。

  • 96二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 18:42:16

    >>94

    もしかしてジェレミーってジェラミーのこと???

  • 97二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 18:48:50

    >>96

    書き間違いです! 申し訳ない。

    最初のほうは間違えてなかったのになんでこうなった・・・

  • 98二次元好きの匿名さん24/04/08(月) 23:27:46

    保守

  • 99二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 10:25:13

    ホシュッタム!

  • 100二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 21:21:23

    >>91

    ジェラミーは、黙ってわたしをみつめて、それから頭を振りました。

    「わかりました、そうしましょう。今は時間が惜しい」

    ジェラミーが大きなクリスタルに歩みよって手をふれると、ぽうっと発光します。システムは生きているようです。

    「・・・じゃあ、お願いしますよ。わたしはパージとかベントとかがちゃんとできるか確認してきますので」

    いろいろぶっこわれていて厄介なことになっている予感しかしませんけどね!

    転移陣を起動する直前に、ジェラミーがゆっくりと息を吸って吐き出すのが聞こえました。


    「我が名はジェラミー・イドモナラク・ネ・ブラシエリ。大いなる血族に連なる者なり!」


    クリスタルが虹色に輝きはじめました。これなら、ひょっとしたらひょっとして、いけるかもしれませんね。

  • 101二次元好きの匿名さん24/04/09(火) 22:08:42

    ほしゅ

  • 102二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 07:47:54

    保守

  • 103二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 10:16:40

    ホシュッタム!

  • 104二次元好きの匿名さん24/04/10(水) 18:40:12

    君は保守をみたか!

  • 105二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 01:06:07

    保守!

  • 106二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 10:29:22

    >>100

    やっぱりいろいろぶっこわれてました。不本意ですが、旧都のこの区画はまるごとパージするしかないのかもしれません。

    転移陣を使って物理的にいろいろな障害物を排除していたら、今度は古い通信システムが起動しました。

    「宰相殿、きこえますか? 聞こえたら私のいるところに戻ってきてください。いますぐに!」

    おや? 今度はなんなんでしょうね。

    すぐに転移して戻ると、ジェラミーはひどく疲れた視線をわたしにむけてきました。


    「バグナラクの宰相、カメジム。大変ぶしつけな質問で申し訳ないのですが・・・歴代のバグナラクの宰相には、カメジムという名前の者が数多く見受けられます。その方たちは、あなたの一族ということで、間違いはないか?」

  • 107二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 13:28:03

    保守

  • 108二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 16:53:42

    さらに保守!

  • 109二次元好きの匿名さん24/04/11(木) 23:30:26

    保守!

  • 110二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 07:57:12

    ホシュッタム!

  • 111二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 13:54:24

    このレスは削除されています

  • 112二次元好きの匿名さん24/04/12(金) 16:53:01

    ☆保☆守☆

  • 113二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 00:04:20

    君は最高で無敵の保守!

  • 114二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 08:50:03

    このレスは削除されています

  • 115二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 10:18:48

    >>106

    ・・・ああ、そういうことですか。

    わたしはちらりと虹色に輝くクリスタルをみて、息を吐きだしました。

    そうして、あくまでも派手に一礼してみせました。

    「たしかに、バグナラクの地下帝国にカメジムという宰相は何名もおりましたがー実は、2名を除いて、それはぜんぶこのわたくしめのことですよ、ジェラミー・ブラシエリ」

    ジェラミー・ブラシエリは一瞬瞑目しました。

    「そう、でしたか」

    そうして、ジェラミーは、クリスタルの方を見てーはかなく笑った。


    「あなたのおっしゃる通りでしたね、システム殿」

  • 116二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 17:43:59

    保守

  • 117二次元好きの匿名さん24/04/13(土) 22:57:40

    >>115

    そのとき、ズンっと地面がゆれました。もう、時間がなさそうです。

    「わたしにどうして欲しいのか、はやく言ってもらえませんか。時間がありませんよ」

    面白がるように色彩が波打っているクリスタルを見ながらいうと、ジェラミーが少し顔をしかめました。

    「念のためにお聞きしますが、あなたは、間違いなくデズナラク5世の最後の宰相だったカメジム・ウンカなのですね? もしもそうなら、ここのシステム殿は、あなたに、それを証明してほしいそうですよ」

    いや、マジか?

    「なにをしろっていうんですか」

    「・・・宰相に任命された時に、あなたがデズナラク5世とかわした会話を、そのまま繰り返してほしいそうです」


    ・・・うん、マジだった。

  • 118二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 01:17:54

    >>117

    ホシュッタム!

  • 119二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 09:06:51

    保守・・・

  • 120二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 11:06:33

    保守なのです、通してください

  • 121二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 18:33:00

    >>117

    「・・・わかりました。では、最初に確認しておきたいのですが、旧都の第4区間から第17区画はぜんぶパージでよろしいですね?」

    わたしがいうと、ジェラミーはため息をついてうなずいた。

    「・・・仕方がないでしょうね」

    わたしは、天井の方をムシマルピンで指し示しました。

    「同時にベントも何か所かかけないといけないですから、地上のーゴッカンの氷が、ある程度は、溶けるでしょうし割れるでそうね。影響されるのは、人間がほとんど住んでいない地域のはずなのですが・・・」

    「わかりました、それも仕方がないと思うしかないでしょう!」

    ジェラミーは、唇をかみしめて言いました。

    それならば、いいか。

    わたしは、ムシマルピンを構えて、クリスタルの方を向きました。


    「では、はじめましょう」

  • 122二次元好きの匿名さん24/04/14(日) 23:41:47

    保守

  • 123二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 07:39:39

    保守

  • 124二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 10:17:52

    ホシュッタム!

  • 125二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 15:47:14

    >>121

    まずは、デズナラク5世に仕えていたころの姿に変身します。当時のそこそこ標準的な上級バグナラクの姿ですね。

    ジェラミー・ブラシエリがびくんと肩をゆらしましたが、いまは正直なところそれを見る時間もおしい。

    では、お芝居のはじまりです。


    「大いなる王よ、しもべのカメジムが参りましたぞ!」


    そこでなぜか、クリスタルがピカピカと輝き、ジェラミーが顔をしかめるのがわかりました。

    「宰相どの。システム殿は、まじめにやれと言っていますよ」

    「・・・さようで?」

    「最初から最後まで、ちゃんとやれ、とのことです」


    ・・・ああ、そうだったのですね。


    カメジムは、長生きしていた割には行間を読むのは苦手でしたし、今の私だって、行間関連は正直苦手です。

    でも、いくらなんでも、「ここの行間を読んで!」とはっきりとマーカーがつけられている状態なら、わたしにだってだいたいなにが言いたいのか見当はつきます。


    「了解しました」


    わたしは、クリスタルの方を向いて、ムシマルピンに「力」を流しこみはじめました。

  • 126二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 16:09:52

    >>125

    そうして、また、お芝居のはじまりです。


    「大いなる王よ、しもべのカメジムが参りましたぞ!」

    「・・・しかし王よ、それはわたしのせいではありませんでしょう。寿命が短くなっているのも、どんどん世代ごとに短期なオバカさんばかりが増えているのも、もとはと言えば・・・」

    「促成栽培の弊害? たしかに弊害はありますが、今や、促成栽培されたバグナラクのほうが、むしろ寿命はやや長いくらいですよ? それにいまさらそれをやめてしまったら、労働力がまったくたりなくなってしまいます」

    もとの会話では、途中で何度か私が殴られたり壁にぶつけられたりしたのですが、そういうのは仕方がないので声真似と音真似ですませました。

    「・・・それでも私を宰相になさる? ・・・わかりました。不肖カメジム、この地帝国バグナラクの宰相として、国を支え、正統なる王の手足たると誓います」


    そうして、わたしは、一息つきました。


    「では、おさらばです、我が王よ。正直、あなたは、この国をそれでもなんとか存続させたい私にとっては、邪魔以外の何物でもないのです。次の王が誰になるかは定まっておりませんが、どの候補者も! 少なくとも! あなたよりは! マシ! ですので!」


    そうして私は、「力」とたっぷりとまとったムシマルピンを、クリスタルの土台に突き刺しました。

    割れるクリスタルが、まるで大笑いしているように思えます。


    「ーオーバーライド!」

  • 127二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 16:17:43

    これはどういうことかというと、システムちゃんは実はいろいろ縛りがきつくて、生体プラントがおかしくなっているのは明らかでパージやベントが必要だったのに、それに協力することができない状態でした。
    それで、ジェラミーを通じて転生者カメジムに無理やりいろいろ行間を読ませ、強制的にシステムを乗っ取るように示唆をしたということです。

  • 128二次元好きの匿名さん24/04/15(月) 21:11:09

    保守なのである・・・

  • 129二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 00:59:18

    保守でござる

  • 130二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 10:00:52

    保守が通ります!

  • 131二次元好きの匿名さん24/04/16(火) 20:59:30

    このレスは削除されています

  • 132二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 00:57:06

    君は最高で無敵の保守!

  • 133二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 09:16:50

    保守

  • 134二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 15:19:56

    実は行間読むのは苦手なのに無理やり読まされるジェラミーとカメジムも哀れだねw

  • 135二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 17:33:57

    >>126

    ムシマルピンに無理やり力を乗せて、変形させながら、システムを乗っ取ります。

    背後のジェラミーがぎりぎりと歯を食いしばっているのが聞こえましたが、いまはもう、それどころではありません。

    「第4区間から第17区画のパージを開始。同区画のベントも開始。生き残った生体ユニットが多数逃げ出しているので気をつけてください。残された者はすみやかに避難路より・・・」

    やわらかい女性の声で、システムが通告しています。

    このシステムが、わたしに直接話しかけることは、もうありません。

    その昔、デズナラク5世に、わたしと直接やりとりすることを禁止されたからです。・・・最後の最後まで、余計なことばかりする男でした。

    「・・・言うのもなんですが、あなたがいてくれてよかったです、ジェラミー・ブラシエリ」

    わたしは前を向いたまま、コンコンと近くの机の残骸をたたいて、背後のジェラミーの注意をひきました。

    「でも、もういなくても大丈夫なんで、さっさと逃げていただけませんかね?」

    背後のジェラミーが立ち上がるのがわかりました。

    「いいでしょう」

    さきほどまでクリスタルのあったところを見ているようです。最後までおセンチな人ですねえ、この人も。

    「ーさようなら、システム殿。本当にこれでよかったのかどうかは分かりませんがーああ、これでよかったって? そうですか、ならばよし」

    ため息をついて、背を向けるジェラミー。


    「では、また会えるかどうかはわかりませんし、また会いたいかといえばそれもなんとも言い難いのでですがーどうぞ、ご存分に職務を全うしてください。王殺しの宰相殿」

  • 136二次元好きの匿名さん24/04/17(水) 23:42:09

    保守なんです、通してください!

  • 137二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 10:06:27

    保守

  • 138二次元好きの匿名さん24/04/18(木) 14:23:39

    もしジェラミーがいなかったら、転生カメジムは、システムちゃんとの意思疎通がまったくとれないまま強制乗っ取りするしかなくなるところでした。そうすると、自動防御システムとかも相手にしなくちゃいけないので、もっと大変なこと
    に・・・
    ジェラミーにお礼を言っていたのは、主に上記の理由でです

  • 139二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 00:00:43

    保守

  • 140二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 10:28:38

    保守でござる、お通しくだされ!

  • 141二次元好きの匿名さん24/04/19(金) 18:32:59

    保守・・・

  • 142二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 01:33:56

    ホシュッタム!

  • 143二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 11:27:15

    保守

  • 144二次元好きの匿名さん24/04/20(土) 22:12:00

    保守します!

  • 145二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 01:58:59

    保守

  • 146二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 10:57:14

    ほしゅ

  • 147二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 18:12:34

    それからの記憶はあいまいです。
    気づいたら、デズナラク様の水槽ー医療用のものですーのなかでプカプカ浮いていました。
    「かわいくない金魚だ」などとさんざん文句を言われたのに、なぜかなかなか水槽から出してくれないので仕事ができません!
    そうしてようやく仕事に戻ったと思ったら、今度は部下を増やせ増やせと文句をいいます。
    わたしの部下はバカでは務まらないし育成には時間とリソースと労力がかかるんですと言ったら、時間とリソースと労力をかけてもいいからそれでも増やせと命令されました。
    なんだか気味が悪いですね。でも、これはこれで都合がよい。わたしは、許可をとって、辺境の方の私の古い研究所のひとつを再稼働することにしました。
    そうして忙しすぎる何か月かがすぎ・・・
    わたしは、やっと地上に出ることができるようになりました!

    さあ、次は、トウフにいくぞ!

  • 148二次元好きの匿名さん24/04/21(日) 23:33:19

    保守

  • 149二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 08:21:29

    保守

  • 150二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 10:46:34

    トウフのチョコレート売り編開幕?
    トウフならアイスチョコドリンクもふつうのチョコも売れそう

  • 151二次元好きの匿名さん24/04/22(月) 21:06:41

    >>150

    トウフなら、果物のチョコレートがけとかも受けそう

    地元の果物を使えるだろうし

  • 152二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 01:39:00

    保守

  • 153二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 10:58:38

    保守します!

  • 154二次元好きの匿名さん24/04/23(火) 22:22:37

    保守!

  • 155二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 07:43:09

    ホシュッタム!

  • 156二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 09:53:25

    トウフは食べ物の国だから逆に売るもののチョイスが難しそう
    レベルが低いとぷいっとされちゃう
    物珍しくておいしいものがあれば一番いいんだけど

  • 157二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 14:20:02

    保守しまーす!

  • 158二次元好きの匿名さん24/04/24(水) 23:47:30

    保守です!

  • 159二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 02:54:57

    こう考えると偽ボシマールとしてラクレスの側近しつつ
    バグナラクの宰相やりつつ宇蟲五道化もやるってクッソ忙しいなカメジム
    しかも全部上司が面倒くせぇ

  • 160二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 08:26:56

    保守

  • 161二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 11:15:02

    >>159

    原作のカメジム、たぶん寝る暇もないよね

    しかも確かに上司が面倒くさい!

    それぞれ違う面倒くささなんだけどw

  • 162二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 18:49:02

    ホシュッタム!

  • 163二次元好きの匿名さん24/04/25(木) 23:48:56

    トウフだったら、オレンジじゃなくてみかんのチョコレートがけも作れるかもしれないね!

  • 164二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 07:33:46

    保守!

  • 165二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 11:01:20

    チョコレート豆腐も検討していいかもしれない
    トウフなだけにw

  • 166二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 19:26:57

    >>147

    ようやく地下をでて、やってきました、トウフ国!

    ここに潜入したのは久しぶりですね。

    ここではンコソパ出身の旅商人を名乗ることにしました。

    ちょっと姿は変えましたが、名前はやっぱりウローギのままです。なんといっても、地表のどの国でもひっじょうにありふれた名前ですので。

    それで、わたしは、ここでもチョコレートを売ることにしました!

    「・・・まあ、ウローギさん。すごくいい匂いね! なにを作っているのかしら?」

    お世話になっている村人のひとりのラービさんがやってきました。将来的には、いかにも肝っ玉母さんタイプになりそうな、ふくよかな女性です。

    「いろいろ考えたのですが、せっかくトウフにきたのだから、トウフの食材でいろいろ作ってみたいと思いまして! これは、チョコレート豆腐に甘く煮たミカンの皮とジャムを入れたものなんですよ、ぬふふふふう!」

    「あらあら」と期待に満ちた瞳で鍋をみつめるラービさん。ここは期待に応えてしまいましょう!

    「ラービさんにはお世話になっていますし・・・なんだったら、いま、試食しちゃってもいいですよ!」

    ・・・このラービさん、実は、ディボウスキ家という、この村の庄屋さんのところで働いてるんだそうです。

    だから、仲良くしておいて、損することなどなにもないわけですよ!

  • 167二次元好きの匿名さん24/04/26(金) 23:35:08

    ホシュッタム!

  • 168二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 03:22:32

    保守

  • 169二次元好きの匿名さん24/04/27(土) 11:25:19

    次は小さなカグラギとスズメに会えるかな?
    カグラギはたぶん年相応よりだいぶでかいだろうけど

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